フレームワークで人は動く 「変革のプロ」が使いこなす18の武器
清水久三子(著者)
/朝日新聞出版
この作品のレビュー
平均 4.0 (4件のレビュー)
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「人を動かす」
このコトバに反感を覚えるのは私だけだろうか?
正直に言うと
「人を動かしたい」
という欲求はある。
欲求だけではなく、
改善・改革プロジェクトなど、
人に動いてもらうことが必要なこ…とも多々ある。
しかし私は
「人を動かす」
なんて考えている人についていくのは嫌だ。
内発的動機付けの理論でも、自己決定感は大切だ。
だから、かの有名な
カーネギー『人を動かす』
も積読状態だ。
この本のタイトルはさらに挑発的だ。
「フレームワークで」
心とか人間力とかではなく、ツールで人を動かすなんて。
しかしタイトルをよく見ると
「人は動く」
とある。
「動かす」ではなく「動く」
動かすの主語はI(アイ)だが、動くの主語はYou(ユー)だ。
こちらの意図で動かすのではなく
相手が主体的に動く
実際、本で紹介されるツールは大きく2種に分かれる。
「コト系フレームワーク」「ヒト系フレームワーク」
このうち「コト系フレームワーク」は
アイデアの立案、計画、実行を正しく精緻にやる道具で、
多くのコンサルタントや経営学者の本に載っているのと同じ。
まあ、ありふれているということは、
それだけ多くの場面で使えて重要だということだろう。
対して「ヒト系フレームワーク」は
人を巻き込む、人の役割を考える、受け入れてもらうなど、
文字どおりヒトを中心にして考える道具だ。
どんなよいアイデアも、結局は相手の立場で考えないと、
ちゃんと伝わらないし実行されない。
そういう心がけを忘れないために、
フレームワークを使うのだ。
ついつい分析、計画に集中しがちな自分にとって、
よい警告になった。続きを読む投稿日:2015.11.27
コミュニケーションデザインに関する記述が大いに参考になりました。
とかく、コンテンツ(何を言うか)ばかりに意識を向けがちでしたが、影響を受けるオーディエンスのステータスに沿ったメッセージに合わせない…と、ギャップが埋まらない。
懸念事項が解消されていないのに、ポジティブなメッセージばかり届けてもステータスは上がりにくいなど、コミュニケーションの受け手の興味関心を意識したいと思います。続きを読む投稿日:2021.10.28
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