
総合評価
(565件)| 103 | ||
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最後に天王寺博士は笑った。タイトルは笑わない数学者。つまり博士は天王寺翔蔵ではない。天王寺宗太郎の書いた本では博士と宗太郎の生活を描いたもの。本では少年は最後に博士のような風貌になった。つまり、宗太郎が翔蔵のふりをしている。
0投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログ毎度のことだが、このシリーズは謎解きそのものも上質な上に、登場人物のキャラが立っており、読んでいて面白い。萌絵と犀川の関係性もぐっと縮まった気がする。「銅像が消えた理由」に関しては謎が解けた人も多かったようだが、自分は分からなかった。最後の「あれは誰だったのだろう」に関しては、明確な答えがあるのだろうか、ないのだろうか。
1投稿日: 2022.06.21
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再読なのだが「これ、実は博士がすでに死んでいて、君枝さんが腹話術で声を当てていたみたいな話だったよな〜」と思いながら読んでいたら、全然違う話だった。 別の小説か映画の話が知らず知らずミックスされてしまったのだろう。 変な思い違いをしていたせいではあるが、再読でも「あれ?」とびっくりして楽しめた。 犀川先生の天王寺博士には正直失望した云々の話は、読んでいる途中では理解できなかったのだが、読み終わった後でなんとなく理解できた。 犀川先生の中では天才=真賀田四季のイメージが強いので、感情に揺り動かされる=凡人というイメージなのだと思う。 だから、博士が地下室に引きこもる理由が思ったより、人間的な感情による理由だったのに失望したという解釈。 まぁ、本物の天王寺博士ではないのだから、当たり前といえば当たり前か。
0投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログシリーズ3作目、ミステリとしての出来は言わずもがな、犀川と萌絵の掛け合いが非常に心地よい。 今回トリックの方は予想できた感はあるがそれでいて読ませる進行が素晴らしいと感じた。
3投稿日: 2022.05.28
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森さんの書く「天才」はなぜこんなに魅力的なのだろう。 そう思いながら読み進めていました。最後の博士と犀川助教授の二人きりの会話シーンまでは。 そこからずっと、最後まで読み終わった後も頭の中で何かがグルグル渦巻いていて、他の方が書かれている考察を読んでようやくスッキリしました。 そして犀川助教授が初めて天王寺博士と会ったあとに、「期待通りの人だった」でも「期待以上ではなかった」そしてある意味「失望した」と言っていたのはそういうことだったのかと、理解できました。 理解してからも、私からすれば笑う博士たちも十分天才だと思いました。今後のシリーズでも、新たな天才が出てくることを期待しながら読んでいきたいです。 今作も前作同様、犯人は早々に退場してしまいました。次はどうなるだろう。ちょっと楽しみです。
1投稿日: 2022.05.14
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1番の謎は、タイトルの数学者が誰であるかということ。これを念頭において読むとおもしろい。 冒頭から終盤までの謎として挙げられているオリオン像のトリックは簡単。それを事件につなげられるかは難しい。 いずれにしても、事件の動機や犯人の心情を深く綴られていないことから、その部分が重要ではなく、タイトルが誰なのかが1番のミステリーだったという作品。
0投稿日: 2022.05.13
powered by ブクログ犀川先生と西之園萌絵の掛け合いが面白い。また、作中に出てくるトリックの謎も大掛かりでありながらシンプル。この理系ミステリともいえるシリーズは面白い。
0投稿日: 2022.04.25
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「よいか……、太陽からの光、つまり電磁波のおかげで我々はものを見ることができる。 しかし、太陽のような日常の常識が、あるときは思考の邪魔になるのだ。 常識のために見えないものがある。 3を7で割ることは日常にはない。 それが、この問題に皆が悩まされた理由だ。 自由な思考をすることが最も大切なことだ。 それが綺麗にものを見るということなのだ。 そして、自由な思考のためには、日常を滅却することが必要だ。それが重要なことだ。 いつも、それを思い出しなさい。 既にある定義に迷わされてはならない。 定義は、自らして意味のあるものとなるのだ。 内も外も、上も下も、すべてを、自ら定義することだ。 定義できるものが、すなわち存在するものである」
0投稿日: 2022.04.23
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■帯 消えたオリオン像、2つの殺人。 部屋の中にいたはずの女性が庭で死んでいた。 「この謎が解けるか?」 ーー伝説の数学者が仕掛けた驚愕のトリック。 ■感想、レビュー 犀川先生、萌絵のS&Mシリーズ第3作。 殺人事件の舞台になる「三ツ星館」の見取り図がわかりやすく、読み進めやすかったです。 金田一少年の事件簿のイメージがなぜか消えませんでした。苦笑 三ツ星館の主である、天才数学者 天王寺翔蔵。 彼の身内が集まるパーティに招かれた、犀川と萌絵。 館のシンボルである、庭のオリオン像が消えたとき、 殺人事件が起こる。 これも前作同様、萌絵が危険な目にあう場面があり、とても心臓に悪かったです。苦笑 犀川先生、早く助けて~と思ってしまいました。 狭い空間で、限られた登場人物たちから 犯人とトリックを導き出す。 事実が明らかになり、 人間の業とか因縁のようなものが浮かび上がります。 ただ、あくまでトリック解明が大きな部分を割くため、感情的なものをゆさぶってくる訳ではないから、 ミステリーを純粋に楽しむことができます。 なので、どんなに長くても読んでて疲れません。笑
5投稿日: 2022.04.10
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既にどっぷりとハマっているS&Mシリーズ第三作。これもめちゃくちゃ面白い。 相変わらず犀川たちのかけ合いが楽しいのはもちろんなのだが、トリックに関しては比較的易しい。平面図を見れば回転するのは予想がつくし、そこからオリオン座の謎も解ける。 睡眠薬、シーツ、壺などの伏線も巧い。 しかし、その回転するトリックが、「地球の周りを太陽が回っていると思い込ませる」人類史上最大のトリック、つまり神のトリックと同じ構図のものだというには驚かされた。 ...と、読後僕が感じたのはこの辺までなのだが、ネタバレサイトなどを見てもっと深い読みができることを教えられた。 探偵役の犀川には分からないが、読者にはタイトルをヒントにして老人の正体が分かる。探偵にはなかなか分からないが、読者は用意された平面図をヒントにしてトリックを簡単に見破ることができる。 まさに、"逆"になっているのである。 どちらが中で、どちらが外? それは、僕が決めることだ。
4投稿日: 2022.04.02
powered by ブクログ人間の最も弱い部分とは、他人の干渉を受けたいという感情だ。自己以外に自己の存在を求めることが、人間の本能としての幻想だ。
1投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログ再読。 今となっては、結構散見されるトリックたけれど初めて読んだときは思いもつかなかったことを思い出す。 ただ、安定の面白さで飽きることなく読了。 複雑な人間関係は事をややこしくする。人に言えない秘密は多く抱えるものではない。
9投稿日: 2022.02.20
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主人公二人の関係性に若干の進展あり?その辺の描写は好き。 最後の犀川先生の結論は賛否両論ありそう。 あの人が天王寺翔蔵以外の二人だった方が物語的にはしっくり来るし、犀川先生が実際に会った時の「期待以上じゃなくて裏切られた」という感想にも合致する。ただ博士が自分が誰かと言う問いに対する答えを不定にするために犀川先生の期待を超えなかったのだとしたらやはり博士は天才だと思う。 数学の答えは現実には滑稽なので、最後博士は笑っていたんだろう。 私も犀川先生と同じく彼は天王寺博士だったと定義することにする。 ビリヤードの問題は答えが無かったので、自力で解こうとしたけどダメだった。ネットで調べたら答えが出たのでとりあえずスッキリした。
1投稿日: 2022.02.18
powered by ブクログ3か月ぶりのS&Mシリーズ ここのところ温もり系の作品を読んでいたので、理科系・数学系の本格推理小説はやはり面白い ヒントはいっぱいあったのに、全然トリックを見破れなかった
0投稿日: 2022.02.09
powered by ブクログこれは割と優しいトリックだったかと。このシリーズの独特な空気感はクセになるな。理系の脳ってこんなのかーと。 あと名詞のカタカナの最後の伸ばす棒?を省略するのは何でなのかしら
1投稿日: 2022.01.18
powered by ブクログシリーズ3作目 途中でトリックや犯人が分かってしまった ヒントが多すぎた気がする 他にもわかった人が多いみたいなので、謎解きを楽しむことを期待する人には物足りないかも エピローグが意味深
1投稿日: 2021.10.12
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犀川助教授も、毎回殺人事件に巻き込まれて大変である。外界とは隔絶された環境にいる孤高の天才という設定は、シリーズ一冊目のすべてはFに似てるね。 オリオンの像の謎については、前半のほうて薄々とわかっていた。まぁ、消去法的にあれしか無いよね。そこがわかると、真犯人もなんとなくわかるし。 そこよりも人間関係の異常さが際立ってると思うので、その辺りも中盤にかけて伏線を張れてたらもっと良かったかも。
0投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログオリオン像のトリック、圧巻でした。 毎回、犯人がどうやって犯行を行っているのか予想しながら読んでるけど、毎回考えもしないようなトリックだから本当に面白い。
0投稿日: 2021.09.17
powered by ブクログ物事はすべて「不定」であり、それを「定義するもの」を観測した途端に確定していく。我々が思っているよりも、物事は不確かであり、かつ脆弱な地盤の上で成り立っているのだろうか。 当たり前のように交わされる博士と犀川の禅問答のような会話がスタイリッシュにも、言葉遊びのようにも思えた。 なぜ頭のいい彼が最終局面であのような行動を取ったのか、みたいな謎がいくつか残されて、それらは最後までつまびらかにされないわけだけれど、そもそも作者の著作シリーズでは「犯罪(殺人)に動機は必要か否か?」というスタンスを取っているため、明かされないこともあるんだろう。 すべてが明らかになる事象などこの世には存在せず、まして現実世界に存在し得たかもしれないミステリィの物語世界にもそのルールが適用されるのは当然とも言えるかも。 「日常を滅却する」という行為を意識的におこなえる人間にしか到達できない境地があって、その資質は自分にないことがよく"分からせられる"作品。タネを聞かされれば「ああ、なるほど」と思えるようなオリオン像のトリックが看破できなかったところから、改めて実感できる。なんにせよ面白かった。
0投稿日: 2021.09.12
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S&Mシリーズ3作目。このひとの「…」の多い台詞回しと、謎センスのジョークがクセになってきた笑 トリックは早い段階で、回ってんだろうなと気付いたので、あまり驚きはなかったかな。(感想見た感じみんなもなのね)。そして動機もよくわからなかった…。でも一連の犯人の行動に理由がちゃんとあるので納得して読めた。文系人間だけど、このひとの描写する理系の話は好き。最後の、中の話とか。
1投稿日: 2021.09.11
powered by ブクログオリオン像の謎はサクッと解けましたが、これはヒントだったんですね?…犯人は意外でした。ドロドロな話にもできそうな設定ですが、そこはS&Mらしく… 犀川•西之園やりとりも博士との知的な会話もいいし何より最後が好きです
0投稿日: 2021.06.23
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偉大な数学者・天王寺翔蔵博士が住む「三ツ星館」で起こった謎と、そこで起こった殺人事件の真相に、N大助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が迫る。S&Mシリーズの第3作。
0投稿日: 2021.06.12
powered by ブクログ3年半ぶりのF&Mシリーズ3作目。 え?私、オリオン像のトリック、すぐにわかっちゃったんですけど???確か東野作品でもあったよね?? それ以外は、天王寺博士が出した数字の問題も、殺人事件の犯人もまったく解けなかったけど(^^; 犀川先生のたばこの残数が合わない?探しても見つからない名詞と合わせて犯人に取られたの?と見当違いな勘違いをしながらも、プラネタリウム、オリオン座、さらにはバルタン星人など、知ってる好きなものが随分助けになるんだと思い知らされる。3作目にしてやっと物語になじんで読めた1冊でした。
1投稿日: 2021.02.28
powered by ブクログ天才数学者が住む館で起こった殺人事件。 数学者の出題する問題と、殺人現場の謎を犀川先生が解決する。 今回の事件は犀川先生も結構積極的に動いていたし、萌絵はより大胆になっていってて面白かった。 消失トリックは簡単に思ったけれど、岡目八目かもなぁ。 もしその場にいてトリックを見せられたらきっと分からなかったんじゃないかなとも思う。 犯人も見当がつきやすい。 それでもやっぱり事件の謎を詳らかにしていく犀川先生は格好いいし面白い! 萌絵との仲もちょっとずつ進展してて、次ぎの巻も楽しみ。
12投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログ1999年作品 トリックと犯人はわかりやすいかもしれない。(Mr.マリックの豪華トリック) 存在しない人を存在されるようにするのは難しい。 銃刀法で散弾銃は毎年、本人と散弾銃・球数・保管場所を警察が確認するので、10年前には没収されている。持っていなくなったら指名手配だしな。 (ふと、親父の散弾銃で思い出した。いちゃもんをつけるつもりはないが) この物語の魅力的なところは犀川先生と萌絵のやりとりが笑える。 モテない犀川先生34歳の今後が楽しみです。
7投稿日: 2021.02.21
powered by ブクログS&Mシリーズ3作目。 テーマは「内と外が逆転」 お陰様で電車の乗車時間がとても短く感じました。 どこかで「文系ミステリーは東野圭吾、理系ミステリー(ミステリィ)は森博嗣」と聞いたことがありますが、相変わらず理系ワールド全開でした。 そこがいいんやけど。 理系の世界はよくわかりませんが、そんな私が読んでも面白いと思います。 ただ、読み始めてすぐに謎が半分ほど解けてしまいました。 嬉しいような残念なような。。。こんなこと初めてなので若干複雑でした。 とにもかくにもS&Mシリーズは制覇しようと思います。 本に『笑わない数学者』特製のしおりがついていて、森さんのメッセージが載っていたのですが。 「連続にして滑らかな曲線は任意の点によって分割され停留が可能な領域に見い出される特異な関数によって常に表現されたいと心から望んでいる」 ………すみません、理解できません(笑)
1投稿日: 2021.02.06
powered by ブクログ三星館、オリオン座、北極星、プラネタリウム、消えるオリオン像、天才数学者、天王寺翔蔵、犀川、萌絵が積極的。
0投稿日: 2020.12.10
powered by ブクログさすが理系ミステリー。物語を読むというより、問題を解いている気持ちになる。普段はやらない、ページを戻って読み返したり考えたりという行動をしてしまう。小説の世界に没頭できる。
0投稿日: 2020.11.27
powered by ブクログS&Mシリーズ3作目、最初の方でオリオン像の謎は分かったけど、ダイナミックなやり方はなかなか面白い。星に、数学に、と、もともと好きな分野だけに物語に引き込まれて、一気に読めた。ポケベルとか、時代の古さを感じるけど、伏線は回収されているし、すべての事象にきちんと説明がなされている。ストーリーに違和感ないのが、この作者の凄さ。西之園さんと先生のやりとりがやきもきする、これも魅力の一つ。次の作品も楽しみ。
4投稿日: 2020.08.19
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N大工学部の犀川助教授と学生西之園萌絵のコンビが事件の謎を解く森博嗣のS&Mシリーズの3作目。舞台は山中にそびえるプラネタリウムを改築した三ツ星館。そこに住む天才数学者天王寺翔蔵博士が開いたクリスマス・パーティで起こったオリオン像消失と殺人事件の謎を解くというもの。 オリオン像消失の謎はすぐ解けたが、それがどう殺人のトリックに結び付くかまで思いつかなかった。さらに最後の老人の正体もぼんやりと過去の天王寺翔蔵?と思ったが、読み解いていくと正体がわかるらしい。タイトルの『笑わない数学者』を条件と考えると、最後の老人の正体がわかるらしい。すごいな! トリックも面白いし、舞台設定もよく、今まで読んだS&Mシリーズの3作の中で一番面白いと思った。特に三ツ星館の設計がよかった。犀川が「建築が人に影響を与えるなんて幻想を、少しは信じても良いかなって思ってしまうなぁ」というように、オリオン座の三ツ星を模した建物が美しかった。
1投稿日: 2020.08.12
powered by ブクログ今回のトリックは、殺人か像の消失のどっちかが分かれば解けるから想像がつきやすいのかもしれないです。 しかし登場する人物たちの複雑な関係や謎を残すラストは読んで考察していて楽しい! 死んでたり生きてたり入れ替わってたり…特にここを考えてると頭がこんがらがってきますが…笑 森博嗣先生の本はページが多くお気に入りのブックカバーに収まりきらないから、新しいものを買おうか迷う!笑
1投稿日: 2020.08.10
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初読 2013.07.21 再読。オリオン像消失の謎はさえ分かればあとはスルスルと解明できるので、読みやすい作品。ただ、肝心な所はすべて「不定」。定義したものが答えになる。定義したものだけが存在する。数学って無責任でなんだか理不尽だなと思った。 2020.07.17
1投稿日: 2020.07.17
powered by ブクログS&Mシリーズ第3作品。犀川と西之園が天才数学者天王寺翔蔵の住む「三ツ星館」にて、殺人事件および消えたオリオン像の謎に挑む物語。 本書を読んで、オリオン像の謎自体はある程度予想していたものでしたが、それに関わる殺人トリックかつ天王寺家の複雑な人間関係は予想の斜め上をいくもので驚かされました。また、左右の定義が絶対的ではなく、上下、前後を定めることで初めて決定されるという犀川の話が印象的でした。 天王寺翔蔵をめぐる真相は、タイトルの「笑わない数学者」として著者が表してくれているように感じました。
2投稿日: 2020.06.25
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鈴木彰にされた白骨遺体=天王寺翔蔵(笑わない数学者) 天王寺翔蔵=天王寺宗太郎(地下でずっと哲学したかった) 公園の変なおじさん=片山基生(柵から解放されて“自由”になりたかった) と想像。でも“MATHEMATICAL GOODBYE”って英題からして、特定できる答えはないんだろうな。最後の犀川先生と天王寺博士(とされている人)の会話は、自分と同じ実力を持つ人に会いたがっていたブラックジャックを連想した。
3投稿日: 2020.05.18
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ストーリーはとても面白かったがトリックがある程度予想できてしまった。 些末な部分である伏線回収が面白かった。
1投稿日: 2020.04.17
powered by ブクログ20年ぶりに再読。すべてがFになるから順番に読み始めた。内容はほぼ忘れていたがこのトリックについては覚えいた。 あと犀川先生がたばこを吸うこともすっかり忘れていた。 それから人間の感情の動きが思った以上に描かれているんだなと実感。続けて全S&Mシリーズの再読をします。
1投稿日: 2020.04.17
powered by ブクログ2020.4.14 読了 さすがにトリックは途中から読めてきたけど、結局博士は誰だったの?という疑問が残ったなぁ。 シリーズ3冊目、先生と萌絵の関係がよりおもしろくなってきた。
1投稿日: 2020.04.15
powered by ブクログ24の問題を解いてみたが、今の自分にはもう無理かも。(笑)森さんの本は相変わらず読んでいて気持ちいいし、数学に関して視点も同意。でも動機については、やはり弱い気がします
1投稿日: 2020.04.08
powered by ブクログ再読!面白かった…これも絶対一回目より面白かった…オリオン像の謎の解だけぼんやり覚えてて、犯人のが朧げだった…。 やっぱり犀川先生の推理ショーがたまらなく好き!!最近ミステリ読んでなかったから、こういう解答編みたいなのが新鮮で楽しい〜〜。二回目でもこんなに楽しいとは〜〜!! 左右の定義の話も面白かったし、サンドイッチのくだりも笑ってしまった!あと萌絵ちゃんの「あ、そういう台詞って、私も一度言ってみたいな」もめちゃくちゃ好き。
1投稿日: 2020.03.29
powered by ブクログ天才数学者・天王寺翔蔵の住む「三ツ星館」。そこでクリスマスイブに開かれたパーティーで、庭にあったオリオン像が消えた。一夜明け、再び現れたオリオン像の下で遺体が発見された。そして、彼女の部屋では別の遺体が・・・ パーティーに招待され居合わせた犀川と萌絵のS&Mコンビが消えたオリオンの謎と事件の謎をとくべく、真相を探っていく。 S&Mシリーズ第3弾。 展開される数学のあれこれは全くもって理解不能だけどさらっと読み飛ばし、肝心のオリオン像消失の謎は完璧に解けました!イエ-イ それに気をよくしたものの、肝心の殺人事件の謎解きに至るや、複雑すぎて真相が明らかにされても理解に苦しみ、動機に至ってはからっきし理解不能。。。 やっぱり、謎は人間の心の中にあるんだと深く納得しました。 「円の中心から、円をまたがないで、外に出られるか?」 この問題から始まる最終章のラストはちょっとグッときた。
1投稿日: 2020.03.06
powered by ブクログ分かりやすい。天王寺博士と直接やり取りしてた場面、よく見ると絶妙に避けたがっている話題があることに気づく。そこまで計算されてのことだろうか。わからない、という動機を含め、人間のこころの有り様を描写することに心血を注いでいるように思える。 天才であれ、凡人であれ、人の心は所詮わからぬもの。しかしそれを考え続けることには意味がある。見えたものが例え錯覚であったとしても、そこに幸福のよすががある。
1投稿日: 2020.01.23
powered by ブクログただのミステリィで終わらない哲学性と シュレディンガーの猫な思考実験の実施が面白い一冊。 言葉のまま、不定が答え
1投稿日: 2020.01.14
powered by ブクログ再読。読み始める前まではオリオン像を消したトリックは覚えていても犯人までは思い出せなかったのだが館の見取り図を見た瞬間に犯人を思い出せた。何故オリオン像のトリックだけ覚えていたのかはたぶん最初に読んだ時はミステリ初心者でこういうトリックにまだあまり触れていなかったからだろうなぁと思う。新鮮だったんだろうね。最後の方の天王寺翔蔵博士と犀川先生のやり取りは鳥肌もの。
2投稿日: 2020.01.07
powered by ブクログ僕のライフワークでもあるこのS&Mシリーズをはじめとする森博嗣先生の各シリーズに登場する謎の天才女性科学者『真賀田四季(シキ・マガタ)』を追うというチャレンジ・シリーズ。まだS&Mシリーズの3作品目ですが、本書も理系ミステリーの魅力バクハツでした。本書には真賀田博士は出てこないけど・・・。 そう言えば、本書から小説の書きぶりが今の森博嗣先生の書きぶりになって読みやすくなっていますね。つまり、文章で改行が多用されたり、会話シーンが多くなっていたり、状況説明や環境説明が少なくなっているということです。森博嗣先生の処女作でS&Mシリーズの記念すべき第1作『すべてがFになる』や前作の『冷たい密室と博士たち』はページにびっしり字が書いてあって読むのに時間がかかりましたが、本作はサクサク読むことができます。 本書のあらすじですが・・・ 希代の数学者である天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティーに天王寺博士の孫のつてで招待された本シリーズの主人公、犀川創平助教授と大学生の西之園萌絵。パーティーの席上、博士は庭に設置されている大きなオリオン像を消してみせる。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、パーティーに招待されていた天王寺博士の家族二人の遺体が発見される・・・ という感じです。 本書のオリオン像のトリックについては序盤の方で大体分かってしまい、ちょっと犀川先生が気づくの遅いかなと思いましたが、やはり、犀川先生が自分の空間の中に入って、完全に事件の謎を解き明かすところは格好いいです。 そして犀川先生が犯人を名指しした後で 「動機?そんなものは知らない」 と言い放ち、関係者を唖然とさせるところが、このS&M理系ミステリーシリーズの醍醐味ですよね。 つまり『理系ミステリー』とは「ハウダニット(どうやったか?)」「フーダニット(誰がやったか?)」だけを追求し、ミステリー解明の三大要素の一つである「ホワイダニット(なぜやったか?)」を完全に無視するところにその本質があるのです(←適当)。 また本書での読みどころは、謎解きもさることながら、やはり、犀川先生と西之園萌絵との恋の行方でしょう。 今回は以前にも増して萌絵ちゃんの犀川先生に対する『好き好き攻撃』が激しい(笑)。 犀川先生も萌絵の気持ちを正確に理解しているところはちょっと驚き(笑)ですが、まあ、13歳も年下で小学生の頃から知っている女の子が自分に憧れてる気持ちって、解らんでもないですね。 ただ、萌絵ちゃんももう21歳だしね。いつまでも子供扱いするのもかわいそうな気もします。 さりとて34歳にもなる助教授が、二十歳そこそこの学生に手を出したなんていうと世間体も悪いしねぇ。犀川先生も悩みどころです(笑)。 森博嗣先生の作品には必ず素晴らしい名言がちりばめられていますが、今回も犀川先生、格好いいことをずばっと言ってくれています。 『教育~教育というものが概念として存在するとすれば~』についてです。 『人間は自分の生き様をみせること以外に、他人に教えることなど、何もないのだ。 一般に使われている教育という言葉は、ありもしない幻想でしかない。』 うん。格好いいですね。 しかも、これが実際、教育者(犀川先生も作者の森博嗣先生も)の言葉なのですから(笑)。 という訳で、話は戻って、ラストの萌絵ちゃんからの犀川先生への謎解きには、困ったもんです。 YESと答えてもNoと答えても、どちらにしても『萌絵得』ですもの(笑)。 まあ、僕だったらそうですね~。 「おでこにチュウ」くらいで勘弁しておくか。って、クラリスとルパンのラストシーンかっていうのっ←
24投稿日: 2019.12.13
powered by ブクログ191018*読了 シリーズ3作目。あー今作もおもしろかった! 森さんの小説はいつもその世界観に没頭できます。 今回は三ツ星館という館で起こる殺人事件。そして、消える銅像の謎。 物事はそう定義するからそうなる。そこを疑ってみることで謎が解決することがある。 もっと犯人の心の闇が知りたかったとも思うし、ラストも真実がはっきり明かされたわけではないので、もどかしくも思いますが、それもまた良し。 萌がどんどん積極的になっている気がする…。この二人はどうなるんだろう。まだまだシリーズは続くので、この二人の謎解きがこれからも楽しめると思うととても嬉しいです。
1投稿日: 2019.10.18
powered by ブクログオリオン像のトリックが思ったまんまだったのでドキドキは無かった。 犀川と西之園の掛け合いは相変わらず読んでいて楽しいです。
1投稿日: 2019.09.14
powered by ブクログわたしは苦手。萌絵がひたすらに魅力的だったけれど、どうも長ったらしい言い回しだったり、そこまで書かなくていいから物語を先に進めて!と、少し苛立ったわりに大したオチでも無かった。
0投稿日: 2019.06.27
powered by ブクログ物語の中盤までは、消失のトリックは簡単だし、そうなると犯人もあの人しかいないじゃない、もしかして期待外れ?とか思いながら読んでいたのですが死んでいたはずの生きている人の話題が出てくるあたりから、事情が変わってきて…ラストの一行は読者にも向けているのでしょうね。私はラストの場面が現代のどこか別の場所の出来事、と定義して題名と会話から誰なのか決めて納得することにします。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ森作品三冊目なんですが…なかなか小難しい言葉がたくさんあってわたしは読みづらかった。オリオン像のトリックはすぐ解けたけど、それが解けてなぜ殺人のトリックがわからないか、自分でもハテナでしたf^_^;) 最後の謎解きのシーンがちょっと好きなだけで、終わり方もなんだか不完全燃焼。 わたしが根っからの文系だからかな。 次の作品も買ってあるけど、またこんな調子なら続けるのはキツイかも。一冊目の感動よ、再び☆を祈りつつ☆
0投稿日: 2019.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
定義するものが存在するものだ。 ***** 天才数学者・天王寺翔蔵。 と、登場人物との会話を読んでいると、大学時代のゼミの先生との会話を思い出して、苦笑いしそうになった。 説明のミスに的確な、鋭い指摘。 こちらはぐぅの音も出ない。
1投稿日: 2019.05.29
powered by ブクログ森博嗣のS&Mシリーズ3作目。理系なミステリーで本格派なのがお気に入り。今回のオリオン像消失の謎は何となく解けて、殺人事件も同時に半分くらいは解けたけど、殺人の動機、人間関係が複雑で想定の範囲外。謎は解けてもロジカルに進むストーリーが圧巻。天王寺博士の考え方、話し方は非常に興味深く、天才建築家片山基生のぶっ飛び方もすごい。一気読みの快作でした。
0投稿日: 2019.03.04
powered by ブクログトリックにしっかりハマってしまった。変だなとは思ったけども簡単だと思ってしまったし、犀川先生を疑えなかった。解説を見て撃沈。本当の意味で小説の内に入り込める作品。愛して止まない素敵過ぎるタイトル名。
0投稿日: 2019.01.12
powered by ブクログトリックは簡単。タイトルの、笑わない、の意味がよく分からない。数学者も最後は世俗的なことを言い出して興醒め 追記、ググってタイトルの意味が分かった。面白い。星ひとつ追加
1投稿日: 2018.12.25
powered by ブクログ段々と読みやすくなっているのは、シリーズ第三弾で独特な空気に慣れてきたからなのか。 いちばんスムーズに読めました。 次も買います。
0投稿日: 2018.12.09
powered by ブクログ<本全体、あるいは各章ごとの概要> <個人的な知識・ターム> * 覚えておきたい事(本全体の主張と関係なくともよい) + キーワードで興味のあるもの * 短い説明とページを記入 <引用> <自分の見解> * 読後感・意見・反論・補足など書きたいと思ったこと <読書回数>
0投稿日: 2018.11.18
powered by ブクログどっちが中かを決めるのは自分! トリックうんぬんよりも数学的な感覚において、森さんは頭が良いんだなぁと改めて思う。
0投稿日: 2018.11.13
powered by ブクログ珍しく早い段階でトリックが分かったし、 なんで犀川先生気付かないんだろうと思っていましたが。。 何か大いなる仕掛けだったようですね。 だれが死んで、だれが生き残ったのか 自由に妄想することにします。
0投稿日: 2018.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Wシリーズとの関連があるかもしれないもの: たぶん無し 本書での数学は幾何学。点対称。 西之園が犀川に出した問題は難問というのはきっと今後の伏線になっていないと困るから伏線なんでしょう。 ブランコに飽きた女の子の話は、天王寺翔蔵が誰かを示唆しているようだけど、曖昧なまま。英題にはMATHEMATICAL 「GOODBYE」なので、笑わない数学者はたぶん故人なのですね。
0投稿日: 2018.10.02
powered by ブクログ13年ぶりの再読。 天文学が好きなためか?オリオン像が消えるトリックは、しっかり覚えていた。 このため、建物解説図を見た瞬間に、犯人もわかってしまった。。 中と外が逆転する。という話は、すごく好きだ。 萌絵ちゃんが、すごくかわいい乙女になっている。。
0投稿日: 2018.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特殊な建築を利用した大胆なトリックがおもしろい。ただし建築様式が特殊すぎて大体のトリックが予想できてしまったのが残念。
0投稿日: 2018.09.04
powered by ブクログすべてがFになるがすこぶる面白かった覚えがあったので、でもなぜか1つ飛ばしての本作を手に取った。 最初の方に本作の舞台となる三つ星館の図面が付されている。この建築物がとてもユニークなので分かりやすくするため図面を用意したんだろうけど、これは作者にとってなかなかの賭けだったに違いない。この図面を見ただけでもカラクリが解けてしまう可能性だってある。 ほかの小説で同じようなトリック使ってるのを読んでしまっていたから微妙な印象になった。それと、苦手な数学うんぬんの話が、まあタイトルが数学者だしね、出てくるので読んでて頭を悩ました。難しくて理解できない。自分が数学、宇宙、哲学、どれも苦手だったの忘れてた!
0投稿日: 2018.06.30
powered by ブクログトリック、犯人はすぐわかってミステリーとしてはつまらなかった。予感は少ししてたけど、ラストが面白い。 でもやっぱり物足りなさが残る。
0投稿日: 2018.06.04
powered by ブクログ2つに近い星3つ 天王寺博士に魅力をあまり感じないし、 オリオン像消失のトリックに、冒頭から 気づいてしまったので…。 食べちゃったら同じですが、サンドウィッチくらいちゃんと作りましょう。
0投稿日: 2018.05.29
powered by ブクログS &Mシリーズ3作目。 全体的に前2作よりも専門用語とか少なめで読みやすかった。トリックは割とわかりやすい感じだけどジョーク多めだし定義のお話面白かったから総合的にはすき。(けどやっぱり1作目が一番好きなんじゃ…!)
0投稿日: 2018.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
S&Mシリーズ3作目 3つの中で一番好きでした 苦手だった西之園さんが好きになる 人間らしさが出てきたからかな 単純に恋する乙女的なのがわかりやすく出てるからかな
0投稿日: 2017.12.03
powered by ブクログ森博嗣の作品は今作が読むのは初めてだった。 ストーリーは、主人公の行き先に事件が起きる金田一少年の事件簿や名探偵コナンのような、招かれた館で殺人事件が起き、その真相の謎解きを行う。 殺人事件を扱っていたがら、コミカルな印象を受けるのは登場人物の犀川と萌絵の掛け合いがあるからだろう。 この手の作品の中ではライトな印象だったが、事件自体や物語は重たい。 個人的な感想を述べれば、クライマックスは少し物足りなかった。 事件のカラクリが暴かれていく章は作り込まれていた印象だったが、結末が… 殺人事件がどうのより、登場人物のキャラクターややり取りなどは凄く楽しく読む事が出来ました。 どの辺りが笑わない数学者なのかは恐らく天王寺博士のことなのだろうが、それ読んで見てのお楽しみということで。
0投稿日: 2017.11.02
powered by ブクログ前作よりは面白く、文字だけでどこまでも想像ができた。新しい描写ごとにたくさんの想像が膨らみ、設定もわりとツボで面白かった。
0投稿日: 2017.10.09
powered by ブクログ円の中心から、円をまたがずに円の外にでるにゃ! 円をどんどん大きくするにゃ! 地球はまるいにゃ! どちらが中で、どちらが外かは 私がきめるにゃ! 面白くて、やはり、次の『詩的私的ジャック』も読むことになるにゃ
0投稿日: 2017.09.25
powered by ブクログ舞台が館、巨像が消失、知らない人が居合わせる空間など古典的ミステリーの雰囲気たっぷり。かなり好き。面白かった
0投稿日: 2017.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 天才数学者、天王寺翔蔵博士の住む館、「三ツ星館」。そこで開催されたパーティの中で、博士は庭にある巨大なオリオン像を消してみせた。翌朝、再びオリオン像が現れたとき、2つの死体が発見された。犀川助教授と西之園萌絵が、オリオン像消失の謎と殺人事件に挑む。 【感想】 正直初めは、あまり面白くない事件なんじゃないかなと思った。でも、この事件はいつもと少し異質で、森博嗣にしては大人しい感じがした。だけど、その裏にはとても複雑怪奇なトリックが隠されていて、それがみんなを翻弄させた。このオリオン像とその家族関係がキーポイントになってこるのだけれど、どうもいまいち、わたしにはのめり込むことができなかった。難しすぎたのかもしれない。でも、この難しさ、そしてそれを理解できる読者こそが、森博嗣の読者に相応しいのだと思う。つまりわたしは、まだまだというわけだ。
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログ10年ぶりに再読。 前に読んだ時も思ったけど、なぜ『笑わない数学者』というタイトルなんだろう。と今回も思った。なんとなく、森さんの考える「数学者」が詰まってる感じ。 ミステリィとしては、犯人がすぐわかるものだけど、問題は数学。ページめくる手を止めて考えてしまう。 あと定義について。 昔、駅のアナウンスで「白線の内側にお下がりください」というのを聞いて、線の内側ってどっちだ、と思ったことを思い出した。常識的な内側はわかるけど、そう決まってるわけじゃないよねって。右側のドアが開きます、のアナウンスも不思議に感じたな、そう言えば。誰が進行方向向かって右って決めたんだろう。
3投稿日: 2017.03.11
powered by ブクログ理系って理解できないとおもっているんだけれど、これはトリック含め、納得が行くかんじがよい。キャラクタもとても魅力的。
0投稿日: 2017.03.10
powered by ブクログS&Mシリーズの中でも、一番たくさん読んだ。展開も全部覚えているけど、何となく開きたくなる。 森作品はミステリーとして読むよりもきっと、哲学書か何かだと思って読んだ方が面白い。ミステリーとしてはトリックや動機に納得できない部分もあるので。ただあまり温度を感じさせない詩のような文章や、時折出てくる哲学的な、あるいは数学的な問いに魅力を感じている。とりあえず、犀川先生みたいな人に出会いたかった。 「円の中から、円をまたがず外に出られるか?」
0投稿日: 2017.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
S&Mシリーズ・Part3。 「定義するものが存在する」「解は不定」さらには「視点の固定と偏見が天と地の役割の誤解を生む」等々、理数系ギミックに彩られる。 まぁオリオン像のオチは、発想の単純さともの凄さに笑みが漏れたけれど(良い意味で)。半球形の○○で気づくべきかな…。 東野圭吾ガリレオシリーズが工学系ギミックに溢れるなら、理学系ギミックに彩られるのが本シリーズだろうが、個人的には間違いなく好きなタイプ。 しかも、本巻の解説は森毅先生。従前巻の文庫本解説には辟易していたところ、森氏の飄々とした中に見受けられる知性。その知を軽やかな文体で見せる様。いやぁ、彼の解説は好きだなぁ。
0投稿日: 2016.12.30
powered by ブクログ最後まで読んで、結局あれは誰なの?!と思いつつ終了してしまうので、ちょっとだけ残念。 今回は三重県まで萌絵と犀川が三ツ星館という館に招かれ、そこで起こるトリックと殺人。 出てきた三人の天王寺家の男たちは、いったい誰が誰で、死んだのか生きてるのか、地下にいたのは誰なのか、公園にいたのは誰なのか、果たして白骨死体になったのは誰なのか、そのトリックがあえて残されたままなのです。 博士から出された問題でわかったのは、せいぜいオリオン像の謎だけで、数学的センスは全くない私でした。
0投稿日: 2016.11.02
powered by ブクログ初めから面白かった! 『すべてがF…』や『冷たい…』より私は好き。 最後2章を理解できたとは思えないけど、オリオン像の謎はなるほど~と思えた。 犀川先生相変わらず頭が良くてかっこいい。
0投稿日: 2016.10.22
powered by ブクログ3.5 数学者天王寺翔蔵の館三ツ星館で起こる殺人事件。オリオン像のトリックと1から21までをつくるタマの問題がわかりなかなか面白かった。 犀川と萌絵のやりとりも気になるところ。 四則演算だけで24をつくる問題も面白かった。考え出すと読むのが止まるのが一長一短。 10 10 4 4 7 7 3 3 8 8 3 3
0投稿日: 2016.08.28
powered by ブクログ偉大な数学者、天王寺翔蔵博士は天才として描かれているけど、真賀田四季の常人を逸した描写に比べると、中途半端に思えてしまう。 私の中で、それだけ「すべてがFになる」が衝撃で、特別だからなんだろうけど。 でも、この作品の中で、犀川の萌絵に対する気持ちの描写があってちょっと嬉しかった。 その気持ちが、下衆なものでないことも嬉しかった理由の1つだ。 犀川先生の気持ちの描写を読んで、「ハチクロ」の花本修司と少しだけだけど、シンクロした。 犀川先生や花本修司みたいな人に見守られながら、のびのび生きていくって、きっとすごい心地良いんだろうなって、想像するだけで気分が良くなる。
0投稿日: 2016.08.17
powered by ブクログ全体的に面白いんだけど、最終的にスッキリしない部分がある。 動機もよくわからなかったし、答えが最後までわからない部分があった。 それはそれで読み手の楽しみなんだろうけど、もう少しはっきりとした答えが欲しかった
0投稿日: 2016.06.24
powered by ブクログシリーズ三作目にして、ミステリー定番の館が舞台で殺人が起きる。トリックに関しては、私のような凡人以下でも前半まで読み進めると解ける謎。だが、本作はトリックを読み解くのが趣旨ではなく、最後に”笑った”のかを考察するためであろう。因みに、トリックを解くヒントは文中にもあるが、タイトルも引っ掛けていると考えられる。
0投稿日: 2016.06.01
powered by ブクログ読了。 今のところシリーズごとに面白くなっている。 多くの方は途中からトリックに気がつくことができているらしいけど、わたしは全然わからなかったので、最後まで「なんでなんで?」が続いて面白かった。 シリーズ最後まで読んだら犀川と萌絵がどうなっているのかも気になる…。のでこのまま読んでこ。
0投稿日: 2016.05.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
S&Mシリーズの3作目。 【あらすじ】 犀川と萌絵は、著名数学者のホームパーティに招待され、三重県の山奥にある彼の別荘に向かった。そこでは12年前、庭先にあった巨大なオリオンの像が消え、この謎を解いた者には莫大な遺産を贈ると数学者は語った。一方で、オリオンの像が消えると死者が出るとの噂があり、当時の夜も数学者の息子が事故で死亡していた。そして今宵も数学者の手によりオリオン像が消される。 【感想】 動くはずの無いものが消える謎は大体視点の問題であるので、オリオン像の問題は意外性があるとは思えず物足らなかった。また、犯人が二人を殺害した動機と共犯者?の行動も今いちピンとこなかった。一方で、殺人現場の不可解な点の理由については納得できるものがあった。
0投稿日: 2016.05.09
powered by ブクログトリック自体は、他のレビューでも言われているように、すぐに気がつくことができる。しかし、このミステリーの本質はその裏側の人間たちなんだろうなと感じた。 「すべてがFになる」と同様にタイトルがネタバレになっているのかな… あと、ビリヤード問題の答えも語られぬままと言うw。こちらも、そんなに難しくはなく、頑張って計算したら解けました。 ※一般解の方はさっぱりですが
0投稿日: 2016.03.28
powered by ブクログ像が消えるトリックがすごかった!館の雰囲気といい複雑な人間関係といいトリックの大胆さと小難しくない感じが自分好み。
0投稿日: 2016.03.25
powered by ブクログ偉大な数学者、天王寺翔蔵の住む「三ツ星館」で起こる殺人。 3作目にして、漸く犀川先生と萌絵ちゃんコンビにも随分慣れてきた。 3作とも、かなり早い段階で犯人の目星はつく。 オリオン像の謎も割と早い段階で気が付くのだが、数字4つを使って24を作るとか・・・そっちの方はからきし駄目な私・・・。 オリオン像の謎が解けているのに、律子殺人の方の謎は全然解けていなくて、犀川先生の解説が終わるまで全く分かっていなかった。 こういうミステリは大好きで、気が付くと一日没頭して読んでしまった。 しかし、犀川先生の理性は凄いなぁ・・・(^^A この二人の続きが気になって仕方ない。
5投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログ犀川シリーズの三作目。古本屋で見つけてふと購入、再読。 初読の際もそうであったが、作風とトリックが一致していないように感じた。 もちろん、人物たちの語る内容や、推理の過程等は森ミステリの魅力はあるのだが、それにしては真相が割とシンプルである。このトリックなら、もっとライトな書き口の作家のほうがしっくりくると思う。 ページ数を感じさせない良作ではあるが。 3
0投稿日: 2016.02.19
powered by ブクログ頭の中でイメージできないと像の消滅はわかりにくいかも。人間関係もゆっくり整理しながら、読めるとミステリとしてとてもおもしろい作品だと思います。キャラクターがたっているので、それだけでも十分おもしろい作品です。
0投稿日: 2016.01.28
powered by ブクログ面白かった。 タイトルのセンスが素晴らしい。 やっぱり館ものはいいなあ。 萌絵が押せ押せでびっくり。
0投稿日: 2016.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3,3,7,7を使って四則計算(+、-、×、÷)で24を作る。一見難しそうで、よく見ると簡単そうで、でもって実は難しい。 常識を疑い、自分自身で再構築、もしくは再定義するという行為がいかに大切で、いかにおろそかにされているか、ということが書かれています。すごく興味深い。倫理、習慣などには常に疑いの目を向けていたいですね。
0投稿日: 2016.01.18
powered by ブクログ森ミステリー三作目。今回はかなり私好みのお話でした。 館ミステリー、いいなー。久しぶりに綾辻さんの館シリーズも再読したくなる。 謎解き部分は本当に簡単で(笑)普段ミステリーを読むときにはさっぱりな私でもかなり初期でわかったけど(消えたオリオン像なんて、もう一発でわかった)登場人物も舞台となる三ツ星館もすごく古典的で雰囲気出てて良かったな。 あと、犀川先生と萌絵ちゃんが確実に進展してるのがいい。 シリーズ物の醍醐味だよね。 ラストが秀逸。いい感じで余韻を残すなぁ。 追加。 この作品の醍醐味が逆トリックとのことで、逆トリックとはなんぞや?と検索をかけて出てきた情報に唖然としました。 作者は天才か!(笑) うわー。騙されたー。これすごいわ。そういうことね。 S&Mシリーズでは今んとこ一番好きです。
0投稿日: 2016.01.12
powered by ブクログもし夜空にオリオン座が見えたなら 過去に読んだ理系ミステリが今ひとつだったこともあり敬遠していましたが、アニメ版「すべてがFになる」の視聴をきっかけに手に取りました。登場人物の姿が記憶に新しいことも幸いし、最後まですらすらと読むことができました。 特殊なデザインが施された館、忽然と消えた巨大なブロンズ像、人前に姿を見せない館の主・・・と本格ファンが喜ぶガジェットが満載。事件の真相はいたってシンプルですが、星座の解説から徐々に核心にシフトしていく犀川の推理に魅了されますし、ラストに提示されるもう1つの謎が不思議な余韻を残します。 派手さは控えめですが、心に残る1冊です。
0投稿日: 2016.01.09
powered by ブクログS&Mシリーズは、読んでも面白い・(表紙を)見ても面白い・あとは…思い出せない(笑)。数学と天文には疎い私も一気読みしました。『すべてがFになる』よりもラストがすっと心に染みた。「この犯罪に最も美しい答えを」ってキャッチ、分かるわぁ~
0投稿日: 2016.01.07
powered by ブクログS&Mシリーズ第3弾。今回はオリオン座を模した建物内で起こった殺人事件を犀川(S)と萌絵(M)が解いていく。昔話題になった、建物が消えるマジックにヒントあり。あと、二人の仲が進展しそうでしないところがじれったい。残り7作でどれくらいまで進展するんだろう。
0投稿日: 2016.01.04
powered by ブクログオリオン像が消えた謎については見当がついたけれど、そのトリックが成立する館のあり方についての説明にかなり納得がいって、そこだけでとても満足してしまった。三ツ星館がなぜ「太古の館」と呼ばれているのか、逆転する内と外、正門と裏門、3つのオリオンの向く方角について。それぞれが関連してすっきり筋が通っている気がする。すべてを説明しきらない最後の余韻もなんともいえない。ドラマが始まっちゃう前にできるだけ読み進めたい…。『定義するものが存在するものだ』
0投稿日: 2015.11.05
powered by ブクログまた円形の建物。 真ん中にホールがあって、その周囲にぐるりと部屋が並んでいる…みたいな。森作品に多いですよね。 いかにもミステリーのために用意された建物!というかんじ。 トリックは「それしか考えられんだろう」というもので、すぐ予想がついてしまう。そのため、後半の驚きがなかった。
0投稿日: 2015.06.30
powered by ブクログ再読 すぐにトリックが思いついたのは 以前読んだ内容をちゃんと忘れてなかったからかも。 にしても、それしか考えられないよなぁ~っていうトリック どっちかというと人間関係のドロドロがびっくり 結局最後まで、例の三人が誰だろうってところがぼんやりわかんなかったのですが。というか殺人のトリックよりもこっちのトリック(?)というか謎の方がメインっぽいですね。 タイトルが笑わない数学者、ということは
0投稿日: 2015.06.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で借りた本。 S&Mシリーズの3作目。 今回犀川と萌絵は、クリスマスの日に天才数学者の天王寺翔蔵の住まいである、三つ星館へ招待された。 三つ星館と言うのは、天王寺博士の娘婿で建築家の片山基生が設計した、特殊なデザインで、12年前のクリスマスの夜には、庭の大きな像が一時的に消失したという。 このトリックの謎を解く犀川たちに、天王寺博士は再び像消失のトリックを見せた翌日、像の下で死体が発見された。
0投稿日: 2015.06.26
powered by ブクログ再読によるレビュー。 個人的にはやはり、刊行順ではなく制作順に読むと新たに気づかされるところがある。あまりぴんと来ていなかったのだが、今回出て来る天才は真賀田四季の前座である。それを踏まえて最後まで読むと、かつて天才だった数学者に隠された事実に寒気さえ覚えた。何度読み直しただろう。 話自体は軽やかだが、読めば読むほど複雑である。 第4章の美しさと黄色いドアが印象に残った。
0投稿日: 2015.06.18
powered by ブクログこれもまた、離れた場所での殺人事件。 最後の数学者の謎。 ここで、タイトルの笑わない数学者の意味が一致した感じ。 このシリーズはタイトルが重要な意味を持ってるからそこを頭の片隅におきながら読み進めると面白い発見がある。 天才は人の心も操れるのかっていう。
0投稿日: 2015.04.30
powered by ブクログこのトリックは途中で分かったんやけど、そこから全てを筋道立てて考えることは出来ず… 昔こういうプラネタリウム行ったことあるのよね。
0投稿日: 2015.04.13
