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豆の上で眠る(新潮文庫)
豆の上で眠る(新潮文庫)
湊かなえ/新潮社
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総合評価

766件)
3.5
67
264
314
62
7
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    家族とは?血の繋がりとは?すごく考えさせられました。 最後は胸が苦しくなりましたが、湊かなえさんらしいなとも思いました。 重たいのにすらすら読めました。

    4
    投稿日: 2023.08.24
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    最初から色々匂わせてるところがひさしぶりの小説には良かった。 最後のオチはスッキリしたって感じは薄かったけど。 それにしてもドッグフードの話は恐ろしいな。

    1
    投稿日: 2023.08.22
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    苦しい。幼少期における家族とか家庭だとかってあまりにも絶対的すぎてぐろい。狂った母親 が湊作品に多く登場する気がするけど、幼い子どもにとって母親が狂う、以上に怖いことってないんじゃないのかな。なのに母親だから絶対的。自分は本当は両親と血が繋がってなくて、本当のお父さんとお母さんはどこか別の世界にいて、いつか私のことをむかえに来て、、ちびまる子ちゃんの本を読んで考えたことがあった。逃避願望。逃避した先が本ものなのかも知らないくせに

    1
    投稿日: 2023.08.21
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    なるほど、こういう話だったのか! 序盤はダラダラと読んでたが、事件が起こってからはページをめくる手が止まらなかった。 家族は血によって家族になるのか、過ごした時間によって家族になるのか。 でもご両親、もう少し違った解決方法があったのでは?

    2
    投稿日: 2023.08.20
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    さすが湊かなえさん、お話がずっしり重い…。 読んだ後の疲労感もあり、誰も憎めないのに残る悲しさ虚しさ諸々の感情がやるせなくて気持ちのやり場がなくなった 結衣子ちゃんにとても感情移入してしまう

    1
    投稿日: 2023.08.17
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    最後は凄く胸が苦しくなりました、、 どうしようもない事実ですね 事実を聞かされてそうだったのかとすんなり納得がいくお話ではなかったです( т-т) 結衣子ちゃんの気持ち考えるとどうしようも無い感情がふつふつと。 家族ってのは血の繋がりだけではない気はします。 どれだけ短い間でも濃く記憶に残るその時その時の楽しい思い出 体験がとても大事なんだなあと思いました。

    1
    投稿日: 2023.08.16
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    血の繋がりがなければ偽物の家族…? 血の繋がりさえあれば本物の家族…? 愛を本物だと信じ続ければ、いつしか本当になるのかもしれないのに

    0
    投稿日: 2023.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    直接どんな気持ちか書かれていなくても結衣子の気持ちがわかるくらい表現が丁寧で、結衣子に感情移入しすぎて辛くなってしまいました。 特に、ブランカの死も知らされていなかったところで泣きそうになりました。

    2
    投稿日: 2023.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本もののサイコパスってなっちゃんだったんだ と思った。 今まで湊かなえ先生の本読んできた中でも テーマというか、違う作品だった。

    1
    投稿日: 2023.08.12
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    あらすじからの予想とは違い、幼少期の話が8割を占めていたので、全然先に進まないなと思ってしまった。出された結末よりも、ゆいこの母の不完全さや祖母の立場が印象深かった。それらが全く関係なく不可抗力、不憫だったねというしかない結末にはあっけらかんとする。豆の上で寝かせて試すなよ。

    1
    投稿日: 2023.08.09
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    いつもの湊かなえ作品とは毛色が違う印象を受けました。 本物の家族とは何か、というテーマです。 幼少期、誘拐された姉が2年後に戻ってきます。 主人公である妹は、その姉が偽物だと感じます。 その違和感を抱えたまま大人になった主人公は、最後にやり切れない真実を知るのですが… 物語としては普通に面白かったのですが、湊かなえ作品が読みたいという私の欲望は満たされませんでした。 いろいろと考えさせられる作品でしたが、かなりモヤモヤするラストでした。

    2
    投稿日: 2023.08.06
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    湊かなえらしい重たいテーマだが、とても読みやすく、何よりとてつもなく面白い。裏表紙の「お姉ちゃん、あなたは本物なの?」に目を引かれて購入。 結衣子の2歳上の姉が失踪した。失意の底に沈む家族の前に、2年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。 小学校1年生の結衣子の過去の視点・現在の大学生の視点を織り交ぜながら物語が展開されていく。話の見せ方が上手いなあと感じた。伏線を張りながら、見せるところは見せて、隠すこところは最後まで隠していくのが読む手を止まらなくさせていく。 タイトルの意味、予想できない最後、大満足の1冊でした。

    0
    投稿日: 2023.08.05
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    本ものってなんだろう、、 胸がザワザワとする話でした 信じるべきか信じないべきか、迷うべきか迷わずいるか、、、難しい。。

    1
    投稿日: 2023.08.03
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    小学校1年生のときに、3年生の姉が誘拐される。2年後見つかり無事に帰ってくるが違和感を感じる。この人は本当に姉なのか。という話。血の繋がりが本物なのか、一緒に過ごした時間が本物なのか。本物とは何か問われる。個人的には一緒に過ごした時間があるのだから、血のつながりは関係ないと思ったが、科学では血のつながりが本物だと証明される。何を信じればいいのかわからないと迷った主人公のゆいこの気持ちが痛いほどわかった。えんどう豆の上で眠るお姫さま?読んでみたい。

    1
    投稿日: 2023.07.31
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    誘拐されて帰ってきたお姉ちゃんが元のお姉ちゃんじゃない気がするという違和感を抱える主人公。ずっと胸がザワザワして止まらないストーリー

    2
    投稿日: 2023.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いや、マジで救いがないよこの話。 主人公が思ってた通り、お姉ちゃんは別人だったけど、以前一緒に暮らしてたお姉ちゃんも納得ずくで戻ってるし、両親もいつの間にか事実知ってたみたいだし、知らないの主人公だけやん。そりゃグレるやろ。 自分事と照らし合わせてみても、いつか言おう、いつかやろうと思ってたことって結局うやむやになって、良くない状況になったりするよなあ。引き伸ばし良くない。 主人公の家族は、主人公にはホントのことは言わないでおこう、そのことが主人公のためになるって思ったんだろうか?うーん…。

    1
    投稿日: 2023.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先が気になりどんどん読んでしまいました。 それにしてもドラマや小説では人の入れ替わりの話はままありますが、本当にそんなことってあるんでしょうか?経験がないので強く主張できないのですが、体形の似ている人はごまんといても、顔立ちも髪質も爪の形も声質も含めて似ている人ってそんなにいるんですかね?少なくとも私はそこまで似ている他人に会ったことないです。 成長途中の姉が2年経ったからといって、それで実の家族を欺くのって本当に可能なのかなぁと一抹の疑問がありました。

    2
    投稿日: 2023.07.06
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    読後の後味の悪さ、流石です。 後味の悪さを感じるために読んでいる ので大丈夫。というより期待を裏切ら ない読後感です。 お姉さんの呼び方など、わざと読者に わかりやすい伏線で、あれこれと想像 が膨らみますね。

    1
    投稿日: 2023.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学生の時に、 何人かは想像したことがあるんじゃないでしょうか? 「自分はお父さんお母さんの子じゃないのでは?」 「もしそうだとして、本当の親が来た時自分はどうするか?」 私は何度かあります(笑) でもそれはこの主人公のように何か違和感を感じたとかではなく、 ただ単にそういうドラマや映画を観て 「自分なら…?」という想像をしただけです。 けど、実際もしそんな環境に身を置かれて 今すぐ決断しないといけないとなったら、 私は迷わず今の母を選びます。 本当の両親が億万長者でも、です。 だから主人公が最後に言う、 「本ものって、何ですかー。」は 己自身の中にあるんじゃないでしょうか。 「DNA鑑定だのパソコンだの、自分の知識が及ばないものに結果を委ねているうちは、頭の中にできたしこりは取り除けない。自分で作り出したものなんだからね。結衣子がしっかりとお姉ちゃんと向き合えば、ちゃんと本当の姉妹だってわかるはずだよ。」 おばあちゃんの言ったこの一文はまさに 主人公が「本もの」を見つけるためのヒントだったのでしょう。 しかし家族全員がそれらを隠してしまったがために 結衣子は「本もの」を見つけることができなかった。 結衣子は20歳。 これから「本もの」を取り戻していくことは難しいかもしれない。 けれど、無理なことではないと私は思う。

    1
    投稿日: 2023.07.04
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    小1の時に、小3の姉が行方不明になった。 その2年後に、姉が見つかる。 けど、見つかった姉は本当に姉なのか? 今までの姉はどうしてしまったのか? 行方不明後に見つかった姉に対する違和感を 家族全員が感じていて、でもおばあちゃんは なんだかんだ姉に対して自分らしく生きていくことを 後押ししていて、それはいいなーって思えたよ。 アンデルセン童話の「えんどうまめの上にねたおひめさま」が 姉妹が好きだった童話で、そこからタイトルが 付いてることは、わかった。 うん、わかったー笑 私が主人公だったら、姉の真相が分かったあと、どうするかな? んー、どっちとも仲良くしていきたいなー。 それってワガママかなー。

    4
    投稿日: 2023.07.02
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    誘拐事件から始まる家族のお話。 身代金要求もなく失踪してしまった姉が2年後に神社で見つかるが、それは見知らぬ少女だった。 あなたは本物なの、、、? 違和感を抱えながらも家族として動き始めるが 真実はそう単純なものではなかった。 先が気になり読んでしまったが 晴れやかな気分になるタイプのお話ではない。 361ページ(文庫)

    7
    投稿日: 2023.07.01
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    誘拐事件の結末がこのようなことだとは!!ラストに向かって今まで不思議に読んでたことが一気に解決していきます。上手な文章というか読み手を惹きつける文章とはこのようなものだと改めて湊さんの実力を感じました。

    2
    投稿日: 2023.06.29
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    小さな時に「エンドウ豆の上に眠るお姫様」を読んだ事があった。 アンデルセンが何を伝えたかったのかやっと分かった気がする。 何枚も重ねた羽布団の下に置いた、小さな豆すら感じてしまう「本当のお姫さま」って事。 今、読み終わった本も最後も「本ものって何ですか-」だった。 嘘をつかないのが本物? 違う。 「自分に嘘をつかない本ものの存在でいる」 これが私の感想。

    3
    投稿日: 2023.06.21
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    あらすじを読んだときからおもしろさを確信し、 真相が気になって一気読みした。 ジワジワきいてくる嫌な感じ… 当分引きずってしまいそう。 豆の上で眠るってそういうことか。 事件の真相が分かって個人的にはスッキリ。 でもなんにも、解決してないよなあ…

    3
    投稿日: 2023.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私のイメージですと、湊かなえさん、というとイヤミスです。映画化もされた『告白』、あれが非常に印象的でした。 そして、今回読んだ本作『豆の上で眠る』、こちらも同じイヤミス系の路線かと思います。 ・・・ 帯を見れば大まかな筋は見当がつくかもしれません。 『お姉ちゃん、あなたは本物なの?』ときます。 主人公結衣子のお姉さん万佑子は二歳違いの仲良い姉妹。結衣子が小学校一年の夏休みのある日、姉の万佑子は忽然と消えてしまうのです。そして数年後、降ってわいたかのように戻ってくる。しかし結衣子からしたらどうしても姉本人とは思えない。 そして結衣子が大学生として地元を離れ、夏休みに帰省して地元に戻ってくる。ああ、姉が消えたのもこんな夏の日だった、と過去を回想しつつ物語はスタートします。 ・・・ 物語の展開は、イヤミス的雰囲気に満たされているように感じます。 もう何か起きる、何か起きる、ってわかっている。予定調和的でもあるのですのが、その「何か」がどう起きるのか? むず痒さを楽しみながら読める作品です。 キチンと姉はいなくなり、キチンと姉は戻ってきて、そして妹の感じる違和感はほかの家族も感じており・・・。 最後の展開は、ふむ。いわく言い難いのですが、まあ読んでのお楽しみでしょうか笑 ・・・ もう一つ。 湊さんの作品といえば、つとに母―娘の関係の困難さ・ねじれを描写することが多いと言われます。本作でも結衣子の母春花の鬼気迫る様子が印象的です。 万佑子の失踪、そして警察が頼りにならない。そこで母本人が失踪場所や関連しそうなところに張り込む。幼児向けのお菓子などを購入する「あやしい」人を、娘の結衣子に調べさせる(「うちの猫がそちらのお宅に入っちゃったようなのですがいませんか」と聞かせる)。 一番近い家族である母親に嘘をつかれる気持ちはいかばかりかと思います。「猫があそこの家ににげちゃったのよ」と言って探させること。そして本当は「犯人」として怪しいから見てきてほしいこと。二重の嘘を重ねられ、子どももその嘘に感づいているのだから、悲しい話です。 あんな母親いるのかよって思いもしますが、ギリギリいてもおかしくない気もするんです。失った子を取り戻そうと必死になり、今いる子の気持ちを考えないって。 ・・・ ということで、イヤミス本家のエンタメ小説でした。 ミステリー好き、イヤミス好き、母娘関係のねじれた関係が気になる方、等々にはおすすめできるストーリーかと思います。

    0
    投稿日: 2023.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姉の失踪という一つの事件から一粒の“豆の上で眠っている”ように家族や周りの人たちとの関係にどこか違和感を感じていく作品。読んでいる側もなんとも言えぬ違和感や知りたいけど知るべきではないような複雑な気持ちになり、読後色々考えてしまった。 童話「えんどうまめの上にねたおひめさま」のように布団の下に何か硬いものがある=小さな違和感が主人公の背中にずっと張り付いている。 「ほんとうの姉はどこ?」失踪から戻ってきた姉に違和感を感じ、どうにかその違和感を取り除こうと、違和感の正体を暴こうとするのだが、はたしてこの違和感は強引に取り除くべきだったのか。違和感を感じながらも慣れていく、受け止めながら新しく関係を築くことはできないのか。 ほんとうの姉妹、ほんとうの家族とは。家族の定義は?血のつながりか育ってきた時間か。

    1
    投稿日: 2023.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    だんだんと惹き込まれていって後半はほぼ一気読みしました。ミスリードが散りばめられていて、真相が気になって気になって仕方なかったです。本を閉じるタイミングが分からないくらいに。 "ほんもの"の意味とはなんなのか、血の繋がりが繋ぐものは一体何なのか、すごく考えさせられました。誰かにとっての嘘は誰かを傷つける嘘でもあります。嘘を明かすタイミングさえ繊細なものです。このことに改めて気付かされました。入り乱れた複雑な環境の話でしたが、このリアルさが妙に面白く怖いと感じました。

    2
    投稿日: 2023.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み進めたい欲に駆られて寝不足になった作品。 何が本当なのか、何故真実を誰も教えてくれないのか、自分だけが過去に囚われたまま置き去りにされていたことを知った時には叫びたくなるような絶望を味わうと思う。 両親や事件の当事者であった姉も、物分かりが良くなった頃を見計らって伝えてくれることもなく、バレるまで隠し通そうとしていたのはある種の裏切りに近い感覚を味わうのかもしれない。 あれほど心配したのに、冷たい視線言葉を浴びせられたのに、危険な状況に陥ったのに、全て当の姉のせいで傷ついたことなのに、終始血のつながった子供として生きていた自分に降りかかる屈辱を姉やまゆこちゃんにも味わわせてやりたいとさえ思うかもしれない。 この物語の中の本当の家族、本当の意味がわからなくなる作品。

    2
    投稿日: 2023.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんな展開なのかとドキドキハラハラしながら読んでいた分、結末がそういうオチではなかったのは少し残念でした。(甲田学人さんのmissingのような神隠しオチを期待していた)けれど、本物の家族ということについて考えさせられました。 まゆこちゃんと秘密基地づくりをしていた夏の暑い日、先に帰ったはずのまゆこちゃんは帰らず。2年間という間見つかることは無かった。戻ってきたまゆこちゃんは、以前とどこか違う。でも、以前のまゆこちゃんしか知らないこともちゃんと答えられる。でもどこか違う。真相を暴くため、鎌をかけるが…。 生まれてすぐに意図的に取り替えられた2人の赤ん坊。ずっと一緒に暮らしてきたまゆこちゃんが実は血の繋がった姉では無かった。戻ってきたまゆこちゃんこそが、血の繋がった本当の姉なのだった。 元のまゆこちゃは本当のお母さんの元に戻り、その家の子供として受け入れられ、生活をスタートしていた。一方まゆこちゃんは、異物として妹から受け入れられず、溶け込むように頑張るも、何年経っても受け入れらることはなく…。本物とはなんなのか、本物なのに本物になれず苦しんでいた。 小さい時に見た薔薇のない花屋で、「血が繋がっていなくても家族になれる」というような趣旨の言葉がすごく記憶に残っているけれど、だとしたら最初の時点でまゆこちゃんは家族なわけで、でも血縁関係的には家族ではないわけで、本当の家族の定義ってなんなのだろう?実際に自分の両親は別の人で取り違えられていましたってなった時に、そう簡単に受け入れられるのだろうかと、考えさせられました。

    0
    投稿日: 2023.05.21
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    思い出と事件とにじみ出る違和感をぬぐえない主人公 思い出と現在を行き来しながら読み進める。 最後はああ、そういうことだったのだと主人公と同時に気づく そうなった経緯が少し強引だった気もしたが、新感覚のミステリーだった

    1
    投稿日: 2023.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    童話「えんどうまめの上にねたおひめさま」をモチーフとしている。主人公の姉がある日突然行方不明となる。2年後に見つかるが、どうにも違和感を覚えてならない。しかし、姉しか知らないことも知っている。「ほんもの」とは何なのか。

    0
    投稿日: 2023.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんどん先が気になって一気読みしてしまった。最後の種明かしでいろいろ納得。姉を疑う妹は姉を試すようなことをするが、その「姉」とはホンモノではないところが、この話を複雑にする

    0
    投稿日: 2023.05.17
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    誰が犯人なのか、帰ってきた姉の正体は何なのか、途中まではドキドキ感がありおもしろかった。 最後の部分でなるほど、と思ったが、もっとスリリングでぞくっとするかと期待していたが、そこまで、という感じ。

    1
    投稿日: 2023.05.11
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    途中までは誰が犯人なんだろう、どういうこと?となかなか楽しく読めたが、最後の種明かしがなんというかぼんやりしている感じ。非現実的な種明かしであったが、それ自体には納得できたが、読後のスッキリ感が足りない気がする。湊さんの本はあまり読んでないので、こういう作風なのであれば分かるが…。でも楽しく読めはした。

    1
    投稿日: 2023.05.07
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    兄とうまくいってないからか、最近家族を扱った作品を読んでしまう。 このような大がかりな小説読んだあとは、我が事を許容範囲としてしまいます。

    4
    投稿日: 2023.05.06
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    はー、そういう事か。 複雑な事実と感情が入り乱れ、子の親を思う気持ちが事件を複雑にしてしまった。 血の繋がりと人の情、どちらが心を占領するのか。 湊かなえさんの文章表現は華麗だなぁと思う。 その反面しつこいとも思ってしまう。 華麗な文章表現が多出するからなのかチョット食傷気味になる事があるのだけれどこんな事を書いたらファンからはバッシングを浴びてしまうだろうな。

    3
    投稿日: 2023.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごい!面白かった! ある程度結末を予想していたものの、想定していた結末と違って、、なるほど、そういうことか!と。 一昔前はよくあったことなのかな。。 今じゃ考えられないし、血が繋がっている自分の子どもというのはそれだけで不思議と身近に感じる。 ただ、きっと、たとえ血が繋がってなくても、毎日毎日その子どもに対して愛情をかけて育ててきたら、その子への愛情というのは、一言では表せないほど大きく深いものになって、そこの絆は簡単には切れないんだろうなぁ。 本当に、「本当」って何なのだろう。

    0
    投稿日: 2023.04.28
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    とにかく最後まで展開が読めずに怖かった。 「本もの」とは何なのか。最近このような曖昧な概念に対する本ばかり読んでいる気がする。 猫探しをする場面では、母親に恐怖を覚えた。 母としては、万佑子ちゃんを見つけたいのだろうがここまでくると怖い。人間は簡単に自分を客観視できなくなるのだろう。ゆいこちゃんが不憫である。

    1
    投稿日: 2023.04.19
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    タイトルからはどんな話か想像もつかない結末に驚く。湊かなえさんの著作の中でも読後にモヤモヤした感じが残る作品の一つだと思う。読者に投げかけて終わる感じとか、家族ってなんだろうとかいろいろ考えながら、モヤモヤしつつ楽しめた作品でもあった。作中に出てくる童話も読んでみたいなと思った。

    0
    投稿日: 2023.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当ってなんだろう、っていうのを問われました。 主人公にとっては昔から共に過ごしてきた姉が本物で、 血の繋がった姉にとっては自分が本物なのにずっと偽物だと主人公に不審に思われ続けて、 取り違えられていた姉にとっては本当の家族は主人公のところでは無くて、 切ない。

    0
    投稿日: 2023.04.16
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    誘拐されてしまった大好きな姉が 2年後、無事に帰って来た。 2年間の記憶を無くし、 別人のような姿になって。 何故こんなにも別人のように感じるのか? DNA鑑定でも、両親の子であると 証明されたのに、どうしても拭いきれない 違和感を感じる妹の結衣子ちゃん。 お姉ちゃん、あなたは本物なの⁇ 昔の大好きだった万佑子ちゃんに会いたい。 私は違和感の原因は割とすぐに予想できました。 何故誘拐後の姉は別人のようになってしまったのか? DNA鑑定では実の姉だと証明されたのに どうして昔の大好きな姉とは思えないのか? 別人だとしたら、どうして小さい頃の話を すらすらと答える事ができるのか? 何故、こんなに別人のようになった姉を 両親は本物だと信じて疑わないのか?? 結衣子ちゃんが可哀想でした。 ちゃんと、真実が分かった段階で 結衣子ちゃんにも真実を話すべきでしたね。 そうしたら、きっと結衣子ちゃんも 違和感ごと全てを受け入れられたのかも、 と思えてなりません。

    5
    投稿日: 2023.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ゾワっとしたとこ ★その様子を見ながら母は確信したのかもしれない。万佑子捜しは、結衣子ににさせるのが一番いいと ★誰なの? ★そんなことをしていたから、こんな簡単な間違いに今の 今まで気付かなかったのだ。 DNA鑑定の信頼性以前に、鑑定を行う対象に誤りがあっ たのだということに。

    2
    投稿日: 2023.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の方まで結末がわからなくてハラハラした。 幼少期を一緒に過ごした姉と、血縁のある姉どっちが本当の姉かというお話。 私も子どもの時、今思えばたいしたことない事でも「バレたら怒られる!」と思い込んであわあわしてたことを思い出した。 主人公の気持ちがよくわかる。

    1
    投稿日: 2023.04.04
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    家族とは、姉妹とは、を問われるお話。 血の繋がってる家族であれば、距離も時間も関係なく出会った瞬間に「あ!」と自分との繋がりに気付けるものなのか。家族として過ごした時間よりも血の繋がりを選んでしまうものなのか。 この作品の一番の被害者は結衣子だと思います。同情してしまいます。血縁関係はあるけど姉は姉とは別人で、血縁関係はないけど彼女は姉でもあって、なんだかなあと思わずにいられません。親も真相を知ってるなら結衣子にもっと早く教えてあげればよかったのに。 どこか気持ち悪さのある結衣子の違和感がなくなる事を願ってます。

    1
    投稿日: 2023.04.01
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    中盤まで???となりながら読み進めたけど、最後にどんどん話がまとまっていった。 でもそこまでが長くて頑張って読んだ感。

    4
    投稿日: 2023.03.29
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    最終章、真相が明らかになっていくところは「おおっ」と思わせるところがあって面白かった! しかし、そこまでがちょっと長いかな……。

    1
    投稿日: 2023.03.27
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    本当の家族とは? 本当の姉妹とは? 後半、妹が混乱していたように感じたが その気持ち、わかるな。 責任も感じていたし、犠牲にもなっていたし。

    1
    投稿日: 2023.03.24
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    大学生の結衣子が、13年前に起きた姉の誘拐事件の顛末を回想しながら当時の"本当の"出来事に辿り着く話 姉が誘拐された それだけでも衝撃的な事件なのに、さらにそれが小学1年生の目線から語られることが不穏さを増大させる そして帰ってきた姉が"本もの"なのかどうか 最後怒涛の勢いで明かされる真実は、勢いそのままに読みたいのに理解が追いつかず何度か読み返してやっと、そういうことか!と分かった (本で読んでもこんなに複雑なのに、これを自分事として混乱状態で聞かされた結衣子はたまったもんじゃないよな) "本もの"って、何ですか ここまで読んできた読者への最後の問いかけとして、これほど真に迫る問いかけはない テレビ番組で「真実の愛を探しに来ました」と聞いて、"真実"って何だよと毒づきたくなったことはあるけど、あまり深く考えたことはなかった 無難に答えを出すなら、"本ものだと信じていること"がそれが"本もの"である条件であるような気がする むしろそれ以外で、本ものと偽ものを区別することなんてできるんだろうか 本ものは、自分の内側にしかないものなのかもしれない ミステリーながら、謎解きという意味だけでなく、考えさせられる 湊さんの作品のそういうところが好きだなと思った

    0
    投稿日: 2023.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の最後にこれまでまったく登場してなかった人物が最重要人物だと言われても、感情が入っていかない。 なので伏線回収と言うより、つじつま合わせのように感じた。

    2
    投稿日: 2023.03.22
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    早々にもしかして…と思わせておいて、そのさらに上をいく伏線回収はさすが。最後まであくことなく読み進められる、けど、後味の悪さが尾を引く…

    1
    投稿日: 2023.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱ湊かなえ好きだと再確認しました。結衣子が本当に複雑すぎて心が痛くなりました。疑っても信じても結局万佑子に本物(?)はいなくてとにかく苦しい展開でした

    1
    投稿日: 2023.03.13
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    2018.8.15 小1のとき、2歳上の姉が失踪した結衣子。2年後、姉を名乗る少女が帰ってきたが違和感を抱く。お姉ちゃん、あなたは本物なの? 読了後、悲しくて切なくてつらくて頭が痛くなるほどだった。文章は淡々としているのに現実的で、まともなのに狂気的で、初湊かなえだったけれど怖かった。尽くしてくれた育ての親をあっさり捨てるなんて万佑子も間違っていると思うし、ブランカ(猫)の死を良かれと伝えなかった伯母も悲劇だなと思う。結衣子に同情しかない。最後の「本ものって何?」って何に対してか分からないが、‘姉’のことなら事実(血)をとるか想いをとるか難しい。

    0
    投稿日: 2023.03.07
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    それこそ豆が背中にあるようなずっとゾワゾワした感覚を突きつけてくる。その正体を探していたはずなのにまるでガラスに入ったヒビのように少しづつ大きくなり最後には音を立てて崩れ落ちた。この物語の恐ろしいところは社会的に見れば主人公は特に酷い目にあった訳ではないということ。つまりこれはこの思いを1人で抱えていかなければならないことを意味する。一体本当の“本当 ”とはなんなのか。精神が安定している時に読んで欲しい。

    1
    投稿日: 2023.03.06
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    すごい不気味で読んでいて不安で、どんどん続きが気になって読みたくてしょうがない感じ。本物か偽物か、信じるか信じないか、このどこか引っかかる感じが面白かった。豆の上で眠る、なるほど。

    3
    投稿日: 2023.03.02
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    私は小説を読んでいる時に如何に感情が引っ張られたかで面白かったかどうかを判断しているが、この話は最初の姉が誘拐された小学一年生の女の子の主観、親が姉妹に接する時の向こうの方が大事にされてる感だったりが嫌な気持ちにさせてくれて良かった。 また小説を読んでいる時に途中で失速してしまうことも少なくないが、この本は飽きずに最後まで一気に読むことが出来た。 血が繋がってるとか繋がってないとか、所詮他人なんだけども、血の繋がりを捨ててしまったら無条件で築くことが出来る人間関係も後ろ盾も無くしてしまう感じがして怖い。 そもそも結婚する相手って血が繋がってない赤の他人で、手続きをすれば家族になれるんだから、血の繋がりより一緒に過ごした時間の方が大事なのかもしれない。

    1
    投稿日: 2023.02.25
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    久しぶりの小説。姉は誰?と読み進める楽しさはあったが、一度読むのでいいかな。湊かなえの他の作品も読んでみたい。

    2
    投稿日: 2023.02.20
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    本物とは。 ストーリーとしては面白かったけれど、腑に落ちない点が何個もあってスッキリとはしない。 解決できていた事ばかりだったと思う。 モヤモヤの残るお話しだった。

    1
    投稿日: 2023.02.19
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    第4章までめちゃくちゃおもしろかった。 真相は想像していたよりシンプルで、随所にあった違和感が一掃しきれなかったのがちょっと残念。 姉の正体より、捜索中の母や周りの人たちの言動に人間の不気味さと狡猾さがあってゾワゾワした。 第5章からおもしろさが尻すぼみしていったけど、結末が知りたくて第5章以降は勤務中に見つからないように焦りながら読んだからかもしれない。 読んでみての満足感は3だけど、文章がうまいのと途中までは面白かったから4にする

    2
    投稿日: 2023.02.15
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    私的には湊かなえの作品で1番衝撃的に面白かった。私も姉妹はいるが、自分と重ねてしまう部分もあったり、あ、だからそういうこと!?という展開があったりと、かなり惹き込まれたのでは無いかと思う。読み終わったあともどうしてもこの感想を誰かに伝えたくて、それこそ自分の妹にお風呂で長く語ってしまったところ、妹はのぼせてしまったのかお風呂をあがった瞬間に貧血で倒れてしまった。本当に申し訳ないことをしたと思う。私は妹が大好きだ。

    1
    投稿日: 2023.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半あたりが、視線が今の結衣子と幼い頃の結衣子が分け隔てなく書かれているので読みづらさがあった。いつの間にか今の結衣子目線になっていたりするからだ。解説を読んで、連載だったからというので非常に納得した。 本物とはなにか。核心をついてくる、作者の巧みなところだと思う。主人公だけが知らなかった事実。知らされていなかったという事実。どちらが本当に家族であるのか、細い糸の上をグラグラと揺れながら歩いている感覚になった。ほんの紙一重、それを「家族」という形で保っているにすぎない。その違和感を、豆の上で眠るというタイトルに比喩されているのはさすがだ。 家族の在り方の隅の隅をつついている。それも一般的な家族のお手本のような平均値からはかなり離れたあたり。でもそれでも家族は家族だ。

    6
    投稿日: 2023.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読後に、当初からの違和感が正しいことがわかってスッキリする。常に布団の下の豆の感覚を持っていた。かなり高度な文体で、自分にとっては退屈な表現も多かったが、最終章で明らかになっていく様は圧巻。本物って何ですか、、、?

    3
    投稿日: 2023.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題名通り、豆の上で眠っているような微細な違和感を終始感じていた。とにかく結末が気になるので読み進めやすかった。 ほんものって、なんなのか。 弘恵と結衣子の会話を聞きたい。弘恵の、姉に尽くし続ける人生を詳しく知りたいと思った

    1
    投稿日: 2023.02.03
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    序盤はジワジワと感じてくるイヤミス。 ショッキングな事件からの自分だけ取り残されたような違和感の描き方が巧妙!!! いやいや、イヤミスだからジワジワと感じてくるのか…… 各章ごとに起伏もありイヤミス感は、更に増していく。最終章で真実が解明され、イヤミス感は最高潮に…そして何がホンモノなのか……

    22
    投稿日: 2023.02.02
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    現在の様子と幼少期とが互い違いに描かれていてやや読みづらいが、幼少期の事件が時系列的に描かれている。最終章に事実が判明する、中盤以降の展開が面白い。

    1
    投稿日: 2023.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    妹(結衣子)の視点で物語は進んでいく。 もう、はじめから「嫌な予感」みたいなのがぞわりぞわりあって、湊マジックの凄さを感じた。 結局、ずっと嫌な予感が続く訳なんだけど、 どうしてこんな結末になってしまったのか…       思ったことを書き込んでくメモが、文句だらけ。 ↓↓ 堂々と打ち明ければよくない? なぜ隠す? え、誰のため? だって弘恵は取り違えを自首するんだし、万佑子は辛い日々を過ごしてた訳じゃないんだから。 記憶喪失演じるってムリよ。かわいそう… 姉が姉じゃない…つらい。    イヤミスの真骨頂。

    6
    投稿日: 2023.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表表紙のキャンディは昭和50年半ばに女の子の心を鷲掴みにした商品「ジュエルリング」。女の子の夢をぎゅっと詰めてた商品が30円で駄菓子屋に並んでいた。 舞台はきっとあの頃なのだろう。 白黒テレビとカラーのテレビが平行している時代で、赤ん坊の取り違えのニュースをみた記憶がある。 家族や地域の繋がりが、今よりもずっと濃く深く強かったあの時代。小さなお豆サイズの違和感に片目をつぶる事で、皆がいう幸せが続くのなら口を閉ざす事は大人の良識に近いものだったに違いない。 SNSが情報のツールとなっている現代。 全ての情報をテーブルに乗せる事が正しいことなのか考えさせられる。

    1
    投稿日: 2023.01.14
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    終始ずっと違和感を感じながら読んでいました。このぞわぞわして何を信じていいのか分からない感じを体験させてくれるのはさすがだなと。誰がおかしいのか、姉は本物なのか・・・。

    0
    投稿日: 2023.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    豆の上で眠ると言うタイトルにどういった物語が全く想像ができませんでしたが、序盤のアンデルセン童話からきていることが分かり納得。 えんどう豆のような違和感と言うのが印象的な物語でした。 帰ってきた姉に違和感を感じると言うのはどういった感覚なのかとリアルに想像できました。 真相がわかってからが余計に気持ち悪さを感じると言うのは湊かなえさんの物語ならではだと思いました。後半にかけて読むのをやめることができず読了しました。

    1
    投稿日: 2023.01.10
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    結衣子の姉の万佑子が失踪するが、そこから話が展開していき、はじめには予想できなかった結末が‼初めの方はいまいち面白いとは思えなかったが、話が進むにつれ意外な展開になっていきかなり惹きつけられた!

    0
    投稿日: 2023.01.09
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    話の進み具合から内容は把握できる感じではあるが、なぜ妹にだけ真実が知らされなかったのだろう。お母さんの世間知らずにも途中呆れてしまったけど、結衣子が可哀想になりました。

    4
    投稿日: 2023.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    親に振り回される結衣子が不憫でならなかった。 何故、両親は事情を知った段階で、結衣子に打ち明けなかったのか、、 いずれバレることなど予見できたはず。 被害者ではあるが、両親の罪は深いと思う。

    3
    投稿日: 2022.12.31
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    ちょうど家族について考えたいと思い手に取った本。自分の幼少期を思い出しつつ今後の家族像も考えさせられながら読みました。 幼少期のアイデンティティの形成、家族間の信頼関係は、血のつながりの有無によらずとても大事なことだと改めて考えさせられた。 自分は親と血が繋がっていないんじゃないか、家族は自分に嘘をついているんじゃないか、そんなことを私も幼少期によく考えていた。 この本の主人公も同じような感情を抱いており、とても共感。 最後は伏線をすべて綺麗に回収しきって終わり、さすが湊かなえ作品と思いました。 もう1周読みたい。

    1
    投稿日: 2022.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誘拐されてからの日々が辛かった。2年間は長い。途中、万佑子ちゃんが見つかった辺りがピークで面白かった。それにしても、最後の展開は取ってつけたようなドンデン返しで、納得いかないなぁ。両親、なぜ隠す?、、、、でも、よく考えてみたら、湊かなえ作品にリアルを求めてはいけないね。うん。あと、最後の一文がめっちゃ軽く感じたのは私だけかな

    1
    投稿日: 2022.12.19
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    読み終わって、少し後味が悪いところが作者っぽいと思いました! 妹の気持ちはものすごくわかるし、最後の一文が物語ってますね!

    1
    投稿日: 2022.12.13
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    幼少の時に姉の失踪と発見を体験した、大学生くらいの女の子の目線で書かれたミステリー。 この目線、この語り、というところに、湊かなえの凄みを感じる。 単にミステリーとして面白くするだけなら、もっと簡単に描く方法もあると思うけど、「子供の知性」という足枷をはめて描くことで、主人公が見て感じているものが真実ではないのでは?という疑念を常に孕みながら読み進めることになる。 一方で、子供でありながら、周りの大人たちの誰が正常なのか、意外と冷静に見てる感じもリアリティがある。 結末の部分は、展開の速さとか、姉の語り口への違和感とか、それまで読み進めてきた中で紡いできた印象からはちょっと、僕的には不完全燃焼感がありましたが、それを差し引いて星3つです。

    2
    投稿日: 2022.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冬美おばちゃんが優しい 冒頭の、主人公の猫に対する思いからブランカの最悪の結末を想像していましたが、そうではなかったので安心しました

    1
    投稿日: 2022.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    “豆の上に眠るような”違和感... まずタイトルを見た時は「?」となりましたが、物語の序盤、アンデルセン童話のなかの『えんどうまめの上にねたおひめさま』からくる言葉でした。あるお姫様が、豆の上に布団を敷いたところで寝て、布団の下に豆があることに気づき、「そんなことに気づけるのはお姫様しかいない」と周りの人に自分が姫であると信じて貰えた、というのがこの童話の大まかなあらすじです。 物語の中ではみんなは気づかないけど自分(主人公)が感じる微かな違和感を“豆の上に眠るような”違和感と表現しており、この絶妙な違和感の具合をこの言葉で表現しているのが作品を通してとても好きでした。 結衣子(主人公)が小学1年生のとき、姉の万祐子(当時小学生3年生)が誘拐され、2年後に戻ってきたが、何年もたって、大学生になった今でも“豆の上に眠るような”違和感をずっと感じているというのが話の序章でした。そこから視点が過去と現在を行き来しながら、一貫して主人公の視点で物語が進んでいき、真相に近づいて行く、という形式で物語は進んでいきます。事件の全てが明らかになったとき、登場人物たちの焦燥、不安、恐怖、安心など全ての感情が入り交じり、事実だけではカバーできないそれぞれの立場や思いがあり、誰が悪い、こうすれば、ああすればよかったなども沢山あって、例え過去に戻ろうが、今この事件に改めて向き合おうが正解は誰にも分からないという終盤でした。 物語の最後数ページで本当の事件の真相にたどり着いたのはいいのですが、その最後数ページでで新しい登場人物が登場し、その人物こそが事件の中心人物であったため、真相に近づいた気でいた自分の思う事件の全貌がそれまでの物語からは全く推測できず斜め上に行きすきてしまったこともあり星3という評価になりました。しかしながら、湊かなえさんの小説はまだ読破したのは2冊目ではありますが、文章の書き方や、先へ先へと読者を引きつける物語としての魅力、そして、読後のなんともいえない背中の悪寒が癖になり、湊かなえさんのことは星5以上にお気に入りの作家さんになりました。この方の他の作品も読み、いずれは全作品読破したいと思いましたので、これからも沢山読みます。

    4
    投稿日: 2022.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オチが良い・悪いというよりは、物語の中の主人(結衣子)の焦燥感や不安感を描くのがうまいなと思った。自分のせいで姉が誘拐されたという自責の念や、母の精神状態が崩れていくのをなすすべもなく受け入れるしかなく、結衣子自身の心のよりどころも不安定になる感じ。自分が小学生だった頃の感情の動き方もこんな感じだったかもと思い出す。小学生の感情をありありと描ける著者、すごい。

    2
    投稿日: 2022.11.03
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     本ものって、何ですか・・・・。 結局、これに尽きるのですが 正解の無い問いかけに、もやもやのままで、読後感は悪い。 この家族、今どう暮らしてか?

    2
    投稿日: 2022.10.17
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    湊かなえの頭のなかをすこしずつあけて見渡してみたい そして、どうしたらこんな展開とこんな思いをつくられてしまうのか、 やっぱりすこしずつじゃなく、ぐわっと開いて覗いてみたい。 物語の始めの方は、個人的には微妙に読みづらく(文章でなく内容的に。淡々としてるのが、乗りづらかった) だけど、絶対的に湊かなえを信頼してるので、おもしろいだろうな。いつくるのかいつくるのか、、と毎日読み進めた。気づいたら止まらなかった。すごい。 思ってた展開を裏返してきたり、開いてみたり、省いたり逆からきたり、 最後は考えながら読むんだけど、全然思考が追いつきませんでした。最高。こんな思いにさせられるなんて。苦しくておもしろい。 きっとまた読むおもしろいから読むべき!と思うけど、 湊かなえはわたしを苦しませてきやがるから、まずはやめとく。だいすきです。

    1
    投稿日: 2022.10.16
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    社会人になり、読書をするきっかけになった本。 不思議な展開に引き込まれて最後にドンっと現実を突き付けられます。

    1
    投稿日: 2022.10.16
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    ミステリーとしての完成度が高くて面白かった! リバースの次に好きだった やるせ無い気持ちになるラストだったけど 血が繋がってなくても自分の姉だと思ってた人が突然失踪して2年後に戻ってきたら明らかに別人なのにDNA鑑定ではちゃんと姉であることが証明されてるっていうモヤモヤ 本物ってなに?って難しいね

    0
    投稿日: 2022.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと背中がゾワゾワする、不気味さというか不安さというか、そういうものに付き纏われる小説。 なんでこんなに稀有な状況の人の気持ちを書き留められるの??って疑問に思うほど、リアルな焦りが伝わってくる。 行方不明になった姉、残された家族の焦り、エスカレートしていく母親、現代パートに残る違和感…全てがリアルで苦しかった。 最後、残ったページ数見て「これ終わるの!?」って思ったけど、予想の斜め上をいく展開に、ページを捲る手が止まらない。 正直畳み込みすぎでは?と思ったが、そんな思いも吹き消してしまうほどのインパクト。 真実が分かってしまったからこそ、真実がわからなってしまう。 皮肉な話、最後の1行がぐさっと刺さった。 小さい頃近所の祭りで、妹が迷子になった時の母親の様子とか、自分の焦りとかを思い出して、そこのしんどさに思いが重なった。 久々に「イヤミス!!」って感じの本を読んだ。

    1
    投稿日: 2022.10.12
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    最後の最後が少し物足りなかったけれどどうなるのかドキドキする展開でした。 ミステリーとしてとても面白い本です。

    0
    投稿日: 2022.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後半引き込まれた。 最後の一行 「本物って、何ですか?」納得させられた。 私には、姉妹が、いないので、いつも、羨ましくおもっている。 本物でも、偽物でも、姉妹とよべる人が、欲しいなあ。 絆さえあれば、いいんじゃないだろうか。

    2
    投稿日: 2022.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件物語で前半は良かったが、後半内容に無理がある感じです。点と点がつながった結末でしたが、うーんってなります。 でも最終的に万佑子は生きていたのだから、良かったです。今日眠れます。 湊かなえさんの小説はリアルすぎるとこもあるのでドキドキします。

    0
    投稿日: 2022.09.29
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    んーーーー。強引な展開だった。私が読み進めながらアレやこれやと想像していた方向とは全く違う着地だった。違った方向が納得のいくものなら良かったのだけど、期待外れだったかな。途中までは引き込まれてただけに残念。

    1
    投稿日: 2022.09.29
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    私の憧れている友人が貸してくれた小説。 姉は姉であり妹は妹。私は長女なのでもし自分がこの境遇だったら、、と考え深く没頭してしまった。 あ〜〜面白かった!ありがとう!

    0
    投稿日: 2022.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーーーーん、湊かなえさんらしく後味が絶妙な作品。 自分が姉だと信じていた人は実は血が繋がっておらず、偽物だと思っていたほうが実は「ホンモノ」だった。 結局親も子供も血をつながっている子を選ぶのだろうか。このすり替えを「正す」ための行為で誰が幸せになったんだろう。結衣子ちゃんも自分のことを攻め続けていたのに、当の本人たちは口を閉ざしてハッピーってこと?もちろん大人が一番悪いけど、ずっと漂う違和感がまさに豆の上に眠るというタイトルにピッタリだった。

    0
    投稿日: 2022.09.19
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    初めて湊かなえさんの作品を読みました! 読み始めから話に入り込めて、読み進めるにつれて、胸がザワザワとする感じ。 これが湊かなえさんの作品にハマる感じかー!と感心しながら読みました笑 イヤミスと言われてたので、遠ざけていた作者さんですが...もっと他の作品を読みたいと思うほど世界観に入り込んでしまいました!! 作品を読む度に感じる、豆の上で眠る感覚を皆さんもぜひ体感してみてほしいです。

    1
    投稿日: 2022.09.19
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    久しぶりに出会ったひどくつまらない一冊でした。 個人的に、最後に当事者が全てを語るという形が好きではないのが一番大きいと思いますが、それ以外にも詰めが甘いというか、色々とそれは有り得ないでしょうと思える部分が多すぎて読み終えてがっかりしました。 湊さんの作品は2冊目だと思いますが、余程の事がなければもう手に取る事はないでしょう。 2017年12冊目。

    2
    投稿日: 2022.09.14
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    結衣子は納得してないアピールをずっとしてたのに、誰も本当のことを告げようとしなかったのが残酷だった。 傷つけたくない、子どもを犠牲にしたくない、そうやって優しさにすり替えることで大人は安心し、満足する。 子どもだって自分のストーリーとして理解したい、納得したいのにね。

    0
    投稿日: 2022.09.10
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    結衣子が小学一年生の夏休みに、二歳年上の姉・万佑子が行方不明になった。警察の捜査でも行方は判明しないが、母親は諦めず、結衣子を利用して娘を探し続ける。 結末は予想を覆されるというまでには至らないものの、執拗に捜索を続ける母親と、態度を変化させていくクラスメイト、二年後に帰ってきた万佑子の違和感など、中盤の気味の悪さがよい。

    0
    投稿日: 2022.09.03
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    【2022年48冊目】 マジか〜そう来たか〜と思いながら読了しました。裏表紙のあらすじを読んでから読み進めたため、時折普通に出てくる姉の存在に疑問を抱きつつ、「転」は姉との再会の場面になるだろうなと思っていたら思いもよらぬ展開に。 マジか〜そう来たか〜(2回目) こんなにも複雑な真実があってたまるかと思いつつ、いやもしかしたらこの広い世界のどこかではあり得るかもしれないと思わされる結末に、ちょっぴり震えました。 イヤミスです。

    0
    投稿日: 2022.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでいる間は先が気になって夢中で読んだ。 読み終わったあとは、ただただ結衣子ちゃんが可哀想という気持ち。 結衣子ちゃんが救われる未来は無いのか…

    0
    投稿日: 2022.08.30
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    やっぱり感情や想いは時間から生まれるのか、、?  面白かったが、期待ほどクライマックスが小さかった気がする

    1
    投稿日: 2022.08.13
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    後味は確かに悪い。でもオススメしないにはならない。本当の被害者は誰なのか。子供だからって甘く見ちゃいけないね。

    0
    投稿日: 2022.08.09
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    ⚫︎読んだきっかけ エマおすすめ ⚫︎印象的なフレーズ ラスト 『本ものって、何ですか。』 血のつながり 一緒に過ごしてきた時間。そこで育まれた愛 ⚫︎メモ 湊かなえ作品初めて読んだ。 人間の脆さとか愛とか生々しさが出てる作品やっぱり好きだ。 自分は人間らしさを感じる作品、登場人物の感情が生々しい作品に惹かれる傾向がある。 SFが好きじゃないのは多分これが理由。 スターウォーズもハリーポッターも全く見る気が起きない。 ミステリーとか、犯罪物も好きだから、すごくピッタリな作品だった。 不穏なミステリーという点では、デヴィッドフィンチャー感も感じた。

    1
    投稿日: 2022.08.04
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    続きが気になって一気読みできる(一気読みしたかったけど時間が限られてたため私はできませんでした)。最後は少しモヤッとしたまま終わるけど、物語としては次々気になるので⭐︎4。

    0
    投稿日: 2022.08.02
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    誘拐事件で居なくなった姉が2年の時を経て帰ってきたはずが、なんか違う…という途中ホラーのような展開でしたが、最終章は怒涛の展開でした。ただ後味は良くはない。

    0
    投稿日: 2022.07.31