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追憶の夜想曲
追憶の夜想曲
中山七里/講談社
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総合評価

217件)
4.3
87
97
20
1
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    kindleまとめ買い2作目。1作目は、主人公:御子柴の少年院時代の話を交えながら、法廷で絶対不利の状況をまくってしまう弁護術を披露し、かつ真犯人をもつかむという素晴らしい落ちがありましたが、今回「は」というか「も」というか。。。さて今回は、夫殺しを自供しているある妻の弁護を前任から無理矢理奪うところからスタート。中盤は、供述調書なども交えながら、勝ち筋を探っていくわけですが。。。いやあ、まさかのどんでん返しでした。そこは思い至らなかった。妻が誰かをかばっているのはあきらかだったし、途中で入れなくてもよいエピドードを加えていたりして、「こいつがこうなんだろうなあ。でもなぜそいつが夫を殺す???」と謎だったのですが、素晴らしい伏線回収でした。やられましたが、これは、1作目を読んでいた方が絶対面白いですね。

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の御子柴先生の(みんな罪を犯している。それてもみんな生きている。生きていることを許されている。それは全員に償う機会があるからだ。)のセリフにグッときました。 まさか一冊目の過去の事件とリンクしているとは思わなかったし、その繋がりが最後のセリフに重みがあった。 倫子も美雪もママも幸せになって欲しい。

    1
    投稿日: 2025.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    頁をめくる手が止まらぬ… 真犯人の予想とじじぃ怪しすぎるとは思ってたけどそれ以上のどんでん返しが待っていた。 さすが俺たちの中山七里先生!!!! 岬検事と御子柴弁護士の好敵手的なやり取りも軽快でもっと読ませてくれ、という気持ちになる。 また前作を読んでも思ったが 『時分は奈落から手を伸ばしている者を傷害かけて救い続ける。』 フィクションとは言えこの御子柴の覚悟に涙が溢れそうになる。全シリーズ読むぞぉ!!

    0
    投稿日: 2025.10.22
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    御子柴礼司シリーズの第二作。 そして、岬恭平との対決。 本作も法定物ミステリーとして面白かったのだが、後半に被害者の素性が示されたときの前作とのつながりに驚愕した。 最後に御子柴と岬の間で会話がされるのが、究極では二人とも真理を追究し、法により人を救うことを目的としているところがよかった。 また、前作では明らかにされなかった、御子柴が医療少年院を退院する際に語った言葉がさりげなく明らかになったところも感動的。

    9
    投稿日: 2025.10.18
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    御子柴シリーズ第2弾。夫を殺した罪で一審で懲役16年の判決を受けた主婦を、自ら弁護することを希望。 自白もしていてお金を持っているわけでもないこの主婦になぜこだわるのか?相手の岬検事もやり手で裁判での攻防がすごい! 予想ついた点もあったがその動機に驚き、こだわりの理由に驚き、息つく間もない最終弁論でした。

    1
    投稿日: 2025.08.25
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    次作からの続きで非常に面白く、一気に読んだ。 最初から何か違和感があるような所があり、 被告人が犯人では無いことは、容易に理解できた。 自分の犯した罪を償っていく、、、。 真相が明らかになる過程の中で人の悪いところが見えて目を背ける場面もあった。 最後は、どんでん返しの連続で真実を突きとめれ、良かった。 いつも残されるのは、小さい子どもであり そのサポートを皆でやって行きたいですね。

    5
    投稿日: 2025.08.16
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    御子柴弁護士シリーズの第2弾。 前作同様、緊張感あって、いっきに聞き終えた。前作の記憶も結構残ってるもんだな。

    0
    投稿日: 2025.08.14
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    追憶の夜想曲 著者:中山七里 ナレーター:池添 朋文 御子柴礼司の第二弾。 何故、高額報酬を望む御子柴が一般の主婦を弁護するのか。 主婦の隠し立ては何なのか…。 聞いていて最後で展開で驚いた。 そうか…そういう事だったのかと、何重にも納得。 1番気掛かりなのは6歳の女の子。 辛抱強く生き抜いて欲しい。 驚きの展開に第三弾は逆にどうなるのかと… 続きが楽しみでならない。 ------------- サマリー(あらすじ)・コンテンツ: 少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は?豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。対する検事は因縁の相手、岬恭平(みさききょうへい)。御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか? そして第二審の判断は…… 少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は? 豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。対する検事は因縁の相手、岬恭平(みさききょうへい)。御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか? そして第二審の判断は…… ------------- 読了日:2025/08/12

    18
    投稿日: 2025.08.12
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    敏腕であるが、高額報酬を要求することから「悪辣弁護士」と揶揄される御子柴礼司を主人公に据えた法廷ミステリ長編シリーズの第二作目。一審では求刑通りの量刑で有罪判決となった妻による夫殺しの被告の弁護人を、前任者を脅迫してまで交代した御子柴。法廷では因縁のあるこちらも実力派の検事との一進一退の攻防がぐいぐいとページを捲らせる。そうは言ってもどこか被告が非協力的なところもあり当初見立て通りに形成不利に追い込まれていく御子柴。そもそもなぜ金にも名誉にもなりそうにない事件の弁護を引き受けたがったのか、そこのホワイダニットに御子柴礼司という弁護士の弁護士たる所以を詰め込んだ構成は見事。その見せ場をつくるために全体的にはややご都合主義的な印象は否めないがその分その効果は劇的であるとも。

    9
    投稿日: 2025.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    会社の方からお薦めいただいた小説。 1巻を読まずにこちらの作品を読み終え、それでも問題はなかったけれどどうせなら初めから読んだ方が御子柴の人となりをもっと理解して入り込めるのだろうと思った。 御子柴がどれだけの悪徳弁護士かと取ったら、ブラックジャックのような人だった。最初の、御子柴が園部だった頃に犯した殺人の模倣犯が出てくるのか⁉︎と思いきや読みは大外れ。夫殺しで既に判決が下された亜紀子の不利な現状からどのように逆転して無罪を勝ち取るのかと思ったら、なるほど美咲が父親と要蔵の被害者で、過剰防衛で殺してしまったのか。無罪に導くまでの推理や証拠集めは面白かった。そうか、亜紀子は御子柴の被害者の姉だったのか。果たして彼女にとって無罪放免は喜ばしい結果だったのか…(でも娘が性被害に遭っているのを黙認していたなら裁けずとも彼女も同罪では?と思ったり。) 御子柴の過去に犯した罪を、亜紀子の弁護人をすることで少しでも償えたと言えるのだろうかと、読み終えた後の方がいろいろ考えてしまう。

    1
    投稿日: 2025.07.24
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    前作から三ヶ月後。 前作のラストで刺された御子柴は、病院にて三ヶ月の入院を余儀なくされた。本来ならもう少し休んでおかなければならない所、早々に仕事に復帰した御子柴は、宝来弁護士の元を訪れ、ある事件の弁護を変わってくれ、と頼む(頼む=脅す)。 ある事件というのは、夫が定職に付かず借金ばかりして引きこもり、生活能力が乏しい事に加え、他の男性と一緒になりたかったからという身勝手な理由でその夫を殺し、一審で懲役16年の判決が出た事件である。 正直お金にもならないし、妻、津田亜希子が自白していることから減刑なども難しい案件。なぜこの事件に御子柴が拘るのか、それはラストで明らかになる。 前作が渡瀬や古手川といった警察との対立だとしたら、今回は検事である岬との対立だろうか。 岬検事は以前御子柴と法廷で争った事があり、その時に惨敗したことから今回の事件を自ら勝手出た。 清廉潔白、読み進めていくと岬検事にはそんな言葉が合うように思う。しっかりと捜査を行うように警察へ打診したり、検事として悪人はしっかりとした裁きを下さなければならないという心情を持ち合わせている。 御子柴も今回の裁判では、思ったように進められない。こちらに有利な証言を得られた、と思ったら岬検事の反対尋問にて覆される。それは検事の手柄だけでなく、弁護している被告人、津田亜希子が弁護士に協力的ではない点も大きい。 今回の事件は、真実なんてもう明らかでしょ? と思わせておいて、どこか違和感を覚える。まるで喉に小骨が刺さったような。 亜希子の娘の1人、倫子は御子柴によく懐き、その年よりもよく出来た子供であった。御子柴にも臆さず話しかけ、御子柴にヒントを与える。 倫子と御子柴の掛け合いはちぐはぐのように見えて上手く噛み合っていて和む。幼い子供にも大人のように接する所が倫子にとって嬉しかったのだろう。もう少し見ていたいと思った。 今回は亜希子の夫、殺された夫である伸吾が証券取引を行っていた事から、その辺がまた詳しく書かれている。株の事は詳しくない私だが、その説明を読んでドツボにハマるとはこの事かと恐ろしくなった。無闇に手を出すべきではない。 最後の公判にて亜希子の行った事実が明らかになる。そして御子柴の過去や、公判で語られなかった事実も。 岬検事は御子柴の事を良く思っていないが、悪人は逃さない。しっかりと話を聞き、罰を与える。ドラマでは熱が入り過ぎていて苦手だと感じたが、小説だと好印象であった。 最後に御子柴から倫子へ送る言葉が御子柴らしく、そして私たちの心にも留めておきたい言葉だと思った。 「人間は生きていれば何かしらの罪を犯している。  しかし、償うことで生きていける」 償うと言うことは、人間に戻れる唯一の道である。 続きも期待してます。

    12
    投稿日: 2025.07.12
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    御子柴礼司シリーズの2作目。Kindle Unlimitedで読むことに。絶対に実写シリーズにはできそうもないテーマを扱う本シリーズ。今回も驚愕の展開で、事件自体はラストになるまで分からないいつもの展開ながら一応決着するのだが、なんと裁判中に御子柴礼司の身バレが・・・一体これからどうなるの?急いで次巻を読まねば。

    1
    投稿日: 2025.07.05
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    前作「贖罪の奏鳴曲」で主人公を純粋な気持ちで応援できないのもあってしばらく放っておいたシリーズ。確か大怪我したよな…と思いながら読み始めた。うん、なんか彼の体調は大丈夫そうだった(;^ω^) 第1審でほぼ量刑まで固まっていたある事件の第2審で御子柴弁護士が割って入ってきた。検察側も被告人も、戦々恐々。敵が多い御子柴弁護士は、何のためにこの裁判に首を突っ込んできたのか、この事件に何かあるのか。 『御子柴は自分にだけは真実を語れと言った。冗談ではない。あんな得体の知れない人間に全てを打ち明けられるものか。あの男が弁護できるのは事件の一部だけ。全てを明るみにし、全てを弁護できる者などいるはずがない。…警戒しなくては。-弁護人の策謀-』 明るみになった真相が胸糞悪くて総じて★3.5ぐらいだけれど、岬検事(ピアニスト岬洋介シリーズの方が馴染みがあるので、あのパパの仕事ぶりが垣間見れて嬉しい)と、やいのやいの法廷弁論が繰り広げられいたところは、とても面白かった。 2025.6

    52
    投稿日: 2025.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディブルにて 御子柴のしたことは許されることではないけれど、 ここまでして贖罪を続けていくのはしんどすぎる。 御子柴と被告人の過去が交わっていたと分かったときは 思わず顔を歪めてしまった。

    1
    投稿日: 2025.06.01
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    裁判の中での弁護士と検察官やりとりが、わかりやすい言葉で、テンポが良く書かれていて惹きつけられました。作中の岬検事は「さよならドビュッシー」のピアノの先生のお父さんだし、この作品の第一部「贖罪の前奏曲」にはや「カエル男」に出てくる刑事さんコンビも出てくるそうで、中山七里さんの壮大な構想力に驚きます。

    12
    投稿日: 2025.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中山さんの小説が好きなので一気読みしたけど、もしかしたらこれはシリーズなのかな?二冊目? 犯人の目星や御子柴の過去の事件との絡みは薄ら見当はつくけど、やはり文章力でグッと引き込まれました。特に人物達に魅力はないもののシリーズは全部読みたくなった。 とりあえずジジイこそ頭と四肢バラバラにされてほしい。一番の胸糞はこいつとその息子でした。

    1
    投稿日: 2025.05.16
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    御子柴礼司シリーズ。過去に殺人を犯した弁護士が夫を殺した妻の弁護士に半ば強引になり替わる。 普段法外な料金を取れる相手しか客にせず、また宣伝効果も薄いこの審理になぜ御子柴礼司は注目するのか、被告人の女は何を隠しているのか、最後まで謎のまま物語は進む。テンポよく話進み、一気に読んでしまった。リーガルサスペンスとしてのできもよく、次巻が気になる終わりで早く読みたいと思った

    1
    投稿日: 2025.05.08
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    悪徳弁護士と言われている、御子柴礼司が活躍するリーガルサスペンス。 御子柴の暗い過去から始まり、夫殺しの容疑で逮捕され弁護人として、 裁判に挑んでいたへっぽこ弁護士を騙して、御子柴が弁護人を引き受けたが、 そこには何かしらの訳があるのだろうか・・・。 びっくりするような出来事が待ち受けていた。 もう、ある程度読んでいくと、何となく犯人を予想できてくる、 何となくわかりやすい?って感じの作品でしたが、それでも騙されてしまう、 とんでも展開が待ち受けていました(勘の鋭い人は、これにも気づいてるかもね)。 御子柴礼司が悪徳弁護士と言われる由縁は、前作及び別作品でも、 知ることができ、前作を読んでいる人はなぜそんなことをしているかも 知っているでしょう。その流れで、今作は・・・おっとこの作品から 読むのも楽しめるとは思いますが、前作から読むことを強くオススメします。

    6
    投稿日: 2025.05.02
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     弁護士・御子柴礼司シリーズ第2弾。  カネにならないような弁護は引き受けない御子柴が今回引き受けたのは、主婦の夫殺し。しかも、一審で有罪となり、誰が見ても勝ち目のない戦い。わざわざ前任の弁護士から譲り受けてまで引き受けるような案件ではない。それなのに、なぜ引き受けたのか。  本作は弁護の方向性を主線に置きつつも、この目的が常に副線となって動いている。ラスト20ページは怒涛の展開で急転直下の結末を迎える。

    1
    投稿日: 2025.04.27
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     御子柴礼司シリーズ2作目。 リストラされてから再就職もせず自室に引きこもってデイトレして借金ばかり増やしていた夫。パートの稼ぎで家計を支え、家事育児を一手に引き受けていた妻。ある日夫が刺し殺されて、、、。  今回も面白かったです。 内容とは関係ないんだけど、夫の父が近所に住んでるんだけど、キモかった。玄関の鍵が空いてたからって家に上がり込み、脱衣所から物音がしたからってドアを開ける。。。誰かお風呂入ってたらどうするの?嫁かもよ?とドン引きしました。異常だよね?って思うのは嫁の立場の人だけ?  能面検事シリーズの岬検事(『さよならドビュッシー』等の岬洋介のパパ)も出て来て、あらあらあらって歓喜。    中山七里さん、漢字も言葉も難しくて勉強になります。 読み仮名がなくてビックリ。読めたけど。 →矍鑠(かくしゃく) 意味があやふやな言葉 →閨房(けいぼう)寝室、婦人の居間。 韜晦(とうかい)自分の地位や才能を隠し、くらますこと。姿をくらますこと。 膾炙(かいしゃ)広く知れ渡ること。 自信がないか、読めなかった。 →瘧(おこり)、肯う(うべなう)、贖う(あがなう) 日本語って難しいな。

    10
    投稿日: 2025.04.05
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    御子柴シリーズ2作目 岬検事が出てきて、あれ?岬っていう名字が好きなのかな?と思ったら岬洋介の父と。そういえば岬洋介の父親は検事でした。 岬検事との対決でよりおもしろく。 そして、高額報酬でしか動かないと言われている御子柴弁護士が言い値で構わないと言って夫殺しの容疑をかけられた主婦の弁護を引き受けた理由は。 どの場面も無駄がなく、一気読みしたあと戻って読み返したり、じっくり味わいたい気持ちになりました。

    7
    投稿日: 2025.03.24
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    なんという結末!中山先生あっぱれです。 少年時代に事件をおこした御子柴。彼の贖罪はいつまで続くのだろう。こんな贖罪ができる御子柴は素晴らしいが少年時代の事件を思うと何とも複雑。一度犯した罪はいつになったら許されるのだろうか

    2
    投稿日: 2025.03.21
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    弁護士御子柴シリーズ2作目! まさに追憶… ざらーっとした読後感で ちょっと沈む。 中山七里さんの作品だから つまらないありきたりな事件で 終わらないだろうとは思ってたけど、 こういうことかー…と凹む。 今作は完全に前作ありきな物語。 前作を読まなくても楽しめるけど より深く楽しむなら前作から♪ 何より前作で謎に包まれてた 大事な部分が今作で明かされる! 思わずそこだけ三度読みしたほど。 被告人は本当に罪を犯したのか。 何よりなぜ御子柴は不利な材料しかない 弁護を引き受けたのか。 後半の畳み掛けから目が離せなくなる! 一番響いたのはラストのラスト、 「償うことで人は生きていけるということを」 というところ。

    13
    投稿日: 2025.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第2弾 あっという間に読了 真犯人は中盤でわかるし なぜ犯行に至ったかもわかるのだけど 御子柴がなぜこの事件の弁護人にと言うところは あの瞬間まではわからなかった! すごい、そこ!? この二転三転する展開が中山七里作品の 醍醐味といったところでしょうか。 さぁ、次は恩讐の鎮魂歌へ

    1
    投稿日: 2025.02.22
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    被告が抱える秘密とは? ライバル検事登場。 コメディリリーフの少女。 そして何より、御子柴が弁護を受けた理由とは? 今作も面白かった。

    1
    投稿日: 2025.02.01
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    御子柴弁護士シリーズ第二弾!中山七里さんの大どんでん返しは最高ですね。これからも読み続けます! 贖罪のソナタから読まれるのをお奨めします。

    2
    投稿日: 2025.01.15
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    最後のどんでん返しが楽しみでついつい一気に読んでしまうが、今回もとても面白かった!御子柴がなぜ1人の冴えない主婦の弁護にこだわるのか、謎が解けた時にはあっ!となった。「誰もが生きている限りは何かしらの罪を犯している。それでもみんな生きることを許されている。それは全員に償う機会が与えられているからだ。」いい言葉だなと思った。自分の過去の後悔や過ちもすべて必要な事だったと思えるような。岬検事との対決も良かった!

    3
    投稿日: 2024.12.04
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    「贖罪の奏鳴曲」とほとんど同じ起→承→回顧→結の構成であったため読み進めやすかった。今回も登場人物自体がそれほど多くないことから真犯人が誰かはある程度絞られ想像できるが、前回同様推理して答え合わせは不可能な解なので、どういう真実が待っているのかのワクワクを2作目ということで純粋に楽しむことができた。

    1
    投稿日: 2024.12.01
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    御子柴礼司シリーズ2作目。割と早めにこのオチかなは想像が付いたが、クライマックスに向けてはもう手が止まらず一気に読み切った。 もう少し救いがある終わり方の方が個人的には好きだけども。次作も楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    悪徳弁護士と言われる御子柴が平凡な主婦の夫殺しの弁護を担当。裁判の行方もそうですが、二転三転する展開、そして後半の衝撃は忘れられません。

    2
    投稿日: 2024.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作もなかなかだったけど今作の事件の真相も結構な胸糞悪さ… 後半進むにつれて「あ、あれ…これもしかして美雪…?」ってなったけど結局のところ元凶は津田父子。お前らどこまでクズなんだ‼︎‼︎ 美雪がただただ可哀想…… そして亜希子があの佐原みどりちゃんの姉とは…‼︎ 過去に何か悲しいことあったんだなくらいで全然その可能性考えてなかった^^;笑 それにしても敗色濃厚どころか最早負け戦じゃないかと思われるほど不利な状況で最期逆転するの格好いいな〜! (あと前作で御子柴刺されたからその続きがすごく気になってたんだけどまさかの冒頭でもう退院後っていう…御子柴センセイつよ笑)

    1
    投稿日: 2024.10.21
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    面白い! シリーズ2作目で更に面白く。 途中、「真相が読めた!」と思って読み進めると衝撃のどんでん返しが。 加えて御子柴の魂胆や狙いが少しずつ見えてきてこの先の展開がどうなっていくのか非常に楽しみ。

    9
    投稿日: 2024.09.14
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    御子柴シリーズ第2作目。 2作目といっても前作を読んでいないと世界観や御子柴という人物をつかめない、そんなシリーズです。 前任の弁護士を脅してまで弁護を交代した夫殺し事件の弁護。なぜそこまで肩入れするのか、検察側も本腰を入れて、岬検事が担当を代わる。 お互い引かない攻防を大きな代償を払いつつも最後のどんでん返しでひっくり返す。 そこは前作と同じだし、真犯人についても閉廷後に追求というのもリーガルミステリーらしくていいですね。事件解決というより弁護に主体を置いている感じで。 というか、2作目でかなりの展開を見せてしまっているので、今後どうなるかとても楽しみです。

    41
    投稿日: 2024.09.13
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    依頼人に高額報酬を要求し、懲戒請求が後を絶たない 悪辣弁護士・御子柴礼司は、夫殺しの容疑で、 懲役16年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。 御子柴が金目のない事件に関わる目的とは?

    1
    投稿日: 2024.09.05
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    少年時代に凶悪事件を犯した弁護士、御子柴のシリーズ2作目。主婦の夫殺しの弁護を無理やり担当した目的は?自白までした事件を逆転で勝ち取れるのか? ラストの展開は衝撃的。でも全体を通して気持ちの良い展開ではなかった。

    1
    投稿日: 2024.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御子柴がこの事件を何故引き受けたのか…最後に分かり、御子柴の人間臭さが垣間見えた気がした…。 真の犯人は娘だということは分かっていたが、その動機に関わっていた人は意外だった。

    5
    投稿日: 2024.08.06
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    少年時代に凶悪事件を起こし、名前を変えて弁護士となった御子柴礼司。高額請求の悪徳弁護士が主婦の夫殺しの事件の弁護を奪いとる。弁護費用は言い値でいいという御子柴の弁護に立った理由は何なのか。因縁の岬検事との法廷での対決は緊張感たっぷりで読ませてくれます。最終弁論での御子柴と岬の対決は一気読みです。生きることを許されるために贖罪のために真実を明らかにする主人公が悪い奴なのだけど、魅力的です。 2024年7月28日読了。

    1
    投稿日: 2024.07.28
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    audibleで聴読。 御子柴礼司シリーズ第2段。 さすがの中山七里先生のリーガルミステリー。 全巻の贖罪の共鳴曲同様、最後の最後にどんでん返しがきっと起こるだろうハラハラしながら聴き進めることができました。 なぜ御子柴礼司はお金にならない主婦の弁護を引き受けたのか?そこに隠された御子柴の過去との繋がり。 全7シリーズなので、2作目でこんな展開に終わるとは思ってませんでした!しかし、そこに御子柴の考える「贖罪」があったのでしょうね!

    1
    投稿日: 2024.07.11
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    もしかしたら前に読んだかもしれない。 悪徳弁護士で金持ちの依頼しか受けないという評判の御子柴が、ごく普通の主婦による夫殺しの弁護を引き受ける。依頼されたのではなく、すでに1審が終わった後、別の弁護士から奪うように。 冒頭、悪夢のていを取って少年の頃の御子柴の犯罪が描かれ、そこから本編へと入る。導入もなかなかサスペンスで引き込まれた。 さて被告人の亜希子だったかな?は所帯くさい美人でもない35歳の主婦で、夫との折り合いはそもそも悪かった。 夫はリストラに合ったあとデイトレーダーもどきになり、家事も何もせず自室に引きこもっていた。そのくせ妻と娘たちに暴力を振るう。 被告人は計画的に夫を殺したわけではない。衝動だつたと言う。そのあたりを切り口に、御子柴が引っ張り出した、亜希子の歴史。 隠しておきたかった真相にも辿り着く。 その真相が実に胸糞でエグかった。もし物語に入れるならこっちは無罪で、そっちを死刑にしてほしいと思った。そのくらいエグかった。 ああむかつく! と、感情移入できるくらいの面白さだった。

    25
    投稿日: 2024.06.22
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    びっくりする仕掛けやこじつけがない、ある意味王道の法廷ミステリー。 ゆえに安心して読めます。好きです。 終盤筋書きが見えてくるものの、不必要な後日談をあえて書かないところも前作と同じく。そこもまた良し。

    3
    投稿日: 2024.06.18
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    御子柴はなぜそんな辛い事を選ぶのだろうと思いながら、彼が過去に犯した罪は生理的に受け入れられない。 この両方の気持ちがせめぎ合いながら読んだ本でした

    137
    投稿日: 2024.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディブルにて。 珍しく途中で真犯人と弁護する理由がわかったけど、それを抜きにしてもどんでん返しがあって面白かった。 御子柴のキャラクターにも少しずつ惹かれていっている。

    0
    投稿日: 2024.05.24
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    前作は映像化されたから読みたかったようだが、その続編ということで読んだ。 なかなかに人間の醜い部分をあぶり出してるなーと。でも次のも読みたい。

    1
    投稿日: 2024.05.16
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    中山七里さんの御子柴礼司シリーズ第2弾! 『追憶の夜想曲(ノクターン)』 いやぁ〜、今回も安定の面白さで頁を捲る手が止まりません。 御子柴礼司が今回の事件の弁護をかって出た理由とは?最後の最後に怒涛の種明かしがある。贖罪とは何なのか・・・またしても考えさせられた。 真犯人は予想が出来ていたものの、その裏に隠された新事実が鬼畜で非道で激しい憤りを感じた。また御子柴がそれに気付いたキッカケというのが、ゴミ箱の中身の生々しい残骸。この設定がもの凄いリアリティ! リーガルミステリーの疾走感と緊迫感に溢れた物語の中で、唯一の癒しが被告人である津田亜季子の次女 倫子ちゃんの存在。 検事と弁護士の3度に亘る公判の見事な心理戦に相反する場面切替が効果的で、緩急自在な中山七里さんワールドに酔いしれる作品だった。 いやぁお見事!! 未読の方には、ぜひ刊行順で読むことをオススメしたい。

    33
    投稿日: 2024.04.15
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    夫殺しの罪で妻の亜希子が逮捕された。証拠は揃っていて自供もしているにも関わらずその事件を無理矢理担当する御子柴礼司。 誰もが亜希子の犯罪と疑わなかったが、驚きの真相が…というよくある展開ではあるが、法廷での名検事との戦いや、意表を突きひっくり返る場面は痛快だ。そして、痛快だけでなく、真実はこんなにもひどい出来事だったのかと、読む手が止められなかった。 ただのダークヒーローじゃないぞ。 次巻、どうなる??

    4
    投稿日: 2024.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は事件そのものは大きな驚きはなかったけれど(どんでん返しは健在!)御子柴礼司にとっては転機となる回になった。これを受けて次回作がどう展開するのか楽しみです。

    1
    投稿日: 2024.04.01
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    うわーめちゃくちゃいい話だった………いや全然感動ものとかではなく何なら事件内容的には胸糞案件ではあるんだけど、それでも読み終わった後のこの救われたような爽やかな感覚はめちゃくちゃいい話だったってことなんでしょう。 前回の御子柴礼司の話も好きだったんですけど今回は何と言うか、御子柴先生の人間的な感情の部分がより表現されている気がしました。 あんな態度だから完全にヒールみたいなポジションのキャラクターだしまぁ実際悪徳弁護士なので世間的にはヒールであることに間違いはないんだけど、でも御子柴先生ってちゃんと自分で進むべき道を確固たるものとして持っているし、その道からはブレないんですよね。 そこがめちゃくちゃカッコいいと思っていて。 やっぱり自分がちゃんとある人の生き様は見ていてカッコいいですよね……ちなみにダークヒーローものも大好きなのでそりゃあ御子柴先生を嫌いなわけないんだわ。 どんでん返しもさるものながら大団円で終わらないところも現実感があっていいですよね。 「みんなの願いは同時には叶わない」っていうのはこの世の真理だ。 あの女の子がこれからも真っ直ぐ育ってくれることを祈ります。

    12
    投稿日: 2024.03.19
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    2024.2.24 読了 御子柴礼司シリーズ第二弾 御子柴が弁護を引き継いだ時点で亜季子が誰かをかばっていることは明らかだったし、誰をかばっているのかその動機は何なのかは真相を明かされるまでもなく読んでいくうちに見えてくるのだけれどこの物語の肝はそこではないと思っていて、一作目で描かれていた御子柴の過去がこんな形で繋がってくるのかというところに驚き唸らされました。 一作目を読んで久しいので最終公判で明かされるまで全く気づきませんでした。 読み返してみるとそこ絶妙にぼやかされてました(笑) 「自分以外の弱い者のために闘え。奈落から手を伸ばしている者を救い上げろ」稲見教官の言葉が今も真っ直ぐに御子柴の芯を貫いていることに胸が熱くなりました。 いろいろ気になったので『贖罪の奏鳴曲』も速攻で読み返しました。

    0
    投稿日: 2024.02.24
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    御子柴シリーズ第2作。 御子柴の弁護士としての原動力が描かれていた1作でもある。最後の話の展開がどんどん進み、読んでいて胸糞悪い様な、でも読み進めたい様なそんな感覚で読み進めた。 率直面白かった!

    4
    投稿日: 2024.01.25
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    どうやらシリーズの2作目だったみたいですが、知らずに読み始めてしまいました 恐らく、1作目を読んでいた方がより楽しめたんだろうとは思いましたが、独立作品としての面白さも充分にありました 犯人やその動機的なものは、途中で分かりましたが、その上で一気に読み進めさせる作品の力は凄いですね 主人のである御子柴のダークヒーローの要素が、弁護士という職業と相俟って魅力的でした この御子柴シリーズ、追いかけたいですね [読了短歌] 過去に囚われ苦しみ生きて 糧にし強さと覚悟を手にする

    13
    投稿日: 2024.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「贖罪の奏鳴曲」に続く、悪徳弁護士・御子柴礼司シリーズの2作目。 割とすぐ犯人は分かりましたし、犯行の動機もその背景もほぼ予想通りでした。でも、それを差し引いても面白かったです☆ 生理的に嫌悪感を覚える描写がチラホラあるので万人にはおススメ出来ません

    0
    投稿日: 2024.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本単体でみるととても面白かった。 ただ、前作の終わりの辺りと比較すると御子柴名義の口座から毎月100万がみどりの母親の口座に送金されているのに、母親が御子柴の正体を知らないのが疑問な気もするし、さらにはそれだけの大金があるのに娘の生活がこの状態なのはとても変な気がする。 仮に娘が黙っていたとしても、今回の裁判の事を知れば大金積んで弁護士を雇うなりする気がするので、そこも疑問。 前作の記憶が新しいうちに読んだのでそこら辺がとても気になった。

    1
    投稿日: 2024.01.05
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    御子柴シリーズを読んだのはこれが初。主人公の悪辣なところがダークヒーロー感が出てていいし、裁判が始まってからのテンポ、次々に解明される謎に読むのが止められませんでした。

    0
    投稿日: 2023.12.01
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    相変わらずテンポ良く、展開も読めずに楽しめた。 御子柴先生のキャラクターが魅力的過ぎて、このシリーズへの期待が上がる中、きちんと期待に毎度応えてくれる展開が嬉しい。

    0
    投稿日: 2023.11.25
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    前作が面白かったので引き続き読みました。 今回も最後怒涛の展開で面白かったです! 自分が予想していた犯人&怪しくて事件にかかわってそうな人物は予想通りだったのですが(結構ヒントが出ていたので今回はわかりやすかったです) 御子柴がなぜこの人の弁護をわざわざ引き受けたのか、そしてなぜ殺したのかの動機が予想外でした。 前作を読んだとき、最初のほうは御子柴自体を好きになれるか怪しかったのですが、今回でもうだいぶ好きになりました。 弁護を引き受けた理由の時に、加害者母が声を上げたのはちょっとやりすぎというか、そのタイミングで・・・?うまい話過ぎないか?と思いましたがそれ以外は全く気になりませんでした。 いっつもラスト、どうなるのかわからない展開なので次回を読むのが楽しみです。

    4
    投稿日: 2023.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Audibleにて、読了。 過去の罪と、どう人は向き合うのか。考えさせられた。 御子柴は、どう考えても悪人なのだが、その潔く、真っ直ぐな罪との向き合い方をみると、良い人というか、かっこ良く見えてしまう。 最後の御子柴がりんこに掛けた言葉は、読者にも向けられた言葉にも感じて、この作品のテーマそのものであるように感じた。扱うものが殺人なので全体として、陰鬱とした雰囲気になりそうだが、明瞭な御子柴の視点とりんこの可愛さのおかげで、とても読みやすかった。今まで読んだ中でも最高の法廷ミステリでした。

    0
    投稿日: 2023.11.08
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    出た。身震いするほど法廷ミステリーとアウトサイダーが融合している。抜群の完成度。想像の一枚も二枚も上手をいく最悪の結末。余韻を残す主人公の後ろ姿には、やっぱりブラックジャックの面影を見てしまう。 うー好きすぎる。この世界観。 一作目全てが伏線だったかのように上書きされ、連続して読んで良かったと思った。 作中では「体裁」というキーワードに引っかかった。 他人の目をはばかって本音を隠す。都合の悪い事実に蓋をする。それは人の性分かもしれない。最近読んだ『トッカン』で、納税滞納者が陥りやすい落とし穴として体裁が挙げられていたことを思い出す。 私は考えた。この場合の他人とは一体誰を指すのだろう。身内か。ご近所だろうか。それとも世間一般?妥当なのは生活圏内にいる人全員なのかなと思う。では、全員って誰だろう。言い方を変えると全員の中に入らないのは誰なのか。 ふと人間関係の断捨離をしろという金言が思い出された。 体裁を気にしなくていい人。それが心理的安全性を高めてくれる。体裁で付き合う人に囲まれていることが、もしかしたら不幸の始まりなのかとさえ思ってしまう。 そんな相手に笑いかけるくらいなら、悪辣弁護士のごとくポーカーフェイスでもいい。本作のように助けが必要な時に手も上げられない。そうならないよう反応しないことを普段から心がけたいと思った。 いやー面白かった。 もっとブラックジャックを見たい。もう欲しがりさん。 さらに続編があるようなので嬉しいことこの上ない。

    16
    投稿日: 2023.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Audibleにて。 裁判シーンに引き込まれた。真実を明らかにするのが裁判であり、御子柴弁護士が有能なのはわかるけれど。。何だかとっても複雑な感情が残る。 幼い頃のトラウマを一生懸命克服しようとしてる亜季子さんの前に再び現れるなんて。しかも事件の真相も酷いもので、その後が心配でしかない。

    8
    投稿日: 2023.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どうして、利益になるかも分からない 裁判を引き受けたのか分かったときの 衝撃が凄かった。 御子柴は償うことで生きているのかもしれない。 はっきり言ってしまうと 胸糞悪い結末で、こんな話 よく思いついたなと感心すらした。 わりと先の展開を読むのが得意だと 思っていたけど、 このお話はまったく読めなかったな・・・。 ミステリーが好きな人は とても楽しめる本だと思います! 結末はちょっと衝撃的だけど 読みごたえは抜群にある! さすが御子柴シリーズ裏切らない。

    0
    投稿日: 2023.10.25
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    御子柴弁護士と岬検事の対決がスリリングでした。そして、まさかの展開。御子柴弁護士について事件の容疑者の舅である津田要蔵もこんなことを言っています。「あの御子柴という先生はとんでもなく有能だよ。人間性はともかくとして弁護士としての手腕は信じるに足ると思う。」

    5
    投稿日: 2023.10.08
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    なんでこんなに面白いんだろう。 御子柴弁護士と岬検事との裁判での攻防。唸るほど面白かったです。 あきらかに殺人犯で有罪の被告人を無罪にどうもっていくのか?御子柴の手腕に脱帽でありました。 終盤には御子柴の過去が露わになってしまって、これからどうしていくのか。 続編に期待が高まります。

    3
    投稿日: 2023.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御子柴シリーズ2作目。 なぜ弁護をしたかったのか。 色々わからなかったことが終盤次々と明らかに。 スライサーがどんなに万能でも包丁はいるだろうに、と引っ掛かっていた部分も納得。

    2
    投稿日: 2023.10.01
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    弁護士御子柴シリーズ第2弾 悪徳弁護士、御子柴礼司が蘇る。 金にならない夫殺しの主婦の弁護を無理矢理横取りした真相とは? 御子柴 vs 岬検事も良きでした。 ラストはどうなる?と思いきや胸糞どんでん返し…… 過去と現在が繋がり、辛い真実。 アッパレでした。

    1
    投稿日: 2023.09.30
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    いやー面白かった。夫殺しの妻の裁判。何故弁護をするのか?最後は全く予想出来なかった。さあ3作目を読もう!

    2
    投稿日: 2023.08.10
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    少年時代に殺人を犯し少年院に入っていたことのある弁護士が主人公のシリーズ2作目。 今回弁護を引き継いだ(奪い取った)事件の真犯人やその背景は途中で想像がつく内容だった。が、弁護を奪い取った理由が、そう来たか〜、次の展開どうなる?と思わせる内容。 間違いなく次の作品も読んでしまう。

    1
    投稿日: 2023.07.23
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    御子柴礼司シリーズ第二段。 刺された後、復帰してからの事件。 今回は岬検事との対決。 事件の真相は、大体想像ついてしまったけども、御子柴が何故にこの案件を担当しようとしたのか?が、ギリギリまでわからず、あ、やられたーっなるほどーという感じ。 関係各位、衝撃だったろうな、、、 それにしても被害者親子の卑劣愚劣さよ。 言葉は悪いが 殺されても文句言えんだろ、って思ってしまったよ。 特にじいさんの方な。最初から気持ち悪いな、とは思ってたけど。

    1
    投稿日: 2023.07.19
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    岬洋介シリーズ等に度々ゲスト出演しており、その存在は知っていたものの、キャラクターやバックボーンがあまり好きになれず敬遠していた御子柴礼司シリーズ。食わず嫌いも良くないかなと思い一作目の「贖罪の奏鳴曲」を読んでみたところ面白かったので二作目にも手を出してみました。御子柴礼司という男が何故弁護士として依頼人の為に法廷という場所で戦い続けているのかがこの二作目でハッキリ分かりました。

    1
    投稿日: 2023.07.10
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    御子柴シリーズ二作目 中山七里さんのシリーズ物に間違いは無いなと思わせてくれるような作品 絶対的な物的証拠、動機がある被告人をどうひっくり返すかという点が見どころ シリーズ恒例のどんでん返しからのどんでん返しもあり 印象的だったのは御子柴と倫子の掛け合い 無感情に近い御子柴も天真爛漫な倫子と触れ合って人間らしさを覗かせたのは見ていてニヤッとできた 真相は割と胸糞 ライバルの岬検事も登場 だが同作者の別シリーズを先に読んでしまい大失敗 時系列を気にする人は注意した方がいいかも

    4
    投稿日: 2023.04.03
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    岬検事登場!テミスよりミューズを選んだ息子の話が少し登場して嬉しい(岬洋介推し) 読むのと並行して推理したけど、最後の最後までわかりませんでした。 おそらくは鏡のない国から来たのだろうっていう悪口いいたい、、笑

    4
    投稿日: 2023.04.01
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    御子柴vs岬 岬ボロ負け。作中会話されているように、被告人と御子柴の関係を知ると、ハンディキャップあり過ぎかな。真あまりに酷すぎるんだけど、比較的早めにわかる真相を含め、かなり親切なストーリーテリングで頭が良くない私にもわかりやすいな。 倫子だったかな。そのおちびさん登場の必然性が理解できないんだが、あとに続けるんだろうか。先に読んだ別作品の母が語る父の真実がかなりヘヴィなんだけどなぁ。

    2
    投稿日: 2023.03.20
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    印象に残った言葉 人は罪を背負い生きている。その罪を償う事が生きるという事。中々奥深いです。 苦労や悲劇を肥やしに生きる。そんな逞しい人になりたいと願っています。 PTSDにこんな病があるなんてね。  御子柴礼司の弁護士として邁進する姿が魅力的です。

    0
    投稿日: 2023.03.08
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    御子柴先生の信念が感じられた作品。そのためには手段を選ばす、犠牲も厭わない。結末は正しいとかそうでないとかではなく、信念の結果かなと。ともすれば暗くなるしかない世界をりんこちゃんが照らしてくれて、御子柴先生にも人間らしさを教えてくれるという大事な役割がよかったです。

    0
    投稿日: 2023.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    贖罪の奏鳴曲読了後、あの没入感が癖になり3日後に読み始め、平日にも関わらず2日で読み切った。(結果深夜残業) 以下感想を五月雨に。 ・読む前は終盤で騙されるんだろうなーー。。と思ってはいたが、読み進めるうちにある程度今回は結末読めたかも、と思っていたのに結局騙された。。(というか、そこで一作目の描写と繋がる!?というぞわっとした感覚) ・多くの人にとって不都合と捉えられるであろう事実を詳らかにする主人公の行動は果たしてどう評価されるべきなのか。。ある意味、事実を詳らかにすることに固執することは自分の中の軸・ポリシーについて無思考になれるので楽なのかもと思った。 ・ハッピーエンドでも胸糞エンドでもないけど、個人的には第一作目よりは好きな終わり方。やはり読者を騙す時に障害をトリックに使うことが個人的にはとっても苦手だった。。。 ・語り手が単一でなく、御子柴、岬検事、被告人、真犯人・・・と移り変わるため、それぞれの心情に触れられて楽しい。御子柴の子供嫌いで反応に困っている姿が人間らしくて少し愛おしい。 ・このシリーズの魅力は何と言っても裁判のシーン。緊迫感を文字だけで表現するのうますぎて天晴。

    0
    投稿日: 2023.03.01
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    疾走感がすごいです。ちゃんと読解しなくても文章に目を乗せてるだけで読み終わりました。構成にインパクトもあって良い本でした。

    35
    投稿日: 2023.02.28
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    初っ端から、子供が子供を解体し、あちこちに置いて歩くというショッキングな展開。なぜ解体したのか、どうして弁護士になれたのか、シリーズ2作目から読み始めたので疑問が残ってしまった。 そんな異常性を持った弁護士が、なぜ金にもならない負け戦のような主婦の弁護をすることになったのか。法廷闘争の相手は、あの岬検事。相手から追い詰めながらも着々と証拠を集めて行く。 色々な伏線が張られていて、何となく本当の犯人像が分かってしまうが、中山七里氏の小説は簡単には終わらない。驚愕の展開と、警察や検察も見逃した犯人像を明示した。 重く暗い内容ながら、6歳の少女倫子が物怖じせずに悪徳弁護士に纏わりつく情景が心和む。 シリーズを追って読みたくなる。

    47
    投稿日: 2023.02.23
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    最近は中山七里作品にはまっているが、この作品も途中で止めずにはいられません。通勤時間の読書が楽しみになるほどです。御子柴弁護士VS岬検事の軸で進みますが、 両者ともかっこよい。どんでん返しは相変わらずの予想外。 Kindle unlimited

    1
    投稿日: 2023.02.22
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    SL 2023.2.17-2023.2.19 シリーズ2作目。途中で真犯人、真相はだいたいわかってしまうけど、それを上回る衝撃の事実が明かされて、いやー面白い!法廷シーンの逆元劇も鮮やか。

    1
    投稿日: 2023.02.19
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    御子柴シリーズを初めて読んでみた。 今回の本は最後が予想通りの展開で終わった。 また、次に期待して。

    2
    投稿日: 2023.02.16
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    御子柴シリーズの第二弾!!! 主婦の夫殺しの裁判を譲り受け、岬恭平検事と対峙する。このやり取りが、実に手に汗握る展開!!! まさに法廷ミステリーでありリーガルサスペンスの醍醐味を味わえる作品!!! 最後の最後に明かされる驚愕の真実!!! どうなる、御子柴!!! って感じです。

    33
    投稿日: 2023.02.12
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    まず第一に、シリーズを通して、1日に読み終わる分量なのが良い。 今回もしてやられた。最後の最後まで、謎が謎のまま。 そんなことってある? 真犯人については、薄々感づいていたが。 少年期に猟奇殺人を犯している弁護士という、異色の設定上、贖罪がテーマになっていますね。普通はここまではできないよ。 続きが楽しみ。

    3
    投稿日: 2023.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御子柴弁護士最高。 シリーズ第二弾 積読2回目。 冴えない主婦の亜矢子の弁護。エリートサラリーマンからの転落でデイトレーダーで、借金まみれになった夫を殺害した罪。 2人の娘。義理祖父。 性的暴行。 実は、御子柴が、幼少期に殺害したみどりちゃんは、亜矢子といもうとだった!!!

    2
    投稿日: 2023.01.10
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    シリーズ2作目。 早々に犯人の予想はついたが展開はまったく予想とかけ離れていた。 弁護を引き受けた(強引にではあるが)理由も考察でき1作目に続いてとても読みごたえがあった。 3作目も楽しみである。

    10
    投稿日: 2023.01.05
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    前作の続き デビュー作の岬先生の父も出てきて併せて楽しめる。 犯人は途中で見えたけど、過去に触れる部分については予想していなかった。

    1
    投稿日: 2023.01.03
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    先日初めて読んだ中山七里作品「鎮魂の鎮魂曲」で俄かファンになったのですが、今回も御子柴シリーズを読みました。ちょっと読む順番が変ですが、期待していた以上に面白かったです。読み進めているうちになんとなく結末が読めてきた気がするのですが、結果としてその上をいってしまいますね。早く御子柴シリーズ第1作目を読みたくなりました。読む順番が全く逆ですが...。

    4
    投稿日: 2022.12.17
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    御子柴さんシリーズ第2弾。 前作の続きみたいでしたが、相変わらずとても面白かった! 後半は畳み掛けるように御子柴さんの勢いは流石。 あっという間に惹き込まれました。

    6
    投稿日: 2022.11.22
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    あー、またもや御子柴礼司にはびっくり!! 控訴審最終公判!お口あんぐり やっぱりそう来なくちゃ 御子柴がやる事にはちゃんと意味があるんだよね 御子柴シリーズ1作目贖罪の奏鳴曲と繋がっているので、読了後におすすめの作品 岬検事が出てくるので、息子の岬洋介が出て来るさよならドビュッシーとか読了後に読むのも良し このまま中山さんの刊行順に読もうかなあ、それとも御子柴シリーズを読み続けるかなあ、迷ってしまう

    10
    投稿日: 2022.10.23
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    【再読】御子柴シリーズ第二弾。中山七里さんのファンとして特に好きなシリーズのひとつ。 スピード感溢れる法廷シーンはどのシリーズも先が知りたくて一気読み。再読でもそれは変わらず楽しめました。御子柴シリーズは裁判結果、動機、事件の真相、過去の事実の全てに驚く。 ちなみにこの本で御子柴弁護士が対峙する検事・岬恭平はさよならドビュッシーなどに登場する岬洋介さんのお父様。別の作品にリンクして登場するのが中山七里さんの作品の楽しみなところでもあります。

    5
    投稿日: 2022.10.14
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    いやいやいや・・・そっちの筋は最初からそうだろうなぁ〜って なんとなく察しがついていましたけど、 しばちゃんのほうは・・・理由がそれとは・・・ 流石にわかんないですよぉ〜 にしても、律儀に行動し続ける、 自分が自分であるためにってことでしょうか? 今回も面白すぎて一気読みですよ。

    5
    投稿日: 2022.09.23
  • 御子柴礼司シリーズ第2作

    『贖罪の奏鳴曲』の続編となる悪辣弁護士・御子柴礼司シリーズの第2作。 法廷劇としても読みごたえがあったし、事件の真相も予想を超えた部分があったけど、何といっても最後に明らかになる御子柴弁護士と被告人の関係には驚愕した。 シリーズの続編が読みたくなった。

    0
    投稿日: 2022.09.18
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    「贖罪の奏鳴曲」に続く御子柴シリーズ第2弾。 前作同様に畳みかける勢いのラストと捨て身の攻撃。この作品こそまさに「贖罪」なのではないかと思う。 前作と本作、続けて一つの作品と言ってもいいのではないかと感じた。 この後もシリーズは続くので終わる訳ではないが...。

    8
    投稿日: 2022.09.09
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    うわーそうきたか。 この結末は予想外だった。 だから脛に傷を持つこの男のこと、嫌いになれないんだよなあ。 岬検事との法廷劇も面白かった。 どう転ぶのか全く分からず、ハラハラしながら読んだ。 一方、被告人の娘である倫子とのやり取りは微笑ましく、まさにブラックジャックのよう。

    5
    投稿日: 2022.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御子柴弁護士シリーズ2作目。今回も大満足の一作だった。 DV旦那殺しの妻の弁護。 嘘をついている、何か隠している、という点でヒントも散りばめられてたし真犯人や真相は見抜けたけど、 この物語の核である、なぜ金に貪欲な御子柴が資産家でもない貧相な主婦の弁護を買って出たのか、これが明らかになる場面がすごかった。 結果被告人の主婦にとって望む形では全くなくなってしまったけど、御子柴の贖罪の意味。罪びととしての償う権利の使い方。彼の生きる方向性が、彼が語らずともひしひしと伝わって。 彼がしたことは被害者家族にとっては絶対許せる日は来ないんだろうけど。 それでも御子柴を読者は応援して、彼の贖罪の行く末を見守りたくなるんだろうな。

    6
    投稿日: 2022.08.01
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    【前半を凌ぐリーガル・サスペンス】 少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は?豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。対する検事は因縁の相手、岬恭平(みさききょうへい)。御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか? 弁護士 御子柴シリーズ第2作目。 前作が面白かったので続けて読んだのだがこちらの作品も面白かった。 事件の犯人は予想出来たものの、なぜ御子柴が今回の弁護を引き受けたのかを注目しながら是非読んで欲しい。 冒頭では御子柴が犯した過去の犯罪か描かれており、御子柴の印象を悪くしておいて、読み終わると御子柴を応援したくなりるような自分がいる。 気になる終わり方をしているので、次の作品も近いうちに読もうと思う。 こんなひとにおすすめ.ᐟ.ᐟ ・リーガルものが好きなひと ・社会派ミステリーが好きなひと ・サスペンスが好きなひと ・どんでん返しが好きなひと

    2
    投稿日: 2022.07.15
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    面白かった 御子柴礼司シリーズ第2弾! これ、絶対に1作目「贖罪の奏鳴曲」を読んでから読まないとだめです。順番間違ったら、この物語の魅力は1/10になってしまいます(笑) っていうか、前作を上巻、本作を下巻にしてもよいのでは? さらにこの後もシリーズ化が続くっていうのがすごい ストーリとしては、 御子柴は主婦の夫殺しの控訴審の弁護を無理やり奪い取ります。お金にもならない事件にかかわる目的は?本人は広告宣伝のためと嘯きますが.. 主婦は全面自供していて、調査調書でも矛盾点はありません。そんな中、この裁判をひっくり返すことができるのか? 対戦検事は岬恭平(息子はピアニスト岬洋介で、ドビュッシーにも出てくるキャラクタ) 人物たちがつながっているんですね。 この二人の法廷でのやり取りがキレッキレです。 そんな中、法廷で明かされる真実 さらにさらに明かされる人間関係! 法廷後に明かされる真相 これは、やられた! とても良かったです。 御子柴の贖罪の意味、少年院を仮退院するときに語った言葉 「自分は奈落から手を伸ばしている者を生涯かけて救い続ける」 しびれる... お勧めです。 必ず1作目を読んでから本作を読みましょう!

    36
    投稿日: 2022.06.25
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    御子柴礼司シリーズ2作目。 なんかねー。このシリーズやっぱり好きだな。淡々としているのに引き込まれる。 後半になっても御子柴はずっと冷静だけれど、ストーリーはかなり大きく動いてくるので読みながらドキドキした。 後半にわかってくる事実はどれも意外。結末は予想よりもっとダークだった。 どんな人でも、人に見せている顔だけが真の姿じゃないよなあとしみじみ思ってしまった。面白かった。 シリーズはまだ続いているようなのに、御子柴は今後どうなるのー?どうやって続くのー?って状況で終わっていて、先が気になりすぎる。

    3
    投稿日: 2022.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 1/3読めば結末の予想がついちゃうんだけど… 逆に期待を裏切らず予想通りの展開がスッキリしました。 このシリーズは読んでいこう。

    4
    投稿日: 2022.06.18
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    第一弾の御子柴シリーズはWOWOWで観ていたので、第二弾から原作を読んでみた 途中まで『これは(ホシ)いくつかなぁ』5個は無いかなと思いながら読んでいたが、後半『もしかして…犯人って…』と思い出したら、最終章のたたみかけがすごかった! 思わず『えー⁈』と声が出てしまい自分でも驚いた 結局ホシは5個に 解説者のオススメ通りに時間を置かずに、第三弾を読むとしよう!

    5
    投稿日: 2022.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御子柴シリーズの2。 これは、、 あー。痛い。苦しい。 誰かを庇っているだろうことも それが誰かということも おおよその理由も 見当がついたけど。 勝機を探す旅は、 自分が狂わせた人や家族の軌跡を辿る旅。 自分自身の罪と向き合う作業だった。 あのとき園部が「妹」を殺した事で 全てが始まったけど、 ときを経て御子柴が「妹」の頭をなでるのが ラストシーンなのが 感動とも違う、ぐううぅと心が痛んだ。 そして、 前巻で印象的だった 退院セレモニーで何を語ったのかが わかった。 御子柴に同情はできないけど、 なんだか泣きそうにはなる。 赦されるように生きるって苦しい。 絶対的に前作から読むべき作品!

    4
    投稿日: 2022.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御子柴シリーズ 2作目読破 面白かったです。なんで御子柴がこんな事件を担当するのか本当に不思議でした。中山千里さんの作品、外さないですね ただし1作目を読んでから読まないと駄目ですね。 途中からひょっとしてと思ったけど、やっぱり性的虐待はキモいからちょっと苦手、その部分の細かい描写はないから良かった^_^、しかもじいさん さよならドビュッシー読んでないです 岬の息子が出てるんですね。繋がってると読みたくなる。

    3
    投稿日: 2022.05.19
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    最初は悲惨な話であまり馴染めなかったが、段々と面白くなってきた。中々の力作。本当はもう一冊の方を先に読むべきだったのだが、それは解説を読んでわかった。でも、この本に巡り会えたことは良かった。法廷ミステリーの中でも面白い部類に入ると思う。

    2
    投稿日: 2022.05.09