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ミザリー
ミザリー
スティーヴン・キング、矢野浩三郎/文藝春秋
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総合評価

25件)
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2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後半はページを繰る手が止まらなかった。 人物が徹底して作り込まれているため、まるで自分が主人公ポールであるかのような臨場感で物語に引き込まれた。 監禁され、足を切り落とされ、名誉を剥奪されたポールが、四肢満足で頑強かつ狡猾なアニーに一矢を報いようとするが、、、。 あらゆる事象がポールに牙を剥き、強くあろうとすること自体が不可能に思える状況のなかで、それでも最後の最後まで自尊心を保ち続けた彼に一縷の光が差し込み、物語は大団円を迎える。 こうして振り返ってみると、勇者が龍を倒すという王道の物語にほかならない。だが、スティーブン・キングの手にかかれば、擦り倒された英雄譚でさえ、傑出したサスペンスへと一新されてしまうのかと、舌を巻かされた。 極上のエンターテインメント。

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    スティーヴン・キングの作品。ポール・シェルダンとアニーのほとんど二人しか出てこないのに、500ページ超えの本がぐいぐいと進んでいく。最後の1ページまで何が起きるのかハラハラドキドキしながら楽しめました!

    1
    投稿日: 2025.03.29
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    面白過ぎた。衝撃的な展開の連続で飛ばし過ぎ。これ、最後まで持つの?と心配したけど無用だった。はい、最初から最後まで文句なしに怖くて痛くて面白いです。 売れっ子作家が不慮の事故で大怪我をし、元看護師の熱狂的なファンに監禁される怖いお話。 元看護師のアニーの狂いっぷりが豪快で想像を超えてくる。作家ポールがいけ好かないヤツなので、可哀想とばかり思えない。そして悲惨な状況なのに所々、笑ってしまう描写がある。結末がどうなるのか早く知りたくて読む手が止まらなかった。 作中作の「ミザリー」の物語の意味が理解できなかったのが、私の読解力の足りないところ。考察サイトを探そうと思っている。 稀代のストーリーテラー、スティーブン・キングの大傑作。ホラーも人怖もお手の物。最後まで読者を惹きつける天才だ。キングの他作品も読んでみたいのだけど、怖がりの私は決心がつかず、書店で「シャイニング」を手に取っては怖気付いて棚にしまう行動を繰り返している。はたから見た人はそれこそホラーだよね。

    27
    投稿日: 2025.02.09
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    登場人物はほぼ2人。監禁された部屋(というかベットの上)だけでほとんどの話が進むシチュエーションでこれだけのページ数を最後まで飽きさせず読ませる手腕はお見事というほかない。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    何度読んでもアニーが怖すぎる! 怖すぎるのよ! 指の間から震えながら覗き読むような感じ。 狂ったファンに監禁された小説家。 運がないといえばそれまでだけど、ほんと恐ろしすぎる話。 なのに読み返しちゃうんだなあ。

    14
    投稿日: 2024.12.18
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    ポールが狂ってく文が面白い。アフリカ! ハッピーエンドなのもポイント高い。無駄に不穏に不条理に終わるホラー多いんだもん。

    2
    投稿日: 2024.11.11
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    怖いしイライラするし痛い。読みやすい文体ではないのと余りにも長くて辛かったけどその長さも含めてこの作品なんだろうなと思いました。

    2
    投稿日: 2024.04.22
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    怖かったぁ。映画より数倍怖くて痛かった。(足を斧で切断されちゃうんだよ) ミザリーはこの精神異常のおばちゃんの名前ではなく、ポール・シェルダンが書いてる小説の主人公の名前ね。 ミザリーの続きを書かせる為に買った中古のタイプライターのnの字がなくてそこだけ手書きになっていてなんか不思議だったわ。(ミザリーの小説もこの小説に挿話されている) とにかく、あの殺人のスクラップ、一体何人殺してきたの? でも結婚してた過去とよくその夫は殺されないで離婚できたよね。 アニー・ウィルクスそうこの名前よ。この殺人鬼の狂人と雪深い山奥で2人で身動きがとれない状態での生活。 それだけで発狂しそう。 やっぱ、スティーブン・キングはすごい作家だわ。

    1
    投稿日: 2021.01.10
  • 鳥肌たった

    読む本がなくなると手に取る本の一つ。 こういう本は、手に取って適当なページから読み始めたいので、紙媒体のほうがいいのかもしれない。 さて、この作品は登場人物が実質2人、場面も一部屋のベッドルームだけ、しかもお化けやゾンビといった超常現象もありません。それにも関わらずこれだけの恐怖をあじあわせてくれるのは、さすがキング。 絶望のなかで戦おうとする主人公の心をいとも簡単にへし折るアニー。 アニーのおしおきはどんどんエスカレートしていきますが、特に「あの場面」(映画とはちょっと違います)では生まれて初めて読書中に鳥肌が立ってしまいました。 キングの心理描写はリアルというか、自分にとてもマッチしており、本作での心の中でアナウンサーが実況中継するシーンは僕の思考回路に取り込まれてしまいました。 どういう人にお勧め、というのはありませんが、難しく考えずに読める本だと思います。

    1
    投稿日: 2016.03.11
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    作家の葛藤と監禁の恐怖といろいろ混じってすさまじい作品になっておりました。 読み終えるのにずいぶん時間がかかってしまいました。

    1
    投稿日: 2014.07.02
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    スティーブン・キング初読。映画は観たことないんだけど一本ホラー映画観た気がするような、映像が頭の中を駆け抜けていくような、とにかく面白くて久しぶりにページをめくる手が止まらなかった。

    1
    投稿日: 2014.05.07
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    鬱々とした、まさに古典的な名作といった趣でした。映像化作品は怖くてあんまり見たくないような気すらします(笑)

    1
    投稿日: 2014.02.06
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    すごいホラー小説! ほぼ全編で一方的に主人公がアニーに監禁され、虐待を受けるだけの話だが虐待方法がだんだん狂っていくのがすごい。読んでいる方もぐいぐい物語の中にひきこまれていってハラハラしながら読むことができた。 解説にもあったがほぼ同じ舞台なのに全く飽きることがなかった見せ方はとてもうまいし、主人公が作中で物語を作っていくという手法もよくできてるなあと思う。

    1
    投稿日: 2013.07.26
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    好き嫌いだけで言って、こんなしんどいお話は好きではない。 だから☆2。 でも、すごかったです。 止まらない、というか、どこで止めても気持ち悪いので、最後まで読み切るしかない。 残酷なシーンや、決して美味しそうでない食べ物の描写など‥感覚マヒしそうな。 傑作だけど、好きではない。てやつでしょうか。 ポールが死ななくて、新しい小説が書けそうでよかった。。←最後、こうなるのを確認するためだけに、読み切った感じ。 途中に出てくる手書き部分は、どなたのものなんでしょうかね。

    0
    投稿日: 2013.07.15
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    高校のときに読んだのですが、そのときはホラー要素よりも、書かされるうちに傑作ができていく過程が大変おもしろく感じました。 プロットは単純だけど、人間や人間関係の複雑さを見事にあらわした傑作だと思う。 ジョジョの荒木さんがこの本を影響を受けた本にあげていて、嬉しくなりました。

    1
    投稿日: 2012.11.05
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     ジョジョの作者の荒木比呂彦氏が面白いと言っていたので読んでみる。有名な作品だけど初めてだ。  舞台は僻地の女の家、登場人物はそこに閉じ込められた作家と家主の女。極限までの閉鎖空間なんだけど、展開が面白くさくさくと読める。  そして作家の業がすごい。極限状態に追い込まれても物語に書ける執着がありえそうである。作者本人なのなかなぁ。面白かった。

    1
    投稿日: 2012.07.25
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    序盤は気が狂った人に監禁されるありきたりなお話だと思っていましたが、ストーリーが進むにつれてその凶暴性がだんだんとあらわになっていく様は圧巻でした。 ストーリーと同時に展開していくタイトルと同じ人気小説である『ミザリー』の内容もリンクしていて素晴らしかったです。

    0
    投稿日: 2012.03.01
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    以前に映画で見た時はおばさんの「狂気」が怖かったけど、小説で読んだら「狂気」よりも「病気」って感じだった。本作品を読んだ教訓。飲酒運転はやめよう。そんぐらい。個人的には読むより映画観た方がずっと面白いと思う。

    1
    投稿日: 2011.11.18
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    暑いですね。なので今年はホラーでも読んで涼しくなろうかと思います。 キングも初読です。 いやー、すごかった。設定は有名なので知ってはいたのですがとにかくぐいぐい読み進めてしまい、あやうく電車乗り過ごそうになってしまいました。 あんまグロ描写もなく、あー怖いって思わせる技法はすごいなぁと思います。 しかしこの文庫本、新装版にするなら新訳は出せなかったのかな?やっぱり古く感じます。 どうしても「アッタリキ」とか「ヨウヤットネ」という語句が原書でどういう語句なのかが気になります…。

    1
    投稿日: 2011.07.06
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    強烈な読者ファンが怖い。 それで、映画で観たら、キャシー・ベイツが主人公の「本(ミザリー)の熱狂的ファン」役をみごとに演じていて、ものすごく怖かった。  人里離れたところで起こる恐怖体験。。。ってシャイニングにも似ている。 そう言えば、同じように、映画のシャイニングでは、ジャック・ニコルソンの狂った演技もそうとう怖かったな。。

    1
    投稿日: 2010.09.22
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    最初は監禁されていることと状況が分からないことが怖く、後半はだんだん増してく看護婦の狂気が怖かった。 特に、家に来た男が芝刈り機で殺されるところがやばい。

    0
    投稿日: 2010.08.28
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    雪道の自動車事故で半身不随になった流行作家のポール・シェルダン。元看護師の愛読者、アニーに助けられて一安心と思いきや、彼女に監禁され、自分ひとりのために作品を書けと脅迫される──。キング自身の体験に根ざす“ファン心理の恐ろしさ”を極限まで追求した傑作。のちにロブ・ライナー監督で映画化

    0
    投稿日: 2010.05.06
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    とにかく狂っている 狂い方がリアル 凶刃の相手をしている人の心の変遷もリアル とにかく素晴らしい

    0
    投稿日: 2010.04.17
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    昔々、深夜に父親が見ていた映画。それがキャリーだと気が付いたのは、この作品の中盤にミザリーさんが斧を取り出して(省略)する場面でした。 「あのシーンのあの女はこの女だ!!!」 幼少期のトラウマが、あの女の斧を振り上げる映像とともにフラッシュバックした瞬間、わたくしは主人公と一体となったので御座います。本当に幽霊なんかより怖いよ、この女。 ある小説家が狂信的なファンに監禁されるという話っていうか、まぁ、イカれてしまった人間はどんな怪物より怖いんだよという話。

    0
    投稿日: 2010.03.06
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    この本は自分が出会った本のなかで最も時間をわすれさせた本です。 事件はテンポよくはじまり、本の世界に引き込まれます。 内容も主に室内を中心に展開されるに関わらず、非常に多彩な展開を見せ、使い古された言い方をすれば、自分が本の主人公になったような錯覚を覚えます。 特に主人公の足が切断される場面は思わず何度も読みなおしてしまいました。 他にも主人公が薬漬けにされたり、洗脳されかけたり、よくあるB級映画とは比べ物にならないほど、主人公を応援(同情)してしまいます。  

    0
    投稿日: 2009.11.17