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金の角持つ子どもたち
金の角持つ子どもたち
藤岡陽子/集英社
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総合評価

317件)
4.3
151
113
36
6
0
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    まだ成長段階の中学生、色々な事情があって中学受験をする。 親として自分の子供が目指すと言ったらどんな反応をするのかなって考えてしまった。たくさんの人に支えられ、なにより自分自身が本気で向かっていく特別な期間。 合格してもしなくてもこれからの人生の糧になるだろう。金の角が生えていれば大丈夫。

    1
    投稿日: 2026.01.23
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    ジャンプ連載かとおもった。 それくらいアツさが凄かった。 受験って凄いドラマだなぁ… 年齢が若ければ若いほど挑戦の意味は大きくなるけど、年取れば取るほど大きくなるのもまたそう。

    0
    投稿日: 2026.01.21
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    難聴はどう考えても兄のせいではないのに、最初から最後までそれを軸に進んでいくのが受け入れ難い。 夏合宿で同じ机になった少年、意味ありげに登場しながら結局触れられず、何だったのか。

    0
    投稿日: 2026.01.20
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    中学受験生だった子供の模試や過去問で目にして、続きが気になっていたので一気読み。今の中学受験は本当に子供たちにとって過酷でもあり、それぞれの子どもや家族の物語があることを受験に関わってみて初めて知って、それを思い出しながら読みました。子供たち、塾の先生、それぞれの家族、みんな応援したくなるし、みんなに希望が見えて元気の出る本。がんばれって思うし、がんばろうって思う。金の角が生えるくらいに何かに真剣に生きている人は輝いて見える。

    7
    投稿日: 2026.01.15
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    半数近くが中学受験をする地域で、我が子は中学受験をしなかったのですが、、主人公の真っ直ぐに頑張る姿に感動して何回も泣きました。 実際は、親に言われるがまま受験している子が多いですが、主人公のように精神年齢が高くて、目的意識のある子は、中学受験に向いていると思います。 ただ、不合格が精神的に大きな傷になったり、せっかく合格した中高一貫校に馴染めず不登校になったり、燃え尽きて入学後勉強しなくなったり、、と良く聞く話で。 結婚と一緒で、受験はゴールじゃなくて、スタートラインに立つことだって、夢への通過地点だって教えてあげることが大人の責任だなと思います。この本の感想じゃなくて、自論になっちゃったけど。

    8
    投稿日: 2026.01.12
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    今年、最後に最高の本を読ませていただきました! この本のストーリーのシチュエーションも今時期かと思われます。 中学受験に関わる、本人と家族と塾講師の3人のお話し。 本の帯に書かれている、中学受験する少年の秘密が大変気になり、一気読みしました。 秘密。12歳の男の子がそんなにも思い詰める秘め事が本当に読んでいて辛かった。 大人のコソコソ話、嫌だなぁと心底思う。 お母さんも、凄い! 子供の頑張りの影響で、大人になってから勉強して資格取得しようと思うのだから。 子供の教育は、親も一緒に学ばされる場なんですね! 塾講師の加地先生も素敵! ウチの息子たちも高校受験でお世話になってますが、高校卒業しても、いまだに相談ややり取りする関係で、まさに、同じ! 一緒に話を聞いて相談に乗ってくれるなんて人生救われます。 最後の話の流れから、続編が『僕たち我慢している』につながるのかなぁと勝手に思いながら、読ませていただきます^_^

    12
    投稿日: 2025.12.30
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    中学受験に挑む1年ほどの期間を、親・子・塾の講師目線で描いています。中学受験はしたことがないし、子を持つ親というわけでもないので、深い感慨もなく読み始めましたが、こんなに胸に響くとは。。 子どものエネルギーに感化されて、親も塾講師もみんなが一丸となっていく様子が、ドラマチックでした。現実ではこうはいかないのでしょうが、たまにはこんな小説も心が浄化されるようでいいと思います。 受験の考え方として、合否に関係なく、過程として努力できた自分が残るという考えが好きです。大人になって、努力できるというのはなによりも得難い才能だと実感する日々です。 これは蛇足ですが、小中高となんの有り難みもなく塾に通っていました。その当時通っていた塾の費用を調べて驚愕しました。こんな金額を特に裕福でもないのに、恩着せがましさなく払ってくれていたのかと思うと。。親って、偉大です。

    31
    投稿日: 2025.12.18
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    これ以上できないくらい努力する姿に素直に感動した。それほどがんばれたことが自分にあったのか考えると、自信がない。 できなかったことができるようになる嬉しさ、本当に一生懸命に頑張ることで頑張りを見てくれた周囲も変えていく、そんな姿に勇気をもらったし、忘れかけていた気持ちを思い出させてくれた。 自分もかんばりたい、もっと一生懸命になりたい、と思わせてくれる本でした。

    3
    投稿日: 2025.12.07
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    一人の少年の中受という一つの出来事をいろんな登場人物の視点で描く 中学受験レベルの小説でありがちな構成(朝日奈あすかさんとか)だが、心温まる小説だった モデルの学校は筑駒かな 病気系の描写が妙にリアルなあたり、作者は医療系の経験もしくは知識がある気がする。たしかデビュー作も看護師の話だったし。

    1
    投稿日: 2025.12.04
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    中学受験をするために塾に通う子どもの話か、それならあまりそそられないなと最初は思ったのだが、読み進めていくうちに、とんでもなく深くて広くてあったかくて心の奥深くまで浸透してくる物語だった。 藤岡陽子さんは何を題材にしてもすごいレベルで読ませてくれる。 俊介は12歳にして、親にも言えないものを心に抱えていて、自分を許せないから、生き方を変えたいから難関中学の受験をしたいと塾の講師の加地にだけ打ち明ける。 俊介が葛藤しながら成長していく姿は、もはや12歳には見えず、こんな子たちが日本を背負って立ってくれたら、まだまだ日本もまんざらではないなと思った。 三章は加地先生の視点で描かれているが、加地先生もすごい。 今の子供たちが社会に出るときには、もっと厳しい状況にある、この社会を生きていくための武器を持たせてやりたいと言う。 勉強で身につく力は仕事をしていく上で必ず役に立つ、極限まで努力し続けた子どもたちには金の角が見える、角は子どもたちが自分で手にした武器だ、これからの人生で守ってくれると語る。 加地先生は、社会に適応できない弟と暮らし面倒を見ている。 そのために付き合っていた彼女とも別れて、自分の全てを賭けても弟の失われた時間を取り戻したいと考えてる。 加地先生には、自分の幸せも取り戻してほしい。 藤岡陽子さんに、加地先生の続きの物語、書いてほしいなあ。

    23
    投稿日: 2025.12.01
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    この作品を読みながら、登場する子どもたちのまっすぐな努力や、ひたむきに「わかろう」とする姿勢に胸を打たれました。 自分もあの頃、あれほど勉強に向き合えていたら、もっと違う見方ができる人間になれていたのかもしれない——そんな小さな悔しさと羨ましさが込み上げてきました。 でも同時に、彼らの眩しいほどの成長を目の当たりにして、今の自分にもまだ視野を広げていける余白があるんだと気づかされました。

    25
    投稿日: 2025.11.30
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    自分を変えることができるのは自分だけで、変わることができれば、自分はできるんだという自信になる。 息子の人生は息子が決めればいいが、 自信はず自分の人生を支えてくれることだと思う。そういうことを感じてもらえると嬉しいし、自分もそういう人生にしたいと思う。 改めて、人は人に向き合う仕事がしたくて、できるならば純粋で、未来のある子供を相手にしたいと改めて感じた本だった。

    1
    投稿日: 2025.11.30
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    啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50242607 他校地の本の取り寄せも可能です

    0
    投稿日: 2025.11.11
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    中学受験のお話。 第一章は親、第二章は子、第三章は塾の先生の目線でそれぞれ描かれています。 第二章に入って、面白さが急加速。受験勉強の大変さだけでなく、勉強をする楽しさや俊介の頑張り、それを支える両親や先生の気持ちに触れて、最後は涙。 『感動の長編』と紹介されていたのは本当でした。 中学受験ではありませんが、今まさに勉強を頑張っている我が子にも勧めました。

    16
    投稿日: 2025.11.01
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    積んであった(笑) 本屋で買いそうになってた(笑) この本棚確認して買わずに帰ってきました。 中学受験のお話なんだけど、そんな単純な事ではなくて。 努力できると言うこと。 人は挑むことで自分を変えることができる。 素敵な言葉達に支えられる気がした物語でした。 親、子供、塾講師 3者3様に凄まじいものを心に秘めていて決して消えないもので。それでも、変わりたい、何ものかになりたい、やりたい事のためにひたすら努力する。 なかなか報われる道は遠くても。 私も流されずにきちんとしようと思った

    35
    投稿日: 2025.10.28
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    中学受験のお話を、こんなに泣きながら読むことになるなんて思わなかった。 個人的な中学受験のイメージは、「裕福な家のご子息がエリートコースに乗るための、ショートカット的なシステム」という印象を持っていた。 でも本書を読んで、まだ小学生の子供達が、志望校を目指してひたすらに努力する様子は、込み上げてくるものがあり、自分にとっての中学受験のイメージががらりと変わった。 ただでさえ子供達の努力に感動する内容の中、特に俊介は、自分の夢の為というよりも、妹のため、自分の苦しみの解決方法として、最難関中学の合格を目指す。 塾に通うため、生活面も経済面も負担をかけて、家族が協力してくれていることを理解しているが故に、努力の度合いが尋常ではない。 小学生の男の子が、こんなに多くのことを抱え込み、ひたすらに努力してる様子は、彼がどれだけ優しく良い子であるのかが滲み出ていて、そのことにも胸を打たれる。 俊介の母親や加地先生など、支えてくれる大人も、抱えるものがありながら、その経験から全力で応援する優しさにも泣けてくる。 中学受験を通して、挑戦することや、努力することの尊さに気付かされる内容だった。

    4
    投稿日: 2025.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    受験という題材で縁がないし、あまり興味はなかったけれど、おススメしてくれた方がいたので、読んでみたら、手が止まらずに一気に読んでしまった。目頭を熱くしながら。 あらすじにある通り”人は挑むことで自分を変えることができる”ということを、中学受験を通して描いていて、子どもの頑張る姿で、まわりの大人たちにも変化していく様もとても良かった。 私は勉強ができなくても、好きなことに没頭できれば良いという環境だったけれど、好きなことをするにも、知恵や知識は必要だし、諦めないこと、やれば伸びること、自分の能力を知っていくことの体験は武器になる。 目標を達成するには、勉強が必要ないなんてことはないのだ。当たり前だけど。 頑張っている人を頑張っている子を無意識に邪魔しないで、応援できる大人でありたい。そして、人の本気は美しい。

    1
    投稿日: 2025.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人は挑むことで自分を変えることができる。 じわっと目が熱くなった。突然サッカーを辞めて中学受験をしたいと言い出した俊介に父も母も戸惑う。最難関を目指すと言い出した俊介の夢とは——。 きょうだい児は我慢したり聞き分けがよかったりするとはいうが、俊介の背負うものは大きかった。でも頑張れるならいいのかもしれない。俊介によかったのは、母も一緒に挑んでくれたこと。夫を説得し、義母に逆らい、新たな夢を見つけた。そして塾の加地先生がよかった。信念を持って挑み続けている人。勉強しなくていい人なんていないのだ。後悔をそのままにしない加地先生。 中学受験の経験者としては、加地先生が美乃里にした頼みごとが心に迫った。中学受験ができるのは、恵まれていることだ。だからそれを忘れたくない。同じ境遇の人となら上手くやれる、だけでなく、もっと広く世界を広げなくては。

    1
    投稿日: 2025.10.10
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    よかった。 勉強とは、知らないことを知る嬉しさを知ること、問題を解く力をつけること。テスト問題ではなく生きる上での問題も含めて。そして明日を生きる力を身につけること。 Pアカに通う子どもは意識ある子どもたちで、塾講師たちはそんな子どもたちを相手にできるからだとしても、勉強を教えられるのは今は学校ではなく塾なのかもしれないと思った。 先生たちにとって、今の学校は窮屈な場所のような気がする。

    1
    投稿日: 2025.10.09
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    中受生の母。 中学受験には、意味がある。 どんな意味があるのか、気づくことができました。 毎日勉強をがんばっているけど、なかなか届かない子どもをあらためて全力で応援したい。 中受に立ち向かう子を持つ、悩める親御さん、ぜひご一読を。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    中学校受験を決意した、受験までわずか1年しかない少年のお話し。 母親や少年本人、塾講師、それぞれの視点から物語が進んでいく。 それぞれ自分の過去を引きずっているが、受験を通して、ぞれぞれ前を向く力を得る。 自分は母親の立場だが、年齢や子育てを言い訳にして、挑戦することやそれに向かって努力することをやめていたが、幾つになってもやりたい事に挑戦してもいいと思えた。 とても面白かったので、落ち込んだときなど定期的に読み返したいと思える小説だった。

    1
    投稿日: 2025.10.04
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    俊介が主人公だけど、これは予備校塾の話である。 塾講師と小学生達の本気の戦いの話…! それをよく思わないのがまさかの担任だったり、親や親戚だったり、同級生だったり…意外と多い。 そうか〜そりゃ俊介みたいに意識が強い子供はそうそういないから、親がやらせてるって思われちゃうな。 でも、違うんだね。全然、違う。 全く知る機会のなかったこと、新しい世界を私たちに教えてくれてありがとうございます、藤岡氏! 読むだけなのに、いつもじわじわ広がる充実感を与えてくれる素晴らしい小説家さんですね。

    19
    投稿日: 2025.09.27
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    中学受験のイメージは?と聞かれたら私はある程度お金があるお家が良い人生設計のために子どもを行かせると答えるだろう 確かにそれもあるかもしれない だけど、俊介の家は違った彼の持っている夢や苦悩は子どもだからと侮ってはいけないほどのものを背負って中学受験に挑んでいた 塾は勉強を教えるだけだと思っていたが、知らないことを知る楽しさを知るというフレーズを聞いて私のイメージを少し変化させるべきなのかもと思った

    10
    投稿日: 2025.09.27
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    小学6年生、受験真っ只中の息子に重ねて読了。 こんなに志は高くないが、頑張る子どもが主人公だとこんなにも涙が出るものか、、、

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    中学入試に挑む小6の俊介と彼を取り巻く家族や大人たちの物語。 熾烈な中学入試の様子に、世の中にはこんなにハードな日々を送っている小学生がいるんだと、心が苦しくなる自分と、早くからひたむきに勉強にむかえて、知ることの楽しさを勉強の中で感じられて、うらやましく思う自分がいた。 そして彼らを厳しくも応援している塾講師(加地先生)の存在。子どもたちの頭から生える金の角が彼には見える。 50になるけど、私も金の角が生えるように勉強しよう

    0
    投稿日: 2025.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サッカー一筋だった俊介がとあるきっかけから中学受験を目指す小説。 俊介の母、俊介、俊介が通う塾講師の加地 それぞれの視点から構成されている1年間 家庭の事情から自分が夢を抱くことを諦めていた俊介の母が、俊介の夢を応援しようと父や義母に真っ向から立ち向かうところ、そして自分の夢を見つけ俊介と共に夢に向かって進み始めるところがよかった。 俊介が受験をしたいと思ったきっかけ、妹に対して長年抱えてきた思い…そしてそれを解放してくれる加地先生の言葉もよかった。 そして、第3章は涙なくして読めなかった 加地先生の過去、そして生徒たちに対する思い… 受験直前に俊介を送り出す際にかける言葉もよかった。 自分が受験した時の気持ち、夢に向かって頑張りたい気持ちを思い出し、苦しかったり嬉しかったりした感覚が甦った。

    0
    投稿日: 2025.09.15
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    「翼の翼」で中学受験ものにはまり、こちらも。 私はこっちのほうが、親としての感情移入が少なく穏やかに読めた。「翼の翼」は親子で受験に向かう話であるのに対してこちらは、友達や先生と受験に向かうイメージ。

    2
    投稿日: 2025.09.07
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    ○本のタイトル『金の角持つ子どもたち』 ○著者名 藤岡陽子(ふじおかようこ) ○カバーデザイン 高橋健二(テラエンジン) ○イラストレーション 合田里美 ○出版社 集英社 ○ジャンル 青春小説 ○入手方法 図書館+中古購入 ◯どんな本? 中学受験に挑む少年の奮闘が描れた感動的な物語。 夢に向かって全力で取り組む姿を通じて、努力の大切さと家族の絆を感じさせてくれる一冊です。 ――――――――――――― (主な登場人物の魅力や特徴) ○戸田俊介(とだしゅんすけ) ・主人公 ・サッカーのクラブチームに5~11歳所属 ・サッカーをやめて中学受験したい! ・美音の兄 ・日本最難関の中学を志望 ・サッカーで培った根性をもつ ○戸田菜月(とだなつき) ・俊介と美音の母親 ・24歳のとき同い年の浩一と結婚 ・子供の世話が上手 ○戸田美音(とだみおん) ・菜月と浩一の娘で、俊介の妹 ・先天性の難聴 ・手話は得意だが、口話が苦手 ・家族想い ○穂村倫太郎(ほむらりんたろう) ・俊介と同じサッカーチームを退団 ・俊介と同じ塾に通い共に中学受験に挑む ・わりと頑固な性格 ○加地将士(かじまさし) ・塾の六年生担当 ・数学 ・弟がいる ・理知的な雰囲気をもつ ―――――――――――――― (舞台や世界観) 中学受験に挑む小6の俊介を中心に展開される物語。 彼はサッカーから離れ、夢に向かって全力で取り組む決意を固める。 俊介だけでなく、彼の周りの人たちも、それぞれの責任や希望を持ち、自分を変えるための奮闘が描かれている。 感動と成長の物語が、あなたを魅了することだろう。 ―――――――――――――― (ページをめくりたくなる展開) この物語の主人公は小六の俊介だ。彼は特別なある目的を持って中学受験を希望している。 俊介の努力や苦難が描かれた感動的なストーリーが展開される。 各章では、俊介、俊介の母親や塾の先生など、異なる登場人物の視点から物語が進むので、飽きずに読み進められる。 登場人物たちが抱える過去の後悔が、今の彼らを動かす原動力に…… それぞれが、人生をやり直そうと前向きに取り組む姿には、心を打たれる。 一生懸命に努力する人の美しさ、この熱い思いにあなたも共感し、何かしらの勇気をもらえるはずだ。 受験に関係ない人でも楽しめる内容なので、この作品は絶対に読む価値があると自信をもっておすすめする! ――――――――――――― (ひとこと) わが娘もいずれは、高校受験を迎えるので、この作品はとても参考になりました。 目標に向かって一生懸命頑張る姿は素晴らしい。 その考え方は受験だけでなく、さまざまな場面でも活かせますよね。 私も何かに挑戦したくなりました! さらに、ハッとするような文章がたくさんあり、とてもプラスになりました。 この作品を読んで良かったと感じています。 おすすめです!

    25
    投稿日: 2025.09.06
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    サッカーでの挑戦を諦め、新たに中学受験に挑む主人公。その挑戦を、自分を押し殺してきた過去と重ねながら直向きに応援し、やがて自らも挑戦をはじめる母の姿に深く感動しました。 特に心に残ったのは登場する塾講師の考え方です。たとえ望む結果にならなくても、一心不乱に努力した経験やその過程で得た学びは決して無駄にはならず、子供たちに生きる強さを与えてくれるという考え方は、結果は勿論重要ですがそれが全てではないという中学受験の別の側面を教えてくれました。 努力と成功を直結させるとどうしても挑戦は怖さばかりが目立ってしまいますが、その間に「成長」というクッションを挟むことで、挑戦するという選択肢を選びやすくなりそうです。 自分自身は勿論のこと、これから大きくなり受験に挑戦するかもしれない子供との接し方にも活かしたいと思います。

    70
    投稿日: 2025.08.24
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    中学受験を舞台に、その親、本人、塾講師の視点からなる3部構成。受験期独特の空気感が蘇ってきた。受験云々ではなく、生きる武器として学力をつけること。あまり重要視されていないが、確かにそれで救われる子供は多いように思われる。まだ先があるからこそ嫌悪され、先で取り返しがつくからこそ挑戦できる中学受験。今何かを頑張っている人にも、頑張れなくて苦しい人にも読んで欲しい。その人の金の角が生えてくるきっかけをくれるかもしれない。

    2
    投稿日: 2025.08.21
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    挑戦すること。ものごとに対して真剣に向き合えば、良い結果にならなかったとしても得られるものは大きい。

    7
    投稿日: 2025.08.19
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    すっかりファンになりつつある、藤岡陽子さんの作品。自分も遅くから中学受験を始めたので、俊介の気持ちが分かるなーーーと思うところが多々。金の角、とても素敵な視点で、俊介と加地先生とのやり取りで何度か泣いてしまった。 小学校生活も半ばになると、自分の立ち位置や立ち回り方を、周りとの比較の中で子ども本人が認識できるようになってくる。中学受験は、そんな時期からでも、努力して自らの立ち位置を高められる分かりやすい標的なんだと思う。 勉強を始めてしばらくは自分との戦い。すなわち、やればやるだけ視界が開けるような、分かることの面白さに取り憑かれる絶対評価。一方、受験が見えてくると周囲との差分に気付き、相対評価の中でもがき苦しむことになる。受験を見据えて相対評価の中に身を置く時期の苦しさは6年生の子どもには余りあるきつさだよな、と思うけれど、あの年齢での受験を経てしか得られないものもあるのは確かだと思う。

    11
    投稿日: 2025.08.17
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    藤岡陽子さんの作品を初めて読みました。 全編にわたってジーンとする場面が多く、感動しました。 母親の視点、中学受験をする小学生の視点、塾講師の視点のいずれも、過去の後悔や出来事をバネに生き方を変え、前向きに進んでいくところが好きです。 頑張っている俊介を応援しながら、読み進めていました。

    56
    投稿日: 2025.08.16
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    中学受験がテーマの物語。 親、子供、塾講師目線で書かれた藤岡陽子さん、らしい前向きになれる作品。 母親、子供、塾講師の人間性が素晴らし過ぎて感動。 この本と出会う前は中学受験の必要性はないと考えてました。 もちろん、必要のない子が大半だと思う。 ですが、受験で得られるもの価値に同意。 周りより3年先に競争社会に参加する。 良い経験ですよね。 小学生の子を持つ人以外でも、オススメの一冊です。 中学受験って素敵だな〜

    4
    投稿日: 2025.08.15
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    中学受験がテーマの小説を初めて読んだ。12歳の子どもたちが辛く苦しい中、本気で勉強する熱意に触れて私も頑張らなきゃって思えた。塾講師や両親の支えにも感動。結果も大事だけど努力したその時間は絶対に力になる。何か目標に向かって頑張りたくなる。

    31
    投稿日: 2025.08.14
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    第一章 もう一度、ヨーイドン 戸田菜月の目線 サッカーの練習を終えて帰ってきた小学5年生の俊介は泣いていた。トレセンメンバーに選ばれなかった。 俊介は母の菜月に「サッカーは辞める」と言う。 菜月はそのことを仕事から帰宅した父の浩一に話す。 「なに言っているんだ。今回えらばらなかったくらいで。」「努力がたりないからだろう」 俊介は「中学受験がしたい」と言う。 浩一は「五歳か十一歳まで頑張ってきたのに、トレセンの選抜に落ちたくらいで逃げるなよ。お父さんをがっかりさせないでくれよ」 「選ばれなかったから逃げるわけじゃない。俺にはやりたいことがあるんだ」と俊介。 『親は子供に対して我慢強い人間が良いと思いがちだ。子供が辞めたいと言った時、我慢が足りないと決めつけてしまう。果たして親自身は忍耐強い人間になっているのだろか自問させられた』 菜月は自分の高校生の時の出来事を思い出す。 父の糖尿病が悪化して人工透析に通う事になり父は働けなくなり、母も付き添うために働けないから菜月に高校をやめて働いてと言われたことを。 「でも私、いま高校やめたら中卒になっちゃうよ」 「中卒の何が悪いの。お父ちゃんは中卒だけど、あんたと弟二人、ここまでちゃんと家族を養ってきたよ。学歴なんかくそくらえってね」 菜月は両親に押し切られるようにして高校を中退した。 担任の女性教師は家にまで来て両親を説得してくれたが両親は聞く耳を持たなかった。 『お金を稼ぐためだけであれば学歴は関係ないだろう。自分自身も仕事に学歴はあまり関係がないと思っているが、流石に子どもに学校を辞めて働いてとは言えない』 菜月は夢に向かう俊介の塾代を稼ぐために仕事を始める。 俊介の妹の美音は学校のあと学童保育所に預かってもらうことになる。妹の美音は生まれつき耳が聞こえない。 菜月が仕事から帰ると義母の光枝が来ていた。 「働きに出ている間、美音はどうしているの。さっき俊介に聞いたら、学童がどうとか言ってたけど。あの子の帰宅時間に間に合うようには、帰ってきているの」 「いえ、俊介の言う通り、美音は学童保育に通っていて、私が仕事を終えてから迎えに行っているんです」 光枝は菜月の言葉に目を剝くと「可哀そう」と首を横に振った。 「美音をほったらかしにしてまでパートに出なきゃいけないの?私はね、そもそも美音が普通の小学校に通う事も反対だったの。送り迎えやらが大変かもしれないでしょうけど、私は小学校もそのまま聾学校に入った方が美音のためになるんじゃないかって思ってたのよ。正直なところ、俊介の塾にお金がかかるんでしょう?だったら中学受験なんてしなきゃいいのよ。地元の中学で十分よ。美音にも俊介にも負担をかけて、そんな子育てをしていたら、あなた絶対後悔するわよ」 『光枝の言葉は美音と俊介を思っての言葉だが、美音と俊介の意思が入っていない。 親は子供の為と思って子ども行動につい口を出しがちだ。しかし子どもの意思が入っていない親の一人よがりになっていないか自問することが大事だと感じた』 第二章 自分史上最高の夏 戸田俊介の目線 俊介は東京で一番難しい東駒を受験をするためにPアカデミーの夏合宿に来ていた。同級生の倫太郎と一緒に。 倫太郎の受験動機は「限界まで頑張ればどこか違う場所に行けるって。努力はすれば、見たこととの無い景色に出合うことができる、生き方がかわるって」 実は兄も父も東駒だったからだと知る。 一方の俊介は音が聞こえない妹のために音を感じさせてやりたい。お母さんやお父さんの声。ピアニカの音。鶏や虫、動物の鳴き声。みんなと同じようにすべての音を感じることができたら、美音はどれだけ喜ぶだろう。科学者になって美音に音を感られるものを作ってやりたいと考えていた。 俊介は小学校の担任の豊田先生に呼び出された。豊田先生は「受験勉強に疲れていない」 「先生はね、夏休み明けに久しぶりに戸田くんと会って、なんか疲れているように見えたのよ。焦ってるっていうか。今日も難しそうなプリントやってたし、大変なのかなと思って」 「中学受験が悪いとは全然思ってないし、応援はしているのよ。でもね、先生の本当の気持ちはね・・・」 「みんなに、ここまで過酷な受験勉強をさせることに納得できないの。学校が終わって 塾に行ってたら、睡眠だったり、食事だったり、運動だったり、そういうことがおろそかになるでしょ?戸田くんはこの夏休み中にお友達と遊んだ?海やプールに行けた?」 「六年生の夏休みは人生でいちどきりしかない」 『人は年齢にあった行動をしていないとダメなのだろうか。それは周りと同じ行動は安心感を得られるからだと思う。親が子供に中学受験を強制させる場合と本人が望んでする中学受験とは違う。豊田先生も本人の意思を聞いていない』 俊介はPアカデミーの加地先生に「先生は中学受験をすることに意味があると思いますか」と聞く。 加地先生は「人は挑むことで自分を変えることができるんだ。十二歳でそんな気持ちになれる中学受験に、いみがないわけがない」と答える。 『大人は子どもを未熟な生き物だと思い込みがちだ。子どもにもちゃんと意思があり、自分の事を考えている。大人は子どもが望む努力は否定してはいけないと感じた』 第三章金の角を持つ子どもたち pアカデミー 加地先生の目線 俊介の父親の浩一はpアカデミー の加地先生を尋ねた。 「俊介は高校を卒業するまではスポーツに打ち込んで、体力と根性を培って、どんな厳しい環境でも歯を食いしばって耐えられる男の子になってほしい。勉強なんかできなくても、学歴なんかなくても立派にいきていける。そんな自分と似た人生を送るものだと思っていたんです」 「体力と根性は、私も大切だとおもいますが」と加地先生 「でもその裏側には学歴へのコンプレックスがあるんです。いい大学を出て出世していく人間への僻みやエリートへの嫌悪が。」と浩一 「戸田さんは、中学受験の一番の利点は何かご存じですか」 「それは、たとえ不合格になっても通う学校があるということです。受け入れてくれる場所があるということです」 「合格か不合格か、中学受験はそれだけではないと思います。いい受験だったか。そうでなかったか。それが最も重要なことだと私は思っています」 加地先生は言う「努力することの確実さを、小学生の頃に肌で覚えてほしいと俺は思っている。勉強は努力を学ぶのに一番適した分野だ。学力は人生を裏切らない。到達点はもちろん人それぞれ違うものだが、勉強に関していえば、努力すれば必ず結果がついてくる」 『失敗しても受け入れてくれる場所を作るのが親の役目。後がないなどと脅かしたりするのは、もし子どもが失敗したとき受け入れてやれる自信が自分にないからだと思う』 加地先生「もし自分の生徒が、宿題の答えを丸々写してきたらどうする?」 「そりゃ叱りますよ」 「じゃあおまえは、どうして生徒が回答を写したと思う」 「答えがわからないから、じゃないですか」 「そうだ。自分で答えを出せないから、解答を写すんだ。楽をしたいいわけでも、ズルをして自分をよく見せようとするわけでもない」 「子どもがすることにはすべて理由がある。解答を写す子どもは、それ以外に宿題をこなす方法がないからだ。そうしないと宿題を提出できなかったからだ、だからうつすんさ」 『大人でも自分で答えが出せない時、周りと同じことや常識と言われるものに頼ってしまう。自分で答えを出せるようには勉強が必要。前に出てきた菜月の両親、義母の光枝、浩一は言っていることに相手の意思が入っていない。相手を受け入れる懐がないから。 人間のやること行動には理由がある。理由を考えないで周りと違う行動をすると怠けてる我慢が足りないと周りと比べて判断してしまう。理由を見る聞くことが大事と感じた』 難問に出合った時に逃げ出さずに粘る力。どうすれば解決するのかと思考する力。情報を読み取る力。ひたすら地道な反復練習や暗記。勉強で身につく力は、仕事をしていく上で必ず役に立つ。決してずば抜けた頭脳になれといっているのではない。努力ができる人間であってほしい。たいていの人は、大人になると働かなくてはいけない。外で働くだけではなく家事や育児、介護といった家の中での仕事もあるだろう。仕事をもった時、勉強で身につけたあらゆる力は自分の助けになってくれる。人生を支えてくれるものだと加地は生徒たちに教えてきたつもりだった。 『子どもの頃にスポーツをやれば、我慢強さや礼儀が身に付くという神話のような思い込みがあると思う。学力は裏切らない。勉強は努力を学ぶのに一番適した分野だ。自分が楽になりたくて、面倒な現実から目をそむけて歳を重ねてしまったと反省させられた』

    8
    投稿日: 2025.08.12
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    中学受験の話。 物語は母親の目線から始まり、夏は子供本人の目線、最後は塾講師の目線で受験を迎える。 単なるお受験物語ではなく、それぞれに背負ってきた過去と今があり、明日に向って前を向いていく厚みのある展開で、力をもらいました。

    8
    投稿日: 2025.08.11
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    中学受験を1年で決心して邁進する俊介くんの姿がとても胸を打った。自分で決断し、困難に立ち向かっていく様子と加地先生との熱いやりとりは涙が溢れた。結果は出るに越したことないけれど、努力の成果は今後の人生の糧となるって実感できる人生を歩んでほしいと思ってしまう。親目線で終始読んでいたような気がする。 美音ちゃんの物語も読んでみたい。音のない世界で生きるのは彼女にとって生まれてからずっとなのだろうけど、努力の度合いが違うのだろうなぁ。

    13
    投稿日: 2025.07.21
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    子どもが中学受験をしたいと言ったら、応援出来るだろうか。 サッカーに打ち込んでいた俊介は、トレセン不合格を機に受験を決意。彼の努力と家族や塾の先生の見守り方に、胸がいっぱいになる。 特に、母である菜月の‘夢’についての考察に涙が止まらない。人はいくつになっても夢や希望を持っていい。頑張ったことは、後の人生に必ず良い影響を与えてくれる。子どもに社会を生き抜くための武器を持たせてやりたい。

    5
    投稿日: 2025.07.16
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    加地先生みたいに 「応援するんじゃなくて、一緒に挑戦する」 そうことばにしてくれる「先生」がひとりでもこどもたちのそばにいてくれたらいいな、と思った。 親としてこどもに寄り添うのは当然かもしれないけど。 (育てないといけないので) 親いがいの「おとな」が、こどもに寄り添ってくれる…それが先生っていう立場の「おとな」だったら、素敵だなと。 学校、塾、習い事… いろんな場面のなかにいる先生。 出会えるか出会えないかは、ご縁なのかもしれないけど…

    12
    投稿日: 2025.07.12
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    我が子達は勉強嫌いで、中学受験とは無縁。 でも、上の子は有名国立大、真ん中の子を筑駒に入学させたママ友が、子ども達がよい学校に行っても、彼女自身の悩みは尽きないという。 いったいどんな想いなんだろう… と本書を手に。 ブクログのレビューはとてもよかったものの、やっぱり当事者ではない私にはピンとくるものがなく… 頑張る子ども達の姿は美しいし、応援したくなる気持ちもわかるけど、ボーっと生きてる我が子達とのギャップが大きすぎて、ただのやっかみなのかもしれない… ただただ、こんな子がいたら私も全力で応援するだろうな〜と思う。 でも、日本という国のおかしすぎる教育制度への疑問は膨らむばかり。 上を目指す子も、勉強についていけない子も、義務教育の間はキチンとサポートすることで、全体の底上げができるし、格差も最小限になるはずなのに。 塾が、子ども達の希望を叶える場所になり、そこに通うことができない子ども達はどんどん取り残される社会。 それをまざまざと見せつけられて、朝から憂鬱な気分になってしまった。 塾ではなく、学校が勉強する楽しさを教えてくれて、金の角を持つ子どもを支えられる、それこそがあるべき姿なのにな… でもそれができないのは、現場の教員のせいではなく、教育制度や予算の問題なのだと思う。 日本という国はどこにむかっていくのだろう…

    37
    投稿日: 2025.07.09
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    普段読むのは遅いのだが、面白くて2日間で読んでしまった。小学6年生の男の子の中学受験のお話。それまでサッカーばかりやってきたが、選抜メンバーに選ばれずに中学受験することを決意。それからを描いた物語だが、登場人物の言葉にいろいろと考えさせられた。自分の夢ってなんだろう、自分の頭には金の角生えてるかな、おそらく生えていないだろう…もっと受験勉強頑張ればよかったと今更ながら後悔。今からでも夢持って生きようって感じさせてくれる、そんな作品。また読もうかな。

    6
    投稿日: 2025.06.23
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    頁をめくる手が止まらなかった…。 何度も何度も涙が溢れた。 中学受験に挑む子供たちは勿論、親、塾講師、その家族。それぞれの事情や思いを抱えながらそれぞれの立場に真摯に向き合い、前に進む。 金の角を持てる子供たちは本人の気質や努力は勿論だが、取り巻く大人で決まって行くと改めて感じた。 「できなかったことが、できるようになる。 知らなかったことを知る。 それだけで子供の顔は眩しいくらい輝くのだ。 子供には成長しようとする本能が備わっている。」 「今日までよく頑張ったな。ここまでへこたれすに、すごいぞ。長かったな。しんどかっただろう。励ましや労いや色々な思いが胸いっぱいに広がり、喉が詰まる。」 「子供を一番愛しているのは、当然両親や保護者だろう。その愛情にはどうやっても敵うわけがない。だが自分は、子供たちがどれだけ頑張ってきたかを知っている。子供たちの頑張りを見てきた時間は他の誰より長い」 加地先生。小説の中だが、出会えてよかった。

    4
    投稿日: 2025.06.21
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    中学受験のお話です。一気読みでした。 「二月の勝者」を思い出す。母親の目線、息子本人目線、塾講師の目線で、6年生から受験までの日々が綴られるストーリー。 俊介がまっすぐないい子で、心から応援したくなる。抱えているものの重さを知ってからはなおさら。俊介のひたむきな頑張りに胸を打たれました。 頑張る子の頭には金の角が見えるという…。子どもたちがとことん集中して頑張る姿に、私はこんなに頑張ったことがあるだろうかと少し恥ずかしくなりました。私には金の角は生えたことがないかも…。 塾講師の加地先生がまた素晴らしい先生で、ただ勉強を教えるだけではなく、子どもたちをしっかり見てくれる。こんな先生に出会えたらいいね。先生の背景にあるストーリーも良かったです。 中学受験を経験していてもしていなくても、胸に響く一冊でした。

    14
    投稿日: 2025.06.15
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    中学受験に対して自分の抱いていたイメージと大きく違っていた。 俊介は、最難関と呼ばれる中学を目指しての受験することを決意した。 俊介の中学受験により、周囲が少しづつ変わっていく。母は塾代を稼ぐため仕事を始めたり、始めは中学受験に反対していた父は、俊介の頑張りを見て、応援するようになったり、妹は色んなことに前向きにチャレンジするようになった。 受験って、自分だけのものじゃないんだとつくづく感じた。結果で、その後の道は変わったりするけど、努力したことは決してムダではなく、自信につながると思った。

    19
    投稿日: 2025.06.12
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    日本最難関の中学受験に挑戦する俊介と家族、周囲の人々を描いた超・感動物語。特に塾講師の包容力と人間力が素晴らしかった。良作品!!

    3
    投稿日: 2025.06.09
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    中学受験、一つひとつの家庭にドラマがあります。 自分自身の経験を振り返ってみれば、あまり浮き沈みの無い中学受験生活だったように思います。 受験に対するモチベーションを失うこともなく、志望校と学力の大きな乖離もなく、悪い記憶はほとんどありません。 一方で、中学受験に向けて小学生の時期から塾通いをすることや、大人でも値を上げるような勉強量を課すことに対する「教育虐待」という批判や、偏差値や数値で序列をつけて競争意識を過度に刺激するという指摘があることも承知しています。 それでも、中学受験をすることには、たしかに「意味」があるのだと、この作品を読んで改めて強く思います。12歳という子どものうちから、「努力」をする経験を重ねること。合格/不合格という結果だけにとらわれることなく(もちろん、合格するにこしたことはありませんが)受験に向けて過ごした時間を人生の糧とすること。 ただ受験の合格を目指すだけでなく、「勉強の愉しさを教えたい」という講師・加地の信念には強く共感しました。主人公・俊介のこれからの人生もきっと素晴らしいものになるだろうと期待できる、温かで感動的な読後感でした。

    7
    投稿日: 2025.05.24
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    中学受験に向き合う親子、塾講師目線で分かれたストーリー。 たった12歳、目標を定めて努力していくことの尊さ、成長が詰まった物語で、とにかく応援したくなる。受験に否定的な意見も理解できるが、頑張り続けた子供達にはちゃんと努力した結果が残る。 続編もとても気になる!!

    10
    投稿日: 2025.05.18
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    塾講師、子供、親の目線で、それぞれの中学受験に対する思いがドラマになっている。ビジネスではなく講師の仕事を続ける理由として熱意を持っているのがよく分かる。

    2
    投稿日: 2025.05.17
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     中学受験に向け奮闘する俊介と、その家族、塾の講師の全速力で駆け抜けるような熱い作品。  私自身中学受験の経験はないし、賛成とも反対とも言えないけど、  「学力は子どもたちを守る武器になる」という言葉にハッとさせられた。  結果うんぬんではなく、受験まで努力したその経過と経験は、大人になってからも活きていくだろう。  受験を決めるきっかけとなった俊介の心の闇には胸が締め付けられそうだったが、最難関校を目指してとてつもない努力を重ねた経験は、闇を乗り越える力にもなったのではないかな。  塾講師の加地先生の温かさにも心を打たれた。  加地先生の弟のように、大人になってからも金の角を持つこともできるんだ。  私も金の角を輝かせる人間でいたい。

    1
    投稿日: 2025.05.07
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    俊介の中学受験を軸にして、母の菜月、俊介、塾講師の加地の視点で物語が進んでいくのですが、今年読んだ本の中でピカイチの1冊だった。 母の菜月が義母に子育てのことで小言を言われた際に、子供を守るために言い返したシーンはスカッとしたし、俊介の影響で夢を持って行動していく姿が素敵だと感じた。 父の浩一は中学受験に否定的で、自分のエゴや考え方を子供に押しつける感じが最初は悶々としたんだけど、物語が進んでいく中で浩一の奥底にある想いや、俊介の頑張りを身近で感じて気持ちが動いていくシーンにじーんとなる。 そして俊介。周りには中学受験に否定的な人が多く、心折れそうになりながらも、必死に頑張る姿で周りを巻き込んでいくパワーが文字からひしひしと伝わってきて、読んでるこっちまで熱い気持ちになってくる。 その俊介の中学受験を応援ではなく、一緒に挑戦してくれる塾講師の加地先生の存在がとても大きくて、本を読んで初めて涙が止まらなくなった。 本書は中学受験がテーマだけど、自分を諦めずに頑張ること、努力してきたことは裏切らないと言う応援に近いメッセージが込められた1冊だと思いました。 現役の学生はもちろん、頑張ることに疲れてしまった人、夢を持てない人などなど、たくさんの人に届いて欲しい本だと思いました。 *** でも本当に可哀想なのは、夢を持てない大人になることじゃないだろうか。 自分に自信が持てないことじゃないだろうか(P.81) この受験がおまえを少しでも楽にしてくれるなら、おれも全力で教える。 応援するんじゃなくて一緒に挑戦する。(P.170) 人は挑むことで自分を変えることができるんだ。 十二歳でそんな気持ちになれる中学受験に、意味がないわけがない(P.171)

    2
    投稿日: 2025.05.03
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    このお母さんのように子どもを応援できれば最高だと思った。 こんな塾の先生(恩師と思える指導者)に出会えれば、子どもが信じてついていくだろうと思った。 この少年のように優しい心と目標を見出だせる子であれば未来は希望に満ちていると思った。 今からでも息子(高2)に読んで欲しいと思う。

    1
    投稿日: 2025.04.29
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    中学受験の物語。 章ごとに母親の視点、6年生本人の視点、塾講師の視点で描かれており、受験する本人がまず素晴らしく良い子で、母は愛情深く、塾講師もこういう先生だから子供達も頑張れるのだと思える。 受験する人達はこれを読んで励みにすれば良いと思う。途中で出てくる担任の言葉も余計なことを言わないでくれとも思う。しかし、私にはこの一冊で中学受験を肯定する気持ちにはなれない。塾に行けば小学校の授業は多分受けなくても受験ができるし、結果が出せれば、子どもは視野が狭いので学校の授業や塾に行かない子を見下すようになるところなどが、私には納得がいかない。あなたが頑張るのは素晴らしい事だけれど、他の子の迷惑になる事はやめてね。と思います。それが現実ではないかな。

    1
    投稿日: 2025.04.29
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    どうして不合格になるかもしれない学校を受験するの?合格できる学校を選べばいいのに… 「挑戦したいからだろう。子どもは自分の力を試したいんだ。生まれて初めて歩いた幼児が、嬉しそうな顔をするのと同じだよ」 ユダヤ人のノーベル賞受賞者の数は圧倒的に多い。それは、親が子供への教育を大切に考えているからだと言われている。 かつて、ユダヤ人は迫害を受け、流転の民として世界中に散らばった。ある日突然、すべての財産を没収され、体1つでナチスの強制収容所への送還されるようなことも経験した民族なのだ。 そんな時でも持っていけて、誰からも奪われな いもの。それが、教育によって培われた知識や教養である。 首都圏中学受験者数が過去最高を更新し続けている昨今、塾で遅くまで勉強している小学生達は、誰からも奪われない力を育てているのだ。 本書は、中学受験生のみならず、母親、父親、兄、多くの人たちへのエールが描かれている。努力は無駄では無いことを、やっぱり自分は信じたい!

    16
    投稿日: 2025.04.26
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    中学受験のお話し。 前半は、とにかく塾代と勉強時間が膨大なことに驚愕し、これは本当に子供にとって必要なことなのかと懐疑的だったけれど、主人公の俊介の一生懸命さに心打たれた。 塾講師の加地先生の子供たちとの関わりもよかったです。 とは言っても、塾の費用がとにかく高額なので、塾にかよわずには戦にならないのであれば、中学受験は一部のお金持ちにしか挑戦できない高い砦なんだろうなあ。 生まれながらにして皆平等ではないから仕方ないのでしょうが、世知辛いですね。

    16
    投稿日: 2025.04.08
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    難関中学受験に挑む小学生俊介、そこには本人しか知らない思いがあった。第一章は母菜月の視点で描かれる、菜月は家庭の事情で高校を中退し働かざるを得なかった自身に負い目を感じ、中学受験を目指す息子を応援する。第二章では俊介の視点で描かれ聴覚障害を持ちながら一生懸命に頑張っている妹、なぜ受験に挑戦するのかの思い。第三章では塾講師の加地の生い立ちから中学受験に対する思い。正直、中学受験に懐疑的な思いもありましたが、努力することはたとえ叶わなくとも大切なことなのだと思いました。

    2
    投稿日: 2025.04.06
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    中学受験をするお子さんと、そのご両親にぜひ読んでほしいです。 受験生を見守る家族の温かさ、最初は反対していた父親の気持ちを変えるほどの子どもの努力、母の強さ、父の優しさ、妹の協力等など、横やりもたくさん入るけど、柔軟に受験生を支えようとしている家族が描かれている。 第三章の塾の講師目線もとても良かった。塾講師が教育改革とは(私の中では)新しくて、「学校に行きたくないなら、行かなくても良い」と安易に流れがちな最近の風潮を考え直す良い機会だった。

    7
    投稿日: 2025.03.28
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    何度も泣いてしまった。秘めた悩みに苦しみながら、真っ直ぐ進む俊介。彼を支える母、父、障害を持った幼い妹、友人、講師。それぞれの苦悩があるんだけれど、懸命さに心打たれ理解する場面でほぼ毎回号泣。駅伝のようなストレートな展開なんだけど、優しさが溢れていて心地よい。面白くて、3時間くらいで読了。限界を超えて見える景色を見るために人は努力するっていう言葉はとても腑に落ちた。大好き度❤️❤️❤️❤️

    15
    投稿日: 2025.03.22
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    自分の中学受験の経験を重ね合わせた。あの頃の気持ちは思い出せる部分とそうでない部分があるなあ。 結果は合格か不合格のどっちか。 不合格でもいい受験であったと思えれば、この先の人生暗いものではない。自分は運良く第一志望に受かったが、不合格だった場合、まだ12歳の子供にその意味を見出すことは難しいだろう。 将来子供が受験をすることになれば、努力することの大切さ、勉強以外の部分も学んでほしいと思った。社会で強く生き抜くために!!

    3
    投稿日: 2025.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この前に読んでいた『まほり』があまりに眠たくなって進まないから間に挟んで読んだらすらすら一気読みできた。 お受験ものの定番な要素を備えつつ、妹への罪の意識を抱え物主人公というのはなかなか面白いアプローチ。”金の角"がそういう表現かぁとは思ったがそれが印象づくことなく定番通りお決まりの山場を迎えてお決まりのクライマックスというのはよい意味で安定して読みやすい、しかし、読書を積み重ねてきたものとしてはひねりが足りない。過去にお受験物として実際にあった話を元に書いた小説があるからこの本はリアリティさが足りない。ただ読み物として面白かった、だけになってしまったのが残念。 でもこういうのを読んでいると高校無償とか言っていても金は掛かる。Fラン行くなら無償化もありだろうけど、そんな大学卒業しても就職ないよ? 結局無職を増やすだけだから税金の無駄使いなんだよね。

    1
    投稿日: 2025.03.15
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    読みやすく20〜30分あれば読み終わる軽さ。 中学受験に挑む親子と塾の先生から紡がれる1年の物語。前半親子、後半は塾の先生目線で、スピード感よく物語が進む。中受の葛藤や苦難が見たい人には物足りない。

    1
    投稿日: 2025.03.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「金の角」というのは何なのか。作品の中で特に解説があったわけじゃないので自分なりに解釈すると、「未来を自分の手で切り開こうとする姿勢」だと思った。 私もまだまだ頑張れることある!金の角を生やしたい! 俊介は妹への罪悪感から中学受験を決意する。がむしゃらに奮闘するも残念ながら希望する中学には不合格となった。その三年後、恩師である塾講師の加地のもとに訪れるが、勉強をはじめたきっかけである妹への罪悪感がどうなったのか?家族と話せたのだろうか気になりました。

    5
    投稿日: 2025.03.11
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    テンポが良く一気読みできる作品です。 中学受験に向けて頑張る子どもたちのストーリーだけど、自分も応援してもらってる気持ちになります! たとえ合格(成功)でも不合格(失敗?)でも生きていればまたチャンスがあるんだなと思わせてくれる本です。 藤岡先生の本は初めてでしたが、文体がやさしくて好きなので、他にも読んでみたくなりました。

    1
    投稿日: 2025.03.01
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    最初は将棋のお話なのかなと思って読み始めたら違った。「金の角(つの)」なのね。中学受験をテーマにした作品。子供たちは誰もが「金の角」を持っていて、笑顔の上にその角は生えてくる。大人たちは支え見守り確かな道へと導いてあげなければならない。深い愛情を持つ大人。子供たちの純粋さとその頑張りに泣ける。素敵な作品でした。

    2
    投稿日: 2025.02.26
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    サッカー一筋だった俊介が、ある日突然中学受験をしたいと言い始める。自分の思いを胸に秘め、目標に向かって、ひたむきに頑張る俊介とそれに対して様々な想いを持つ家族や周りの人々。勉強する意味をはっきり示してくれている物語。俊介だけでなく、周りの人々も共に成長していくところに感動しました。

    2
    投稿日: 2025.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サッカーのトレセンに選ばれなかった小6の俊介はサッカーを辞めて、中学受験すると言い出す。友達の倫太郎との話がきっかけではあったが、難聴の妹美音に音を聞かせたい、だから科学部の強いところに行きたいという理由だった。はじめは反対だった父も一生懸命勉強する俊介の姿に、1番の応援者に…。勉強に打ち込む俊介の姿に心打たれます。

    2
    投稿日: 2025.02.19
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    選抜から漏れたことをきっかけに打ち込んでいたサッカーを辞めて、中学受験をすることに決めた俊介。自身が罹患した風疹が原因で妹が先天性の難聴になってしまったことに責任を感じるとともに、そんな妹に音を聴かせてあげるためのロボット開発を目標として科学部のある日本最難関の中学を目指す俊介のひたむきさに心打たれる。前半は俊介の母、後半は塾講師の加地の視点に重点が置かれていてそれはそれでよかったが、俊介の家庭や母・菜月のその後ももう少し描いて欲しかった。中学受験する家庭の親は読むべき。

    1
    投稿日: 2025.02.13
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    勉強は努力を学ぶのに1番適した分野。 ↑ とても心に響いた1文。 何かに向かって努力できること。生きていくうえで大切なひとつに思う。

    1
    投稿日: 2025.01.18
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    小6と小1の子供を持つ母、その小6の子供、塾の講師、主要登場人物3人の目線で中学受験に挑む話し。 登場人物の成り立ちや家族環境から、それぞれが思いを持ち、前向きに進んでいく姿が良い。 金の角を持つ、良い表現かも

    32
    投稿日: 2025.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    掛け値なしにいい! 藤岡陽子さんの小説はなぜこんなに響くんだろう。 何度じわっとしたことか。 私自身も娘たちも中学受験を経験しているから、余計に身近に思える。 塾の加地先生が素晴らしい! 子どもながら重たい荷物を背負って生きる俊介に、 「俊介おまえ、しんどい人生だな」と共感する。そして、「この受験がおまえを少しでも楽にしてくれるなら、おれも全力で教える。応援するんじゃなくて一緒に挑戦する」と熱く声をかける。その愛情と熱量にじーんとくる。 塾のエースの子には、 「その恵まれた能力を、自分だけのものにせず、多くの人にわけてあげてほしい」と伝える。 その言葉が深いのは加地先生自身の痛みからうまれているから。 目標に向かって挑むこと、諦めないことのすばらしさを実感できる小説。 藤岡陽子さんに感謝!

    108
    投稿日: 2025.01.04
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    子どもの教育に携わる人、子どもを受験させる保護者、受験勉強で遊ぶ時間が無い子供は可哀想だと嘆く大人……多くの人に読んで欲しい作品。

    3
    投稿日: 2024.12.30
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    塾の課題を学校の授業中にやったり学校生活を蔑ろにするのはいただけない。中学受験、特にそのために塾通いするのには否定的な私ですが、応援したくなりました。

    21
    投稿日: 2024.12.24
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    やっぱり藤岡陽子さん好きです。 「リラの花咲くけものみち」で大好きになり、違う作品も読みたいと思って今回2作目でした。 世の中、汚いものとか世知辛いこととかいろいろあるけど、“泥臭くてもキラキラしたもの”を教えてくれるのが藤岡陽子さんの作品だと感じる。日常に疲れちゃったり、あーなんか心が廃れてきたなと感じたときに読みたいと思わせてくれる。 今回は小学生が中学受験に挑む物語でした。本来なら中学受験って小学4年生くらいから塾に通って対策していくものですが、今回の主役である俊介は小学5年生の3学期に突然中学受験をしたいと言い出す。 第一章は俊介の母親目線、第二章は俊介自身の目線、第三章は俊介が通う塾の担当講師目線。 どの場面にも心打たれるフレーズや場面があったけれど、第三章の後半からはもう心がジェットコースターのように乱れまくりました。塾講師で算数を担当している加地先生が素晴らしいのなんの。こんな大人に出逢えたらきっと子どもの人生は大きく変わるだろうなと思う。 気になる方は、最後にある吉田伸子さんの解説を読んでみてください。わたしは本書を読み終えた後に解説を読ませていただいたけれど、とても分かりやすくとても共感できるものでした。 また大切にしたいと思える本に出逢えて幸せです♪

    10
    投稿日: 2024.12.11
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    小学生が中学受験を決意して、1年間の歩みを描く。自分の受験時を思い出してハラハラし、お金と子供の頑張りを天秤にかけている親視点も理解でき、塾講師の仕事面でも気づきがあり…。各章良かったので、ページを捲る手が止まりませんでした。 一生懸命に黙々と取り組んでいる受験生が、この冬、力を発揮できるよう祈っておきたい٩(๑òωó๑)۶ 『努力することの確実さを小学生の頃に肌で覚えてほしいと俺は思っている。勉強は努力を学ぶのに一番適した分野だ。』 何か1つでも、新しいことを毎日学ぶように過ごせたらいいなぁ。仕事の分野のこととか、読書から得られる知識、家電の便利機能とかでも。かつて受験のために努力したその延長線上に今いることを改めて噛み締めたいと思う。 2024.12

    49
    投稿日: 2024.12.11
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    中学受験を取り巻く人間模様。こう言うこともあるんだ、受験を通じて成長することもあるんだと感じさせられるいい物語でした

    3
    投稿日: 2024.12.04
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    中学受験のためには、小学3年生か4年生から塾に通い始めなければならない、それを聞いて私は無理!と最初から思ったけれど、この小説の主人公俊介(小5 三学期)はサッカーのトレーニングメンバーになれなかったことをきっかけに自ら『塾に通いたい、一番難しい国立中学を受けたい』と言い出す。 サッカーを続けてほしい父親(収入は多くはない)、難聴の妹、専業主婦の母親はどうしていくのか。 藤岡陽子さんの作品には珍しく、病院は出てこなかったなぁ。でも、登場人物たちが徐々にじぶんの向かう先を見つけて、そこに向かって進んでいく。周りの人たちの人生に触発されながら、人は進んでいける。 私を含めて、何割かのひとは中学受験には否定的だろう。それは、俊介の遊び友達も、担任の先生も、親戚のおばあちゃんも…その人たちの言葉に惑わされることなく進めるかどうか。 金の角、は一つのことを目指して必死に集中して頑張ってる子供たちの頭に生える、ように見えるのだと、塾の先生は言う。

    3
    投稿日: 2024.12.01
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    こんな一途な子どもがいたら、もう応援するしかありません‼️ 心に残る言葉がたくさんありました。 直接的な批判はしていませんが、作者は学校教育に対して、複雑な思いがあるのかなと感じました。

    54
    投稿日: 2024.11.09
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    よかった。 中学受験を色んな人の視点から描いた一作。 登場人物たちそれぞれの想いが丁寧に、深く描かれていて心動かされた。 受験っていうと大変でいい思い出はあまりないけれど、本作を読んで目標に向かってがんばりたいと思える何かがあるのがとてもいいなと思った。 うらやましくなって、自分もなにかをがんばりたくなるお話だった。 ☆3.9

    3
    投稿日: 2024.11.02
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    2024年72冊目 最後の登場が唐突すぎる感はありますが、 自分と重なり、こういうストーリーは結構好きです。。

    7
    投稿日: 2024.10.31
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    小学校6年生の俊介は、ずっと続けていたサッカーをあきらめ、自ら中学受験をしたいと思い立ちます。その先には希望する学校に入ってからの確固たる目標が定まっています。 そんな夢、目標を持てる事が素晴らしい。そして そこに向かってひたすら集中して持続する事ができたら、その経験が、先の人生への自信となるでしょう。 勉強に限らず、スポーツ、芸術、なんでもよいですね。 周りの大人たちも、集中して応援するのは、とても大変な事ですが、共に目標に向かうというのは、心躍る経験かもしれません。 人は、挑む事で自分を変えることが出来るのですから!

    24
    投稿日: 2024.10.29
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    見かけた事があるなと思い手にした本でしたが、読めて良かったです。 テーマは中学受験。 受験する子どもの気持ちだけではなくその親の気持ち、塾、学校の先生の受験に対する思いが書かれています。 なんのために受験勉強をするのかの答えが書いてあります。勉強をする理由は今までも聞いた事があったと思いますが、この本に書かれている事が1番納得出来ました。 受験生の親の気持ちも丁寧に書かれていて、そうなんだよね、親が知らずに間違った自分の思いを子供に向けてしまうのだよね…。と、自分の子供の頃記憶と親になった自分の気持ちを振り返りながら読み進めました。 応援している親も塾の先生もそれぞれが支えてくれる存在でありつつ、彼ら自身も抱えている過去があり。 子供は挫折や周りの声に揺れながらも、自分の思いを叶えるために必死に頑張ります。 どの立ち位置から見ても素晴らしくて、拍手を送りたくなる本でした。

    34
    投稿日: 2024.10.26
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    中学受験が題材だけど、どんな事でも子供の頑張りをきちんと受け止めて背中を押してあげれる大人が周りにいることがしあわせな巡り合わせだなぁと思った そういう大人でありたい

    3
    投稿日: 2024.10.23
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    中学受験をする主人公を取り巻く物語。 うーーーん…加地先生の志すものや想いはいいと思いましたが、共感できる登場人物がいないな…と。 もう大人になってしまったので、まず小学生の気持ちにいまいち寄り添えないし、と言っても俊介の目標は大人が思い描く小学生では…という。。 あとは加地先生には自分のための人生も諦めないでほしかったなと思いました。

    3
    投稿日: 2024.10.22
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    第一章のお母さんがパートに出て、自分の新たな夢に向かって進むのも、第二章の俊介が中学受験のために塾で頑張る姿もとてもよかったけど、 第三章の、塾講師の加地先生の、塾講師として自分はこうしていきたいという持論が素晴らしすぎて、すべて持ってかれたよ。 泣けた…最高加地先生…!

    4
    投稿日: 2024.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3章の構成で視点を変えて語られる物語。主人公は中学受験に挑む俊介だと思うけど母である菜月に感情移入してしまう。自分の過去を思いながら無理してでも息子の夢を叶えたいという思いから義母に反論すると場面には拍手をしたくなった。塾講師の加地先生にも感動を覚えた。後半、受験の結果はあっさりと語られ、俊介がどのような中学時代を送ったのかも気になったけれど、受験の結果も大事だけれどその過程を描きたかったということがよく分かった。金の角を持つ子供、そう表現する加地先生には本当に見えるのだろう、と思える。

    3
    投稿日: 2024.10.05
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    2024年9月26日読了。サッカーをやめ中学受験に取り組みだした俊介、戸惑いながら彼を応援する家族、受験の結果は。「中学受験がテーマの小説」ということでおすすめされて読んでみた、受験に対して両親や周囲が抱くイメージ・感情などグッとする描写も多くあったが、「大人が受験について書いた小説」という感想…。こういう小学6年生もいるのだと思うけど、少々「大人が描く理想の子ども」という感覚が否めない。中学受験はこの小説が言うほど美談でもないし、子どもにも家庭にも負荷を強いている負の側面も強いとは思うが、「チャレンジすることに意味がある・挑戦の中で家族も本人も成長する」という側面は確かにあるのだと思う。

    4
    投稿日: 2024.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    難関中学に挑戦する子どもたちの物語。まだ12歳で有名進学塾に通って受験勉強する子どもたち。恐らく日本でもトップクラスの小学生たちだが、そこには高慢なエリートの姿はない。泣いたり笑ったり、時に落ち込んだりしながらも、ひたすら勉強に打ち込む素直で強い子どもたちばかりだ。そんな彼らに全力で伴走した塾講師の目には、彼らの頭に金の角が見えるという。この小説で中学受験のイメージが変わった。遊ばずに勉強ばかりさせるのは可哀想だと思っていたが、夢や目標を持って努力するのは大人も子どもも変わらないのだと思った。受験に失敗しても腐ることなく見事にリベンジした姿に涙した。

    3
    投稿日: 2024.09.14
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    結果がどうであれ、中学受験での努力が無駄になる事なんて絶対にありませんよね。心から尊敬します。 そんな努力を一度もする事なくここまできてしまったことに後悔が…。人生一度でも金の角がはえるほどの経験がしたい。その先をみてみたいですね。

    3
    投稿日: 2024.08.26
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    藤岡さんの教育系、感動作。小学生が頑張って、塾に通って勉強して、成長していく姿に、しっかり泣かされます。前向きに生きる、勇気を分けてくれます。

    7
    投稿日: 2024.08.24
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    俊介の中学受験がストーリーの軸。 各章ごとに、家族、俊介本人、塾の先生目線で描かれています。 受験する子供の思いも、それをサポートする家族の思いも、勉強を教える塾講師の先生の思い、どの章を読んでも胸が熱くなりました! 中学受験経験がなくても、子供がいなくても、読みやすい一冊です。 私も何か打ち込めるものを見つけたくなりました。

    5
    投稿日: 2024.08.03
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    いい話だった、頑張りがすごい、えらい 中学受験の経験はないが、勉強したことや受験でがんばった経験は武器になると実感がある…たとえその時に結果にならなくともそれだけで終わりじゃない、またいつからでも勉強は始められるし、未来のどこかで実を結ぶこともあると思えた

    4
    投稿日: 2024.07.30
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    自分で見つけた目標に向け、ひたむきに努力する子供に思わず頑張れーと声をかけたくなりました。 一方で、ここまでして中学受験に取り組まなければいけないのか、受験経験のない自分には割り切れないものが残ったのも事実です。

    4
    投稿日: 2024.07.30
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    サッカーに頑張っていた少年がある日突然中学受験、しかも超難関校を目指す。その理由は家族を思ってのこと、少年もその家族や塾の講師、友人も皆温かく、読後感の良いお話でした。

    10
    投稿日: 2024.07.28
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    サッカー少年が、急に中学受験を目指して頑張り始める物語。中学受験って、勝手に暗いイメージを持ってしまってたけど、サッカーでも勉強でも小学生が純粋に取り組むひたむきさは、共通なんだと感じました。

    41
    投稿日: 2024.07.23
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    子を持つ親としては涙なしには読めない。 こんな頑張り屋さんな小6男子、いる? きっと、いるんだろうなぁ。 自分の子どもも、ぜひ俊介のように目標を持ち、それに向かって努力できる子になってほしい! なぜ勉強するのか、ましてやなぜ中学受験なんてするのか、やることにどんな意味があるのか…そんな疑問に応えてくれる一冊。 子ども向けのバージョンがあったらいいなと思う。 なぜ大変な思いをしてまで勉強をしなくてはいけないのかと迷子になっている子ども達にエールを送る物語になるはず。著者に期待!

    4
    投稿日: 2024.07.23
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    するする読める 途中から塾の先生が主役みたいな感じだった 主人公の少年、母、先生それぞれ重たい事情だったり過去があるけど、一部そこまでの設定じゃなくてもよかったんでは?と思う 中学受験に対する見方は変わった

    3
    投稿日: 2024.07.12
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    2024.7.8 先天性難聴の妹のために東京で1番難しい中学受験を目指す小学校6年生の俊介のお話。 ひたむきに努力を続け、塾が最後の日まで勉強を惜しまない俊介の姿にぐっときた。 中学受験を反対する俊介の祖母に、こんなに頑張っている息子を応援してあげたいときちんと伝える俊介のお母さんも素敵。 私の地元は田舎なのでこんな都会よりも大変じゃなかったけど、中学受験をした時の気持ちが蘇った。勉強が人並みにできたから、新しい知識がそのまま点数に繋がったのが楽しかった記憶がある!きっとそれは俊介のようにいい先生に出会えたからだなぁ。 受験に落ちたこともあるから、落ちた時の悔しさも思い出した。でも受験に落ちたから今この未来があるんだなって思えたからきっと受験はどちらに転がってもみんな大丈夫なようにできている。

    3
    投稿日: 2024.07.08
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    中学受験の経験があるからとても共感できる場面が多かった。 子供って意思を固めるのが難しいけど、努力した経験はすごく大事だと改めて思わせてくれた一冊

    3
    投稿日: 2024.07.05
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    とっても読みやすくて、物語も心地よいものであっという間に読了。 私も勉強はがむしゃらに頑張っていた子供だったから、あの頃の目標をもった、当時は辛かったけど今となってはキラキラして思える気持ちが懐かしく思えた。 自分にとって勉強は確かに武器だった。 何もない自分に、何かをくれたものだった。 あの頃の知識って何の役に立っているんだろうとか思うけど、あの頃の自分がいるから挫けそうなときも不思議と大丈夫と思える瞬間が多くて、ここにあの日の努力は繋がっていたんだなと実感した。

    3
    投稿日: 2024.07.04
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    夢や目標があれば、ただそれだけで人はこんなにも努力できるものなのだろうか。努力できる、それも才能だと思う。でも、そばで支えてくれる人がいるから、その誰かを想うことで、挫けそうな気持ちを奮い立たせて頑張ることができるのだとは思う。 諦めずに自分を信じて前に進んだ先に、素敵な未来があるんだと、作品に込められたメッセージを受け取る度に心に響いた。

    11
    投稿日: 2024.06.22