
総合評価
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powered by ブクログくだらなくて面白いものを求めてしまうのでやっぱり表題作が面白かった。展開自体は予想通りの方向ではあったものの、気持ち良いほどの詭弁で読後はスッキリニッコリしてしまった。元ネタ(と言っていいのか)を1番読みたくなったのは藪の中。
0投稿日: 2021.03.17
powered by ブクログ日本文学史に残る名作たちを、森見登美彦の手によって京都を舞台に描きなおした作品集。 個人的に、「桜の森の満開の下」が良かった。 森見登美彦さんの作品の魅力として、一種の馬鹿馬鹿しさや、多彩な文章表現や言い回しがあると思うけど、この「桜の森の満開の下」は、かなりストレートな書き方で、作者の小説家としての地力の高さを感じた。 もちろん、その他の作品も楽しめた。 それぞれの作品の主要人物たちが、またそれぞれの作品に顔を出したりと、脈略の違う各作品が京都の街並みや学生たちの日常に溶け込見ながら繋げられており、文学とは日常の中にあるものなのだと改めて思った。
0投稿日: 2021.02.25
powered by ブクログ山月記 斉藤君 藪の中 元彼と今彼とその彼女の映画 走れメロス ピンクのブリーフ 桜の森の満開の下 女の言いなりの小説家 百物語 鹿島さん
0投稿日: 2021.02.21
powered by ブクログいろいろな時代の名作を森見登美彦さん調に再起動されている。 原典を知っている話は、こんな風に変わるのか!と思い、知らない話は新鮮に感じ、原典を読みたい欲がそそられた。
0投稿日: 2021.02.19
powered by ブクログこの人の本で京大が絡まない本ってあるのだろうか。大学と書いて、京大しか指していない文章は、流石にやり過ぎの誹りを逃れられないのではないか。 衒い、といわれても仕方ないのではないか。 文章が面白くないとは言わない。 しかし、京大に憧れ、挫折した過去があるからなのか、この人はやり過ぎだし、芸がない、と言わざるを得ない。 50歳も過ぎたというのに、こんな感想…
0投稿日: 2021.02.16
powered by ブクログ古い文学にも触れる機会となった 原作も同時に読み、その違いや共通点が面白かった 同じように、昔の文学を新釈した読み物を是非とも森見さんに書いてもらいたい
0投稿日: 2021.02.06
powered by ブクログ森見登美彦さんは京都の腐れ大学生が出ないお話は書かないのだろうか。 そんな失礼なことをぼんやり考えていた私の前をペンギンが飛ぶように滑って行った。 小説って、読むタイミングで感じ方が大きく変わるものだと思う。 例えばどこかに閉じ込められてしまいたい時に読んだ牢獄の話が忘れられなかったりだとか。 京都の腐れ大学生の話を京都の腐れ大学生だった時に読んだら、こんなに面白いとは思えないのかもしれない。 私が京都の腐れ大学生だった時なんてないんだけど。 私は進学しなかったので大学生がどういう暮らしをしているのかは想像するしかないのだけど、あそこにいけば誰かいるだろうって場所があって、大してやるべき事もなくただ無為に過ごす時間には、なんの価値も無いけど価値があるってことはなんとなくわかる。 大学に行っておけば良かったとかは一度も思ったことはないし特に後悔したこともないけれど。 あぁでも、そうだな、そんな時間をあの人と一緒に過ごしてみたかったな。 その物語に参加していたかった。 尤も、森見登美彦的キャンパスライフはそれとはちょっといやかなり違うので遠慮したい。 いつも通り本の感想になっていないので一応付け足しておくと、桜の森の満開の下が好きでした。 坂口安吾の方も幻想的で面白かったけど、現代に置き換えたことで、恐いくらいの美や孤独いうものが知っているどこかの景色と重なってより身近なものに感じられると思った。 何人もの妻を殺す山賊や生首で遊ぶ女よりは、内気な大学生とパーティー映えする女の方が理解しやすい。
0投稿日: 2021.01.08
powered by ブクログ・森見さんの作品は3作目。『森見登美彦劇団』の様な、毎回同じ人物が登場して繰り広げられてる感が面白い。 ・『走れメロス』の親友の在り方について、とても共感できる部分が。ある意味、信用してるからこそ助けに行かないし(あいつならどうにかするだろう)、助けてもらおうなんて考えないんじゃないかな(私の事信用してるから来ないだろう)?と思いました。 ・元になった作品を、片っ端から読みたくなった。
0投稿日: 2020.12.18
powered by ブクログ教科書にも載ったことのある「山月記」「藪の中」など近代文学の名作を、京都を舞台に新しく森見ワールドにリメイク!あまりの面白さに原作を読みたくなるかも。(新ひだか町三石)
0投稿日: 2020.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「走れメロス」は、間に合うために走るんじゃなくて、間に合わないために走る。 そんなシチュエーションになんか普通ならないのに、そこに持って行っちゃうところが面白い。 なのに友情! 「藪の中」はドラマのよう。 色んな思いが渦巻いてて、引き込まれる。 映像化したい。 森見ワールドが存分に楽しめる!
0投稿日: 2020.11.03
powered by ブクログ森見作品が好きなので、楽しく読めた。 山月記は学校の授業で習った覚えはあるけど内容まではよく覚えていない。 走れメロスはストーリーは知ってるけど読んだことはない。あとは知らない話だった。 だけどそれぞれ面白く、原作もそのうち読みたいと思った。また、それぞれの物語で登場人物が共通している部分もあり、短編でありながら一冊の中は一つの世界観の中にある。 原作を知っていても知らなくても楽しめる。
1投稿日: 2020.10.18
powered by ブクログ文豪の名作を腐れ大学生に当てはめたもの。 【山月記】李徴役の斎藤秀太郎の変人っぷりがメイン(に見える)。李徴の時に感じた共感や同情が、なぜだろう、あまりわかない。 【藪の中】いろいろな角度から同じ事件を見る話のはず。 【走れメロス】身代わりとなった友のため走る話のはずが… 笑ってしまうので、公共の場で読むときは注意。 【桜の森の満開の下】 心理描写や情景描写が丁寧。 原作未読。読んでみよう。 【百物語】 暑苦しさは伝わってくる。 原作未読。読んでみよう。 全体を通して元ネタを知っていた方が面白いと思う。
0投稿日: 2020.09.18
powered by ブクログ筆者の貧乏学生童貞芸にはうんざりしていたはずなのに、本作はそこが全然鼻につかなかった。 文豪たちの名作を換骨奪胎しているからかもしれないが、「おおそこに貧乏学生童貞要素を当てはめるのか」と感心することばかり。むしろ貧乏学生童貞要素が名作と調和して心地よくなってくる。山月記しかり、走れメロスしかり、名作いじりが巧みである。 あとは、さりげなく従来の聖女に憧れて悶々とする童貞という構図から脱して女を手に入れた後の苦悩が描かれているのもポイントだろう。筆者の女性観の貧困さを、名作が補ってくれた形だろうか。 とはいえ表示の絵は勘弁して欲しい。なんなのこの鼻の低い女?整形しないの?と思う?
0投稿日: 2020.09.17
powered by ブクログKindle unlimited 読み放題 四畳半のアニメを見たことから森見さんに興味がわきました。アニメの情景と所々被るところもありそれが癖になっているのですが、新鮮でテンポ良く読めました。
0投稿日: 2020.09.05
powered by ブクログ森見ワールドが炸裂している作品。 『走れメロス』以外の原作を知らなかった、それでも十分に面白かった。原作を知っているともっと面白く感じると思う。 5作が少しずつ繋がっていて、どんどん読み進めたくなっていった。
1投稿日: 2020.07.13
powered by ブクログ『走れメロス』を,『夜は短し歩けよ乙女』の世界観で描き直した名作.ナンセンスだけれど妙に説得力がある,詭弁論部の面目躍如といったところ? 他四篇,もそれぞれに味わい深い.未読だった原作も読んでみたくなった.そして表紙はやっぱり中村 佑介さんの版が良いです!(最初の出版社さん,ごめんなさい…)
0投稿日: 2020.06.16
powered by ブクログのっけから、かの有名な、山月記の「人生は何事も為さぬにはあまりにも長いが、何事かを為すにはあまりにも短い」という台詞が、俗世間を離れて小説を書くことに没頭したモラトリアム大学生が同期が卒業していくのを前に悠々とその台詞を言い放つ、なんてアレンジを施されて出てくる。そうなると、ああ森見ワールドのキャラクターならそんな台詞言いそうだな、と違和感の無い妙な説得力があって独特の面白みだった。
4投稿日: 2020.06.06
powered by ブクログ不朽の名作が、面白いように森見登美彦風に染まっていき、問題なくスラスラと頭に入ってくる文章たちには本当に鳥肌が立った。原作を知っていればよりこの面白さを実感できると思うし、その原作の多くは青空文庫で読めるので是非!
0投稿日: 2020.04.25
powered by ブクログ原典を知っているものが2つ、知らないものが3つだった。 知っているものはそう来るかと膝を打ち、知らないものはそんな話なのか?と疑問に思いつつも純粋に面白くスルスルと読めた。 知らない方の原典も読もう。 しかし、本は主に図書館に頼っているのだが、読みたい本と読める量と貸し出し期間の関係からすると…果たしていつになるやら。 なんて考えていたが、今日急に青空文庫の存在を思い出した。 探してみたら、全部あった。 ありがとう青空文庫。
1投稿日: 2020.03.20
powered by ブクログ森見ワールド感がある作品で、そこそこ面白かったです。 短篇集でしたが、同じキャラクターとかが出たりして、ストーリーが興味深かったです。あと読んでると、京都行きたいと思いました。
0投稿日: 2020.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
森見登美彦流古典作品の転生。 元ネタをきちんと読んだことがあるのは「山月記」と「走れメロス」。うろ覚えの部分が多いけど、メロスは元ネタの流れを損なうことなく書かれているなぁと思った。 他の3篇(解説もいれれば4篇)も元ネタを知ってたらさらに楽しめたはず! 山月記…虎ではなく天狗。まさに「天狗になる」 藪の中…口づけをしたのは渡邊か、菜穂子か。寝取られ気質の映画監督。 メロス…桃色ブリーフの友情。詭弁論部。ちょっと手加減して殴ってくれ。 桜の森の…妖しい女。俺の夢か女の夢か。 百物語…赤く血走った目。私=森見。
2投稿日: 2019.12.13
powered by ブクログ森見登美彦の連作集 読み切りと思っていたら登場人物がつながっていた いつもの京都の大学生を主人公に近代日本文学の名作を換骨奪胎 意外と不気味な話が多かった
0投稿日: 2019.10.05
powered by ブクログ近代文学の傑作を、現代の腐れ大学生を主人公に置き換えて書いたという本作。「山月記」「藪の中」「走れメロス」「桜の森の満開の下」「百物語」の5編。元ネタの作品を読んでからこの作品を読んだので、「このフレーズ、元ネタに出てきた」などと気づけて余計に楽しく読めた。元ネタの作品を読む良い機会にもなった。 特に好きなのが、「走れメロス」。元ネタと全然違う方向に展開するのにシンクロもしていて面白かった。一番笑えた作品。「桜の森の満開の下」も好きだ。美しくて少し切なくて、上手く現代に置き換えられていると思う。
1投稿日: 2019.08.25大学生だった頃の自分にもどって読みました
過去の名作が、 現代の京都を舞台とした連作短篇集風に アレンジされていて、 楽しく読書の時間を過ごせました。 小説ほどではありませんが、 自分が大学生の時って 一風変わった奴が何人もいて、 今思い起こせば、 小説並みに面白い時代だったなあ って、ちょっとノスタルジックに なりました。
0投稿日: 2019.08.17
powered by ブクログ『夜は短し歩けよ乙女』でもそう感じたけれど、文章が合わないのかもしれない。斎藤さんの紹介のためには仕方がなかったけれど、「山月記」は順番が最後の方が良かったな。どの話にも関わりを持つ斎藤さんのキャラが森見流おかしな人でいい感じ。
0投稿日: 2019.07.13
powered by ブクログいつもながら、各作品の中に少しずつ繋がった世界が広がっていく。 一番森見さんらしいのはもちろん走れメロスなんだろうけど、私が一番好きなのは、桜の森の満開の下。
0投稿日: 2019.02.09
powered by ブクログ古典的文学作品を森見先生がアレンジ。 作品によって書き方が変わるのがすごいといつも思います。ゾッとする怖さがある作品も、阿保で良くわからない作品もある。
0投稿日: 2018.11.29
powered by ブクログ森見さんの作品らしく 有名な文学作品が京都を 舞台にして広げられていた 阿呆だけど何故か憎めない 人物ばかりでどの物語も 引き込まれる内容だった
0投稿日: 2018.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
名作の類の小説をもっと読みたくなりました。 森見さんのいろんな文章が一気に楽しめる、素敵な作品。走れメロスの突っ走るような愉快な文章もさることながら、百物語や桜の森の満開の下のような、「きつねのはなし」を彷彿とさせる神秘的で不気味な文章もまた良い。 原典をすべて読んでから、もう一度楽しみたい。
0投稿日: 2018.11.20
powered by ブクログ印象に残ったのは表題作。側から見れば馬鹿馬鹿しいことを、信念を持って全力で貫く一見変人の大学生が、ふとした時に人間の真理に触れるようなことを言う。森見節爆発。
0投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
目次 ・山月記 ・藪の中 ・走れメロス ・桜の森の満開の下 ・百物語 これは、面白かったです。 「山月記」はまだ原作をなぞっているだけでしたが、「藪の中」で骨格を変えずに設定を変え、「走れメロス」では文句なく新釈の「走れメロス」になっていました。 太宰治が読んだら大笑いすると思うわ。 真の友情って、そんな甘ったるいものじゃないのよ。 「桜の森の満開の下」は、原作が薄く二重写しになっているようで、その透け感が不穏でよかった。 「百物語」はなんとなく展開はよめたけれど、文体と雰囲気が絶妙に合っていてよかった。 どれもこれも京都が舞台で、京大生の生態が面白おかしく描写されているのに、原作へのリスペクトが強く感じられるのは、作者の力量なのか、それとも人間性の故なのか。 齋藤秀太郎や永田、芽野史郎や芹名雄一など、一部登場人物が重なりはするけれど、これはそれぞれ単独として成立している作品集。 だけどそれはやっぱり森見登美彦ワールドの、愉快な作品群なのだなあ。
1投稿日: 2018.04.28
powered by ブクログ自分の人生の、味がわかる、ということ。味わう、ということ。腐れ大学生たちの活躍ぶりが、さすが森見登美彦だった。
0投稿日: 2018.03.03
powered by ブクログ表題作はよかったなあ。もう森見文学の真骨頂って感じで。 共通する登場人物が各お話にあったので、最後に何か統一的な話になるのかなと思ったら肩透かしを食らった感があったのがちょいと残念。でも面白かった。森見は良い。
0投稿日: 2017.12.23
powered by ブクログ四つの話の中で走れメロスが一番好きだった 原作と全く違うぶっとんでる 森見登美彦って感じ 桜の森の満開の下は元を知らなかったので読みたいと思った
4投稿日: 2017.11.28
powered by ブクログ森見さん、さすがです。 走れメロスしか元ネタを知らなかったけど、十分に楽しめる作品。 というか元ネタをすごく読みたくなる。比較したい。
0投稿日: 2017.10.18
powered by ブクログ面白い。とにかく面白い。走れメロスなどは笑ってしまうくらいに面白かった。 何が面白いかは是非読んで理解してほしいので、ここには書かないが、全編通してとにかく面白い。ハズレがないので、まだ読んでいない人は是非今すぐにでも本屋に行くべきである。
1投稿日: 2017.10.14
powered by ブクログ【2017年11冊目】 「走れメロス」以外は原作読んだことないですが、十分に楽しめました。安定した森見ワールドは読んでいて心地がいい(°▽°) 森見さんは「夜行」も良かったし、怪談小説が上手いなぁと思いました!(本書の最終話「百物語」)
0投稿日: 2017.07.30
powered by ブクログ名作を森見さんの解釈で まさしくその通り 知った話なんだけど、森見ワールド 元ネタ知ってても知らなくても楽しめる作品です。 すごいと思うのは元ネタも気になってしまうところ。 こういうところが原作への愛を感じます。
0投稿日: 2017.07.10新釈
明治から昭和にかけての、文豪たちによる名作短篇『山月記』『藪の中』『走れメロス』『桜の森の満開の下』『百物語』五篇を、現代の京都の腐れ大学生たちを主人公にして再篇した連作短篇集。あらすじのメロスが、無二の親友との約束を守「らない」為に全力で京都を疾走する…とあったので、全てが登美彦節にハチャメチャに改変されているのかと思いきや、それぞれ原典の雰囲気や良さ、文体等しっかり残っていて、とても良かったです。個人的には『山月記』と『百物語』が好きかな。
5投稿日: 2017.04.03
powered by ブクログ京都で学生時代を過ごした身として、森見氏の作品とは親和性が高そうなものなのだが、これまで、あまり森見氏の作品を読んでもしっくりくることが少なく、本書もそこまではまったわけではないのだが、近代小説の古典を再解釈し、京都の腐れ大学生の話に仕立て直すという本書の趣向は非常に面白いと思った。 表題にもなっている「走れメロス」は、ドタバタ劇ももちろん面白いのだが、友情の一筋縄ではいかない不可解さ、深さを感じ、心に沁みた。「桜の森の満開の下」は、文体が好きな文体で、内容も考えさせられるものだった。
0投稿日: 2017.03.12
powered by ブクログ個人的に印象深かったのは「藪の中」でした。 プロではなく大学のサークルの一環としての映画に、何でそこまでして精神的ダメージの大きいものを撮るんだろう?と最初は疑問に感じながらも、森見さん特有の文体と登場人物の言葉一つ一つに強く惹きつけられて一気に読んじゃいました。正直藪の中は何べんでもみれると思います。ていうか原作を先に読まなくちゃ… そんでもって走れメロスは読みながら声を出して笑ってしまいました 大好き
1投稿日: 2016.08.21
powered by ブクログぶっ飛んでいてよかった。 小説は日常を綴っているより、シュールな方が断然面白いと思う。 途中から原典も読みながら進めていったが、原典の素晴らしさにも気づかせてくれて、2倍に楽しめました。
0投稿日: 2016.08.04
powered by ブクログ森見氏の描く腐れ大学生たちは一体どこまで暴走するんだろう。腐れ大学生?であるガキに借りて森見作品を立て続けに3冊読んだ。実に馬鹿馬鹿しい!大学デビュー的な男子たちと黒髪の乙女が無理やり「何者」かになろうとしている姿は描き方によっては薄暗い物語にもなりそうだが、なんともポップだ。頑張って馬鹿になろうとしているというか(笑)。オイラ的には「走れメロス」が好きだが、涙ぐましいくらいに荒唐無稽だ。だから、彼らが大人になった時の物語は想像したくないな。その切り取られた数年間だから面白いのかも。でも、「新釈 走れメロス 他四篇」でひとつもまともに原作を読んだことがないオイラはどうしたもんだろ?
3投稿日: 2016.07.26
powered by ブクログ過去の文豪の作品が森見さんの手によって、新たな作品へと昇華されている作品。 原作を知らないと面白くないのではないか?と思う意かもしれないが、まったくそんなことはない。 これは、原作とはほぼ別の作品だからだ。 しかし、原作を知っていれば、また違った印象を受けるのも確かである。 「走れメロス」や「山月記」等、学生時代に読んだことのある作品も登場するので、昔の記憶を引っ張りだして、比較してみるのも面白い。 短いので、ぜひ一読を
0投稿日: 2016.06.14
powered by ブクログ「藪の中」が好きだ。ベースのお話は、坂口安吾が好き。 そして、京都、学生、でお腹いっぱいなので、時間をあけて、「有頂天家族」を読んでみようかと思う。
1投稿日: 2016.05.24
powered by ブクログ山月記が面白かった。 名作のアレンジとはいえ、森見さんの書く物語に本当にありそうな感じで。 走れメロスも、奇想天外で森見さんらしい。 登場人物の大学生たちがみな個性的で、怠惰で、愉快で大好き。意外なところで繋がってるのも面白い。
0投稿日: 2016.03.17
powered by ブクログ森見さんの不気味な話、初めて読みました。個人的には「藪の中」がお気に入り。また読み直したくなるような、深い作品だと感じました。
0投稿日: 2016.02.24
powered by ブクログ「山月記」「藪の中」「走れメロス」「桜の森の満開の下」「百物語」、5つの名作短編を森見風にアレンジして焼き直した短編集。 原典は一応全部読んだことがあるのですが、別物として森見作品を楽しみました。 原作の雰囲気を継承しつつ、独特のネガティブ満載で疾走する青春小説となっています。 くすくす笑いながら、でも要所要所ではしっとりと詩情にひたらせてくれて、まあ、いつもの森見節ですよね。 若いころに読んだ原作をまた読み返したくなりました。
0投稿日: 2015.12.24
powered by ブクログ森見登美彦さんの作品を前に読んだ時はそんなに面白くなかったのに、この作品は大学生たちのこじらせた青春がおもしろおかしく書かれていて、あまりのおもしろさに思わず叫びたくなりました。こんなにおもしろい作品を今までどうして知らなかったんだと。また、中島敦の『山月記』や太宰治の『走れメロス』など名作の舞台を現代に置き換えているので、その違いも楽しめます。
0投稿日: 2015.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
原作を知っていなくとも、原作を読みたくなる話でした。ちょうどこの本を読了したときに高校の授業で中島敦さんの『山月記』を習っていたため、楽しんで読むことができました。
0投稿日: 2015.12.10
powered by ブクログ本来のストーリーを知っているからこそ味わえる面白さ、また原作を知らなくても楽しめ原作を読んでみたくなるそんな本でした。
0投稿日: 2015.11.19まぁいつもの感じで
この作家の作品に免疫がないと面食らうかも・・・。 とりあえず他の作品を読んでからにしましょう。 慣れている方にとってはいつもの感じです。
2投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文庫本化で再読。単行本の時も同じ感想だっただろうと思うが、下敷きとなっている文学の素養がなく、せいぜい教科書にあった走れメロスぐらい、したがって、そのあたりのところのたとえと機微がわからないので、本作の魅力が十分に伝わらないので、たぶん、読んでいる方が悪いのだろうが、そのあたりを除くといつもの腐れ京都大学生物語の焼き直しになっているため、であれば、先の作品の方が新鮮なので、楽しめないのが残念。
0投稿日: 2015.10.25
powered by ブクログおなじみの近代文学傑作小説を下敷きに現代の京都によみがえった物語五編。 中島敦「山月記」、芥川龍之介「藪の中」、太宰治「走れメロス」、坂口安吾「桜の森の満開の下」、森鴎外「百物語」。原作の文体や雰囲気を残しつつも腐れ大学生の阿呆さ全開の展開で、オリジナルを知っていれば二度おいしいし、未読なら読んでみたくなる。『走れメロス」はもとの話の直情な主人公や「友情」のバカバカしさを笑うようなひねり方で、一見ドタバタに終始していても伝えるものは意外と深いと思った。 連作風に森見ワールドの登場人物やアイテムがあちこちに登場して、ひと通り読み終えてからカバー装画を見るとまた楽しい。
4投稿日: 2015.10.19
powered by ブクログ⭐︎2.8 初森見登美彦。ちょっと読んでみたかった作家さんだったので装丁、題名に惹かれて。 原典を知らない話が多かったからか…あまりピンとこず。知っていた走れメロスも馬鹿馬鹿しく面白いのかもしれないけど、好みではない感じ…。他の作品はわからないけど、読み終わるのが惜しいと思わせてくれる作品ではなかった。
0投稿日: 2015.10.11
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 芽野史郎は激怒した―大学内の暴君に反抗し、世にも破廉恥な桃色ブリーフの刑に瀕した芽野は、全力で京都を疾走していた。そう、人質となってくれた無二の親友を見捨てるために!(「走れメロス」)。最強の矜持を持った、孤高の自称天才が歩む前代未聞の運命とは?(「山月記」)。近代文学の傑作五篇が、森見登美彦によって現代京都に華麗なる転生をとげる!こじらせすぎた青年達の、阿呆らしくも気高い生き様をとくと見よ!
0投稿日: 2015.10.06
powered by ブクログ面白かった~「走れメロス」しか読んだことがなかったけど、森見さんの新訳版はどれも読みやすく阿呆の京大生が満載でよかった。ただ阿呆なだけではなく、そことは文豪の有名作品の新訳版ということで、きちんと雰囲気というか作品を尊重しており(読んだことないけど)独特な雰囲気が出ておりとてもよかった。登場人物がリンクしているところもよい。
0投稿日: 2015.10.05
powered by ブクログ「癒してどうする、この俺を」 彼は呻いた。 「今までの苦労が水の泡だ!」 この台詞好き。 全部の新釈短編に出てくる登場人物たちは少しずつ繋がっていて、最後の「百物語」なんかは森見さんの語りでこれまでを振り返るようで、もう一度始めから読み返したくなる。
1投稿日: 2015.09.27
powered by ブクログ名作を現代の京都に置き換えて書き直した短編集。原作を知らなくても楽しめる。京都に住んだことのある人はなお一層楽しめると思う。オススメは「藪の中」。
0投稿日: 2015.09.25
powered by ブクログ2015年27冊目。 中島敦『山月記』、芥川龍之介『藪の中』、太宰治『走れメロス』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、森鷗外『百物語』のリメイク版。 かの名作も、森見登美彦の手にかかると、愉快な京都の阿呆な学生物語に大変身。でも、ちゃんと原作の文体や雰囲気を残しつつ、味わい深い作品に仕上がっているという不思議。 ただし、藪の中、桜の森、百物語はなかなかシリアス。読み応えあります。 短編集でありながら、各編少しずつリンクしてるのもニクい。笑いとシリアス、名作の三つのコラボを楽しめる。 祥伝社文庫版を持っていたはずなのに、学級文庫として置いておいたからか現在行方不明。それ故、角川文庫版の、中村佑介の表紙絵の誘惑に勝てず、結局購入してしまった。以前も読んだ作品なのに、やっぱり面白かった。 そういえば、森見登美彦を好きになるきっかけ『夜は短し歩けよ乙女』角川文庫版も行方不明。
0投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログ新刊出てる、と購入。 相変わらず全力で阿呆な感じで面白かったです。 山月記はちょっと切ないですね。アハハ、と笑った後にああ、斎藤さんは真面目に文学と向き合って修羅になったんだなあと切なくなりました。大分阿呆な人が多いですがそれなりに真剣に生きているのが好感をもてたりもてなかったり。同じように桜の下も切ない話です。それは果たして自分の夢なのだろうか? 一転、メロスはバカ大学生がバカやってら、という感じと謎の疾走感が面白かった。猫チャーハンはちょっと食べてみたい。猫ラーメンも。
0投稿日: 2015.09.15
powered by ブクログ大学生というのはほんとうに阿呆。森見さんはいつもこんなこと考えながら文学作品を読んでいるんだろうか。藪の中と桜の森の満開の下を読んで見たい。
0投稿日: 2015.09.13
powered by ブクログ近代文学の作品を、森見さんが現代の京都に置き換えた作品。 走れメロス以外、原典がかなりあやふやな記憶で…それでも全5篇が連作短編になっているので、十分楽しめます。 相変わらず森見ワールドたっぷりでした♡ 森見さんが描く、癖のあるワケの分からない大学生たち、何か魅力的です!
0投稿日: 2015.09.10
powered by ブクログ中村佑介さんのカバーデザインがいい! どんな新釈だろうとワクワクしながらページをめくった いやはや参りますね 森見さん! こうきましたか 文豪たちもあっけにとられているのでは それぞれのエキスは残して…… にんまりしながら閉じました 楽しませてもらいました ≪ 京都では 新旧曖昧 跋扈する ≫
0投稿日: 2015.09.04森見登美彦の新釈。
・山月記(中島敦) ・藪の中(芥川龍之介) ・走れメロス(太宰治) ・桜の森の満開の下(坂口安吾) ・百物語(森鴎外) 以上、五編を下書きに、森見登美彦お得意の現代京都の大学生を登場人物に置き換えて物語を再構築しています。 完全に悪ふざけでノリノリの「走れメロス」を含め、元になった作品との対比を楽しめました。個人的には「桜の森の満開の下」は「新釈」として美しく仕上がっていて、お気に入りです。 ...それにしても「走れメロス」は酷かったw 森鴎外の「百物語」は読んだことなかったので、青空文庫で読んでみました。「百物語」と言えば怖い話が終わったら蝋燭を一本ずつ消していき、最後の一本を消したら・・・。という物語だと思っていましたが、全然違うんですね。それにしてもこんなグダグダとしたつまらない話(失礼)でよく書いたなあと感心してしまいました。 元になった作品を読んだことがない人でも単独で十分楽しめますし、本作を読んだ後からでも、元になった作品を読む良いきっかけになるのではないでしょうか?だいぶハードルは下がると思います。
12投稿日: 2015.08.27
powered by ブクログ祥伝社文庫版を持っているので再読。旧版のカバーもいいけど、角川文庫版のカバーもポップでいいね。 『走れメロス』『山月記』などの名作を、京都の学生を主人公に書き換えた翻案もの。所謂『ダメな大学生』を戯画化したような主人公のキャラクター性が際立っている。また、文体模写も丁寧で、それが小説全体の滑稽味となっている。 また、滑稽味だけでなく、『桜の森の満開の下』や『百物語』は幻想的な怪談、『藪の中』はサークル内のラブストーリーという側面も持っている。特に『桜の森の満開の下』のラストシーンは読み応えがある。
1投稿日: 2015.08.25
