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葬送のフリーレン(1)
葬送のフリーレン(1)
山田鐘人、アベツカサ/小学館
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総合評価

118件)
4.5
57
34
9
1
0
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    『葬送のフリーレン』は、魔王を倒した勇者一行のその後を描く物語。仲間と共に大冒険を終えたエルフの魔法使い・フリーレンは、長命種ゆえに時間の感覚が人間と異なり、勇者たちの寿命を「ほんの一瞬」として受け止めていた。やがて仲間の死を目の当たりにし、彼女は「人を知ろうとしなかった」自分を悔い、彼らを理解する旅に出る。これは、過ぎ去った時間と向き合いながら、新たな人とのつながりを探す物語だ。 本作の最大の魅力は、ファンタジー作品では脇役的に扱われがちな「長命種のエルフ」を主役に据えた独自の切り口にある。勇者ヒンメルたちと共に魔王を倒すという王道RPG的な冒険はすでに終わっており、その後の静かな時間の中で、フリーレンは仲間が老い、やがて死んでいく姿を目の当たりにする。ここで描かれるのは「人は短命だからこそ輝く」というテーマと、「長生きすることの切なさ」だ。永遠に近い時間を生きるエルフにとって、数十年はほんの瞬きのようだが、人間にとっては人生そのもの。そのギャップが胸を打つ。 また、フリーレンの無表情で淡々としたキャラクター性が、旅を進める中で少しずつ「人を理解しよう」と変化していく過程が丁寧に描かれているのも良い。勇者との過去を思い出しながら、人との出会いや別れを繰り返し、彼女の中に芽生えていく感情は繊細でありながら確かに温かい。派手な戦闘シーンよりも、会話や静かな情景が心に残るのは、この作品ならではの味わいだろう。 さらに、作中に漂う静謐な空気感も魅力だ。魔法や冒険といったファンタジー要素をベースにしつつ、語られるのは人間ドラマや時間の儚さであり、どこか文学的な深みすら感じさせる。長命であるがゆえに人との別れを繰り返すフリーレンの姿は切なくもあり、それでも旅を続ける姿勢には読者に希望を与えてくれる。

    1
    投稿日: 2025.08.25
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    アニメを見ているから、漫画は読む(買う)のを我慢しよう(-_-)と思っていたけれど、読んでみると、やっぱりイイ(・∀・)!!

    0
    投稿日: 2025.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    転生ものの文脈を借りて普遍的なテーマをエンタメにした未来のSF漫画 乙一原作のアニメ「陽だまりの詩」のフォロワーであることは確かだ フリーレンの原作者が前作「ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア」で、テーマも設定もキャラクターも同型の漫画を描いているからだ アンドロイドが人間の死や痛みを知る 時間の観念を長く設定する 宇宙のはじまりから終わりまでを考えると、地球の誕生から終わりなどあまりにも短命 人類の栄枯盛衰などとるに足らない ではなぜ人間は存在するのか? 存在そのものが祝福、奇跡だから 「あなたの死を看取らないといけないなんて辛いです 私はあなたを恨みます なぜ私を作ったのですか?」 アンドロイドの女の子は、死を学ぶ 他者がいてうさぎがいる 人間はとっくの昔に滅びている 種の存続が「奇跡」のstigma(兆候)ではない 死を慈しむ感情そのものがstigmaだ あまりにも深すぎるテーマを「フリーレン」は見事にエンタメに落とし込む エルフのフリーレンは長寿でかつ、人間の感情を理解できないキャラクターとして登場する点において「陽だまりの詩」 のアンドロイドを引き継ぐ フリーレンは長い人生の中で出会った人間、勇者ヒンメルとの冒険を経て彼との記憶が深く彼女の中に刻まれる ヒンメルの死によって初めて他者の喪失(死)に涙を流す

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    静かなでしんみり、そしてほっこり、なんだけど、ゆるすぎない。冒険の始まりかもしれないのに不思議なまでに静謐

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    無料期間の電子書籍で何度も読んでいる。 図書館にシリーズ全作入ったので読んだ。 やっぱり紙のほうが読みやすく感じる。 アニメも観ていたけどアニメも漫画も最高な作品。 冒険譚、成長、死別と王道であるが葬送のフリーレンはそれに加え悲恋要素もあり人気を博しているのではないかな。 全作ほぼ読んでいるけど、旅立ち編と断頭台のアウラ編が特に好き。

    0
    投稿日: 2025.05.03
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    一巻はとても面白かったが、勇者一行の中でエルフだけが歳を取らないというつかみのネタは一巻で出尽くしたのではと思ってしまう。 長く続いてるようなのでそんなことはないのかもしれないけど。 とりあえず一巻を読んだ感想。

    0
    投稿日: 2025.03.12
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    勇者パーティーの人たちがどんどん死んでくのをみて、悲しいとは思わないけど、切なさが湧き上がってくる。それは、無表情なフリーレンが実はちょっぴり悲しいと思っているからなのか…。分からないけど。 そんな切なさを持ち合わせながら、ギャグも混じってていいバランス。読みやす…!

    4
    投稿日: 2025.01.12
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    https://note.com/turedurethink/n/ne8d9d30047b1 最新:15巻(12/18)

    0
    投稿日: 2024.11.09
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    人気らしいと知ってようやく借りてみた。 フリーレンって人の名前だったのか。表情がほとんど変わらなくて、慣れない。 勇者一行が冒険に出発するお話はよくあるけれど、冒険後から始まるお話は初めてだな。

    0
    投稿日: 2024.08.25
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    あらすじ 魔王を倒した勇者一行の“その後”。 魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは--残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは-- 物語は“冒険の終わり”から始まる。英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー。

    0
    投稿日: 2024.08.21
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    アニメで話題になってたけど、面白かった!戦いの後日談から始まるというのがなかなか斬新。まとめて読んでみたい!

    6
    投稿日: 2024.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 良い感じにゆるい物語。フリーレンもゆるキャラで愛らしい。エンディングが続く冒険はどうなるのか気になる。 あらすじ 魔王を倒した後の勇者ヒンメルのパーティにいたエルフの魔法使いフリーレンの物語。エルフは長生き。勇者は50年後に、僧侶ハイターと戦士アイゼンも老いた。フリーレンは勇者とあまり交流しなかったことを悔いて、人と関わり理解することと趣味の魔法収集の旅に出る。僧侶から魔法使い見習いの少女を任され、一緒に旅に出る。 死者と対話する魔法を求めて魔王がいた城へと向かう。

    5
    投稿日: 2024.05.20
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    第114回アワヒニビブリオバトル テーマ「誕生日」で紹介された本です。ハイブリッド開催。 2024.5.7

    0
    投稿日: 2024.05.07
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    再読。魔王を倒した勇者ヒンメル一行の凱旋から物語は始まる。エルフである魔法使いフリーレンは魔王討伐後も旅を続け、かつての仲間たちは年老いてゆく。長く生き続けるフリーレンが人間を知ろうとする旅が始まる。

    0
    投稿日: 2024.04.15
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    アニメを見て全巻購入を決めました。物語が魔王討伐のその後の物語という事で、平和になった世界で、主人公エルフのフリーレンと人々が出会い別れる「たった一瞬の人生」の物語だと感じました。 フリーレンにとっての100年はほんの一瞬でも、人間にとってはそれが一生。その間にある人間のドラマは一瞬でも壮大なのだと気付かせてもらえました。 作中の中で印象に残ったのはフリーレンの師匠の魔法使いフランメの言葉、「歴史に名前を残そうと思うな」という優しい師匠の弟子への愛の言葉でした。偉業を成し遂げ「人々の心に刻んだ名前」は誰かの心に闘争心という争いを生むと私は思うのです。 だからフリーレンが求める魔法は誰かを傷付けるためではなく、生活を豊かにするささやかな魔法が多いのだろうなと思いました。 もうひとつ印象的なのはヒンメルの旅路の行動です。困っている人を誰でも助ける「くだらない寄り道」がそこに生きる名前の知らない人々の暮らしを守っていたという事、その報酬に驕らずにいたヒンメルは勇者の器に相応しいと思いました。大切なことは誰かに名前を覚えてもらう事じゃない、誰かのささやかな時間、そこにいる人々のいつも通りの生活を守る事。それが誰かの「人生」に繋がるという事。 ヒンメルという存在は「人として出来上がった存在」だからフリーレンが惹かれ、人間という種族を深く知りたいと思うのは必然だと思いました。私もこの物語を読めば「人とは何か?」を答えはなくともなんとなく理解出来るのではないか?と思っています。 自分の生きていく人生は本当に一瞬だと気付かせてくれた物語でした。この物語に出会えて良かったです。 今後の展開がとても楽しみです。

    0
    投稿日: 2024.04.04
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    序盤ゆるくてこんな感じか〜と思ってたけど魔族と魔法使いのキャラ増えて考察できる部分もあり、段々面白くなってきた。

    0
    投稿日: 2024.03.26
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    お気に入りのアニメを最近では見つけられなかったが、葬送のフリーレンは心打たれた。アニメで放送されてるのは全部観たので、さらに魅力を知るためにとりあえず放送分の7巻まで購入。

    4
    投稿日: 2024.03.24
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    冒頭、冒険も見てないのに先が想像できてエモい フリーレンの長寿命から生じる感覚差による面白さ 遅まきながら人を知ろうとするフリーレンの想い ほんとにエモい!感情を揺さぶられる(;_;) 要所要所、各キャラの表情だけの語りもたまらん

    1
    投稿日: 2024.03.11
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    久しぶりに大ヒット!! フリーレンの変化、ヒンメルのイケメンっぷり、綺麗な描写、人々の感情表現、本当にすごい!

    0
    投稿日: 2024.03.03
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     漫画大賞1位になった時に一度読みましたがアニメ化したと言うことでもう一度読み直しました。  やっぱり何回読んでも泣けます!

    3
    投稿日: 2024.02.19
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    アニメをみて、コミックを読みはじめました。 コミックを読んで改めて、アニメが丁寧に丁寧に描く世界観か好きになりました。少しゆったりと感じる、間があるような描かれ方、私は大好きです。

    1
    投稿日: 2024.02.17
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    魔王討伐に向かった勇者一行。 それに同行した長生きのエルフが主人公。 物語は勇者一行が魔王を討伐し、平和の世になってから始まる。勇者ヒンメルや僧侶ハイター達人間は勿論歳をとり、ドワーフのアイゼンとエルフのフリーレンだけ長生きをする。 フリーレンは勇者一行の旅をたかが数年一緒に居ただけだと長生き故にその旅を短い旅だったと言うし、魔王が居なくなってから過ぎ去った時間さえ短い時間だと言う。 しかし人間が老いるには十分な時間で、ヒンメルやハイターはおじいちゃんに。 そして勇者ヒンメルは亡くなった。 たかが10年一緒に旅をしただけだ。 そう言うフリーレンは言葉とは裏腹に泣いていた。 ヒンメルが残した数々の功績、やり残したこと、絶対に取らないと決めた弟子との旅、昔の仲間が育てた戦士。 今はもう居ないかつての仲間の存在を、新しい旅のメンバーと旅をして、感じて、見つける。 こんな世界観の漫画は初めて出会うし、どんな物語を見せるのだろうと読む前は疑心暗鬼だったが、今なら自信を持って言える。 『これは面白い』

    0
    投稿日: 2024.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一級魔法使い編でリタイア。それまでは面白かった。 フリーレンにガチガチの対人バトルは求めてなかった。

    0
    投稿日: 2024.01.27
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    面白いマンガだとは聞いていましたが、先にアニメ見ちゃいました。いやほんと面白い。と言うことで、原作も買ってしまいました。原作の方が淡々と進む感じですね。これはこれでいい感じ。 魔王討伐の冒険が終わった後から始まる、というのが、これまでにない斬新なスタートです。そして魔王が討伐されても決して平和にはなってないところが、なかなか現実的ですね。魔法にも理論があって、研究されて、新しいものが作られるとか、このへんがちゃんと語られるのも現実っぽい。 長年続いた超人ロックが先日ついに最終巻を向かえてしまいました。フリーレンもいきなり30年経ってしまったりして、ちょっと似た感じがあります。寿命の長い人の話しでもあるしね。フリーレンは長く続くのかどうかは分かりませんが、長く続いてほしいものです。

    0
    投稿日: 2024.01.14
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    年始にまとめ買い。もともとウェブで1話ずつ読んでましたが、この機会に通して読み返しました。人間とは、生きるとは、魔族とは、などいろいろ考えたくなるポイントが多くてそこが好き。永遠に近い年月を生きるエルフでも、魔王を倒す旅の中で確かに変わっていくし、今もまた変わっていってるんだなあ。絵も綺麗だし、若い世代の成長や青春も楽しみの一つです。

    0
    投稿日: 2024.01.10
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    ☆4.0 7巻まで読んだ。未完結。 人気だしと読んでみたけど、面白かった。 ファンタジーは元々好きだけど、長寿な、でも子供っぽいとこもある、エルフ目線というのが斬新。 7巻まで一気読みした。 フリーレンが、たった10年一緒に居ただけで、ヒンメルのこと何も知らないって言うけど、今の旅の最中に数々の過去の旅をトレースするように思い出しながら進んでいく。それらのエピソードから、その「たった10年」の間に、勇者ヒンメルからたくさん影響を受けて、ヒンメルの考え方がフリーレンの行動に根付いているのがわかる。 ああ、ちゃんと勇者ヒンメルがフリーレンの中に生きてるんだなっていうのがわかるのと同時に、でももう死んでるんだと言うことを思い返して、涙が出る…。

    0
    投稿日: 2023.12.28
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    魔王を滅ぼした後の旅の再訪。断片的に前回のたびの話がエピソードとして触れられるが、エルフであるフローレンが、前回のたびで無関心だった人間とは何かを再認識するための旅。クールなフローレンに表情がだんだんと芽生えていく。人とは何か探すたび。そして、シュタルツとフェルンの外見の成長だけでなく、心の成長もていねいに描かれている。 アニメは原作を補うように加筆されているが、世界観を損なっていない。

    0
    投稿日: 2023.12.27
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    アニメは見ていましたが、初めて漫画の方を読みました。 主人公のフリーレンの、淡々とした話し方が面白かったです。 また、フリーレンが新年祭で、弟子のフェルンが日の出を楽しむ姿に、自身も楽しんでおり、誰かが楽しむのを楽しむ、のも悪くはないのだと学びました。 本当に、いい作品だなと思います。

    0
    投稿日: 2023.12.10
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    過去の出来事や、亡くなってしまった人のことは、忘れて飲みこんで次へ行け。と、どこへ行っても言われる。時間は有限だから、過去にとらわれていたら今が消費されてしまうと。 でも大切だった時間を「通り過ぎてしまってもう無いもの」として扱うのではなく、向き合ってゆっくり見つめることも、今に繋がっていくんだと感じられた。 フリーレンの旅をぼんやり眺めていただけだったのに、なんだか「過去を丁寧に大切にしてもいいんだ」って許された気がして、嬉しかった。 目の前からなくなってしまっても存在したっていう事実はずっと変わらない。その事実を今もこの先も大切に抱えたまま生きるのもまたひとつの選択肢だ。間違いではない。 それに、新しいものに向かうことだけが新しい道や発見に繋がっているわけじゃなくて、過去について考え続けることによって今にもたらされることもあるんだって分かった。 そして、今があるのは、やっぱり過去があったからだ。過去は、今と繋がっている。 過去に誰かが、あるいは私がしたことの影響は、いろいろな場所や人の中に残されている。受け継がれて、これからも残り続ける。人の記憶に残っている・いないに関わらず。 だから、私たちがやってきたことは、今生きていることは、無駄じゃないんだと分かった。死んでしまっても、未来に繋がっていくんだな。 大きな抑揚はないけど、内側ではすごく色んなことが起こっている。優しさを押し付けてこない優しい話。大袈裟に表現したりしないけど、大切なことがたくさん詰まっているんだと思う。 こういう作品が評価される世の中でよかった。捨てたもんじゃないかもなって思える。

    0
    投稿日: 2023.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価が高く友人も面白いと言っていたので読んでみたが 自分にはよくわからなかった。 つまらないとまでは言わないが、淡々と話が進み ストーリー展開も平坦で物語のゴールも明示されず、 登場人物にも感情移入できなかった。 背景や人物についての描写が圧倒的に不足しているが クールな主人公目線で見ているという わざとの描写なのだろうか。

    1
    投稿日: 2023.11.25
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    長寿のエルフを通して静かに、力強く人間の生の在り方を映し出す、いわゆるエモい漫画。長寿種族の人生観、魔族の感性など人間とは異なる価値観を想像し向き合う。黄金都市編まで読了。黄金都市編だけに限れば変に長くて星4だが、それを補って余りある作品。勇者への信頼がすごい。勇者ヒンメルならきっとそうする。それだけで全てが肯定される。

    1
    投稿日: 2023.11.22
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    娘に勧められ読み始めました。人生に必要なことを学ばされる言葉がたくさん有って、今や自分が一番楽しみにしています

    0
    投稿日: 2023.11.18
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    アニメの方が好きかも※個人の感想です アニメの方がフリレーンの感情がしっかり表されているでも漫画もいいね!

    0
    投稿日: 2023.11.04
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    読んだ後にすぐ書けばよかった… たんたんとしている感じがまたおもしろいです。 アニメもかなり面白かった! 楽しみにしていたので嬉しい

    0
    投稿日: 2023.11.02
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    何年か前に読んで平和すぎてうーんってなったけどアニメ化されたタイミングでもう一回読んでみたら9巻あたりからこれはこれで良いなと思いはじめてきた。 人間の何倍も生きるエルフ、フリーレンが魔王を討伐するために冒険した十年間の思い出。僧侶のハイター、戦士のアイゼン、勇者のヒンメル。当時無気力なフリーレンには分からなかった『人間の思い』。魔王を討伐しパーティーは皆違う道に進み、何十年も経って勇者ヒンメルの死んでしまう。フリーレンはヒンメルが死んだ時、もっと彼のことを知りたかった(人間の事をもっと知りたかった)と後悔する。それから、人間の言う感情を知りたいと考えるようになり、今度はハイターの弟子フェルン(魔法使い)とアイゼンの弟子シュタルク(戦士)と一緒にまたフリーレンの冒険がはじまっていく…と言う話。今あったこと、と、過去にあったことの思い出がフリーレンの中で交差してフリーレンは少しずつ当時のパーティー達が言いたかった感情を理解していく、というのがこの話の一つの肝であると思う。 話の途中(二巻らへん?)で、死者と対話ができる天国(オレオール)を目指しそこでフリーレンが死者ヒンメルと話すという目的があるので、そこが作品のゴール地点なのかなあーと思ってる。毎話、話の冒頭に『勇者ヒンメルの死から◯年後』とあるのも作品自体ヒンメルとの思い出や彼自身が作品に大きい役割を果たしてるということでもあると思うし…… ジャ◯プの少年漫画にあるような冒険譚とは一味違い、ちょっと退屈に思うこともあったけど今となっては圧倒的に感動するというより、じんわり噛みしめるタイプの面白さがあるな〜と思った。えもい。 敵側もみんながみんな悪いやつというわけではなく、悪意の概念が分からないというのがまた不敏でもあり……10〜11巻の七崩賢マハト回めちゃくちゃみてほしい〜〜〜届きそうで届かない感じがとてもいい。 11巻後はまた打って変わって衝撃の展開になってるのでこれ冒険終わっても良いんじゃない?ってなっちゃってるけど(サンデーうぇぶりで単話で最新話追える)これからの展開もたのしみだな。アニメの主題歌になったYOASOBIの『勇者』が物語を忠実に表現してくれています。面白かった!

    0
    投稿日: 2023.10.29
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    ドイツ語の権威は健在。 イノベーションがどうたらで、それと接触する我らがヒロインが、かつて辛酸をなめ何とかした敵をやっつける、はよい感じ。 私の檀那寺の最近引退した坊さんは、大変素晴らしいひとで、あー少なくとも「教義で酒がタブー」の信徒で酒飲みで世界を救ったといふ設定の僧侶をみると彼を連想する。 小動物だー。この使ひかたいい感じ。

    1
    投稿日: 2023.10.24
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    まだ、アニメを見ていないけど、漫画を先に読み始めました。 魔王を倒した勇者一行が、旅を終えて、エルフのフリーレンが長い時間の中で、人を理解する為の旅をしていくストーリー。 ゲームでも、目的を遂げた主人公達がその後、どうしているのかなーと思っていて、それがこの漫画では描かれていると思います。 まだ、1巻目からですが、いい話ばかりで良かったです。 旅を終えて、20年、30年過ぎて、年老いた、勇者や僧侶が年老いて亡くなり、大切な人と別れていって、フリーレンが大切な物だと気づいて涙を流すシーンは印象的でした。 僕も、家族がいる事が当たり前と感じている時があるので、過ごす時間を大切にしていきたいと思いました。

    3
    投稿日: 2023.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    YouTubeshortでアニメの切り抜きを見かけて興味を持った。 冒険が終わったところからスタートする物語はインディーズ作品では何度か見かけたが、エルフの時間軸から冒険の10年を回想していくような話ははじめてで引き込まれた。 読み進める毎にしんみりと良さがどんどん拡がっていく作品なのかなあと推測。 勇者ヒンメルが死んでからフリーレンの時の経過の感覚が「ヒンメルの死から○○年」になるのがとてもいい。 何百年も生きるエルフにとって数十年なんてあっという間だろうに、フリーレンの時間の経過に影響を与えるほど大切な存在であったことに気付かされるいい描写だなと思った。

    0
    投稿日: 2023.10.14
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    YOASOBIがテーマソングを歌うというところから入り、曲の素となった作品を読む。金曜ロードショーを見て、「これは絶対良い作品だ」と思い、購入。 漫画がアニメになり、小説になり、楽曲になる。文化がカテゴリーを変えながら、進化していく。面白い。 内容としては、なぜフリーレンが旅をしているのか、という辺りまで。 毎話少ししんみりさせてられ、涙を誘う。

    0
    投稿日: 2023.10.09
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    めちゃコミで10話無料キャンペーンで読みましたけども、そういう本は図々しくレビューとか書かないのだけど、これはあまりに素晴らしかったので書きます。はー… なにが素晴らしいというと、この…温度感…?書いた人、老人…?と思うような、本当に、段々と知人が亡くなって、彼らとやり残したことが心に浮かび、漠然とした後悔を幾つもいくつも胸に残している人にとても響くような瞬間がたくさん散りばめられていて、感嘆してしまった。少年漫画のテンション「〇〇の敵!」と言うんじゃなくて…「過去の私の知っていることではあのときの彼らとシェアできなかったものが、今共有できたらどうだろうか」をものすごく丁寧に拾っていく話。その誰かが「基本的には一緒に冒険した勇者ヒンメル」であるんだけど、それが単純な恋愛譚でもなく、人間的な尊敬に近しいけども単純にそれとのみでくくれるものだけではないこともとても良い。そして、それが「一緒に冒険した仲間たち」に及んでいるのも良い。その過程で、年齢経過で仲間たちが寿命を迎えるのも良い。それが、新事実の発見から彼らを、再発見するものがたりでなく、自分自身の成長のせいで再発見し続けるところも良い。それを見守るかつての仲間たちの視点もとても良い。そして、それに気づいたときの主人公が見せるのが感情の爆発でなく、静かな理解の収集であるのもとても良い…その随所に、違う寿命を持った生命体たちの対比と、暦という物理的な時間で年表が刻まれていくのもとても良い… こういう話、物語進むと、主人公とヒーローの関係が恋愛に規定されてしまったり、主人公が情緒豊かになっちゃったりしがちだけど、そうなってほしくないな…あくまで、老賢者への成熟物語でありつづけてほしいな…

    0
    投稿日: 2023.10.09
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    友人たちとの日常が、別れの後に初めてかけがえのないものだったと知る普遍的な構造を、 エルフでは一瞬だが人間では一生と言えるほどの時間軸で描いた、思い出を巡る旅物語

    0
    投稿日: 2023.10.07
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    人気の作品だけあって、なかなか面白いですね。 少年誌だけど、過去を振り返る気分のオジサンが読んでも面白い。 というか、こんな感傷的な雰囲気が、少年少女に刺さっているということが新鮮。 また、生まれながらにゲームやアニメで育っている世代は、こういう世界の知見が若いうちからあって、オジサンたちが複雑なのでは?という話もすんなり受け入れられるんだなと、しみじみ思いました。

    12
    投稿日: 2023.08.06
  • 今の旅を通してかつての想いを知る

    魔王討伐を果たした勇者パーティーの1人、エルフのフリーレンが討伐から100年後の世界を旅するお話です。 フリーレンが、今の旅を通して、かつての仲間の想いを思い出し、当時は気づかなかったことを気づいていくという展開が中心で物語が進むのですが、その一つ一つにめっちゃ心がうたれます。 また、今の書き方だとワンパターンな印象を持つかもしれませんが、決してそんなことはなく、飽きることなくどんどん読めてしまいます。 また、感動シーンだけでなく、現在の話についてもどうなるんだろう?という展開が多く、非常にワクワクさせられます。 大人まで楽しめる非常にいい作品なので、是非読んでみて下さい!

    0
    投稿日: 2023.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何千年も生きるエルフの魔法使い「フリーレン」彼女は、勇者御一行の魔法使い。 魔王を倒した後、趣味の魔法集めのため旅をしていたが、昔の仲間に会うため、新たな旅路に着く。

    1
    投稿日: 2023.03.31
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    めっちゃ丁寧かつさっぱり、そしてずっとやや切ない… ヒンメルが「楽しく冒険して、ダンジョンに潜って、魔物を倒して、宝を探して、気がついたら世界を救っていいたようなそんな旅がしたいんだ」と言っていて人生の真理すぎる…とおもってからよりこの漫画への信頼感が増した

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    人よりも長く生きることのできるエルフを主人公にした物語。元々人にあまり興味がなかったフリーレンが勇者ヒンメルの死後、自分が周囲に対して興味を持たずにいたことを後悔し、彼のことを知るために魔法収集の旅を始める。僧侶ハイターの元に行き、ヒンメルの意志を受け継ぎ戦争孤児を引き取ったハイターに弟子にする様に頼まれる。そんな中で死者と対話できるという場所へと向かうことになる。 後悔をバネに行動出来るフリーレンはすごい。80年という月日は人間にとって確かに物凄い進歩をもたらす期間。買い出しのところはコメディっぽい。 絵で時間の経過を表す描写が多い。

    0
    投稿日: 2022.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サンデーうぇぶりにて拝読。1巻は1〜7話が収録。 面白かった。世界を救った勇者達の後日譚、というのはありそうでなかった話。たった数ページで何年も経過していくが、フリーレンにとっては時間の流れがこんな感覚なのだろう。 勇者ヒンメルの死に後悔しては始まった旅路。どこかで奇跡が起こってフリーレンとヒンメルが話す機会があるといいな。 すごく作品の雰囲気が好きな作品。続きが楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.10.01
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    読みたいと思っていた作品にやっと手をつけました! さすがマンガ大賞2021大賞作。 ストーリーはもちろん、キャラクターも魅力的です。 絵のタッチが好み。とても良かったです。 先日アニメ化が発表されました!! 楽しみです♡

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    投稿日: 2022.09.15
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    久しぶりにこんなに好きな漫画に出会いました。 お話も進み方もペースも面白さも感動もキャラも 全て好き… 穏やかに面白く読めます。

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    投稿日: 2022.07.20
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    SNSで見かけて、最新刊まで購入後積んでいたのを、ようやく消化しました。 やっぱり、好きなやつだった。 世界を救った勇者一行のその後、というのが、今までなかった切り口でいい。 主人公のつかみどころのなさが、人間とは違う感じがしていいです。

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    投稿日: 2022.07.02
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    パーティー仲間達がとにかくいい。思ってたストーリーとはかなり違ってたけど割と癒される?あとあんまり表紙見ないで中身見たんだけどみんなの髪色意外すぎる

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    投稿日: 2022.06.12
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    〜3巻まで。 絵も好きだし、 勇者の冒険の後日譚というテーマは新しい。 面白かったので、続きも読もう。

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    投稿日: 2022.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    魔王討伐後のお話 勇者、戦士、僧侶、魔法使いのパーティーは10年間の旅を終え、王都で別れる 五十年後の再会を約束して。 五十年の重みに、魔法使いのエルフだけは気付いてなかった 〇ロードムービーのようなファンタジー 読んでからタイトルの“葬送”の意味に気付く 〇気持ちの良いパーティーの仲間たち 〇ハイターの深謀遠慮 〇アイゼンのぶっきらぼうな優しさ 〇いつの間にかお母さんフェルン 〇黙って逝ったヒンメル

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    投稿日: 2022.04.21
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    エピローグ 物語の始まりが魔王を倒し平和が訪れたところ、 という面白い趣向 他種族より長命なエルフのフリーレンは、 共に旅をしてきた勇者たちをあの世へ見送り また新たな旅に出る 基本、ほのぼのしたちょっと感動する1話完結型 途中で大きめのエピソードを挟むので、 読んでいてもメリハリがあり飽きない フリーレンは使い所がない魔法が好き

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    投稿日: 2022.04.17
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    まずストーリー設定が面白い!あらすじ読んだだけで神作の予感がしてました。加えてキャラも魅力的ですね。

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    投稿日: 2022.04.16
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    気になっていたマンガだった。 期間限定で無料読書ができたので読んでみたら...。 なんだか不思議な魅力があった。 いつか辿ってきたような道。 いつか辿るかもしれない道。 そんな想いを抱かせる不思議な道。 出てくる人が力強くない、時に寄り添いながら生きている。 1巻は弟子を取った物語。 2巻は弟子だったころに遡っていく物語なのかな。 無料ではなく買ってみよう。

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    投稿日: 2022.03.26
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    このファンタジーは、勇者一行が魔王を倒したあとから始まる。 勇者パーティの魔術師であり、長い長い寿命をもつエルフ・フリーレンは、魔王討伐のあと魔法採集の旅にでる。 繊細で綺麗な絵と、静かで優しい物語がとても良かった。 人が生きて死ぬまで、そして死んだあとにも続く、人の出会いや想いが描かれている。続きを読みたい。

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    投稿日: 2022.03.06
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    ゆるふわほっこり日常かと思いきや一巻の最終話で短期目標(長期目標?)が示される。一話はいい話だけど少し展開が急すぎるかも、気持ち的に。誕生日祝いに行く話がいい。 設定勝ち感のあるマンガ、勇者が死んだ後その思い出を辿るというどこか悲しげなストーリーでありながら基本のテンポは軽やか

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    投稿日: 2022.02.27
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    他作品ではなかなか感じたことのない時間感覚が味わえる作品。人の成長・変化・死がある種淡々と描かれていて、不思議な感覚に陥る。ある種フリーレン(長命のエルフ)の感覚に近いものを味わっているのかも、とか思ったり。

    1
    投稿日: 2022.02.12
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    6巻まで一気読みしてしまった…… 勇者様ご一行の冒険が終わっても、世界は続くし「ハイこれで平和ね」なんてならない。 けど彼らが為したことは確実に後世に残って、各地に根付いている。 フリーレンの旅路にちゃんと「物語のその後」がある感じというか、ないはずの前日譚の続編というか。

    2
    投稿日: 2022.01.12
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    10年冒険を共にした仲間の勇者が寿命で亡くなった事で、彼のことをまだまだ知らなかった事を知り、もっと人を知りたいと旅に出たフリーレン。 はじめは冷静で冷たい印象だったが、意外に仲間思いだったりドジだったり、苦戦しながらも人を知ろうと直向きに向き合おうとする姿が、とてもほっこりする。 10年の冒険を要所要所振り返りながら、新たな仲間との出会いや冒険もあり、今後の展開もとても楽しみ。 キャラもかわいい。絵も綺麗。癒される漫画。

    0
    投稿日: 2021.12.28
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    勇者一行が魔王を倒したという通常であればゴール地点となるところから物語が始まる。 これまでにない設定が斬新でこれからどう物語が展開されていくのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2021.12.28
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    勇者達は見事魔王を打ち倒しました、の数十年後から始まるファンタジー。何というか、すごく少年漫画誌っぽく無いしんみりしたストーリーですね。かつての仲間達は老いて先に逝き、弟子もあっという間に自分の背丈を追い越していく。長いフリーレンの人生で、ほんの一瞬の出会いと別れが彼女を徐々に変えていく。

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    投稿日: 2021.12.26
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    無理に笑わせようとせず、エロがなく、思想がない。本当に貴重。2020年、これとチェンソーマンが爆推しされてたんだ。

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    投稿日: 2021.12.20
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    ファンタジー漫画で面白い作品に出会ったことがあまりなかったので期待せずに読んだんだけど、これは良い作品でした。 サンデー連載作品だけど、大人が読んだ方がこの作品の味を噛み締めることができると思う。 いろんな人と出会い経験し、楽しかった思い出や後悔を心に抱えてる人に沁みる作品です。 登場人物の表情があまりないのも淡々としていて良い。

    1
    投稿日: 2021.11.22
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    こんなに物語の骨格が分かりやすく、なおかつ示唆に富むキラーワード続出の第一話ある!?っていうぐらいの、すごい始まり。 「魔王を倒したからといって 終わりじゃない。 この先の人生のほうが長いんだ。」 僧侶ハイターの「それでは、お先に。」もグッとくる。 そして最後のドワーフのこのセリフで、改めて老いることが一つのテーマなんだな、少年誌なのに、とダメ押しされる。 「人生ってのは 衰えてからのほうが 案外ながいもんさ。」 これからが楽しみでしかない始まり。 第二話以降も、少し鈍感なフリーレンが勇者や周りの人間たちの温かさに触れていく過程がとてもよい。

    1
    投稿日: 2021.09.29
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    良くあるような異世界物では無く、とても面白かった。主人公の心情の変化や旅路の思い出などを語るシーンなどホッコリと出来るような話でとても好きな漫画です。

    3
    投稿日: 2021.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    漫画喫茶で読みました。 ちょっと気になっていたところにアメトーークでも取り上げられた漫画。 勇者とともに魔王を倒した後の、長命であるエルフ視点の漫画。 魔王討伐後の凱旋シーンから始まり、人間種の仲間の死を看取ったりハイターの養女フェルンを引き受けたり勇者像の清掃をしたり封印が解けかけた敵幹部を倒したり海岸清掃したりアイゼンの頼みを聞いたり、魔王城を目指したり、ラジバンダリ。 勇者が魔王を倒した後から始まる漫画は他にも存在はしている。 例えば九井諒子さんの『ひきだしにテラリウム』に幾つか描かれている。 だいたいは大きすぎる功績やカリスマなどで疎ましく思われて迫害されるってのがよくあるパターン。 でも、この漫画は最期まで平穏無事に生き、おそらく国葬されてるくらいに扱いが良い。 実によく出来た王様である。 例えば体操とかでは新技として扱われるのは最初の1回のみで、1度見せてしまえば以降は普通の技になるらしい。 兵器なんかも最初の1回は新兵器だけど、それ以降は模倣・対策されて普通の兵器と化してしまう。 魔法も同じ。 短い寿命で忙しく濃密に生きる人間に80年もの時間を与えたらダメだわな。 (いつまでも「新」が通用するのはケンちゃんラーメンくらいか。) 1巻はあっという間に80年ほど経過しているのだけど、人間種のフェルンが仲間に加わってるし、今後は時間が進まなくなるんだろうか? エルフの時間感覚で話が進むのも面白いけど、可愛かった娘が年老いてく姿を見るのはちょっと嫌かも。 っていうか、ライネルもハイター(養女はいる)もアイゼン(弟子はいる)も後継ぎはいないのかな?

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    投稿日: 2021.09.02
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    人気作品ということでまず1巻目を読んでみた。 なんだこれ?!設定、というか着眼点がかなり新しい。 物語の基盤はドラクエのようなクエストモノ&長尺&パーティ系のやつ。さしづめドラクエⅣの第6章という感じ。 ただし主人公はまさかの魔法使い、クリフトじゃなくてエルフの。そしてクリアして50年後の世界。 冒険の書をマンガで見てるようだ。目的も見たことないし、かなり興味は高い。おちゃらけてるようで真面目なところも良い。 1巻は物語が淡々と進んでる印象が強いが、どういう展開になるかがまったく想像できないことで先が気になる。 タイトルはかなり秀逸だなと感じる。この熟語は知らなかったし、1巻目を読んでもよく付けたなと驚くばかり。 強いて言うなら、キャラクターにあまり魅力がないけど、あんまし重視される点ではないかも。 ドラクエをやった人にはかなりハマるだろう作品。わたしはⅣ好きでハマった

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    投稿日: 2021.08.28
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    エルフであるフリーレンは、人間である仲間達は自分の様には長生きできない。その定めを知りながら、フリーレンは生きていく。強がりの裏には、寂しさを感じる。  フリーレンは、実は繊細なエルフであると私は思う。

    1
    投稿日: 2021.07.24
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    人気に乗っかって買ってみました、が面白いなこれ!人気出るのわかる!!! こんなに落ち着いた魔王討伐パーティは近年では珍しいのでは笑 なかなかにフリーレンはツライ立場かもしれないけども、成長してゆくさまも感じられるしテンポもいい感じだしで好調なすべり出しだと思います、ええはい。

    0
    投稿日: 2021.07.23
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    コロンブスの卵的発想のプロットながら、それだけでにとどまらず、緻密に構築されたストーリーに唸らせられた。この作品のテーマは時間なのだろうけれど、それが顕著に現れたのが第5話の「人を殺す魔法」。この結末には「確かに……」と納得すると同時に、「こんなん思いつく?」と作者の常人離れした才能にゾワッとした。

    2
    投稿日: 2021.07.18
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    勇者たちが魔王を倒した後の後日譚。その時パーティーにいたエルフが、80年経ち、再び旅に出る。 人々が助け合い暮らしている、なんとも言えず優しい世界。 人の記憶や記録の愛おしいこと、 人の感情の豊かなこと、(対照的に、人を思い通り操るためだけに魔族が「お父さん、お母さん」という言葉を吐く) 互いに優しくあること、 素敵なものに囲まれたファンタジーです。

    1
    投稿日: 2021.07.04
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    美しく優しい、そして儚い物語。 ひとり生き残るとは、未来と過去を背負い続けてゆくことなんだなと知る。

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    投稿日: 2021.06.20
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    魔王を倒した勇者一行のその後、冒険の終わりからはじまる冒険譚という設定自体が見事。 そう、こんな話が読みたかったんだよ!と素直に思いましたもん。 エルフの魔法使いフリーレンが主人公。魔王討伐の冒険に10年かかるも不老不死の彼女にとってはたったの10年。かつての仲間、勇者ヒンメルの葬儀のとき、どうしてもっと他人(ヒンメル)のことを知ろうとしなかったのかと後悔。 僧侶ハイターの弟子フェルンとともに死者と対話できるエンデ=魔王城を目指すというお話です。

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    投稿日: 2021.06.05
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    ちまちま読んで最新話まで追いついた。 どんどんフリーレンがかわいく思えてくる。 終わりの続きの物語、目的は違えど第二の冒険譚ぽくもある。 あの頃解らなかったかったことをしみじみ思いだすことって年を重ねると増えるよねぇ。

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    投稿日: 2021.05.26
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    長生きするエルフが、ともに冒険した仲間や人間を見送る。そして、人の心を少しずつ感じていく。流れる月日をコマ送りで描写する。じわじわと胸に込み上がってきた。

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    投稿日: 2021.05.18
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    ネットで途中まで無料公開していたのを読んで、面白かったので購入。 勇者パーティが使命を果たし、冒険を終えたその後から物語が始まる。 人間に興味を持たなかったエルフのフリーレンが、かつての仲間たちから託されたコトや彼らとの冒険の思い出から、彼らの想いに気づいていく。 この先が楽しみ。

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    投稿日: 2021.05.17
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    魔王を倒した勇者御一行のエルフという慣れ親しんだ設定だが、その後となることでどこか切なさがあるストーリーに目が離せない。 時間の違いを感じながらも、紡がれる仲間とのつながりが心地よく一気見してしまった。

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    投稿日: 2021.05.17
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    漫画大賞ということで読んで見ました。 ゲームの話のような印象で絵が綺麗だと思います。 ストーリーはまだ入り込めないので、続きも読んでみたいです。

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    投稿日: 2021.05.16
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    1話の仕上がりが凄い。そりゃマンガ大賞も取るわな。 誰もが知ってるRPG定番パーティの話なので説明が要らないことで1話でここまでの完成度を出せるのかな。 3話終了。ほんと凄すぎ。なんてことないストーリーで進んでいくのに毎話感動させてくる。このクオリティ続けてきたらマジでやばすぎる。 10話終了。やはり3話までの勢いではずっといかないよな。4~10話 3.0~3.5

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    投稿日: 2021.05.11
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    RPGゲームが好きなので、冒険が終わったあとの世界とか登場人物たちのその後とかを考えたりします。そこを逆にしたような設定のこの作品は、めちゃくちゃ楽しめました! 前の冒険やパーティーがどんなだったのかがちょっとずつ開示されつつ、新しい冒険も進むという… 美味しい本ですね! 私はTwitterの無料公開を読んで翌日本屋に走りました。

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    投稿日: 2021.05.06
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    勇者が仲間たちと旅をする という話しはよくあります。これは 人間である勇者たちが死んで 人間じゃなかったフリーレンが 年も取らず 死んでいった仲間たちから これを頼むと弟子を預けられたりして旅をする という話しです。なんか 目の前にいて困っている弟子を 後ろから支えて真実をみる。ホンワカとした物語です。

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    投稿日: 2021.05.05
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    テレビで話題になっていたから読んでみた。 今のところ、普通の勇者ものと何ら変わらない。 今後の展開に期待。

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    投稿日: 2021.04.29
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    エルフの時間軸で描かコミックス物語ってたしかにないなーと目からウロコ。西洋ファンタジーにはあるのかな?

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    投稿日: 2021.04.23
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    最近、よく見かけるので一巻購入。綺麗なお話というか。 勇者がパーティ面子を集めて魔王を倒すっていうあらすじは、今の人にとってはおとぎ話よりも当たり前の、周知なお話になったんだなぁとなんとなく思いました。今の子には桃太郎やかぐや姫よりも親しみのある筋書きなのかもしれないなぁ。

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    投稿日: 2021.04.14
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    マンガ大賞受賞ってことで。改めて受賞作を見返してみたけど、錚々たるタイトルが並んでますね。総じて”この漫画~”より信に足る感じ。という訳で、かなりの期待をもって読み始めた訳だけど、それに違わぬ高品質。RPGの世界観が前提になっているけど、それはもう、大方にとって織り込み済みってことで。クリア後の世界を描くという斬新さ、漫画のクォリティの高さ、素晴らしいです。イカす。

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    投稿日: 2021.04.05
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    マンガのなになに大賞とかランキングを参考にいろいろ読んでいるが、私の中では残念なものが多かった。 しかし、これは絵も上手く、コマ割りもわかりやすい。 ストーリーも大きな起伏はないが、じっくり染み入りフリーレンの変化を感じられ、久しぶりに大賞作品であたりだと感じまた。

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    投稿日: 2021.03.26
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    人間目線の冒険譚は色々あるけど、人間よりはるかに長生きするエルフ目線で描かれると全く様相が変わってくるのがすごく面白い。

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    投稿日: 2021.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やけに広告出るなーと思って読んでみたら、まぁ面白い。マンガ大賞も納得です! 私はアウラと戦った際の、フリーレンの「私は千年生きてきた魔法使いだよ」のセリフにしびれました。 とにかく思い出の中の勇者(途中で亡くなります)の言動がカッコよくてそれもまた良いです。 日常回的なほのぼのも良いし、バトルもまた淡々としてますが良いです。 この原作者の別の作品(ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア)もオススメです!

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    投稿日: 2021.03.24
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    マンガ大賞取ってたのね!!!そりゃあ面白いですよ!!とにかく面白い!!!!! 時々切なくて、ユーモアもあって、こんなに分かりやすく描かれてる冒険物なかなかない。。。 さくさく読めるけど、時々振り返って立ち止まったりしたくなる、グッとくるシーンも沢山あります。 個人的には魔法陣グルグル以来のおもしろさ 追記 人間の寿命は短い、たった10年と言ってたフリーレンが、人間との旅を通じて人間の時間感覚に気をつかったり、人間の感情に寄り添っていくようになる様子がまた泣ける。。。 ヒンメルもハイターも、アイゼンは生きてるけど 亡くなったり離れた仲間たちが、意思や思い出、言葉や弟子って形で何年もエルフであるフリーレンに残るんだよなあ やっぱり星5!!!!!! そんなこんなで電子で読んでましたが紙媒体も買いました!!!!!

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    投稿日: 2021.03.23
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    マンガ大賞を取ったのに、あらすじ読んでも興味を持てなかったのですが、一巻を無料で読んでみたら、やられました。流行るには理由があるのだなと。自分の今の課題にもヒットしました。 僧侶ハイターの言葉が、深すぎる。 心に残る言葉が多い。

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    投稿日: 2021.03.23
  • 後悔が待っている様で…

    長命のエルフからすると自分を残して死んでいく友人たちが普通なら短命の人間と付き合おうとはしないだろうし、人間のような感性では心が病んでしまうだろう。 あまり関わりを積極的に持たないのが当たり前に思える。 全く知人がいない程の長い時間ではないので物語が成立するのだろう。 誰も自分を知る人が居ない世界で生きるのは辛いだろうな!

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    投稿日: 2021.03.22
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    マンガ大賞2020受賞作です。物語の舞台は剣と魔法のファンタジー世界です。小説やゲームでよくある設定ですが、エルフのフリーレン達が魔王を倒した旅は何十年も前に終わっています。そんなんで話が盛り上がるのか?と思いそうですが、さすが大賞を取るだけの事は有って面白いです。

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    投稿日: 2021.03.18
  • 万人にお勧めできるファンタジー漫画

    魔王を倒した勇者パーティーのその後からストーリーが始まるファンタジー漫画。エルフは今まで反則っぽくて好きでなかったが、長寿であるがための葛藤が非常に良く描かれており好感が持てた。10年間の勇者一行の足跡を辿る優しいストーリーで、今までになかったタイプで今後の展開が楽しみである。1話ごとに弟子となった人間の女の子が1歳ずつ年を取っていく主人公がエルフならでの設定も気になっている。 万人にお勧めできる漫画です。

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    投稿日: 2021.03.13
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    スイスイ読めた。 定番の勇者物ではなくエルフが主人公で描かれており、寿命の違いに着眼したもので、とても面白かった。 続きがぜひ読みたい。

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    投稿日: 2021.03.11
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    魔王を倒した勇者パーティーに所属したエルフの後日譚 兎に角キャラクタが良くて、出ないだろうけど魔王を倒すまでの10年間が漫画になったらそれはそれで読みたいと思った。

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    投稿日: 2021.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    魔王討伐後の勇者達、歳をとったパーティーメンバーで唯一長生きのエルフは不老の姿。 冒険の想い出の場所を巡り仲間と再会し別れる。 物悲しさが漂うストーリーですが、穏やかで安心して読める。 フリーレンがふと過去を思い出を回想するのがいい。長寿は楽しい事も悲しい事も背負う事が多すぎて1人では辛い。ハイターがフリーレンに弟子を残してくれてほっとする。

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    投稿日: 2021.02.25
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    単なるファンタジーと思ったら大間違い!魔王を倒した勇者一行の後日譚…と思ったら、勇者すらも死んだ後のお話。主人公は長生きのエルフ・フリーレンです。勇者ヒンメルとの回想シーンがあちこちで入ってくるのですが、これがまた色々な意味でイケメンすぎる!人間とは歳の取り方が全く違うフリーレンの発言を否定することなく、いつでも笑って受け止めてくれる器の大きさ。エピソードがどれも切なく良い話で、思わず涙腺を刺激されます。決して派手ではないのに、とにかく引き込まれる漫画です。

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    投稿日: 2021.02.06
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    「ファンタジーの後日談」的な発想の作品の中でも、エルフと人間の寿命の違い、感覚的な差異への着目と、かつての人間の戦友の死、そこから冒険の記憶を巡る第2の旅が始まり「死者との対話」を魔法で求める目的が出来る。…という、王道の世界観を上手く活かした次世代ファンタジー。

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    投稿日: 2021.01.29