
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人類は現代社会に適応できていない。決断をするときに私たちを支配するのは感情、特に負の感情である。 私たちにとって何かが起こるかもというときにドーパミンを放出する、SNSの開発者は、人間の報酬システムを詳しく研究し、脳が不確かな結果を偏愛していること、どのくらいの頻度が効果的なのかを分かっている。SNSは極力効果的に脳の報酬システムを直撃し、最大限の依存性を実現する。脳のハッキングに成功している。 身体を動かすことで全ての知的能力が運動によって機能を向上させる。集中できるようになるし、記憶力が高まり、ストレスに強くなる。運動はデジタルな情報の洪水に溺れないための、スマートな対抗策である。 あらゆる種類の運動が知能によい効果を与える。一番良いのは6ヶ月間に最低52時間身体を動かすこと。これは週に2時間という計算になり、さらに分割すると、例えば45分が3回、脳の観点から見ると心拍数は上げないより上げたほうがいい。 これを読んでスマホの使用は、各アプリで制限をかけ、寝る1時間前にはオフに、寝る時は寝室の外に置くようにしたいと思った。また簡単な運動(ランニング等)を週に2時間はするようにしようと思った。
0投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログもっと脳科学的な見地の本かと想像してたのだがいかに人間が狩猟採取時代の記憶を引きずっていて、現在の人間がそれに抗っているかテーマに思えた。 この本を読んで分かった事の一つに自分は全くスマホには依存してない極めて稀有なタイプと言う事。SNS上でもコミュ障なだけなんだけど。
1投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログスマホ嫌いになれる本 うつや精神疾患の原因になりうるスマホ その危険性について警鐘をならしてくれている スマホによって進化していると思っている人、スマホも扱えない老人とか。笑 、、と言う人もいるが。 中毒性の高い、極めて危険なドラッグである。 実は幸せからは遠ざかり、自分で考える思考は衰え、退化しているのかもしれない。 そして私はこの感想をスマホから書いている。
0投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログスマホ依存について書かれた本。 私自身も事あるごとにスマホを見る癖がついていたので自分の時間を大切にするためにスマホと距離を置こうと思った。
2投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログスマホが集中力に与える影響の大きさと合わせて脳の仕組み、構造を知ることができる一冊。教育業界に携わる人なら仕事に、話に大いに役立つと感じた。
1投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログずっとリモートワークの自分に響いた。気づいたら仕事中でもスマホを触っていたのでスマホは近くに置かないように気をつける。 現代は、スマホが生活必需品だが特にSNSが孤独や不安、劣等感というものを生み出しいることがわかった。他の人の投稿を見る専の人は特に影響受けやすいから注意が必要。 いいね機能や通知機能は、オフにしとくことをオススメ。 運動は集中力向上に良い。 不安を感じることは、人類の進化的に考えて当たり前のことである。
2投稿日: 2023.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なぜスマホやデジタル機器、SNSを使うことがなぜよくないのか。 それを人間の進化に焦点を当てて述べている。 人間は、何百年もの時を経る中で環境に合わせて脳や身体が適応していった。これが進化である。 しかし、その脳や身体は現代の環境に適用しきれていない。 そりゃ、デジタル時代なんてここ数年の変化であり、その進化に人間の進化の適応が追いつくわけもなく… その本を読んで、なぜスマホが私達に悪影響を与えるのか、という根拠をとても納得する形で理解できた気がする。 そして、その悪影響の幅がとても広く記載されているように感じた。 やはり、人間の進化の過程を記述することでとてもイメージが湧くため、なぜ今の時代に不適用なのかがわかりやすかった点でとても評価できると思う。 普通にサラッと読む分には、「いや、そりゃそうでしょ」って感じかもしれない。でも私は、スマホが人間の体にどんな影響を与えるのかについて、そこまで深く考えたことがなかった。人間の進化の過程で、生きるために必要だった能力や考え方が、現代の裕福な時代においてはうまくいかない。この部分を改めて、確かに、と納得したのだ。 火災報知器の話だったり不安やストレスだったりと、もしかしたら今の私は考えすぎてたり気にしなくて良かったり、過剰に反応して自分で自分の首を絞めているのかもしれない。そして、現代に生きるからこそ、そう言った習慣を変えるべきなのかもしれない。 でもそういう考えがあったからこそ、当時の人間が生き延びて今の私たちが生きている、と考えると、準備をするに越したことないという感じでこのままでもいいのでは?とも思った。 まぁ、色々書いたが、この本が言いたいのはここじゃない。 スマホは便利で楽しい分、人間の本来の習性的には負荷を与えてしまう部分がある。これを理解して利用することが大事なんだろうなぁ。
2投稿日: 2023.11.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
仕事の帰りの電車内、 やっと座席に座ることができ 本を開いてあたりを見回すと… 視界の範囲すべての人がスマホを見ているという光景に 本書を読まなくては…!と本屋に立ち寄り購入しました。 サピエンス全史に書いてあったことが 軽く要約されていたりしました。 生存本能的にはネガティブな感情や情報は優先される。 「闘争か逃走か」 スマホで表示される情報たちは、 脳みそが喜ぶ中毒症状を引き起こして、 触るのをやめられなくなる。 一画面にとどまるのは数秒で、 指先と目は次のスクロール画面を見ている。 わかる気がして、納得しつつも気持ち悪くなりました。苦笑 デジタルデトックスとか言って、 意識してスマホを触らない!と思うことでストレスになるとか。 どっちにしてもだめじゃん、と。苦笑 携帯から物理的に離れるというには大事なんだな、と。 電車の中で感じた異様な気持ちは、本書を読んで少し軽くなった気がします。(腑に落ちたから)
4投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログアンデシュ・ハンセンさんの著書は、スマホの中毒性と現代社会に警告してくれている。 自分の考えだが、『中毒性』のあるものは、スマホに限らない。アルコール、薬物、自傷行為などが思い浮かぶ。 ここからは、本を読んで自分が思ったことを記します。 依存症の共通点は、それらを利用する人にとってコントロールが難しいこと。 アルコール依存症の人は、酒を飲みたくて飲んでるんじゃない。自傷行為をする人は、傷つきたくて自傷行為するわけじゃない。自殺者は、死にたいから自殺するんじゃない。スマホ依存症の人は、スマホを見たいから見るわけじゃない。「やめたいのにやめられない」のは、「それらに依存しないと生きていけないから」。だから、『生きるために依存している』のだと、自分は考えています。(違う考えもあると思いますので、気を悪くされる方がいたらごめんなさい。) 自分が考えるに、『中毒性』『依存性』のある それらは全て、目的じゃなくて手段にすぎない。と思う。 根本的なこと。根っこには『孤独』『疎外感』が あるのではないだろうか?と、精神の世界では よく言われることだが。 社会やメディアでは、「依存する方が悪い」と、責められがちです。確かに、違法なことは、依存性の人も理解している。でも、やめられないから、苦しい。 『スマホの問題点』を指摘することは大切だが、それだけでは足りない気がする。その人が抱える『孤独』に気づかないと、スマホコントロールは うまくいかないのではないか? 『やめたいのにやめられない』→『依存症の人が一番困ってる人』 『怒ってる人は、実は困ってる人』→『怒りの気持ちをコントロールできなくて困ってる人』という認識。 アンデシュさんの本から だいぶずれてしまった。自分が言いたいのは、スマホの問題点を指摘して、相手を責める道具にしては、お互いにとって不幸になる気がする(アンデシュさんの意見ではありません)。そうでなくて、アンデシュさんのデータを事実としては伝える。その上で、そういうわけだから、あなたのことを心配しているんだよ、と、おだやかに相手に伝えることができたなら…相手が受け取りやすいメッセージになるのではないだろうか…。 なかなか難しいですが。コミュニケーション、信頼関係がうまくいきますように。
25投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログアンデシュ・ハンセン 数々の調査結果をベースに、スマホが脳に与えるデメリットを開示してくれる。 これはもうスマホとの付き合い方を、マジメに見直さなければならないし、素直に実行に移さねばと思える内容で、深く納得させられた。
21投稿日: 2023.10.27
powered by ブクログスマホは長時間使う事により、記憶力、集中力が低下され脳に影響を及ぼす。 . 実際自分で使ってみないとスマホの良い部分悪い部分が分かりません。SNSもやってみる事により、これはAIだなと気づいたり、長時間やっているとなんだか自分がダメになる…と思ったり、この本を読み終えて改めてそうだったのか…と感じました。また運動するよう意識していたことも、正しかったんだな…とわかった感じです。
1投稿日: 2023.10.27
powered by ブクログスマホとの付き合い方を改める時間だった。 スマホは小さな麻薬の注射器みたいなもの。報酬系を刺激する道具にすぎない。時代の賜物である集中力奪う。スマホに食われる人生ではなく、スマホを活用できるよう行動に移していきたい。
1投稿日: 2023.10.25
powered by ブクログスマホを遠ざけてみる スマホがある事でマルチタスクに →記憶の低下、集中力の低下 ・白黒に画面をしてみる ・寝室以外のとこにスマホを置く ・通知機能をオフに ・目覚ましをスマホ以外 心拍数をあげる運動
0投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログスマートフォンが 脳に影響を与える 悪い影響である 1日のうちで 使用時間を決めるなど 対策するべし シリコンバレー コンピューター関連会社の 創業者は 自分の子供には 自由に使わせない 使うを決めていた コンピューターを使い始めて 数十年 (50年くらい) 人類は PC なしでは 生きられない 以前に戻ることはできない
0投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログ出会えて良かった1冊 スマホの中毒性・メンタルへの影響を知り、ベストな使用方法を考える機会を得られた
1投稿日: 2023.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルが胡散臭い。でも中身は面白い、できればオススメしたい、内容について誰か(実際の知人や友人)と話がしたいと思う。 結論としてはスマホの時間を減らせ、運動しろ、ということだけど鬱の機能は人間にとって必要かどうかや、ストレスとは何か、前頭葉(欲求を適度に抑制する力)は脳の中で最後に成長する話など、スマホ以外の動物のホルモンや行動、実験結果も分かりやすく説明されている。 スマホ、見るの、止めたい・・でも止められない、と常々思っていた私にはとても丁度良い本だった。しかしそんなに激しいスマホ依存の人見たことないよ、と思うエピソードもけっこうある。 途中、現代人と一万年前の人類と比べるのはどうなのよ、と思ったりもしたけどそんなに生物の変化はすぐに訪れないのかもな、と思い直すと少し肩の力が抜けるようなゆったりとした気分にもなった。 時々はさまれている、ビル・ゲイツが自分の子供には14才までスマホを与えなかった話、「いいね」マークを開発した人の後悔、フェイスブック社元CEOやアップル社の幹部のコメントも面白かった。 私自身はフェイスブックもインスタもやらないので「フェイスブック」がたくさん取り上げられてる本かぁ、とパラパラ読んだ時残念に思ったけど今使って無くても内容は楽しめた。 それで、スマホ使用時間は減ったかと言うと、7日目までは減らせた。その間確かに家事も仕事も捗ったし長年踏ん切りをつけられずにいたことも始める事ができた。8日目、元のスマホ時間に戻り(チャレンジ失敗)、9日目と10日目は成功。うーん、3週間続けれるように目指してはいるけどまだまだ難しそう。少しの運動については、本を読んで以降続けられている。その効果(ダイエット的なものではなくて)も実感できる。 本の中で、24時間スマホを禁止した学生の実験のところで半数以上が我慢できなくて断念、ある学生は「トラウマになる寸前だった」と言っていた。読んだ時はそんなわけないでしょと思ったけど案外遠からずかも、辛い。
24投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログ2年前に買ったがようやく読了 やっぱ生まれる時代間違えたなあーーー!!! でも未来明るくなった!運動してスマホは川に捨てて目の前のことに集中します!!読んでよかった…
1投稿日: 2023.10.14
powered by ブクログ論理の飛躍が多くて好きじゃなかった。読者の気を引くような強い言葉とそれっぽい言い方で説得力があるように見せている、著者か翻訳者の問題か。論理展開がなんか変。
1投稿日: 2023.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人類が生き延びるために進化させてきた脳の仕組みが、スマホの登場によって悪い方向に作用してしまっているという、ある意味「スマホに釘付けになってしまうのは、危機を察知し回避しようとするように進化を遂げてきた来た脳の仕組み上仕方がないよ」って感じの内容。 スマホに釘付けになってしまう自分を「意志が弱い、誘惑に弱い」と、責めなくてもいい。 だけど、これ以上スマホに無駄に時間を費やしたり、メンタルに支障をきたす訳にもいかないので、対策は必要。 スマホそのものの存在自体が集中の妨げになるということを知り、改めてスマホの力(魔力)って凄いなと思った(笑) スマホを閉じるだけでは意味が無い。 視界からスマホの姿を消さないといけない。 集中したい場合は、別室などの離れた場所にスマホ置く位の事をしないとダメらしい。 SNSを断捨離したので、昔よりスマホにベッタリな事は減ってはきたけど、まだまだ、出来る事があれば取り入れていきたい。
1投稿日: 2023.10.07
powered by ブクログ人間の脳は変化していない。縄文時代レベルから変化してないらしい。昔は猟銃や定住化をしない→とにかく身体を動かしている。しかし、今はパソコンやスマホ、特にスマホが普及してからは、スマホスマホスマホという話。だから精神が病んだり身体に不調が出やすくなるという結論らしい。 けれども人間の好きな話は、ゴシップ、他人との比較、自分の話を吐露しまくる だ。縄文時代と違い誰かから襲われる危険性は無くなったけれども、危険から身を守ることが不安を撃退するということへ繋がるために、snsを見過ぎたり、連絡を早く返すことを心がけすぎたりしてしまうという話。 こういう時代に生まれてきちゃったんだから、一長一短だと思った。 運動はした方が、様々なことにメリットを及ぼすのだろうな〜とはこの本を読んでよーーーーく身に沁みた〜お散歩お散歩〜 なんかでもこの本、危険!危険!っていうインスタでよくみる黄色と赤のチラシみたいな書き方だったなあ〜
2投稿日: 2023.10.05
powered by ブクログスマホを一日何回見ているか。暇が有れば眺めているかも。 他の人より相当見ている時間は短いですが、それでも数時間はスマホに時間を吸い取られているような気がします。 人間の報酬系の部分に強く訴えかけるように作られたスマホという物体。既に人々の生活に深く浸透しているので、もはやスマホ無しでは普通の都市生活が営めないです。 子供たちは生まれたときからスマホが有り、小さいころからスマホの魔力に絡めとられているわけですね。怖いです。
8投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母からのすすめで読んでみた。「いざとなればスマホがなくても生きていける」と漠然と根拠のない自信を持っていたが、自分がスマホ中毒になっていると感じ、これからの付き合い方を考えねばと思った。また、数百万年の間で培ったものがこの数十年で大きく変わっているのだから、矛盾が出るのは自然の摂理であるという考え方はしたことがなかった。
2投稿日: 2023.10.02
powered by ブクログスマホを使いすぎると良くない! 直感的にはわかるが、それをさまざまな実験によって明らかにしていく一冊。 これからの生活の参考に。
2投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログ面白い、けど、どっかで聞いたことあるような話(そういう本だからそりゃそうなんだけど)と似た話がちょっと多かったかも ずっと迷ってたスマホコンテナロック買いました
3投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログ触らない日は絶対にないとも断言できるスマートフォン。便利な一面もある一方、使用することによるリスクがあることを理解した上で使わないと、色々と勿体無い人生、取り返しのつかない人生になってしまう、そんなことを痛感させる1冊。 スマホを禁止するかどうかはともかく、ユーザーは一度を目を通した方がよい本で、読んだ上で使用するかどうか、どのように適切に使用するかを考えるようにするのがいいかも。。依存度がどんどん高まって行く中、自分の子供世代・孫世代はどうなっていくのかなあ。なんにせよ自分の使い方を見直すところから始めます。
1投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログ「ストレス、不安が増え、鬱になる若者が増えたり、集中力、IQが低くなっているのはスマホの普及のせいだ」と言い切ってしまうことに最初怖さも感じたが、納得感ある事例ばかりだった。 早速、インスタ、facebook、Xのスクリーンタイムの設定をした。 デジタル化の進むこの世界で生きてく中で スマホ含む様々なスクリーン上のサービスは私達の脳の報酬系をハッキングしているという事実。これを知るだけで、今後のスマホとの付き合い方が変わりそう。
1投稿日: 2023.09.24
powered by ブクログスマホと距離を置かないと全てに支障をきたすのではと戦慄させられた一冊、定量化されたデータに基づいている部分も多く、説得感があります また読み返したい
0投稿日: 2023.09.23
powered by ブクログ翻訳された久山さんは、毎朝聴いているラジオにゲスト出演されている方だったのと、 スマホ脳の内容が知りたかったので、 絶対に読みたい!と思って、ようやく読む機会が巡ってきました。 久山さんは、そのラジオで翻訳されたスマホ脳や、スウェーデンでの生活など、 とてもわかりやすく話していて、聡明な方なんだなぁ、と。 この本を読み終えて、ゾッとしたことと、 スマホやiPadの使い方を見直すことにしました。
2投稿日: 2023.09.23
powered by ブクログ順番は逆になってしまったが、運動脳を読んで、感動したため、その流れで購入。 運動脳と同様に、科学的見地や、人類の進化の見地から語られているため、納得感が強い。 特にストレスを感じた際に、睡眠不足や食欲不振になる理由がとても学びになった。 (ストレスは緊急度の高い課題のため、他の取り組みより最優先で取り組み、逃走か闘争を選択する必要がある) これを機に、自身のスマホ利用も改めたいと思った。
0投稿日: 2023.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
⚠まえがきはとりあえず飛ばして、目次を見て気になる章から読み始めると読みやすいです。 携帯による被害。 ●ストレスが増加 ●睡眠不足 睡眠の質低下 ●孤独感 ●SNSにより、現実でのコミュニーケーション低下 ●2.3歳はテレビやタブレット学習に対する効果は薄く、親とのコミュニが大切 ●若者のほうが依存になりやすい ●即座に報酬を得られることに慣れているため、今の子供はすぐに上達しないとすぐ辞めてしまう ●週2時間以上運動することでストレスが軽減される ◎スマホで動画やアニメを見るのに飽きてきて、暇になる度に読書するようにしたら、睡眠の質が向上した。 寝ようと思ってもなかなか寝れないと言うことがなくなった。 これも、今まではブルーライトによって脳が戦闘モードに切り替わり睡眠を妨げられていたのだとこの本を通じて学びました。 ✕学んだ事は多いが、精神科の医師なだけあって鬱の話や精神にもたらす話が長々と書かれてたり、言いたいことに対しての説明が長すぎたりと読みにくいので流し読みすると丁度よい。
0投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログなくてはならないと思ってしまっているスマートフォンに対する、人間の依存度を明文化してくれている。特にデジタルな情報に溢れる昨今に対して、どのように対処していくべきかも書かれており、今一度振り返って読むには良い書籍
0投稿日: 2023.09.17
powered by ブクログタイトル通り、人類の基本行動とスマホが脳に与える影響をまとめた本。 ・やってみようと思った点 「寝る1時間前にスマホを触らない」 色々アドバイスあったものの、一気に全部はできなそうなのでとりあえずこれだけ。まだ始めて3日くらいだけど意外とできてる。特に寝つきが良くなったりとかもないけど、思いついて検索→広告リンクに流される→ダラダラはちょっと減った気がする。 ・無理かなーと思った点 仕事以外でのスマホ利用は1日2時間くらいが望ましいらしい。2Hは短すぎないか!?なんでもアプリ化してるので、かなり厳しい~というかどっぷり浸かり過ぎて絶望的。電子書籍がよろしくないのもショック。 <総評> そもそも脳はサバンナにいたころから変化していない、という切り口で当時の長所が現代の短所になってることが説明されてて分かりやすかった。あと万人にヒットさせたいならやっぱ本能に訴える造りになるんだなーということで改めてアメリカ企業凄いなーと。あとあと運動が好きなわけじゃないんだけどこの本読むと一生運動止められないじゃん!ということで、スマホライフにどっぷり浸かったまま、渋々体動かすのも精進します…(しかし手本の動画をスマホで見ながらストレッチするのとかもアウトなんじゃ)。
1投稿日: 2023.09.07
powered by ブクログ脳は今もなおサバンナにいる。 人間の脳は狩猟採集時代に適応したままであり、そのためかデジタル化が進んだ現代において精神的な不調を感じる人が急増している。 さらにこれはSNS等でスマホを長時間利用している人ほど多い傾向にある。 加えてスマホは依存しやすくなるように作られているため、利用を我慢するのも難しい。 それでは我々はどう過ごせばよいのか?本書に書かれた対応策は、とにかく運動すること。 以上のようなスマホのもたらす影響を脳科学の観点から書いた名著であり、 スマホやネットに依存しているなと感じる人にはぜひ読んで欲しい。 人間の脳は狩猟採集時代に適応して進化したままであり、現代環境には合っていない面が多い。 脳は人類史の99%以上を占める狩猟採集時代に適応して進化したままであり、今でもサバンナで生き抜くことに重点を置いているという。 例えば、ちょっとしたことでも不安を感じるのは、生き残るために身についた能力だという。 以前はしげみを掻き分ける音が聞こえたら、それが蛇や大型獣等の自分に害ある物だと予測して逃げ出せるにできないとと生き残れないからだ。 ただ、サバンナではこの不安はほんの一瞬しか続かない。その一瞬で生死が決まってしまう。 対して現代はどうか?仕事でミスをしたら何日もそのことで頭が一杯になったり、テスト勉強では結果がでるまで不安な日が続くだろう。 今では長期間不安を感じたままであるのが当たり前となっている。 常にストレスを感じると、脳は自分の周りは危険だらけ=危険な場所には行かないようにこの場を動くなと判断する。 これがうつ病等で身体が身動きできない理由らしい。つまり、うつ病になる人というのは、生きるための能力が高い人なのだ。 こうした不安はSNSなどで他人と自分を比較して劣等感を感じる人ほど顕著に現れている。 今では現実世界ではまず関わらないであろう相手のことをネットを介して知ることができる。 例えばフェイスブックは約30億人が利用している。つまり世界人口1/4以上がお互いを知ることができる。 するとどうなるか。見た目の良い人やお金持ち、成功者などの日常生活では合わない雲の上の人物のことも知ることになる。 そんな相手と比較して、自分は不細工な人間、駄目な人間だと感じることになるのだ。 また、SNSは本来はネットを通じてコミュニケーションを取る想定の場所であるが、実は他の人の近況を見るだけの人の方が多く、 実際に相手と積極的に連絡を交わしている割合は9%しかいないらしい。 このように一方的に優雅な生活をしている人を見る人ほど、それと比較した自分に劣等感を抱き不安を感じる人が多くなっている。 だが、スマホはサバンナ時代の脳の仕組みに基づいて長時間使用するように作られている。 スマホを使うことで悪影響があるなら使わなければ良いと思うかもしれないが、世界の天才たちがそれを妨げるように各コンテンツを作っている。 スマホの通知が来ると、それがSNSの自分の投稿に対するいいねかもしれない、誰か友人からのお誘いかもしれない。 通知がなくても、Amazonを見れば何か良い商品が安売りしているかもしれない、何か新しいニュースが出ているかもしれない。 そういった期待感を煽ることでスマホを長時間眺めるようにしている。そして眺める時間が長いほど広告費で各社は儲けられる。 これも人間の脳は期待すると、それを実現するために行動する脳の仕組みを利用している。 毎日の食料にも困っていた狩猟採集時代では、どうせ駄目だろうと何もしないより、あそこに言えば食べ物があるかもと期待を行動に移す方が生存に有利だったからだ。 そして、そのような根本的な欲求に抗うのは難しいのだ。 スマホ依存への対策としてはとにかく運動しろ。 脳の働きとして期待感を煽るスマホに抵抗するのは難しい。しかし、サバンナ時代ではそれ以上に脳を使っていた状況がある。 それが運動しているときだ。 狩るか狩られるかの時代では、とにかく運動量が生死を分ける一番のポイントであった。 そのため、脳も如何に身体の運動能力を発揮できるかに重点を置いているとのことである。 スウェーデンで行った実験では、学校の授業の前に数分間運動をしたと所、学生たちの集中力が高まり、ストレスは減少したとのデータがある。 運動することで、脳が、今が狩りが成功するかどうかの瀬戸際と判断して集中力が増すのだ。 ストレスに関しては、身体のコンディションが良いほど外的から逃げる余裕が生まれるため、緩和されるのだそうだ。 以上のように、脳科学の面から見てスマホによる影響とそれに対応する策が書かれている。 また実際に行った実験結果も踏まえて説明されているため非常に説得力があり、読んでて納得してしまう場面が多かった。 ただ、文章の途中で定期的にコラムが入るため、読みづらい部分もあった。そこは章末などにまとめて記載して欲しかった部分もある。 しかし、内容としては申し分ないため、日頃から自分はスマホやネットに依存しているなと思っている人は一度手にとって読んでみて欲しい。
7投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログ現代人が読むべき本の一つだと思います。 高度な時代に生きているが故に、自分の脳もインターネットなどに適したモノとなっているという大きな勘違いをしていたのだと気付かされました。 まだ読んでいない人にはとにかく読んでみてと言いたい!
16投稿日: 2023.08.27
powered by ブクログなるほどわかりやすくて実践的。つーか著者イケメンだな…。 ・スマホが次々とドーパミンを出すような刺激をくれるから中毒になるのは当然 ・スマホを「(近くにあるのに)無視する」のもストレス ・集中力を削がれるのも当然 ・脳は進化してないのでスマホがくれる刺激でうつっぽく(不安に)なるのも当然 といったところで、大変勉強になりました。 少し遠ざけよう、と素直に思うことができたので積極くささのない良い本ですね。さすが精神科医!
0投稿日: 2023.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スウェーデン・ストックホルム出身の精神科医が書いた本。衝撃的なタイトルでベストセラーらしいが、本の中にいろいろな研究結果やデータが出てくるんだけど、エビデンス資料や参考文献の記載がないため(アメリカの場合ここが何ページにもわたっている。)、「と思われる。」とか「多くの場合」、みたいな記載が多く、主観的な記述もあるように思われた。言いたいことは大体わかるし知っていた。恐るべき真実、ではない。
0投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スマホの使い方について考えさせられる一冊。 スマホが普及し、SNSが流行したことによって自分の生活と他人の生活を比較し、嫉妬や落胆をしてしまう。その結果、うつ病にかかる人もいる。 また、スマホが発するブルーライトによって睡眠の質が下がり、健康被害ももたらしている。 私自身、スマホのスクリーンタイムの平均が1日6時間を超えていたため、スマホの使い方を改めなくてはならないと実感しました。 まずは何にどのくらいの時間を費やしているのかを把握し、その時間を削る方法やスマホに意識が向かない工夫を自分なりに考えようと思いました。 そして、スマホばっかりいじってるのではなく、適度な運動も心がけていこうと思いました。
1投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログ寝る前のスマホ禁止! 筋トレしてよく寝る! これに尽きるのかなと。 気分が落ち込むことは自然なことなので、あまり気にしないようにする。 そんな時は運動&睡眠で解決できる。 意味の無いスマホを触る時間をやめる。 好きなものを見る時はOK SNSには注意する
1投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログ以前から気になっていた本 仕事の集中力が出なかったのはスマホのせいだったのかもしれない。スマホ、特にSNSの依存性は強い。仕事中は別室に置いておく。
2投稿日: 2023.08.16
powered by ブクログスマホの使い過ぎに注意という文脈でよく出てくる『スマホ脳』。ようやく手に取った。スマホというよりもSNSによる注意の散漫化についての警鐘がこの本の主眼だ。人間は進化の過程で新しいことに対する期待による報酬としてドーパミンを脳内で放出するようになった。SNSは、このドーパミンの刺激を絶えず与えるようになったことで、知らず依存性を生み、それは重要な注意が分散することによる学習障害や睡眠障害につながるというのが著者の主張だ。実験では、スマホを実際に見なくても、スマホが近くにありアクセスが可能な状態にあるだけで、それは人間の注意力を削いでしまうのだそうが。そして、この状態が長期に渡って継続することで、習慣化や脳内の神経組成にも中長期的影響を与えることになるかもしれないと警鐘を鳴らす。確かにその昔、テレビの見過ぎでバカになると言っていた以上に、その影響はより確実なものでかつ大きいのかもしれないとは思う。 確かに、この本には明示的ではないが、YouTube、特にショート動画まで含めて、スマホのアプリに強い常習性・依存性があることは間違いないだろう。自分でもついつい何気なくスマホに手を伸ばして、アプリを開けてみることが当然の所作になっている。スマホの常習性については、ネットゲームやギャンブルにも似ているが、スマホがより簡易に、より後ろめたさがなく、人間の注意力を引き付けていることは間違いないだろう。それでは、スマホをなくしてしまうのが解かというともちろんそうではないのもまた間違いない。注意を持っていかれるものだということと、その影響の自覚が重要だということだろう。 原題は、『skärmhjärnan』で、日本語にすると「画面脳」ということ。英題は『Insta-Brain』。おそらくは、Instagramを意識してのことだろう。BrainとGramは若干韻を踏んでいるのだろうか。いずれにしても『~脳』というのがタイトルのキーになっていて、注意を惹き付ける要素になっている。書いてあることは、そこまで新規性があったりセンセーショナルなものではないのだけれど、タイトル勝ちのところがあるのでは。
10投稿日: 2023.08.12
powered by ブクログ借りた本。 デジタルデトックス必要。 運動はいいんだな。 いいね!は脳をハッキング。 一生て知り合える人は150人 ダンパー数 狩猟採取民族も150人集団。 デジタルな嫉妬、女子に自信を失わせるインスタ。 孤独や鬱を引き起こす。 うまく共存する必要性。
12投稿日: 2023.08.05
powered by ブクログ子育て世代のパパママには、1度読んで貰いたい内容である。 どこへ行ってもずっとスマホを見ている子供がおおい。動物園でも、飲食店でも、ショッピングモールでも。 時代の流れの中で仕方の無い部分もあると思うが、考えるきっかけにはなると思う。
1投稿日: 2023.08.02
powered by ブクログ高校の合格祝いで念願のスマホを手に入れてから、自分の生活が変わったなぁと感じていた。いい意味でも、悪い意味でも。受験期入って勉強しなきゃと思うけど、気づいたらスマホに手が伸びていた。周りに追い抜かれる成績から逃げるようにSNSに熱中していって、結局志望した大学には入れなかった。もちろん、それだけが不合格の理由ではないが、自分で制御できないほどのスマホ依存が大きな理由、だとは思う。 人間がスマホに依存しやすいのには原因がある、それを客観的に理解できたのは本当に良かった。その中でも依存しやすい傾向にある人や弊害に、私はことごとく当てはまって、ハッと一人で息を呑んでいた。 気になる人のツイートが見られるし〜とか、便利な役立つ知識を知れるし〜とか、何かと理由をつけて時間を溶かしてきたが、流石にこの本を読んだあとには、以前のようなスマホの使い方は怖いな、と思う。変えていかなきゃ、とも思う。 また惰性でスマホに手が伸びることが続いたら、この本を読み直したい。
1投稿日: 2023.08.01
powered by ブクログいまさらながら読む。デジタルと健康の関係に関する話はよくあるけど、原始時代まで遡って現代と比較するのは初めて読んだ。せいぜい産業革命くらいの人間と比較するイメージ。始まりの話が壮大で面白かった。 昔は大形動物とか人間とか、見えるものと戦っていたけど、現代は情報や感情と戦っている。見えないからこそスッと心に染み込んできてしまうものだから、対策が難しそう。 体つきは到底原始時代の人たちに及ばないけど、行動原理としてはこの時代から変わっていないことに驚いた。そりゃあ、スマホやインターネットととの付き合い方は分からないよね。新しすぎてまだ戦い方や向き合い方が分からないんだな、人類。 運動野生活習慣の改善が大事!というのはたくさん言われていることだけれど、この本を読んで1番納得できた気がする。すでに依存しすぎて、治せないものと思っている!
1投稿日: 2023.07.31
powered by ブクログ急にテクノロジーは進化したけど 人間はそのスピードと同じには全く進化していなくて、さまざまな問題が起こっている。 暇さえあればスマホをなんとなくいじってしまう時間を減らそうと思った。
0投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ時代は進んでいるのに対し、我々の脳は全く環境に適応できていない。研究などにより、その真実を知ってもなおスマホというのはなかなかに手放しにくく、皮肉なことにこの作品を知ったきっかけも、またスマホでした。 デジタル化が進んだ社会で、インターネットははやり欠かせないが、最低限の利用だけに抑え、アナログな遊びや趣味を見つけるのも、またいいのではないか、インターネットとの向き合い方を見直す機会になり、おすすめの一冊です。
0投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ人はなぜうつになるのか。歴史を遡った見解にその背景がよく分かった。また、スマホが脳に与える影響も歴史的な背景が絡んでおり、納得のいく話だった。 全く使わないわけにもいかないので、折り合いをつけながら、またいろんな人と意見交換しながらスマホと向き合っていこうと思った。
0投稿日: 2023.07.28
powered by ブクログスマホを頻繁に触ってしまう理由が生物学的に説明されていてよく分かった。操られないように触る時間を制限したい。
0投稿日: 2023.07.28
powered by ブクログスマホが集中力を削ぐことは実感として良く理解できる。日頃から意識的にスマホを手元から離す時間を作らないと、生産性の低い長時間労働をするハメになりかねないし、不眠に悩まされ続ける毎日を送ることになる。有酸素運動とセットで、行動あるのみ。豊かで実りある人生の実現のために
0投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログ驚愕の内容だった まず人の脳がどういうものかをしっかりと説明してくれているので、スマホを受け入れてしまう脳、気にしてしまう脳の構造をより理解することができた 人間の生きてきた99.9%の時代のストレスと現代のストレスは全く違う、あらゆる対抗策(闘争か逃走か)は99.9%の時代をもとに作られているので、逆にいろんな弊害が出ている 心配が尽きない事、うつ病になる事、注意散漫である事、食べ過ぎる事など そういう人間の脳を知り尽くした人たちが作っているスマホ 依存せずにはいられなくなるように作ってあるらしい 作った本人が後悔するような代物を作り上げてしまったということ 子どもには触らせたくないけど、学校でタブレットが配られ、世界中でがんじがらめにされているように思う、悲しいけど 個々で抗って行くしかないんだと思う 対抗策として運動が挙げられていた なるほど、引きこもらずに、ある程度体は動かすようにしたい 群れから外れる事は死を意味する コロナ禍の同調圧力やマスクを外せないのも、こういう心理状態なんだろうなと思う スマホに限らず あらゆる人間の弱さや、現代の闇?の部分は 脳の働きによるもので、そこをうまくついて作られているものが、世の中にはたくさんあることを知りました 勉強になりました ただひとつ 99.9%の時代は10〜15%、他人から殺された(けっこう何回も書いてある)ので他人を警戒するとか、何しようとしてるか確認するなど、脳に刻み込まれていると書いてあるけど 日本の縄文時代は長く続いたけど、当時人が人を殺した形跡はないという本を読んだことがあるので、そこだけは納得できないなーと 欧米はそうなのかもしれないけど
0投稿日: 2023.07.22
powered by ブクログ何度も読み返す必要がありそう。。。 スマホはストレスの要因、メンタルヘルスの要因なのだ!と認識!笑 自分のスマホ依存を治そう!と決意できたきっかけにもなったので、この本を買ってよかった!ありがとう。BOOK・OFF\(^o^)/笑 これからも、インターネットやスマホと上手く付き合っていって、運動と睡眠とリアルでの他者との関わりを重要視していきたい!
2投稿日: 2023.07.18
powered by ブクログメモ ・1日1時間以上は子供にスクリーンを与えない ・スマホは脳に報酬を与えている。脳が他に集中するよりも、報酬が無いことを無視するのに、貴重な処理能力を費やしてしまっているため、学びや集中力が落ちてしまう。
0投稿日: 2023.07.16
powered by ブクログ狩猟時代からここ数年でスマホ文化になって、人間が対応しきれてないよね。という話。 根拠もしっかりしていて分かりやすかった。 紙で買ってよかった1冊
1投稿日: 2023.07.11
powered by ブクログ自分はスマホを買ったのは2011年だった。 スマホは生活を激変させた。このスマホによって人間の脳に出た影響というのが10年ほど経ってどんどん明らかになってきたという。 ・人間の本能は闘争か逃走だった。本来のストレスはそのどちらかでしか無いが、様々なツールが発展していきストレスが膨大になっていったという。 ・人間はそもそもマルチタスクができない。スマホで別のものを見ながらの作業は本来不可能で、スマホを見ている期間は他の作業が中断されているだけである。 ・チャットをチェックすると、その都度切り替えの時間が必要になるため、数時間に1回など決まりを作る。 ・SNSで、①画面を下に引いて話す、②クルクルと回るアイコンが表示される、③新しい情報が出る。これだけで脳はドーパミンを出す。そしてもっともっとと求めてくる。②はその効果を知っているSNS開発者の人がわかっていて仕組んだ機能であるというのが衝撃的だった。言われてみれば確かにそうで、自分はこの機能に何年も踊らされていた。 「スマホは脳に悪い」というのは他の書籍でも多く言われている事なので知ってはいた。この本では人間に本来備わっている脳の仕組みとスマホの関係がわかりやすく解説してくれているおかげで、より一層スマホへの依存の恐怖を理解できた。 スマホを使用している全員に読んでみて欲しいと感じた1冊だった。
0投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログスマホはドラッグと同等の働きをする。スマホを感じるだけで集中力は減っていく。しかし、人類はスマホを辞められないのである。
0投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間の脳の進化のスピードよりも、はるかに早いデジタル機器の進化。まだ脳が適応できないまま振り回されていることに気がつきました。 確かに、スマホでネットブラウズやSNS、動画など見ているとあっという間に一日が過ぎてしまい、やろうと思っていたことが出来なかった日が多かったです。スマホの情報量、ブルーライトで脳は疲労困憊。最近の精神の不安定さは脳疲労から来てると思いました。 この本を読んでから、意識してスマホとは距離を置いたら、心に余裕を持って家事などに取り組めるようになりました。 これからも、運動と併せて習慣にしていきたいです!
1投稿日: 2023.07.06
powered by ブクログ要約: 私たちは今デジタルの世界に生きている。ただデジタル世界はここたった20年間の話で、人間が生まれたと言われる約20万年から今までの、長い間に渡ってメカニズム化されてきた脳のことがまるで分かっていない。だから極端に生き方が変わったデジタル社会に、悩まされる人が多いのだ。 今でも我々は狩猟採集民の脳を持っている。あの時はそこら中に危険があったので、脳は気を散らせ、自分の身に危険が迫ったときはストレスシステムのHPA系を作動させ、「逃げるか闘うか」を考えさせた。それが今の時代、生きるか死ぬかに直結しないにも関わらず、脳はその判断ができない。だからテスト勉強をするしないも「闘争か逃走か」レベルで考えてしまう。最終的に、その不安(ストレス)がずっと続くと、脳はまわりに危険がたくさんあると判断し、家から出るなと身体に命じる、そして人は閉じこもり、鬱になる。 また、昔の人はひとりで生きれなかったため、誰が誰に恨みを抱いているか、誰に気を付けた方がいいかといった情報は、食べ物がどこにあるかと同じぐらい重要だった。そうして、脳は悪い噂(ゴシップ)がとりわけ好むように進化してきた。 そういった脳のメカニズムを利用して、スマホは人間の脳をハッキングしている。新しい場所で食料が見つかって喜んだ狩猟採集民と同じように、SNSで「新しいこと」を見つけようとし、「期待」を膨らませながらスクロールする。また、自然界に「必ず」はないように、昔は同じ木に実がなるかは分からなかった。そうして人間には「不確か」に偏愛を持つようになった。だから「大事かも」しれないと思って不必要にSNSや会社のメールをチェックする。ほとんどの場合、大した連絡も来ていないのに、来ていた時に「見てよかった」と思えるために。そうやってギャンブル依存症も増える。 さらに優位な立場にあることで人はセロトニン(心の安定を促す)が出るのだが、他人と比較することを強要するSNSでセロトニンが減って鬱になる人もいる。 いま人間に必要なのは集中力だ。しかし、脳は常に気を散らせようと働かせ、さらにスマホの通知はそれを加速させる。 スマホは脳をハッキングしているだけで、スマホが人を直に鬱や知能低下に繋げているわけではない。スマホを長時間使うことで「時間が奪われて」、睡眠不足(ブルーライトは太陽と同様に人を起こさせる!)、座りっぱなし、社会的な孤立を引き起こすことが原因であると著者は考える。 結論: 人間はすぐにストレスを感じ、気が散り、同時に複数の作業進めるのが苦手だから、ストレスを軽減させるため、睡眠、運動、社交的な付き合いが必要(共感力は人と直接会い、その人の顔の表情や仕草で高められるから)。 感想: とてもわかりやすくて、結論がしっかりしている。私もスマホとの付き合い方をもっとwin-winにできるようにしていこうと思った。
3投稿日: 2023.07.01
powered by ブクログ最近増えるスマホ依存について、また心の不調について、例も交えながら分かりやすく説明している。 憶測や当人の意見だけでなく、様々な研究結果も引用して執筆されているため、それこそスマホにおけるSNSの「自分はこう思う」といった類の意見より、客観的で信憑性のある内容と感じる。
2投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログデジタル・デトックスのために、定期的に読み見返したくなる良書。 長い時間をかけて進化してきた人類の脳は、スマホに代表されるデジタルの世界に適応しきれていない。様々な論文を読み解きながら、デジタルの弊害をこれでもかと見せつけれくれる。
1投稿日: 2023.06.21
powered by ブクログポップな題名とは裏腹にハードな内容。いまや生活必需品として手放せないスマホだが、そのスマホに脳レベルで依存する仕組みや怖さに警報を鳴らす。単に便利だからという理由ではなく原始的な脳の構造やドーパミンレベルで縛られているというのが恐ろしい。漫画やゲーム、インターネット、それこそ大昔は小説でさえ、毎回新しいコンテンツが登場するたびに「思考力や記憶力が劣化」という指摘は出る。本書もその類かと思いきや今回はやや勝手が違うようだ。スマホを使わない選択肢はなかなか選べないが、定期的なデジタルデトックスや子どもへの利用制限は真剣に考える必要があるのかもしれない。
0投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログ「〜だろう」とか「〜のようだ」が多い。 研究や調査の出どころを知りたかった。 スマホ依存は恐ろしいのは分かるが、全てを鵜呑みにするんじゃなく、そんな考えもあるんだなと参考程度にしたほうがいい。
0投稿日: 2023.06.15
powered by ブクログこれは紙で持っていたい! 研究結果を根拠としている為信ぴょう性が高い、納得感がある。 要するに、スマホは依存しちゃうから、あまり触れないようにして皆運動しようね、という内容かな。自分は脳科学とかそういうのが好きだなーと再認識した本。
0投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログ現代社会を生きる上で必読書だと思う。 我々の体は太古の環境での生存率を上げるように発達しており、現代ではその特徴と環境が噛み合っていない。正確に言うと、不要になったが機能し続ける特徴は、企業がお金を稼ぐために利用され続けており、その最たる例がスマホだと理解した。使いすぎにより、時間、集中力、知能を奪われてメンタルにも不調を来たすのは経験的にも腑に落ちるし、依存症と言って差し支えない状態に多くの人がなっているのは、電車の中で周りを見渡せば直感的に理解できると思う。 うまく使えば、多くの利益をもたらすものである一方で、注意しないとスマホに使われて不幸になる。これは、スマホを持つ前に必須で知っておいた方がよいレベルの知識だと思う。私は自身に寝室へのスマホ持ち込みを禁止して、大分生活の満足度が改善した。 、、とここまで書いておきながら、この書評もスマホで打っており、結局、完全に手放すことは難しいが、意志の力に頼らず、一定時間以上、何か強制的にスマホと距離を置く仕組みは、全ての人が導入しても良いと思う。
0投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログスマホが脳に与える影響について書かれた本だった。スマホ中毒者は、睡眠不足や鬱になりやすく、集中力の欠如や学力の低下につながりやすいということが分かった。そのため、デジタルデトックスを推奨しており、スマホを使わない時間を決めることや、何でもいいので運動をすることを勧められていた。 読み終わる頃には、スマホの印象がガラッと変わり、便利な媒体というより、中毒性のあるドラッグに近いと感じた。 教育の面からしても、子供にスマホを与えるのを躊躇うことを考えさせられる内容だったため、スマホの危険性についても考えたいと思った。
1投稿日: 2023.06.06
powered by ブクログ読み終わってから、すぐに! ・スマホを見えないところに移動させた ・スクリーンタイムを設定した それくらいインパクトのある本だった。
0投稿日: 2023.06.05
powered by ブクログ脳本来のもつ機能がスマホによってどのような影響を受けているかを様々な研究結果をもとに提示してくれている一冊。 筆者が精神科医ということもあって、若い人に多いうつ病といった精神的な不安とスマホの関連についてとくに熱が入っているように感じた。 読んでいる最中にもスマホが気になってしまって、自分も集中力が足りないなと実感…運動しようと思いました笑
3投稿日: 2023.06.04
powered by ブクログデジタル化社会がますます発展し、スマホを持ち歩くことが当たり前になった世の中で便利な世の中になったのは間違いない。その一方で、いつでもどこでも情報を得ることが"できてしまう"世の中にもなってしまった。 それがストレスとなって人間に悪影響を及ぼしていることを述べている書籍。スマホをポケットに入れておくだけで、そばに置いたまま寝るだけで脳がストレスを感じている世の中にもなってしまった。 具体的にどのような影響を及ぼしているのか、また、それに対する予防策(主に運動)が述べられている。 今後の更なるデジタル社会の発展についていきながらも、上手く付き合う方法を今のうちに身につけておきたい。
1投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログ毎日のスクリーンタイムが4時間を超えてて、身体にどれだけよくないのか、というのを調べたく読みました。スマホは使いすぎると精神も蝕むこと、そしてそれは人間がここまで生きながらえるために情報というのに過敏に反応するように遺伝子レベルでインプットされてること、などがデータを用いて説明されてて勉強になりました。読んで良かったです。1週間に2時間ほど運動するだけで、この依存がいい方向に行くとのことなので、やっていきたいです。
3投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログ話題になっていたので読みたかったもの。 読んで良かった!!筆者の語り口がとても読みやすい。根拠づけの実験の説明も簡潔で分かりやすかった。 大学の講義中、多くの学生が手元にスマホを置いている。見ているのではない、置いている。そうじゃないと落ち着かないのかもしれない。(もちろんスマホしている人もいる) スマホ依存は人間のせいではない。なぜなら生き延びる為に進化した結果なのだから。そしてスマホやSNSの誘惑は恐ろしいほどに巧みなのだと知った。スマホに限らず、新しい技術に脳をハッキングさせてはいけないなと思った。ならば人間が意識的に対応しなければならない。 電車で画面に夢中になっている子供たちを多く見るようになった。もし自分に子供ができたらどうすればいいだろうと考えてしまう。ゲーム機を与えず、スマホに制限もかけてくれた両親に今は感謝できる。スマホを自由に使えるようになった今も、電車では極力スマホを使わないようにしている。子供は思っているよりずっと大人を見ているのだ。私がそうだったように。(電車内でほとんどの人がスマホを見ているのが好きじゃなかった)
1投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログはぁスマホが原因だったのかと改めて反省と希望を感じた。睡眠、運動、他者との関わり、鬱になったのは自分のせいじゃない、不安は自然なこと、など、今の自分に全部必要なことが載ってたよ。よーし、デジタルデトックスしよー!
0投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログ仮説がかなり書いてあった 逆に振るようなその書きぶりが好きだった 人という動物をもう一度考えるきっかけになった
0投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログ私はスマホ依存症だった。とつくづく思いました。 スマホに乗っ取られてた生活をしてました。 明日からの生活を改めよう!運動しよう!YouTubeはやめて好きな読書を再開しよう。と思わせてくれた本でした。
0投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログ読みやすくてスマホの使い方を考えるきっかけになった。 読んで変えた生活習慣 ↓ ・腕時計を使うようにした。時間を確認するついでにSNSなどチェックしないように。 ・寝室にスマホ持ち込むのをやめた。睡眠を充実させるために。 生活になくてはならないスマホ。だけどスマホに生活や自分自身を乗っ取られたくはない。自分の頭で考える力や集中力を失いたくない。 タバコのように、スマホを買うときにその弊害まで表記される事態にならないように主体的に使うクセをつけたい。
0投稿日: 2023.05.26
powered by ブクログ"私たちの脳はスマホにハッキングされている‼︎" パソコンやスマホのない子供時代を過ごしてきた自分でさえも完全にスマホ依存になっている自覚がある。着信音が聞こえればチェックしないではいられないし、自分の今の興味にピッタリ合った広告には戦略とわかっていても心惹かれてしまう。 もうこれはある程度は仕方がないことだから、時々こういう本を読んでメリットとデメリットをよく理解した上で付き合っていかなくてはと思う。 とりあえず出来るところから… スマホよりやりたいこと楽しいことを探そう!
3投稿日: 2023.05.26
powered by ブクログ内容に興味があって2日で読めました!自分は大人になってからスマホの時代となりましたが、SNSの反応が気になったことがあって、しんどいとまでは言わないけど、何してんだろ…と思ったことはありました。それが人間の脳の癖とSNSの相性の悪さの影響だったとは。。。 学生時代にスマホが無くて良かったと思いつつ、いつか子どもが産まれてスマホを持たせることを考えると怖いなと思いました。 外国の方の本なので、日本語と文章の順番が違うのか、少し読みにくかったです。読書慣れしてないわたしの力不足とは思いますが。。。
0投稿日: 2023.05.24
powered by ブクログ人間の脳はデジタルの進化についていけていない。 生存のためにネガティブな感情が優先される。 ストレスがかかっている状態=「闘争か逃走か」 目の前の問題を優先して、睡眠や消化、繁殖行為、長期記憶の保存など生きるために必要なことが後回しにされる。 ストレスに多めに反応することにより危機から生き延びてきた。今の時代は長期的なストレスが多く、そのストレスから身を守るためにうつになりやすい。 スマホはドーパミンが出やすいように作られている 新しい情報が得られるかもしれない期待でドーパミンが出る。 それに慣れてしまうと報酬がすぐに得られない努力が出来なくなる IT企業トップはスマホやタブレットを子供に使わせない マルチタスクは生産性が落ちる。 スマホが近くにあるだけで、スマホを見ないようにするために脳のエネルギーを使うので集中力が落ちる。 視界に無くてもダメ。別の部屋に置く必要がある。 長期記憶のためには記憶したいことに注意を向ける必要がある。スマホやメールで気が散った状態だと記憶に残り辛い。 保存されている情報はいつでも見返せるので記憶に残りにくい。 スマホの極端な使用によりストレスと不安が引き起こされる 睡眠時間が短くなる ブルーライトにより脳が昼間だと勘違いしてメラトニン分泌が止まる 寝室にスマホを持ち込まない SNSで他人と自分を比較することにより幸福度が下がる 運動することにより集中力や睡眠が改善する 少しの運動でも効果あり。ランニングでも筋トレでも散歩でもなんでもいい。 運動により身体のコンディションが良くなるとストレスに過剰反応しなくなる。小さなストレスが脅威と感じなくなるため。 週に2時間、45分を3回、できれば心拍数が上がる運動がいい。 スマホなどのデジタル機器の長時間使用の研究はまだ途中。 影響がはっきりするまでは過剰な使用はしない様に適度に距離を置く方が良い。
0投稿日: 2023.05.24
powered by ブクログ読んでいる最中、ある映像を思い出していた。 歩きスマホをする人達が、眼前の落し穴に気付かず次々と落ちていく。しかも彼らは落ちている間もスマホを手離さない。 その不気味な映像はSNSで流れてきて知ったものだが、頭の片隅に追いやられてまでそれはしつこく記憶に焼き付いていた。 スウェーデンの精神科医がスマホによる悪影響について掘り下げたこちらの話題書。 でもまさか、原始時代まで掘り下げているとは思いもしなかった。しかも現代社会に適応するほど我々は進化していない、サバンナで生活していた頃と変わらないというのだ。 例えば人間の行動の原動力を発動させるドーパミン。何かを得られるかもしれないという期待さえあれば人間は行動へと駆り立てられる。その不確かな何かとは「たまにしか実らない木」や「スロットマシーン」、そして「スマホの着信音の正体」。 体内のメカニズムやそれによって引き起こされる行動原理に太古から変化はないものの、四六時中手元にあれば心と身体が落ち着いていられなくなるのも無理はない。(実際熱心にスマホを使う人ほど鬱症状やストレスの問題を抱えている率が高いという) 巻末には「デジタル時代のアドバイス」と銘打って、スマホと上手く付き合っていくための秘訣がまとめられている。 中でも自分の心に深く留まったのは、「よい手本になろう」というものだ。「子供は大人がしているようにする。大人に”しなさい”と言われたようにではなく」。 ある時電車内で、幼い兄妹がスマホの取り合いをしているのに出くわした。乱闘の末、独占した兄の目は完全にスクリーンに釘付け。スマホに操られているかのように目が死んでいた。(妹は再起を図ろうと臨戦体勢に入っていた) その時「自分もいじっている時あんな目をしているのか?」と心がざわつき、以来(ささやかながらだが)電車内ではスマホをいじらずに紙の本で読書をするよう心がけている。 電車内の風景はスマホ一色ではないことを子供に認識してもらえたら…というのは驕りかなと不安でいたが、「よい手本に」の項を読んで一気に方がついた。 スマホ依存症の研究が追いついていないというのもなかなかにショッキングである。 研究結果が発表されるまで通常4−5年はかかると言われており、本書刊行当時で考えると2013-14年頃に計画が始まったものだと考えられる。 ここのところ時代の進み方が急速で、色々と予想がつかない。大人ですら精一杯なのに子供となれば忽ち飲み込まれてしまう…。 冒頭の映像には続きがある。落とし穴の中央には実は橋が掛けられており、その先には”No Phone Zone”という看板が立った花畑で読書をする男性の姿が。 著者もデジタルデトックスの時間を設けることを何度も推奨している。単純だけど研究が追いついていない今はそれしかないのだろう。自分は「デジタル時代のアドバイス」を肝に銘じつつ、時折あの映像を脳内再生するとしよう。
66投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ最近スマホ中毒を自覚していたので読みました。 スマホを触るかわりにこの本を読んでいると、なんだか一日が充実していたと感じます。 睡眠、運動、健康な食事と脱スマホ! 健康で賢い大人になりたいです。
3投稿日: 2023.05.20
powered by ブクログおすすめな人 • スマホが人間にどのように影響するのか、その詳細を知りたい人 • スマホの情報に触れるべきか、情報を遮断すべきか、どちらが良いか迷っている方 • スマホの普及でうつ病が増えた理由を知りたい方 • スマホに依存している方 感想 私はこの本を読んだあと、スマホの中のSNSのアプリを消して、使用時間も意識するようになりました。 この本を読むまで、SNSを使用して周りとコミュニケーションを取ったり、最新の情報に触れる方が、 自分にとってメリットがあるのではないかと考えていましたが、 あまり必要でないと分かり、頭がスッキリしました。 SNSを運営する企業が、いかにして人間の本能的な反応を利用しているか、具体的に書かれていて、 とても説得力がありました。 もちろん、スマホやSNSの良い面も沢山ありますが、 悪い面を認識して、それらとの向き合い方を考える良い機会になりました。 難しい表現も一切なく、学生さんでも十分理解できる内容だと感じました。
2投稿日: 2023.05.19
powered by ブクログやっと読めた! 分かってはいたけれど、やっぱりスマホをなるべく離そう!と思わされた。 新書のはずなのにとても読みやすい。なんなら中学生でも読めるのでは。 専門要素をなるべく省いて簡潔にして、素人でもスムーズに理解できるような展開になっていてありがたい。最初のドット10,000個のくだりから既に納得だった… たまに読み直して身を正します。
0投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログ自分をふりかえる良い機会になった 別に開くつもりなくても気づけばインスタやTwitter開いてしまってるし何かあればすぐスマホだし自分もしっかり依存してるなあって スマホはドーパミンを放出させるっていうのなるほどなあと思った 上手く付き合っていけるようになりたい
2投稿日: 2023.05.08
powered by ブクログ【一言感想】 今の時代に必要な集中力がごっそり奪われている件 今の時代に必要不可欠な存在となってしまった"スマホ"は便利な側面は多くあるが、便利さと引き換えに僕たちは物事に対する集中力をこの機会に提供しなければいけなくなってしまったと指摘する一冊 この本は徹頭徹尾スマホとの恐ろしさを指摘するだけでは無く、付き合い方に対しても教授してくれる 人間は知識欲の塊であり、スマホを使うと気軽に情報を得ることが出来るが、その情報は一方的な"受動的"であるため自分から得ようとする"能動的"ではないため、自分で考えるという行為を無くしてしまう 自分が生物として生きていくためには、少しずつ“受動的"な情報から逃げていく必要があるのではないかと考えさせられた一冊
2投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログなるほどね… 感覚としては分かっていることなんだけどね。 どうしたもんかね…、という感じです。 「自分は大丈夫だけど」と思ってしまう。 それも問題なのかな? 実際、今これはスマホを使って書いてるわけだし。 「運動というスマートな対抗策」 これは納得でした。運動にはそんな効果も! にしても、 ちょいちょい入ってくるコラムの場所が、 悪すぎる。これは構成のミスだと思う。 読みにくい。そこは残念。
1投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ「人間の脳はデジタル社会に適応していない」「脳はこの1万年変化していない。それが現実なのだ。生物学的に見るとあなたの脳はまだサバンナで暮らしている。」「マシュマロをすぐに1個もらうより2個もらうために15分待てる4歳児は基本的に数十年後に学歴が高くいい仕事に就いている。」など興味深い話が満載。
14投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログ問題は、スマホによる脳の報酬系のハッキング。サバンナの頃の状況から考えるといろいろ見えてくる。不安の警報が扁桃体それを修正するのが前頭葉か。
0投稿日: 2023.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった!! 自分を振り返って、スマホにどれだけ依存しているかを見るのが大切です。 運動が依存に対抗する手立てというのが原始的で面白いですよね。
0投稿日: 2023.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとなく、スマホを見てしまう、そして何時間も時間を浪費して自己嫌悪に陥る。おまけに、最近記憶力も集中力も落ちた気がする。そんななんとなくの不安を医学的なエビデンスをもって理論立てて説明してくれるので、納得感が高い。きちんと納得できるので、行動に移そうと思える。今日から私のスマホはグレースケールになりました。
0投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ外国の方が書いた本だと全然知らなくて「読みにくかったらどうしようか」と思いながら読み始めましたが、そんなに苦痛なく読むことができました。 内容は「スマホは色々とよく無いアイテムだろうな」という万人が思っていることを、ちゃんと裏付けてくれて、「あーやっぱりね」と思わせてくれる内容だったが、 「時すでに遅しだなぁ」 と、読んだ人はみんな思うに違いない。 スマホから離れるなんて、到底できることじゃない。じゃあ、付き合い方を考えれば…という話になるが、それが幼少期からスマホを使っていると「適切な使い方を考え実践できない」人間になっちゃうというのだから、もう、どうしようもない。 「スマホばっかり見て勉強しない」 と思う親は、読んで諦めを覚えるしかないかも。
1投稿日: 2023.04.22
powered by ブクログスマホがドーパミン放出に関係があること、それゆえ、強い意志がないと逃げられないこと、スマホが1日あたり数時間もの時間を奪っていること、スマホを見なくても存在を意識するだけで集中力が下がること、SNSでいいねをもらうためにスマホに使われていること、SNSで他人のキラキラした体験を見せられれば見せられるほど、自分が低ランクの人間だと感じ、不幸度が上がること、、などなど納得できることばかり。 読了60分
0投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログ「もう、こんな時間⁉︎」スマホを触っているとそう思うことが多々あるので、大いに反省… 読後、まずはスクリーンタイムを設定することから始めました。 特に小さなお子様がいらっしゃる方は、今後子どもにスマホとどのように向き合わせるのか…この本を参考によく考えてみてほしいです。
0投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログ読み易い本。スマホの影響は間違いなくある。便利になり、時間をかけずに物事に対処できる反面、実際にはエンタメコンテンツやコミュニケーションに、それ以上の時間を取られているばかりか、画面のブルーライトは良質な睡眠さえ奪うようだ。通知の細かさが集中力を奪い、検索や保存の利便性が記憶力を奪う。いつの間にかスマホが自尊心や社会関係の維持に果たす役割を肥大化させ、故に我々はスマホに依存せざるを得なくなる。 本を読む。理解を深める為に、周辺情報をスマホで検索する。そこまでなら、補完関係のある良いツールだ。だが、検索後、無関係なサイトから無関係なサーフィンを無意識に始めている、というのが実態。飽きさせないコンテンツが人を駄目にする、というのはあり得ない話ではなさそうだ。 デジタルデトックスが必要かも知れない。時に、スマホを通じた世界が煩わしい。虚実も不確かな他人の輝かしい経験を目にして、自らを落胆する必要などないはず。目の前、手の届く人間関係だけで、しっかり体温の伝わるやり取りができれば良いではないかと、時に思う。
9投稿日: 2023.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生存するため子孫を残すためドーパミンが出るのは本能。新しい情報を得ることは生存することに繋がる。スマホに依存するのは本能的に必然。ストレスや危険を感じてストレスのシステムが作動すると闘うか逃げるか選択しなければならない。その選択のためだけに脳内メモリ(集中力)が使われる。危険がいっぱい(ストレスフル)→落ち込む(危険な世界から逃げるため)。上の地位から落ちる(セロトニン減)→姿を消す(新しいボスの脅威にならないように)。
0投稿日: 2023.04.08
powered by ブクログ自分でもスマホを使い過ぎていると思っていたけど、改めてそれを思い知った。脳に影響があるから使い過ぎてしまうのね。スマホ以外のことをする時間を設けるのがいいとあったので、今後段階的に減らしていきたい。
0投稿日: 2023.04.07
powered by ブクログ2023.7th 少し前に流行った本です。ようやく読めました(^^) なぜ、人がスマホに夢中になるのかよく分かりました。生存のメカニズムと関係してたとは驚きです。巧妙に仕組まれたAppleの罠ですね!笑 著者からの提案はスマホを使いすぎると良くないよ!というありふれた内容ですが、本書は提案に至るまでの過程が面白いです!
0投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログ私たちの脳と、今の環境はマッチしていない部分が多分にある。 それを如何に後世に繋げるか、言い換えれば進化するか、が現代を生きる者としての使命ではないだろうか。
0投稿日: 2023.04.04
powered by ブクログそりゃそうだ、知ってる知ってる、でも出来なーい! とりあえず ・スマホの充電は別室 ベットに持ち込まない。 ・週2回運動する(5月くらいから?) これを始めてみようかなー スマホが脳に悪影響ってのはよく分かった ドーパミン量で依存気味になるのも理解した でもどの程度ドーパミンが出るの? スマホが脳に良い影響を与えるって論文はないのかなぁ??
1投稿日: 2023.04.03
powered by ブクログ・現代社会は脳からしたら異質な世界。 ・ストレスを感じたり鬱になるのは、人間が生存する上で必要があって身につけた機能だから ・スマホ、報酬中毒。適度な距離感を持つ、通知を切る。手元にあるだけで集中が逸れる。 ・ストレスは本来短期的なものだった。 ・運動は万病の薬。集中力、認知力、ストレス耐性 ーーーー これだけ物質的に恵まれた世界に生きる我々はなぜ不幸なのか(精神疾患者の増加) →そもそも、現代社会自体が脳にとって異質。人間は誕生からほぼ全ての時間を狩猟と採取に費やしてきた。私たちの脳は一年前の生活様式に最適化されている。 →睡眠不足、運動不足、他者との関わり "運よく高カロリーの珍しい果実を見つけたら、すかさず食べろ" 祖先はそんな衝動に突き動かされてきた →太古の時代に我々の生存に寄与した諸性質(甘いものをまたら飛びつけ!感染症の情報に敏感になれ!)は自らを死に追い詰めたり(マックで暴飲暴食)、企業の金儲けパックに使われる(SNS、ニュース) ストレスが溜まるとなぜ心拍数があがる? →脅威(例:ライオンがいる)への対応方法は逃走か闘争だったから、どちらも瞬時の反応が必要 →現代のストレスの特徴は? →→命に関わることはほとんどない →→瞬間的ではなく継続的 →だから現代人は無駄なストレスを長期にわたって抱える。 →ストレス(脅威)の回避においては睡眠や生殖、食事は後回しになる →ストレスが人間を不調にする原因 扁桃体→人間に備わった危険センサー。蛇や蜘蛛、インスタのいいね通知に反応 ★タバコや糖質性食品には当然反応しない。 "鬱になったのは自分のせいじゃない。ただ脳が、進化した通りに働いているだけ。その世界は、今いる世界とは全く違ったのだから" ドーパミンは何に集中するかを選択させる チャットの通知が届くとスマホを見たくなる理由。 満足感自体はドーパミンではなくエンドルフィンがもたらす。体内のモルヒネ 脳は「かもしれない」が大好き。 お金、食べ物、セックス、承認 動物実験→ドーパミンは何かを得られるまでの"過程"で一番発火する。→人間に行動の動機を与えるのが目的だから →スマホの通知。「もしかしたら...」 デジタルのメリーゴーラウンド "集中力こそが現代社会の貴重品" スマホをつけてなくても手元にあるだけで集中タスクのパフォーマンスはさがる。 パソコンのタイピングより手書き。 睡眠の効果 ・脳の老廃物除去 ・短期記憶の長期記憶化 "ストレスのシステムが「ストレスとは猛獣から走って逃げること」だった時代に形成されたもの" "よく身体を鍛えている人はストレスのシステムを急激に作動ささる必要もなく、脅威の対象から走って逃げることができた。体をパニックのギアに入れなくても良かったのだ。" ・あらゆる運動が知的処理速度の向上、ストレス耐性に寄与する ・目安は週2時間の運動、45分×3回
0投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログ読みたいと思ってたの、やっと読めた。 ドーパミンか…。パチンコの当たるかも!当たるかも?!っていうのと同じ感覚なの分かる…。
2投稿日: 2023.04.01
powered by ブクログ人間の進化の見地から、スマホが脳に与える影響を解説しています。 自分自身もスマホに相当の時間と集中力を奪われているな、と考えさせられます。 スマホを「ポケットに入れているだけ」「机上に置いておくだけ」でも集中力の低下が見られるそうです! いろいろと考えさせられる一冊。
1投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ題名からスマホは良くないことをつらつら述べる本だと思いきや、数々の研究結果からスマホが脳に及ぼす影響について明らかにしている非常に理論的な本であった。 序盤は脳の働きや鬱の原因など科学的な説明があり、分かりやすい。また意外なことに100%スマホを辞めろとは言っていない(著者もスマホは便利なものであると発言している)。スマホに支配されることが問題なのであって、スマホと上手く付き合うことの重要性を話していて自身もスマホとの付き合い方を見直そうと思えた。 ちなみに私は1日平均5時間もスクリーンを見ているようだ。減らしていかねば…
1投稿日: 2023.03.26
