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鍵のない夢を見る
鍵のない夢を見る
辻村深月/文藝春秋
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総合評価

515件)
3.5
52
192
194
34
6
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    地方の町で起こる少し痛い人たちの物語。 明らかに痛い人たちなのに少し自分と重なるところがあるような気がしてドキッとさせられる。 ただこの作者はやっぱり長編の方がいいかなって気がした。 個人的には最後の「君本家の誘拐」が面白かった。 我が子が生まれたばかりの頃の大変さを懐かしく思い出しながら読んだ。

    0
    投稿日: 2021.04.19
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    痛い女の人達の短編集! うわ~痛いな~と思いつつ、どの彼女にもどこか他人とは思えない気持ちが湧いて不思議。 痛さランキングでいったら消防団の放火の物語が一番だと思いました笑

    1
    投稿日: 2021.04.16
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    5篇からなる短編集。 どの話も爽やかさはなく、女性の心の内を巧みに表現していて面白かった。共感できるものばかりでなく、歪んでいたり嫌悪感を感じるものも多いが、自分の心の中にそんな感情は微塵もないかと問われたら否定は出来ないと思う。 第3話の芹葉大学の夢と殺人では、主人公未玖の夢と羽根木に対する気持ちや考え方が絶妙で、リアリティがあり強く印象に残った。 また、第5話の君本家の誘拐では、妊娠出産経験のある女性なら一度は感じ、経験した事があるようなシチュエーションで、主人公良枝が極限まで追い詰められる様子が自身の子育て中を思い出させた。よほど恵まれた環境での子育てでなければ、誰もが良枝になるかならないか、ギリギリ紙一重なのではないだろうか。 星が4つなのは、どの話もその後が気になりモヤモヤが残るから。これもまた作者の巧みな罠にハマってしまったのだろうと思う。

    0
    投稿日: 2021.03.20
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    2冊続けて凄いのを読んだ直後だったので物足りない感じはしたが、別の感じですごい話だった。5編の主人公たちのダメダメ感たら。若い頃の自分も似たようなものだったかもしれない。

    0
    投稿日: 2021.03.19
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    『芹葉大学の夢と殺人』が一番おもしろかった。どことなく、皇族の例のカップルを思い出した。 世間的には、いろんなアンソロジーに採られている『石蕗南地区の放火』が傑作なのでしょうか。空気が読めない男と自意識過剰な女のお話。男よりは女の方に共感する。

    10
    投稿日: 2021.03.18
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    繊細で正確な文章で、人間の心の奥のどろっとした苦い部分を刻名に描き出す。とても刺さりました。 全編に漂う地方のなんともいえない閉塞感が、読み終わった後にずっしりと残ります。 素敵な作品です。

    0
    投稿日: 2021.03.17
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    初辻村作品は直木賞受賞の短編集。 主人公は皆女性でしたが、あ、こんな風に思ったことあるなぁ、これに似た事あったなぁ、という感じが以外とあったかな。赤ちゃんの誘拐は、実際迷子にさせてしまった経験がよみがえって暗い気持ちになった。 「鍵のない夢」、、、? 他の辻村作品も読んでみようかな。

    12
    投稿日: 2021.03.13
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    絶妙にソワソワする所で終わる短編5つ 個人的には滅茶苦茶面白かった ストーリー云々というよりは、 特定のシーンでの主人公たちの形容しがたい感情や心理を 過去を垣間見ながら丁寧に描写していくような作りだと感じた ただ、主人公たちが真っ直ぐに感情移入するには皆ちょっとズレていて 一方でそれが人間臭くも感じられて 心に妙なひっかかりを残されていくような感覚 なかなかクセになる

    0
    投稿日: 2021.03.08
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    辻村深月さんの作品は何作か読んだけれど、直木賞受賞作と見て読んでみた。 犯罪をテーマにいくつかの作品からなる短編集。 後半の作品ほど人の奥にあるおぞましさを感じてしまうゾワっとする感じを強く感じた。

    0
    投稿日: 2021.03.08
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    読み終わったあとのこるのはもやもや感だけ。 理解できなくはない、だけど好きじゃない。 まあ好みの問題かもしれないが。

    1
    投稿日: 2021.03.02
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    女性の心理を描いた短編集。テーマに被りもないし、それぞれ個性があって物語としては楽しめたけど、文学的かと言われると「?」というかんじ。これが直木賞なのね…ドラマ化されてるみたいだし、見てみようかな

    0
    投稿日: 2021.02.18
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    女のどろどろを書かせるには女が一番だな、と思った。 ダーク色前回の辻村深月 好きです。 特に火事の話が心に残る。わたしも将来、笙子と同じ運命をたどりそうだから。

    0
    投稿日: 2021.02.15
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    読み終わりはモヤモヤ。 追い詰められると人間は有り得ない行動をする。 ちょっと考えさせられる。 心情がわかる部分もあって、有り得る内容だった。

    0
    投稿日: 2021.02.14
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    ★3.8 2021.02.07 辻村深月の直木賞受賞作。 正直、「これが?」と思う短編集。 辻村深月の作品ならもっと面白い、惹き込まれるものが沢山あるのに何故これが? ↓↓↓内容↓↓↓ わたしたちの心にさしこむ影と、ひと筋の希望の光を描く傑作短編集。5編収録。 「仁志野町の泥棒」誰も家に鍵をかけないような平和で閉鎖的な町にやって来た転校生の母親には千円、二千円をかすめる盗癖があり……。 「石蕗南地区の放火」田舎で婚期を逃した女の焦りと、いい年をして青年団のやり甲斐にしがみ付く男の見栄が交錯する。 「美弥谷団地の逃亡者」ご近所出会い系サイトで出会った彼氏とのリゾート地への逃避行の末に待つ、取り返しのつかないある事実。 「芹葉大学の夢と殺人」【推理作家協会賞短編部門候補作】大学で出会い、霞のような夢ばかり語る男。でも別れる決定的な理由もないから一緒にいる。そんな関係を成就するために彼女が選んだ唯一の手段とは。 「君本家の誘拐」念願の赤ちゃんだけど、どうして私ばかり大変なの? 一瞬の心の隙をついてベビーカーは消えた。

    0
    投稿日: 2021.02.08
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    いつか感じた後ろめたい感情や違和感、隠したい諸々がまざまざと思い出されて自身の悪意をべったりと横面になすりつけられたような感覚になった。癖になる。

    0
    投稿日: 2021.01.26
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    地方に住む女性を主人公に据えた、5つの話から成る短編集。 主人公の女性たちは一見どこにでもいる普通の女性に見えるのですが、話が進むと、皆どこかずれていることに気づきます。 どの主人公にも共感はできないのだけれど、ピンポイントでああわかるなあと思う瞬間があったり、女性ならではの視点が嫌と言うほど出ているなあと思いました。 勝手に5つの話には何か関連があって、最後には話が集約されると思い込んでいたので、あっそうじゃなかったのね……と若干拍子抜けしました。 辻村さんの話は、長編の方が読み応えがあって好きかなあ。

    0
    投稿日: 2021.01.17
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    辻村さんの書く、女性の心理描写。 女の人はこんなこと思っているんだと分かる。 ここに出てくる男性みたいに思われたくない。

    0
    投稿日: 2021.01.11
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    全5編、読み終わって…軽い「恐怖」を感じました。うーん…凄かった!ほとんど一気読み、してしまった。辻村作品、3冊目。次は、「ツナグ」、いってみようかな。

    6
    投稿日: 2020.12.30
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    直木賞受賞作。 女性が主人公の短編集。 どれもゾワっとする… ただ暗いだけではなく女性特有の面倒臭い心情に共感する部分もあるし、分岐点を間違え一線を越えれば心の奥にある闇に飲み込まれてしまうようなリアリティがある。 こういうのを描ける辻村さんの感性が好き。

    0
    投稿日: 2020.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    特に気に入ったのは「君本家の誘拐」である。現代の母親たちの苦しさが所々に表れていたことや、主人公である良枝の自覚していない無神経な部分が苦しさや辛さを語る以上の生々しさを持っていたことが理由である。 『親』に一朝一夕でなることはできない/難しいと知っているつもりでも、人は『親』が無限の温かさや優しさを持つものという幻想を抱いてしまうのは何故なのだろうかと考える。

    0
    投稿日: 2020.12.28
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    ツナグ以来の5話からなる短編作品。 表現が抽象的になってしまうが、どの作品も重めのテーマのようで軽くて薄かった。 登場人物に血肉の備わりが感じられず、私には響かず届かずまったく感情が揺らがなかった。 また出逢うであろう他の作品に期待しよう。

    48
    投稿日: 2020.12.22
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    第147回直木賞受賞作品 読後感はよくない(笑) 5作からなる短編集で、ちょっと勘違いしている女性たちの物語。ちょっと怖く、苦い読後感 ■仁志野町の泥棒 地方都市で、窃盗を繰り返す母親を持つ娘とのエピソード。しかし町内の人たちは警察沙汰にせず、その娘は、転校を繰り返す。その娘と友人関係だった女の思いが語られていきます。 この現状で、どっちが幸せなのか... ■石蕗南地区の放火 放火現場で再会した男は合コンで知り合ったさえない男。しかし、この男も、その女もどちらもひどいっていうか勘違いっていうか... いずれにしても、この女嫌い ■美弥谷団地の逃亡者 DVで自分勝手な男を恋人にもつ女の物語。 二人での旅行かと思いきや、実は...という展開 この男もこの女も嫌い しかし、この女もある意味狂気です。 DV系の男に惹かれる女はだんだんと狂気じみてしまうのでしょうか? ■芹葉大学の夢と殺人 これまた、馬鹿な夢を追いかけ続ける馬鹿な男を支えているつもりの女の物語。 この男も女も嫌い(嫌いばっかりだな) しかし、この女の最後の選択はこれまた怖い... ■君本家の誘拐 ようやく授かった娘を自宅に置き忘れながら、デパートで誘拐されたと騒いでしまった女の物語 これ、いわゆる産後鬱の状態なんでしょうね。 そして、そのことの顛末を取り繕うために、取った行動.. しかし、最後の一行で救われました。よかった。 それぞれの物語で出てくる男も女も嫌いですが、ぐいぐい引き込まれてしまいました。 それが、直木賞受賞の筆力なのでしょうか

    19
    投稿日: 2020.12.20
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    私には、もう何にも、清潔なものも、きれいなものも、憧れていたものは二度と手に入らない気がする。何も選べない気がする。夢見る力は、才能なのだ。 読んでいて背中がザワザワとするような短編集。決して幸せではないし、読んでいて明るい気持ちにもならない。それでも何かが引っかかって心に残ってしまう、そんな本。 「美祢谷団地の逃亡者」はありそうな話、「芹葉大学の夢と殺人」のエンディングは衝撃的、「君本家の誘拐」はどんな母親にも起こり得る密室育児の闇。少し引っかかる"こんな女性いるよね"という書き方がさすがだなと思った。

    2
    投稿日: 2020.12.20
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    初めて辻村深月さんの本を読んだ。 短編集。 話の内容は好き嫌いがわかれるかな。 私の好きな話は仁志野町の泥棒 読み終わった後はスッキリしないけど。

    7
    投稿日: 2020.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんなんだろう‥。この読後のモヤっと感。本当に女性の嫌な面を書くのが上手い作家さんだなぁと思う。5人の女性が出てくる短編ですが、なんともゾワゾワモヤモヤする主人公や登場人物たちが出てきて、かといって特別にぶっ飛んだ人たちではなく普通にどこにでもいそうな人たちなのが怖い。でもラストの君本家の誘拐の主婦には若干共感するところが…。一歩間違うとそうなってしまうかもしれないくらい育児が大変なのは分かるから。でもほんと若干。とにかく全部第三者の目で見ると、なんでそんな相手に!とか思い込み激しすぎ!とかもっと肩の力を脱いて!って思うんだけど、当の本人たちは完全にそれぞれの夢を見てるんだよね。

    0
    投稿日: 2020.12.11
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    どの話もわかりたくないのに、わかってしまう自分が黒く汚く思えてしまった。そんな風に共感してしまう人も多いのでは、、? 特に教授の殺人の話は、相手のことを軽蔑?しながら愛していて、人を好きになるってごちゃごちゃした感情で簡単なものじゃないなと思った。 後味がいいものを読みたい気分だったのでちょっとずーん。

    1
    投稿日: 2020.12.09
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     2012年に単行本として刊行され、著者が30歳前後の頃に書かれた5編の短編が収められており、刊行年に直木賞を受賞している。  私はどちらかというと芥川賞受賞作の方をこれまで読んできて、直木賞系の方はほとんど読んでいない。日本文学を未だに分断している純文学-大衆文学という二項対立でいうと、直木賞はもちろん後者を担う。  本短編集はほぼ執筆時期順に並べられているようだが、巻頭の「仁志野町の泥棒」は、ちょっと変わった、面白いエピソードではあっても、これは大衆小説=エンタメなのかな?と疑問に思った。別に直木賞系でなくても良いのではないか。文学作品の性質を見るなら芥川賞系も直木賞系もどちらもさほどの違いはないというのが現状なのではないだろうか?  ただし後半の作品群は犯罪小説のスリルが強いので、なるほどこれはエンタメ小説と呼ばれるのかもしれない、と感じた。  前半の短編は心理描写にあまり冴えがなく、松本清張、林芙美子、桐野夏生さんのような鋭さを持たないためになんとなく物足りなく思っていた。だが最後の2つは急に微妙で巧みな心理描写が見られ、これはなかなか良い、と考え直す。  最後から2つ目の「芹葉大学の夢と殺人」は大学時代からの恋愛を描き、いつまでも子どものように夢に執着する男を、半ば愛しく・半ば呆れて見つめる女性の心が微細に描かれて興味深い。  最後の「君本家の誘拐」は素晴らしい、集中の白眉である。結婚し待望の子どもを出産した女性の心が豊かに描写されている。仕事が時折夜遅くまでかかる夫の留守中、不安や喜びを感じつつ延々と育児に追われ、毎日の大変さに疲弊する妻に対し、夫がしばしばかける無神経な言葉が痛い。実際にこういう無理解な夫への不満に、子育てい忙殺される妻たちは苛立つものなのだろう。  男としてこれは、ごめんなさいと言うほかない。妻の多忙な様子に心だけでも寄り添おうとは思っていても、何しろ日中は長時間仕事をしている関係上、妻とは全く異質な日常を過ごしており、子育ての経験を十分には共有できないことから、どうしても妻の意識とはズレが生じてしまう。このズレは結局は生じてきてしまう男女間の差異でもあるので、不満に感じられてもある程度は寛容に接して下さい、と言う事しか出来ない。  本編には新米お母さんの日々の奮闘と抱き続ける「もしちょっと目を離した隙に赤ちゃんがどうかなってしまったら・・・」という強烈な不安が迫真のリアルさで描写されつくしていて、世の若い父親たちも、是非これを読んでおけばいいと思う。出色の短編小説である。

    0
    投稿日: 2020.11.29
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    辻村深月らしい、とてもらしい作品。 短編集であるがきちんと一つ一つ面白い。 ただ、長編や噛み合わない嘘?みたいなタイトルの短編集よりは深みがないというか、、よくはない。 期待をしていた分、これが直木賞でいいのかなーという感じ。普通に先入観なく読めば、十分楽しめると思う。辻村ワールドに慣れすぎて面白く感じなくなってきたのかもしれない。要リハビリ 放火の話が1番好きだった。おすすめ。

    0
    投稿日: 2020.11.25
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    5つの物語から成る短編集。 それぞれの物語で登場する女性は皆岐路に立たされていて、幸せを望む余り、転落していく。 どれも周りを見渡せばありうるシチュエーション。 人間の闇がたっぷり描かれていて、読了後はどんよりした気分になってしまった。これもまた読書の魅力の一つ。

    1
    投稿日: 2020.11.12
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    地方に閉じ込められた女性の閉塞感を確かな文章力 読むものの性別を問わない普遍性がこの作品にはある 他者はどこまでも他者で、すれ違うけれど期待してしまう そして裏切られ、また期待する そのループの先にたどり着く奇妙な結末の五篇 人ってもしかしたらこんなものかもしれない それでも最後の短編には、ある種の期待が込められていた

    0
    投稿日: 2020.11.07
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    作者が意図して描いている「嫌な女性」が本当に嫌で読んでて辛くなる。 受賞作であることは納得できる1冊。

    1
    投稿日: 2020.10.28
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    作品としてはよくできてるが、女性特有の内容が好きではない。 読み終わった感じが、悪い意味でもやもやする。 ただ、出張の新幹線の中で1日で読み切ったので、惹きつける何かはあるのかとも思う。

    2
    投稿日: 2020.10.22
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    短編集になっており、比較的若い女性の視点から描かれているものからなっている。 特に印象に残ったのが、最後のお話で、子育てに追い込まれていく姿とそれでも尚子供を大切に思っている気持ちが滲み出ていた。本当に子育ては戦いであると認識させられる。

    1
    投稿日: 2020.10.17
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    どの短編も、世間的にどうなんでしょう?って人達が出てくる。 その どうなんでしょう?って人に、なんとなく重なる部分、心当たりがある場面がある。 ん〜そうか…私は世間的にどうなんでしょう?っていう部類に片足突っ込んでるんだな。 一線を超えないように…後戻り出来る所まで。心を強く持とうと思った。

    21
    投稿日: 2020.09.30
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    スロウハイツの神様っていうあんな爽やか小説を書いた辻村深月から生まれたと思えないほどのダーク作品だけどすんごい刺さった。短編だけど直木賞とったのわかるなぁ! 5人の違う境遇のヤバい女たち。でも彼女たちにとっても共感出来る。女の人ならみんなわかるんじゃないかな。 こんな人たちに絶対ならないようにしようって思うんだけど、周りが見えなくなっちゃうことってあるよね。そういう時って周りの意見も、顔色も、わかんないんだよね。5人の女たち、全員が全員共通してたの、こういうところだよね。 短編ってのもあってどんどん読み進めてあっという間に終わっちゃった。読書大好きだなぁって改めて思った。辻村深月のダークな面、ホワイトな面の切り替えすごい!!!!

    3
    投稿日: 2020.09.29
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    消防団員に言い寄られて勘違いする自意識過剰さがめっちゃリアル。 あと夢追いくんのやばい感じと何故かそれを許容する若い女も生々しい。 高い文章力で心情をリアルに書いたり敢えてそれを省いて表現したりどれも個性があって面白かった。母親のやつは立場が近すぎて普通にホラーがすぎる

    0
    投稿日: 2020.09.09
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    辻村深月読了4作目。【白辻村】と【黒辻村】があると。これは【黒辻村】で直木賞受賞作。心温まる白辻村に油断をしていたら、冷水を浴びてしまいました。5話短編集、『石蕗南地区の放火』が私の一推し。本編後の林真理子×辻村深月 同郷対談 楽しめました。

    5
    投稿日: 2020.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰かに相談が出来る、本音を話せる誰かが1人でもいる。それが幸せで、人生を豊かにするのかもしれない。夢を描き、追い続ける。そして、その夢を誰かに応援してもらう。夢の実現可能性に気が付き、納得して、また違う夢を追いかける。幸せだ。

    0
    投稿日: 2020.08.29
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    どの主人公も何だかズレているというか 違和感があった でもそれが人間らしくもあるなと思った 2020/8/29 ★3.4

    0
    投稿日: 2020.08.28
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    直木賞受賞作。 5篇の短編集。 あれ?この話、なんか知ってる、、と思ったらドラマ化されてました!! それを以前、見た事があると思う。 でももう細かい所はすっかり忘れてたので、原作は原作で楽しめました♡ どの話もざわざわです。後味悪いです笑 これは黒辻村でした。 辻村さんはほんとに女性の細かい心理を描くのが上手い!! それぞれに出てくる女性は、どこかズレてる。 でも一歩間違えたら 自分だってそうなりかねないな〜という怖さがあった。 全くの別次元の話ではなく、結構日常に潜んでるお話かも、、。 個人的に面白かったのは、「君本家の誘拐」。 こういう育児ノイローゼってリアルな気がしました。 短編集なのにどの話も内容濃くて面白かったです!

    14
    投稿日: 2020.08.27
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    怖い話だったわー The、ホラー的な話より、こういう救いのない、ズレていく登場人物の話が、ドキドキさせられますな

    1
    投稿日: 2020.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「仁志野町の泥棒」★★★★ 「石蕗南地区の放火」★★★★ 「美弥谷団地の逃亡者」★★★ 「芹葉大学の夢と殺人」★★★ 「君本家の誘拐」★★★★

    0
    投稿日: 2020.08.04
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    辻村作品、3作目。いわゆる黒辻村の一冊。 最近評価パされた作品ということでは、映画の「ジョーカー」「「ラサイト 半地下の家族」」に通じるものを感じます。 辻村作品の中では、よく登場する、ストーカーのような、精神的な危うさについてを一つ一つテーマにした短編作品です。 従来は、このような危うさを持った人を「特殊」な人として、「普通」の人が、問題解決したり、社会から切り離そうと考えるのが一般的だったように思いますが、最近は、その危うさは、多くの「普通」の人が持っている要素としなんだという考え方に移っているように思います。そのような、背景から、共通の問題として、ある意味、自分の醜い部分を直視することを強いる作品を評価する傾向があるのかもしれないなと思っています。  小説や映画をエンターテイメントとして読んだり見たりする人にとっては、自分の内面についての「気づき」はあるが後味が悪く対象とすべきではない分野です。 一方、このような問題であったり、自分の内面についての「気づき」に関心がある人としては、興味深い一冊かもしれません。ただ、多様な例を対象としてはいますが、目線の深さ、角度が、どれも同じように感じてしまいました。むしろ、主人公は、すべて同じ人と考えても良いと思います。その意味で、どの作品を読んでも読後の印象はあまり変わりませんでした。精神的な危うさについての例示をしながら、小説のかたちで分かりやすく解説した本のような印象です。  個人的には、そのようなことが知りたければ専門書を読むでしょうし、映画や小説には期待していない分野です。 もう読むことはないし、他人に紹介することもないでしょう。  私の読者としての力不足かもしれませんが、辻村さんの作家としての力量については、相変わらず感心するところです。しっかり、最期まで読ませていただきました。

    0
    投稿日: 2020.07.24
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    テーマは自分のことしか考えていない女たちと言う所でしょうか。 意外と周りが見えてないというか……。そういうの登場人物が多かったと思います。 登場人物に、ちょっと考えすぎじゃない?と、思ったりしました。

    9
    投稿日: 2020.07.03
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    2020.6.30 みんなどこかが欠落してるけど、それが決定的に表に出る瞬間のおはなしたち。 面白かったけどもこれで直木賞…?って感じ。 辻村様のはもっともっと面白いのあるよー

    1
    投稿日: 2020.07.01
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    心がざわざわするような内容のものばかり。だけど早く先が知りたい。 何かにとりつかれたように、一気読みしてしまった。 とにかく読ませる力が凄かったです。 「君本家の誘拐」は、妊娠出産をテーマに書かれたものだったが、現実感たっぷりで、怖いくらいにその頃のことを思い出してしまった。

    20
    投稿日: 2020.06.27
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    続きが気になってどんどん読んでしまいました(^^; でも一話一話がなかなかツラい内容で、読み終わってへこんでしまいました。

    1
    投稿日: 2020.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題名がお見事ですねえ。「鍵のない夢を見る」とは。その意味する、意図するところは。 現状が不安だ。不満だ。抜け出したい。あの扉から。解決したい。あの箱を開けて。でも。扉を開ける、箱を開ける鍵がない。どこへも行けないし、どうしようもない。そんな悪夢。でも、それは、、、悪夢ではなく、現実なのでは? そんなイメージを、漠然と。想像しました。個人的に。 まあ、ビターですね。ビタースイートではなく。ほろにが、ではなく。苦いなあ、、、この現実は。という感じ。いやあ、苦い。何故にここまで、思い通りにいかないのか?辛い。辛いです。 仁志野町の泥棒 うーむ。怖い。怖い。小さく怖い、って感じ。律子の母親、みたいなん、同じ町内にいたらマジ困る。でも、この、小さな共同体のなかで、家々に鍵が掛かってない戸締りしない感じ、1980年代までの、地方都市、というか田舎、の感じ。わかる。わかるなあ。これ、どうなんやろ。2020年の今は、あまり、ありえない風景、なのかなあ?でも、こんな時代も、絶対にありましたもんねえ。 律子、ミチルの名前、忘れたるなよ、って思いました。いやあ、こう、残酷、って感じ。バスツアーのガイドも、上手いことしている感じも、残酷、って感じ。うーむ。残酷、って感じ。何と言いますか、あんなに辛い子供時代を送ったであろう律子が、高校以降はなんとなく幸せそうになって、逆に主人公目線のミチルは、なんとなく幸せそうになっていないっぽい?というような描き方も、なんだかこう、、、うわあ、って思いました。 石蕗南地区の放火 石蕗、で、つわぶき、って読むそうです。植物の事みたいですね。で、石蕗町、って実在するの?架空の地名? この話が、個人的には一番好きでした。笙子も大林(バックドラフトさん)も、抜群に魅力的でないのが、凄い。魅力的でない二人を軸に展開される、魅力的でないところが魅力的な物語、という見事に不思議な短編。笙子と、その同僚の朋絵も、表面上は上手いこと職場で一緒に仕事してるっぽいけど、実際のところは絶対、仲悪いんちゃう?って感じましたが、どうなんでしょうね?いやあ、ビターだなあ。 美弥谷団地の逃亡者 これは、なんだか、よおわからんが、怖い。美衣は、陽次が、狂っているということを知っているからそれに合わせて演技していた、ってこと?ですよね?自分を騙すために。そうしないと、この現状を乗り切ることができない、と判断して。陽次を騙し(というか陽次に合わせ)、自分を騙し、そして読者も騙す、という体裁の文章?みたいな。そうなのかな、と思いました。 芹葉大学の夢と殺人 雄大のキャラに、全然、魅力を感じることが、できなかった、、、すまん。なんだコイツ?って思っちゃいまして。面白い、とは、思うことができなかったなあ、、、すまんです。 君本家の誘拐 良枝が、咲良を家に置き忘れて「誘拐された!誘拐された!」と騒いでしまったのを、誤魔化そうと細工する、と決心した場面。あの、一線を越えてしまった場面。うむう。容赦ないな、って感じですね。 全体的には、個人的には、そこまでは、ハマれませんでした。「どないもならんなあ、、、」という身につまされるようないたたまれなさ、グッとくる感じでしたら、角田光代の方が好みですし、人間の嫌な側面を描く!という容赦のなさでいうならば、桐野夏生の方が好みですし、うーむ、もしかしたら、俺、そこまで、辻村深月の作品と、相性、良くないのかも?と、色々読み進めるにあたって、思ってきましたね。 「本日は大安なり」が、初めて読んだ辻村さんの作品で、アレがあまりに自分にとっては抜群に面白くて、「辻村深月、スゲえ!!」って思って、どんどん読み始めたのですが、、、「ツナグ」は結構好きだったけど、「盲目的な恋と友情」「太陽の坐る場所」が、ちょっとピンと来なくて、この作品も、ピンとこなかった。うーむ。「本日は大安なり」は、ホンマに抜群に好きなんですが、、、すみません辻村さん。ちょっと、相性、悪いかも、、、という気が、してまいりました。 この作品も、読み終えた後に、直木賞受賞作なのだ!という事を知ったのですが。ホンマに申し訳ない。超すみません、なのですが「直木賞を獲るまでの作品かなあ、、、?」という、ホンマに生意気な感想を、思ってしまいました。マジですみません。うーむ、、、好み、って、難しい。難しいなあ。すみません、、、

    6
    投稿日: 2020.05.31
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    期待していましたが、確かに一気に読めるくらいハラハラして面白かったですが、世代と内容が自分には合わないと感じました。

    1
    投稿日: 2020.05.30
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    みんな都合の良い夢を見ている 好きか嫌いかと聞かれたら、好きではない小説です(笑) この小説を読んだ人はみんな胸やけするんじゃないかと思います。 でも、この胸やけを文章で見事に伝えてくる、そういう意味で物凄く評価されている小説なんだというのは読んだ方なら分かるはず…… 短編集で、ひとつひとつはモヤッとが詰まっているだけなのですが、読んでる途中から、これが1冊になっているということに破壊力を感じてしまいます。あぁ、また胸やけするんだろうな、と思いつつ読むのをやめられない。 子供の頃に見た夢と違う、夢だけが先走りしている感じ、これは社会人になってから読むと気分が悪くなるんだと思います。 でも、こういう夢みがちな人たちっているんですよ、、、違和感なく読めるのがまた怖い。 大人になっても夢は捨てたくないけど、夢の持ち方は考えなければなあ、と思う1冊でした。

    2
    投稿日: 2020.05.14
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    面白さとか好みとかは別として。 各話それぞれ読み終わった後に、ちょっとずれてる主人公に対して少しの苛立ちと憐憫の情を抱かされる感じは、作者の狙い通りに感情を誘導されているようで、一貫したコンセプトとその文章力が魅力的な作品でした。

    2
    投稿日: 2020.05.09
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    女性のシビアな悩みを描いた短編集。 直木賞受賞作ですが、自分としては辻村さんに期待するのはこんなダークなものではなく、もつと繊細でかつ意外性のある展開の作品なので、期待していたものとは違いました。

    0
    投稿日: 2020.05.02
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    【非日常のような現代日常のような…】人の弱さ、哀れ、闇、読後感はダーク。5短編。日常に起きてたらゾッとする。なかには現実にある話。男女とも、人は魔が刺してしまうような心理に陥ることが、ないとも言えない。共感できる部分あり理解できない部分あり。女性の心理描写、上手いなぁ。男性は、どう感じてくれるのか男女だからこそ、感じる感覚も違うんだろうなぁ。ズレって、ある意味深いなぁ。背中がゾクゾクする場面あり。相田みつおさんの言葉はいいなぁ。新幹線に飛び乗って抱かれに…。愛じゃなくても構わない、女の最後の希望は儚い。

    1
    投稿日: 2020.04.21
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    辻村深月さんの直木賞受賞作。今までいくつか読んだ作品と印象が違って、大人の女性のいろいろを描いた短編集でした。

    0
    投稿日: 2020.04.19
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    噂の辻村深月を読みましたよ、噂に違わずおもしろかったですよ。さすが直木賞受賞作! どの短編が一番おもしろかったかなー、うーん。 甲乙つけがたいけど、芹葉大学かなー。 今さら恋愛にいいも悪いもないだけれど、私はこの年頃にこんな恋愛したことなかったからなーってしみじみした。 そして、巻末の林真理子氏との対談に痺れた。 作家同士の対談って結構痺れる。 こんな会話ある?って聞かせてよーーーって思う。

    0
    投稿日: 2020.04.14
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    第147回直木三十五賞受賞の短編集 アンソロジー以外でちゃんと読むのは初の辻村深月 地方都市で暮らす女性が日常の中に見るささやかな夢と、その後の暗転を5つのエピソードで紡いでいます。 救われない話も、比較的光明が見える話も・・・上手いです。短編集なのに一気読みで(^_^;) ドラマ化されてるようなので、記憶が新しいうちに観たいと思います。

    0
    投稿日: 2020.04.11
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    どこか壊れたような(壊れかけたような)人達が関わる事件の話が5つ。 短編集って物足りなく思う事も多いけど、この本はそんな事はない。

    1
    投稿日: 2020.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    直木賞受賞作短編集 身近に起こった犯罪と それまでの背景が書かれている 出てくる主人公は、 恋愛、結婚、出産などで どこか痛々しい思いを抱いている。 でもそれは多かれ少なかれ 共感できる部分もあり それが余計にこわい。 最後の誘拐の話は 小さい子供を持つ自分としては 共感できる部分もあり それがとてもこわかった。 読後感はいいものではなく、 星は3つ 辻村さんは人の闇を書くのがうまいなあ

    6
    投稿日: 2020.03.04
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    最後のストーリーは心の中にいる悪魔の話で、こっち来るんかい!と思った。表面化した悪魔も怖いけど、自分もそうなり得るんやで?と気づかされた。

    0
    投稿日: 2020.02.22
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    ごく普通の女性達が主人公。 しかし心の中の嫌な部分が、さらりと嫌みなく書かれていて、あーあるあるとか、あーこの男とは不幸になるわーと楽しんで読めた。

    6
    投稿日: 2020.02.15
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    この小説がどうこうというわけではないが、最近読んだ賞獲得の作品の多くが、性描写、暴力、ダメ人間を話の根幹に置いている。人間には色々な感情や闇があるから、ある程度理解できるのだが、各賞の選考のお偉いさん達は何かおかしくなっているんじゃないか。暗い世情なら前を向ける小説に賞をあげるべきなのでは?最近の芥川・直木賞はすぐに読む気にならない。 ちなみに「鍵のない夢を見る」は、彼女の長編の驚きのようなものはなく、無難な一冊だった。

    10
    投稿日: 2020.02.01
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    読み始めてすぐに覚えた既視感ならぬ既読感、読んだのは文庫化3年前の単行本だったけど。その時スゴいと思った記憶がまたよみがえったほど5編の短編で語られる女性たちの各心理描写がやっぱり尖っている。小説だから誇張されている とも言い切れない訴求力がある。再読だったけど、ちゃんと又 読んでしまった(笑)

    6
    投稿日: 2019.11.24
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    女性が主人公の短編集。 人間の嫌な部分が見えてしまって後味が悪い。 再読はしたくない 「仁志野町の泥棒」が一番おもしろかったけれど、子育てをする母親としては「君本家の誘拐」が読んでいて辛かった。

    1
    投稿日: 2019.11.17
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    地方都市に住む一見ごくごく普通の女性たちに潜む 暗闇 たぶん誰の中にもあるであろう、そんなドロリとしたものに焦点を当てた短編5作 どれも救われない

    0
    投稿日: 2019.11.04
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    すごいなあ、辻村深月! 全編主人公のキャラクターは全然違うのに、一つ一つの物語の中で、こんなにも個性が際立っている。そして何より、そのキャラクターそれぞれが、本当に生きているかのような、大きなエネルギーを感じた。こういうのを「宿る」っていうんだろうな。 解説の林真理子さんの言葉。 「主人公の一人称小説の場合、ちょっと変な考えのキャラクターであっても、正当性を持ってしまうものなんですけど、この作品では読んでる人にひたひたと違和感を感じさせ、実はちょっと軸が曲がってるんだということが伝わる。これはすごくテクニックがいることです」と。 特に笙子と未玖には、共感しつつも「いやいやいや」と、彼女たちの気持ちにのみこまれる直前に、ぐぐぐ、と自分の気持ちに戻ってくる。最後までは共感させない。この描き方はすごい。でもどこか、昔の自分と重なる主人公の心理状態。だからこそ、共感しながらもゾクゾクして、最終的には自分の気持ちを取り戻す。この、あやうさ。読者との絶妙な距離感。辻村さんは、この絶妙なバランスを描くのに大変長けた作家さんだ。このあやうさに取り憑かれてしまうと、中毒のように求めてしまう。もっともっとと、求めてしまう。きっとすでにわたしは取り憑かれていて、しばらくこの世界から戻れそうにない。

    63
    投稿日: 2019.10.30
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    登場人物がとにかく狂ってる。 辻村さん作品の狂気的な面だけを切り取ったような、世にも奇妙な物語のような短編集だった。 辻村さんって、人の突かれたくない黒い深層心理(無自覚なところまで)を洗い出して表現するのが本当にうまいなと改めて思った。それで毎度読後放心状態になるのがお決まりだ。

    4
    投稿日: 2019.09.30
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    最初、主人公が身近にいるアレな人に振り回される話かと思って読んでいたら、主人公自体の思考がちょっとおかしいということに気付きます。人物描写が絶妙。

    1
    投稿日: 2019.08.31
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    辻村深月さんの短編集。直木賞受賞作。 五つの作品はすべて女性が主人公で、女性目線の作品 それぞれの物語に関連はないけど、普通に幸せで順風満帆な生活から少しズレて拗れているところが、共通項になっている。 それでも、ぐいぐい読まされてしまうのは、辻村深月さんならではですが、読後感はあまり楽しくない。 でも、一気に読まされてしまった。

    3
    投稿日: 2019.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5人の女性が主人公で、それぞれが日常に潜む闇の部分に付きあたるダークな短編小説集。闇側辻村深月の物語が楽しめる。辻村深月やねんから、面白さは間違いない。長編と違うので掘り下げ方は浅いが、その浅さも味にするあたり、さすが辻村の筆は冴えていると思う。 が、これで直木賞?いいのか?もっとオモロくて王道な辻村作品がたくさんあるやんか。この作品は辻村深月の魅力の支流だと思ったんだけど?何もわざわざ支流で受賞させなくとも良いのでは? 解説代わりの林真理子との対談が一番くだらなかった。林真理子って、なんでいちいち気に障ることばっかり言うのだろう?合わない人は避けているのだが、こんなところに出てくるとは…

    0
    投稿日: 2019.08.21
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    5つの物語で構成された短編集。どれも主人公は女性。同性だからなのか分かるところも少しあるけれど、感覚とか価値観が異なって引いてしまった(笑)だからこそ、客観的な目で事物に忠実に読み進められたかな。 優越感、背伸び、衝動、葛藤、妬み、羨望、期待、執着。色んな感情が膨らんだり絡み合ったりして、本能のままに行動、そして気付けば泥沼状態。思いの丈ほど行動も大きくなるものだけど、反面教師的なものをひしひしと感じる一冊。読後感はねっとり。 . 女性特有の感覚なのか。それとも男性も共感できるものなのか。むう、気になる。

    1
    投稿日: 2019.08.21
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    直木賞&ドラマ化されただけある。 短編だけど、どの作品も読み応えがあった。 作者は女のエグいところ、触れて欲しくないところをうまいこと掘り出す。 男女共、全て計算された読後感の悪さを味わうだろうな。

    1
    投稿日: 2019.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5たの短編からなる作品。どれも辻村さんらしさを感じました。自分が気に入ったのは一つ目と五つ目の作品。 一つ目は、最後の終わり方が衝撃すぎて驚きでにやけが止まりませんでした! 五つ目は、すごく勉強になる話でした。自分はまだ学生なので、どれだけ赤ちゃんを持つお母さんが大変なのか知りませんでした。この短編を読んで、疑似体験をすることができて良かったです。赤ちゃんとお出かけしているお母さんに優しくしようと思います。

    0
    投稿日: 2019.07.30
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    普通の幸せがほしい。ただそれだけなのに… どんどんおかしな方へズレていく人生。こんなはずじゃなかったのに。 逃れたい。でも、手放したくもない。 一見不幸とも思える人生、でも私は不幸じゃない。 5人の女性の苦悩や自尊心を描くザワつく短編集。 辻村さんっぽくないかなぁ。 私的にはうーん、って感じだったけど、ドラマはちょっと見てみたいですね笑 男が気持ち悪かった笑

    1
    投稿日: 2019.06.22
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    この方の著書を初めて読んだけど、好き嫌いがはっきり分かれそうだな〜と思った。 各話の女性陣にはイライラしてあんまり好きになれなかった…。

    1
    投稿日: 2019.05.22
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    なんとも後味の悪さだけが残る感じ。 この中では石蕗南地区の放火が好み。 こーゆー人いるなあ、みたいな。 辻村先生の作品は私の中で合う作品と合わない作品があるなとつくづく感じた。

    0
    投稿日: 2019.05.18
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    直木賞受賞作。女性の本性が、一瞬、垣間見えてくる瞬間が、どの短編にもあって、そこが怖かった。嫌な、好きになれない人物を配置することで、そういう普段は隠されているような裏の部分に光が当たるというのか、そういう風に描いているのかなと思った。石蕗南地区の放火の主人公の女が典型的で、あのウザい消防団の男を配置することで、この女の本性とか自意識がむき出しになって、その勘違いがすごく滑稽で、ああ、これが中年女の内面なのかと思わされた。さすが、直木賞。全作品深く満足。 http://kafuka.doorblog.jp/

    4
    投稿日: 2019.05.15
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    直木賞受賞してすぐに読んだはずが、内容をすっかり忘れていたため再読した。 他の方の感想にある通り、読後感はあまり良くない。プライドをこじらせたような女性や、幼いころ友人に優しく出来なかった人など。 自分に重ねる部分も多く、読後感に心地悪さを感じるのであれば作者の思惑通りなのかもしれない。数年経ってからまた読みたい一冊ではある。

    2
    投稿日: 2019.05.08
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    自分もいろんな恋愛を経験して、いろんなこわい思いをしたり、悲しい思いをしたので、共感できる部分が多かった…が好みは分かれると思う。あまり幸せなときに読む小説ではない。

    1
    投稿日: 2019.05.01
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    読後はどの話も何ともいえないモヤモヤとした気持ちになった。 言い表しにくいような居心地の悪い気持ちがどの話にもあって、とても現実的で、まるで自分や自分の周りの話のような感じがした。 特に最後の話はどこか気持ちが分かるだけに、不安すら感じた。 こういうモヤモヤとした気持ちをみんな抱えながら生きてるのかな…。 読みやすく、入り込みやすい作品だったけど、読後感のモヤモヤが苦手で★3に。

    3
    投稿日: 2019.03.30
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    読みやすくてわかりやすい 触れられたくないけど 触れられないのは悔しい みたいな複雑な女心 周りの目やプライドが邪魔して 無難な態度をとってはいるが お腹の中では様々な思考を巡らせている というような女性が 赤裸々に描かれている

    2
    投稿日: 2019.03.20
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    地方に住む女性に焦点をあてた、嫌な気持ちになる短編集。 私自身も持ち合わせている嫌な部分や、地元の閉塞感や、色んなことを目の前に突きつけられる。「石蕗南地区の放火」が一番苦しい気持ちになった。 自分の人生もこうなる可能性があったのだと思い知らされて息苦しくなる。そして、息苦しいと感じることに、うっすらと罪悪感をおぼえる。

    3
    投稿日: 2019.03.10
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    初めて読む作家、直木賞受賞作。女性が主人公で日常にありそうなストーリーの中で、感情描写が細やかで、鈍感な僕は、女性ってこういう風に考えるのか?と気づかされる、異性の感性を知ることができる。いずれの話もドキドキしたり、次はどうなるの?といった高揚する場面もないので淡々と話が進んでいく。短編集はやはり読んだ気になれない、これが直木賞?って思ってしまった。

    2
    投稿日: 2019.01.08
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    女性のもつ、細やかな心理状況を極致まで追求したストーリーの数々。恐ろしく、ときに滑稽でもあり、読み応えがありました。私のように鈍感な男どもに読んでもらいたいですね。

    0
    投稿日: 2018.11.25
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    短編集。 辻村深月の繊細な心の描写とじっとりとした違和感を与える描写がすごい。 いやーな気持ちにさせる天才。

    1
    投稿日: 2018.11.18
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    読みやすい短編集、 だがストーリーのおもしろさには欠ける印象。 ハラハラドキドキ!続きが気になる!っていう感じはあまりない。 ちょっと変わった人のただの日常を描いた、 っていう感じ。 短編集だし暇つぶしに読む程度が良いと思う。l

    0
    投稿日: 2018.11.17
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    2018年113冊目。狭い世界での小さな話だけに、共感を狙って書いているとは思うが、リアリティーがありすぎて物語性に欠けているように感じた。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この気持ち、あなたにはわからない。 直木賞受賞作ということで。今までに読んだことのある辻村作品より、大人向けに感じた。巻末の林真理子氏との対談でも指摘されていたが、「自分より人生経験が豊富な読み手に読んでもらうには何が必要なのかを探りながら」書かれていて、「いままでのサークル的な目線と違い、若い目線だけど大人になろうとしている姿勢」が反映されている作品だった。直木賞という大きな賞、歴史と権威のある賞を受ける意味を考えた。辻村作品が好きで、この作品も嫌いではないけれど、今までに読んだものと比べると、しっくりこないところがある。今までの「わかる!」ではないところ。きっとサークルの仲間内で、狭いけれどぴったりくる感覚を共有していたところと、別人ではないけれど大人な一面を見せつけられたところみたいなものだろう。それは少し寂しいけれど、この作品も辻村作品のひとつであり、面白かったことに間違いはない。 「仁志野町の泥棒」小学校時代の転校生に偶然再会したミチル。律子は母の泥棒癖のため、転校を繰り返していた。何もなかったことにできなかった自分を忘れた律子と、今でも割り切れない気持ち。 「石蕗南地区の放火」彼は私のために放火したに違いない――。笙子のズレが気持ち悪いけれど、わからなくもない。自分が主人公、世界を回しているように、思うこともある。それはとても気持ちがいい。でも、現実は、ちっぽけで何でもない自分が放っておかれているだけ。焦る。 「美弥谷団地の逃亡者」DV男に引っかかる女って云々。そう言ってしまうことは簡単だけれど、どこかちゃんとしていなくて、警戒の前にプライドや情が来てしまう。美衣のような人は、意外と多いだろう。 「芹葉大学の夢と殺人」雄大のような男はいそう。夢とは何か。あまりにも自分勝手で現実が見えていない。現実的に夢を見る、決心しないといけないタイミングはいつが正しいのだろう。雄大はあまりにも綺麗で、現実には生きられない。大学生ならともかく、社会人になればその価値観のズレが見えてしまうので、普通は縁が切れるか縁を切る。でも、未玖は夢を諦めきれなかったし、その象徴である雄大に執着した。未玖が本当につかみたかったのは、何だったのだろう。絵本作家か、雄大という素敵な男に愛されることか。 「君本家の誘拐」今時ありがちな育児ノイローゼの話かと思いきや、最後には少し希望、いや恐怖。母の愛というか、執着か。心が壊れそうになるほど、子を想うと言えば、美しいだろうか。もっと気楽に、とも言い難く。

    3
    投稿日: 2018.08.19
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    非常によく書けていて、読みやすいが、やはり女目線で書かれている気がする。女子には共感できる面が多いのだろうが、残念ながら男子には完全には理解できないのかもしれない。

    3
    投稿日: 2018.08.15
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    読み進めるのが怖いような、人の見てはいけないような普段隠している心情を的確に書かれている。 後味は良くないが、それでももっとこの人の文章を読んでみたいと思った。納得の直木賞。

    0
    投稿日: 2018.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    直木賞受賞作品。 「仁志野町の泥棒」「石蕗南地区の放火」「美弥谷団地の逃亡者」「芹葉大学の夢と殺人」「君本家の誘拐」の5つの短編集。 心の地下に潜む、本人も意識していない感情が表に出た作品。 俯瞰するとイタイ主人公たちだけど、人の心には多かれ少なかれ、ダークな色を持った利己的な感情があるんじゃないかと思う。 そういった感情を理性が鎮めるのか、表に出ちゃうのか・・・ 好みの物語ではなかったけれど、読書後の後味が悪いということもなく、ある意味面白かったのかも。

    0
    投稿日: 2018.07.08
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    辻村深月の直木賞受賞作品。短編集ということもあり、ずっと敬遠してたけどついに手に取ってみた。 辻村作品はスロウハイツとか本日は大安なりとかのエンタメ色が強いやつのほうが好きだからかもしれないけど、この本はちょっと物足りない気がしてしまった、、 ただ女の人のプライドとかどろどろした感情を描くのが上手すぎて、共感してしまうところが多々あった。

    2
    投稿日: 2018.07.05
  • 女性作者から見た、文学的世界

    男性の夢追い人は哀れに失敗します。そして、女性は常に現実を見て感覚が鋭いです。 しかし、現代は楊貴妃の時代であって、欲しがるなら女性というわけで、日本の男はあまり必要とされていないわけです。作者が描く奇妙に鬱屈した男と同様に、男は夢でも見るしかしょうがないのかもしれませんね。 作者は結局成功者で、死屍累々の投稿レースと若いうちにクリアしている文壇エリートなわけですが、どうなんでしょう。創造性というものを考える時、文学は大江健三郎が食い残した後の残骸をリユースしている以上の評価を得ることができるのでしょうか? その点を除けば、女性に焦点を当てた作品としては賞に値する出来だと誰もが認めるものでしょう。 それにしてもフィクションの中の心理描写もそうですが、人間の心は分からないものです…。 星5つ。

    0
    投稿日: 2018.07.04
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    リアリティがある話が多くて面白かった。でも、大学の体育の授業でサッカーやってるだけで日本代表になる夢を真面目に語ってる頭おかしい男とは付き合えないと思う。普通は。

    1
    投稿日: 2018.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん……これが直木賞受賞作? という印象。 私は多分、初期の、SF色がどこかにあって、10代ならではの息苦しい人間関係が描かれた作風の方が好きだったのだろうな。

    0
    投稿日: 2018.06.13
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    辻村深月 著 「鍵のない夢を見る」ってタイトルが随分前から気になっていて…読みたかった作品 これまた 直木賞受賞作品だったんですね そうとは知らず かなり遅まきながら この間 本屋に行った時に 「あ、見たかったタイトルの本があった!」と思わず手にして読みました 辻村深月さんの作品は まだ「つなぐ」しか読んでなかったから 内容に戸惑い驚いた。この作品では 女性をターゲットにした かなりリアリティある短編作品集だった。 短編集であるにもかかわらず、どの作品もしっかり練ってあり 何だか 背筋がゾワッとする作品ばかりだった 事件性がある内容が多くて 自分には ないような出来事だなぁと思う反面 何だか 実は とても身近な問題で起こり得た事かもしれないような…ちょっとリアリティあり過ぎて怖い感じがしました。(しかし、何を書いても 流石に上手いですね〜)と感心しながら…次々と飽きずに読んでしまえる作品だった どの短編も面白かった 他人事のように思いつつも 始まりの短編「仁志野町の泥棒」読みだした時は 内容違えど、何処か遠い記憶の中に そんなような出来事があったような…自分の記憶の鍵を開けられた気分になりました。やはり すごい作家さんですね 他の作品も 是非 読みたい

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    投稿日: 2018.06.13
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    辻村さん直木賞受賞作。 読後感はいたって悪い。 「芹葉大学の夢と殺人」 「君本家の誘拐」 は、いやすぎるのにページをめくる手が止められなかった。 それだけうまいということ。 星3つは、「イヤ感」に対する評価。

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    投稿日: 2018.06.12
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    女性の内面が丁寧に描かれています。人の心の中は案外きれいじゃないものです。どこか「ずれてる」人たちで世の中はできているのかもしれない。

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    投稿日: 2018.06.08
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    日常の何気ない生活の一部を女性の視点で描いた短編集でしたが、 タイトルで「夢を見る」とあったので晴れ晴れとした気分で 終える内容かと思っていたら特に何か解決するものでもなく、 もやもやだったり、時には後から背筋がぞっとするようなものだったりと 様々な思いのする作品でした。 女性が女性を陥れるタイプの人、 今期を逃している女性の焦りと いい歳をしてある事に遣り甲斐を感じて見栄を張る男性。 そう言えばこのように似ている人がいるなと思えてしまい、 似顔絵も特にないのに顔が想像できてしまう感じのリアルさでした。 どちらにしても人としては心が狭く、醜さが見え隠れしていて あまり近づきたくない人物でした。 「美祢谷団地の逃亡者」からの三篇はまるでニュースにでも なるような事件といってもいいようなストーリーで 読んでいて展開が気になりぐっと引き込まれました。 ご近所出会い系サイトで知り合った男性と付き合い出したのは良いですが、 どこととなく会話と行動を読み取ってみても心が無くて、 本当にこの人は何を考えているのだろと思ってしまいました。 そして徐々にその本性が表れて気が付いた時には とんでもない事をしでかしていて、下手していたらこの女性も どうにかなってしまったのかと思うとこれは現実的にもありそうで ぞっとするような怖さでした。 そして「芹場大学の夢と殺人」に登場する男性もある意味怖い人物でした。 いつまでも自分の夢を追い続ける男性。 夢を持ち続けることは大切ですが、 この男性の場合は夢を追い続けているのではなく、 自分の世界を崩したくない、思い通りにならないことはしないなどと 筋の通らないことがこじつけられているので、 こんな人と付き合っていたら頭がどうかなりそうな気がします。 それに嵌ってしまった女性が最後には自分を犠牲にして 知らせることになったラストには驚愕でした。 この主人公の彼女はこうなることが希望だったのか・・・ ちょっと無念のように思えてなりませんでした。 ラストの「君本家の誘拐」は子供を生んだことのある人ならば 同じような思いをする人が多いと思いますが、 未経験の自分でもこの閉鎖的な空間の中でのドキドキ感が 伝わり読んでいても緊迫感がたまりませんでした。 こんなに子育てというのは普遍的で孤独感が多いのかと思うと 世の中の子育てをしている人達は本当に凄いと思ってしまい、 これからはより社会で温かい目と温かい手を差し伸べて あげなければいけないと思えました。 どの作品もドキドキ感は味わえるので、 日常のスリル感を味わってみたい方にはお勧めかと思います。 辻村さんは描写が細かく描かれているので、 読んでいてもまるで目の前にその人がいるかのように見えたり、 心理描写も細かいのでリアル感が伝わるので 読んでいて面白くてページをめくる手が止まらなくなります。 辻村さんの作品はまだ数えるほどしか読んでいないので、 このようなタイプは初めてだったのでとても新鮮でした。 これをきっかけに色々な作品に触れてみたいと思います。

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    投稿日: 2018.06.02
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    初めて著者の本を読みました。 さらさらと読め、細い表現が分かりやすく好きになりました。 身につまされる箇所もあったり、でもまぁそれはみんなある程度は想像したり冗談で言ったりするけどそういうのとは違うんだろうなと思うようにした。 (火事の話)

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    投稿日: 2018.05.29
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    微妙。いろんな意味で。はっきりしたなにかではなく、もやもやした感じを表現したかったのかも。こんな作品もよし。 「仁志野町の泥棒」、「石蕗南地区の放火」、「美弥団地の逃亡者」、「芹葉大学の夢と殺人」、「君本君の誘拐」

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    投稿日: 2018.05.05