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総合評価

2600件)
4.3
1245
794
372
54
6
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    読んだのは3回目くらい。前回読んでから10年以上経っていると思う。850ページもあったっけなあ、と思いながら読んだ。歳をとって忙しくなった今は読み切れないと思ったけど意外に読めてしまった。 高度成長期の混沌とした時代に確かに起きえたのではないかというリアリティがあった。雪穂と亮司の間に会話が一切描かれないという表現方法が秀逸。そして二人にはそれぞれが太陽ほどではないが確かに光であった、というのが切ない。そして関わった多くの不幸になった人たちもとても悲しい。 ドラマはあまり見ていないが、雪穂と亮司の交流が描かれていて、原作と異なる表現をしていた。 続編の幻夜も時間を空けずに読もうと思う。

    5
    投稿日: 2026.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少々期待値を上げすぎました。 点と点が結ばれていくという作品でわなく、 決められたレール歩いて風景を眺めているような作品です。 主要キャラ2人の関係には美しさと切なさがあり、 読み終わったあとはやるせない気持ちになりました。 ただ自分には少し話が長かったです。 同じ長い話なら白鳥とコウモリの方が好みでした。

    0
    投稿日: 2026.01.08
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    白夜とは 北極圏や南極圏などの高緯度地域で、夏になると太陽が一日中沈まない、または真夜中まで明るさが続く現象 亮司が照らす夜を雪穂は歩いていた。どれだけ明るくてもやっぱりそこは夜なんだと思った。

    0
    投稿日: 2026.01.08
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    長めで文字も小さく、読書に慣れないと抵抗を受けると思う。最近こう言う人間の醜い裏側を上手く書いた作品に出合ってなかったので嬉しく、没入して読めた。展開の速さに微妙な緩急があり、意外な人の繋がりがあちこちに転がっており、後半に進むにつれて面白さが増していく。切なく哀しい物語ではあるんだけど、東野さんの作品で多くの人がコレを推す理由もよく分かった。読んだ人でないと分からない。

    2
    投稿日: 2026.01.06
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    長編だったが、中弛みすることなく最後まですぐに読めた。 読者視点からだと、絶対この人何かある、、って思えるのに、登場人物たちがなかなか気付けないもどかしさよ、、 余白を残す感じで締まるのが良い。

    1
    投稿日: 2026.01.05
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    本作、語られない部分が多々あり、普通は足りないところがあると説明不足だったり駄作だと言われかねないところを、語られないが故に彼・彼女たちの物語に奥行きを持たせているところが名作と言わしめる所以だと感じております。 それを成立させてしまう構成が化け物だなと。 ぜひ、最後までネタバレなしで読んでほしい一作です。 そして、現代にも蔓延る腐った部分に向き合うことが大切だなと思います。

    17
    投稿日: 2026.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後に亮司と雪穂の人生が交わると思ったら、最後まで徹底して表では交わらなかった!亮司の相手の人生には迷惑をかけない徹底して黒子の姿勢がすごい。どうしてそこまで徹底できるのか?二人の心理描写は一度も描かれず、終始どんどん新たに出てくる登場人物を通しての二人しか描かれないため、最後まで背景を理解はしきれなかった。だけど、幼いころから生きていくために必死だった二人は、こうせざるを得なかったんだろう。二人とも生まれてからずっと昼を生きたことがない、外が明るくてもそれは白夜。すごく良くできたストーリーだと思う。

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    軸となる2人の人物の心情が読み取れる描写がないからこそ、読み手側に心情を創らせる方法が良かったです。

    1
    投稿日: 2026.01.03
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    2026年の1冊目として選んだ。 最初の事件の被害者の息子である「桐原亮司」と、容疑者の娘である「西本雪穂」。本来交わることのない2人の成長過程と、その周囲で次々と起こる事件が描かれていく。物語は、2人に何らかの関連がありそうだという空気を漂わせながら進み、徐々に最初の事件の真相が明らかになっていく構成になっている。 「桐原亮司」「西本雪穂」ともに小学生から30歳までを、終始第三者視点で追っていくが、2人の心情や内面の心理描写はほとんど描かれない。そのため、本性が分からない不気味さを強く感じた。 「西本雪穂」の行動は、魔性の女にも見えれば、行き過ぎた純愛のようにも映る。一方で「桐原亮司」は、冷酷非道で自己の利益のみを追求する人間に見えるが、ところどころに友情や人間味を感じさせる描写もある。 2人の関係については、物語中で直接的な接点が描かれる場面が一切なく、全てが読者の想像に委ねられている構成も非常に印象的だった。 ぱっと見は辞書のように厚く感じる(全860ページ)が、休日に一気に読み進めてほしい作品である。

    1
    投稿日: 2026.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伏線がわかりやすくて、回収もちゃんとしてくれたからすごくスッキリした。 麒麟の翼読んだときにも思ったけど、物語の構成がすごく練られていて、今回は物語の内容も相まって、エンジニアとしても優秀だったんだろうなと思う。 この作品の好きな所は、肝心の二人の心理描写が全然ないこと。第三者から見た印象とか、神視点でしかないのが、余白が合って凄く良い。 考察見たけど、雪穂が純愛を貫いたのか、それとも魔性の女なのか、二択あってなるほど、となった。 誰に感情移入するかで感想が変わるんだろうけど、心理描写がないのでメイン2人に感情移入できないのが不思議な気持ちになる。そこがよい。 思想強くてすまんけど死は救済だと思ってるから個人的には麒麟の翼よりも白夜行の方がすっきり感強かった。 R&Yのポーチ?とか、都子ちゃんの発見とかだるまのキーホルダーとかのあたりで、なんとなく、いやこれ亮司犯人じゃん絶対⋯ と当たりがついてて、でもなんでそういうことを雪穂がさせてるのか分からず、最後の方で人を買う話が出てきて、なるほど、となった。最期までヒーローでいさせてあげようと思ったのかあなぁ、違う気がするけどな。 亮司はもうそこしか生きがいがなかったんだね。 結局亡くなっちゃったし、雪穂も今後は派手なことはできないと思うんだよな。 きっかけがあれば第二第三の亮司が生まれる可能性ももちろんあるんだけど。 幻夜読んだらまた変わるかな? なんというかこう、亮司が雪穂に尽くしていた理由は罪悪感とかだけじゃなかったと思うんだよな。 雪穂を抱く父への嫌悪感だけじゃなくて、そこに何か、甘いものを感じている気がする。そうじゃなければ勃たないんじゃないかな。 多分それもお互いわかっていて、強い嫌悪感は自分自身にも向けられてたんじゃないかな。亮司が誰かとセックスする時には、結局力でねじ伏せられるみたいな部分にも嫌悪感あった気がするな。 なんとなく、上手くいかない者同士で惹かれ合うところがあって、恋愛とかとはまた違う、お互いしかいないっていう絶対的な関係性の中で育まれた関係性。 だから共依存っていう絶大な愛って感じなのかな。

    3
    投稿日: 2026.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結局2人はどんな関係だったのか、2人の間にどんな会話があって、どんな想いを抱いていたのか分からないまま終わってしまった。 雪穂の心の内や、数々の事件の真相がはっきりしなくて、最後までそれは一貫していた。 一体何があったのか、どんな想いで雪穂と桐生が過ごしているのか凄く気になる。 ずっと、この事件がどう繋がってくるのか緊張しながら読み進めた。面白かった。

    1
    投稿日: 2026.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今年の締めはこちら 分厚いが話の続きが気になり、連休なのも作用して一気に読むことができた 2人のやり取りは一切書かれていない、、、どういうこと?傑作です

    1
    投稿日: 2025.12.31
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    学生時代、先輩から「面白いから貸してやる」と半ば強引に分厚く重い単行本を渡され、えー…と思いながら読んでどハマり。どこに行くにも常に持ち歩いてバイトの休憩時間も夢中で読んでた思い出の一冊。 そんな思い出は記憶しているものの、肝心のお話を覚えておらず、もう一度読みたいなと思いながら読めていなかったこの作品、年末休みに一念発起で手に取りました。 読み始めてもやっぱりお話はほとんど覚えていなかったので、初見のように「これはこうかな?」と思いながら一気読み。最後の最後「そうかぁ…こう終わってたかぁ…うん、すごいわ。」で読了。 854ページある中で、桐原と雪穂のセリフなんて30ページもないんじゃないかというくらい2人のことは明かされない。掴みどころがない。周りの証言や描写によって、少しずつ滲み出てくる事実が真実を明らかにしそうでしない。その絶妙なバランスがすごい。あと一滴でコップの水が溢れてしまうように全てが明らかになるのではという緊張感が終始ひたひたと漂う中、最後までその決定的な一滴がなく終わる。終わってしまう。ここでこう終わらせられる東野圭吾は天才か(天才だ)。すごい。 当時は映画にもドラマにもなった今作。たぶんどちらも観たと思うけどまたどちらも観たいなぁ。特に雪穂は当て書きなのではというくらい堀北真希が適役すぎる。ずっと堀北真希(映画)と山田孝之(ドラマ)、笹垣は三浦友和(たぶん流星の星のせい)で脳内再生してた。 2025年の最後の一冊、読み切れてよかった。 また10年後、全てを忘れた頃に読みたい。

    13
    投稿日: 2025.12.31
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    流石の構成力!グイグイ引き込まれていく。 ただ、重い… これの前に読んだのが『空飛ぶ広報室』だけに違いが大き過ぎた。 雪穂は武井咲、亮司は菅田将暉がイメージかな

    0
    投稿日: 2025.12.31
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    2025年内に読み終えたので急いで登録。 2人の同級生の、それぞれの親の死。 2人が成長して、あの事件はどんな真相を迎えるのか。 ページをめくる手が止まらなかった。 そして東野圭吾さんの作品に共通する(と勝手に思ってるんだが)、 大人の勝手な都合で子供の人生が狂わされる、ということ。 今回も切に感じた。

    15
    投稿日: 2025.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    凄まじく長くて、めちゃくちゃ面白かった。 最初は登場人物とか場面の移り変わりに慣れなかったけど、読み進めるうちに人物が頭に入ってきて、それぞれのつながりがわかるようになった。 最後はめちゃくちゃあっけなく終わってしまって、でもこういう終わり方こそ桐原にはふさわしいのかなとも思って。 文代はどんな気持ちなんだろう、どこまでも救いのない道をひたすら進み続けるしかないのかなって感じ。 流石に面白い。圧倒的読み切った感。

    0
    投稿日: 2025.12.29
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    かなりのボリューム。 メインの登場人物の心情がほぼ描かれないので、 自分でアレコレと想像できるのが良いな、と思いました。

    0
    投稿日: 2025.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    余韻えっっっっぐい。 ギリギリ話についていけた。そことそこ繋がんねや。主役の心理描写が全くないのになんでこんなに面白いんや。って思いながら読んでた。 とりあえず最後の余韻がすごい気持ち良かった。

    0
    投稿日: 2025.12.29
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    ありえないくらい没頭して、かなり分厚いけど気づいたら読み終わってた。 物語の進み方も伏線回収もすごくて、おすすめの本を聞かれたら絶対これを言いたい!! 本当に本当にこの本に出会えてよかった  

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    東野圭吾読み直し41冊目(全103冊)。 忘年会や出張が重なり、長編といえど読み終えるのに時間がかかった。 登場人物が多く、少し混乱する時もあったが、読み終えた時に、第1〜第13章の一連の流れを理解できた時はスッキリしたし、すごい精緻に作り上げられていて、東野圭吾のとてつもない凄さを改めて実感した。 正に大作だと思うが、全体的に暗くドロドロしたストーリーで個人的にはあまり好きではないため、評価は星三つ。

    16
    投稿日: 2025.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    強く心に残ったのは亮司と雪穂の生き方の違いだった。二人は同じ過去と罪を抱えているはずなのに、結末で見えたその人生はあまりにも不均衡に見えた。 亮司は最初から最後まで影に生きている。自分の幸せを望むことも、未来を選び直すこともしない。 その姿は静かで、感情を表に出さない分、余計に胸に刺さった。彼は自分の人生を生きなかったというより、生きることを最初から放棄していたように思えてしまった。 一方で雪穂は、過去の被害者でありながらも、名前を変え、立場を変え、光の中で生き続ける。彼女もまた可哀想な存在だと思う。 それでも、読み進めるほどに、どこか「ずるさ」を感じてしまった。 雪穂は生き延びるために選択を重ね、亮司はその選択の代償を引き受けているように見えたからだ。 雪穂は感情を切り捨てることで前に進み、亮司は感情を抱えたまま立ち止まり続ける。 その非対称さが、二人の関係をより残酷にしている。互いに必要な存在ではあったはずなのに、同じだけ救い合っていたとは思えなかった。 読み終えた後に残ったのは悲しみよりも、空白のような虚しさだった。 誰も本当の意味では救われず、ただ役割を最後まで果たしただけのように感じたからだ。明るいはずの世界なのに、ずっと夜が続いているような読後感が消えない。 『白夜行』は、登場人物に対する同情だけで終わらせてくれない。 理解できるけれど、納得はできない。 その違和感こそが、この物語が深く心に残る理由なのだと思う。

    1
    投稿日: 2025.12.26
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    迷いなき★5です。 年末に凄いものを読んでしまった感覚。 読後の余韻は、あの方舟を超えました。 一年の締め括りに相応しい作品。

    20
    投稿日: 2025.12.25
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    視点の書き方が素晴らしい。 雪穂の目線で書かれていたら興ざめだったけど、あえて第三者という視点の書き方だったのが面白味があった。 もちろん読みごたえもあって、満足感が得られた。

    7
    投稿日: 2025.12.25
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    衝撃的な小説でした。かなり昔に読みましたが、頭の中で絵が浮かぶし、登場人物に感情移入が行きました。かなり分厚い本ですが、没入感があり、サクサク進んでいけます。ミステリー要素もあり、社会情勢を映し出す風刺も名作だと思います。

    1
    投稿日: 2025.12.25
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    女って凄いなとまず感想 目的のためなら女優になれる 表立って描かれてはいないが ちゃんと2人のつながりが感じられて、 報われて欲しいなー と思いながら読み進めてのラストが、、、 ショックでしばらくモヤモヤした

    2
    投稿日: 2025.12.12
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    壮大なスケールで描かれた作品である。 読み終わったあとにあれは伏線だったのかと思い出す。 ただ、長いので読み終わったあとにページが戻ることがあった。 最後がしんみりした。 1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々と浮かぶが、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い目をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別の道を歩んでいく。二人の周囲に見え隠れする、いくつもの恐るべき犯罪。だが、証拠は何もない。そして19年……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。

    28
    投稿日: 2025.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前読んだが内容忘れていたので再読 桐原は現れないのに物語の裏で動くのが、感じられてゾクゾクした。 雪穂と亮二は互いに無くてはならない存在でありながら、独りで生きた 独り同士で強く強く生きていた。

    0
    投稿日: 2025.12.09
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    そんなに本を読んだことはないけども、一番面白いと思う作品だったかもしれない。元々は火車が好きだったけど、それを超えた…。 他の感想とかネタバレを見て、たしかにーなるほどーと感心することが多い作品だった。 私は雪穂の生き方がどうにも納得できなくて、この人がどうか不幸にならないかと考えながら読み進めてしまったのは秘密です。 でもそれを亮司が阻んできました。雪穂強火担。 でもラストで、長年連れ添った亮司が自殺したというのに、なんと冷徹な対応。と思ったら、それもきっと裏切りというか、そうなることを知ってて阻まなかったというイメージがある。 きっと雪穂のことだから、笹垣に気づかないはずがない。家に行った時には気づいていただろう。 そして、大阪に来ることも知っていたんじゃないかと思う。その上で、亮司とバッティングさせて殺したんだと思う。 自分には新しい家族ができて、ブティックだって成功している。 そして事件のことを嗅ぎ回られて、自分も巻き込まれそうになったから亮司を切ることにしたんじゃないかと思う。 なんと恐ろしい女なんだ…。ムカつくと同時に怖かった。 彼女は何に執着しているんだろう、お金?地位?名誉? 自分が子供の時に得られなかったものって、一生追い求めると言われるけど、もしかしたら全部なのかなあ。 きっと心が飢えているんじゃないかなとも思う。 どんなものを手に入れても、心がどうにも満たされない。満足できない。 彼女は心が満たされるものを求めているんじゃないかなと。 魂を奪う方法を知っている彼ら、それに気づいたのは、原体験があったからではないかと思う。 雪穂は、小学生時代に体をあそばれて、魂がなくなったんじゃないかなと。 私はこの小説を通して、雪穂の生きる目的が一番気になった。 ページ数多かった(鈍器本というのかな?)けど、充実した日を過ごした

    1
    投稿日: 2025.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    星4.5て感じ 読み終わってズーーーンの暗くなった、哀しくて切ない、、救いようもないし 亮司は雪穂を輝かせるために陰でずっと動き続けたんだ…亮司はそれが生き甲斐でやってたんだと思うけど雪穂がまじで恐ろしすぎる女やなぁと思った 雪穂の指示で動いてたのか亮司が指示してたのかわからんけど、エリコにしたことやミカにしたこと、その後平気で接していることを考えると雪穂がまじで好きになれない、実行犯は亮司なはずだけど亮司はなんとなく憎めないんだよな 初めは質屋殺しの話のまま進むと思ったからそっから19年も描いていてびっくりした 登場人物もかなり多いけどだんだん繋がってくるから読みやすいしどんどん引き込まれた 映画とドラマを見る気力は今は起きないけど、雪穂は綾瀬はるかより堀北真希の方がしっくりくるな

    0
    投稿日: 2025.12.09
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    長い、とにかく長い。 本を手にした時の感想は、これに尽きる。 但し面白い。 三人称視点として間借りしている登場人物の心情・思考は語られるが、亮司と雪穂の内情は一切語られないことがまず良い。最初から謎めいた人物として描かれているのだから、謎のままでいて欲しいという私の願望もあったのかもしれない。ただ内情を語らないからこそ、『白夜行』には読者に考えさせる力を有するのだと思う。 それから、広げた風呂敷を最後にはきちんと畳んでいるところも良いところだと思う。伏線が結末に向かうにつれて回収されていく様は、なんとも気持ちがいい。あれだけ登場人物を出せば途中で結末が迷子になってしまいそうだが、足並みを揃えてきちんと結末に向かわせることができるのは、東野圭吾の文章力が優れているからだと思う。

    3
    投稿日: 2025.12.06
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    850ページという長いページ数の中で幾つも散りばめられた伏線を最後に一気に回収していくのが圧巻。 主人公の目線で描かれていないのも良い。 何度も読み返したくなる一冊。

    1
    投稿日: 2025.12.04
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    話があちらこちらに飛ぶがそれを回収できるのが見事。時系列もどんどん進んでいくので一気見しないと忘れる。

    1
    投稿日: 2025.12.03
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    事件について色んな人の目線から語られるけど、主要な2人からの目線からは描かれないのが新しくて面白かったです。東野圭吾さん特有の文章の上手さや人間関係、恋愛感情が歪んでいく感じがたまらなく好きでした!!!

    0
    投稿日: 2025.12.03
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    堀北真希の実写で観たことあり。30年程前に読んだことがあったが、久しぶりに読んでみました。年齢を重ねてもなお、素晴らしい作品だと思いました。切なく苦しくしたたかな感情の揺れ動きと事件。とても面白く読みました。

    1
    投稿日: 2025.11.29
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    高校生の時に読んだことがあったのですが、その時には刺激が強くて物語の面白さにもあまり気づけず、読むには早かったみたいです。大人になってから改めて読むと、東野圭吾さん天才ですか…!ってなりました。笑 まず登場人物が多いはずなのに、ちゃんと誰だったか思い出せるし、区別がつく文章力。そしてあんなに長編なのに、長いなと思わせない物語の面白さ。あっという間に読んでしまった。 雪穂と亮司の2人のことを、本人たちの心理描写はあまり描かれていないのに、周りの人たちからの証言でどんな人物像か徐々に明らかになっていくところもすごいとなりました。最初は、得体の知れない2人だと思ってたのに、あんな過去があったなんて…結末を知って、ずーんと暗い気持ちになったし、考えさせられました。 それまでは、雪穂怪しすぎんか。あんな女の人嫌だわ、男性達もなんで騙されるんだ!ってなってたのに…最後で、そういう人生を歩むしかなかったのかーと悲しくなりました。やってることは駄目なんだけどね。 亮司も環境さえ違ったら、全然違う人生が歩めただろうに。全部周りの大人たちが、悪かった。 最後の笹垣刑事と他の人たちとの会話で、真実がどんどん明らかになっていくところは、驚きの連続でした。そして悲しい物語でした。読んでてこんなに印象が変わる小説も、なかなかないなと思いました。

    25
    投稿日: 2025.11.26
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    亮司と雪穂は、決して交わらない影と光のような存在だと思う。 その関係が、愛とも依存とも言えない独特の空気を作っていて、読んでいて異様な静けさを感じた。 読後は心がずしっと重くなるが、この関係性が切なくもあり、怖くもあり、妙に美しいと思う。

    17
    投稿日: 2025.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    流石東野圭吾ワールド。こんなに分厚い大作を2日で読み切ってしまった。最後亮司可哀想だったなぁ。不気味と思えるほど尽くしたのにねえ。 あんなにしつこく嗅ぎ回ってる笹垣がいつ殺られるのかとゾワゾワしてたけど見当違いだった(笑)

    3
    投稿日: 2025.11.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    衝撃 久しぶりに小説を読んで、こんなに長編の作品を時間を忘れるぐらい集中して読んだ。 人間の汚さとか残酷さと、そうかもしれないけどほんとにそんな事するのか、いやするはずがないという人間の信用、先入観を巧みに使って、登場人物と読者を騙していた。 彼らは19年もの長い期間どんな気持ちで人生を生きていたのだろうか。 「あたしの上には太陽なんかなかった。いつも夜。でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。…」 この雪穂のセリフが心に残った。2人はお互いの存在を太陽にしながら19年という長い年月を過ごしたのだろう。周りから見たら雪穂が太陽で亮司が月だが、雪穂にとっての太陽は亮司だったのだ。 残酷な方法を選んだのも、幼い頃の2人の残酷な経験がそうさせたのかもしれない。やはり幼少期の経験が当人に与える影響というものは計り知れない。 ラストシーン、追い詰められた瞬間自分の死を選択できる亮司の決断が雪穂への愛を感じた。

    3
    投稿日: 2025.11.20
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    当時、私が小中学生の頃に放送された綾瀬はるか主演のドラマから入りました。私自身、読書する習慣がなかった子ども時代を送っていたのでページの厚さに「ヒーヒー」言いながら読みましたが、とても面白い作品をつくる著者だと思いました。この本を読んだ後、他の作品も2冊ほど読みましたが著者の作品の中では一番オススメの小説です。事件を紐解くのがメインなミステリー小説ではなく、悲惨な家庭環境がきっかけに積み重なった犯罪行為に動いていく人間関係が書かれていたのが推理小説慣れしてない私でも読みやすい一因でした。

    3
    投稿日: 2025.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文庫本なのに860ページとなかなかの長編。 章が変わる度に色んな人が出てきたり、前章に出てきてた人物が成長していたりと物語の順序と伏線を整理するのがすごく大変だったが、どんどん点と点が繋がり、何かおかしいと思って読んでいた所が納得する結果になったり、何も気にも止めていなかったところが伏線だったりと読んでいてとても楽しかった。 探偵今枝氏のバイトの子の家に盗聴器が仕掛けられていたとこあたりから不穏な空気がどんどん大きくなり、青酸カリを持ち出す桐原と家のトイレで意識を失う今枝氏。直接的に桐原の犯行だとは書かれていないが、今まで接点のなかった2人だったが、そういうことだろうと思考してしまった時には自分がその立場に立っているような恐怖を感じた。 色んな人物の色んな物語が並行して進み、最後にはひとつに繋がる、とても面白い作品だった。

    1
    投稿日: 2025.11.14
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    長かったけど、話し手が変わるごとに何が語られるのか読むのが楽しかった。 現実世界にしたら西本雪穂ほどの美人はだれにあたるんだろう笑 桐原亮司の射精障害は事件のせい?? 不倫関係になっていく誠と千都留の心情を読んでいる時、なんかしんどかった、、笑 長かったけどいろんな登場人物の視点からR&Yの姿が表されるのが面白かった。伏線回収もされていた、頭良すぎる。 結局西本雪穂の好きな人、目的は??

    2
    投稿日: 2025.11.12
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    久しぶりに長編ミステリー小説を読みました?文庫本で小さい文字に悪戦苦闘でしたが、13章それぞれに息をつかせない展開で、あっという間でした! 姿が目に浮かぶような表現に、その場にいるような感覚で読めて面白かったです!ラスト数ページの展開、息を呑みました! 次も東野圭吾作品読みまーす

    2
    投稿日: 2025.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公たちの内面がほとんど描かれないといことで凄い奇妙で面白かった。亮司がどうしてそのような生き方を選んだのか、最後のシーンではどう思っていたのか

    1
    投稿日: 2025.11.10
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    読み終わるのに時間かかったけど、途中で飽きることは無かった!色んな人がおすすめしてるのも納得の面白さ。最後の一ページよみきるまで、全然展開がよめない。終わり方も想像して無かった展開で、え!!って声に出たレベル。雪穂のその後は書かれてなかったけど、警察の望むような証言は最後までしないんだろうな……多分。 20年近くをかけて事件を追っていく物語。結構な人数が作中で登場しては、突如退場したりする。人物名が多い分、個人的に混乱しがち。人物整理必須。 雪穂と亮司の細かい関係性とか、2人が過去に起こしたであろう事件の動機とか、匂わせるくらいはあるけど明確には語られず終わった部分も沢山。こうなのかな?と自分で考える余地もあって楽しい反面、実際にはどうだったのか作者に細かくネタバレして欲しい自分もいる。

    11
    投稿日: 2025.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なるほどね。読みたくなる。てか知りたい。好奇心の強度ってすごい。全部読み切るていすぎる。途中ちょっとだれたかな。おもしろいと言っていいのかいやおもしろいんか

    1
    投稿日: 2025.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    膨大な数の登場人物と多様な事件により、物語は複雑に展開していくが、芯となるプロットは一本道。まさに「白夜行」 物語は終始湿度が高く薄暗いノワールサスペンスであり、どちらかというと「極夜行」では?と疑問を抱く。とある人物から「白夜行」というタイトルの意味が語られたとき、突如東野圭吾に最近読んだ宮部みゆきが宿ったように感じた(笑) あらゆるベクトルに無限散乱した物語は、十九年の時を経て、一つの物悲しい真実に収束する。 読了後の余韻が強烈であり、もう少し贅肉が削ぎ落とされていたらさらに高評価でした。やはり凄いな東野圭吾。

    0
    投稿日: 2025.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当に衝撃を受けた。今までミステリーを読まなかったが、東野圭吾が好きという意見がよくわかった。色々な犯罪が絡み合い、そして最後の回収で全てを語らない手法も考える余地を残してくれてとても楽しかった。 内容はとても重く許されない犯罪も多々出てくるが、嫌悪感すら作品の一部になっており最高だった。

    0
    投稿日: 2025.11.08
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    過去に子供が犯した犯罪を暴く、という話ですが、それだけではない深くて多様な人間模様が描かれていると思います。古い言い回しかもしれませんが。 話の展開に合わせてこちらの気持ちもどんどん変化していくのが感じられ、楽しいやら切ないやら自分でもよく分からない感覚でした。既に複数回リピート読みしてますが、これからも時々読み返すと思います。

    2
    投稿日: 2025.11.05
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    ひとつの殺人事件から時代背景と共に20年近くに渡り事件の真相を追うストーリ。長編ですが読む手が止まりませんでした。 子供時代から、年代を変えて取り巻く人々が変わり、暮らしも変化する。そこに絡み合う思惑や残虐な出来事がひとつひとつ濃かった。また、単体で起こったことではなく、全て繋がっていく感覚が後半にかけてあり、そのプロセスが面白かったです。様々なストーリーや変化の根底に蠢く何かを常に感じながら、それが徐々に強まっていく感覚、ふたりが抱える闇、憎悪、そして愛… 最後はあっけなかったけど、読み終えた後からじわじわ広がる怖さとストーリーの奥深さを感じる小説でした。

    16
    投稿日: 2025.11.05
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    亮司と雪穂の心情描写がないにも関わらずここまで表現できる著者の技術に敬服した。登場人物が多いためメモをとりながら読んだけれど結局最後にはジワジワと関係ないように見える人たちが繋がっていってパズルのようだった。 いつもなら読んでるうちに登場人物の顔が思い浮かんで映像化されるが、ドラマで綾瀬はるかが雪穂役をやっていたのを知っていたので綾瀬はるかが苦手な私にはそれが邪魔して入り込めなかった。 やはり小説は自分の好きな通りに登場人物を想像できるのが醍醐味だと思うので、こんなにも素晴らしい名作は実写化の俳優を知る前に読むべきだと心に決めた。

    0
    投稿日: 2025.11.04
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    東野圭吾作品、2冊目でした。 なぜかは分からないけど、何かがあるんだろうなと思わせる表現力。 とても面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.11.03
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    とんでもない小説でした。 「この作品を超える小説に出会いたいために、小説を読み続けている」という感想があり、気になり本屋へ。 850ページ。その存在感に圧倒され、一旦躊躇したのですが購入。 最高でした!!とにかく最高でした!! 建設中のビルの中で遊んでいた子供が死体を発見し物語が始まる。 主人公の2人の子供時代から、学生時代、大人時代、19年に及ぶ壮大なストーリー。 2人の周りに起こる数々の出来事がどのようにつがなるのか、つながらないのか? 主人公の周りの人間視点で物語が進んでいく描き方、内面を描かないゆえに影の部分をより陰に想像してしまう。 ラストも良かったです。大好きな作品になりました。

    1
    投稿日: 2025.10.29
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    最後の解説を読むまで、第三者視点で描かれていることに気づかなかった。さすがの筆力。 登場人物が多いけど、それぞれの物語があって、複雑に絡み合ってて、その全部の登場人物をあーこういう人いるよね、って描いてるんだけど、対象の2人だけずっとよく分からないまま。 私たちは第三者視点でしか物事を考えることができなくて、何が真実かなんて最後まで分からない。 あくまでも自分視点で色眼鏡をかけてしか、他の人について考えられていないことを肝に銘じて生きていきたい。

    2
    投稿日: 2025.10.26
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    最後まで一気に読めた。 普段ここまで事実とか推理に基づいた小説を読まないので状況理解に少し苦労した うーーーん、、ミステリーを普段読まない身からすると、ここまでする?!ここまで考える?ここまで覚えてるもんなの?!となりました笑 徐々に見えてくる雪穂と亮司の絆 こんな人生生きている人達が実際にいたら、それは本当の愛だなって思います

    1
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2回もレイプ未遂で話が動くのどうなの……?と思ってたんだけどそれこそが東野圭吾の狙いだったとわかったときはのけぞりかえった。 白夜行というタイトルは、お天道様のもとを歩けるはずもない人生だけどお互いさえいればそれでよかった2人だったからなんだと思った。 すごすぎてずっとかじりついて二日で読み終えた。 本当に面白い。この内容なのに2人の視点では語られないのが本当ににくい構成だなぁと。2人のことは2人にしかわからないままなのが良い。 桐原がタバコの火を手に押し付けられても平然としてるシーンが好き。ずっとこうやって生きてきたのかなって思ってしまって。

    1
    投稿日: 2025.10.21
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    ずっとメインの2人が結局何故罪の共有をし続けていたのか、最後の最後までわからず前提をずっと読んでいるように思えた。しかし、真相が分かった時全く違う2人のキャラクターがそこにはあり、ガラリと本の趣旨が変わった。「大恋愛」だった。互いを守り抜くために他者をなんとも厭わず、罪を重ね、未来を見ようともがいていた。 彼が死んだ時の彼女は本当に一体どう感じたのだろうと考えただけでも、呆然としてなにも手につかなくなる。美しい作品だった。 (ただ、基本第三者目線でしか語られず、一人称で気持ちが書かれてないため、読みにくさはある。が、故の読み応えかもしれないが)

    0
    投稿日: 2025.10.20
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    東野圭吾『白夜行』 物語を通して貫かれるのは、「人は光と闇の狭間でどう生きるのか」という問い。 主人公たちはそれぞれの事情と過去を背負い、時に冷酷で、時に切なく行動する。 その選択は感情だけでなく、理性や矜持にも裏打ちされており、単純な善悪では語れない。 読み進めるうちに、人の心の複雑さ、愛と罪、友情と孤独が丁寧に浮かび上がる。 最終章での結末は、儚さと美しさが同居しており、読後しばらく思考が止まらなかった。 読む時期や立場によって、物語の見え方が変わる一冊。 人間の心理と生き方について、深く考えさせられる作品だ。

    1
    投稿日: 2025.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中で他の本に何度も浮気をしたのにも関わらず読むことを辞めきることはできず半年かけて読みましたははは~ ハッピーエンドだバットエンドだとかいう終わり方ではなく、ただ事実だけを書いて締めたラストが読み終わってからの余韻をより一層引きずらせたような、 、、 それが個人的には刺さった あーこう綺麗に上手いこと行くんだな結局はっていう印象で終わらなかったのが良かった この本の中のキャラでさえ雪穂や亮司、 特に雪穂の行動ひとつひとつ本当の姿なのか確信をもてぬまま終わったと思うけど 客観視していた読者側も疑ってしまうような掴みどころのない2人が読み進めていくうちにとても苦しくなった

    1
    投稿日: 2025.10.19
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    分厚い文庫のビジュアルに圧倒。 こんなにも引き込まれた小説はこれが一番かもしれない。 読んでいて頭の中で映像化?というかそういう読み方ができるようになった最初の本だと想う。 前提としての前半を蓄積するように読んで、後半で徐々につながっていく、明かされる。祈るように読んで裏切られて、いつしおりをはさんで本を置けばいいのか分からなかった。 これを読んだ後の読書や映画、前半がイマイチでも少し我慢して読み(観)続けることができるようになった。 何度読んでも引き込まれてしまう中毒性がある。

    1
    投稿日: 2025.10.15
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    主人公2人の心理描写がないにも関わらず、多様な登場人物たちによって徐々に謎が明らかになっていく。 ボリューミーな内容を感じさせず、ページを捲る手が止まらない。そんな初体験の一冊。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    可愛い後輩からの推薦です。東野圭吾の『白夜行』を読みました。緻密に描かれたプロットにとにかく圧倒。ページを繰る手が止まりません。久しぶりの東野圭吾で懐かしくなりました。。

    0
    投稿日: 2025.10.10
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    9/19〜10/3 ドラマ版を最初の数話だけ見たことがある。 ドラマの方とはストーリーの展開が全く違っていて、ちょっとびっくり。 雪穂のやり方はちょっとあれだけど、すごく惹かれる。 桐原の人生はあれで良かったのか。 それにしても とても分厚い本で、電車の中で吊り革を持ちながら片手で読んでいるので、腕が鍛えられた。

    0
    投稿日: 2025.10.03
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    得体のしれない怪しい雰囲気がずっと漂っている 長編なのにスルスル読め、納得できる終わりになっているのがすこい

    9
    投稿日: 2025.10.01
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    最後読み終わると喪失感がすごい そういうことだったのかってなって恐ろしくなる 2人の視点が書かれてないからこそ、すごい虚しい気持ちに最後なる 800ページくらいあるのに面白すぎて3日で読み終わった

    0
    投稿日: 2025.09.24
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    読後、放心状態! 800ページを超える作品ですが、 様々事件など短編小説のように読みやすい 一方で様々な事件の意図や そのきっかけは そして雪穂と亮司はどんな関係性であったのか? 読み終わったにも関わらず 考察止まらない。 再読必須本

    1
    投稿日: 2025.09.22
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    長さを感じさせないほど面白い。 最後までハラハラさせられる読書体験ができた。私の場合は序盤は読むのに時間がかかったが、中盤から寝る間を惜しんで集中するほど読み耽った。 主役二人が最後まで何を考えていたのか、どういう関係だったのかわからないままでこの長い物語が成立するのがすごい。だからこそ謎をリアルに感じられて緊迫感がある。すごい。 読む前はロミオとジュリエット的な、絶対に結ばれない容疑者と被害者の娘息子の話かと思っていたが、ロマンス要素は皆無だった。 真相はどうだったんだろう? どうしても気になったのは、いちいち女性の容姿や年齢をバカにする書き振りをするんだなぁ、とは思った。男性にはせいぜい、ニキビ面くらいの描写なのに。 キャラクター性かと思ったが、どの視点になっても同じだ。それとも全員悪辣な思考というキャラクターなのだろうか。 四半世紀前とはいえ…という、全く本筋と関係ない箇所が気になり、というか序盤にはそれが多々あって手が止まり、を繰り返した。正直ノイズだった。 雪穂や動機を引き立てたかったのだろうか。そこまで読むのは深読みのような気もする。

    3
    投稿日: 2025.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件の真実を2人だけの秘密にしたかったんだなー 笹垣さんは気づいたけど、誰も知らないところで依存し合って生きてたのね こんなに巧妙に緻密にやっていたのに、片方はあっけなく死んでしまって残念 雪穂は真っ暗の中でこれからどうするんだろう 美しくて恐ろしい人だからな 私は面白すぎていつのまにか読み終わった!!て感じはしなかったけど続編すぐ読む

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過去一震えが止まらない小説。 読了後に襲ってきた恐怖感は、私は今ホラー映画を観ているのか?と思ってしまうほど、鳥肌ものだった。 こんなにも恐ろしい作品を書けてしまうなんて、それも26年前だなんて、色んな意味で恐ろしさを感じる…。 さすが東野圭吾。 一つの殺人事件から始まって、まさかこんなに登場人物が出てくるとは思わなくて途中は名前を覚えるのに必死だった。(笑) だが、読み終わって改めて考えると、たった一つの事件からここまで波瀾万丈な展開に持っていけるなんてすごすぎる。 そりゃあ人間関係もこんな複雑になるよなあと。 これだけ分厚くて複雑な作品だから、何日か跨がないと読み終われないだろうなと思っていたが、気がついたら読み終わっていた。 多分7時間くらいかかった。 読み終わった後の満足感は、これまで読んできた作品とはまた違った、なんか終わってしまうのが寂しいような感覚だった。 最初に「震えが止まらない」とか書いたけど、怖いのに寂しいというか、本当に言葉にできないような気持ち。 ぜひ読書好きな人には絶対読んでとおすすめしたい作品だ。

    4
    投稿日: 2025.09.21
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    長い事気になる作家さんではあったものの これまで殆ど読んでこなかった作家さんであり 驚かれる方も多いかと思う。 なんとなく食わず嫌いならぬ読まず嫌いで 偏見に近いかもしれない。 でも自分の読書経験の幅を広げたいという 気持ちもあって、他の読書家さん達の 絶賛レビューを見て興味が湧きました 序盤から、これはノワール作品なの?と まず読み切れるか不安が湧きました。 ただ文章にはやはり引き込まれるものがあり ミステリーやダーク系が苦手でも兎に角   読み進めようと思いました。 登場人物も多目だけど一章節毎に区切りが 付けられるので戸惑う事はなかった。 中盤では、訳もわからぬ気持ち悪さと言うか ゾワゾワする伏線に最終どうなるのかと 思いつつ一気読みは出来なかった。 意外だったのは、ラスト10頁位で やっと、ああやっぱりとなったものの 実は違うんじゃ?と犯人像がはっきりと 定められなかった事。とは言え最終的に モヤモヤが残ったのは、1番気になってた人物が あっさり描かれてしまったからかも。 東野作品。私は連続では読めないけれど 今後も追っていきたい作家さんになったのは 私にとっては進歩したと思いたい。

    32
    投稿日: 2025.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み進めるごとに雪穂という女性が、彼女と桐原亮司のやってきたことが怖くて仕方がなかった。(特に亮司より雪穂の方が怖かった。)周りの汚い大人達に幼い雪穂や亮司が踏みにじられて心を壊してしまった故の彼らの生き方だったのかもしれないが、仮にそうだとしても、それが自分達の周りの人間達の人生を踏みにじってもよい、人としての尊厳を傷つけてもよい、殺人を犯してもよいという理由には決してならないと思う。そして、自分達の目的の邪魔をする人間をどんな手段を使ってでも排除していいわけではないと思う。傷を負った雪穂と亮司だからこそ、自分達がやったことが相手の心に、そしてその人の人生にどんな影響を及ぼすのか想像力を働かせて欲しかった。そして、自分の周りの人間の傷にも敏感で、そして寄り添ってあげることの出来る人間でいて欲しかった。亮司のやったことは真の意味での贖罪ではないと思う。2人は、お互いが生きていく上で必要不可欠な存在で、お互いがお互いを支え合っていたんだろうと思う。だからこそラストシーンで亮司の最期に直面した際の雪穂の心情が、亮司のことを全然知らない人だと言い切った際の雪穂の心情が容易に想像できる気がする。 東野さんの作品はこの作品が初読でしたが、文章が平易で読みやすく、また伏線の回収の仕方が見事で、この話がここに繋がってくるのかぁと何度も感心しました。さすが日本屈指の人気ミステリー作家さんだと思いました。ただ…登場人物が多過ぎたのには少し辟易しました。

    3
    投稿日: 2025.09.18
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    なぜ、こんなにも作品の世界にどっぷり浸かれるのだろうか。光がそこにあるようで闇の中にいる。闇がそこにあるようで光を進む。2人の関係をどのように表せばよいのか。2人の関係を読者に委ねるこの作品は最高傑作であり、不朽の名作であるだろう。

    2
    投稿日: 2025.09.17
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    854ページもあって読み始めるまで勇気がいったけどいざ読み始めると面白くてあっという間に読みきれた。 巾着袋の刺繍とか雪穂の鍵についた鈴の音とか、松浦のピンキーリングや色付きのサングラスとか出てくるたびにそこな繋がる!?ってのめり込んでいった。 最後まで読むと白夜行という題名がすごくしっくりきます。雪穂と亮司視点の心情の描写は何もなく周囲の人の目線や事実だけでここまで主人公たちに感情移入させる手法はすごい。そして20年もの年月、さまざまな登場人物と場面をわかりやすく飽きさせずに書き切る東野圭吾さんの筆力に完敗です。終わり方も秀逸。今までにない読書体験。

    0
    投稿日: 2025.09.16
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    巾着袋のイニシャルのくだりがなかったら、どんな風に読んでたのか想像つかない。 雪穂のほうが亮司よりも恐ろしく感じた。相当、人や世間を舐めてる。 自分が憂き目にあってたら、もう少し優しい人間になれないものだろうか。 義娘の懐柔の仕方が恐怖でしかない。直接的な発言や心理描写がないだけに同情しにくい。

    4
    投稿日: 2025.09.15
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    幼い頃の事件に縛られ続ける亮司と雪穂は、直接言葉を交わさなくても互いの存在を背負い合い、闇の中を歩み続けます。亮司と雪穂はまっすぐには交わらないのに確かに強く結びついていて、その関係が愛なのか執着なのか分からないまま最後まで引き込まれました。光の当たらない人生を選んだ二人の姿は悲劇的でありながら、美しささえ感じさせます。読後には深い余韻と、もし別の道を歩めていたらという切ない思いが残りました。

    3
    投稿日: 2025.09.11
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    1日で読み終えてしまいました。とても面白かったです。どんどん雪穂のことが分かっていくのがゾクゾクしました。

    2
    投稿日: 2025.09.11
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    これだけの長編なのに書かれていないことが非常に多い。心理描写や動機はほぼ皆無、実際に何があったのかの細部もほぼ不明。第三者が確認できる事実のみの描写なのに、どんどん引き込まれていく。行間だけで内面を描いている。 この長さで飽きが来ないのも素晴らしい。

    3
    投稿日: 2025.09.09
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    分厚いが、続きが気になるのですぐに読み終わった作品 東野圭吾の作品はかなり読んでいるが、いまだに1番の作品

    2
    投稿日: 2025.09.07
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    おすすめのミステリー教えてと言われた時、白夜行は絶対に外せない一冊! いわゆる本格ミステリーを読み漁っていた当時、少し毛色が違うものも読んでみよーかなと手に取った小説。『聖書かよ!』と見間違うような分厚い本…(読了できるんだろーか)…不安を抱えつつ読み始めた。そんな不安が杞憂に終わるほどスラスラと読む手が止まらない、まるで自分がすごい読書家になったと勘違いするほどに… 亮司と雪穂、2人の主人公を軸に壮絶な人生が描かれていく。2人の周りには次々と不可解な死や悲劇に見舞われる人々が現れ、それらに2人が関与していると疑いは持たれるが決定的な証拠は掴めず捜査は行き詰まる。そしてそれは警察側だけでなく読み手側も同じだった。互いに示し合わせていることは明らかなのに、その描写は一切なく…いや、そもそも2人の行動や感情なんかもぜんぶ想像しながら読み進めていることに気づく。なに、この不思議な感じ…? 読書経験の浅い自分がこの違和感の原因に気付かされたのは、読み終わった後に解説や読者の感想を見た時だった。そう、この物語はずーっと2人以外の他者視点から書かれていたからだ。ミステリーの性質上、犯人視点から描けないのは分かるけど、主人公視点の描写が全くないって…改めて思う、すごいわ東野。初めからラストまでひたすら闇を彷徨い光が見えない展開なのに、ずんずん話に惹き込まれていくのは見えないけど確かにある2人の間の絆を感じることができるからなのか。 読み終わった後もしばらく余韻に浸ってしまう名作。強いていうなら、話に没入しすぎてしまうため、寝ながら読んだら両腕がひどい筋肉痛に襲われてしまうことが難点。上下巻に分けることは出来なかったのかなぁ、、いや、長くても一冊でおさまっているからいいのか。

    5
    投稿日: 2025.09.03
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    本の分厚さから読み始めるまではなかなか勇気が要ったが、東野圭吾の作品の中でいつもランキング上位なので読んでおかねばと思い、購入までは迷いがあったが時間を確保して取り掛った。しかし読み始めると先が気になって気になって、どんどん読み進められる展開で、別々の章が繋がったときのスッキリ感もあり、本の分厚さを全く感じず、さすが東野先生だなと思った。 個人的には登場人物のメモは必須で、あれこの人って?!とか、確かあの時のあの発言って。。と、ページを遡りながら楽しんだ。 あくまでも私の感想たが、昼ドラみたいな先が気になるモヤモヤ感と、読んでいる期間中ずっとドロドロした気分になるイヤミスのような雰囲気もあり。 これを読んでる期間はずっと心の何処かでドロドロした世界観を引きずっており、思い出している今もドロドロした余韻がある。それだけ強く世界に引き込まれたんだと思う。 サクサク読めるが、題材含め空気感は暗めで重めなので、ワクワクして読むという感じではなく、心の余裕のあるときにおすすめします(笑)。

    2
    投稿日: 2025.09.02
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    面白かった。所々に伏線が散りばめられていて何度もハッとさせられた。そのわりにほぼ憶測で推理が進み、決定的な場面や証拠が一つも出てこなかったことに正直もやもやしつつ、とても感嘆した。だからその方法で心を奪っていったんだなと合点が行った。心の大切さを痛感し、人の心を守っていかねばと思える本。こんなにページ数が多いのに飽きることなく一気に読み進められるくらい面白かった。

    2
    投稿日: 2025.09.01
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     この物語の中に絶対的な悪者は存在していない。それは現実にも言えることであろう。  殺人は悪だ。不倫も悪だ。レイプも悪だ。ただ、その人物がその行動をとった背景には共感せざるを得ない理由があることもしばしばだ。周囲の環境や境遇。自分一人の力では変えられないものに、人々は影響され変わっていく。不可抗力?しかし、それを理由にその行動を許すのは正解とは言えないのではないか。では、許される者と許されざる者の境界はどこにあるというのだろうか。

    6
    投稿日: 2025.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

     大学時代、友人にお勧めされたときは、この本の分厚さに読むのをためらった。それでも読んだのは、おすすめした人物の好きな本ということもあってのことだった。同作者の秘密から小説に入った私としては、白夜行もミステリーというよりも、二人の主人公の心理描写を見ることに夢中になっていた。  亮二と雪穂の生きる世間の描写はどことなく冷たい。例えば、尋問。「お前に決まっとるやんけっ」という怒号とともに苦痛が体を襲うところ。関西弁から出てくるあのじわじわと襲う空気の重さ。人情味がある、というけれども、実際人間の本質的な部分は隠しきれないという不条理さが、表側で世間に見える世界と裏側で生きている世界のコントラストを際立たせている。私はこの小説の中の世間の暴力的な無常さを表現されているところが好きだ。 『野良猫は飼い主が拾った時期によって態度が違う』と唐沢雪穂の雰囲気を表現している。しかし何も知らない人からすると雪穂の態度にそのような違いは感じる部分がない。物語の成り立ちを追ってきた私たちだからこそ、雪穂の心のうちの破綻を感じるのだと思う。逆に言うと、そういう関係性、全体性が見えない中では、人の内面は決して見えないもののようにも思うのだ。私たちは様々な人と出会うけれど、野良猫を拾った時期のようなその人のあり方を根本的に変えるきっかけになった出来事は見えるものではない。見えないからこそ、雪穂という女性はより魅力的に映るのかもしれない。それは、私たちが生きる日常にも少なからず通じるものではないかとも思う。誰かに出会うとき、その人のことをすべて理解することなどできないというごく当たり前のことが、ものすごくもどかしいことのように感じられた。 『そういうやり方が、相手の魂を奪う手っ取り早い方法やと信じとるからです』という台詞はあまりに重かった。レイプされた美佳に雪穂が語った雪穂自身の体験は、解離していく美佳の心をつなぎとめた。だが、雪穂自身の心はもう引き返せないほどに引き裂かれてしまっているのだろうと感じる。  亮二が秋吉という偽名を選んだことに対して『自分の生きざまがすべてのものを裏切ることで成り立つと自覚していたのだ。そんな自虐的な思いも込めて、秋吉雄一と名乗ったのではないか』と推理が述べられるシーンがある。そこからの流れはもう終盤数ページなのだが、そこから私の本のドックイヤーが格段に増えている。今までの情報を基に過去の事件が再構成されていく、解き明かされていく感覚は圧巻だった。    けれど私が覚えているのは、雪穂と亮二が何を考えていたのか、実際のところ誰にもわからないということだ。真相に近づくが、2人の心には一向に近づけない、そんな気持ちが終盤に強く感じていたように思われる。けれど私にはそれが不思議と心地よかった。二人の関係性の中であったことは、ほかの世間には知らせるべきではないように思われたのだ。2人のほの暗い秘密の中にだけ、熱が込められているように感じたからだ。それだけは最後まで守られていたと信じたい。

    2
    投稿日: 2025.08.31
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    ずっと読みたいと思っていたが、あまりのページ数の多さに躊躇してずっと積読していた本。 読み始めたら手が止まらなく、あっというまに約850ページを読み切っていた。 ササガキさんがいい味を出していた。 個人的には主人公2人には、最後そおいうことだったのか。と思ったが全く感情移入出来ず。 ただただ雪穂が憎かった。笑

    11
    投稿日: 2025.08.31
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    ★★★★★854ページ!ずっと読みたい本に登録してたが、その厚さからなかなか手を出しづらかった。これは傑作。東野圭吾らしい悲しい最後。笹垣刑事がいい味をだしてましたね。ドラマも見たくなりました。ずっと山田孝之と綾瀬はるかを頭に描いてました。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    傑作です。 東野圭吾作品を初めて読んだ本です。 主人公2人の心情描写は一切書かれず、周囲の言葉によって2人に迫ります。 最後の種明かしが進むにつれて、予想を覆されていく感覚がたまりませんでした。

    2
    投稿日: 2025.08.27
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    文庫版で読み始めた際は、先ず字が小さくて敷き詰められてることが印象的でした。 最初の事件描写の部分は、なんだか退屈だなと思ってしばらくの間他の本を読んでいたのを今でも思い出します笑 そもそも、自分は昨年まで実用書ばかり読んでいたわけでそもそも小説を読む体力が最初はついてなかったのかもしれない。 それがどうだろう、寄り道して色々小説を読破してから読み始めたらスルスルと物語に入ることができた。 そして、いざ読み始めるとあまりの面白さに読み終わるまでは他の本があまり手なつかないくらい熱中してしまいました。 このような珠玉の大作を今まで読んでこなかったことに勿体ないことをしたなと感じるとともにまだこれからこのような名作を読める人生がこの先待っていることに大きなワクワクを感じる今日この頃なのです。

    1
    投稿日: 2025.08.25
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    最初はこんな分厚い小説読み終えることができるか、不安な気持ちの方が大きかった。 しかし、話が進むにつれたくさんの謎が紐解かれていくのはもちろん、部分部分描かれる主人公の人生を予測しながら読み進める体験は、最後は読み終わるのが勿体ないと思いながら読むぐらい面白かった。

    1
    投稿日: 2025.08.23
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    ページを捲る手が止まらず、あっという間に読み終えてしまった。 常に次の展開が気になってしょうがなかった。 2つの物語が最後交わり会うのは、村上春樹を少しだけ思わせられた。

    10
    投稿日: 2025.08.20
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    なんという本だろう。中盤には犯人が分かるのに、逮捕まで至らないトリックの数々。本作を読んでいる間、煮えたぎらない気持ちがずっと渦巻いていた。800ページという長さはは私の読書人生において一番長いけれど、飽きさせない展開に感動しました。

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    期待しすぎてたかも。 展開は読めちゃって、どんでん返し感はなかった。 でも900ページ近くあるのにサクサク読めた。 読んでいくうちにどんどん雪穂と亮司に感情移入して行っちゃうから笹垣ほんとにやめてくれって感じだった。雪穂と亮司がこうなったのは洋介のせいだから笹垣は2人をほっといてやってくれって感じ。せつないよ最後。

    0
    投稿日: 2025.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過去一分量の多い作品だった。 はじめは読むの苦労したけど、中盤からは世界に入り込めた。 いつもならもう結末を迎える量でも序盤の話で、この話がどうやって今後繋がっていくんだろうとワクワクしながら読めた。 途中から雪穂と亮司が恐ろしい奴らだ…って読んでたけど後半の話であぁ…と同情してしまった。 最後は呆気ない…驚きの結末だった。 友彦のその後といい、謎のままの部分があったことは気になったけど、全部回収は無理があるかな 解説を通じて雪穂と亮司の視点から話が全く展開されてないことに気づいて物語の作り方に驚いた。

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東野圭吾先生の長編ミステリー作品。 物語に没入できてとても面白かったです。 約850ページにも及ぶ壮大な物語で、時間軸も20年にも及ぶ亮司と雪穂の大河ドラマのような作品でした。二人の会話や内面描写、モノローグに至るまで二人の中身を一切見せず、周囲の人間の印象のみで構成されている。二人が幸せになるために周りの人間達が次々と不幸になっていくところが、この二人の恐ろしさが垣間見えてとても恐ろしかったです。そして彼らの間にある無償とも言える愛が存在し、切なさと悲しさがあって最後の結末も相まって読み終わった後に思わずため息が出てしまいました。大人の醜さに翻弄され、二人で離ればなれになりながらも繋がりあい、愛のない性行為と二人の繋がり合いが対比になっていて素晴らし小説だと思いました。続編的な作品もあるとのことでそちらも是非読んでみたいです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 桐原亮司:宮野真守/伊瀬茉莉也 唐沢(西本)雪穂:早見沙織 笹垣潤三:諏訪部順一 古賀久志:小西克幸 桐原弥生子:沢城みゆき 松浦勇:竹内良太 榎本宏:武内駿輔 西本文代:能登麻美子 唐沢礼子:小山茉美 秋吉雄一:河西健吾 菊池文彦:吉野裕行 藤村都子:内田真礼 川島(手塚)江利子:潘めぐみ 園村友彦:花江夏樹 西口奈美江:小清水亜美 中道正晴:江口拓也 篠塚一成:松岡禎丞 高宮誠:鳥海浩輔 三沢千都留:水瀬いのり 中嶋弘恵:長谷川育美 今枝直巳:杉田智和 菅原絵里:種田梨沙 栗原典子:佐倉綾音 篠塚康晴:中村悠一 篠塚美佳:富田美憂

    46
    投稿日: 2025.08.13
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    友人から薦められて読みました。 とても長い小説でしたが、すぐに読破しました。 よく考えられた作品だと思います。 なんとなく2人が様々な事件で繋がっていて、闇の中で支え合っていることは分かりましたが、最後まで動機がわからなかった。びっくりです‼︎ 徐々に明らかになっていくうちに、私の心は絶対捕まえたい刑事さんから2人の逃避行に感情移入です。 最後、あんな結末はとても辛い。 世の中には、こんな暗い過去を持った人が大勢いるのでしょうか。考えさせられる作品でした。 馳星周さんの解説がまたいい!嫉妬する気持ちわかります。2人の感情を一切入れずに描く技術は本当に素晴らしいと、再確認できました。

    2
    投稿日: 2025.08.13
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    ずっと興味はあったが分厚くて躊躇していた。 主人公であるはずの2人の視点、感情が見えないがなんだか段々と分かってくるような話。

    1
    投稿日: 2025.08.13
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    作品の中で散りばめられた謎が繋がって繋がって、犯人が浮かび上がってくる様は、本当にゾッとした。 もう、僕は、美しい女性が、信じられない、、、笑

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    これ程長い小説で頻繁に場面転換もあって次々と新しい登場人物が出てきたのにそれ程混乱なく読み進められたというのは本当にすごい文章力だと思う。20年というスケールで構築された事件の真相は中々のものだった。途中からはそこがそう繋がるのかという驚きの連続だった。終わり方がああいう感じなのもあの人の本質を象徴しているんだなと今になって思う。

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    伏線を積み重ねて残さず回収する気持ち良さ 終わったあとにもうこの物語を読めないのかという虚無感に包まれるほどの作品

    0
    投稿日: 2025.08.08
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    途中までは本当に主人公二人に同情できなかった。 でも、読み終わった今はただただ苦しい。 誰かにとってはただの趣味で行ったことだとしても、誰かにとってはそれが人生のターニングポイントになってしまうことがあるんだな、と思った。それも嫌な方の。

    1
    投稿日: 2025.08.01
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    先の展開が読めない時のハラハラとはまた少し違うハラハラした感じがずっとあって、物語の世界が日常生活にも侵食してくるくらい没入感のある作品でした。 単純な悪ではなく、複雑で深いところにある悪だからこそ、より恐怖を感じました。

    1
    投稿日: 2025.07.30
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    とても面白く読めましたが、やや長さを感じる部分もありました。 それでも、終盤に向けての展開や伏線の回収、トリックの見せ方はお見事。 読後にはうまいなぁと唸らされるような完成度の高さがありました。

    0
    投稿日: 2025.07.26