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風の歌を聴け
風の歌を聴け
村上春樹/講談社
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総合評価

1131件)
3.7
223
344
336
96
12
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    久々に小説を読んだ。 正直言って、よくわからない。 しかし、初めて小説というものを考えながら読んだように思う。 久々に読んだからそんな風に感じたのかもしれない。 いきなり、どこかへ飛ぶ。 いきなり、感銘を受ける文を発見する。 でもね、よく考えてみろよ。条件はみんな同じなんだ。――中略 だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力するべきなんだ。 振りをするだけでもいい。 そうだろ? 強い人間なんてどこにも居やしない。 強い振りのできる人間が居るだけさ。

    0
    投稿日: 2008.09.13
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    「でも結局はみんな死ぬ」僕は試しにそう言ってみた。 「そりゃそうさ。みんないつかは死ぬ。 でもね、それまでに50年は生きなきゃならんし、いろんなことを考えながら50年生きるのは、はっきり言って何も考えずに5千年生きるよりずっと疲れる。そうだろ?」 そのとおりだった。

    0
    投稿日: 2008.08.31
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    よくわかりません('・ω・) とりとめもないことをツラツラと書き並べている印象。 4部作の1番目ということで、全編を通して読んでこそわかるのかもしれません。

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    投稿日: 2008.08.27
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    村上春樹氏の作品を読むのは初めて あえてデビュー作を読んでみました。 読みやすくて面白い。 映画で言うミニシアターというか、味わい深い物語でした。 好きな作品です。  

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    投稿日: 2008.08.23
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    ご存じ青春三部作の第一弾で、村上春樹のデビュー作。 読んでるときの清々しさが、ホントにたまらない一冊。

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    投稿日: 2008.07.16
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    デビュー作でこれ…?? そこには初々しさとか未熟さという言葉は少しも存在していなかった。 デビュー作で既に「村上春樹ワールド」は完成されていた。 誰にも揺るがすことの出来ない完全な世界が構築されていたのだ。 青春三部作の一作目。 これは「僕」と「鼠」の旅立ちの話。

    0
    投稿日: 2008.07.02
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    ちょっと・・・最初は鼻に付く・・・ でもおもしろいです。 クサクサとは違う青春。 文章上手です。

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    投稿日: 2008.07.01
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    新しめの入り組んだ世界の作品を先に読んでいるので、この作品は話の筋としては正直「だから…?」って感じでしたが、でもやっぱり村上春樹のつくる会話だとか描写だとかの独特の空気はとても好きです。心地よかった。(2007/8/2) 再読。 ものすごく虚構なのに、なんでこう説得力があるんだろう、と、この作品のなかの僕と同じ21歳のわたしは思う。 どの部分がどう、って簡単にいえないけれど、作品中に使われる引用(全部実在なのかは不明だけど)がすごく印象的。豹と虎の話とか、火星の井戸の話とか。 一度めに読んだときも思ったけど、鼠の小説のコンセプトが凄く好き。というか、実はこの作品を知る前から、私は小説を書くときには性描写とか人が死ぬ場面を入れない作品を書きたいと個人的に思っていた節があったので、そのシンクロにかなり驚いた覚えがあるな…。鼠の小説、読んでみたい。

    0
    投稿日: 2008.06.30
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    うん。鼠のために再読。 ハートフィールドが気になってきたなー。 僕は・君たちが・好きだ 追記:ハートフィールドいないんかい!すっかりうっかり。

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    投稿日: 2008.06.23
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    前に読んだ短編もそうやけど、「W村上」の一角、村上龍が、現実社会を追い求めるのに対して、村上春樹の作品には「具体性」がないような気がする。 文章なのに、絵画を観ているような印象が残るとでもいいんでしょうかね。 この作品の舞台も一応、日本の田舎の港街っていう設定みたいやけど、読み方によってはヨーロッパやアメリカのそれにも感じられるし、文章ごとのつながりもきっちりとしているわけじゃなく、いい意味でアタマに入り込まないって言えばいいんやろうか。 オシャレな「言葉あそび」とでも表現すればいいんでしょうかね、もう感覚的に右脳フル活動ー

    0
    投稿日: 2008.06.17
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    映画化もされたようですが、村上春樹の作品は映画にする内容ではないかな・・・。 村上春樹の世界は、映画では表しづらいと、思うんです。

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    投稿日: 2008.06.08
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    初めて読んだ村上春樹の小説。 こないだ読み返してみたら、おもしろくてあっという間に読み終わった。 「僕」の若い頃とか青春とか描いてる作品と思う。 鼠が書いた小説を読んでみたい。 登場人物が一人も死なない、っていいなぁ。 「人間は生まれつき不公平に作られてる。」「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか。」が印象的だった。 あと、「僕」が子どもの時に通ってた精神科医が話した山羊と時計と兎の話も。 この人の小説は独特な雰囲気を持っていて、何かひきつけられるものがある。 「自分の世界」みたいなものをちゃんと持っていて、登場人物が魅力的で。 抽象的だけど、そんな感じ。

    0
    投稿日: 2008.06.03
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    内容(「BOOK」データベースより) 一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。

    0
    投稿日: 2008.05.23
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    「あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。…」  テンポ良くお洒落に交わされる会話の中に漂う、 どうしようもない哀愁。焦燥感。行き場のない気持ち。 読めば読むほど、夏の終わりの寂しげな風が吹いてくる。 学生時代、周りの景色を一変されてしまった。 そんな苦くて甘い人生のバイブル。

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    投稿日: 2008.05.11
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    今まで読んだ春樹の作品の中で一番好きな作品。 しかも石原千秋の解説のおかげで、内容把握もしやすかった。 きっとこれから何度も読み返す本になると思う。

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    投稿日: 2008.05.10
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     80年代終わりから90年代初頭にかけての雰囲気が溢れる作品だ。それが良いことか悪いことかは別にしても、この作品はちょっとした遊び心に満ちている。つまり文章の言い回しであったり、改行の使い方であったりという部分にだが。話の内容としては極有り触れたものだと感じるが、村上春樹以後の出身作家への影響力は少なくないという点で、文学史に残る作品だと思う。

    0
    投稿日: 2008.05.03
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    完璧な文章などといったものは存在しない。 完璧な絶望が存在しないようにね。 これほど引き込まれる出だしに出会ったことはない。 村上春樹氏の処女作「風の歌を聴け」の第一文だ。 あらすじは、ウィキペディア でも参照してもらえればよい。 僕が語ることでもない。 僕と、この小説の主人公「僕」は、似ている部分が多いなと感じた。 相手を否定しないという点だ。 ただ、この小説でも描かれているように、 相手を否定しない=相手を受け入れる のとは意味合いが異なる。 優しさは、ときには武器になる。 相手を傷つけてしまう。 ”優しさ”という道具は、扱うのが難しい。 道具とは得てしてそういうものだということが、わかる一冊だろう。 ≪以下抜粋≫ ・正直になろうとすればするほど、正確な言葉は闇の奥深くへと 沈みこんでいく。 ・もしあなたが芸術や文学を求めているのならギリシャ人の書いた ものを読めばいい ・「何故そう思うの?」「うーん」 答えなどなかった。 ・「ねぇ、私っていくつに見える?」  「28。」  「嘘つきねぇ。」  「26。」  女は笑った。 ・優れた知性とは二つの対立する概念を同時に抱きながら、  その機能を充分に発揮していくことができる。 ・「・・・ねぇ、いろんな嫌な目にあったわ。」  「わかるよ」 ・「冷たいワインと暖かい心」 ・「何故いつも訊ねられるまで何も言わないの?」 ・彼女は彼女にとってふさわしいだけの美人ではなかった ・巨大さってのは時々ね、物事の本質を全く別のものに変えちまう。

    0
    投稿日: 2008.04.29
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    2008.4.28 了/ひまつぶし(子供を寝付かせる)に手に取った。数年ぶりの再読。小説中に登場する「デレク・ハートフィールド」という作家は、架空の人物らしい。手が込んでいる。

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    投稿日: 2008.04.28
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    春樹の原点と言っておいてもとりあえずは間違ってないですね。 この作品から 羊男→ダンス3と続いていくのです。

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    投稿日: 2008.04.21
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    出てくる女の数が多くてよく読んでいないと「わたし」「彼女」が誰を指しているのかわからなくなる。 「文章をかくという作業は、とりもなおさず自分と自分をとりまく事物との距離を確認することである。必要なものは感性ではなく、ものさしだ。」 「私は貧弱な真実より、華麗な虚偽を愛する」 「強い人間なんてどこにもいやしない。強いふりのできる人間がいるだけさ」 「惜しまずに与える者は、常に与えられる者である」 「宇宙の複雑さに比べれば、この我々の世界などミミズの脳味噌のようなものだ」 村上春樹はこの本に限らず昔の外国人作家の引用がすごく多いですよね。読んでみようかなハートフィールド。

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    投稿日: 2008.04.19
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    村上春樹のデビュー作 この作品も大好きです。 この作品から村上春樹は始まったんですね。 僕と鼠との出会い。 そしてジェイ。

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    投稿日: 2008.04.01
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    青春の1ページを刻んだストーリー。淡々と過ぎゆく日々の中に、人間の生きてゆく姿(の普遍性)を散りばめている印象を持った。

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    投稿日: 2008.03.26
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    「僕」みたいな人好き。酒飲んで煙草吸って本読んで、みたいな。こんな人周りにいないなぁ、居てくれたら絶対イイ!!って思ってしまう。 話自体は、何回か読み返してるけれども、なんだか固定できない世界。でも、この時代に行ってこんな生活してみたい。

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    投稿日: 2008.03.15
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    春樹初期3部作の2冊目。 春樹が伝えたいことを読み取りたくて探すも不明。 わからぬままこれまた話は終わる。 でも、春樹ワールドを体感している気にはなった。

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    投稿日: 2008.03.06
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    2008.03.01. デビューでこんなの書いたって、さすがは村上春樹。きっと、1年前じゃ読み通せなかっただろう。この独特な雰囲気にのれなかったと思う。なんというか、ここに村上春樹がつまっている。

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    投稿日: 2008.03.04
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    感覚的にまだ村上春樹を理解できていないからか、評価しずらい。たぶん、読めば読むほど好きになるような気はするが。 他の村上作品を味わってから振り返りたい

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    投稿日: 2008.02.24
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    ▼謎解き本と首っ引きで読んだ。ちゃんと面白かった。ただ、初心者には謎本ありきだなあって感じ。▼主人公がついた「うそ」は、やっぱり「結婚したい」のところなのかな。(08/1/24読了)

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    投稿日: 2008.01.29
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    再読。『謎とき村上春樹』の影響。平野芳信の解釈。→四ヶ月前に恋人に死なれた大学生の僕は夏になって生まれ故郷の海辺の街に帰省していた。馴染みのジェイズ・バーで親友の鼠とビールばかり飲んでいたある日、左手の小指の欠けた女の子が泥酔して洗面所に倒れているのを介抱する。彼女は鼠の恋人らしいが、彼との仲がうまくいっていないらしい。ふとしたことで彼女がレコード店で働いていることを知った僕はそれとなく鼠に教えるが、二人の仲は好転しない。鼠は思い余って、僕に彼女とのことを相談しようとする。しかし彼女は宿していた子供を中絶してしまう。同じような経験を持つ僕は居たたまれない気持ちで二人を見守るしか術がなかった。虚しくすべてが終わり僕は東京に戻った。(平野芳信『村上春樹と《最初の夫の死ぬ物語》』より) むむっ...まじか...

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    投稿日: 2008.01.19
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    (再読) 去年の俺はどうしてこの本の良さが分からなかったんだろう?---かといって、今年の俺がこの本のどこが良いのかを明確に表現することは出来ない。 この小説のよさが理解できなかったこと、コレを含む三部作を通して読みたかったこと、他に読む本が手元に無かったことから人生至上初めて同じ本を二度読んだ。 いろんな作家さんの本を読もうと村上さんの本を読むことを避けていたけど、久しぶりに読むとやっぱり、彼の小説は他を秀逸している。どこが?と聞かれてもこれまた分かりかねる。ただ、とりあえず、俺には合っている。 去年読んだときにも同じ文が凄く印象に残っていたので最後に・・・ 「僕は心に思うことの、半分しか口に出すまいと決心した。理由は忘れたがその思いつきを、何年かにわたって僕は実行した。そしてある日、僕は自分が思っていることの半分しか語ることのできない人間になっていることを発見した。」 (2008.1.14)

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    投稿日: 2008.01.14
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     村上春樹のデビュー作。青春三部作の一つ(他「〜ピンボール」「羊〜」)。東京の大学に通う主人公が夏休みに故郷の海辺の町に戻ってきて過ごす18日間の話。ジェイズバー、鼠、指が四本の女性、ラジオDJ。ストーリーは特になく、会話を通した気持ちの描写がメイン。わたせせいぞうを思い出させる気障な雰囲気はちょっと苦手。(2008.01)

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    投稿日: 2008.01.13
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    鼠の「嘘だと言ってくれないか?」の言葉にうわあー!って頭の中がひっくりかえるかと思った。すーっと脳みその中に入ってくるんだけど散りばめられてるものを集めてひとつずつ考え込んじゃうから何度も読み返したくなります。村上さんの書く女の人のしゃべり方がすごく好きだなぁ。

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    投稿日: 2008.01.06
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    「羊をめぐる冒険」の途中で「鼠」のなぞを解くために読んだ本。これをよんで、「1973年のピンボール」をさらに読んだ後に「羊」を読むべきだそうです。 春樹のデビュー作。彼の世界はここから始まったのか。

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    投稿日: 2008.01.01
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    村上作品を理解しようとがんばって読んでみた。 いつもどおりの内省的でクールな主人公青年。けどそんななかにも、壁にぶちあたって悩みもがくかんじが共感できる。"村上作品で共感できる"という唯一の作品。

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    投稿日: 2007.12.14
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    僕はこの辺りの春樹や翻訳の春樹は好きだけど、熱烈に春樹が好きな人とは友達になれないってことに最近気付きました。

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    投稿日: 2007.11.26
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    結局何を言いたかったのかわかりませんでした。なかなか読み取れない。気持ちの描写を中心としているのかもしれません。(だとしたら苦手です。)でも「僕」と鼠のやり取りにはどこか的を射ているな、と思う部分がちらほらとあったのでその度に考え込んでしまいました。

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    投稿日: 2007.10.28
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    春樹さんのハジマリ。三部作のひとつめ。颯爽と通り過ぎる風みたい。この頃の鼠は可愛かった。ピンボール→羊→風の順に読んだので、鼠が出る度に哀しくなってしまいます。ビールが飲める様になったらピーナッツと一緒に。

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    投稿日: 2007.10.21
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    一気に読みました。 やはり村上春樹と言う作家はただ者ではないと思わされる作品であった。 1979年に書かれた小説とは思えないほど、新しく、革命的な文章だ。 相変わらずストーリーは明確ではなく、つかみどころのない小説であるが、なぜか不思議と総会で心地よい気持ちになれる。 そして一番感じたことが、現在日本の小説界を代表する作家である伊坂幸太郎が彼の影響を多大に受けているであろうと言うこと。 登場人物の機知に飛んだ一言一言がそれを感じさせる。 さて、次は『1973年のピンボール』。

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    投稿日: 2007.10.06
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    村上春樹のデビュー作っ!親友に『女の子は普段何を食べてると思う』と言うむねの質問をされた時の主人公の反応が大好きです。

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    投稿日: 2007.09.22
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    最初から最後まで、誰かの暗い脳みその中をぐるぐる回っているみたいな感じがして、特に最初の方は退屈で眠たくなった。こんな特にストーリー展開もなくて、きっとあるんだろうけど意味もイマイチよくわからないはなしなのに、さいごは最後までよまないと気が済まない気持ちになったのが不思議だった。こんなに退屈で不毛な雰囲気の話なのに、この話の意味が知りたくて、また読みたいな、と思う。

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    投稿日: 2007.09.07
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    村上春樹のデビュー作。 高校時代はかじりつくように読みふけっていた。何度も何度も読み返しては、こんな無茶な生活に憧れていた。

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    投稿日: 2007.09.03
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    すべてのはじまり、というようなことをレビューで書いていた人がいたけれど、なんかその通りだと思う。 なんだかよく分らないけれど、とにかく表現しようといろいろ考える人、それは学問的であってもアート的であってもなんだかよく分らないようなことであっても変わらなくて、人の生活、生きるということについて何かを考え始め、何かを見いだし、表現しようという人、そんな人の、結局はいつもある枠組みに縛られているんだ、というどこかブルーな感覚

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    投稿日: 2007.08.23
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    この時代に読むのと今読むのと感じ方が違うのかなぁ。タバコをたくさんすってお酒飲んで平気で運転している。

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    投稿日: 2007.08.16
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    〜一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞〜村上春樹と言えば、日本を代表する作家の一人であることは間違いないですが、個人的には、どうしても愛称が合わない。よって、レビューを書いてもどうしても辛口になってしまう。村上春樹のスタイルはこのデビュー作から、ある意味では確立されていました。現実離れした会話や行動をとり、どこか心のない登場人物。中身のない展開。文章の愛称が悪いため、読んでいて心地よいとも感じず、その歯の浮くセリフ回しは読んでいて、辛くもありました。しかし、これが村上春樹なのです。この「これが村上春樹」という一種独特の世界観を作り上げ、それを世間に認めさせた村上春樹と言う人物の力は認めざるを得ないとは思います。でも…個人的には無理です。どの作品も、何度読んでも、どうしても俺には合わない。唯一「ノルウェイの森」は良いと思いましたが。

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    投稿日: 2007.07.24
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    きちんと読んだのは初めてムラカミハルキ。エッセイ調。話がとぶとついていけない盆暗なわたし。そもそも「鼠」という呼び名にずっと慣れずにいたまま読みきった。帯にもあるけど主人公の「僕」のほろ苦い夏をさわやかに描いている印象。たぶんこれは何度も読んだほうが味がでるんだと思った。「人並み外れた強さを持ったやつなんて誰もいないんだ。みんな同じさ。何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持てないんじゃないかと心配してる。」

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    投稿日: 2007.07.16
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    ノルウェイの方が好きかな。が、三部作であるのでまだハッキリとは言えない。 「完璧な文章などいったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」の始まりはあまりにも有名。 死の要素がなく、読み終わった後に、ノルウェイの時に感じた虚無感は清涼感のようなものが得られた。

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    投稿日: 2007.07.15
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    淡々と流れていく生活の中で、ちょっとしたことで関わりの持った女の子が、実はとてつもなく重い荷を負っていた、というところが衝撃だった。でも、それすらもが、淡々と流れる生活の中に埋もれ色褪せていく。何となく無気力。

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    投稿日: 2007.06.19
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    どう読むか受け止めるかでこの感想とかはすごく変わってくる変化の大きい本だと思うんですが…わたしはアイデンティティとモラトリアムのはなしだと思いました。自分探しの本「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」という冒頭が好きです

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    投稿日: 2007.06.10
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    それでもやっぱり主人公はクールだとおもう。原点にもどってみる。ながれているものはいまとつながってる。ところどころ村上春樹さんのこえがかさなってこんらんする。ビールなのよビール。

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    投稿日: 2007.06.07
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    独特の不思議なリズム【世界観】を感じる作品。 読み終えた後に何とも言えない心地よさを感じました。 「みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力するべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ?強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りができる人間が居るだけさ。」 「どんなに惨めなことからでも人は何かを学べるし、だからこそ少しずつでも生き続けることができるのだということです。」 印象に残ったフレーズです。 (07年5月6日)

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    投稿日: 2007.06.06
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    言わずと知れた村上春樹のデビュー作…。 なんか、時々良い事言ってるなぁと思うけど結局なんだったのか良く分からないまま終わってしまいました。 難しいなっ。

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    投稿日: 2007.06.02
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    「何故人は死ぬの?」 「進化してるからさ。」 「ねえ、私が死んで百年もたてば、誰も私の存在なんか覚えてないわね。」 「だろうね。」 春樹の追求がいまもかわらずにこの時からツナガッテイル 36・37章が特に印象的です。好きです。

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    投稿日: 2007.05.27
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    「立派な人間は、自分の家族のことなんか話さない。」 「君は立派な人間?」 「そうなりたいとは思っている、かなり真剣にね。」 「じゃあ話した方がいい。」

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    投稿日: 2007.04.24
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    書店でさんざん物色をして結局これを買った理由はボクにもよくわからないけど。ふたりの(僕と鼠)青春時代の渇いた思考と感情がたまらない。「小説なんてスパゲティゆでながら片手で読むもんだ。」みたいな。自分と何かを無理やり突き放したとき。本当は気づいているけど気づかないフリをする切なさ。気を揉ませる小説だなあとおもいつつ。これは春が近づいてきた証拠だな。

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    投稿日: 2007.03.13
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    明確なストーリーがあるわけでもない。 散文的で乾いた文章はリリカルで、読みやすいけれど捉えどころがない。 港町(モデルは芦屋らしい)を舞台にした、「私」の人生をくるりと器用に、そして瑞々しく切り取った、そんな作品。 それでも高校入学の春、この本を読み終えた瞬間から、『一冊の本との出会いが人生を変えるきっかけになる』という事実を思い知った作品。 読む時はビールと落花生の準備を。

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    投稿日: 2007.03.12
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    彼が過去の女を語るときが好きだったりw 主人公はあまり好きではなかったが 流れは巧くうんうんて感じであった。

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    投稿日: 2007.03.06
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    海辺のカフカがどこかストーリー性の強いファンタジーで読みやすいのに比べ スタートの部分が特に内容とどう関わっているのかが分かりづらい ただ中盤以降のテンポはスッキリして良かった

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    投稿日: 2007.03.06
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    同じ本をくり返し読むことって、実はあんまりしないんですけど、この本は数少ない「くり返し読んでいる本」。もう3〜4回読んだかなぁ。何度読んでも、その独自の世界の魅力は尽きなくて、むしろ深みを増す。

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    投稿日: 2007.03.05
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    この本棚作るにあたって初めて知ったけど、これ巨匠のデビウ作!飄々と浮遊感のある文体。処女作がコレってすごすぎる。文体を味わうっていうのはこういうことかも。

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    投稿日: 2007.03.01
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    村上春樹デビュー作。さらさらっと読める。 不安定な心の描写をうまく描けていると思った。 抽象的でいて、面白い小説を読んだ後は、心がふわふわ〜ってなる。 そう感じさせてくれた本。

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    投稿日: 2007.02.27
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    「美しい文章を味わう」なんて都市伝説だろーと思ってました。この本はそんな文字嫌いだった俺の認識を変えた一冊です。

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    投稿日: 2007.02.12
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    風の歌を聴け ↓ 1973年のピンボール ↓ 羊をめぐる冒険 ↓ ダンスダンスダンス この順番で主人公が描かれていきます。 “僕”の台詞がスキだなぁ♪ こんなしゃべり方をする人が現実にいたら かっこいいどころか、ドン引きかもしれないけど。

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    投稿日: 2007.02.11
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    さわやかな一冊です。村上春樹のドライな感じが、田舎もんな私にはしゃくに障ります。でも異文化交流として読むと面白いですね。

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    投稿日: 2007.02.03
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    村上春樹のデビュー作。 最後にラジオのDJが街を眺めながら「実にいろんな人がそれぞれに生きてきたんだ、と僕は思った。そんな風に感じたのは初めてだった。そう思うとね、急に涙が出てきた。」と思った場面。 あたしも涙が出てきそうになりました。

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    投稿日: 2007.01.29
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    村上春樹初挑戦!主人公が少しスカしてる感じがするけど、他の登場人物が子気味良い感じ。 あんまりストーリー性がなく、ゆるーく読めます。

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    投稿日: 2007.01.21
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    村上春樹は中学生くらいのときに読んでまったく理解できずそのまま「苦手」ジャンルになってしまった人でした。たまたま見つけてどうしても彼に再アタックしたくなってお風呂で2時間で完読。 面白かったけど、私には完全に理解し切れてないと思う。深い・・・。そのうちもう一度読み返してみます。そして彼のほかのも読む気ムラムラ。

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    投稿日: 2007.01.16
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    村上春樹のデビュー作。これが世の中に初めて出たときはさぞや衝撃的だったろうなぁと思います。ラジオのとことかすごいなぁ。なんか、今の村上春樹よりも、「新しいことをしてやろう」って匂いがプンプンして可愛らしいです。

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    投稿日: 2007.01.13
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    夢中になって読んだ。デビュー作ということで、個人的にはそこまで難解さを感じず、不思議な魅力に時間を忘れて読みふけりました。この人は虚構をリアルに描くのが本当に、巧い。デレク・ハートフィールドは実在するのだと思っていました。

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    投稿日: 2007.01.12
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    ほろ苦い青春を描く三部作の第一弾であり著者のデビュー作。ノーベル文学賞を受賞する前にある程度読んでおこうと…そう、私ミーハーです…

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    投稿日: 2006.12.25
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    春樹好きの友人から「春樹を読み始めるなら、これからだね」と、言われ読みました。 何かかっこつけているようで、すましているようで、共感できず、深く考えることができなかった。 これからも春樹を読みますが、次回には期待したい。

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    投稿日: 2006.12.22
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    うーんこの感覚は・・・ 読んでて苦しい。 登場人物に共感できるところはある。 月並みやけど自分と似てるんじゃないか? って思うところもある。 でも、自分はそうありたくないと思ってて、村上春樹の世界には、はまりたくないと思ってる。だから辛い。

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    投稿日: 2006.12.17
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    これは言わずと知れた村上春樹のデビュー作で1979年の小説。27年前にしたら新しかったんだろうな〜。きっとクールでスタイリッシュな扱いをされたんだろうな〜、と想像できます。

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    投稿日: 2006.12.05
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    なんていうか、難しかった……。 友達が好きだといっていた作家さんなので、読んでみようかなーと思って手に取りました。 ラストがすごく好きです。

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    投稿日: 2006.11.28
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    ふと村上春樹を再読しようと思いたったはいいけど、読んでみたら、あれ? 大学生のころほど良いと思えない!?まあそのときも「わかった」わけではなかったんだろうけど、わかんないことが良いと思える年齢だったってことか。デレク・ハートフィールドも実在の作家だと信じて疑わなかった。いやー、騙されてた。でも騙されるのが心地いい。これぞ春樹マジックか?(やっぱり春樹ファン…)

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    投稿日: 2006.11.26
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    読後感が気持ちいい。翻訳されたアメリカ人作家の小説を読んでいるみたいな感じがする。あとがきに書かれてあることはでたらめらしい。ハートフィールドなんていう作家は存在しないんだって。おもしろいね。

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    投稿日: 2006.11.19
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    介抱した女の子と主人公と鼠の18日間の話。群像新人賞受賞。 「僕たちは店の奥にある薄暗いコーナーでピンボールを相手に時間を費やした。幾ばくかの小銭の代償に死んだ時間を提供してくれるただのガラクタだ。しかし鼠はどんなものに対しても真剣だった」

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    投稿日: 2006.11.17
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    映画のような場面展開をして、かつ全体の雰囲気が一貫しているので、読者を飽きさせずに最後まで読ませることができる作品。 村上春樹の文体は透明感が強いが、それは作者が日本語を擬似外国語として捉えることで、日本語に付着している従来の匂いや雰囲気を消す努力をしたためである、らしい。 その努力によって表現された文章の透明さは、誰に対しても公平な距離感を持ったものとして感じられる気がする。そこが好き嫌いの差かな。僕は好きです。

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    投稿日: 2006.11.08
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    初めて読んだのは5、6年前。 そのときの感想といえば単調で抑揚の無い はっきりいって何がいいたいのかわからない。 だったのにちょっとしたきっかけで 「ノルウェイの森」を読んで すっかり村上春樹にはまり いまになりまた読み返してみたら 初めて読んだときとはまったく感じ方が違う。 その間に「グレートギャツビー」を読んだことも 心境が変わったことに関係してるのかもしれない。 そう、なんだか「グレートギャツビー」に似てるんだ。 自称説調物語みたいな感じで 物語だけでいいたいことを表現せず 合間に少しずつ作者としての自分の感想 のようなものが出てくる。 デビュー作というだけあって 文章のもどかしさみたいなものを感じるが そこがなんとも心にダイレクトに響く一つの要素として その後の村上春樹さんの作品では感じられない 切迫感じみた人間臭さが出ててすごくいいです。

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    投稿日: 2006.11.05
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    なんだか、淡々としていました。 喪失感が大きい作品です。 書き方が独特で、読みやすいけど奥が深い作品です。

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    投稿日: 2006.11.03
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    村上春樹、読んどこうかってノリで読んでみた。読みやすい。サラっとよめて、でも、きちんと考えれる。村上春樹はミスチルみたい。

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    投稿日: 2006.10.23
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    こういう、主人公にやる気のないような(という表現が適切かはわからないけど)小説はちょっと苦手。でも、これはその中では良かった方。他のも数冊読んでみたいかな。

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    投稿日: 2006.10.03
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    村上春樹の処女作品です。 高校時代に読んでもう1回読みましたが、 正直まだよくわかりません。 けど、よくわからなくてもいいのかもしれません。 少し開き直ってますが、 村上春樹の人物描写は好きです。

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    投稿日: 2006.09.27
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    村上春樹が凝縮されてる。 村上春樹の原点本。 ほっこり読むことができた。 「そりゃそうさ。みんなはいつかは死ぬ。 でもね、それまでに50年は生きなきゃならんし、 いろんなことを考えながら50年生きるのは、 はっきり言って何も考えずに5000年生きるよりずっと疲れる。 そうだろう?」

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    投稿日: 2006.09.17
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    これがデビュー作だなんて信じられねぇ!ってなります独特で解りやすい言い回しで、全体的にさらりとした印象なのに、噛めば噛むほど味が出る深い内容。いいなぁ、この喪失感と鬱蒼とした感じ。鼠とも僕とも友達になってみたいです。DJがよかった。

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    投稿日: 2006.09.06
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    「自分はモテた」という幻想を具現化するためにペンを執るのもまた良し。あるデータによると今年のノーベルは彼でヒャクパ。僕はダメだ。死んで反論できない人をあーだこーだ言うのはよくないよ。

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    投稿日: 2006.08.31
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    村上春樹デビュー作。 そして僕の春樹デビュー作。 あっという間に色んなものが変化し、通り過ぎていく青春時代に戸惑う、鼠の視点から読むと面白いです。18歳から21歳ぐらいをもう一度やりたくなります。

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    投稿日: 2006.08.24
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    2002年8月 読了。以前にも読んだことがあるが、俳優の小澤征悦さんのおすすめだったので、再読した。

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    投稿日: 2006.08.19
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    一文一文に村上春樹先生の魂を感じます。特に、冒頭が最高。 読むたびに、様々な風の歌を聴くことができます。

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    投稿日: 2006.08.17
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    世界で活躍している小説家のデビュー作ってどんなのだろう?と手に取った。 今まで読んだ村上春樹さんの中で一番、楽しんで読めた。 潮風みたいな車から流れるラジオのような心地でさくさくと読める。ラジオDJのあっけらかんとしている調子が小気味良い。 途中で読むのを止めてしまった「ノルウェイの森」よりずっとずっと面白いなー 学生の時に嵌ったのはなんだかんだで恋愛小説で後ろ向きで宙ぶらりんな会話がツボだったんだろうな。村上春樹が好きっていうよりこの本が好き。

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    投稿日: 2006.08.11
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    それにしても村上春樹の小説はよく人が自殺すんね。人間ってそんなに弱いものなのかな。そんだけぎりぎりのところで生きてんのかな。死者と生者は紙一重。

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    投稿日: 2006.08.08
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    学生の間にしか読めない本。 おれみたいなヘタレが読む本。 バイタリティあるやつが読むものじゃない。

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    投稿日: 2006.07.28
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    言わずも知れた村上春樹のデビュー作。 もし私に息子ができたら、高校を卒業したときに、そっと差し出して読ませるでしょう。 右と左のわかる男になってほしい。

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    投稿日: 2006.07.25
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    村上春樹くささがよく出てる作品かと。 二回目は違うように感じそう。 人によってうける印象が全く異なる本だと思う。

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    投稿日: 2006.06.25
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    初期三部作の第一部。何も起こらないところがとにかく良い、当時の雰囲気を鮮烈に感じる事が出来る。 「25mプール一杯分のビール」等言い回しも秀逸。

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    投稿日: 2006.06.17
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    私にとって初の小説であり、初の春樹さん作品。 学校で強制的に買わされる。 しかしこれのおかげで小説を読むと言う趣味が増えた。 素晴らしいです。 内容はデビュー作といったところ。 でも素晴らしい!!

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    投稿日: 2006.05.24
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    記念すべき「鼠」三部作の一つ目。まだ今のような春樹色は出てないけど、ビールとクラシックジャズ?が良く似合う彼の世界観はこの頃からあったんだな、と再確認できる。

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    投稿日: 2006.05.05
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    部活に明け暮れていた頃、どこかでこういう”生き方”を望んでいた。当時、自分が子供っぽく感じたっけ。私が好きな春樹さんはノルウェイの森まで。だって純粋なんだもん。

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    投稿日: 2006.05.04
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    これを読むと、たまらなくビールとフライドポテトが欲しくなる。それだけでも読む価値アリ(?)。今持っている文庫本は、昭和61年のもの。紙は黄色に変色してだいぶ傷んでいるが、何回も何回も読み返しているので、愛着があって、まだ買い換える気にならない。

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    投稿日: 2006.04.24
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    村上春樹デビュー作。この作品に明確な起承転結はない。ひたすら承が続く。普通の人が承だけの作品を書いたら、「なんだこのメリハリのない小説は!」と感じるだろうが、彼の場合、一節一節が独立した面白さを持っていて、それがなんとも味わい深いのである。

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    投稿日: 2006.04.09
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    記念すべき、デビュー作。 村上春樹サンがキッチンでこの小説を書き始めた年齢に、もうちょっとなっちゃうアタシって(^-^; 18歳で、初めてこの本を読んだ時は、そんな日が来るのは遥か遠い先のことだと思ってたのに(笑) この作品を含めた村上春樹サンの初期三部作、が私の卒論のテーマでした。それだけに思い出深く。何度読んだかわかりません。ホントに。 近代〜現代の国文学ゼミにいたのですが、担当の教授の専門が無頼派だったので(^-^;そりゃーもちろん、太宰治とかススメられたんですけど・・どうもその頃は、人間失格・・って気分じゃなかったので(^-^;先生の反対を押し切って、村上春樹サンを選んだのでした・・ホントによく卒業出来てよかったぁ・・(笑) でもね。 村上春樹サンのこの作品と言えば、とにかく「新しい」文学としてセンセーショナルな感じに読まれる、って感じでしたけど。 私的には。 夏目漱石の『こころ』と、なんとなーく重なるような部分があるような気がしてて・・ってコトをその担当の先生に話したら(^-^; 『君はまだ若いのに・・なんでそんな、明治のヒトみたいなことになっちゃってるんだろぉ・・』と言われたような気が(笑) ま、感じ方はヒトそれぞれですから(笑) とても、好きなのに。 全部をわかりたいと思うのに、そんなこと出来ないってわかってる。 だから、もう。 傷つかないように、近づかないように、僕たちは『優しい距離』を置いて、生きて行く。 ・・って感じ?(^-^; と、思っちゃうんだけどね。書かれてあることを、そのまま読むと。 でも。 他人に必要以上に踏み込まれたくはないけど・・でも、自分のこともっとわかってほしいんだよな・・って、誰もがどこかで思ってるんじゃ?(^-^;と、私は思いますけどね。 だからこそ、ブログなんかもはやってるんじゃ? 自分のことでさえ、よくわからないのに。 他人の気持ちをわかろう・・だなんて、たぶん思い上がり、なんでしょ。 でも。 わかってあげたいなーと思いますよね。 好きなヒトのことなら、なおさら。 心についた傷の深さと、そのヒトの優しさっていうのは、比例するのよね・・と思う今日この頃。

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    投稿日: 2006.04.06
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    ラジオのDJのとこが好き過ぎる。 「僕は・君たちが・好きだ。」 青春って案外不毛な虚無感にさらされた毎日のことを言うのかしらと感じました。 なんだか涙がでそうになる。

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    投稿日: 2006.03.27