
総合評価
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powered by ブクログ最後まで夢中で読み、あっという間に読了しました。 「お兄ちゃん」が魅力的で、読み進めるうちに「お兄ちゃんにはどんな過去があるのだろう?」と気になって気になって仕方がなくなっていました。 私にもお兄ちゃんのような性格の、私の為に積極的に関わってくれる良き友達がいます。 最初は「鬱陶しなあ」と思っていたけど、私のことにずっと興味を持ってくれて、いつも大事にしてくれる人です。その友達と「お兄ちゃん」が重なりました。 その人がいるから、殻にこもりがちな自分が素直になれたし、自分を解放することができました。嫌われることを恐れずに、私の殻を壊してくれたその友達には心から感謝しています。 私も「お兄ちゃん」のように、誰かの幸せを一生懸命考えて、恐れずに行動できる人間になろう!と思いました。
5投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ久しぶりに瀬尾さんの作品を読みました! 温かくて優しい作品でほっこり。 読みやすくてあっという間でしたが ストーリーとしては微妙だったかな? 見ず知らずの男性をあっさり受け入れるはずないよな、、と思ってしまった
0投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログ内容としては「ほんわか」。不思議な体験を自然と受け入れられる人は凄いな。心が広いというか受け入れるとしてもちゃんと理由もあって深い。信用問題なんだろうけど。大切な人はずっと見守ってくれている。人は誰かに助けられ、そして誰かを助けている。
4投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結婚を控えた36歳のさくらの前に、突然「兄」と名乗る年下の青年が現れる。記憶も名前も一致せず不思議な彼は、さくらの過去を深く知っている様子。やがて封じていた記憶が甦り、彼との関係と自分自身の心の傷に向き合っていく物語。 ・・・ 不思議なお話だった気がします。 このどう見ても年下の「兄」なる人。主人公のさくらは彼をあやしがりつつも受け入れる。それも驚きですが、さくらの婚約者やその両親、果てはさくらの妹までもが「兄」を自然と受け入れる。 私も、悪意も衒いもなく、そうやって他人をおおらかに受け入れられたらいいなあという漠たる願望はありますが、そうそう簡単に変われる年でもなく、自分だったらすぐ警察に通報だろうな、とか夢も希望もないことを考えてしまいました。 もちろん主人公さくらも「兄」なる人の調子の良さの裏に心の傷・やわらかで繊細な部分を察知したからこそ、つかず離れずの態度を取れたのだとは思います。 でそんな勘繰りを敷衍すれば、さくらの婚約者「団子屋」、そしてさくらの妹すみれも、きっと「他人事」として面白おかしく事態を眺めていただけかもしれません。 なんて書いたらとても冷たい人たちのお話になってしまいますが。 なお、結末ではさくらは自分で蓋をしていた心の傷を再度認識するという、一種のカタルシスを経験し、その後結婚に臨むというストーリーであります。 ・・・ ということで久しぶりの瀬尾作品でした。 やや捉えどころのないお話に感じました。それにしても、やはり小学校の先生、それも他県からやってくると大変なのですかね。 人を率いるお仕事をされる方にはつくづく敬服いたします。
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
兄の正体が分からなくて、最初はもやもやしながら読んでいた。 でも登場人物はみんな良い人でほっこり。 なんだか不思議なお話。 「思い描いたらようにいきなくなっていい。つらいのならほかの道を進んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから」
5投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ家族じゃなくても家族と同じように大事に思ってくれる人はいる 傷ついた事に蓋をして思い出したくないけど 同じ所に次の自分へのヒントもある そんな優しい瀬尾ワールド
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ結婚を数ヶ月後に控える36歳のさくらの元に、突如兄を名乗る年下男性が現れるところから物語が始まる。 おにいさんは何者なのか。 というのが物語の中心かと思いきや、二人やそれを取り巻く人たちとの関係を見ているとそんなことはどうでも良くなってくる。 ほとんど善人しか出てこなくて、元気が出る物語だった。
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ人ってあったけぇ… 結婚という人生の岐路に立ち、漠然とした不安を抱える主人公さくら。 なぞのお兄ちゃん、結婚相手の山田さん、母、妹、幼い頃亡くなった優しい父…いろいろな人とのエピソードに温かみが散りばめられていた。 とくに良かったのは、母、妹と父の命日にそばを食べながら、思い出話をするところ。 さくらには、こんなに素敵な大事な人たちがたくさんいるのだから、きっと大丈夫だよ。 お兄ちゃんのネタバラシは、ちょっと無理があるというか…それにしても気持ち悪くないかい?という感想。
0投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ真実がわからなくても、今自分が知っているその人がどうか、自分がその人に何を思い何をしたいと思うかの方が大事なのかもしれないと思った。 山田さんのように、事実がわからなくても、目の前の人をおおらかに信じられる人になりたいなと思った。 そして、おにいさんの率直な優しさがさくらの心を解いたように、大事な人にしてあげたいと思うことは行動や言葉にしていこうと思った。 さくらが蓋をしていた記憶が、振り返ってみればそう暗いことばかりではなかったことは、わたしの思い出したくない記憶も少し明るくしてくれた気がする。 事実じゃなくて、自分が幸せと感じることが大事。周りの生活の変化や漠然と想像してた人生と今が違くても、今の幸せを見つけて人生を進めていきたいと思えた。
0投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログやさしく、心に沁みる。 現状に思い悩む人の心をほぐすような物語だと思う。 『思い描いた通りに生きなくたっていい。 つらいのなら他の道を進んだっていいんだ。 自分が幸せだと感じられることが一番なんだから』 現代社会に生きる大人の多くが、理想や世間体に雁字搦めで自分の本当の幸せを後回しにしている、私もそうだった。けど、この物語を通して、仕事を辞めるつもりのこれから先の将来を後押ししてもらえたような気持ちになった。 今は目の前のことでいっぱいいっぱいで押しつぶされそうも、外に出れば違うように見えることもある。自分で狭めてしまっている視野を、広げていく努力は行動でしか補えない、きっと。 毎回言うけど、瀬尾まいこさんの書く小説が好き。 今日は2冊も読みました。昨日買った本を読み終わってしまって、また途方に暮れている。
0投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ前半はずーっと得体の知れない年下のお兄さんに薄気味悪さを抱いたまま読み進めることに。 全体像が見えて初めて心が緩んで安心して、最後には温かな気持ちで読み終えられた。 理想に囚われず、今ある幸せを大切に。
0投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログときめきはないけれど穏やかな婚約者との日常に、突然現れた見ず知らずの「兄」。本作は、封印していた過去の記憶に、他者との出会いを通して新たな光を当てていく物語です。婚約者が見せる、静かでありながらも確かな優しさが、頑なだった主人公の心をゆっくりと解きほぐしていく。そんな温かい心の機微が、深く胸に響きました。 特に、かつて住んでいた土地を婚約者が表現する場面は最高に良かったです♪主人公自身、そんな風に感じたことすらなかったその場所が、他者の視点を経ることで、かけがえのない大切な場所へと生まれ変わっていく。重苦しいだけだと思っていた過去の記憶が、未来を照らす温かい光へと変わっていくその瞬間は、読み手の心をも揺さぶる感動がありました。 これは単なる恋愛や家族の物語という枠には収まりません。自分一人では気づけなかった世界の輝きを、なりふり構わない優しさを持つ人々の眼差しを通して再発見していく、誠実な心の記録です。過去に囚われて一歩を踏み出せない時、誰かの温かい眼差しが、自分のいる場所をかけがえのない場所に変えてくれるかもしれない。そんな静かな希望を与えてくれる一冊だと思います。おススメ!!
0投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログさくらも山田さんも落ち着いていていい人で、とても安心して読める。 お兄さんはほんとは誰なのか最終的にはわかるけど、やっぱりあの突拍子もない登場の仕方や言動は好きではないなー。 謎の人物にしておきたいのだろうけど。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ何か面白いのか全く分からない。帯に''泣きたい時にピッタリ!''て書いてあったけど???て感じ。すごくつまらない。設定が理解はできるけどいまいちピンと来なくて物語に入っていけない。弱すぎる主人公がムカつく。なんで1回の失敗でずっとクヨクヨしてるのかわからん、、うざいまである。とにかくつまらない!読まなくてもいいと思う!
0投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログさすが瀬尾まい子さん こう言うストーリーは瀬尾さん独特な世界観ですね。 え、なになに?なんで?どう言う事?とどんどん読み進んで行きました。最終的には心温まる納得のいく作品でした。
6投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ登場人物の受け容れる力がすごい。絶対不審な状況なのに読んでいるうちに暖かい気持ちにさせてくれるお話でした。素敵な人しか出てこなくてほんわかと読めました。
0投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分より12歳年下のお兄さんが目の前にあらわれる。当人のさくらはすぐに受け入れられないのに婚約者の団子屋の山田さんや家族はありのまま受け入れる。多分、私はできないから山田さん一家を羨ましく思う。見たままを心で感じ、まあいいんじゃない、と感じる軽やかさがすてきだった。和菓子、特に大福ときなこのおはぎが食べたくなる。
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ個人的にはお兄さんの方と一緒になりたいかも。 素敵な校長先生に出会えて良かったね 校長先生の言葉で救われたさくら。
0投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログ読後、特別な何かが残るわけではなかった。 でも、読んでいる間ずっと穏やかな気分でいられた。 突拍子のない「おにいさん」と赤いニットの「お父さん」がすごく好き。 謎を紐解くヒントが過去の記憶にあっても、今を楽しく思えた主人公は幸せだと思う。 表紙が良い!
9投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
■2025年11冊目(購入) 読み終えてから表紙をみると なるほど登場人物たちが並んでる…! さくらのお父さんも見守ってるのすごく素敵☺︎
0投稿日: 2025.05.24
powered by ブクログ瀬尾まいこワールド全開!な本でした いろんな説明を端折って雑に言うと、やばい人が出てきても主人公以外は動じずに受け入れるところあたりがあぁまいこさんの本だ、と思う だから最終的に悪いことにはならないだろう、という安心感のもと読めました
34投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ何気ないやさしさが意図せず人を救済することもある…人は誰かから救済されると同時に誰かを救済する存在にもなり得ると感じた作品。季節の移り変わりとともに人の気持ちも移り変わっていく。そんなハートフルでじんわり心に沁みるストーリーをやさしい筆致で描いてます。
1投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ「思い描いたとおりに生きなくったっていい。つらいのなら他の道を進んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから。」というセリフにぼろぼろ泣いてしまった。思い通りに行かなくてもがいてる時にスッと心に沁みた。大好きな作品。
1投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログ結婚を控えたさくらに兄を名乗る年下の青年が現れるのですが‥ おいおい、突然に現れて皆んなと馴染みすぎーっとツッコミいれたくなってしまった(*≧∀≦*) 物語に出てくる人が皆良い人で気持ちがポカポカと温かくなります。自分が幸せに感じられる事が1番大切だとこの本に教えてもらいました。
2投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ絶対読んだことある(笑) 記録にないからと思ってもう一回読んだけど、 何度もいうけど瀬尾まいこ本当に言葉が柔らかい!!! 1番の癒しで心が落ち着く さっきまで気持ちがザワザワしてたけど、若干落ち着いた 精神安定剤まである、素晴らしいいつもありがとうございます
1投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログおもしろかった!お兄さんって誰なの?っていう謎が常にそこにあるのに、なぜか深刻さがなく、とてもポップに日々が進んでいく。結婚って題材として重くなりがちだけどそういうのがなくてよかった。出てくる人みんないい人。不思議な関係だけど、血のつながりだけがすべてではないし、こういうのもありだよね、って思う。
2投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログ結婚間近のさくらにいきなり、「兄です」と名乗る年下の男が現れる。 戸惑うさくらを尻目に、「おにいさん」はぐいぐいさくらに近付き、夫となる一家の営む和菓子屋にまで出入りする。 不審者としかいえない設定の男に周りはなぜか惹かれていき、夫家族、さくらと妹の関係までほのぼのとしていく。 終盤で明かされる「おにいさん」の過去とさくらの封印された記憶。 「思い描いたように生きなくったっていい。つらいのなら他の道を進んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが1番なんだから」 この言葉には心がほわっとした。
3投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログ一回りも年下の男の子が兄と名乗る... ちょっと意味不明だし、兄の正体がわかるまでなんかもやもや。 最後には正体もわかり、瀬尾まいこさんらしい終わり方なのかなとは思ったけど、あんまりハマらなかったかな。 短いお話なのでサラッと読めた。
17投稿日: 2025.02.28
powered by ブクログ始めはおにいさんが気持ち悪くて、ゾワゾワしっぱなしでした笑。登場人物みんなが特に疑いもせずおにいさんを受け入れていき、いやいやありえないでしょと思いながらも私も自然におにいさんに慣れていきました。特に山田さんがすてきで、さくらはいい人とご縁があってよかったとしみじみ思います。最初から最後まで温かい空気が流れているお話です。話も短く、とても読みやすかったです。
3投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログすごく良かった。謎のお兄さんから始まるお話。 引き込まれてどんどん読み進んだ。 こういう内容って、それほど掘り下げなくてちょうどいい。 いろんな人がいろんな思いで過ごしていく日常を書かせたら問題なく瀬尾さんだなって思う。
2投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2025年1冊目! 30代後半の主人公に20代前半の兄が突然現れるお話。なんやなんなと読み進めているとめっちゃあったかいお話だった。 なんとなく、お兄さんってもしや…?って推測ができたけど、近くも当たりはしなかった。でもそれがすごく良かった。 結婚したあとも、さくらとお兄さんの交流が出来ていたらいいなあ。 思い描いたとおりに生きなくたって、自分が幸せなと感じられることが一番。ホントその通りだと思った。今年1冊目に相応しい本だった!
2投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログ兄の正体が知りたくて一気読みをしてしまった 年下の男の子が何故兄? 人間って、なりたい自分に慣れるのはほんのごくわずか、その事に絶望して生きて行くのでは無く、自分が幸せだと感じられる事が1番だと教えてくれた
1投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログあ〜やっぱり瀬尾さんの描く家族の話好き。 家族とはいってもちょっと不思議な、 いやかなり変な(?)血の繋がらない兄と妹の話。 いきなり目の前に、"兄“を名乗るひとまわりも年下の青年が現れて、共に過ごしていくことになる。 もうこの入りから引き込まれてしまって 一体"兄"は誰なの?謎解き?ミステリー? とか思いながら読んでいくんだけど、 気づいたら登場人物たちと同じように 謎の"おにいさん"がすんなり溶け込んでいくんだよね…。 歳下で、全く記憶にもない兄だっているのかもしれない。 終盤に向かって正体が分かってくるんですが、 めちゃくちゃ温かい気持ちになります。 瀬尾さんの小説には悪い人が出てこない!!! やっぱり本読むの大好きだな〜〜〜
2投稿日: 2024.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024.12.26 最初から引き込まれる設定に、あっという間に夢中になってページをめくった。 おにいさん、とは誰なんだろう?そう思いながらさくらのルーツが少しずつ皮むけていくたびに段々ともしかして?と自分の予想も交えながら読み進められた。 合間に挟まれる美味しそうな和菓子もいい存在感を発揮していて、なんだかぎこちないさくらと山田さんの間をいい感じに取り持つ役割を果たしていて良かった◎
2投稿日: 2024.12.26
powered by ブクログ「おにいさん」って何?幽霊的な?時空を超える的な?などなど、気になって読み進めましたが、途中からはそれよりも人生の選択や人との繋がりに気持ちが動きました。 さらーっと楽しみつつ、そして考えを巡らせつつ読める作品でした。
13投稿日: 2024.12.11
powered by ブクログ人生生きてれば上手くいかないこととか、辛いこととか、攻撃してくる人に出会うこともあると思うけど、そういう時にも周りに助けてくれたり心配してくれている人がいることを忘れないようにしたい。そういう人にきちんと感謝ができる人でありたいと思う。
2投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
挫折もいつかは懐かしい過去になっていく。 辛い記憶に蓋をする必要はないんだね。 「突然現れた見ず知らずの男の子は 三ヶ月ほどで大切な兄になった」 この言葉が、本当に、好き。
1投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
瀬尾さんの小説の登場人物や設定は、一見現実味がなくてファンタジーだけど、最後には違和感なくすっと受け入れられて、むしろ愛おしくなっている。振り返りたくない忘れてしまいたい、降り積もって硬くなった雪のような過去を、みるみる解かしていったお兄さんのように、この本が読んだ人の心の雪を解かしてくれる。
3投稿日: 2024.11.15
powered by ブクログ結婚を目前に控えたさくらの前に、おにいさんと名乗る青年が現れ、さくらの現在、過去を整理していく物語。実際はおにいさんではなく、過去に教員を1年ほどしていた時の恩人(校長)の息子であり、意外にも現在に大きく関わっていく。誰にだって辿ってきた過去を経ての、今の自分があり、折り合いをつけて生きている。自分にとって嫌な過去でも周りの人からみればよくあることなのかもしれない。そしてその時々で関わってきた人々は自分が思い込んでいるイメージのままではないかもしれないことを学んだ。 「思い描いた通りに生きなくたっていい。つらいのなら他の道を選んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから」(教員時代の校長)
3投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログいきなり現れる主人公のおにいさんだと名乗る男の子。 この人は一体誰なのだろう、と考えながら読む時間が楽しかった。
2投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログ36才の主人公さくらが結婚することになった時、突然現れた24才の兄を自称する青年が現れる。名前も知らない青年に混乱するさくらだが、すぐ馴染んでしまう。こちらも違和感を持ちながら読み進めて行く。 不思議な設定だが、さくらと同様に結婚相手の山田さんもすんなり受け入れて行く。さくらと山田さんの関係が、年下の兄によってどんどん近づいて行く。徐々に正体が明らかになるにつれて、さくらの苦い思い出も語られて行く。ついに正体が明らかになる。自称兄も辛い過去をさくらに救われたようで、読み終えて暖かい気持ちにさせられる。
59投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログ数時間で読了。 さくらがこころの奥底に閉まっていた忘れたい過去を時間をかけて取り出す事ができてよかったと思った。
2投稿日: 2024.10.23
powered by ブクログはじめから違和感満載で始まる。まあ意図してそんな話だけど。しばらく頭にハテナが付いたまま進んでいく。お兄さんを皆が不思議と受け入れていくし、設定が不思議なのでファンタジーなのかと読み進める。 のんびりとした兄妹の関係、山田さん家族との絡みも不快感も不安感も感じない。ミステリーではないものね。良い意味でみんないい人ばかりだ。 お兄さんの正体にはあまりびっくりしなかったが、納得はできた。 山田さんに対してさくらがちゃんと恋愛感情を持っていたのはほっとした。悪い相手ではないけどなんとなく結婚しそうだったので破談しそうでハラハラした。朴訥な山田さんがお兄さんによって変化していくのも良かったがもっとクローズアップされても良かったかも。 若い人からの影響というのは自分も共感できる。
13投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログ辛い過去にも思い返せば春があったっていうのが非現実的かつお手本のような美談で、心に響かなかった。 私には辛いときに手を差し伸べてくれる人がいなかった。辛い過去は辛い過去として整理していて、それ以上でもそれ以下でもない。春がない辛い過去があっても、今が春ならいいと思う。
1投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ年下のお兄さんが突然出現する ん〜ミステリー好きの自分としては まったりとしていて静かなストーリーだったな、という感想 お兄さんは結局誰だったのか、が 意外性を持たなくて 残念
1投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログ凄く素敵な作品に出会いました。瀬尾まいこワールド全開で私の心に癒しを与えてくれました。 間も無く結婚する主人公の前に現れた、12歳年下なのに自称兄と言い切る名前を名乗らない男。普通なら騙され酷い目に遭わされるのではと思いますが、瀬尾まいこさんならそんなはずはないと思いながら読み進めました。流石の内容でした。毎日自分の思うようになるわけ無いけど、それでも何とかしながら、誰かに助けてもらいながら生きています。支えてくれている人達に感謝することを忘れずに、そして、思い描いたように生きなくたって良い。辛いのなら他の道を進んだって良いんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから、の言葉忘れずに過ごします。
2投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログ年下のお兄さん??訳がわからず読み進めていたが、謎が解けた時はスッキリ! 誰しも思い出したくない過去があり、封印してしまうことがある。本作品で主人公は、信頼している人と共に過去を思い出していくのだが、自分が想像していた苦しみはなく、静かにそしてゆっくりと思い出は広がっていき、すてきな出会いや出来事も一緒に思い出されていくのだった。なんとも素敵なお話だった。後半に一気に心が温かくなった。
44投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログ人の優しさに心が温まるストーリーでした。 どんな大人もしんどい記憶のない人はいない。それを話せる人、聞いてくれる人がいることは幸せなことだと思う。
2投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
心に残った文章 「誰だって、今日までをただそのまま歩いてきたわけじゃない。いろんなものに折り合いをつけて、何かを手放したり何かに苦悩したりしながら、生きていく方法を見出してきたのだ。」
2投稿日: 2024.09.13
powered by ブクログ結婚を控えたさくらの前に突然現れた、明らかな年下な「兄」と名乗る男性。 奇妙な設定ですが、ミステリーでもSFでもなかったのが良かったです。 その兄の空気を読まない言動のおかげで、さくら自身が変わり婚約者の山田さんも変わっていったと思います。 どこかバリアを張っているような空気が溶けていっている様が、とても微笑ましかったです。 そして、兄の正体が分かるにつれて、さくらが封印していた13年前の過去と向き合うことに。 そうすることで、どこか俯瞰し冷めているようなさくらは自分を取り戻していく… だからこそタイトルが「春、戻る」なのかと奥深さを感じました。 全体を通して、兄のキャラクターのおかげで不思議と力が抜ける感じが良かった 【読了短歌】 夢やぶれ 散ったさくらの 細枝を 見守る愛で 春、また戻る
17投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログ結婚を控えたさくらの前に現れた、自らを兄と名乗る人物。何これ?不思議な話だな〜と思いながら読み進めて、最後にはほっこり。誰かを想ったり心配したりする気持ちの温かさに気づかせてもらえた作品でした。
48投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログ結婚を控えたさくら。そこに突如と現れた"お兄ちゃん"。さくらはお兄ちゃんという存在に呆れたり、怪しがったりしつつも、どこか懐かしみを持っていて、それが紐解けた時に温かい気持ちになった。 「思い描いたように生きなくたっていい。つらいのなら他の道を進んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから」この言葉は1番心に残った。
1投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「おにいさん」の正体が後半まで分からなくてドキドキだったが、正体が分かった時にどこかほっこりした気分になった。「思い通りに生きなくたっていい、つらいのなら他の道に進んだっていい。自分が幸せだと感じられることが1番だ。」今の私にもピッタリな言葉で刺さった。来年の春から、私も先生といわれる職業に就き、子供に勉強を教えなければならない。不安なことも悩みも今、たくさんある。もし悩んで行き詰まった時、校長先生の言葉を思い出したいと思った。
2投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
突然現れた、明らかに自分より年下なのに「お兄ちゃん」と名乗る青年。 お兄ちゃんと過ごす時間は懐かしさは感じるものの誰かわからず、、 最後に正体が分かった時心がほわっと温かくなった。 家族の存在も大事だが、その形にとらわれるのではなく、自分のことをこんなにも気に掛けてくれる存在がいることがありがたいなと感じた。 読んでいてグッときた名言↓ 思い描いた通りに生きなくたっていい。辛いのなら他の道を選んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが1番なんだから。
2投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ思い出したくなかった苦しい思い出と そこに居た忘れたくはない温かい人たちの存在。 どんな時も真剣に頑張っている人の周りには 1人くらいちゃんと見てくれてる人がいるんだ、 と信じさせてくれるお話だった。 挫折したり、行き詰まったり、 人生の迷子になったときに この人たちの言葉がそっと応援してくれそう。 みんなの校長先生、だな。
1投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログ特に特別な事件は起きないけどどんどん読めてしまう話でした。でも、最後では謎だったところが分かりすっきりしました。短いけどとても面白い本でした。
58投稿日: 2024.07.12
powered by ブクログ瀬尾まいこさんの作品、2冊目。 大きな出来事はなく淡々と過ごしていく物語なのに気づいたら世界観に引き込まれている感覚。 そして最後、さくらの過去に触れて、一気にそれまで謎だった部分がクリアになっていって、気持ちよく読破できた。 「私も、自分で思い描いた未来を歩くために、もがいていた。自分で決めたはずなのに、その道を歩くのが困難だった。でも、描いていた道を降りてから、見つけたものはたくさんある。(p.177)」 無意識のうちに自分が引いたレールに乗ることに必死になってしまうことがあるけれど、そのレールっていつ降り立っていいし、降りてから開ける未来はあるんだよなぁと考えさせられた。 苦しい時にそのことを言葉で伝えてくれた校長先生のような存在に、自分もいつかなれたら、と思った。
4投稿日: 2024.07.11
powered by ブクログ表紙の色味がきれいで気になって読んだ 出だしからお兄さんが気になりすぎてどんどん読めた、序盤の方がわくわく読めた
3投稿日: 2024.07.10
powered by ブクログ瀬尾まいこさんの作品は一貫して家族という最小限の共同体を描く。 それも、絶望的な悲劇やアクシデントなしに穏やかに核心を突いてくる。 本作も、謎の「お兄さん」に誘われるように飄々と物語は進んでいく。 お兄さんや和菓子屋の婚約者といった魅力的なキャラ配置によって退屈せず読み進められる。 職人によって淡々と細やかな技術を駆使して作り出され、読後にはさらりとした甘みが広がる、まさに和菓子のような作品。
2投稿日: 2024.06.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
突然現れた年下の男の子が「兄」と名乗る。全然意味が分からないことだけど、さくらも山田さんもすみれも、みんな自然と受け入れて話が進んでいく。 男の子の正体は何だろうと、あれこれ考えながら読んだ。分かったときにはほっこりあたたかい気持ちになった。 みんな、その人が目の前にいて、共に過ごしていることだけを見てる。名前を知らなくたって、年下の兄ということに対しても、さほど疑問も持たずに、そういうこともあるよね、と受け入れている。 知らないことがいっぱいでも、それでいいじゃない、今ここに一緒にいるんだからっていう関係、表面的な関わりだけじゃない、知らなくても率直な気持ち、踏み込んだ話ができてしまう関係、そういうのいいなって思った。 でもそれは、「兄」のもつ人柄やチカラなんだろうな。 考えなしに無茶苦茶やっているようで、きちんと相手を見ているし、相手の為を考えているし、相手の話を覚えてる。 最後の章で、「おにいさん」から「お兄さん」になってたの、さくらが「兄」だと認めることができたんだな、って嬉しかった。 思い通りに行かなくたって、みんなが幸せだと思える道を歩めたらいいな。自分も。
0投稿日: 2024.06.13
powered by ブクログ突然現れた「兄」を名乗る年下の男の子。 だんだん生活に溶け込んでいくが、依然として何者かわからないまま。 しかし、何気ない生活から記憶が呼び戻されて。。。 心温まるストーリー。
17投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログ思い描いた通りにならなくたって、いつかの自分が良いと思えたらそれでいいんだって教えてもらった。 人生にはどんなに頑張っても努力しても報われない時間が確かにあって、 でも辛いことや挫折、思い出したくない過去も、 それがあったからさくらは山田さんと出会えた しっかりと自分の幸せを掴んだ 辛いと思ってた場所が2人の思い出の場所になる瞬間がとてもよかった! 辛いことがあった時、 きっと幸せになるために試練を与えられてるんだ! なるようになるんだ!って思いながら乗り越えた日々を思い出すような作品でした。
2投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
設定がおもしろい。お兄さんの謎が気になりながらすらすら読んでいけます。教員をしていた1年のトラウマを克服する、というテーマを含んでいたのかなと思います。みなさんが言うように、和菓子屋の婚約者さんがとてもいい味出してると思います。
3投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログお兄さんの正体をずっと考えながら読み進めました。あらゆる可能性を考えては、あれでもない、これでは矛盾する…などなど。 最後の最後にやっと分かって、なるほど!と。 その展開は予想出来ませんでした。 主人公と歳が近いので、色々感じるところが共感出来ました。辛かったね。大変だったね…。 さくらが最後幸せになれて良かったです。
18投稿日: 2024.05.29
powered by ブクログ失敗したり、うまくいかないことが続いて落ち込んだり…負の連鎖が続いて、穴に落ちて行くような孤独感。 でも、もしかしたら自分の近くにいる誰か、自分自身も気づいていないような誰かが味方になってくれているのかもしれない、ひっそりと応援してくれているのかもしれないと思わせてくれる作品。
4投稿日: 2024.05.23
powered by ブクログ1回目は、「おにいさん」の正体が知りたくて、超 高速読み(笑) 2回目は、じっくり味わうように読む。 突如現れた謎の人物「おにいさん」。 年下かつ名前も明かさない状態で、信頼関係が築かれるのを待たずに、次々と一歩踏み込んだコミュニケーションや行動を取っていく。。 最後まで、読み終え、全体像が見えた時、何となくで結婚しようとしていた"妹"の将来を危惧し、最高の人生の伴侶(はんりょ)だと本人達が確信するまで導いた、「おにいさん」の粘り強さと信念に、心を揺さぶられた。 こんなに想ってくれる存在が居るということ。 実の家族以外で、お兄ちゃん、お姉ちゃんと呼べる関係性。感謝、恩返しのカタチ。 過去を清算し、新たな再スタートを切る心地良さがどんと伝わってきた作品。 ここぞという時に、良き相談相手になれる人でありたい。 #人との交わり #感謝のカタチ #感動の一冊
3投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログ瀬尾さんの作品なので、 楽しみにしていましたが、 期待が大き過ぎたかも。 突然現れた年下のお兄さん。 うーん。 主人公は、それを受け入れてましたが、 その展開についていけないまま 終わってしまった。
13投稿日: 2024.05.16
powered by ブクログ読み終わった後心がぽかぽかする。 まさに今求めてた読後感すぎて幸せ。 短めのお話で読みやすいのもあるけどなによりずっとおにいちゃんて誰やねんすぎて正体が早く知りたくて絶対高速で読み進めたくなる! そしてとりあえず出てくる登場人物達がどれもみんなあったかい人達すぎて読んでて変な安心感がずっとある。さくらが校長先生と過ごした日々のエピソードもっと詳しく知りたかったなあ。絶対ほくほくした思い出ばっかりなはず! こんなあったかい人達に囲まれてさくらは幸せな奴だなあ。心に留めておきたいいい言葉達もたくさん出てきて本棚に保管しておきたい作品!
9投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログいきなり年下の男の子が兄と名乗るのが面白い設定だと感じた。おにいさんが、失敗したあんかけ小豆丼を最後まで食べきったのが好印象だった。最後におにいさんの正体が分かり、なんだか心が温かくなった。6年間も何も言わずに見守ってくれていたなんて兄妹愛はすごいと思った。
1投稿日: 2024.04.28
powered by ブクログ結婚を間近に控えた女性(さくら)の前に突如として現れた、自称「兄」。 年下に見える、知らない「おにいさん」との物語。 ミステリーにもサスペンスにも、ともすれば三角関係を描くラブストーリーにもなり得る設定だが、 ジャンルはハートフルな家族小説といったところ。 ナゾな兄の言動が物語を半ば強引にグイグイと 引っ張り、心に傷を持つさくらにも温かい春風を 吹かせる。 200ページと少なめで、気づけば読了してました。
14投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログすごく温かい作品だった。 「その道が辛いのなら逃げてもいい。自分が幸せだと感じられることが一番大事。」って素敵だなぁ。 ただ辛くて苦しいだけだと思っていた思い出が、誰かと話すことで実は楽しいことや素晴らしい出来事も沢山あったんだって気づけた所も素敵。 あれこれ求めず飾らないさくらと、いつもおおらかで温かい山田さんは絶対いい夫婦になると思う。 解説で「人間誰しもしんどい思い出はあるけれど、そこから解き放たれる希望を与えてくれるのが瀬尾まいこさんの作品」と書かれていて、著者の他の作品も色々読んでみたくなった!
8投稿日: 2024.04.15
powered by ブクログ“春、戻る”この題名は、どんな意味を持つのかな?夏も冬もずっと前から思っていた。 読めば判ると、でもこの本は春に読みたかった。 主人公のさくらには、婚約者がいる。 母親の知人に紹介され、何度か会った。ワクワクもドキドキもなく苦手な所の無いいい人。さくらは“もう年だし結婚したい”と思っている。相手は和菓子屋の息子。 哲生と結婚したら、将来は和菓子屋の女将だ。 双方の身内は、二人の結婚を望んでいる。お見合い結婚って、こんな感じ? そんな時突然「さくらの兄だ」、と年下の男の子が現れた! 年下なのにお兄さん?そんなことは・・・あり得ない! 兄だと言い切るこの人は誰なの? その兄は、和菓子屋と、哲生と、さくらの仲を取り持つように、図々しく分け入っていく。そしてさくらが蓋をした過去に遡ろうとして・・・・ ――やりたい事とできる事は違う―― それでも、できるようになりたい! あの傷は、さくらが自分で記憶の箱に鍵をかけたのかも知れない。 記憶の箱に、兄は入っていたのか? もう少しでやっと、氷は溶ける。 そして、さくらの記憶も 「春、戻る」 2024、4、14 読了
60投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログ面白かった!ひととひととの関係は、関係の名前が深めるのではない。その場で仲良くなることもできる。そのひとのことを詳しく知っていることが、仲良くなるために必ずしも必要ではない。あたたかい気持ちになれる春の小説だった。主人公は36歳。穏やかな気持ちになれた。
8投稿日: 2024.04.05
powered by ブクログ突然現れたおにいさんとなんだかんだ一緒に過ごす主人公も、その状況をすんなり受け入れる周りも面白い笑 おにいさんの人柄も素敵。 何気ない日常が描かれてて好き。水饅頭とネギと鰹節の炒飯と具沢山のきんぴらが食べたくなった。
1投稿日: 2024.04.01
powered by ブクログ辛い期間にも、支えてくれた人や楽しい思い出があったって後から気づくそんなことが書かれたお話で、日常の幸せを大切にしようと思えました。
1投稿日: 2024.04.01
powered by ブクログ家族とは、人生とは、人との繋がりとは そんなことを考えさせられる作品でした。 とんでもなくあたたかい話かと言えばそうでは無いけれど、読み終わった今なぜか懐かしいような心のどこかに触れる、優しい気持ちになりました。 初めの入りが一気に小説の世界に踏み込ませるなぁと思います。
4投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ突然現れたひとまわり年下の"おにいさん"が気になってしょうがない。次第にその存在に慣れてきて受け入れるが...やっぱ気になる!!あなたは一体誰?気づいたら瀬尾さんの世界に引き込まれて一気読みしてしまいました。
5投稿日: 2024.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
猛烈に和菓子が食べたくなった。正体がわかってからは、「おにいさん」が「お兄さん」になっていたり、所々言ってることで笑ったり涙が浮かんできたり、優しいお話だった。バトンより先に読み終えてしまったけど、すっきりした。幸せな気持ちになった。
1投稿日: 2024.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
温かい、優しい物語。 「思い描いたように生きなくていい。つらいのなら他の道を選んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから」という言葉が、優しくて、素敵だなと思った。
2投稿日: 2024.03.07
powered by ブクログ私が好きな瀬尾まいこの文体で、なんやかんや素直に流されちゃう主人公と中身がざっくりしてる訳じゃないけど割と突拍子もない言動をサクサクしちゃうおにいさん。幸福な食卓の兄妹に似てる。
1投稿日: 2024.02.24
powered by ブクログおにいさんは本当は誰なのか?気になってワクワクしてあっという間に読んでしまった。 途中から、おにいさんはひとりっ子だと言うので、明らかにお兄さんじゃないじゃないかと思ったが、さくらを6年間も心配して見守り続けたおにいさんは、心は本当のお兄さんになった気持ちだったのかもしれない。 おにいさんとさくらのかけあいも面白いし、結婚相手の山田さんがずっと年下の男の子をお兄さんと呼んで慕ってるところも、人柄の良さが伺えてほんわかする。
6投稿日: 2024.02.11
powered by ブクログもしも突然、「兄」を名乗る男が目の前に現れ、姿形に見覚えが無く、しかも明らかに年下だとしたらー私は物理的に逃げ出すか、警察に通報のどちらかでしょうね。 しかし現れた兄は恐ろしいほどの飄々としたキャラクターで主人公である「妹」の警戒を解いていき、婚約者やその実家とさえ打ち解けて(いや山田家いい人過ぎるやろ)、「兄」としてのポジションを確立していきます。果たしてこの話、どこまでファンタジーなのかしらと読者たるこちらはなんだかハラハラしてくるのですが、落とし所は大変現実的でハートウォームでした。ああよかった、この手の話、大好きです。 登場人物みんなが温かくて、でも脳天気に生きてきたわけでは無い。誰かの傷を誰かがそっと癒やし、その連鎖で世界はつながっていく。こちらまで優しい気持ちさせてくれる、可憐な1冊でした。
4投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読了してやっとハートフルな物語だったのか、と思えたけど。前半で少しイライラ。もしや苦手なファンタジー系か?と疑ったりもして。最後までどういうこと?を引っ張られて読了できたけど自分の好みではないかな。婚約者の山田さんがいい人できっとこの人なら平凡ながらも幸せな結婚生活になることが予想できるからそこは良かったと思えた。
3投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ風変わりな設定だったけど、最後にはおにいさんの正体もわかって、ほっこりした。 仲良くなるのって時間の長さじゃないし、血の繋がりの家族じゃなくても、自分を見守っていてくれる存在がいるってとてもありがたい事だなぁと思う。 辛い事も聞いてくれる存在がいると楽になったり、消化できたりする。 そういう存在に感謝しながら、今を大切にしたいと思える作品でした。
1投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ瀬尾まいこさんらしい少し変わった設定の物語。そして,出てくる人々が皆優しい。 なぞの「お兄さん」の正体が明らかになりそうだけど,思い出したくないという気持ち,その状況は苦しいけれど,思い出すことで過去を乗り越えられた主人公。人のつながりの温かさを感じた。
3投稿日: 2024.01.23
powered by ブクログおもしろかった 瀬尾さんの突然現れる気持ちいいキャラの人はいつも好きになる 飄々としてるキャラが良くっていつも引き込まれます 婚約者の方もすごく良くて、 2人が近づいていくのが嬉しくなった お兄さんの姿が浮かんで、 3人で料理する姿が浮かんで、 映画を見てるような気がした
2投稿日: 2024.01.12
powered by ブクログ2023.12.30 一ヶ月しかないのに大丈夫かな 一ヶ月もあれば十分。それだけ時間があれば、僕だったら新しい手品を三つは身につけられるよ
2投稿日: 2023.12.30
powered by ブクログ2023年59冊目。 ふゆイチで紹介されていた一冊。 結婚を控えているさくらの前に突然現れた年下のおにいさん。おにいさんの正体が誰だか分からないまま物語は進む。読んでいて違和感の様ななんとも言えない不思議な感覚。 「思い描いたように生きなくたっていい。つらいのなら他の道を進んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが1番なんだから」この言葉、すごく救われる。 ラストはものすごく温かい気持ちになれた一冊。
2投稿日: 2023.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
正体のわからない謎のお兄さんが、最終的に記憶と繋がっていくのが良かった。 教師をしていてしんどかった1年間。自分と照らし合わせ読むのが辛くなった。 「思い描いたとおりに生きなくたっていい。つらいのなら他の道を進んだっていい。自分が幸せだと感じられることが1番なんだから」 この言葉を次は僕が誰かにかけてあげられるような人間に成長できたらいいなと思う。
2投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログずっと不思議な感覚で話が進んでいく。 突然現れた“おにいさん”が正体をあかさないところも、さくらがそれを受け入れているところも、山田さんもすみれもすんなり受け入れているところも、わけがわからない。 それなのに、ぽつぽつと胸を打つ言葉とともに、雪が融けるようにいろんなことが明らかになる後半は、じんわりと心が温かく、目頭が熱くなる。 繰り返しになるけれど、なんとも不思議な読後感の素敵な小説だった。
1投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
望月さくら 三十六歳。通っている料理教室に突然兄と名乗る男が現れる。六月に結婚する。小さな卸売会社に事務員として十二年勤めていたが結婚のために退職。十三年前に一年だけ小学校で教師をしていた。母親の通う太極拳教室の先生に山田を紹介される。 兄 さくらの兄を名乗る。二十四歳。医療器具の会社の営業。 山田哲生 さくらの結婚相手。和菓子屋「春日庵」を営んでいる。 すみれ さくらの三つ年下の妹。 さやか すみれの娘。さくらの姪。幼稚園に入園。 小森 さくらが教師をしていた小学校の校長。
1投稿日: 2023.12.07
powered by ブクログ結婚前のさくらの前に、ある日、兄だという12歳年下の男の子が現れ、名前も名乗らないまま、あれこれ世話を焼き始める。結婚相手の山田さんとその両親が営む団子屋にもやって来て、和菓子を買い込んで帰ったり、料理を教えに来たり、そのうち、さくらと山田さんのデートにまでついてきて、山田さんとも馴染んでしまう。 一体、お兄さんは誰なのか、頭の中にクエスチョンマークを浮かべつつ、読み進めると、さくらの封印していた過去が明かされる。 13年前に1年だけ赴任した小学校での経験が辛すぎて、記憶に蓋をしてしまっていたさくら。 お兄さんが作ってくれた懐かしい"きんぴら"の味で、当時のこと、お兄さんの名前を思い出す。 その時にお世話になった校長先生が、ずっとさくらのことを気にしてくれていたこと、お兄さん自身もさくらのお陰で外に出られたことなど、人との出会いの不思議と、人の温かさを感じるストーリー。
44投稿日: 2023.10.20
powered by ブクログ道に迷っている方に、是非読んで頂きたい一冊。 兄と名乗る青年の正体がまったく掴めず、迷路に入ったように混乱しながら、読み進めた。後半から徐々に青年の温かさが分かるようになり、ラスト30ページあたりからは、感動の嵐だった。 チェーン店ではなく、個人で和菓子を作っているお店で和菓子を買って、食べたくなった。大福、おはぎ、柏餅・・・。物語に出てくるお菓子は、どれもおいしそうで、人の温かさが伝わってきた。 大きな職場より、小さく温かいお店。大きな社会的地位より、地に足の着いた地道な仕事。うちより美味しい和菓子はない、とこの仕事を継ぐことに決めた山田さんが大好きになった。 「思い描いた通りに生きなくたっていい。辛いのなら他の道を選んだっていい。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから」 このフレーズに感激した。一生忘れないだろう。
18投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ人との出逢いはタイミングで色々変化していくと感じた。初めてだけじゃなく、忘れてしまった位時間が経過した2度目の出会いも。人と会話して一緒に行動する、ご飯を食べる。自分にとって大切な人になればなおさら尊いことだと思わせてくれる本。
1投稿日: 2023.09.26
powered by ブクログ瀬尾さんワールド全開の優しく温かいお話でした。 突然、覚えのない男の人に兄だと名乗られ 警戒しながらも、その人のペースに乗ってしまっているさくらや 疑いもせず12歳も歳下なのに兄だと名乗るのを疑わず受け入れる婚約者の山田さん。 突然の彼の存在が温かで穏やかだけど、 少し盛り上がりにかける二人の間に少しづつスパイスが加わり 本当に大事な存在だと認識するのも みていて微笑ましい。 気にかけてくれる人がいるのは気持ちが温かく、安心するもので 予想通りにいかなくても幸せに思えるならそれでいい という恩師の言葉がとても素敵だなと思いました。
8投稿日: 2023.09.15
powered by ブクログ結婚を控えたさくらの前に、兄を名乗る青年が突然現れた。彼は何者で目的は何なのか。彼に振り回されながら、さくらはこれからの生き方を模索していく。 瀬尾まいこらしい、淡々としたキャラクターとやさしいストーリー。でも、この作品は少し淡々としすぎていたような?
0投稿日: 2023.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「おにいさん」の過去の話に、思わず涙ぐんだ。 本屋大賞を受賞した「そしてバトンは渡された」にあまり乗り切れなかった私にとって、久しぶりの瀬尾まいこさんはちょっとドキドキしながらも、すぐに読み終わってしまった。 そしてバトンは渡されたは、なんだか無駄に長いような気がしたけれど、春、戻るはするする読むことができた。最初は「おにいさん」(12歳年下)を訝しんでいたさくらが、完全に「おにいさん」のペースに乗せられていっているのがちょっと笑える。 さすがにおにいさんも、彼女に二股なんじゃないかと疑われた時は焦ると思ったら、妙な落ち着き。おにいさんらしいけど、さくらだけ慌ててるのがなんだかかわいそうだった。 おにいさんの正体は、〇〇の子供だったんだ。面白かった。
10投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログ私もこれまでの人生で「先に生まれた方が兄というシステム」を導入しています。 だから普通はついていけないお話なんですが、物語の半分くらいのところで、違うシステムを導入しつつある自分に気づきました。原稿用紙を何十枚か費やせば、人のこれまでの思い込みも割とたやすくひっくりかえるんだなという発見でした。いや…これがプロのなせるワザですね。あっという間に読めます。いやさすがに息継ぎは要るか……(笑)。
3投稿日: 2023.07.05
powered by ブクログ結婚間近のある日、どう見ても年下の男性が「兄」を名乗っていきなり現れる、という始まりから一気に引き込まれました。 主人公もお兄さんも互いに同時期に孤独を抱えていたのかもしれないけど、お互いがお互いを大切に思って良い関係が実はずっと続いてたというのが素敵。 戸惑う主人公とは反対に、そんなお兄さんをすんなり受け入れる婚約者や妹もいいキャラをしてて、その対比でお兄さんや主人公のキャラクターが引き立っていた。
3投稿日: 2023.06.29
powered by ブクログ年下の、突然現れたお兄さん。普通は誰なんだ?と躍起になってタネを明かそうとするのに心穏やかなまま読み進められる雰囲気は流石瀬尾まいこさん。あたたかいストーリーが胸に沁みる一冊です。
3投稿日: 2023.06.27
