Reader Store
世界99 上
世界99 上
村田沙耶香/集英社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

517件)
4.1
202
156
85
19
10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    イメージしていたお話とはいい意味で違かった。 自分にも世界が何個もあるから重ねて感情移入して読めた。 ここからどうなっていくのかが楽しみ。 下も読むぞぉぉ!

    8
    投稿日: 2025.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    まずは長編を書いてくれてありがとう 村田沙耶香はコンビニ人間から入って地球星人が一番好きで、全て読んでいて、全て最高です そしていつかぶっとい、上下巻等の長編を書いて欲しい、村田沙耶香ワールドにどっぷり入りたいからと思ってて、ついに…!そして大きく期待してた物語は、期待を大きく飛び越えて、とても満足です…とても幸せです…下巻に行くのがもったいないくらい…ずっとページを捲りたい いやーー現代の人間をこんなに面白く言語化出来るの、感心します 男の暴力性、騙されやすい人、差別する人、大袈裟に書いて落とし込んでるのがあっぱれで美しい それによって小馬鹿にしてる?人間は嫌いなのか?いやでもこれが実際の世界か…と思わせるこの文体、この書き方、読んでて楽し過ぎる 白藤さんは、結局軸なんだね 人間家電…コンビニ人間や地球星人ばりの単語のインパクト 膣で筆の所は笑ったし、自分が変な事だと思ってしまうものにのめり込んでる人はこう見えるよなー 音ちゃん…大丈夫か…? とにかく最高です こんなに解像度を上げて世界を見てるの、尊敬する…どう見えてるんだ世界を…文章を書いてくれてありがとう…ありがとう…下巻楽しみです

    5
    投稿日: 2025.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    近年稀に見る傑作。村田沙耶香先生は今までの作品でだいぶマイルドな表現をしていた、手加減していたんだな!?というような内容 性差別に人種差別、新しい生物、生殖、村田沙耶香ワールドの真骨頂だ…… 読んでて本当につらくなった、村田沙耶香先生がトークショーで「辛い気持ちにさせてすみません」と言っていた理由がわかった

    9
    投稿日: 2025.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    そんなに読書してる方ではないけれど、これは自分の人生で忘れられない(忘れたくない)体験の一つになると思う。 下巻でどうなるかまだわからないけれど、自分含めた人類が、気持ち悪くなってしまう。 それはこの本で描かれている事が、極端かもしれないけれど普段の生活で自分が感じる事とリンクしすぎているからかもしれません。 村田沙耶香さんは自分みたいなバカにも伝わるのに文章が綺麗でかつ生々しい。 これから下巻です。 世界99が村田沙耶香さんの作品で1番好きになりそうです。

    5
    投稿日: 2025.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上巻読了 あり得ない程気持ちが悪く悍ましいのに どこかで真っ当な事を突きつけられてる気になってくる 思っているけど言葉にしてこなかった事を目の前に垂れ流されて「あれ?この世界の方が普通かも?」と思わせて来るところが村田沙耶香様の恐ろしくて面白いところ 好きだわ #読了

    5
    投稿日: 2025.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白すぎる、、 極端に見えるけれど、人はいくつも世界を持っていて呼応とトレースをして自分を作り上げてるなと読んでいて納得してしまいます。人間世界をある意味的確に書き上げてる気がします。 自分って人格をどう棲み分けしてやってるんだっけ?を改めて考えたいなと思いました。 村田さん作品からは、押し付けがましい世界って意味わからないよねを感じます。それを羅列していく感じがカオスで痛快なんですよね。 早く下巻も読みます。

    4
    投稿日: 2025.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    村田沙耶香ワールドが凄い。 よくこんなの思いつけるよなぁ… 上巻だけでこんなに分厚いのにすぐに読み切ってしまった。下巻も早く買わなきゃ。 ピョコルン、最初は凄く凄く可愛くて、私が今飼っているワンコみたいな感じかな?と思っていたけど、正体を知ってからは気持ち悪すぎて……(笑) あと、空子ちゃんにはMBTI診断をやってみてほしい。

    6
    投稿日: 2025.03.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    既刊全て読了している大好きな村田さんの新作。 待ってました…!!! おそらく、かなり好き嫌いが別れる作家さんだと思うけど この「人間」を踏み潰してくるような作風がたまらない。 さすが村田さん。 倫理観も正義も道徳も常識も、根底から覆してくる設定で、 狂いに狂った世界観が徹底されている。 空子が行き来する「世界」は たぶん皆が無意識に使い分けているものだけど、 ここまで自覚して意識的に行うのも生きづらそうだなと思った。 意識的に使い分けすぎて、各世界に飲まれている感じもする。 こんな既成概念ぶっこわしの狂った世界を400ページ超で読めるのが幸せすぎる。 結末が楽しみ。下巻に続く。

    8
    投稿日: 2025.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2025.3.13 読了 上巻読了したけど、すごいぃ♡(興奮)村田沙耶香さんの今までの世界をギュッとした感じでおもしろーいᵕ̈* (全部読んでるわけではないです( ; ; )) 下巻楽しみすぎる。詳しい感想は下巻の方に書きます。

    8
    投稿日: 2025.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    想像力の安全圏を軽々と踏み越えてくる、とてつもない作品だった。理解しようとするほど思考が追いつかず、読者はただ頁をめくることしか許されない。物語を読むというより、異常な世界に放り込まれる体験に近い。 「性格のない人間」という設定の時点で共感は不可能なはずなのに、空子はあらゆる人間を俯瞰し、内情を正確に言語化し、相手に最適化された応答を返す。 その異様な完成度に惹かれつつ、これは他者の心を完全に理解したいという自分自身の欲望の投影なのだと気づかされる。 人は誰しも、属するコミュニティごとに性格を変え、感情を調整し、適応のために自分を削って生きている。空子の存在は、その行為を極限まで突き詰めた結果として提示されているように思えた。 空子自身は、呼応とトレースを繰り返すしか生きられない自分を早々に受け入れ、むしろ特別性として享受している。 しかし、無数のキャラクターを生きるうちに、確かに「孤独」が立ち上がる。その瞬間、救われてほしいと願う気持ちと、同時に絶対になりたくない人生だという拒否感が押し寄せる。 幸福に辿り着けない構造の中で、女性としての尊厳すら侵食されていく空子に対し、ピョコルンという存在が秩序維持装置のように機能する展開は、弱肉強食の世界観を強烈に印象づける。 これほど既成概念を破壊してくる物語でありながら、舞台はあくまで日常で、人間が抱える嫉妬、妬み、苦しみ、性への衝動が淡々と描かれているだけ、という事実がむしろ恐ろしい。 フェミニズムをめぐる描写には強烈な村田沙耶香節が炸裂する。目を背けたくなる不快さと、現実にも確かに存在するという諦観。その気持ち悪さに強く共感してしまうことで、これは個人の偏見ではないのだと確認させられる。 息継ぎも余白もないまま、上巻は目眩く展開で終わる。この世界がどこへ向かうのか、下巻を読まずにはいられない強烈な引力だけが残った。

    11
    投稿日: 2025.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    村田沙耶香作品なので覚悟して読んだけど、描写がキツくてウッとなってしまった第一章だった。感想は下巻に。

    5
    投稿日: 2025.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    脳内がバグり、精神が崩壊しそうな読書体験は初めてでした。 主人公は感情が空っぽの如月空子。 空子は感情を持たないため、自分と接する人間に『呼応』し、『トレース』することで人間関係を築いていきます。自分を守りながら社会に在り続けるため、色々なキャラクターを使い分けていきますが、この多面性に驚きつつも、自分にも身に覚えがあることに気付かされます。どこかで、「あなたも色々な人物を演じて生きてきたでしょう?」と囁かれている気がしてゾワゾワしました。 上巻は空子の10代〜30代が描かれていますが、女性の生き方についても生々しく描かれています。10代の若さゆえに受ける性的な搾取。20代〜30代の結婚観。養われる代わりに自分ではない人間にとっての便利な家電になるのか、自分を養うためだけに自分の奴隷になるのか。村田さんのこの強い言葉に洗脳され、どんどん物語の深みにはまっていくような感覚になりました。

    25
    投稿日: 2025.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今までの村田沙耶香のエッセンスを最大に詰め込まれた作品。登場してくる人達があまりにも(型)にハマりすぎてて気持ち悪く思うけど、ファンタジーと思えば苦ではない。最後のカオスがたまらなかった。 下巻に期待。

    8
    投稿日: 2025.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白すぎて、上巻を一気読み。 強烈な読書体験。 これまで読んだ本が全て吹き飛ぶくらい、肉体からくる、ぞわわわ〜とくる感覚。 頭ではなく、ほんとに内臓から感情が湧いてきた感じ。 新世界を見た! 村田沙耶香作品は、フェミニズムに当てはめられて読まれるらしいが、まさに女性のためのディストピア小説。 これまでの村田沙耶香作品のエッセンスを全て注ぎ込んだ作品。 現実世界も破壊するような、究極の傑作と言っていいと思う。 もう、カルト宗教にハマったのかというくらい、のめり込んで読んだ。 女性が男性から”便利に使われ”、男性も”女性は得している”などと考える。 女性に向けられる性的な視線や、性的価値の有無などの品定めを、無機質に描く。 こんなふうに言語化されると、ほんとに人間社会って不気味だなとすら思う。 強烈な言葉遣いで表現されるので、現実の見方すら変えられそうなのが怖いほど。 生理的嫌悪感をもたらすほど”気持ち悪い”という感覚に繋がる。 さらに、作中出てくる謎の動物ピョコルンに当てがわれた役割。 これがキツイ。 人間の欲望のために生み出されたピョコルン。 倫理観が強いほど、もしかしたらこの作品の展開に強い嫌悪感や衝撃を感じるかもしれない。 でも、この作品の欲望の吐き出し方って、ある意味合理的で、合理的なものって、突き詰めるとこんなにもグロテスクなものになるんだなと思う。 ピョコルンに込められた人間の強い”欲望”は、一つではないらしい。 人間の生々しい部分を、淡々と、アイロニーも含めて言語化していく。 名前のつけられた世界。 それぞれの世界は混じり合うことがなく、本来はそれぞれの世界には、それぞれの住人がいる。 主人公はロボットみたいだが、この世界への観察力は鋭く、的確に状況を捉えている。 空子は性格もない、感情もない。 さまざまな世界に適応した人間をトレースし、生き延びる。 感情がないのにも関わらず、彼女なりの孤独感はしっかりと持っている。 空子自身の人格は、本人には理解されていないのだけど、読者はその世界を見つめることができる。 だからこそ、上巻の終盤の、とある人物との邂逅は、かなり心に響いた。 彼女が見たさまざまな”世界”を比較する場面も興味深い。 そして徐々に、実は私たちだって、誰と一緒にいるかによって、世界を変えているよね?と気づく。 これまで感じたことがないような、強い拒否感。 小説に描かれた世界の言いようのない気持ち悪さは、現実世界で全くあり得なくはない。 だからこそ見たくもないと感じてしまう。 なのに、読んでしまう。 続きが気になって仕方ない。 なんだこの小説は。 時には吐き気すら感じるような展開もあるのに、最後までページをめくるのをやめられない。 長いのに全く気にならないほど面白い! 上巻だけでもすごい展開ばかりだった上に、下巻はどうなってしまうのか、全く想像ができない。

    28
    投稿日: 2025.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    天才すぎる……。上下巻長いなあと思ったけど週末で読み終わったわ。 村田さんが創り上げた世界が素晴らしいのなんの。私たちのリアルな世界とは違うように見えて、全方位にエンジンふかしたらしたらこうなると思えるような、誰しも少しずつ思い当たることがあるような世界。 アルパカ見るたびにピョコルン思い出しそうやわ。当分忘れられそうにない。

    6
    投稿日: 2025.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃ面白かった。 「キャラ」を使い分ける空子の空虚さが面白すぎる。これまでの村田沙耶香の短編が集結したような大長編。 空子がコミュニティごとにキャラを使い分けてるのは「生命式」の「孵化」だし、鼻の穴のホワイトニングは「信仰」だし、ピョコルンの進出で社会の認識がどんどん変わっていき、「汚い感情」がなくなっていく様は「魔法少女ミラクリーナ」の「変容」だった。これまでの短編で断片的に描かれていたものを、より詳細に記しているのが「世界99」で、それがとても面白かった。 相変わらず村田沙耶香は小学校高学年女子が「こども」から「女」になる時期の描写が上手い。痴漢関連の話は「地球星人」を思い出した。 匠くんはミソジニーホモソ男の典型例で、あまりにも「染まって」いて、本当にこのレベルの人っているのかな……と思うが、Twitterでさえ見たことがあるしいるんだろうな、と思う。 ラロロリン人を差別しているのに、ラロロリンラブストーリーが流行った途端手の平を返す人達は馬鹿みたいで、そしてとても現実だと思った。 上巻は主に空子が様々なコミュニティでキャラを使い分けている話で、その中にピョコルンとラロロリン人が絡まってくる。世界①、②、③はそれぞれ「うわこういうコミュニティあるな……」と思わされるもので、なんなら④のかわいいゆる界隈も、⑤の結婚できない・しない選択をした人達がサイゼ奢り論争をしているのも、⑥の子持ちママ垢界隈も、⑦のオタク界隈もめちゃくちゃ「こういうのあるな」と思わされるコミュニティで、それが面白かった。

    7
    投稿日: 2025.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ピョコルンがゲシュタルト崩壊 相変わらず「ふつう」や「正しさ」といった価値観、共通認識について揺さぶってくる作品でページを捲る手が止まらなかった。

    8
    投稿日: 2025.03.04