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ホワイトラビット(新潮文庫)
ホワイトラビット(新潮文庫)
伊坂幸太郎/新潮社
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総合評価

625件)
3.9
144
289
141
15
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだこの話!! 伊坂節満載の独特な秘密組織がらみの立てこもり事件勃発。ページをめくるごとに自分が見ていた景色が「本当」に塗り替えられていく。 そんな感じたことのない感覚が心地よい! オリオン座のように、バラバラに感じる出来事が線を結ぶことで一つの事件を浮かび上がらせる! あなたもこの不思議な事件を知りたいと思いませんか?

    1
    投稿日: 2026.01.15
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    三人称全知視点の語り手は、『レ・ミゼラブル』の"変な"語りの如く、時折物語の枠を超えて私たちに語りかけてくる(喋りかけてくると言った方が適切かもしれない)。この語り手が全てを支配していると言っても過言ではない。登場人物の胸中を明かすだけでなく、読者の考えまで言い当ててくるのだ。だが、煩わしくなく、むしろ心地いい。初めてのタイプの語り手で、いい読書体験となった。 もちろん、ストーリーも超おもしろい。「伊坂幸太郎すげえー」となりました。

    1
    投稿日: 2026.01.06
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    スラスラ読めた。 読みながら作者に弄ばれているような感覚。 遊び心ある地の文章に導かれるまま読み進めていくと、途中から物語を土台からひっくり返すような事を軽々しく告げてくるのだから面白い。 人物の詳細な描写に重きを置いていないであろうことから一部どんな人間なのか想像がつかないままのキャラクターもいたけれどそれも味に感じられた。 どこかフワフワした雰囲気のまま最後まで軽快に本格的なミステリーが展開される。 まあ実際そんな上手くいかないだろうと冷静に考えると思うこともあるのだけどそれもこの小説の雰囲気の中でなら許される感覚があった。

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎さんの『ホワイト・ラビット』です。 デビュー25周年を記念したリミテッドエディションのカバーをつけた文庫本が出ていたのでそれを読んでみました。2026年の最初の本でした。 兎田孝則は、誘拐をビジネスとする犯罪組織に所属する末端の構成員として働いていました。ある日、孝則の新妻・綿子が何者かに誘拐されてしまいます。組織のボスである稲葉は、綿子を無事に取り戻すための条件として、組織の金を奪って逃げた折尾豊生け捕りにするよう孝則に命じます。孝則は妻を助けるため、その任務を受けます。 孝則は折尾が中学時代を過ごしたという宮城県仙台市へ向かい、仙台駅で折尾と鉢合わせしますが、折尾に反撃されて逃してしまいます。孝則は折尾のバッグにGPS発信機を仕込むことだけ成功させ、それを手掛かりに居場所を追跡していきます。 GPSの位置情報が示したのは、仙台市内の高台にある高級住宅街「ノースタウン」です。孝則は、玄関の鍵が開いていた一軒家に入り、2階のベッドの下で折尾の遺体を発見します。 家の中には、路上で折尾と口論の末に誤って折尾を死なせてしまった青年・勇介と、偶然空き巣に入っていた黒澤という男がいました。黒澤はその場にいた人物です。 時間が迫る中、黒澤はテレビ・警察を巻き込む白兎作戦を提案します。これは、折尾の遺体の場所をあえて「人質立てこもり事件」としてマスコミに流し、テレビニュースで中継させることで、稲葉たちにも孝則が自由に動けない状況であることを印象付ける計画です。計画通りに、「ノースタウンで立てこもりが発生した」と公安へ通報が入り、宮城県警の特殊事件捜査隊(SIT)が出動します。 ただし、立てこもりを起こしたのは、勇介たちの隣の家で、黒澤の依頼で黒澤の友人の今村と中村が狂言の立てこもり事件を起こしています。 今村と中村は折尾を連れてくるように警察に要求します。黒澤が折尾に成りすまして警察に連れられてきます。黒澤は警察の要求に応じて犯人と接触する代わりに稲葉の携帯番号の逆探知を警察に依頼します。 SITの隊長・夏之目は、ノースタウン一帯に避難命令を出し、隊員たちが立てこもり現場を取り囲んでいます。今村と中村は電話越しに夏之目と交渉を行い、同時にテレビ局にも連絡を取り、事件が実況中継されているようにします。稲葉は仙台港の倉庫で人質の綿子を見張りつつ、中継されている放送を見ていました。稲葉は孝則に折尾の場所を探すよう強く圧力をかけますが、実際には折尾はすでに死んでいて、逆に警察を通じて自分の居場所が逆探知されていることに気づいていませんでした。今村と中村は黒澤の指示に従い、折尾の遺体を2階のベランダから落とします。 隊員たちは立てこもり犯が2階から飛び降りたと勘違いしたため、家屋内へ突入します。今村と中村は事前に用意しておいた機動隊員の制服に着替えることで無数の隊員に紛れ、混乱の中でその場から脱出します。二人は通りがかったタクシーを止め、仙台港へと向かいます。 その後、SITの夏之目はそのタクシーを不審に思い追跡します。心配した黒澤も一緒です。夏之目は車内で、交通事故で亡くなった妻と娘のことを思い出し、かつての因縁(事故原因となった占い師)と向き合う決意を固めます。倉庫では夏之目たちが稲葉たちの一味を制圧し、兎田夫妻(孝則と綿子)を保護しますが、黒澤の姿は既に消えていました。 「白兎事件」が社会を騒がせてから3ヶ月後、黒澤は仙台市泉中央駅の地下鉄で降り立ちます。 駅構内のキオスクに並んだ新聞の一面には、夏之目が過去に犯した殺人事件に関する記事が掲載されていました。黒澤はキオスクで新聞を手にしようとし、前を通る別の店員が「綿子さん、そろそろ交替ね」と声を掛けるのを耳にします。黒澤のこの行動が、物語のラストシーンとして描かれています。 伊坂幸太郎さんの話らしく、物語を時系列に沿って解釈する必要があって、読み返して理解するのが大変です。 そんな中にも、しんみりとした人間の味わいや悲しさを入れてくるのが伊坂さんの話の魅力なのでしょう。 影の主役はSTIの夏之目さん。話の途中で出てくる事故で奥様と娘を亡くした彼の述懐がとても目を引きます。 「足元には摘むべき花が、天井には娘と指差すことのできる星があるかのようだった」 タイトルであるホワイトラビットの意味がよくわかりませんでした。意味を求めてインターネットで検索してみると、因幡の白兎が出てきますが、転じて、「治癒・再生: 傷や病気を癒し、新たなスタートを切る象徴。」と言った意味があるそうです。 家族を失った夏之目さんの転機にもなった、という隠喩を込めているような気がします。

    2
    投稿日: 2026.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    構成はとても面白かった。 色んな犯人がいて、色んな視点がある。 警察が人を殺したとか、立てこもり犯は実は妻を囮にされているから立てこもったり、立てこもりの中の家族の息子が人を殺してしまい、それを隠す母親。立てこもりされた家族の父親になりすます、泥棒。今まで読んだ中でこんなにも色んな人の視点に立って読める本は初めてだった。 ただ、時を戻したり進んだりするため、頭を使って読む必要があった。あまり驚きがなく、淡々と話が進んでいる印象。

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    立て籠もりの伏線回収やスリリングかつユーモア忘れない人間臭い展開、生臭いシーンもあるがゆるりとぼやかす演出があって、独特な作者介入が面白い 最後の方はバタバタで無茶苦茶な感じもしたけど一気に読み進めるほど楽しかった

    1
    投稿日: 2026.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私はずっと虚像を見ていたんだ...と気づいた時はページをめくる手が止まらなかった。 相変わらず伊坂幸太郎先生の登場人物はよく喋ってくれて、面白い。 佐藤親子の旦那がボスなのかと勝手に思ってたから深堀されなくて残念。 そんな上手く行かんやろとは思うが、楽しく読めた。

    3
    投稿日: 2025.12.29
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    なんだろうな・・・ 初期のころの伊坂幸太郎ではないな・・・ でも。伊坂幸太郎には期待しているので、どんどん読み進めます

    0
    投稿日: 2025.12.29
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    作者が自由自在に時間と視点を変えながら話が進んでいき分かりづらいかと思いきや点と点が繋がることが多々ありとても面白かった。

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    「人間は集団で生きるから、ルールを守る事を教えられるんだ。」 「それは、誰が教えるんだ?」 「渡り鳥に渡る時期を教えたやつだろうな。」 いやー、相変わらず伊坂幸太郎の描くキャラは最高。この掛け合いがたまらない。オシャレ。 洋画を見ているようだった。 誘拐を行ない身代金の代わりに、何かの行動を要求する誘拐屋とでもいうべき生業をしている兎田。 ある日、愛する妻を誘拐されてしまい、自分自身が使う誘拐の手口で嵌められてしまう。 要求はオリオリオという人物を探し出す事。 追い詰められた兎田は思いもよらぬ方法で問題解決を図ろうとする。 というあらすじ。 ちょっと、整理しないとこんがらがってしまうが、最後まで、え?何?という感じで楽しみながら読めた。 この本の副次的な効果として、「オリオン座を形成するペテルギウスは既に爆発しているかもしれない」 オリオンは蠍に刺されて死んだので、蠍座が上がってくるとオリオン座は逃げるように夜空を移動して行く。 といったオリオン座に詳しくなれる事請け合い。 そして、伊坂作品の楽しみの一つであるキャラのクロスオーバー、、、最高!!! 追伸、「騙されてくれて、アリゲーター」はツボにハマってしまい思わず声にだして笑ってしまった。

    52
    投稿日: 2025.12.16
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    出版された当時から面白そうと興味を持ちつつ、また今度また今度って先延ばしに来ていたけど、坂内拓さんが記念カバーを担当されたということで購入 面白すぎてあっという間に読み終えた。 純粋にトリックを楽しめる小説 最近哲学の本とか社会風刺(?)な小説を読むことが多かったこともあり、ある意味何も考えず物語のストーリー展開を楽しめたことが久々で、よかった

    3
    投稿日: 2025.12.06
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    いわゆる誘拐ものの犯罪小説と思っていたら、そこにはびっくりする仕掛けが。伊坂幸太郎らしいトリックが光っていた。

    3
    投稿日: 2025.12.06
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    図書館で手に取って読み始めた瞬間に、「あ、読んだことある」と気づいた。 とはいえストーリーの細部は思い出せない。「そうそう、こんな話だった。…あれ?このあとどうなるんだっけ?」と思いながらも、ページをめくる手が止まらない。 読み終えてみると、登場人物も時間軸も何もかもが複雑すぎて、「だから覚えてなかったのか」と納得。 読んだことを思い出したのに、同じように楽しめてしまった。ミステリでトリックやラストを知っていて再読することはよくあるけれど、こういう再読体験は初めてだった。 最近は哲学的な思考をくれる伊坂さんの新しめの作品を読むことが多かったので、伏線が張り巡らされたテンポのいい展開が少し懐かしかった。「レ・ミゼラブル」やオリオン座などの挿入エピソードも含め、伊坂さん作品のこういうところがやっぱり好きだと思った。

    1
    投稿日: 2025.11.30
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    序盤は登場人物や時系列が入り乱れ話に付いて行くのに必死だった。 しかし慣れてくると1つ1つの作戦ややり取りの裏側を明かす真相を知ることができて面白かった。 作中1番の驚きだったシーンはオリオの正体が黒澤だったことだが警察とやり取りをしていたのは隣の家で立て篭りをカモフラージュした今村と中村だったのことにも驚いた。 他にも本物のオリオは死体として隠されていた事など伊坂幸太郎ならではのどんでん返しを喰らうことが出来た。 いかなる場面でも冷静沈着な黒澤がカッコよかった。 綿子が銃を構えた場面で神話とは反対に麻袋の中身は兎田だと悟り天井を打つ場面、天井の穴から夏之目が娘を指指すことを回想する伏線回収は見事だった。 「優しくするのはじつに容易いことですが、難しいのは正しくあることです」という言葉に大きく共感した。

    2
    投稿日: 2025.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中途中で読み手に向かって語りが入る、伊坂さんの相変わらずなユーモアのある会話炸裂で楽しめた。 後半部分のネタバレ解説からは一気読みだった。 妻を誘拐された兎田孝則が起こした立てこもり事件。 一軒の家族宅へ立てこもりしてたのかと思ったら父親は空き巣犯の黒澤⁉︎ かと思ったら人質の家族はすでにオリオオリオを殺してしまっているし、みんな兎田の妻を助けるために裏で協力者として仲間意識がうまれていて… 物語を読み進めていくとドンデン返しが待っていて、伏線回収もお見事で、物語の内容的には大事件ではないけれど話の展開がとても楽しかった。 空き巣犯の黒澤の仲間、中村と今村、3人のチームを見ていると私の好きな太田愛さんの修司・相馬・鑓水を思い出した。

    1
    投稿日: 2025.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ん?と思ったタイミングでちょうど作者の外部からの解説が入るのがすごいと思った。 オリオン座によって繋がる物語と、複数の人物のそれぞれの話が一つに集結していく構成はさすがと思った! オリオン座のベテルギウスは640光年離れている。

    1
    投稿日: 2025.10.17
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    伊坂先生の小刻みで心地いい会話と、ものすごい展開に相変わらず楽しんだ。いつも以上に展開が面白くて最後にもう一回読もうって決めた。

    0
    投稿日: 2025.10.12
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    登場人物それぞれの癖が強くて、伊坂幸太郎節の効いたテンポのいい会話が多くて面白い。 語り手が神視点になっている作品は初めてで、新鮮味があってこれはこれでいいなと思った。 時系列があっちにいったりこっちにいったりで、途中わけわからなくなるけど、読み終えた時に「そういうことか〜」となるからスッキリする。 あとはオリオオリオの語呂がよくて好き。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    面白かった。 ワンピースの如く伏線が貼られていて、退屈せずにすぐ読み終わることができた。 ナレーション形式で物語が進むものは初めて見て、最初の方は微妙なネタバレを含みながら進行していくのはどうなんだろうと思いながら、読み進めていった。しかし、後半になればなるほど貼られていた伏線が効いてきて物語が急速に進み、面白さが倍増した。今思えば、ナレーションが叙述トリックのキーにもなっていたように感じた。 色々な人物と時系列をあちこちするので、少し理解に時間がかかったとこもあった。 最後まで疑問に思っていたのは、題名であるホワイトラビットのホワイトはどこからきているのかである。物語に出てくるオリオン座の話や『レ・ミゼラブル』の話などにもしかしたらヒントが出ているのかもしれないが、物語中に回収してくれても良かったのではと思った。

    10
    投稿日: 2025.10.05
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    コミカルな話の展開もあって、悲しさや爽快感もあり、全体的なバランスが良かった。 伏線回収もしっかりあって、映像では味わえないどんでん返しもある。 黒澤さんの活躍ぶりがすごい。罰せられるものはしっかりと罰せられていて、ホッとした。

    3
    投稿日: 2025.10.04
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    騙された、まんまと騙されてしまった。 推理小説でも何でも、普段から犯人は誰だろうとかどういうトリックだやら、何も考えずに読み進めているが、にしてもまさかそうなるとは思わなかった展開に唖然。長くも短くも無いが、読み応え抜群。 何より、ラッシュライフから再びの登場、黒澤! これまた、黒澤の存在がいい味を出していたなぁ。 黒澤の人間性というものを、噛み締めて味わった。 この作品の面白い点は、妙な第三者視点、いわば、ナレーション形式で語られるところだろう。 稀にある、変な作品。 でも、その変が故に、面白い。

    10
    投稿日: 2025.10.04
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    面白かったね。 で何が面白かったかっていうと、物語よりも状況を説明する言葉、状況説明かな。 もっと簡単な言い回しがあると思うけど、何でそんな回りくどいことを説明調に話すのか、何となく面倒くさい自分を思い出したよ。 だけどこれが良かった。 さて物語はっていうと罪の意識もあるし、まあある意味ハッピーエンドだけど、この作者の殆どに言えるのかと思うけど、死を軽んじてるよね。 100人100通りの人、人生があるからこんな簡単じゃあないと思うけど、まああまり重くならないのでそこがいいのかっていう感じも分かる。 この作者らしいね。 でも、落とし所は外してなかったので、SIT隊長の夢に出てきた娘、妻の会話は何となく泣けちゃうよね。

    0
    投稿日: 2025.10.03
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    現実離れした設定でありながら、緻密に張り巡らされた伏線の回収に唸らされる。 憎めない登場人物たちの不思議な立て籠もり事件に引き込まれていく楽しい一冊でした。

    11
    投稿日: 2025.10.02
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    レミゼラブルの引用たくさん出てくると聞いて、長年の積読の中から探し出した。読み始めたら、あっという間。そして気付いた時にはもう遅い。どこから騙されていたのか、ついページを戻して読み込んでしまった。それぞれのキャラ、特に黒澤がやっぱり良い。

    0
    投稿日: 2025.10.02
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    伊坂幸太郎の世界観があふれるミステリーでした。 ある犯罪組織のドタバタに巻き込まれた様々な立場の登場人物たち。それぞれの目的へ向かってバラバラに行動していたはずが、いつの間にか一つの流れになって思わぬ結末に。 序盤、雑多とも思える複数のエピソードが並行・前後しつつ進行し、徐々にまとまっていく独特の構成は、読者によっては戸惑うかもしれませんが、一風変わっていて面白いです。 コミカルな雰囲気が濃いめの一作だと思うので、その辺りは好みの分かれるところです。偶然が4つも5つも重なるような展開に頬が弛むのか、違和感を感じるのか。 出てくるトリックも多少強引だったりするので、リアリティーを求めて入り込むというよりも、一歩引いた視点から気楽なエンターテインメントとして楽しむ作品ですね。 2025.9.30読了。

    9
    投稿日: 2025.09.30
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    本屋に行って「い」の行の下を見ると大体平積みされているのがこの作品。 その理由が読むとわかる。 作品としてとても綺麗にまとまっていて ちゃんと騙される。 それでいて読みやすく、特徴的な視点も持ち合わせている。 この著者の別の作品を読みたいと思わせる作品。

    8
    投稿日: 2025.09.28
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    宇宙らすれば人間は 「はい、生まれました。はい、いろいろありました。はい、死にました。」いろいろある中に幸せな瞬間を少しでも感じたいと思った。いろいろあるよね生きてれば。

    1
    投稿日: 2025.09.06
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    THE伊坂タッチ、の描写。つかみどころのないキーマンが、淡々と、今回もやっぱりきっちり読者を裏切ってくれます。

    0
    投稿日: 2025.08.29
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    「何だこの話、全然よく分かんないな」「お!わかってきた!」「何だこの話」「わかってきた!」を延々と繰り返していたら結末まで辿り着きました。面白くて人間味溢れる犯罪者が伊坂さんらしくて好き。

    2
    投稿日: 2025.08.26
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    ん??? この本を読んだ人は ついこの一言が出てくるはず 失礼かもしれないけど そこまで期待せずに読んだ作品 めちゃくちゃ面白かった! 私の悪い癖で 最初のまとまりの無い登場人物たちの話で やや飽きかけていたものの 途中からのスピード感 一気に読み終えました 犯罪者(たち)なのに応援したくなる 不思議な物語 犯人に好意を寄せてしまうあれなのでしょうか

    0
    投稿日: 2025.08.21
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    すごい緻密に作られてる、すごすぎる。視点がコロコロ変わるけど語りが入るので困惑しないし、時系列もバラバラだけど最終的にはかっちりハマって、きちんと終着してる。おもしろかった。

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    伊坂幸太郎の中では特に粒立ってストーリーに目新しさがあるわけでなく、サクサク進むのであまり感情移入ができないまま終わってしまった。

    0
    投稿日: 2025.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〜1周目〜 2020.09.09 ある詐欺グループに所属している主人公のお話。 妻と子を人質にとられ、お金をある空き家から取り出すというところから始まるが、徐々に罠に引き込まれていく。 途中途中にあるオリオン座との関連もいい。

    0
    投稿日: 2025.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった! けど、もうひと押し何か欲しかったかも。 というか、話のピークが終盤の早めというか、種明かしの話が長いので、わかりやすいと思いつつも、気持ちが冷めてしまう。 あとちょっとご都合主義過ぎるかなという印象を受けてしまった。 DV家庭の成人息子が誤って殺人(オリオオリオ)、家に隠す。 そこに空き巣が入る、しかも家を間違えてたまたま。 そこにオリオオリオを探す犯罪組織が押し入り、立て籠もり。 偶然が重なることはあるけれど、これは奇跡が重なり過ぎてて都合良過ぎると感じてしまう。 だからおもしろいのかもしれないけれど、その割には他の描写がリアリティなので、気になってしまった。 でも非常に緻密に作られている。 小説家の皆様はよくここまで絡められるなと、毎回脱帽させられる。 あと読みやすい。小説によくある難しいことばがあまり使われていない。 そうでありながら、独特の言い回しはクセになる。 時間を戻してみてみよう。分かりやすく今度はこの人の視点で見てみよう。このときのことが後に響くのだが、今の2人は知る由もない。 など。 そして、オリオン座に詳しくなる、笑。 ギリシア神話が由来で、オリオンは海の神・ポセイドンの子ども。 サソリの毒にやられ、オリオンは死んだ。さそり座は夏の星座で、オリオン座は冬の星座。オリオンはサソリを怖がっていて、さそり座が空に昇っているあいだは出てこない。 何万光年も離れているので、昔の光が届いているだけで、すでに星は爆発していて、ないかもしれない。爆発した光が届いたときは、数週間から数ヶ月の間、満月の100倍ほどの明るさで輝き続ける。 追記 友人とこの本の感想を語り合ったときに、この作品は小説でしか味わえない、と教えてくれた。 というのもオリオオリオと思っていた人がクロサワ!?という驚きは、映像化できない、小説で頭の中で描くからこそ成立する。 そう気付かされたら、じわじわとこの小説が魅力的に思えてきた。 評価を4→5に修正。 小説もスポーツと同じように、ある程度ルールとか知らないと、本当の魅力は分からないものだなと感じた。

    0
    投稿日: 2025.07.13
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    安定の伊坂ワールド。 人質立てこもり事件の話。 オリオリオ〜オリオン座好きの男。 オリオン座に詳しいなら折尾のフリが出来るって 事件現場なのに、人が死んでるのに、 いつもながらクスッと笑ってしまう。 作中で「レ、ミゼラブル」の引用が出てくる。 泥棒が語る言葉がウィットに富んでいる。 小説の引用からあの長作読んでないよ〜(汗) こう言う所だよ。自分の薄っぺらい読書量。 若い頃に難しい本も読める脳筋力をつけておくべきだった。 奇想天外な泥棒達。 フィクションとはこうでなきゃ! R7年7月7日七夕の日に読了。 「オリオン座はすでに消えている?」縣 秀彦 著 640光年離れているので640年前に爆発していたら今その爆発の様子を見る事ができる。 それも満月の100倍の明るさで、、、 伊坂ワールドは泥棒なのにいつもロマンがある。 「陽気なギャングが地球を回す」の合言葉 「ロマンはどこだ!」に通じる。 あ〜面白かった!までがセオリー。

    15
    投稿日: 2025.07.08
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    星座がキーワードな本作。令和7年7月7日、7が並んだ七夕の日に読了。 とんでもなく親切な語り口と裏腹に絶叫マシンのように登場人物の視点も展開も目まぐるしく行き来する。ただしプロが作ったアトラクションなので読者は安全に戻って来れる。 《追記》 解説がメタルギアソリッドシリーズで有名な小島秀夫氏なのが一番の驚きだったかもしれない。

    3
    投稿日: 2025.07.08
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    これが伊坂幸太郎か!と感動しました。 最初は登場人物がわけわからなくなりましたが、えぇ?という展開が何度もあり、全てが繋がります。 自分は読者であり、上から傍観している人間なんだと思わされる表現が多々あり、あまり読んだことのない本だなぁと思いました。

    6
    投稿日: 2025.07.02
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    面白かった〜。これが伊坂幸太郎か。 特に中盤は手が止まらなかった。 最後はなんだか、自分の読む手が失速してしまった。ずっと食べてたスルメイカの味が急になくなった感じ、後味にモヤモヤ。 メタな語り手が面白かった。自然に語り手の切り替えが可能で、トリック的にもかなり効いていた。

    0
    投稿日: 2025.06.29
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    独特な語り口と場面展開は伊坂ワールドそのもの。 途中まではグイグイ読み進めたが、エンディングは大した展開もなく尻すぼみでちょっと残念。

    0
    投稿日: 2025.06.24
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    「すでに起きてる出来事も、時間がずれないと見えないわけだ」 まさに! もう一回記憶を消して読みたい

    0
    投稿日: 2025.06.24
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    おもしろかったー! ストーリーはもちろんのこと、伊坂幸太郎さんの作品の中で1番クスッと笑えたんじゃないかなぁ«٩(*´ ꒳ `*)۶» 仙台で起きた3人の人質をとった籠城事件。 犯人の請求はお金ではなく人探し。 オリオン座に詳しい通称「オリオオリオ」 本名は折尾豊。 ぼやけた写真とオリオン座に詳しい。という情報だけで探し出してこい。と言われる警察。 そしてすんなり見つかる折尾さん(笑) 籠城犯は折尾と人質を交換だ。と言うが、もちろん折尾は拒否。そして訳もわからず急に籠城犯には仲間がいて、その仲間の居場所は星座でわかる!と地図を広げはじめる折尾…途方に暮れる警察。 そりゃそうだ(笑)ふざけてるのか!!ってなるわ(笑)でも人質助けたいから、折尾をどーにかしたくてオリオン座の話を聞くわけよ。 まーしかし、本当に伊坂ワールド炸裂。 今回もまたアップテンポ。個性的なキャラ。現実離れしてるのにリアル。 オリオン座の神話。大作レ・ミゼラブルの引用。おしゃれなのよー。なんでこんにおしゃれなんだろ。 割りと序盤のほうで「あれ?これなんかおかしくないか?時系列ちがうのか?」みたいなちょっとした違和感。 そして中盤で「え?この人…いつの間に?え?」ってなる明らかな疑問。 そこからの種明かし。やられたーᐠ( ᐛ )ᐟᐠ( ᐖ )ᐟってなるよねぇ。 最後の終わりかたもよかったな。ちゃんと正しい方向だった。 読みやすくて一気読み(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!

    17
    投稿日: 2025.05.20
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    まんまと騙された。ひっくり返っていく展開の解説をされてるシーンでも、自分で推理してるような気持ちにさせてもらってとっても爽快だった。 夏之目さん好き

    1
    投稿日: 2025.04.23
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    飽きて半年以上放置していたところ、残100ページ一気読み。 伊坂幸太郎作品はそれなりに読んできたが、あまりパッとしない作品。 黒澤は好きだが。

    0
    投稿日: 2025.04.22
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    ・黒澤さんが好き。「俺が父親だ!」のあたりはアンジャッシュのコントのようで思わず声に出して笑ってしまった。

    0
    投稿日: 2025.04.16
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    伏線回収含めてよく練られた作品ですね。まんまと騙されました。さすがと一言。 一方で、伊坂さんらしくハードな描写が結構あって書き方が上手い分、心がうわーって(小学生並の感想。。。)なるのが、少し苦手。

    10
    投稿日: 2025.04.15
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    好みの方向性ではないものの、今回もしっかり騙されたーって感心してしまいました。パタパタパタと伏線回収していくさまは見事です!

    1
    投稿日: 2025.04.15
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    ◆きっかけ  緑化委員長が課してくr ◆感想  途中、途中の 書き手のつぶやきが面白くて わかりやすい  スリルにコメディなの!?  オリオオリオ インパクト強っ ◆環境  読んでた日時、場所は 4/6(日)グリーン車 築地市場 南桜公園  日比谷公園のカフェ 帰途の特急  リアルでは桜とかネモフィラとか  作中ではオリオン座のウンチク  楽しかったー!!  思い出と 物語が ジョイントされる

    10
    投稿日: 2025.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり最高! 何を書かせても面白いです。 ストーリー、人物、スピード感、どれをとっても素晴らしいと思います。 新潮文庫でよく出てくる黒澤が出てくるのが個人的に安心というか、実家感がありました 他の作品と共通している、ユーモアのある文章(今回はレミゼラブルの文章を強調されているのか他の作品よりもメタ的な文章!)と理不尽な悪との対決が今作にもあり、その対比に心が揺れるのを感じた。 なんというか、ユーモアだけが世界ではない、もしくは理不尽な世界だからこそユーモアが必要だ、というような、、 好きな文章はレミゼラブルからの引用かもしれないが、 「海よりも壮大な光景がある。それは空だ。空よりも壮大な光景がある。 それは」 「それは人の魂の内部」 「人の心は、海や空よりも壮大なんだよ。その壮大な頭の中が経験する、一生ってとてつもなくおおきいと思わない?」 「夏乃目の受けたショックたるや想像を絶するものであることは、想像してもらえるだろうか。 深海よりも暗い光景がある。それは宇宙だ。宇宙よりも暗い光景がある。それは、大事な人を亡くした者の魂の内側だ。」

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    伊坂幸太郎は伏線回収が定番だけどこれは何度もページを戻って「えっ!そういうこと?!」となりながら読みました。まさかあの家があれで…って思わないし途中から混乱して、納得して驚きの連続で面白かったです。 この本に限らないけど、伊坂さんの本の主人公って愛妻家というか良くも悪くも奥さんに頭が上がらない人が多い印象!なんで???笑

    1
    投稿日: 2025.03.23
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    伊坂幸太郎マジックにかかりました。 どんでん返しがあり、作者の手のひらの上でした。好みは分かれると思うが、語り口が面白い。中で引用されていた作品も興味深く、読んでみたい。 ホワイトラビット、読んで良かった。また読み返したいです。

    2
    投稿日: 2025.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ワクワクドキドキで、一気に読めた作品でした! 『籠城』『誘拐』『空き巣』『殺人』と、ハードな内容なのに、星座の話から、様々なストーリーが作り出され、それぞれのキャラクターにも、愛着がありました♡ クスッと笑える所が沢山あり、伏線回収も見事で、とても面白かったです!!

    3
    投稿日: 2025.03.13
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    途中、展開が複雑で混乱した。 ん、えっ、なにっ、の連続だった。 何度まえのページに戻ったことか。 流石の伊坂先生、伏線回収は相変わらずお見事で最後はスッキリできました。

    2
    投稿日: 2025.03.11
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    読む時に注意すべき点は、 とにかく人がいっぱい出てきます。 読んでてあんた誰?ってなって読み返して、、 そんなことを繰り返していました。 でも最後には全ての人と事件が繋がります。 私個人的には結末そうきたか!と思いました。 とにかく伊坂先生のワールドが全開です。

    1
    投稿日: 2025.03.06
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    オリオン座の肩で輝くベテルギウスこそがホワイトラビットである。終盤、一気に明かされた真実に鈍麻していた脳はしばし追いつけなかった。小島秀夫さんの解説まで含めて読むべき1冊。

    1
    投稿日: 2025.02.28
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    …多分過去に一度読んでた… でも結末覚えておらず相変わらず楽しかった伊坂ワールド!色んな意味でほんとなら「なんだこれ」「こんなことあるかぃ!」てなるにはなるけど、「まぁまぁまぁ、黒澤元気だし良かった良かった」となる私。黒澤好きなんです。今もどこかで空き巣してるかなぁ。

    0
    投稿日: 2025.02.25
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    これはみんな騙されるしみんな驚きます。 綺麗な伏線回収とどんでん返し、『レ・ミゼラブル』を模倣した文章。久しぶりにスカッとする作品に出会えました。 ある立てこもり事件を主軸に時間が行ったり来たりしますが、混乱することなく納得の連続!しかも毎回驚きが付いてきます笑 最初は登場人物多いなとか思ってましたが、そんなことはなく、全員重要人物だし、訳ありだしでてんこ盛りです。 立てこもり事件解決後の終わり方まで含めて好きな作品に出会えました!やっぱり伊坂さんすごいなあ。

    1
    投稿日: 2025.02.25
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    「はい、生まれました。はい、死にました。その間には、いろいろあるんだよ、お父さん」 仙台市で起きた、とある立てこもり事件について、黒澤たちを含むさまざまな視点から描く星物語。 「レ・ミゼラブル」と「ポテチ」を先に履修しておくと、本作がより一層楽しめること間違い無し。 (特にレ・ミゼは小説だと読むのに5年かかったりするので、映像化されている方で充分) 「誰が正しくて、誰が悪いのか、訳が分からなくなってくるよな」というセリフのとおり、混沌としてくる物語に、作者が合いの手を入れながら伴走してくれて、読後感も爽やかで、さらに解説が小島秀夫さんという、満足感たっぷりの伊坂ワールド作品でした。

    11
    投稿日: 2025.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レミゼラブル風?の文体が新鮮でよかった。思ってた人物が実は違う人物だったっていう構成の小説だったら同じ伊坂さん小説のアヒルと鴨のコインロッカーのほうがおもしろかった。

    1
    投稿日: 2025.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作中のある人物が実は別人であったと、作中の登場人物はもちろん読者も共に騙されていた!という手法は特別に目新しいわけではないが、次々とトリックが明かされる疾走感が良かった。 折尾を騙った黒澤の警察に対する言動にやきもきしていたが、そもそもの前提から作者に騙されていたのだから、まさに作中の警察官たちの気持ちをトレースさせられていたような気分になって面白かった。 オリオオリオという呼び名だけはちょっとダサいと思う。

    1
    投稿日: 2025.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こちらの想像をとんでもない方法で超えてくる白兎事件の顛末。場面転換のスピード感も、複雑さも、それをキチンと理解できる読み易さも素晴らしい。少し悲しくもさっぱりとした伊坂ワールド全開で、とても楽しいエンターテインメント作品でした。

    0
    投稿日: 2025.01.07
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    繋がっていく感じが気持ちよかったなあ ここのこれがここに!?みたいな。 作者が天の声的な感じでこっち目線で話してるのも新鮮で面白くてよかった 好きなキャラとかは特にいなかったな

    0
    投稿日: 2024.12.30
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    小説って色々な形があるなと改めて感じさせられました。警察と籠城犯と泥棒という三すくみが十分設定として惹き付けられるのに時間軸を特徴的に書くのが魅力をましています。オリオン座話やレ・ミゼラブルをところどころに引用したりしてお話が時系列と共にぐちゃぐちゃにならず綺麗に整う形になっていて良かったです。

    1
    投稿日: 2024.12.29
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    「白兎事件」という立てこもり事件が、思いもよらない方向性に繋がっていくところ、前後描写が面白さを際立たせ、犯人と人質の関係性に人間味を感じ、すこしほっこりする作品だった 面白かった

    1
    投稿日: 2024.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あんまり本筋とは関係ないけれど、夏之目課長が5年前に解決した人質立てこもり事件のワンちゃん大作戦は、へぇと思った。 「レ・ミゼラブル」の手法らしい、作者の解説がところどころ入るのも新鮮で楽しかった。 「重力ピエロ」に少し出てきた黒澤さんが登場して嬉しいなぁと思っていたら、登場するどころか後半大活躍だった。 黒澤さん頭の回転が早すぎ!

    2
    投稿日: 2024.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎著の誘拐事件の様子を書いた作品 様々な立場のキャラクター達が出てきて読んでいて楽しかった また次の章に移るときは著者独特の説明文も入り面白かった(レ・ミレザブルのオマージュらしい) 時間軸がトリックを生み、予想がつかなかった オリオン座から始まりその下に位置する星座の兎。その名のつく男は妻を助けられるかハラハラした 黒澤もラッシュライフに出てから知り、他の作品に出てることにほっこりした 刑事が最後に娘の幻を見るシーンは感動した 人は生まれて、色々あって、死ぬ。 名言だと思った

    1
    投稿日: 2024.12.12
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    途中から読むのがしんどくなってきました。 レ・ミゼラブルを見たこと・読んだことがないので比較はできませんが、恐らくそれのオマージュのような形で読者と対話のようなナレーションも交えながら話が進んでいくのは新鮮でした。 各登場人物視点で話が進む群像劇ですが、ナレーションと群像劇の相性が個人的に悪く感じてしまいました。 たださすが伊坂さん作品ということで、話が次第にまとまっていくのは面白かったです。

    2
    投稿日: 2024.11.20
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    色んな人の視点から事件の真相が見えてくる構成の映画が好きで。小説でもとても面白かった。黒澤さんも夏乃目さんも好き。登場人物の名前覚えるのが苦手な上に少し構成が複雑で頭が大分こんがらがったけど、よく出来た小説…と感心しながら読んだ。伊坂さんの小説は唯一無二のユーモアがあって読みやすい。

    1
    投稿日: 2024.11.16
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    めちゃくちゃ面白かった。 伊坂幸太郎さんの本って全部色んな視点から時系列もバラバラに描かれるんかな? ただめちゃくちゃ分かりやすく。 レ・ミゼラブルみたいな(読んだことないけど)メタ的視点からの注釈が心地よかった。 より黒澤さんのファンになりました。

    0
    投稿日: 2024.11.13
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    時系列がバラバラでこんがらがりそうですが、続きが気になってわりと一気に読みました。 当たり前だけど、立てこもり犯にも警察官にもそれぞれ事情があって…。 オリオン座にも詳しくなりました。

    0
    投稿日: 2024.11.04
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    相変わらずややこしい伊坂幸太郎ワールドであった。 途中、すこしダラダラした展開になった感じもあるけど、それも伏線への説明として必要なんだろう。 何度か前に戻って読み直すややこしさ。 面白かったけど、スッキリスカッとした感じじゃ無いなぁ。ただただ流石、よくこんな展開思いつくなと感心。でも星3つ。

    0
    投稿日: 2024.10.24
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    犯罪グループの仲間割れからの立て籠り事件を舞台にした小説。登場人物が入り乱れで話が行ったりきたりで複雑ですがついつい読み進めてしまいました。度々登場する「レ・ミゼラブル」を5年かけてでも読んでみようと思った。

    1
    投稿日: 2024.10.14
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    ザ伊坂幸太郎!!! めっちゃ面白かった。物語自体はすごい複雑だし、時系列がバラバラで理解が追いつかないまま読み進めることも多々あったけど、伏線が回収されるたびに深みに「おぉ」ってなって最後の方は一気読み。 「レミゼラブル」を所々に引用してて、「罪は引力みたいなもの、地上で生きている限りみな罪を犯している、罪を犯してもいいから正しい人であれ」という言葉がすごい心にきた。レミゼラブルは映画でしか見たことがなかったけど話は知っているからこそ、この本の深みが増したかもしれない。 伊坂幸太郎の会話劇がすごい好きだから、それぞれのグループのやりとりがすごい楽しめた。

    13
    投稿日: 2024.10.12
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    バカリズム的小説。なかなか痛い目に遭っていて命危ないのにポップな展開。 おバカな泥棒2人の、見に行っちゃう?のノリが良すぎた。

    0
    投稿日: 2024.10.11
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    最初の方は場面がちょこちょこ変わり、登場人物も多くごちゃっとしてて読みにくく感じたけど、それすらもう読者をわざと錯綜させるテクニックなのでしょう! キーワード(?)のLes Misérables、映画は観たけど、本は読んだことなし。面白そうではあるが、5年かけても読めるかしら…? 解説があのゲームクリエイターの小島さんなのには驚かされた!! 伊坂さんの他の作品がレベル高すぎてそれと比べるといまいちに感じるため、星3の評価です。

    10
    投稿日: 2024.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎に期待する小説として期待通りのものだった 期待以上ではなかった 様々な場面転換を駆使しつつ人間関係をこんがらせてそれをうまく一本に繋げている しかし少し無理やり感もあったり

    1
    投稿日: 2024.10.01
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    高校生の時に伊坂幸太郎の『重力ピエロ』に出会ってからというもの、日本人の作家で伊佐幸太郎を超える作家はぼくの中では1人もいない。 ただ、ここ最近の伊坂作品を読む時に初期の伊坂ワールドを超える衝撃を受けるかというと、答えは否だ。ゴールデンスランバーくらいからの伊坂作品は、徐々に大衆を意識したような、悪く言えばあまり癖の強くない雰囲気の作風が多くなったように個人的に感じる。 本作ホワイトラビットはそんな中で、物語の中盤まで全く異なるストーリーを読者に思い込ませることに完璧に成功しており、「え、ぼくたちは全くもって騙されてしまっていたのか」ともはや感心すらしてしまうほどである。 物語は、誘拐グループの兎田の妻綿子ちゃんが、自分の誘拐グループによって誘拐されてしまうという、文字にすると既にややこしいことで始まる。 そして、綿子ちゃんを解放してもらうためにコンサルタントの折尾を探している途中で兎田は佐藤家に辿り着くことになる。 佐藤家は父、母、息子の3人家族で、その3人を人質に兎田が立て篭もっているという流れでもって物語は進んでいく。白兎事件がこうして巻き起こることになる。そして、その時点で既に読者は騙されている。 周到に用意された仕掛けが徐々に勿体ぶりながら明らかになっていくわけだが、ウィットに富んだ文章を読み進めていくうちに、読者は違う物語が始まっていく感覚になるくらいに騙されてしまうはずだ。 また、本作の見どころは伊坂作品にはなくてはならない泥棒の黒澤が物語の中心として活躍するところでもある。洒落のきいたセリフや、他者に興味のない雰囲気を醸し出しながらたくさんの人を本当の意味で救ってくれる。伊坂ファンからすれば黒澤の登場だけで眉唾物なのだが、本作は過去に例のないほどに黒澤が大活躍する。 不運な交通事故により妻子を亡くしてしまった警察官の夏ノ目課長の回想シーンは泣けてくる。娘が父に向けて言った 「*違うよ、はい、生まれました。はい、いろいろありました。はい、死にました。」* というメッセージは、今は亡き娘のセリフとして読むと、本当に深すぎて簡素な言葉でありながら重い重い言葉だなと感じた。 「はい、いろいろありました」をいかにして生きるか。限られた人生にはいろいろあるけれど、何が起きても生きていかなくてはいけないし、他の人から見たらいろいろあったんだねとしか捉えられない人生も、せめて自分自身はそのいろいろを肯定して生きていきたいと思わせてくれた。 本作では罪を背負った登場人物が皆、罪を償うという選択を自ら行う。いろいろなことがあったけれど自分の人生には誠実でいるべきなんだという伊坂さんのメッセージとも読み取れるし、作品で登場する家族たちの絆が彼らを最後の最後に誠実な行動に向かわせたとも感じ取れる。 客観的に見ると救いのない状況の人たちが描かれているわけだが、伊坂さんのストーリーはその救いのなさを軽減するとかではなく、全く違った角度から人生の生き方すら提言してくれているように感じる。

    1
    投稿日: 2024.09.23
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    いまひとつ没頭できないまま終わってしまった。 掛け合いこそ軽快だけど、 全体としてはシリアスな雰囲気だった。

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んできた中ではかなり珍しい構成だった こういうのもアリだと思った 相変わらずの黒澤のキャラとクスッと笑える会話の数々には安心感すらあった わるくなかった

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    星が好きなロマンチスト向けの小説。立て籠りのトリックや星座の蘊蓄は面白かったけど、会話が終始痛くて上手く没頭できなかった。たまに出してくる例えもあまり腑に落ちない部分が多かった。自分がBUMP OF CHICKENの天体観測を聴いていた中学生のときにこの本と出会っていたら、もっと楽しめた気がする。読むタイミングが遅かっただけ、ということで。

    0
    投稿日: 2024.09.05
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    最後までしっかりオリオン座やレ・ミゼラブルを絡めて、スリリングかつどこかコミカルな雰囲気もあり、途中から読むスピードも加速していきました。

    1
    投稿日: 2024.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レ・ミゼラブルやオリオン座になぞらえたようなストーリー展開に感心しつつオチもしっかりしていてさすがでした。最後にはなんだかじんわりと心も温まりました。オリオン座とうさぎ座の位置関係については二度と忘れないでしょう。レ・ミゼラブルって映画しか見たことないから5年かけて読まなきゃな〜と思います。

    1
    投稿日: 2024.08.25
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    本書でいえば、オリオオリオで必ず「オタク」で理屈っぽいキャラがでてくるのが大好きです。最後まで楽しむことができました。

    1
    投稿日: 2024.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    兎田という名の男は誘拐を行う犯罪グループに在籍している。ある時経理の女性が折尾というコンサルタントの男の口車に乗せられてグループのお金を持ち逃げしてしまう。兎田は妻の綿子を人質に取られ、折尾を追い一家を人質に立て篭もり事件を起こす。その人質の父を名乗る男は泥棒稼業の黒澤だった。 本作は他作品と比べても中々秀逸な伊坂マジックぶりだったと思う。 立て篭もりを起こし、警察に囲まれた兎田がどう綿子の元へ向かうのか気になっていたが、まさか立て篭もり事件が起きた家自体が違うとは思いもよらなかった。 なんとなく本作の重要点の概要を書いておこう。 ・黒澤→折尾の死体が運ばれた家の父を名乗り、兎田を騙そうとする。警察の前で折尾になりすましながら稲葉の電話口では兎田に扮する。 ・兎田→折尾の死体が運ばれた家に侵入し、黒沢(折尾)が綿子の情報を得て、警察が訪問したタイミングで「寝ていた」と知らないふりをして事件現場から離れて綿子の元へ向かう。 ・死体を運んだ妻子→子が道で絡まれた折尾を殺害。死体を母が自宅へ運ぶが、そこに兎田と黒澤が侵入し、巻き込まれる。 ・黒澤の仲間→詐欺師が購入した空き家(妻子の隣家)にて、兎田を名乗り妻子を人質に立てこもっていると嘘の通報を行う。電話口にて警察相手に兎田に扮する。警察隊員が近づいたタイミングで変装し、脱出。 ・そもそも立て篭もり事件は妻子の家では起こっていない。隣家の空き家で発生。 ・そもそも黒澤たち視点と警察視点で時間軸が違う。 こんなところだろうか。これでも全部しっかり書いたわけではないが、すでに複雑だ。 これを数百ページに収め、きれいにまとめ上げる伊坂の文章力に驚く。 本作は十分に伊坂マジックを楽しめる良作と言えるだろう。また他作品には見られない「作者のネタバレ語り」があるため一読して損はない作品だと思う。

    1
    投稿日: 2024.08.24
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    ふふっと面白いところがいくつも散りばめられていながら、秀逸に物語が進む 変に飾らない、でもかっこいい。 本当にすごい

    2
    投稿日: 2024.08.20
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    伊坂幸太郎らしく、ちょっと抜けている悪役たちが躍動する本書。 時間軸が飛び飛びで、次第に種が明かされるという趣向のこった造りとなっている。 伊坂ワールド全開で、面白い所なんだろうけど、自分にははまらなかった。

    16
    投稿日: 2024.08.17
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    本にて。 登場人物が多いので関係性を掴むまでに苦労したが、総じて面白かった。 どんでん返しと細かい伏線回収は流石伊坂幸太郎というところ。 母親がDV夫に対して言った電話での一言の真偽が謎なので解説を探すかな(笑)

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    クセが強いけど面白い。 オリオン座の話がめちゃくちゃ出てきて、ちょっと詳しくなってしまった笑 一見繋がりがなさそうな登場人物たちが次々と繋がっていき、そして途中で「え?」と驚く展開! 純粋に読んでいて楽しかった。

    3
    投稿日: 2024.08.08
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    前後する時系列と、視点が変わる展開がユニーク。 絡み合う糸が解けて最後に繋がるスッキリ感が魅力的だった。 「伊坂マジック」。なるほど。 内容的に、実写映えしそう。 メタ表現というか、作者視点もちょくちょく入る。 しかし文章は読みやすく、会話劇もテンポよく面白い。 気に入ったので著者の違う作品も読んでみようと思う。

    2
    投稿日: 2024.08.08
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    意外な結末だった。 ただの立てこもりではなく、色々な偶然が重なり合っていた。 読み進んでいくと、だんだん紐といて見えてくる。

    1
    投稿日: 2024.07.27
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    すっかり騙された! 読み進めて展開が変わるたび、毎度そう思いながら一気に読了した。 黒澤、いいキャラが立っている。

    0
    投稿日: 2024.07.24
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    作者に読ませる系のストーリーだね。レ・ミゼラブルの作風意識らしいけど、東野圭吾ばっか読んでて読む手が止まらない!推しの私にはちょっと微妙。語り手が説明はさんじゃうと邪魔されると言うか入り込めない感じがして微妙。でもどんでん返し何回もあったのは良かった!誘拐職業にしてる兎田に知らん間に同情しちゃってて、人間やっぱ自分の見えてる情報で判断しちゃうんやなって思った。兎田に誘拐されたサイドの話を知ればそんなん微塵も思わんはず。綿子は一生可哀想。

    0
    投稿日: 2024.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【 人生いろいろ、オリオリオ 】  爆発した星が光るかの如く、事件の全容が次々と明らかになっていく様が本当におもしろい。この作品そのものがオリオン座のような感覚を覚える。 「はい、生まれました。はい、いろいろありました。はい、死にました」  今後このフレーズを忘れることはないであろうし、ともすると人間も、星と同じような軌跡を辿るのではなかろうか。

    0
    投稿日: 2024.07.22
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    割と新しい作品なのか。 黒澤頭冴えすぎやなー笑 綿子ちゃん、あの事件のあと兎田とどうなったんやろ、、 職業について何も知らんっていうのもちょっと引っかかるけど、あんな目に遭ったのが自分の夫のせいやったとしても乗り越えられるのか?笑 オリオオリオの死に方もえ?って感じやった 人には素性を大っぴらにできない人物たちがあんな一堂に会するなんて、ある意味奇跡 今回はご丁寧に読者目線のナレーション付きで、普段伊坂幸太郎作品読むときに、自分の頭で章ごとのエピソードつなげる作業を果たしてくれるし、なんか珍しい〜ってなった

    0
    投稿日: 2024.07.20
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    途中とんでもない展開になって度肝抜かれた。無名の新人作家が一か八かで書いた、「衝撃の展開!」みたいなポップと共に平積みされるような本あったりするけど、それくらいフルスイングしてる。 富も名声も手に入れた上でこんなの書いちゃうの恐ろしい。 お馴染みの小気味よい会話はありつつ、散々擦ってたアレを最後に持ってくるの気持ちがいい。

    0
    投稿日: 2024.07.07
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    最近食傷気味になっている「伏線回収」というワード。 考察も何もいらないから素直に楽しませてほしい、なんて思っておきながら伊坂幸太郎の作品はやっぱり大好き。 ここまでは予想してた、よしよしと思いながらページを捲ると一気に「え!ここも!?」と叫びたくなる仕掛け。 登場人物、場面の多さと時間軸が入り乱れている複雑な描写をガイドのような説明口調の文体を使いつつも文字だけでここまで想像力を掻き立てられるのは、やっぱりこの人の文才とストーリーの構成力の高さだと思う。 はい、生まれました。はい、いろいろありました。はい、死にました。 星からしたら人の一生なんて瞬きにもならない長さだけど、そんな「いろいろ」の中には、海よりも空よりも壮大な、人の魂の内部が集約されているんだな。

    0
    投稿日: 2024.06.24
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    立てこもり事件にてんこ盛り 1つの立てこもり事件の中に、誘拐、泥棒、詐欺師、殺人と話が入り組んでいるので、複雑なようで単純でもあり、早い展開で爽快。サクサクと読めた。兎田が誘拐ビジネスの加害側にも関わらず被害者となる。嫁の綿子ちゃんを助けるべく試行錯誤するが、何とも頼りなくて人間味がある。泥棒ビジネスの黒澤も冷静に見極められるようで、何故かダメな子を助けてしまうタイプ。最終的には悪いやつがちゃんと捕まって、とりあえずハッピーエンドになるので読み終わってもモヤモヤはなくていい。しかし全体通してどこが面白かったかよくわかんない感じなので星3で。

    0
    投稿日: 2024.06.15
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    初めて伊坂幸太郎さんの本を読みましたが、今までこの人の本を読んで無かったことを後悔するくらい面白かったです!!!繰り返し出てくるオリオオリオという響きがつぼです笑

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    投稿日: 2024.06.14
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    場面と視点が次々と切り替わり、進むにつれて伏線が次々に回収されていく。さすが伊坂幸太郎。最後まで飽きずにどんどん読み進められた。

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    投稿日: 2024.06.08
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    語り部が語りかけてくるのが部分があって読みにくさがあったけれど、トリックが解明されて行くにつれて引き込まれて行った。 星座には興味が無かったけれど、星を繋げて想像を膨らませていた時代があったのだと考えると、確かに夢はあるなと感じた。

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    投稿日: 2024.05.29
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    白兎事件?兎田?オリオン座のオリオ?シリアスな人質籠城事件なのにハチャメチで笑える。これが伊坂ワールドか。とにかく結末が知りたくて止まらなかった。

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    投稿日: 2024.05.22