図解入門業界研究 最新自動車業界の動向としくみがよーくわかる本
黒川文子(著)
/秀和システム
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
自動車業界の現状と最新動向を図表を使ってわかりやすく解説した入門書です。リーマンショックにより自動車業界は最悪期を向かえ、特にアメリカのGMとクライスラーが破産申請を行ったことで業界には衝撃が走りました。世界の自動車メーカーは市場回復を待っていますが、そのような中でも低価格小型車や環境技術、電気自動車を巡って新たな競争が始まっています。本書では、こうした自動車業界の最新動向や国内外主要メーカーの戦略、新興国や新市場の現状と動向、エコカー市場、環境技術、そして業界の将来への課題と展望を解説しています。業界人、就職、転職に役立つ情報が満載です。
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この作品のレビュー
平均 3.0 (2件のレビュー)
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私の勤務している会社は自動車部品の原材料(化学製品)を製造している会社なので、常に自動車業界の動向が気になります。
2009年の実績がサブプライムローン問題の影響を直接的に受けて、最悪の実績でした。…
昨年やっと2008年実績に少し欠ける程度まで回復してきた矢先に、先日の震災の影響で自動車会社の工場が軒並み操業停止となり、将来の見通しが立たないのが現状です。
この本は今年(2011年)2月に出版されて、震災の影響は加味されていませんが、自動車業界の最新動向を取り扱った本ということで参考になる情報が多くありました。
以下は気になったポイントです。
・GMは2007年度決算で3兆円という赤字(販売台数は937万台で世界一)を出した前後に、2005年10月には富士重工株をトヨタへ売却、2006年にはいすゞ株を売却、2008年11月にはスズキとの資本提携を解消した(p13)
・アメリカでは、高価なライトトラック(ピックアップ、バン、ミニバン、SUV)が2000年ころより販売台数で乗用車を凌ぐようになった、SUVはトラック規制が適用されて燃費を改善する必要がなかった(p14)
・GMは2010年末に電気自動車(シボレー・ボルト)を発売するが、4万ドルであり価格競争力は無い(p17)
・フォードの大量生産方式は、後に多数のモデルと定期的なモデルチェンジを実現した、GMの「フレキシブル大量生産方式」に対して競争力を失った(p35)
・トヨタの工場のうち、元町(クラウン、マークX等)、高岡(カローラ、ヴィッツ等)、堤(プリウス、カムリ、プレミオ等)は、マザー工場として指定されている(p46)
・2008年以降から軽自動車の販売が落ち込んだのは、政府のエコカー減税や補助金の恩恵が相対的に小さかったこと、価格がコンパクトカー並みに高くなったことも影響している(p49)
・複数チャネルを維持するトヨタ(トヨタ、トヨペット、カローラ、ネッツに加えてレクサス)以外は、日産、ホンダなどは実質的にチャネルが1本化された(p62)
・アメリカではフリート販売(レンタカー業者の買い戻し権付き新車販売)が新車販売の多くを占めている(p65)
・トヨタは2002年から毎年、50万台のリコール届を行っている、最高は2005年の192万台(p89)
・2009年6月にフィアットはクライスラーは資本提携を行い、フィアットは35%の株式を無償で取得し、55%まで取得する権利をもつ、現在は55%が全米自動車労組、8%がアメリカ、2%がカナダが保有している(p118)
・スズキとVWは2010年1月に資本提携を行い、販売台数世界一のグループが出来上がった、以下、トヨタ、GM、ルノー日産、現代である(p120)
・トヨタは電気自動車の出遅れを挽回するために、テスラモーターズに2%出資して、製造をNummi工場で行う予定(p124)
・プリウスプラグインハイブリッドは、燃費は57km/l、二酸化炭素排出量:41g/kmで、プリウス(32.6,71g/km)比較で優れている(p131)
・三菱商事の前身である九十九商会は、1870年に土佐藩から分離した、このときにドイツで世界初のガソリン自動車が発明された(p192)
2011/5/2作成続きを読む投稿日:2011.07.16
著者は獨協大学の教授。
初版2011年2月。
自動車業界に関する最新情報が載っている。
2020年へ向けて自動車業界は大きな変化がある。
その変化の基礎知識を学ぶのに最適。
2020年頃に…再度この本を読み直すと面白いだろうな。続きを読む投稿日:2011.08.11
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