
総合評価
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powered by ブクログ努力の大切さ。 そのことを、改めてこの本を通して知ることができた。俊介の幼いながらに抱えた苦労、その俊介を支える家族、俊介の考えを優先させ、必死に同じ気持ちでサポートした加地先生。 それぞれの人物がそれぞれの思いをもって、挑んだ中学受験。結末はまさかだった。 読み終わった今、涙が止まりません。 金の角をもつ子どもたちを増やしていきたい!私もそう思いました!
15投稿日: 2021.09.30
powered by ブクログ単なるお受験小説なのかと思って読み始めましたが、全く異なり感動しました。2月1日の出勤時の早稲田駅、お母さんに連れられた小さな受験生をたくさん見かけます。かわいそうとしか思っていませんでしたがそうではないんですね。頑張る人が何人も登場し、読みながら元気をもらえます。著者の本には良い人がいつも沢山出てきます。このままだと作品全部読んでしまいそうです。
12投稿日: 2021.09.29
powered by ブクログ中学受験をテーマにした話なので、今子育て世代の親に最適なのかな…と読み始めたところ。 実に奥深くて、現在の学校教育の在り方も昔とは違っているのにも驚きだった。 この物語は、塾に通うまでの親の気持ち、そしてその親の過去。すべてが明らかになり、その挑戦を応援したくなった。 たんに中学受験だけではなく人は挑むことで自分を変えることができるのだとわからせてくれた。 感動する場面が満載で、何度も涙、涙。
13投稿日: 2021.09.25
powered by ブクログ中学受験のお話です。 主人公の俊介は、自分の生き方を変えたくて日本最難関と言われている中学受験に挑む。 まだ小学校6年生の子どもが『生き方を変えたい』なんて‥‥ それほど思いつめ、罪の意識を持ち続けている俊介のひたむきな努力。 「スポーツに励む子どもは無条件に応援されるのに、塾通いをする子どものことを世間が取り立てて賞賛することは少ない」 確かにそういう風潮はありますよね。 だけど、こんなにひたむきに頑張っている子どもたちの姿を見ていたらスポーツと同様に無条件で応援しないのはおかしいと感じます。 そして、この作品は俊介、母親、塾の講師の3人の目線で語られています。 息子の努力する姿をきっかけに自分も変わろうとする母親。 勉強は大人になって働く時の武器になる、その武器を子どもたちに持たせてやりたいと思っている塾の講師。 それぞれのひたむきな思いがズシンと響く、熱くそして爽やかな物語でした。
66投稿日: 2021.09.22
powered by ブクログ超難関の中学を目指す小6の俊介は塾に通い出す。最下位のクラスから徐々に力をつけ上位クラスに上がる。塾の算数の担当の加地は懸命に頑張っている子の頭には金の角が生えるという。「子供たちに武器を持たせるために塾講師になった」「努力することの確実さを小学生の頃に肌で覚えてほしい」と。決して強要するわけでなくある程度自主性に任せて子供たちを導く加地。結果的に俊介は残念だったが、三年後の約束を果たして加地のもとに訪れた姿は頼もしく感じた。塾に賛否両論はあるが、結局は子供のやる気と自主性かなと思う。
5投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログ俊介は小学校の頃サッカーの選抜に選ばれず、落ち込んでいたのに、中学受験をすると言い出して、とても頑張っていたことがすごいと思い、また、周りの菜月や浩一の協力があって俊介も頑張れたのだなぁと思った。僕も金の角を持って勉強や部活を頑張りたい
4投稿日: 2021.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初から最後まで、なんか無性に涙が出て、泣きながら読みました。私が小学生の親で、教職に就いていて、塾講師の経験もあるからなのか、そうじゃなくてもこんなに泣けるものなのか、分からないけど。 俊介は小学校5年生。サッカー少年だった。一生懸命、サッカーに打ち込んできた。が、選抜メンバーに選ばれなかったことで、サッカー日本代表になる、という夢に限界があることに気づき、勉強を頑張って、別の生き方を見つけよう、と心に決める。 子どもがそう言い出したとき・・・。親は、悩むよね。一回、メンバーから外されたくらいで諦めるのか?サッカーをやめて勉強を頑張る、なんて、どこまで本気なのか?逃げてるだけじゃないのか?だけど、俊介がそう思った背景にはいろんなことがあって、一緒に勉強を頑張ろうとする友達もいる。母親は、彼の気持ち、全部を理解しているわけではないけど、彼が本気だと言うことは感じるし、理解しようと努力する。あぁ、私も、息子にとって一番の理解者でありたいと思う。(なぜか娘より、息子にとって、と強く思う。娘、ごめん。娘はなんとなく、自分と似ていて、けっこういろいろ、”大丈夫”と思うからかな)。 俊介の母は、家庭の事情で高校も卒業できなかった。父親の方も、教育熱心な家庭ではなかったので、中学受験なんて思いもよらなかった。俺の子がそんなに優秀なはずがない、どうせ無理だろう、くらいに思っている。 この夫婦の、ごく日常のやりとりも、なんだか泣ける。2人とも生活水準が低い家の出身で、自分たちの生活も、世間一般より恵まれていないと自覚しているが、一生懸命、支え合って、思いやり合って暮らしている。下の子(娘)は先天性の難聴で、いろいろな制約もあるが、家庭は決して暗くない。逆に、子どもに障害があるけど前向きに生きていこう!みたいな極端な描き方もされていなくて、ナチュラルで、でも時々、末っ子に障害があるからこそ生まれる思いやりや、些細な喜びが描かれていて、それもなんだかじんわりと心に刺さる。 とにかく俊介の頑張りが、すごくて、泣ける。 そして理解しようと、苦しみながらも努力して、その先に光を見つけるお母さん、お父さん、塾の先生。全員の姿が泣ける。 俊介の小学校の担任の先生だけ、中学受験に否定的で、余計なことを言うんだけど(笑)、それも良いスパイスで、俊介はそれすらバネにして進んでいく。親も、担任も、子どもの姿を表面的に見ないで、子どもの行動には必ず何か、理由があるんだって、考えるのが基本よね、と思いました。私も心にとめておかなくては。 余談ですけど、うちの息子は妹にめっちゃ意地悪で、いつも夫にガミガミ怒られているけど、私は彼が妹に意地悪する理由がなんとなく分かるのよね(笑)。だから怒れない。下の子には悪いけど。彼も、なぜ自分が妹に意地悪してしまうのか、うまく説明はできないと思うのよね。私も言葉で説明はできないんだけど。夫は私が息子をちゃんと叱らないから、それも腹が立つみたいなんだけどね。 子ども・児童生徒理解って難しい!でも、なんとなくわかるよ、とか、分かってるよ、分かろうと思っているよ、っていうメッセージを送ることこそが大事なのかな、と思います。 私としては、最初っからお母さんに感情移入してしまったので、後半は塾の先生中心のお話になっちゃったけど、もうちょっとお母さんを描いて欲しかったです。 ちなみに・・・ 私は20年教職に就いていて、金の角を見たことが一度だけ、あります。中学3年生はだいたいみんな、受験前に目の色が変わるけど、まぁ、それは普通。みんなが目の色が変わっている中、本当に角が生えているくらいすごかった子、1人いたな。あれが、金の角だったんだな。
14投稿日: 2021.09.03
powered by ブクログ俊介、小5の終わり、サッカーをずっとやって来たが、トレセンのメンバーに選ばれず落胆。しかし友達が最難関の中学に挑戦すると聞き、サッカーを止めて、塾に通いたいと親に頼む。授業料を払う余裕がないので、母の菜月はパートに出ようと思う。妹の美音は難聴だが、普通科の小学校に行った後に学童保育に行かせないといけない。父親の浩一は息子のサッカーが生きがいだったし、中学受験させるには反対だった。しかし、菜月が説得し、塾に通えることに、なった。周囲はずっと前から勉強しているから追いつくのが大変。死にものぐるいの努力は身を結ぶのか・・・ 素晴らしい。塾の算数担当の加地先生がいい。生徒のことを本当に考えてくれる。俊介もいい。自分がこんな男の子になりたかった。母菜月もいい。親の命令で高校を中退させられた過去があるからこそ苦しくても息子を、塾に行かせようとする。加地にも俊介にも秘密があってそれもまた色々考えされられる。 加地は子供たちに武器を与えたいと言う。小6の子達が、遊ばず必死になって勉強するということに、賛否両論あろうが、頑張ることを否定しては、いけない、そう思った。
5投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログ久々にかなりの部分でボロボロと泣きながら読みました。 中学受験の話しなんだけど自分がその世代まで戻って感じるものもあったし親目線で感じるものもあった、とにかく刺さることばかりで… 子供は金の角を持っていても放っておいては生えてこない…生えてくる努力をすることが重要、その努力できる環境を作ってあげることが大切。 そしてそのことは子供にとってその先何よりの武器になる。 良い本でした。
6投稿日: 2021.08.27
powered by ブクログ7年続けてきたサッカーをやめて、いちばん難しい中学を受験することを決めた俊輔。 個人的には、俊輔の志望理由が重すぎることが少し心配でもあるのだけれど、子どもは親が分からないところでいろいろなことを考え、親の知らないところでいろいろな情報を仕入れているものなのだなと改めて思う。 これは単なる中学受験にまつわる活動の話などではない。 努力をすることについて、あまりにも疲れ果ててしまった大人たちへのエールであるとともに、世の大人たちが子どもの教育について考えられていないことへの警鐘でもあると思う。 今の世の中、昔に比べて生きることがとても大変になった。大人は自分が生きることに必死だ。だからこそ、塾や学校に求められるものも多いのだろうと感じる。けれどそこには、全ての子どもが等しく受けられるものではないという矛盾も存在する。 私たち大人が子どもたちに何を与えてあげられるのか。ひいては大人たちがどう生きていけば良いのか。一度立ち止まって、考えるきっかけをくれる本だと思う。 かつて子どもだった人なら、誰でも心が動かされるだろう1冊。
5投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログ中学受験を決意した小6男子の奮闘を中心に、家族のために高校中退せざるを得なかった母親の想いと変化、塾講師の熱意と背景を絡めて多面的な視点で物語が進んでいく。 両親のその後とか、塾でトップの女の子のその後など、描かれなかったサイドストーリーの続きが気になる。
1投稿日: 2021.08.13
powered by ブクログ唯のお受験のお話ではない。 とっても深く、素晴らしい‼︎ 流石、藤岡陽子さんだと想った。 塾の加地先生の台詞、 「子どものすることにはすべて理由がある。解答を写す子どもは、それ以外に宿題をこなす方法がないからだ。そうしないと宿題を提出できなかったから、だから写すんだ」もし自力でできるなら、子どもは時間がかかってもやるだろう。できないのだ。できなくて解答を丸写しするのだ。そのことを責めるのではなく、自力ではできなかったという事実に目を向けてやるのが教育なのに、たいていは「できなかったで終わってしまう。できなかったね、点数が悪かったね、だから通知表には1をつけるしかないね、で終わるのが学校教育の現実だと加地は続けた。 本当に『子どものすることにはすべて理由がある』 子どもの立場になって物事を見つめるとその『理由』が見えてくる。 私の子どもは皆成人したが、その子育てにより、親の私の方が多くを学んだ様な気がする。 子どもたちは皆どの子も頑張っていると想う。日々、新しいことを学び、ドキドキワクワク、精一杯頑張っている。それは、小さな子どもにとっては大変な努力なのだと肌で感じた時、はっとした。見る目が変わった。いつも子どもの味方でいたいと想った。 子育ては本当に難しい。でも、それに見合った楽しさもあり、心豊かにしてくれる。そして、それは死ぬまで続く。この著書を読んで更に強く想った。
4投稿日: 2021.08.09
powered by ブクログ小6の俊介は「サッカーをやめて、塾に通いたい」と両親に告げる。 日本最難関と言われる中学を受験する。そのための塾通いが始まる。 P221 塾講師・加地の言葉〈純粋に学力を上げて、この社会を生きるための武器を持たせてやりたい〉 加地先生も俊介も、ぶれない姿がカッコいい。
1投稿日: 2021.07.16
powered by ブクログ金の角持つ 努力をひたすら積み重ねる 継続できる力を持つものだけに その角は育つのだ。 その角を育てて行ける子どもは この現代にどれだけいるのだろう。 子供の受験を経験した親なら 誰もが共感し感動できる作品だ。 金の角って表現も あまりにリアルに想像できる。 無限の可能性を秘めてる子供の 努力する姿って本当に眩しい。 努力に夢ある物語。
4投稿日: 2021.07.08
powered by ブクログ中学受験に疎いのですが、同じ地区の子どもたちがほとんど中学受験をすることを知り情報を集める中で出会った本です。 まだ子どもが幼稚園児なので実感が湧かないのか、感情移入することなく… また数年後に読み返すと分かるー!となるのかなと感じました。
1投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログただ勉強を頑張る姿だけ見せるのではなく、 反対にあったりなかなか成績が伸びず苦しんだり 理解されず批判されることもあれば 意思を尊重してくれ寄り添い励ましてくれる人に出会うこともあるという 中学受験をとりまく人間模様に泣きそうになった(T ^ T)
2投稿日: 2021.07.02
powered by ブクログ中学受験の話なんだけど、それで終わる単純な話ではなかった。すらすらと読めて読後は爽快感もある。 中学受験を大昔にした人間としては、もし落ちても公立に行けばよいので、駄目もとでやってみれば何か残るという考えにうなずけるものがある。半面、小学校時代思いっきり遊べなかったという悔いもあるかな。どっちがいいかわからない。両者の考えがきちんと書かれているところがいい。
1投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ胸を打つ言葉が散りばめられた良い物語だった。 俊介くんはよく頑張ったな、そして最初に応援してあげたお母さんが羨ましかった。塾での加地先生との出会いが本当にラッキーだったな、と。人はどんな人に巡り会うかで人生変わります。大人でもそうなんだから子供の頃の出会いって本当に大事よね。全国の先生、親御さん、子供たちの夢を否定せず応援して欲しいです! 〜難問に出合った時に逃げ出さずに粘る力。どうすれば解決するのかと思考する力。情報を読み取る力。ひたすら地道な反復練習や暗記。勉強で身につく力は、仕事をしていく上で必ず役に立つ。〜230p
1投稿日: 2021.06.06
powered by ブクログ自分が小学校6年生の時には、何の努力もしていなかったな。しかし、その時期に努力したことは、例えその結果が望まないものであっても決してムダにはならないと言うことがこの本を読んでわかった。 全ての登場人物が、しんどい人生を背負っていて、皆んな応援したくなる。 ホントは星6個付けたいぐらい良い話し。 俊介の大学受験や家族の成長が知りたい。ぜひ続編を!!
10投稿日: 2021.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
紹介文に書かれているような…そんな簡単な話でもないし、いきなり中学受験を始めた子の成功譚でもない。 俊介が真ん中にいるものの、俊介を応援することで自分たちが、きちんと自分自身に向き合おうとする物語なので、生き方をものすごく考えさせられる。 そして、時間の経過の仕方も描かれていない事柄が多いので、消化不良な気分になることもあるのだが、それを想像し、自分なりにピースを当てはめていくと、結末ではまんまときちんとおさめられて、爽快な読後感を与えられる…
4投稿日: 2021.05.26
