「頭がいい人」になるための習慣 成功する人は自分だけのリンクを見つけている
崎谷博征(著者)
/キニナルブックス
作品情報
『失敗』を知っているから『成功』できる。
● 「頭がいい人」は論理的思考だけで判断しない
● 成功できない人は他の成功法則を真似てるから! そこに必要なオリジナルとは!?
● 自分のやりたい利益が解れば、環境に振り回されることはない!
巷に溢あふれる「成功哲学」、
あるいは「自己啓発」系の本やセミナーは、
確かに、すばらしいことが書かれてあり、新しい気付きも得られるでしょう。
しかし、あくまでもそれは、本の書き手が歩んだ道です。
その人の成功体験が、そのままあなたに当てはまることはありません。
自分の血となり、肉となるにはそれ以上の「何か」が必要です。
世にある自己啓発などが、なぜ一時的な対処療法に終わってしまうのでしょうか。
言葉や活字だけでは伝わらない「何か」を本書でお伝えデキればと思います。
■目次
●Chapter1 「頭がいい人」は論理で考えない
1 「頭がいい人」は論理的思考をしない?
・論理では、現実に太刀打ちできない
・他人に頼らず、「胆力のある人」になろう
2 他人の成功法則を真似しても、成功できないわけ
・失敗の中に、本当の情報が隠されている
・ネガティブデータの方が、学ぶものが多い
3 成功する人は、「自分だけのリンク」を見付けている
・成功する人の秘訣は「リンク」
・「自分のリンク」を作る方法
4 人はいつから「思考する」ようになったのか
・大脳新皮質が働きすぎると、心と身体のバランスが崩れてしまう
5 都合の悪いことは見えないようにできている
・「ありのままの情報」が見えないわけ
・脳は、都合の悪いものは見えない・聞こえない
6 人の思考や行動に、意味などない?
・「意識」はいつ生まれたのか
・人の思考や行動に、意味はない?
・イメージトレーニングはうまくいかない
7 考え方を変えても、人生はうまくいかない
・NLP理論は魔法の杖ではない
・「考え方の土台」とは、感情そのもの
8 直感やヒラメキこそが、論理よりも重要
●Chapter2 「頭がいい人」になるためのトレーニング
●Chapter3 なぜ「ハラで考える」ことが大事なのか
●Chapter4 「ハラ」を鍛えて、内臓のチカラを引き出そう
●Chapter5 「内臓思考」はこうして実践する
■著者 崎谷博征
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この作品のレビュー
平均 2.8 (5件のレビュー)
-
知識や理屈を根拠に「頭」で考えるよりも、もっと生物的本能に根差した「ハラ」で考えろ、という主張はわかるのだが、解剖学的な話や生物進化論などの導入に終始してしまっていて、肝心の実践へのヒントは10ページ…も記載がなく残念だった。続きを読む
投稿日:2014.08.03
以前、頭では理解できるが、「腹にストンと落ちてこない」と言われたことがあり、そのコメントのされ方が印象に残っています。反論はしないが、同意しないと私は受け取ったのですが、これを説明するのにピッタリなの…が、この本のタイトル(大脳思考と内蔵思考)のようです。
脊椎動物で最初にできるのが、腸(内臓)で大脳よりも先だそうです(p96)。心から相手に同意してもらうには、頭だけでなく、内臓にも働きかける必要があるようですね。
この本では「アタマのいい人」の考え方は、ハラ=内臓が鍛えられていて、その結果、カシコイ人になっているようです。私も遅まきながら、ハラを鍛えていきたいと思いました。
最初の章で書かれていた「失敗は様々な情動があり記憶に残るが、成功は残りにくく、感覚がその前後でずれる、成功は一般化できない要因が絡んでいる」という部分は私の経験と同じでした。
また、イメージトレーニングは大脳皮質内だけで行っていて、あまり上手くいかない(p49)とか、イメージは右脳だけでなく左右の脳の後部が活性化される(p65)等、認識を新たにすることが多かったです。
以下は気になったポイントです。
・自己啓発本が多く出ているのは、自分の成功したビジネスを続けるより、それを「売り物」にした方が、付加価値が高くはるかに安定して収入が得られるという現実があるから(p5)
・すでにある自己啓発がなぜ一時的な対処療法に終わるのは、それらが「大脳思考」に偏っているからで、言葉や活字だけでは伝わらない「何か」に触れていないから(p7)
・他人の成功法則を鵜呑みにしてもダメ、なぜなら「それを読んで成功しなかった人」のことは語られていないから(p23)
・成功した後の人間の感覚は、成功前の感覚と「ずれる」(p25)
・失敗した時のほうが、悲しみや痛みなどの様々な情動を持っているので忘却に時間がかかる、問題が完全に解決すると記憶に残らない(p26)
・成功していることを話したがらないのは、真似される可能性があることや、コネや説明のつかない幸運など、その人でしか得られない複数の要因が重なっていて、一般化できないため(p27)
・成功者は、自分がもともと持っていた才能や経験を、新しいものに結びつけるのが上手い(p30)
・人は注意を向けていないと、どんな対象も見たと認識しない、これは大脳思考が抽象化されていることを意味する、現実を実際のあるがままに見ず、頭の中で抽象化し、一般化した概念を見ているから(p41)
・イメージトレーニングは上手くいかない、イメージは大脳皮質で処理されているので、何もイメージせずに脳を静かに休めることが、私たちの生命力の根源である「内蔵思考」につながる(p49)
・偉大な発見は、決して理論から出発していない、ほとんどが直感や「ひらめき」から、それを説明するために、論理を使っているだけ(p57)
・学習とは、同じことを何度も繰り返すことで、脳の配線と、一部の大脳皮質のネットワークを強化すること(p61)
・イメージを思い浮かべた場合、左右の脳の後部が活性化される、けして右脳全体ではない(p65)
・自分のやったこと、行ったことに対する相手の反応という相互作用がないと、内臓から生きていくための情報を引き出せない(p90)
・私たちのような高等生命体も、もとは一つの細胞、その細胞は実は腸の細胞であり、それから作られる血液細胞(p96,100)
・何かを捕食するには動く筋肉が必要、それを動かすには、命令を下す神経が必要で、その神経のかたまりが原始の脳である(p98)
・動物の基本構造は、中心が植物性の内臓で、後からそれを取り囲むように動物性の脳・神経・筋肉ができた(p101)
・内臓と脳を結ぶパイプが「自律神経」(p103)
・言葉とは大脳新皮質そのものであり、人類の進化の過程で比較的新しく獲得されたもの、あくまでも「内蔵思考」は体で感じる(体得する)もので、言葉で思考するものではない(p117)
・競争で得られるものは少ない、それよりもいかに自分なりのクリエイティブなことができるかに、価値が隠されている(p121)
・人が何かを伝えようとするときには、言葉や内容より、その人が「なぜそれを伝えたいのか」という腹づもりが、まず表情や目にあらわれる(p126)
・ハラに問いかけてみる、できれば、外界のさまざまな刺激が届かない場所を探す(p136)
・内臓のチカラ(生命力)を呼び起こすためには、色々な経験を積むこと、数々の失敗や経験を重ねることで、豊かな情報が身体と脳に蓄積される、こうして内蔵思考を育む(p151)
・死ぬ前に悔むのは、失敗したことではなく「やらなかった」こと(p155)
・内蔵思考のできるひとは、撤退することも一つの戦術として組み入れる、最初から戦術を複数持っておく(p159)
・運動は気力を向上させて、不安を沈静させる、この作用は運動終了から4時間持続する(p173)
・サキタニ式「内蔵思考」:大脳思考の停止→本来の自分像→省く作業(引き算)→小さな行動、試行錯誤→積み上げ(p180)
2013年5月12日作成続きを読む投稿日:2013.05.12
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