人文・思想・歴史
千夜千冊エディション
シリーズ内の平均評価:
(56)
知の巨人、松岡正剛の本の読み方がわかる。読書は交際であり、格闘技である!第一章 世界読書の快楽道元『正法眼蔵』ブレーズ・パスカル『パンセ』滝沢馬琴『南総里見八犬伝』オノレ・ド・バルザック『セラフィタ』エドガア・アラン・ポオ 『ポオ全集』第二章 書架の森リュシアン・フェーヴル&アンリ『書物の出現』デレク・フラワー『知識の灯台』フランセス・イエイツ『世界劇場』メアリー・カラザース『記憶術と書物』ジョナサン・グリーン『辞書の世界史』ヴィンフリート・レーシュブルク『ヨーロッパの歴史的図書館』アルベルト・・・
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神話を下敷きにしたジョイス、ハードボイルドなチャンドラー、「方法」を提唱したヴァレリー。彼らは日々の生活を作品に昇華させた。19世紀後半~20世紀前半の世界文学史を転換させた名作を一気に紹介。
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松岡正剛がこれまで読んできた世界名作文学から24作品を厳選。むかし読んだ名作古典を大人になって読み返す。ページをめくれば、物語世界への扉が開かれる。ホメロスの語りから物語が生まれ、物語を記した言葉は各国語の基礎となり、女の物語を描くことが近代文学を準備した。ギリシア古典からロシア文学まで世界文学の道しるべとなる名作を辿る。〈登場する24作品〉ホメーロス『オデュッセイアー』ソポクレス 『オイディプス王』ダンテ・アリギエーリ『神曲』ジョヴァンニ・ボッカチオ『デカメロン』フランソワ・ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』ジェフリー・チョーサー『カンタベリー物語』ウィリアム・シェイクスピア『リア王』ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』ダニエル・デフォー『モル・フランダーズ』ジョナサン・スウィフト『ガリヴァ旅行記』シャルル・ペロー『長靴をはいた猫』アベ・プレヴォー 『マノン・レスコー』メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』エミリー・ブロンテ 『嵐が丘』プロスペル・メリメ『カルメン』ギュスターヴ・フローベール『ボヴァリー夫人』エミール・ゾラ『居酒屋』ギイ・ド・モーパッサン『女の一生』スタンダール『赤と黒』ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』アレクサンドル・プーシキン『スペードの女王』ニコライ・ゴーゴリ『外套』フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』レフ・トルストイ『アンナ・カレーニナ』
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松岡正剛が五十年にわたって読んできた科学書の中から宇宙論と素粒子論をめぐる代表的な本を厳選。ガリレオ、ケプラー、ハッブルから始まって、いったん時間の矢とエントロピーにこだわり、そこから著者が絶大な影響をうけたヘルマン・ワイルの展望台に立って、一三七億年の宇宙史を相対性理論やインフレーション理論やダークマターの謎でかいつまむ。最後はパリティの問題、部分と全体の関係の問題、ゲージ理論、ヒッグス粒子など量子力学の頭目たちの代表作が並ぶ。もやもやとしたランダムなものがなにか1つをきっかけに動き始める。何が先にあって何が後からくるのか。ゆらぎ、ゆがみ、構造、秩序、時間。この先、どうなるかわからない宇宙像に思いを馳せる。
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古代から近代までのアジアと日本の関係とその変転、そして歪められた近代アジア史の問題点を考察。アジアにおける日本の立ち位置を考えるうえで必須の一冊。
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鬱が蔓延している。社員の17%が鬱と診断された会社もあるという。もはやひとごとではない。意識や精神はどこにあるのか。脳と心は別ものなのか。自分の中に別人がいる感覚や、鏡の中に自分がいる感覚。だれもが持ちうる違和感に焦点をあてる。子どもの期間が長く、子どもの特徴を残したままゆっくりと成熟することを生物学で「ネオテニー」という。人間やカエルなどもそれにあたる。成長しきれない1つ前の段階、それが何らかのきっかけで解除できず幼児性が出てしまうことも、ひとつの精神現象なのかもしれない。なにかと生きづらさを感じるこの世の中で、自分の中の道しるべにふと気づける本が満載。
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大同小異、塵も積もれば山となる、月とすっぽん、我田引水、他人の芝はよく見える・・・これらはすべて「編集」の真骨頂を暗示する。もとより編集は本や雑誌や映像に特化されるものではない。認知の仕方、歴史観の作り方、アートフルになること、ハイパーテキストに向かうこと、つまりは世界観にかかわるすべての作業のプロセスに編集がある。ラグビーにも料理にも音楽にもファッションにも編集があるというべきなのである。編集の醍醐味をいろんな側面から提示した松岡正剛の真骨頂。
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観念・革命、生・存在、そして不条理......。マルクスとハイネ、レーニンとトロツキー、フッサールとハイデガー、サルトルとカミュを対比的に展示。近現代の西洋の基本概念を作った哲学者たちのエスプリに迫る。
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神々のロゴス、哲学の劇場。なぜヨーロッパ思想が世界を制したのか、プラトンからフランス革命までをたどる。
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第一章 省く・縮める高柳蕗子 『はじめちょろちょろなかぱっぱ』七七九夜金子兜太・あらきみほ 『小学生の俳句歳時記』三六二夜蕗谷虹児 『花嫁人形』五六九夜種田山頭火 『山頭火句集』三三〇夜石川桂郎 『俳人風狂列伝』一二二夜寺山修司 『寺山修司全歌集』四一三夜俵万智 『サラダ記念日』三一二夜平田俊子 『平田俊子詩集』一九三夜外山滋比古 『省略の文学』三九九夜第二章 類で分けて大野晋・浜西正人 『角川類語新辞典』七七五夜水庭進編 『現代俳句表記事典』一一八四夜芳賀綵ほか 『あいまい語辞典』一〇三夜W・J・ポール『あいづち・つなぎ語辞典』七九七夜ベルクゼン 『プラスチック・ワード』一六八五夜ジェローム・デュアメル 『世界毒舌大辞典』二四九夜大槻ケンヂ 『ボクはこんなことを考えている』一七六夜松本修『全国アホバカ分布考』七一八夜尾佐竹猛 『下等百科辞典』三〇三夜きたやまようこ 『犬のことば辞典』二四二夜第三章 日本語の謎小池清治 『日本語はいかにつくられたか』一六九七夜馬渕和夫 『五十音図の謎』五一一夜清水真澄 『読経の世界』六一二夜イ・ヨンスク 『国語という思想』一〇八〇夜福田恒存 『私の国語教室』五一四夜水村美苗 『日本語が亡びるとき』一六九九夜第四章 ことばと背景ヨン=ロアル・ビョルクヴォル 『内なるミューズ』六二五夜アンドレ・グロワ=グーラン 『身ぶりと言葉』三八一夜大室幹雄 『正名と狂言』四二五夜オリヴィエ・ルブール 『レトリック』一〇二〇夜ロジャー・シャンク 『人はなぜ話すのか』五三五夜ダニエル・シャクター 『なぜ「あれ」が思い出せなくなるのか』六〇六夜など。
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日本の芸事は琵琶法師や世阿弥や説経節から始まった。そこから踊りも役者も落語も浪曲も派生した。それぞれの道を極めた芸道名人たちの「間」が却来する1冊。
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第一章急に変わってきたブッ シュ&ス トーン『ぼくがジョ ブズに教えたこと』ウィリアム・パ ウンドス トーン『ビル・ゲイツの面接試験』トー マス・フリードマン『フラ ット化する世界』デイビス&マイヤー『イ ンターネ ット資本論』カ レン・フェ ラン『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です』ニコ・メ レ『ビッグの終焉』佐々木紀彦『5年後、メディアは稼げるか』近藤大介『中国模式の衝撃』第二章合理的な愚か者たちアマルティア・セ ン『合理的な愚か者』ダン・アリエリー『予想どおりに不合理』レナード・ム ロディナウ『たまたま』ナシー ム・ニコラ ス・タ レブ『ブラッ ク・スワン』田渕直也『確率論的思考』ジ ョン・グ レイ『グローバリズムという妄想』第三章日本人と会社岡崎哲二『江戸の市場経済』石田梅岩『都鄙問答』三上隆三『円の誕生』加来耕三『日本創業者列伝』佐野眞一『巨怪伝』鈴木治雄対談集『昭和と いう時代』城山三郎『もう、きみには頼まな い』本田宗一郎『俺の考え』福原義春『猫と小石とディアギ レフ』金井寿宏『ニューウェー ブ・マネジ メント』第四章消費と社会の間パ トリ ッ ク・ブラ ントリ ンガー『パンとサーカス』ボードリヤー ル『消費社会の神話と構造』エ マ ニ ュ エ ル・ト ッド『経済幻想』渡部亮『アングロサクソン・モデルの本質』原丈人『新し い資本主義』岩井克人『会社はこれからどうなるのか』
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こどものときは理科が好きだった。なのにいつのまに物理は苦手、とか言うようになったのか。かつては理科室でわくわくしていた文系人間がすらすら読める愉快な一冊!
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