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金の角持つ子どもたち
金の角持つ子どもたち
藤岡陽子/集英社
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総合評価

318件)
4.3
149
115
37
6
0
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    中学受験の経験があるからとても共感できる場面が多かった。 子供って意思を固めるのが難しいけど、努力した経験はすごく大事だと改めて思わせてくれた一冊

    3
    投稿日: 2024.07.05
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    とっても読みやすくて、物語も心地よいものであっという間に読了。 私も勉強はがむしゃらに頑張っていた子供だったから、あの頃の目標をもった、当時は辛かったけど今となってはキラキラして思える気持ちが懐かしく思えた。 自分にとって勉強は確かに武器だった。 何もない自分に、何かをくれたものだった。 あの頃の知識って何の役に立っているんだろうとか思うけど、あの頃の自分がいるから挫けそうなときも不思議と大丈夫と思える瞬間が多くて、ここにあの日の努力は繋がっていたんだなと実感した。

    3
    投稿日: 2024.07.04
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    夢や目標があれば、ただそれだけで人はこんなにも努力できるものなのだろうか。努力できる、それも才能だと思う。でも、そばで支えてくれる人がいるから、その誰かを想うことで、挫けそうな気持ちを奮い立たせて頑張ることができるのだとは思う。 諦めずに自分を信じて前に進んだ先に、素敵な未来があるんだと、作品に込められたメッセージを受け取る度に心に響いた。

    11
    投稿日: 2024.06.22
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    中学受験についてこんなに明るい気持ちで考えたことがなかったので新鮮だった。塾講師という立場も身近にいるが商売気の強さしか目につかずにいたので信念を持って取り組めばこんなに素敵な職業だと思えるんだと新発見したを気分だった

    3
    投稿日: 2024.06.08
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    俊介の直向きに頑張る姿、それを見て応援する親や塾講師、一緒に励まし合う塾の仲間、全てが尊く素敵だなと思いました。 目標に向かって頑張り続ける経験は、結果がどうであれその後の人生で困難があっても乗り越える力になるだろうし、貴重な経験です。 しかし、俊介のように家が裕福ではなく、親が受験思考でもないのに、本人が目標を持って強い意志で受験をする小学生は少ないと思います。 環境上、周りにお受験思考ママがたくさんいるのですが、その子どもたちの多くは私立小学校へ通い、疑問を持つことなく中学受験のために小3から塾へ行きます。 その子どもたちもきっと直向きに勉強を頑張っているのだと思いますが、俊介ほどの強い動機を持って受験に挑んでいる訳ではないのでは?と思います。 私は逆に、裕福な子たちの泥臭い中学受験戦争や心の内を読んでみたかったので、俊介のように特殊な設定だとリアリティがないなと思いました。 加地先生にしても、弟のように勉強がわからなくなって自信を失う子を助けたいのはわかるのですが、それなら進学塾ではなく学習塾の講師では?と腑に落ちませんでした。 中学受験をしない子どもたちと比べると、私立小学校生や中学受験をする子どもたちは、運動量と遊びの量にとても差があります。自由に友達と遊ぶ地域の子どもたちを見ていると、発達過程の子どもが何時間も座って勉強をすることには失うものが多いと感じます。その精神力には感心しますが、俊介のような強い動機が子ども自身にないのなら、親のエゴに思えます。だから、そういう家庭の子の直向きに頑張るストーリーを読みたかったです。 ブクログでは高評価ですが、他ではリアリティがないとか、浅い、というレビューもたくさん見ました。 小説としてはおもしろかったのですが、特に中学受験を肯定したい親には美談で支持されるのかなと感じました。

    21
    投稿日: 2024.06.04
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     小5の3月にサッカーをやめて中学受験に舵を切る俊介。俊介の夢を実現させるために支える家族や塾講師。母親目線で読んじゃうよね。俊介のお母さん・菜月の境遇が可哀想すぎて、胸が痛かった。久々に小説読んで泣きました。  うちは夫の方針と子ども達の意思で中学受験させずに区立中→都立高校→大学って選択してるけど、家族一丸となって闘える中学受験って良い経験になりそうだなぁとは思います。 第1章「もう一度、ヨーイドン」 お母さんの菜月目線 第2章「自分史上最高の夏」 俊介くん目線 第3章「金の角持つ子どもたち」 塾講師の加治先生目線

    16
    投稿日: 2024.06.01
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    中学受験を舞台にした小説。 実際に受験を経験した人には刺さるのでは。 小説内にも出てくるように、受験には(年齢が低いほど)賛否あるけど、当人たちの努力は価値あるもの。自分も経験者だけど、自分自身過小評価していた当時を再評価できた(してもらえた)気がして嬉しくなった。 また、大人の学び直しについても描かれており、何となくやる気を貰えた。 教育の在り方について幅広く考えさせられる1冊でした。

    23
    投稿日: 2024.05.21
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    よかったです。 中学受験の経験もなく、当時、受験する友達の事を、頑張ってるな〜ぐらいの軽い気持ちで見てましたが、あんなに努力しているとは! 出てくる人達、みんな熱いかった。

    5
    投稿日: 2024.05.15
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    中学受験に対する考えが変わった。 安易な方へ逃げてばかりいた私は、久しぶりに受験の夢を見た!勿論、楽しいものでは?

    4
    投稿日: 2024.05.14
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    中学受験の話。 正直、中学受験に興味がない。 年末年始に必ずニュースで流れるあの風景。 鉢巻をしながら合宿をし、「絶対合格!」と、声を大にしている子供たち。 そんな子供たちは、自分とはかけ離れた世界の子どもたちだと思っている。 子どもたちは、親のレールの上を走り、親の面子のためにやらせれているのだとも思っていた。 ついでに言うと、高校受験も大学受験も、家庭の問題で自分の希望通りには行かなかったのもあり、学歴コンプレックスを抱えているので、お受験物は苦手だ。 じゃあ、なんで読んだ?と? 図書館の文庫本棚を眺めていたら、目に飛び込んできたから。 著者の本はいくつか読んで、その度に感動をしていたので、これも!と手に取ったのだ。 読み始めて、「単なる中学受験」ではないことがわかった。 そりゃ、藤岡陽子さんだもんな。。 一気にのめり込んだ。 一言で「中学受験」といっても、いろいろな子供がいて、彼らは大人の私なんかが考えるよりも多くの努力をしている。 そして、勉強は、その子にとっての「武器」を得るためのもの。 読み終わって、「中学受験」への考え方がガラッと変わった。 でも、本作は、「中学受験」のための本ではないと思う。 「学ぶこと」「夢を持つこと」「成長すること」それらを教えてくれている本だなと思った。 できれば。。 俊介のその後、菜月のその後、加地先生の弟のその後を読みたいなーと思った。

    5
    投稿日: 2024.05.02
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    何度も何度もウルウルきました。中学受験に挑む俊介の頑張りに、それを応援する家族の温かさに、加地先生の子供たちを想う気持ちに。 必死に頑張った事は絶対に糧になる!

    10
    投稿日: 2024.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 フォローしている方の評価が高かったので、読んでみることに。 主人公の俊介は、耳が聞こえない妹のために良い中学の科学部に入りたいなんて人間が出来すぎている!感動するくらい良い子だ。 受験にまつわる良いこと、悪いこともひっくるめて色々考えさせられる。 あらすじ 小6の俊介はサッカーで日本代表になることを夢見て、頑張っていたが、選抜メンバーに選ばれなかったことでサッカーを辞めることを両親に伝える。両親は引き止めるが、俊介の意思は固く、別に中学受験で最高峰を目指したいと訴える。 父親は、妹が聾唖で来年に小学校に上がることや、塾の費用が捻出できないことから渋るが、母親は自分が働きに出て、塾に行かせてやりたいと申し出て、塾へ通い、中学受験することにする。 俊介は入塾試験の結果は悪かったものの、塾に入ることができた。成績が低いC組から始まり、夏合宿も頑張って、B組、A組と成績を急速伸ばしていく。俊介は妹の耳が聞こえるようなロボットを作るために、最難関の中学の科学部に入りたかったのだ。 俊介は最後まで頑張るも合格を逃す。高校受験でリベンジを果たす。

    10
    投稿日: 2024.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    だいぶ泣いてしまった。 自宅で読んでいて良かった。 純粋に頑張る子供たちに、大人達も何かを教えられるような感覚。 中学受験とは、塾に通うということの意味、 スポーツを学ぶこととはとても華やかだけど逆に、小さい頃から勉強を極めていく事の大変さや葛藤などがリアルに描かれている。 合格でも不合格でも、人生を変えるくらい頑張った日々がある事が何より大切なんだと教えられる。 俊介が言った、勉強で人生を変えたいんだ。 なんか心に響いた。 俊介の大学受験や、塾のその後、先生の弟の社会復帰など続編が読みたい。

    11
    投稿日: 2024.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごくよかったです 子を持つ親ですが たくさんのことを教えてもらいました 藤岡陽子さん好きだー 長いネタバレ感想です 中学受験を題材にした作品 三章からなっていて それぞれ違う人物の視点で進みます 最初は母親の視点から。 理解のない夫や、毒親の元で育ち 自分の将来をあきらめてきた背景など 苦しくなる物語が続きそうな予感でしたが 子どもの頑張り、母親の頑張りが 環境を変えていきます ちょっとずつ変わっていく母親に いつからでも頑張れるんだと パワーをもらえる話でした。 子どもの言葉には力がありますね 義母とのやりとりは最高! 勇気をもらいました! 次は息子の視点。 この息子がとてもひたむきで。。 子どもが頑張ってる姿って、泣けます こんなに頑張ってるのに なかなか成果が出なかったり、 家族に負担をかけているプレッシャー、 俊介が抱えていたものを知ると 胸が苦しくて涙がとまりませんでした。。 なのに周りは受験に対して 後向きなことを言ってきたりする。 本書にもあったけど スポーツを頑張ってる子のことは応援するのに それが受験になると揶揄するようなことを言ってきたりするのはなんででしょうね。 やらされてるって勝手に大人が思うからでしょうか? こんなに頑張ってるのに、、、 普通に応援してあげてほしい。 最後は先生の視点 加地先生がいいんだよなー ここはホントにいろんなことを教えてもらいました。 例えば 私は勉強ができなくても やりたいことをやっていられればいい と思っていたけど 『勉強が苦手ならさせなくてもいい。 ずいぶん後になってからだが、 自分は両親のその考え方が 間違いだったのだと気づいた。 勉強が苦手な子どもでも、 学力は上げてやらなければいけないのだ。』 『なにも学ばずに大人になったら どんな未来が待っているのか。 そんなこと、年を重ねた者であれば 誰もが知っていることなのに、 自分が楽になりたくて、 面倒な現実から目を背けてしまった。』 という言葉がグサッと来ました。 子どもたちに武器を持たせてあげるために 私も子どもを促していかないといけないんだなと反省。 まだ子どもが小さいうちに本書に出会えてよかったです。 子どもたちに 『なんで勉強をしなければいけないか』 今ならキチンと答えられそうです(^^) いつでも読み返せるように 手元におきたい一冊でした

    124
    投稿日: 2024.04.07
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    なんとなく展開がわかるのに、物語に引き込まれていきました。藤岡先生の作品はこれで3冊目ですが、オチを大事にしているというより、過程を大事にして丁寧に書いているイメージです。読むと汚れた心が綺麗になります。

    10
    投稿日: 2024.03.29
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    すごくいい本。登場人物ひとりひとりの想いに胸が熱くなる。 俊介くん、かっこいいな。と思いました。 私もこの本の登場人物たちのように自分の人生にしっかり向き合いたい。と思いました。 私は、母親なので菜月さんに感情移入していました。かっこよく素敵なお母さんだと思います。

    7
    投稿日: 2024.03.28
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    めちゃくちゃよかった。 読みながら、何度も何度も涙が出て止まらなかった。 中学受験…残念ながら私にもまた私の子供たちも経験がありません。 周りのお子さんの中学受験についてのお話を聞いていても 「大変そうやなぁ。」「そこまでしなくても…。」とひとごとなので深く思っていませんでした。 けれどこの話を読みながら、 中学受験のわずか12歳の子どもたちのパワーに圧倒され、これからどんどん大きくなり 荒波の中を生きていく、子どもたちに大きな武器を持たせたいという塾の先生である加地先生の いう意味がよくわかりました。 このお話の中心にいるのが俊介くんという 一生懸命サッカーを頑張っていた少年が トレセンのメンバーに入れなかったことをきっかけに中学受験に切り替えて、難関校の 東栄を目指して本当に一生懸命奮闘する。 まずこの子の一生懸命さやなぜそこまで頑張ろうとしているのかを知り涙し 母親のまっすぐで大きな大きな愛に涙し 塾の先生である加地先生の考えかたや 塾生への愛に涙し… 本当に本当に子どもたちの受験に対する頑張りや 周りの大人たちのフォローに共感し 私も、しっかり生きなければとあらためて 思いました。

    33
    投稿日: 2024.03.27
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    藤岡陽子さんの最新刊りらの花咲くで心惹かれて2冊目。 一緒に走り切っていい汗をかいたような、そんな読後感。良いシーンが多すぎて、感想を述べきれないです。生きる活力が湧いてくる一冊でした。 受験生、母親、塾講師の3部構成で、私は特に最後が好き。 受験だけじゃなくて、踏み出せなかった何かに向き合う人にはみんな金の角が生えるんだろうな。 踏み出す、心の火を灯す、門を叩く、戸を開く…の他に、金の角という新しい見方をしれて嬉しい。 表紙も好きだし、解説がとても読者目線で面白い。

    8
    投稿日: 2024.03.26
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    私、私立の中学校の教員してます。自分の子どもも私立の中学に通ってます。でも、どこか小学生の塾通いには否定的でした。だからこそ、いろんな視点が変わりました。人に武器を与えられる仕事…。教育って熱いです。

    7
    投稿日: 2024.03.22
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    中学受験をテーマにした小説。 小1から夢中でやってきたサッカーでの挫折をきっかけに、小6で最難関の中学校を目指すことを自らの意志で決意。父親の強い反対を押し切り、受験専門の塾へ。時には、身近な人からの中学受験に対する批判に押し潰されそうになりながらも、寝食忘れるほど、ひたむきに努力する姿が、サポートする周りの人を変えていく。。 父親、母親、仲間、塾の講師etc. 関わっている人達それぞれの目線で語られているので、多様な読み方が出来る。今回私自身は、指導者目線で読んだ。 中学受験には、他の受験とは違う感動のドラマがある。 中学受験を目指す親子だけでなく、先行き不透明な現状に閉塞感を感じ、生きる目的、働くor学ぶ意味を見失っている大人にも薦めたい感動の一冊! #中学受験 #信頼関係

    6
    投稿日: 2024.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんな頑張る子供いるの?俊介の受験したい理由が分かった時、涙が出そうになった。 大人側の視点の物語もあって、今から頑張っても遅くないと思えるとても暖かい物語。中学受験の過酷さに、周りも心配して辞めたら?とか言っちゃう気持ちわかる…分かるけど、ここは応援すべきなんだな。

    10
    投稿日: 2024.03.09
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    中学受験について、受験生本人の目線、受験生の親目線、受験生を教える塾講師の三視点から書かれている物語 私は第三章が特に好きでした 田舎でのほほんと生きてきた私はこんな世界があるのかと驚きました 自分の目標に向かって、ひたむきに頑張る俊介に心を打たれます 努力する、というのはこういうことなんだろうなあ ひたすらに眩しくて美しい、真っ直ぐな物語でした 今、しんどくて心が折れそうな人におすすめします

    7
    投稿日: 2024.03.09
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    終始涙がこぼれる小説でした。 中学受験が私の人生に大きな影響をもたらしていると日頃から思っていたので、 刺さる部分が多くて一気に読み終えてしまった。 あの時両親は何を思っていたんだろう 私に絶対受かると言ってくれたあの先生は何を思っていたんだろう 当時に思いを馳せてしまう。 転職前の心境にも重なるところがあったなあ。 感想を言葉にするのがどうにも難しい。 とにかくすごくすごく感動する、 何かに諦めそうなときに読み直したい、 素晴らしい本でした。

    13
    投稿日: 2024.03.05
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    「金の角が生えてくる」、素敵な表現だと思った。息子が中学受験を終えたばかりなだけに、この内容には共感と感動で泣けた。親目線、子供目線、塾講師目線、、、と3視点から描かれていて良い。中学受験の意義を考えさせられる、心に残る素晴らしい作品だと思う。

    15
    投稿日: 2024.03.02
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    どうしても親目線で見てしまう。 中学受験。ウチの子達はしなさそう。 だけど、いつか子供たちに勉強する意義を 問われた時にヒントになるかもしれない。 何かを達成するために努力する、 そのやり方を学んでいるんだね。 社会にでていろんな壁にぶち当たっても それを乗り越えるメンタルの強さも。 この本では少年と塾講師の交流が描かれた。 講師は子供達が社会で戦う為の武器を持たせたいと 言った。私は子供にどんな武器を持たせて あげられるだろう。 真剣に考えよう。

    33
    投稿日: 2024.02.23
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    金の角持つ子どもたち、 というタイトルに、 一体どんなストーリーなのかと想像が膨らむ。 ファンタジー?(違いました) 以前読んだ「リラの花咲くけものみち」もとても良かったけど、今回も涙なしには読めないお話だった。 中学受験は自分には身近なトピックではなかったものの、塾に通う子どもとその家族、 友だち、そして塾講師とのエピソードは どれもがじんわりとわたしの心に沁み、 各章を読み終えるたび、あたたかな、優しい気持ちになれた。 小学生が、いろいろなものを犠牲にして ここまで勉強をがんばる意味ってなんだろう?と この本を読む前の自分は思っていた。 でも目標を掲げ、そこに向かって一心に進む姿を見たら そんなふうには思えなくなった。 そしてまた、そんな子どもたちに関わる大人たち(非正規雇用の教師)という立場にいる先生の現実も知り、 悲しい気持ちになった。 がんばる子どもたちだけでなく、 その講師の家族にもスポットを当て、 知識を持つことがその人にとっての武器になる、 生きていく上での強みになる、という 作者からのメッセージは心に刺さった。

    44
    投稿日: 2024.02.22
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    文句なく星5つ!いや6つ、7つ…つけられるだけつけたい! 素晴らしい小説だった。 小学校受験、中学受験…これらの母親目線の小説は以前にも読んだことがあるけれど、それに加え受験する本人子供目線、塾講師目線で描かれているのが自分的にはとても新鮮だった。 小さな体と心で受験と向き合う俊介の姿が眩しくて逞しくて輝いていた。 小さな肩にこんなにも大きな人生を賭けた荷物を背負い懸命に闘う姿に感動しかありません。 心が折れそうになりながら、どんな状況になっても負けない逃げないその強さにあっぱれです。 子供のエネルギーと強さ、柔軟さ…子供の秘めた能力と可能性は無限だと思えてきます。 またそれを支える加地先生!最高です! そう、塾の先生は勉強を教えるだけでなく、その子の性格、精神状態、家庭環境全てをひっくるめて中学受験だけでないその後のその子の人生を見据えていかなければならない。 その上に子供と講師の信頼関係が築かれその上に学力の向上がある! 塾講師の子供に与える影響は偉大なのだ! ん〜…思い出すなぁ〜 思い当たる経験があるだけにストーリーとリンクして第3章に入ってからは涙、涙( ; ; ) 瞬きをしながら必死に我慢していた涙が溢れそうになり電車内で読むのを辞めました^^; 諦めず自分を信じて前に進む!それをちゃんと見守ってくれる人がいる! 加地先生のような大人がもっともっと増えてくれたらいいなぁ。 久々に熱量籠って読了です!良かった! 藤岡さんの小説、もっともっと読んでみたい! また好きな作家さん1人増えました!

    30
    投稿日: 2024.02.07
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    中学受験に関する本、「勇者たちの中学受験」「翼の翼」を読んでちょっと怖くなったところにこの「金の角持つ子供たち」を読みました。 結局「いい受験」になるかどうかは、受験が子供本人の意志なのか、親の誘導なのかによるのかなと思ったり。 お母さんの視点、受験する俊介くんの視点、塾の先生の視点、それぞれの章で視点が変わったのが新鮮で、どの章でもグッとくる場面がありましたが最後の先生の視点の章は、涙を抑えきれませんでした。 俊介くん・倫太郎くんの中学時代の話、お母さんのその後、妹美音ちゃんのその後、加地先生の弟さんのその後など、続編を読みたいと思える小説でした。 またいい作家さんに出会ってしまった!

    12
    投稿日: 2024.02.05
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    胸が熱くなる、本当に素適な作品だった。 子どものひたむきさや悔しさをバネに頑張る力、あきらめず努力し続けることは決して無駄にはならないということを、中学受験というテーマの中で見事なまでに描ききっておられて、物語後半は涙が何度も込み上げ、読み終わってしまうのが惜しいほどだった。 物語自体、文章が平易でわかりやすくイメージが浮かびやすいため、今4年生の子供にもぜひ読んでみてもらいたいなと思った。

    7
    投稿日: 2024.01.30
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    今まで出会ったことのないジャンル。 スポ根系とも違うけど 恋愛小説やミステリー小説とは全然違う。 箱根駅伝見てる気分になる小説だった。 とてもよかった。 美談じゃない受験のリアルも知りたくなる内容。 ラストもすごくよかった。

    8
    投稿日: 2024.01.29
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    この作者の描く登場人物はみんな魅力的。 中学受験に対して偏見持ってたけど、子供の努力とそれを支える家族、講師などの人達って偉大。小さい頃から大した努力もせず、なんとなくで育ってきてしまった私と、しっかり努力してきた兄姉との差を改めて実感…。 努力って今からでも間に合うのかな?

    7
    投稿日: 2024.01.15
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    勉強も運動も不得意だったので、サッカーでプロを目指したいという位には運動が得意で、勉強もかなり出来るこの男の子はまぶしい。自分が同級生だったらまぶしくて直視できなかったであろうと思います。 そもそも塾なんて行きたくないし、私立中学校なんてお金がないと行けないしで、全くもってそういうルートに乗って来なかった子供だったので、読んで反発覚えたりして。なんて思いながら読みましたが、これが予想を裏切る青春小説でした。 遅くまで塾に通う子供たちがかわいそうとしか思ってきませんでしたが、もしかしたらそうじゃないのか?と思わせてくれる小説でした。

    13
    投稿日: 2024.01.10
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    とっても、良かった。 登場する人物たちの複雑な背景を描いた上で、一人一人がまっすぐに人生を歩もうとする姿に勇気をもらえました。 小学生の純粋さがとても綺麗に描かれていて、何度も目が熱くなった。 産まれてくる子供にも、いつか読ませてあげたい一冊。

    15
    投稿日: 2024.01.06
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    藤岡陽子さんの作品は数冊読んでいてどれも大好きですが、今回の作品もめちゃくちゃ良かった!!とにかく感動。カフェで読んでたので、涙を堪えるのが本当に大変だった…。家で読んでたら号泣してだと思う。中学受験に向けて頑張る1人の男の子と、その家庭、そして塾講師の物語。第1章では母親視点、第2章では本人視点、第3章では塾講師視点で描かれています。メインとなる中学受験話だけでなく、それぞれの過去や秘密なども交えて、だいぶ奥行きのある構成。読む人へのエールにもなる作品というか、明日からも頑張ろうと思える一冊。読んで良かった!

    8
    投稿日: 2024.01.06
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    中学受験に向き合う子供たちの熱い姿が、なんとなく毎日を過ごしている自分の心にささりました。 子供の夢は大きくて羨ましい、と思ってしまいがちだけれど、そうではなく純粋な気持ちがそんな素敵な姿にしてるんだなぁ。。 純粋な子供たちを見守る大人の優しい言葉に、勇気づけられもして、あったかいお話でした。

    10
    投稿日: 2023.12.28
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    頑張る子供を応援する母親。 兄妹愛。 信念を持って子供たちに接する塾講師。 受験という共通目標を持つ友達関係。 皆素晴らしい描写でした。

    8
    投稿日: 2023.12.16
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    小学校6年生で心に秘密を抱えながら目標を持って、喘ぎながらもがきながら、がむしゃらに努力する俊介。我が子を応援するお母さんと全力でサポートする塾の加地先生。先天性難聴の妹・美音が健気に努力する姿に涙が出てしまった。

    8
    投稿日: 2023.12.07
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    結局は受験に向き、不向きな子がいてこの主人公のように明確な目的があったり、努力ができる才能のある子は受験もうまくいくだろうし、公立に行ったとしても自分を見失うことなく頑張れる人間になるのだと思う。そんなお子さんが羨ましい。  今まで読んできた受験の本は親主導が多く、母親が熱心になるあまり子供を潰してしまう。父親が出しゃばろうものなら、さらに悲惨だったり。この本の両親は子供から距離を置いて接しているようにみえました。(親は塾代捻出に専念)それが返ってよかったのかな。

    8
    投稿日: 2023.11.29
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    中学受験がテーマ。 俊介という6年生の男の子が軸になって、話が進んでいく。 中学受験、それも最難関校を目指すならこれぐらいしなくてはならないのかと思うと恐ろしくなった。 やっと12歳の子どもにここまで過酷な時間を強いて、その後にある世界は薔薇色なんだろうか。 という私も子ども達に中学受験をさせた。 この話の俊介のように子ども達から望んだのではなく、子ども達により良い教育環境を与えてやることができるのならと言う親の考えからだった。 ここまで過酷ではなかったが、それなりに二人三脚で頑張った。 塾の講師の加地の言うことも理解できる、学校の教師より子どもの将来を考えてくれているかもしれない。 しかし、小学校の俊介の担任の言うことも理解できる。 努力することは素晴らしいし、こうして勉強したことはきっと人生にプラスになることは間違いないだろう。 しかし、遊ぶことも忘れて一心不乱にならなければならない中学受験って本当に必要なんだろうか、子どもの成長にとってブラスなんだろうか、と考えさせられた。 加地の目には頭に金の角を持つ子どもが見えるらしい。 金の角はきっと努力の証なんだろう。それはそれで立派だ。 しかし、学校では学習しないような知識で競うなんてそもそもおかしいのでは。と思ってしまう。 とにかく中学受験にモヤモヤしながら読み終わった。

    7
    投稿日: 2023.11.28
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    俊介が背負っているものが分かった時、さぞ辛かっただろうなと俊介を抱きしめたくなった。 こんな健気な子供がいたら親は心配しながらも可愛くてしょうがないだろうなあ。 俊介の事が心配で心配で、でも頑張れって応援したくなる本でした。

    113
    投稿日: 2023.11.21
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    仕事帰り、最寄り駅の前にある塾の明かりを見上げながら、あの中で俊介のような子が人知れず戦ってるんだと思うと"がんばれ、がんばれ!"と思わずにはいられない。 子供もいなければ、中学受験とも無縁だった私でも胸にぐっとくるものがありました。 こういう本を”いい本”って言うんだろうな。

    10
    投稿日: 2023.11.07
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    温かかった。自分がやれば自分を変えることができる経験、それを12歳でする。そんな中学受験に意味がないわけがない。そう言われたら本当にそうだ。自分が望めば自分がやれば、誰だって自分を変えられる、ということ。加地先生の弟との関係を築き直している話が最後に読めて、全編に上記のテーマが通って、秀逸な小説だなと感じた。 わたしも中学受験の教師を正社員としてやっていた時期があるので、1月の熱を思い出しながら読んだ。

    5
    投稿日: 2023.11.04
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    中学受験をする男の子と、それを取り巻く人たちの物語。 感じたことをいくつか。 一つ目は子どもにやりたいことをさせたいと奮闘する親の姿。やりたいことをさせてあげようとするのも凄いけど、学齢期にそんな気持ちが芽生えて、強い意志が持てて、更にそれを発信できるという家庭環境が子どもにとってどれだけ大切か。 スクリーンタイムが増えたこの時代にも、家族との対話は必要。 二つ目は塾講師である加治先生の人間味のある生き方・生徒への眼差し・個々の性格に合わせ、それぞれの将来を見据えた指導や関わり。これこそが「教育」だと考えさせられた。子どもの将来は関わる大人によって良くも悪くも変わる。とても簡単に。 三つ目は受験というのは通過点だということ。 結果に限らず、頑張った後には確かな努力が残る。目標に向かってひたむきに何かに打ち込んだ経験は、その先で必ず自分を支えてくれる。努力は成功の礎となる。 勉強(学び)は社会に出るための「武器」。 一生懸命取り組むと生えてくる「金の角」は可能性。未来の可能性は人それぞれで、必ずしも勉強とは限らない。そんな風に、子ども達の未来を育てていける大人でありたいと思う。 個人的には、受験に奮闘する姿もそうだけど、受験後の子ども達やその周りの人たちの人生を、もっともっと読みたかったです。

    16
    投稿日: 2023.11.02
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    中学受験のゴールや目的は、合格だけじゃないんだな・・・と、ひしひしと感じる物語。なぜ学ぶのか?学びたいのか?子ども自身も、親も、塾講師もその問いを抱えながら進んでいる。 首都圏では中学受験が過熱ぎみだと聞く。その裏で、親子関係や子どもの心理状態が不安定になるといった状況を招くこともあるという。中学受験を考えたことのない人にしてみれば、なぜそこまでして・・・と必要性に疑問を感じたり、子どもがかわいそう、と思うことだろう。俊介の祖母のように。 でも、読んでいると、俊介たちが頑張る"過程"だけでもう涙がこぼれそう。行間から熱意と光が立ち昇るように感じ、俊介の姿が輝いてみえてくる。 「人は挑むことで自分を変えることができるんだ。十二歳でそんな気持ちになれる中学受験に、意味がないわけがない」 自らも弟との関係を築き直そうと努力する加地先生の言葉は、物語のあちこちで灯台のようだ。

    5
    投稿日: 2023.10.31
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    本人、母親、塾講師の視点でそれぞれの章が描かれていて、みんなそれぞれに心に抱えたものがある。それらが最後には良い方向に結びついて、本当に感動的な物語でした。 特に塾講師の加地先生が、抱えている問題はとても複雑で、心が苦しくなりました。しかし、最後には弟との未来が開けたように感じ、自然と涙がこぼれていました。

    3
    投稿日: 2023.10.29
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    ただただ、感動した。 親の立場、子供の立場、それ以外の立場。 どの立場で読んでも元気が貰えて、頑張ろうって思えるはず。 短めで読みやすいし、本当に泣けた。 お子さんがいる方にも、小中学生の子どもたちにも読んでみて欲しい。

    3
    投稿日: 2023.10.21
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    金のツノ?なんだろと何気なく読んでみ本。私は塾に通ったことがなかったし、小中の受験に対してあまり良い印象を持ってなかった。しかし、主人公の視点、夏の合宿や、家族が受験に対して理解、向き合あっていく変化から私のイメージも変わっていき、新しい価値観を理解することができた。特に塾塾講師が生徒にかける言葉がとても素晴らしい。

    3
    投稿日: 2023.10.15
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    自分はいま金の角が生えるほどに何かに夢中になっているか、一生懸命に打ち込む経験をして自分を守れているかと疑問に思った。読んでいて、自分の中学受験、大学受験を思い出した。 全ての人が恵まれるわけではない、だから自分の能力をそういう人に分け与えてくれという箇所が印象的だった。 多少は自分も奮闘はしていると思うけれど、まだ足りないかなと感じた。自分の軸、生き方が見えないときこそ、やる前から恐れるのではなくて実際に行動して打ち込んで見えてくるものがあると思うので、頑張りたいなと思った。

    8
    投稿日: 2023.10.12
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    たしかに。勉強は武器になる。 面白かったけど、登場人物がみんな、ちゃんとした正しい選択をする人ばかりで、きれいにまとまりすぎているように思った。リアルなのを期待してたので、残念。

    1
    投稿日: 2023.10.12
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    中学受験を通しての登場人物の生き様に引き込まれて一気に読んだ。 「スポーツに励む子どもは無条件に応援されるのに、塾通いをする子どものことを世間が取り立てて称賛することは少ない」という言葉に納得した。 登場人物の人生を見守っているような気持ちになり、自分も頑張ろうと思える一冊だった。

    5
    投稿日: 2023.10.09
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    「何のために勉強するの」 って私はかなり中高で悩んだ人間なので、 中学受験を目指す小学生たちは いったい何を考えて受験に向かうのか。 どんな描かれ方がされているのか 興味があって読んだ。 小説だから。 創作物だから。 一冊読んでみて そんな小学生いるのか と疑問に思ったのは、それはそうなんだけど 塾の先生が言っていた 勉強する理由、 中学受験をする理由として 「子供に武器を持たせたいから」 というのはしっくりきた。 本人の知っている世界が 多ければ多いほど 居場所が生まれる。 その分色んな選択肢を持てるから、 一つの価値観に縛られることなく 自由に生きられるようになる。 それが自分の生きやすさ、ひいては幸せにつながる。 …んだと思う。 というわけで、今日もせっせと未来の自分に武器を持たせたいと思います。 武器じゃなくても良いけど。

    5
    投稿日: 2023.10.07
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    金の角を持つ子どもたち ・中学受験の話。やむを得ず中卒で夢を持ったことのなかった母親と高卒で何とか働く父親の子供が夢を見つけ小6から中学受験の勉強を始める。 ・いくつも壁があるが、母親の熱い想いと、本人の固い意思、父親の最後は応援するところ、塾講師の熱意のある指導。どれをとってもリアルな表現がされ、胸が熱くなる。 ・勉強というのは努力が形になって身を結ぶもの。それはスポーツだろうが書道だろうが、何でもだ。人それぞれ成長のスピードに差はあるが進まない人間はいない。自分が何も成長していないと感じていても、実際は側からみると成長しているものだ。 ・この本はあっという間に読んでしまった。よくあるような内容かもしれないが、こういう本がボクは好きだ。家に持ち帰って保管しておきたいと感じる。 ・今まで支えてくれた、母や祖母、その他大勢のおかげで今があると自分も感じた。 ・こういう熱い本を読むと、自分は何をしているんだ、と少しナイーブになる。熱い気持ちにもなる。この本を紹介したい気持ちにもなった。

    3
    投稿日: 2023.10.07
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    どんどん物語に惹き込まれ、時間を忘れて読書に耽っていた。 私はどちらかというと、中学受験は必要ないと思っていた。小学生は勉強よりも睡眠とか遊びに時間を費やすものだと思っていたから。でも、それは私が育ってきた環境で凝り固まった価値観なのかもしれない。俊介のお父さんに対して否定的だったけれど、自分の育ってきた環境を当たり前だと思うところは一緒だと気づいた。地方で、小学生の頃、私の周りに中学受験する子なんてほとんどいなかったし、塾にも行かずに外で遊んでばかりでいた。もし子供ができたら、自分の子供もそうなると無意識に思うのだろうなと。 自分の子には幸せになって欲しいという思いから、口を出してしまうのだろうけど、人にはそれぞれの人生があって、たとえ自分の子であろうと、夢や目標を邪魔する権利はない。改めてそう思った。夢に向かって努力するのは子供だけれど、親にはその応援をすることができるような、精神力と経済力が必要だと思った.....。

    3
    投稿日: 2023.10.06
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    朝の通勤時間に読み始めて、お昼休み、帰りの電車、続きが気になって夜中に一気読み。ラスト50ページは私にとっての号泣ポイント満載で、翌日の通勤や昼休みに持ち込まなかった自分を褒めたい!(睡眠不足にはなったけど) 第一章は受験をする息子を持つことになった母、菜月が主役。 第二章は受験生になると決めた、小6の俊介が主役。 第三章は塾講師の加地が主役。 とにかくこの加地先生がカッコ良すぎ。 受験生にかける言葉のイチイチがグッとくる。 名言だな、と後からメモ取ろうとしてまた涙ぐんでしまった。 中学受験に関する小説は、この本より先に『天現寺ウォーズ』を読んだけど、圧倒的にこの本のほうが読み応えがある。 晩婚・晩産な私からみると、考えてみれば菜月も加地も気づけば年下…30代半ばから後半の彼らに感動させられることのなんと多いこと。多くの私の友人たちは、ちょうど受験生を持っているので、私ももっと早く産んで、子どもと一緒に成長するのも悪くなかったなと思わず考えてしまう。 38歳から夢を見つけて頑張ることになった菜月の生き方も応援したくなるし、壮大な夢を持つ加地もカッコイイ。 さて、自分はどうしようか…。 サイドストーリーや続編がないのか検索してしまった。 私としては、加地に「その恵まれた能力を、多くの人にわけてあげてほしい」と託された超優秀児の美乃里がその後どう生きたのかが気になる。加地と昔の恋人のラブストーリーも、胸キュン間違いなしだろうな…と、感想とは別のところで妄想が止まらない。 そういうワクワクを読後にもたらしてくれた小説は久しぶりかも。これだから本を読むのって楽しいんだよなぁ、と思わせてくれた1冊で、出合いに感謝。

    23
    投稿日: 2023.09.20
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    最初はサッカーに熱中していたけど選抜に破れ、難聴の妹の為にも難関中学受験を目指す俊介目線でお話しが進んでいきましたが、残り1/3位から塾の講師・加地先生目線で話が進んでいきました。 困難に立ち向かう強さや家族や友だちに優しい気持ち持つ俊介に応援したくなりました。 夏合宿後半の様子、受験後半の俊介目線の気持ちがあまり書いてなかったのか残念でした。 俊介の夢を応援してあげたいと思うお母さん、素敵だったので、お母さん目線でのお話しも読みたかったです。 登場人物がこのお話しの中で出てきたのは一部で、もっと最後まで物語に出てきてくれた方が個人的に良かったと思いました。 お母さんにしてもどんな気持ちで俊介や美音と関わって受験日まで過ごしてきたのか知りたかったです。

    3
    投稿日: 2023.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    するすると読み進められて1日で読み終わってしまいました。小学生という大人から見ると小さく弱い存在であったとしても、本人たちは大人から言われたことをよく覚えていたり、自分で決断することのできる存在であることを思い出しました。自分が子どものときに大人に対してどんな風に感じていたかを大きくなるにつれて忘れてしまっているのだと思いました。 結果ばかりに注目してしまいがちですが、その過程で得たものやその先に目を向けることの大切さを感じました。

    4
    投稿日: 2023.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小さい頃から打ち込んだサッカーを辞めて中学受験で最難関校の合格を目指そうとする小学6年生の少年・俊介の母親と俊介、そして彼の担任となる塾講師を順に主人公にした、3部構成のいわゆる中学受験モノ。 今まさに受験生の子を持つ親としては、中学受験に関わる子・親・塾講師の三者三様の苦労はそれなりによく描かれているものの、リアリティに欠けるところが多いなという印象を受けた。タイトルになっている「金の角」についても、いまいちしっくりこなかった。 俊介が最難関校のみの受験にこだわる理由は、本来本人には責がないはずの事情で心の闇を抱えてしまっており理不尽にも思えるし、その理由なら他校を併願してもよいのではないか。また、算数の難問に対し塾で教わる解法を覚えていくことで偏差値が上がっていくような描写があるが、現実の受験ではそういう解法暗記型の勉強で対応できるのは上位校までで、最難関校に到達するためにはもう2ステップ、3ステップくらい深い学びが求められるはず。そこへの言及が無いと、最難関校を目指すというのはどういうことかについて、事情を知らない読み手は勘違いしていまいそう。 物語前半で描かれている俊介の家族が抱える複雑な事情は興味深くその後の展開が気になったので、第3部で塾講師(とその弟)の話に切り替わるのではなく、最後まで家族の視点を保ったまま受験終了まで描き切ってもらった方が個人的にはよかった。そういう意味では非常に惜しい作品。

    3
    投稿日: 2023.08.26
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    文が読みやすいのか、ここ最近で1番するする読み終わった。本当にいい物語を読んだ… 自分も中学受験はしたけど、ここまで熱意を持って挑めていなかった。全然頑張らないでそこそこの成績で満足?していた。こういう塾で成長を遂げる人は本当に強いだろうなぁ、子どもも講師もみんなすごい。魂の強さや輝きのようなものの眩さに胸を打たれた。

    4
    投稿日: 2023.08.25
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    サッカーに熱中する少年が中学受験に挑む話。 子供の純粋な気持ちと努力する姿勢、そして少年を取り巻く大人の気持ち、それぞれに感情が揺さぶられました。 私は大学受験に一度失敗し予備校を経て志望校に合格できた身なのでこの本を読んで、感じることがとても多かったです。 本書には、裕福ではないながらもなんとか受験をさせてやりたい母親、受験に否定的な叔母、熱心に寄り添う塾の講師、と本当にそれぞれの立場の人物が登場します。 私はそれぞれに想いを読み、自分の受験期を思い出しました。 当時は考えもしなかったが、受験の間頑張ってるのは本人だけじゃなくて家族も先生もみんなそうなんだとこの本を読んで初めて知りました。 今更だけど、感謝の気持ちがやみません。 素敵な物語に触れることができて心がみたされました。

    6
    投稿日: 2023.08.21
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    中学受験をする少年の物語。サッカーにずっと打ち込んできた少年が、中学受験を決意する。 少年には、難聴の妹がいる。ある日、母親が妊娠中少年が風疹をうつしたため、自分のせいで、妹が難聴になったときく。 妹のため、聴覚を共有できるロボットを作りたい、そのため、少年は最難関の中学を志望する。 ピュアな少年の物語は、グッとくるなぁ。

    2
    投稿日: 2023.08.10
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    学習塾に後ろ向きだった自分。毎日塾に通い、授業も疎かになり、一向に成績が上がらないこどもを見てきた。時間の無駄、今しかやれないことをやればいいのに、努力しても叶わない目標がある。 『勉強するのは大人になって働く時のため。難問に出合った時に逃げ出さずに粘る力、どうすれば解決するのかを思考する力、情報を読み取る力、ひたすら地道な反復練習や暗記。勉強で身につく力は仕事をして行く上で必ず役にたつ。』 その力を伸ばしてあげるべきなのに、勉強が出来ない子を置き去りにしてはいないか、学校。 学習塾の存在価値を見直した作品となった。

    6
    投稿日: 2023.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひたむきさがひしひしと伝わってきた。 諦めずくじけずに頑張れるのってすごい。 妊娠中の風疹のせいで難聴っていうのが 主人公のせいだなんて両親とも思わないだろうけど 本人にとっては辛いよなぁ。 それを知る前からいいお兄ちゃんやったのに。 学力、学歴はほんとに大事だと思う。 もちろんそれだけでないのも確かだけれど、 努力は裏切らない。無駄にはならない。

    24
    投稿日: 2023.08.04
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    本当は★3つ半。 中学受験がテーマの、藤岡さんらしい優しく読み手に少し力を与えてくれる物語でした。 同じ中学受験をテーマとした「翼の翼」を読んだ時はよい意味で怖いと感じましたが、本作は主人公の俊介の心理描写が多かったせいか、その純粋で前向きな気持ちに感動すら覚えました。 小学生ってこんなに色んなことを考えられるんでしたっけ? 自身の経験も含めて中学受験は何となく親の希望で子どもに強いたり、子どもを導いたりするものと思い込んでいましたが、この作品を読むとそんな親子ばかりではないことを思い知らされます。 偏差値が高い学校に行けばよいということではなく、子どもの性格や将来の夢を踏まえてより良い環境を選ぶ手段なんですね。 公立の学校に進むことももちろん大切な選択肢の1つ。 何も知らずに思い込みで避けるのではなく、親としてきちんと理解した上で我が子には可能な限りの選択肢を提示したいなと思いました。 本作の中で為になった台詞を以下に抜粋します。 「努力することの確実さを、小学生の頃に肌で覚えてほしいとおれは思ってる。勉強は努力を学ぶのに一番適した分野だ。学力は人生を裏切らない。到達点はもちろん人それぞれ違うものだが、勉強に関していえば、努力をすれば必ず結果がついてくる」 これは俊介が通う進学塾の講師のものですが、なるほどと腑に落ちました。いつか我が子に勉強の必要性を聞かれた時、この台詞を思い出したいです。 本作の登場人物全員が、幸せでありますように。そう願いたくなる素敵な小説でした。 私も努力を忘れず、頑張ろう。

    16
    投稿日: 2023.08.02
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    素晴らしい!一気読みでした。 もっと早くにこの作品に出会えれば良かった。そしたら自身もそして子も、また違った今があったのかも知れないな。でも、結果論。 感情を揺さぶられるシーンが沢山あって、どれも響く。子を持つ親達には一番読んで貰いたい。一般論と世間体、そして人間のエゴ。話すことってやっぱり大切だ。

    90
    投稿日: 2023.08.01
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    サッカーに挫折した小学六年生の少年が入塾し難関中学受験へ挑む話。 家庭の事情で高校を中退した母と、勉強は苦手で体力勝負で営業職に就く父と、全聾だがハツラツとした頑張り屋の妹と暮らす。 裕福ではない少年の家庭では、塾の費用を捻出するだけでも一苦労。母は自分が働き出すことで息子の望みを応援し、妹も兄が塾に通えるように学童保育に行くと宣言する。父だけが塾通いを反対していた。そんな父も、全力で頑張る息子の姿に心を動かされていき…。 頑張る子の頭に生えてくるという金の角。きっと、みんな持っているんじゃないかな。ただ、それだけ全力で頑張れるものに出会えることってなかなかないことで。そして出会えただけでなく頑張り抜いたことは尊い。 主人公の男の子の背負っていたものは大きかった。だけど、それをも自分の原動力に変えられたのは彼の強さだ。今後の人生においても絶対に生きてくる。全力で頑張った経験は、きっと自信になるし、かけがえのない思い出にもなる。だから結果よりも過程が大事なんだ。 塾講師の加地先生がまた素晴らしい人で…。塾は勉強だけ教えるところという私の勝手な解釈を変えてくれた。目標に向かって頑張る子たちときちんと向き合う姿勢は学校の教師と変わらないように思った。 あぁ、頑張る少年たちの姿に胸がいっぱい。

    48
    投稿日: 2023.08.01
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    涙無しでは読めませんでした。 何回、泣いたでしょうか。 小学6年生の「俊介」という男の子が主人公。 俊介の日本最難関中学の受験物語。 父親の受験反対。 俊介の背負っているもの。 母親の思い。 また、塾講師の加地の思い。 色んな所に共感して涙、涙でした。 そもそも、親が子どもの人生を決めつけ(?)るなんて、もってのほか。そんなのクソ喰らえです。 塾講師、加地先生が 「おれが塾講師をしているのは、こどもたちに勉強を諦めてほしくないからだ。純粋に学力を上げて、この社会を生きるための武器を持たせてやりたいと思っている。」という言葉に共感しました。 子を持つ親として、また、子どもと関わる仕事をしている者として、似たような思いを持っています。 私は勉強は教えることは出来ませんが、やはり関わった子供たちには成長して社会に出た時、少しでもその中で生きていけるようなことを今から身に着けてほしいと思っています。 主人公、俊介 そして、家族 塾講師、加地 そして、俊介の周りの人たち 色んな人の思いが溢れていて、読み終わったときは少し疲れていましたが、どの人にも「頑張れー」と力強いエールが贈りたくもなり、贈られているように感じました。 とっても良かったです。

    40
    投稿日: 2023.07.26
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    ナツイチで購入。 自分は目的意識もなく流されるままに中学受験をしたが、それだけに俊介は凄いし、12歳にして背負いすぎている気もする。 というよりも、何も背負うことなくまっすぐに受験させてくれた自分の両親に心から感謝したくなる。その意味で、読んでよかった。 中学受験の塾の先生は30年たった今でも覚えており、それだけ濃密かつ重要な期間なのだと思う。フィクションとはいえ、加地先生に出会えた生徒は幸せだろうな。

    2
    投稿日: 2023.07.24
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    なんと、いじらしい..。藤岡作品なので涙腺の蛇口はゆるゆるに緩めて臨んだが、予想通りぼろぼろと落ちる涙、涙。中学受験に臨む小学生の物語。大人よりもうんと小さな体と心で壮絶な努力をし、のしかかるプレッシャーを抱えているのかと思うと胸が締め付けられる。それをネガティブに書くのではなく勇気を貰えるような挑戦に書かれているのが良い。特に主人公の俊介は受験を決めたのが人より遅く、勉強の遅れを取り戻そうと必死だ。俊介の強さと優しさが眩しい。それを支える母親と塾の先生も素晴らしく、ラストはどんな結果でも泣くこと一択。

    4
    投稿日: 2023.07.23
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    理由や目的があれば頑張れる。親が子に勉強しなさいって言ってもしないのは、勉強する理由や目的が分からないから。 とは言え、小学生にはなかなか難しい。沢山の誘惑が目の前にあり、便利な世の中では学力がなくても出来ることが増えているように見える。 本当は見分ける力や、選ぶ基準を知り、便利さを生み出し、便利さに振り回されず、自分で生きる力として、まずは勉強かなー。 ≒受験なんだけど。 そういう自分もスマホ依存が年々増して、頑張ってる小学生の姿、それを育む大人の姿にじーんときた。

    1
    投稿日: 2023.07.23
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    なあなあと仕事をこなしているだけの私に喝を入れてくれる作品でした。 合格に向かって努力する小学生達、周りで一緒に闘う大人達。どちらもかっこよく美しい! 通勤で読んでいたので、何度も涙を堪えなくてはいけなくて大変でした。

    5
    投稿日: 2023.07.20
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    中学受験のポイントが詰まっている本ですので、中学受験に関係する人(小学生のお子さんがいる方)は勿論ですが、それ以外の方にも分かりやすいく、オススメします!! 中学受験には賛成する人も反対する人もいますが、結局のところ、良いも悪いも全ては本人次第! 大人はあくまでも、環境を整えることしかできません。次世代に何を遺していくのか?紡いでいくのか? 改めて考えさせられる本でした。 1度読み終わったあと、もう一度、読み返したくなる本でした。

    5
    投稿日: 2023.07.08
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    前向きになれる本‼️ フィクションとわかっているのに、子供の真っ直ぐな一途さに脱帽、涙腺緩みます。見守る大人にもストーリーがあり、没入必至✨読んで良かった❗

    4
    投稿日: 2023.07.08
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    中学受験を決意した俊介と母親、塾講師の話。しんどい中踏み出し努力し続ける俊介、俊介に引っ張られるように変わる家族、熱く優しく真っ直ぐに支えてくれる先生、全てに胸を打たれる。先生が正に先生の鑑みたいな方でこういう先生に出会ってみたかった。

    2
    投稿日: 2023.07.04
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    子どもに向き合っていくことで、自分の満たされなかった願いとも向き合っていく過程がとても丁寧に書かれていました。 また、精一杯勉強を頑張ったという経験が、その後の自分を助けるということは、わたしも最近、ある人から言われて気づいて、確かにそうだなと思ったことを思い出しました。頑張る力っていうのを鍛えていたんだな受験勉強をわき目もふらず頑張った自分は結果第一志望には落ちたけど無駄じゃなかったよなぁと改めて思いました。

    5
    投稿日: 2023.07.01
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    物語に夢中になった 何に取り組むか、ひとりひとり違っても努力を続けることで日々成長できる。結果はどうであれその過程に目を向けると、また違う何かを見いだせる。 やる気をもらえる本

    13
    投稿日: 2023.06.21
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    藤岡陽子さんの本は3冊目。 初めて読んだのが『手のひらの音符』だった。 この本がとっても良くて! その後が『陽だまりの人』 そして、この『金の角持つ子どもたち』は 久々の一気読み! いやぁ~、いい本だった!!! サッカー日本代表になることを夢見ていた小6の戸田俊介が 突然、「中学受験したい」と言い出した。 目指したのは日本最難関と言われる偏差値70越えの中学。 無謀ともいえる挑戦に挑む俊介を支えるものは… 『金の角』とは 文庫の帯には「金の角。それは、未来を指し示す希望の光」とあるが 本を読んでいくと あぁ~、金の角ってそういうこと! と、驚きと感動が押し寄せてくる。 そして、確かに「希望の光」だと実感する。 この小説は 小6の俊介、その母親、塾講師、3人の視点から語られている。 読み始めたら、途中で本を閉じられなくなって どんどん感動の渦の中に巻き込まれ ラストでは胸がいっぱいで、涙を流していた。 いい本だった。

    15
    投稿日: 2023.06.19
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    一章、二章と話しに引き込まれて行ったが、最後の三章が塾の先生にスポットが移りちょっと残念だった。最後まで受験生の家族を中心に展開して欲しかった。 自分の子ども二人は、中学受験は考えなかった。本書のように、子どもが自分から好んで受験するのはいいけど、親の見栄やエゴで受験させるのは絶対に良くないと思う。私は古い人間だからか、基本はやはり、小学生に勉強でストレスを与えるのはあまり良くないと思ってしまう。

    12
    投稿日: 2023.06.16
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    俊介のがんばりに、加地の心の泣けた。 純粋になれる時間と機会は限られている。 純粋な時間が限られているからこそ何も考えずに泣けた。

    4
    投稿日: 2023.06.02
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    中学受験、大事な小学生の時期を何時間も塾に行かせるのは私も悩み、一度は中学受験を辞めようと思いましたが、塾長からの高校受験というものを理解してからもう一度考えましょうとなり、本人の性格や内申制度を教えてもらい考え、偏差値だけで選ぶのではなく本人に合う私立中学を第一志望にし受験することにしました。 終わってみてからこの本を読みましたが、かじ先生のような先生に出会えて中学受験を家族で決めたこと、家族で皆で勉強プラン考えて進めたこと、あらためて塾長に感謝だと思いました。 そしてかじ先生の弟さんも金の角。最後嬉しかった!

    4
    投稿日: 2023.05.30
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    俊介菜月美音浩一倫太郎加地それぞれが抱えるものが丁寧に描かれて、実際に自分のそばにいるかのようでした 俊介はもちろん、俊介の決断によって変わっていく登場人物を応援したくなる物語でした

    2
    投稿日: 2023.05.26
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    小6で自分の目標を見つけてそれに向かって頑張るって、ホント偉いなぁ。親に言われたから、イヤイヤやってるのとは違うんだろうな。 そして頑張ることで、周りの人も勇気付けている姿もまた感動する。

    33
    投稿日: 2023.05.16
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    頑張る子供を応援する大人たち。 実は子供の方にも頑張らなければならない重い理由があって…。 感動の物語でした。

    7
    投稿日: 2023.05.13
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    最難関の中学受験に向かって小6の俊介がまっすぐな気持ちで努力を惜しまず塾で学んでいる。その姿に、まず応援したくなった。 生まれつき難聴の妹、美音のためにという心持ちがしっかりしていて、負い目をかかえつつ努力を重ねている姿にいつのまにか引き込まれた。 受験に否定的な義母には母親が、学校担任には塾の加地が俊介を守ってくれたことに、大人のあるべき姿をみた気がした。自分の価値観に子どもを縛りつけてはいけないということは大切なことだと再認識した。 中学受験は必ずやらなければならないものではないが、そこで培った努力は必ず将来役に立つという、塾の加地の言葉が印象的だった。 なぜ勉強するのか? 誰もが一度は思うことだ。 勉強をしておくと大人になって働くとき、逃げ出さずに粘る力、思考する力、情報を読み取る力、地道な反復や暗記が身につく。家事も含んで働くときに必ず役に立つからだ。この言葉も印象的だった。 加地の弟の場合も比べられがちな兄弟間のことで回り道をしたけれど、明るい兆しが見えてきて安心した。 受験前の激励会の場面は、読んでいて泣きそうになった。こんなふうに受験を迎えられたら、やるだけやったと落ち着いてできそうな気がした。 最後の俊介の姿がとても印象的。 俊介の未来に幸あれと思わずには、いられなかった。

    13
    投稿日: 2023.05.13
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    強い目的意識をもって中学受験を志して、そのために全力で努力する小学六年生の俊介の姿に胸をうたれた。 加地先生の「勉強をすること」に関する発言や考えもとても印象に残っている。勉強することで知識を得られることはもちろんだが、その過程で培ったものや頑張ったことでつく自信には大きな価値があることを知り、勉強の大切さを改めて実感させられた。 まだ幼い小学六年生が日々頑張っている姿が鮮明に描かれているため、私自身も頑張ろうと素直に思える作品であった。

    2
    投稿日: 2023.05.08
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    泣きました。子どもたちの受験の時を思い出しながら読んだ。幸いにも二人とも志望校に入れたので、悔し涙を流すことはなかったが、子供と塾の先生と親と三位一体攻撃のような受験だったことを思い出した。 数学の加地先生が凄くいい。中卒のお母さんも素敵だ! 頑張ろうと思える作品だ!

    0
    投稿日: 2023.05.06
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    読書備忘録731号。 ★★★☆。 努力。そこに向き合う姿勢と行動は絶対に報われる。 ということを老若男女区別なく伝える物語です。 主人公は戸田俊介。小学6年生。サッカー日本代表の夢に向かって打ち込んできた。しかし、地区のトレセンの選抜に漏れた。ただ、失意に打ちひしがれていたのはちょっとだけ。 俊介は日本最難関の中高一貫校、東駒(筑駒やろ!と突っ込み笑)へ進学することを新たな目標とする。 将来やりたいことがあると・・・。 俊介の家族は母の葉月、父の浩一、耳が聞こえない妹の美音。物語は3部構成。 「もう一度、ヨーイドン」俊介が受験を決意し難関校合格請け負う塾Pアカデミーに入塾するまでの葉月視点の物語。 「自分史上最高の夏」夏期合宿を含め、最も実力を伸なさないといけないシーズンにおける俊介視点の物語。 「金の角を持つ子どもたち」受験まで残り2ヶ月、俊介を試験に送り出すまでのPアカ講師加地視点の物語。 毒母の命令で高校中退し働き出した過去を持つ葉月。高卒で自動車販売店の営業一筋の浩一。 戸田家はトンビだ。トンビは鷹を産まない。トンビはトンビだと受験するだけ無駄と言う浩一。しかも塾に掛かる莫大なお金はどこにもないと。 葉月は自分が働くという。美音もお母さんが仕事終わるまで学童で頑張ると。お兄ちゃんがんばれと。 中学受験なんて意味がないという義母の執拗な干渉をばっさり断ち切り、俊介をPアカに送り出す! そして葉月自身も新たなチャレンジを!俊介と葉月の、もう一度、ヨーイドン! 俊介。夏合宿は最下位ながら好成績組の合宿に滑り込めた。しかしそこには過酷な現実が。寝る間も惜しんで問題に取り組む。しかし思うように成績が伸びない。 学校の友達や周囲が中学受験なんてやめて人生で1回しかない小学6年を伸び伸び楽しもうと誘惑する。 折れる心。支える加地・・・。俊介の努力は誰よりも凄いと。成果は出ていると。努力は報われると。 加地。弟の直也は社会不適応でうまく働けない。原因となった親の直也に対する仕打ちを止められなかった自分にも責任がある。子供のころ、直也は努力していた。その努力を認めようとしなかった親を止められなかった。 努力は絶対に報われる!という武器を子供たちに与えるために塾講師になった。 努力している子供たちの頭からは金の角が生えている! そして俊介。東駒をめざす生徒は3年生、4年生から塾に通う。俊介は6年から。わずか1年では正直厳しい。でも誰よりも努力している。合格できるかどうかは正直怪しい。しかし俊介の人生においてこの努力は絶対に武器になる。どんなに厳しかろうが第一志望は変えない俊介を送り出す!俊介の合否は如何に! 感動ですよ。感動。 でも、努力するってほんとに難しい。ヒトはすぐにサボる。わたしは毎日サボる。明日もサボる。明後日もサボる。 こんなに努力できる小学6年生たち! リスペクトしかない物語でした。 そして、俊介。そんな十字架を背負うなよ!と言いたい。誰のせいでもない。 出来すぎの物語にちょっと冷めて読んでしまった★3.5でした。笑

    17
    投稿日: 2023.04.26
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    入塾するには恵まれない家庭で、とても強い意思を持った俊介。大好きなサッカーを辞めてまで塾通いをする俊介。 温かく指導する塾の講師。 塾の講師がこんなにも子どもたちを熱く応援してくれるとは! 塾に関する私の偏見が変わりました。 頑張りぬいた経験は、厳しい大人の世界での武器になるのですね。 登場人物達の過去は、この小説に厚みを持たせていて、それも良かったです。

    5
    投稿日: 2023.04.23
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    感動。 小さな子どもたちが夜遅くまで、ご飯の時間も10分程度、ない時もあり、夏休みもなく勉強する。それに対し否定的な大人も少なくない。しかし頑張る子どもは合格を手にするだけでなく、知識を得て、勉強の楽しさを知る。大人になった時の努力の仕方を学ぶ。 耳の聞こえない妹、この話も手話が少し出てくる。 聞こえなくなった原因が俊介本人が背負いすぎていて泣ける… 塾の講師に転職した加地は頑張る子どもの頭には金の角が見える、という。そう考える作者が素晴らしく、親としてもそう感じてあげたい。 中学受験を頑張るご家庭に、子どもたちに、心の支えの一冊になるかと。善き。 お義母さん、俊介はいま毎日必死で勉強しています。その姿を見ていて私は胸が締め付けられるくらいに感動しています。…受験や塾に対して否定的なことは、言わないでください。応援してくれとは言いません。でも全力で頑張る俊介に沿道から石を投げるようなことはしないでください。 p. 83 限界まで頑張れば 見たことのない景色に出会うことができる、自分自身が想像もしなかった場所まで行けるって、…生き方が変わる。p. 111 中学受験には意味があると思ってる。人は挑むことで自分を変えることができるんだ。12歳でそんな気持ちになれる中学受験に、意味がないわけがない。 p.171 努力することの確実さを、小学生の頃に肌で覚えてほしいとおれは思ってる。勉強は努力を学ぶのに一番適した分野だ。学力は人生を裏切らない。…勉強に関していえば、努力をすればかならず結果がついてくる。 p.218 「勉強をするのは、大人になって働くときのためだ」と答えている。 難問に出会った時に逃げ出さずに粘る力。どうすれば解決できるかと思考する力。情報を読み取る力。…勉強で身につけたあらゆる力は自分の助けになってくれる。人生を支えてくれるのだ、と加地は生徒たちにおしえてきたつもりだった。 p.230

    6
    投稿日: 2023.04.12
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    家族、塾や友達からの応援に温かさを感じました。 何よりも本人の強い目標と意志。 私は中学受験の世界を知りませんが、頑張ることの意味を知ることができました。

    2
    投稿日: 2023.04.03
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    読みやすい反面、薄く浅い感。 トントン拍子にうまく進みすぎなのが気になる。成績が伸びるのはいいけどもう少し納得できる理由付けのような描写がほしかった。

    2
    投稿日: 2023.03.29
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    何をやっても大丈夫だという子はいる。そういう子は、挫折してもそれをバネにして高く飛べるよね。 ってことを改めて感じた本。

    3
    投稿日: 2023.03.25
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    ブクログの書評から知り合った本。 ようやく読むことが出来ました。 中学受験の物語。 自分の娘の中学受験を思いだしました。 小学6年生の俊介は、サッカーをやめて日本最難関の中学の受験を目指します。 親から言われて受験するのではなく、本人の夢をかなえるために、受験するとのこと。 うーん、その決意はすばらしい! そして、経済的に厳しいなか、応援することを決意する両親。 そうそう、金かかるんですよね。 なんだかんだでお金が出ていく(笑) 応援する家族。 心が折れる、なにげない友達や学校の先生からのメッセージ。 俊介の持つ秘密。 そして、最後の追い込み。 俊介の挑戦の結果は? というところなのですが、本書のメッセージは結果ではなく、そこに至る過程、考え方。 「人は望むことで自分を変えることができる」 「12歳でそんな気持ちになれる中学受験に意味がないわけがない」 「合格、不合格。そんな判定とは関係なく、あの子がここまで頑張ってきた時間が残る」 「学力をあげて、この社会を生きるための武器をもたせてやりたい」 俊介の決意と行動が、母親を変え、父親の変えて、さらに本人の人生を変えていく。 スポ根ものと同様に、熱いものがこみ上げてきます。 とくに、後半は電車の中で読まないほうがよいです。 とってもお勧め。 ブクログで知り合えてよかった。

    105
    投稿日: 2023.03.25
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    春、今受験の合否で明暗が分かれている 不合格の子どもたちがどうか追い込まれませんように…… 中学受験の子どもを主人公にした物語 そうだよね、どの子にも「金の角」があるはず でも見えないそれは埋もれてしまうかも 毎日努力を続けることはとても難しい そんな日々を『塾」を起点にリアルに綴っている まわりの大人たちにも葛藤がある 子どもたちの成長にエールを送りたい ≪ 挑むこと 自分を変える 金の角 ≫

    33
    投稿日: 2023.03.20
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    すらすらと読みやすく、心に残る印象的なセリフも多くあり、内容も面白かったです。 ただ自分が中学受験経験者なので、いくつか違和感があった所を記載します。 まず小6からの入塾。小5.6で転塾する子供はおりますが、それまでサッカーだけに打ち込んできた子が小6で入塾してトップクラスへというのは、現実的ではありません。 そして俊介の父親が北瑛を第一志望に変えたいと言いに来た時の塾側の対応。 どうやら二校は受験日が別日のようなので、塾側は二校併願を薦めるはずです。もちろん前受けや滑り止め校の提案も。 そもそも1校のみ受験という子供が何人か登場していましたが、これはあまりにもリスクが高いので、塾側が慌てて阻止するはずです。 印象的だったシーンは、試験前の加地先生と美乃里のやりとり。 【おまえが大人になったら、その能力を多くの人にわけてあげてほしい】という美乃里へのメッセージは、12歳の少女にはまだピンと来なくても、大人になってから必ず自分の心の支えになる、力強いメッセージだと思います。 加地先生、情熱があって本当にいい先生だと思いました。 そして加地先生の元カノの母校というのが受験の決め手になったという美乃里は、もしかして加地先生の事がずっと好きだったのだろうか?と想像も膨らみましたが、美乃里の合否やその後の展開は描かれていなかったのが残念でした。 登場人物のバックグラウンドや、合否発表後の家族とのシーンももう少し見たかったです。 登場人物はみんないい人(いい子)だし、受験の話も表面的で綺麗に終わらせている印象です。 中学受験は端から見れば頑張る子供たちの姿がキラキラして見えるものかもしれませんが、当事者にとっては苦しくて壮絶な闘いです。 もっと奥深くにあるエグい部分も掘り出してもらえたら、全体的にもう少し現実的で見応えがあるのかなと思いました。

    8
    投稿日: 2023.03.20
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    ━…━…━…━…━…━…━…━ 1.感想 ━…━…━…━…━…━…━…━ 出だしから了見の狭い父親が登場します。 母親はそんな旦那に気を使う日々をおくっていて、いきなり、「うわっ〜」という、どんより感でしたが、そんな家族が、いい方向に向かっていくので、意外でした。 さらに、また、親の稼ぎの問題で、子どもに影響が出るお話で、これも「またか…」という感じでしたが、これも、いい方向に向かっていく感じでした。 私も、私の子どもたちも中学受験はしなかったので、中学受験の良さや、困難さは理解していませんが、努力する子ども達は、「すごい!』と感じます。 『人は挑むことで自分を変えることができるんだ。』が、とても心に残りました。挑むことで自分を変えていく!なんて、かっこいい響き(^ ^) また、『勉強は努力を学ぶのに一番適した分野だ。学力は人生を裏切らない。到達点は人それぞれ違うものだが、勉強に関していえば、努力をすれば必ず結果がついてくる。』も、いいセリフ! 勉強は人生に選択肢をもたらすものだと思ってましたが、勉強によって努力する能力を得ることができるよつになるのは、たしかに!と、思いました。 年齢を重ねても、勉強をすることはできるから、40歳、50歳、60歳になっても、努力する力を成長させることができるかもしれないですね。 勉強して、努力する力をつけて、挑んでいく。そして、自分を変え続けることが、よりよい人生をおくることに繋がりそうです。 ━…━…━…━…━…━…━…━ 2.あらすじ ━…━…━…━…━…━…━…━ 小学校生の学びと家族の在り方を問う物語でした。 頑張る子どもの頭には、金の角が生えてくる。 (イメージ) ━…━…━…━…━…━…━…━ 3.主な登場人物 ━…━…━…━…━…━…━…━ 【家族】 戸田俊介 小5、サッカークラブ参加 菜月  母、38歳、結婚14年 未音 妹、先天性難聴 浩一 父 光枝 みつえ、浩一母 【熟生関連】 穂村倫太郎 親友 辻森あかり 宝山美乃里 No.1 【講師関連】 加治 塾講師、36歳 直也 加治の弟、33歳、引きこもりだった 猿渡 塾講師1年目、元教師

    67
    投稿日: 2023.03.17
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    こんな子供になってくれたら笑笑 なんて思いました。 本気で勉強してる子には金の角、うちにもはえてくれたらいいな、、

    2
    投稿日: 2023.03.10
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    面白かった。 スポーツでも勉強でも何でもいい。努力する力を養うこと。子の想いを受け止めサポートすること。大人は忘れちゃいけない。 また読み返したい。

    2
    投稿日: 2023.03.08
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    自分を変えるために、夢をかなえるために尽くした素直な力ほど強いものはないのかもしれない。 主人公の男の子がかわいくて、いつのまにか心から応援。

    13
    投稿日: 2023.03.08
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    生き方を変えたいと中学受験に向けて奮闘する俊介。 読みながら、心から応援しました。 登場人物がみんな良かった。 母の菜月が、中学受験に反対する義母に言う「応援してくれとは言いません。でも全力で頑張る俊介に、沿道から石を投げるようなことはしないでください」がとても響いた。 塾の先生もまた、自分の生き方を変化させ新しい道で精一杯努力を続けている。 その姿にも非常に引き込まれる。 ただ自分の両親への思いは、読んでいて耳が痛い。 私が親としてどうだったのか、反省させられる部分もある…。 今まで読んだこの作者の作品の中で、今作は一番好きだなと思う。

    13
    投稿日: 2023.03.06
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    サッカークラブに入って頑張っていた小学6年生の俊介は、「夢がある」と言って中学受験を決意する。 受験するのは、都内最難関とされる国立中学1校のみ。 この物語は、俊介の母「菜月」、俊介、塾講師の「加地」の3人の視点からすすめられていく。 この本は、何かと話題の「中学受験」という興味をひくテーマを持ってきているものの、中学受験をしている・目指している・していた人だけをターゲットにするには惜しいほど、普遍的な主題をはらんだ物語だ。 その主題は「人生に無駄なことはない」ということ。 綺麗事だろうか。 小学生が、「自分で選択して」「自分で目標を決めて頑張る」という経験をしたことが、無駄なはずがない。私はそう思います。 私自身は中学受験経験者ではないけど(そういう選択肢がないような田舎出身)、進学のために東京に出て、大学で、仕事関係で、自分の出身校(首都圏には、男女の御三家と言われる学校出身者は驚くほどたくさんいる。)を自慢にしている人に大勢出会った。 田舎もんのわたしが夏は海だ冬はスキーだと遊び呆けていた小学校時代、この本に書いてあるような過酷な勉強をしていたなら、誇りにも思うよね・・・。その方たちにとっては、自分が頑張った勲章のようなものだったのだろう。 でも、過酷な中学受験を経て第一志望校に入学、卒業したあと、その人たちの人生は、いずれ私のような「過酷な勉強をした経験のない者」と交わる。 過酷な中学受験を経たであろう人の中にも、社会に出る際の国家試験に合格できなかったり、その後何らかの理由で仕事を続けられなかった人はたくさんいました。 だから、私の中に「中学受験って意味あるの?」と思う気持ちは、正直あった。 言葉を選びながらも俊介に自分の考えを伝えた小学校の先生の気持ちは、とても良くわかる。 そっか、私が中学受験を意味ないと思ってた理由って、「小学生のうちに頑張っても将来が約束されてるわけじゃない」、「小学生時代に頑張ったアドバンテージを一生保ち続けられることはない(トップランナーで居続けるためにはその後も弛まぬ努力が必要だし、それを怠れば平凡な田舎者にあっさり追い抜かれる)」だからだ。 でも、小学生達は輝かしい将来を約束してもらうために頑張るわけではないんだろう。その子自身が、この学校に行きたい!と思って頑張ってることなら、その後どうなろうと、やはり無駄なんてことはないと思う。 本書の菜月のように、人生、どこから再スタートしたって良い。 加地のように、思い切った方向転換をしても良い。 この本は、挫折を経験した大人(挫折を経験したことない大人なんていないだろうが・・・)に対しても、夢を与えてくれる本だ。 そして、小学生の俊太が家族のために頑張った物語。それは胸を打つし、泣けるよ。 …とはいえ、菜月も加地も家族のために自分の身を削ったタイプであり、自分の責任ではない理由により挫折した人達だ。 多くの人の挫折経験ってそうじゃなくて、自分の責任で挫折することがほとんどだから、それはこの本のご都合主義というか。この作者さんは綺麗な人しか書きたくないのかな?なんて。 最後に皮肉めいたこと書いてしまったけど、良い本でした。 中学受験するくらいの勉強家さんなら、小5、6でも読めると思う。子どもにも多く読んでほしい。むしろ私のような皮肉な大人より、子どもが読むべき本なのかもしれないな。

    11
    投稿日: 2023.03.02