
総合評価
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powered by ブクログMr.Children永遠を聴き込んで、読んでみたいって思いました。別れはこの上なくつらいけど、人を想うということは、心を豊かにしますね。
0投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人の何十倍もの早さで年老いる病気を発症した美咲と、プロのカメラマンを目指す晴人の切ない恋物語。 年老いた姿をみられたくないと晴人を遠ざける美咲の心情が辛い。 美咲をサポートする兄の貴司やその妻綾乃も、なにかしてやれることはないだろうかと焦燥を感じながらも見守るしかできない。 もし自分や周りにいる家族、友達が同じ状況になってしまったら、と想像せずにはいられなかった。 美咲と晴人の最後の会話は切なかったが、この物語の儚さと美しさが詰まっていた。 大切な人との別れはいつやってくるかわからないから悔いを残さないようにしようと改めて思わせてくれる。 ただ登場人物のキャラが一人一人はっきりしているため小説よりも映像で観たほうがより楽しめたかも。
17投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ泣けるとの口コミ。評価も高かったので読んでみた。 確かに、読者が泣けるように強弱をつけられたストーリーや構成は、読み手の感動をうまく引き出しているように思う。 しかし、私自身は、筆者の表現方法に疑問を感じる場面も少なくなかった。 読者の感動を誘うために、ことさら「老は醜いものであると」思わせ、悲しさや絶望を煽る書き方は読んでいて不快感や怒り、悲しみを感じる人もいるのではないかと思う。 若さを失う辛さが、「老いに対する侮蔑」以外の方法でうまく表現されていたら、純粋にもっと感動できたので、そこは残念だった。
0投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログとても悲しくて優しくて儚くて心が暖かくなる。 内容は全てネタバレになりますので、書きませんが本当に涙が止まりませんでした。 大切な人のことを思いながら読んで欲しい恋愛小説です。
1投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ悲しい話だった。 桜はすぐに散ってしまうけど、本当は桜自身もずっと綺麗に咲いていたい。けど、すぐに散ってしまうからこそ、とても特別で綺麗なんだと思う。 後悔しない生き方をしたい。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ大切な人がいる方にはとにかく読んでいただきたいです。 大切な誰かと過ごすときの些細な仕草、発した言葉、たわいもない表情、傷つけてしまった時の心の痛み。 いいことも悪いことも、次の日には2度とやってこないかもしれないということを強く思いました。 あるとき、「1人で生きたい」なんて思ってしまった自分は浅はかだったなと感じます。 僕はすでに大切な誰かと共に生きているし、これからも大切な誰かと生き続けることができる現実を噛み締めていく義務があるなと実感しました。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ病は、どんな人にも他人事じゃない恐怖で、でも自分ごととして考えられない、いざ身に降かかるまでどうしても遠く感じてしまうような、そんな心情をすごくすごく胸に迫らせられる文章。苦しくて悲しくてやるせない、だけどとても幸せな時間もそこにある恋愛物語で、毎日を大切に噛み締めて生きようとおもった。
0投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ステキな恋愛が始まる予感からの急速な病いと 老い。頭から襲いかかるような悲しみの中、 読み進めるしかできませんでした。 あまりにも残酷で悲しすぎます。 病気で老いて衰弱していく様子を愛する人に見せたくはない。絶対に見せたくない、合わせる顔がない。 そして別れを選ぶ…しかも相手を裏切るような別れ方。私なら本当のことを言って相手を困らせてしまうかもしれない。彼女ほど私は強くない… 最後に個展に杖をついていく。最後の最後のお別れ。会いたい。 きっと分からない、分かるはずもない 変わり果てた姿でも会えて良かった。 その時彼が気が付かず、後に桜の帽子で気がついた物語の流れに悲しくて悲しくて、しばらく大号泣でした。 物語を読み終わり、現実の日常生活でも 「さくら」と言うワードが耳に入ってくる度に、 どんな場所でも泣いてしまい、自分でも呆れました。
2投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ号泣。ティッシュ10枚。 書き下ろしの文庫から、映画とかいろいろできたみたいです。 映画はミスチルの主題歌がはまってて見たいなと思ってるけどきっと映画も号泣でしょう。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あまり恋愛小説は読まないけどおすすめされ読了。 結果読んでよかった!! すごく読みやすくて読書を普段しない人にも おすすめしやすいなと思った。 ある程度予想していたけど 後半からは一気に読んで、号泣。 途中、読むのがつらいぐらいでした。。。 最後少しは再会出来るかな?と思っていた けど結局気づかずで、そりゃそうか。。 と思い辛くなった。 登場人物達の気持ちを考えると胸が痛くなりました。
0投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ過去記録 前半は結構退屈で、中盤辺りから一気に面白くなった気がする 再会の場面は衝撃的で、悲しくて、切なくて、そこだけ強烈に記憶に残っている 本を読んで久しぶりに涙した
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
〜1周目〜 2021.11.02 表面的なところを取り繕っているというような感じがした。 展開が少し予想できてしまったということもある。 もう少しサブキャラを強くすると濃い物語になりそうだなと思った。
0投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログめちゃくちゃ号泣。実際に存在する病気でかなり残酷。美咲の気持ちになると胸が痛い、途中から涙が止まらなくなってティッシュ片手に読み進めた。写真展の後の美咲と晴人が会うシーンは辛かったけど、美咲が前向きに捉えていたのもまた涙が溢れる。最後は晴人くんも前を向いて進めたようで好きな締めくくりだった。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ私は服飾の道を志しており、「ずっと若くいたい、若くいられるように」という思いや野心、美学を持っている。 それが当たり前の考えで、自分の思い。 ヒロインにもきっとそんな思いがあって。 そんな中発症してしまった病気から、 若いであろう24歳での1分1秒、自分にとっての美、楽しむ心、描いている将来 その全てが奪われてしまう。もし仮に私がそのような状態になってしまったら死にたいとしか思えなくなると思う。 小説は客観視しかできない読み物だ。 私はこの小説を通し、一生懸命自分の時間と美を惜しまず生きていこうと思う。 心から、この小説に出会えて良かったと思った。
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログシーンが想像しやすい描写で読みやすく良かったのですが、冒頭の文章で展開が分かってしまうのがやや勿体無い気も… 不器用ながらに好きな人のために一生懸命な晴人とその想いに惹かれる美咲の2人に青春だなぁと思っていたのも束の間、中盤からは同じ女性として、兄妹がいる者として美咲に感情移入してしまい何度も涙ぐみながら読み進めました。 前向きな締め方だったものの読み終えた後も少し複雑な心境… 恋人がいる方は特に今を過ごす大切さを強く教えてくれる作品だと思います。
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ高校生のころに読んですごく感動したことを覚えていて、また読んでみた 当時とは違った感情が読んでて沸いたが、なんとも切なく、人の優しさや、虚しさなどが描写されていてそれぞれの章に心動かされるものがある 特に、兄が美咲を救うと誓ったところ、ずっと変わることを恐れていた美咲が晴人の写真をみて、風景や思い出は変わることなく心に残り続けると気づくシーンがお気に入りだ 当たり前の日常を大切にし、容姿ばかりを気にするのではなく人としての温かさを育んで行きたいと感じる作品です
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とっっても読みやすい。サクサクいけるし泣ける。 耳たぶ切られるのは普通に痛そう。 兄が妹のために高額な治療費をかけた病院が詐欺だった時は絶望した。
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ美咲も、晴人も、貴司も、綾乃も、全員優しすぎるぐらいに優しい。自分が美咲の立場だったら…なんて想像もできないけど、美しいままで記憶に残りたい、残したい気持ちはなんとなく共感できる。
1投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログhttps://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00060230
0投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログ高校生の時に読んですっごい泣いたの覚えてる。ドラマ版は妹が酷評していたから見てないけど笑 小説は切な過ぎてポロポロ涙出した気がする〜 生きる時間をテーマにしてたな
35投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログこれまで読んだ方の中で一番泣いた。最後の方で泣くべきなはずだけど中盤くらいからずっと泣いてた。個人的に自分の経験と重ね合わせてしまっていろんな思いが入り混じり切なくも愛おしい、そんな読書体験だった、、。 とにかく切なくて涙が止まらない!
1投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
切ない。 2人の恋路はこれからだ!ってタイミングでの不治の病。年老いていく自分を受け入れられなくて、嫉妬して、周りに辛く当たって、自己嫌悪してしまう。そんな美咲を見るのが辛かった。 また、唯一の家族である美咲のためにどんな物にも縋りつき無理をする貴司も不憫で、見ていられなかった。 晴人が美咲に気づいて綺麗に終わらせる事も出来たと思うけど、気づかせないところがリアルだなって思った。多分自分だったら気づけない。晴人的には罪悪感が残る結果だけど、美咲的には晴人の中では可愛かった時の自分だけが残るから、切ないけどこれで良かったのかなって思った。
0投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログ今まで読んだ本の中で1番泣いた。 恋人の目線と、それぞれの立場からの目線で描かれた想いに涙が止まらなかった。 恋人を愛する気持ちがまっすぐで、愛するほど切なくてステキな物語だった。 写真で恩返しをするのもかっこいいと思ったし、どんな写真を飾っていたのかすごく見てみたくなった。
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログたまにこういうお話を読むのもいいな。 すごく素直な恋愛小説。 出会いは鮮烈だけど笑、女の子も男の子も、すごく素敵で、うん、素敵すぎる!!! すごく、切ないけど、最後の写真展のオチはすごくよかったし、手紙もよかったし、最初のデートの言葉が最後に出てきて、フラグ回収的な感じになるのも良かった!! 女の子が老いていく過程や周りとの葛藤は結構リアルだったけど、うーん、ここには教えが欲しいなって思った。 この子の運命的に病は治せなくても、心の面で、救いというか、うーん。生老病死とか、、いやもっといい、響くものがあるのかもしれないけど、それは光の釘を刺したいなって思ったかな、、、。
0投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋人がすごいスピードで年老いる病気を発症し、それを隠して別れを告げる。最後に会うことになるが、年老いた姿に気付かない、というまぁありきたりなストーリーなのだが、出会いから別れまで素敵な恋が描かれ、温かい気持ちになる。年老いていく彼女の切ない気持ちも泣ける。わかっていても続きが気になり、一気に読み進めた。
0投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログ美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心でカメラマンの夢を再び追いかけることにした。やがて二人は恋人同士になるが幸せな日々は美咲の難病発症のせいで長くは続かなかった。老婆になっていく姿を見せたくない美咲は一方的に別れを告げる。美咲を忘れられない晴人、兄、兄の婚約者、みんなに愛された美咲は儚くて美しい桜のような人でした。
0投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログカメラマンを目指す晴人と美容師の美咲の儚い恋のお話。誠実で真面目で少し鈍臭い好青年の晴人が一所懸命に美咲にアプローチするところから話がスタートします。晴人の感情の描き方がとても楽しくて面白くてどんどん読み進めてしまいました。ここで晴人の誠実さがしっかり心に残り、より話がグッと切ないものになっている気がします。美咲の心の葛藤も十分過ぎるほど心に深く残り、涙が止まりませんでした。美咲を支える兄の貴司と恋人の綾乃の想いも辛くグッときます。ただ淡々と時間が過ぎていきますが、それがあまりにもリアルで、本当に存在しているかのような世界観でした。頭が痛くなるほど涙流したのも久しぶりでした。鼻水も止まりませんので、一人で読むのをオススメします!
0投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ガラケー時代に流行った雰囲気のラブストーリーで 読んでいてなんだか懐かしい気分で読みましたが 物語の中ではスマホもLINEも当たり前に出てくるので不思議な気持ちでした。 なんだかんだで最後には一目でも会えるのかなぁと 思っていましたが、結局会えなかった(会えたけど気づかなかった)のが意外でした。
2投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ結末は何となく理解はしていたけど、涙が止まらなかった。私が健康で生きている日々は、決して当たり前ではないことを改めて痛感させてくれた。
0投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ5/2〜5/6 泣ける!と口コミがあったので期待したが、泣けなかった。 話の展開が早くて?、あまり感情移入できなかった。 よくある恋愛小説だなと。
3投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログリズムの良い話の流れに時間も忘れ読んじゃった。 最近聞き覚えた「点描の唄」 度々その歌を口ずさみながら〜 良い作品に出会わせてくれた友達に感謝!
0投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログこの物語にハッピーエンドはないと分かって読み進めていても、繊細で想像しやすい情景描写が感情移入しやすく、久しぶりに小説で大号泣してしまった。 感情とは反対の言葉を言ってしまったりと、対比した部分は悲しく儚かった。 最後の手紙は何度読み返しても涙なしには絶対に読めないだろう。姿形は変わってしまっても24歳の等身大がずっと消えずにある。
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人より早く置いてしまう不治の病にかかった女の子とドジで単純な男の子の話。久々に王道恋愛小説を読んでみたけど、なかなか良かった。ストーリーとしては単純明快ではあっあけど、うるっときてしまった。
0投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本は友達に貸してもらって読んでみたけど、大号泣。大号泣した本TOP2に入る。もう一度完全に記憶無くして読みたい本。 絶対一度は読んでみて欲しい。 主人公はヒロインと出会うが、ヒロインはすぐ老化してしまう病気で、それをヒロインは主人公に伝えていなかった。主人公は自分の事を避けている・嫌っているんだと勘違いしてしまうが、ヒロインはこの病気を教えたくない、こんなことになるなら、離れた方がいいんだと、距離をとっていく。そんなヒロインに対して主人公は、それでも自分はヒロインのことがもっと知りたいと思っているが… ヒロインの病気は難病で治療法がなく、ただ老いていくしかない。 そんな事がもどかしく、辛く悲しい
0投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログ2025年1冊目『桜のような僕の恋人』 もし自分が美咲だったら、晴人だったら…そう思うと胸が締めつけられる。切なくて儚い物語。読みやすく、一気に引き込まれました。
6投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ今ある幸せに目を向け、感謝できる作品。 同じ出来事でも、自身の置かれる状況が変われば、その受け取り方も異なる。ポジティブかネガティブか、その捉え方は結局、自分次第だと感じた。 兄弟がいる自分には、主人公のお兄ちゃんのやるせなさが心苦しく、思わず感情移入してしまった。 大切な人へのわがままは、決して迷惑ではない。頼ることも、時には相手への優しさであると思った。 当たり前の日常に感謝をすることは、時に難しいこともあるけれど、こういった作品を通じてその大切さを振り返るきっかけをもらえる。 今日も健康でいられることに感謝、ありがとう。
1投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ同じ女性だからこそ美咲の優しさや強さに 胸が締め付けられて涙が止まらなかった ( т т ) 読み続けるのも本当に辛かったけど 最後は綺麗な美咲のままの記憶で残せたことが 美咲の願いでもあるから良かったのかもしれない 。
4投稿日: 2025.04.21
powered by ブクログ題名を聞いた覚えがあるな、とお別れするお話は苦手なのですが読んでみることにしました。 自分に覚えのある状況ではなかったおかげで割と平静に読みました。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこんなに本気で泣けた本は初めてかもしれません。あまり恋愛ものは読みませんが、友達に勧められ読み始めました。最初はよくある恋愛ものね、と思っていましたがページを読み進めるごとに感情移入していき、最後には本気で泣いていました笑 こんなに儚く切ない恋を綺麗に文字で表現できるのが凄いなぁと思いました。桜の季節になったらまた再読したいです。
0投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログ文句無しに良かった。★5です 「君の膵臓をたべたい」「僕は明日昨日のきみとデートする」とか、タラタラした恋愛小説じゃなく、不条理が2人を別つ系の小説に弱いのかもしれない。 最後までお互いのことを想い合う2人の尊い物語にこれ以上書くことはありません。
0投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とにかく残酷で涙が出てくる。 早老症による容姿の変化、そして介助経験。 24歳という年齢から考えても、想像を絶する 辛さだと思う。自分なら耐えきれる自信がない。 そして、最後は愛する人に認識されない。 こんなことがあっていいのかと小説ではあるが 感情移入してしまった。
0投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログ小説の中の時間軸が早すぎて、ポカーーン(置いてかれてる??)と感じることがしばしば。 キレイに泣かせてくれる恋愛小説を期待してたけど、この作品はそこまでではなかった。
5投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ友達に勧められて読んだ。 タイトルからして顛末も分かっていたけど、それでも泣いちゃう。 お兄ちゃんが切り盛りする居酒屋さんも、新宿御苑の桜も、由比ヶ浜も、文章から情景が鮮やかに浮かんできて、切ない気持ちになった。 年老いていくことは自然なことで怖いことじゃないと思ってたけど、それは同じペースで年老いていく人が側にいてくれるって当たり前に思ってるからなんだって気づいた。自分1人だけだったら怖い。 一緒にシワが増えていって、腰が曲がっていって、体力的にできないことが増えていって… 「おじいちゃん、おばあちゃんになっても一緒にいよう」って本当に奇跡みたいな素敵なことなんだなぁ。
0投稿日: 2025.04.04
powered by ブクログ泣いた。久しぶりに本を読んで泣いてしまった。 まさに桜が咲こうとしている時期に読んだこともあったが、そうでなくとも、この儚い恋の切なさに涙が止まらなかっただろう。 移ろう季節に合わせて、恋人や家族の心情も移り変わっていく。そんな人の機微がうまく描かれている。
4投稿日: 2025.03.26
powered by ブクログどんでん返し的な展開はないが、難病に苦しめられる美咲とその周りの人の必死さが読んでいて辛くなる。もし自分が同じ病気だったらと考えると耐えられないし、そういう視点で読むとより響く話なのかなと思った。 最後の手紙に泣かされた
0投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ筋書きが予定調和でそこまで感情移入は出来なかったけれど、晴人に惹かれていく美咲の心理が細かく描かれていた分、病の進行には胸が締め付けられる思いだった。すぐに散ってしまうけれど記憶にはいつまでも残る、そんな桜に恋愛そのものをなぞらえる作者さんの感性が素敵。
2投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
数年前中島健人くんが出ているからという理由で映画を観たけどとりあえず号泣した記憶が…( ᵕ ᵕ̩̩ )原作があると知り買ってみたがサクサク読むことができた。 最初の恋が始まる感じはとても良かったし見ている側は楽しい(笑)当人たちはハラハラドキドキかもしれないけど(*^^*) あんな風にまっすぐに告白されたら嬉しいだろうし思わずニヤけてしまう!(しかもケンティー、、⟡.·笑) 早老症も実際にある病気というのがびっくりしたし、気持ちは若いままなのにどんどん老いてしまうと想像したら辛すぎた。大好きな人にそんな自分の姿見られたくないよな…。一緒に歳をとれないつらさ…。 最後あたりは読みながらボロボロ泣いてしまって( ; ; )こんなに泣いたのは久しぶりだし映画だけでなく小説でもやっぱり泣かずにはいられなかった。 美咲が死んで晴人も抜け殻のようになってしまい大丈夫か心配だったけど最後は前を向いてまた写真を撮り続けていくようで安心した。タイトルも内容と合っていたしとにかく切なかった。
4投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログタイトルに惹かれ購入。 そういう病が実在するということに驚いたのと、タイトルの意味も成していた。 ラストシーンが涙無しでは読めない。 日々の有り難さと相手を想った2人の言動にまた涙する。
0投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログサラッと読める恋愛小説。 恋愛小説は自分にはあんまり向いてないかも。 ウルっとくる話ではあった。 病気を治すためなら藁にもすがる思いで、意味があるかもわからない民間療法にハマってしまうことはあるかもしれない。
0投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後の場面、会わないという展開に持っていった点が、他の小説との相違点であり、心揺さぶられた点です。 30代後半で読んでも涙しました。是非読んでほしい。
2投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
好きな作品だから長めに…。中学時代3年間、中島健人くんのオタクで推しに勧められたなら読まなきゃ!と購入。推しの影響は素晴らしい。その結果、大号泣。この作品を読んだあと、10冊以上は本を読んでいますがこれ以上に泣いた作品はないです。最初は本当に幸せすぎたからこそ、あとの展開が辛くて辛くて。現実味が強くて。すごく苦しい。でもちゃんと前に進もうとしてるところを見れたから苦しいで終わらなかったです。本当にこの本に出会ってよかったと心から思います。現在は高校生だから内容ははっきりしっかりと覚えてないけど、本当に好きな本です。
1投稿日: 2025.02.12
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3.7くらい。最後の二人の再開は悲しい形になったが、晴人が未来に向かって進んでいく姿が見れてよかった。性格悪いかもしれないけど前半の二人の幸せなシーンより美咲の病状が悪化してからのほうが先が気になりページをめくる手が進んだ。
0投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
個人的に余命系が好きなので読んでみたところ、感情移入するところが多すぎて涙腺崩壊です…! 奇跡的に美咲が病気から復帰、という事もなく、美咲が若返れて主人公と結ばれる、という事もないです。美咲の前に現れるのは残酷な運命だけ…。 いつも私が気にしているのは余命系にありがちな、「展開大逆転」がなくて、嬉しいというのもなんですが、リアリティがあって良かったです。 最後の最後まで切なくて最高でした。
0投稿日: 2025.02.06
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はじまりがあまりにも幸せで、あたたかくて、懸命に大事な人に報いるため、夢に向かって頑張るふたりが愛しく感じます。 ファストフォワード症候群、存じない病名でしたので調べてみたところ実在する病気なのですね。調べてからまた本編に戻ると美咲の苦しみをより近くで感じることができたような気がします。 治ってほしい、また手を取り合って笑ってほしいと祈るような気持ちでした。 とても素敵な物語です。
2投稿日: 2025.02.06
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あらすじは知ってたけど、やっぱり切なかった。ほんとに美咲があっというに年をとったのがショックだった。最後せめてちゃんと会えていれば…
0投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログ何度も目頭を熱くさせられた。みんな良い人でみんなが主人公で、お互いの考えや想いが入り混じる、だけどなかなか交差しないもどかしさを読み進めていく中で感じる。しかし何処かで繋がった時に良かったねと安堵したくなる読み手と同時に主人公らの感情に変化と発展が付いてくる物語で終始ページ巡りがスムーズになっていくような儚くでも素敵な小説でした( i _ i )
1投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ序盤の恋愛が始まっていく感じが懐かしくて、なぜか切なくて。 そのさなかに美咲の白髪が増えているのを読んで、「お願いだから悲しいことが起こらないでほしい」とあらすじを知っているのに願ってしまう。 最初からがっちり掴まれた。 美咲が晴人に惹かれていく気持ちに一緒に乗ってドキドキする その反面、病状が進むにつれて美咲の気持ち、晴人の気持ち、貴史の気持ち、綾乃の気持ち、それぞれの辛さが余計に刺さってしまう
167投稿日: 2025.01.29
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若い人の恋愛小説だけど、病気系だから感動するだろうなくらいの気持ちで読んだけどすごーく良かった。何枚ティッシュを使ったことか‥はかなく、せつなく、つらく、悲しく‥ 写真展の日、晴人は美咲に気付かなかったのは悲しかったけれど、やっぱりそれで良かったと思う。 この小説は、若い子だけでなく、男女問わず色々な世代の人に読んでほしい。
0投稿日: 2025.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
晴人と付き合っている美咲が急速に老いて死ぬ奇病にかかり、老いた姿を見せたくないとグダグダする話。晴人もずっとグズグズしていて、いかにもなストーリーの割には、今一つな内容かな。
1投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログ最初の耳たぶ事件で読むの無理かと思ったけど、読み始めるとサクサクよめた。悲しい結末だが、前向きな終わりが救い?
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1日で全て読み切ってしまった。話の展開も読めるのに、涙が止まらなかった。晴人と美咲がそれぞれの立場で苦しみながら、時間だけが進んでいくのが耐えがたかった。病気には敵わない人間の弱さ、虚しさを感じる。それだからこそある生を懸命に生きなければいけない。色んなものを無くした時に、何も無い一瞬がどれだけ輝いていたか気づく。命が儚いからこそ、どんな場面も輝くものなんだな。全てがいつまでもあると思って行けないし、毎日を楽しんで生きていかなきゃ行けない気がした。大切な人との時間を想える人でありたいと思った。
1投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カメラマンを目指す青年、朝倉晴人と彼の1個下の美容師、有明美咲の1年に渡る出会いと別れの物語。 普通の人の何倍もの速度で老化が進行する早老症がテーマの話であり、晴れて二人が恋人同士となりこれから楽しい思い出をつくろうというタイミングで美咲が早老症を発症するという悲劇に見舞われる。 老化が酷くなることに怯え続け、家族や周りの人間にもきつくあたってしまい、次第に生気を失っていく美咲の描写が終始切なく、時間の経過が伝える無情さや残酷さが、フィクションだとわかっていても真に迫ってくるようで何度も嗚咽が出た。 身体は衰えていくのに頭ははっきりしたままで、美咲の口からどうにもならない思いの丈、やるせない感情が溢れ出てくる様は見ていられないほど痛々しい。 そして美咲の死期が迫った頃、晴人はかつて彼女に半ば誓う形で宣言した「自分の撮った写真をいつか見てほしい」という約束を果たすため、意を決して自分の作品としての写真を用意する。 それは、自分と美咲の想い出の場所を切り取った風景の数々だった。彼が伝えたかったのは、彼女を最期まで苦しめた時間という刹那的で過ぎ去っていくものに対し、二人の想い出は過去ではなく永遠に変わらず残り続けるというメッセージだった。言葉や文字を越え、写真ひとつに強く込められた美咲への最高に粋な愛情表現には滝のように涙が零れ落ちた。 ここから先は野暮なことだが、 エネルギッシュで溌剌とした美咲と、お人好しだが優柔不断でどこか抜けてる晴人のコミカルな恋模様をもう少し見てみたかったと思う。。。一応恋愛小説なのに恋人イチャイチャパートが短すぎる、、この話の本質は恋人同士のイチャイチャでは決してないのだけれど
1投稿日: 2025.01.01
powered by ブクログ二人の気持ちと行動が切ない。 短命だけでなく、若さや見た目についても苦しむ病気って、あってほしくない。
0投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログよくあるヒロインが死んでしまうストーリーなのかと思っていたけれど、美しい人の心、表現にとても惹かれた。泣いてしまう純愛小説を読む機会は少なく、数ヶ月に1度挟みたい。好きな人と出会える喜び、生きていてくれるありがたさ、とても痛感する。序盤の二人の会話や、展開が秋、冬の章で心に訴えかけてくる。最後も晴人が気づけなかったことに作品の良さも美しさもあったと思う。
0投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初の出会いのシーンでヒヤヒヤしすぎて(耳…)お話に集中できなくて、 3章くらいまで、あんまり合わないかも…とか思っちゃってました。 でも4章、最終章に全てが詰まってる感じ。 一気に引き込まれて号泣。 悲しくなるけれど、とってもいいお話でした。
1投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ綺麗に作られてるし、涙を誘ってる感もあるし、リアルに考えると「どうなの?」と思ってしまう部分もあるんだけど、それでもやっぱり泣ける。 誰もが見とれるほど美しく咲いて、惜しまれながらも跡形もなく散ってしまう。 そんな人生も恋も悪くないのかもしれない。 自分で自分の外見に驚くほど、人の数倍の速さで老化が進むなんて、なんて残酷な病気なんだ。 幸せの絶頂期に病気が見付かるのも残酷。 妹の病気の為に奔走する兄の気持ちも、どんな姿と態度でも「妹」と呼んでくれる兄の彼女にも泣ける。 美咲の姿に気付けなかった晴人にも泣ける。 悲しいお話なんだけど、いろんな人のたくさんの愛が詰まってるお話でもあった。
0投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ泣ける作品だと聞いて手に取ったのは 随分前。。 読みやすいけど 3年の結婚生活の後、27歳で主人を亡くした私には 青臭過ぎて入ってこなかった あの時7ヶ月だった娘はもう21歳になる
2投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログ読後にファストフォワード症候群という病気はないと知ったが、病気の有無ではなく、命の尊さをひしひしと伝えてくれる1冊だった。今ある健康が当たり前ではないこと、自分を想ってくれる存在の有限性等、普段実感しない部分を深く抉られた。優しさゆえに晴人を拒絶した美咲には、登場人物の誰も掛ける言葉がなかったのだろうと思う。最終章の公園のシーンでは、病気のリアルが描かれており、不条理がそのまま映し出されていた。
1投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログ若い年齢で全身の老化が進行する病気になってしまった彼女のお話。 病気によってもたらされるヒロインの精神状態の変化がありありと描かれていた。 私は普段、何事に対しても受け身なことが多いけれど、能動的なヒロインを見ていると、自分も彼女みたいに自己主張してみようと思えた。 結構純愛のお話だと感じている。 こんな風に目いっぱい愛される恋愛がしたいなと思った。
1投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
爆速に老いていく彼女、、、 直らないのに、目の前で明らかに進行していく病 彼女がどんどん老いていく。 そんな状況が、必ずしも自分の身には起こらないとは言えないそんな世界で、自分はどうするだろうかと考えさせられました。 最後、公園で老婆のすがたで再会し 彼が気づいていない状況。 私なら泣いてしまう。 小説を持ちながら手が震えました。
0投稿日: 2024.11.14
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なんて救いのない話だと思った。 もう少し救いがあっても良かったのにと。 ただ、現実はもっと救いがない事もあり、そう考えると腑に落ちた。 読んで良かったと思う。
1投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログ今まで読んだ中で一番の作品です。表紙の綺麗さに惹かれて購入しましたが、本当に素敵な作品です。5つの章で物語が構成されていて、「春」「夏」「秋」「冬」そして「新しい季節」。変わりゆく桜の姿とヒロインの美咲の姿を重ねて切なくなります。この作品に出会えて幸せです。
1投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ泣けました。 冒頭を読み終わった後、読み返すと切なさが堪らないです。 情景描写も美しくて、惹き込まれました。
0投稿日: 2024.10.31
powered by ブクログ家族が読んでいた本を借りて読んでみました。 自分だったら選ばなかっただろうなと思いましたが、読んでみて良かったです。久しぶりにキラキラ?した気持になれました。 恋愛ものか、、、と思いながら読み始めましたがとても入り込めました。 年代問わず読めるかなと。 そう思えたのは、主人公の恋人の気持ち、その周りにいる人達の苦悩にどうにかならないかなと思うようになります。 カバーには恋の物語と書いてありますが、色んな年代の人に読んでもらいたいです。 またいつか再読しようと思います。
27投稿日: 2024.10.26
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読者が苦手な私が1番みなさんにおすすめしたい作品です。 主人公と美容師の彼女との出会い。最初は彼女のミスでしたが、デートに行けることになり。そして恋人へ。 恋人になったはいいものの、彼女は重い病気に。 それを主人公に隠そうとする彼女。 その間で、大きなすれ違いが起きてしまいます。 そんなすれ違いが辛く、切ない。 ぜひ実際に読んでみてほしいです。
2投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ学生さん向けと言う印象。 作者の方が脚本家もやってらっしゃるということで、確かに映像を前提とした意識を感じる作品でした。まるで映画を文字化したもののように感じたのですが、そのような作品は初めてだったので、この点ではとても新鮮でした。 ストーリーは最近流行りのよくある話といえばそれで終わってしまいますが、先ほど映画を文字化と言った通り、構成が洗練されているように思います。 若い方にはとても感動できるのではないでしょうか。本によく慣れ親しんでいる人や大人にとっては少し物足りない部分もあるかもしれませんが綺麗なお話でした。
0投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ有名な作品なので手に取ってみた。昨今流行りの余命モノで、ストーリーや作品設定にあまり新鮮味がなかった。歳をどんどんとっていってしまう不安と恐怖を扱った良かった。ただ、その心理描写が客観的で伝わりにくく、話に入り込めなかった。また、男性が見るのと女性が見るのとでは感じ方が違うのかもしれない。自分にはピンとこなかった、、、
0投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログまだそんなにたくさんの本を読んだ事は無いですが、切なくでも、生きていく事にエネルギーを貰える作品。まさか…と思う部分もあり、今までで1番読み返した素敵な作品でした。
0投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログ涙腺が崩壊した。『桜のようなぼくの恋人』という題名にも伏線があったとは…。 不幸が自分に訪れた時、なんで私なの?と不満が先に立ち、すぐに状況を受け入れることは難しい。泣きわめいたとしても、自暴自棄になったとしても、今を受け入れなければ、今できる事が分からず後悔が倍増するだろう。大変な状況下において、今を受け入れることは、言葉では容易いが、大変なことだ。でも、少しでも後悔しないように、今を受け入れる強さを普段から身につけていたい。本当に難しいことだが…。 晴人君には、美咲ちゃんに見せる写真をこれからたくさん撮って欲しい。
3投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログ桜はすぐ散ってしまうからあまり好きじゃなかった__でも、好きになったのは桜のような人だった。難病で姿が変わりゆく美咲は晴人に別れを告げる。思い出は綺麗なままで...好きだからこそ会えない2人が切なかった。
1投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログタイトルに既視感があったと思ったら映画だ 観た気がする ヒロインは浜辺美波だったと思い込み 小説を読みながらヒロインの場面で浜辺美波を頭に浮かべていたが 終わってから調べると松本穂香でした ひゃー なんとなくこれ系は、浜辺美波と相場が決まっていたのか自動変換されてしまったようだ ところでこの本 内容が陳腐で、文章も稚拙 ヒロインの病気が特殊という設定のみで成立しているだけの小説 泥流地帯の後で読むべき本ではなかった 読むのが辛くて、かなり飛ばし読みした。 まあ映画も観てるしね 映画の方がマシだった珍しい作品
0投稿日: 2024.07.23
powered by ブクログ泣けたよ~とおすすめされたので読んでみたけどそんな泣けなかった。 映画ベンジャミン・バトンを観た人なら、序盤であらかたの展開は読めてしまうと思う。 でも読後感は良いのと、登場人物もストーリー展開も素直でケチの付け所があんまないので、こみいった複雑な話を読む時間はないけど、なんか手軽に読書したいなって時はおすすめかも。
0投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ感動して涙が出た。 早老症になってしまい、若くして亡くなってしまった美咲。 病気のせいで思い描いていた人生を生きられなかった辛さを痛感した。 生きたくても生きられない人がいるのだから、精一杯今を大切に生きようと思った。 映画化希望と思ったら、まさかの既に映画化されていて驚いた。絶対観る!!
0投稿日: 2024.07.11
powered by ブクログ思わず涙がこぼれてしまった。ラストのすれ違い感が切なくて哀しい。晴人が気づいてあげられてたら…。早老症発症は思春期に多いという辛い現実。当たり前におしゃれして出かけられること、当たり前にやりたいことに取り組めること、改めて感謝しなきゃ。
1投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ美容室に勤める美咲に一目惚れした晴人。晴人はひょんなことから、美咲とのデートの約束をする。一度は諦めたカメラマンの夢を彼女からの言葉で勇気をもらい、もう一度カメラマンの夢を追う。 そんな時、美咲は、急激に老いしまう病気にかかってしまう。 ストーリー展開にもうひとひねり欲しかった。
0投稿日: 2024.06.26
powered by ブクログ20分くらいで流し読み。セカチューもキミスイもそうだけと…なんというかこの手の小説、定期的にはやるね。。。女の子が健気だったけど他はすれ違いや救いがない展開が多くて読んでて辛くなってしまった
0投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ恋人が病気になって…っていうありがちなストーリーだなとは思ったけど、登場人物のキャラとか心情とか関係性の描写がうまくてまんまと感情移入してしまった。後半はずっと泣きっぱなしで読んだ。
0投稿日: 2024.06.23
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ちょっとキャラ感強くて、そんなに好きなテイストではないんだけど、ストーリーとしては感動だし、老いていくリアルな感じはよかった。 美咲が義姉を拒否するところ、晴人が老いた美咲がわからないところ、兄が治療費として騙されてしまうところ。 リアルで、どうしようもないところも描かれていたのがよかった。
0投稿日: 2024.06.20
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彼女がきっかけとなって再始動したカメラマンとしても道も彼女を亡くしたことで道をなくし途方に暮れてしまう。しかし遺書を通じて彼女のためにもう一度新たなカメラマンとしての道を再再始動したと言うストーリーに胸を打たれた
0投稿日: 2024.06.19
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物語の終盤年老いた姿の美咲に、ずっと逢いたいと願い続けていた彼女だと晴人が気付けなかった事が、自分の撮った写真のテーマ「変わらないもの」との皮肉めいた運命を感じさせて、個人的には凄く良いと思った。 それでも美咲は、ずっと逢いたくて見たかった大切な人の最高の笑顔を、最後に見ることが出来たから、「変わらないもの」は彼女の中に、確かに残り続けたと思う。
0投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログ主人公カップルを支える周囲の人たちの激しい感情に心が動きました。 たまに文体にユーモアを混じってたので全てが重たいわけでもなかったです。 読後はなんだか心がキレイになった気がする。。。
12投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログ美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認められようともう一度カメラマンの夢を目指す。やがて2人は恋人同士になる。「僕と結婚してくれませんか?」とプロポーズ。「(潤んだ瞳で「ありがとう……」)しばらく考えさせて……」美咲は人の何十倍もの早さで老いてしまう難病を発症していた。あの日、本当のことを話そうと思った。でもいえなくなってしまった。失望されたくない。醜いって思われたくない。老婆になっていく姿は、絶対に、絶対に見られたくない。晴人くんにだけは……。気づかれないように。別れを切り出す。「……さよなら、晴人君」 美咲の兄貴司は病気の進行を食い止める方法を探し続けていた。そんな中、民間治療で電磁波治療というものを見つける。1回5万ほどかかる治療を、毎週必ず受けさせた。1ヶ月たったある時、200万ほどかけてきた治療院の先生が詐欺で捕まった。結局、老化を防ぐことは出来なかった。一方で晴人は、美咲のことを忘れようにも忘れられずにいた。美咲の「相応しい男になる」という目標で続けてきたカメラマン。どんな写真を撮りたいのだろう。目標を失った今、晴人の写真は、上司の澤井によって「ただの紙切れだね」と返されてしまう。 貴司の彼女、そして美咲が姉のように慕う綾乃。生きる気力を失いかけている美咲をどうにか助けたいと思うが……「わたしね、病気になってから綺麗なままでいられる綾乃さんのことずっと羨ましいと思ってた。いつか……綾乃さんのこと本当に嫌いになっちゃうと思う……もう来ないでほしいの……」季節が変わり、冬に。晴人に美咲の病気のことを伝える貴司。「頼む晴人君、美咲を救ってやってくれ。もう君しかいないんだ」……会わせてください。 晴人は美咲の部屋の前で、美咲に声をかける。「美咲がどんな姿になっても 好きだよ……君が大好きだよ……」僕は美咲を幸せにしてあげたい。この僕の写真で。ー「お前を参加させてもいいって思わせるくらいの写真をもってこい。」ー美咲はタクシーに乗り、1人でギャラリーを目指す。兄に、そして綾乃に貰った、桜色のニット帽を被って……。朝倉晴人の名を見つける。タイトルは『変わらないもの』……。 公園の入口に晴人が立っている。その時、美咲のニット帽を風が飛ばす。彼が近づいてくる。彼が笑いかける。「どうぞ」……気づいてない。美咲は涙を堪えて口を閉ざした。笑おう……。数日後、美咲は亡くなる。美咲の部屋にやってきた晴人は、それを見て絶望する……桜色のニット帽……。 「晴人君へ。ーーーーーーー。追記。今回は結局会えなかったね。体調があんまり良くなかったから、写真を見てすぐに帰ることにしたんだ。晴人君 ありがとう。有明美咲」……美咲は黙っていようと思ったんだ。「僕はこれからも美咲のために写真を撮ります。」桜のような僕の恋人。 会って気づかなかったことを黙っていようとした美咲も、もう一度会おうという約束を叶えられなかった綾乃も、気づけなかった晴人も、美咲のヒーローでいようとした貴司も、誰1人悪くなくて全員が誰かのために心を痛めてるのが切なかった。だからこそ全員の言葉が刺さった。美咲は、ほんとに桜のようだ。
1投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログ恋愛小説はあまり読まないんですけど、 これは非常に良かったです。今、自分の一分一秒がどれだけ大切かが分かりました。泣ける小説です。
1投稿日: 2024.05.21
powered by ブクログやっと会えたのに気づいてもらえないの切ない。 晴人のせいじゃないし誰のせいでもないから余計に切ない。
1投稿日: 2024.05.20
powered by ブクログ春といったら桜、そんなことを思ってこの本を購入して春に読もうとしたのにもう夏になろうとしてる。 the恋愛小説を久しぶりに読んでやっぱり恋って人を変えるなぁと染み染みしながら読んだ。 夢とか勇気は生きていくのには必要ではないけどあるに越したことはないし、それがあるだけで人生が変わる。好きな人のためには何だって頑張れるし、頑張りたいと思えるのが、人間だなと思った。 美咲の病気が進行して晴人とすれ違っていく思いや、お兄ちゃんの妹を思う気持ちには何度も泣いた。 思いはどれだけ時間が経っても「変わらないもの」で、たとえ老いて顔や体が変わっても言葉やそれこそ写真を通して伝わるものなんだなっと感じた。 とても感動する恋愛物語に出会えてよかった!
15投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログきっと最後の写真たちは、悲しい、重い気持ちじゃなくて、あたたかな気持ちで撮ったんだろうなあ。そうであって欲しいな。 私も“変わらない”思い出に絡んだ景色を増やしていきたいです。
6投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ本屋で初めて見かけた時から気になっていて、古本屋でも見かけたので手に取った小説。 初めて本でこんなに号泣した気がする。切なくてどうしようもない気持ちになるけど、後味は悪くない。こんなに純粋でまっすぐで濁りない恋愛がしたい。大切な人を想うって素敵だなと改めて思った。人気な理由が分かる小説でした。
17投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログこのタイトルにした意味がよくわかる。苦しくて、切なくて、とても綺麗な話だった。けど、これ以上は感想が出てこないかな。読んでて嫌な気持ちになることはないが、個人的には少し軽かったような気がする。
28投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログ春だから桜の季節だから手に取った一冊。 難病は、今までの希望全てを奪ってしまう。まるで今までが幻だっかのように、過去の全ては無駄だったかのように。 年齢を重ねると、誰かと一緒にいる時間はかけがえのないものだと分かってくる。分かってはいるけど大切にすることは難しい。時間は終わりが見えないと実感できないから。 「健康な身体に生んでくれた親に感謝しなさい」とよく聞くけど、やっとその意味とか理由がわかってきた気がする。 最後に好きな部分を 「桜はきっと散りたくないんだ」 「もっともっと長い間、ずっと咲いていたいんだ」 「だから桜はあんなに綺麗なんだよ……」
8投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ泣いた。電車の中で、外で沢山泣いた。 自分の好きな人が、いつまで健康でいられるのかわからないし健康ではなくなって死んでしまうことが確定した時に私は何ができて、何をするのが正しいのだろう。1日1日を大切に、後悔のないように人と向き合っていかなければならない。そう思える本。 衝撃的な展開から物語は進み、2人は出会い恋に落ちる。その後主人公の動き方に可愛さを感じつつもイライラしながら文章を読んでいた。 しかし、主人公が己自身に向き合い直向きに頑張る姿に比例して逞しさも徐々についていく。 やはり、人は何かを頑張る(仕事でも自己研鑽でも)ことで精神的な部分の成長もあると感じた。 後半はヒロインが不治の病にかかり、ヒロインの感情に共感し、周囲の人間にも共感することで、あまりにも辛くどうしようもない現実に涙した。 何故私が、なんでヒロインが。と思っても現実は変わらない。「不治の病のせいで好きな人を嫌いになってしまいそう」という内容にはかなり心苦しさも感じた。 自分自身がなったら、だけではなく周囲の人間がそうなったら自分はどうするだろう。どう支えていくのだろう。どれだけ守れるのだろう。 そんなことを考えながら涙を流して読んだ本です。
0投稿日: 2024.04.07
