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総合評価

203件)
3.5
26
73
68
15
10
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    なかなかインパクトのある設定。よんでいる途中で感じる違和感に従って考えてみたら、見破れたのかな?狂気を感じる一冊でした。

    0
    投稿日: 2025.11.09
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    澤村伊智といえば圧倒的なホラーっと思っていたが、こちらはミステリー要素が強かった!こういうストーリーも書くんだな〜っと思って読み進むと終盤にある意味恐ろしい真実に辿り着く、これはこれで気味悪かった!

    0
    投稿日: 2025.11.07
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     冒頭に横溝正史『獄門島』からの引用があったので、まず『獄門島』を読み、続けて本書を読みました。そのため、『獄門島』を思い出しながら読むことになり、それと比べてどうしても物足りなさを覚えてしまいました。期待した通りの展開になっていくので気持ちよくはあるのですが、ところどころ文章としておかしな表現があり、こんな文章力でも文学賞をとれるものなのか…という違和感がありました。同時に、横溝正史はやはり凄いな、と思いました。  ミステリーということで、人物像をしっかりと掴みながら読もうと努めました。そんな中、「麻生」という登場人物にリアリティを感じました。あのマインドを持ってして彼がもっと物を知っていれば…と思うのですが、そんな人物はいかにもフィクションであり、彼が完璧な人間ではないからこそリアルな恐怖心や不安感を得られます。反対に、「遠藤親子」のリアリティの無さが気になりました。こんなキャラクターをわざわざ登場させるのには何か意味があるはず…と、伏線回収を待ちながら読み進めました。 …と、第4章まで読んだところで感想の下書きをしていたのですが、最終章で前言を完全に撤回することになりました。違和感のある文章表現も、わざとらしい親子も…そうだったのか!と、見事に伏線回収。そりゃ文学賞とるわ!!

    0
    投稿日: 2025.11.05
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    え。まじで?!!史上一位が出たかもしれない。 真相が分かり一瞬どゆこと?と笑って、想像して背筋ゾッとして、再読してほんまやーっ!と唸る。大好物。 やり過ぎ、現実にあり得ないの意見も理解するが、フェアにする為に過剰なくらいヒント散りばめまくっているところも素敵。言い尽くされているが、初読はミステリー、再読はホラーは本当その通り。 かなり最初の「もしもし」がもうホラー。。 そして文庫版は表紙にも。。

    0
    投稿日: 2025.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の最後でそうきたか 伏線…友達同士の会話に敬語が混じってたり 違和感は拭えなかったけど、なるほどね 読みやすいし これを踏まえてもう一度読み返したい そして結局、生きてる人間が一番恐い

    0
    投稿日: 2025.10.08
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    あらすじ↓ 「瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった・・・・・・。すべての謎が解けた時、あなたは必ず絶叫する。再読率100%の傑作ホラーミステリ!」 どっかの何かでこの本の紹介の記事を見て、どんでん返しらしく面白そうだと思って読んでみた。あらすじ読んでもおもろそうやろ?この宇津木幽子が最後に残した予言がどんどん現実になってくんやで? あぁ面白かったよ。もうね爆笑。どんなオチやねん。 確かにどんでん返しではあったけど、そのひっくり返し方は何? どんでん返しやから当然終盤に「実はこれこれこうでしたー!」ってわかるわけやけど、こんなオチ、プロットの段階で笑わんかったん?って思うねんけど笑 今でも思い出したらおもろいわ笑 まぁこんなディスってばっかいるけど、全部が全部アカンかったとは思わんし是非とも「はぁ?どういうことやねん笑」っていうどんでん返しを味わいたい人は是非読んで欲しいです!

    0
    投稿日: 2025.10.01
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    賛否あるかもですが、私は大好物。 伏線も違和感あるものもあれば、しっかり読まないと分からないものも。 ハラハラ展開からのどんでん返し、ホラー要素、2周目も楽しめるお得な一冊。

    25
    投稿日: 2025.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わりました! エピローグ…なんて恐ろしい事考え着くんだともはや笑ってしまいました 澤村伊智先生のホラー作品が大好きでミステリー作品は普段あまり読まないのですがこの作品にも手を出してみました 離島に閉じ込められた老若男女様々な人々がかつて20年前に存在した霊能力者の予言に従って次々と謎の死を遂げていく…という展開でクセの強い登場人物もいる中でも楽しく物語りを読み進める事が出来ました ただほんの少し違和感のある文章(この段階ではその違和感の原因を知る事なくエピローグでえらい目にあう) しかしその違和感に引っ掛かって物語りが読みづらくなる程ではないほんの些細な違和感 その違和感を抜きにしても文章が面白く展開も予言通りに進んでいって読者である私もストレスなく読み進めるものです ただ物語りの終盤で6人が死ぬ事の予言にかなり取り憑かれている語り口とサチカが殺されて白々しく驚く淳に自分がやった事なのになにを驚いているのだ、もしかしてこの淳も予言のせいでおかしくなってしまったのか…とまんまとミスリードされました まさか語り手が淳の母親で淳はこの語り手では無かっただなんて… そこでこの物語りを読み進めていく上で感じていた違和感の正体にやっと気づきます しかも澤村先生の上手いところは物語りに違和感があっても気にせず読み進められる文章力です おかげで読了後は声にだして「こわい!!」といってしまいました 読んで正解だったなって本は沢山ありますが読了後も後をひく満足感は方舟以来で大満足でした

    1
    投稿日: 2025.09.18
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    物語の中に複数の謎がある。それが徐々に明らかになっていくのだが、1番大きな謎は誰が気づくだろうか。序盤から何度も違和感を感じ色々予想していたものの、ラストを読んで、さすがにこれは分からないと思ったし、そんな事ある?と現実味はなかった。しかし、島や島民の不穏な雰囲気、予言などホラー的な要素とミステリがミックスされていてなかなか面白かった。世の中で予言が騒がれる仕組みはまさにその通り。個人的には、言葉が持つ力の大きさ、怖さを再確認した話だった。二回目流し読みしたが、なるほど、この物語は確かに一回目はミステリ、二回目はホラーだと納得。

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    比嘉姉妹シリーズと違って怪異の裏に実は……的なホラー・ミステリー。 寂れた島の哀しい末路、という感じがよくでてた。そこに至る過程にもう少し厚み(男友達三人の関係性くらい)があったら感情移入しやすかったかも。 低地に流れる◯◯はヒダルっぽくてさすがだなって思った。

    0
    投稿日: 2025.08.26
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    とてもつまらない。読書体験を裏切られるようなオチ。驚かすことに注力してて、話が破綻している。二度とこの作家の本は読みたくない。

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだか読みにくい、誰が話しているのか分からない、不自然な描写があるなと違和感を抱きながら読んでいたけど全てに理由があった!! ストーリーは面白かったけど、オチの叙述トリックが恐ろしいというか気味が悪いものだったので星3にしました。内容は面白かったです! 読み終わった後、すぐに2周目を読みました。伏線があちこちに散りばめられていて、こんなに伏線があったのに気がつかなかった自分に驚き笑 1周目はミステリー2周目はホラーという帯、まさにその通り!と感じました 怪異的なものはなく、全てに理由があるストーリーでした

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    私も 納涼ホラー祭りしたい!ってことで この本を図書館から借りてきたんです なんで星1個にしたか全然思い出せない てか話の内容もあんまり覚えてない ( ᜊº-° )ᜊ ちょっと 色々疲れてます 心身共に 更年期でしょうか 今日、職場の癒しM君から 「来月、異動が決まった」と告げられました ショックすぎて まだしばらくは レビュー書けない日が続きそう ( •̥-•̥ )

    29
    投稿日: 2025.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読後の正直な感想は、「なんだそりゃ!そんなのありなの?」 いくらなんでも設定が不自然じゃないかなあ? たしかに、どの登場人物もなんか一貫性がないような、好感が持てない感じがあったのだけど、主人公親子に対する奥歯に物が挟まったような言い回しとか、どちらに対する行動かが伏せられていたのが原因だったのかも。 ホラーを読む気でいたらオカルトディスが入り、では社会派ミステリかと思えばやはりオカルトなのか?と、ずーっと私は何を読んでいるのだろうという感じだった。 叙述トリックということなんだろうけど、どうも納得いかない。もう一度見返してみる。

    3
    投稿日: 2025.07.01
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    何作も澤村伊智の作品を読んでいた自分にとっては、「なんだか今回は少し読みにくいところがあるな」と感じながら読んでいた。誰が話しているのかよくわからなくなる部分など。 ただ、なんとなくの雰囲気で読み進める自分の行いまで含めて本書のトリックは作られている。 単に文章が下手になったわけではない。 結末がかなり予想と違う方向に行き驚いた。どれほどこれが序盤から結末直前に至るまでに仕込まれていたのか、結末を覚えているうちにいずれ再読したい。

    0
    投稿日: 2025.07.01
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    名実ともに現代ホラー小説の第一人者、澤村伊智によるノンシリーズ長編。積んでいたのをようやく崩すことに。 瀬戸内海に浮かぶ霧久井島―――かつて一世を風靡した霊能力者、宇津木幽子を祟り殺したと噂される孤島。彼女は亡くなる2時間前に「最後の予言」を記していた。それは、自身の死から20年後の霧久井島で、6人が命を落とすと読み取れるものであった。 主人公の天宮淳は、ブラック企業でのパワハラで病み、地元に帰ってきた幼馴染の大原宗作を気分転換させるため、同じく幼馴染である岬春夫の提案により、小学生の頃3人の間でブームとなっていた宇津木幽子の、「最後の予言」の日に合わせた霧久井島への旅行を敢行することとした。そこで彼らを待ち受ける「ヒキタの怨霊」とは―――。 あー悔しいぃ!氏の著作を何冊も読んでいるのに!絶対何かトリックを仕込んでいると分かっていたのに!"違和感"にもっと反応しないといけなかったなー。(さくさく読み易いのがいけない!逆切)うわーまーけたー。くそー、まさかの「車輪の国」だったとはなぁ。(←分かる人には分かるネタ。) と、トリック要素については気持ちの良い"してやられた感"を味わえたのだが、物語としての面白さとしてはもう一歩足りない感じ。トリックの真相部分について、もっと作中で仄めかす描写が欲しかった。叙述トリックは見事だったが、物語からは若干浮いていたのが残念。(作品のテーマとしては合っているんだけども。)

    0
    投稿日: 2025.06.29
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    おすすめ度 ★★☆☆☆ ホラー度 ★★☆☆☆ うーん、最後まで読む気にならんかった 多分集中したらおもしろいんやろうけど ひきこまれなかった。。。。

    1
    投稿日: 2025.06.25
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    映像では成立しない作品パターンです。 なんとなーく、、違和感が続きながらラストに、やはり的な。 作品自体は好きなクローズド&限界集落だったので4付けましたが、手法的にはズルいと思う方もいそう。 サクサク読めて良かったです。

    8
    投稿日: 2025.06.09
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    https://x.com/apophylite_/status/1906692972424667638?t=NOJmiGwq95EDxmlXNERtwA&s=19

    1
    投稿日: 2025.05.11
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    予想外! 面白かった。最後はちょっと?になったが結果面白かった。 恋が生まれる気がしたが勘違い。 現在の風習がある村とか、この話みたいなことある気がしてならない。興味深い話でした。

    0
    投稿日: 2025.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過去に一度読んだことがあったんだけれどもその時のレビューがないので、当時はどのように思ったのだろうを知ることができなくて残念。 ただ、最後に回収される「母が同行している」という内容に「えっ!」と驚いた記憶があるからきっと面白く読んだのだろう。その時にもう一度わかったうえで読み直したいと思ったはずなので今回は良い機会だった。 2回目となる今回のAudible版だが、思っていたよりも母が同行しているヒントとなる描写は少なかったと思った。つまり2回目読んでもそんなに感動がなかったとも言える。

    0
    投稿日: 2025.04.15
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    とても面白い。 角川ホラー文庫から出ているだけに、どこまでも「ホラー」でいくのか、あるいはひょっとしたら「新本格」なのか、と身構えつつ読んだ。そこがまた楽しい。 また、地方とか因習とか横溝的なものをめぐる考察も実に現代的。そして現代における「呪い」をしっかりととらえている。 本書の最大の謎の部分については、先行作品が国内で少なくとも2つ浮かんだ。ゆえに真新しい衝撃はない。でも、そういうジャンルうんぬんよりも、文学としてきちんと成り立っている。名品だと思う。

    0
    投稿日: 2025.03.10
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    ホラーという感じではなかったかな。 いろいろ伏線が張られているけど、ラストシーンでの伏線回収は無理があるかなと思った。

    2
    投稿日: 2025.02.24
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    ホラー?ミステリー? 判断は読み手に任せてるような。 帯には二度読んでとあるけど、 二度三度読み込んでわかることが多い作品だと思う。

    6
    投稿日: 2025.02.12
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    おどろおどろしい土着信仰ホラーな描写は、さすがの澤村先生…。 でもなーんだ、オチはあるあるな化学物質隠蔽ネタか〜…、と思わせておいて…。 こ、これがどんでん返しってやつか…。 毒親にも、いろんなパターンがあるんだな……。

    1
    投稿日: 2025.02.12
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    まさに自分好みのあらすじで冒頭から心をつかまれましたが、特にエピローグにはゾクゾクさせられた またこの本の魅力の一つは、 会話や登場人物が多いことで、読んでいる間ずっとトリックを予想しながら楽しめた点。 物語の展開やキャラクターたちのやり取りに潜む伏線を探し出すたびに、 頭の中で「これがどうつながるのか」と考える時間が楽しく、つい没頭してしまった 本作のからくりについては私の専門分野外の知識が絡んでいたため、 そのリアリティ度までは判断がつかなかったが、 少なくとも理論的に納得できる内容だった そのため物語が核心に迫ったときには「なるほど!」と心から感心し、仕掛けに驚かされた この感覚がこの本の最大の魅力だったと感じる 最後のオチは衝撃。 物語全体を振り返りたくなり、答え合わせをするためにもう一度最初から読み直そうと思えるほど。 これまでの伏線やヒントが鮮やかに収束する様子に、 読了後もしばらく余韻が残り、物語の完成度に感服。

    1
    投稿日: 2025.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    独特な文章だなと読み進めつつ、二重人格の線で読み進めていたらそんなことってあるか?という真相でした。 因習、呪い系は産業廃棄物による公害オチが多いので端々の情報からそうなんだろうな〜と読み進めてました。 詐欺師でもエンタメでもなく、純粋にコールドリーディングを技術と理解せずにやっている人、これが1番滑稽で面白かったです笑

    0
    投稿日: 2025.01.26
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    なるほど! なんとなく感じていた違和感が最後に一気に解決した。 もう一回読み直さないと。 新しい目線で2度楽しめそう。

    13
    投稿日: 2025.01.21
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    ブクログで評価良さそうだったので読んでみたのですが(^^;; なんだか、あまり文体が自分に合っていなかったのかなかなか読み進められなかった。 登場人物はたくさんいるのだけど、そんなに魅力を感じられず…ホラー要素もそこまでなくて、ホラー読んでる時に生まれる「それどういうこと!?どういうオチ!?」みたいなドキドキ感もなかった。 最後のどんでん返しも、叙述ミステリーでよくある、よく見るオチだなという感じで、その割にはあまりそのトリックが上手く使えてる訳でもなく納得いかなかった。 全体的に微妙でした!

    2
    投稿日: 2025.01.16
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    確かに違和感は感じてた。何かがおかしいと思いながらもよく考えていなかった。結末を知ってびっくり!! もう一度最初から読み直すと違和感の部分がしっくりくる。

    18
    投稿日: 2025.01.12
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    めっちゃゾクゾクした どんでん返しがいくつもあってその度に絶句したし、最後のヤツは読んでる時の違和感を払拭してくれた 京極先生の「言葉で世界は変えられません。でも言葉で人は変えられる。」っていう言葉を実感した

    1
    投稿日: 2025.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一人二役ならぬ二人一役やった! 最後にどんでん返されたけど、味がしたのはそれだけ…。 全体的に内容は普通やった…、中弛みもしたし微妙ではある。

    3
    投稿日: 2024.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者さんの名前だけ見て反射的に購入した本書。 冒頭の1行目か横溝の引用であっ!となり慌てて本をひっくり返してあらすじを薄目で読むとそこにはホラーミステリの文字が…。 ホラーミステリってなによ?おどろおどろしいもので装飾されたミステリやんっていうか単なるミステリやん。 ホラーっていうからそこには超常的なものを期待するやん。 怨霊が降りてきた!からカーペンター監督作「フォッグ」みたいなの期待するやん。現実に足ついた謎解きはええわ。 ホラーミステリはわたしには鬼門です。 最終、え!急に?となりそこはいる?となりました。 ホラーを期待したわたしの落ち度です。

    0
    投稿日: 2024.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    霊能者が亡くなった島。その予言にこの島で六人死ぬというものがあり、その予言の予定日に訪れた人たちの話。 呪いとは怨霊とはこうやって造られるのかと言う内容。ホラー作家が書く小説なので呪いを信じていたので、そうくるかとなる。 でもこの物語はもう一つの驚きがある。 最初から人称に違和感があったが、次々と起こる出来事で気にならなくなってしまった。

    0
    投稿日: 2024.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お化け系かと思ってたら… ヒトコワだった 勇気づけられる言葉をくれてた人が死んだのがショック これは実写化無理なやつかな

    0
    投稿日: 2024.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだか読みにくいな、誰が誰だかわからなくなる……と思っていたらそういう仕掛けだったのか!主人公と思っていた人物の行動も不自然なところがあり引っかかっていたのは、そのせいだったのか。 まったく素直に因習モノのミステリとして読んでいたので、まさか過干渉の母親がずーっとついて来ていたとは……ホラーだ。 もとは産業廃棄物が原因だったはずが、自称霊能者がその被害を怨霊のせいにしてしまったことで、真実を覆い隠してしまうに至ったというのがメインのストーリーだった。地域の特性や風習などを安易に利用してエンタメとして消費することについて考えさせられる内容だ。 歳を取ったらできなくなることが単純に増えるだろうし、気力や活力も湧いてこないことがあるかもしれない。そのあたりの描写がリアルで切なかった。 なにかに囚われた人たちの話だったんだなぁ。

    1
    投稿日: 2024.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラー文庫てのを初めて手にとってみたんですが、ほほぉー怖いだけじゃなくこんなにちゃんと叙述トリックしてんのか!と驚き! でもなんか途中で半分勘付いちゃった…殺戮にいたる病を読んでたからかな? 序盤は「ん?コレは誰のセリフ?読み辛いな…」という違和感。 中盤あたりから、「ん?これ、もう一人いない?」という疑い。そして終盤で確信に変わりました。 叙述トリックを途中で気づいちゃうほど寒いもんはない。(オカンとは思わなかったけど) 硫化水素ネタもちょっと非現実的ではある。温泉地行ったらわかるけど、人に無害なレベルでも相当臭いから。即死するレベルの濃度ってよっぽど換気悪くないとできないから。

    2
    投稿日: 2024.10.17
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    初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。 瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。 二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。 天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。 そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった……。

    0
    投稿日: 2024.10.11
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    ☆3.4 オカルトっぽさを出しつつ、予言の通り人が死に始めるとサスペンスな緊迫感とともに、ホラーに染められながらクライマックスを迎えて、思わぬ真実にこれはミステリでもあった!と驚かされる。 そしてここから読み直すことでよりホラーな体験ができるとは。

    0
    投稿日: 2024.10.10
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    読後、読んでいる時に感じた違和感の正体を知った時の驚きは、かなりのものでした。 それにしても、言霊なんて言葉がありますが、口にしてしまった言葉が好意からだったとしても、人を縛り、呪ってしまうことってあるなあと思ってしまいました。

    3
    投稿日: 2024.09.21
  • 予言を信じる心理の背後には...

    「推理小説なんかみんな天文学的な偶然に乗っかった法螺話、作者都合の御伽噺や」 作中のこの決め台詞にもう一つ加えるなら、推理小説とは"最後には種明かしがなされるマジック"でもある。 奇術師である作家は、観衆に見せたい(見せていい)部分と隠しておきたい部分を持っている。 後者には、見えないように隠したものとは別に、見せているのに結果的に隠してるものがある。 読者は隠されていた部分のタネを最後に明かされ、それは気づかなかったと膝を打つか、そりゃあんまりにも都合良すぎるだろうと不満を述べるかに別れるのだが、今回の反応を見てると半々といったところか。 そんな作家都合の法螺話でも、探偵役の推理には、読者が納得するだけの切れ味が求められる。 つまるところそれは、霊媒師や占い師が行なっているホット(コールド)・リーディングの手法にも重なっている。 本書では、ある人物の絶対にしないことから、その人が抱えている問題点を言い当てる場面があるが、その他にも観察によって当然あるはずなのに、ないという事実から推論が組み立てられる。 疋田山に棲むヒキタの怨霊の正体は何か。 呪いは存在するのか。 呪いを呪縛に見立てれば、何も古くからの因習に支配された離島だけでなく、現代の都会生活においてもさまざまな呪縛に支配されていることがわかる。 出てくる登場人物たちは宇津木幽子の予言に縛られ絡み取られている。 「推理小説が作者都合の御伽噺なら、予言はさしずめ読者都合の暗号ね」 予言が、現実の出来事をなぞり、巧くこじつけたものにすぎないとわかって、カラクリも理解しているのに、それでも…。 宇津木幽子は生前、膨大な予言となる詩を残しているが、そんだけあれば数打ちゃ当たる方式で、どれかは予言通りになるかもしれず、一度信じてしまえば、受け手の方から如何様にも読みかえて確信を深めてくれる。 怪しげな医薬品も同じで、必ずしも万人に効く必要はない。 たった一部の人でも、効いたという実感が得られれば、あとは製薬会社が必死に売り込む必要もない。 「あれは効いた」「頭痛薬はこれじゃないと駄目だ」となり、最後には「これを飲んだから安心だ」となる。 臨床試験で、薬効成分が何も入っていないカプセルだけの偽薬でも、飲んで病が治ったと言う患者はどうであろうか? その場合、このプラセボ効果は彼らにとって偽物になるのだろうか? 完全な詐欺師の仕業と片付けられたらどれほどいいか。 宇津木幽子のように、人をハナから騙そうと思ってしているのではなく、自分の霊能力を信じ、それを使って人助けがしたいと思っている霊媒師は、案外多いのではないか。 手練手管を身につけ、どうすれば人を誘導し説得できるかを理解し実践しているにせよ、直感や霊感の働きを完全に否定できるか。 宇津木幽子がTVのロケで初めて霧久井島を訪れた際、低い方の山を見て恐ろしい霊気を感じ、時々下りてきて住民を苦しめているのではないかと指摘した時の、島民の「なんでわかったんや」という呟き。 怨霊の正体がわかり、その成立過程を見れば、通常とは逆のベクトルが存在していることがわかる。 怨霊は霊視によって"発見された"のではなく、霊視によって"作られた"のだということ。 しかもこの霊視は完全な口からデマカセでもなく、少し直感の鋭い人なら気づけるレベルの違和感を増幅したものが土台となっているとしたら、これは単なるカマシと言えるのか。 予言とは異なるが、地震予知も専門家に言わせれば相当に胡散臭い。 プレートの沈み込みに起因するメカニズムはわかっていても、実際の発生を言い当てられるかとなると話は別で、地震周期説も地球の歴史全体からみた場合、サンプル数が少な過ぎとても科学的とは言えない。 地殻の変動要因には様々なものがあり、能登半島地震では、従来のひずみの深さではなく、流体の移動が確認できたらしいが、それさえもたまたま観測可能であった要因の一部に過ぎない。 "南海トラフ地震臨時情報"が発令され、事前避難と1週間の警戒態勢がとられたが、何か予言と似ていないだろうか。 津波警報も、その時の海流の方向や、その地の海底や海岸の地形などは考慮に入れず、とりあえず避難、何をおいても即退避となっているが、我々の社会が安心を最優先に選択している証左に過ぎない。 「空振りを恐れず」というのがお決まりの合言葉。

    0
    投稿日: 2024.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人物隠匿の叙述トリックは優れた先例がいくつもある。その点ではこの作品でカタルシスを得る、いっぱしのミステリ読みはいないだろう 物語全体に散りばめられた伏線の多さは二度読みに耐えうるだろう点、そしてなにより真相の気持ち悪さが評価点 文庫カバーにも仕掛けがある

    0
    投稿日: 2024.08.31
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    澤村伊智さんの書くお話が好き。 ホラーかな?ミステリーかな?と思って読み始めたら、お話が二転三転していってラストはまさかの!! ネタバレ無しに読んでほしいから何も書けないのが残念。とりあえず読み終わってすぐ最初から読み直した。二度美味しいお話でした。

    0
    投稿日: 2024.08.25
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    1週目はミステリー、2週目はホラーという謳い文句に惹かれて買いました。 最高でした!! 全く読めなくてメイントリックには度肝を抜かれました。 でもよく読み返してみると伏線が色々ありましたね。 読んでて覚える違和感が全て伏線で、最後に一気に繋がるのが非常に心地よかったです。

    14
    投稿日: 2024.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終盤に島の秘密というか実態が明かされていく辺りは、途中からそうなんだろうなと薄々気付いていたので、残りのページで何が起きるのだろうと駆け足になった。 そしたら、背後にヌッと予期せぬ人物が現れました…。確かに親子仲の描写は何かの伏線かとは思ってましたが、なるほどなあ! ここまで母親との仲がこじれた理由とか原因が今ひとつ腑に落ちなかったです。

    5
    投稿日: 2024.08.21
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    ビックリするぐらいよくできてる。というかビックリした。澤村伊智さん、小説を書くのがうますぎる。 あと主人公たちが同世代だった。(小学生の頃くにおくんの大運動会で遊んでいた世代)

    0
    投稿日: 2024.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これはどんでん返しというかすっかり騙されたし、ちょっとズルいような。 読み返したら確かにそう言われればそうだなと思うけど、まいったね

    6
    投稿日: 2024.08.19
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    ホラーミステリを探している方におすすめ。上質。 ホラーとして 宜保愛子やノストラダムスの大予言、心霊写真などの超常現象ブームを土台に、予言が本当に起こるのか島に行ってみるという、”絶対に何か起きる”お膳立てがされる。 それも人の死を予言するもので”いかにも”な展開。そして人が死ぬ。 予言の不気味さ、島全体の異常さ、変わった登場人物たちにより、予言が達成されていく様子にドロドロとへばりつくような怖さを感じる。 ミステリとして 最重要トリックに途中で気づいてしまったので残念。でも、気づいたということは読者に正直なトリックであることの裏返しだし、気づいたところで全体像はわからず、やっぱり怖かった。 予言という根拠のないものの怖さが、後半に根拠のある怖さに変貌する。

    3
    投稿日: 2024.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わりと序盤の方から「これ誰の視点で書いてあるんだろう」っていう違和感はあったけど、まさかそれが結末に繋がるとは思わなかった。 他にも「ん?」ってなるとこはいくつかあったけど状況がよく分からなくて流してしまった。説明の描写が不足してて若干稚拙なだけかと思ってたけどちゃんとした伏線だったんだなと。 読み終わってから最初の方などをパラパラ読み返したら意味がわかった。 んーでもちょっと有り得なすぎるかなぁ。 あと怨霊の正体なんかは何となく想像がついてあんまり楽しめなかった。 カラクリに衝撃受けたくらいかなぁ。

    0
    投稿日: 2024.08.06
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    島、怨霊、ホラー ということで、手に取ってみたけど、肩透かし。 人が一番怖いねって事で、ホラーといえばホラーなんだけど、求めてたのと違った。

    1
    投稿日: 2024.08.04
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    何だそりゃというアンフェアなオチ。作者におちょくられた。が、すぐに再読して確かめたい思いもある。腹立つなおい!

    0
    投稿日: 2024.08.04
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    途中会話のテンポや矛盾に少し違和感を感じながら読んでいたけど最後の最後でその正体が判明! こわい!! それを踏まえてもう一度読み返したくなった。 みんな、何かしらの呪いに縛られている…。 悲しい話だった。

    3
    投稿日: 2024.07.31
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    【ネタバレあり】 映画原作などからホラー小説家という認識の著者の作品を初読。結果、ホラーではなく叙述トリックもののミステリでした。ホラー要素は中盤で科学的に解明されてしまい、この後どうホラー展開するのかと思いながら読み進めたらまさかのオチ。確かに一人称と三人称がごっちゃになったような文体でとても読みづらく違和感ありまくりでしたが、この手のミステリを読み慣れたつもりだったのにしっかり引っかかってしまいました。叙述トリックとしてはかなりの荒技で反則スレスレのような気もするけれど再読はしたくなります。

    0
    投稿日: 2024.07.22
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    自分が最も嫌いな構造の小説。 ホラーではなくて土着的なミステリーであり人間が1番怖い的な話し。 冒頭からちょっと変だなぁと思う箇所があったものの、この結末を予測出来ていたらなんなんだと思ってしまいました。 ラストの伏線回収はマンガのようで飽き飽きする。 そして本筋の怨霊の謎も全然面白くない。

    0
    投稿日: 2024.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    展開が早くない? と思っていたら、これかよ。 電気人間……。 やられましたわ。 そして、これはホラー。

    0
    投稿日: 2024.06.22
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    面白かった。ただただ面白かった。 予言、怨霊、因習…… ずっと不穏な空気感の中で ずっとあった違和感が… 怖いだけで終わらなくて、読み応えたっぷりなのに面白くてすごい勢いで読んでしまった。

    0
    投稿日: 2024.06.18
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    図書室。ふらっと探して。 いやー、面白かった。最初はよくある展開だな〜と思い、中盤はきっとこんな展開かな、ああやっぱり〜とどこか冷笑的に読み、最後で何度も前半を読み返すまでに驚いた。解説まで凝ってるし。

    2
    投稿日: 2024.06.15
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    オチは想像できないもので足をすくわれた気分でした。 ただ、オチがある故に文章は終盤まで違和感があって読むのは少し大変だったし、違和感を感じたまま読み進めるのは苦痛かも。 そんな理由で最後のオチは楽しめたけど、肝心の文中の違和感とかはほとんど記憶に残らず。 どうやったら二周目がホラーになるのかもイマイチ、、、勉強します。

    1
    投稿日: 2024.06.11
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    「初読はミステリー、再読はホラー」 想像の斜め上をいく真相 読み終えるとなんだかなぁだが、 読んでいる最中の違和感は気持ちがよい ホラーだがホラーではない ミステリーだけだとちょっとルール違反 ネット見ると表紙と参考文献に仕掛けがあるとのこと あくまでおまけ程度かな?驚きはない

    68
    投稿日: 2024.06.11
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    ホラーというよりは、不気味なミステリーでした。ホラー要素は特に感じなかったので、ホラーが苦手な人でも読める作品だと思います。 怨霊の正体には気づけたものの、最後の展開には驚きました。結末を知った上で再読すれば、新たな発見がありそうですが、個人的にはもう一度読みたいという気持ちは起きませんでした…。

    3
    投稿日: 2024.05.26
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    『ずうのめ』に続き、澤村作品三作目。これ程読みたくなる帯の謳い文句ってある?(装丁も良かった!) ミステリィ好きとしては手に取らない選択肢などなかった…。読了後すぐ再読したが、そこかしこに「嗚呼…」と思うところ有り。本当によく出来たホラー&ミステリィでした(*´꒳`*) 星四つ半。

    4
    投稿日: 2024.05.20
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    初読はミステリ、二度目はホラー。 さりげなく張られた伏線が繋がった瞬間、物語の様相が一変する。 初読時は謎を堪能した。一体島で何が起こっているのか、この事件の犯人はいるのか。 二度目。初読時は気づかなかった違和感が、気持ち悪さとなって迫ってくる。 初読時と再読時で全く印象が異なるホラー・ミステリーだった。 面白かった!

    8
    投稿日: 2024.05.20
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    霊能者が「6人死ぬ」と最期の予言を残したとある島で起こる殺人事件。 「ぼぎわん」のイメージが強い澤村先生のミステリーなので、この展開には驚き。違和感を感じる表現は何回かあったけど、まさかこういう結末とは… 作者の幅が感じられる作品でした。

    1
    投稿日: 2024.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    霊能力者が残した予言が当たるかどうか旅行がてら確かようぜ!となったらすごいことになる話 呪いとか信仰を期待して読んだけどうーーーん肩透かし 所謂叙述トリック……でもそれにしてはご都合主義すぎんか?となってしまう……

    1
    投稿日: 2024.04.07
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    【2024年61冊目】 パワハラで精神的に参ってしまった友人を元気づけるため、淳たちが旅行にやってきたのは、瀬戸内海の霧久井島だった。かつてこの島では霊能者である宇津木幽子がロケ中に倒れ、最後の予言を残して亡くなっているらしい。島で六人の人間が命を落とすという予言の日程に合わせ、島を訪れた淳たちだったが――。 帯とかはあんまり読まないようにしてるんですよ。ネタバレ食らうまではいかなくても、先入観が入っちゃったり、身構えちゃったりするので。でも、うっかり読んじゃって、ちょっとまあ、身構えてたんですよね でも、「別に普通のホラーミステリーじゃないかしら」と思ってたんですよ、結構最後の方まで。種明かし的なのも理に適っていたといえば適っていたし。なのに、問題の箇所(私にとって)で無茶苦茶混乱しましたし、「え、待って?待って?」とリアルな声が出ました。 やられました。綺麗に見事にしてやられました。全然予想してない展開。読み終わってみればいろいろなことがなるほどなんですけど、そうと気づくまでは何も思わない建付けで、いろんな意味でぞくりとしました。 帯、やるやないか、身構えさせた癖に、見破れなかったぞ。ってことで白旗を上げる評価です。

    1
    投稿日: 2024.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旅館の荷物、夕食時の父親への発言等違和感はちょこちょこあったが結末は全く気が付かなかった。淳の主観などはなく客観的な語り手でスイスイ進むなと思ったら監視カメラのような母親だったなんて。 それ以外は普通だったので星3

    6
    投稿日: 2024.03.21
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    ラストの結末は、びっくりしました。 ホラーよりの事件で始まっていくが、途中で方向がガラッと変わる所にびっくりしました。 初読では、全体が見えてこないので、再読した方が、このセリフが伏線だったのかーと思いました。 サリン事件、3.11、9.11など実際に起こった事件を織り交ぜて作っているので、妙なリアルな所が出ていてそれが不気味さを出しているんだと思います。 香川出身だから、本文に出てくる直島、小豆島、豊島、犬島等瀬戸内海が舞台になるのはいいですね。 手島に出てくる不法投棄問題は自分も知っているから、事件と同じような事が手島に起こっていたら、恐ろしなーと思います。 中島哲也監督の来るの映画の原作が、この作家なのですが、映画を見て凄く怖かったので、それと同じくらい、この小説は色々怖くて、面白かったです。

    9
    投稿日: 2024.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    設定に無茶がある気はするが、叙述トリックものとして楽しめた。 閉鎖的な環境の陰鬱とした雰囲気が好み。

    1
    投稿日: 2024.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    悪い意味で絶叫した。 いくらなんでもあのオチはないんじゃないのか…。 どんなに伏線が張り巡らされていたとしても…。 「ある人物」が全く見えない存在として ストーリーに絡み続けた…は無理がありすぎる。 やっぱり澤村伊智には、 絶望するような怪異を描き切って欲しい。 期待していたぶん、残念な一冊となった。

    3
    投稿日: 2023.12.05
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    著者のノンシリーズ作品。 霊能者が残した不吉な予言と、島に伝わる怨霊。 たまたま遊びにきた主人公一行と、怨霊に怯える村人。 こういう民俗ホラーは大好物です! 不吉な予言通りに人が死んでいく恐怖や、終盤の怨霊がいよいよ山から降りてくるさながらパニックホラーな部分は作者の表現力もあって臨場感抜群でした。 そしてそうこうしているうちに、ミステリの部分が顔を出し、その結末に驚かされました! この本の売り文句に"初読はミステリー、二度目はホラー"というのがあるのですが、最初見た時「逆じゃね...?」って思ったんですよ、それがいざ読んでみたら何も間違えてなかった。凄い。

    17
    投稿日: 2023.12.04
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    予言の島というタイトルに騙されていました。 土俗は作られたものも多そうですが、本当に昔から残っているものは調べてみると面白そうだとも感じました。 「複数の妙な体験談をたった一つの原因、たった一つの理由で説明しようとしたら、もう超自然的な意志や存在を持ち出すしかないの。」 「悪意のある言葉だけが呪いになるのではない。」

    13
    投稿日: 2023.11.26
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    驚きの結末。読んでいて最後まで気づかなかった。自分は素直に受けとめたが、人によって賛否は分かれそう。著者は歪な家族関係を描くのが本当に上手。オカルトへの考察も深く、物語へと巧みに織り込まれている。本編の後に続く解説も含めて、これはひとつの作品なのだと思った。

    4
    投稿日: 2023.11.24
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    ・新しいタイプのホラー作品でちゃんとびっくりすることができた。 ・様々な人間に降りかかる呪詛、呪いとの向き合い方に色々と考えてさせられた。 ・

    2
    投稿日: 2023.11.17
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    友人がオススメしていたので読んでみた。 呪いやオカルトには興味ないが、ある意味呪いであったり束縛であったり、人為的な要素が多くて良かった。トリックがあるというよりは島の真相であったり予言に溺れる人間が印象的。最後は理解するのに時間が掛かりそう。2度読んでも良いかもしれない。

    2
    投稿日: 2023.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    瀬戸内海の小さな島で6人の命が奪われる。島の怨霊のせいなのか?中盤までは島の不気味さが煽られる。後半三分の一ぐらいで怨霊の正体=硫化水素が判明するが、話は終わらず最後の一人が殺される。そしてどんでん返し。主人公は一人ではなかった。息子に取り憑く母親、ある意味ホラーでした。しかし、この設定は必要なんだろうか?

    11
    投稿日: 2023.10.02
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    友人と懐かしいノリで向かうことになった島で起こる 不可思議な事件、その真相に向かう部分はまさにミステリー。 ホラーとしてのぞぞっとくる部分とどんでん返しあり。 そういうことかと理解するラストに合わせて、 参考文献の一つでなるほど、、と。 解説者についても、、、 いろいろ芸が細かい、個人的に澤村さん作品外れないです。

    3
    投稿日: 2023.09.03
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    この衝撃たるや…。 帯にある、「再読率200%!!!初読はミステリ、ニ度目はホラー。」まさにそうでした。

    9
    投稿日: 2023.08.22
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    祟りだの呪いだの。迷信、土俗、因習、迷信、そして霊能者と予言。 オカルトホラーであり、化学の恐怖もあり、ミステリー的な要素もあり。 サスペンスフルでグイグイ読み進めてしまった。 しかし1番怖い呪いが、終盤で明らかになったとき、全くもってしてやられた。そしてめちゃくちゃゾッとした。 読み返してみないと。

    12
    投稿日: 2023.08.12
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    ぼぎわんからのシリーズかと思っていたら違いました でも、読み応えは十分! 霊能者(占いも含む?)のカラクリを垣間見た気がしますが、それでも不思議なものを求める気持ちが無くならないのだよねえ(笑) 単に自分がオカルト好きなだけかも…

    2
    投稿日: 2023.07.19
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    予言とは何か殺人とどう絡むのか中盤から後半にかけてまでは良かったですが後半あたりから予想がついてしまいました。何よりラストの結末が何ともあまり納得がいく終わり方ではなかったです。

    1
    投稿日: 2023.07.14
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    怖すぎるミステリ・ホラー小説。怨霊、予言の真相に驚愕。ラストの伏線回収は圧巻。ホラー小説の中でも屈指の傑作だと思う。

    6
    投稿日: 2023.07.10
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    環境問題やら家族問題やら土着的な風俗やら霊能やらいろんな問題を絡ませてあっておどろおどろしい雰囲気が良かった。 が、最後のトリックは少し強引ではないかなぁと後ろ髪引かれる思い。それまで綺麗に話が流れてただけに唐突感があったなー。 まぁ踏まえて再読すると色々見えてくるんだろうけど、積読も嵩んでるので、いずれ。

    2
    投稿日: 2023.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1周目はミステリー、2週目はホラー。の謳い文句の通り。 読みながら誰が喋ってるの?という部分を無理くり納得して読み進めて最後は綺麗に叙述トリックにひっかかり2週目の方がゾクゾクした怖さを楽しめました。 結局は生きてる人間が一番怖いですね。

    1
    投稿日: 2023.07.03
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    比嘉姉妹シリーズを最新作まで読み終えてしまったのでこちらを購入。 ホラーだが、ホラー以外のものがストーリーのメインにあり、面白かった。まるで推理小説のよう。 自分も家族との関係でモヤる部分があったので、つい色々考えながら読んでしまった。 オチは人によって好みが分かれそうだが、オチまでのハラハラドキドキだけでも十分楽しませてくれる作品だと思う。 やっぱり澤村伊智さんは長編が好きだな。

    3
    投稿日: 2023.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった。 怪奇現象的なホラーだと想定していたので読み進めている間は肩透かし感だったけど、ラストで納得。 会話に対して誰が言っているのかわからなかったり、不自然に敬語が使われていたりと違和感が多かったけど、そういうことか~。 人間て怖い。

    3
    投稿日: 2023.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    滅茶苦茶オススメ これは、最後の最後で、え!?ってなった最強の作品 違う意味で怖すぎる 2重3重のホラー お気に入りになった作品です まずは、閉鎖的な島の村的な風習で霊とかと思いきや、実は島ぐるみのお金の問題、だけではなく、まさかの衝撃展開! きっと自分では当たり前になりすぎて気づかないけど、他人から見たら相当おかしい事ってあるんだろうなと思った なので、結末が分かったあとに改めて読み返したら、なる程友達が敬語使ってたり、島の人の反応とか、凄い納得 いた、確かに最初っからずっといた ちなみに文章に大体の作品にいつも時代表現として、テレビ番組とか当時の流行りをよく入れてくれるので想像しやすい あと、撮影が具体的だったので、あの映画撮ったときが参考になったのかなぁと勝手に思ったりしました 取りあえず、これ映像化無理だろうなぁ、もしくはかなり難しそう

    2
    投稿日: 2023.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

     最近同じトリックの話を読んでしまっていたのが非常に残念。一人称を三人称に誤認させるトリック。 三人称にしては主観と感情がこもった箇所があるので淳の心境を内包した視点とも言える。 最序盤の淳とおかんの会話のシーンは名前が明かされている淳が主格に見えるがやはり地の文の主はおかん側である。 そしてそのまま章跨ぎせずに喫茶店での会話へ、以後おかんの存在は隠蔽されたままラストを迎える。  「初読はミステリー、二度目はホラー」とはよく言ったもので(帯の宣伝文句でここまで芯を食ったのも珍しい)一読めはどんでん返し、二読めは母親の狂気を感じるためにページを捲ることになる。 産業廃棄物が出てきたときはこの現実的な路線からどうホラーとして決着をつけるのかと思ったが、まさか心理的な狂気の面でホラーを演出してくるとは!! 中々巧妙な作品でした。

    2
    投稿日: 2023.06.04
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    ホラー押しな表紙だけど、あまりホラーっぽくない。 おどろおどろしい感じでもなく、怖い感じでもないので、むしろミステリーな感じで読みやすかった! 途中「ん?」って思うところはあるんだけど、最後にちゃんと納得のカタチになりました!

    4
    投稿日: 2023.05.23
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    どっぷりホラーではなく、ミステリーもあり、サスペンスもありの内容。緊迫感と人物の生々しさ、湿っぽさが、鼻をつくように漂う作品でした。

    1
    投稿日: 2023.05.20
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    初めはミステリーでしたが、最後に真相を知るとホラーになる。 おっしゃる通りでした。 人間って怖いなぁと感じました。 初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。 瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。 二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。 天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。 そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった……。 すべての謎が解けた時、あなたは必ず絶叫する。 再読率100%の傑作ホラーミステリ!

    2
    投稿日: 2023.05.14
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    かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が、自分の死から二十年後に「六つの魂が冥府に落ちる」という予言を遺した、瀬戸内海に浮かぶ霧久井島。 淳は幼馴染の友人と3人、その島へと向かう。 閉鎖的な孤島で嵐に見舞われ、外からの助けも呼べないなか起こる惨劇。呪いなのか。予言通り全てが進んでいくのか。 結末の意外さには伏線があったのだろうか。全く気が付かなかった。 ホラーだと思って読んだ本だが、ホラー色は無く残念だった。

    1
    投稿日: 2023.05.07
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    最後まで読むと今まで読んでいた内容の印象がガラッと変わるミステリー本 この本を読むと自分だけではなく、世の中がどれだけ“言葉"という存在に縛られているかが実感できる一冊 "予言"というのはただの言葉で出来ているが、それをどのような人が伝えることで、他人がどのように捉えてしまうかで内容が変わってしまう、そのような印象を受けた

    0
    投稿日: 2023.05.07
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    島!クローズドサークル!怪異!大好物だらけだ!わーい!と思って読み始めたし王道の展開にニヤニヤが止まらなかった。島に行く時に天気が崩れる描写なんて全人類が好きでしょ……。でもやっぱり、澤村伊智がすんなり王道をやりきって帰してくれるわけ無かったんだ。そういう所が好きでもある。

    3
    投稿日: 2023.04.28
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    最初はミステリー次はホラーと、二度楽しめる小説と聞いて。ホラーって、そういうホラーか…。確かに怖い。

    2
    投稿日: 2023.04.01
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    島特有の風土のある話。 呪いの正体とは…!?!? ホラーミステリーとても面白かった。 最後自分の思った結末で終わるかと思ったら、エピローグで鳥肌でした…

    0
    投稿日: 2023.03.25
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    久々のホラーミステリー!面白かった! 怨霊の正体は予想通りだったので、アレ!?期待しすぎたかなって思ったけど、最後まで読んでよかった。サラッと二度読みしちゃいました。ホラーでした。

    2
    投稿日: 2023.03.20
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    なんだか呆気なくて残念 民族ホラーを否定する必要そんなにあるか?と思ったけどこういうのもありなのかもしれない

    0
    投稿日: 2023.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の淳に対して、所々敬語になる宗作の理由が読み終わって分かる。 一度読み終え、再度読み返すと最初に読んでいたときには感じなかった会話のやり取りの違和感がすごい。 もうそこにしか目がいかない。 “島の呪い”の原因は思っていたほどインパクトはなく、なんだかありきたりに感じた。 ちょっと予想もできたし。 怨霊系の呪いではなく、家族・身内の呪いに囚われた子供たちの悲しい話だったなと思う。 春夫が一番かわいそう。。

    2
    投稿日: 2023.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文章の違和感がオチに繋がっていた。 主語がない感情や行動の表現が多いので、変わった文章だなと思いつつも、主人公らしき淳の感情・行動と解釈していた。 テーマは土着信仰ホラーと見せかけて、母→子(祖母→孫)のヒトコワ。 オチに繋がるトリック(語り手は淳の母)はちょっと無理があるかなぁと感じた。 澤村伊智さんの作品、前半最高に面白いのに後半で納得いかないこと多い…(ずうのめ人形のラストの大量不審死とか…)。 毎回モヤモヤしつつ、前半は最高に面白いので、何作品も読んでしまうというジレンマ。

    0
    投稿日: 2023.03.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    339ページ 解説含めると349ページ 軸はホラーだけど、お化けとかは出てこないので、ホラーと言うよりミステリー要素の方が強いかなと。 最後の30~40ページくらいがめちゃめちゃ面白かった。初見の読み終わったすぐに書いてるけど、これは2周目しないといけないやつだな。 何言ってもネタバレになりそうだったので一応

    1
    投稿日: 2023.02.26