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いけない
いけない
道尾秀介/文藝春秋
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総合評価

469件)
3.6
68
181
167
30
3
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    1番最初の章は写真をみても「?」だったが(ネットでネタバレみました…)、残りは「そうだったのか」と理解。終わり方がはっきりしてる小説が好みの自分にとってはやや不完全燃焼で、最後は読者に委ねられてるような印象。

    5
    投稿日: 2023.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2冊目作家さん 面白かった記憶があったので.. キレがある文や話だな と思ったけれど 苦手なジャンルだった 特にこの話の舞台の 架空の街や住人が 気持ち悪くて途中ホラーなのかな? と思った 2番目の話の主人公の同級生が 凄く気持ち悪くて 夢に出てきたり 胸が1〜2日ムカムカするので.. 嫌だった 2019年に出された本 この年前後数年の 売れていると言われている本の内容が 気持ち悪くて苦手なので 買わない様にしようと思った

    0
    投稿日: 2023.04.29
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    一つの町を舞台に様々な事件が起こり、それぞれ章の最後で謎が解けるという仕組み。 謎は章によっては最後部分を見なくても答えに辿り着けるものもあり、比較的読みやすい一冊。

    11
    投稿日: 2023.04.27
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    同じ町で起きた事件の謎を一枚の写真?絵を使って推理する新しいスタイルの連作小説 ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ いやーーーーーーーーーーーーーーーーー 頭使って一文字一文字食い入るように読破 そして燃え尽きた… 絵をぼんやり見ただけでは、真実には辿り着けないし読み手の想像力で感じ方や受け取り方が全く違うし 色々と予想外の展開だったので、面白かった ⁡ そしてこれは二度読みしたくなる こんな読書の仕方とあるんだなと、 驚きと達成感のようなものもあった ⁡ ⁡ 夜中読んでしまってそのまめ朝方まで読書 読み終えた時には背筋がゾワゾワ~ ゾワゾワがたまらなく快感← ⁡ ⁡ 道尾さんは初読みでこれから読み漁りたい 心を鷲掴みにされた… ⁡

    5
    投稿日: 2023.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    IIを先に読んだからなのか感動は少なめ。 1章の謎解き写真見ても空間認識能力ゼロなので以降を読んでも 考察サイトを見るまでまったく理解できない自分のお粗末ぶりでした…。 2章にハラハラし3章で動揺し最終章でホワーッ!とし…。 感動少な目と言いつつとても楽しめました。 気になったのは隈島さんが1章で亡くなってたけどIIに出てたから 時系列的にIIが最初なのかな?IIをもう一度読み直します。

    3
    投稿日: 2023.04.20
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    短編小説集でありながら、それぞれの話しがゆるく繋がる作品。 一つ一つが1時間前後で読める分量であり、カジュアルに読める。

    2
    投稿日: 2023.04.15
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    2020年、マジカルラブリーがM -1グランプリを 獲った際に言われたこと、 「これは漫才なのか?」 本作は、 ある意味での答えを最後に、絵で見せることで 読者に驚きを与える。 マジカルラブリーのこれは漫才なのか論争に似ていると思った。 でも、誰がなんと言おうと、 「自分が面白いと思ったならそれで良いよね!」 ってことで、 IIも楽しみです!

    32
    投稿日: 2023.04.13
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    こまかい描写を一頁一頁追っていかないと、なかなか真相にたどり着くのは難しいと思います。 そもそも、どこをポイントにして謎を解くのか、を間違えて読んでいくと意味が分からなくなるかも…。 構成としては一話完結のストーリーですが、次の話に前の話の顛末が触れられていたり、また、終章で、ある程度まとめてくれているので、読み進むごとに、物語の謎は分かりやすくなってきます。 もし、ネタバレ書評とか読むのであれば、最後まで読み終わってから覗くのがお勧めです。 初出を見ると、完全に一話一話別物として発表されていたので、単体で読んでいたらハードルが高かっただろうな、と思いました。 でも、面白かったです。

    4
    投稿日: 2023.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一章は読み始めた最初から胸糞で腹が立ちました。 二章はあいつの存在が本当に謎でした(汗) 三章は「え?どういうこと?」感。 終章は珂と邦夫の再会には思わずウルッとしました。 最後まで読了し、最後の写真の真相を全く理解出来ず ネタバレサイトを色々読んでやっとわかりました(情けない…) ネタバレを知り、おおなるほど!と納得。 こんなに完成度が高かったのに全然理解出来ていなかった 自分が本当に悔しい!! 最後を読んでから思うのは、街で色々な事件が起きてるのに………なんだか不気味感。 ネタバレを知ってからもう一度読むとまた違った楽しさで読めると思いました!また読んでみます!!

    3
    投稿日: 2023.03.30
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    1回読んだだけではよく分かりませんでした。 全ての話が繋がっていてひとつの街で行われていること。謎解きが難しく最後の絵を見てもよく理解出来なかったのでまた時間があれば見直したいな、と思います。

    1
    投稿日: 2023.03.26
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    ブログに感想を書きました(ネタバレあります!)。 https://hermitdays.blogspot.com/2022/12/Do-Not-by-Shusuke-MICHIO.html

    1
    投稿日: 2023.03.26
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    各章の最後の写真が謎を解く鍵になっているという新しい形のミステリー。面白かったんだけど、最後のどんでん返しを期待してしまっていたため、終章を読み終わった時は「あ、あれ…?これで終わり…?」という感じだった。ちょっと帯文句がラスト1ページを強調しすぎてたせいかも。

    3
    投稿日: 2023.03.25
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    ありがちなのですが、少し期待し過ぎたかもしれません。 勝手に盛り上がってました。 面白く読めたのですが、そこまででした。 だけど、次作も読みたいとは思います。

    5
    投稿日: 2023.03.23
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    おもしろかった! 普段電車でしか読まないのに続きが気になって家で一気読み 各章最後の1頁の写真に、???となったりぞっとしたり、新感覚ミステリーでずっと読んでいたくなった 伏線も気持ちよく(?)回収 各章終わりに、え?どういうこと?そういうこと!?えー!!って読み返してくのがとても楽しかった 続編も楽しみ なんとなく聴いていたラジオの紹介を聞いて面白そうとすぐ買いにいった作品 投稿された方にありがとうです!

    4
    投稿日: 2023.03.23
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    話の進み方はすごい面白いしゾクゾクするしどんどん読み進めたくなるような内容やったけど、毎回の最後の絵のトリックが、、む、、、難しすぎた、、、

    3
    投稿日: 2023.03.20
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    むずかった 推理しよう!と意気込んでから読むべき 特に一章 二章は写真をよくみるとわかる 3章はわかりやすい 終章は、全ての謎が明るみにならないまま、犯人たちがそれぞれ納得して、満足した上で平和に生きる感じがあってぞっとした

    3
    投稿日: 2023.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1〜3章はしっかり謎を考えさせてくれる。終章は謎は無いんだけど色々考えさせられる。読み直しも楽しめる作品です。終章が読み口爽やかだけど1番怖いかも。

    3
    投稿日: 2023.03.13
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    一応短編集なのでしょうか。各短編の後に掲載されている写真や図に、何やら秘密がありそうな冒頭の記載。事件は別にして、こんな海の景色のある街に住んでみたいなと思いました。さて、全てを読み終えて、そーくるかあーと思いました。いろいろ繋がっていて、モヤモヤしていた部分も解消されて。もう一度読み返せば、たぶんこの本の面白さがもっと分かるだろうなぁと思いました!でも、ほかにいっぱい読みたいものがあるので、なかなかできないんです(*^_^*)

    4
    投稿日: 2023.03.12
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    3編の短編とエンディング1編という構成のミステリー それぞれの話の最後のページに写真(イラスト)が入っており、そこから最後の真相を推理させる構造になっている まず、冒頭のページや背表紙に書かれた "本書の楽しみ方"のような説明書きが、コース料理の食べ方でも解説されているかのようで面白い こうやって書かれていると「よし、謎を解こうじゃないの!」と気張って読み始めちゃうけど、それが空振って結局騙されちゃうのも結局楽しい 1話目だけ、ん??どういうことだ??となって結局ググってしまったけど (時刻と地図がヒントだそうだけど、そもそも地図がまともに読めないので難しかった) 2話3話目は素直に読んでも、最後のイラストの意味が分かってゾッとできた 途中気になっちゃっても、最終章読むまでは解説は見ない方が良い 最終章を読めばあああ!とつながってくる部分がある 興奮と恐怖?でちょっと寝つきが悪くなった

    2
    投稿日: 2023.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 蝦蟇倉市の話だとわかり、アンソロのほうで読んだことは覚えているが細部やラストを忘れていたので楽しんだ。 「弓投げの崖を見てはいけない」 ほんとに騙された。夫が死んだと思ったけど、確かに紙袋を置く場所がおかしい。助手席に置けば良いのに置かなかったので、代わりのものがある。つまり、息子。 でも野暮だけど、いくらチャイルドシートを付けてても、後部座席が良いよなあと思った。 誰が跳ねられたのか?は、南下する車の右側からなので、路地を使った刑事だということはわかった。タバコの箱を握りしめてたし。 「その話を聞かせてはいけない」 主人公設定が面白いし、オカルトも入ってるのが良い。信頼できない語り手。でも、山内が車に隠れてたのは何でだ?ホームレスの口におしっこをかけるのと同じくらい不条理的行動ってこと? 「絵の謎に気づいてはいけない」 これスマートロックの知識があれば、密室じゃないとわかるのでは?しかし、刑事が握りつぶしたので完全犯罪になるわけか。 シロさんもグルかな?と思ったけど、よく読むと、鑑識前に二人で見てて、水元が電話している時に気付いて細工。だから、地の文にボールペン。なるほどな。 宮下が死んだ原因はわからなかったな。不倫とか?使い込みの罪を着せてとか?守谷が経理もやってるらしいので。わからん。 「街の平和を信じてはいけない」 はからずも、竹梨も安見も自分の罪は露見せずに終わるので、平和。

    0
    投稿日: 2023.03.08
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    再読。細部に亘りとても良く出来ていているし、全体に漂う不穏な感じもいい。 1章 最初と最後に邦夫が死んだと思わせるが、よく読めば最後に轢かれたのが誰か解り、家が追加された地図で確信できる。 2章 初読時はオカルト的な幻想が読みにくく感じたが、少年は楽しい未来も想像し、最後に勇気を出した結果が繋がった。 3章 再読にも関わらず程よく記憶が無く再度衝撃を受ける。 終章 まとめの種明かし。これ大事。2人の罪が読者に任されたのも良かった。

    3
    投稿日: 2023.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1回では全然理解できず2回読み、なんとか謎解きができたと思う。画像1枚で物語の深みがグッと増すような、新しい読書体験を満喫でき、次回作も読んでみたくなった。 人々の美しい助け合いや幸せの裏に、隠蔽された殺人や罪が潜んでいる、そんな世界を子供に「平和」と呼ばせてしまう趣味の悪さが素敵。

    5
    投稿日: 2023.02.27
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    ラスト1ページで!が帯に踊っており、早く早くと読み進め過ぎたのかオチがスっと理解出来ず書評を見に行ってしまった(泣 絵や写真を使いながらの展開は斬新でした。

    4
    投稿日: 2023.02.26
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    新しい読書体験ができることはもちろんミステリーとしても楽しめた。 考察サイトを見て、なるほどと思えたり、考えられているなと思った。ただ自分にとっては写真の意味を理解するほどの知識を持ってなかったので、もっと勉強します(泣) 第二弾も読んでみようかと考えてます

    11
    投稿日: 2023.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まず各章を読む 各章末の写真を見る ラスト1ページで物語が姿をかえる 文庫本にはこんなかんじのあらすじが書いてたのですがハードカバーにはそれがなく。 (恐らく帯にあったのかな) 完全に勘違いをして4章全て読んだあとに全ての写真を見たら巻末ラスト1ページの解釈がかわる、なんて思ってしまっていた。 なんて凡ミス笑 なので各章読んでイマイチスッキリしないなとは思ってたけどこれも最後に伏線回収されるぞ!なんて期待したら は? で終わってしまい、最後の白紙はともかくじゃあ他の写真は?全部繋がってるんでしょ?!と見てもちんぷんかんぷんでこちらのネタバレ拝見して、あ、なるほどね…と理解できました。 ただ断定ってされてないこと多くないかなぁ。 前後で恐らくこうだろうって推理が必要かと。 ちょい期待大で読んでしまったので自分でスッキリできず残念。 でも各章末ごとに写真で真相判断は果たしてできてたか?と言われると微妙なとこ… 皆さんの考察ありきでした。

    3
    投稿日: 2023.02.25
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    とてもよく考えられているミステリーでした。 とてもよく考えられすぎて、各章ごとでは、私には難しかったです。 4章の短編から構成されています。各章で、事件が発生します。文章だけでは、推理は難しく、最終ページにキーワードとなる写真が挿入されて、謎解きのヒントになります。 各章のタイトルと写真から、推理するのですが、そこでも、すっきりわからず。最終章まできて、ようやく納得しました。3回くらい読むとすっきりするかと思います。 遊び心ある作品です。 書き下ろしでなく、雑誌等で発表されていたようですけれど、そんな途中で放置されていたら、かなり悩んだと思います。

    64
    投稿日: 2023.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    道尾秀介先生の中編集。道尾秀介作品はいくつか読みましたが、帯の文句に惹かれて購入。 ラスト一ページ、もう一つの真相。 第1章を読み終え、巻末を読み・・・。あれ?ちょっとまてよ?ともう一度ページを遡り。 いや、おかしいなぁ?と少しずつ謎が晴れていき。 表紙の折り返しにヒントもありますが、真相がわかった時は鳥肌ものです!! こんなにも読者に考えさせて、また考えれば推理できる丁度心地の良いトリック。 久しぶりにミステリーで清々しい気持ちになりました(実はそんな作品では無いのですが(笑) 物語の締め方も道尾秀介のいい意味で悪い部門が存分に発揮された傑作だと思います。 以下、ネタバレ含みます。 最後の便箋の写真。真実は何も書かれていなかったという事。つまり邦夫の妻は何も書かなかったという事です。そして邦夫は武梨の便箋を誤って破り捨てます。第三章で被害者のメモに加筆した真実や第1章で隈島が車に轢かれた(第1章の章末の写真より、邦夫が家から出た場合、右から轢かれる事はあり得ないという事がわかります)事実を綴った便箋も破り捨てられます。 2章の写真ではHと書かれた服を着た少年が写っており、カーが殺される寸前に彼に助けられている事がわかります(結果、相手を崖から突き落としているわけですが。) つまり、殺人を犯した全員が生きている、捕まる事がないというダークな結びを爽やかに描いている作品になります。

    2
    投稿日: 2023.02.24
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    全くネタが分からず残念です!ネットのネタバレを見て「ほー」と言う感じで情けない限りでした! 私には、普通の小説が向いてますね・・・・・涙

    3
    投稿日: 2023.02.21
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    新しい形のミステリー。話を読んだ後の最後に示される写真で物語がひっくり返る作り。 大体は文章でも隠された謎がわかったが、『絵の謎に気づいてはいけない』の章については、最後までわからず。絵を見てようやく理解がついた。 中々ダークな物語。

    10
    投稿日: 2023.02.20
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    最後の1ページ見て解釈した結論が本当に合っているのか気になるから結局ネタバレサイトで調べて答え合わせした笑

    3
    投稿日: 2023.02.11
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    文章と写真で完結する物語。でも、写真の秘密に気づかなくても物語として楽しめるようになっている。 これはまだ分かってないことがたくさんある気がする。2回3回読み直したい。 考察サイト見る前に自分で結論を出してみたい。

    4
    投稿日: 2023.02.11
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    借りて読んだ。最近流行りのあの本やあの本なんかの流れはこの本から来てたのかな?と思いながら読みました。小さな町での事件らしく各章に少しずつの接点を残しながら最終章でどんでん返しを盛りつつ綺麗に纏めてあって、私は好きな読後感でした

    3
    投稿日: 2023.02.10
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    ネタバレ感想を見て、ようやく内容の全貌を理解しました(汗) 私にはつくづくミステリを読むセンスがないのだと思い知った作品。

    5
    投稿日: 2023.02.08
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    最後の1ページを楽しみに読む感覚が好きで止まらなかった。 短編集ではあるけれど、登場人物が全ての話で共通してある所がとても魅力的に感じた。時系列も短編集の順番の通りでとっても読みやすかった。 にしても最後の1ページの考察は私には難しすぎました笑

    2
    投稿日: 2023.02.08
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    4個入りのアソートケーキみたいな。読む人自身の過去の経験によって、イヤミスの部類にも入るかもしれないし、自分を重ね合わせて溜飲を下げる人もいるかもしれない。独立した短編集だと思って読み始めたので、意外な構造で却って楽しかった。

    6
    投稿日: 2023.02.02
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    いい感じに、踊らされる。期待に応えてくれる。 文字情報だけでなく写真やイラストに重要な意味があるのが良いと思った。

    2
    投稿日: 2023.02.01
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    章の終わりに載ってる写真を見て、真実やオチを読者自身で考えるスタイル。謎解き好きの私にはとても面白かった!

    2
    投稿日: 2023.01.31
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    各話の話に挿絵や写真がありそれによって隠された真実がわかるという構成…なのですが正直この挿絵があってもなくてもという感じ。 最初の話はかなりトリックが凝っていて面白く、期待値が高かったのですがそこから段々と右肩下がりになっていってしまいました。 続編も出ていますが読むかどうか迷い中です。

    1
    投稿日: 2023.01.31
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    気を抜いて読んでたら途中から何か噛み合わない違和感を感じ、あれ?あれ?という間に終わってしまう。 きちんと読んで各章ラストの写真をじっくり見れば真相が分かるという仕掛に。 説明される事に慣れすぎてるので、斬新なミステリーでした。

    0
    投稿日: 2023.01.29
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    最後にあっと驚くことが…みたいなフレーズにのって読んでみたけれど、実はいまいち謎がはっきりせず。 うーん。面白いけれど理解が難しい一冊だった。

    2
    投稿日: 2023.01.28
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    最近は脱出ゲームのSCRAPと組んで捜査ゲームを出したりもしている道尾秀介さんですが、 それとも地続きにありそうな、ミステリーを自分で考えてみる事を楽しむための本に思えました ゾッとする所はありますが、どんでん返しという印象は受けませんでした 少々強引に思えた所もありましたが、なかなか楽しめました が、電子書籍で買ったのは失敗 行ったり来たりしたくなるので、紙の本で買う事をおすすめします

    0
    投稿日: 2023.01.27
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    4章構成でそれぞれ別々の話と思いきや、ひとつの街を舞台とした、少し繋がりのある物語。 ただ想定していたよりは、びっくり感がなかった。1章は「おっ」ってなったが、それ以降は。。。

    1
    投稿日: 2023.01.25
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    マップや絵を見ながら推理を進めていくのが面白かった。 初読でも十分に物語を把握できたから、最終章の説明は余計だと感じてしまって少し残念だった。 全て明らかにせず、読者の想像や解釈に委ねても良かったんじゃないかなと思った。

    2
    投稿日: 2023.01.22
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    ひっくり返されてひっくり返されてまたひっくり返される。道尾秀介流石すぎるとかしか言い表せられない。 すごく頭使った読書だった。

    3
    投稿日: 2023.01.18
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    各章に分かれてはいるけど最後に各章を繋げる構成で、最後まで一気に読むのが良さそう。それでも全貌はわかり難く、ヒント写真を見てそこからまた意味を考える必要もあるし、帯にあるように2周目が必要なんだろうか……。こういうの好きなんで構成や話は面白かったけど、すっきりしたい。

    6
    投稿日: 2023.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    期待しすぎました。「2度読み必至の驚愕ミステリ」であることは否定しませんが、一度読みの時点で複数パターンのオチが予想できて、写真を見て「そっちね」と答えを確認する程度でした。 でもラストの白紙は結構好きだったかも。

    1
    投稿日: 2023.01.14
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    謎解き要素や仕掛けがある物語はやはり楽しいなと。 振り返った時の、「だからその描写があったのか」という感覚がたまらない話ばかりでした。 正直、もう少し深掘りしてほしい人物もいたけれど、、 最後の話は単行本のための書き下ろしだとあったが、この話があって本当に良かった。点が線で繋がる、短編集の魅力の一つだと思います。 ただ、3つ目までの話は謎解き要素のすっきり感はあるものの、話としてはなんだか報われないような少し沈んでしまうような内容でした。

    1
    投稿日: 2023.01.13
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    一度読んだだけでは、難しかった。 短編で繋がってないようで全てが繋がって、 驚きの連続で圧巻の読み応え。 これはいけない2も読破したい。

    2
    投稿日: 2023.01.12
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    1度目では分からない。2度目に違和感。3度目で納得。 これは、面白い。 だれかと内容について話したくなる。

    3
    投稿日: 2023.01.11
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    面白かったけど、わたしには難しかった。 最後まで読んだらどういうことかわかるかと思い読んでいたが、読み終わっても自信がない。 考察探して読んでみようと思う。

    2
    投稿日: 2023.01.10
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    さすが道尾秀介。短編ミステリーとして1回目も面白いし、最後の1枚の写真でまた読み返したくなる。東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」のように明確な答え合わせをしないので2回目どころか何度もページを戻って楽しめる。謎解き好きな人にもオススメ。

    2
    投稿日: 2023.01.05
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    よく出来た小説だな〜。 なんでも検索したらわかってしまう時代、若者はタイパ重視。 シロクロはっきりわかりやすいものが好まれるのか、思ったより評価が低い。 自分の頭で考えることの面白さと歯痒さに 改めて気づかせてくれるような挑戦的な作品。 私は好きです。 久しぶりに面白いなと思ったし、読んだ人とそれぞれの推理を話し合いたいと思える。 そして文章が簡潔で読みやすいが、人間の病みや不気味さの描写が上手い。 いけない2も読みたい!

    2
    投稿日: 2023.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とある港町を舞台にした、40分くらいで読める3つのサスペンス短編集。 各章の終わりに写真があり、それを見ることで話のオチがわかるっていうシステムが中々楽しかったですw どこかで読んだんですが、山内に暴行したおじさん=文房具屋のおじさん説や、宮下善人説は結構好きです。

    1
    投稿日: 2023.01.01
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    章の終わりの写真が気になって、ワクワクしながら読んだけど、いざ見ても最後になるまで全然ピンと来ず。 最後まで読んで、ネタバレを読み漁って、なるほどとスッキリ! 道尾さんの作品は色々な仕掛けがあって、読む前から楽しい。 一章めが1番騙されて面白かった!続作も読みたい!

    5
    投稿日: 2022.12.30
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    ミステリ かかった時間 2時間くらい(読むのが苦痛だったから) 謎解き要素があると聞いて、はじめて道尾秀介を読んでみたが、こんなもの? たしかに工夫としてはおもしろいんだろうし、考える楽しみもないことはない。しかし、これが「小説」であると考えると、その価値は果たしてあるのだろうか。小説のおもしろさを無視して、小説の体裁をとって謎解きをしているに過ぎないと思う。であれば、普通に謎解きでいいのに。 (作者は謎解きの作品を出しているようで、やはりもともとそちらの人なのか?)

    2
    投稿日: 2022.12.30
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    1〜4章あって、1章目と4章目は面白かった。 特に1章目のどんでん返しは予測できなかったので驚きました。まんまと騙された。 理解するのが難しいと思ったのが2章目と3章目でした。特に3章目は結局誰が犯人かは分からなかったです(*;´□`)ゞ 各章の最終ページには事件のヒントというか解答にあたるイラストであったり、写真があったりして面白かったです。

    7
    投稿日: 2022.12.27
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    読者体験型小説ということでチャレンジ。これは新感覚だった。一冊の本を読むのにこんなにも頭を使ったのは初めてなんじゃないかな。ん?ん?となりながら前のページに戻ってみたり、最後の写真をじっくり見ても私にはピンとこなくて、結局ネタバレ記事読んでしまって、そういうことか!って気づいてじわじわゾクっとしたものが込み上げる。ストーリー自体は奇妙さもあって面白かったと思います。

    1
    投稿日: 2022.12.26
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    どんでん返し、叙述トリックが散りばめられていて面白かったです。 各章の最後に一枚の写真が載せられていて、最後にそれを見てハッとする、仕組みにもなっていて新しいミステリだなと思いました。 2もあるみたいなので読みます!

    1
    投稿日: 2022.12.26
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    初めての道尾秀介作品。 ラストの写真で『隠された真相』が分かるという仕掛け。 最後の写真見たさにどんどん読み進めてしまうような作品でした。 写真を見ると、あれ、そういうことなのか?と少し違和感を感じる部分もあったけど真相までは分からず、、、 考察サイトを読んでやっと、なるほど!!とスッキリ。 各章繋がりのある話なので、全章読んでから自分で推理するとより楽しめるのかもしれない、、、と思いつつすぐに真相が気になってしまう私はネタバレを踏まないように1章ごとに考察サイトを見ました。 どの章もハッピーエンドとは言えない、なんとも切ない気持ちの残る話でした。 写真を見て真相を推理するという他にない作品で、新しい読書体験としてとても楽しめました!『いけないⅡ』も気になります!

    1
    投稿日: 2022.12.22
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    最初、読み終えたときは頭のなかに?がいっぱい。これって自分で謎解きをしなさいというお話なのね。と納得。ネットの考察であったり自分なりに読み返したり、何といっても写真もヒントになるとは奥が深い。自分の思い描いていた結末との乖離に新鮮さを感じました。深いわぁ。

    3
    投稿日: 2022.12.20
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    いやー面白かったです! 各章の最後に1枚のイラストが用意されていて、それを観る事で真相がわかるようになっています。 特に一章と三章が面白かった! 一章は叙述トリックが三章は最後のイラストでそう言う事だったのかー感が気持ちよかったです。 全ての章が繋がっているので、最後のイラストの意味が分からなくても次の章を読む事でわかるかもしれません。

    4
    投稿日: 2022.12.12
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    どうなってしまったのか分からない人物が一人います。好きに解釈してもよいのでしょうけど、既読の人にその点を訊いてみたいな。「挑戦状」のようなミステリーらしいですが、複雑ではなく、ドラマを観るような感じで楽しめました。

    10
    投稿日: 2022.12.11
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    うーーーーん… これ読んでスッキリする人居るの?? 物語自体は面白かったけど、流石に無理が目立つような気がするんだけど。 解説サイト何個か徘徊してみたけど全然スッキリしない。 一章のあれらの事件は、ああなった人がやるの無理だろ!! …ん?あ、あれ?どの考察にも書いてなかったけど、ってことは…え。いや…流石にその可能性すぐ思い付く位のなら他の人が考察済みだよな…

    1
    投稿日: 2022.12.09
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    衝撃のラスト1ページ、というよりは、 あれ?もしかして?へぇ?そうなの?って感じで読了。 真相を掴めそうで掴めてない。 各章が繋がったときの面白さを感じたい! まだすっきりしないので、もう一度読む! 2度読み確実…まさにそうだわ。

    3
    投稿日: 2022.11.29
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    他の方の考察と突き合わせて何度か読み直して、一読しただけでは分からなかったもやがかかった部分が晴れていく感覚は、新鮮で楽しめた。 ただ、イヤミスというか各章の真意は分かりにくいと思う(読んで一発で謎が解けた人はいるのだろうか?)ので、読後感はスッキリ、という感じでもない。本だけでなくネタバレサイトを読んでようやく楽しめる本という感じ。

    2
    投稿日: 2022.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    章の最後に物語の真相を明かす写真を載せる、という手法に非常に惹かれました。早く写真が見たい衝動に駆られてついつい読み進めちゃいます。 肝心の写真ですが、そこまで凄い衝撃はなく、むしろ「ん?どゆこと?」と困惑しちゃう章もありました。 以下、各章の写真の考察です。違うかも。 1章 アパートの位置、車の進行方向、飛び出してきた方向(右)から、轢かれたのは目に見えないクニオだと見せかけて隈島刑事でした、ってことですよね? 2章 バケモノが2人を突き落とした、と思わせといて車に忍び込んでいた山内の恩返しでした、ってことでしょうか。最初、映ってるのが珂本人だと思って混乱しちゃいましたが、服みたらHAPPYのHが見えたので気づけました。 山内の手のガーゼの謎って回収されましたっけ? 3章 この写真はなるほど!と思いましたね。ボールペンのメーカーまで確認できませんが、竹梨ですよね? だとするといつ書いたのかな?と思って読み返してみました。手帳拾った現場ですかね。「何だこれは」とあるので、この時点で初見であると思われます。また水元が電話中に「竹梨はボールペンを持ったまま…」とあるのでこの時点で書き加えたものと考察。「いや、もう確認できない【かもしれない】」から中川殺しに直接関与はしてないのかな? しかし咄嗟に手帳に書き加えた事を考えると、事前に守谷とは宮下の死に関する情報は詳細に共有していたという事になりますね。ワンチャン宮下殺害にまで関与してる? てことで真相に気づいた水元にも手を下した、というわけですな。 終章 これは夫の死を悟った弓子のファインプレーってことでいいですよね?そして手紙の取り違いにより、街には殺人犯が3人放置されたままとなりました、って結末ですかな? 2にも期待が高まります。てか今から買いに行こ。

    13
    投稿日: 2022.11.27
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    “写真”が暴くもうひとつの真相。あなたは見抜けるか 各章の最終ページに登場する一枚の写真。その意味が解った瞬間、読んでいた物語は一変する――。二度読み必至の驚愕ミステリ。

    1
    投稿日: 2022.11.24
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    読み終わって一応解ったつもりでいるけど、まだまだ考察の余地がありそうなのでこれからネットで考察あさる。

    2
    投稿日: 2022.11.21
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    各編、最後の1ページに仕掛けられた写真の意味を汲み取れば隠された真相に気づくことができる、という連作短編集。 この点に的を絞って言えば、1編めは通常の犯人当ての解き方のセオリーを当てはめれば簡単に真相にたどり着ける。 ただ、2編め以降はいわゆる「意味がわかれば怖い話」に該当する物語で、写真が積極的な深読みを促すアイテムにはなっているものの、それがロジカルに真相を暴くために必須の手がかりというわけではない。物語の外側にいる読者へのほのめかし、といったところか。 ここは読み味を統一したほうがよかった気もするけど、試みとしてはとても楽しいので、続編も読もうと思う。

    2
    投稿日: 2022.11.20
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    小説✖️謎解きみたいな。 まじで考察とか調べてなるほどそういうことかぁってなった。(コラ) 2章と3章は内容少し複雑で読んでてしんどかった、、 ただ最後のまとめは見事。

    2
    投稿日: 2022.11.20
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    単純に面白かったです。 ただ、深読みはなかなか難しい! ネットで答え合わせしてみたり… 帯にラスト1ページが暴き出すと買いてあったので、もっとスッキリわかるのかと思いましたが、なかなか推理力がいりますね。

    2
    投稿日: 2022.11.17
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    ★は3.8くらい(四捨五入して4) 1-3章まで読み終わっただけだと「おそらく〜なのかな?」という予想しか湧いてこない作品で、最後の章を読むことで、なんとなく真実が浮かび上がる作品です。 全貌を知らないと思わぬ思い込みをしたままになってしまい、真実を知ってびっくり、を何回か繰り返してしまいました(笑) 想像力を働かせて物語を楽しむ。エンターテイメント性のある作品だな、と思いました。 ↓この本を進めたい人↓ 自分で深く物語の考察をしたい人 意外性のあるミステリーが好きな方 ↓この本をオススメできない人↓ はっきりとした結末が知りたい方 短編が読みたい方 物語の考察が嫌いな方 ミステリーが嫌いな方

    1
    投稿日: 2022.11.15
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    おもしろかった。短編3章+終章だったけど、最後で3作が繋がっていく感じ。各章の最後に写真(絵)があって、何となくぼやかしてあった話の真実が種明かしされる。 全部読み終わってまた再読すると、もっと感情移入して読める。読者自らが謎解きする感じでおもしろい。再読したけど、まだ1章の絵の意味が分からなくて、再再読突入、、。

    2
    投稿日: 2022.11.13
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    地方都市で起こった交通事故や転落事故、自殺のお話 各章のラスト1ページに写真があり、本文中で明かされなかった真相の一部が推測できる構成になっている 冒頭の注意書き -------------------- まずは各章の物語をじっくりお楽しみください。 各章の最終ページには、ある写真が挿入されています。 写真を見ることで、それぞれの”隠された真相”を発見していただければ幸いです。 -------------------- 最終的には全てのお話を繋げて新たな真相を推測できるようになっている だからといって、大どんでん返し的なものではなく、「あー、なるほど、そうだったのかー」という程度 章の最後に絵でオチがつく小説は蘇部健一で体験済みなので、そんなに目新しさは感じなかった 誰が死んだか?は「どういう事?」と思って流していたけど、後半まで読むと「ああ、そうだったのか」とわかる 戻って読み返してみると、登場人物たちの位置関係に注目すれば確かにと思える 最後の仕掛けは写真じゃなくても文章で表現できる ただ、写真で示されることでちょっとしたインパクトはある 全編通じた真相に関して、かなり昔からそうだったんだとわかる 最近何かと宗教に関してニュースが賑わっているわけで 読んだタイミングが何ともねぇ…… ってか、六道のうち人間界よりは天界に生まれ変わった方がいいと思うんだけどなぁ もしくは輪廻の輪を抜けるのを目指すのが本来のはずですけどね ま、所詮はフィクションの宗教ということで

    1
    投稿日: 2022.11.12
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    同場所を舞台とする3章の物語が上手く絡み合って、所々で「あ!」と気付く部分があり、謎解きの快感を味わえる。 この本の特徴である、各章の最後の種明かしはすぐには理解できずだった。2回ほど読み返して考察するもことごとく外れる(笑)自分のように勘の悪い人間は正直に考察サイトを見ることをおすすめする。 どの人間も完全悪ではなく、それぞれに暗い過去や因縁を持っていたので、感情移入することが出来た。個人的に好きだったのは水元。 初読みの作者さんだったが、とても謎が凝っていて、物語もトントン進んで飽き性の自分も一気読みすることが出来た。『いけないⅡ』にまたチャレンジしたいと思う。

    1
    投稿日: 2022.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    難しい…。ちゃんと読んだはずなのに…。考察読んでやっと追い付いた感じでした。 ストーリーはとても惹き付けられました。ラスト1ページの写真で、これまでの弓子は手紙なんにも書いていない、白紙だったってことですよね?つまり、告白するつもりはなかった、ってことでいいのですよね?え?まだ私、わかっていないんですかね!?

    7
    投稿日: 2022.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    騙されたところもあり、気づいたところもあり。 最初の話は完全にやられましたね。面白かった。よく考えればトリックあるあるなのかもしれないけど。注意力が無かった自分が悲しい。 2番目の話は結構好きです。 この作者の、子ども目線の話がめちゃくちゃ好きです。とても上手だと思います。月と蟹とか、向日葵の〜とか。山内の狂ってる感がゾワゾワ最高ですね。 3個目の、水元さんが可哀想すぎて、全部読み終わってからも、、水元が浮かばれないー!とちょっとモヤモヤ残りますね。でも最後の章で、少年たちが元気そうで、それだけが救い。

    8
    投稿日: 2022.11.02
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    1日で一回読み終えましたが、大筋の謎が解けない点などあり、読後一旦整理のため紙に、今の把握している情報を書きました。笑 二回目読む時はあ!ここでこの記述があるということは、この人が犯人やん!など、散りばめられてたヒントに気づくことが出来ました。 物理的にわからない記載もありましたが、再読で発見があるのは読んでて楽しかったです!

    2
    投稿日: 2022.10.31
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    頭の弱い私にはちょっとダメだったかな(´-ω-) 期待しすぎたのもある(´・ω・`) ネットでネタバレとかも読み漁ってみたけど、なんというか…うーんスッキリしない。 各章の写真を見て考察するっていうのは面白いと思う。 私はたぶん、全部文字の方が作品に入り込めるから、愉しめなかったんだと思う。 謎解きミステリー好きさんにはウケると思う。

    25
    投稿日: 2022.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストにどんでん返しがありますよと宣伝してしまう系のミステリーなのだが、それが「一枚の写真」であるという仕掛けがなかなか楽しい。 読者の推理が求められるということで、似た系統で某有名作家さんの「どちらかが彼女を殺した」が思い起こされるが、その例ほどの難解さはない。 本編でかなり描いてくれているという点と、短編オムニバスなために読み返しでの「答え合わせ」がしやすいという点で、入門書的にオススメの1冊。 以下、各章のオチに言及する完全ネタバレ! 第1章 「誰が死んだのか」という謎が、「初めの事故」と「終わりの事故」の2つに掛けられている。 「初めの事故」については本編で答えが語られるので問いの本題ではないのだが、真相が切ない。 ああだから、荷物を助手席ではなく膝に乗せてたんだな…と気付いて悲しくなった。小さい子が死ぬのはいつ何を読んでも悲しい。 「終わりの事故」については、読みながら物語途中で描かれた描写を思い出していたので、「持っていた何かが音もなく落下した」はずなのに夫が矢を持っているのだからおかしいな、と思い。じゃああの少年…?は、包丁だからこれも音はするよなぁ。ということは…うわあこの人か。と。そして最後の1枚、やっぱりアパートは左手。なかなか良かった。 第2章 全体の中では、なかなか無理やりな印象w 山内くんがヤバすぎるのよww 寝てるホームレスの口に放尿するわ、躊躇いなく車に隠れ乗るわ、これまた躊躇いなく人を殺すわw 間違いない、この本で1番ヤベー奴はこいつだ。しかし、そのお陰でマーカーくんが死なずに済んだので、グッジョブ。 にしても、この章については最後の1枚はニュース映像の一時停止画面ということを考えると、なかなかに無理やりな感じである。まあこれ以外難しそうだし仕方ないか〜。 第3章 この章の最後の1枚は、全編で最も「絵であること」の意義があると感じた。 正直、他の章については「最後の1文」にしても特に支障はないのではと思ってしまう。地図にしてもニュース映像にしても、手紙にしても、「1文」で端的に描けると思うし、それでも十分に効果を発揮すると思う。 しかしこの章については、「1文で端的に」描写するのはなかなか難しいだろう。手書きの絵(特に、被害者のみ顔が黒塗りされている点)とそれを描く前の時点の絵との差異。ボールペンとそれを持つ手袋をはめた手。少なくともこれだけの情報を一瞬で伝えて「ハッとさせる」ためには、文よりも間違いなく視覚的に訴える絵が有効であると感じる。 真相については、割と後半だけれども竹梨が祝詞を他の信者と共に口にしている描写で、おいこれこの刑事…と気付かせる仕掛け。なーんかきな臭いぞ?と思わせてくれる。 しかしやはり、絵の謎がなかなか解けない。そして水元の死。「1時頃まで一緒に飲んで」の嘘もあり完全に竹梨がやった感じだが、やっぱり絵の謎だけが解けずに終わった…と思ったところで最後の1枚である。あ〜そういうことね! そうなると最後の竹梨の言い訳満載もさらに生きてきて、胸糞感マシマシで良い感じである。とりあえず、水元くんが可哀想だ。 終章 答え合わせ兼エピローグ的なお話。 奥さん、きっと夫の言った通りには書いてくれてないよ…きっと自分の罪も書いているよ…と思っていたがそうではなく、手紙そのものが…。 書いている最中は音を誤魔化せなかっただろうから、後から入れ替えたのかなぁ。心中を色々と考えさせられて切ない。 そもそもの事故を起こしたヤツらがクズだったからこそ、失った命が何の罪もない幼い子だったからこそ、夫婦の行為を正当化したくなる読者の気持ちもあるため、夫婦の罪に関してはこれで良かったのかもしれないと思ってしまう。 少年たちについては、山内がやはりサイコパス感あって笑ってしまうのだが、マーカーくんが元気そうだったので許す。殺したのも殺人者だしね? しかし竹梨、こいつは…ダメだろお前w まあなんというか、気持ちいいくらい言い訳だらけのクズですね。 結局、読者だけが真相を知っていながら、作中では多くの罪が、真相が闇に葬られ、おそらくその後も白日の下に晒されることはないのだろうことを思うと、なかなか後味が悪く、大変好みである。 この街は決して平和ではない。 しかし「この街」は、「あなたの街」かもしれない。とふと思うと、急にこのミステリーが現実味を帯びたホラーに感じられてくる。 面白かったです。

    6
    投稿日: 2022.10.30
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    ちゃんと理解できていなかった。 章ごとにある最後の絵や写真で言うよりも、最終章になって少し理解が出来た感じ。後は考察のサイトを見て答え合わせをした。 もう一回読み直すか検討中…

    1
    投稿日: 2022.10.29
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    自分で推理しながら読むのがあまり得意じゃないので、章ごとにある1枚の写真を見ても「?」って感じだったけど、最終章で納得というかスッキリした。2周目も楽しめる本だと思う!

    1
    投稿日: 2022.10.28
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    4章からなるミステリー。 各章読んで理解したつもりだったのに、え…あれー…???となった。 最後まで読んでも、まだ未消化の部分がある感じ。 もしや読み落としてるとこがあるのかな…とモヤモヤ。2周目で、ようやく納得。 章の終わりに付いている写真は、よーくよーくよーく、観察しなくてはいけない。。。 初めに注意書きあったのに。反省。

    1
    投稿日: 2022.10.26
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    Ⅱが出ていたのでⅠを再読 読んだことあったので、なんとなく覚えてたけど、ほぼ忘れていたのでめっちゃ考えながら読んだ。 絵の謎を、のやつだけ覚えてたかな 敢えて主語を明確にしないで、誰が何したかをあとからわかるようにして、あぁそうだったのかがたくさん。裏切られた感満載な感じ。 カラスの親指と同じ作者さんなのね

    1
    投稿日: 2022.10.25
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    読み終わってなんだかスッキリしない、いまいち理解できないミステリーでした。 ネットで解説を探してとりあえず納得。 おそらく、明確な答えがなくて読者ごとに抱く想像に任せた結末というのが作者の意図したものなのでしょう。 少々読みづらかったところもありましたが、決して面白くないわけではなく、いろんな解釈ができる楽しみ方は新鮮でした。 しかしやはりスッキリしなかったので星3つの表記にします。

    1
    投稿日: 2022.10.24
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    面白かった。 最初、何も前情報なしに読み始め、1つ目の話が終わったところで、頭の中???に。 ちょっと検索してみると、「誰が死んだのか?」を推理する話だったのですね。そういう風に読んでなかった! なかなか面白いです。読み終えた後、解説とか考察とかググるのも含め、いろいろ楽しめました。中には深読みしすぎでは?という方もいて、それも含めて面白かった。 続編?なのかな、Ⅱもあるようなので、それも楽しみ。

    1
    投稿日: 2022.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の写真で全てがひっくり返る…的な推薦文を見て、最近こんな感じの本多いなぁー。まぁとりあえず道尾さんやし読んでみる?と半信半疑で読み始めたひねくれ者の私ですが、、 さすが道尾さん。1章の地図は、残念ながら私の理解力では??だったけど、 2.3.4章はそれはもう。声が出でしまうくらいの衝撃で。 隣にいた主人に笑われるほどでした。 あまりにもキレイにひっくり返るので、途中から不気味にも笑ってしまいました。 焦ってページをめくって戻ってもみても、自分の解釈が合っているのかわからないまま読み進めて、 最終章で答え合わせ。 でもその最終章までも、まさかの便箋が白紙で…! 取り乱してしまいました。 結局のところ、トンネルの事件も、刑事(宗教団体所属)による一連の事件も、闇に葬られてしまうのだろうか。 あぁ闇深い… 全然「平和」なんかじゃないで…

    2
    投稿日: 2022.10.23
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    読み終わっても、正直自分の考察が合っているのか自信がなくて、モヤモヤが残る。第二章の写真だけは、あっ!ってなったけど。

    1
    投稿日: 2022.10.23
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    蔦屋書店にⅡがデカデカと販売されていて気になったから、とりあえずⅠを。文章が上手いのか、スラスラと読めたし頭の中で想像がし易かった。全部はわからなかったけど、半分は考察を読まず理解できました。(Ⅱも買った)

    1
    投稿日: 2022.10.23
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    面白かった!ほぼ同じ登場人物で話が進む短編集。最後の写真に隠された意味は話が進んでも描写されておらず、自力で見出さないといけません。4戦2勝2敗でした、、IIも読みたいです

    2
    投稿日: 2022.10.23
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    各章の最後に写真があり、物語の真相が隠されている。構成自体も魅力的だが、ストーリーにも惹きつけられる。各章ごとに真相を探るか、ストーリーを追っていって最後に真相を知るか。読み始める前に考えた方がいいかもしれない。一度しかできない読書体験だから。

    4
    投稿日: 2022.10.22
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    以前ほかの本でも見かけた蝦蟇倉市。何度も見かけると実在の町かと思ってしまう。架空の町ですよね? 各章を読む→最終頁の写真を見る→隠された真相発見。となるらしいのですが、はぁ、私のアタマではその真相にさっぱり至ることができず、驚愕することもないまま終わってしまいました。 ただ、そこには至れずとも普通に面白い。数年前に書かれた物語であるにもかかわらず、怪しげな新興宗教が登場して、まるで今を先取りしたかのよう。道尾さんには予知能力があるのでしょうか。 もう一度、完全シラフの状態で再読して「おーっ、そういうことだったのか!」と叫びたい。

    1
    投稿日: 2022.10.21
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    それぞれの物語の最後に示される写真によって新たな事実が明らかになり・・・という仕掛けはとても面白い試みだと思う。連作短編となる物語自体はなかなかの読み応えがあるのだが、肝心のその「写真」がいまいちインパクトに欠けたように感じた。2が出ているようなのでそちらも読んでみたい。

    1
    投稿日: 2022.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どの話もどんでん返しというほど大きな衝撃があるものではなく、どちらかというと中途半端な感じで終わる謎解きを自分で行って補完する感じの仕掛けだった。 最終章は各章登場人物のクロスオーバー。少年たちが何気なく口にした「平和」という言葉が、実は終章のタイトル通り、簡単に信じられないものであることを暗示するラスト。 読み終わった後、ネットで考察を読みたくなったし、読書仲間がいたら感想を言い合うと楽しい仕掛けかも。

    1
    投稿日: 2022.10.19
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    最後の地図とか写真とかで、「そうだったのか!」とスッキリ終わる短編集かと思うのですが、あまり頭が良くなくわからずじまいで考察だよりだったのが哀しみ。

    2
    投稿日: 2022.10.17
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    なるほど…そう言うこと。 読み物として大変、手の込んだミステリです。 第一章を読み終えて、いまいち腑に落ちないままに二章三章と進んで、登場人物や人間関係に注意しながらじっくり読んだつもりでも、終章で「ん?」となって、最初に戻った人は少なくないと思う。 最終的に〝ある程度〟の答え合わせはできたのだけど、作者の意図するものが全て汲み取れているのかは考察を見ても謎のまま。 以下ネタバレですので、読み終えた方のみどうぞ… ・第一章で死んだのは、その後、登場しなくなった彼だということが終章であきらかになる。 ・やたらと近親者を亡くした登場人物が多いのは気になったけど、それこそがミソだった。 ・宮下さん殺害の犯人は特定されていないけど、利があったのは1人だけ。 ・水元が絵の謎に気がついてしまった瞬間に立ち会っていたのだからそうなるよね。 ・手紙のトリックは美しくまとまっているけど、全てを白紙にしてしまう最強の〝いけない〟がこれ。 以下、腑に落ちなかったこと。 ・目が見えないのにバレないのは無理かと…。 ・追い風だとしても子どもでしょ? ・元カノである理由…。 ・死体処理はそんな簡単じゃない。 ・雅也はどこに? トリックとしては面白いけど、ことがスムーズに進み過ぎて現実味がない。かな。 今年の30冊目

    16
    投稿日: 2022.10.17
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    あー、そういうことかとは気づくけど、なんかもやっとして終わる。場面転換が荒く感じられ、読みづらかった。

    5
    投稿日: 2022.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全部が繋がってる4短編かつ、どんでん返し系。 ただ、綺麗な答えは語られていないので、読んだ後に見解をググりたくなる系。 なので、さっさと一気に全部読みたくなる。

    2
    投稿日: 2022.10.16
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    今まで出会った道尾さんの本にはハズレがなかったから、今回も期待してたんだけど、それでもやっぱり面白いのよーすごいな。 まず、各章どれも面白かった。先が知りたくてどんどん読んでしまうし、別の章とも繋がりがあるからそちらも気にかかる。最後は意外な展開に驚いて。更に、章の終わりには写真がくっついていて、曖昧に想像していた結末が、それによって補強されたり覆されたり。 本のはじめには使用方法があって、『写真を見ることで、それぞれの"隠された真相"を発見していただければ幸いです。』とある。これを踏まえた上で写真を見ていたにもかかわらず、読み終えてから改めて二章と三章の終わりの写真を見たら、最初には見えていなかったものが見えた。注意力がなさすぎるな私は。 そのまま2周目してみたら、発見があり過ぎてびっくり。こんなに普通に書かれているのになぜ気付かないで読んでいたんだと自分を疑ったくらい。先が気になる展開だと目が上滑りして、こまかい描写は見落としちゃうのかもしれないな。 一章の写真は何を伝えたいのかイマイチわからなかったんだけど、ゆかり荘の場所が確定すると、誰が死んだかわかるっていう意味かなあ。 最後の章は、いろいろ判明するので答え合わせ的に楽しめた。明確に言い切っていない部分も残されていて、読後に詳細をあれこれ考えられるのも醍醐味。 かりそめの不安定な平和だとしても、彼らの現状がこのまま続いて欲しいと思ってしまった。それが幸せなことなのかはわからないけれど。 面白かったー。2も出たのでしょ? 読みたい。

    2
    投稿日: 2022.10.15
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    写真を見て、じっくり考えて、オチに気づくという体験が面白かった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ラスト1ページですべてがひっくり返る。 話題の超絶ミステリがついに文庫化! 各章の最後のページに挟まれた「写真」には、 物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。 2度読み確実! あまりの面白さが大反響をもたらした、 道尾秀介渾身の超絶ミステリ。 第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」 →自殺の名所が招く痛ましい復讐の連鎖。 第二章 「その話を聞かせてはいけない」 →少年が見たのは殺人現場? それとも……。 第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」 →新興宗教の若き女性幹部。本当に自殺か? 終 章 「街の平和を信じてはいけない」 →そして、すべての真実が明らかに……。 騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。

    2
    投稿日: 2022.10.12