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火星の人〔新版〕 下
火星の人〔新版〕 下
アンディ・ウィアー、小野田和子/早川書房
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総合評価

146件)
4.5
77
49
10
1
0
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    最高に面白かったー。 ワトニーのユーモアと前向きさは宇宙イチ。 後半はハラハラドキドキ、一気に読み進めてしまった。

    1
    投稿日: 2021.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    かなりリアルに火星で生き延びるための方策や、起こり得るアクシデントが書かれているが、それが却って読むスピードを抑えてしまう。 科学者というにはあまりに軽いマークの一人称からの、深刻な火星サバイバル術は、落差がありすぎて内容が頭に入ってこないのだ。 映画を観たから結末も分っているし。 NASAの内部で行われる話し合いの様子や、マスコミの対応、対中国のやり取りは面白かった。 アレス3のメンバーの様子もまあ…アメリカ的だなあとは思いつつ、必要な描写ではあった。 ただただマークの一人称がしんどかった。 そしてそれがこの作品の主たる部分なのだから、参った。 お疲れ、自分。

    1
    投稿日: 2021.01.07
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    長い旅に、困難はつきものだ。それが宇宙では笑えない、というか死ぬ。 賢明な判断、そして行動力、ワトニーはついに目的地に辿り着く。そして火星を脱出するのだが… 以下、ネタバレ有り。 ルイス船長には脱帽だ。あまりにも勇敢で聡明な女性リーダー。彼女のリーダーシップ無くして、この活動が語れるだろうか。素晴らしいの一言だ。 クライマックスは最後の数ページ。 文字通り、私は見守るだけだったわけだが、想像を絶する環境の中にいても、宇宙飛行士達は冷静に力強く生きることに取り組んでいた。 長い長い火星での暮らしにワトニーは終止符を打つことになる。 だか、問題は起こった。ヘルメスにいるアレス3のクルー5人は、ワトニー救出に命をかける。 進歩、科学。宇宙の未来を背負ったミッションの結末や如何に。 以下、更にネタバレ有り。 とにかく、最後の数ページにワトニー救出劇が詰め込まれる。出来得る準備はされていた。失敗は許されない。96%の確率で作戦は成功する。 ギリギリまで軽量化されたMAV(上昇機)はワトニーには、操作はできない。コントロールパネル一つさえ残っていないからだ。ハンドルの無い車みたいなものだ。あとは、ヘルメスに乗るマルティネスの遠隔操作に頼るのみだ。 打ち上げられたMAVはフロントパネルを外しキャンバス地(化学繊維でできた布)で塞がれていた。それが悪さをした。打ち上げの際に端から剥がれたのだ。予定していた加速を得れずに、仲間たちから大きく離れてしまう。このままでは宇宙空間を彷徨い、餓死するか、窒素による自死を意味する。ヘルメスのクルーは、自らの命を懸けて、ワトニー救出を試みる。 最後、ワトニーはヘルメスに乗船。救出はテザー(船外活動用の命綱)の長さ限界ギリギリのところでの成功であった。 ワトニーによる最後のログには、いつも通り冗談めかしながらも、人類に向けた感謝、喜び、可能性が表現された。 とにかく、体が回復すればシャワーをあびる方が良い。本当に臭いのだ。 その日は彼にとって人生最良の日であった。 とても楽しい読書だった。映画も併せて見たいと思う。 読了。

    27
    投稿日: 2020.11.29
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    文句なしに面白い。 ド派手に隕石がぶつかったり、宇宙人に襲来されたりするわけではないし、宇宙間戦争も起こらない。 なのに面白い、というかだから面白い。 これぞサイエンスフィクションっていうお話です。 文体は日記形式の一人称視点が主で、軽く読み進められます。 かといって淡々としているわけではなく、すんなりと自分の中に文章が入ってきて、ワトニー(主人公)と一緒に笑ったり悔しがったりできる感じです。

    2
    投稿日: 2020.11.03
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    2020年10月16日読了。火星に取り残されたマークを救うための新たなミッション、NASAスタッフ・ヘルメスのパイロットらの綱渡りの努力が続く中、ついに…。完結編、映画も見ているので「ここまで来て『ミッション失敗でしたー(テヘ)』はないよな」とは知っているのだが、それでもなかなかスリリングに読んだ。面白かった…!複雑で困難なミッションを遂行するためには、十分なスケジュール・豊富な資源・優秀な人員、が必要なのは言うまでもないが、真に必要なのは「プロジェクト・マネジメント」、複数の前提付きでのできるだけ早く・正確な見積もりと、問題・リスクに応じた変更管理であること、ステークホルダーとの適切なコミュニケーションであること、なのではないか。教科書どおりに言うと。

    2
    投稿日: 2020.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コレ作者はバッドエンドルートも考えてたのかなあ。考えるよねえ。そっちにならなくて良かった。ほんと良かった。テラフォでローバーのカード引くとワトニーくんんん!っていつも思うよ。尊敬する人はワトニーくんかシェルドン将軍で決められない。

    1
    投稿日: 2020.02.10
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    映画化されるだけのことはある面白い作 表紙   6点映画写真   小野田 和子訳 展開   6点2011年2014年著作 文章   7点 内容 700点 合計 719点

    0
    投稿日: 2019.03.06
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    こちらも見てね。 あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート  → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-2167.html     ♪ -- ♪ -- ♪ -- ♪ 2016年05月17日 に 上巻を読み終えたので 下巻が待ち遠しかった。 2016年2月公開の映画「オデッセイ」リドリー・スコット監督&マット・デイモン主演、すごく面白かった。 『映画「オデッセイ」を見る 』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」 ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/0673a13c083fefdf26ccb544e3137ff2 映画もすごく面白かったが、原作はその数倍も面白い。 次から次へと起こるトラブル、それに冷静に対処する主人公マーク。 地球と交信が取れているときは天才たちの支援を受け、 交信ができなくなった時は、自分の脳力をフル回転。  知力・気力・体力& ユーモア! とにかく最高に楽しめる本です。 映画を先に見ていたのでイメージがつかみやすかったのもよかった。 2016/05/10  予約 6/8 借りる。 6/9 読み始める。6/28 読み終わる。 内容と著者は 火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF) 内容 : 原タイトル:The Martian 探査隊が到着する4年後まで生き延びるため、マークは火星で食物を栽培すべく対策を編みだしていく。 一方、彼の生存を確認したNASAは国家を挙げてのプロジェクトを発動し…。 2016年2月公開映画「オデッセイ」の原作。 著者 : アンディ・ウィアー Andy Weir

    1
    投稿日: 2019.01.12
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    最高に面白かった。上下巻一気読み。映画ゼログラビティはツキで乗り切るが、この物語は自分の知識と試行錯誤で乗り切る。次から次に訪れる試練が、主人公のユーモアで悲愴感が出ないのが良い。次はどんな試練が発生し、どのように乗り越えていくのかが楽しみになる。

    0
    投稿日: 2018.10.16
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    マーク・ワトニーは植物学者でかつメカニカル・エンジニアだ。宇宙飛行士になるには、二つの専門分野を持たないといけない。すさまじい砂嵐がやってきて、彼はみんなから遠くに飛ばされてしまった。この火星の表面で。彼が死んでしまったと判断した残りのクルーは命からがら火星から離脱した。そしてマークはたった一人で火星に取り残されてしまった。

    0
    投稿日: 2018.10.11
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    作家さんの頭の中は一体どうなってるのでしょうか。 ど素人のため、出てきている宇宙工学的なお話の正確さはわからないけれど、潤沢な知識量に驚かされた。 終始コミカルな語り口が、とんでもない大ピンチをエンタメとして楽しめる形にしているので、普段こうゆう系統を読まない人間も十分楽しめることができた。 ソルという日にち単位なのでよくわからなくなるけれど、1年ちょっと一人ぼっちだった? 到底自分には置き換えられない話だし、宇宙飛行士に求められるスペックの高さにただただ驚いた。

    3
    投稿日: 2018.07.02
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    下巻も当然のように面白い。 日誌形式の描写も相まって、実際のリアルタイムでの出来事のようにすら感じてしまうほどのめり込む。 クライマックスのシーンでは、クルーや、職員や、その他大勢の人々と一緒になって、祈りながらドキドキしながら読んでしまった。 「面白い」小説はよくあるけれど、ここまで「のめり込んだ」小説は本当に久しぶりだ。 文句なしの傑作。

    4
    投稿日: 2018.05.31
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    火星にひとり置いてけぼりにされたマーク・ワトニーのサバイバル。 火星版ロビンソン・クルーソーな訳ですが、これを読むとロビンソン・クルーソーの環境はリゾートホテルのように思えてしまいます。 何せ火星ですから食料に留まらず空気も水も自ら作り出さねば生きていけない環境なのです。どのようにして生き延びるのか、科学知識とアイデア、そしてユーモアで危機を乗り越えていく姿が素敵なのです。 科学知識が欠落しているのでひとつひとつの行程を理解するのに少し時間が掛かりました。正直よくわからない部分も出てきます。それでも面白く読めたのは、原因と過程と結果をきちんと示してくれたからでしょう。 問題点があるとそれは何故問題なのかが示され、何故その問題が起こったのかが示され、それの対策法とその目的が具体的に示される。その流れがきれいなので、科学知識が乏しくとも流れに乗って読み進むことができるのです。 しかしまあ次から次へと問題が起こること起こること。この状況で起こりうる問題というのはこういうのがありますよと提示されるが如く、問題が起こります。でもその問題に対応する術も、ほらこのようにありあますよと出てくるのですね。それだけだと科学知識本になってしまうのですが、そこに我らが主人公ワトニーの人間性が加味されてユーモアに溢れた物語となるのです。これだけ緊迫した物語なのに、これだけ笑えるのですから。 火星でのサバイバルのみに焦点を当て「まじりけなしのSF」と称され究極のハードSFと呼ばれる作品は、そのユーモアで読者の裾野を広げたのでしょう。そしてワトニーを見守る人々の想いが交錯し物語を盛り上げます。

    2
    投稿日: 2018.03.26
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    原書はアメリカン小説家アンディ・ウィアー作のSF小説「The Martian」である。小説家を目指していた元SEがWebにアップしていたWeb小説。Web小説はかなり人気を博し、完結前に映画化オファーがあったとのこと。その映画の邦題が「オデッセイ」である。タイトルがオデッセイになった経緯はここでは触れないとして、マッドデイモンの映画から先にみてしまった観点からいっても、小説はかなり面白い。ネタばれ状態ではありながらも、危機的な状況がかなり頻繁に発生する様子や、科学的に裏付けがかなりしっかりしていること、そしてサバイバルの鉄則、「問題を一つずつ」という考えは、現代社会をサバイブする私たちにとっても響く考え方だ。そしてもう一つ「ユーモアを持って」。ユーモアは心の余裕なのか、生きて抜いていう必須アイテムなのか。どちらがどうという議論はこの際意味がないのかもしれない。 マークワトニーが火星から生還する物語は、そのテンポ感もありどんどんとのめり込んでしまい、いろんな意味で面白い小説、心に刺さる小説だった。

    3
    投稿日: 2018.03.19
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    知らん作家名だったし、話題になっていたが敢えて読むも無いかなーとひねくれていたが、面白かった~(*_*) 無謀なライバルやらテロリストや政治家やら出てこなくても、フツーに宇宙探査は危険がいっぱいだし、宇宙人や神様やら超人的天才が出てこなくても、知識と忍耐とかとかで乗り切れてもイイもんだ。

    1
    投稿日: 2018.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『火星の人』上/下 映画『オデッセイ』は公開された時に映画館で観ていました。その時から原作も読んでみたいなと思っていて、漸く読むことができました。 細かいところを除き、基本的には映画は原作に忠実に創られていますね。 予期せぬ事故で、たった一人火星に残された宇宙飛行士が残りの食料と機材で救助されるまで、必死のサバイバルに挑むお話し。 たった一人で光でも何分も掛かる遠い惑星、しかも水も空気も食料も外にはない、に取り残されて、それで知力と体力の限りを尽くして生き抜く。その様を宇宙飛行士が書いた日々の日誌形式で表現しています。 あんな状況におかれて、希望を捨てずにあのユーモア溢れる日誌を書けるのか?まあ、自分には無理だろうなと思います。宇宙飛行士って、そんなに精神力が強くないといかんのかという気がします。 ところで、、、 映画を観た時から、ちょっと気になるのは通信のところです。 基地のパラボラアンテナが壊れたなら、通信装置自体が壊れた訳ではないのだから、代わりのアンテナを工夫すれば、地球もしくは火星を回る衛星と通信を回復できるだろうという気がします。 地球と直接の交信は距離があって難しい?でも火星は地球から見える訳だし、地球には電波望遠鏡みたいな大きなアンテナもあります。それに火星を回る衛星との交信は携帯電話程度の小電力と小さいアンテナでできるはずですよね。 あと、パスファインダーで初めて通信する時も、カメラ回して意思疎通より、初めからモールスだろうと、アマチュア無線が趣味でモールスやってる私は思いました。 元がウェブ小説だったとのことですが、この日誌形式での物語はウェブに連載するには非常に有効な方法だなと感じました。

    6
    投稿日: 2018.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    み進めているうちに、まるでワトニーが実在の人物で、火星での彼の活動報告に実際に接しているかようなリアリティを感じさせる筆力である。 相変わらず一難去ってまた一難のワトニーではあるが、彼を救出するべく獅子奮迅の働きをする地球側スタッフの姿が感動的だった。 また、「サプライだけが食料になるわけじゃないわ」というヨハンセンの言葉に表れているように、〈ヘルメス〉のクルーたちも、局面によってはある重大な決断を迫られることもあり得るという覚悟をもっての旅であった点は、映画では触れられていなかったと思う。 そのような細かなエピソードもこの原作では盛り込まれていたため、映画鑑賞後でも十二分に愉しむことができた。

    1
    投稿日: 2017.12.06
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    大団円。それにしても種々なトラブルがワトニーの身の上に起こり、彼の知識・技術・体力と神の配剤によって切り抜けていく。上巻から続くサプライロケットの打上げ失敗は、国家の壁を超えた科学者の絆を見せてくれた。現実もそうあれかし。『じゃじゃ馬億万長者』懐かしいな~。

    2
    投稿日: 2017.08.21
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    この主人公のポジティブさはなんなんだ! 宇宙に行く人はこんな感じなのか? すごく話がシンプルなのに読ませるのは マーティンのキャラクターのおかげ あとはそれを引き立てる 技術の裏付けとか凄そう…

    2
    投稿日: 2017.08.11
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    複数巻の長編を平行に読破しよう月間。 とうとうこの日が来てしまった。読み終えてしまったのだ。あまりに面白くて、読み終えるのがもったいないので上巻から3ヶ月寝かせていたのだが、「面白いなら貸して」と言われたので仕方無しに読んだのだ。 相変わらずピンチピンチ解決ピンチピンチの連続だが、ワトニーは持ち前の明るさで解決してしまうのだった。そう。なぜ☆が5でないかっていうのは、あまりにもすぐに解決してしまうからだ。 そのピンチのうちのひとつは、ちょっとピンチにしすぎじゃないのかと思うし、この本の醍醐味のワルノリが失われてしまうという点でもある。 しかし、この本は訳がすばらしい。持ち前のノーテンキさやワルノリも、大体原文に近い(んじゃないだろうか)と思われる訳になっていて、非常に楽しい。テーマソングはロケットマンでもアローン・アゲインでもなく、ステイン・アライブ(まだ生きてる)だし、荷物には一生分のディスコのサプライが詰められている。 とにかく、久しぶりに読むのが楽しく、読み終えるのが辛いという本であった。こういう本は、10歳位の時に読んだ、ヴェルヌの「十五少年漂流記」でありデフォーの「ロビンソン・クルーソー」以来ではなかったかと思う。そういうテーマの話だしね。 実は今、この本をもう一度買おうか悩んでいるところだ。というのも、この[新版]でない方は、上下巻ではなく1冊だったらしい。そのほうが読み返す時に良いじゃないか。さらに、この[新版]の方は、恐らく誰かに貸すだろう。そして帰ってこない気がするからだ。 しかしつくづく残念なことはひとつ。映画版のタイトルが「オデッセイ」なんて、ホンダのズングリムックリの車と同じにしてしまったことだ。おかげで、映画のポスターの画像を探そうとすると、車ばっかり出てくる。無理に邦題を付けるなら「十五少年漂流記」並の放題がつけられなかったのか。映画の邦題担当者は、一生呪われてしかるべきである。

    2
    投稿日: 2017.06.20
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    下巻。 宇宙開発に関わるいろんな人が国を超えて協力しようぜ! という未来に前向きなのが、ロッデンベリー好きにはとてもとても嬉しい。 次々おそいかかるトラブルが、なんとなくわざとらしくても見なかったことにして読み進めることに。 それにしてもマット・デイモンってしょっちゅう救出される側になっていますけど、ほんとこの人1人救出にトータル何億ドルかかってるんでしょうね。おもしろい。 火星クルーが作戦失敗した時、体が小さく若い女の子を1人残すことにするってのが一番心に刺さった。その子がどうやって地球にたどり着くまで生き残るのか。そうせざるをえないのはわかっているけれど、人が生きるっていうのはそのくらい残酷で恐ろしいことで、これが現実だと。 それを踏まえてでも、未来はきっと明るいと信じたい自分がいます。

    1
    投稿日: 2017.05.10
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    映画でてんかいを知ってしまったからか、まのびしてる感が否めなかった。クライマックスの演出は映画の方が好み。

    0
    投稿日: 2017.04.10
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    アンディ・ウィアー『火星の人(下)』ハヤカワ文庫。 映画『オデッセイ』原作の火星サバイバルSF。ついに下巻へと突入。 主人公のマーク・ワトニーを次々と襲う苦難。アレス4のMAVが待つスキャパレリまでの生死を賭けた旅は続く…そして、NASAも全力でワトニー救出のための作戦を決行する。 深刻なテーマでありながら、最後まで安心して楽しめたのは過酷な運命に向き合いながらも、主人公のマーク・ワトニーのユーモアを持って乗り越えていく精神力に共感するからなのだろう。 そう言う意味では本書はビジネスの参考書という見方も出来るのかも知れない。危機管理のあり方、問題への対応力、目標に向かう工程表管理と非常に参考になるところが多い。

    11
    投稿日: 2017.04.08
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    SF。映画『オデッセイ』原作。映画は未視聴。 火星でサバイバルをするだけのストーリーが、何故こんなに面白いのか? 主人公ワトニーのキャラクターが非常に魅力的。彼が生き残ることができた一番の理由は、明るくユーモア溢れる性格のおかげだろう。 次々とハプニングが起きては、ことごとく解決していく展開で、上下巻通してサスペンスフル。 最終的には上手くいくんだろうと気楽に楽しめたが、じっくり考えて読むと、あまりに恐ろしい計画や事件も多々あり、宇宙の厳しさをしっかりと描いている。第19章、探査機プロジェクト失敗の場合、ヨハンセンが生き残るプランを理解できた時は鳥肌がたった。 主人公に感情移入し、素晴らしい感動と共に読了。間違いなく傑作。 小川一水の短編「漂った男」(『老ヴォールの惑星』収録)を思い出した。惑星サバイバルという点で近い設定。こちらも傑作。オススメ。

    1
    投稿日: 2017.03.15
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    上下巻読了! もう、めちゃくちゃ面白かった!!! 専門的な用語も火星の知識も知らないまま読み始めたけれど、ほとんどが主人公マーク・ワトニーの一人称視点で進められる本作はSF初心者の自分でも楽しんで読むことができました。 1人の宇宙飛行士を救出するためにNASAをはじめとする世界中の人々が手を差し伸べ、あらゆる知恵と技術を振り絞る約1年半の物語。読者も気付けばワトニーの生還を手に汗握って願う人類の1人。一気にヒートアップ(色んな意味で)する最終章の展開にはドキドキが止まらない…!! 次々に襲いかかるアクシデントの数々を全て科学的に説明して解決してくれる。フィクションだけど、この物語には偶然だとか奇跡だなんて曖昧な言葉は使われない。緻密で現実的な理論とプロットがこの作品に完璧なリアリティを生み出しているからこそ、物語にのめり込むことが出来るし、登場人物たちの焦りや喜びにも共感することが出来るのだと思いました。 そのほか、ワトニーの前向きな思考と不意に現れるユーモアセンスが最高で、深刻な状況のはずなのについつい笑ってしまう。そんなワトニーの人柄が大好きになりました^^*

    1
    投稿日: 2017.03.07
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    ワトニーの独り語りで始まるこの導入部分で、がっしり心捕まれた。 舞台は火星。絶望的な状況でとにかく明るいワトニー。私の中でワトニーがんばれの大合唱。現実味ある深刻さの中にクスリとした笑いと熱い人間ドラマ。 原作が面白いと映画化されてもあまり映画の方はみないのだが、これはぜひみてみたい。 文章では(私には)わかりづらかった機械トラブルも、映像でみればよりリアルに危機感が迫ってくることだろう。 ワトニー役には私なりに好みと要望もあるが、マット・デイモン嫌いではないのでまぁ良し。 ただジェイソン・ボーンなので不安要素は可愛いげの部分と、逆境得意すぎるところ。

    0
    投稿日: 2016.12.14
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    下巻も事件続発。 今度はワトニーの同僚たち、火星探査船のメンバーたちも活躍する。 NASAが宇宙船、ヘルメスにサプライを届けるためにとった手段も驚き。 ここで登場するのがロシアではなく、今や中国なのだ。 火星に引き返したヘルメスの、ワトニー「回収」までの最後の奮闘も、目が離せない。 最後までハラハラさせられどおしだった。

    0
    投稿日: 2016.08.21
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    【富岡学生課長】 火星探査のプロジェクトに参加していた主人公マーク・ワトニーは、猛烈な砂嵐に見舞われ、一人だけ事故に遭遇してしまう。クルーたちは、懸命に彼を捜索したが見つからず、結局、死亡したとみなし、火星を去ってしまう。しかし、マークは生きていた!通信機も壊れ、地球との通信も断絶する一方、地球ではマークが生きているとは考えていないので、救出プロジェクトが立ち上がる可能性はゼロという極限状況の中で、次回の火星探査プロジェクト(四年後!)が来るまで諦めずに生き延びようとする。メカニカル・エンジニアでもあり植物学者でもあるマークは、知力と経験をフルに活用して生きていくため、あらゆる「見積もり」を行うのでした。この「見積もり」の過程が、日記風に綴られます。そして、そこには、悲壮感や絶望感はなく、時にはユーモアを交え、「今生きている状況を目一杯楽しもう」という意思や気概が感じられます。学生のみなさんが将来、エンジニアとして、限られた資源や環境の中で、課題を克服しなければいけない状況に直面した際は、そういえばこんなSFがあったっけと思いだしてもらえれば幸いです。

    0
    投稿日: 2016.07.26
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    面白かった。主人公が火星に取り残されて絶望的な状況でも、ユーモアを忘れずに前向きに取り組んでいるからだろう。久しぶりに読んだSF小説ですごい当たり。次作も楽しみ。

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    投稿日: 2016.07.10
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    ハブのキャンパスが過度の使用により劣化して裂けたとか(結果エアロックが吹っ飛んだ)、息を吐き出すときに含まれている酸素を失念していたとか、過電流が流れて、通信がダメになったとか、全部科学的な根拠に基づく不都合。そしてそれに対応するマークも、科学的根拠に基づき行動して不具合をクリアしていく。マークのユーモアセンスと、孤独な環境に置かれてもめげない精神力には脱帽だけど、そしてマークが植物学者であり、エンジニアであることがこの物語のミソだと思うけど、それを前提としても、事実としてありえるかもと思うほど、客観的に書かれている。過度に、恐怖をあおるような出来事(彗星の衝突とか)もなければ、パニックに陥いるような感情の起伏とかもない。だけど、物語全体を通すと非常に面白く、感動し、爽やかさすら覚える。映画はコンパクトにまとめられているが、ビジュアルで火星の様子を見ることができ、書籍と映画の両方を見れば、より理解が深まると思う。

    0
    投稿日: 2016.06.15
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    原題のThe Martianというのは火星人という意味らしい。だから「火星の人」というのは、スペースオペラっぽい感じのする日本での映画化名「オデッセイ」よりよほど原題に忠実なのだが、「火宅の人」や「家裁の人」を連想させることを意図的に狙ったみたいで、心なしか違和感。 それはそうと、作品は面白かった。ゼログラビティも面白かったが、終始泣きわめいてばかりいるサンドラ・ブロックより、いつも冷静でユーモアたっぷりのワトニーの方が好感が持てる。 大事な時におちゃらけてしまうワトニーがお茶目でかわいい。

    0
    投稿日: 2016.06.13
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    映画「オデッセイ」の原作。主人公がひたすらポジティブ&メンタルの強さが半端ない。 ディスコのくだりが笑ってしまったが、映画版でも再現されているとのこと。未見なのでチェックしたい。

    0
    投稿日: 2016.06.10
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    映画オデッセイの原作。オデッセイ観たかった!と言うわけで本から読みました。 ワトニーかっこいい。ユーモアはどんな時でも大事。 あとがきの、この本のデビューの経緯もステキ!オタク万歳!

    0
    投稿日: 2016.05.31
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    主人公のマーク・ワトニーの超人的な意思の強さに脱帽です。最悪の状態と日頃口にすることが多い我々の「最悪」とは、ワトニー置かれた状態に比べると、毛の先の程でもないということになります。彼は、火星でたった一人になったのですから‥ 同僚の宇宙飛行士たちと移動中に、砂嵐に巻き込まれ吹き飛ばされ怪我を負うという事故に遭い、死んだと思われて結果的に置き去りにされたのです。 ワトニーのブログ形式(口調は軽々しい感じ)が大半を占めるこの小説ですが、そのために彼の心の動きや思考回路が手に取るように分かります。彼はこんな状況下でも冷静になおかつ、大胆に自分に出来ることを考え生きるため、助かるための方策を考え抜きます。 作者はかなりの宇宙オタクと思われるので、物理学や化学、生物学など専門的な知識を駆使する場面満載です。陰謀が渦巻くなどの悪の要素が登場する場面など一切なし、きっちり計算尽くした科学的現象を繋いで危機的状況が描かれているので、表現は軽いけど内容はハード。この内容をすっかり理解して読んでいる人は何人いるんだろうなあと思いながら読みました。何となくの理解でも読み通せたのは、主人公を初めとする宇宙飛行士たちのそのマインドに共感できたからです。どんなに危機的状況でも、前向きにどこかに楽しみを見出しながらベストを尽くす。ユーモアを発揮するのは大変な時だからこそ尚のことだと思いました。

    0
    投稿日: 2016.05.04
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    アイリスの打ち上げ失敗から中国航天局の登場、「プロジェクト・エルロンド」の立ち上げ、そして重要なヒントを伝えたリッチの活躍など、映画で言えばクライマックスから始まる下巻だけど、マークがハブからMAVに向かうまでがかなり詳細に描かれていて、映画で描かれなかった部分も補えた。スター・トレック、指輪物語、アイアンマンとネタもたっぷりだし、ダクトテープの最強っぷりにもにやける。そしてルイス船長がちゃんとボウイの「Life on Mars?」を持ってきてたのがよかったなあ(映画ではStarmanが流れたけど)

    0
    投稿日: 2016.04.30
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    火星での様子が細かく書かれていて読んでてあきなかった。何よりワトニーのジョークが最高。何度も笑わせてもらいました。

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    投稿日: 2016.04.24
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    映画を観た後に小説を読みましたが、カットされているエピソードが多く楽しく読めました。 スキャパレリまでの旅程は読んでてワクワクしっぱなしでした。

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    投稿日: 2016.04.12
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    とても良かった。 他の方のレビューにあるように、悪い奴が出てこなく、みんなが協力的でユーモアがあり楽しめた。 専門用語が満載で、イメージしづらい場面も多々あったが その部分を流し読みしても楽しめました。 訳も読みやすく、登場人物のキャラクターがそれぞれステキでした。 映画の公開は終わってしまったようなので、DVDが出たらぜひ鑑賞して、さらに内容を深く楽しみたいです。 ただ、訳の中で一点、「おとがい」ってのに違和感が…。

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    投稿日: 2016.04.05
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    火星に取り残されても地球帰還に向けて知識をフル動員するワトニー。順調に作業が進んで見事に地球に帰還!となっても充分楽しめるストーリーなのに、アクシデントが幾つも用意されている。 よくまぁそこまで考えるなと著者の知識の豊富さと意地悪さ(笑)に感心しつつも面白いストーリーでした。

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    投稿日: 2016.03.31
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    上巻に続き、さらにこれでもかと次々に試練が待っていた。火星でのマーク一人での奮闘に続き、最後はクルーの奇想天外な捨て身のプラン。 まあ、誰かひとりでも死んでしまったら物語にならないだろうと思っていたので、成功して終わると信じて安心して読んではいたが、最後は世界中が祈る中、大感動で終わる。 あり得そうなことを純粋に細かく科学的に書いているのがキモだと思う。 翻訳物はあまり好きではないのだが、これは主人公の話し方も気にならず、別格であり、大変おもしろかった。

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    投稿日: 2016.03.31
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    火星に一人取り残されたマーク・ワトニーは、すぐさま生きのびる手立てを考え始めた。居住施設や探査車は無事だが、残された食料では次の探査隊が到着する4年後まで生き延びることは不可能だ。彼は不毛の地で食物を栽培すべく対策を編み出していく。一方、マークの生存を確認したNASAは国家を挙げてのプロジェクトを発動させた。様々な試行錯誤の末、NASAが編み出した方策とは?宇宙開発新時代の傑作サバイバルSF。(裏表紙より) 物事に真剣に取り組むためには、いかに危機感があるかがすごく大事なんだなと思うことが多い今日この頃。今作品の主人公はその究極です。

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    投稿日: 2016.03.13
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    アンディ・ウィアーの火星の人を読みました。 宇宙飛行士マーク・ワトニーは火星での活動中に砂嵐にあって吹き飛ばされてしまいます。 ワトニーは生命反応がなくなってしまったため、同僚たちは彼が死んでしまったと考え、泣く泣く地球への帰路についてしまいます。 ところが、彼は運良く生き延びることが出来ていたのでした。 火星に取り残されてしまったワトニーは残された宇宙船を改造して次の火星探検の宇宙船が来るまで生き延びることを考えます。 絶望的な状況でも知恵と勇気を持って可能性を探っていくワトニーの行動が描かれています。 どんな状況でもユーモアを忘れないしなやかな性格のワトニーの行動に惹きつけられます。

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    投稿日: 2016.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    マーク・ワトニーは火星探査隊アレス3のクルーの一人でエンジニア/植物学者。 火星に降り立って作業を開始するも、6日目に猛烈な砂嵐に見舞われてチームはミッションを中止し、帰還することになる。しかし、宇宙船に搭乗する直前、彼は飛んできたケーブルに直撃されて失神して砂に埋まり、死亡したと勘違いした他のクルーはマーク一人を火星に残して地球へ向かってしまう。 マークは意識を回復するとハブ(居住スペースらしい)に戻り何とか迎えが来るまで生き延びようと考える。しかし次のアレス4が来るまでは何年も後、水も食糧も全く足らない。アンテナ類は壊れて通信はできず、地球に自分の生存を知らせる術もない。 マークは知恵を働かせて火星の砂を植物が育つように改良し、たった8個のジャガイモ(生きている状態の植物がそれしかなかったよう)を栽培することにした。水も全く足りないので、水素や酸素から作り出すことに。 そうして様々な障害を乗り越えて生き延びていく。 数ヶ月後、NASAでも火星の衛星写真からマークが生きているらしいことを知り、何とか救出しようと知恵を絞り始めた。 これは面白い! です! 無人島のサバイバル小説が宇宙版になった感じかな。 SFってラストがとても悲しいことになるのが多い気がするのだけれど、これはハリウッドで映画化したというので買ってみました。ハリウッドの映画ならきっとハッピーエンドだと思ったので。 私は理系のことは全くわからないから、化学のことはチンプンカンプンで、猛毒のヒドラジンから水素を作るなんてよくわからないけれど、そういうことは脇に置いておいてもとっても面白いです。 昔火星に着陸したパスファインダーまで無線機を取りに往復の旅したり、最後は宇宙に出るために次のアレス4のために着陸させてあったロケットまで3200キロ走破したり。 もう、危険な冒険のオンパレードです。 それにキャラがいいです、マークだけじゃなくてNASAの技術者やマークが生きていたことを知ったクルーとか、みんながマーク救出のために自分の身を削り、時には命の危険さえも顧みずに行動します。 これはやっぱり、映画も観に行くべきかなあ。。。観たいな。 でも本を先に読んでストーリー分かってしまったし……どうしよう。

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    投稿日: 2016.02.14
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    (前編からつづき)日記形式中心で進んでいきます。 エイリアンも出てこない戦闘機も出てこない…という、リアルなSFはゼログラビティとも共通。科学や力学などに沿ったものも多く、専門用語も多いのでSFにある程度知識があるとより理解しやすいかもしれません。 とにかく、いろいろな局面(ほとんどが絶望的な状況)で知恵をしぼりだしていく主人公たちの姿は見習いたいです。映画化されるようですが、1回で見てしまうのはもったいない。楽しみながら読む作品だと思うのでぜひ鑑賞前に読む事をおすすめします。

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    投稿日: 2016.02.02
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    読了。今映画館で上映中のプロメテウスの原作。火星に一人残されてしまう宇宙飛行士がどのようにして生き延びていくのかというSF小説。上下巻次から次に無理難題が降りかかると共に人と会話ができないことのもどかしさ、閉塞感が凄い。満足!是非映画も見たい!

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    投稿日: 2016.01.09
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    SFものって、初めて読んだかも。 インターステラーを見て以来、宇宙映画が気になって仕方なく、映画をやるから原作を読んでみました。 構成が本というより、記録というより、映画っぽいなという印象。 ハプニングがくどくないところが好ましい。

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    投稿日: 2015.12.25