
総合評価
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powered by ブクログ魔法使いのハーブティーを読んだ時に私は霧のむこうのふしぎな町みたいだなぁと思ってたら、大半の方が西の魔女が死んだに似ていると書いていたので、何十年ぶりに再読。思春期の意地と後悔をおばあちゃんが果たしてくれた約束が救ってくれてよかったなと思った。後日談の短編は同じ主人公なのになんだか別の次元の話みたいでない方がよかったかも。
3投稿日: 2023.06.27
powered by ブクログやっぱりこういう誰かの行動で心入れ替え頑張っていく、苦手だなあ。それも大事だとは思うが、簡単に感化されてもなあ。
0投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログ昔読んだ気がするけど、再読。 親の立場になってから見るとまた感じ方も違う気がする。お父さんもお母さんも、そしてもちろんおばあちゃんも優しいなあ。 最後は号泣です。
5投稿日: 2023.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作品を読んだのはいつだったか。 小学生?中学生? 最近、思い出したかのように この作品と目が合った気がして 懐かしさを感じて、再読。 主人公の抱える 考え方の違い、学校という小さな世間での生きづらさ。 それを暖かな陽射しで包み込んでくれる、 お婆様の丁寧な暮らしや、知恵、考え方。 博識さや、気品も、私の中の理想の生活様式や、年齢の重ね方と重なり溶け出してくるようでもあった。 魔女という、フレーズだけで 木の実やハーブ、花々に囲まれて、ひっそりと息を潜めるように大きな森に包まれて暮らしているのが容易に想像できる そこでの生活に思いも馳せながらも 自分の生活基盤や、生活習慣を整えて、丁寧に暮らすことの重要さと 死に対しての向き合い方を考えさせられる作品だった。 やりたいことをやりきる これもね。 「アイ・ノウ」 少し大人になった自分なら、知っていて当然なのかもしれない事だけど。 今一度、立ち止まって向き合うべきことなのかもしれない。
1投稿日: 2023.06.21
powered by ブクログ長い人生の中では、わずかに数年の短いひとときなのに、何ものにも代えがたい。その後の人生にとって、とても大切で重要で、その後の人生を変えてしまう力を持つ、そんな数年間。過ぎてからでないと分からない、誰にでもあったはずの「思春期」と一括りに呼ばれているその季が、鮮やかに描き出されていた。すごい。 おばあちゃんが絶対ではなく、まいがまっすぐに回復していくのでもなく、正しく解決するとか善悪がすっきりするとかでもない。そんなゆらめきの中だから、まいと同じ目線で、一つ一つのできごとや言葉に向き合うことができた気がする。
5投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔読んだ作品。 この本の気に入った部分は、私自身にとって共感性があるところです。例えば、中学に足が向かなくなったところやおばあちゃんの最後に何も言えなかったこと、なんでも自分で決めるのが苦手なところなどです。 そのおかげで、自分を主人公のまいと重ね合わせ、物語を読み進めていくと同時に、成長もできた気がします。 そして私が感動した場面は、おばあちゃんが生前にまいとした約束を、亡くなった後に果たすシーンです。 ずっとずっと前にした約束を覚えていてくれて、尚且つ伏線回収にもなっていて鳥肌が立ちました。
2投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログこの本に登場するお婆ちゃんは魔女です。 私は学校に行きたくなくなり、お婆ちゃんの家で暮らします。そして、魔女とは何かを教えてもらいます。
16投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログおばあちゃんが最後まいに残した言葉を読んだ瞬間の気持ちはずっと忘れないと思います。 やわらかく、心があたたまる物語でした。
2投稿日: 2023.06.15
powered by ブクログ学校へ足が向かなくなった主人公は自然溢れる祖母の家でひと月あまりを過ごす。 魔女修行と言っても何か特別な呪文を習ったり、薬草の配合を習ったりする訳ではない。 生きて行く上での大切な事、おばあちゃんの優しい眼差しで伝えられる。 最後のシーンは胸がいっぱいになる。 おじいちゃん、おばあちゃんって本当にすごい存在だなぁ。 おばあちゃんに会いたくなる一冊。
2投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログ人間関係に悩む少女と「魔女」のように生きるおばあちゃんとのやり取りの中で、現代社会を見つめる。 自然と触れ合うことの大切さ 「死」を明るく捉えること 文章が簡単で読みやすい。
2投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログ自然や動物の描写が素晴らしく、自分のところにもラベンダーの香りがただよってくるような表現が素敵な作品でした
3投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログ映画が好き。 私もあんな家で森の奥に住んでたい。 私も人と上手く付き合える人ではなくて… あんなおばあちゃんが居てくれたらなと思う
4投稿日: 2023.06.01
powered by ブクログ西の魔女ってなに? なんだか不思議なタイトルに惹かれて読んでみました。やっぱり私は高校生くらいのヒロインが出てくるお話が好きらしい。 幼いながらに感情は純粋で、大人では感じない、感じられない部分があって、、やはり作家さんはすごいなと思います。 ✩.*˚まいは、もう二度と今までと同じような朝を迎えることは出来ないと思った。 私が好きな作品は大切な人との別れが多いけど、やはり自分が体験した気持ちをリンクさせられて落ち着くのでしょう。 大切な人を失くした方に、優しく寄り添ってくれます。
2投稿日: 2023.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
梨木香歩「西の魔女が死んだ」、2001.8発行。「西の魔女が死んだ」と「渡りの一日」が収録。「西の魔女が死んだ」は中1、13歳の加納まいが田舎のおばあちゃんと過ごした1ヶ月余りの暮らしのことを描いた小説。田舎の自然、鳥や草花に囲まれながら、自分で考え、自分で決める大切さを学んでいく。「渡りの一日」は加納まいのその後の様子を描いた短編。
2投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログ所々に田舎のこういう感じ分かるな〜と感じるものがあった。 電車でサラサラ読んでしまっていたので、勿体無い思いをしてます。 再読します。
3投稿日: 2023.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おばあちゃんが約束守ってくれてたのと アイ・ノウにぐっときた。 わだかまりがありながらの別れもリアル。 まいのその後の話は微妙だったから そこは再読しないかも。 再読 2021/09/10 魔女になるためにすること。 規則正しい生活をすること。 それってなかなか難しい。 そしてやっぱり最後がリアルで切ないんだよな。 お母さんも2年も実家に帰らないとか どうなんだろう。まいとおばあちゃんは 好きだけどお母さんはなんだか苦手。 まいが最後の最後に 「おばあちゃん、だいすき」って やっと言えた時に聞きたい言葉が 聞こえる(魔女だから出来ること)のが ほんとに最高の終わり方。 「アイ・ノウ」って聞こえたことで まいも前を向いて生きていけるんだろうな。 その後の話は前回微妙って言ってるから 今回は読んでない。
0投稿日: 2023.05.19
powered by ブクログまいの繊細さは確かに生きにくそうだけど、自分にもそういう「めんどうな」部分があるなあと思った。ジャム作りの場面でのおばあちゃんの手際、まいへの任せ方が素敵だった。ラストはほろりと泣きました
5投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログ「西の森の魔女が死んだ」タイトルが冒頭から来た衝撃というものをまずこの本を読んで感じました。 主人公マイの祖母であり、母とマイの間での通称魔女との田舎での二人暮らしからマイの学生生活での過ごし方を成長と共に学んでいく話でした。 魔女の優しい言葉、包容力、動じない強さ、それらをマイの目をとうして視聴者が主観的に感じらたことがこの映画の素晴らしさだと思いました。 マイの成長過程の中で精神力を鍛えるというために、おばあちゃんが教えてくれる魔女修行を通して様々な新しく新鮮なことに触れるという経験もありました。午前中は雑草を抜いたり、鶏の卵の収集、午後からは読書や勉強、、。 鳩の囀りや鶏、野良犬の鳴き声、日の出の朝風が草木を撫でる音や、心地よいそよ風、時には豪雨からくるつむじ風がマイの心情を私たち示すとともに、一人称に自然を感じれるものであり、私はずっとこの世界観に使っていたいと思いました。 私が大好きな言葉はおばあちゃんの言葉で、過度な思い込みは妄想しか生まないというものです。 実生活の中で物事に思い込みで判断する自分にとっては、刺さる一言だったので。 また魂と体の話は、生きる自信をくれると言っても過言ではないほどのものでした。わたしにとっては。
2投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログとっても良かった。読み終えた今、澄んだ気持ちになってる。 町での生活に疲れた成長過程にある女の子が、自然のなかで暮らすことによって、忙しい生活でもうまく生きていけるヒントを見つけることができる過程が、具体的な描写を含め美しく描かれていて、あったまった。自分も同じような経験をしたことがあるからこそ、尚。 魔女って、どういう風な描かれ方がされてるんだろうと気になっていたけど、そういうことかと納得。いい表現 それから、200ページの 誤解は人生は彩る。 のフレーズがすごく好きだなあと思って心の片隅に入れて読み進めていったんだけど、その先のこの一文の伏線の回収の仕方がオシャレで好きだった。
2投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログ魔女の家を出る際に、お別れの言葉を言えなかったのは寂しかったと思う。 ただ、魔女の決まり事、自分で決めるは良いことだと考える。 内容 二度と再び、まいの世界が元に戻ることはなかった。 学校に足が向かなくなった少女が、大好きな祖母から受けた魔女の手ほどき。何事も自分で決めるのが、魔女修行の肝心かなめで……。 中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
6投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ謎の反骨心で読んでいなかった名著 ひそかに、不登校の過去がある人を尊敬している。 というのは、主人公まいのように私にとって学校は苦痛しか与えない場所だったにも拘らず、 学校に「行かない」という選択肢があることに私は気づかなかったので、 愚直にも毎日通い続けていたからだ。 学校に「行かない」という意思決定ができる人、少なくともその意思表明をする人を、私は心から尊敬する。 (当事者にはなかなか言えないが) その意味で、女子の雑談に付き合わないことを決めたまい、学校に行かないことを決めたまいは、立派に魔女の素質を持っていた。 魔女の心得は、「なんでも自分で決めること」。 この大切さがわかったのは30も超えた頃だった。 自分で決めるというのは、人生で成功することより大事だ。金を稼ぐことより大事だ。人が羨ましがる何かを持っているより大事だ。 かつての私は、私の欲求を、すべての人間の期待を優先した後の一番後回しにしていた。 「体調が悪いので会社を休みます」と言おう。「本を読みたいのでご飯は作りません」と言おう。周りの人がお金が勿体無いと言っても、自分が欲しければ買おう。 自信とは、自分を信じられるということ、つまり「自分との約束を守れた数」だと、誰かが言っていたな。 もう一つの効用。この本を読むと、死ぬことが怖くなくなります。
8投稿日: 2023.04.28
powered by ブクログ工場でバイトしてた当時友達と一緒に古本屋に行ったらこれおもろいから買ったるわ〜と言われもらった(80円くらい)たしかにいい話であった。1日で読み終わる分量でサラッと読める
2投稿日: 2023.04.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
たぶん十数年ぶりの再読。 おばあちゃんの伝言の優しさ、愛の深さに涙が出た。まいのまっすぐさもよかった。あたりまえを積み重ねることのむずかしさ、悪い声に惑わされない強さ。大切にしたい一冊だと改めて思う。
2投稿日: 2023.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何度も読み返すお気に入りの1冊。 私も西の魔女のような生活を少しずつ取り入れて生きていきたい。 私的に心の洗濯、帰る場所。この本を読むと背筋がすっと伸びる。 おばあちゃんの家は空気が澄み切っていそう。 冴えざえとした空気、がまた気持ちよさそう。 死に対して誠実で前向き。「圧倒的な光」の表現がぴったり。 ・お気に入りシーン ①ラベンダーの上にシーツを広げるところ ②好きな場所をおばあちゃんと見に行くところ ③タマシイ、ダッシュツ、ダイセイコウ ・お気に入りのセリフ 「魔女になるためにも、いちばん大切なのは、意志の力。 自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力です。」(P70) おばあちゃんが主人公のまいに魔女になるための基礎トレーニングを教えるシーン。 簡単なことだけど続けるには難しいこと。 「疑いの心や、怠け心、あきらめ、投げやりな気持ちがでてきます。それに打ち勝って、ただ黙々と続けるのです。そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われるころ、ようやく、以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるでしょう。」(P73) 生まれつき意志の力は決まっているんじゃない、と質問するまいに返答するおばあちゃん。 私も難しいじゃん、って思ったから後押しされた。
0投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あぁ、なんだか変な気持ちになってしまうな。 温かいようで切なく悲しい。けどとても大切なことがこの小説には詰まっている。 まいちゃんの気持ち、凄くわかる。 何か家族と喧嘩すると、部屋にこもって泣きながらどうすれば相手をたくさん傷つけられるだろうと考える。 それでもう絶対口きかないって決心するけど、相手はこんな自分にいつも温かいご飯を用意してくれていて、自分はそれを口にいれるけどまだ拗ねたまま。子供だよなぁ、今考えても。ごめんねとか、中々言えないよね。そのままお別れとか、考えただけでも涙が溢れる。 ゲンジさんも本当は、悪い人じゃないんだよね。 ただ最初の印象で決めつけちゃって、もっと深く知ろうとしなかっただけで。でもこれもよくあること。 色々深く考えさせられる話だったけど、読み終わって一番思ったのがおばあちゃんに会いたいだった。会ってハグして今すぐ大好きって言いたい。
0投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ題名は知っていたけど読んだことのない本だった。仕事先の人におすすめされて貸してもらった。今の自分がすごく読みたがっていた本だと感じた。 世界観的にNНKでやっている「猫のしっぽカエルの手」のベニシアさんの暮らしっぷりがそれに近い。舞台は日本だけど、イギリス人の主人公の祖母が送る田舎暮らしは西洋風だ。中でも野いちごでジャムを作ったり、シーツを外で手洗いしてラベンダーの茂みの上に干すシーンが一番好きだ。加えて主人公と祖母との魔女修行。私もこんな暮らしがしたいなと憧れる。 休日、ソファーの上で窓からの風を感じながらこの本を読んでいるときは最高に気分が良かった。久しぶりに「自分はこの本が好きだ」と胸を張って言える本に出会うことが出来た。
0投稿日: 2023.04.22
powered by ブクログ何が幸せであるかはそれぞれであるし、自分が楽に生きられる場所を求めることは当たり前である。 悪魔を防ぐためにも、魔女になるためにも、いちばん大切なのは、意志の力。自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力です。
2投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログ子ども向けとまではいかないけど、かなり読みやすく書かれてる 全体的に優しい良いおはなし 脱出大成功、素敵だね
2投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ風景描写が事細かに描かれていた。 この魔女になるための修行は、読者に向けても描かれているのだろう。健康になることでの身体の変化が、精神にも現れるという話は、興味深かった。 生活の中に、敵がいることでの心の変化が成長をもたらしたのだろう。 風景や、生活の描写が想像しやすかった。 共感できる部分も多くて、面白かったが物足りない感じもした。赤毛のアンと同じ感じ。女性特有の物語だった。
3投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ「死」は「終わり」であり「始まり」であるということを教えてくれる作品。 相手をとことん信じるという「愛」の形に気づかせてもらえた。 自分で決めること、丁寧に暮らすこと、心がけたいけど難しい。気持ちを整理できるような「自分の場所」を作りたいなあ。
0投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ読了日:2018/07/22 読後、温かい気持ちになった。でも、なんか見落としてる気がする。 キッチンで一服しながらぼーっとしてると、それが何なのか分かった。 まいが聞いた悪魔の声、自分にも聞こえてたのです。 誰かの言葉だったり、自分の中から聞こえる声だったり。どこにいても聞こえる声。 おばあちゃんが言ってたのは、この事だったんだと。きっと今あの家に行ったら、こう言われるんだろうな。 「ほほほ、やっと気付きましたね。でも遅いことなんて、ないんですよ。」 泣きながらハーブティ飲もう。
2投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログつまづいても、逃げたくなっても。 愛してくれた人がくれた勇気が心で支えてくれると信じたい。おばあちゃんの愛が温かくて泣きたくなる。 自分の祖母を思い出す。
3投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「アイノウ」 心に傷を負った少女、まいが、祖母の家でひとときを過ごすことによって、成長していく物語。 おばあちゃんが魔女と聞いた時は、悪い意味でなのかと感じましたが、おばあちゃんの言う魔女というのは私の想像するとんがり帽子の魔女ではなく、精神を抑え、静かに暮らし、常に冷静な人になるということなのかなと思いました。 鶏が野良犬に殺されてしまった時は胸が切り裂かれるように痛く、おばあちゃんに訴えようとしておばあちゃんがゲンジさんを弁護したと感じるまいの気持ちもよく分かります。でも、おばあちゃんもそんな経験を積み重ね、焦らず冷静に、性善説とまでは行かないけれど、マイナス思考には決して陥らないように、トレーニングを重ねてきたのだろうと感じました。 おばあちゃんが死に、お母さんとおばあちゃんの家に行った時もまだ、すごく辛い気分でした。まいがおばあちゃんの家を去る時、おばあちゃんの目が、まいに語りかけるようにじっとまいを見ていた。それを、まいは、おばあちゃん、大好きと言ってほしいんだと分かったのに、言えなかった。アイノウ、を聞けなかった。最期のアイノウを。それがすごく辛かったのかな。私なら言っちゃうのに。思ってなくても、言いにくくても。もう会えないかもしれないんだから。 でもおばあちゃんのメッセージはすごく胸を打って、まいがおばあちゃん、大好きと言って。おばあちゃんの、アイノウが聞こえた気がしました。感動しました。
9投稿日: 2023.04.12
powered by ブクログ「シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。」 社会人になって数年経った今でも、私の心の指針となっている大切な言葉です。
6投稿日: 2023.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おばあちゃん大好き アイノウ まいは、おばあちゃんが魔女だったから おばあちゃんが亡くなったあとにも 「おばあちゃん大好き」と伝えることが出来たし、 「アイノウ」って聞くことが出来たけど、 残念ながら私のおばあちゃんは魔女ではなく、 どちらかと言うと魔女から毒林檎もらって食べてしまうおばあちゃんなので おばあちゃんが生きてるうちに 大好きと伝えに行こうと思う。
0投稿日: 2023.04.07
powered by ブクログ読みながら胸がジーンと。とっても好き。 おばあちゃんが説く、魔女のなり方。 日々のことをていねいに、自分をちゃんと律して過ごすことの美しさ。 満たされた生活。 あおあおとした森の中の家での暮らしが目に浮かぶようだった。 死んでも、魂はまた違う身体へ。脱出成功、なのよね。 おばあちゃんのように生きていきたいな。
2投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログものすごくものすごく、人生で大切な本です。 西の魔女の暮らしが私の理想にぴったり…というか、影響をうけてピッタリになったのかも。 そんな世界のお話なので、読んでいて幸せな気持ちになります。多感な少女のまいのことも、自分に重ねて読んでいました。 あとのお話も、まいのその後が見られてよかったです。 無人島に持っていくものTOP3入りの本です。
4投稿日: 2023.03.27
powered by ブクログ西の魔女ことおばあちゃんの、なんと素敵な生活でしょ。あんなに丁寧な生活、私には出来ないけど憧れる。 生も死も自然の一部なんだと教わった気がします。ラストはポロッときました。まいは素敵な魔女と大切なひと夏が過ごせて良かった。
4投稿日: 2023.03.26
powered by ブクログなんでだろう、全然泣けなかったなぁ、、。 女の子の舞はすごく繊細な子で、13歳のリアルな苦しみの感情の描写はとても伝わってきて面白かった。 号泣とかでは無かったけど、まぁ暖かいお話だった。
2投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログ不思議であったかい話だった。 数十年後に読んだらまた違う見方ができそう。 おばあちゃんを大切にしたい。 生も死も尊い
2投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ学校に行けなくなってしまう。 会社に…。今まで送って来た日常を送れなくなってしまう。 多くの人が、そういう境目を体験した事があるのではないかと思う。 ただ、実行しないだけで。 いつものように日常をこなす。 今は、自分の心に向き合う事が責められる時代ではなくなってきてて、社会もそんなふうに変わってきてる。 ただ、「そう出来る人」に限られるけど。
2投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前評判が良かっただけに、正直思ったほど、、という感じだったけど、心温まる内容だったのは間違いない。 薄い本なのですぐ読めるのも◎ タイトルからもっとファンタジーな感じだと予想していたけど、実際はとてもナチュラルな、自然に限りなく近い物語だった。 同じ親として、もし子どもが学校へ行くのを嫌がったらどう対応すべきか、、、というのは永遠の課題。 この主人公のように、自然とともに生活できるような環境に避難できる(いい意味で)のは、ある意味ラッキーで幸せなことだとも思った。 途中から別のお話に切り替わったので、お?短編小説??と思ったが、主人公のその後の1日が書かれているだけだった。
0投稿日: 2023.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文章から優しさが伝わってきた。タイトルからは、おどろおどろしい感じかなと思ったが。 好きな文 13ページ 部屋や庭の匂いや、光線の具合や、空気の触感のようなものが、鼻孔の奥から鮮やかに甦るような、そんな思い出し方で。 35 ページ 人の運命っていろんな伏線で織りなされていくものなんでしょうね
0投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログ「死んだ」というタイトルであり、「生きる」ことが強調されている。 いじめをきっかけに学校にいけなくなった中学女子が、田舎の祖母の家で暮らすことになる。 ハーフの祖母からの魔女修行の始まり。 そこでのルールは自分で決めること。 ジャムの作り方だったり、自分のお気に入りの場所を見付けたりと、ゆったりとした時間を過ごす。 今で言うところのマインドフルネス的な生活。 何でも丁寧に、常に味方だった祖母と感情的なことから喧嘩をしてしまい、仲直りできないまま祖母が亡くなってしまう。 ただ、祖母は約束した通り、自分が亡くなったことをそっと教えてくれる。 相手に関心をもって束縛しない。好きなことややりたいことがあれば共感する。 アドラーの教えのようなおばあちゃんを見習いたい。 そして、自分の子供を見るときも、その瞬間を大切にしていきたい。 世間を気にしすぎるあまり、大切なことが見えづらくなった今だからこそ、心に響く作品。また、人を信じることや子供への愛の尊さを感じさせてくれる。
2投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログたまたま図書館に本を返却しに行った時に、返却されたぱかりの本が置いてある棚にあって、あ!っと思わず手に取りました。 読んで良かったと心から思いますが、ティーン向けかなぁ、みずみずしくはち切れんばかりの学生の頃に読みたかったな。
9投稿日: 2023.03.13
powered by ブクログ本編を読んだあと、本編のあとにある早川司寿乃さんの解説の、初めのフレーズが、なんと心にしみわたることよ。
2投稿日: 2023.03.13
powered by ブクログ私も時間の流れが速い現代社会から少し離れて、自然に寄り添う丁寧な暮らししてみたいな。おばあちゃんの素敵な教えとおばあちゃんとの約束、良かった。ラストは泣きそうになった。また読み返したい一冊。 自分のおばあちゃんに会いたくなった。もちろんおじいちゃんにも。
2投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログ「西の魔女が死んだ」冒頭から印象的。ラストもステキだ。おばあちゃんが伝える生きる力はとても大事なことだと思う。自分で決める、こんな簡単なことでも、伝える親は少ないのかもしれない。児童文学という括りに収まらない作品で、折を見て再読したい。
0投稿日: 2023.03.08
powered by ブクログまいが登校拒否をしていることを見かねて、自然豊かなおばあちゃんの家で暮らすことに。おばあちゃんと自然の中で規則正しい生活をすることで心が健康になっていくことを実感していく。おばあちゃんとキイチゴのジャムを作っている場面が大好き。まいがおばあちゃんに向けて「おばあちゃん大好き」と愛情をストレートに伝え、おばあちゃんも優しい顔で「アイノウ」と答えるやり取りがとても微笑ましいです。 なにかに躓いたときに前向きな気持ちになれる本です。
0投稿日: 2023.03.08
powered by ブクログ学生の頃から何度も何度も読み返しては救われている本です。 おばあちゃんの言う通りにすることの難しさ… 私も何度も挑戦しては挫折しての繰り返しで、基本的なことが一番難しいなと痛感します。 元気がなくなったとき、心をリセットしたいときに読む一冊です。
0投稿日: 2023.03.03
powered by ブクログまいがおばあちゃんと一緒に過ごしていく中で精神面や行動に変化が見受けられた。 どんなに怖くても逃げずに前に進もうと志すまいを私はすごいと思った。「変わる」というのは簡単ではないから。 トラウマを抱えた気持ちから切り替えて前に進める。そんな人になりたい。
0投稿日: 2023.03.02
powered by ブクログ梨木香歩さんの1994年の作品。 鹿児島県出身で、イギリスに留学し児童文学者に師事。 本作がデビュー作で、 日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、 小学館文学賞を受賞されています。 不登校が続いている少女が 大好きなおばあちゃんこと"西の魔女"の元で過ごした ひと月あまりの日々が綴られています。 想像をかき立てるみずみずしい文章が 本当に素晴らしい。 風景が目に浮かんできます。 あっという間にこの世界に引き込まれ、 おばあちゃんが少女にかける言葉が そのまま自分に向けられているように感じていきます。 おばあちゃんのことがどんどん好きになって、 最後は涙が止まりませんでした。 おばあちゃんから教わった魔女の心得、 実践していきたいと思います。 大人だけでなく、子供達にもぜひ読んでほしい作品です。
2投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログ泣いた。おそらく10年ぶりの再読なんだけど、当時はこんなに泣いた記憶はない笑 話題作だからとりあえず読んどこって思ってたのかな。 おばあちゃんっ子にはたまらないですね。 私もおばあちゃん家に遊びに行くっていうことは非日常みたいなところがあって、とてもよく覚えている。植物の名前を覚えたり、畑仕事をしたり、おばあちゃんと一緒にご飯を作ったりってことは学校に通う事が日常の学生にとっては新鮮でもあるし印象深い思い出になる。 おばあちゃんが求めていた言葉を最後言わないまま最後の別れとなってしまった苦い思い出もとても共感するものがあった。 素敵なお話だった。
8投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログおばあちゃんの暮らしぶりは、昔ながらの手間暇をかけるものですが、癒やしの力を持っていました。まいの「魔女修行」は、彼女のペースで進んでいったのだろうな、と感じました。
7投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに再読。あぁ…やっぱり大好きな本だなぁ、と再認識した。 気持ちがモヤモヤして生きるって苦しいなぁ。と思うときにおばあちゃんとの会話を思い出したいな。小さいことでも、自分が幸せって思えることってたくさんあるなぁ…って。
0投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自然界の温もりが溢れた一冊でした。主人公の繊細な心を包んでくれる動植物の情景が素敵です。人と人を繋いでくれる花と出会えるって羨ましい。この本が無ければ、銀龍草の存在すら知ることもなかったかもしれないと思うと、手に取って良かったと思いました。
0投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログ私のいちばんの本 私の理想の生活がここにはあった。寄り添ってくれる、包んでくれる、優しさ溢れるあったかい。 なぜ私がここまで響いているのか不思議でしかなかった。何度も読んで読んで思った、私はまいと似ている、似ていた。
2投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログ人の世での生きづらさを抱えた少女まいが、"西の魔女"たるおばあちゃんとの生活を通して生きる力を取り戻し、また思索を深めていく物語。おばあちゃんの丁寧な暮らしぶりが伝わってくる文章と、ちょうどいい起伏のストーリーが、意表を突いた感動的なラストとともに、しっとりと心にしみわたる。 まいはいかにも"さかしい子供"といった感じだけれど、多くの人が通り過ぎたこの季節を、しっかりとそしてやさしく導くおばあちゃんの姿は、これこそキリスト教以前の、大地に根差した魔女の姿なのだと思えてくる。 後日譚はだいぶ魔女として成長したまいの物語。もう大丈夫だね。と安心を覚えて本を閉じた。
0投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログ子供の頃にとても好きだった覚えがある本。温かい気持ちになり癒やされるが、正直大人になったいまは以前感じたほどの感動はなし。色んな人生、選択肢があって当然だろって思ってしまったからかも。引き続き子供、学生には良い本かも。自分の子供にも勧めたい。
0投稿日: 2023.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やさしさって陽の光みたいに身体を包んでくれるよなわかる。的確すぎてぐっと心にきた 母方のおばあちゃんを思い出す 最高の生活だけど、それだけじゃ生きていけないっていうのがリアリティあって良かった
0投稿日: 2023.02.14
powered by ブクログ短いページ数の中に 美しさや温かさがつまった作品。 主人公と共に 五感全てで祖母と過ごす初夏の田舎を 味わった気分になれた。 祖母の人間性がとても魅力的。 ラストには思わず涙がこぼれてしまった。
2投稿日: 2023.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おばあちゃんの死生観はなかなか面白かった。 「死んだらどうなるの?」に対する過去の父親の回答は、〜人は死んだらそれまでだ〜「わたしが死んでも、やっぱり朝になったら太陽が出て、みんな普通の生活を続けるの?」「そうだよ」という幼さを感じるものだし、かといって今の回答も、「今は正直に言うとよくわからないし、最近は死んだらそれまでという考えはあまり流行っていないみたいだね」などと、これまた頓珍漢な回答だ。 おばあちゃんいわく、「魂を成長させるために身体がある。魂の本質として、春になったら種から芽が出るように、魂は成長したがってる。身体があれば動き回る楽しみもある。人は魂と身体の合体したもの。十分に生きるために、死ぬ練習をする」p118 ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ へ オバアチャン ノ タマシイ、ダッシュツ、ダイセイコウp190
3投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログもう10年以上前に購入していて読んでいなかった本を本棚から見つけて読みました。 とても心があたたかくなるお話しです。 自然のなかで自然と一緒に自然体のままに生きているおばあちゃんとの日々が色鮮やかに描かれています。 毎日の風景も素敵ですが、おばあちゃんがまいに伝える考え方がとても素敵です。自分で見て、聞くこと。意思の力。死について。 死という概念をある程度理解したときに、きっと誰しも夜も眠れないような恐怖におそわれたと思います。死についてこんな風に考えることが出来るということに感銘を受けましたし、きっと私自身がもっと死に近づいたときにはこの本の言葉を思い出すだろう、と思いました。 素敵な1冊です。
0投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
祖母に育てられた自分の幼少期と重ねてしまう。ラストが切なかった。人生はそういうものなのか。 魔女修行はとても真似できそうにないが、おばあちゃんの考え方に救われる部分もあった。
2投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログ今の忙しい現代人とは離れた田舎暮らしのおばあちゃんの世界観や生き方は少なくとも私は欲してるんだな〜としみじみ思います、私を包み込んで温めてくれるような、ホッとしますね。
3投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログ何事も自分で決めること、直感は大切だが固執しすぎないことなど今の私にも響くものがありました。 銀龍草を見てみたいです。 「十分に生きるために、死ぬ練習をしているわけですね。」
11投稿日: 2023.01.26
powered by ブクログ中学生の女の子が読むと、ふと自分と共感できる部分はあるのかもしれない 何かがうまくいかない 何がうまくいかないのかわからない そんな思春期特有の感情と、不思議なおばあちゃんとの関係性 それとおばあちゃんを通して垣間見える大人の世界 大人だと理解できるんだけど、 子供だと嫌悪感を抱く その絶妙なバランス 側から見たら大きな事件ではないけど、 主人公のマイからしたら大きな出来事なんだよね ぜひ中学生くらいの女の子に読んでほしい
0投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログ悪くはない。 悪くはないけれど、最高ではない。 読む前に結構期待していたからかも知れないけれど、もう少しって感じだった。
0投稿日: 2023.01.23
powered by ブクログ「僕の好きな作家さんは昭和を超えないんだよね」と言っていたKが唯一挙げた現代の小説だから読んでみたい。 映画化されてたよね。うろ覚え。
3投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログこの世界観、読んでいるだけでまるでその場にいるような温かく清々しい気持ちになる。食と自然のつながりの描写が素晴らしい!こんなところがあったら行ってみたいなと思う。
0投稿日: 2023.01.19
powered by ブクログ梨木香歩さんのデビュー作であり、第44回小学館文学賞受賞作品。 主人公のまいが不登校になってしまった中学1年生の時、その年の夏の1ヶ月をおばあちゃんのもとで過ごすことになります。 そこでまいは「魔女」になるための修行をすることになりますが、魔法などのファンタジーではなく、規則正しい生活と、何でも自分で決めることを学びます。 まいはおばあちゃんとの生活で、植物の名前を覚えたり、野イチゴを摘んでジャムにしたり、鶏の卵を取ってきたりと、自然になじんだ生活をしていくようになります。 最後、おばあちゃんが亡くなってからのラストはとても感動的でした。 綺麗な純文学というか、スピリチュアルな感じも自分に合わず途中読まなくなってしまいましたが、最後まで読んで良かったです。
22投稿日: 2023.01.18
powered by ブクログ梨木香歩さんの作品、好きなんだけど、この本は代表的な作品で一般人に好評なんだけど、私は嫌い。 中学1年生は、そんな子供ではない。人前で大泣きしない。少なくとも私はそうだった。死後の世界について父親に「もう何もなくなる」と言われたからって、泣くほど怖がらない。幼い。魔女の修行なんて、中学1年生は言わない。もっと小さい子なら納得するけど。 両親だって自分のこと見てくれてるのに、それ以外に自分を受け入れてくれるところもあって、贅沢と思ってしまう。 ゲンジさんに対する嫌悪感はわからないでもないけどね。 私がもっと子供らしい子供だったら、この作品も好きだったのかな?
0投稿日: 2023.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(本文 73pより) 『「最初はなにも変わらないように思います。そしてだんだんに疑いの心や、怠け心、あきらめ、投げやりな気持ちが出てきます。それに打ち勝って、ただ黙々と続けるのです。そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われるころ、ようやく、以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるでしょう。そしてまた、地道な努力を続ける、退屈な日々の連続で、また、ある日突然、今までの自分とは更に違う自分を見ることになる、それの繰り返しです」』 ---------- 普段、感じていたけれどうまく表現できなかったことに、ことばを与えられている気がしてハッとしました。「永遠に何も変わらないんじゃないか」と思って気持ちが弱ってしまいそうな時、たくさんありますが、そんな時に支えになってくれるような温かさを感じます。 他にもたくさん、大切にしたい「魔女修行」の教えがありました。また、ふとした時に読み返したい一冊でした。
2投稿日: 2023.01.16
powered by ブクログまるで絵本のように読むことができた。題名からは想像出来ないほど優しく温かな本。田舎がどんな時も1番!とは言えないが都会の喧騒、人間関係に疲れた時の憩いの場として活用できるだろう。
2投稿日: 2023.01.09
powered by ブクログ年頃の子供達に読ませてみたい。自分を取り戻すこと、生活を整えること、自然の中で静かに自分を見つめること。
2投稿日: 2023.01.09
powered by ブクログ西の魔女の深い愛情を感じる一冊 西の魔女だけでなく、彼女も魔女を深く信頼し大好きという アイ ノウ 大好きという言葉に、私もよ、と言ってしまいそうなのにそうではない わかっていますよ それだけでも愛を感じる 大好きと言わなくても伝わる でも「アイ ノウ」を聞きたい 誰かにそう言われたいと感じた本
0投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まいのように自然の中でのんびり過ごすことに凄く憧れを持った。 おばあちゃんと2人で修行をする姿は、見ていて自分でも小さなことからチャレンジしてみようと思わせてくれた。
0投稿日: 2023.01.07
powered by ブクログ西の魔女が死んだという悲しい題名なのに、悲しい小説という感じは全くなく、孫の成長を願うおばあちゃんの愛を感じる温かい小説です。
17投稿日: 2023.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自然や家についての描写から想像が膨らみ、読んでいてとても楽しかった。少し大人びたまいだけど、子どもらしさもある描写から、自分が子どもだった時の感じ方を思い出してとても懐かしく思った。 「おばあちゃん、だいすき」と最後に言えなかったまい。おばあちゃんはきっと悲しかっただろうけど、それでもまいへの愛に溢れたやさしいおばあちゃんに感動した。 最近自分も疲れてきたから、人工物から離れて、テレビや音楽を聞かないで、まいのように生活してみてもいいかな。したいな。そう思った。
2投稿日: 2023.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いじめにあっている主人公に対してシロクマなどを使った例えで「イジメから逃げる」という主人公(や私)のネガティブな考えを柔らかい考えに変えるような言葉選びがとても温かく感じました。
0投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログすごく温かい物語でした。 主人公のまいを外からも中からも包みこんでくれるおばあちゃんの優しさに心打たれました。 長年生きてきた強さとずっしりした優しさ、思いやりは真似したくても真似できないですね。 こんなかっこいいおばあちゃんに私もなりたいです。
13投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ10年ほど前、娘が高校生くらいのときに指定図書とかで読んでいた。なんとなくあらすじは知っていたが、改めて私も読んでみた。 人と同じでなくて良い、自分の意見言う、今の時代にあってきている。おばあちゃんのブレない生き方、孫への接し方、見習いたいと思う。
0投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログこのお話が書かれたのは30年近く前、と考えると何か泣けてくる。 生命力がますます魔力化する方向にあるのかなー。 私はコロナ中に海外赴任しつつ勤務地でテレワークしていて、身体ってなんのためにあるんかなーとずっと考えてたりしてて。 そして最近体を少し壊して、あー、身体は正直だなって少し気づいて。 読む人それぞれが、それぞれの読むタイミングによって、感じることがあると思う。
4投稿日: 2022.12.28
powered by ブクログ映画で見て、大好き!となりました。 本の世界も好き。 まいの、葛藤、怒り、愛の心情がわかりやすくて可愛かった。 やはり私はおばあちゃんのような暮らしをするのが私の人生の目標だな。
2投稿日: 2022.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルだけ長いこと知っていて、ようやく読むことができました。 もっと早く読んでおけばよかった!と後悔するくらい面白く読めました。でも、まいと同じくらいの年齢で読んだらここまで楽しむことは出来なかったかも。 思春期に読んだら、こんなおばあちゃんが居る事が羨ましくて僻んでしまったかも知れません。とっても魅力的でチャーミングなおばあちゃん。 魔女修行、私も是非ともやってみたいものです。夜にスマホいじらず、コンビニに頼らず食事を取って…出来るだろうか(笑) 「死」はフィクションではよく出てくるテーマですが、概念そのものをシンプルに表現している作品は珍しく新鮮に感じました。最後、こんなふうにこの世から去れるなら死ぬことも悪くないです。
4投稿日: 2022.12.26
powered by ブクログ穏やか~~な日々の中 おばあちゃん(魔女)との日々の中 西から東へ逝ってしまった 伝えることがあるなら、逢いたいのなら、できることなら今すぐやる 失ってからでは遅い 自分も早く伝えないとなぁ~~~ 見えてくるものが例え怖くても、絶望でも、それでも、今を生きないと 最後の後書きが素晴らしカッタナ❕全部言語化シテクレタ❕
0投稿日: 2022.12.26
powered by ブクログ魔女修行やっていきたい お婆ちゃんが話してた、人が死んだ後のお話も好き。というか少し救われた気持ちになった。 早川さんの解説の「魔女修行は、本来の人らしい人になるということなのかもしれません」という言葉に確かにと思った。お婆ちゃんは他の人(都会の人?)と違う感じがするけど、誰よりも人間らしかったんだな〜と思う。悩んだ時、疲れた時、辛い時こそ自然に触れ、人らしい生活をするべきだなと思った。
0投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログ本はそこまで分厚くないけど、とにかく内容が濃いです! 読みやすいのに、中身がしっかりしてて読んでいて気になります!!
2投稿日: 2022.12.17
powered by ブクログ心の中に大切にしまっておきたい言葉がたくさんつまっている作品だと思います。 例の知らせ方のシーンで、涙がとまらず、電車の中で読んだことを少し後悔しました…でもとても好きな作品です。死の描写があるのに、こんなにあたたかく感じるとは…
0投稿日: 2022.12.13
powered by ブクログ十数年前に読んで、面白かったことは 覚えてたんだけど、内容をすっかり忘れてしまってて。 大人になって読み返してもなるほどと思うことがあった。 「人は死んだらどうなるの」の問いかけに対する おばあちゃんの答えが素敵だと思った。 草花や風や光、自然の表現の仕方が素敵で わたしも感じたことがある自然に触れた感覚を リアルに思い出して何だか懐かしい気持ちになった。 わたし自身祖母が大好きだったこともあって わたしにとって特別な一冊。 こんな素敵な本に2回も出会えて良かった (記憶力のなさはこういう時だけ役立つ)
2投稿日: 2022.12.12
powered by ブクログサボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか
0投稿日: 2022.12.11
powered by ブクログ●before タイトルに惹かれて ●after /気づき 途中で挫折してしまったっきり。 ●after /
0投稿日: 2022.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現実を離れて不思議な気持ちになれる本だった。 私も自然に囲まれた暮らしをしてみたい。 西の魔女が残してくれた文字に感動した。
0投稿日: 2022.12.08
powered by ブクログ有名で気になっていたけれど重々しい題名で手が伸びずやっと読んだ。手に取って思ったのは、題名に反してとても表紙が明るく爽やかで優しいイラストであったこと。なぜ?という疑問が浮かびわくわく……。 自然に程よく近いおばあちゃんから魔女の手ほどきを受けたまいを羨ましく思う。綺麗で豊かな生活に憧れた。 おばあちゃんが人を庇う気持ちが理解出来ずゲンジさんにはとても腹が立った。死後の行動を含めても許せない…… その後のまいの物語「渡りの一日」は主語がコロコロと移り変わり読みずらかったのでちょこっとマイナス。
0投稿日: 2022.12.06
powered by ブクログ『自分で見ようと決めたものを見ることができるように訓練するのです。』 『いちばん大事なことは自分で見ようとしたり、聞こうとする意志の力ですよ。 自分で見ようともしないのに何かが見えたり、聞こえたりするのはとても危険ですし、不快なことですし、一流の魔女にあるまじきことです。』
0投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログタイトルは知っていたけれど、こんなに温かいお話とは想像できなかった。 草花のにおいや、柔らかい日差しに包まれて、日々を大切に過ごすおばあちゃんの姿が本当に素敵。 死がもたらすものは、悲しみだけではないことを教えてくれた。 泣ける本と噂に聞いていたけれど、 泣けるというよりも明るく前向きになれるお話だった。 自分で考えて、最終的に決めるのも自分。 人生ってその積み重ねだと思う。 自分で良いなと思ったものを選ぶことが大切だと分かっているのに、周りに合わせたりしてしまうこともある。 そういうときに、西の魔女の言葉を思い出したいな。 個人的に好きな言葉は "誤解は人生を彩る。"
4投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログハートフルな読みやすく綺麗な物語 今の生活に悩みを抱える女子高生が自然あふれるおばぁちゃんの家で夏休みを過ごす 魔女とは何かそして魔女に憧れる話。
0投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本当に今さらなのですが『西の魔女が死んだ』を読みました。 もう大多数の本好きにとっては小学生、中学生で読んでいるであろう名作中の名作です。偉大な児童文学作品。 むしろ本が好きな人で知らない人のほうがめずらしいのでは…というぐらい。 読むきっかけは本当に些細で、この前図書館に行ったときにたまたま見つけたんですよ。 図書館によく行く人はわかると思うのだけど、必ず返却されたばかりの本を集めたコーナーや棚が用意されているじゃないですか。 たまたまそこをちらっと見たらあったんですよ。そういえば読んでいなかったなと。 そして、そろそろ読んでもいいんじゃないかなと。 Twitterで読書好きな人たちがやっている「名刺代わりの10冊」タグとかあるじゃないですか。 それによく出てくるぐらい有名できっと大きな影響を与える作品。 そういう名作であることはわかっていたんです。昔から知っていた。それこそ小学生ぐらいから。 毎年夏休み前になると読書感想文でおすすめの本とかが一覧で図書室に貼り出されたりするじゃないですか。 ああいうので存在は知っていたんです。 ただ、これは本当に。本当に良くないところだと思うんですけど、いわゆるあまのじゃく気質というか逆張り気質なところがあり、なんか知らんけど色んな人がおすすめしてくるから読みたくないみたいなマジでつまらない意地を張ってたんですよね。 あー、思春期は黒歴史オンパレードだな! 妙な意地を張っていて読んでなかった。 でも私はその人にはその人のなかで本はそれぞれ出会うべき時期というものがあると思ってる。 この『西の魔女が死んだ』も主人公のまいと同じぐらいの年齢で読んでいたら、こうも心に響いたかどうかはわからない。 たしかに魔女ことおばあちゃんの暮らしぶりはノスタルジーや自然の様子がとても素敵で、その部分には感動はしただろうけど、まいの葛藤やおばあちゃんの言葉の意味を咀嚼して理解はできなかったんじゃないかなと思う。 クラスのグループ行動になじめなかったまいが、グループ行動をすることで得られる一種の安心感と一匹狼として過ごせなかったこと強さを天秤にかけて嘆く場面があるのだけど、ここのおばあちゃんのセリフなんかは、たぶん思春期だとわからなかった。 『その時々で決めたらどうですか。自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか』p162『西の魔女は死んだ』 こういう白黒はっきりつけない、一度決めたことを守り続ける必要はなくてその時その時で自分にとって過ごしやすい環境を選んでいいというセリフは、思春期特有の妙な潔癖さの前では響かなかったように思う。 だから児童文学の名著であり、色んな少女や少年を優しく撫で、包んできた『西の魔女が死んだ』が私にとって必要なタイミングは今ここだったんだなと思う。 だから大人が児童文学を読むなんて子どもっぽいとか恥ずかしいとか、そういう見方自体がナンセンスだと思う。 いくつになっても「かいけつゾロリ」シリーズや「チョコレート戦争」や「ふたりのロッテ」や「モモ」を読んだっていい。だっておもしろいんだもの。
5投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログ学校の図書館で借りたんですが、新潮文庫の100冊て言うのもあって、とても面白かったです! 私は、この本を読んで大切なことを学びました!魔女ではないのに本当に魔女だと思ってしまうくらいすごい優しく偉大な人だと思いました!主人公のまいも魔女になりたいと言って修行していて私もしてみようかなと思いました!学校に行きたくないと思っても、この本を読んでみると元気がでて学校に行こう!と思えました! 元気がない人や学校に行きたくない人などにオススメです!
10投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログテンポよく読みやすい作品でした。 思春期にどんな人と出会い、何を思ったのか。 難しくて、ややこしくて、迷う時期だからこそ゛大人゛の存在は重要なんだと思いました。 祖母という存在は大切だけれど、違う立場の人からみた祖母の印象は全く違う。その事が受け入れがたいことだったとしても、自分が見ている世界が全てではないと気づくには必要なことなのだと考えた作品てした。
3投稿日: 2022.11.16
