
総合評価
(508件)| 193 | ||
| 153 | ||
| 103 | ||
| 20 | ||
| 4 |
powered by ブクログ古本屋で偶々手に取って、立ち読みしてたらなんか空気に引き込まれた。楽しかった思い出と、つらい感じがじわぁっと伝わってくるかんじ。本を読んで落ち着きたい時に。おねぇちゃんの語りでエッセイっぽい?
0投稿日: 2013.02.07
powered by ブクログ大分前に買ったぼろい本……。(※私がそう扱ったため、ぼろくなった) こんなつづきがハッキリと読みたくなるラストなんて!「うたうゆうびんはいたつ」は駅のホームで読んでて涙目になってしまった……弟の影響で机にラクガキしたり。小学生みたい。
0投稿日: 2013.02.05
powered by ブクログ「お姉ちゃんが笑ってくれるから書くんだ」と書いた弟がなんとも可愛らしい。表紙の刺繍が細かさが、子供たちの繊細さを彷彿とさせて、とてもよい。別の出版社が出した表紙も生で見てみたいと思う。
0投稿日: 2013.02.02
powered by ブクログ☆おたがいにいのちがけで手をつねげるのは、ほかでもない、すてきなこととおもうんだよ☆ この文だけで、満足。 本当に素敵な本だった。 いしいしんじ著の中で一番の傑作。 現実と非現実のバランスが絶妙で、 まさに、行ったり来たりの展開。 弟が描く、様々なお話。 どれも引き込まれる素敵なお話。 寂しいような、楽しいような。 うれしいような、ほろ苦いような。 不思議な感覚に陥ります。 変な世界にもぐり込みます。 かなりのオススメです。
0投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログ素敵すぎる…この話。 トリツカレ男を読んだ時もいい本に出会えたと感激したけど、またもやヤラレタ。 ぶらんこ乗るのが上手な弟。賢い弟。イタズラが上手な弟は私の弟。あのこの残したノートには痛いほどの真実が記されていた。 ぶらんこ乗りの夫婦はずっと手を繋げない。規則正しい放物線を描き、重なるある一瞬だけ手を繋いでいられる。ぶらんこ乗りだから仕様がない。 弟はぶらんこを大きく漕いだ。弟の乗ったぶらんこはどこまでもキレイな曲線を進んでいった。少しやりすぎだったかもしれない。ぶらんこは上へ上へ登っていく。そのうち、ビューーーンッと戻ってくるんだろうと思う。 いしいしんじが吉本に入らなくて良かったと心の底から思った。
1投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログごめなさい・・・意味が分からなかった。。。抽象的過ぎる表現や、主人公の姉弟の関係がいまいちぴんとこない。 とにかく読むのが苦痛でした(笑)
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログポルノグラフィティの晴一さんが読んで感想を書いていた本。 ポルノの大ファンである妻が購入。 晴一さんの書く歌詞は良質の小説のように良い。 だから、何かを感じることができるかな?と思って妻から借りて 読んだ。 読み始めの最初の感想は、不思議! 続けて読んでも、不思議! どんどん進めても不思議! 読み終わって、なお不思議! 不思議な雰囲気でいっぱい。 何を感じ取れたのかははっきり分からない。 だけど、切なく、寂しく、悲しく、泣けるシーンも盛り込まれている。 不思議なままだけど、5つ★。 また、時間をおいて読み返してみたい本。
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログローリングの話しは、本当なんだろうか!?気になります。 ひらがなが多いせいか、若干読みづらかった。「指の音」って言う犬の名前、好きです。
0投稿日: 2012.12.11
powered by ブクログ以前読んだものをもう1度引っ張り出してきて。 物語を通して、心がしんと静まり返っているような感覚。様々な繋がりの話し。押し付けがましくなく読み進められるのは、弟の書いたどの物語も、底に優しさを湛えているからだと思います。 久々に読み、こんな素敵な作品を私は忘れていたのだなぁ、と不甲斐なく思うのでした。
0投稿日: 2012.12.06
powered by ブクログ世界は哀しくて愛おしい。動物と話ができる弟の描く物語はどれも新鮮。こんな風に考えたことなかったな、と新しい気付きがある。(残酷な物語もありますが…) そして最後のおはなしで泣きました。姉の笑い声で世界に繋ぎ止められていた弟、弟の手紙で救われた姉。読んでよかったです。
2投稿日: 2012.12.02
powered by ブクログファンであるRIZEの金子ノブアキのおすすめの作品だと言うことで読み始めた初めてのいしいしんじ作品。 登場人物の台詞や、詩のような表現が多く、解説も含め269ページの一冊だが短時間で読み終えれた。 感想としては、小説と言うより絵本を読んでいるような感覚。登場人物の弟がノートに書き綴る文章がひらがなで書かれており、その字体も含め、読んでいてほっこりするような、嫌味や嫌悪感を全く感じない一冊。またそれぞれの登場人物が「おかあさん」「弟」「転校生」など名称がなく、登場人物を想像することができ感情移入しやすい。 しかし内容自体はメルヘンチックな表現が多いイメージがあり、物語の終わり方や、弟の病気の詳しい部分、両親の死のシーンでのあっけなさなど、ダークな部分での物語の追求がなく、少し物足りなさを感じた。しかし上記で述べたようにこれがこの作品の作風なので目をつぶる点ではあると思う。 読み終えて感じることは、読んだ後の若干のモヤモヤ感は残るが、物語全体の可愛らしさや柔らかい描写は個人的に好きであった。 ガチガチの考え込む作品として読み始めるのではなく、ファンタジーな内容の一冊だと思って読むべきである。今の寒い時期には読み終えて心が温かくなる作品だと感じた。
0投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログ絵本のような、だけどほっこりするだけじゃなく、時には残酷な表現があり、独特の世界。ひらがなが多くちょっと読みにくい。 なんか、感じる、響く、ぐっとくる、だけど、感想は書きにくい。不思議な本。
0投稿日: 2012.11.22
powered by ブクログこの本に出会えて良かった。弟の孤独、私の想いがとても心に残った。いしいしんじさんの作品はどれも胸にすーっと落ちて自分の周りがしーんとする。言葉や表現が綺麗すぎて鳥肌がたった。ぶらんこ乗りの物語が印象的でした。
0投稿日: 2012.11.14
powered by ブクログあまり好きではない表現もありましたが、おもしろいです。 読みやすいとはいえませんが、素敵なお話でした。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログよみやすかったんだけど。。。なんだかすごく駄目でした。 いろいろなものの描写がひどく残酷で、吐き気を催しました。。。
0投稿日: 2012.10.24
powered by ブクログ読み途中。 絵本を見てるみたい。弟が語る(描く)沢山の物語がある。 絵本と言えば、アンデルセンの「絵のない絵本」ってあるけど、それにちょっと似てるような気もする。動物たちの見ている世界を話にしていく。あれ、似てないかな?向こうは、月の見る世界。 ところで、途中途中、不穏な空気が流れてる。どうなるんだろう。 空中ブランコの夫婦?のお話が好き。手をつなぐ。一瞬だけ。でも、空中ブランコに乗ってても、手をにぎり続けることって可能では?とか、思っちゃったけど。 ペンギンの話は印象的。(カモメの視点) あとは、いたずら。 弟のいたずらは、皆を楽しませていた。みたいなところ。 続きはまた。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログいしいしんじの本は、実は「ごはん日記」から入ったので(^^;) 小説を読むのはこれが初めて(笑) (ちなみに某ブック×フで、200円セールで買いました)(爆) いやー良かった。 最後の、指の音がメッセージを持ち帰ってきたところで落涙。 またほかの本も読んでみます。
0投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログあっちとこっちをいったりきたり。うまく交差する時に、命をかけて手を握り合う。これほど素敵なことはそう、ない。人の気持ちは揺れる。それは恐ろしいふるえかもしれないし、おだやかなふるえかもしれない。でもそれがどんな揺れであっても、引力が引き戻してくれる。引力は単なる力ではなく、ある人にとっては音、ある人にとっては言葉やもしれぬ。自分が誰かにとっての引力となれたら、それが生きる意味になるんじゃないかな。わたしにとっての引力はいったい、なんだろう。登場人物がみんな、とても魅力的でした。
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログまるで絵本を読んでいるみたいに温かく、 でもそれだけじゃない、 切なくもあるお話でした。 なんでこうなってしまったんだろう? という疑問点はちらほら残りますが、 それを想像し自分なりに考えるのもこの本の楽しみ方の一つであると思います。 弟が書いたおはなしと、指の音の可愛さは必見です。
0投稿日: 2012.09.22
powered by ブクログ境界線の上をゆらゆらと揺れながら進んでいく。 大人とこどもの間だったり、幸せと不幸せの間だったり、動物と人間の間だったり、生と死の間だったり。 暗い意味とか悪い意味ではなく、死のにおいがするって印象だった。 あやうさがいつもある。 残酷さも。 でも、やさしかったな。
0投稿日: 2012.09.21
powered by ブクログいしいしんじさんの本で初めて読んだのは麦ふみクーツェでしたが、いまいち世界観がつかめなくて途中で断念。 その後に同じ作者と知らずに表紙買いしたのがこの本です。 弟の書くお話もちょっと暗くて怖い雰囲気も素敵。最後のハガキの場面は暖かくて優しい、切ない気持ちになりました。 ぶらんこ乗りが好みにどんぴしゃだったのでいしいしんじさんの他の作品にも挑戦してみようかなと思っています。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログぶらんこが上手で指を鳴らすのが得意な男の子。ある日彼は声を失う代わりに動物と話すことができるようになる。 ――”物語作家”いしいしんじの初長編小説 不思議な空気感が流れている作品。 何と言うか…「この本を読んだ(、おもしろかった)」って、他人に話してはいけないような感じ。 ただ、それでもこれは、比較的読みやすい方。 この本が気に入って、他のいしいしんじ作品を読んだら…全っ然ついていけないものもあった(^^;
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ画塾で友人にオススメされた本。 江國香織とか、よしもとばななとか好きな人にはオススメできる。細工みたいにはかなげできれいな文体。 お話も、すごくじんわりくる物語で、ちょうどいい感じに切なさがしみてくる感じ。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ文章表現自体は易しく読みやすいのだけれども奥行きがあり、シンプルな話のようで深さと味がある。この作者はすごいかもしれない。
0投稿日: 2012.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の「私、うるさいなぁ、って思った」の言い回しが 人気ブロガーのみきママさんみたい。 最初はおもしろい~と思って読み始めたんだけど どんどん気持ちがダウンしていって 結局ざざっと読みで終了。 なんでだろう。。 学生時代なら、ぐいっとはいりこめたのかなと思うけど。
0投稿日: 2012.09.11
powered by ブクログ弟は、もう帰ってこないのかなあ。どうして、あんな声になってしまったのかなあ。弟の描くおはなしがとても好きだったよ。年齢にそぐわない利発さは、大人にほめられても、自分はうれしくないんだよ。
0投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログわたしが嫌だと思うことをする人たちが多かったためか、読んでいてずっと気分が悪かった。 姉が飼い犬をぶつのはどうしてなんだろう。
0投稿日: 2012.09.08
powered by ブクログ再読。 五年前に比べ、こんなにいとおしい本だったのか、と新しく気づかされました。 ヘンテコなキャラやモノがあふれ、時にブラックな、いしいしんじワールド。 あたたかい涙が頬を優しく濡らすことでしょう。
0投稿日: 2012.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天才な弟を持つ、姉視点のお話。 弟が作る物語は、多分大人が聞いたら凄く子供っぽくない、って思えてしまうんでしょう。 結構怖い、というか、動物園のネタはマジで?!ってなってしまう。 ゾウの傍に転がってるのはうんこじゃなくって、ハトがまるまってるもので、飼育員の人は『ローリング』と呼んでいるだとか、 コアラは麻薬中毒だとか…。 こんなお話考える子供がいたら怖いわ!!と思ってしまいました。 最終的に弟は、一体どこにいってしまったんでしょうね。
0投稿日: 2012.09.03
powered by ブクログたまらない。 この雰囲気。 賢くて 動物と話ができて ブランコ乗りと指を鳴らすのが、誰より得意な男の子。 そんな弟を持った、一人の女の子の物語。 どうしよう。 上手く言葉にできません。 ぶらんこ、サーカス、夜の散歩 絵はがき、夜ふかし、犬の掲示板 この言葉が気になった人には とにかく、読んでみて欲しい。
2投稿日: 2012.08.28
powered by ブクログぶらんこが上手で、つくり話の天才、そして人間の声を失い、動物の話が聞けるようになった弟の話。 なんだか読んでて寂しい気持ちになった。だけど、どんなに遠くに行ってしまっても引力でちゃんと帰ってきてくれるはずって希望も生まれた。 私は動物が好きだから、弟の話がほんとうなのかが気になって仕方ない! 気になった人は読んでみてください!あと動物が好きな人も♪ 2008年07月05日
0投稿日: 2012.08.28
powered by ブクログ★★★1/2かなあ。。。 独特の世界観。 この人は子供のときの気持ちを忘れていない 稀有な作家だと思う。 弟の書くおはなしの一つ一つがいい。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ純文学久しぶりでしたので、じっくり読んだw 切ないけれども奥深い物語でした。 文章も表現も好きです。 弟さんの書いたはなしはグロいというかブラックな部分もありますが、どれも動物的で幻想的なはなしでした。
0投稿日: 2012.08.24
powered by ブクログブクログで評価されているのを何度か見かけたので図書館で借りてみました。…正直自分には良さがわからない…。感覚が違うんでしょうねえ。 とりあえず弟君がよい子すぎる、とある割にあまりよい子な気がしない。ばあちゃんには悪さをするし誰も傷つかないいたずらだと言いますがあまり可愛げのあるいたずらには思えない。まあ姉である主人公にとってはよい子だった、ということなのでしょうが。 そしてお姉さんは可愛くなさすぎる…。顔は可愛いのかもしれませんが。こういう自分が頭良いと思っていて他人(主に大人)をバカにしている子どもっているよなあ。問題は自分のバカさ加減に気づかず高校生になっても学校つまらない、教わることないとか言ってる辺り救いが無い。だったら高校行かず働けば?と思ったり。誰も強制はしてないよ?おばあちゃんの年金使って学校通わせてもらってるならきちんと勉強なさい。 そして弟君のお話も特に感心しなかったので…まあ自分には合わなかったということでしょう。いつまでも恋人同士のような子どもっぽい両親の元、甘やかされて育った姉弟が居た、という話なのだと思います。最後弟君が消えるのも理解不能でした。
1投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログ備忘。 過去読んだ本たちを、処分するか手元に残すか 精査している中で発掘。 どんなお話だったか一切記憶になくて、 多分最後まで読まなかったんだと思う。。。 ほのぼのしたお話と見せかけて、 とても切ないお話。 声を失った天才な弟の孤独と それを見守るお姉ちゃんの思い。 空中ブランコ。 指の音がかわいい。 最後はふんわりとした終わり方だけど ハッピーエンドであってほしい。 これは手元に残しておいて 自分が孤独を感じた時に、そっと読み返したい。
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログ溢れる優しさに感動した。 頭の中であれこれ考えることなく、腹の深い部分の感情が震えた。 物語としての良作だと感じた。
1投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ半日で一気に読んでしまった。 とても好きな静かさでした。切なさと闇をたたえていて。ゆらゆら感はタイトルぴったり。 「私」が気づくという形で解説が作品に織り込まれてるような感じ。こういう優しい小説も好きだなぁ。 弟の書いたお話はなんとなく声に出して読みたくなって、部屋で一人音読した。 なんか基本的にどことなく怖かった。 弟のイタズラのセンスが良い。 母さんのゆるさが素敵。 母さんたちの旅先の住人からの伝言を読むとこで一番泣いた。 書き留めておきたい言葉がいっぱいだった。 「油断するなよ」の絵は一目見て雹だ、と思った。なのに油断してました。
1投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログいい。 なんかよくわからないけど、すごく好き。 弟の書いた話を読んでると不思議な気持ちになった。
1投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログ「ちょうどいい引力」 いしいしんじさんの作品のリズムというのは、最初はものすごく独特で読みづらくわたしには感じられました。 しかし、読み続けているうちに、とても心地よく心に馴染んで物語に引き込ませてくれる。そういう印象を受けます。 そして、はっきりとしたメッセージが織り込まれていて、ダイレクトに胸を打たれたように感じました。 ぶらんこ乗り、赤いつけ鼻、たくさんの物語、すべてのものが語る声にならないふるえ。 ここはとても、とても、いいところ。 ほかでもない、すてきなこととおもうんだよ。
2投稿日: 2012.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
消えてしまったおとうとは、いしいしんじのような素敵な作家になったに違いない。きっと、世界のどこかで今も物語を書いているような気がする。
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログお姉ちゃんの視点から描かれる物語。 ぶらんこ乗りや指鳴らし、お話作りが上手な弟や、 身体の半分しか毛がないみんなの伝言板の犬「指の音」 ちょっと変わってる絵描きのお母さんに、 その額縁を作る職人のお父さん 登場人物ひとりひとりがすごく可愛らしく、 また弟の作る話はとても温もりのある素敵な物語ばかりだった。 読み終るのが嫌だーって思ってしまうくらい素敵なお話でした。
1投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログお姉ちゃんの視点から描かれる物語。 ぶらんこ乗りや指鳴らし、お話作りが上手な弟や、 身体の半分しか毛がないみんなの伝言板の犬「指の音」 ちょっと変わってる絵描きのお母さんに、 その額縁を作る職人のお父さん 登場人物ひとりひとりがすごく可愛らしく、 また弟の作る話はとても温もりのある素敵な物語ばかりだった。 読み終るのが嫌だーって思ってしまうくらい素敵なお話でした。
0投稿日: 2012.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
わたしこれ大好きだ! いい本に出会えたなぁ!! ストーリーも、姉弟も、家族も、指の音(犬)も、すべてがいとおしい。 いくら本人(本犬?)が喜んでも、犬の腹に文字かいちゃいかんだろ!と思ったけれども、それを差し引いてもすごくよかった。 弟のつくるひらがなだらけのお話には、はっとさせられるものがあった。 この絶妙な文章や視点は、まさに、“幼いけれどたくさんの言葉と感情を吸収した男の子”が作ったものに思える。 「手をつなごう!」なんて、しびれるじゃないか!たまらない。 そして両親から届いた、1通目の手紙の真相。 小さいからだでノートにむかい、一生懸命言葉を選ぶその姿を想像すると泣けてくる。 あぁすごく良かった。 小中学生に読んでほしいな~と思ったけれど、この歳になって読むから文字だけじゃない部分を読むことができ、心に染みたのだろうか?
3投稿日: 2012.06.18
powered by ブクログ姉と弟という異なる語り手によって文章のリズムを変えており、リズムで人物造形をしている感じだ。これによって荒唐無稽な話に妙なリアリティを持たせているようで、非常に高度な表現技術であると思う。それにしても、非常に創造力の高い書き手であると思う。
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログいしいしんじ先生に初めてであった作品。日常的なストーリーかと思いきや現実ではありえないいわゆるファンタジーの設定でもあったりするのだが、それが何故かこの人の作品ではしっくりきて妙に説得力がある。これは他の作品にも共通してます。 登場人物、とりわけ「弟」の、他の人とは違う感覚、思考、そういった理解が難しいものに周囲の者は近寄ったり離れたりしながら、「弟」との距離を測る。そういう誰もが抱えるジレンマとカタルシスみたいなのが、いしい先生独自の世界の中で展開していきます。
1投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログいつかはやってみたいなぁと思いつつ、 まだやってないことがあった。 それは「お風呂で本を読む」ことだ。 いざ、やろうとしてみても、 やっぱり本が濡れるしなぁとか考えて、 結局ずるずると今日まで来たわけだ。 そんな日々を経て、 生涯初の風呂読書の相手に選ばれたのは、 いしいしんじ「ぶらんこ乗り」だ。 いしいしんじの作品は、お風呂で読んだら絶対いい。 という確信がぼくにはあった。 それは、いしいしんじの書く物語は、 いつもどこか夢の中のようであって、 それでいて、現実がどこかに隠されているからだ。 その描写が絶妙で、お風呂に浸かりながら読んだなら、 湯船の心地よさとともに、夢とうつつを行ったりきたり。 この「行ったり来たり」が、ぶらんこの揺れ方だ。 声を失った弟のノートに残されていた作り話と、 そこにある「ほんとうのこと」に「ふるえる」姉の、私。 童話のようにはじまながら、 いつのまにか切ない物語が進み、 詩のように、心が綴られていく。 「ほんとうのこと」は、とても怖いことだけど、 手を伸ばして繋がってみることに、意味はある。 たとえば、今はもう会わない人は、あっち側にいて、 「ほんとうのこと」に時々手を伸ばしているなら、 それは、こっち側のことを、気にして過ごしているということ、 でもあるかもしれない。 「お互いに命がけで手をつなげるのは、ほかでもない、すてきなこととおもうんだよ」 やっぱり、いしいしんじの物語には愛があふれている。 あのとき、君も、そう思っただろうか。 今は、その想いのカタチは、君を幸せにしているだろうか。 お風呂場の天井に目をやる。 ぽたりと水滴が肩に落ち、ぴくっとなる。 少しばかりのぼせながら、 またひとつ、大切なものがわかった気がした。
0投稿日: 2012.06.12
powered by ブクログ全く意味がわからなかった…最後までは読んだけど、作者は何が言いたかったんだろうか。弟が書くひらがなばかりのお話も出来すぎていて、どこかウソくさい。いしいしんじさん初だったんだけど、次にこの人のお話読む機会はらあるのかなあ。
0投稿日: 2012.06.09
powered by ブクログ久々に読んで、やっぱりこの人は天才だ!と思った。 すごく優しいのに、すごく冷静で客観的。 明らかにフィクションの、「ものがたり」なのに、 非常に現実的に、ものごとを描き出す。 月と地球がほどよい引力で引きつけ合っているように、 人と人とも、それぞれがそれぞれの引力で引き合う。 -------------- 「わたしたちはずっと手をにぎってることはできませんのね」 「ぶらんこのりだからな」 だんなさんはからだをしならせながらいった。 「ずっとゆれているのがうんめいさ。けどどうだい、すこしだけでもこうして」 と手をにぎり、またはなれながら、 「おたがいにいのちがけで手をつなげるのは、ほかでもない、すてきなこととおもうんだよ」 ひとばんじゅう、ぶらんこはくりかえしくりかえしいききした。あrしがやんで、どうぶつたちがしずかにねむったあとも、ふたりのぶらんこのりはまっくらやみのなかでなんども手をにぎりあっていた。 -------------(146頁) 人間が人と関わりながらいきていくということの、 それだけで生まれる哀しさ、喜び。 ときに残酷な面も示しながら、つよくやさしく生きていくことを教えてくれる小説。
2投稿日: 2012.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
弟がとても個性的で読むたびに愛おしかった。 公園のぶらんこに久々乗りたくなったり、動物園に行きたくもなった。 とても好きな作品であったけれど、最後の両親の手紙や弟のオチがあまり腑に落ちなかったので星4としました。
0投稿日: 2012.05.27
powered by ブクログとびきり頭がよくて、ぶらんこが得意な男の子。 声を失い、でも動物と話が出来る、作り話の天才。 もういない、私の弟。 こども の 愛おしい部分、ゾクリとさせられる部分、の両方が 弟の「おはなし」としてたくさん詰まってる1冊。 心がすごく、しん、とします。 半分毛のない犬に 【指の音】なんて名前をつけるセンスがすごくすきです。 男性よりも、女性の方が飲み込みやすい作品かな と なんとなく思いました。 何でだろう。
0投稿日: 2012.05.09
powered by ブクログ素晴らしい。愛すべき嘘つき。心、こころ、ココロ。想い。温かい気持ち。ぶらんこ、風、独りの時間。お姉ちゃん、大好きだよ。指の音、パチン、想いを運ぶ柔らかいお腹。自分なりの立ち直り方。お姉ちゃん、お姉ちゃん、笑ってよ。僕は元気だよ。
0投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログかわいらしい文の中に、何を読みとるのか。。 私には、ちょっと難易度の高い本でした。しばらくしたら、何か、感じるものがあるかもしれません。
0投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログ2年前に事故でなくった弟が書いたノートが出てくるところからこの話が始まる。 両親からのはがきの場面が一番好きです。
0投稿日: 2012.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
泣いた、と紹介してくれた人。 泣いた彼を思って苦しくなった。 きっと、芸術に関わる人にだけ感じる何かがあるんじゃなか。 才能のある人にだけ共感できるものがあるんじゃないか。 自分はその輪の中に入れないことを思い知らされる感じがした。
0投稿日: 2012.04.24
powered by ブクログ「歌う郵便配達」の章が好きだった。 “紙の束のそばには、必ずビニール袋やバケツが置かれていた。” 優しさのすき間に哀しさがあることって、多いんじゃないかと思った。
0投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログ登場人物の「弟」は物語を書く天才。その弟が書く物語はどれも哀愁があり、読んでいて切なくなります。 いしいしんじを知ったきっかけは、ポルノグラフィティの晴一さんが書いた詞がこのぶらんこ乗りに影響されていることを知ってから読んでみようと思いました。 弟の物語でいちばん好きなのは、「手をにぎろう!」という物語。 命懸けで手を繋ぎあう夫婦の話で、惹かれあうことの愛しさや寂しさが描かれています。
0投稿日: 2012.04.13
powered by ブクログなんとも言えない哀愁が、胸をきゅーっとしめつけてくるみたい。 ひらがな書かれているのに、まるで、世の無常を悟っているかのように悲しい話。 寂しさを集めて、集めたその寂しさで、自らの寂しさを埋めようとしているような矛盾を感じる。 内容は難しいが、文体が易しく、子どもにも読める。雰囲気を味わうことは十分できるみたい。
0投稿日: 2012.03.25
powered by ブクログ両親が旅先で亡くなった後の話はスッと入ってきたが、声を出さなくなった弟が書きつづった物語の辺りが、なかなか感情が入っていかなかった。
0投稿日: 2012.03.24
powered by ブクログ主人公の弟の書く不思議な小さな物語がそれぞれに素晴らしく、それぞれに大きな物語のパーツになっている。一つ一つの物語に意味があり。それらが大きな一つの物語を形成している。よくできた物語なんだけど、自分の凄く好きなタイプの物語ではなかったかな。 しかし、いしいしんじの本は初めて読んだが、読みやすくて面白かった。他の作品もぜひ読んでみたい。
0投稿日: 2012.03.18
powered by ブクログ最初は淡々としている文章と、ひらがなばかりの文体に読みづらさを感じましたが、本の3分の2を過ぎたところから物語のメインとなる事件が起き、そこからのスピード感がすごかった。 読み始めはこの本買ったの失敗だったかなと思っていましたが、読み終えてみて、この本に出会えて良かったなと思えるようになりました。 ひらがなって、こんなに優しくて、こんなに強かったんだなって思いました。 メインのお話が結構後の方に書かれていて、最初の方は読みづらいし話が淡々としていてつまらないので途中で読むの放棄してしまう方も多いのではないかと思いますが、最後までちゃんと読んでもらいたいと思います。 弟の話はどれも印象に残る優しくて儚いお話でした。
0投稿日: 2012.03.18
powered by ブクログ三月の雨が降る中、ぼんやりと読んだ。雨のおかげで、今年も温かい空気がやってきたみたい。 物語が連なって、大きい物語になる。まさにそういうお話。 短編集じゃなく、短編が重なった長編というか、まあ、上手い。面白い。 小説というより、物語。大人向け物語。大人童話。 また、いしいしんじってすごい。 それぞれの小さい物語がすごくレベルが高い。その上、大きい物語もものすごい。 普通に生きてる人間じゃ、まあ、思い付かないような、面白い着想の物語であふれている。 心が温まると同時に、時々、妙な気味悪さがある。 ただ、やはり物語だと思う。 小説と言ったって構わないけれど、物語って言う方がしっくり来る。 小説を期待して読むと肩透かしを喰らっちゃうのかもしれない。 僕は好きだけど。 でも、確かに、小説なんかを読んで、くたびれた時に読む、そういう感じかもしれない。ずっといしいしんじだけってのは少ししんどいかもしれない。 面白いんだけれどね。
0投稿日: 2012.03.17
powered by ブクログだいだいだいだい大好きないしいしんじてんてーの一作目。 他の作品と違って割りと毒気が無い。 天才の弟を持った姉の話。天才だけどまじでブランコ乗る感じ
0投稿日: 2012.03.04
powered by ブクログ背後にずっとさびしい感じがただよってる本だった。 ときどきぞっとしてしまう。 このお話に出てくるお母さんがかなり好き。 ふわふわしててかわいくて。 こんな夫婦ってめちゃ理想やな。。 2016.4.26 高山なおみさんがオススメしてたので、読んでみた、ら、読んだの二度目だってことに気付いた。 読んでると先へ先へ読み進めたくなっちゃうんだよね。 感想は以下です。 この本は、私にとって「別格」な本でした。今までたくさんの本を読んできたけれど、飛び抜けて別格。ある意味「やばい」本。読むのは2度めで、前回いつ読んだか覚えてないし、内容もかすかにしか覚えてなかった。たぶん、前回読んだ時と今の私は全く違う。今のわたしは、昔より、たくさんの感情を知っている。ただ「悲しい」ひとつとっても、たくさんのバリエーションがある。ぶらんこ乗り、この本は、たくさんの悲しみをたたえていた。狂気や愛、優しさ、孤独。いろんなものが詰まってた。目の覚める展開についていけなくなりそうになるけれどいしいさんの語り口調…と言いたくなるやさしい文章は、どんな気持ちもやさしくくるんでくれる。あたたかいもうふ。ふとんみたい。現実と夢のはざまでゆらゆらゆれる、ぶらんこ。いまの私でまた出逢えてよかった本。またなにか経験を積み重ねたいつかに、読みたいと思った。こわくてやさしいお話だ。
0投稿日: 2012.01.28
powered by ブクログ非現実感、設定、各々のエピソードの気味悪さ、全てが好き。 浮世離れした弟と主人公の二人がちゃんと人間であるところが良い。
0投稿日: 2012.01.04
powered by ブクログ少し設定にやりすぎ感があるかも。 小説としても、もう少し精度をあげる余地があります。 それを乗り越えると、哀しさと優しさを感じられるようになります。 雰囲気と想いによって形になった作品。
0投稿日: 2011.12.15
powered by ブクログ初めて、いしいしんじの本を読んだ。 冒頭から ふわふわした優しい気持ちに包まれる。 思わず、あの人が頭の中によみがえってくる。 そんなかんじ。
0投稿日: 2011.12.08
powered by ブクログ本当にぶらんこに乗っているようなフワフワした文章なのにも関わらず、ストーリーがしっかりしている リアルすぎるわけでも、ファンタジーすぎるわけでもない、絶妙なバランスが気に入った
0投稿日: 2011.11.10
powered by ブクログいしいしんじの本って、やっぱり小説っていうより絵本とか童話に近い。最初温かくて、悲劇が起こって、もう一回温かい、そんな感じ。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログいしいしんじとの出会いの1冊です。 CDのジャケット買いならぬ、本のジャケット買いをしたのですが、 いままで出会ったことのない世界観に、頭の中に流れ星が走った感覚でした。 読み始めは、やさしいファンタジックなお話かとおもったのですが、 読み進めるうちに、とてもリアルで、でもやっぱりやさしいお話だと思いました。 ラストシーンは、胸がじんわりとあたたかくなります。
0投稿日: 2011.10.26
powered by ブクログ自分とは完全に分かり合えない他者だからこそ、つなぎとめようとすることが大切なんだ。おたがいにいのちがけで。
0投稿日: 2011.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天才的に頭が良くて人気者で…そんな弟をもつ「私」が弟のノートを中心に話を進めていく。弟は、動物に魅せられ、あっちの世界とこっちを行き来するようになるが、ある日両親が海外で死んでしまう。その日から10通近い絵葉書が届き始めー。そのハガキを弟が書いたとわかった時は、ため息がでた。うまく言えないけど、なんか切ない。最後は、弟が戻ってくるのかな?というところで終わる。
0投稿日: 2011.10.16
powered by ブクログぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。声を失い、でも動物と話が出来る、つくり話の天才。もういない、わたしの弟。ーー天使みたいだった少年が、この世につかまろうと必死で伸ばしていた小さな手。残された古いノートには、痛いほどの真実が記されていた。ある雪の日、わたしの耳に、懐かしい音が響いて…。物語作家いしいしんじの誕生を告げる奇跡的に愛おしい第一長篇。 ナナさんからのプレゼント。 やさしい語りに対して、物語から感じられる苦しさがたまらない。
1投稿日: 2011.10.09
powered by ブクログ最初のいしい作品でした。 ぶらんこ乗りの夫婦の会話が大好きです。 この本を、一緒にいいねって言える男の人は、 ただそれだけで好きになりそうです。笑
0投稿日: 2011.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ぼくは、おねえちゃんがよんで、わらうのがすきなんだ。このよでいちばんすきなこえさ。」 ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。声を失い、でも動物と話ができる、つくり話の天才。もういない、わたしの弟。 ―天使みたいだった少年が、この世につかまろうと必死でのばしていた小さな手。残された古いノートには、痛いほどの真実が記されていた。ある雪の日、わたしの耳に、懐かしい音が響いて…。 いしいしんじの最高傑作だと思った。 あまりにも優しい。あまりにも哀しい。 痛くて痛くて、だけど愛しい。 そんな抽象的な思いをこめたため息しか出なかった。 何だか静かな気持ちを求める人には是非。
1投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログこの本はミステリーしか興味がなかった私にもの凄い衝撃を与えてくれた作品。この本のお陰でミステリー以外にも目が向くようになりました
0投稿日: 2011.09.27
powered by ブクログやさしさの不器用な受け取り。 物知りで、ぶらんこが好きな弟。彼は話し上手で、物語なのか伝聞なのか分からないが様々な話を語る。 奇異な存在として扱われそうだが、彼の家族は気にせず当たり前のように彼に接する。 姉である「私」も弟を変わり者だと思いつつも、弟として普通に接する。 だが、両親を乗せた飛行機が事故に遭い、当たり前が壊れていく。 丁寧な語りが進んでいくが、途中までは冗長に思えることもあった。 弟の語る話の連続で、そのような小話を集めただけかと思っていた。 だが、両親が事故に遭うところからストーリーがはっきりと動き出す。 そのようなエンターテイメント性がないと楽しめない自分に少しがっかりしつつ、そこからの流れは引き込まれた。 立ち直っていく、その過程は人それぞれで。どんな過程が必要かは、その人の人となりを知る必要がある。 でも、その人を大切に思っていたら、その人が必要としていることは自然と知っているものなのか。 しずかで、ここはしずかで、いいところ。
0投稿日: 2011.09.24
powered by ブクログ>けっして思い出にすがるんじゃないよ。そのかわりね、できるだけ死を考えなさい。わからなくていいよ、わかるもんじゃないし。けれど、目をそらすのだけはやめなさい。自分の父さんと母さんが、死んだ。お前たちふたりそれぞれが、受け止めなくっちゃならないんだ。それだけは、ちゃんとやりとおしなさい。 両親を亡くした小学生には、字面だけ見れば非情な言葉。 でもこの先の長い人生を考えれば多分適切な言葉。 こんな言葉を掛けられる人間になりたいもんです。 この文章以外は特に印象には残らない本でした。
0投稿日: 2011.09.23
powered by ブクログぶらんこが上手で、指を鳴らすのが上手な弟。声を失い、でも動物と話ができる作り話の天才。もういない私の弟。 「プラネタリウムのふたご」よりもこっちの方が好きだな。詳細ほとんど覚えてないくせに、思い出そうとするとキューンと切なくなる話。確かに弟はそこにいたのに、今はもういないという明確な喪失感がそうさせるのかも。 ただ、やはりいしいしんじは読む時のタイミングが重要。ガンガン仕事モードの時とかは、読むのつらい。
0投稿日: 2011.09.11
powered by ブクログ家族(飼い犬も含めて)の愛情に満ちた、美しいお話でした。 引力っていい言葉だ。ちょうどいい距離で、お互い支え合っているような感じがする。 いしいさんて、こんなおはなし書く人だったんだ。ちょっと不思議だけど、すごく惹きつけられます。
5投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログ私たちが感じているこの世界での、大きくて、ほの明るくて、哀しい理。物語のなか、それは人の手を通してゆらゆら揺れる煙のように現れる。
0投稿日: 2011.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もー、この本だけは手放せないです。手持ちの本を全部処分して1冊だけ残せと言われたら、絶対にこの本を残します。 声を失った弟が木に登ってかくお話と、それを下から見つめるお姉ちゃん。微妙な距離感をうまく描いているな~、と思います。 弟の話で私が好きなのは「手をにぎろう!」ですね~。「歌う郵便配達」も好きですが。
1投稿日: 2011.07.26
powered by ブクログ誕生日プレゼントに貰った本で なんて日本語ってすごいんだろうって思った。 ひらがなの魅力についてこんなに衝撃をうけるとは! 優しい雰囲気 危なげな空気感 じわりじわりと感覚で自分に落ちていく感じ。 ああ、なんだか不思議。 『ぼく』の気持ちがリアルに見えるみたい。 風景もまるで本当に見えているかのよう。 読んでいるけれど感じているという 不思議な感覚に陥った一冊。 トリップしたのだ、きっと。
2投稿日: 2011.06.29
powered by ブクログあちらとこちらの世界の中間で、ふしぎなおはなしを書くおとうと。静かな余韻が残る、寂しくてでも優しい物語。
0投稿日: 2011.06.15
powered by ブクログやわらかい文章の中にとても切ないものがある。 それが何かはよくわからない。澄んだ世界を感じた。 話のひとつひとつはバラバラなのに、ちゃんと繋がってる。 はっとして、切なくなる。 読み終えた後ボンヤリしてしまう。
1投稿日: 2011.05.30
powered by ブクログ尊敬してる先輩からもらった本。 どこまで嘘でどこから本当なのか分からなくて、フワフワしてたけどめっちゃ泣いた。笑
0投稿日: 2011.05.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ぶらんこ、寄せては返す、海、引力、孤独、忘れよう、でもいつも思ってる、美しい喪服姿、しんだひと、あえないひと、冬、永遠。 ありえないくらいすきなようそがいっぱいでした
0投稿日: 2011.05.15
powered by ブクログすごく面白かった! 小学校のときに国語でよんだ空中ブランコ乗りのキキを思い出した 不思議で きらきらしてて 物悲しくて 愛がある話 美しいだけじゃなくて醜いも絶妙なバランスで描かれた本物の人間らしい愛って すてき
0投稿日: 2011.05.14
powered by ブクログなんだか無性に寂しい物語。 寂しいのに綺麗。 透き通った冷たい水のような、氷のような、そんな美しさ。 触れても私はこの世界の一部にはなれない。なんとなく拒絶されているような気がしてしまう。 ただ、うっとりと眺めることしか許されないような、そんな物語だと感じた。
0投稿日: 2011.05.08
powered by ブクログかなしくなんかはないんだろう。でも私はこどもで、やっぱりちょっとかなしかった。ただ、泣くのはちがう気がした。ぶらんこは揺れる。あっちの世界とこっちの世界の間をゆらゆら。きっと、ふるえはちゃんと伝わるよ。
0投稿日: 2011.05.07
powered by ブクログ最初は子供向け?って思ったけど、読み進めるうちにあっ、深い。と気づいた。 これを読んだ人は絶対ローリングが気になるはず。
0投稿日: 2011.05.06
powered by ブクログ絶望と希望とがないまぜになった物語。ときおり、とても強い悲しみがおきる。一方で、天使のようでもあった。そんなこの作品の世界の雰囲気がとても印象的です。 ときおり、胸に言葉が突き刺さるのも印象的。
1投稿日: 2011.04.25
powered by ブクログ兄弟ものが好きだからすごいすき!いしいしんじをいろいろよんでおもったけれど、いしいしんじは変声期に対して執着心かトラウマあるの?
0投稿日: 2011.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この人の書くお話はどうしようもないくらい優しくて、あたたかくて、やわらかくて、泣きたくなるくらい切ない。 かしこいかしこい、天使のような自慢の弟。 雹。(リンゴ大の雹) ぶらんこ。 半分の犬(指の音)、弟に話しかける動物たち。 サーカス(ピエロの赤い鼻) こっち側の世界と、むこう側の世界。ぶらんこが揺れる。 母さんと父さん。(絵はがき。) おばあちゃん。 ノートと、弟のおはなし。 たくさんのキーワードやテーマがちりばめられているけれど、 ごちゃごちゃした感じはない。 最初から最後まで、不思議な空気感。 読み終わった後も、分かったような、分からないような。 でもそれでいい。 分かる必要はない。たぶん。 でも、だけど、立派さと強いのとはちがう。 おばあちゃんがいってたように、私はもちろんのこと、あのこだって弱い。 私は寝床を出られないし、弟は事故をおはなしにできないんだから。(p.202) 「飲もう。忘れてしまおう」 それは嘘。 「いつだって思ってる」 これも正確じゃない。 ときどき暗闇で小箱から取りだすように思いかえす。 これが大切。(p.239) 命がけの手で私を支え、この最後のおはなしで、私がちゃんと生き返るようにと願いをこめて。(p.246) いしいしんじは「死」を扱うのが上手い。 プラネタリウムのふたご然り。 お涙頂戴の道具としてではなく、人間をえがく1つのテーマとして。 とても自然に死を描く。 だから、すき。
0投稿日: 2011.04.17
powered by ブクログ京都の恵文社で出会った本。 いしいしんじさんのパワーを思い知らされました。 小説なのにまるで絵本を読んでいるかのよう。 ハッピーエンドではないですが、しっかりを物語に色があります。 読書の秋のお供に。
0投稿日: 2011.04.16
powered by ブクログ最初は正直、「失敗したかなぁ((+_+))」なんて思ってたけど、3分の2くらいから引き込まれる引き込まれる( ´艸`) 最後は、優しい気持ちで読み終わった。 優しくて繊細で強い弟、、、。 元気で飄々と、何処かで生きてるんやろうなぁ。
0投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログはじめは読みにくいと思ったんだけど、ぐぐぐと引き寄せられてすぐ読んでしまった。 やわらかい、そしてかなしいお話。 きっと彼は帰ってきたんだと思いたい。きっとそう。
0投稿日: 2011.03.18
powered by ブクログこの一冊がいしいしんじさんとの出会いだったということもあり、思い入れが結構深い。 小6の時に読んでやわらかい文に惚れたのでした。 こころの深いところからじんわりと染み出してくる感情がなんなんか分からず、何度も読み返してしまいます。
0投稿日: 2011.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
好きなアーティストの方が、この作品に刺激を受けて楽曲を作っていたので、気になって読んでみた。 とにかく切ない。苦しい。 姉と、不思議な力を持った弟の話。 私にも弟がいるので、姉の気持ちを考えると本当に辛かった。 読後はじーんと余韻に浸っていたい感じ。 なんでもないようなフレーズに涙が出る。 ゆれる弟。長い時間をかけて、ぜったいにこっちへ。 しかし一回読んだだけでは、私には到底把握しきれなかった。 今後何回も読み返していきたい作品。
0投稿日: 2011.03.13
powered by ブクログブランコが得意で自分の考えたお話をノートに書く頭の良い弟。ある日事故で声を出せなくなってしまう。それから庭のブランコで夜を過ごすようになり、動物たちがやってきて話をしてくれるという。
0投稿日: 2011.03.08
powered by ブクログお友達が、わざわざ日本から贈ってくれた本。 本をもらうのは、一番うれしいこと。 「ああ、この人はこういうのがすきなんだ」というのがわかるから。 その人のことを、ちょっとだけ多く知れたような気持ちになる。 今回、いただいたこの本は、すごくあの人っぽい。 好きそうだなっていうのが、すごく伝わった。 かわいらしいけれど、どこか不思議で、少し怖い。 メルヘンの骨頂。
0投稿日: 2011.03.06
