
総合評価
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powered by ブクログ直木賞受賞作が短編集だったことに驚いた。 いろんな土地が舞台となっているが、そのどれもが著者の出身地かと思うくらい重厚に描かれていた。 科学要素が多めでも、人間模様がしっかりメインになっているので、物語としても魅力的。 どの科学もほどよく、難しすぎず知識としても楽しめた。
5投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログ「祈りの破片」が沁みた。 爆心地の焼けた破片を拾い続けた男の話。 後世に残したいというより、自分の探究心から出た行動のようで、結局貴重な遺物となる。 それは、焼けてしまった人々の、焼けずに残った破片に託した祈りでもあったのか。
14投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログ第172回直木賞受賞作。5つの短編からなる本作品。直木賞受賞作であり短編なので、伊予原さんの作品の魅力がぎゅっと詰まっているのだろうなと楽しみにしていた作品。 『夢化けの島』。舞台は山口県萩市の離島、見島。日本海に浮かぶ島。久保歩美は32歳の大学理学部地球科学化で助教。専門は火成岩岩石学。大学から研究を続けて10年になる。根っからの研究者という感じ。苦労もあるだろうけれど楽しい方が大きいのだろうな。明るく前向きな中心人物。見島には毎年岩石を調べるために訪れている。 渡船の中で出会ったのは三浦光平。光平はかつての萩焼に使われていた見島土を原料とした作品を作っていた登り窯を探していた。そのことを歩美は知らない。互いの存在を気にしながらも時は流れていく。しかし、それぞれが探求しているものが見島にあるため、再会することになる。追い求めているいるものが違うけれど、探しているものが同じ見島にあるというところに、巡り合わせを感じるな。 互いの状況や追求心が分かるようになり、自然と尊重し合うようになるところも自然な感じがする。光平がそこまでして登り窯を見つけたかった理由も明らかになっていく。自分が何者なのかは、自分が純粋に好きなものに出会った時に分かるのかも。そんなことを歩美と光平の姿から思う。二人が見つけたものは、未来に繋がっていきそうなものだった。よかったなという思いに満たされた。 『狼犬ダイアリー』。舞台は奈良の山奥、東吉野村。登場人物は、盛田夫妻と一人息子の拓己と紀州犬のギンタ。盛田夫妻の離れに移住してきた30歳、フリーランスのWebデザイナー、まひろ。東京での仕事や人間関係に苦しみ、身寄りのない奈良の山奥、東吉野村へ。それは、自然豊かな村に居ながら自分の求めるWebデザイナー関係の仕事をすることに希望が持てたから。 拓己が見たという狼は、村では昔からその存在を言い伝えられていたが、実際に見た者は少ない。伝説的な生物ということ。各地にありそうな話。初めて知る内容もあり、物語でありながら知識が増えていく感じがする。これも伊予原さんの作品の魅力だろうな。 拓己とまひろは狼が出たと言われる場所に確かめにいく。ギンタを連れて。そこからは、緊迫した場面が続く。実際に目にしたものの正体も明らかになり、そこには古くから言い伝えられている話も加味されて、ファンタジーとも伝説とも感じる内容になっていく。実際に目にしても、それが何であるかは判明できないのが自然の魅力であり、生物の進化なのかも。そんな思いも膨らんだ。まひろが未来に向けて前向きな気持ちになっていく姿が心地よい。 『祈りの破片』。舞台は長崎県長与町田之坂郷。長与町役場の都市計画課住宅係の小寺。空き家対策の担当。現代社会の問題とつながる。小寺は一人で担当していたため、ゴールの見えない難しい仕事に取り組んでいた。疲れてもいた。 そのような中、田之坂郷の住民から、空き家に青白い光が灯り、怖いので調べて欲しいという相談が寄せられる。小寺が警察官と一緒に、その空き家に入り見たものは、敷き詰められた原爆による遺物だった。焼けた石やガラスなどの遺物と共に収集の記録ノートが見つかる。そこには、びっしりと日付や場所、気づきが記されていた。被爆地である長崎の惨状を思い浮かべる。私の想像では及ばない惨状があった。 小寺の丁寧な調べにより、この記録をとった者が判明する。加賀谷昭一。加賀谷は浦上天主堂周辺の遺物を多く収集していた。爆心地に近く完全焼滅していた。貴重な遺物になる。当時の様子の想像は難しいが、それでも遺物を集めていた加賀谷の思いや願いを想像する。何もなくなった長崎の街。焼かれて遺った物を集める意味。 そこから、新たな登場人物、望月英二神父につながる。被爆当時に浦上天主堂で出会った二人だから遺せた物なのだろう。出会いの意味を思う。出会うべくして出会ったように思う。平和への祈りは、こうして語り継がれる。そんな気持ちになる、ずしりと胸に響く物語。 『星隕つ駅逓』。隕石と郵便局の前身でもある駅逓の話。主な輸送手段が列車だった時代に、駅舎には荷物や郵便を運ぶ人がいて駅逓と呼ばれていた。車がなかった頃は歩いて配達していたという。そんな時代背景を想像しながらの現代の物語。 信吾は郵便局の配達員。結婚して十年、妻の涼子は初めての出産をひかえていた。幸せが伝わってくる。舞台は北海道遠軽町。妻が勤めている宿泊施設に、榎田が仲間と共に隕石を探すために泊まっていた。火球を見たという情報が複数あったためだった。隕石が落ちるということは滅多にないこと。だから、研究者たちにとっては探究心が高まるのだろう。この話の中で、発見された場所と地名、北海道の歴史、駅逓の役割などが絡み合う。その構成は、昔話の中に吸い込まれていくような感覚だった。そして、幻想と現実が重なり合うような不思議な感覚になっていった。 さらには、涼子の父、公雄は野地内郵便局の局員を務め、定年を迎えようとしていた。それに伴い、郵便局は閉鎖。前身の駅逓に勤めていた祖父から三代続いた仕事だった。その感慨が伝わってくる。また、妻を亡くしていたため、生活への意欲が失われていた。自分のモチベーションの元となるものを失うことは、生活への影響が出るだろう。それを心配する涼子。 涼子が隕石を発見した際の行動は、父を思っての行動ではあったが、信吾は心配しその行動を改めさせる。涼子の体を心配しながらも、信吾のまっすぐな信念も感じる。それぞれの思いが通じ合うには、やはり思いを伝え合うこと、そして正直に素直であることが大切なのだろうな。そんな様子を星は見ているのかも。 『藍を継ぐ海』。この物語の藍とは、黒潮の色のこと。ウミガメの道のようなもの。沙月は中学2年生。舞台は徳島県阿須町の姫ヶ浦の海岸。アカウミガメの産卵地。沙月はウミガメの巣穴から4個の卵を掘り起こし、家に持ち帰った。私の中で動揺が広がる。そして、この行動には深い理由があったことが分かる。やってはいけないことをする沙月の背景には、沙月にとって厳しい家庭環境があった。だとしても、卵を持ち帰っていいとはならないけれど。 そのような中、沙月にとって頼りになる存在もあった。70歳をこえているこの浜のウミガメ監視員の佐和。沙月にとってはこのまちで暮らす大きな支えとなっていた。沙月の姉、未月は8歳年上。18歳で家を出た。それから沙月は祖父の義雄と二人暮らし。そこへ、カナダからティムが訪れる。カナダで見つけたタグ付きのウミガメに関することを調べに。このことが、沙月や佐和の過去とつながっていく。 沙月の願いは純粋だからこそ、切ないし危うさもはらんでいる。そんな沙月に寄り添う佐和の存在はとても大きい。沙月自身の選択で、自分の未来をつくっていってほしいな。そんな期待と願いが私の中に膨らんだ。 どの作品も、そのまちと自然と人が織りなす世界へ導かれた。行ったことのないまちの雰囲気や景色が、私の想像の中で色鮮やかに描かれていく感じ。伊予原さんの作品の魅力とおもしろさが詰まった一冊だった。
254投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログ伊与原新さんのハートフルストーリーですね。 五篇の登場人物にとって、生涯忘れることの出来ない感動の出会いと成長のドラマですね。もちろん科学を絡めて、より深く物語を飾っています。 伊与原新さんの作品としては、かなり重い感じの構成ですが、主人公の感動を受け止める心理描写を考えると、読み手の共感が寄り添うようにつかめます。 科学が自然に伝わりますね。 目次 夢化けの島 狼犬ダイアリー 祈りの破片 星隕(ほしおつ)駅逓(えきてい) 藍を継ぐ海 伊与原新さんは、純文学に近くなってきていますね。この本に科学者は出てきません。研究者や工芸家などで知識人が物語を補佐しますが、主人公の理解と疑問に答えたりして、物語の重要な登場人物になります。あくまでも感動の人情、成長物語が主要な作品になります。 直木賞受賞の作品として、確固たる深みのある文学作品ですね(=゚ω゚=)
64投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログいつも全く知らない分野の知識にも触れられるし そこから学び取る生き方への優しい着地が 伊予原さんの作品は素晴らしく また次も読みたくなる。 心癒されます。
2投稿日: 2026.01.07
powered by ブクログなんと美しい景色の浮かぶ物語たちか。森の中の朽ちた登り窯。山の斜面に立つ狼犬。白い波頭に藍の海。この人の本はいつも私に画像を思い起こさせる。地元だから方言とかもあってなおさらかな。旅に出たくなった。
2投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログaudibleにて。 短編集で、本の題名はウミガメにまつわる最終話のタイトルが付いていていますが、「海」よりも「土」、「岩」、「土地」といったキーワードの話の方が多かったように思います。 どの話も、煌びやかで惹き込まれる話というよりも、どちらかというと土や岩のように、一見地味で目に留まらない話を、ハンマーで石を割り、顕微鏡越しに成り立ちや変遷を読み解くような、そんな温かみのある話が多く、読んでいて落ち着く本でした。
2投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ伊与原新さんの短編はどれもよいなぁ。 科学の知識を織り交ぜながら紡がれる五つの物語。 徳島でウミガメの卵を孵化させて育てようとする中学生の少女。北海道で隕石を拾った場所を偽ろうとする身重の女性。山口で萩焼の特別な土を探す元カメラマンの男性。長崎で謎の岩石やガラス製品を見つけた公務員男性。奈良の山奥でニホンオオカミに出会ったWebデザイナーの女性。 日本各地を舞台に、職業も立場も異なる様々な人々の物語となっており、どれも切り口が異なり違った味わいがある。着地点は安定しており安心して読めた。 科学と心が重なりあう瞬間、じんわりあたたかい気持ちになれる伊与原新さんの魅力溢れる作品だった。
54投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ直木賞受賞作、作者は知っていた。知ってはいたが、初読み。科学物と聞き、読むのを躊躇していた。 しかし、読み易い。科学なのに読み易い。 どの短編も興味深い。 表題の「藍を継ぐ海」から読んでしまった。アカウミガメの話。ずっと赤ちゃんカメが海に向かうのを見てみたいと思ってきたが、本を読んで、やめておこうと思い直した。一生懸命生きようと努力している姿を興味本位で見てはいけないと思わされた。生きてほしい。どこの国の海でも構わないので、生き抜いてほしい。 同じように命を繋ぐ話「狼犬ダイアリー」ニホンオオカミは100年以上前に絶滅したと言われているが、紀州犬とのハイブリッドがいるかもしれないという話。いい!ロマンだ。オオカミと人間は似た者同士だそう。社会性に富み、用心深いが好奇心旺盛。狼混として生きる。一人でいたいときはオオカミとして、寂しくなったり、行き詰まったら犬になる。 「夢化けの島」は萩焼、伝説の土を探す男性。 「星隕つ駅逓」隕石をさがす人々に拾った場所を偽る女性。 とさがす、の2編。 「祈りの破片」は長崎役場の住宅係が空き家から光が見えるので、確認してほしいとの依頼を受ける。調べていくうちに被爆した石や金属を集めていた人の家とわかる。
1投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログこの本をどう評価するのか?読みやすくはある。物語一つ一つにキーワードとなる専門用語?が出てくる。それが読者には新鮮なのだけれど、ちょっと難しいな?
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第172回直木賞受賞作。 「夢化けの島」「狼犬ダイアリー」「祈りの破片」「星隕つ駅逓」「藍を継ぐ海」の5編。 科学的な知見と舞台となる土地の歴史を融合させる中で、主人公となる人物の心情の変化を描いた見事な短編集。 ベースとなる科学的な事象が単にアイデアとしてあるのではなく、物語の核となり、希望や勇気を与えてくれるものになっていることが素晴らしい。また、舞台となる土地は、長崎以外は過疎と言われるようなところだが、その歴史を掘り下げて丹念に描いており、思い入れも感じられる。
1投稿日: 2025.12.28
powered by ブクログ面白かった! フィクションだけど、ほんとにそういう歴史があったような感じを思わせる物語たち。 少しだけ変化がある物語。心地よい。
0投稿日: 2025.12.23
powered by ブクログ伊与原新さん初読。伊与原さんが膨大な労力を費やし、一話を執筆されたのだろうと感じた。おのずとじっくり時間をかけて読んだ。 どれも短編におさまらない熱量で、物語のその後に想いを馳せる。
13投稿日: 2025.12.23
powered by ブクログ全体的に説明描写が多かった印象。自分には内容が難しかった。前回読んだ「月まで三キロ」は人物の気持ちと説明、それぞれの描写が半々くらいの割合で読みやすく、響いた言葉がいろいろあったけど、今作は難解でした( ・-・̥ ) でも、難しい科学の話を小説としてここまで緻密に盛り込み、描くことができる伊予原さんの表現力には驚かされるばかり!また他の作品も読んでみよう。
1投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログ『夢化けの島』 萩焼 偶然か⁈ 今朝の新聞に“見島牛”の血統保存に情熱を注ぐ人のニュースが載っていた。 『狼犬のダイアリー』 日本狼 自分が若い頃、日本狼の生息を求めて探索に出かけた事があったな、と懐かしく思い出した。 『祈りの破片』 長崎原爆被害の調査⁈資料収集の遺産 星隕つ駅逓』 落下隕石 『藍を継ぐ海』 海亀の生態 科学的な思考を元に いずれも、とても良かったです。 読書の苦手な自分でも一気に読み遂げました。
0投稿日: 2025.12.18
powered by ブクログ祝・直木賞受賞。表題作以外もとても良かったです。テーマが深くて、どうしてこんなに幅広く、難しい題材を扱って小説を書くことができるのか。そしていつもですが、巻末の参考資料の多さにも圧倒されます。 2025/11/13読了 2025年の60冊目
1投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ5篇ともストーリーがわりとおもしろかった。 どこで科学に結びつくのかな?と思ったら、自然な感じで物語に組み込まれていて、生活の中に科学があふれているんだなと感じた。 表題作の「藍を継ぐ海」の沙月が海ガメを育てたい理由が心に沁みた。 泣くほどではないけど全部いいお話。
50投稿日: 2025.12.10
powered by ブクログどれも静かで穏やかな素敵なお話だったけれど どんどん読みたいと思える感じではなくて 時間がかかってしまった。 好みの問題なのかなぁ...
0投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログ短編いくつかで構成されている 読みやすく、登場人物の心情がうまく表現されている どうなるんだろう?というワクワク感もあった
0投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ短編集なのにものすごく読み応えがあって、とてもおもしろかった。一つひとつの物語が心に響くだけでなく、専門的な知識もわかりやすく織り込まれていて、読んだ後の満足感が凄い。私の中の今年のBest5に入ること間違いなし。
5投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ5つの短編集。どれも、実際の土着の忘れさられた言い伝えから、真実を探そうとする若者の物語。瀬戸内、東北、北海道、山に海に舞台は異なり、登場人物たちの言葉や生活から、その土地の空気感も感じられるような...そこに若者のひたむきな思いがのせられて爽やかな余韻が残る。
1投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログ直木賞受賞作、の帯を見て読んでみました。 私にはあまり刺さらなかったです。でも美しい作品。 5編の短編集で、いずれも地方の海・山・田舎が舞台で、悩みを抱えた若者が主人公。 「夢化けの島」は焼き物、「狼犬ダイアリー」はニホンオオカミ、「祈りの破片」は長崎の原爆、「星隕つ駅逓」は隕石とアイヌ、「藍を継ぐ海」はウミガメの産卵がテーマ。日本の古くからの自然や歴史についての描写が細かく、各分野にちょっとだけ見識が深まったような気持ちになったりもします笑。「星隕つ駅逓」が年齢的に一番感情移入したかな。
7投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
史実を元にしたフィクションとのことだが、短編のそれぞれが本当のことと思わせるようなリアリティがあった。特に「祈りの破片」は良かった。
1投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログ優しい話の短編集。穏やかな気持ちになった。表題の作品はウミガメ保護の海岸を舞台にしたお話で心を揺さぶられた。都会から離れた海辺の町でたくさんの優しい人たちが周囲にいる、でも置いていかれそうで不安にもなる・・少し切ないけどそれぞれが生きている道が見えるような作品だった。
0投稿日: 2025.11.28
powered by ブクログ広い意味で岩石にまつわる話の短編集。短編同士に繋がりがあるのか?と読み進めたがそれはなかった。暖かい気持ちになる話ではあった。
1投稿日: 2025.11.25
powered by ブクログ自然の摂理と主人公の心情が重なったり交錯したりで、情景描写が美しく感じられた。海でゆっくりウミガメを眺めたい気持ちになった。
3投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ初めましての作家さん。 読み始め、肌感合わないかも?短編集で良かったな、、と思ったのが良い意味でハズレ、作家さんの熱量や新しい知識に触れるたびに引き込まれ、短編集だけど、総合的に一冊の作品となっていて素晴らしかった。 巻末の参考文献からもわかるように、とても綿密に描かれたもので、その探究心や努力に圧倒された。 作者の熱量で、実際にいろんな方の協力を得られ、より良い小説となったかと思うし、それがキャラクターにもよく現れてた。 本来は、感情を揺さぶられる小説が好きだけど、新しい知識として得られる小説も、やっぱり読んで良かったと思える一冊でした。
38投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログ萩焼、狼犬、空き家、ウミガメ、隕石…… 離島や郵便局が閉局を迎える町など、北海道から九州までを幅広く舞台にした短編小説。 決して一章一章は繋がってないけど、どこか懐かしく、ちょっと窮屈で、ゆったりと時間が流れるまちの様相はみんな共通。 焼物の歴史や原爆の話など踏み込んだ部分もあるけど、とっつきにくさはなく、読みやすかった。 小さな謎や強い思いが、周りを巻き込んだり、時を越えながら紡がれる物語。
0投稿日: 2025.11.20
powered by ブクログ直木賞受賞、短編五編 萩焼、狼犬、原爆遺物、隕石、アカウミガメ それぞれ失われゆくはかないモノにまつわる人を描いている。 地球衛星科学専攻という著者の背景を見てテーマについては納得。そこに人に対する温かな眼差しと信頼が加わり、心地よい。
0投稿日: 2025.11.20
powered by ブクログ萩焼、隕石、ウミガメ…5編の短編小説。 入念に下調べして書かれたお話。それぞれの分野の調査がしっかりされた上でお話が成り立っていた。少し難しく読むのに時間がかかる気がするが、面白かった。 感情移入を強くするわけでもなく、人物の表現は軽やかで登場人物たちの感情の押し付けがましく無い。
12投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログまず、いつも思いますが、伊与原さんは日本語が上手い。そして、伊与原さんの作品は、押し付けがましくないけど、ホッコリ希望が出てくる、というそのバランスの薄味的なところが何とも言えず好きですが、本作品は、少し味付け薄めすぎかなぁ。自分の心境のせいかもしれませんが。。。でも、今回もサイエンス知識の勉強にもなったし満足です。
0投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ短編集だが、どの章も緻密な取材をされて、じっくりと作品に向き合われたのだろうと確信できるほど、濃密な物語が綴られていた。 長崎の話では浦上天主堂が当時の人たちにとってどんな存在であったのか、知ることができた。 また、北海道にある遠軽を舞台にした物語も、へき地の郵便局や親子の絆が描かれていて、胸が熱くなった。 そしてタイトル作の藍を継ぐ海は、なんて感動的な話だったことか。 亀も人間も、好きな所で、気に入った場所で生きればいい、という言葉は、とても重く胸に響いた。
0投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ思った以上に読み終わるまで時間かかってしまった。 これは伊予原さんの得意分野での執筆なのかなぁ…なんて思いつつ。 ただ私にはなかなか難しい部分も笑 またちがう作品も控えているので楽しみ。
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログどの話も興味深く、読んで気付かされたことや知らなかったことがたくさんあった。特に狼犬ダイアリーはオオカミについて何も無知だったなと、もっと知りたいと興味を惹かれた。
0投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログ日本のさまざまな地域で眠っている科学的事象を物語に展開する力は素晴らしかった。 小説を通して科学に出会うには、著者の作品が最も適しているのではないか。 ただ劇的なストーリーを期待する人には向かわない小説でもあると思う。
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ史実と物語とミステリーと科学と、あらゆる要素が掛け合わされているからだろうか。読み進める度、新しい世界がどんどん開かれていく。そのことを全身で感じて心が震える感覚を久しぶりに感じた。この人の作品全てを読みたいと思ったのはいつぶりだろうか。また一人、素晴らしい作家に出会えた。
7投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログとても読みやすく文体が私に合ってる作家さんだと感じました。化学や天文、生物など理系の内容は苦手な事が多いのですが、理系的な事をテーマにしながらも人間の繋がりや歴史、芸術への視線もあり、心に響く作品でした。人に勧めたい作品です。直木賞納得です。
1投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ5つの小さなお話。地球の不思議さや、自然の偉大さを感じながら、人の営みまでを考えさせられた。どのお話もとても心があたたまるお話でした。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ短編集。著者は若い人なのかなと思いながら読んで、あとがきで女性なのかなと思ったら、自分より年上の男性だった。 地質学者と陶芸家の話、オオカミの話、原爆投下後の資料収集、隕石、ウミガメの話。 わかりやすい感動話でないことで不思議な読後感だった。 著者は東大の地球惑星科学博士とのこと。すごい経歴。 でもそれでテーマも雰囲気もたしかに理系!と納得したのでした。
1投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ日本各地を舞台に人から人へ何かを継いでいく物語。 陶芸、狼等各短編のテーマが面白いく、人の描写も優しく見応えがありどの短編も面白く染みた。 伊与原さんの長編も読んでみよう。
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログある島の土と陶芸一族、ニホンオオカミと田舎移住者、原爆の記録と記憶、隕石と親子、ウミガメの生涯とそれぞれの人生模様が重なる短編集。陶芸家といい感じになる展開をはじめとして人間の心情の動きにそうはならんやろみたいなのはあるがひとつひとつのテーマがかなりよく調べられてよくできてるので納得の直木賞ではある
2投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログどのお話も、限りなくノンフィクションに近いフィクションなんだと思う。 人の想いは紡がれてると信じたい。 星隕つ駅逓と祈りの破片で特にそう感じた。
1投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログ「受け継ぐ」をテーマにした短編5編。 専門的な内容も多く、読むのに時間を要したが、勉強になった。 個人的には「星隕つ駅逓」が好き。 読むスピードがグゥッと上がった話。 火球、8月に九州で観測されたと読了後知った。 読む前にニュースをチェックしておきたかった!
2投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログテレビドラマで「宙わたる教室」を見て、原作者を知ったいつもと逆のパターン。科学者としての知識を持つ人が書いた五つの短編。個人的には「夢化けの島」と「祈りの破片」に心惹かれました。生き物が好きなのか、鉱物に惹かれたのかそうれだけの違いかどうかわからないけど、それぞれに味わい深く、静かな物語であるところがよいと思いました。
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
山口や北海道など、地域にまつわる歴史が 多く語られていて、 この一冊で色んなことが学べてお得だな~ と贅沢な気分で読ませてもらえました笑 特に印象的だったのが 原爆投下後の長崎で 瓦礫の調査に携わっていた男性のお話です 人にお願いされたわけでもなく、 自分の足で"コツコツと"調査を進め 後世に当時の長崎の記録を残したことに 渋いカッコよさを感じました。 このお話のモデルとなった方が、 広島にある平和記念資料館の運営に関わっていたとのことだったので、実際に資料館の方にも足を運びたいと思います。
24投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログオーディブルで聴きました。しっとりしみじみ良かった。宙わたる教室もすごく良かったけれど、どういう実験をしているのか、ドラマで見るまでイメージできなかったけれど、今回はついていけました。 どのお話も、なんとなく取っ掛かりにくい状況で、そんなに魅力的でもなさそうな人物から始まるのだけれど、途中からぐっと引き込まれました。表現がきれいで、取材(研究?)の裏付けがしっかりしている感じがして全部いいお話で読後感もさわやか。 狼犬のお話は、河崎秋子氏のともぐいに出てくるわんこもお利口だったなと思い出した。カメのお話も砂月がけなげで良かった。やはり動物が絡むとほっこりする。(ハッピーエンドがマストだけれど) 彼の他の作品も読んでみたい。
4投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ最初の短編が趣味に合わず、読了までとにかく時間がかかった。 「狼犬ダイアリー」と「祈りの破片」は面白かった。
1投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログそれぞれ違う分野の話で、とても深くて面白かった。 特に「改題」に関して考えさせられた。 一番好きだったのは『狼犬ダイアリー』 臨場感が伝わってきて、いい作品だった。 古い伝承にテーマを置きながら、今を生きる主人公の成長に繋がっている。
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ日本大学図書館生物資源科学部分館OPAC https://brslib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000347727
0投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログとても頭の悪い感想だけど、これは頭の良い人が書いた本だ…というのが第一の感想で、読後に著者について検索してみたら、東大卒・博士号取得・専攻は地球惑星物理学…と出てきたので、やはり、と思った。 5篇の短篇集なのだけど、総じて「研究者視点」で書かれている印象。理系の小説という感じ(またしても頭の悪い感想。笑) 余談だけど去年だったかNHKで放送していた「宙わたる教室」がこの方の原作だと知って、おぉ!と思った。このドラマ観ていたから。そしてまたしても納得。地学×ドラマで面白かったから。 小説に話を戻すと、表題作はウミガメの産卵に1人の少女の孤独を絡めた切なくて爽やかでウミガメの生態も知れるという、これまでにあまり読んだことがないタイプの物語だった。 他の4篇も、人間ドラマ×理科という感じ。 陶芸家だった祖父と父を持つ1人の青年がとある土を求めて巡るお話や、田舎に移住したフリーのWEBデザイナーがその地で起きたニホンオオカミ騒動と触れるお話、地方の郵便局員である青年とその妻が地元に落ちてきた隕石によってとある行動をして…というお話など。 物語として面白いのはもちろんだけど、それプラス地質学や生物学について勉強にもなる。素人的には、へぇ〜って思いながら読みました。笑 2024年下半期の直木賞受賞作で、かつ高校生直木賞受賞作でもある。自分がもし人の親だったら、子どもにはこういう本を読んで欲しいと思ったかもしれない。物語で学んだことが将来に影響を与えることも多々あると思うから。
1投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ自然科学を知る取っ掛かりに文系人間にもやさしく門戸を開いてくれる作品。 星隕つ駅逓がなんだか人間臭さが出ていて一番印象に残った。
0投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ夢化けの島 萩焼の土を求めて 狼犬ダイアリー 日本オオカミ!? 祈りの破片 謎の家 星隕つ駅逓 隕石と郵便局 藍を継ぐ海 ウミガメ、お守り 5話のオムニバス どれも良かった
0投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログとても優しい文体で、直木賞らしい作家さんだが、それほどグッとくるものがなく、サラーッと流れていった感じでした! 人間も、同じや思うんよ。好きなところで、気に入った場所で、生きたらええの。生まれた土地に責任がある人なんて、どこにもおらんのよ。
11投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ上すべりしてしまい、頭に内容が入ってこない だいぶ進んだと思ったらまだ30ページだった 全く話に入り込めない 今の私はまだ読むべき時では無かったので、また読みたいと思う時まで寝かせます ※もちろんこれは本の内容がつまらないということでは決してなく、全て私の問題のため未評価です(星ゼロということではありません)
13投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
◇藍を継ぐ海/伊与原新 (2025/10/10読了 桑名市立図書館) アカウミガメの卵を孵化させようとする中学女子の話。その他、短編が五編くらい。 作家氏は学位を持つ科学者なので、分野を問わずロジカルでサイエンティフィックな文章が小気味良い。また流さずに頑張って読むと勉強になると言うかウンチクの獲得と言うか。ただそれが裏目に出てくどく感じる場面もありちょっとしんどいかなあ。 短編のなかでも「藍を継ぐ海」は一番読みやすく読後感が爽やかで良いです。
0投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ・著者は東京大学地球惑星科学専攻後富山大学で教鞭をとっており、裏付けの確かさで物語に説得力があります。読後爽やかな気分にさせてくれる作品です。 ・大切な何かを「受け継ぐ」人々の5つの物語。技術を、夢を、命を、想いを、つないでまた次へと伝えていく。そんな長い歴史の一ページに私たちはいるんだなあと、しみじみと感じさせてくれる作品でした。
1投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログのめり込む様な小説ではないが、優しい文体で作家は女性かなと勘違いした。直木賞を受賞した作品か、なるほど。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログまったく繋がりのない短編5集 共通するのは登場人物の優しさ 読み終えて感じるのは 「なんとなく励まされた気がする」 「頑張ろうっ↑」 好きなのは 狼犬ダイアリー 祈りの破片 藍を継ぐ海
0投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ夢化けの島、狼犬ダイアリー、祈りの破片、星隕つ駅逓、藍を継ぐ海の5話の短編。 個人的には祈りの破片が好み、他の話も数々の文献を参考に組み立てられたであろう、興味深い内容で読後感も非常に良かったです!
3投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログ第172回直木賞受賞作 5編からなる短編集 どの作品も優しく、ゆったりしている感じ テーマは違うのだが、全体的な雰囲気が似ているからか、続けて読むと物足りない
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ伊与原新さん三作目。 このかん3ヶ月以上、本を何冊も最後まで読み切ることができずにいて、この本も休み休み、途中で挫折しそうになりながら、なんとか読了することができた。伊与原さんの作品で、ようやくトンネルから抜け出ることができ、感謝です。 あとがきを見て、そうだよね、小説なんだもんね、どの作品も架空の話なんだよね、とあらためて思うくらい、ノンフィクションを読んでいると錯覚するような感覚があった。それはきっと、緻密な取材に基づいて書かれているからなのだろう。科学者の作品らしい、実直で誠実な一冊だった。 ただ、これまで読んできた二作品に比べると、筆が走るのを止められなくなってしまったんですねと思わず微笑えんでしまうような、好きで好きでたまらない世界をワクワクしながら描いている感じは薄くて、その分だけ、馴染みのない専門的な世界に入り込みにくかった。どの話も最後は心に染みる終わり方だったので、じっくり長編で読んでみたい気がする。
2投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ直木賞にしてはややとっつきにくい印象。多くの人に馴染みがないであろう岩石や隕石、動物の生態など、地球科学を題材にした5つの短編集。個人的には1作目が物語に1番入りづらく読むスピードが鈍ったが、2作目から徐々に加速していった。未知の世界の知識がたくさん得られるので楽しくはあるが、もう少し馴染みやすさが欲しい。表題作は可愛いウミガメの赤ちゃんが過酷な長旅を経て成体になることを知り、彼らをひたすら応援したくなる。地球や自然について思いを馳せ、改めて人間も地球の付属物のうちの1つに過ぎないと実感した。
1投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ表題『藍を繋ぐ海』以外は説明文が多くて読みにくかった。 だから読了するのに時間がかかった。ただ女主人公だと心情描写が上手なので物語に入っていける。細かい風景描写、歴史の説明があるので想像しやすいが、短編集なので長編は難しそう。 人は住みたいところに住めばいい。この言葉に自由さを感じて気持ちが安らいだ。土台はしっかりしてるので短編集ってのが惜しいなと思います。
0投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログめちゃ面白かった。んだけど、貫くテーマがなんなのかは全くわかっておらず、、ブクログの作品紹介にあった「科学が気づかせてくれる未来」のフレーズで全部腑に落ちた。 科学がつなぐ過去と未来。そして人や動物との縁。 あったかい話ばっかりだったな。 これだから小説はやめられん、笑
7投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログ宙わたる教室に続き、2作目です。 図書館で借りたのですが、私の後、300人待ちでした。直木賞作家さんですし、人気の高さを感じる一冊です。 こちらは、5作の短編集でした。どれも本当にありえるような話で、私が知らない世界(知識)を少し見せてくれた、そんなワクワクする話でした。 ちょっと人に自慢したい知識かも。と。 巻末の協力者へのお礼を読んで、ああ、だから物語がリアルに感じるのだな、とか。 同じく巻末の参考文献?が数ページにわたり書かれていたのが印象的でした。
11投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログバランスが良いと言えばそうなのだろうとは思うのですが、それだけにどの作品もうまく消化できなかった気がします。 個人的にはもっと学術によるか、文学によるか、エンタメに振るかして欲しかったかなという気がしました。
2投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ人口減少や高齢化、家族や社会との軋轢を抱えながら生きていく人々を描いた短編集。現代のいづれもローカルな世界で生きている人々の思いが、壮大な地球(宇宙)規模の時の流れ、人間の歴史と交差する。その時、私たちの生活がとても貴重な奇跡のような出会いに満ちたものであると感じさせてくれる。『宙わたる教室』の著者であると納得。直木賞作品。
0投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ理系の作者なので、ネタが文系にはないものが多くて新鮮。一方で心理描写などは、はっきりと登場人物に語らせてしまったりする部分が、物足りなくもある。
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ時間や距離が離れた世界も、何かで微かに繋がっている。そういうものに思いを馳せる。しっとりした雰囲気の短編集。
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ科学の知識をわかりやすく織り交ぜながら、しっかりストーリーを展開していく。この作家さん、やっぱり好きだ。
1投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ伊与原新さんの作品を読むのは2作目です。 前回読んだ、『宙わたる教室』が良かったので、本書を図書館で予約を入れていたのですが半年経ってもあと30人待ち(^^;; 待ちきれずaudibleで聴けるのがわかったので、audibleで聴きました。 科学+家族や人の繋がりを描いたハートフルなお話し5篇です。 読んでいると目の上を滑るだけの難しい科学の話しも、聴いてるとスーッと頭に入る感じがします。 私は、表題作になっている、『藍を継ぐ海』が1番好きでした。 全部面白かったし、『夢化けの島』はちょっと恋愛もあって、伊与原新さんにしては珍しいと思って‥、自分、伊与原新さん語れるほど読んで無いじゃんっとツッコミを入れました笑 伊与原新さんを語れるほど、読んでみたいと思ってます!
23投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ陶芸、狼、原爆、隕石、ウミガメについての専門的な目線をわかりやすく、読みやすく、また、生涯からさらに未来まで想いを馳せる、心潤す作品でした。
0投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ短編集とは知らず2つ目の話まで読み、うーん物足りないと思って読むのをやめようかと考えたけど、その後3つはどれも胸にきて、知らない知識もたくさんあり読み進めてよかったと思った。
8投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ短編が5編なのだが、そのどれもが重厚なお話だった。 1つ1つが立派な長編になりえる感じで。 「狼犬ダイアリー」が1番好きかな。 萩焼の話も良かったし。
2投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良い。 上質、科学的、多角的。知らない事をうまく伝えてくれる。 大きな犯罪、事件が起こるわけではないが、ミステリータッチで先が読みたくなる。
0投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログおもしろかった。文章が柔らかく、方角など描写がとても細かく、頭に浮かぶ景色がとても綺麗だった。風や海の音をリアルに想像できる。 科学を知るほど、身の回りの自然がより尊いものに思えてくる。 すっきりと心が整う良い本。
0投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ2025年1月 第172回直木賞受賞作品 表紙は夜の海を照らす美しい灯台 あっ!蒲生田岬灯台(かもだみさきとうだい) 四国最東端にある徳島県の岬の灯台 以前内部公開を観に行った美しい岬の上に建つ灯台です お話は日本各地を舞台にした夢とロマンを感じ、心揺さぶられる5つの短編集 ・「夢化けの島」山口県の陶器お話 ・「狼犬(おおかみけん)ダイアリー」奈良県のニホンオオカミのお話 ・「祈りの破片」長崎県の原爆にまつわるお話 ・「星隕つ駅逓」北海道の隕石のお話 ・「藍を継ぐ海」徳島県のウミガメのお話 伊与原新さんの本は初めて読みましたがどれも引き込まれて面白かったです 特に「藍を継ぐ海」は内容も面白かったですが表紙への興味もあり ウミガメの生態と置かれた現実と夢とロマンを感じるお話で良かったです 表紙の灯台ですが、灯台自体の特徴的なシルエットはそのままなのですが その足元の景色は全然違い本物はもっと壮大で美しいです あと個人的には照射灯だけでなくLEDですが本来の灯台にも灯を灯して欲しかったです
7投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ『夢化けの島』『狼犬ダイアリー』読んで、退屈だった。自分の知らない知識が学べる面は興味深くて興奮したけど、オチや展開がもう一つ欲しい。情景描写が多すぎた。でも、せっかく待って借りたから受賞した『藍を継ぐ海』は読まなきゃと思って読んだ。星4か5。浮かぶ情景も話の内容も綺麗だった。読まずに図書館に返却するところだったけど、『祈りの破片』『星隕つ駅逓』読んで良かった!!『祈りの破片』以降のストーリーはおすすめできる。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ直木賞受賞作品。 短編集。どの作品も科学とそこに登場する人物の人生を織り込んだ話で、読み終わった後、幸せな気持ちになるだけでなく、登場する土地や科学についての知識も少し深まった感じにもさせてもらえる作品だと思う。 あるサイトでは、心が整う作品と表現されていたが、そのとおりだと思った。 もっと伊予原さんの作品を読んでみたいと思った。
9投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ第172回直木賞受賞作。その土地であったり、土そのもの、砂浜、隕石、遠い記憶の中で繰り広げられる5つの短編が綴られている。
9投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログこの人の本は、初めて読む。「宙わたる教室」というドラマを見ていたことがあって、原作も読みたいと思っていたけれど、直木賞ということもあり(ミーハーです)手に取った。 山口での萩焼、吉野の狼、長崎の欠片、北海道遠軽の隕石、徳島の黒潮を背景に真面目に生きようとする人の物語が5つ並ぶ。場所を変え、視点を変え、すばらしいお話で、特に、私は、長崎のお話は胸が熱くなり、涙が出そうになってしまった。 生き方を見つめながら生きるって大切なことです。 ・あの心優しい清太がなぜ、人類の罪悪の償いを負はねばならなかったのか。その隣にいたといふ、神のことも聖母のことも知らぬ幼い男の子がなぜ、羔として屠られなければならなかったのか。そして、私の祈りは、私が日々鐘を鳴らして導いた人々の無数の祈りは、一体何だったのか。
0投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ難しかった…。 けれど最後の最後、やっと慣れてきたタイミングで本のタイトルの短編をじっくり読んで楽しむことができました!
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログ巻末の参考文献を見る限り資料に基づき緻密な小説を書くという印象。 でもパンチが足りないと言うかグイグイと引き込まれるような作品は無かった。 どれも及第点っぽい短編集。
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログ短編集とは知らずに読み始めました。 どの作品も情景が頭に浮かんできます。 こんなことは初めてで、気持ちよく物語に没入できました。 時間も、あることについて切り取っている感じで、ダラダラしていないのも良かったです。 最後の作品は続きが読みたいなあと思いました。
9投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログ五つの物語の短編集でしたが、この物語の舞台が全て都会ではないところが魅力的です。山口県の萩から渡る離島であったり、原爆が落ちた長崎だったり、北海道のアイヌの言い伝えの残る道東の何処かだったり、高知で海亀が産卵に来る南端の浜だった。全て作者の創作の地名なのだが、記述が具体的で、きっと何度も実際のその地方への旅をされたのだろうと思う。科学者であり理科系の作家さんらしい。私は北海道の「星隕つ駅逓」が一番好きになった。主人公の父親が同世代で元気を取り戻すところが良かった。隕石の事や、海亀の生態を知る事が出来面白かった。他の本もまた読んでみたい。
13投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ安定の伊与原新ワールド! 5編の短編、心に傷を持つ人が 人と出会い、科学的事象に出合い、 再生へと舵を切り始める瞬間を描く。 テーマとなる事象は多岐にわたり、 伊与原新さんの専門分野以外のことも出てくる。例えば、ウミガメとか陶芸とか。 舞台となる土地も北海道から四国山陰地方まで様々。地域の事、方言などもしっかり 学ばれたのが良くわかる。 ちょっと、家族のことが心配で 気持ちがふわふわと落ちつかず なかなか本の世界に没入できないでいる私。 だから ガツンと「この人のこの台詞に グッときた!」「涙腺崩壊」みたいにはならず。気持ちが引き寄せられて苦しくなるようなこともなく。 そんな私でも 優しさで溢れた世界へ連れてってくれて、知らない科学の知識を教えてくれて、 やっぱり伊与原新さん、好きだ。 そして、藍を継ぐ海 というタイトルが好きだ。 改題前は遠い遠い海から、だったんだって!藍を継ぐ海は 愛を継ぐ海とかけてあるのかな? そして、愛って、近くで与えなくても大丈夫なのかも?信じていれば、自然と相手を支えることができるのかも? 私ももっと子供を信じてあげれば良いのかな?そしたら、自分自身にも愛情を感じられるのかな?ん?まずは自分を信じて愛することが先か。そしたら 目の前の子供達をもっと深く愛せるのか。 物理的な距離感ではなくて、心の距離が大切だな。 そんことを教えてくれた本でした。
23投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ普段なかなか着目することのないようなものがテーマになった短編集5編。 それぞれの話にドラマがあって知識のないことは勉強にもなった。 個人的にはオオカミ犬の話とウミガメの話が好きでした。
15投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ5編の短編集。 物語の舞台となっているそれぞれの地域の描写がとても丁寧に語られています。どの作品も「科学」を基軸に「時間」について考えさせられました。
17投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者作品は三作目。 いつもながらの短編集だが、ついに直木賞を受賞した本作。 でも、いつものながらに、登場人物に悪人はいない。これも著者の持ち味か。だからこそ、安心して読める。 表題作から読んだ。 四国は徳島の、ウミガメの産卵地を舞台にした少女の物語だ。著者お得意の地球惑星科学の知見は、生まれたばかりの子ガメが遥かカリフォルニア沖の餌が豊富な海域を目指せるのも、母浜回帰を果たすのも、地磁気を頼りに方位を感応しているとう話あたりに活かされているか。そのほかにも子ガメの放流会といったかつては心温まる個体数保護のための活動が今では、やってはいけない行為とされているなど、生物学的な知見による最新事情も知ることができる。科学に根ざした筆致は相変わらず面白い。 その他の4篇も、萩焼をモチーフにした「夢化けの島」は、地質学の話と茶器の歴史が絡む、生物学や進化や種の存続の話にまつわる「狼犬ダイアリー」は我が故郷奈良の山間部でのお話で面白かった。長崎を舞台にした「祈りの破片」は原爆のお話。戦後80年の今年に読むにはふさわしい内容。放射線や爆発の熱線で建造物がどのような影響を受けるかの研究は、これも著者の得意分野に近い話なのかもしれない。そして「星隕つ駅逓」は隕石のお話で、これも地球惑星科学の知見が活かされてるのではと拝察する。北海道の遠軽を舞台に、アイヌとの関りにも触れる。 本書に収められた5編はどれも地方の風習、文化、自然にまつわるお話だ。過去作も、西に東にひろく地域をまたがっていたかもしれないが(上手に関西弁を操る登場人物がいたことは覚えている。著者は関西人だ)、本書は特に地域をまんべんなく北から南、東、西と描き分けていると感じ、バリエーションが豊かと感じた。方言も使い分けている。 そんなバラエティに富む短編集だが、共通しているのは表題ともなった作品のタイトルにある「継ぐ」という言葉だろう。 萩焼の物語は、先祖代々の作陶の技、気構えを今の若者が取り戻そうとする。ニホンオオカミの血が、今もまだ脈々と日本犬、あるいは狼との交配を果たした狼犬の中に残るとして物語を紡ぐ。原爆投下後の長崎市の惨状を後世に語り継がんとした努力と、隠れキリシタンの頃から繋がるキリスト教の伝統にも触れる。入植者とアイヌの交流の歴史、日本の逓信制度の歴史も語り継がんと北海道に隕ちた隕石にちなんだ地名がアイヌ語で残されているという謎解きを展開。年々、ウミガメの回帰が減り、出産地の砂浜が減少している近年の日本の沿岸開発ではあるが、遠い将来、また以前のような美しい砂浜が戻るのではと未来へと思いを繋いでいく。 どの物語にも「継ぐ」の思いが込められていると感じた。 著者は、どこからこうした個々の物語の着想を得るのだろう。科学的知見か、あるいは地方行脚の賜物か? 萩のジオパークに行ってみて萩焼を特徴づけている見島土の存在を知ったのか、地質学者の研究を元に長崎の原爆にまつわる物語を紡いだのか、北海道の過去の逓信制度と遠軽隕石の展示パネルの「ノチウナイ」の意味(アイヌ語で「星の川」)、どちらを知ったのが先だったのか? それらを、どう有機的につなげ、科学の知見を加えた物語として昇華させていくのか、著者の構成力の巧みさに感心しながら読み終えた。 長編は書かないのだろうか。いや、このスタイルをどこまでも貫き通しても良いのかもしれない。面白い。
2投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログウミガメの産卵といえば日和佐。以前に徳島に住んでいたことがあって行ったこともあるが、姫が浦はどこだろうと思ったら架空の土地だとか。でもこんな場所にこんな物語があっても不思議はないリアルな風景が見えるタイトルの小説。 藍を継ぐ海という話だけでなく、5つの短編はそれぞれにその地にあったらいいなの話を、そこの景色の中でそこに住む人たちの生活や姿を見せながら大事なものを教えてくれるようなストーリーばかりだ。 殊更に伊予原氏の小説は科学の知識のことが取り上げられるようだけれども、どのストーリーの中心には土地と人と景色がある。それを丁寧に書くために少し地学や宇宙の知識を使っているというところ。話の組み立て、展開、登場人物、どれを取っても、きちんと見つめてその姿を描いていると思わせる傑作ばかり。本当に心に響く小説を書く人だと思う。
24投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログ科学の描写が深まるほど、人の温かさが現れるのは初めての感覚! 難しい内容もわかりやすくて、もっといろんなことを知りたくなる。長崎の話と隕石の話が特に好き。
12投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログ直木賞受賞作。科学ってこんなに身の回りにあるんだということを感じる本。長崎の原爆についてのお話「祈りの破片」が印象的だった。優しい文調でつづられていて心に沁みた。
3投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログ夢化けの島 狼犬ダイアリー 祈りの破片 星隕つ駅逓 藍を継ぐ海 の5本立て作品。 藍を継ぐ海が直木賞受賞とのこと。 藍を継ぐ海が改名前の遠い遠い海から、だったら受賞してたかしらん、なんて考えてしまった。 名前って大事。 感想としては、フィクションといいながらもしっかりとした事実の裏付けの土台があるのでどの話も全てストーリーにおいてしっくり来る。違和感を感じるとしたら人物描写のほう。 博士課程を取った人の小説はかくもファクトに基づいて作られるのかと思いました。こういう自然科学的ベースを持った人の小説は今の日本においてめちゃくちゃ貴重なのは間違いない。 たくさん色々な分野について書いてほしいです。
3投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ陶芸や狼、岩石、隕石、ウミガメを題材とした短編集。各題材について自然科学系の専門性も反映した書き振りが斬新に感じた。同著者の長編作品も読んでみたくなる一冊だった。
1投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ「藍を継ぐ海」の表題作他4つの中篇小説からなるこの本。どの作品も科学や自然の詳細な知識を織り混ぜながら、普遍的な人類の成長や社会の通念に対して疑問や課題を登場人物に投影させ、読者に新たな気付きや将来への希望や作者のメッセージを抱かせることが自然で見事でした。読後は、夜明けの砂浜の波打ち際にいる気持ちになりました。
1投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ読み始めは今までの作品とは違う?と引っかかりがとてもあったが、やはり読み終えて満足! 知らない分野、知識が盛り沢山で、どれも独語があたたかい気持ちになるのがやはりこの作者の良きところ 5つの短編、 萩焼と見島の土、吉野村の日本狼と犬の話、長崎の空き家問題から原爆の瓦礫、北海道の駅逓、隕石と地名、アイヌと郵便の話、徳島県姫ヶ浦の海亀の産卵、 どれをとっても科学につながる地質や動物、岩石、隕石などなどとても興味深い。 作者の思惑通りに、科学に興味を持ってしまう! 小学生や中学生など早い段階でこの本に出会うといいかも。5つ、どれもよかったなぁ〜 夢化けの島 一楽、二萩、三唐津 長州藩の藩祖、毛利輝元が朝鮮半島から連れてきた陶工に窯を開かせたのが始まり 侘び茶のために生まれた焼き物、土味を活かした特徴 枇杷釉で仕上げた、枇杷色の茶碗が代名詞 主原料は大道土、山口県南部、防府市台道周辺で採れる白色粘土 次は、金峰土みたけつち、萩市東方金峰で採取、白 粘り気がなく単独では原土にならず、耐火性を高めるために混ぜて使用 最後、見島土、赤い粘土、器に味を与える、侘びた土味を表現 開祖は李赤光/りしゃっこう、弟の李敬りけいと共に秀吉の朝鮮出兵時に日本に連れてこられた 『萩の七化け』使っていくうちに茶碗の色合いが変わっていくこと、貫入という釉薬のヒビから茶が器に染み込み、様々な風情が化けて味わいが増す 毛利藩、御用窯の一つ、坂窯、三輪窯、林窯 狼犬ダイアリー 奈良の東海吉野村はニホンオオカミが命じ時代、最後に捕獲された場所 全ての犬の祖先は、タイリクオオカミ ユーラシア大陸のどこかで一部のオオカミが家畜化され、世界に犬という亜種で広まる。 人間の狩を手伝いながら家畜になっていった 『送り狼』ニホンオオカミは、自分の縄張りに侵入してきたものを追跡して監視する習性からの言葉、現代の意味とは本来違う 星隕つ駅逓/ほしおつえきてい 石質隕石には、コンドリュールという球状の粒が含まれ、数ミリ以下、隕石の母体であ?小惑星が成長する前、太陽系が生まれた46億年前に形成されたと考えられている、つまり、隕石は原子太陽系の情報を保持している 藍を継ぐ海 徳島県では藍染が盛ん、「阿波藍」タデアイという植物から作る染料、蒅/すくもの産地は吉野川流域で、阿須町にも工房あり 親潮は栄養分が多い、プランクトンが多く、潮の色は緑、茶色。黒潮は栄養が少ない分、透明度が高い青黒く見える ハイダ族、カナダの西岸、ハイダ・グワイ「人々の島」という意味、トーテムポールの本番
4投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログタイトルの短編を含んだ短編集。原爆でなくなった長崎の教会の話、隕石の話、ウミガメの話など、色んな角度から科学?理科?って面白いなぁと思えた本。1番始めの萩焼のお話は高校の時に地学が面白いと思った気持ちを思い出した。どれも心が温かくなるお話だった。
1投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ祈りの破片がよかった 陶芸や隕石など史学っぽさや科学の話が沢山出てきてわくわくした 私も隕石拾ってみたいしニホンオオカミにうっかり出会ったりしたい 最終話は物語感強めだがタイトルお気に入り⭐︎ 黒潮は栄養が少なく、藍色に見える 人間らしい内面だけでなく科学や自然が織り込まれていて、楽しく読み進められるタイプの描かれ方 またいつか読みたい!
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ普段、短編集はあまり読まないのですが、居住地のお隣りが物語の舞台になっているということで興味を持ち、手に取りました。 山口県 萩焼 奈良県 狼犬 長崎県 原爆 北海道 隕石 徳島県 ウミガメ どの作品も、その土地の昔からのいわれや歴史が描かれていて、ちょっぴり「知ることが出来たぞ」気分になれました。 そして、作品ごとの科学的題材についても詳しく書かれていて、どちらのこともとても奥が深いことを知れました。 そして作品は、綺麗で優しくて、読んだあと笑顔になって勇気をくれるストーリーでした。 良かったです。
31投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ5つの短編集。 図書館で予約していて、ようやく順番が回ってきた。あまり期待していたものではなかったが、一昨日の8/9に3つ目の「祈りの破片」を偶然読んだことに驚いた。そういった意味では忘れらない作品となった。
10投稿日: 2025.08.11
