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笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE
笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE
森博嗣/講談社
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総合評価

564件)
3.8
103
238
149
13
4
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ3 2作目と違い1作目のようなスケールの大きなトリックと数学者とのやり取りなど天才対天才の構図がやはり楽しい。ある種の館もの感もありワクワクした

    0
    投稿日: 2026.02.06
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    7年振りに再読。 あの頃はまだ考えが若かったというより理解が足らなかった気がする。もう一度読むとあの時見えてなかった物が見えてきた気がしている。 とにかく面白かった。 今の自分はこの一言で十分。 これはまた再読した時の自分への備忘録として記しておく。

    8
    投稿日: 2026.02.05
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    少々まどろっこしい展開でしたが、ミステリーのタネ明かしは面白かった。天才は孤高の人生が似合うのかもしれません3.5

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    神のトリックって何のことだろうと思ってたら、意味が分かってスッキリ。こういう言い回しを鼻につくかつかないかのギリギリでサラッと出せるセンスがこのシリーズにはある。 真賀田四季もそうだけど孤高で凡人の手の届かない所に行っちゃった人の危なげな魅力が良い。 結局、「彼」は誰だったのか。全ては、不定。

    6
    投稿日: 2026.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物の関係性が最後の方でさらにぐちゃくちゃしてしまい、よくわからなくなりかけたけど、オリオン像の謎はわかってスッキリ。果たして博士は誰だったのか、最後に出てきた老人は誰か、、?本物の博士が本当に博士だったと定義すると、あとの2人は本当に死んだのか?どうなったのか、、?芦川はあの博士は本物だと定義していたが、私はなんとなくあの博士は本物ではないような気がした。謎が謎なのかも謎になった。 どう定義するかが大事だと思った。

    1
    投稿日: 2026.01.21
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    2作目読んでないけどどうしても犀川先生達に会いたくて先に3作目を購入 すべてがFになるよりも自分は好みかも 更に2人の会話のリズムがよくて可愛いなって思ったしミステリの結末も面白かった!

    1
    投稿日: 2025.12.28
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    消える像の謎と殺人事件。「定義」の一語で世界の輪郭がひび割れ、認識そのものが逆転する。感情に頼らず研ぎ澄まされた論理の中で事象を解体し再構築していく点で著者の独自性を今作も楽しめた。建物のコンセプトも自分好みで、とりわけ青の光に沈むラウンジに一度身を置いてみたい。犀川と萌絵の今後も気になる!

    1
    投稿日: 2025.12.09
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    このシリーズは好きだなぁ(S&Mシリーズ) ザ推理小説!登場人物があまり多く無いから大丈夫。(何が) 30%くらい今回は当たった感じで興奮できた。 かなり厄介な結末だったけど、、それは毎度の事なので、、 次も楽しみだ。

    24
    投稿日: 2025.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ3作目読了 相変わらず犀川と萌絵の掛け合いは面白かった トリックは大掛かりだけど分かりやすく トリックがわかると必然的に怪しい人物も分かる 今回はどちらかと言うと天王寺翔蔵博士(仮)の定義云々の話が頭を使う所なのかなぁと思った ■天王寺博士 もっと突拍子もなく常人離れした人かと思えば、意外とそうでもなかった 大概このようなキャラは殺人の動機など興味もなく家族関係も蔑ろにすることが多いと思うが、宗太郎も基生も地下に住まわせてくれと頼まれれば受け入れたり、律子との生活に疲れていたことも察して気遣っていたりと結構情のある人物だった 犀川ががっかりするのも少し分かるかも(笑) 自分の理解から遠く離れているほど天才的であることに納得しやすい 地下室にずっと籠ってる系は、大体既に死んでいるか入れ替わってるよね(笑) 結構早めに直接会ってて少し驚いた ■定義 世の中に不変的なものもあるだろうけど大概のものは人によって定義が異なり、物事の見え方も変わってくる 最終章で天王寺博士と同じ様な考え方をする老人が現れるが、それが実際に誰なのかは読み手の定義によって変わる 時系列も場所も不定。不定の情報が多い中では想像の余地が大きく様々な見え方をするのだろう このシリーズは引き続き追いかけたい!

    9
    投稿日: 2025.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズで全てがFの登場人物が活躍するミステリー。 犀川と萌絵のやり取りも痛快であり、愉しませてくれる。 今回も犀川の自分本位の興味から、天王寺教授の特殊な館に招かれる。 そして始まる狂気の事件。 家系に隠された秘密とそれを保身する人々。 オリオン像は何故消えたのか。そこには今回の事件を紐解く重要な事実が隠されている。 誰が最初にオリオン像の謎に気づいたのか。 犯人の過去や家族の中で生きていく中で葛藤が憎悪と化したときそれは起こる。 全体を通し、家系や血の争いを題材にしている。 犀川と萌絵はどうやって謎を解くのか。 そこには萌絵のワトソンとしての、面白も可笑しい犀川とのやり取りが垣間見える。 皆さんもサンドイッチを作るときや気をつけましょう

    1
    投稿日: 2025.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「人が、自分以外の存在に何かの影響を及ぼすとしたら、それは思考によってであり、そして、自分の存在を確認する作業によってだ。」

    1
    投稿日: 2025.11.03
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    『S&Mシリーズ』第3弾です! 再読 audibleにて‥。 再読してみて、私的には3作目が1番わかりやすくって自分的には好きでした。 クリスマスの夜、庭にあるオリオン像が消えた。その謎を解けたものに全ての財産を相続させる。 そんな謎のある三ツ星館に西之園萌絵と犀川は招かれて‥。 再読なのにほとんど覚えていないこのシリーズですが、この話しのトリックはなんとなく覚えていました笑

    26
    投稿日: 2025.10.25
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    どんどん引き込まれている気がするこのシリーズ。 トリックが結構分かりやすい。そのためちょっと淡白だったかな、と思いきや、終盤の展開に??となる。確かにそれを考えてしまうような描写は所々あったけど‥。 そう思いながら考察サイトを見ると、寧ろ簡単なトリックは意図的な読者への目眩しであり、メインの謎は別にあって伏線も最初から張られているという。そう言われると確かにアレもコレも全て伏線に見える。淡白どころか大変に奥深い小説でした。

    40
    投稿日: 2025.10.15
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    トリックは大掛かりで人間の感覚とは脆いものだと思うものの、作品の面白味としては、やはり第一作には及ばないという感がありました。

    1
    投稿日: 2025.10.12
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    『すべてがFになる』『冷たい密室と博士たち』『笑わない数学者』を読了。 ザ・理系ミステリーって感じでした! 「上下と前後が決まってから左右が定義される」とか、面白いネタが色々入ってました。 令和の時代だとこの人の描く女性像が気になっちゃう人もいるかもしれないけど、1990年代の小説ということで大目に見ましょう。

    1
    投稿日: 2025.09.30
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    犀川&萌絵の第3弾 オリオン座をモチーフにしたプラネタリウム付きの三ツ星館 消えたオリオン像と殺人事件の真相を追う 残念ながらメイントリックは序盤に分かってしまったので、スリルは味わえなかったが、後半徐々に明かさる人間関係で「なぜ?」が解消していきました。 恋の行方も…

    9
    投稿日: 2025.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オリオン像のトリックはグレア現象かと思ったら、予想以上に大掛かりで力技。密室トリックと合わせてようやく意味がある仕掛けだったのも面白い。『すべてがFになる』を読んだ後だったので、天王寺博士は別人では?と早めに疑ってしまった。殺人の動機だけはどうしても理解できなかった。

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    気になってわりとあっさり今回も読了 全体的に現実味はあった内容なので満足 親戚家族関係が複雑で何度も確認しながらだった 結局 博士はだれなのか、 宗太郎と基成が誰なのか この辺はわからなかったのでモヤっとしたまま、、、 賢い方はわかったのでしょうね。。。 私も犀川が解決に乗り気だったのに好感をもてた 次の作品買います。

    0
    投稿日: 2025.08.25
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    今回もあっという間に読み終わりました。 やはりタバコが吸いたくなる作品でした。 観る立場で物事は大きく意味が異なる。 このシリーズにハマっています。

    0
    投稿日: 2025.08.14
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    S&Mシリーズ三作目。いわゆる館もの。 一作目二作目と比べると非常に読みやすく、犀川先生と萌絵の関係値を描写するような場面が多く感じた。 これまでの二作と比べて好みの差が出やすいのはこういうところにあるのかもしれない。 トリック自体は非常にシンプルなものかもしれないけれど、普段からミステリを読んでいて頭を使うことが多い人ほど騙されそうという印象。 序盤から予想できたという人が多いように思うが、自分は1つ目のトリックしか当てることができなかったので、まだまだだなと思いました。 笑わない数学者とは一体誰なのか。ラストの展開を読み終えてやっと「そういうことか…!」と理解できた。 悔しいほどに面白かった。 ストーリーやトリックとは関係ないところだが、「電子メールの年賀状というのは、スペースシャトルでツタンカーメンを運んでいるようなものだ」という表現。バスの車内でにやりとしてしまいました。 四作目を読むのも楽しみです。

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    久々のミステリー。 三つ星館の謎は、私には推理出来なかったが、面白かった。 馴染みの土地の名前がでてきたのも良かった。 以前よりもS&Mシリーズが読みやすくなっている気がする。

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせた。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され……。犀川助教授と西之園萌絵の理系師弟コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。超絶の森ミステリィ第3弾。 2023年5月28日に読み終えてました笑 それやのに読書登録見ずまた再読してました( ̄▽ ̄;) 少ししか進んではいなかったのであれですが……

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ◇笑わない数学者/森博嗣 (2025/07/25読了) S&Mシリーズ3作目(全10作) もうずっと森博嗣ワールドに浸っています。 有名建築家が設計した「三つ星館」という不思議な 施設で起こる殺人事件。 例によって巻き込まれる いつもの登場人物たち(^^;;。その館の地下に引き 篭もって生活している天才数学者が15年前から出 題していた、敷地内の 巨大オリオン像を一瞬にし て消してしまうマジックの謎。 両者は深く関係し ているようで…、、といった内容。 今回は特に謎解きが大変面白く、自分では解けない 謎また謎を早く知りたい思いで… 勿体ぶる 後半に ちょっとイラつきながらもグイグイと読んでしまい ました。 森博嗣さんのエッセイか何かの言で「ストーリーは 行き当たりばったりで書いている…」というのは 大 嘘だろうと、今回の物語を読んだあとに思った次第。 前半に散りばめられたたくさんの伏線が計算された ように回収されまくってる。あゝ天才だ。

    0
    投稿日: 2025.07.25
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    少し退屈な作品だった。 初見でオリオン像のトリックは見当がついた。 それが事件の真相にどのようにつながるのかは楽しめた。 ただあまりスッキリしない。

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    珍しくトリックが途中で分かった、なんとなく知ってただけかも。 最後の「お前は博士か?」「不定だ」、「息子か?」「不定だ」、「甥か?」「不定だ」のくだりがグッときてよかった。まさにmathematical goodbye

    0
    投稿日: 2025.07.04
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    「笑わない数学者」森博嗣 読了。 犀川と萌絵のコンビが活躍する理系ミステリー「S&Mシリーズ」3作目。 オリオン座をモチーフに設計された三ツ星館を舞台に天才数学者とその一族の謎めいた殺人事件に巻き込まれていく。 3作目にしてもうすっかり安心して読み始めることができるシリーズになりつつある。

    0
    投稿日: 2025.06.13
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    犀川シリーズ3作目、やはり自分には理解が出来ない…難しい… でもラストの萌絵と犀川先生のクイズの件めっちゃおしゃれ!! シリーズが進むにつれてちょいちょい2人の距離感が近くなってるような感じがたまらんですね。

    1
    投稿日: 2025.06.02
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    天王寺博士(周辺)が良いキャラでした。 ただ、物語の展開に少し慣れてしまった気はします。 それと、西之園萌絵の友達が犀川先生を詰めるシーンは本当に嫌な気分になったのでやめて欲しかったです。

    6
    投稿日: 2025.06.02
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    ミステリ慣れしていない私でも割とすぐトリックがわかってしまうのはこのシリーズの特徴。 登場人物の会話や背景を楽しみましょう。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    不安になった。おそらく、オリオン像のこと・犯人のことはミステリーが好きな人なら大体の人が予想できる内容だと思った。何故なら私でも察せたからだ。 でもこれは前振りで本題がそこじゃないことは、森博嗣が好きな人なら察せる。なぜならタイトルが笑わない数学者だからだ。この場合、キーとなっているのは数学者。オリオン像も殺人犯も数学者とは直接的な意味でいえば関係ないのではないか、これも読み進めていけばなんとなく察する。何が謎で、今回はどこに面白さが詰まっているのか分からなくて不安になりながら読んだ。 けれどそんな心配いらなかった。銃で狙われたのは何故か、白骨死体は誰か、何故博士は笑ったのか、最後に出てきた白髪の人は誰か。そうか、これが謎だったのか!とようやく分かった。 きっと前半の不安感も、後半にくるドキドキワクワク感も、そこまで全て計算されてつくられているのだろうからさすがというしかない。 にしても、犀川先生と西之園さんがすぐ分からないはずがなさすぎて、その点についてはスッキリしていない。 それから、どうして揃いも揃って人生からそんなに逃げ出したいのだろうか。きっと凡人には想像もできないしがらみや苦悩、葛藤があるのだろうが、そこは察する事ができなかった。

    1
    投稿日: 2025.04.06
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    工学博士でもある著者。文章中のカタカナ語長音記号省略は、彼のスタンダードで、好きな読者もいるのだろうが、自分は読むテンポが乱されてしまう。閑話休題。本作のトリックは早い段階から何となく分かった。そうなると犀川助教授に対しても、事件についても萌絵お嬢さんの無鉄砲な言動が鼻につく。巨額の遺産を相続するだろう複雑な血縁関係にからむ殺人事件だった。

    1
    投稿日: 2025.04.05
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    S&Mシリーズ第三弾 偉大な数学者、天王寺翔蔵に会いに「三ツ星館」へ。犀川創平と西之園萌絵のコンビが素敵。会話の端々がカッコ良い。 創「内側と外側の違いは何か分かる?」 萌「素朴と単純ってどこが違うのかしら?」 こういった会話への返しがカッコいいだけでなく事件解決のヒントになってるのも素敵。 全巻読みたい。 今回は珍しく犯人とトリック当てられた。

    5
    投稿日: 2025.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 s&mシリーズの3作目。 クリスマスイブに三ツ星館に行く事になった犀川と萌絵。しかしそこで不可解な殺人事件が起こってしまうという話。 こういう建物系のトリックは規模感が大きくて好き。部屋が回転していたというのは驚いたけど、正面玄関と裏庭が入れ替わるというのは予想しやすかったと感じた。ただこのトリックを使うために数年間もチャンスを待ち続けたというのはとんでもない忍耐力だと思った。それに目が見えなかった昇だから気づけたというのも面白い。 この小説は人間関係がドロドロしていて読み終わった後もモヤモヤする感じがある。 全てが語られていない分、考える余地があって面白いとも思った。 犀川と萌絵の関係もより進んで良かった。 犀川はオリオン像の問題を解いたから萌絵を嫁にもらう資格を得たとも考えられる。これまでの犀川だったら最後の問題をわざと間違えるという選択肢が浮かばなかったと思う。犀川自身も少しずつ変わっていってると感じた。 萌絵の方も積極的にアピールしてるし、料理を習おうか考えているところも可愛い。 次が早く読みたい。

    1
    投稿日: 2025.03.25
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    トリックの根幹は珍しく分かった(から驚きは少ない)。動機の部分はよく分からない。というのが、評価が少し下がる部分か? 博士の哲学的な言葉や、天才同士の会話の内容・テンポはとても良い。1作目に有って、2作目に無かった感覚。 こういった作風はとても好みなんだけど、強いていうと、とんでもなかった1作目とどうしても比べてしまうのが難点か? それともただの気分か? なぜ2作目の方が好みなのか、について自問中…。 大掛かりな奇想トリックなら、島田荘司作品を読みたくなる。 動機の部分を掘り下げてほしいなら、おそらく他に優れた作品が沢山ある。 唯一無二なのは、博士と犀川の会話。 "定義"の話は、何度でも読み返したい。 ミステリ作品としてどうだったか?

    0
    投稿日: 2025.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルで笑わないと言いつつ作中に2人出てきた暫定博士はどちらも最後には笑ってたり、宗太郎と愛し合っていた君枝の息子が博士の子と言われていたり(本当は宗太郎の息子なのでは?でもそれなら三ツ星館で暮らした博士を名乗る人物は博士ではなく宗太郎ってことともとれる…)で不可解な点が最後まで残り、結局、基生/宗太郎/博士の誰が死んで、誰が三ツ星館で暮らし、誰が外で生きているのかわからないまま終わって、ちょっとゾクゾクしました。 最後に外で生きている人物のほうが本物の博士だったとしたら、三ツ星館で暮らしていた博士ってやっぱり基生か宗太郎なのでは? ただ宗太郎にしては昇くんに対して他人行儀な気もするし、でも基生はガンが完治したわけではないとか言ってたし、ええ…? 「定義したものが存在するものだ」ってこと……?すべて不定、かぁ。 内と外の反転が何度も取り上げられていたのを考えるに、外にいたラストに出てきた暫定博士は「内」にいて、三ツ星館にいたほうの暫定博士は「外」にいるとも考えられるのかもなって思いました。 一般的には外に自由があるけれど博士にとっては内のほうに自由がある可能性もあり……う~~ん。 あと萌絵さんが合気道で自力で人質から脱するところはすごくかっこよかったです。 彼女、ただの頭が良くてちょっとおしゃまで世間知らずのお嬢様じゃないんだなあ。良い……。 犀川先生、ちょくちょく2重人格というか、普段よりずっと原始的で欲求に素直な人格がちらちら出てきてて不安なところではある。 博士(暫定)と会話したあといまいち現実に返りきらない犀川先生が萌絵と会話することでいつもの自分を取り戻していく描写もよかった〜。 積み本消化してからにするからちょっと間が開くけど次巻も楽しみ

    1
    投稿日: 2025.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ※以下noteにも記載した感想を転記しています。 https://note.com/misdosummer/n/n7dc71bf2f1f9 犯行に伴うトリックが分かりやすいのに、動機が分かりにくいという現象が起きていることに、気持ち悪さを感じ、しばらく、本を閉じられないでいる。 「不定」という言葉は、本作では、第5章2節目で、刑事の荻原からの犯人に迫る質問に対して、博士から“「不定だ」“という回答の際に、多く語られている。 “「そうだ誰でも可能だ」“”「物理的に可能な人物の集合だ」“ 「コトバンク」で調べると、意味は「①決まっていないこと。一定しないこと。②方程式の解が有限個に定まらないこと。」ということである。 (不定方程式はxとyのように未知数が複数含まれるものの、連立方程式ではなく、方程式が一つのみで、2x+3y=12のような場合で、解も複数存在することのようだ。) そんな不定という言葉は、物語最後に、犀川先生から博士への質問に対しての回答として、気持ち悪さを持って、出てくる。 “「『睡余の思慕』をお書きになったのは貴方ですね?」” ー“「そうかもしれない」“ “この三ツ星館をデザインされたのも貴方だ!” ー“「そうかもしれない」“ “「貴方は、天王寺宗太郎ですか」” ー“「不定だ」“ “「貴方は、片山基生ですか?」” ー“「不定だ」“ “「貴方は、本当に天王寺翔蔵なのですか?」” ー“「不定だ、、、、。犀川創平君。君の方程式の解は、今や不定だ」“ 『睡余の思慕』の作者も、三ツ星館の作者も博士である(博士の可能性がある)としつつも、次の3つの質問の解が不定=物理的に可能な人物の集合とすると、いよいよ、分からなくなってくる。 犀川先生も、定義することの難しさを感じながらも、翔蔵博士であったと「定義」した。「定義するものが存在するものだ」として。 これは、第10章3節で犀川先生が、「鏡に映った像は、左右が反対になりますね。」という会話から始まる問答にて、“「我々は、ものを定義して、それを基準に観察するんですよ。」”と荻原に話をしていたことにも通じる。 実際、人A、人B、人CをそれぞれA、B、Cと定義するのは、相対的なもので、絶対的な基準ではないと思われる。しかしながら、普通、私はAでありBでありCであるなんて言われても、現実的ではなく聞き流してしまい、その真意を定義しようとも思わないはずだが、今回のように、特別な地下空間で、AもBもCも存在が曖昧(実際、うち1名は白骨化しているが)とすると、無視できなくなり、定義しようにも、相対的な定義をするための基準も不定でままならずに困った気持ち悪い状況になってしまう。 物語の最後も、「犀川先生と西之園さんの関係性をどのように定義するか」「少女と老人の円の内と外をどのように定義するか」という形で締めくくられる。 確実を望みながらも、不定ばかりのなかで、どのように定義していくかで、見え方・考え方が、変わってくるということだろうか。 ※まだ腑に落ちない点が2つほどあるが、改めて考えたいと思う。 ※余談だが、ちょうど、クリスマス時期に、本書を読めたことはラッキーだった。アニメ「すべてがFになる」と「冷たい密室と博士たち」にて、僕の想像力は、すでに馬鹿みたいに高くなっていたが、季節感も相まって、より一層、気持ち悪さと楽しさを感じながら、本書を読むことができた。

    0
    投稿日: 2024.12.30
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    SMシリーズ3冊目、読了! 種明かしのシーンで、犀川先生の推理畳み掛けに圧倒されながらも、先生特有の世界観にじれったく感じる刑事さんとのやり取りは、このシリーズの醍醐味だと思っている!それまでは『誰が犯人なんだろう、、、』『このトリックにはどんな仕掛けが、、、?』で固まりつつあった私の脳内も、後半の二人のやり取りはあまりにも脳内再生が余裕で、謎が解けていく嬉しさも相まってすごい勢いで最後まで読み切ってしまった! シリーズ残りの作品も楽しみだな〜

    1
    投稿日: 2024.12.16
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    事件のミステリーは面白かったけど、今回の笑わない数学者は前作、前々作よりもやや犀川と萌絵の恋愛?要素の割合が多かった気がするのでもっとミステリー強めでもよかったかなと思った。でも十分に楽しめたし面白かった。

    0
    投稿日: 2024.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不完全な天才数学者と、完全な天才の真賀田四季の対比 物語の最後のおじさんは誰なのかと考えてみる。 中と外は人間が決めたもの。 そもそもこの世界自体、人間は言葉をという発明を用いて勝手に解釈している。別に中外に限った話ではない。 いかにもあの館を作った人間が持ちそうな発想だなと思う。 トリックに関しては他の方の感想をみていると割と使い古された(現在では)ネタのようである。 回転はもちろん、館の内装による高低感の喪失→階層を変える など、いろんな可能性を模索するのは楽しかった。 ただ冒頭で湯川は空からの景色を見たことがある風であった。天才の血筋やそれにまつわる人間たちが何人も集まっているのにも関わらず、果たしてこのトリックを解消できないものなのかと少々自問には思う。 ビリヤードの数珠問題には苦労した。当然脳内だけで解決するのは難しく、紙に書き出してやっと解けた。 まさか小説を読みながら算数に取り組むことになるとは。 負けず嫌いな自分の性格を改めて自覚

    2
    投稿日: 2024.11.13
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    S&Mシリーズ第三弾! 今回は、殺人と、消えたオリオン像という二つの謎がテーマで話しが進んでいく。。 ある建築家が設計した三ツ星館というところに数学者、天王寺翔蔵が住んでおり、家族にある手品を見せる。なんと庭にあったはずのオリオン像が消えているのだ。「この答がわかったら、この屋敷を相続する」、そして起こる殺人。 数学者と犀川先生の会話がとても印象に残り、学者や研究者の考え方は私たちとは全く違うんだなぁと思った。 そして犀川先生と萌絵ちゃんの関係、今後どうなっていくのか…!2人とも意識してる感じ(๑˃̵ᴗ˂̵) 今回も面白かった! 〜 太陽のような日常の常識が、あるときは思考の邪魔になるのだ。常識のために見えないものがある〜自由な思考をする事が最も大切なことだ。それが綺麗にものを見るということなのだ。そして、自由な思考のためには、日常を滅却する事が必要だ。 〜

    2
    投稿日: 2024.10.31
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    犀川先生リアルでいたらヤベーやつと思っちゃうけど本で読んだらやっぱりかっこいいよなぁ〜〜 でも、2作目もそうだったけどやっぱり悲しいよなぁ〜

    0
    投稿日: 2024.10.26
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    よく有る系の館ミステリ。 一作目からどんどん奇抜さが抜けて普通のミステリに…笑。それはそれでOK! トリック自体は序盤から予想がつく展開。 ちょっと現在では無理がある設定だけど、そこは小説世界を受け入れる。 萌絵さんもどんどん普通の女の子になりつつ有るな。 その分、犀川の変人天才ぶりが際立って良かった。 愛すべきキャラがストーリーに彩りを与えお気に入りのシリーズに!  

    0
    投稿日: 2024.10.11
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    トリック自体の難易度は低め。 犀川と西之園の掛け合いは変わらず楽しめる。 これで3作目まで読んだが、2,3とwhyのところがやや物足りない。すべてがFになるのwhyは天才真賀田ならではで楽しめた。次作以降に期待。

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    果たして死体は誰なのか、事故ったのは誰なのか、死んだ数学者は誰なのか。 読んだ人と意見を話し合いたくなる終わり方でした。 森博嗣ファンの方とデートでプラネタリウムに行く際は「オリオン像が見え無くなる理由は?」と聞きたいです♪

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    冒頭から謎が提示されて惹きつけられる始まり方だった。建物の構造も面白かった。個人的に、トリックがすぐに想像できてしまったのが残念で、期待を裏切られることがあまりなかった。

    0
    投稿日: 2024.08.12
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    S&Mシリーズ第3弾 笑わない数学者 とても綺麗なストーリーでした そして、天才が多すぎて混乱しております ひとつひとつの会話が練られて練られて 「定義」と「表と裏(内と外)」 ここに全て集約されるところが本当に良くできてます こよ読了後の余韻がなんともです 正直最後のシーンまだ理解できてない 昇華できてないので、もう少し考えたい 誰だったのか。。。 天王寺翔蔵、登くん、萩原刑事と 魅力的なキャラがさらに尖って数学と理科と推理のワールドの絡み合ってて最高に楽しい時間でした。の背景にまた人間くさいドロドロの愛があり この対比が非常に美しかった。大満足です。 ※最後だけ再考(わかってない) メモ 笑わない数学者 最後地下部屋で会った人笑ってた 公園の人も笑ってた 白骨化が翔蔵だろう 地下部屋の人「内と外の逆転」 地下部屋が外で、以外が内という概念 これはこの建物そのものの定義と一緒だから そうなると片山基正 残りの公園が 宗太郎だろうね (これがそうだったら、最初から読んだら見た目変わっちゃうな。面白い) 次は「詩的私的ジャック」いってみようと 思います。タイトルから何も想像できないので楽しみです

    21
    投稿日: 2024.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ3作目。 前作を読んだのが1年以上前だったので覚えているか不安だったけど、意外と思い出せたな。 ミステリのトリックとしては単純で、正直途中から気付いてはいた。 けれど「定義するものが存在する」という言葉にテーマ性をもたせる構造が良かったかな。鏡、天動説/地動説、内と外…。そして天王寺博士の正体。 我らが奈須きのこをして「作家界屈指のポエマー」と言わしめる森センセーだけど、個人的にはむしろ数学的に簡素な作風のイメージなんだよな。 いや、簡素とは少し違うか。どちらかというとモノクロで描かれたミニマリストの部屋みたいな。ある種の機能美的な美しさと言ってしまってもいいかもしれない。 ただ、そういった作風の中で見せる直喩/隠喩が際立って色を持ったりする。「神経はくしゃくしゃの銀紙のように苛ついていた」とか、急にスゲー例え出してくるじゃん…。 まぁこんな感想は見たい人が見たいように見ればよいとは思う。まさしく「定義するものが存在するものだ」ってやつだな(使い勝手が良すぎる)。

    0
    投稿日: 2024.07.21
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    S&Mシリーズ第3弾読みました。 事件とオリオン像を消すトリックと真相は、スケールが非常に大きく今回も凄かったです。 ラストの終わり方はどういう事だろうと考え悩みまして、ネットで考察を検索してます。

    0
    投稿日: 2024.07.10
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    今作はトリックと犯人が何となく途中でわかったので嬉しくなった。推理小説はそれが面白いのね。 3作目になり犀川先生と萌絵の2人の関係も徐々に進んでいるなあと思いつつ早く2人に会いたくなり、4作目を手に取るのであった…笑

    0
    投稿日: 2024.07.06
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    トリックは比較的当たりをつけられたし、シンプルだったんでやっぱり一作目の「すべてがFになる」と比べると物足りなく感じてしまう。 いつも通り犀川と萌絵の掛け合いは面白かった。 タイトルである「笑わない数学者」と結末の描写を考えるとそういう事と捉えて良いんですかね?

    17
    投稿日: 2024.05.15
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    トリックが解けたのでとても満足だがしかし、 終わり方にびっくりした。自分なりに解釈した結末とネットの方々の意見が一致したのでスッキリもした。でも結局、解は不定である。 そして数学者は笑わないのだ。

    0
    投稿日: 2024.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    S&Mシリーズ3作目! 個人的には今のところ2作目が1番好きです。 トリックは単純なのに、そこに乗っかる人間模様はとても複雑で面白かったです。 私的には天王寺博士は片山基生だと思って途中から読んでいたので、私の定義では片山基生という事になりますね。

    0
    投稿日: 2024.04.03
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    この作品は数学が一つの軸になっているのもあり前二作とはまた違った展開だった。 特に、最後の不定の場面では実に数学チックでありまた、理系チックでもあった。

    0
    投稿日: 2024.03.07
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    シリーズ3作目 まず目次見て、文字量にびっくりして笑った。 トリックについては、こういうことかな~?となんとなく想像できたけど、 犯人や詳しい部分まで考える暇もないほど、スイスイ読み進めることができた。 読んでる途中で挫折しちゃったり、ということがよくある私だけど、このシリーズはどんどん読んでしまう。ほんとにおもしろいなー。 世界観も、登場人物のやり取りも、読後の余韻も、なんだか心地いい。 犀川先生が周りも見えなくなるほど自分の世界に入って、謎がとける場面が毎回ドキドキして好き。

    5
    投稿日: 2024.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

     S&Mシリーズ第三作。天才数学者が住む三ツ星館で起こるオリオン像の消失と殺人事件に犀川先生と西之園萌絵のコンビが挑むというストーリー。消失のトリックは「何となくこんな風だろうなぁ。」と予想し、それは当たったが、それを踏まえて殺人事件の犯人とトリックが解明されるという構成が面白かった。また、最後の天王寺博士の「君の方程式の解は、今や不定だ。」という台詞が印象深かった。

    0
    投稿日: 2024.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

     S&Mシリーズ第3作目。天才数学者、天才建築家、天才作家がいるなんかすごい一族内で起こるいざこざに巻き込まれた話。  トリックに関しては、最初の方に館の図が出てきた時点で察していました。昔見たドラマに同じようなトリックがあったので、、、。  一方で終わり方はいい感じでした。3人の天才の内生者が2人、死者が1人で誰が誰なのかは不定であるという読者に委ねられる形でした。  最後に老人と話していた少女は西之園萌絵かなと思いました。中盤で唐突に出てきた、萌絵が塾に通わさせられた話がこの塾に向かう少女に繋がっていると感じたからです。  徐々に周りから固められていく犀川助教授と西之園萌絵の関係に注目していきたいです。

    4
    投稿日: 2024.01.18
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    アメリカ出張のお供に、S&Mシリーズを全巻Kindleにて購入。本シリーズを久しぶりに読みましたが、本作はシンプルでテンポの良いお話だったのかなと思います。 主人公たちが今回立ち向かう謎は消失トリック。天才数学者から与えられた謎を解き明かそうとする中で、遺産相続をめぐり、殺人事件が起こってしまうというストーリー。 刊行された当時からすると結構、斬新な印象を受けるトリックだったのかなとも思いますが、現代のさまざまなミステリーのことを考えると、割とトリック自体は珍しくはないように感じました。

    55
    投稿日: 2024.01.18
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    三つ星館の謎を考えていると頭の中に浮かんだのは「ダンガンロンパ」だった。だからなんとなくトリックは思い浮かんではいた。犯人もかなり絞りやすくわかりやすかったけれど、多くの読者が興奮して語っているように、今回はその「わかりやすい」と感じること自体がすでにトリックで読後の何とも言えない後味にしてやられた感があった。 単純…いや素朴。もう一度読み返して伏線を拾い、最後の謎について考えてみたい。

    0
    投稿日: 2024.01.02
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    シリーズ3作目。「定義するものが存在する」というテーマに沿ったトリックと犯人像に鳥肌立ちまくり。ラストの展開には呆然としました。余韻がすごすぎ。私たちが見ていたのは、本当に博士自身だったのだろうか…。公園にいたのが本物の博士…??  「君が決めるんだ」 このシリーズは、本当に「天才」という存在の書き方が上手いですね。真賀田四季ほどとは言わないですが、天王寺博士が醸し出す「理解できない領域にいる天才像」にゾクゾクしっぱなしでした。今後の作品でいったいどんな魅力的な天才が登場するのか、楽しみに読んでいきたいと思います。

    13
    投稿日: 2023.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    館が回ることは何となくそうだろうなとは思った。あとはバイクの音が聞こえたことにして外部の人に容疑を向けようとしてた昇が怪しいことは分かっていたけど、襲撃者が現れたことで除外してしまった。トリックも最後まで分からなかったし、結局宗太郎と片山基正と天王寺翔蔵は誰が誰なのか分からないのが面白い。

    0
    投稿日: 2023.12.15
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    S&Mシリーズ3作目。 相変わらず面白い。 何度読んでも面白い。 今作は1作目のように天才が出てくる。 天才数学者との会話がまた知的で楽しい。 共通しているのは 1作目の天才真賀田博士も 今作の天才天王寺博士も 会話の無駄を徹底的に省く。 天王寺博士の「不定だ」発言連発が爽快。 今作はS&Mの最後のやりとりも良い。 完全にラブストーリー。 事件のトリックより何より 萌絵からの難題に気づいて、 一番真剣に取り組む犀川がまた好きになった。 でも実は犀川助教授のクリスマスに対する考え方が 一番印象的。 私の中で犀川と言ったら、これというくらい。 「十二月二十五日だから、1、2、2、5の数を 全部足すとちょうど10になる、 というくらいの印象しかない。」 まず足してみようと思わない… と、初めて読んだときの衝撃が忘れられない。

    13
    投稿日: 2023.12.08
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    S&Mシリーズ第3作 3作内で一番シチュエーションが好み。 "天才数学者"もめちゃくちゃ好み。 犀川先生と天王寺翔蔵の問答が心地よい。

    2
    投稿日: 2023.11.19
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    すべてがFになる、で、主人公2人のキャラクターが合わずもやもやしたのですが、でも、世間的にこんなに評判の良い作者の作品、それであきらめたら勿体ないと思い、2冊目にトライ。 んん~・・・!!! こういう設定とトリックだったら、もっと読みやすく納得感や驚きのある話を読んだことがあるーーー 突飛な設定は嫌いじゃないんですけど、引っかかるものはしょうがない。 私がもっと理系脳だったら、クスっと笑えたり、面白かったりするのだろうか。

    0
    投稿日: 2023.10.30
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    後半のスピード感と止まらない感じがやっぱり大好き。トリックもなんとなく想像できたのでスッキリはした。難解だけど^ ^ 3.7

    0
    投稿日: 2023.10.25
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    トリック自体は予想通りだったが、きっとそんなことはどうでも良いのだろうと思えるお話。 面白かった。「笑わない数学者」、これに尽きる。

    2
    投稿日: 2023.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    部屋自体が回転することでオリオン像が消える(玄関と裏口が逆になる)ことは想像がついたが、そこから事件のトリックまで至れず。 悔しい

    0
    投稿日: 2023.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回のトリックは裏を掻かれる感じがあまりなかった... けれど、萌絵ちゃんのシーンは相変わらずドキドキさせられる

    0
    投稿日: 2023.08.17
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    犀川助教授と萌絵がもう少し早く気づくのでは?と思ったトリックだった為この評価に 今作の気に入ったセリフは 素朴と単純って、どこが違うのかしら? 現象としては同じだ。まぁ、違いといえば、観察者の先入観かな

    4
    投稿日: 2023.08.02
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    みなさん書いておられるけど、オリオン像のトリックは簡単で、萌絵が気が付かないわけないでしょう そのことにモヤモヤしてストーリーにイマイチ集中出来なかった

    2
    投稿日: 2023.07.09
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    一気に読んでしまい、気づけば深夜2時になってしまった。。。 今回は天才数学者が出てくるところもあり、理系ミステリ感が高まり個人的に楽しい作品であった。ミステリを楽しむよりも登場人物の知的会話を楽しめる側面が多いと感じた。最終章については読者に考えさせるような内容であり、すっきりとした終わり方でないのも前作と違って良くも悪くも人を選ぶのかなと思えた。(この作品がシリーズで一番好きな人も多いし)次の作品も楽しみ。

    1
    投稿日: 2023.06.23
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    哲学というか屁理屈というかその辺の記述も結構面白かった 定義するものが存在するもの トリックもなかなか理解できるもので良かったと思う

    1
    投稿日: 2023.06.07
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    個人的には『すべてがFになる』並みに精巧な、少し単純で飲み込みやすいトリックだった。 そして天才、天王寺翔蔵博士も天才ゆえにミステリアスな雰囲気を纏っていた。今回は数学とあわせて宇宙の話も絡ませて話が進んで行くので退屈せず、面白かった。 殺人の犯行の動機は理解し難い感じだった。 犀川先生と萌絵の恋の行方はどうなるのか、シリーズ読み進めていくごとに少しづつ進んでいるのかな。

    4
    投稿日: 2023.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一度シリーズ通して読んでいるからどこから読んでもかわらないだろうと思ったけれど、やっぱあれだ。順番に読むと面白さは際立つもんだ。誘われた(むしろ押しかけた)パーティで、消えたオリオン像と発見された2つの死体。何度読んでも思うが、犀川と萌絵の周りはコナン君ばりに物騒だ。それはそれとして、真賀田博士とはタイプの違う偉大な数学者・天王寺博士。屁理屈おじさんでケム巻き大博士。偏屈さも貫き通せばキャラとして確立する。そこに、実績さえあれば案外「自由」に生きることができるのだろう。

    2
    投稿日: 2023.05.21
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    S&Mシリーズ第3作目。 今作は犀川と萌絵が山中にある数学者である天王寺翔蔵の館である三ツ星館でのパーティに参加する。 そこで起こる殺人や巨大なオリオン像が消えるといったトリックに犀川が挑むこととなる。 森博嗣作品の言葉の紡ぎ方が良く今作も最後まで楽しむことができた。

    1
    投稿日: 2023.05.12
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    数学と建築に宇宙まで、幅広い分野の要素が入って飽きなかった。 犀川先生の言動に思った以上にヒントがあった。 相変わらず煙草とコーヒーが欲しくなる1冊。

    1
    投稿日: 2023.05.08
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    S&Mシリーズ第3弾。 天才数学者の住む館で起きた殺人事件。 犀川助教授と萌絵のコンビが挑む。 相変わらず彼のセンスある洒落た台詞がかっこいい。 ふたりの恋の進展も気になりつつ… オリオン像が消えた謎。白骨死体の正体。 今回の事件のトリックはわかりやすかった。 自分でも館の図面からもしかして…と予想できたほど。 ただ、白骨死体の正体は三人のうち誰なのか…犀川が出した結論が合っているのか分からないまま… 「中と外はどうやって決めるの?」の問いに「君が決めるんだ」とお爺さんは答える。 きっとこれが答えに繋がるんだろうな、と思ったものの… 結局誰だったんだろ~

    30
    投稿日: 2023.04.22
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    面白かった。 トリックの方は、それしかないというものだったのでわかっていたけど、それから続けて殺人事件の方も推理したか?というと、そうではない。 私の目的は、あくまで犀川先生の思考、解決するまでの過程を見る・読むのを楽しむだけです。 今回もきちんと達成されました。 それにしても、今作品の中心となった天王寺家の機能不全家族っぷりは見事です。事件のトリック以上に興味深い人たちでした。 数学者との会話は嫌いじゃないです。(読む限定。参加はしたくない) 萌絵ちゃんに対する犀川先生の気持ちが少し語られてました。”何も愛せなければ失うものはない”には激しく共感します。でも心は思い通りにはならない。見ない・気づかないフリしてもあるものはあるし、生まれるものは生まれる。 萌絵ちゃんは以前のようではないけど、まだ幼さを残した態度でヤキモチを表現する様子はかわいかった。 最後に出した問題はちょっと意地悪だけど、一瞬でもどうしようか迷わせたんだから勝ち? これらかの二人が楽しみです。

    1
    投稿日: 2023.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    森博嗣読み返しゆるゆると進んでいます。 トリック的なものは覚えてたのに、犯人覚えてなかった。 私の記憶力…。でもおかげで楽しめました。 「面白い話をしているときには、いついかなるときでも、けっして時間を気にしてはいけませんよ。理解できないというのは、身を引いて、考えるのをやめてしまうからです。面白いことから逃げてはいけません。人間としての鉄則です」

    1
    投稿日: 2023.04.11
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    S &Mシリーズ第三弾。 偉大な数学者である天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館にて、博士は庭にあるオリオン像を消してみせた。 そして、オリオン像消失と共に内と外の密室で二つの死体が発見された。 オリオン像と内外密室の謎に再び犀川助教授と西之園萌絵が立ち向かう。 今回のは個人的に退屈な展開でした。 トリックに関しては細かい理屈や知識がなくても予想ができるものの、解決編を除きダラダラとした展開が目立ち500p弱の長編にする必要があったのかなあと思いました。 ただ、オリオン像や殺人事件の謎よりもタイトルにある笑わない数学者の謎が1番難解でした。

    0
    投稿日: 2023.04.03
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    トリック自体は簡単で私も予想してすることが出来ました。それでも楽しめるのはさすが森先生!すべFと並んで個人的に好きな作品です。

    1
    投稿日: 2023.03.30
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    S&Mシリーズ第3弾! すごいよねぇ(*˘ー˘*).。.:*♡ 計算され尽くしていて素晴らしい。 超安定の面白さ!!! 嬉しいのは、星が出てくる.☆.。.:*・° プラネタリウムが出てくるっ⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝ オリオン座をモチーフにした『三ツ星館』 その庭に建つオリオン像。 なんて素敵♡ 住みたい!! 天才数学者博士がこの館の地下に住んでいるのですが、館を設計したのは博士の息子。 天才一家です。 犀川先生と萌絵が到着した夜、オリオン像の下に死体が。 2人は事件を解いていきます。 私のイメージだと、犀川先生は(めっちゃタバコ吸う)落合陽一です♡(^▽^;).。oO(オコラナイデネ) 現代はタバコを吸う人が少ないので、ここまでスパスパしてると新鮮です笑 犀川先生はタバコを吸ってる時に本領を発揮します。 心拍数の増加がいいのかな。 萌絵との関係も見どころのひとつ。 私の想像では、萌絵は可愛いキャラなのですが、先生とのやり取りでたまに色気を感じます。 お洒落だなぁと思ったシーンもしばしば。 ーーーーー 「いいものもってるの」萌絵はそう言って、ジャンパのポケットに手を突っ込み、煙草を取り出した。そして、素早く一本を口にくわえて火をつける。犀川は呆気にとられて何も言えなかった。 「どうぞ、先生」 彼女は自分で一口吸い込んだあと、煙草を犀川の口に運んだ。 それは、犀川が今一番欲しかったものだった。(本文より) (ここで次の節に切り替わります) ーーーーー くぅ〜( *˙˙*)たまらんですね。 ピンチを潜り抜けた後の萌絵の行動なんですが、犀川先生が押され気味なの、すごくいい♡ メインの謎が本格的なのはもちろんなのですが、先生や博士の考える独自の解釈が面白い。 ーーーーー 「自分以外の存在に何かの影響を及ぼすとしたら、それは思考によってであり、そして、自分の存在を確認する作業によってだ。その思考運動が、外界を定義し、同時に自らの存在を認識させる。それが、君たちの言葉でいう社会であり、社会を動かしているものの本質だ。たとえば、人間は呼吸しなければ生きられないが、呼吸するものがすべて人間の歴史に関るわけではない。呼吸することは、歴史とは無関係だ。呼吸をしていることが、生きていることと同義ではないという意味だ。しかし、毎日何をしているのか、と問われれば、 呼吸をしていると答えるより、他にない」(本文より) ーーーーー 萌絵が博士に「毎日何をなさっていらっしゃるのですか?」との質問への回答だ。 面白い。 思わず付箋貼りましたよ(*´艸`) はい。毎日呼吸してます。 天才に迂闊に質問できないですね…笑 私は、どんな小説を読んでいても、こんなちょっとしたやりとりが好きな部分だったりする。 多ければ多いほど感情移入の度合いが強かったりする。 この作品ではないですが「この情報、いる〜?」っていうような遊びごごろがある小説も大好き(≧∀≦) とにかく、細かく挙げるときりがないほどの魅力が沢山詰まったシリーズである。 森博嗣作品、まだ読破してない事を嬉しく思う‪(*∩´꒳`∩*) これからも少しずつ読んで、死ぬまでには読破するぞ!!(このセリフ、死亡フラグじゃありませんように…( ≖ᴗ≖​))ふふ… おもしろいので、超おすすめです!!❀.(*´▽`*)❀.

    24
    投稿日: 2023.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他の方も書いていたけど、犀川と萌絵の関係性の行方が気になるためにシリーズ追ってしまっている感がある。。今回も、萌絵の言動に乱される犀川先生がよかった。アクションシーンも良い!今回も天才数学者が登場したけど、子供への愛が感じられたり、意外と凡人に近い感覚も持っているんだなぁという印象でした。結局あの博士は誰だったのだろう...

    3
    投稿日: 2023.03.14
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    '23年3月4日、Amazon audibleで、聴き終えました。S&Mシリーズ、三作目。以前も、読んでるはずだけど…内容はあまり記憶に無かったです。 でも、像消失のトリックは、すぐにわかりました。なので、ウッスラとは、記憶があったのかな? まあ、面白かったけど…作者の碩学、衒学ぶりが、ちょっと鼻についたかな…各章のタイトルが、「格好つけすぎ!」と感じました。僕の、やっかみ? でも…知的(?)好奇心を刺激する、面白い小説だと思いました。

    9
    投稿日: 2023.03.04
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    ミステリなんだけどもトリックとか犯人とかより二人の今後が気になって仕方がないから続きをまだまだ読み勧めます。

    5
    投稿日: 2023.03.03
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    森ミステリ3冊目 ・犀川と西之園の関係性にきゅんとした ・トリックは普通 ・人物描写がどれもキャラが立っていて好き、 ・学者ってめんどくさいな

    1
    投稿日: 2023.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、好き。 犯行の節々が不可解だけど最終的に腑に落ちる。 館がまわるというのはあるあるといってはならんが、 まぁそうじゃないとオリオン像は消えないよなと勘づくけど、それがどう殺人に繋がっているのかはわからなかった。 館全体が回るのではなく、回転するのは中心のプラネタリウム部分のみ。 まさか左右反転している館で犯人の部屋に連れ込んでしまうとは。 オリオン像の所に死体を持っていったのも、ベッドシーツが直されていたことも納得。 結局全ては天王寺博士の計算通りだったのか。 最初は実の息子の昇に財産を譲りたいという動機かと思ったけど、にしてはオリオン座の消失トリックのヒントを周りに与えすぎている気もして。暴かれることが前提だったのか否かはわからなかった。 サンドイッチから犯人に気づくのやばすぎ。笑

    2
    投稿日: 2023.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーのストーリーが進む中での天才数学者と犀川の会話がとても高尚 建物の外と内が逆、円の中が外になる 「定義」とは何か 犀川と西之園の関係がとてもいい 森博嗣先生、流石です

    3
    投稿日: 2023.01.29
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    面白かった。 安定の面白さ。 長い作品なのにそれを感じさせない。 オリオン像のトリックはわかってしまったけど、犯人はまるで見当がつかなかった。 でも数学の博士ってそんなに大金持ちになれるの?

    2
    投稿日: 2023.01.22
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    オリオン像の謎、読んでるうちに解明した。今までの作品に比べて、予想が命中だったけど、ストーリー的に面白かった。

    0
    投稿日: 2022.12.29
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    オリオンの謎は簡単だった。問題なのは「数学者は誰なのか?」の一点に尽きると思う。犀川先生の「期待通りだったのがとても残念だ」という言葉、なんだかわかる気がした。私も期待していた作品が、期待通りの内容だと、どこか空虚に感じてしまうことがある。何処かで期待を裏切ってほしかったという、そんな気持ちを抱いてしまう。期待なんてするもんじゃない。期待はどこまでも膨れ上がるから、手に負えなくなるから、だから、期待なんてするもんじゃない。ただあるがままに、現実を事実としてとらえることって、意外と難しいなと思う。

    0
    投稿日: 2022.12.18
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    このトリックは他でも見たよ!自分は分かったもんね。 と言ってもそんなことは重要ではないのだ。問題は萌絵ちゃんが大富豪の娘で親も死んだけどでもおっさんにべた惚れだという、おっさんホイホイの設定であろう。 いや更に言うなら、8÷1/3=24とか、そんな計算がパッと出てくる、算数の微妙な問題がちょいちょい出てきて、これがなかなか頭を悩ますのである。うーん、目指せ柔らか頭。 というわけで、多少は算数をかじった身としては悪くないよ。

    0
    投稿日: 2022.11.07
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    人生で始めて最初の数ページでカラクリ解っちゃった。笑 めっちゃうれしい。笑 オリオン像消えたカラクリ、ソッコーわかってしまったのよ!!きっとすぐに犀川先生が解いちゃうだろうなーって思ったら、最後の最後まで誰もわからない設定で、うそ!ソッコーわかるじゃん!え!?なんで!? って思ったわたしでした。 いや。毎回思ってた、プラネタリウム見ながらずーっと。笑笑 普通にこの本関係なくてもプラネタリウム行くたびにどっちだろーこれー?って思ってたわたしでした。笑笑!!!! そんなわけで、なんでみんな気がつかないんだろ?なんで!なんで!って思いながら読む初めてのミステリー小説でした。 優越感半端なかった。笑笑!!!!! さすがに犯人まではわからなかったけど、へーくらいにして、もうたまらない優越感でした。 今までの森博嗣作品で一番面白かったー、あー面白かった。笑笑

    2
    投稿日: 2022.10.31
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    私が知る限り最も美しいトリックだった。イカれた視野が狭くからに閉じこもった世界ではなく、人類が気づき(築き)あげてきた世界の真実に準拠した芸術そのものであった。 また、最後の章での描写が私の考察をひとつ進めてくれて、口角が上がった。

    1
    投稿日: 2022.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第3弾 ずっと頭がこんがらがるような話だった。 オリオン像の謎はわかったけども、殺人と結びつかなくて、2人とも最初から殺す気だった、ということなのだろう、結局。誰が誰を愛して、憎んだのか、人の気持ちを操るって、それはもう超能力者。 Mが相変わらず好きじゃないけど、この話は他の女性陣が刺激強めだったので、影が薄くてちょうどよかった。友達も嫌な感じで、事件と関係ないところでもやっとしてしまった。 結局、死んだのは誰?生きているのは誰?

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    投稿日: 2022.10.09
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    笑わない数学 という番組を今やっていて、もしやその題名のもとになった?と思ったのですかさず読もうと思いました。(題名全然関係なかったら教えて下さい) 犀川先生シリーズ3番目。相変わらず人がたくさん死ぬし そんな理由??と思うところもあったが、 これはもうミステリーとかではなくて 数学的な思考を表現するための題材ではないかと。 本筋とは別に唸ったところ ○世の中で一番下品な格言は、「働かざる者食うべからず」「いやらしい、卑屈な言葉だよね」 犀川先生の一番嫌いな言葉だそうだ。 目の前が、視界がパァッと開けるような感覚に陥った。 ○映画“ソイレント・グリーン” 見なければ。  ○人は自分の生き様を見せる以外に、他人に教えることなど、なにもない。 ○人から好かれたいという感情が、人間の内部の思考能力を限定する。人から自由を奪う 名言が過ぎる。 そして、シリーズだんだん読み応えあるストーリーになっていくなあ(数学的に) と、思った。 相変わらずタバコの量がすごい。

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    投稿日: 2022.09.12
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    何を考えればいいのかがわかる 考えの糸口をつかむことができる そもそも何が問題なのかがわかる 事実はここに実然としてあり その事実を受け取った上で何をどう考えるのかどう決めるのか 殺人事件も起こるし 作中明確に謎として提示されるけど その殺人事件を誰が起こしたのか、どう起こしたのか その謎とは何なのかを考えるその先に 何が謎なのか 何を決めるのか どう決めるのか そもそも謎は提示されているのか とかなければならない謎は沢山あって 解ける解けないだけではなく 納得できるか納得できないかもあって そもそもその謎を 解けたことにした方が良いのか 解けないままでいた方が良いのか 何を考えるのかを考える 何を問うのかを問いかける

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    投稿日: 2022.08.16
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    このシリーズは登場する天才たちの会話の中で出てき過ぎる名言が醍醐味ですね。 トリックも見事ながら、最後の最後に天才数学者天王寺翔蔵がさらに底が見えない存在になって、終盤に深みを増した作品でした。

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    投稿日: 2022.08.08
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    今回も登場人物が多くて、誰が誰だか理解しきるまで時間がかかったが、 動機を理解するのが難しかった。オリオン像の消滅の謎については理解得来たが、殺人の動機は理解しにくかった。昇は母親を取り巻く男たちに対する憎しみのために殺したのか。 萌絵の犀川先生に対するアタックも巻数が増えるの比例して、強くなっている。犀川先生が何歳なのかいまいちわかっていないが、萌絵は年上好きなんだろうか。 新しい章がはじまるごとに書いてあるサブタイトルのような文章が何回過ぎる。自分がもっぱらの文系のためさっぱりわからない。 犀川先生はタバコとコーヒーのイメージしかないが、健康状態は大丈夫なんだろうか。

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    投稿日: 2022.07.12
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    次々と展開が早くて、つい先へ先へと読み進めたくなった。 そして面白い!途中に出てくる算数の問題や、最終的に自身で再び考察せざるを得ないところが良かった。内と外の定義も面白いなあ。 森博嗣のミステリって、いつも哲学的だ。

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    投稿日: 2022.06.30
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    最後に天王寺博士は笑った。タイトルは笑わない数学者。つまり博士は天王寺翔蔵ではない。天王寺宗太郎の書いた本では博士と宗太郎の生活を描いたもの。本では少年は最後に博士のような風貌になった。つまり、宗太郎が翔蔵のふりをしている。

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    投稿日: 2022.06.29