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池井戸潤最新刊『ハヤブサ消防団』刊行記念ガイドブック(試し読み付き)
池井戸潤最新刊『ハヤブサ消防団』刊行記念ガイドブック(試し読み付き)
池井戸潤/集英社
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総合評価

446件)
3.7
63
195
149
21
0
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    ドラマを追っていて、どうしても結果を知りたくて読んでしまった。宗教って、カルトって、怖い。  読んでしまった後、後悔。ドラマが楽しめなくなる。

    11
    投稿日: 2023.08.21
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    面白かったです! 村上春樹さんの1Q84を少しだけ思い出した。 地元の消防団も、こういうことしてるのかなー…

    3
    投稿日: 2023.08.18
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    面白かった! ドラマの1話を観て原作を読みたくなり、購入しました。 山間部の田舎を舞台に起こる放火の謎に、ミステリー作家である主人公が挑む!という王道というべきミステリー。 新たな事実が分かるたび、また新たな謎が浮かびあがるストーリーで、面白く読了。 推理小説ではなく、エンタメ小説かつミステリーという感じかな。 絵面を考えるとホラーかも知れない…。 読後感もよかった。 また、ドラマ版の俳優さんがそれぞれの役にぴったりでした。 きちんと風呂敷が纏まるところもよくて、モヤモヤせずスッキリしました。 ドラマはまだ序盤〜中盤だと思うので、そちらも楽しみたいです!

    3
    投稿日: 2023.08.18
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    読み始めた頃は、地方に移住し、地元の人たちとの触れ合いを描く作品なのかなと思っていたが、事件が次々と起こり、不穏な流れになってくる。事件の犯人も気になるが、この作品には登場人物の人生に想いを馳せてしまう。ミステリ作家が主人公なので主人公の思考過程や人を見る目にも注目してしまった。

    2
    投稿日: 2023.08.18
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    ドラマが始まり、文庫版待てず。 一気に読みました。 今までの池井戸シリーズとはテイストが違う (毎回出てくる白水銀行が出てこない)が、 推理と真相へ辿っていく流れは、流石。 既得権益やお金、権力に負けない 池井戸シリーズから新たな境地に来たのかな。 今後も楽しみです。

    2
    投稿日: 2023.08.16
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    タイトルや表紙のイラストから、初めはほのぼのとした感じの話かと思ったが、めちゃくちゃミステリーだった。 最後の最後まで読んで、やっと『良い話だった〜」と思えたので、ぜひ最後まで読んでほしい作品。

    7
    投稿日: 2023.08.16
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    2023.07 中村倫也主演でドラマ化。 池井戸作品にしては珍しいミステリー。 とある山村で起こる放火事件。主人公のミステリ作家がその謎に挑む。最後はどんでん返し。一気に読める。

    3
    投稿日: 2023.08.14
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     物語の前半はストーリー展開が少なく、田舎暮らしのスローライフを体感する感じの文書構成であったが、田舎暮らしがかなりリアルに描かれていた。  後半では目まぐるしくストーリーが展開して行き、読了するのに夢中になった。  ⭐️4.5に近い4である。

    14
    投稿日: 2023.08.14
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    (2023.7.9読了) 現在、ドラマOA中の作品ですね。 ドラマの前に、原作を読んでおきたくて。 山間の過疎集落を舞台にしたミステリだけど、不気味な雰囲気、怖さはオカルトチックでもありました。 池井戸潤さんといえば、銀行や企業を舞台にした作品のイメージがありましたが、こういうタイプのサスペンスもとても面白かったです。 読み進めるにつれ恐怖が増して行くのが凄い! ミステリとしての面白さも勿論のこと、現代の社会・風潮も表していてそこも興味深かったです。 都会から過疎集落への移住、ソーラーパネルを乱立させる山の開発、とてもリアルに感じられました。 また新興宗教についても、実在の過去の事件を思い出し、戦慄しました。 現代人の悩みや孤独と新興宗教についてもを考えさせられます。 他人からの干渉が苦手な私には、ハヤブサ地区のよう濃い人間関係は無理だけど、でも団結したり助け合って生きていくことは、生き物としては自然なスタイルなのかも知れないと思えた読後。 過疎集落への移住に関しては、昨今、色々なニュースも目にしますが、このお話の主人公は、ハヤブサにとても馴染んでいって、またハヤブサの人達も移住者を受け入れようとする心があって。 住人同士色々あっても、なんだかんだで温かい。 そこに救われました。 現実でもこんな風に双方が歩み寄り、理解し合えたらいいのになぁ。

    6
    投稿日: 2023.08.14
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    池井戸潤氏作のミステリー。珍しい、と思い、読んでみました。 威張った権力者に物申して、スッキリ、とか、色々山積みの問題を解決して、スッキリ という、展開がなく、うーん。という感じ。 ミステリーでは無いと思ったら良かった??

    5
    投稿日: 2023.08.14
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    ドラマを観ていて原作をと思い、妻と1冊の本を一気に読みました。世相や社会問題を反映したところ等、興味深く読めました。池井戸さんの文章の読みやすさに加え、ドラマの映像が重なり楽しめました。お勧めの本です。今後のドラマ展開が楽しみです。

    6
    投稿日: 2023.08.14
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    ドラマ連載中だったが、続きが気になってつい原作に手を伸ばしてしまった。 複数同じ苗字の登場人物が出てきて分かりづらいが、頭の中でなんとなくの家系図を組み立てて読んだ。後半戦は宗教とハヤブサとの戦いとなり、ハラハラドキドキしながら一気に読んでしまった。

    3
    投稿日: 2023.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公が都会から田舎に移住して消防団と地域に馴染み、放火犯を推理していくところまでは面白かったです。 途中から誰を信じていいのか疑心暗鬼な展開になってからは、カルト教団絡みで鬱々としてしまいました。 池井戸潤作品は前半の引き込みは上手いけど、後半の解決編は小難しくなってつまらなく感じてしまうパターンが多い気がします。

    3
    投稿日: 2023.08.09
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    ドラマを一話観た後、いっきに読みました。ドラマの俳優が本の中で動き出すみたいで楽しかったです。直接会って確認する太郎の行動にハラハラさせられましたが、自然の雄大さと田舎のコミュニティの人間関係などに感心しながら一緒に謎解きをしていく気分でした。 いろんな人が怪しく思えて、疑ったり噂話をしたり、またいろんな人が命や財産を失った後も淡々と毎日が続いていく田舎の生活ぶりが描かれ、池井戸作品には珍しい設定でした。

    9
    投稿日: 2023.08.09
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    面白かった! ドラマの1話を見て面白そう!と思いラストのエンドロールで「原作 池井戸潤」を目にし、これは読むでしょ!と翌日本屋へ。 後半盛り上がってきて面白さに拍車がかかっていたので最後の謎解きは少し物足りなさも感じましたがやはり池井戸さん!久しぶりに読みましたが面白い! このところ手にする本がほのぼの系、食系に偏っていたので池井戸さんの小説かなり新鮮な感じで、以前池井戸さんの本よく読んでたなぁと思い出しつつ楽しい読書時間を堪能しました。 ドラマはどう展開していくのかなぁ? それも楽しみ♪

    10
    投稿日: 2023.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。ミステリーはあんまり読まないけど これは楽しんで読めた。 怪しい奴らがいて、結局怪しい奴らが悪かったけど 主人公の周りにいる人達も怪しく見えつつ 最後は悪くなくてよかった。 消防団の話なんで、消防団の人達の個性がもっとでて それぞれ活躍する場面があってほしかった。 後半は賢作と力を合わせてばっかりで、あんな親切な勘助が役にたたないし、ほかの団員もいまいち活躍しなかった。 最後は消防団みんなでハヤブサを守れたらもっと面白かったのにと思った。

    4
    投稿日: 2023.08.07
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    ええ…つらっ… 前から楽しみにしていた作品、タイトルや表紙イラストから、のんびりほんわかまでは行かなくとも、心穏やかなミステリと思っていた。 途中から「え?そういう方向性?」となり、更に話が大きくなり、何度も転がる展開、そして切なさが広がるラスト… いやこれ表紙詐欺!!笑 自分の想像とは全く異なる方向だったので星は高め。 でも池井戸潤なら骨太になるよなあ…。気付けたはず…。 そしてドラマの情報少ない状態で読めて良かった。ちょっぴり勝ち逃げ感覚。

    4
    投稿日: 2023.08.07
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    今まで触れてこなかった池井戸潤作品だったが、まさかの消防団がテーマということで、手に取った。 序盤のハヤブサ移住後の描写は、田舎で消防団に加入している自分としては、リアリティが感じられて物語に入り込みやすかった。 一方で、事件がカルト宗教という外的要因を軸として進むことで、序盤の消防団活動などの描写が薄れてしまったのは残念。 期待していた消防団員としてのお仕事小説とは違ったが、田舎を舞台にしたミステリーとしては、容疑者が二転三転するストーリーで面白かった。 ドラマも放送中だが、適度に改変されたストーリーがテンポ良く感じられ、今後も期待して見続けたい。

    6
    投稿日: 2023.08.06
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    BT63に続き、久しぶりの池井戸潤作品を読みました。 ストーリーがしっかりしてて、内容も展開も巧い。 流石だなと。前半はほのぼの系かなという雰囲気を漂わせ、中盤から一気にミステリー路線に切り替わり、ラストスパートで情報過多気味で、着地。 良い作品でした。

    5
    投稿日: 2023.08.03
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    岐阜弁や岐阜ネタ満載なのが地元民としてはニヤニヤできてよかった。主人公が暴走し過ぎな感があったのと、最後の謎解きがやや無理やり感があったので星4で。

    5
    投稿日: 2023.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸潤作品で今回はミステリー仕立て。 ただ、いままで読んだ作品に比べるとテンポが今一つだし、ミステリー好きからすると最後までいろいろ怪しい人物、展開を出しておいたのにちょっとあっけなく、尻切れトンボ的でもったいない印象。 現在ドラマになっているが、ドラマとしては面白いのかも。

    0
    投稿日: 2023.08.01
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    只今毎週木曜日にドラマ放映中の人気作品 まだ2回目までかな 池井戸潤さんといえば、銀行!金融系!今回は全然出てきませんよ 夢のある企業戦士の活躍!しませんよ 今回はミステリー 主人公は、 処女作で賞を取ってその後数作鳴かず飛ばずの ミステリ作家の三馬太郎 父の遺産でのどかな田舎町のハヤブサ地区に引越すことに 火事で活躍する消防団をみて入団することになる その火事は、3件目で連続放火の疑いがあると 田舎の付き合いに慣れ、地域愛に目覚める三馬は 事件に興味を持ち真相究明にのめり込んでいく ハヤブサ地区の土地を買い占めようとするソーラパネルの業者 ヤクザと付き合いがあるとかの地元の問題児 太郎同様に東京から越してきた女性映像クリエーター 町長、郵便局長、警察署長、住職など疑わしい人物と知り合って そのうちに次の事件が! 事件の真相は?犯人は?動機は? 解決して田舎に平和は戻るのか? 読み応えある長編でテンポよく話は進み面白かったです ドラマとは前後関係や描写など微妙に違いますがそこも含めてドラマも継続視聴予定です

    3
    投稿日: 2023.07.31
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    気になっててドラマ化されると聞いて急いで読んだけど、おもしろかったね。池井戸潤さんのミステリーって珍しいのかな?田舎の消防団と放火犯との闘いなのかなっと思ってたけど、新興宗教との関係、そこに隠された真実 なるほどーって思った。

    3
    投稿日: 2023.07.30
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    池井戸さんの作品なので、完全に引き込まれ、あっという間に読み切ってしまったが、、、 確かに、最後まで犯人は分からず、二転三転の展開だったけど、それほど唸るような内容ではなかった。 普通かもしれないです。。期待が高すぎたかな。。。

    3
    投稿日: 2023.07.30
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    池井戸作品をあまり読んでいないが、ビジネス色が強い作者のイメージが強かったので、読み始めた雰囲気で面食らってしまった。東野圭吾や伊坂幸太郎といった大衆小説の雰囲気が強く、また田舎の習俗や自治体の詳細さからよく取材などされたんだなぁという感想。最後まで読んでみると、着地点はなんとも味わい深いというか、ほろ苦い感じがあって好感触だった。

    4
    投稿日: 2023.07.28
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    題名からは消防団が活躍するドタバタ劇を想像したが、まさかの推理ものだった。主人公の三馬太郎は、かつて賞をとった作家でその後は鳴かず飛ばず。亡くなった父親から相続した田舎の実家の整理にきたが、その雰囲気が気に入って移住し田舎生活を始める。田舎ならではの慣習に困惑しつつも楽しく馴染んでいく。消防団もその一環であった。放火が疑われる火事が連続し、事件が事故かわからない死体も発見され、、山を売ってソーラーパネルを設置することをすすめる怪しい業者、新興宗教などが絡んで事件は複雑化していくがそれを太郎が解決していく。面白い。 3.7

    2
    投稿日: 2023.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読書備忘録751号。 ★★★☆。 流石は池井戸潤さん!って感じですが、う~ん、若干弱い。いつもの強大な権力に挑む弱小集団!というワクワク感はなかった。 原因のひとつが、敵が不明瞭で描写が弱い。 目次と登場人物を見るとなんとなく敵が分かる。カルト集団です。笑 もっともっとカルトのエグイ内部をこれでもか!くらい描いて欲しかった。その方が作者得意の勧善懲悪感満点の読後スッキリになったのになぁ。 さて、主人公はミステリ作家、三馬太郎。 デビュー作で明智小五郎賞(笑)を受賞し、横溝正史の再来とまで言われたが、その先が続かず、売れない作家に凋落。 父親のルーツがある中部地方某県の八百万町に引っ越した。町の中で父親の実家があったのはハヤブサ地区というところ。 早速、太郎は地域住民と上手くコミュを取る。そして、誘われるままに消防団に入団。 入団式で早速火事が起きる! どうやら、連続放火?事件が起きているらしい。 そして、このド田舎に急速に設置が進むソーラーパネル。ソーラー業者の営業担当者が土地買収に躍起になっていた。そして、見えてくる放火被害者の土地に設置されるソーラーパネルの関係・・・。 巻頭の登場人物にはカルト集団の教祖、総長の名前がありましたよね。笑 どうしたって読み始めてすぐ、カルト集団の施設を建設する土地をソーラーパネル設置を隠れ蓑に進めているとう構図が見えてくる。笑 そして土地を売らない連中が売らざるを得なくする為に放火する。そして、生活の為にやむなく土地を売るという構図まで見えてしまう。誰が読んでも見えてしまうはず。笑 ただ、この作品の面白さは、 ①ミステリ作家として太郎のあっち行ったりこっち行ったりの推理 ②ハヤブサ消防団の素直で熱き男たちとのドタバタ ③八百万にDNAを持つ悲しい一族の隠れた物語 3本建てで飽きさせない。 繰り返しますが、ここに④として強烈なカルト集団の恐ろしい物語があれば良かったんですが、最後の数ページで事件解決してしまいました。笑 ドラマは見てないですが面白いのかな。配信で見てみよう!

    17
    投稿日: 2023.07.25
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    都会から亡くなった父の故郷に引っ越してきた作家、三馬太郎。 故郷の生活を満喫している様子がほのぼのしている。なし崩し的に?消防団に入ったが、なんだかんだであ楽しそうだなーと。イノシシの肉もらったり、こんな生活もいいなーと思ってしまった。 内容はミステリーで、放火事件に巻き込まれていくが、東京の担当編集者の力を借りたり、作家ならでは?の洞察力で事件の真相を突き止める。 誰が犯人なのか、怪しい人がいたので、惑わされたが、最後はスッキリ。 面白かった。 ドラマも評判いいみたいなので、ドラマもみてみようかなー。

    1
    投稿日: 2023.07.25
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    1話だけドラマを観て、原作を一息に読んだ。勘介は満島真之助さんの顔が浮かぶ。それが、良かったな。キャラクターに合ってる気がする。楽しく読んだ。

    4
    投稿日: 2023.07.23
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    ドラマ化で気になり思わず #読了 田舎に移り住んだミステリ作家。地元のハヤブサ消防団に加入したら謎の放火事件発生、その背後には怪しげな宗教組織がありそうで...⁉︎ 本当に最後の最後までどうなるか分からずでした!ドラマ化したら確かに面白そう!

    3
    投稿日: 2023.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマが始まり(観ていないけれど) キャストを当てはめながら ドラマを観ている感覚で楽しく読んだ。 長閑な田舎の季節の移り変わりが 短いけれど美しく描写されていて 漂う空気を感じられた。 それと対比するように物騒な出来事 放火や殺人が描かれ その真相に少しずつ近づいていく 主人公と他の登場人物も立体的に浮かんできた。 都会より田舎の方が人間関係が煩わしく 閉塞感や辛さを感じるような気がする。 だからこそ宗教的なものが入り込みやすいのかも。 後半、ふと横溝正史っぽい展開になり 少しワクワクした。 半沢直樹、銀行ものよりも好きな物語だった。

    9
    投稿日: 2023.07.19
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    ドラマや映画の放映前に原作を読むのは初めて。まさしくドラマになりそう、思わせぶりな人物が何人も出てきて、誰もが怪しく思える。登場人物の説明が丁寧に但し書きされているが、それ程多くはない。わざわざ書かれているのは、敵と味方を区別するため?厚く長い話だったが、あっという間っだった。

    5
    投稿日: 2023.07.17
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    池井戸潤の作品はいつもの心を掴まれるけど、本作にそれはなくのどかな雰囲気ではじまった物語。途中から出てくる人がみんな怪しく思えて来て、物語の終盤に向けての伏線を回収の仕方は見事でした。はじめは、嫌いだった町長だけど立派な人だと最後は思いました。消防団の皆さんいつもありがとうございます。

    5
    投稿日: 2023.07.16
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    主人公の太郎さんが田舎暮らしを始めるのですが 移住先の人達のウェルカムな感じに圧倒されますね笑 太郎さんの順応力と行動力にも驚きです。 前半エピソードが長々と続く感じですか、最後の最後はスピーディーな展開に思えました。 割と一気に読めました。

    4
    投稿日: 2023.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今度中村倫也主演のドラマを前に先に読んでみた。 めっちゃ面白かった。 後半、誰が犯人なのか、誰を信じたらいいのか分からずにモヤモヤ、ドキドキ。 完全に主人公気分w 誰にでもある何かにすがりたいという気持ち。 誰が新興宗教にハマったっておかしくない。 信じたい、助けたいという想いがメッチャ面白く書かれてあった。ワタシの世界観が出来てしまったからドラマは見ない方がいいかも。 中村倫也主演も見たいな。葛藤w

    7
    投稿日: 2023.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まぁ怪しい人が結局悪いやつなのだが、太郎先生の行動力たるや凄いな。 田舎暮らしはのんびりで良さそうな感じもあるけどその実地元の様々な柵がありそうなので個人的には周りに無関心な都会で良いかなぁ

    9
    投稿日: 2023.07.14
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    或る女の運命について追い始めた理由が突飛だったもんで、頭に入ってこない状態で先を読み進めてしまったせいか、最後つじつまが合ったのが分かった時の感慨が薄くなってしまった。

    3
    投稿日: 2023.07.14
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    ・田舎の人間関係は果たして必要なのか。サラリーマンの飲み会は果たして必要なのか。信頼関係を構築する手段として、ベターではあるが、ベストであって唯一のものではない。どの手段を選ぶかは本人次第。

    4
    投稿日: 2023.07.12
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    ミステリーで全体的にキレイにまとまってて読みやすい。所々に田舎の良くない点が結構書かれてるのでリアリティがある。だけど、主人公にあまり共感できない。微妙

    5
    投稿日: 2023.07.08
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    しばらくの間、積読してあった本。ドラマ化されると知り、ドラマを観る前に読んでしまおうと、手に取りました。間に合いましたぁ!!! 田舎でおきた連続放火犯の真相を暴くミステリーという感じでしょうか。今までの池井戸作品とは少し異なる作風。 出てくる人出てくる人が、みんな犯人に見えてきてしまいハラハラドキドキ感がありました。 ドラマが楽しみになりましたっ!!!

    40
    投稿日: 2023.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初から連続放火魔の犯人は誰かと考えながら読んでいるから、みんな怪しく見えてしまって、えっ、何で話しちゃうの!?犯人に筒抜けになる…!ともどかしい気持ちになりながら読みました。 怪しい情報があるのに、本人の今ままでの人柄から(長い付き合いでもないのに)距離を置くのではなく、自分で直接確かめようとする太郎には好感が持てた。(好意があったからだと思うけれど) クライマックスがちょっとあっという間であれ?裏幕もこんな感じで捕まって終わり?と思ってしまった。 ドラマを見てみようと思う。

    6
    投稿日: 2023.07.07
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    なかなか面白い田舎暮らし。登場人物たちもユニーク。しかしまあ作り事のミステリーやね。 テレビ、楽しめるかなあ?

    5
    投稿日: 2023.07.04
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    あぁ…なるほどドラマになるのね。 小説は…はいはい…って事はドラマは?って流れになってるのかな? ストーリーとしては1時間半でやりそうと思ってたけどドラマなのね。 ボリュームに対しての期待があったので、読みやすかったけどスッという感じだった。

    7
    投稿日: 2023.07.04
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    田舎の消防団でほんわかした話を想像してたけど違った。池井戸潤なら面白いはずと期待値が高かったので少し残念。

    4
    投稿日: 2023.07.01
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    父が亡くなり父の田舎に移住してきたミステリー作家の太郎 本編の半分まではどうもページが進まなかった 田舎町の不審火が続く、事件か事故か?といった書き出しだが、どうも手が進まない感じ だが、物語の中盤を過ぎると池井戸節が炸裂し、次のページ、次のページと一気に加速する 怪しい新興宗教も絡み、誰が味方で誰が敵か、という展開もドラマチックである ドラマといえば近々ドラマ化してテレビ放送も始まるようでこちらも楽しみだ

    7
    投稿日: 2023.07.01
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    読み進めるのに時間がかかりましたが、読み終わって面白かったと思いました。 登場人物みんな怪しく思えて最後までどうなるのかなと気になりながら楽しく読めました。

    11
    投稿日: 2023.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    売れていないミステリー作家の三馬太郎は、亡き父の故郷のハヤブサ地区に移り住んだ。 太郎は地区の自治会に入り初めて寄り合いに出た帰り、消防団に勧誘され、迷った末に入団する。 地区の消防団員が集まる入退団式が行われている最中、ハヤブサ地区で火災が発生する。実はこれが最近三件目の火災だという。 のどかな集落でつぎつぎに発生する事件と連続放火事件の裏で進められていることは何なのか・・・太郎と消防団仲間はそれを阻止できるのか!?黒幕は誰なのか!? ・・・と面白く一気に読めた。

    1
    投稿日: 2023.06.29
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    ド田舎の集落に多発する放火、そして殺人。 カルト教団?小さなコミュニティーに襲う大事件。結局犯人は誰?怪しい人が多くて面白かった 中村倫也さんでドラマになるんですね。彩役は川口春奈さん。勘助は満島真之介さんとなかなかイメージ通りの配役。 ドラマ見てから読めば良かったかな……

    21
    投稿日: 2023.06.28
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    初めの主人公が町に溶け込んでいくシーンはなかなか前に読み進められなかったけど、事件性が高まって、主人公も自ら絡んでいくようになってからは、一気に読み進めてしまいました。池井戸さんらしい登場人物の人間性も出ていて、とても読み進めやすく、面白い内容でした。

    4
    投稿日: 2023.06.26
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    住んでいる場所が都会であれば都会で生きる生きづらさ、田舎であれば田舎の生きづらさがあるにせよ、その場所で生きる人それぞれに、生きた証があるのだと感じた本でした。 静かに緩やかに進んでいくストーリーかと思いきや、読み進めるほど根が深く、濃い森が待っています。

    5
    投稿日: 2023.06.26
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    ドラマ化前に読破。ドラマのキャストを知ったら固定観念に縛られるから検索せず。読み終わったあとでドラマHP見て確認した。 導入部分が良く、ミステリアスの要素や小ネタが豊富で面白く読めた。細かな区切りも息継ぎしやすかった。 ラストになるにつれて消防団が遠ざかっていったのと、結局誰が1番悪かったのか曖昧のまま終わってしまったのが残念。

    4
    投稿日: 2023.06.25
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    図書館に予約して8ヶ月待ったので一気に読んでしまいました。池井戸さんの地元が舞台で消防団にスポットにあてたところが新鮮でいつも池井戸作品にからんでくる銀行や融資の話がなかったのも良かったと思います。来月からドラマが始まります。個人的に中村倫也はハマり役だと感じます。

    7
    投稿日: 2023.06.25
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    いつもながらテンポの良さとちょっとした目新しさで引き込まれる。小説家、消防団、宗教、地方、ルーツとテーマが絡みながら繋がってるのが心地よい。 ドキドキハラハラという感じではないが、次が楽しみになって読み進めてしまう。

    3
    投稿日: 2023.06.25
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    図書館で、借りました 池井戸潤さんの作品は毎回楽しく読んでおります 今回も楽しく読めました 自分も、田舎付き合いがあるので 地域の人との付き合いってこんな感じだな~と思いながら話に入っていけたので没頭して読んでしまいました 最後まで展開がわからなくてドキドキしました ドラマも楽しみです

    14
    投稿日: 2023.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そんな展開あるかね?っていう池井戸流。 でもなんだかんだと面白く読んでしまう。 今回は登場人物多すぎるのと、消防の仲間の話って結局いらなくね?ってのと、信仰宗教なのか山岡展子の悲しい話なのか、焦点がボケ過ぎ。残念。

    1
    投稿日: 2023.06.22
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    田園を舞台にしており、一見のどかだかミステリー要素もあって一風変わった舞台で新鮮だった。真相に近づくにつれ誰が黒幕なのかハラハラした気持ちが高まっていくが、なんとなくラストのパンチに物足りなさを感じた。

    4
    投稿日: 2023.06.22
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    ハヤブサ地区という場所で新生活をスタートさせた作家・三馬太郎が、相次いで発生する放火事件の真相を追っていく物語です。 池井戸潤さんといえば、銀行や中小企業を取り上げた作品のイメージが強いですが、本作は少し雰囲気が異なります。 "融資"や"下請"なんていう単語は一切出てこない、いわゆる田舎のまちを舞台にしたお話です。 ハヤブサ地区で連続して発生する放火事件は、単なる愉快犯的な放火ではなく、田舎独特の人間模様なんかが絡み合ってきて事件はどんどん複雑化していきます。 季節が巡り、周りの風景の変化を感じながら少しずつ謎を解き明かしていく太郎と共に、読者の立場からじっくり読み進めていくことができました。 夏に中村倫也さん主演でドラマ化されるみたいなので、ぜひ映像でも観たいなと思います。

    27
    投稿日: 2023.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    SL 2023.6.14-2023.6.16 ドラマ以外では初池井戸作品。 ミステリーの謎解きより、四季折々の田舎暮らしの風物詩のような、と思っていたら後半は急展開。 狭いコミュニティでの放火や殺人、カルト教団等けっこう深刻な事件のわりに暗くないのがいい。 ラストも清々しい。 それにしてもお酒飲み過ぎ。

    2
    投稿日: 2023.06.17
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    ミステリ作家の三馬太郎が、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住む。 早速、地元民の誘いを受け消防団に入ることに…。 田舎ならではのあるあるだなぁと思いながら読み進める。 確かにいろんな決め事や祭り事、そして常に何らかの寄り合いとかがあったなぁと故郷を思い出す。 移住して早々に連続放火事件やら謎の変死を発見したりと何やら不穏な集落だなぁと。 放火事件のあったところは、タウンソーラーの営業マンが出入りしていたとか…。 宗教絡みが原因だとか…。 いったい誰が…。 怪しい人が出てきては、あれっ違うか…などの繰り返しがある。 気になって仕方ない状態で一気読み。 久しぶりの池井戸作品だったが、十分に楽しめた。 自分の頭の中で映像化できるのがおもしろいところ。 どうやら7月にはドラマ化されるようだ。 また、これも小説とは違った楽しみ方ができるのでは…と期待している。

    9
    投稿日: 2023.06.14
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    図書館で借りた本。 ミステリ作家の三馬太郎は、東京を離れて亡き父の実家で田舎暮らしをする事になった。 ハヤブサ地区の住民になってすぐに、消防団にならないかと誘われて入団する事になる。 入団式のその時、火事の連絡が入り現場へ向かう事になり。この家事は最近頻繁に起きている連続放火の疑いがあると言う。

    5
    投稿日: 2023.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小さな集落に忍び寄る組織との闘い。 第一章 桜屋敷の住人 第二章 だんじり祭り 第三章 消防操作法大会始末 第四章 山の怪 第五章 気がかりな噂 第六章 夏の友だち 第七章 推理とアリバイ 第八章 仏壇店の客 第九章 没落する系譜 第十章 オルビスの紋章 第十一章 或る女の運命について 第十二章 偽の枢機卿 最終章 聖地へ続く道 父親の生地のハヤブサ地区に移り住んだ作家の三馬太郎は、集落で頻発する火災に消防団員としてかかわり、その裏にある地上げと、その会社にまつわる宗教の影の臭いをかぎ取り、調査をする。 同じく東京から移り住んだ美人の彩や、住職などと真相を解明しようとするが、、、 最初の間延び感が。 結局、ハヤブサ地区の山原家と教団との関係性の答えが出てないと思う。

    2
    投稿日: 2023.06.09
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    消防団内部のお話かと思っていたら、田舎の住民を次々と洗脳する宗教団体が絡むミステリーだった。 二転三転するストーリ展開にワクワクさせられる面白い作品でした。

    4
    投稿日: 2023.06.09
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    Audibleにて。 何度か意外な展開があり、飽きずに一気に聞き終えた。 ラスト、もう一発裏切りあっても良かったのかも。。。

    2
    投稿日: 2023.06.07
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    消防署が近くにない地方の特に田舎では、町内の消防団がどんなに心強いだろう。 きちんと訓練を受けてない民間の人が、 仕事中だろうと寛いでいる時だろうと、火事や災害など突然の呼び出しで一刻も早く駆けつけのは、とても大変なこと。 時には命に関わる事もある。 ストーリーはとっても面白かった! ミステリー作家が謎解きをする過程がわくわくした。 現れる人物がみんな怪しく感じられ、ラストではゾクゾクして怖かった。 夜になって鬱蒼とした中の古い大きな家にひとりでにいるなんて、絶対無理! 田舎にはとても住めない。

    6
    投稿日: 2023.06.06
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    ドラマ化が決定して、絶対7月までに読みたいって思ってなんとか読み終わった作品。関係ないけど、最近読書のスピード落ちてる~(泣) 最初の方は人と役割をセットで覚えるのに必死で、毎度毎度登場人物紹介確認してた。真ん中くらいまでは話の軸が見えなくて、なんで火事?ってなってたし、怪しいと思ってた人たちはことごとく最後まで良い人だったし笑 でも少しずつ話が二転三転していって、いろんな人の背後にあるものが見えて来たりして、真ん中以降は結構引き込まれたなぁ。 最後の盛り上がりはもう少し欲しかったし、最後まで彩の立ち位置よくわからなかったから、再読必須ですね。 登場人物をドラマのキャストに当てはめてその人のイメージで読むの結構楽しい。ただ、省吾と陽太のキャストの年齢設定だけ疑問。宮原さんと一緒で50歳設定でドラマのキャストは組まれてるけど、そうだったけ?ってなった。もう一回確認する。

    6
    投稿日: 2023.06.05
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    田舎の良さと、住みにくさと両方書かれている。 最初はあまり事件性がないが、後半からどんどん真相がわかり、先を知りたくなる。 田舎は人間関係がうまくいっていればいいが、うまくいってないときつい。 新興宗教にハマってしまう人の心理や、新興宗教の怖さなど、いろいろ勉強になった。

    4
    投稿日: 2023.06.04
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    池井戸作品が好きな人やドラマ作品が読みたい方にオススメ! 推理小説作家の三馬太郎が、先祖の実家のあるはやぶさ地区に移り住み、消防団に入って地域住民と協力して連続放火殺人事件を解決する。 前半は読むのに多少苦労するが、後半から一気に読めるサスペンス作品。 登場人物の特徴を表表紙に載せてくれているので、名前や特徴を掴みやすく読むのを助けてくれた。

    4
    投稿日: 2023.05.29
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    土日の休日に読切り!! おもしろかった!!テンポよくって読みやすかって、どんどん入り込めちゃって、止まらない!! どっぷり岐阜弁岐阜県民の私は、いつの間にかハヤブサ住民になって、あの人怪しいやん!!あの人気をつけなあかんて!!って、入り込んでました。 寺当番とか、住民の事情に詳しい仏壇店のおくさんとか、コトあるゴトに酒盛りする消防団とか、田舎あるあるやんな笑 ドラマ化楽しみや!!

    4
    投稿日: 2023.05.28
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    田舎で起きたあらゆる事件。それを仲間と解明していくミステリー作家。"ハヤブサ地区"という自然豊かで長閑な集落に何があったのか、そして結末の展開が意外過ぎて、最後はあっという間に読み終わった。ドラマではどんな風に描かれるのか、とても楽しみ!

    2
    投稿日: 2023.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半は中々まったりとした田舎暮らしの人間関係構築ストーリーが続いて、本筋のミステリーを描くための下ごしらえが必要なんだろうとはわかるものの、ちょっと飽きました。 そしてこの物語、どう転がるのか?と思いつつ読んでオルビスの話が出てきた当たりからぐっと面白くなりました。 これは複雑なプロット図と家系図(?)をたくさん作られたのだろうなぁと。 登場人物が多いので、アタマの中に浮かべた人間関係図がこんがらかりながら読み進めました。面白かったけれど爽快な話ではなく、ちょっと疲れました。 ドラマ化する本作の主演を、今をときめく中村倫也さんがするらしい、というニュースを知ってこれは原作を読まねば、という不純な動機(?)で手に取り。 ドラマだときっと原作のような終わり方はしないと思うのでどんなふうに構成されるのか、楽しみです。 消防団をたくさん取材されたのかなぁ?どうして消防団と新興宗教を絡めようと発想されたのだろう?作家の発想力の広さに驚かされます。

    2
    投稿日: 2023.05.24
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    面白かったです。 久しぶりに長編ミステリーを読みました。のめりこんで怖くなって一気に読んでしまった。 最後まで惑わされてしまいました。 ドラマも楽しみ。

    3
    投稿日: 2023.05.23
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    前半は話の展開も遅く飽きてきそうだった。 後半からは一気読み。 ジャンルは推理小説。 池井戸作品の推理小説は初めて読みました。 ラストはうるうるしてしまいました。 小説の中の八百万町は岐阜県八百津町がモデルと推察。

    4
    投稿日: 2023.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きな池井戸潤作品。 主人公 三馬太郎はミステリー作家 疎遠だった父が亡くなり 仕事も壁が見え始め 父が住んでいた中部地方の山間 八百万町(ヤオロズ町)のハヤブサ地区に移住を決意する。 田舎特有の濃い人付き合いの中 三馬はイヤイヤながらも消防団に入ることになる。 穏やかな暮らしとはかけ離れた ハヤブサ地区での連続放火事件、そしてカルト集団の影。 主人公が地域の人との交流を深めながら 徐々に事件の真相に近づいていく。 読んですぐ思ったのは、舞台は(池井戸の故郷 岐阜)ということ。 八百万町は「命のビザ」で有名な杉原千畝の故郷 八百津町か。 地元の食べ物が鶏ちゃん 鮎 マムシ酒 ヘボ・・・ 人の訛りや祭り・山の中にある祠の当番など 少しでも岐阜に住んだことがある人は 懐かしくなる。 主人公がミステリー作家というのは もしかして池井戸潤 本人?!(ミステリー大好きで、江戸川乱歩賞もとってるし) もちろん 話しに出てくる人物たちは個性豊かで、ミステリーは二転三転しておもしろい。 そうそう 事件のカギになるのが「ソーラーパネル」業者なのだが 山や畑に突然できている広大なソーラーパネルも  今の田舎の現状をリアルに表現していて、ちょっと切なくなった。

    2
    投稿日: 2023.05.21
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    後半にかけて次々と疑う人が変わるのが楽しかったな〜犯人が明らかになるのも面白かったし最後は少しウルっとくる部分もあって、どちらも味わえてよかった!ドラマ化しても絶対に面白い!楽しませていただいたな〜^^

    3
    投稿日: 2023.05.20
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    ミステリー作家の三馬が、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住み、消防団に入団する。 田舎の人間関係の複雑さ、しがらみは煩わしそうだけど、三馬はわりとすんなり溶け込んでいるところがすごい。作家は人間関係を苦手とする人が多いイメージだったけど、三馬は人が好きそう。 お蔵入りになったハヤブサ地区のアピールドラマは見てみたいな。

    4
    投稿日: 2023.05.13
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    連続ドラマを見ているような感覚だった。のどかな田舎の生活から事件が起こり、その裏には大きな陰謀が進行していた。後半に進むほど誰が犯人なのか気になって読み進めてしまう。この作者は銀行の印象が強いがミステリーもいいね。中部地区の方言も馴染みがあり、よかった。

    4
    投稿日: 2023.05.13
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    ふとしたキッカケで田舎に住むことになったミステリー小説家が主人公の物語。 メインはミステリーですが、自然と親しむ暮らし方や主人公の太郎が田舎暮らしに馴染んでいく様子も面白かったです。 読んでいる途中で連続ドラマ化のニュースを知りましたが、これはドラマ化しやすいだろうなと思える、終始飽きさせない展開の一冊でした。

    7
    投稿日: 2023.05.04
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    池井戸潤さんは銀行系の印象が強いけれど、ミステリーも面白い(^^)久々にこんなに長い本を読みました。 いつものすっきり!!よりちょっと悲哀のある感じですが後味も悪くないです。 中村倫也さんで実写化されるのですね、楽しみ。

    6
    投稿日: 2023.05.02
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    後半、いろいろと繋がりだしてから面白くなった感じ。 宗教がらみのお話は難しい面もあるけれど… 弱っている時に出会い、吸い込まれるように、気付かないうちに信者になるって現実にありそう。 ちょっと火事がおき過ぎ。

    3
    投稿日: 2023.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    発売当初から気になっていてずっと積読状態でしたがGWを機に読み始めました。 最初はハヤブサに慣れずよそよそしかった太郎が徐々に溶け込んで行く様子はとても楽しく物語に引き込まれていきました。 1番印象に残っている台詞は太郎の「家が燃えたんじゃない。人生の一部が燃えたんですよ」でした。凄く胸にくるものがありました。 久々にきちんとした文章を読みましたが読んでいて情景が目に浮かび楽しく読み進めることができました。

    3
    投稿日: 2023.04.30
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    池井戸潤のハヤブサ消防団を読みました。 主人公の太郎は、両親が離婚して母親と一緒に暮らしていました。 両親も亡くなり一人、太郎は小説で明智小五郎賞をとり小説家としてその後細々と原稿を書いて暮らしていました。 ある時取材で亡くなった父親の故郷の近くにいつったついでに、故郷のハヤブサ地区を訪ねハヤブサが気に入り移住しました。 そこで消防団に入ることを勧められ、その地区の人たちと仲良くなるのですがへ、放火思われる火事が相次いで起こりました。 話は思わぬ方向にすすみ、なかなか面白かったです。

    6
    投稿日: 2023.04.28
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    主人公の三馬太郎が、事件解決に向けて奔走する中で、正義や信頼の重要性を感じる場面が多くあります。さらに、三馬太郎と妻や地元の人々との交流から、家族愛の大切さが描かれています。 人間ドラマを中心に据えた物語であり、登場人物たちの心情や葛藤を丁寧に描写しています。消防団員たちの熱い友情や、地域の人々の絆を感じさせるストーリー展開は、読者を引き込みます。また、池井戸潤の描く社会の闇にも触れ、物語の深みを感じさせます。全体を通して、ドキドキ感や感動が味わえる作品でした。

    3
    投稿日: 2023.04.27
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    池井戸さんの金融系以外の本は初めてかもしれない。 「プロットなしで人間を描いたと」のことだが、終盤まで展開が遅く、ミステリーとしてはあまりはらはらしなかった。

    3
    投稿日: 2023.04.26
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    田舎特有の閉塞的な恐怖感。 細部まで書き込まれているから話の進みはゆっくりなんだけど、それがかえってじっとりじわじわした恐ろしさになってた。 映像化するらしいけど、連ドラよりは映画で観たかったな~ ------------------------------------ 東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは?

    4
    投稿日: 2023.04.24
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    久々の池井戸先生の本、期待が大きかっただけにちょっと期待はずれ。 今迄の池井戸先生のスカッとした感動があるかと思い読み進んだが、ワクワクも無く萎んでしまった感。 ドラマになるみたいですが、きっと見ないでしょう。

    2
    投稿日: 2023.04.15
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    久しぶりの池井戸作品。やっぱり池井戸潤さん面白いな〜〜と唸ってしまう! 新興宗教系が登場するのって何となく苦手でモヤモヤしたけど、裏の裏をかく展開! 犯人かと思いきや、からの二転三転!楽しかったなぁ。 こういうのが好きだ!と再確認した。

    6
    投稿日: 2023.04.13
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    過去に読んだ池井戸作品とは少し違う印象を持った。 爽快感がないのだ。 歯に挟まったシナチクかなにかが、取れたらスカッとするのだけれど、舌と唇で挟んでみたりして取れそで取れないもどかしさ。だけど何だかそのこと自体を楽しんでいる、そんな感じ。 私の文章は分かりにくいけど、この本はそんなことない。 同じ方向の次の作品も読みたいと思った。

    4
    投稿日: 2023.04.13
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    企業物のイメージが強い池井戸作品ですがいつもと一風変わってミステリ色の濃い作品でした。 主人公が長閑な田舎暮らしを始める中、その地で巻き起こる大きな事件に巻き込まれ解決していく様はスリルもあり推理的要素もありなかなか読み応えかありました。

    4
    投稿日: 2023.04.12
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    鳴かず飛ばずの作家、三馬太郎がハヤブサ町に引っ越し、のどかな田舎暮らしが始まった。 放火事件、太陽光発電のための土地買収から大きな事件へと広がっていく。 田舎ならではの人間模様や家系が絡んだストーリー。 誰が味方なのかは、最後までわからない。

    3
    投稿日: 2023.04.08
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    予備知識がなかったので、地方の消防団の胸熱な話かな?、もしくは田舎暮らしは意外に窮屈だった、とか?などと思っていたら、どっぷりミステリで驚いた。 シリアスなシーンと、ほのぼのするシーン(勘介の「太郎くん、サンカク行かへん?」がとてもいい)の相乗効果で一気に読める。 終盤はシリアスなシーンが続き、消防団のメンバーも影を潜めてしまうので少し寂しい。 半沢直樹系を求める人は肩透かしかもしれないが、十分面白い。

    4
    投稿日: 2023.04.07
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    タイトルのイメージとは、だいぶ話の内容が違っていました。メインは消防団の活躍よりも、新興宗教の恐ろしさについてだと思います。中盤は、ダレる展開も多かったですが、最後まで読み進めると、成る程と思わされるところもありました。

    3
    投稿日: 2023.04.07
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    ハヤブサ地区の優しい人たち。 居酒屋三角の名物料理。 スーパーネーチャーな大自然。 まだまだ浸っていたい。 絶対一度は行ってみたい。 そんな風に思った楽しい本でした。

    3
    投稿日: 2023.04.04
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    池井戸さんの作品は白熱するのが多くて結構好き。 そういう中では、この物語はイマイチだったかな。 ちょっと長すぎて、登場人物がわからなくなってきてしまった。 田舎の暮らしでのんびりできるかと思いきや、放火や新興宗教やらドラブル多い。 殺人事件まで起こってしまう。 主人公の小説家がなぜそこまで犯人探しに首突っ込むのか等、どっぷりと小説にひたれなかった。

    2
    投稿日: 2023.04.04
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    自然の雄大さ、気の良い消防団の仲間たち、サンカクの美味しそうな料理とハヤブサ地区の魅力に癒された。物語は途中まで犯人探しは面白かったが、新興宗教がでてきた辺りで、なんか想像と違う展開に。

    6
    投稿日: 2023.04.02
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    輝くばかりの緑、アマゴが生息する美しい渓流、満天の星空、日本の中山間地域における典型的な自然美。山派か海派か好みは分かれても、そのパストラルな魅力は分かるですよ。私も友と向かう春秋の旅では、そうした地に身を投じとります。ただ、暮らしの拠点とするならば辛い。それこそ若者は消防団員となり、火災のみならずあらゆる災害しかり、ムラの行事に駆り出される。若者の定義も65歳まででっせ。よほど都会生活に疲れたにせよ、太郎の順応性はすごい。まして、かくも放火や殺人が繰り返されれば、もはや不気味な横溝正史の描く世界ですな。

    3
    投稿日: 2023.04.02
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     田舎が舞台ののんびりとした話かと思いきや、そこは池井戸潤。スリルとサスペンスの連続で、どんどんページが進みました。終盤、主人公絶体絶命の大ピンチ。その時に現れたのは…

    2
    投稿日: 2023.03.31
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    ドラマ化決定というのが気になって読んでみた。登場人物がたくさん出てきたので少し読むのが大変だったが、情景描写が目に浮かんでくるほど丁寧に書かれていた。普通かな。

    2
    投稿日: 2023.03.28
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    池井戸さんの作品で、バンカー系以外のを読んだのは初めて。銀行を舞台にした戦いこそ、彼の良さが生きるのではと感じた。この本は、物足りなさを感じた。 やっぱ、バンカー系が一番しっくりくる。

    4
    投稿日: 2023.03.28
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    やっぱり池井戸潤はおもしろいなー。 探偵役もすんなり読めるし、読みやすかった。 序盤の消防団の動き的なところはあまり面白くないし、もっと消防団の面々の活躍が見たかったかな。 バトルシーンはさっくりいきすぎて、拍子抜けしてしまった。 まぁおもしろいなーくらいから、最後の1ページの言葉にこの本の良さが凝縮されており、評価が一気に上がってしまった。 そら、当然のようにドラマ化されるよね。

    5
    投稿日: 2023.03.27
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    勧善懲悪ものの企業小説ではなく、連続放火や殺人も起こってしまうミステリーだった。 のどかで自然豊かなハヤブサ地区に移住した小説家の三馬太郎くんが、真相に近づくほどに誰も彼もが怪しく見えてしまう。しかし命を狙われている状況にあってもどこかほのぼのとした空気感が不思議。

    11
    投稿日: 2023.03.26