君たちはどう働きますか―不安の時代に効く100の処方箋
西本甲介(著)
/東洋経済新報社
作品情報
現代は不安の時代です。
・・・・これからも今の生活を続けていけるだろうか。今の仕事を続けられるのだろうか。勤めている会社が潰れたりしないだろうか。そのとき転職できるだろうか。老後の生活は維持できるだろうか・・・・
定年が延長された現代、新卒社員は定年まで50年近く働かなくてはなりません。
しかし、金融機関や大手メーカーが倒産するような、不確実で激動の社会情勢の下、自分の会社が50年永らえるかどうか。
そんな時代に、どういう意識で、どうやって働けばいいのか。
2万人のエンジニアを最先端の現場に送り出してきたメイテック元社長が、その経験を活かし、「プロのエンジニア」たちの働き方から学んだ多くの実践的なヒントを教えてくれます。
この本に、特別な言葉や魔法のようなコツは書いてありません。
時代や社会が変わっても、変わらない価値観、微動だにしない本質を実践し、持続することの大切さを、易しい言葉で優しい気持ちで書いています。
「企業の枠を超えて、生涯働き続ける力」が見えてきます。
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この作品のレビュー
平均 2.7 (5件のレビュー)
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メイテック元社長による働き方についての本。
技術者にたいして真髄に向き合っている感じはした。けど、人を育てるという考えは無いようにも思えた。
著者は1999年に社長に就任したときに、「生涯エンジニアを…創り出す」と宣言したものの、それを真に受ける人はほとんどいなかったそう。それはいいのだけど、それまでは、派遣エンジニアが顧客に受け入れられるのは40歳までで、それまでは会社を辞めなけらばならないと書かれてあって驚いた。それまでの人は辞めてどうなったんだ。
ところで、日本では仕事内容をきかれて、会社名を答えるのが一般的なんてことが書いてあったのだけど、そういうもんなのか。多分、誰もが知っている大企業とかでしかないのだろうけど、その返し方はおかしいだろと思う。
後、こんな人とはとてもじゃないけど一緒に仕事はできないと思う人がいても転職は考えず、たえてそういう人とも一緒に仕事をできるようにしたほうがいいとのこと。言いたいことはわかるけど、これは結構辛いとは思う。一歩間違えたら転職する前に心が病みそう。
それと、ある自動車部品メーカーでは、ベトナムに開発拠点を作ったけど、現地社員が残業をしてくれないと困ったことがあるらしい。それで、残業をしないでもいいように業務内容を減らしたり業務を効率化したりしたのかなと思ったのかなと思ったら、「5年をかけて、やっと自主的に残業をしてくれるようになった」と書かれてあってちょっと残念だった(著者自身は長時間残業をなくすことは賛成っぽいのだけど)。続きを読む投稿日:2019.04.05
☆既知の内容多い
おじいちゃんの知らない会社「せめて、おじいちゃんが知っている会社に就職してくれ」
大企業の社員は優秀か?☆仕組みの中で働いているだけ!
努めている会社のブランド力・自分の実力と勘違い…→独立して訪ねると懇意にしていた取引先からは相手にされないのは普通
生涯働き続けるためには、会社の看板を外したとき、自分は何者であるかを常に認識しておかなければならない☆公務員が独立したら?事務しかしていない人は何者か?パソコンスキルあるか?誰でもできる行政への申請に精通?
今いる場所が嫌だから転職→逃げ癖
会社が嫌なのか、上司が嫌なのか?
大企業でリストラされ、職安で「部長ならできます」→肩書 労働市場における自分の市場価値を説明できない続きを読む投稿日:2022.01.30
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