ファシリテーションの教科書―組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ
グロービス(著)
,吉田素文(執筆)
/東洋経済新報社
作品情報
ファシリテーションとは、会議や議論で参加者・チームの意見をどう引き出し、より良い結果を導き出せるか、そのマネジメントの手法である。著者は、大手企業やビジネススクールで数多くのファシリテーションを行い、ファシリテーターの「プロ」育成も手がけてきた経験を持つ。グロービスの講師育成に携わってきた。本書のアプローチは、リーダーシップの中核をなす総合的なスキルとして、ロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングを使いながら、参加者の個々の感情やコミュニケーションを重視している。ファシリテーターの頭の中(思考プロセス)をどう作り上げていくか、すぐに実践できるノウハウも収録している。
【主な内容】
chapter 01 ファシリテーション――変革リーダーのコアスキル
part I 仕込み: あるべき議論の姿を設計する
chapter 02 議論の大きな骨格をつかむ
chapter 03 参加者の状況を把握する
chapter 04 「論点」を広く洗い出し、絞り、深める
chapter 05 合意形成・問題解決のステップでファシリテーションを実践する
part II さばき: 議論を活性化し、思考を導く
chapter 06 発言を引き出し、理解する
chapter 07 発言を深く理解する
chapter 08 議論を方向づけ、結論づける
chapter 09 対立をマネジメントする
chapter 10 感情に働きかける
chapter 11 ファシリテーションは「合気道」
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この作品のレビュー
平均 4.3 (49件のレビュー)
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ファシリテーション技術が実践的に描かれている良書
ただ知識、技術が並べられているだけでなく、ファシリテーションを行う上での技術が実践的に描かれていると感じた。
ファシリテーションを行うことが簡単でないことを前提に、場当たり的な対応だけでなく、準備段…階に著者の知識、とくに経験が織り込まれている。
著者は社外向けにサービスを実践してきた方のようだが、社内でのファシリテーターを志している方にも有効だと思う。
ただし、抽象的で尤もらしい、聞くと納得感はあるが実践するのはほぼ不可能な考え方や会議進行のテクニックだけを紹介したものとは違うので、少なくとも自分なりに取り組んでいる方にお勧めしたい本。
自分なりの問題意識があり、実践して試行錯誤できる場がある方であれば、読み返しながら技術は磨けると感じた。
文章に関してコメントすると、各章の冒頭の事例?(「こういうのってありますよね?」ってケース)はとってつけたようで有効性を感じなかった。
# こういう書き方流行っているのでしょうかね??
各章の説明は分かりやすく、技術を紹介していく順番も実践の順番に即していて、試してみるのに良いと思った。
最後はファシリテーターが大事にすべき姿勢、心構えで締めくくられ、これがまた最後を結ぶに相応しいメッセージだった。
ということで良い技術本だと思いました。
続きを読む投稿日:2015.01.02
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図書館で借りた。
いつからかビジネス・社会人において、「ファシリテーション」が一つの必須技能みたいに広まった気がする。ファシリテーションはよく「上手く会議などを回す司会者」的な説明・解説がされるが、本…書は会議運営に加え、「仕込み」が大事であると説く。それはたしかに、私もそう思う。
全体の半分近くを仕込みに対する説明・解説で費やす構成なのが本書最大の特徴。後半の「さばき」に関しては、他のファシリテーションの本にもありそうな内容という感じで、そこまで珍しさや意義は感じなかった。
また、本のタイトル通り「教科書」チックに構成されているのも特徴だ。ノートに整理したくなる、非常に綺麗なまとまりを感じた。続きを読む投稿日:2024.03.06
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