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地雷グリコ
地雷グリコ
青崎有吾/KADOKAWA
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総合評価

1026件)
4.2
406
374
168
22
10
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    題名の面白さから手に取ったが、主人公のキャラクターと知能ゲームのどんでん返しが秀逸に面白く『あっぱれ』でした。読見返しても面白いと思える作品でした。

    9
    投稿日: 2025.06.15
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    どのゲームも面白い! 読書が苦手な夫にも勧めたくなった。 ラノベっぽくてちょっと苦手な表現も多かったのでマイナス星1

    0
    投稿日: 2025.06.12
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    誰もが知ってる遊びにオリジナルルールを追加して戦略性を高め大人の遊びにする話。 登場人物がみんな先読みの超能力持ち過ぎて途中から考えることを放棄したw イモリヤさんがどう解決するのかが楽しみ過ぎていっきに読んでしまった。 ギャンブルも戦略も苦手なワイ、ただただスゲー!!!って気持ちでとても楽しく読めた。 ただ全然ついていけてはなかった。アトラクションである。ゲームが上手い人の配信を見てる感覚。 読了後数ヶ月経って振り返ってみると、高校生が学内ギャンブルしてるの本当意味不明で草。 奨学金になるからなんだというんだwwwギャンブルの果ての優秀さがどこで活きるのか学校側の思惑が不明すぎるけど、それはそれとしてやっぱり全体的に面白かったのでヨシ!

    1
    投稿日: 2025.06.11
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    正直、侮っていた。 4大ミステリランキングを完全制覇していても、高校生のゲームもどきのミステリなんて、大したことないと… 表題タイトルである地雷グリコ、坊主衰弱まではそこまでではなかったけど、どんどん敵が強くなり、ゲームが複雑化するに連れ、主人公が高校生とか関係なく、勝負の世界にのめり込んでしまった。 主人公・真兎の天才詐欺とも言えるトリックの仕掛け方、いかに欺いた方が勝つか、その一つの視点のみで描かれてるのが、また面白い。 今放送中のドラマより、騙し合いが秀逸だった。 ただ物語の視点がコロコロ変わるのが、少し分からなかった。主要人物にはロゴが入るのだけど、それ以外だと誰の視点なのか、ちょっと混乱してしまうのが、唯一の残念なところ。 個人的には気軽に審判を引き受けてくれて、ひょっとしたら、真兎並に天才なんじゃないの?と思える塗辺くんが好き。 是非是非、世界を広げて続編を作って欲しい。

    49
    投稿日: 2025.06.11
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    タイトルからは想像つかない内容だった。 それぞれのゲームのルールを考えた著者がすごい… 型破りで想像つかない方法で勝負に勝つ真兎もすごい!

    2
    投稿日: 2025.06.11
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    ★3.8 みんな知ってるあの遊びが、 「知恵と心理の読み合い」で、頭脳バトルゲームとして進化する。 まあまあかな… ええ、完全に逆張りです。みなさんが高評価過ぎるのでね、つい。 遊び心あふれる頭脳バトルが魅力の短編集。親しみやすいゲームをモチーフにしつつ、しっかりとした読み応えのミステリに仕上げている。 各話ともルールがユニークで頭を使う駆け引きが楽しめるし、伏線や謎解きもきちんと整っているので、一定の満足感は得られた。「論理+フェアなミステリ技法」が随所に織り込まれており、本格ミステリとしてのパズル性が優れていた。 特に「地雷グリコ」や「フォールーム・ポーカー」のゲーム設計はよく練られていた印象だ。 全体としては、ミステリーとしての質とエンタメ性を高い次元で両立した一作。クセのある登場人物たちも、物語を彩るスパイスとして楽しめる。 ゲーム好きやミステリ好きなら十分楽しめる良作。軽快に頭を使いながら読み進めたい時におすすめの一冊。

    28
    投稿日: 2025.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い!!やたらと勝負に強い女子高生。 生徒会がやたらと権力持ってたり、意地悪い大人を懲らしめたり、ライバル校が出て来たり過去の因縁だったりと王道バトルものでした。 ゲームが何種類か出て来るが徐々に失速を感じました。ルール内で精一杯ズルをする事が勝ち筋な世界観なのでマンネリしていったかもしれません。 今回のオチ: 主人公まととライバル校の生徒会で3000万を賭けて勝負。ライバル校は流失した学園内通貨の回収が目的(まとの生徒会が代々守っているコイン)。まとは相手高に行った同じ中学の友達に謝罪をさせる事が目的で数々の勝負を受けて来た。 ライバルは高校受験の時に学年の平均点を操作していた。その被害に巻き込まれ志望校に行けなかった親友に謝罪も求めていた。まとが相手の狡猾さを読み切って勝利。

    7
    投稿日: 2025.06.10
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    題名と表紙から勝手に「爆弾・呉勝浩」のようなミステリーだと思っていたが実際はミステリーでもちょっと違う、もっと頭脳派が全面に出されています。 各章女子高生がグリコ、ダルマさんが転んだ等昔からのゲームに頭脳を駆使して勝っていく話だが、ちゃんと勝ち手を解説してくれるのに私の頭脳ではわかったけど、理解はできなかった。 同じ戦いを挑まれても無理だなと… テンポよく読めた

    1
    投稿日: 2025.06.10
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    23年の11月刊行 一年半も経っていて驚いた 積読山から発掘 この作家の創元推理文庫は揃えているので、前に何を読んだかなとwikiってみたが、アンデッドガール2以降を除いた全てを積読状態で、むしろ逆に驚かない 青崎有吾、初読みでした あちらこちらでステルス的ネタバレに被弾し、某漫画やら某アニメやらに似ているという前情報あり 結果、まあ似ている と言うよりいくらでもありそう さらに言うと本人も参考にしたと言っていた ゲームの相手方は、たんなるヒエラルキーの上位という設定のみで造形されているため、敵のインフレだったり、主人公が強敵を倒すというカタルシスは皆無。猛者感の無い雑魚狩り 馴染みのある「お遊び」にオリジナル要素をひとつまみ ゲーム性はイメージしやすく、主人公の勝ち確がお約束されている上で、その勝ち筋にやられた!かどうかだけが評価の分かれ目な気がする 地雷グリコ  あの特定の段を踏む可能性は50%(以下?)だと思うけど。発生するペナルティーとその段は3の倍数ではないため運ゲーに思える。確実に踏ませるための全ルートが説明されてなかったような いくら雑魚でも(ましてやヒエラルキー中位なのだから)後半まで無傷でリードしたら、そこから上の濃度が高いくらいは分かるだろう さらにピンポイントの階を踏まそうとしているのだから、3or6のジャンケン推察もあってしかるべし まあ、リードしたから油断したのかもしれない 思考力が序盤しか持たないタイプなのかもしれない 坊主衰弱 特に無し 自由律ジャンケン やられた! だるまさんがかぞえた やられた! フォールーム・ポーカー 考えるのを辞めた 続編が出ても買う可能性は低いのと、これが本ミス1位?という思いも込めて星3 最後に思い出したが、仲良し3人組の過去もミステリー要素か 弱いです

    1
    投稿日: 2025.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カイジみたいな話。面白かった。女子高生が主役の連作短編 表題作の出来がいい グリコ、チョコレート、パイナップルをモチーフにしている その他の元ゲームはこんな感じ。それぞれ微妙にルールが改変されていて複雑 2作目坊主めくり 3作目ジャンケン 4作目ダルマさんが転んだ 最終作ポーカー 一発逆転ラストのために、ちょっとそれは汚いのでは?という引っ掛け勝負もある

    0
    投稿日: 2025.06.09
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    面白かった。昔ながらのゲームに少しルールを追加することによりここまで頭脳戦・心理戦に発展するとは。正直、攻略内容については全然理解できてないけど映像が目に浮かぶような文章でサクサク読めた。 キャラクター造形がアニメっぽいとか、ルールを完全に理解しなくちゃ、とかにこだわらなければ楽しめる作品。 ジャンルはミステリなん?そこだけ疑問でした。

    7
    投稿日: 2025.06.09
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    やっと読めた話題作 一つのルールで通す話だと思ってたから少しがっかりした。しかし、いろんなゲームの必勝法がおもしろかった。特にだるまさんが転んだがよかった。

    0
    投稿日: 2025.06.08
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    評判の作品。あまり前情報を持っていなかったので、なんだかきな臭い作品なのかと思っていたら、ミステリーだというので読んでみた。 学園物作品で「成瀬は天下を取りに行く」とやや似た雰囲気を感じるのだが、面白く読むことができた。 主人公が色々なゲームで対戦していくのだが、そのゲームの内容が、日本人であれば馴染みのある物でありつつ、よく考えられているところに感服。 巻末を見ると、それぞれの作品の発表年は意外と離れていて、実に6年の月日が集約された作品。単行本として連作としてまとめて読めることを幸せに思った。

    12
    投稿日: 2025.06.07
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    どちらが先に描かれたのかは分かりませんが「賭けグルイ」を彷彿とさせる学園ギャンブルエンターテインメント作品です。 主人公の真兎が数々の特殊なルールのギャンブル対決に挑んでいくのですが、相手との心理戦が非常に面白かったです。 続編もありそうなエピローグもありましたので、続編が楽しみです!

    6
    投稿日: 2025.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【ネタバレなし感想】 高校生による頭脳バトル。 理解が追いつかない部分もあったが、登場人物の一挙手一投足が重要になるほど緻密な頭脳戦が繰り広げられる。 各章読んだ後の爽快感がものすごく良く、ライヤーゲームなどが好きな人にはおすすめ! 作者の方がどうやってこんなゲームと展開考えるか本当に聞きたいわ… 【ネタバレあり感想】 ゲームの内容と攻略法が面白すぎてどんどん読み進めた。読み切るのが悲しいくらい。 個人的に好きなのは「だるまさんがかぞえた」かな。 わかりやすいルールの上、ルールを紐解いて真兎が鼻歌歌いながら公園を大回りするシーンの、日常感と絶望感のアンマッチさにゾクゾクした。 どの話も、真兎の発言や行動に何かしらの仕込みがあると期待して読み進めると、その期待を綺麗に超えてくれる美しさがある。 フォールームポーカーは結構ルールと展開が難しく、結末も、それでもカードの色を事故で見る可能性は十分あるやろと思っちゃった。 物語を通しての大きな展開があればもっとよかったかな。次回作が期待できそうなので出たらすぐ読もう。

    1
    投稿日: 2025.06.07
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    賭ケグルイみたいな感じで面白かった。 よく「人生はゲームだ」というけれど「人生は無かったことにはできないし、ゲーム感覚で子育てしたって成長したら消せない」たしかにそうだなと思う。

    1
    投稿日: 2025.06.03
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    感想を書き漏れていた。一ヶ月ほど経ってしまったが、思い返して。 かなり話題になっていた作品だったので、ぜひ連休にと、満を持して読み始めた。こういうのだったのか!私にとっては、今まで読んだことのない種類の謎解き連作短編で、新鮮な衝撃に満ちていた。どんな頭をしてるんだ?な謎解きの秀逸さはもちろんのこと、キャラクター造形や、鮮明に浮かびあがる風景描写もまた秀逸。まるでアニメを観ているかのような面白さがあり、インパクトのある題名も含め、まさに新時代の逸品だった。 他の作品も読んでみたい。

    2
    投稿日: 2025.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    だらーとした高校1年生射守矢真兎は、勝負事にめっぽう強い。学校内で、様々なゲームで戦っていく。予想もつかない手法で、勝っていく。本格ミステリに当たるのだと思う。

    1
    投稿日: 2025.06.02
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    論理ゲームの最高峰。とにかく面白いしシリーズ化して欲しい。よう実のような展開になっていきそうな予感もする。

    7
    投稿日: 2025.06.01
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    グリコ、坊主めくり、ジャンケン、だるまさんが転んだ、ポーカー。おそらく誰もが子供の頃に遊んだ遊びにルールを追加して進化させたゲーム。そこには相手の心理を読む駆け引きやイカサマがあった。 かなり面白い。ビジュアル的にもドラマ化されても良いと思う。勝負事の描き方も良いし心理描写もキャラクターも良く共感しやすい。 続編も期待したい。

    1
    投稿日: 2025.06.01
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    おどろおどろしい犯罪でなく、高校生の頭脳ゲーム。しかし緻密な論理と演技のイカサマが吹き荒れる中に次々現れるプレーヤー達。深い思考に裏打ちされた生存戦略に暮らす彼女たちにとって本当に異質で清廉な存在とは。どのゲームも深いけど、友情がまたよき!

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    頭脳ゲームの見事さに加えワクワクハラハラする展開で、純粋な気持ちで物語を楽しめた! 登場人物のキャラも好き、続編でないかなぁ

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    Audibleで。朗読はとても上手で、登場人物が多いにも関わらず全く混乱しなかった。 最初は登場人物や舞台設定のラノベっぽさが鼻についたけど、物語の中のゲームにハラハラドキドキして、そのうち細かいことは気にならなくなった。 最後の『フォールームポーカー』は図を参照するところも多く、さらっと読んだだけでは理解できないかも。 でもラストにはそれを超えるさわやかな感動があった。

    0
    投稿日: 2025.05.31
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    表紙とタイトルから、勝手にデスゲーム的なお話と思い込んで敬遠していました。 でも、ブクログでいろんな方の本棚を見るとこの本が入っていて、レビューを見るとどうもそんな話ではないらしいことが判明…。 すみません、読まず嫌いしてました。 面白い! 高校生の、誰もがやったことのあるゲームに手を加えた超難問頭脳バトルが5試合。 最初っからワクワクしました。 きっと最後は真兎が勝ってくれるのだろうとは思っていても、心理戦とルールの隙をつく展開にハラハラしっぱなしでした。 ただ超難問だけあって、読むこちら側がそのルールを理解するだけでも一苦労。 最後の「フォールーム・ポーカー」は本当に難しくて、もう途中でルールを理解するのを放棄して、ただ真兎を応援するのみに…。 私自身の理解力の問題でちょっとついていかれないところはありましたが、一読の価値あり!です。

    14
    投稿日: 2025.05.30
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    おもしろかった!! どのゲームも定番の知ってるゲームがモトになってるから複雑さが伝わったし、そこからの駆け引きがおもしろかった!!ゲームで真剣勝負というよりは、心理戦とルールの許容範囲さぐってズルする感じやったケド。登場人物もみんな癖ありばっかで、みんな好きー!!アニメ化してほしいな。 ゲームはおもしろかったけど、もう少しストーリーに厚みがあるとよかったなぁーと思ったり。

    12
    投稿日: 2025.05.29
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    タイトル的にデスゲームものかと思ったが、『賭ケグルイ』をマイルドにした感じの学園ゲーム小説。途中から賭ケグルイみたいな学校出てくるけど。 オリジナルゲームもののなかでは比較的わかりやすいかと。 シスターフッドとまでいかないけど、女の子たちの友情や青春を楽しむミステリ。 基本的にミステリは人が死んでほしいタイプなのであんまり刺さってないけど。

    0
    投稿日: 2025.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この内容がスルスル頭に入ってくる人が羨ましい。 特に「地雷グリコ」と「フォールーム・ポーカー」に付いていくのは難しかった。あとはなんとか。。 フォールーム・ポーカーのイカサマやり放題はあぜん。それと、真兎が絵空に謝らせたい原因となった事件がこれかあ。 人の人生狂わせた、まあわからんでもないけど、もうちょい他のなんか…。 鉱田ちゃんが酷い人生歩んでるんだったらそれは一億円の謝罪となったんだろうけど、真兎と一緒に楽しい高校生活送ってるし。 ルールを紙に書き出しながら読んだのは初めてでした。

    7
    投稿日: 2025.05.28
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    青崎作品は初めて読んだ。 たまたま本屋で見かけて面白そうな感じがしたので読んでみたが、なかなか面白かった。 短編連作小説で、最初の地雷グリコから最後のフォールームポーカーまで話は順に繋がっている。 主人公は勝負事に強い射守谷真兎という女子高生でその友人の鉱田ちゃんは助っ人として重要な存在である。 地雷グリコでは文化祭の使用場所を巡って、真兎がクラス代表として、生徒会役員とグリコで勝負する話。 そして最後は真兎と鉱田ちゃんの古くからの友人である雨季田絵空とポーカーで勝負する話である。 ゲームのルールが難しくて、ゲームの内容は全く理解できなかったのだが、登場人物の心の動きはすごく面白かった。 真兎と絵空は中学時代のある出来事をきっかけとして、親交を絶っていたのだが、この勝負に参戦することで再会する。 真兎に負けず劣らずの勝負強さを発揮する絵空に、果たして真兎は勝つことができるのか。 そして真兎はどうしても勝負に勝って、絵空に謝らせたいことがあるという。 それは何なのか。 ラストは爽やかでジーンと来る。

    11
    投稿日: 2025.05.25
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    話のテンポが良く、読み進めれます。アニメや実写化も相性良さそうです。 学生時代に読んでいたら、地雷グリコと自由律ジャンケンは皆でやってそうだなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.05.24
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    いやー、面白かった。 題名から想像しえない内容。「地雷」から戦争でも始まるのかと思いきや、違った意味での戦いだった。 「成瀬あかり」とはまた違ったタイプの、ちょー強烈な女子高生爆誕。こっちもすごいキャラだった。 まさしく心理戦。そうくるかー、と何度もうなる。 にしても、本来単純なゲームを、こんな複雑かつ心理戦が繰り広げられるゲームにできる作家さんってどんな人なんだろう。 単純なゲームや遊びを、複雑な+αの要素を盛り込み、相手の思考を読み、騙し、その裏の裏を読む展開を組み立てるのはすごかった! 続編はあるのか?射守矢真兎、このまま終わるのはもったいない。

    13
    投稿日: 2025.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    地雷グリコ、坊主衰弱が特にさくっと読めて楽しかった。 特に地雷グリコでは椚の地雷設置の組み方が特に面白いと感じた。 物語全体を通して、地雷グリコの「地雷のコンボ」やだるまさんがかぞえたの「0提出」など。 勝ち筋全てが分からずとも、引っかかりやゲームの鍵になる部分が理解出来るのでとても楽しかったです。 ただ、個人的にフォールームポーカーの火事の行き過ぎ感(雨季田絵空の躊躇の無さを演出しているのは理解した上で)が気になってしまった。 そういう演出が必要なのは重々承知のうえなのだが、あの点がなんとも肌には合わなかった。 また、ラストのエピローグは少しだけ蛇足かなと思った。 ゲームルールがややぱっと分かりづらい点。 これは個人的に雨季田の家庭事情を知った為にチップを持って卒業してほしい点がありました。 それでも細かな描写、特に鉱田から見た真兎の見た目や表情の表現が素敵だった。 女性である自分から見ても魅力的な女性で、纏う雰囲気やオーラまでが細やかに伝わってきた。 全体に推理ものとして面白く、表現面が好みだったので星4

    1
    投稿日: 2025.05.24
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    グリコやじゃんけんみたいに誰でも知っているような遊びにちょっと工夫をこらして、白熱する頭脳バトルにしていて面白かった。カイジとかハンターハンターみたいに、相手の裏の裏を書こうとして必死に頭を巡らせる登場人物たちの脳内の自問自答も熱いし、それに対して射守矢がルールの穴を突いて一気に勝利をかっさらうスカッと爽快な展開も良かった。 ルールの裏をかきあうようなゲームの面白さの鍵は、審判の状況把握能力と空気を読む能力の高さ、誰もが納得するような勝利の理由を説明する言語能力にもあるということがよくわかった。特に椚先輩のサポートと状況判断力はすごくて、射守矢と同じくらい優秀なんじゃないかと思った。 ミステリー小説なのに人死も出なくて平和な小説だけど、熱い刺激を求めて、途中でSチップという1枚十万円も価値のあるものを一人一個ずつ配り、賭けをして奪い合わせるような、ギャンブル推奨学園が急に出てきて面白かった。Sチップの名目は奨学金らしいけど、換金はどうするのか気になった。パチンコ屋の換金所みたく古物商を名乗っているのかもしれないと思った。

    1
    投稿日: 2025.05.24
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    超絶頭のいい人が主人公の物語は、私は好きみたい。自分が到達できないレベルの思考を、完敗の真下から見上げて解説を聞きたいし、願わくばちょっとムカつく中途半端なやつをコテンパンにやっつけてほしいし、それを全部やってくれたこの本が好き。早く続編を読みたい。

    0
    投稿日: 2025.05.23
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    シンプルなゲームに追加要素で凄まじい頭脳戦に。 主人公の完膚なきまでに対戦相手を圧倒するさまは見事であった。単純な対戦物語かと思いきや、背景描写もあり楽しく読めました。 実写化を期待します!

    0
    投稿日: 2025.05.23
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    すげ〜頭のいい人が、ゲームをやるというのはこういうことかもしれない。 すげ〜頭の良い女子高生がゲームをやり、痛快に勝ちをおさめる短編集。 ゲームの初めはじゃんけんグリコ。 グーはグリコ、チョキはチョコレイトのあのグリコ。そこに地雷をプラスしたゲーム。 勝負は、ゲームの進展を見据えた心理戦。 ゲームの進行は実況され、勝つまでのセオリーが解説される展開だが、その勝ち方、相手を抑えて勝ち切る戦略が開陳されるが、凡庸な私はそれを読んでもへぇ〜とぼんやりすごいねぇと思うだけ。 爾後、様々なゲームの進展とともに物語は進行していく。 当然筆者には、このすべてのカラクリがすっきり見えていて、しかもその筋書きの上に本書は成り立っている。 現代の国際政治は、ゲーム理論に則って冷酷に戦われているが、トランプ大統領や石破総理が、相手や環境を読んで戦っているようには思えない。 こんなゲームプレイヤーが戦う世界であれば、もっと平和になるのかもしれない。 もしくは....?

    3
    投稿日: 2025.05.23
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    地雷グリコ 坊主衰弱 自由律じゃんけん だるまさんがかぞえた フォールーム・ポーカー と誰もが知っているであろうゲームにちょっと(?)ルールを加えたゲームに対決する射守矢真兎。 ルールが複雑ではないゲームでの心理戦が面白い。 フォールーム・ポーカーはよく理解できないまま読み進めてしまった。

    4
    投稿日: 2025.05.22
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    2024年。このミス1位なので読んでみた。ゲームで勝負するやつかぁ、勝者が確定してるやつかぁ、とあまり期待せずに読み進めていたのだが、どんどんおもしろくなっていくのよね。 みんなが知ってるゲームをちょっとひねって。そして真兎の目的が明らかになり・・・ 「地雷グリコ」ちよこれいと。序章。 「坊主衰弱」坊主めくり。人生はゲームではない。 「自由律ジャンケン」じゃんけんなんだが、自分で作った形を使える。パンク会長登場。 「だるまさんがかぞえた」だるまさんは転ばない。これ、一番笑えた。 「フォールーム・ポーカー」クライマックス。このどんでん返しが素晴らしい。 「エピローグ」3人の女子高生の友情が大団円。 多分続編出るやつ。真兎と絵空の対戦は見てみたいなぁ。

    0
    投稿日: 2025.05.22
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    懐かしいゲームが今風にアレンジされてて面白かった。キャラ設定がどうも萌え系アニメ調で好みじゃない点を除けばだけども。 そう言いつつ椚先輩いいねと思いながら読んでたからしっかりハマってるし。 ゲームの駆け引きは予想できたものもあれば予想外のものもあってちょうど面白い配分だった。

    8
    投稿日: 2025.05.21
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    先輩からのおすすめで読み始め1ヶ月半ほどで読了。 学生の頭脳戦✖︎ギャンブルという事で世界観は賭ケグルイに近いのかなと思った。 良くも悪くも高校生が好きそうなラノベっぽさを感じた。一つ一つの対決は趣向が凝らされていて良かったと思うので、自分が高校生の時に読んでいるともっと高評価だったかも。 文章だと難しいが映像化すればキャラクターの魅力も相まって人気になりそう。

    0
    投稿日: 2025.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    流石色んな賞を総なめにしてきた作品。 ゲームを通しての駆け引きや、知能戦が描かれた作品が好きなので、常にスリリングな気持ちで読了。 キャラの見た目の個性も強く、アニメ化や実写化がしやすそう。 つくづくこういうゲームを制する人ってどんな思考回路や洞察力、記憶力を持ってるんだろう。ましてやゲームを考える所から、そのゲームを行う二人分の策略まで考えている作者さんは。 全ての伏線が自然で、どのゲームも真兎の戦略に息を呑んだ。 色んなゲームでの話が描かれている作品では当たり外れも多いけど、今作はどのゲームも勝ち方も面白かった。表題作の地雷グリコなんてすぐにでもやってみたい。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    ヒリヒリするような読み合いと頭脳戦。実際できそうなのは地雷グリコと自由律じゃんけんくらいか。でも彼女たちのような思考ができないので結局は運ゲーになる恐れあり。

    7
    投稿日: 2025.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『地雷グリコ』 2025年5月12日読了 一昨年昨年とミステリ小説と言えば、必ずといっていいほど本作がおすすめされていた。青崎有吾氏の作品は『体育館の殺人』などいくつか読んだことがあるが、個性的なキャラクターたちによって生み出された物語は、テンポよくすすんでいき、大変に読みやすかった。 本作は、いくつかの短編が集まった構成となっており、魅力的で個性的な高校生たちの推理力…いや論理力バトルが繰り広げられる。 本作で扱うバトルは「じゃんけん」「グリコ」「坊主めくり」など、幼いころに誰もが一度は遊んだことのあるゲーム元にしている。基本的なルールを理解している読者は、これらのバトルに親近感がわく一方で、「この一捻りでこんなにも複雑かつ、論理的思考が試されるゲームになるのか…!」とうなされること間違いなし!(笑)ルールは簡単なものも多いので、実際に体験してみるのもおもしろそうである。 そんな思考力の試されるバトルの中で、登場人物たちはその裏をかき、またその裏をかき…と、最後の最後まで勝敗がわからないし、その展開は全くといっていいほど読めないのだ。まあ、複雑すぎて登場人物の行動に追いつくのが精いっぱいともいえるのだが…(笑)正統派なバトル、そしてゲーム展開ではないからこそ、その結末は、わたしたちの想像のはるか斜め上をいくのだ。 本作の登場人物において、「一番強いのは誰なのか?」という読み方も面白いだろう。わたしは佐分利会長に一票を投じたい。彼女は勝敗にこだわっていない。そもそもプレイヤーの目線ではなく、その上位をいくプロモーターの目線で勝負を仕掛けてくる。勝っても負けても自分有利にことが運ぶように仕掛けておく。勝つ試合ではなく「負けない試合」をする。だからこそ、一番強いと言えるのではないだろうか。 本作もキャラクターの個性が輝いており、ぜひともアニメ化してほしい作品。 もちろん、彼らの高校生活の今後も気になるところ。続編は出ないんだろうか。

    0
    投稿日: 2025.05.15
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    ギャンブル、ゲームの小説読んだの初めてですが、めちゃくちゃ面白かったです。ストーリーとキャラクターもよかったです。

    0
    投稿日: 2025.05.15
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    グリコやだるまさんがころんだなど誰もが知る子どもの遊びに作者オリジナルノア連鎖を加えたゲームで女子高生が無双する話。 肝のゲーム部分は面白いが、それだけの作品。アクションが派手なb級アクション映画や作画はいいけどキャラデザや声優の演技が酷いアニメを観た気分になる尖った作品と感じた

    0
    投稿日: 2025.05.15
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    随分前に買った本だが、やっと読めた!どれもワクワクして読めた。ただ雨季田だけ好きになれない。いくら手段選ばないとはいえやりすぎ。 本当に作者よくこんなトリック思いつけるなって感動しました。タイトルにもなっている地雷グリコも面白いですが、章として自由律ジャンケンが一番好きです。

    0
    投稿日: 2025.05.14
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    4大ミステリランキングを完全制覇したと話題になっていたので、図書館に予約して読了した。 女子高生の射守矢真兎がゲームに挑む。 ゲームに勝って得られるものは、例えば学際の出し物の場所だったり、カフェの出禁の解除だったり。 本格頭脳バトル小説という紹介文に、なるほどと唸った。

    9
    投稿日: 2025.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「地雷グリコ」の表題作だけ読みました。 身近なゲームが題材の頭脳バトルの話。 私は頭脳バトルは好きなんですけど、本作はあまり自分には合いませんでした。キャラクターの台詞や勝負の目的などが非常に軽く感じ、ストーリーのノリにあまりついていけなかったです。 本作が漫画だったら読めたのかなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.05.11
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    各ゲームのルールが独自で少し分かり辛かったので、無理に理解しようとせず軽く読む程度にしたせいで共感し難かった (自分のせいです) 高校生でこんなに勝負が強いって言うか勝負師っていないと 思うんですよ そこがちょっと都合が良過ぎかなと しかしこのミス一位は流石に過大評価かなとは思う

    1
    投稿日: 2025.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    都立頬白高校では文化祭の屋上の使用権をめぐって愚煙試合が行われている。決勝戦に勝ち上がったのは3年生の生徒会役員椚(くぬぎ)と1年生の射守矢真兎(いもりやまと)。決勝のゲームは「地雷グリコ」。過去2回愚煙試合を制した椚の圧勝かと思われたが思わぬ奇策で射守矢は逆転勝ちする。 ゆるふわキャラの女子高生射守真兎が奇抜なアイデアと驚異的な頭脳で奇想天外なオリジナルゲームに挑む短編集。カイジやライアーゲームのような心理&頭脳戦が好きな人におすすめ。最初の方は賭けるものも素朴で平和な展開だが、埼玉の超進学校が出てきてからは話が壮大になりすぎてちょっと冷めてきたけど、最後は高校生らしいラストでほのぼの。「地雷グリコ」と「自由律じゃんけん」が特に好きだった。

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子供の頃にした遊びがグレードアップ。 グリコ、神経衰弱、ジャンケン、達磨さんが転んだ、ポーカー 先入観を捨て戦う頭脳戦、どんでん返しの連続で、爽快感がある。 最後までのめり込んで読める作品。 射守矢真兎 観察力の優れた自由人 鉱田ちゃん 愛嬌のある物語の視点 雨季田絵空 使える手は何でも使う悪いやつ?

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    子どもの遊び「グリコ」が、ここまで緊張感に満ちた頭脳戦になるとは思わなかった。ルールは単純なのに、誰が嘘をついているのか、どこに地雷があるのか ——たった一歩の駆け引きに、異常なまでの重圧がのしかかる。 舞台は中学校。思春期ならではの感情の揺れや人間関係が、戦略性に複雑さを加え、読んでいて予想を次々に裏切られました。 中学の頃を懐かしく思い出せる描写があるものの、ゲームになる流れも自然で楽しく読めました! 青崎有吾の巧みな構成と緻密な心理描写によって、ただの“謎解き”ではなく、“人間の思考”を読むミステリーになっているのが秀逸。 文字だけで、ゲームのルールを説明し、なおかつプレイを想像させるってなかなできないですよね。 ページをめくる手が止まらない、極上の読書体験だった。

    1
    投稿日: 2025.05.08
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    普段よくやるようなゲームに一つ要素が加わるだけでここまで戦略性が高まるものなのか。読むのに頭使うけど、その分理解できたら面白いし射守矢の発想に驚く一方だった。ルールはあくまでも守るけどその中でどれだけイカサマするか、それを悟られず遂行するかとかいろんな要素があって楽しかった。個人的にはさいごのフォールムポーカーは読み応えとてもあった。

    1
    投稿日: 2025.05.06
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    キャッチーな登場人物とわかりやすい表現。 ストーリーは繋がっているが、1つ1つ区切りがあるため全体は読みやすかった。 普段、本を読まない人にオススメしやすい作品。

    1
    投稿日: 2025.05.06
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    自分から積極的に手にとるようなジャンルの本ではなかったけれど、面白かった。 何度か読み直したり、登場人物の名前の読みを確認したがら読んだので、なかなか進まない。(⁠´⁠ ⁠.⁠ ⁠.̫⁠ ⁠.⁠ ⁠`⁠) 映像化されても観たい! 普段動いていない脳の部分が、めちゃ働いた気になってる。

    51
    投稿日: 2025.05.06
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    圧倒的にイカサマが上手い主人公が活躍する話。 頭は使うけれど、読みにくくなかった。 むしろ、登場人物の名前が特徴的な人が多く、「真兎(まと)」さん「絵空(えそら)」さん「佐分利(さぶり)」さん…。最初の方は、名前を読むのに頭を使いました。笑「椚(くぬぎ)」の読み方は、何度も1ページ目に戻って確認してしまいました。笑 そして、近いうちにドラマ化、映画化されそうだなとも感じました。 サクサク展開されていき、爽快感も感じられる作品でした。

    5
    投稿日: 2025.05.06
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    ルールはシンプル、ロジックは複雑、しかし混乱することなく物語に没頭することができた。 単なる頭脳ゲームとしてだけではなく、高校生の切ない青春を描いたヒューマンドラマとしても美しい作品だった。

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    青春小説でもあり、推理小説でもあるような。 好きな人はたまらない感じだけど、考えるのが苦手な人は受け付けない。 私はこういう心理戦やゲームにめっぽう弱いけど、考えることは好きな方だ。 だから、彼女達にすごく憧れる。 ちょっとだけ読みが当たっただけで嬉しい。 頭を使いすぎて読後はとても疲れた。 続編も出来そうな気配を感じる。

    8
    投稿日: 2025.05.03
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    こんな高校生頭いいの!?と思うほど斜め上を行く行動に感心した。 自分がこのゲームの参加者だったらすぐ負けてるなと思った笑 どのゲームの内容もルールは簡単だけれど、勝利する方法は難しく、ずる賢いと言ったらずる賢いね。 どんなやり方をしてでも勝ってみせると考えてる参加者が面白かったし、かっこよかった。 台詞が多くて読みやすいし、その章を全部読む前にどうやったら、勝てるんだろうと推測してから読み始めることができて楽しかった。

    2
    投稿日: 2025.05.02
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    みんな知ってる「グリコ」「百人一首」「ジャンケン」「だるまさんがころんだ」にちょこっとギミックを加えるだけで、スリルと緊張感満載のゲームに変えてしまった 前半は変わったゲームと主人公のちょっと変わった女子高生 真兎のミラクルなバトル、後半は真兎の友情を賭けたかつての親友との一騎討ち 物語の構成もカタルシスも申し分なし 参りました

    12
    投稿日: 2025.05.01
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    作者どんな天才やねん。 一章ずつ読み応え十分だったけど、最終章なんて難しすぎてしっかりとは理解できなかった。でも、学生の青春の話がベースにあったりして読みやすくはあった

    1
    投稿日: 2025.05.01
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    めちゃくちゃ面白かった。学園ミステリで日常系じゃなくて頭脳バトル系なの大好き。1番最初の勝負に出来そうな“地雷グリコ”を持ってくるあたりも上手い。射守矢真兎ちゃん最強。生徒会もいいキャラばっかり。シリーズになって欲しいな。

    5
    投稿日: 2025.04.30
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    漫画を読んでいるようでワクワクした。 基になっているゲームがシンプルで誰でも知っているようなものだからこそルールがわかりやすくて読者にも入り込みやすくなってる。良き。

    4
    投稿日: 2025.04.30
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    面白かった〜 ゲームの内容自体は難しくて理解できてないけど、頭のいい人vs頭のいい人は読んでて圧巻だった〜 お互いがお互いの考えを読んでその裏をでもまたそれも読んでそのまた裏を…って人間って凄いけど怖い…って思った でもそれをやる理由がお友達のためって言うところが高校生らしくて面白かった。 実際にやってみたいけど頭悪すぎて適当にやって何が何だか分からんくなりそう笑

    2
    投稿日: 2025.04.29
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    2024年山本周五郎賞。テンポが良くサクサク読めて楽しめた。よくあるゲームにルールを追加して戦略的な頭脳戦にするのが面白い。ゲームの設定もなんとかついていけるレベルで助かった。主人公・真兎の凄さは展開の先読みはもちろん、ルールを俯瞰する視点や枠外からの考察力だなと。

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    人物の名前が独特で覚えにくかった。キャラは立ってて良かったです。 話は面白いのだけど、最後はゲームのルールが複雑でなんとなくしか理解できなかった。

    13
    投稿日: 2025.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    勝負事に強い女子高生が次々と独自のゲームに挑んでいく話。 五つのゲームはどれも内容がイメージつきやすく、読者の想定していない盲点で勝っていく主人公の戦略にも違和感はない(坊主衰弱だけそんな時間あるかぁ〜?と思ったけど)頭が良すぎる人の思考についていけないので楽しい。百合もあるし最後に最強女子高生3人組ができるのも可愛い。 地雷グリコ、坊主衰弱、自由律じゃんけん、だるまさんがかぞえた、フォールームポーカー。 自由律じゃんけんは自分たちでも出来そう。フォールームポーカーの窓から脱出と放火は勢いが良くて好き。 このゲームたち、審判に圧倒的な信頼を置いている。特にじゃんけん、審判大事すぎる。気付かなかったら指摘したのかな…。 んだけど、どーーーしても漫画の原作を読んでいるような感じで、小説読んでるぞ!という気持ちにならなかった。映像じゃなくてコマ割りが見えるというか。キャラ付けもラノベ的で嫌いじゃないのに何故か違和感があり馴染めなかった……んだけど(2回目)、コミカライズしてそうだなーと調べたら暁月あきら先生作画で全てが納得できた。雨季田絵空が完全に落とし込めたので嬉しい。 コミカライズするような面白い漫画の原作!と思って読むとしっくりきました。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。射守矢のキャラが良いね。「坊主衰弱」の冒頭の生存戦略に関する語り好き。 前半の何気ない質問が連鎖して詰みの一手になるのが中々カタルシス高く、そういう観点だと「だるまさんが数えた」が好き。逆にやりたい放題する二人がやる暴虐的頭脳戦を楽しむ観点だと最後の「フォールーム・ポーカー」がおもろすぎるし、純粋に自分たちでも楽しめそうなバトルという意味だと「自由律じゃんけん」は常識的な範囲の頭脳戦ができそうで楽しそう。

    0
    投稿日: 2025.04.25
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    勝負事にめっぽう強い女子高生が巻き込まれるバトルゲーム。バトルゲームとは、グリコや坊主めくりなど、誰もがやったことあるゲームに独自ルールを足したもの。その戦略、心理戦で次々と勝ち抜き、最強のライバルとの対戦は、RPG要素もある。 そのルールならこういう戦略取るでしょ、というのは先にわかってしまうのだが、心理戦の部分と作品のライトさ、エンタメ性でカバーしている。 間違いなく映像向きです。

    17
    投稿日: 2025.04.24
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    序盤から引き込まれて一気読みした。 メモを取りながら、ページを戻りながらじゃないと理解できないところもあったけど、整理しながら読めば難しくはない。 続編あったらまた読みたいな。

    0
    投稿日: 2025.04.24
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    グリコ、坊主めくり、じゃんけん、だるまさんが転んだ、ポーカーと、誰もが知っている遊びに少し工夫を加えた新しい勝負事を競っていく。ただ、読んでいるだけではルールの理解に苦しみ、訳がわからなくなってくる。結局ズルのしあいをするというまさしく愚かすぎて炎上するような愚炎試合が展開される。 頭の回転が恐ろしく速い真兎が勝って行くところが痛快なのだろうが、そのくせ同期は弱すぎた気がした。 スリルさのないカイジを文章で読んでいるような感覚でした。

    32
    投稿日: 2025.04.23
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    24年度話題になって、ようやく読めました。が、大きく俺としてはハズレでしたね。 何せ、ゲームのルール説明が恐ろしく理解が分からず、ルールが分かったところで抜け道を抜けて行く事で成り立ってるので、思わず「え?」みたいになっていく。 こんなのアリかよ!何だよ!舐めてんのか! と、心で叫びました(笑) 目線が友達だったり、主人公だったりして、コロコロ変わるのが気持ち悪かった。 25/04/22 14冊目

    1
    投稿日: 2025.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4にしようと思ったけど、いや、面白かった! ゲームのルールがこういう小説とか漫画にありがちな、複雑で読者を置いていくようなものじゃないところがまずすごい。 あと最終戦の二人の心理描写もとてもすごい。 ルールの穴をつく戦い方は見ててとても気持ちが良かった。

    1
    投稿日: 2025.04.21
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    表現に理解力が及ばない私ですが今回はチョー難解。ゲームのルールもこんがらがり判ったのか判ってないのか判らないけど心理戦は面白かった。 再読すればもっと面白いかも?!

    14
    投稿日: 2025.04.20
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    独自ルールのゲームがどれも練られていて面白い。特に『だるまさんがかぞえた』の展開は痛快で良かった。そして少女3人の青春が眩しい。

    0
    投稿日: 2025.04.20
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    オモロです。 漫画読んだことある人ならうなづいてくれるでしょう。まさに嘘喰い・ライアーゲーム+ジョジョ!ただ、ダークな雰囲気はなく、エンタメ性が高い。 飄々として、掴みどころのないマトのキャラも大好き。これで、勝負事にはやたら強いなんて。 もちろん、登場人物一人一人キャラが立ってる。 地雷グリコに始まり、お馴染みのゲームに追加ルールを付与し、なんでもアリ。難易度爆上げ、思考量限界突破のゲームを何かを賭けて行う。 これから読む人は、ゲームが始まる時点でどうやって誰が勝つか予想しながら読むのがオススメ。

    7
    投稿日: 2025.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公がどうせ勝つんだろうと思いつつも、今回はもしかして負けのかもしれない、と読みながらドキドキしてしまう。 視点がこうだちゃんだからこそ、読者側もより見物人としてゲームの場に同席しているような気分になれるのかな。

    1
    投稿日: 2025.04.19
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    戦略と騙しの複雑な内容。普段からPCゲームなどはしないので、この本は仕組みなど考えるのが辛かった。 最初の地雷グリコは、まだ何と無く理解できるのだが、最後のポーカーまでどんどん難しくなり、ハメ手の騙しがエゲツなくなる。将棋をやってもハメ手が出て来ると嫌な気がして来る。 ゲームのところはあまり深く考えずに、純粋な高校生の物語として流し読みをしてしまった。

    72
    投稿日: 2025.04.18
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    面白かった!んだけど、感想を書きにくい。 前にもこういうクイズ系の本読んだなと本棚を見返したら『君のクイズ』という本で、自分のレビューを読んでみたけどそれも書きにくかったみたいで参考にならなかった笑 以下、自分がどういう本だったか思い出す用↓ 女子高生が文化祭の場所取りで生徒会とクイズ対決に挑むことになり、そこから同じ中学の他校の子とも勝負することになるが、単なる勝負でなく因縁がある、という話。 これ読んでも忘れっぽい私は因縁?何だっけ?となりそうだけど、書くと面白くないからさすがにやめとく。

    3
    投稿日: 2025.04.18
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    最初のゲーム「地雷グリコ」から次々繰り広げられる愚煙試合がどれも面白い!!!真兎と絋田ちゃんの関係は『成瀬は天下を獲りにいく』の成瀬と島崎さんの関係に似ていた。絋田ちゃんも島崎さんも縁の下の力持ちという感じ。 成瀬のゲーム構築力というか、段取り力が圧巻。想像を超える頭脳バトルでキャラも際立ってていい。個人的には椚さんのツンな感じが好き。

    1
    投稿日: 2025.04.16
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    面白かったけど、読み進めるほどゲームに現実味がなく感じる。思考の読み合い、イカサマ?OKのだまし合い、賢い人はここまで読んでるのかもしれないけど、自分的にはゲームで高校生がここまでするか?って思ってしまった。 でも、内容は面白く、どんどん読み進められる。

    1
    投稿日: 2025.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここも伏線かと思わされる場面が多く作り込みがすごいと思う。自分が考えていた事の遥か上をの解答を毎回出されてしまい面白い。少しの言葉にどれだけの意味があるか考えながら聞くのは疲れるが楽しかった。

    1
    投稿日: 2025.04.15
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    読み始めたときは「最近マンガとかでよくみる、賭け事で変わったゲームしてめっちゃ頭いいやつがトリッキーな手で相手を出し抜く展開ね」と思った。まぁそれは間違ってはいないけど、全然違った。一気に読ませられてしまった。どんな手を使われたのかいまだにわからん。

    0
    投稿日: 2025.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    射守矢真兎(いもりやまと)という女子高生が、様々なゲームに挑んでいく物語。 最初は高校の文化祭の場所取り合戦。一番いい屋上でカレー店をしたい。 最終戦は生徒会(オープンカフェ希望)との闘い。 ゲームは「地雷グリコ」 いわゆるじゃんけんで進む「グリコ」だが、お互いに相手に作用する地雷を3か所に埋められる。相手の地雷を踏むと10段下がる。自分のを踏むと相手に場所がバレるだけ。 さて、最初に上にあがるのはどっち? かるた部が、近所のかるたカフェを理不尽な理由で出禁になってしまった。 そこで真兎は、出禁解除をかけ、かるたカフェの店長と「坊主神経衰弱」で戦う。 真兎の頭のよさ(ゲームには)をみこして、生徒会長から生徒会に入ってくれと言われるが、帰宅部がいいと断る。 そこで「自由律じゃんけん」で生徒会長と戦う。 グーチョキパーに加えて、銃と蝸牛という5つで戦う。 さて、銃と蝸牛はどういう効果のある手なのだろう? 生徒会長が真兎に入ってもらいたかったのは、私立星越高校にゲームを挑みたかったから。 生徒会に昔から受け継がれる「Sコイン」。これは星越高校のもので、星越高校では1枚10万円に換金されるもの。校外不出のそれが3枚ある。 校外にあることが分かると「回収」にやってくる。 だからこちらから行って、この3枚で星越高校に挑む 3枚のコインをふやしてやる(コインをかけてゲームをする) そのゲームは「だるまさんがかぞえた」 だるまさんがころんだの要領で、振り返る人、タッチをする人がそれぞれ数字を宣言しておく(相手に分からないように) 振り返る人は何文字目で振り返るか。5ターンで50以上にならなくてはいけない。 タッチをする人はなん歩進むか。40マスを5ターン以内にすすまなくてはいけない。 振り返る人の宣言する数字より、タッチする人が大きい数字を言うと動いているのを見られるのでアウト。 5ターン以内に見つからずにタッチできるだろうか・・・ 真兎の目的は、星越高校に進学した中学時代の友だちに謝らせること。 その子が生徒会でこのゲームのラスボスとなるのを知って、真兎は生徒会に協力したのだ。 最後は「フォースルームポーカー」 通常5枚でやるポーカーだが3枚で役をつくる。 手札以外は4つの部屋に置いてあるトランプから捨てた枚数だけ取りに行く。 4つの部屋はそれぞれマークごとに分かれている。 そして法則がある並べ方をされている(裏向きにおいてある)のでその法則をかんがえなくてはいけない。 トランプは触ったらそれを選ばなくてはいけない。 部屋に1歩足をつけたら、もう入室したとかんがえられ、そのターンでは再び入ることはできない。 制限時間5分でカードを持って帰ってこないといけない。 部屋にはカメラがついていて別室でそれぞれの生徒会と真兎の友だちの鉱田が見守っている。 それぞれの部屋は昔部室だった。カード以外は自由に触ってもいい。 真兎は「だるまさんがかぞえた」で3枚のコインを303枚に増やしていた。 1枚10万だから3千30万!それを坊主にするのか、それとも増やせるのか。 なにより、謝らせることはできるんだろうか? っていうお話。 読んでいて、「自由律じゃんけん」が一番わからんくなってきた。 めっちゃ考えながら読まないと、意味が分からなくなってくる。 映像化とかされたらわかりやすいんだろうな。

    2
    投稿日: 2025.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中1の子が激賞。ポップなキャラがいいのと、馴染みあるゲームを心理戦にしたところが秀逸で(最後の方は反則ギリギリだったが)、マンガ化したら良さそう。と思ったら、すでにマンガ化されてた。

    2
    投稿日: 2025.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんな勝負でもまずは相手に勝てると思い込ませることから始まる。勝ちまでの逆算がすごい。どの勝負も簡単なルールだが奥深く、こんな戦略考えれるのがまず天才だと感じた。ぜひ続編をと期待してしまう

    61
    投稿日: 2025.04.12
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    ずーっとおもしろかったのに、ポーカーがわからなくてそこからペースダウンしてしまった 前の話が面白かっただけに、理解したかったのだけれど飛ばして結末見ちゃいました また時間あったら読み直してしっかり理解したい 真兎のキャラが好きだった

    2
    投稿日: 2025.04.12
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    よく知られたゲームをアレンジしたオリジナルゲームが登場する短編集。頭脳戦なので読むほうも結構頭を使う。

    1
    投稿日: 2025.04.11
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    電子図書で読了。 全く予備知識なく読み始め、まさに本のタイトルどおりの中身で、どんどん先が気になり、とても面白かった。私の中では新しいジャンル。 ちょっと風変わりな、成瀬を彷彿とさせる真兎。さらに鬼才なキャラ大好き。 そして、大好物、最後にはそんな女子の友情の話に繋がるとは思ってなくて、涙。 2回目読むことはないかもしれないけど、人に薦めたい作品なので、星5。 シリーズ出たら絶対読む。 追記:読了後にみなさんの文才ありありなレビュー読むところまでが読書と思ってます。そこも含めてこの作品が愛されてる感が伝わって来て、ますます人に薦めたくなった。

    37
    投稿日: 2025.04.11
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    エンタメ感満載の作品だった。小説なので言葉で内容を理解するのが難しい部分もあったが、途中に解説図もあるので何とかついていけた。

    2
    投稿日: 2025.04.11
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    図書館にて借りる、第680弾。 (京都市図書館にて借りる、第145弾。) グリコ、坊主めくり、ジャンケン、だるまさんが転んだ、ポーカーという既存のゲームに作者が独自のルールを追加し、小説にした物語。 よくこんなルール思いつくよなーっと感心する。 ゲームのルールも複雑だけどど分からないことはない。 現実にやるのは難しそうだけど、その辺は小説なので。 読んでいる間中、面白かった。単純に楽しんだ。 続編があるなら、作者が更なるゲームを思いつくなら、是非読みたい。 星は4つ。4.0としたい。

    9
    投稿日: 2025.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とんとん面白く読んだので3.5くらいの気持ち。 キャラクターが魅力的でアニメ的、無敵感があって楽しい。 馴染みのあるゲームを高度に複雑にして、 アイディアがすごいなと思う。 タイトルである地雷グリコは、青春、爽快感が心地よくて、短編として読後感もよかった。 けれどそのあとは、せっかくゲームの面白さがあるのに、イカサマ上等という感じが強く、いかに裏をかくかという騙し合いのようになってきたのが少し残念だった。ゲームの勝負で、うわー!この戦法はすごい!と思いたかったせいかもしれない。

    2
    投稿日: 2025.04.09
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    変人が出てこない西尾維新 常人の思考の枠外からぶん殴られるのは面白いけど、続編が出て手に取るかと考えると読まないかな キャラに魅力を感じなかったのもマイナスポイント

    1
    投稿日: 2025.04.09
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    個人的に「嘘喰い」と言う漫画が大好きで、それに似たような感じの本だった。 学生たちが色んなゲームをして戦う話なのだが、ゲームと言うのが「グリコ」「だるまさんがころんだ」「ポーカー」のようなみんなが知ってるゲームに少しルールを加えて深い心理戦にしてくれるもので、 読んでいる側としてもルールの把握がしやすいのが嬉しい ギャンブルや心理戦が好きな人にはぜひおすすめ

    1
    投稿日: 2025.04.09
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    誰でも知ってるゲームを改造したネオゲームで勝負というのは面白い発想だし、キャラとストーリのバランスも良い。 人が死なないミステリは私に合わないんだけど、人気が出るのはわかる。 個人的にはコミックやアニメの原案が妥当だし、文学賞を与える種類のものなのかな?と思った。

    2
    投稿日: 2025.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリの賞を受賞しまくっていたので気になっていた。 とにかく「ゲーム」だけに特化した内容で一冊書き切っていることが斬新だった。 個人的には、ミステリというよりも"頭脳ゲーム"とでもいうのか、新ジャンルだと思う。 グリコ、パイナップル、チョコレートでおなじみのじゃんけんを元にした"地雷グリコ" 坊主めくりと神経衰弱を融合した"坊主衰弱" グーチョキパーに、特殊効果付きの独自手を追加した"自由律じゃんけん" だるまさんがころんだをアレンジした"だるまさんがかぞえた" 通常のポーカーを発想のぶつけ合いへと変化させた"フォールームポーカー" 頭の固い私は、なるほどー!そんな勝ち方があるのか!という感じだったが、自分ならこうする、とかこの先こうなりそうと予想しながら読めたらより楽しめそう。 勝ち方もすっきりと説明されており、ゲームを振り返ってみればちゃんとヒントになることが読者にも分かるように示されていて、フェアだと感じる。 逆に理解の早い人はくどいと感じるかもしれないが。 ただ、後半になるにつれてルールの穴を突くやり方が増え、特に最後のフォールームポーカーは、賢いのかズルいのか…正攻法で勝っていないことにモヤモヤ。 ルールに明示されてなければ何でもありになってしまって、さすがにフェアじゃないと思う私は融通がきかないのか。 主人公はじめとする女子高生達はみんな少しズレていてその友情にもちょっと違和感はあったが、一応最後には上手くまとまったエンドがあり良かった。 ⭐︎3.5

    4
    投稿日: 2025.04.07
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    「勝ち続ける、灰になるまで…」by平井銀二 女子高生が特殊ルールが組み込まれた様々なゲームで強敵達と闘う物語。 「嘘喰い」「ライアーゲーム」「銀と金」等のギャンブルマンガ好きには堪らない作品! 「だるまさんが数えた」の一気に想像していなかった風景が広がる感覚は素晴らしい。良作!

    9
    投稿日: 2025.04.05
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    よくそんな設定を思いつくなぁと感心。登場人物のキャラも立ってて感情移入もできて、ストーリーも秀逸。ただ、ちょっと細かすぎでついていけないところも。。。マンガ版も出てるのでそっちにも期待。

    1
    投稿日: 2025.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第24回本格ミステリ大賞(小説部門)、第77回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、第37回山本周五郎賞をトリプル受賞。第171回直木賞候補作。高校1年生の射守矢真兎がちょっと変わったゲームを戦う話。知っているゲームに少しルールを加えるだけで複雑で心理戦が加わる。映画化したら真兎は誰?とかテレビ番組でタレントさんが戦ったら面白そうと映像が広がる。読書って一人で楽しむものだと思っていたが、この本は人に勧めて「読んだ?どれやってみたい?やってみない?」と本を片手に遊んでみたくなる新感覚な本。まだ高校1年生だから続編あったらいいなぁ。

    3
    投稿日: 2025.04.03
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    誰もが知ってる遊びを高度な頭脳バトルへと昇華させつつ、個性的なキャラクター造形とストーリーも盛り込んだ贅沢な作品。 理解が追いつかない部分もあったけど、地雷グリコはすぐにできそう。面白そう。

    12
    投稿日: 2025.04.01
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    よく知っているけれど全くの別物。それぞれのゲームのネーミングがとても面白い。 ルールが複雑で対戦の場面は読むのにとても時間がかかってしまった。 すっかり衰えた頭に久々の刺激。

    17
    投稿日: 2025.03.31