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豆の上で眠る(新潮文庫)
豆の上で眠る(新潮文庫)
湊かなえ/新潮社
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総合評価

793件)
3.5
69
278
320
65
8
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    エンドウ豆の上に寝たお姫様は、小さい頃読んだお話の中でダントツに印象に残っている。居心地の悪い違和感がこの物語と繋がる。しかし入れ替えるにしても、他の方法が有っただろーと思ってしまう。

    0
    投稿日: 2019.05.21
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    う〜〜ん、微妙。 過去と現在のシーンが突然何度も変わるよりはシーンごとにわたしは読みたい。 ハラハラ感があんまりなかったかなー。

    0
    投稿日: 2019.05.19
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    仲は良いが真逆のような見た目で性格の姉妹の姉が誘拐される。 2年後、帰ってきた姉は本物の姉じゃない気がする家族。 本ものとはなんなのだろうか… 物語のテンポが早く、先が気になるフレーズが多く出てくるので、ハラハラが止まらず、テンポよく読み進められた。 個人的に、結末はなかなかすんなり受け入れられて、すっきりするものではなかったけど、最後の匂わせる終わり方がすきだった。 結衣子は弘恵と話せたのだろうか。 このことを受け止められる日はくるのだろうか。 なんだかとっても切なかった。 ブランカを浴槽に隠して、結衣子に猫探しと見せかけた犯人探しをさせる母にはゾッとした。

    0
    投稿日: 2019.05.16
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    5月-10。3.0点。 姉妹のうち、姉がある日突然行方不明に。 しばらくして戻ってくるが、違和感が。 イヤミスというか、ドキドキ感がつづく作品。 暗い雰囲気が続き、そう来たかという結末。

    0
    投稿日: 2019.05.13
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    仲の良い幼い姉妹。姉は体が弱かったのでいつも家の中で遊び、妹は外で遊びたがった。 あるとき珍しく一緒に外遊びをした姉は、一足先に帰ると言ったまま、行方不明になった…。 意味深な語りは行方不明になったという姉の、成長してからのエピソードに触れる。姉は戻ってきたのか、ならば妹のこの屈託は何なのか。 受け入れると決意した者、受け入れたくないと抗う者、そしてそれを彼らに任せるしかない者。各々の葛藤の中で、特にひかれたのは祖母の手記だ。この家族のすべてをありのままに受け入れ見つめ続けていたように思う。

    0
    投稿日: 2019.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ある日突然いなくなったまゆこちゃんが2年後発見された。嬉しいはずなのに拭えぬ違和感と疑念。本当にまゆこちゃんなの?と問い続け、更には自分は本当にこの家族の一員なのかとさえ悩むゆいこがようやく長年の疑問を解き、ほんものとは何か考えていくおはなし。 ミステリーだけどそれほど謎やからくりがあったわけではない。最後あっさり全てクリアになっていく展開に、序盤から終盤までの盛り上がりがやや無駄におわってしまった感があった。 猫探しと嘘をついてゆいこを犯人がいるかもしれない部屋に送り込む(しかもその場で見ていない)母親の勝手さに嫌悪感。ゆいこを抱えて話さなかったお兄さんは結局ただの歪んだ変なお兄さんだったの?まゆこ改め遥さんはゆいこや残された家族に対してどんな気持ちだったの?ほんとにすぐ図らずも連れ戻された本当の母とその妹の元で安心して暮らせたのかなど疑問やもやもや感が残る作品だった

    1
    投稿日: 2019.04.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、姉がいきなり家を出て行ったのにずっと一緒に過ごした妹を心配せず、ゲーム感覚で妹が間違い探しをしていたなんて思うかなぁ

    0
    投稿日: 2019.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幼い頃に突然行方不明になった姉。 2年後に発見された姉は別人だった。 ものがたりの終盤まで、ホントの姉の行方について もやもやが続き、真相がわかったとしても、 なぜ主人公には本当のことを伝えなかったのか 「まゆこちゃん」に執着していた母は、それで良かったのだろうか。父も納得しているのだろうか。 まゆこちゃん本人は主人公へ伝えたいものはなかったのだろうか。 たくさんのなぜが残る作品。 血の繋がりの無い姉を思い続けた主人公の思いが 報われないものであり、主人公だけが真相を隠されていたのが、複雑な気持ちになった。 豆の上で眠るお姫様の同様からインスパイアされたストーリーで、私の中にもいくら重ねても小さな違和感を残る本だった。それが狙いとしたら、素晴らしい作家であると思う。

    2
    投稿日: 2019.04.22
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    子供の頃の感情や考え方などから少しずつ大人になっていく流れがとても読みやすかった。 人間にはこれというものがなくてもなんだか変だなぁという感覚的なものがきっとあるんだと思う。 しかし最後は驚くというよりは、あぁなるほどね、となってしまい、少し期待しすぎたかなぁと思ってしまった。

    0
    投稿日: 2019.04.18
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    他人事と思えないようなラストに仕向ける巧みさ。 やはり言葉の使い方が上手い。読み終わって何か嫌な気分になる、もどかしい気分になる、そんな作品だった。

    0
    投稿日: 2019.04.13
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    姉が行方不明になった家族を妹の視点で語る物語。十数年経っても拭えない違和感が「豆の上で眠る」ということ。ネタバレになるので伏せるけれど「○○探し」というネーミングに衝撃。 妹に姉探しをさせる母親の気持ちも強く伝わる。 結末は豆の上の意味がスッキリと分かるのに やはり独特のイヤミス感。

    4
    投稿日: 2019.04.11
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    小学一年生の時に行方不明になったふたつの上の姉が、二年後、神社で保護された。 喜んで迎える家族の中で、どうしても姉だと思えない妹。 大学生になった今も、姉が本物だも思えないまま。 彼女は本物なのか。 「自分は本当にこの家の子なのか」 考えたことがある人は少なくないのかな。 姉妹だからこその悩みは共感できるところもあって、自分に置き換えるとぞっとして。 湊さんらしいイヤミス。

    1
    投稿日: 2019.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お母さんおそろしい。 兄弟姉妹ってのは、それぞれ違う個性を持って生まれてくるし、長子の緊張二人目の余裕みたいなものもあるし、愛の大きさは一緒でも時間やこころを寸分の狂いもなく平等に注ぐというのは不可能だとは思うけど…それにしてもあのお母さんは不平等すぎる。 それに猫の件は許されることじゃない。 大人が子どもを甘くみたり、余計な心配かけまいと嘘をついたりすることを、案外見破られているし、子どもなりに気を使って気づかないふりをするのはリアルだなと思った。 私も園児の頃に祖母が訪問セールスに騙されるのではないかと心配で、これあげるから外で遊んでおいでと安っぽい玩具で人払いされても、トイレだとかお腹すいただとか無邪気を装って様子を伺いに何度も戻ったことがある。 そういえば猫を見に来た子どもたちも無邪気を装っていたなぁ。怖いけど、それが子どもの現実だ。子どもにはピュアでいてほしいと思うのは、建前にまみれた大人の勝手な押し付けの幻想。 ゲームを持たせた叔母の優しさが心に染みる。 祖母の「今好きなものを…」の言葉に涙してしまった。 胸の痛くなる話だったけど、この二人には救われた。

    1
    投稿日: 2019.03.22
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    一番面白かったというか、少し怖かったのが、母親の存在。姉が誘拐されたとき、猫のブランカがいなくなったと言って、妹の結衣子に猫を探させる程で、姉を探させたり、衣料品コーナーで張り込みをしたり。 姉が戻ってきて、結衣子が本物ではないと疑っていたとき、母親は頑なに本物の万由子だと言い張った。 結果、8年間過ごした姉の万由子とは、実は本当の姉妹ではなく、戻ってきたのが本物の姉で、2人は産まれたときから入れ違って育てられていたということでした。 最後、何で入れ違いがあったかの所がめちゃくちゃだったけど、兄弟姉妹の繋がりってなんだろう?って考えた。顔や声なんかは似ているけれど、好みも性格も違うし、大人になれば全然違う生活がある。

    0
    投稿日: 2019.03.20
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    小学1年生のとき、2つ上の姉が行方不明になり、2年後に帰ってきた。帰ってきた姉を行方不明の前の姉とは違うと思い続ける妹。ホンモノとは? 今までの日常生活が大きく変わり、明らかに歪んでしまった妹。両親含め周りは認めているにも関わらず帰ってきた姉を認められない妹。苦しむ妹が真相に近づいていくが、真相が解明されてもスッキリとはしない、読後。

    1
    投稿日: 2019.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「本物の~」って何だろう。 そんなことを考えさせられる1冊。 湊かなえワールドに引き込まれる感覚は、相変わらず楽しいな~と感じた。 オチは個人的にはふーんって感じだった。

    0
    投稿日: 2019.03.09
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    幼い頃に誘拐された姉。 2年後に帰ってきた姉は偽物なのではないかと疑い続ける妹。 終盤の畳み掛けるような展開、好みが分かれそうだなぁ。 私は途中まではとても面白く読めていたけれど、最後はやり過ぎかなぁ…と。 蛇足ですが、息子を産む直前まで読んでいた一冊。 何というチョイスか!

    0
    投稿日: 2019.03.06
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    読んでいる途中はゾクゾクしたサスペンス感があり結末がすごく楽しみだったが、そこまで期待するほどのものではなかった。なんとなく予測がついてしまっていただけに〝なーんだ〟という感想。 あの手この手でいなくなった姉を捜そうと迷走する母親の様子や、戻ってきた姉ではない〝姉〟の不気味さは読んでいて面白かった。

    0
    投稿日: 2019.03.04
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    「足元から頽れる衝撃のミステリー」ではなかった。 ハラハラする描写ですらすら読み進められたが、その過程で期待が高まってしまい、その分終盤明かされる真実に少しがっかりした。

    0
    投稿日: 2019.02.26
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    出だしから引き込まれ、最後のネタあかしまでずっと面白かった。 小学生の視点から語られることで、大人たちの反応や話の展開に不気味さを感じた。 リバースも読んでみたい。

    1
    投稿日: 2019.02.19
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    天才だ!湊かなえさんは天才なのか!? 本当に最後の最後で豆の上で眠るような感覚になった。 本ものとは何か?モヤモヤしたまま終わってしまった。このモヤモヤを湊かなえさんは豆の上で眠るような感覚と表現したんだ、感性が豊か過ぎる。まさかこうなってるとは思わなかったしこんな終わり方だと読み始めからあった行き場のない思いが膨らんで終わった。最後の1ページは何回も読み直したいし、最後の問いは皆にも問いたい問いだった。おもしろいどころじゃない。

    0
    投稿日: 2019.02.14
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    結末が気になり一気に読みました。最後は『捻りすぎ』かな?て感じでしたが、湊かなえさんの本らしいとも思う。つまらなかった訳ではないですが、読んだ後に『うーん』となった感じ(汗)

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    なかなか読み進められなかった一冊。 購入して数ヶ月。ようやく読了。 結衣子の疎外感が半端ない。 姉が失踪して、2年経って戻ってきた。 だけど、以前の姉とはなにか違う。 DNA検査して間違いなく姉だと証明されたけど。 姉失踪中、犯人探すために 猫を探すと見せかけて 幼い娘を使う母親に嫌悪感。 ほんと結衣子が気の毒だった。 まさかの真相で、 自分が結衣子ならやはり モヤモヤが残るし、腹が立って 家族とは距離を置くだろう。

    0
    投稿日: 2019.01.03
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    終わり方も含めてイマイチ…。 オチがわかっても設定に無理がありすぎる。 それでも、どうなるんだろう?と読み進めたくなるのはさすが湊かなえ。

    0
    投稿日: 2018.12.31
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    最後時間がなくて慌てて読んでしまったけど… いつもよりかは、イヤーな感じはなかったです。 ドラマになってるのかな?見てみたい。

    4
    投稿日: 2018.12.25
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    行方不明になった姉が2年後に戻ってきたが、ずっと違和感感じたた暮らしている。 いくらなんでも、何か気付くことないのかな。 姉探し中の、子供目線の感情がとても心苦しい。

    0
    投稿日: 2018.12.08
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    過去と現在が入れ替わりながら、少しずつ事件の真相が描かれていく。一定のリズムで描かれる過去の結衣子の記憶。スマートで読みやすい文体ですぐに引き込まれてあっという間に読み終わってしまいました。 ほんものってなんですかね。

    0
    投稿日: 2018.12.03
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    妹のモヤモヤ感がこちらもモヤモヤしました。 色々予想したりしましたが、予想外の展開でとても読み応えがありました。

    0
    投稿日: 2018.11.19
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    主人公の大学生結衣子が、新幹線で実家へ向かう場面から物語は始まる。 小学1年の時、姉が失踪した事件を語る。 結衣子と一緒にザワザワする気持ちを抱きながら読み進める。 姉が失踪してからはもちろん、二年後に戻ってきてからもなお、家族に幸せ感はなく、みんな緊張し、様々な思いを持ちながら過ごしていく。 読み終わってホッとした。 しかし、さすがは湊かなえ作品。 随所に謎解きのヒントが散りばめられて結末へ。 面白かったです。

    6
    投稿日: 2018.11.15
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    なんだか、最後は悲しかった。 妹だけが知らない真実。 それは妹の方が家族じゃないみたいに感じた。 家族って信じあえる仲ってことかな。

    2
    投稿日: 2018.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでる間ずっとどんよりとした雨雲とか湿度の高い空気に囲まれてるようなそんな感覚。これまで読んできた湊かなえ作品から、読み終わった時に(物語とは別の)答えが出ないとわかっていても、早くその終わりに近づきたくて読み進む手が止まりませんでした。そもそもわたしが湊かなえさんの作品が好きな理由は、作品に込められたテーマや根幹にあるものが自分なりにわかった瞬間が気持ちいいから。今回もそれを早く手に入れたくて数日で読み終わりました。 だいぶ語ってますが。笑 結末は想像もしてませんでした。取り違えとか、今の時代だったらないようで、ありそうな…。じわじわと近づいて最後に教えてもらえるの、ほんとに気持ちいい。笑 シーンや語り手がほぼ結衣子一人だったのが新鮮でした。だから周りの人達の心情をもっと詳しく読みたかった。二度目はないかなと思ってしまった。

    0
    投稿日: 2018.10.21
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    【あらすじ】 大学生になり、故郷を離れていた結衣子は、母の入院の知らせを受けて帰郷する。 結衣子には2歳年上の姉が一人いるのだが、その万佑子は結衣子が小学校一年生の時に失踪、2年後に別人となって帰ってきた。家族は喜ぶが、結衣子だけはずっと違和感を抱き続けていた。 万佑子は本物の姉なのかーーー。 【感想】 2018年10月19日読了。 話がどこに向かっていくのか、最初のうちはまったく読めませんでした。 姉と万佑子ちゃんという区別がひとつのヒントにはなっていましたが、二重の仕掛けになっていて、最後になってやっと「そういうことか!」と膝を打ちました。面白かったです。

    0
    投稿日: 2018.10.20
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    アンデルセンのこの話、とてもよく覚えています。湊かなえのことだから、何かやらかしてくれるに違いないと思って慎重に。姉妹の妹・結衣子が語り手で、姉のことをずっと「万佑子ちゃん」と呼んでいたはずが、急に別人のことを呼ぶように「姉」と言う。大人になったからということだけではない様子。 終始冷え冷え。失踪した子どもが戻ってきても、決して元通りにはならない。誰ひとりとして幸せだとは思えず、救いがありません。やはり好きではないのに夢中になって読んでしまう作家です。みんな気づかなくとも布団の下には豆が挟まっているのかも。

    0
    投稿日: 2018.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    湊かなえにしてはソフト。 1つの疑問に対して話が展開されるため途中少し退屈になったが、週刊誌の連載だったと知り納得。小さな波がずっと続くような小説。 最後に主人公が藁にもすがる思いで本ものとは何かを探すシーンは悲しく疾走感がある。

    0
    投稿日: 2018.10.10
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    出来事としては少ないが、読ませる。 この独特の世界観を作る能力が筆者の真骨頂。 すっきりしない読後感。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    発売当時に単行本で読みましたが、今回再読。不穏な空気に包まれて読了。湊さんさすがです。血の繋がりだけが家族では無いし、血が繋がっているからと言って無条件で家族になれるわけでもない。人間って不思議。謎解きまでのラストのぞくぞく感。読み終えても、尚。まだ残ってます。

    2
    投稿日: 2018.10.05
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    小学3年生で誘拐された姉万佑子。2年後に保護され帰って来た姉を受け入れられない妹結衣子。探し、待ち続けた万佑子は本物なのか? 現在と過去が交差しながらストーリーは進みます。過去、特に失踪後の結衣子の境遇と心中を思うと息が詰まります。大事な娘が行方不明になったら、って私は想像するしかないけど、辛いのはわかるけど!あんまりじゃない?って私の心も悲鳴をあげてました。本編中大部分を占める過去の話に抉られつつも、読み進めるのが止まらず、一気に読了しました。投げかられた問いかけの答えを私は持っておらず、今もまだ見つけられません。 本編は、『イヤミス』ではないと私は思いましたが、読後の喪失感が半端ないです。あれ?やっぱ『イヤミス』なのかな。

    0
    投稿日: 2018.09.26
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    ゆいこがとにかく可哀想だったけど。 ハッピーエンドじゃないけど。 そんな感じが個人的には好き。 そして、嫌な気持ちで終わって…っていうマイナスな意見も多いけど、いろんな意見があって、そういうのを読むのも好き。 ラストの問いに共感。

    2
    投稿日: 2018.09.19
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    今の私と、過去の私の視線で交互に語られる壮絶な過去。心情描写がシリアスで、さすが湊かなえと感じる。 赤ん坊の取り違えは、ほんのわずかな悪意で、もしかしたら善意で、簡単に起きる。誰にでも起き得る。そうなったとき、それがわかったときどう感じるのだろう。家族とはという問いにも問いかけている作品。 そして、ほんものとは……?という、おそらく全員同じ答えにはならない問いかけ。その質問はどんなことに当てはまること。さらにそれは、幸せとは?という問いかけにも繋がると思いました。 そして、物語の終わり方がまた何とも、湊かなえ。

    0
    投稿日: 2018.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    失踪事件から帰ってきた姉は大好きだった姉じゃない。失踪事件の前後を振り返りながら真相に迫っていく。 物語では万佑子側に焦点をあてているが、もう一方の側では事件後にどういった変化があったのか気になった。ほんものとはなにか、タイトルに込められた意味が読後に響いた。

    0
    投稿日: 2018.09.09
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    続きが気になりすぎて、読み出したら止まらないのがやはり湊かなえさんの魅力。 初めから『なんで?』『どーゆう事』となり終わりまで展開が読めずと結末がどうなるかと思い楽しく読めました。 主人公の気持ちの表現の仕方も伝わりやすく、読み手も感情導入しやすくなる作品でした。

    0
    投稿日: 2018.09.04
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    仲の良い姉妹の姉が小学生の時に突然いなくなった。2年後戻ってきた姉に違和感を感じながらも20歳になった主人公の妹。結局、戻ってきたのは本物の姉で、もともと幼少期を過ごした姉が偽物(病院ですり替えられていた)とわかり、もやー。ラストは正直いまいちだったが、途中は気になって読み進められた。★3.5

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誘拐された姉が2年後戻ってきた。 が、あまりの変わりように家族から疑われているようになってしまった。 この姉は、両親は、妹は、どんな気持ちでこの悲劇と喜劇を過ごしたのか。 あまり気にしていない様子の遥が恨めしくもある。

    0
    投稿日: 2018.08.29
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    登場人物全体に感情の起伏がないように感じるのに、内なる思いを伝えるのがうまい。先が気になって仕方がない。相変わらずの読後感だけど、次作も手に取るでしょう。

    0
    投稿日: 2018.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/8/22 救われないまま終わった。 妹はもう家族にこだわらず諦めた方が健全。 姉も結局偽物の姉のままで幸せになってない。 結果的に妹に嘘をついていたのが失敗だったのかな。 お母さんは今どう思ってるんだ。 疲れた。

    0
    投稿日: 2018.08.26
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    初 湊かなえです。後輩に勧められ借してもらって読了。事件が起こり その展開を追うより「あなた本当に私のお姉さんなの」と思ってからが、ページをめくる手が止まらなかった。種あかしを聞くとありふれているが、妹目線で見ると「○○○」って何ですか?になる。うまい。

    0
    投稿日: 2018.08.25
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    初湊かなえ。 ハラハラサスペンス系が苦手なので今まで湊かなえは避けてきていたのだが。 やはり売れているだけあって読みやすいし、続きがすごく気になるストーリー展開。 「あの子はわたしのほんものの姉なのか?」この疑念だけを軸に、過去に起こった少女誘拐事件をそのいもうとの視点から描き、現代と過去を行ったり来たりする作品。 読者も「万佑子ちゃん、あなたはほんもののお姉さんなの!?」という疑問を抱きながら読み進めるだろう。 そして最後にはほんものとは何なのかについて考えさせられるだろう。

    0
    投稿日: 2018.08.23
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    大好きな姉が…万佑子ちゃんが行方不明になった。 誘拐か事故か…数少ない手掛り、大掛かりな捜索のかいもなく、万佑子ちゃんが見つかることはなかった。 諦めかけた頃に、突如として帰ってきた姉は…誰。 この違和感は、私だけの勘違い。いや祖母もまた姉への違和感を抱いていた。万佑子は誰? 私は親であるから、我が子を失うという親心が痛いほど分かるだけに、消えた万佑子ちゃんの心情も戻ってきた万佑子ちゃんに対する両親の対処や、妹や祖父母への配慮や信頼が全然ない。この両親の気持ちにも万佑子ちゃんの気持ちにも遥の気持ちにも全然添えない。 ストーリーとしての辻褄は合ってても、何処か納得行かないままに終わるのは、やっぱり湊かなえワールドそのもの。 今年の16冊目 2018.8.19

    3
    投稿日: 2018.08.20
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    本物って何なのか。絆って。真実って。家族って何なのか。色々と考えさせられる作品。 不思議な雰囲気のタイトルとは違って、終始ジメジメとした気持ち悪さの漂うストーリーは、やはり湊かなえさん。

    0
    投稿日: 2018.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分で店頭でタイトル買いした本。 この重さは湊かなえだなぁと思いつつ、楽しくはないのにどうしても読み進めるというタイプ?のお話。 母親の執念かもしれないけど、やはり妹にあそこまでさせるところが悲しい。 また、戻ってきたあと、両親が知っていたというところも。 結衣子にとっては、大切なことだったことが軽んじられたようで切ない。 どうでもよいが、なっちゃんがほんとのことを話してないのは途中から明らかだったけど、きちんと回収してくれたので、ちょっとだけもやもや感がすっきりした。 7/31追記 なぜ遥はあっさりと本当の親の元に行ったか? 結衣子と同じくやはりほんとの子供ではないのではないか?という気持ちがあったから? つまりは姉妹揃って母親の態度によって不安を持っていたということかな。 やっぱりこのお話では母親がちょっといただけないかな。

    0
    投稿日: 2018.07.29
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    行方不明から2年、突如帰ってきた姉。喜ぶ周囲をよそに、主人公は違和感を覚える。彼女は本当に姉なのか……? 物語中に伏線は散りばめられているはずなのに、ラストまでなかなか「決め手」が見えてこない。まさに、大好きな姉が帰ってきたのにどうしても疑念を抱いてしまう、主人公の戸惑う心情と重なり合う。 ラストには情報処理が追い付かなくなるほどの怒涛の「衝撃の事実」ラッシュも健在。ただ、湊さんの作品にしては、因果応報がはっきりとしていない感じを受けた。

    0
    投稿日: 2018.07.22
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    20180711読了 他の作品のように実は語り手が何人かいるんではないかと思いながら読み進めていた。実際は結衣子だけだったんだけど。 最終的にはもやもやする終わり方だった。 ただ続きが、結論が気になる気持ちを逸らせる書き方はいつものようにあって集中して読んでしまった。 ずっと結衣子が感じてきた疎外感が報われるのかと期待してたのにそういうわけでもなく。むしろ叩き潰されたような気持ちになった。 家族、姉妹、疑い、真実 悪者は誰なのか。味方はいるのか。 本当の事をもっと早く教えてくれていれば結衣子はこんなに苦しまなくてよかったのに。 ずっと背中に感じてた豆の感触をこの先も持ち続けるのか、この人は、そう思うとやはり苦しかった。

    0
    投稿日: 2018.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすが「いやミスの女王」!! 謎が解明されてすっきりするはずなのに、読後は「なんでかな〜(´・ω・`)」って感じ。まったく報われない感!笑 でもそれがまた面白いから湊かなえはすごいなと思う。 最終章まで真相がわからず、ただただ違和感だけが細くスーッと続いていくような感覚で、どこか不気味さを味わいながらずっと読み進めた。 タイトルの「豆の上で眠る」ような、まさにそんな歯痒いような違和感や気持ち悪さ。 そしてラストの一文に、この物語のすべてが集結している。 結局大人たちの都合に一番振り回されたのは結衣子だよね。それぞれが相手のことを考えて行動していたようで、結局自分たちのことしか考えていないんじゃないかとさえ思った。相手の想いへの想像力が足りなかったんだろうね〜。 家族って血の繋がり?それとも絆?

    0
    投稿日: 2018.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    行方不明時の緊張感やムカムカするような描写はさすがで、小説としてとても面白い…けど、売る側が推すポイントをはずしてると思う。あらすじにも「辿り着いた真実に足元から頽れる」などと書いてあり、書店でも衝撃の結末!みたいなポップをバンバン出して売っているから「衝撃の真実」を期待してそこばかり意識して読んでしまったけど、それだと「え?それだけ?」という感じで拍子抜けしてしまった。取り違えなんてよくある手法だし、あれだけ冒頭で別人であることを仄めかしておいて思い至らない読者のほうが少ないのでは?最後の最後で誘拐犯の目撃証言が嘘でしたというのもとってつけた辻褄合わせのように思えてしっくりこない。 細かい描写やさりげない伏線のような文章の技巧に注目してもう一度読み直したい。

    0
    投稿日: 2018.07.05
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    いやいやいやいや…結衣子にも、ちゃんと話しておけば良かったんじゃないの? 誘拐された姉の万佑子が、二年後に戻ってきた。 でも、その姉は、万佑子とは別人だった。 本ものとは…。 実際、アンビリーバボーとか見てて、こういうことがあるって知ってたけど、それでも結衣子に知らされていない事実があったのが、そもそも間違いだったのでは。 父も母も知ってた。 祖母や祖父には結衣子同様、知らされてなかった。 全部ちゃんと話してれば、こんなに結衣子が姉に試すようなことなんて言わなかったのに。 もやもやが残る終わり方でした。

    0
    投稿日: 2018.07.03
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    淡々とした描写の中で伏線があり、そしていつもながらの後味の悪さがあります。妹の立場だけでなく、登場人物それぞれの気持ちを考えて読みましたが、真実を知っていた父の気持ちはなかなかすさまじいのではないでしょうか

    0
    投稿日: 2018.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    湊かなえさんっぽい作品だなぁ〜って感じです!笑 回想シーンと現在のシーンが交互に進んでいくので、若干混乱しかけました… 最後の種明かしもやや複雑でした( ; ; ) とても後味の良い終わり方ではないですね… 結衣子ちゃんは、万佑子ちゃんに対する違和感を誰にも相談できず、周りからはそれについて言及してはいけない空気を出され続けて苦しかっただろうな。 それはお姉ちゃんの方も同じで、ずっと自分を疑惑の目で見られて、受け入れてもらえないっていうのも辛かったと思います。 血が繋がっているか、いないか、 長い年月を一緒に過ごしたか、過ごしていないか、 性格が合うか、合わないか、など、、 人を受け入れるとき、自分にとって何が一番大事なんでしょうか。何を信じたらいいんだろう。 考えさせられる作品でした。

    4
    投稿日: 2018.06.03
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    2018年5月25日読了。幼少の頃失踪して戻ってきた姉に違和感を抱き続ける結衣子だが、真実は…。湊かなえの「イヤミス」、ドラマの脚本なども多く手掛ける著者のイヤなストーリーテリングは巧みだし、「DNA鑑定でもわからなかった『正体』」の真相はうーむとうならされるものではあったが、真相提示のやり方がいまいちスマートでないというか、もっと「あらゆる状況・証拠が本物であることを示しているのに、それでもなぜ?」とかDNA鑑定がどんなプロセスで行われてその結果を周囲がどう評価したのか、というところはもっともっと強調して演出すべきじゃないのかなあ…「驚愕の真相」がなんか淡々と感じられ、そこは残念。面白かったけど、もっとやりようはあった気はする。

    0
    投稿日: 2018.05.25
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    人間へする期待って本当に厄介。 勝手に期待するのは自分なのに、その気持ちとか、年月とかでどんどん大きくなって。結局自分が見えていなかっただけなのに、違ったときの憎しみが深い。 ホンモノはなんだろ?まず自分自身だけでみてることは全部ニセモノかな

    0
    投稿日: 2018.05.07
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    帯にそそられて買わずに言われなくなった1冊。ほかに三冊購入したものの、面白そうだったから真っ先に読み始めました。 妹のいる私は自分たちに置き換えて考える。 怖い、、怖すぎる、、、!!! 主人公の時代が話の中でコロコロ変わりすぎて たまに読みにくいなとか、日本語おかしいとこ1個あったよなとか、ありがちな話を新しく見せる工夫が凝らされながらも最後こんな終わり方?!?!ていう投げやりな印象で終わったのとで、読後感は微妙。 読見進めたくなる話の展開に姉妹ならではの心理描写などはさすが湊さん、衝撃もそれなりに。忘れられない設定だし。でも、なんかうーーーん!て感じなのです(笑)

    0
    投稿日: 2018.05.07
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    私は長女だけど、妹の気持ち、立場になって考えた時の疎外感が悔しくてたまらなかった。 なんで教えてくれなかったのか、ずっとモヤモヤと考えてきたこと、引っかかってたことが解明された時の焦燥感。 考えただけで辛い。 私はずっと1人だったんだなと思えて、おばあちゃんだけが頼りだったんだなととにかく寂しい。 長く続く結末までのくだりが、早く早くと急かす気持ちばかりになるが、結果えー、あっそうでしたか!と少しだけ読んで良かったなと思えた。

    1
    投稿日: 2018.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半は読んでも読んでも進まない、個人的には少しテンポが悪いように感じてしまった。それでも最後に真相が分かる場面は面白かった。なっちゃんの態度は最後に無理やり完結させた感があったし、もう少し「その後」を知りたかったなぁと思ったけど、想像させる目的なんだろう、、

    0
    投稿日: 2018.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結果はすぐわかるけど、経緯と本当の結末は最後になってやっとわかるすごい話。話の組み立て方は秀逸だけど、なんとなく仕掛けに力を入れすぎてスッキリは、しない感じが…でも、好きな人は好きなんじゃないかな?

    0
    投稿日: 2018.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本読むの3回目だけど、なんだか腑に落ちない。それこそ、豆の上に寝たお姫さまのイメージ。なんだろ…

    0
    投稿日: 2018.04.05
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    本物の姉妹について、家族について考えさせられる1冊。 イヤミスの湊さんならではの、イヤミスが残りますが、いつもの作品のガツンとさではなく、じんわり残る暗闇感が見事です。 事件中の回想が思った以上に長いなとは思いましたが、最後に明らかになる結末を捉えるのに、この描写は必要だと思いました。

    0
    投稿日: 2018.03.31
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    昔を回想しながら事件のあらましを明らかにしていき、最後に現在の自分がすべての謎を解くという展開。なんとなく結末的なものは想像がついたがそれでもそのひとつウラをかくのは流石。家族について考えさせられる。

    1
    投稿日: 2018.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過去と現在を行ったり来たりしながら、お話が進んでいく。最後に謎が解かれるまで、ドキドキしながら読み進めていくことができた。 個人的には姉と妹にはとても親近感を感じるし、置き換え妄想(?)をしつつ面白く読める。

    0
    投稿日: 2018.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「豆の上で眠る」 行方不明になった姉。真偽の境界線から、逃れられない妹。 13年前、結衣子が小学1年生の時、2歳年上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された防止、不審な白い車の目撃証言、変質者の噂。必死に探す結衣子たちの前に2年後、姉を名乗る少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、結衣子だけが微かな違和感を感じる。ねえ、お姉ちゃん。あなたは本当に、本物の、万佑子ちゃんですか? 全6章で構成されている本作。肝は、5章「帰還」6章「姉妹」になります。帰ってきた万佑子であるはずの少女が万佑子では無いかも知れない。その恐怖が結衣子が大学生になってまで続き、遂に真実が明らかになる。この真実で傷つくのは、結衣子。 幼いながら大好きだった万佑子が帰ってきた嬉しさを抱きながらもどこか感じる違和感。その違和感を口にすることは、万佑子が無事だったと喜ぶ家族の気持ちを踏みにじってしまう。それにもし本当のお姉ちゃんだったら、ただ傷つけてしまう。しかし、その葛藤の中、少しずつ祖母に「本当にお姉ちゃんなのか」という疑問をぶつけていく。でも、最終的には、謎は謎のまま。それが、この最後でこんな形で解明されるとは、結衣子はどれだけ衝撃を受けたのか。本物はなんだったのか。その気持ちを想像するのは難くない。 万佑子は、本物の万佑子ではなかった。それを祖母、祖父、そして結衣子は最後まで知りえなかった。なぜこの周りはタイミングまで隠し続けたのか、それが一番の謎でした。おそらくは知らない方が良い事実もあるとかそういうことなのでしょうが、とにかく結衣子が非常に不憫です。あそこまで真実を捜していたと万佑子も遥も分かっていれば、事実を話す機会はいくらでもあったかのように思うのですが。あと、なっちゃん。この人が一番謎であり。一番ホラーです。嫌ミスというならば、このなっちゃんが全てじゃないですかね。 えんどうまめの上にねたおひめさま。この絵本のくだりに違和感を感じ、からくりに気付く人もいるんだろうな。

    0
    投稿日: 2018.03.17
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    現在と過去を行ったり来たりが多く、またその切れ目も分かりづらい。 自分には読みづらかった。 ブランカを飼った経緯が切ない。

    0
    投稿日: 2018.03.01
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    一番心を傷つけられた妹さんが痛々しい。事件でなくても、病気とかでもありそう。目を向けてもらえない元気な方の姉妹。そういう気持ちで読み進めたら、切なくなって。母親次第だよなぁ、と。読んでいて胸が苦しくなりました。

    0
    投稿日: 2018.02.28
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    本屋で見かけて気になって図書館で取り寄せて読みました。 小学生の時に誘拐され2年後に戻ってきた姉に感じる違和感。布団の下の一粒のえんどう豆のような。万佑子ちゃんはどこにいったの?万佑子ちゃんは誰なの? 妹の結衣子の目線で描かれた姉妹ミステリー。 最後の最後に明らかになる真相。あまりの急展開にちょっとついていけず、一気に読んだ後にもう一度読み返してしまいました。 意外な結末でした。まさかそんなことだったとは…。結衣子と同様に呆然としたまま、物語が終わってしまいました。 展開として面白かったけど、腑に落ちない点もいくつかあり。万祐子ちゃんはなぜそんなあっさり?そんな子かな?結衣子や両親への気持ちってそんなもの?結末を消化しきれずにお話が終わってしまった印象。 もう少し納得できるエンディングにして欲しかったという思いが残りました。

    1
    投稿日: 2018.02.25
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    なんとなく結末が想像できてしまったので、物足りなさを感じた。結末に至る理由も現実味がなくて…。ただ結衣子は事実を知っても全く救われず、「本ものって何ですか?」と問いかけるあたりが湊さんの作品らしさだなと思った。

    0
    投稿日: 2018.02.20
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    湊かなえさんの作品を読むのは、告白以来2冊目。 ストーリー自体は面白くて、ドラマを観ているかのごとく、絵が頭に浮かんできた。 けれど、わたしにとって彼女の作品含めミステリ系はアトラクションに近くて、何度も読み返すというよりは、1回読み終えたら終わりといった感じ。 ということで、こちらは読まれたい方にお譲り済み。

    0
    投稿日: 2018.02.18
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    湊かなえさんの小説は苦手だったのですが、この話はドロドロし過ぎなくて面白かった。 現在と過去の場面が交互に現れ、行方不明の姉が現在では違う人のようにイキイキした様子で描かれている。 読者をぐいぐい引き込みながら少しずつ真相が明らかになり最後まで目が離せない。

    0
    投稿日: 2018.02.12
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     湊かなえは、上手いけれど私にとって「心に刺さらない」作家だ。しかしこの作品は刺さった。どうやら多くの湊ファンにとってはどんでん返しが予想の範囲内で物足りないらしいが、私はどんでん返しなんてどうでもいいのだ。  ヒロインの心にくするぶるモヤモヤと終幕での心の叫びは、私自身の幼少期の不満と(内容は全く違うが)みごとにシンクロする。大事なこと(真実)を隠したまま、子供に配慮や忖度や思いやりやその他もろもろを期待するものではない。理由がわからないと子供は心がついていかないのだ。そして往々にして、大人(特に親)の「子供に対する思いやり」は方向性を間違っている。子供を見くびってはいけない。

    0
    投稿日: 2018.02.04
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    本当のお姉ちゃんはどこにいるのか問題の話。 突き放されたと錯覚するような怒涛の展開。 緩急がすごい。 気がついたら読み終わっていた。

    0
    投稿日: 2018.02.03
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    小さい頃の疑惑が解明されず、大人になるまでそれを引きずって人生の半分ぐらいを台無しにしてしまうなんて私には考えられない。 とことん追求してはっきりさせ、うやむやにはしたくない。 自分の力で解明できなくても、同調したりしたくない。 いろんな人がいるんだな。

    0
    投稿日: 2018.02.03
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    ゾッとしたし、リアルにも感じた 無理やり畳み掛けたような最後はあまり好きでなかったけど、この終わり方こそが一番リアルだった 結衣子の両親と自分の親が重なった

    0
    投稿日: 2018.01.28
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    2018年1冊目 途中読むのを何回か止めてまた1から読み直し。 最後に向けては真相が明らかになりおもしろくて引き込まれた。 でも終わり方が好きじゃないなー やっぱり告白の衝撃には勝てない。

    0
    投稿日: 2018.01.24
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    ミステリーだというわりに、物足りなさを感じる作品かなと思いました。最後は「本ものって、何ですかー」という問いで締めくくられています。これは、すごく深い問いで、私自身すごく考えさせられました。人とのつながり、これは血のつながりがあるから特別強いということではないんですよね。

    0
    投稿日: 2018.01.21
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    SF的なものを期待してしまった。 そういえばミステリーでした。少し疲れた。 昼ドラ好きな方におすすめ。

    0
    投稿日: 2018.01.13
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    小学一年生の時の記憶と、現在の状況が、翔を分けるでもなく交互に語られて、でもそれが違和感がなかった。記憶というのはこうやって、日常の中でふとしたときに繰り返されるものだよなぁ、と感じ、それを小説でこんな風に描けるということがなんだか新鮮だった。 とにかく、結衣子が「姉」に対して感じている違和感がずっとあって、なんとなく気持ち悪くて、いつこの謎がどんな形で解かれるのだろう、と、どんどん読み進めた。 結末の、良い意味で裏切られて、驚かされる感じはさすが湊さん。 印象的な人物は、結衣子と万佑子のお母さん。異常な形で万佑子探しを結衣子に行わせていたことは間違っているけど、彼女を責めることなんて誰もできないだろう。それに、お母さんは、ちゃんと結衣子のことも愛していたと思う。 大切な人が「本物」かどうか、どうやって判断したら良いんだろう。でもたぶん、本物かどうかで、大切かどうかを決めるのではなく、大切だと感じられる相手が、本物なんじゃないかな。でも、いったん疑い始めると、大切だと思う気持ちを取り戻すのは難しい。

    0
    投稿日: 2018.01.13
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    湊かなえさんの本は好きでよく読んでる。 が、今作品は、最後まで何を言いたいのか、よくわからなかった… ホンモノって何だろう。 その答えを考えさせる話になってない気がした。

    1
    投稿日: 2018.01.11
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    結衣子があまりに可哀想。彼女にはこの先、自分の家族を心から信じられる日が来るのだろうか。 ストーリーは面白かったけれど、引っかかる部分が結構あった。

    0
    投稿日: 2018.01.08
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    湊かなえということで期待したが、まあまあ。豆の上で眠る程度の違和感と、姉が入れ替わっちゃう違和感は、やっぱり雲泥の差があるけど、これからしばらくは違和感を感じる度にタイトルを思い出しそう。

    0
    投稿日: 2018.01.06
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    足元が崩れて暗い崖の底へ落ちていくような後味だった。 もし自分が認識していた過去が嘘で塗り固められていたとしたら、何に対しても自信を持って生きていくことができなくなりそう。

    0
    投稿日: 2018.01.02
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    いつもの湊作品通り引き込まれました。 表面上、誘拐された姉たちの方が可哀想に感じるけれど 姉が見つかるまでの生活といい、見つかってからの不信感といい 妹の結衣子が1番可哀想だなと読み終えてから 思いました。

    0
    投稿日: 2017.12.31
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    幼い頃に誘拐され二年後に突如帰還した姉。妹だけが感じる違和感を冷徹な文章で描く衝撃の姉妹ミステリー。 事件の発端となる姉の失踪、そして家族の人生の破綻。負の連鎖がこれでもかと押し寄せるさまは、流石の湊さんという感じだったが、終盤の詰めに物足りなさを感じた。

    0
    投稿日: 2017.12.30
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    仲良しだった姉妹が姉の誘拐事件をへて違和感が生じる妹の心情の変化を細やかに臨場感あふれた描写で描かれている。最後に違和感の本質が明らかになり、そうだったのかと感嘆する。

    0
    投稿日: 2017.12.29
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    湊先生の割にはダーク感が少なかったか、、、 何となく落ちが見える小説だった為、湊先生なら一発大逆転が待っているのだろうと必要以上の期待をしてしまった(^_^;) この展開なら、落ちで持っていくしかないだろう!!どう落とすんだ!? 期待値マックス! が、、、 予測の範疇で、何となくしょんぼり感が。。。 何を読んでも面白い作家さんだから、ついつい期待値が上がってしまう(^_^;)

    15
    投稿日: 2017.12.17
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    記録。 姉妹とはなんなのか。 血の繋がりとは、思い出とは、記憶とは なんなんなのか。 一目見て違うと思ったんであれば あたしはどんなことにも 自分の直感を信じていたい。 でもこれだけ科学が進歩したら 直感よりも理論でやられる時もある。 誰が悪いのかどうしても答えが出ない本だった。

    0
    投稿日: 2017.12.08
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    本物のお姫様が 豆のせいで一晩中眠れなかったように 結衣子は姉に対する違和感で 今までの人生を台無しに してしまったのではないかと 悲しく思いました

    0
    投稿日: 2017.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数年前、旅行先の美術館で、有名なデザイナーがプロデュースしたという指輪を記念に買った。オシャレでとても気に入っていたので、どこへ行くにも着けていたのだけど、ある日なくなっていた。なくしてすぐにあちこち探し回ったし、外は諦めても家の中のどこかにきっとあるはずだと、服のポケットやカバン、小物入れ、とにかく探し回ったけど見つからなくて、きっとどこかで手を洗ったときに外したまま忘れてきてしまったのだろうと思い定めた。デザインも上品だったし、色も綺麗で、サイズ感もぴったりで、すごく高かったのに・・・と、どこか諦められない気持ちがくすぶっていた。そんなこんなで数年後、とっくに探し終えた場所から何事もなかったみたいに出てきて、見つかったこと自体はすごく嬉しかったけど、あれ?こんなに小さかったかな?こんな暗い色だったっけ?間違いなくあの指輪なんだけれど、なんだか安っぽく感じるような・・・。これは本当にあの日なくした物と同一のものなのだろうか?・・・そんな違和感がずっと続いてる。もちろんもう、そんな気持ちで着けたりすることはなく、今はどこかにしまわれたままだ。 この物語を読みながら、その時のことを思い出して薄ら寒い気持ちになった。 本当の姉妹だと信じて万佑子の帰りを待った結果、戻ってきた"本物の姉"を万佑子と信じることができない結衣子。血の繋がりのない万佑子を血の繋がりがある結衣子よりも大切に育ててきた両親。それなのに血の繋がりがないと知って、今まで育ててきた子供と取り違えた本当の子供をあっさり交換した親たち。血の繋がりを信じて他人のような家族に受け入れられようとする"本物の"万佑子。本当の母親の元にあっさりと戻ってしまった"偽物の"万佑子。結果、真実を知って二人の姉のどちらも信用できなくなった結衣子。 本物って、なんだろう。過ごした時間の長さと血の繋がりだったら、どちらが強いのだろう。これは、報われない3組(4組)の姉妹が登場する、哀しい物語。

    1
    投稿日: 2017.12.05
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    不思議な物語だった。いまの結衣子と回想の話が入り混じっていた。なんとなくラストは想像がついたけど、なんともすっきりしない読後感。。。

    0
    投稿日: 2017.11.29
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    私が子供の頃は「ほんとうのお姫様」とかいうタイトルだったと思うアンデルセン童話をベースにした、ミステリー仕立ての家族物語。 ミステリーを読んでいるとどうしても脳内の謎解きが先立ってしまい、結末を急いでしまうけど、最後の数ページを読んで予想外の衝撃を受けた。それは大どんでん返しと言うよりも、物語の核となる「えんどうまめの上にねたおひめさま」のような、「本物って何だろう?」という答えのない答えを求める空しさだ。その手法が上手いなぁと思う反面、なんだかやりきれない読後だった。

    0
    投稿日: 2017.11.18
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    告白ほどでは、ないけれど、面白かった。 私は、語り手(妹)に、なんだか、共感した。 違和感を感じるほど、お姉さんが好きだったのかな〜と、思いました。姉妹愛にも感動!

    0
    投稿日: 2017.11.14
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    姉妹兄弟とは、親と子とは、という深いところまで考えさせられる話だった。結局親は子供の気持ちがわからないのではないか、血の繋がりがあるということで守られるものってどれだけ価値のあるものなのか、考えさせられる作品でした。本物→本ものと表現されているのも意味がだんだんわかってきた。

    0
    投稿日: 2017.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレありです。 白ゆき姫殺人事件のように、オチが最後までわからないという感じのミステリーではない。 救いがあまり無いので、「告白」のように、読了感は良くないが、話のひきつけ方と、登場人物にみる人の本質のような嫌な部分の描写が湊かなえらしく上手。 何をもって本ものとするか 最初に、 「記憶の濃淡は時間や現在の環境によって決まるわけではない。」 という一文があり、貧乏な画家は、カンバスを塗り潰し何枚も絵を描いていたとの説明の後に、 「人の記憶もそののカンバスのように、重ね書きの繰り返しではないだろうか。薄っぺらな日常が何年分も重ね書きされようと、ほんのわずかな亀裂や隙間から、色濃く残っている部分が漏れ出てくるのは、なんら不思議なことではない。」 という一節。この小説はここに尽きるのだと思う。 自分にとって、本物とは何か。 それは相手にとっては何か。 最後の一文がささる。

    0
    投稿日: 2017.11.04
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    仲の良い姉妹だと思っていた、妹の結衣子。 おしとやかで読書好きだった姉の万佑子は、夏休みに行方不明になった。 数少ない目撃情報と混乱する家族。 行方不明になったのが自分ではなく姉であることに心を痛めた妹、結衣子。 約2年間の空白を経て、姉は突然帰ってきたが、 DNA鑑定で血の繋がりを証明されても、結衣子には彼女が以前の万佑子とは別人だと思い続けていた。 大人になって、わかったこと。 姉の万佑子は出生時に、父に想いを寄せていた人によって子供を取替えられていた。 小学生のときに、取替えた人の姉妹が偶然自分の子供であるはずだった万佑子に出会って彼女を連れて帰ってしまった。 2年間の生活で、少女たちは本来の生みの親にそれぞれ戻ることになったから、帰ってきた万佑子は血の繋がりがあった。 もともと血の繋がりがなかった! 姉妹って、血縁ってなんだろう!って話。 でも顔違うよね。 終わりがなんとも、すっきりせず。

    0
    投稿日: 2017.11.03
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    突然姉が行方不明となり、2年後保護される。 違和感を持つ姿で帰ってきた姉は本物なのか、疑念を抱く。

    1
    投稿日: 2017.11.03