
総合評価
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powered by ブクログ感想 今日子が最速探偵なのはいいけど、謎解き編がいつも結構回りくどいな。スッと解いてよ。 そして終盤で大体、ちょっとお色気と記憶喪失イベントがくる感じ? あらすじ 美術館の警備員として勤める親切守。母というタイトルの抽象画を警備していた。毎日、熱心に通う今日子、写生する剥井少年、その絵を叩き割った和久井翁。そして、親切は仕事をクビになる。 親切は今日子に依頼して、謎解きをお願いし、額縁がすり替えられていることに気付く。 その後、親切は額縁匠をやっている和久井翁に個人的な警備を依頼される。和久井翁はタワーマンションのオーナーで、画家の卵を無料で住まわせているという。親切は今日子に警備のチェックを依頼する。 今日子の申し出で早速アトリエ荘に戻るが、和久井翁はお腹を刺されて倒れていた。今日子と親切は、住人の中に犯人がいるとして、聞き込みを開始する。 今日子は推理を進めていくが、実は最初から剥井少年が犯人だと分かっていたとのこと。本人が自首するように仕向けたかったと説明する。
18投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
掟上今日子シリーズ二冊目。今回は美術館や芸術をメインにしたお話。今回の主人公は前作と違う人だったけれど、毎回違っていくパターンなんだろうか。今回は一話完結ではないお話だからか、それとも登場人物があまりにも少ないからか、ただ話が長いだけの印象を持ってしまった。一話でサクッと謎解きが終わった前作のほうが好みだったかもしれない。でも珍しい額縁匠を取り扱ったのは面白かった。
0投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログ面白かったけど、やっぱりくどい?というか、長いというか 早く真相教えてくれや!って気持ちになりますねー でも、真相知ると納得 うーん これも楽しむ作品なんでしょうね
0投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログ「掟上今日子の推薦文ーーー私にとってこれ以上の保証はありません。」 ・最後の最後でタイトルはそういう意味だったのかーと納得!ドラマと違う部分もあって面白かった。 (親切さんなのにどうしても岡田将生さんが脳内に浮かんでくる、、、)
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ掟上今日子シリーズ第2弾。今回は全ての話がつながっている長編の様なストーリー構成だが、今日子さんよろしく記憶を何度もリセットしてでも読みたい面白い内容だった。
0投稿日: 2025.04.12
powered by ブクログ忘却探偵シリーズの第2弾。今回は依頼人が親切守(ネーミングが変わっている)という警備員。美術館で出会った額縁匠が刺された。犯人と理由を解き明かす。こうやってシリーズが続いていくのか…。
25投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ忘却探偵シリーズ 第2弾! 今回は隠館 厄介くんではなく 親切守くんがパートナー?でした わたしはずっと 隠館くんがパートナーかと思ってました笑笑 ドラマの影響!笑 やはり今日子さんはガッキーに 脳内変換しながら 読んでました!(/∀`*)
0投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログ忘却探偵シリーズ2作目。今作の今日子さんのパートナーは美術館の警備員である親切守。プライベートの今日子さんは美術館である絵を度々鑑賞しており、2億円の価値があると鑑定していた。しかし、ある日突然、今日子さんの鑑定額は200万円に急落。もちろん、絵にすり替えられた形跡はなく、今日子さんにそれぞれ鑑定した日の記憶は無い。そんな様子を見ていた守が今日子に声をかけ、事件に巻き込まれていく。 前作の隠館厄介からパートナーがバトンタッチするとは思ってなかった。厄介と守のキャラクターがそんなに変わらないので、厄介が登場して欲しかったのが正直な気持ち。今回も短編集の形式だが、それぞれの登場人物は共通している。前作同様キャラクターのやり取りは面白いが、今回は謎を引っ張りすぎて魅力が半減。この長さならもうちょっと展開と謎の変化が欲しかった。
0投稿日: 2024.09.24
powered by ブクログ面白かった。 スピード感もいいし、重厚過ぎないって言うか、サクサク読める。 でも賢くないから推理は全然できなくて、今日子さんが教えてくれるまで分かんないんだけど(笑)
0投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログ掟上今日子の推薦文/西尾維新 #読了 11/9 「あなたを推薦します。親切守さん。」 美術館の警備員をしていた青年は一つの絵を守れなかった事でクビになる。新しく雇われた先は絵を壊した張本人の額縁匠。絵を壊したのは、もとい額縁を壊したのは自分の額縁が取り替えられていたから……
0投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログ今回の相棒?は警備員の親切守。 剥井少年、和久井翁が関係してアトリエ荘で起きた事件を解決していくが、話も無理なく合っていて読んでいて納得がいくお話しだったので、このシリーズで一番好きかも。
0投稿日: 2023.10.09
powered by ブクログ新垣結衣さんのドラマから! 図書館でお借りしたが、1巻だけがずーーーーっと貸出中なので、この2巻から。 ドラマの内容もところどころしか覚えていないので、新鮮な気持ちで楽しむことが出来た。 …今日子さんって、こんなにがめつかったっけな〜。
0投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすさの極み。 そこまで深刻な展開はなく、でも引き込まれる謎解き。 額縁作家って考えたことなかった、今日子さんにとっては2億の作品の価値が額縁を変えることで200万円まで下がっていたが、そこまで影響するものなのだろうか。アーティストの視点を取り入れた本作も面白かった。
0投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログ眠ると記憶がリセットされる。 他に類を見ないと思われる特異な設定の探偵、掟上今日子が事件の謎を解く、忘却探偵シリーズの二作目です。 語り手が前作と変わっていたのに驚いたのですが、全ての出会いが一期一会と言っても過言ではない忘却探偵には、寧ろ自然なのかもしれませんね。 ただ、今回の語り手は台詞一つに対しても内面の思考の描写が多く、それが時に冗長に感じてしまいました。 もう少しコンパクトに纏めても良かったように思うのですが。 でも、謎めいた探偵の言動を考察し、その素顔を垣間見ようとすること自体は面白かったので、続編も楽しみにしています。
0投稿日: 2022.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
美術館警備員、親切守(おやぎりまもる)という新キャラ視点で掟上今日子の活躍が描かれる。1日で記憶をなくす設定はそのままに、本作では額縁匠の傷害事件の謎を解く。 前作を読まずに、本作から読んでも大丈夫なシリーズ構成になっている。逆に言えば本作を読み終えても特に今日子さんについて大きな進展があるわけでもないのが少し物足りない。 とはいえ、エンタメ作品として安定のクオリティで楽しめた。推理やトリックを楽しむというよりは、鋭い今日子さんと、翻弄される主人公とのやりとりを楽しむ類のエンターテイメント小説だと思います。
0投稿日: 2022.09.09
powered by ブクログ連続した全3編の物語。前作の内容を知らなくても楽しめる構成となっており、隠館厄介から親切守へワトソン役が変更されている。子供でも楽しく読める親しみやすい作品だと感じます。
0投稿日: 2022.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で書籍版を借りる。 前回の備忘録からの登場人物が出ないのは意表を突かれた。 一冊ごとに関わる人間が変わる。その一冊には複数の事件があるので初日で紹介、それ以降はその縁で別の日の京子さんが推理。そして一日ごとに記憶リセット。 親切守(おやぎりまもる)。名前が覚えにくい。毎回出るたびに「しんせつさん」と読んでしまう。 よく考えてあると素直に思う。どんな意図で絵を描かせていたかが、最後まで全く分からなかった。
0投稿日: 2021.07.25
powered by ブクログ読み進めるほど、キャラクターがつかめるどころか、ますますミステリアスになる今日子さん。 清楚なイメージと、事件を最速で解決するために選ぶ大胆な行動力。 そのギャップがとっても魅力的!
0投稿日: 2021.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんか乱読して結局読み終わるまで3ヶ月くらいかかった。 ちょっと文体が苦手と思うようになってきたかも。 一章 鑑定する今日子さん 美術館で警備員をする親切さんの依頼。親切さんの人生を狂わせた3人の人物。 今日子さんがある絵で必ず長い時間鑑賞する、気になった親切さんは声をかける。2億の価値があるだろうという。しかし、ある日を境に今日子さんがその絵を素通りすることになる。なぜか気になり聞くと2百万の価値となっているという。 二人目は絵が天才的にうまい少年。 三人目は突然絵を杖で破壊した和久井老人。 絵を破壊されたことで警備員を解雇されてしまった。 なぜ突然絵を破壊したのか?今日子さんが謎を説く。 2話 推定する今日子さん 和久井翁から親切さんへ連絡が入り、仕事場を警備して欲しいと言われる、迷っているときに今日子さんにも一緒に警備をお願いしようと連絡するが、一日で解決できないのは受け入れられないという。 しかし和久井翁のアトリエ荘(若手の画家を集めて養成しているマンション)には不穏な雰囲気があるということで実際に足を運ぶがそこには和久井翁が刺された姿で、、、 3章 推薦する今日子さん 警察に通報せずに犯人を探す今日子さん。 アトリエ荘の住民全員から事情聴取を終え、和久井翁を刺した人物の特定をする。 特定した際にはわざと記憶喪失のふりをして自首を促した。 付記 親切は今日子から今日子への推薦状によって警備員の仕事につく。 そして、和久井翁の作品は、親切が首になった美術館に展示されることとなる
1投稿日: 2021.04.16
powered by ブクログ親切さんの心の中の解説が長すぎるような気もしたがやはりミステリーだなと言う感じ。 今日子さんにしては長い話だったなと思った。 推薦文ってそうゆうことやったんか〜あぁ〜〜ってなった。
0投稿日: 2021.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全3編。全部つながっている作品で あるみょうちくりんなパトロン男(?)に起きる 奇妙な事件が出てきます。 犯人も疑える要素が1択しかないので どうしてそうなったかを読み進める形となります。 なんというか、突き抜けたものの悲しみを 感じる結果となりました。 なぜパトロン男が途方もない不自然な行為を取ったかは 終盤に明らかになってきます。 ただ、これは新鮮なものではなくて 案外ニュースでも時折取り上げられるものが 扱われています。 今回、今日子さんのそばにいる人間は いつもの人ではないです。 どうこれから彼らが関係していくのやら。
0投稿日: 2021.02.06
powered by ブクログ今日子さんの相方が隠舘厄介じゃなく、親切守になってる! 厄介はもう出てこないんだっけ? ドラマでは厄介が警備員だった記憶。 当然ながら原作の方が奥行きがあって面白かった。
0投稿日: 2020.11.02
powered by ブクログキャラクターに品があって面白かったです 終盤にかけてのドキドキ感、予想外の展開に圧倒される感じを期待していたので少し物足りなさを感じます
0投稿日: 2020.09.19
powered by ブクログ掟上今日子シリーズの2冊目。 安定のおもしろさでした。 推理そのものよりキャラクター性に惹かれる一冊です。
0投稿日: 2020.06.01
powered by ブクログ掟上今日子シリーズ第二弾。 今回は、絵画にまつわるお話。 警備員の親切守さんと今日子さんが謎に挑む。 自由奔放な今日子さんを親切さんがサポートするという形で話は進められます。
0投稿日: 2020.04.15
powered by ブクログ図書館で。 とりあえず絵にあたる事はないよな、ジイサン。 文句があるなら物にあたらず、人間に抗議しろと言いたい所。 それにしても前作と語り部が違うんですが。もしかして毎回変わるんだろうか。やるな、今日子さん。
0投稿日: 2020.02.03
powered by ブクログシリーズ2作目。今回は美術館警備員の親切守視点でストーリーが進みます。厄介くんが全く出てこないということは、つまり可哀想ですが彼は忘却の彼方でしょうか。相変わらず鋭い推理でしっかりと探偵の仕事をこなす今日子さん。前作より短編の連作としての繋がりが強く、もうほとんど一つの長編ですね。(もちろん今日子さんは毎回リセットされています)今日子さんが鑑定し、推定し、推薦するという一連の章題の流れがとても美しいです。事件の後味も悪くないし、なによりラストにわかる推薦が効いていて読後も気持ちが良かったです。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ前作に出てきた語り部の隠館厄介は今作では出てこず、文字通り一旦リセットされた状態から始まるのはシリーズ物としてはそこそこ目新しかった。前作同様、記憶のリセットというハンディを背負いつつも、それがまた異常な集中力やマルチタスク、数々の特殊技能に繋がっていたりする「強み」として生かされているのが面白く、何よりも、忘却するため物怖じせずに踏み込んでいけるというメンタル面の利点があるという着眼点が非常に良かった。事件そのものは前半の小さな事件が引き金となり、後半に繋がっていく二部構成になっており、真相はどちらも意外な方向性からのフィニッシングストロークとなっている。前者はともかく、後半の真相はオチは読めたものの、単純な解決ではなく自白に誘うという決着の付け方はよく、また西尾維新特有の煙に巻く印象になっているのが良い。ただ今作のワトソン役は例に漏れず探偵、読者より愚鈍ではあったものの、その愚鈍さがやや鼻につくレベルだったのが惜しまれる。毎度、西尾維新作品には、キャラクターageするアジテーターがいるものだが、愚鈍なワトソン役兼アジテーターというのはどうしても鼻白んでしまう部分があったのは否めない。アジテーションはまあ成功してはいるとは思うが、前作を読んだ読者には少し過剰に感じてしまう部分があるかも。掟上今日子の真相に触れそうになった前作とは違い、今作はその探偵役が抱える最大の謎に対するアプローチは弱めなものの、示されたイラストが猫なのは色々と興味深い。やはり羽川翼なのか? と思った所で筆を置かせてもらおう。
0投稿日: 2019.05.28
powered by ブクログ厄介くんが好きだったのにー。 ドラマが好きで借りてみたけど、 回りくどくて回りくどくてめげそうだった。 続きはおそらく読まない… 内容としては面白いんだけどね。
0投稿日: 2019.02.20
powered by ブクログシリーズ2作目?なのかな。出版順だとそのようだけど。 と、何故思ったかというと、登場人物、語り手が前作とは違うからです。思わず前作の感想を読んで確認してしまいました(笑)。 さて、今作は長編です。謎自体はそんなに難しいものではなかったと思います。謎解きの部分が少しまどろっこしく感じてしまいました。今回で“推薦”された彼は次作からも登場するのかしら。
0投稿日: 2019.01.28
powered by ブクログ前作の狂言回しというかワトソン役が出てこなくてビックリ。(^^; 今回は連作中編というのではなく、長編の仕立てでしたね。 美術関連の事件でちょっと新鮮な感じ。 掟上今日子の性格がちょっと定まりきれていないような印象を受けますが、狙いなのかどうなのか。 で、今回のワトソン役は次作ではちゃんとレギュラーになっているんだろうか。(^^;
0投稿日: 2019.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一作目があの終わり方&あとがきだったので厄介君が登場するのかなーと思っていたらちらりともでなかった・・・! それぞれの人物から見た今日子さん像で掘り下げていくスタイルなんでしょうか。 前回はそれぞれ単発ものなお話でまとまってた感じでしたが今回はまとめて一つのお話。 美術館から始まる一連のお話でした。 しかしこういう人って実在したらすごくかっこいいと思う そして忘れられるところはほんとにへこむなぁと思う シリーズが続く中で少しづつ明らかになるのが楽しみです。 今日子さん目線のお話もあったら面白そう
0投稿日: 2018.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今日子さんが忘却探偵であることを読者は知っており 登場人物の方が知らないという状況を楽しめるのも二作目ならではだなと思いました。 もちろんこの本から読んでも普通に楽しめるのも良いところです。 推理小説ですが、人は死なないしちょっと無茶のあるトリックが出てくるようなこともなく 淡々と読み進められます。 ドラマも好きで見ていましたが、新垣結衣さんがはまり役で 小説を読んでいても全部新垣結衣さんのビジュアルと声で再現されるようになりました。 ドラマでは都合上依頼人は厄介さんでしたが、小説版では親切さんという警備員さんが主人公です。 記憶を無くす設定が生かされていないという声もありますが その設定を知っている読者への騙しというかお遊びな感じがして自分は好きでした。 わかっているからこそ振り回されるのも面白いです。 自分は厄介さんが出てこない本作にがっかりするよりも 1日しか記憶が保存されなくても、今日子さんの交友関係が少しでも広がるのが なんだか嬉しいなと感じました。 最後のタイトルに繋がる”オチ”もとても良かったです。 たとえ記憶になくても、今日子さんは絵を見て嬉しい気持ちになるのではないかなと思うのです。
0投稿日: 2018.12.04
powered by ブクログ隠館が全く出ず語り手が警備員の親切守に変わっていて意外。親切が出会う美術館の絵の前で立ち止まる今日子と白黒で描く天才少年と絵を壊す老人、額縁匠に警備を依頼される話、そこでの事件。文章も展開も回りくどく感じてしまった。今日子が記憶をリセットされたと言う所と正体として描かれた黒々しい白猫にドキッとした。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
推薦文というタイトル、最後の最後で意味が明かされる。そんな大きなネタではないが、プロットの良さがこのタイトルに現れている気がするなぁー。 やくすけじゃない助手役がでてくるわけだが、基本的にやくうすけとほぼ同じキャラというのがなんとなく違和感。
0投稿日: 2018.04.01
powered by ブクログ忘却探偵シリーズ2作目。 ワトソンは厄介くんじゃないのぉ、 とちょっと残念。 ドラマはずっと厄介くんなのに・・・ 最後の推薦文がとてもよかった。 でも、続けて読むかどうか悩むなぁ。 また、厄介くんが出るらしいんだけど、 それまで続けて読むのもなぁ。 とか、ちょっと悩み中。 こういうの、キライじゃないけど、 なんか、読むのに時間かかるんだなぁ。 なんでかなぁ。
0投稿日: 2018.03.13
powered by ブクログ掟上今日子シリーズ第二弾 第一弾と同じコンビでいくのかと思ったら男性役が変わったのが意外だった。 その男性役の魅力が落ちた分、第一弾より勢いも落ちた印象。それと活字では全く伝わって来ない映像化前提のお色気描写はいらないかな‥。
0投稿日: 2018.02.27
powered by ブクログ掟上今日子、忘却探偵シリーズの二冊目。次の日には記憶がなくなってしまうからこそ、一日で事件を解決する名探偵。 二冊目は美術館、美術に関わる人や場所が舞台のミステリー。 今回は長編で、前の『掟上今日子の備忘録』とはまた違う味わい。 面白く読めました。最後まで読むと、推薦文とはそういうことだったかと。
0投稿日: 2018.01.17
powered by ブクログ今頃になって急に読みたくなって一気読み。 2冊目の「推薦文」はテレビドラマのエピソードでも使われた額縁匠との事件2件。 テレビドラマでは一貫して今日子さんの依頼人は厄介くんでしたが、こちらでは親切守という新たな登場人物を登場させています。ただ、厄介くんとの差異はあんまり感じなかったなぁ。 親切くんが勤める美術館に飾られた絵の価値が、その日の記憶しかない今日子さんによって一夜にして変わった理由を描く小篇と、その事件で出会った額縁匠・和久井によって巻き込まれる二つ目の事件とのバランスが良くさらっと読ませます。 ラストで「推薦状」の意味が分かりますが、このくだりはとても好きです。
0投稿日: 2017.12.10忘却探偵の第2弾。
忘却探偵の第2弾。 今回のワトソン役・親切守との出会いから事研解決まで。このシリーズは毎回、相棒が変わっていくの、かな? ミステリーなのに、登場人物が、美術館の警備員の親切と忘却探偵の今日子さん、天才少年と老人の4人だけ!なのに、事件が起こって、推理して、犯人見つけて…って展開を面白くしてるのは凄い。
0投稿日: 2017.11.19
powered by ブクログミステリ。シリーズ2作目。 三章に分かれていて、全体は長編、一章だけは短編としても読める。 相変わらずキャラクターに魅力はあるんですが、ストーリーはどこかインパクトに欠ける。☆2.5。
0投稿日: 2017.10.14
powered by ブクログ美術館に展示された一枚の絵画を滅多打ちにしたお爺ちゃん。そんでクビになった警備員。そこから始まる。 自分に出来ること。 出来ないこと。 自分だったら出来ること。 自分のカラーが必要な場所。 一長一短の忘却探偵はそれを知ってるから、出来ることを出来る限り。 忘却探偵、掟上今日子さんの探偵譚、二作目。
0投稿日: 2017.08.15
powered by ブクログワトソン役として“備忘録”とは異なる人物を配置.シリーズもののようなので,その効果はシリーズが完結した後に評価したい.各巻の時間軸も提示されていないし,記憶がリセットされるということをことさら強調したいのであれば,ワトソン役の交代は有益に働いているとは思う.もし隠館氏と親切氏が同時間軸に存在したら,罪作りな探偵である.
0投稿日: 2017.07.31
powered by ブクログ親切さんの鈍さがものすごく気になってしまう。 そりゃ舞台回しだから、察しが良すぎても困るんだけど、あまりにも鈍くないでしょうか。アトリエ荘というものがはらむ危険性なんて、あれだけ説明されれば想像がついてしかるべきなんじゃないかと思うんだけど…。彼の話し方も、なんとも煮え切らなくてとってももどかしい。時間がもったいない感じ。とにかく行動してよって思ってしまう。 それなのにすごく考えるから、それがまたモヤモヤする。 それは、思わせぶりに書くのが得意な西尾維新さんだから仕方ないのかもしれないですけどね…。
0投稿日: 2017.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
掟上今日子のスピード感がおもしろくて第一弾の備忘録に続き読みました。ちょっと進展の遅さにダレそうになりながらもなんとか読み終えました。ミステリーとしてはさほど衝撃はなかったですが、エンタメとしてはまあまあ。
0投稿日: 2017.06.13
powered by ブクログドラマと違う筋書き、新鮮な気持ちで読めました。 しかし、今回も今日子さんの推理力には脱帽。 いや、推理力というよりは、そのスピードかもしれないけれど、、論理的に状況を整理して(しかも脳内だけで!)、素早く最適解を見つけ出す能力…私も欲しい。 一日で事件を解決するしかない今日子さんだからこそ得られた能力であることは間違いないけれど、凡人の私でも身につけることが出来ないものか…本作での今日子さんの行動力とスピード、ほんっとに憧れます。
0投稿日: 2017.06.06
powered by ブクログ語り手が警備員に変わるとは思わなかった。一人称の脳内語りがとにかく長い!クドい!話がつんのめって前に進まない。無理に一冊の長さに後から加筆して膨らませている?謎が気になるので「仕方ない」と思う本は初めて。なんか悔しい。好きな人は好きなのよね。
0投稿日: 2017.05.21
powered by ブクログ掟上は備忘録で見切りをつけていたが、シリーズが意外にも続いているので、試しに2作目を読んでみました。備忘録では意味深な伏線と強引な設定、キャラもイマイチで物足りなかったし、西尾維新らしくない作品と思ったが、ちょうど読む本が切れていたので(^^; この推薦文も物足りなさはあるが、許容範囲。時間潰しにはなる。掟上今日子も前作のぼんやりから個性をつけてきたみたいで、優先順位は低いながら、付き合ってみましょう(笑)
0投稿日: 2017.05.16
powered by ブクログ美術館で模写する人ってパリの美術館とかたくさんいたけどな、っというのが気になって、なんか集中できなかったな。 細部がいくつか作りすぎって思うけど、エンターテイメントだと思えば。
0投稿日: 2017.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
掟上今日子シリーズを初めて読んでみました ドラマも見たことがないのですが、やはり、いや何故かガッキーで脳内変換されてしまいますね 本作がシリーズ何作目なのかも分からないままに読み始める 中心人物は親切(おやぎり)守という男性 美術館の警備員としてとある絵画の警備をしている そこに現れるのが掟上今日子 毎日現れ、親切が警備している絵画の前で長い時間居座っていた その日も同じように掟上今日子が来たが、その絵画の前を素通り。。。親切はえ?なんで?となり警備員の身の上を忘れて「ちょ待ってください」と呼び止める そこで掟上今日子が毎日リセットされてしまう事などの事情を聞く 次に現れるのは子供だったかな 絵描きさんの卵だが、その方面の才能は豊かな子供 最後がおじいさんだったと思う いわゆる頑固爺 名前は忘れてしまった しかし、ここで親切に悲劇が、、、 このおじいさんが親切が警備する絵画をいきなり破壊してしまう で、警備責任を問われ解雇されてしまう 失意の親切だが、その後、逆におじいさんから仕事を依頼されるという展開 その仕事を一緒にやりたいと掟上今日子を誘うが、そこで事件発生 その事件を二人で解決していくというストーリー 本作の締めは掟上今日子が親切を雇用する そこはタイトルが関連しているのだが、掟上今日子が自身に対して「親切さんは信頼できるので警備として雇用する事を推薦します」と推薦状を書いていたと この感じだとこの作品がシリーズ最初の作品ではないかと思っているが、、、どうだろう? 面白かったですが、そこまで集中しなかったかな 次のページが楽しみだという感じではなかったなぁ 面白かったんだけど。。。 で星4つ
0投稿日: 2017.03.04
powered by ブクログドラマが先だったので厄介さんが相棒じゃないのが何となく嫌であんまり面白くないなと思っていましたが何度か読む度に守さんも好きになりました。悪くないなと。画家たちの話が良かったです。
0投稿日: 2017.02.20
powered by ブクログ掟上今日子の推薦文ってそういうことね、と。事件の真相に関しては、特に驚きはなかった。推理小説として読んだら、わかりやすい犯人のうえに長くて飽きてしまうかな。今日子さんと親切のキャラを楽しむ作品。
0投稿日: 2017.02.04
powered by ブクログ絵画と才能の話。 ふと、委員長の影がさす。 お金に執着する今日子さんも、塀を飛び越える今日子さんも、良いなぁ。
0投稿日: 2016.12.18
powered by ブクログシリーズ2作目。ライトに読める。ラノベに入るの? 私もニ億円って本当に素晴らしいと思います。だってニ億円だもん。高貴で甘美で美麗なニ億円だもの。いつか会えるといいなニ億円。
0投稿日: 2016.11.29
powered by ブクログなんだろうな、この違和感。面白いような気もするけどそう言い切れないモヤッと感。恐らくそれは、ミステリーとして本書を読んだ時に得られなかったカタルシスのせいかもしれない。キャラ小説としては面白いし読みやすいんだけど、もう一歩を求めてしまう。 絵画美術が話の核にあり、それに囚われる人たちの葛藤とかやるせなさとかの描写は、なんとなく相感じるものがあった。パトロンというのは、救世主のようで、逃げ場を失うという部分に於いては人を縛る存在で、その良し悪しについて考えさせられる。
0投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマをちょろっと見ただけだったので、てっきり今日子さんと厄介さんで話が進んでくのかと思ってました。 しかし、ラストを考えると継続的な雇用関係になると思うのだけれど、毎回初めましては心が折れそう。
0投稿日: 2016.10.15
powered by ブクログ前作もドラマも見ていなかったので、何ともいえないですが、いつもの西尾維新の作品とは一味テイストが違います。 会話の独特のテンポの良さはなく、事件自体もあまり魅力的ではなく、あまりぐいぐい読ませられるという感じではなかったです。
0投稿日: 2016.10.02
powered by ブクログ「鑑定する今日子さん」 突然老人の手により破壊された名画。 たった一日で変動した価値と破壊した理由の関係とは。 「推定する今日子さん」 偏り過ぎて崩れてしまった結果。 アトリエ荘地下室の警護を依頼した数時間後に刺されてしまった彼の命は。 「推薦する今日子さん」 自ら罪を認め告白するまで知らぬふりを。 線で繋げればいとも容易く解ける謎に気付かぬふりをした理由は。 親切守の視点で書かれた物語。 何故「推薦文」なのかは最後の物語に有り。
0投稿日: 2016.09.29
powered by ブクログ忘却探偵シリーズ第2弾。 語り手が前作の厄介さんから変わってることにちょっとびっくり。でもテイストは似た感じ。 ドラマを先に見てしまったので、イメージが引っ張られる。 ストーリーを知ってるせいか、全体としてちょっと冗長な気がする。1作目よりはパワーダウンかも。でも探偵の最速っぷりとそれに引っ張り回される語り手で楽しく読めた。
0投稿日: 2016.09.10
powered by ブクログこのシリーズも1冊目を読了後にドラマが始まってしまって、なかなか借りられなかった本(--;)最近そんなパターンが多い気がする(^o^;)ドラマでは今日子さんと厄介さんのコンビだったのに、相棒が親切守になっている!Σ( ̄□ ̄;)しかし内容はそのままで、ドラマを回想しながら楽しく読めた♪
0投稿日: 2016.08.22
powered by ブクログ一作目の『掟上今日子の備忘録』は短編集でしたが、二作目の本作は、長編・・・とは少し言い難いですが、短編集でもありません。一冊で一つの話とも言えるので、長編と言って良いんでしょうか? 一作目は素直に忘却していましたが、二作目でもあるので、忘却具合がちょっとトリッキー。誰も信じてはいけないと・・・(笑)
0投稿日: 2016.08.14
powered by ブクログ「才能ってのは、より高度な努力をすることが出来る、資格みたいなもん」持てる者の権利であって義務ではない、はず。
0投稿日: 2016.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2016/7/16 厄介くん出てこない… ドラマの厄介は親切守とのフュージョンだったんだね。 厄介がいい。 でもこれ珍しく動機とかドラマのほうが勝ってない? 犯人も変わってるし。 またドラマが見たくなる。
0投稿日: 2016.07.16
powered by ブクログ第2巻、3編。 美術館で警備員をしている親切守はある事件で警備員を首に。警備中に気になっていた今日子さんに依頼をするが。 ドラマが先だったので、厄介さんの一人称でないことに驚きました。毎回、依頼人が変わるお話なのかな。 そして1巻同様ドラマの脚本のがよくできていた気がしました。
0投稿日: 2016.07.03
powered by ブクログ西尾維新による忘却探偵シリーズ第2弾。 前作で主役級の役割を与えられていた隠館は登場せず、親切守という別人が物語を語っていく構成となっていて、それはそれで少し残念。 本作では美術館の警備員・親切が、抽象的な絵画の値段に2億円と値をつけた今日子と出会うところから始まる。その絵をいつもしげしげと立ち止まって見ていた今日子が、ある日いきなり素通りするのを目にしてなぜ?と問い、今日子の鑑定額が200万円に値下げされたこと、ある老人がその絵をいきなり叩き壊してしまったことなど、ただ字面だけ追っていると訳がわからないのでついつい先を読ませられる感覚は作者にしてやられているようで悔しい。 もっとも、本作は長編の体裁をとっているため、前作に比較してやや冗長に過ぎる感もあり、特に親切の独白がややウザい。 また、前作ではがめついだけの印象だった今日子が案外性悪で、簡単に嘘はつくしサラッと騙すし、やや関わり合いになりたくない人物の印象になってしまった。最後にはそれらにもある程度の理由付けがなされており、納得はできるが、それにしても、、、、 次作以降でさらに今日子の知らない面が描かれていくのだろうが、楽しみなようなあまり見たくないような、複雑な心境になる。
0投稿日: 2016.06.29西尾維新による忘却探偵シリーズ第2弾
前作で主役級の役割を与えられていた隠館は登場せず、親切守という別人が物語を語っていく構成となっていて、それはそれで少し残念。 本作では美術館の警備員・親切が、抽象的な絵画の値段に2億円と値をつけた今日子と出会うところから始まる。その絵をいつもしげしげと立ち止まって見ていた今日子が、ある日いきなり素通りするのを目にしてなぜ?と問い、今日子の鑑定額が200万円に値下げされたこと、ある老人がその絵をいきなり叩き壊してしまったことなど、ただ字面だけ追っていると訳がわからないのでついつい先を読ませられる感覚は作者にしてやられているようで悔しい。 もっとも、本作は長編の体裁をとっているため、前作に比較してやや冗長に過ぎる感もあり、特に親切の独白がややウザい。 また、前作ではがめついだけの印象だった今日子が案外性悪で、簡単に嘘はつくしサラッと騙すし、やや関わり合いになりたくない人物の印象になってしまった。最後にはそれらにもある程度の理由付けがなされており、納得はできるが、それにしても、、、、 次作以降でさらに今日子の知らない面が描かれていくのだろうが、楽しみなようなあまり見たくないような、複雑な心境になる。
1投稿日: 2016.06.28顧客は一人だけじゃなかったんだ。
シリーズ第2作。 今回は長編でした。 今度は、警備員をクビになった親切さんのお話です。 あ、今日子さんのお客さんは、一人だけじゃなかったんですね。 ストーリーは面白かった。 このシリーズは1日で解決、が信条なのだけど、 全然間延びしてなくてスゴイなぁ、と思いました。 ただ、結末は割とあっさりしていて、もうちょっとひねってあったほうがいいかな? でも、ひねったら1日、っていうのに対してボリュームがありすぎなのかな? どうして、推薦状なのかは、ほう、そういうことか、と、思いました。
4投稿日: 2016.05.28
powered by ブクログシリーズ第2作。 今回は長編でした。 ストーリーは面白かった。 このシリーズは1日で解決、が信条なのだけど、 全然間延びしてなくてスゴイなぁ、と思った。 ただ、結末は割とあっさりしていて、もうちょっとひねってあったほうがいいかな?と思った。 でも、ひねったら1日、っていうのに対してボリュームがありすぎなのかな? どうして、推薦状なのかは、ほう、そういうことか、と、思いました。
0投稿日: 2016.05.27
powered by ブクログ厄介くんが出ていないのはちょっと意外だったけど、親切くんも、なかなかいい感じ。 剥井少年に和久井翁と、インパクトの強い方が出てきてたけど、シリーズキャラにはならなさそうかな。ちょっと残念。 今日子さんの活躍が堪能できて満足。 とはいえ、最後の依頼料のあたりの記述は、ちょっと???だったかな。
0投稿日: 2016.05.18
powered by ブクログ「いえ、実際、絵画の世界って、すごいと思うんですよね ー コストパフォーマンスが」 「こ、こすとぱふぉーまんす? が?」 「ええ。画材にしても何にしても、原価は知れているでしょう? それなのに、何十億何百億という値段がつくこともある ー 小説家や漫画家と違って、作品を作ったあとの、印刷費や製本費もかからないわけですし。むしろ、大量生産のコストをかけないことで、価値を上げている ー 見習いたくなるビジネスモデルです」 「それにしてもいいですよね、二億円は。本当、二億円は素晴らしいです。二億円くらいの二億円って、二億円の他にはないですよね。こんな美しい二億円を見せられたら、今日も一日がんばろうという気になります」 「きみ、学校は? 行かなくていいの?」 「行かなくていいんだよ。義務教育ってのはあれだろ、親が子供を学校に行かせなきゃいけない義務で、子供が学校に行かなきゃいけない義務じゃねーんだろ」 「先生いわく、才能ってのは、より高度な努力をすることができる、資格みたいなもんだってよ」 『子供の食べ物の好き嫌いを叱る時に、大人はしばしば『食べたくても食べられない人だっているんだから、好き嫌いみたいな贅沢を言うべきではない』というような論法とるけれども、考えてみればこれは言い方として詭弁めいている。確かに地域による食糧問題や世界的な飢餓問題は、幼い頃から心得ておかねばならない懸案事項ではあるけれど、その格差を是正しようというときには、『食べたくても食べられない人』が住まう環境を、『好き嫌いみたいな贅沢が言える』ようになるまで発展させるのが、通りと言うものではないだろうか? 好きなものを好き、嫌いなもの嫌いと言えない悲痛な沈黙に、共に身を置くのではなく、せめて食についてくらい、自由に好みを言える世の中を共に作ることを教えてこそ、子供への教育と言うものではないだろうか ー もちろん、これはただの理屈である。 理屈と言うか、理想である。』 「開花しない才能は悲劇だし、また、才能を持ちながら、それを活かさないのは非難されるべき犯罪である」 『のちに、どんな後悔をすることになっても ー どんな決断にも、後悔はつきまとうものであり、ならば、選択するときに本当に選んでいるのは、どんな後悔をしたいか、ということなのかもしれない。 僕はここでする決断で、いったい、どういう後悔ができれば、満足するのだろう ー』 「偽装工作だという線は薄いでしょう。ただ、これも、そう思わせようとしているだけかもしれません ー 偽装工作っぽくない、というのは、偽装工作の第一条件ですからね」 「野性的な殺意が制御できないときにはそれを実行する能力が伴わず、能力が伴う頃には、それを突き動かす殺意を制御できる。それが成長というものなのかもしれません」 『この人、にこやかで善良そうな顔をして、とんでもない悪女なんじゃないのかと、怯えたくもなるが。嘘をつく能力の高さよりも、ついた嘘忘れない能力よりも、嘘をついても許される能力の高さのほうが、むしろ特筆すべきかもしれない。』
0投稿日: 2016.05.15
powered by ブクログ授業の合間に(授業中ではない)も読んでたので、最後だけパパっと読む形にはなってしまったが、タイトルの推薦状の意味が最後に来てようやく分かったかなと。あと、1話完結が3つなのかと思いきやそうではなく、全部続いてたんだね。 ドラマとかに引っ張られなかったのが良かったのかどうなのか。結構面白かったので、シリーズで色々漁ってみようかな。結構酷評も多いようだが……
0投稿日: 2016.04.19
powered by ブクログ動機がモノトーンの絵しか描けないから、というのはちょっと弱いが、全体の魅力を減らすものではない。 シリーズ本として「最速」で書けるというのは、よほど作者との相性が良いのだろう。
0投稿日: 2016.04.18
powered by ブクログドラマでもあった美術館モノ?のお話。ドラマでは2話にまとめられていたんだっけ?まぁ、内容的にはその程度のものかと。 いずれにしても推理モノとしてみるとちょっとねと。
0投稿日: 2016.04.01
powered by ブクログ2016/03読了。厄介さんが出てこない!という衝撃もありつつ、前作同様さらりと楽しく読みました。ドラマのイメージが強すぎて小説そのものが味わえないですね…
0投稿日: 2016.03.14マルチタスク
今日子さんの早く的確な仕事ぶりが光るお話が満載でした。 ドラマとはキャストも結末も違っていて、いい感じです。最後まで読まないとタイトルの意味が分かりませんでしたが、こちらもとっても気持ちの良い終わり方でした。 続きを読みたいと思いますが、ページ数の割にお高いのが少々気になります。
9投稿日: 2016.02.05
powered by ブクログ「―――記憶は忘れますが、ゆえに初心を忘れないのです」 記憶を持たないなんて、いくら理屈を捏ねられてもデメリット大きすぎ!と思ってたけど、本当の意味で忘却探偵にしかできない仕事、見せてもらいました。素晴らしい。推薦します。
0投稿日: 2016.01.24
powered by ブクログシリーズ2作目。1作目のインパクトはない。推理も含め文章がかなり回りくどくなっている。掟上今日子の謎は一切触れられず。その謎が気になるので次作も読むだろうけど。
0投稿日: 2016.01.14
powered by ブクログすごいパワーダウンしてる! 備忘録はまだ読めた方だったけど今回の語りが酷く回りくどい。 オヤギリがブツブツ呟いているのを終始聞かされている感じで「うっせー!だまれ!」と叫びたくなる。 説明が長い。 語り部は神の声にすべし
0投稿日: 2016.01.04
powered by ブクログええ~、やくすけくんが出てこない! ドラマで見てしまったお話だったが、あらすじを知っていると、この作者の文章がこんなにもクドく感じられるとは。びっくり。
1投稿日: 2016.01.04
powered by ブクログ前作での今日子さんのパートナー、厄介ではなく、今作では親切がパートナーだが、こちらもいいコンビ感である。二人のやり取りも小気味よく、難事件解決へ向け、テンポ早く事が進んでいて読みやすい。今日子さんが事件解決に活躍していて、忘却が良い方向へ動いていると感じる。最後で推薦文の意味が分かり、なるほどと思った。額縁匠の仕事があるのも勉強になる。都合上、第3作目を先に読んだが、今日子さんの能力が故に綺麗に完結しているので後書きのように1作目が未読でも楽しめる作品で、3作目、4作目を先に読んでも十分に楽しめる。
0投稿日: 2015.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマでちょうどこの展覧会のはなしを見ちゃったので いつにも増してだるい印象に(笑) なんとなく一緒に見た話もドラマ最終回で 切なくて がんばれやくすけな終わり方だったけど 小説2巻はやくすけくん出てこないし(笑) だれだ守くんて 今日子さんの謎にも迫れず このままだらだらいくのかと思わせる戦慄の第2巻 置き手紙要素は面白い ドラマもあんまり見てないけど面白かった 新垣さんがかわいい
1投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログドラマで内容をざっくり知ってた分、すらすら読めました。 相棒?厄介じゃなかったけど…(笑) 今回の相棒?は親切守、警備員。 素早く行動できる今日子さんは素敵です。 見習いたいです。 今日しかないからこそ その日その日を全力で、できることをやるって スタンスは今日子さんならではかもしれませんが そうやって生きていけたら後悔も少なくてすみそうな気がしました。
0投稿日: 2015.12.10
powered by ブクログあれ? 前回の主人公の隠館厄介が どこにも出てこないじゃん。 ちょっとした残念な気持ちもありましたが 親切守もなかなかのキャラで面白かった。 別の視点から物事を考えられる なかなか難しいなぁと思ったね 掟上今日子の謎は 今回はそんなに解らなかったなぁ 推薦状ってこういう事ね
0投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ2015/11/19e-honで購入。 ようやく、e-honに入荷した。テレビドラマとの関係が、気になる。 何故だか読みにくい。登場人物が、どう思うこう思うといちいち説明がくどく、ストーリーの流れが邪魔される。 第一章 鑑定する今日子さん テレビドラマ「掟上今日子の備忘録」シーズン1.第3話 第ニ章 推定する今日子さん テレビドラマ「掟上今日子の備忘録」シーズン1.第4話 第三章 推薦する今日子さん テレビドラマ「掟上今日子の備忘録」シーズン1.第4話
0投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ二冊目の西尾維新。 掟上今日子の備忘録を読んだ時は、「おもしろいけどまあこんなもんかあ」という程度の感想だった。 今作を読んで、またもや自分で勝手に設定したハードルを越えなかったものの、何故か続きがきになってしょうがなくなっている。(続き物でない) なんだろう。中毒性というか、西尾維新病というか。 今でてるもう2冊も買ってみよう。
0投稿日: 2015.11.16
powered by ブクログ言ってしまえば、たったこれだけの結論を出すのに これだけのページ数を割いてしまえるというのが、西尾維新。 一回も出てきてない人が犯人であってはならないという定石に乗っ取ると、 初めから犯人は決まっているようなものなのだけど、 そこにたどり着くまでの過程が維新。 維新は、終着地が気になって前に前に読み進ませる作家さんではなく、 読んでいる「今」の過程が面白い。 そしてその過程から生み出される着地点への着地の仕方、 それに惹かれてぐいぐい先に読ませる作家さんです。
0投稿日: 2015.11.10
powered by ブクログ忘却探偵第二弾 今回はTVドラマで三つ目ぐらいのストーリー 意外とドラマの忠実度に感心しながらも 忘却探偵のコアを忘れない物言いと行動感 最後はなんか考えさせられる終わり方に 維新イズムを感じます。
0投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログ一行目:人生の転機なんて、どこにあるのかわからない。 シリーズ2作目。 てっきり前作の伏線ー部屋の天井に謎の文字があるーから始まるかと思っていたら、全く別の物語だった。 事件に巻き込まれていく主人公ー元警備員ーも、別の人物のようだ。 前日譚のような位置づけなのか。 次を読まないとなんとも。
0投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログ長編ということで、長編好きな私にはうれしい限りだったのだけど、ちょっとまどろっこしくてテンポが悪かった気がしないでもないなー。終盤の親切の心の逡巡がくどい気がする。面白かったのにちょっと残念。
0投稿日: 2015.11.05
powered by ブクログシリーズ2作目は厄介君じゃないんだ。似たようなキャラだし、変える必要あった? 今ちょうどドラマでこの巻の話をやってるけど、厄介君で違和感ない。短編1作と後の2本は続いてて中編と云うか長編と云ってもいいくらい。結構面白いです。
0投稿日: 2015.11.01
powered by ブクログ一作目の会心の作の印象が強く、普通の作品と感じてしまう。推理の内容も驚きがなく、先を見透かされてしまう感が否めない。
0投稿日: 2015.10.31推薦状の訳は最後までのお楽しみ
掟上今日子第2弾でしょうか。 睡眠の前後で記憶がリセットされてしまう、忘却探偵の活躍がスピーディーに展開されます。 今回のパートナーは、前回の厄才さんから親切さんに変わります。元警備員の親切さんと前作とはちょっと異なる掟上さんは事件を解決出来るのか? タイトルの推薦状の意味は最後にひもとかれます。お楽しみに。
3投稿日: 2015.10.24
powered by ブクログ忘却探偵シリーズの2作目です。 「寝ると記憶がリセットされる」 といぅ掟上今日子さんの絶対的設定に対して、 犯人の故意や自分の過失によって寝てしまい、 それまでの過程(記憶)がリセットされた先、 それに続くお話の展開と、意外性(真相)に、 本シリーズの面白味があるんだとするならば、 本作品では、その点がなかった分、 また、お話自体のヒネリや意外性も含めて、 作品から、それ程、面白味は感じなかった…。 長編だった点も、少しダレてしまったかも…。 多少、ワンパターンで、ヒネリがなくても、 短中編で、テンポのよぃお話の展開の方が、 作品の面白味を活かせるんではなぃかと…。 次回作に期待します…。
0投稿日: 2015.10.23
powered by ブクログ語り部変わるんですね。 前巻の隠舘君の出番が全く無くて少し残念。 この作品は色々な語り部の目を通して、色々な今日子さんの姿を知っていくスタイルなのかなと。 親切君のキャラが隠舘君と微妙に被ってて、少し察しが悪いのでそこはちょっとストレスかも。 登場人物の数が少なく、犯人の予想がしやすかったのは物足りなかった。 個人的には一つの事件にかかる時間はもうちょい短い方が好み。 オチとタイトル回収は見事の一言。 親切君は今後も出番ありそうだな。
0投稿日: 2015.10.18
powered by ブクログ忘却探偵シリーズ第2弾。 今回は一冊丸々で一つの事件に携わる今日子さん。 「芸術の価値」からスタートする今回の事件。 犯人はなんとなく予想できる状態からスタートします。笑 この忘却探偵シリーズはミステリの内容に踏み込んで楽しむものではなく、「掛け合い」を楽しむのがやっぱりメインになります。 本格ミステリを読み込んでいる方にはちょっと物足りないかも? 自分はキャラ萌え要素で楽しめるので☆3つです。笑 たぶん現実に剥井くんみたいのがいたらぶん殴るかもしれませんね…
0投稿日: 2015.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
忘却探偵2作目 美術館での謎から始まり、アトリエでの殺人未遂まで解き明かします。 1作目とはパートナーが違うので、 前の話を忘れていても大丈夫でした。 また、長いシリーズになるのかな?
0投稿日: 2015.09.29
powered by ブクログシリーズ二作目。前作は読んでおいた方が楽しめそうではありますが、ネタバレはありません。むしろあの人はシリーズキャラじゃないんだ……ってのがちょっと意外でもありました。 最初の事件の謎そのものは小粒な印象だけれど、盲点というかなるほど思い込みがあると解けない謎かも。 そしてメインの謎。まあ登場人物が他にいないので(笑)、犯人の見当はつくといえばつきますが。それは問題じゃないのですね。今日子さんの探偵としてのスタンスは実に立派です。しかしそれにしても今日子さんって……もろもろのスキルが高すぎです。それに驚き。
0投稿日: 2015.09.24
powered by ブクログのちに、どんな後悔をすることになっても――どんな決断にも、後悔はつきまとうものであり、ならば、選択するときに本当に選んでいるのは、どんな後悔をしたいか、ということなのかもしれない。 (P.170)
0投稿日: 2015.09.21最速で読めます。
今度は一冊ぜんぶの長篇で,語り手が交代したのはおれにとっては好印象。ずっと良くなった。「…備忘録」のテレビCMのせいで今日子さんが数年後の某嬢としか思えなくなったんだけどそれならそれで何の問題もない。
0投稿日: 2015.09.17厄介が気になる
忘却読者ではないので 備忘録とは違う語り部で 気になってしまった
0投稿日: 2015.09.10
