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バッテリー アニメカバー版
バッテリー アニメカバー版
あさのあつこ、佐藤真紀子/KADOKAWA
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総合評価

660件)
4.1
226
227
138
22
4
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    なんだか、心が温かくなった。自分の少年時代や、息子の成長への思いなどが、オーバーラップした。一気に読めて、心に余韻が残るステキな本でした。

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    投稿日: 2005.12.22
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    文庫本初のサイン本なので凄く個人的に思い入れがある作品です(笑) 現代の子供らしい考えを持った主人公と、それを取り巻く大人や同世代の子供たち。 大人と子供の視線がどれだけ違うものを捉えているのかを考えさせる作品です。 もとが児童書なので、とても読みやすいです

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    投稿日: 2005.12.18
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    授業中に夢中で読みました。読み終わったあとは早く学校が終わらないかそわそわしっぱなしで、終わってすぐに続きを買うため本屋さんに駆け込みました。

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    投稿日: 2005.12.13
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    本屋さんで横積みになっているのを見て、何となく手にとった本。 原田巧は小学生とは思えない冷たさがある。全てにおいて自己完結してしまうところに怖さを覚えた。 転勤で親の実家に戻ることで、少しずつ少年らしさが見えるようになってきた。読んでいて気づいたら涙ぐんでいた。 清々しさと忘れていた何かを思い出させてくれた。 続きが楽しみだ。

    0
    投稿日: 2005.12.12
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    野球少年たちの熱い思いが詰まりすぎな小説。夏休みに是非学生達に読んでほしい。 自分は選ばれた投手だと信じている(そして実際そうまで言わせる力を持っている)主人公・巧。転校した先で理想の女房役(捕手)・剛と出会う。 同じ年、同じ野球好き・そしてともに確かな力を持つもの同士。反発しあいながらも次第に打ち解け、甲子園を目指す熱血小説・・・などでは決してなく。 もうとにかく生意気なガキで御座います。凄いわ。 精神的に「既に完成されている」投手であるため、鼻っ柱の強い事強い事。おま、ちょっとは折れようよとか読者が心配してしまう始末。 とまあそんな、アクの強いキャラクター達の織り成す青春野球小説。 読んだ後に、きっと読んだ後に何かが残るはず。

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    投稿日: 2005.12.07
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    豪はある意味で野球少年らしいが、巧はまったくの正反対。 可愛げというものがさっぱりない。 「集団行動」とか「協調性」を要求される野球という世界で、ひたすら自分の腕を確信し、ただただ、全力で投げることだけを追求していく巧の姿は、およそ児童小説の主人公らしくない。 このまま突っ走っていくとどうなることやら・・・? と先が気になるのに、文庫は3巻で止まっている。 (単行本はすでに6巻で完結済み) 半年に1度のペースだったはずが、なぜ?! 待ちくたびれて首がろくろ首かキリンになる前に、早く次のを出してください、角川さん。 最後にひとつ、告白を。 偉そうに書いているが、内容を知る前は題名を「充電するほうのバッテリー」のことかと思っていた・・・

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    投稿日: 2005.11.30
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    「児童書にしておくのはもったいない」と角川から出版され人気になった本。 にしてもいまどきの小学生ってこんな難しいこと考えながら生きてるんですか。 いやでも面白いですけどね(笑)。

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    投稿日: 2005.11.27
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    読んだ時に雷に撃たれた。 こんなに凄い児童文学があったのかと。「小学生とか中学生とか大人だとか子供だとか関係ない。 オレの球だけ見ろよ。」

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    投稿日: 2005.11.25
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    児童書のくせして難しいです。巧は才能のあるピッチャーで本人もそれを自覚しています。キツい性格の巧と正反対のキャッチャーの豪、そして弟の青波。その二人と巧が中和して物語ができていると思いました。豪が大好きです!

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    投稿日: 2005.11.19
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    飛行機の中で一気に読破しました。 児童書らしいのですが、全然気にせず読めました。むしろ私にはあってるのかも…

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    投稿日: 2005.11.13
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    児童文学ということだけど、 いいものは誰が読んでもいいんだなーと実感。 情景描写・心理描写がとてもリアルで細かい。 中学校のグラウンドの土の匂い、夏の日差し。 どことなく懐かしい風景。 中学生の頃を思い出して、せつない。。。 強くて儚い心を持った巧は これからどういう風に成長していくのかな? 強いまま、孤高のままで居てほしいけど そうはいれない現実との狭間で揺れる、 巧の心がとってもイタイ。 新書だと5巻まで出るらしいので、楽しみー。 でも文庫版になるにはまだまだかかりそう。。。

    0
    投稿日: 2005.11.13
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    児童書のカテゴリーに含まれるらしいが、大人が読んでも面白い。一気に読み終えてしまった。思春期の心の揺れってヤツを思い出す。コミック化もされてるね。

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    投稿日: 2005.10.24
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    「児童書」というだけあって、ハードカバー版はたしかに文字が大きめ。でも、それさえ気にならないような読み応え・おもしろさ!

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    投稿日: 2005.10.14
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    野球を通して、友情を深めていくモノ。誰のことも信用していたかった。自分以外は、どうでも良いと思っていた巧。彼が、どんどん成長していく姿にドキドキしてしまいました。それに、とっても、巧かっこィィですョ☆

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    投稿日: 2005.10.11
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    「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。――関係ないこと全部捨てて、おれの球だけを見ろよ」中学入学を目前に控えた春休み、岡山県境の地方都市、新田に引っ越してきた原田巧。天才ピッチャーとしての才能に絶大な自身を持ち、それゆえ時に冷酷なまでに他者を切り捨てる巧の前に、同級生の永倉豪が現れ、彼とバッテリーを組むことを熱望する。巧に対し、豪はミットを構え本気の野球を申し出るが――。

    0
    投稿日: 2005.10.11
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    自負の天才投手に触発される捕手。若干13歳の少年達が大人顔負けのバッテリーが誕生した! 読み始めてすぐ作者の世界へ引き込まれ飲み込まれました。

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    投稿日: 2005.10.07
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    評判が高いこの作品。 なんとなく遠ざけていましたが、 読んでみたら…とっても面白かった! 孤高な巧。人なつっこい豪。体は弱いが洞察力の鋭い巧の弟・青波。登場人物がしっかりと描かれていて面白いです。続き早く読みたいなぁ。

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    投稿日: 2005.09.05
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    こんな大人な中学生はいないでしょうが、と思いましたが、読み進めていくと、まだまだ成長しきれてない所もあり、いとしくなった。弟君が、可愛い。

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    投稿日: 2005.08.27
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    本にこんなに惹きこまれたのはいつぶりだろう。もしかしたら初めてかもしれない。作者とキャラクターの距離感が完璧だと感じた。

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    投稿日: 2005.08.05
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    なんつーか…まさか自分が野球話に嵌るとは思わなかったよ。長野さんとは真逆の書き方で、ある意味同じ「少年」を描いていると思う。正直なところ触られただけでびくびくくる小学生なんて厭だ(笑)。とりあえずこれ以上真面目にレビューを書く気がないのであしからず。逃げます。

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    投稿日: 2005.07.22
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    「面白い」なんて一言じゃ収まらない深さがある。野球というスポーツの熱さが静かにじりじりと伝わってくる。本当にこれは児童書じゃない!

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    投稿日: 2005.07.17
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    多くの人がすすめるだけあって、やっぱり良かった。 誰もが持つ感想「これは本当に児童書なのか!?」 本当にそう思う。 まだまだ、「バッテリー6」まで続く。 全部読み終わって、ゆっくり感想を書いてみたい。

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    投稿日: 2005.07.14
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    原田巧になりたかった。 自分の力を真っ直ぐに信じる力が欲しかった。 信じられる自分で在りたかった。

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    投稿日: 2005.07.11
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    巧くん、確かにかっこ良くないことはないんだろうけど、わたしは彼に対して同属嫌悪を抱いた。彼のものの考え方や言動というのは確かに正論めいているけれども、決して人に安らぎや優しさを与えない。それは大人びているようで、実は一番子供じみたやり方なんじゃないかと思う。だから、同属嫌悪。 1巻を読んだ限りでは、豪くんが好き。

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    投稿日: 2005.06.08
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    巷で話題のバッテリー。数年以上前に知人に薦めていただいていたのにも関わらず今頃読みました。熱い!そして精神年齢が高い気がする主人公。

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    投稿日: 2005.05.20
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    天才ピッチャー、原田巧が主人公の野球小説。スポ魂モノとは違います。児童書らしいですが、これは児童書にしては内容が濃い。読んででドキドキしますよ。6巻で完結で、文庫は今のところ3巻まで出てると思います。

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    投稿日: 2005.05.15
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     どうも私はスポーツモノに弱いらしいんですが、これはスポ根とは遠い次元の話でした。いいんです。スポ根でなくとも面白いもんは面白い。小学六年生の原田巧は、野球をするために生まれてきたような少年。所謂天才なのですが、はっきり言って子供らしくない。読んでて「オイオイ、大丈夫かこのガキ」と思うのですが、大丈夫じゃなさそうです(笑)。

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    投稿日: 2005.05.14
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    文庫版バッテリー。解説はなんとあの三浦しをんさんですよ! 6巻まで読んだあとに、またこの文庫版で読み直すと、より作品に対する愛情が高まります。

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    投稿日: 2005.05.10
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    主人公を性格だけで言うと、なんかクラスに一人はいるようなカッコいい子ーみたいな感じ。(いやでもあんなピッチングする奴は学校に1人いるかいないかですよ) すごい才能のくせに、たまにすっごく中学生らしい。その、たまに見られる中学生らしいエロさがなんとも。

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    投稿日: 2005.05.07
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    この本を児童文学というくくりにしておくのはもったいない。野球が好きじゃなくても、ルールがよく分からなくても大丈夫。魅力的なバッテリーにどんどん惹きこまれちゃいます。

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    投稿日: 2005.05.01
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    野球を題材にした児童書の文庫版ですが、背表紙にも書いてある通り、大人も子供も楽しめる本、という感じです。まだ一巻しか読んでないですが、色々と考えさせられます。私は多分巧に似てるのかも。

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    投稿日: 2005.04.24
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    なんか、夢みたいな話ですな。キャラクターが強すぎて(とくに弟の方)、現実感から遠い感じがしました。いろんなところで絶賛されてて期待しすぎたからか。バッテリー2を読めば印象が変わるかも?

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    投稿日: 2005.04.24
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    何ていうか…いろんな意味で裏切られましたね。 『ただの青春スポーツ物語』じゃないんです、この本の内容は。 「果たしてこの本は本当に児童文学でいいのか?」と思わず首を傾げたくなるぐらいの心理的描写なのに、何故か表現がとても丁寧なんです。 この本を読み進めていくうちに、子供大人関係無く、バッテリーワールドに引き込まれていってしまいます。

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    投稿日: 2005.04.12
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    大好き。児童向け小説にはまるきっかけになった本。キャラクターの一人一人が魅力的。2巻の羊のシーンが好き(笑)巧がだんだんとやわらかくなっていくのが読んでて微笑ましいです。(2004.12.27)

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    投稿日: 2005.04.12
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    含むところが多く、小説としてとても面白かった。 児童書とか書いてあったかもしれないが子供が読んでも大人が読んでも面白そうだ。子供には少し難しい気もするが、子供でもこれくらいは読めていいだろうと思う。 普通に面白い。

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    投稿日: 2005.04.10
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    主人公の巧は自己中心的というか周りに興味がなくて、淡々としていて自分にすごく自信を持っていて嫌いなタイプ。でも巧は巧なりにいろいろ考えていてこっちも考えさせられる。

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    投稿日: 2005.04.09
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    友達に借りて読みました。すいませんねほんとに今更ですね(笑)。面白かった!よくあるスポーツものと思いきや違うんですね奥さん。天才的な才能を持ち自分でもそれを認めているという主人公は珍しいキャラクターなのではないでしょうか。周囲と下手に馴れ合ったりせず、周囲が彼の才能にほれ込んでついていくというところが目新しかったです。続きも気になる。個人的にはあんまり主人公の挫折は見たくないなぁ。 解説の三浦しをんもまたよし。

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    投稿日: 2005.04.09
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    久々の児童書で、こんなにハマる小説だとは思いませんでした。表現の仕方が凄く上手いと思います。読んでいると文に引き込まれて行きます。

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    投稿日: 2005.04.03
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    児童書にしては、心理描写が鋭く、リアルに描かれていて、どきっとしてしまった。巧と豪を見ていると、出会いって凄いなぁと思わせられる。運命だったんですよね、きっと。

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    投稿日: 2005.03.21
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    主人公の少年は野球の天才少年だ。ずばぬけた才能、それを周りの少年や大人達は受け止めきれない。ゆえに、少年は、少し、いや、かなり冷めた性格をしている。 そんな彼が中学生になる直前の春休み、田舎に引っ越すことになる。 そこで出会うキャッチャーの少年、彼は受け止めることができるんだろうか?二人のバッテリーの物語が始まります。 この物語は全6巻だそうです。

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    投稿日: 2005.03.16
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    腐女子属性の方は是非読むように。 著者は腐女子ではないと思われますが、素で非常にや○い臭いです。(爆)ま、それを差し引いても純粋に面白いです。 星が一つ少ないのは方言が気になったから。架空の町とはいえ、岡山と広島の県境ではありえない方言が気になって仕方が無かったです。

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    投稿日: 2005.02.09
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    中学生が野球を通して通い合う友情、青春、そして家族。そんな当たり前の事を、繊細な少年の心を通して描いています。心が温まる一冊。 続きを読みたくなるよ。

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    投稿日: 2005.02.08
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    単なる野球好きな少年の話じゃ無いと思う。少なくとも穏やかでほのぼのした話じゃない。 鋭さを剥き出し、信念がぶつかり合う。矛盾も抱えるがそこに淀みはない。一人の人間と、その周囲の話。 夢中になって読むことができる。続刊が待ち遠しいです。

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    投稿日: 2005.02.05
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    ただの児童書ではないですよ。 本当に、まっすぐな気持ちが描かれている。 児童書でここまでのものって、なかなか出逢えない。 ハードカバーは児童書のコーナーにおいてあるんですが、私は文庫版のほうを手に取ってしまいました。 2巻と3巻は列車で移動中の間に 読んだんですが、これ、読みきれました。飲み込まれる雰囲気がしました。 つぶれずに腐らずに真っ直ぐに彼らが育ってくれれば良いと、なぜか読んだ後に思うのです。 バッテリーの2人の関係がまた良いんです。 少年野球モノは本当、良いものは良いですよ。

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    投稿日: 2005.01.29
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    児童文学と侮るなかれ! こんな面白い本、子供に専有されてはたまらない。野球を知ってても知らなくても、問題ない。主人公・原田巧と彼を囲む人々との心の動きや、気持いいまでの自己表現の世界に浸ってください。子供に関連するお仕事を持つ方は、必読だよ。

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    投稿日: 2005.01.18
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    児童文学にしては、ずいぶん心理をリアルに描いたな、という感じ。心の葛藤や、自分でも理解できない苛立ちとか。スポーツに友情、よくある話かと思いきや、確かにスポーツに友情ではあるが、「よくある」のとはまったく違う。とにかくのめりこんでしまう。現在文庫では?まで出ている。

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    投稿日: 2005.01.11
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    子供の頃に感じた大人の矛盾した言動に対する怒りを思い出しました。 そういうものを忘れていくことで子供は大人になるんだ、きっと。

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    投稿日: 2005.01.04
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    児童小説を読みたくない気持ちにさせるのは、リアルじゃないところだろう。リアルといっても現実的なことというのではなく、主人公の現実をみて如何感じるか、解釈するかがリアルじゃない。作者が大人であるために、世界との接し方が子供らしくない。あくまで『大人が考えた』子供像で描かれている。そこに嫌気をさす。しかし本書『バッテリー』は違っていた。思春期を迎えた主人公の背伸びと歳特有の感情がごちゃ混ぜになって整理しきれない、自分なのに扱いきれない結果の息切れさと『誰かに気付いてほしい、知って欲しい』という気持ちを描かれていた。そして周りの人間達の模様も。この小説は、人間の温度と匂いを感じさせる。強さ、弱さ、楽しい、悲しい、迷い、etc・・・本当に今現在進行している模様を切り取っているのでは、と思ってしまうほどに本書は生きている作品だった。これは読んで欲しい。セカチューよりも『バッテリー』。親子で読みまわせ。

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    投稿日: 2004.12.27
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    大好き。児童向け小説にはまるきっかけになった本。 キャラクターの一人一人が魅力的。2巻の羊のシーンが好き(笑) 巧がだんだんとやわらかくなっていくのが読んでて微笑ましいです。 (2004.12.27)

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    投稿日: 2004.12.27
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    生意気な主人公のピッチャー、中学生らしからぬ無邪気さのないキャッチャー、超能力でも持ってるんかい、こいつは!!と思ってしまう弟… 面白い。

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    投稿日: 2004.12.19
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    教育歌劇さんから出ていた児童書を文庫化したものです。  なんどよんでもこの話はいい!  巧と豪のコンビは最高です。

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    投稿日: 2004.12.14
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    周囲に薦めまくったこの1冊。子供だけに読ませておくにはもったいない。 こんなにドキドキする本を読んだのは久しぶりでした。

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    投稿日: 2004.11.26
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    児童文学だけど、大人が呼んでもおもしろい。 主人公・巧の性格は、投球の完璧さのためなのだろう。 今後の展開が楽しみな作品。

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    投稿日: 2004.10.17
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    天賦の才能を持つ中学生(この巻では小6)ピッチャー原田巧。プライドは高いけどそれは才能に裏打ちされたもの。父の転勤で母方の実家、岡山に暮らすことになった巧はそこで同い年のキャッチャー、永倉豪に出会う。 野球に対する思い、親への苛立ち、反発と理解。そういうものを呑み込んで彼らは成長していくのだなぁ、と自分の子供時代が少し懐かしく、そして彼らが羨ましく思った。 巧のように賭けられる「何か」を持つことは幸せで、同時にそれを得られなかった者には腹立たしくもある。それが才能のある者とない者の差なのかもしれないけど。

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    投稿日: 2004.10.14
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    この味をはたして「児童」が分かるのか! 主人公は少年野球界のエースで(本人も相当な自信家)小学校を卒業したての少年(まだ中学入学していないところもポイント)。 弟は病弱で本の虫。父親も文科系。母親は(体裁をきにする)いまどきの人。 田舎のおじいちゃん(かつて有名な高校野球の名監督であった) の家に家族で引越してくるところからはじまります。 プライドが高く意地っ張りな少年がそのまちで出会う野球の仲間たち、大人たちとの 交流の中でぎこちなく成長していく(であろう)お話。 続編を読んでいないので分かりませんが。。 きっとりっぱに成長します! その中でも、お母さんの存在。がものすごく気になりました。 「お母さん」の意識より「わたし」である意識が強い。 「私の子供」という無意識の行動が 年頃の男の子をどんどん遠ざけていきます。 うすうす子供たちは気づいているのですね。 意味もなくつっぱっていた微妙な時期を思い出してほろ苦さを感じつつ、 分かっちゃいるけど子育てってむずかしい。。 と訪れるかもしれない自分の将来に不安を抱いてみたりもするのでありました。

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    投稿日: 2004.10.14
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    元々は児童文学なのですが、某小説ヲタ雑誌で、これの紹介を読みまして。 野球部+少年+友情 と3拍子揃っちゃったわけですよ! んほーーーーー!!と思って読みたいわけであります。 今、とっても読みたいです。 だれか・・・!

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    投稿日: 2004.10.13
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    コレを児童書にしておいていいものか(反語)巧の一言で言い表せそうで表したくない性格と他の和みキャラのバランスが絶妙。

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    投稿日: 2004.10.04
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    もとは児童書らしいですが、大人が読むとまた違う意味をもつ本かな。主人公は両名共に苦手なタイプだ(苦笑)

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    投稿日: 2004.09.28
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    コレは児童書です。 それが、文庫になって登場。 中学入学を控えた少年が、父親の転勤で、両親の故郷へ引越しをする。そこでバッテリーを組むべく運命的な出会いをする。クールで自己中心的で、だけど、心が疼いている少年の気持ちがなんとも言えない。 文庫としての発売は2巻まで。あまりにも面白くて、児童書で3〜5巻まで一気に読みました。話はまだまだ続行中みたい。早く続きが読みたい! 絶対保存版です。久しぶりだな。保存したいと思った本は。

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    投稿日: 2004.09.24
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    あさのあつこのバッテリーを読みました。バッテリーという題名のとおり野球の物語ですが、野球の試合は全く出てきません。自分の投手としての才能に絶大なる自信を持っている小学6年生の主人公、原田巧とそのキャッチャーとなるべく巡り合わせた永倉豪の物語です。彼ら二人を取り巻く仲間たちや親たちとの心温まる交流が描かれています。特に巧の弟の青波がいい味を出しています。

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    投稿日: 2004.08.10