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笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE
笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE
森博嗣/講談社
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総合評価

565件)
3.8
103
238
150
13
4
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前から読みたいとは思っていた森博嗣の本ですが、結局購入しただけで読まずに放置したものがいくつか(すべてがFになるとか、詩的私的ジャック、スカイ・クロラシリーズなど)。 そんなこんなで第3作目の笑わない数学者から読むこととなりました。 全体的な雰囲気は結構好きです。犀川と萌絵のやり取りは見ていて飽きませんね。 こう言うと語弊があるかもしれませんが、非常に瑣末なやり取りが、この話の全体を盛り上げていくような感じがしますし、読み解く上でのヒントにもなっているように思えます。 トリック及び結末についてですが、トリックはもっと早く気がつくべきでしたね…これは最初の図を頭に焼き付けておくことで、呼んでいる途中で理解を得られたような気がしますが、そんな器用なことはできませんでした。 出入口2つっていうのがそもそも怪しい。怪しいはずなのに…! 読解力のなさを痛感させられるようなトリックでした。 さて、結末ですがどうにも消化不良ですね。お爺さんと少女のやり取りは一体何を暗喩した描写なのでしょうか?僕にはわかりません。 この事件をうまく簡単に表したようなようにも思えましたが…やっぱりよくわからない。 あと非常にトゥリビアル(笑)なことですが、第9章冒頭の年賀状について、"スペースシャトルでツタンカーメンを運んでいるようなものだ"という比喩表現がありますが、結局ピンときませんでした。どなたかわかる方教えてください。 それとこれはこんなネタのつもりで入れたのかな?と思ったくだりがありまして、p.324の7行目「ピザを絨毯の上に落としてしまって、それが裏返しになったときくらい不愉快である」という部分なのですが、これはマーフィーの法則の「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」みたいな部分をもじっているのではないかと思いました。 まとまっていない感がかなりありますが、以上です。

    1
    投稿日: 2012.10.04
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    犀川西之園シリーズ3作目。 相変わらずの面白さ。 本作については途中でトリックがなんとなくわかってしまった。が、それでも最後まで楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    森さんの作品を読みはじめて2作目ですが、僕には面白いと思った共通点がありました。森さんが描く建築や空間や地形がとっても美しくて計算されていることです。森さんは建築家志望なのでしょうか?と思うくらいです。ミステリーが展開されるための緻密な空間は、まるで空間が必然的にミステリーを作ったかのようです!

    0
    投稿日: 2012.09.26
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    今回のトリックは前半早々に読めたけど、そんなことは関係なく面白かった。天才数学者が登場するだけに思考の展開が哲学的でありながら、読者が拒絶感を感じない程度に理屈っぽさが抑えられており、そのバランスが絶妙だと思う。 それよりも、解説を森毅先生が書いていることがポイント。 名物教授だったので、学生時代に何度か授業に潜り込んだ記憶があります。先生は特に難しいことを教えるでのはなく、あの優しい表情と素朴な口調で、数学の楽しさを説いておらました。その考え方は、何となく当シリーズに通ずるものがあると感じます。

    0
    投稿日: 2012.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トリックは単純という評価らしいがまったく分からなかったミステリー初心者の私。最後の叙述トリックはサイトのネタバレでへーぇって感じ。

    0
    投稿日: 2012.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ第三弾。登場人物の婚姻関係や血縁関係がちょっと複雑。殺人よりもオリオン像が消えたトリックの方を気にしながら読んだ。と言っても、プラネタリウムの回転がきっかけで、トリックが少しだけ分かった。 解答編では、実際の夜空を見上げて(劇中は冬)、オリオン座と照らし合わせながらトリックを暴く犀川先生がカッコ良かった。冬ならではのトリックいうこともありなかなか斬新。

    0
    投稿日: 2012.08.27
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    久々に森博嗣の本を読みました。 消えるオリオン像の謎。事件との関連性。 数学的言い回しセリフなど難しそうな文章に感じるかもしれませんが、 事件解決にむけて加速していくあたりは森博嗣作品の魅力です。

    0
    投稿日: 2012.08.27
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    最後の老人と子供の会話が哲学的数学的。かつての数学者には哲学者である人も多い。仕組みを解明するってことで同ジャンルの学問なのかも。

    0
    投稿日: 2012.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前々作に当たる「すべてがFになる」で衝撃を受け、前作の「冷たい密室と博士たち」で登場人物に惚れ込んでしまったので、書店で購入して読んだ。文庫版のカバーはこのサイトで表示されているものではなかった。おそらく以前採用されていたものだと思う。 自分は、ミステリー作品は周りの本を少しばかり読む友人よりは、比較的に読んでいないのだが、前作に比べ、事件の謎の鍵になるトリックは前作に比べ解きやすいものになっていると思った。少しばかり物体消失の手品をかじった人ならばすぐに解けてしまうのではないだろうか。 しかし、事件の全容が分かってしまっても最後まで読みたいという好奇心はなくならない。魅力的な探偵役が最後のページまで導いてくれる。読んでいる最中、タバコとコーヒーが欲しくなった。未成年なのでタバコは吸わず、コーヒーを飲みながら読み切った。 この人の他の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2012.08.03
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    S&Mシリーズ第3作『笑わない数学者』。 今回の密室は、天才数学者が立て篭る(?)三ツ星館。 中と外を巡るトリックに、建築学科助教授犀川創平(さいかわそうへい)と超セレブ学生の西之園萌絵(にしのそのもえ)の名コンビが駆け巡る。 今回のトリックは、何となくぼんやりとうっすらとわかってしまっていたのだけども、わかっていても、2重3重に仕掛けられたミステリで物語に惹き込まれていく。 物語の複雑さと、森 博嗣の醸し出す哲学が、ちりばめられている。 『人が、自分以外の存在に何かの影響を及ぼすとしたら、それは思考によってであり、そして、自分の存在を確認する作業によってだ。その思考運動が、外界を定義し、同時に自らの存在を認識させる。それが、きみたちの言葉でいう社会であり、社会を動かしているものの本質だ。たとえば、人間は呼吸しなければ生きられないが、呼吸するものがすべて人間の歴史に関わるわけではない。呼吸することは歴史とは無関係だ。呼吸をしていることが、生きていることと同義ではないという意味だ。しかし、毎日何をしているのか、と問われれば、呼吸をしていると答えるより、他にない。』 ところで、この問題とける? ↓ ---------------- ・・・お爺さんは円の中心に、きをつけの姿勢で立った。 「円の中心から、円をまたがないで、外に出られるかな?」 ---------------- 答えは、本を読んでね。 ものごとの定義、そしてそれを決定する意思の存在。そして数学・・・ 深く考えさせられた。 ---------------- 【内容(「BOOK」データベースより)】 偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせた。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され…。犀川助教授と西之園萌絵の理系師弟コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。超絶の森ミステリィ第3弾。 ----------------

    0
    投稿日: 2012.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    微妙にネタバレありです。 この本は推理小説なのですが、①オリオン像はどのようにして消えたのか、②犯人は誰か、③○○は本物か(ネタバレになるので伏字にしてます)という3つの謎があり、なかなか盛り沢山な内容になっています。 が、①オリオン像はどのようにして消えたのか、に関しては最初の20~30ページぐらいでトリックに気付いてしまいました。 ②犯人は誰か、についても①の謎が絡んでくるので、一発で判明してしまい、あんまり楽しめなかったです… 以下、感想を箇条書き。 ・話全体のつくりとしてはだいぶ面白い。 ・数学パズルが一番楽しめた。 ・主人公は頭が良いのに、何で①の謎に全然気付かないのかが不自然すぎる。 ・「天才数学者」が全然天才数学者っぽくない(これも若干ネタバレかも) ・主人公が「瓢箪から駒」を直訳して「チェックメン フロム ザ ゴァード(瓢箪からチェス駒)」って言ってだけど、「駒」って馬の事なんだよ!間違った情報書くなよ!って思った。 http://livedoor.blogimg.jp/suromoe/imgs/5/f/5f849036.jpg

    0
    投稿日: 2012.08.01
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    数年ぶりに再読。 天才数学者と犀川先生の対話が好き。 数学で哲学する。 ここは外なのか、内なのか。 決めるのは、あなた。 定義するものが存在する。 素敵でした。 シリーズ3作目だけれど これが1作目だったんだよな う〜ん すばらしい

    0
    投稿日: 2012.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    珍しくトリックが簡単だった。 最初にある、算数の問題が印象的。 博士と犀川先生のやり取りが秀逸。トリック云々に囚われている奴はクソだと最後に叩きつけられた気がする。 何が悪い、何が正常、何が異常、そういうものを考えさせられた。

    0
    投稿日: 2012.07.17
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    固定概念ととるのか、 文書にも書かれている定義ととるのか。 今回はどこか重い雰囲気ではなく思わず笑ってしまった。 特に萌絵の友達が犀川に話をするシーン。 次回が楽しみだ。

    0
    投稿日: 2012.07.12
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    犀川、第三弾。神のトリックとか笑わない数学者とかいろいろ小難しいこと書いてあったけども、オリオン像が無くなるトリックがバレるのもその範疇なのかなんなのか。

    0
    投稿日: 2012.07.05
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    像が消えるトリックに気づいた自分を少し褒めたい(^^) 小学生のころ読んだ本で一日で島を消すトリックが頭の中に残ってた だったらこれもおなじかななんて… トリックに気づけたことが嬉しかったし、謎が謎を呼んでいて読んでて面白かったです

    0
    投稿日: 2012.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    創平&萌絵シリーズ第三弾。今回は密室での事件ではありませんが、主人公二人が事件に巻き込まれて、犯行現場から離れられなくなるというシチュエーションは前二作と同じ。 今回のトリックや人間関係は比較的分かりやすかった気がします。まぁ分かったからといって、作品の質が下がる訳ではないです。本作では天王寺博士と萩原警部という個性的な人物が登場し、楽しませてくれました。 ミステリに分類される本作ですが、本シリーズの魅力はトリックや謎解きではなく、個性的なキャラクターにあるのかな、と思います。この人らが登場する別のお話を読んでみたい、と思わせるチカラがあります。 そういった点では、毛色がちがいますが京極夏彦の百鬼夜行シリーズと似ている気がします。今後もちょくちょく本シリーズを手に取って読み続けようと思います。

    0
    投稿日: 2012.06.08
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    この3作目で、森博嗣の方程式は完全なものとなって、この後はそれにぶっ込む変数が変わるだけになるので、だいたい答えは推測できる。 ただ、謎解きの楽しさが減少あるいは無くなっても(そもそも読むのが2回目以降であれば謎解きはどうでもいい)、森博嗣の文章は眼と脳に心地いい。

    0
    投稿日: 2012.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数年ぶりに読んでも、やっぱり面白かった。 最近のシリーズにはないヘビーな感覚がたまらなく好き。 笑わない数学者って何者? 作中の表現を少し借りるなら、これがこの小説一番の命題じゃないかな、と私は定義する。

    0
    投稿日: 2012.05.19
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    再読。 S&Mシリーズ3作目。 トリックは理解しやすくそしてストーリーも今までで一番好き。殺人の動機が、前作も今作も分かりやすいからかな。 特に好きな言葉。 定義するものが存在するものだ。 人間の最も弱い部分とは、他人の干渉を受けたいという感情だ。 そして、神のトリック。素敵。

    0
    投稿日: 2012.05.01
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    4 前2作は先に漫画版を読んでいたので事前にネタ割れしていたのだが、今作(から)は全くの初読になる。序盤のビリヤードの玉のパズルについて夢中で考え出し、先を読み進められなくなる。パズルの後はスイスイと進んで読後もスッキリ。館の見取図のお陰でトリックにも気付きやすく読者に優しい。名言も多く感心すること頻り。

    0
    投稿日: 2012.04.25
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    オリオン像の消失トリックは途中でわかりました。途中でトリックがわかると萎えて読む気力を失うがそれがなかったです。シリーズ三作目と言うことなので、飽きずに完結するまでよみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2012.04.11
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    S&Mシリーズ3作目。トリックは読んでいる途中で分かってしまう。このシリーズはマンネリ化したキャラクターを楽しむものかな。

    0
    投稿日: 2012.04.11
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    森さんのS&Mシリーズ、3巻目。 このシリーズは建築学科の助教授・犀川創平と彼に想いを寄せる教え子・西之園萌絵の主人公ペアが殺人事件に巻き込まれ、その真相を解明するという推理小説の王道パターンにがっちりハマっています。 終盤の探偵役の助教授が謎を解き明かす箇所が理屈っぽい所が類書とは違った所でしょうか。 その点が好き嫌いの分かれ道になりそうです。 さて、前置きはこの位にして以下にあらすじ紹介。 西之園萌絵のツテでクリスマスを人里離れた山中にある館で過ごすことになった犀川創平。 その館の主は老天才数学者・天王寺翔蔵。 実はこの訪問、翔蔵に憧れを抱く犀川が西之園に頼み込んで実現したものだったが、10年前から館の地下室にこもって一歩も外に出たことがないと言う老数学者との面会もそこそこに、二人は館で起こった連続殺人に巻き込まれてしまう。 実は殺人事件が起こった当夜、老数学者により館正面に設置された巨大なオリオン像の姿が"消される"と言うマジックが行われており、12年前、一度このマジックが行われた夜の翌日、老数学者の長男が自ら運転する自動車の転落事故により死亡していたと言う事実も判明。 殺人事件の真相は? オリオン像の姿が消えた謎は? 12年前の真相は? いつもながらやる気のない犀川と真相究明に夢中になり彼のやる気を引き出そうとする西之園。 彼らの前に真実は明らかになるか。 上流階級のドロッとした秘密がキーワードになっており、森さんもどろりとした小説を書いていたのだなあとちょっと意外な感じがしました。 トリック自体は理解しやすいものであり、その点ではシリーズ1巻目、2巻目よりも読者の間口が広いと言えるのかも。 また、本巻は犀川と西之園の今後が気になる終わり方をしており、2人の関係の行方が気になる方も満足させるのではないかと思います。 リラックスタイム等にお読みになられては如何でしょうか?

    0
    投稿日: 2012.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犀川助教授・西之園萌絵シリーズの三作目。 玄関前にある銅像が消えてしまうトリックは東野圭吾著「名探偵の掟」や「名探偵の呪縛」を読んでいると比較的簡単にわかりそう。 相変わらずの広義な意味で密室殺人系。 まあ、ずいぶん前の出版なのでしょうがないかなとも思う。 シリーズ物なので最後まで我慢して読み進め、最終的にすべて読んでよかったと思えればいいなと思う。

    0
    投稿日: 2012.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズの3作目 天才数学者の天王寺博士の住まう館で事件は起きた 謎を解く鍵は巨大なオリオン像 犀川&萌絵が事件の謎を解き明かす 読んでいる最中にトリックが分かってしまい少し残念でした

    0
    投稿日: 2012.03.29
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    「一番、下品な格言って知ってる?」 「働かざるもの食うべからず、ですね?」 「いやらしい、卑屈な言葉だよね…。僕の一番嫌いな言葉だ。」 「凄い…なんて形容したら良いのかしら…」 「ああ、幻想的では、生ぬるいね」 『自由な思考をすることが最も大切なことだ。それが綺麗にものを見るということなのだ。そして、自由な思考のためには、日常を滅却することが必要だ。』 『現実や事実は、常に真実とはいえない。それは、あくまでも、お前たちの目が観察したものだ。お前たちの頭が認識したものだ。それを自問するのだ。見ないものを考えるのが人間の思考なのだ。お前たちは、自分の姿が見えなくても、自分の存在を知っている。それが人間の能力ではないか』 『「人類の文明は僅かに数千年だ。史上最大のトリックとは何かな?」ー 人類史上最大のトリック…? (それは、人々に神がいると信じさせたことだ)と犀川は思った。』 『彼は、自分が冷たい男だと思っていたし、また、そうありたいと願っていた。それは、子供の頃からの、大切なものを失ったときの経験から築き上げられた防波堤のようなものだ。文鳥も、モルモットも、犬も、猫も、皆、最後には死んでしまった。そのときの悲しみが耐えられなかった。何も愛さなければ失うものはない、それが人間の「洗練」というものだ、と彼は信じたかったのである。』 『先生、今日は優しいですね』 『僕はいつでも同じだよ ー 正しいと思うことには従うし、間違っていると思えば反論する。わからなければ、わからないと言う。その三パターンしかない』 『人間は自分の生き様を見せること以外に、他人に教えることなど、何もないのだ。一般に使われている教育という言葉は、ありもしない幻想でしかない。』 『宇宙ステーションみたい…』 『宇宙ステーションに行ったことあるの?』 『あら、先生はないの?』 『博士は、今は、毎日何をなさっていらっしゃるのですか?』 『面白い質問だ…を今までで一番面白い質問だ』 『人が、自分以外の存在に何か影響を及ぼすとしたら、それは思考によってであり、そして、自分の存在を確認する作業によってだ。その思考運動が、外界を定義し、同時に自らの存在を認識させる。それが、君たちの言葉でいう社会であり、社会を動かしてるものの本質だ。たとえば、人間は呼吸したければ生きられないが、呼吸するものがすべて人間の歴史に関わるわけではない。呼吸することは、歴史とは無関係だ。呼吸をしていることが、生きていることと同義ではないという意味だ。しかし、毎日何をしているのか、と問われれば、呼吸をしていると答えるより、他にない』 『人間の最も弱い部分とは、他人の干渉を受けたいという感情だ。自己以外に自己の存在を求めることが、人間の本能としての幻想だ。』 「自由がそんなに大切ですか?」 「そうだ。何故なら、自由以外に、思考の目的はない。人間が思考によって獲得する価値のあるものは、それ以外ないからだ」 『他人を殺すことも自由ですか?』 『一般に、殺人を犯してはならぬという概念は、自らの生命活動を維持したいという生物の本能に起因したものだ。したがって、自らの生命に価値を持たない人間には、殺人は自由であろう。この本能に逆らうことができるのは思考する人間だけだ。それは、ある意味で自由の断片ともいえる』 『ああいうものでしょうかね? 身内が死んでいるのに…、まったく、他人事のようではありませんか?』 『事実、他人事ですからね ー 自分以外は他人でしょう?』 『何を考えていらっしゃったの? 先生』 『そうね…。やっぱり、オリオン像のことかな…。西之園君は?』 『そうね。先生のことかな…』 『期待したとおりの人だった ー それだけだ』 『それだけって?』 『期待どおりだったことが…、その…、残念だ』 『どうして?』 『 ー 僕は、たぶん、期待を裏切られたかったんだ』 『自分だって、本当は無口だと思っている。本当は、無愛想で、気が短く、どちらかといえばマイナである。でも、兎は亀の振りをして、亀は兎の振りをする。その仮面が幾重にもなるものだ。』 『ラブレターに自分の名前を書かないなんて、意味がないんじゃない?』 『それが、男心というものだ ー 大正時代には常識だ』 『何してた? 今日は?』 『ええ、まあ…、一日、呼吸をしていました』 『どこを考えたら良いのか、というのが、一番の考えどころなんです。それは、どんな問題でも同じです ー それを、糸口、と言っているんです』 『まずい料理を食べることが愛情かな? どんなに出来が悪くても優をくれる先生が尊敬できる先生かな? もし知らない人が作った料理なら、少しくらいまずくたって我慢するかもしれないね。でも、西之園君が、もしもだよ…、まずい料理を作ったら、我慢ができないね、僕は。それが、人を尊敬するってことだ』 『面白い話をしているときには、いついかなるときでも、けっして時間を気にしてはいけませんよ。理解できないというのは、身を引いて、考えるのをやめてしまうからです。面白いことから逃げてはいけません。人間としての鉄則です』 『ねえ、中と外はどうやって決めるの? ー ねえ、どちらが中なの?』 『君が決めるんだ』

    0
    投稿日: 2012.03.25
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    ついさっき読み終わった。心の中が、何というか、知的に、そしてクリアーに満たされている。何故か― 多分それは、この話の”哲学”が、今、僕の考えていることにピッタリとくるからであり、かつ、僕は、犀川創平と西之園萌絵という二人の組み合わせが好きなのであるからだ。もしかしたら、森博嗣氏と僕の感性は、今、非常に近いのであるかもしれない。 「定義するものが存在するものだ。」 「それは、不定だ。」 「君が決めるんだ。」 この最後の「君が決めるんだ。」という一言に、感動した。 鳥肌が立った。 しかし、オリオン像のトリックは、僕は、最初からわかってしまうシロモノだったのが残念だった。それとも俺の頭は犀川先生以上のシロモノなのかな?なんてね。 あと、ビリヤード玉のリングの問題の答えは、結局どうなっているのだろうか。出ずじまいだった。 ・・・さっき、森博嗣氏は俺の感覚に近い完成を持っているのかもしれない、と書いたが、氏は「あっという間に人気作家になる」という方だから、これが一般の感性なのかもしれない。まあ、僕にとってみれば、どちらにせよ、自己存在の投影すべき指針が見つかったわけであり、非常に嬉しい。 今の気持ちは、・・・といえば、犀川創平と西之園萌絵、この二人の人物を一つにして尊敬している。 人を尊敬するのは、とても気持ちいい。(存在論的[※1]に証明できるはず。) 僕もこんな話を書こう。 そして、もっと、同氏の本を読もう。 [※1] 哲学の世界で使用される「存在論」とは異なる概念。 当時、何を指してこの言葉を使っていたのか、今ではもう、思い出せない。

    0
    投稿日: 2012.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以下適当な文章です。 エピローグで出てくる、 円の中心に立ち「一歩も動かずに外に出られるか?」 という老人からの問題 高校生の頃に同じようなことを考えたなーということを思い出した。 部活に入り浸ってたこともあって、「家-中 出かける-外」っていう定義があいまいになって、「部室-中 帰り道、家-外」になって、あぁそれじゃあ中と外って見方で変わるんだと思って、高校の校門を境界にして校舎がある方を外と定義することもできるんじゃないかーとかそんなことをその時一緒に帰ってた先輩に喋ったら「よくわかんない」って言われた。でも良くも悪くも数学なんてそんなものかもしれない。

    1
    投稿日: 2012.03.19
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    S&Mシリーズ3作目。 常識に制限された思考。何をどう定義するか。トゥリビアル、些末なことに価値を見出すかはその人次第。 オリオン像のトリックはまぐれで当たってしまったけど、肝心の事件のトリックは解けなかったし、数学の問題も最初の問題しか解けなかった。(ビリヤードの玉を使った問題は未だ分からず・・・) 毎回言っているような気がしますが(そしてこれからも言うと思いいますが)、言い回しが本当に格好良い。 S&Mシリーズ読んでいると煙草吸いたくてたまらなくなります。せっかくやめたのに、この葛藤とまだまだ戦わないといけないと思うとなあ・・・贅沢な悩みです。「私的詩的ジャック」へ続く。

    0
    投稿日: 2012.03.06
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    理系的な会話がおもしろい。トリックもおもしろく読んだのですが、おしなべて「すぐ分かる」というトリックに普通に驚いている自分は得したような、残念なような。

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    投稿日: 2012.03.05
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    S&Mシリーズを2作続けて読み終える。 犀川先生かっこ良過ぎだ。 S&Mシリーズはミステリーにジャンル分けされているけど、そうであってそうでないような、と言うかそれは個人的に謎解きよりも登場人物を通して伝わってくる著者の考えというか森ワールドというか、そこらへんが読んでて妙味なんだよね。 さてさてシリーズはまだまだ続くので楽しみ楽しみ。

    0
    投稿日: 2012.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    パターンを覚えたからなのか、だいぶ推理が出来てきた。 作者は5作品までの中で読むなら、 これをお勧めするそうだけど、何でだろう?? 個人的には今作よりは前作のほうが面白かった。 今回のはハマるまでにちょっと時間がかかった気がする。

    0
    投稿日: 2012.02.26
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    森さんの書く文章はとても哲学的だ。 言語と数学は、同じ道の両端を歩いているのか。 それとも、言語が数学を内包しているのか、あるいは言語の高次元の存在として数学があるのか。 どちらが外で、どちらが内か。 とにかく、おもしろかった。 ミステリと一括りにできないでしょう、このシリーズは。

    0
    投稿日: 2012.02.12
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     「すべてがFになる」「冷たい密室と博士たち」に比べると、いまいちのめり込めなかった。けど、それは自分の中で天王寺翔蔵博士の言っていることが理解できていないからだと思う。だから、もう一度じっくりと読みたい。  気になるのは、萌絵から犀川先生に出された難問への回答。先生はなんと答えたのだろう。

    0
    投稿日: 2012.02.11
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    オリオン像消失のトリックはわかった。 でもそこから先は全然思いつかなかった。 でも、これだけは言いたい。 聖 帝 サ ウ ザ ー か ! (笑)

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    投稿日: 2012.01.31
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    ちょっと前に、森博嗣にはまって、一日で読了。 数学的な思考を体験することができたような気がして、嬉しかった。

    0
    投稿日: 2012.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    森博嗣氏の作品。犀川&萌絵シリーズの3作目。2作目はまだ読んでないのだが、それでも違和感なく楽しむことができた。本作も森博嗣氏の理系らしさがあふれていて、「内側と外側」の話題なんかは数学的思考を平易に表現して感心した。トリックについては大体見当がついていたけれども、博士が博士でないかもしれないことには驚いた。博士が誰であるか。それこそ、「君(読者)が決めるんだ」という著者からのメッセージなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2012.01.22
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    犀川と萌絵の第三弾。 S&Mシリーズと銘打ってるんですね。 うん面白かったです。 2巻が一般的なのに対して3巻は1巻に近い感じ。 ちょっと予想範囲な感じもしますけど、ありではないかと思います。 謎を残した感じにしてますがね。 この手のミステリーはこのくらい残しておいたほうがいいんじゃないかなと 余韻を楽しむには。 さて次はと。

    0
    投稿日: 2012.01.15
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    やー。これは最後の最後を味わってもらいたい。 めっちゃステキな最後だった。 なんなんだろう?あの余韻。 読了後、4冊目にすぐには移れなかった。 ひたっていたくなる幕の閉じ方があった。

    0
    投稿日: 2012.01.15
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    シリーズ3作目。1作目のような天才が出てくる。オリオン像が消える謎についてはすぐに気がつき、その通りだったからうれしかった(笑)犯人を当てるまではいかなかったけど。あの終わり方はおもしろい。この天才はいったい誰なんだ!?

    0
    投稿日: 2012.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんて終わり方をしてくれたんだろう。。。 読了後、なんかよく分からない気持ちでベッドを飛び跳ねた後、 「さすが森さん。。。」と思った。

    0
    投稿日: 2012.01.04
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    S&Mシリーズ三作目。 普段ミステリは読まなくても、このシリーズは読んでるという人も多いかと思うので、それを思えばこの手のトリックが出てくる意味はあるのかも。

    0
    投稿日: 2011.12.23
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    三ツ星館におけるオリオン像の謎についてはなんとなーく想像がついたが、それで犯人は?というところはわからず。犯人を考えながら読むのはもちろん、登場人物達の(ちょっと小難しい)話も楽しいです

    0
    投稿日: 2011.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ第三弾。 最大のトリックが5ページ目で解けてしまったため、あっと驚く結末にならず残念。 綾辻作品を読んでる人ならピンと来るトリックでした。

    0
    投稿日: 2011.12.13
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    S&Mコンビ第3弾。 偉大な数学者の住む館のパーティーで巨大の像が忽然と消え、 一夜明け現れたときは死体が共に現れた。 館の謎と事件の謎を追う物語。 ミステリィの楽しみ方を教えてくれる作品だと思いました。 たぶんトリックを見破るために読むのが楽しみなんかじゃなくて、 なぜそれをする必要があったかを楽しむ。 このシリーズは本当にそこを楽しませてくれる作品だと感じました。 別の角度でミステリィを楽しみたい方にオススメの作品です。

    0
    投稿日: 2011.11.20
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    S&Mシリーズ第三弾。 今回はプラネタリウム。いかにもな数学博士が登場します。 ……数学問題、難しいっス(笑)  オリオンの謎は比較的容易に解けると思います。あとは冷静に考えれば犯人もトリックも解けるはず。図面もありますので、じっくり考えてみましょう。 ただ、今回は国枝助手の出番はありません。国枝ファン(いるのか?)には少し残念かも。

    0
    投稿日: 2011.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たぶん2度目の読了 一度目よりトリックや犀川と萌絵の心情変化がよく分かりました。 S&Mシリーズの中では一番好きな作品です。 森博嗣の作品は単純に文章を読んでるのが心地よいから読むので、トリックはどうでも良いことも多いんですけど、再読だとトリックも頭の中に入ってきて面白いです。

    0
    投稿日: 2011.11.05
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    トリックはすぐ分かります。ただこの小説は読み込んでいくと面白い。タイトルの「笑わない数学者」とは一体誰なのか…。はっとさせられます。

    2
    投稿日: 2011.10.28
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    トリックなどは舞台となる建物の設計が突拍子もないので何とも言えませんが、やはり主人公コンビのキャラクターと最後の終わり方がなんとも印象に残りました。

    0
    投稿日: 2011.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トリックは読めたが 天王寺翔蔵とは何者だったのか シリーズで一番好きかもしれない どちらが内なのか

    0
    投稿日: 2011.10.22
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    相変わらずこの師弟コンビは良い。今回は分かり易かった気がする。もう謎解きよりもこの師弟の行く末の方が気になる。

    0
    投稿日: 2011.10.08
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    理系色殆どなし。メイントリックは大掛かりで、乾いた笑いしか出てこない。ラストはなんのこったかさっぱりわからず。森はもういいや。そもそも萌絵が嫌いだし。

    0
    投稿日: 2011.09.23
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    S&Mシリーズ第3弾。 オリオン像の謎は、三ツ星館の平面図を見て最初の段階で気がついた。 ただ、最後の謎解きの段階で、これでもかというくらい伏線が拾われパスルのピースがはめれたいく。これもピースだったのかというくらい小さなものもあって気持ちが良かった。 最後の盛り上がりと余韻は、これまでの三作の中で一番だった。 犀川と萌絵の性格も、自分のなかで徐々に浮き彫りになってきて、まだまだ隠された側面がありそうな期待感もあり、続きが気になる。

    0
    投稿日: 2011.09.22
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    S&Mシリーズ第三弾。 クリスマスに同級生の祖父、天王寺博士の屋敷のパーティーで事件は起こる。 銅像のトリックはすぐ気がついた。 けど、殺人のこととか、その理由はあまり考えずに読んでしまった。 なんというか、このシリーズには超越した人が出てくるので、その思考をトレース(これは作品中の表現)することは難しいと感じる。

    0
    投稿日: 2011.09.14
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    S&Mシリーズ3作目。トリックわかったーって思ってたら、レビュー見る限り結構みんなトリックに気付いたみたいですねー。ラストは犀川先生どっち選んだんですかね。ある意味こっちのほうがミステリー(笑

    0
    投稿日: 2011.09.10
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    S&Mシリーズ第3弾。 初めて読んでる途中でおおまかなトリックがわかった本。 森さんには衝撃的に裏切られることを期待しているので、ちょっと残念。

    0
    投稿日: 2011.09.06
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    S&Mシリーズの3つめ。なんとなく登場人物の書き分けがうまくないなぁ、読みづらいなぁと思いながら読み進めるが、案外、そこがミソだったりする。 オリオン像の謎、数学のクイズ、ビリヤードのクイズ…とクイズづくし。いくつも伏線があるので、何回目かに読みなおすと新しく拾うこともあるかもしれない。

    0
    投稿日: 2011.08.25
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    S&Mシリーズ第三弾。 執筆は「すべてがFになる」よりこちらが先だそうで(編集者の提案で4本めだった「すべてがFになる」をシリーズ第1作として発表)、そのせいか、犀川と萌絵の関係の丁寧な描写ある。 トリックは案外わかりやすく、事件が起こる以前に理解していたくらいだが、「だとしたらなぜこの人は殺人をしたのか?」というのが分からずおもしろく読んだ。 著者によるコメントで「トリックは簡単で、誰でも気づくものです。意図的に簡単にしたのです。しかし、トリックに気づいた人が、一番引っかかった人である、という逆トリックなのですが、その点に気づいてくれる人は少ないでしょうね。」とある(ご本人のサイト「浮遊工作室」より引用)ので、うまく楽しめたのではないかと。

    0
    投稿日: 2011.08.22
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    時々出てくる数学の考え方に頭がぐるぐるしつつ、でも面白かったです。 最後に出てきた謎は全く解りませんでした。結局博士はだれだったんだろう…?

    0
    投稿日: 2011.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あー面白かったなぁ。トリックに気づいちゃった自分は、作者にはまっちゃったんだと思います。最初、2つ仮説を持ちながら読み進めて、途中で1個消して、文章の中にあった文字にひっかかり、もう1つであることを確信するために、平面図で確認してしまったから。そう思うと本当に悔しいけど快感!作者の手のひらの上で転がされてる快感たまらん…! やっぱり作品を創るということはその世界の神様になるということに近いのだと再認識しました。

    0
    投稿日: 2011.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オリオン像が消えるトリックわかったぜ!イェイ!!と浮かれていたけど、レビュー読んだら「トリック解りやすい」や、「謎解きしたい人にうってつけ」などを大量に見つけてショック… 山の上の屋敷で血縁関係トラブルなんてコナン君並みにメジャーな設定だけど、それを推理していくのが犀川&萌絵なので全く違う雰囲気が出ているのかな、と三作目にしてふと思った。 今回は建築そのものだけではなく設計者の意図やコンセプトが非常に大事なポイントだったのがとても面白かった。S&Mのやりとりも、ふふっと笑ってしまうシーンが多かった。 最後の萌絵が出す問題が秀逸すぎて(笑) 犀川先生ファイト!!

    0
    投稿日: 2011.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ第3作。 個人的には、「すべてが‥」より好きな作品です。 天才数学者「天王寺翔蔵」の一言一言に含蓄があります。 同じ天才と冠する真賀田四季とは少し違っていて面白いです。 この作品の根底にはある大きな考えの流れがあると思います。 ―すべては定義によるものである― とても単純はであるが、この世の真理だと思う。(真理自体も定義するものであるが) 意識して読んでみると良いと思います。 あと、とてもロジカルな文章が多いと思うので、覚悟して読むといいと思います。 しかし、トリック自体は難しくないので、上述の事を意識しながらよむと推理物が好きな人は楽しく読めると思います。

    0
    投稿日: 2011.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読です 犀川と萌絵が、天王寺博士の居る三ツ星館へクリスマスに招待される。 萌絵の同級生で、天王寺博士の孫にあたる片山和樹からその場所に立っているオリオン像が一瞬にして消えた話を聞き、萌絵は興味を持った。 犀川は、偉大なる数学者の天王寺博士に会えるということで興味を引かれていた。 しかし、そこで事件が起きる。 これには、Vシリーズでも使われていた手法が持ち込まれている。 といっても、Vシリーズの方があとなので向こうがこっちの手法を用いているのか。 建物自体の回転。 血縁関係。 プラネタリウムの出入口に書かれている東西南北をよく気にしていれば、すぐに気がつくトリックかもしれない。 結局の所、生きていたのは誰なのか。 犀川の定義では、天王寺博士としているが、個人的には片山基生の気がする。 余談だが、萌絵の友達たちの登場に犀川がタジタジになっているのが可笑しい。 あの女の子たちのペースには、大概の男性は飲み込まれてしまうに違いない。

    0
    投稿日: 2011.07.28
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     実は実は、すごく深読みし甲斐のある作品なのですよ、とツウな人間から教わりました。最初のトリックの仕掛けなんて、読み慣れていれば一瞬で分かります。  「それよりも、最後の人物の同定が正確な推理の元でできるかどうか…そこまで読み解いたとき、この作品の真の面白さに気づき、よくここまで練りあげたな、と驚嘆の声を上げるだろうね」  と、ツウの彼が言っていました。私は実はまだ途中までしか読み解けていないのですが(苦笑)、なるほど、本当に無駄な表現なんて無いんだなぁ、と思います。全ては意味があって書かれていると思って、一字一句大切に、イメージを持ちながら、読んでみてください。

    0
    投稿日: 2011.07.16
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    S&Mシリーズ デビュー作「すべてがFになる」で登場した、犀川創平と西之園萌絵のコンビが活躍するS&Mシリーズの2作目が「冷たい密室と博士たち」と3作目が「笑わない数学者」。 「冷たい密室と博士たち」では、タイトルどおり密室もので、"殺人者の手口"を明らかにしていくといったミステリーもの。「笑わない数学者」は、偉大な数学者がいる"三ツ星館"での殺人事件という、いわゆる"館もの"だ。 どちらもオーソドックスなミステリーに属するのだと思うのだが、両作品ともに、森博嗣という感じが満載である。「笑わない数学者」のほうは、トリックなんかも比較的わかりやすいように思うので、謎解きにチャレンジしたい人にうってつけの作品かもしれない。

    0
    投稿日: 2011.07.12
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    S&Mシリーズの中で一番好きかもしれない。殺人トリックは難解でもなく、理系でもなく、やはり奇抜さは無い。理系ミステリというに相応しい、ちりばめられた理系ロジックが面白い。誰が「笑わない数学者」なのか、それを考えるだけで充分楽しめる。天才の描写が秀逸。

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長いこと積読してた本。 …多分、3年くらい(笑) 読書ブーム。しかも、 S&Mシリーズの読書ブーム。 コレを機に全部読んでしまうつもり。 現時点であと3冊…かな? (手元にない本もあるので順不同で読んでる。)

    0
    投稿日: 2011.06.29
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    あらすじと図だけ見て、解ける人は解けるミステリです。 だから、作者も謎解きにはあまり重きを置いていないんでしょう。この本でもっとも驚くべきは、犯人の殺人動機でしょう。 そして作者は天才を書くのが本当にうまいなあ、と感じられます

    0
    投稿日: 2011.06.23
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    森博嗣さんの著書は一度読もうと思いつつも重厚そうな文章からなかなか手が出せずにいました。 今回友達が前に読んでいたのを思い出して、読んでみようと思いました。 大学の助教授とその学生が主人公で、館で起きた殺人事件を解決するというもの。なんともベタな感じ。 普通のミステリーと違うのは、登場人物が難しい言葉を使いまくるところ。 天王寺博士のせりふは半分も理解できませんでした。笑 ・「人が、自分以外の存在に何かの影響を及ぼすとしたら、それは思考によってであり、そして、自分の存在を確認する作業によってだ。」 「呼吸をしていることが、生きていることと同義ではないという意味だ。しかし、毎日何をしているのか、と問われれば、呼吸をしていると答えるより、他にない。」 ・内側と外側の定義。 どちらが内側か外側かは自分が決めるより他にない。 ちなみにこの本のおかげであみだくじの特性を知ることが出来ました。

    0
    投稿日: 2011.06.18
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    中にいる犀川先生には不定で、外にいる読者には確定。 なかなか洒落た謎ですね。 でも、自分だけでは、確定した理由が外にいるからだ、ということには気が付かなかったな。

    0
    投稿日: 2011.06.14
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    天王寺博士が最初に出した算数問題の2問目で躓いたのに、オリオン像の謎はほぼ予想通りだった自分は理系としての才能があるのやらないのやら...。 ただ、オリオン像の謎と殺人トリックは最後まで結びつかなかったんで、ストーリー自体は最後まで楽しめた。

    0
    投稿日: 2011.06.14
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    勉強のために立ち寄ったスタバで読み始め、そこそこ勉強もし家に帰ってデッサンの課題に手をつけPM10:00位に再び読み始めた。翌日AM4:00今、読み終わった。まだ感想は、書けない。もう少したってから書くことにする。

    0
    投稿日: 2011.06.07
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    これでようやく終わります、森博嗣シリーズ。というかSMシリーズ。 正直苦痛だったけど(ゆうちゃんごめん!)その中にあってこれはまだましだったな。 ただ、「まし」という感想の中には「これが最後だからちょっと大目に読んでやるか」という同情的思考も多かれ少なかれ混じっているかと・・・ それにプラス、「消える銅像の謎」を、プロローグ読んだ時点で見切ってたから、「う~ん、自分もなかなかやるジャマイカ。ウシシ~」なんていい気にさせてもらったから、その分採点も甘くなるという、教授とお酒効果も多少は含まれてるかと。 それでもやっぱり心行くまで楽しんだと言うには程遠く、残念ながら、あれば読むけど買ってまでは読みたくない域をついに超えませんでしたね。 そもそも「理系の人」というのは本当に、この本に書かれているような思慮行為をとるんでしょうか。 どうも哲学者、むしろ哲学者かぶれのほうが近いかと・・・ もちろんフィクションなので、頭の中で練られたキャラクターなんでしょうけど。なのでしかたないっちゃぁしかたないんでしょうけど。 それでもまあ、人生反抗期の自分は考えるわけです。 現実離れしてる登場人物がトリックを語るなと。

    0
    投稿日: 2011.05.16
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    S&Mシリーズ3作目。 今回の舞台は天才数学者、天王寺博士の屋敷。 彼の屋敷は山の上にあり、そこで開かれるクリスマスパーティに犀川と萌絵が招かれた、というのがベースになる。 12年前、やはりクリスマスパーティの夜、天王寺博士は姿も見せずに、庭に建つブロンズ像を消した。 その謎を解いたものに屋敷をくれるという。 未だに解明されていないその謎に挑もうとする萌絵。 そして起きる殺人。 サスペンス! って感じ。 相棒を彷彿とさせられました。 ただ、ブロンズ像の謎は案外単純というか、すぐ分かっちゃって、あぁ、やっぱりなって感じではあった。 レイトン狂だから、あーゆう考え方で謎解きするのに慣れてたからかもだけど(笑) でも、犀川先生が謎の解明と共に、色々説明してくれた事で、伏線が綺麗に繋がる感じはとっても爽快感があって面白かった。 犀川先生、今回は結構素直に謎解きしてくれたな。 いつも渋るのに。 あとは、萌絵と犀川の関係がもう少し進展してくれると楽しいのに(笑)

    0
    投稿日: 2011.05.11
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    なるほどな、と。 相変わらずこのシリーズは、単なるミステリーで終わらずにいてくれるから嬉しくてもう。 トリックは簡単だけども、その先に在るものが。ね。「逆トリック」とか言われてるらしいですね。トリックを見破った人が、実は一番のトリックにハマってる。内と外。自分がまんまとハマってると気付いたときは、そりゃもう鳥肌が立ちました。 考え方によっては、確かにこの作品がある意味では限界かと。それに関しては森さん自身がそう語ってるらしいですね。 とりあえず早く続きを読みたくて読みたくて。

    0
    投稿日: 2011.04.17
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    たぶん、どんどんエンタテイメント性を引かれていってるんだろうな、というわけで、当然いちばん最初のS&Mシリーズがフツーにおもしろいわけです(逆にいえば、テイストがあえば、引かれたあとのほうがおもしろいでしょう)。 全十作のシリーズのなかでは、これ。絶対領域なみにフラジャイルでロマンティックな世界観と、大掛かりな、目に見える、気づけば見える、カタチ。

    0
    投稿日: 2011.04.15
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    天才数学者の館で発生する、殺人事件。 数学とは定義することから始まる。 数学は哲学なんだ! トリックはわかりやすいものだった。

    0
    投稿日: 2011.04.15
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    シリーズの中でもミステリとしては一番気に入っている作品です。 どこかで読んだ敢えて解ける推理を見せつつその先を模索させる作品というのが目から鱗でした。 ヒロインと同じ寝室に通された時の教授のリアクションが可愛らしい。

    0
    投稿日: 2011.04.10
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    『先生、素朴と単純ってどこが違うのかしら』 『現象としては同じだ。まあ、違いといえば、観察者の先入観かな』 N大工学部助教授・犀川創平と女子大生・西之園萌絵が活躍するS&Mシリーズ第3作。 偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」でのパーティ。 そこで博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせる。 一夜明け、再びオリオン像が姿を現すとき、2つの死体も発見される。 前2作よりこなれた感じの印象を受けました。 犀川と萌絵のやりとりがとても楽しいです。 オリオン像消失トリックは意外と簡単に分かりますが どちらかというと、分かるように作られているという感じです。 真の謎は最後に待ち受けています。 笑わない数学者のタイトルが意味するモノは・・・? あなたはどういう結論に達するでしょうか? いや、どう定義するのでしょうか? 『君が決めるんだ』

    0
    投稿日: 2011.04.03
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    偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消して見せた。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され・・・。犀川助教授と西之園萌絵の理系師弟コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。超絶の森ミステリ第3弾。(紹介文参照) -----------------------------

    0
    投稿日: 2011.03.22
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    三ツ星館が斜めに並んでいる描写を読んですぐオリオン像がなくなるトリックが分かった。しかし殺人事件とホールの回転を結びつけて犯人を洗い出すところまで辿りつけなかった。

    0
    投稿日: 2011.03.21
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    トリック自体には割と早く気付いた。 犯人はあいまいなまま終わるが、実はそれを特定できるという二回目の楽しみがある。

    0
    投稿日: 2011.02.27
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    消えるオリオン像のトリックは予想通り! がしかし、その他については、オリオン像のトリックが 関係してるとまでは考えてなかったです。 まぁまぁおもしろかったかな。 人間関係がややこしいわぃ! おじいちゃんが意味わかりませんでした(^^;)

    0
    投稿日: 2011.02.17
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    犀川助教授&萌絵コンビによる理系ミステリー第3弾 トリックは今となってはTVショーのマジックで良くあるもの ミステリとしてはイマイチだけどテーマ・世界観に魅了 テーマは対比。内と外、前後左右上下……… 鏡に映った姿は左右反対になるのに 何故、上下・前後は反対にならないのか ある平面が閉ざされた曲線により2つのエリアに分断された時 どちらが内で、どちらが外となるのか コレらは全てが人間による「定義」の問題・・・みたいな世界観 自分が無意識に定義しているモノ、本当に正しい??

    0
    投稿日: 2011.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんかシリーズ物らしいですが、これだけ読んでしまいました。 (別に問題はなかったですが) 事件のメイントリックが、わりとすぐに予想がついてしまうので 終盤までが退屈でした。 犯人ではない黒幕の描き方とかは面白かったけど、さらっと流されてしまったので 事件のトリックうよりもむしろそっちを、もっと掘り下げて欲しかった。

    0
    投稿日: 2011.01.16
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    笑わない数学者 著者:森博嗣より 「起源は忘却され伝統の手法だけが取り残される」 ことばどおりだった。 印象。 日常の外の思考 視野の狭さ→危うさ 呼吸する≠生 思考≠本能 点三→平面 勝ち方と負け方 内と外とは? 同時に二つ考えれず見落としてしまう。定義するものが存在する。

    0
    投稿日: 2011.01.09
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    S&Mシリーズ3柵目のこの作品。 シナリオとしては、前の2作、シリーズ全体を通しても最もミステリー小説らしいものになっている。 それでいて、局所局所に織り込まれている森博嗣らしさがストーリーの設定とマッチしていて、シンプルなのにコンプレックスな作品に仕上がっている。

    0
    投稿日: 2011.01.07
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    トリックは非常に簡単。すぐにわかる。 森作品の魅力は、ミステリとしてよりも、その思考過程と描写にあると思う。 分かりそうで分からない、まどろこしさというか、脳のむずがゆさが的確な表現で描かれている。

    0
    投稿日: 2011.01.05
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    トリックは覚えてた。 途中の言葉尻とかいろいろたのしかった 犀川先生が感情的になるのがまだ若かった頃だなーてにやにやする

    0
    投稿日: 2011.01.04
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    とても面白かったです。特に最後が良かったですね。 でも肝心のトリックや謎解きの部分が、僕の理解力の問題かピンと来ないんですよね。

    0
    投稿日: 2010.12.29
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    私ね、問題考えたの。8、8、3、3で24を作れる?ただし四則演算だけでね。   …解けるか!!

    0
    投稿日: 2010.12.22
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    面白かった。寝なきゃとおもってるのに、途中で止めることができなかった(´;ω;`) S&Mシリーズも三作読んで、だいぶ頭が柔らかくなってきたような気がします(笑) 犀川先生が気付いたときの描写ではっと気が付いて、もしかして建物ごと回転したのかな!?と、おもったけど、さすがになかった…。プラネタリウムだけだったか。私にしてはいい線いったとおもう(笑) でも『笑わない数学者』は、前の二作に比べると、わかりやすいんでしょうね。私普段本を読んでいて、そういうのにまったく気付けないので。書かれているものをそのまま読んでる。そして、それでも、その、オリオン像のトリック以外にはなんにも閃けませんでしたよ…(´・ω・`) 当てずっぽうで君枝が犯人じゃないかって思いながら読んでました。昇だったか。 昇は、宗太郎の子供じゃないかなと思う。 最後の白髪のおじいさんは博士なのかな

    0
    投稿日: 2010.12.07
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    2010年11月11日読了。2010年114冊目。 今回のトリックはなるほどと思った。 でも真相は…?という感じ。

    0
    投稿日: 2010.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ******引用****** 「博士がここに、篭っていらっしゃる理由は何ですか?」 「これは、君たちの言葉でいえば防衛だが、私の言葉では侵略だ。人間の最も弱い部分とは、他人の干渉を受けたいという感情だ。自己以外に自己の存在を求めることが、人間の本能としての幻想だ。この、起源はおそらく、単細胞の生物の遡るものだろう。」 「好かれたいと思うことは、いけないことですか?」 「いけないという判断は無意味だ。私は、それが弱いと言ったのだ。」 「弱い、それは克服せねばならない要因だ。誰しも、強くありたいと本能的に望んでいる。それが安全だからだ。」

    1
    投稿日: 2010.11.06
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    3冊目にして少しずつ能動的に読めるようになりました。 考えていた分、トリックの美しさへの感動はひとしお☆私は詰めが甘かった...。 最後の最後で色々なことを簿かした演出も好きです。

    0
    投稿日: 2010.10.14
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    Booklogに登録して初めて読み終った本。 そして、ミステリーで初めて謎解きに成功した。 オリオン像の謎だけだが・・・ それでも、これは初めての体験。 ボクは文章の流れに身を任せて本を読む。 良くも悪くも考えずに読むことが多い。 のめり込んで読むというのかな。 森博嗣さんの小説の引力はすごい。 眠気に抗って読むというレベルではない。 面白過ぎて眠気が認知できなくなる。 よく理系小説といわれるが文系の人が読んだらどんな感想を持つのかが気になるところだ。

    0
    投稿日: 2010.09.30
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    S&Mシリーズの第三弾です。 今回の舞台は偉大な数学者・天王寺翔蔵博士の「三ツ星館」。ここでのパーティに招かれた犀川と萌絵。 そのパーティの席上で博士は庭にある大きなブロンズのオリオン像を消してみせる。 そしてその像が再び現れた時に2つの死体が発見され。。。 館にこもる天才数学者、ということで『F』を思い出しました。 博士との問答も同じような印象でしたし、会話が理解できないのも同じ。(これは私の頭の問題ですが) それでも途中までは動きがあって面白く読めたのですが、どうもすっきりしない、煮え切らない読後感でした。 それは結局残ったのは誰かというのがわからないから。犯人が用いた手法もはっきりしないし、動機も理解できない。家族関係もややこしすぎる。 ブロンズ像の謎については好みだし、ラストシーンはとてもよいと思うのですが。。。 スッキリやられたいタイプなのでどうももやもやするものが残りました。 三作目にして、ひょっとして自分には合わないのではないかと気付き始めました。 最近好みが変わって、フーダニット・ハウダニットよりホワイダニット・ホワットダニットに重きをおいた作品のほうが好きになってきたというのもありますが。 難解な会話などはさておいて、犀川と萌絵の進展についての興味だけで読み進めることになるかも。。。

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    投稿日: 2010.09.29
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    秘密基地みたいな館、 謎に包まれた天才博士。 作り物感たっぷりの設定が面白い。 物語の中心に据えられたトリックは 館がどのような配置をしているか 説明された時点で すぐに気付けるほど簡単なものだった。 だが、本書には隠された凄い謎が 答えを明示しない形で 用意されていて痺れた。 2014/08/01 再読 久振りに読み返したが、 最初に読んだ時以上に楽しめた。 本当の謎が用意されている事を 知ってから読むと それに関する描写だと思われる部分が 至る所に用意されていて、 本当に感動した。 作者としてもこの作品こそが 最高傑作じゃないかな。

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    投稿日: 2010.09.19
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    シリーズが読み進むにつれて、ミステリ色が増えていって、ちょっと付いていけない所が出てきたかも。ミステリ慣れしたいと思った。 他には、三ツ星館のインテリア、登場人物の思考パターンが気になった。 ・三ツ星館 三ツ星館のインテリアに興味を引かれた。そっち方面の教養ないから、驚いたとか、照明に色をつけて表現がすごいとか言えないけどね。 ・登場人物の思考パターン。  ・論理を組み立て、動機に迫る。   犀川、萌絵 (犀川と萌絵)  ・動機に迫り、論理を組み立てる。   萩原 -あらすじ- 偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせた。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され・・・・・・。犀川助教授と西乃園萌絵の理系師弟コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。

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    投稿日: 2010.09.12