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掟上今日子の備忘録(単行本版)
掟上今日子の備忘録(単行本版)
西尾維新、VOFAN/講談社
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総合評価

227件)
3.7
33
78
71
8
0
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    記憶が一日でリセットされてしまう探偵、掟上今日子と運がすこぶる悪い隠館厄介。 2人の会話のやりとりや、あらゆる情報から謎を解いていく瞬間は面白かった。 続編買おう。

    0
    投稿日: 2025.09.10
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    配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://opac.shigakukan.ac.jp/opac/volume/314748

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    記憶が1日でリセットされる「忘却探偵」掟上今日子が、毎回起こる事件を1日で解決する物語。 記憶がリセットされる今日子さんと、彼女に惹かれる厄介くんの切ない恋愛模様も魅力的。

    0
    投稿日: 2025.07.23
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    読み返してみたけれど、最後の話はちょっとグッと来た。 自分のしたいことを大人になってからやってのけるという事ができるというのが羨ましくはある。

    1
    投稿日: 2025.05.06
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    面白かった〜 ドラマもコミカライズも見ていて、何となく犯人?や結末は、チラホラ記憶に残っていたのですが、やはり忘れた部分もあり、夢中に読みました。 全シリーズ読んでないので、これから少しづつ読みます 物語シリーズも読み直したいな

    1
    投稿日: 2025.04.27
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    2025.4.10読了。 図書館で本を探すのってなかなか難しい。 本屋さんだとお薦め!!みたいな本があらすじ付きで目に入りやすいように置いてあるので興味をそそるけど、図書館の本は理路整然と静かに手に取ってくれるのを待っているので(笑)選ぶのに悩みます。 この本も作者も題名も全く知らず、ただシリーズがたくさんあるのでちょっと読んでみようかな、を借りて来ました。予想以上に字が小さくて読むのに時間がかかり、期間延長してもらいました。 1日で記憶がなくなる今日子さんと、何かにつけ疑われてしまう厄介くんのバディ、と言っても良い2人が関わる事件を描いています。 厄介なんて名前、子どもに付ける親いるの?ってまずツッコミましたが、彼は疑われてばかりだと捻くれたりしそうですが、 とても良い子で1日しか記憶がもたない今日子さんも好感を持っているようで、厄介贔屓になった私も嬉しかったです。 これからもたくさんシリーズが続くようですが、また他の本も読んでみたいと思います。

    9
    投稿日: 2025.04.14
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    面白かったとは言いがたい。 というのも、ライトノベルが今年36歳になる身体に合わなくなってきているからだ。軽過ぎて楽しめない。じゃあ、読むなよという話だが、ヒット作で手元にあるという条件下では気になって読んでしまうのだ。 もう、ライトノベルは読まなくても良いと感じた。 一抹の寂しさは募る。

    1
    投稿日: 2025.04.08
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    ひとつの事件を今日子さんの仕様もあってさっくりしてるけれど、裏に何かしらがあるのが分かるのがまた想像力を掻き立てられてとても良かった。

    1
    投稿日: 2025.04.03
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    眠ってしまうと、それまでの記憶がなくなってしまう。なんという業を背負った探偵だろう。その設定から奇抜であるにもかかわらず、ミステリーとしても成立している。今出会えたことに感謝。

    1
    投稿日: 2025.04.01
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    面白すぎる〜〜!! 流石西尾維新先生、脳に直接流し込んでくるようなさらっとした質感を持つ文体の中に会話のテンポ感と独特の言い回しが絶妙に絡み合って読み応え抜群です。 私、ミステリーと本当に相性が悪いのですがこちらはずっと楽しく読むことができました。 ラストの須永先生の生き方があまりにも格好よくて、私も百冊読んでみたいです。

    11
    投稿日: 2025.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初の西尾維新作品。ミステリなので読みやすかろうということで手にとってみた。思っていたよりも文章が読みやすく、厄介がやや今日子さんへの感情が重たいくらいで、展開も今日子の設定のおかげでサクサク進んでいく。今日子さんはどんな記憶であっても、一日で忘れてしまう。身体にメモを書いたり、徹夜という荒業もあるものの、基本的には起きている間ですべてを解決しなければならない。彼女はいつ頃から記憶を失ったのだろう。スマホなどの日常品は扱えているようなので、そこまで酷くはなさそうだけれど。面白かったので、また続きを読んでみたい。

    1
    投稿日: 2025.03.04
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    1日経ったら全て忘れてしまうという探偵の今日子さんといろんなところで犯人に間違われてしまう厄介くんの話。その名も「忘却探偵シリーズ」。 設定が変わっているけど、基本1日で解決しなければならないので短編になっている。シリーズが結構あるけど、気軽に読めそうです。

    27
    投稿日: 2024.12.28
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    ドラマは見たことがあったので なんとなく借りてみた 読んでる間、ずっと今日子さんが ガッキーに脳内変換されてました笑笑  サクサクッと読めましたv(・∀・*)

    1
    投稿日: 2024.11.23
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    読みやすくて面白かった。 ブックオフをうろうろしてたらこの本を見つけ、昔ドラマでやっていたのを思い出し、「ドラマの内容もあんま覚えてないし買ってみるかー。」と購入。 後にこれがシリーズ化されていることを知ったので、これから少しずつ読んでいくつもり。

    1
    投稿日: 2024.11.09
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    眠ると忘却してしまう今日子さんが、様々なトラブルに巻き込まれる厄介から依頼され最速で解決していく物語。とても読みやすく、登場人物の名前から個性出てて面白かった。今日子さんの秘密が気になるので続編読むのが楽しみ。

    1
    投稿日: 2024.11.02
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    忘却探偵シリーズ1作目。災難に巻き込まれやすい体質の隠館厄介は、トラブルに遭う度に周囲の人に疑われてしまう。そんな厄介が疑いを晴らすために助けを乞う探偵の1人が掟上今日子。彼女は寝ると記憶がリセットされてしまうので、ほぼ1日で依頼された事件を解決していく。 事件の結末を自分で推理するには与えられた情報が少なく感じたが、ストーリーや登場人物の掛け合いはおもしろい。シリーズ1作目なので、厄介と今日子さんが過去に関わった事件や、今日子さん自身に関しての謎など、今後のシリーズ展開の布石が随所に散りばめられていてワクワクした。 ラストの今日子さんのお願いは厄介に助手として働いてもらうとかかなって思ってたら、予想外の内容でビックリ。

    1
    投稿日: 2024.09.15
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    ・暗い気持ちにならないミステリー小説 ・ドラマを何周も観ているので、違いを楽しみながら読むことができた。小説の方が、今日子さんの態度がツンツンしてるなという印象 ・続きも読みたい

    0
    投稿日: 2024.08.27
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    おもしろかった~~~!満足! 特に5話の最後のほうが好き。 コツコツ読んでいきたいシリーズになった。 ドラマ未見だけど気になる。

    0
    投稿日: 2024.04.23
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    小説・漫画・ドラマの全てが高レベルな作品なので、万人にウケる西尾維新作品としては今日子さんがTOPに入ってくるのではないだろうかと思っています。 この作品と出会ったきっかけは小説版の本書なのですが、その後に時間を置いて漫画とドラマを全て見た状態です。 そのため、小説版を揃えようとした時に(既に別媒体で読んだ内容を再度読むのもなぁ)となってしまうことも。。。 いつか全巻揃えたいとは思ってます‼︎

    0
    投稿日: 2024.02.08
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    今日子さんとは、1人で決断できる賢さを持つのに間に合った人だと思います。 「忘れる」という現象は、人が生きる上で当然に起こることですので、今日子さんが主人公になり得るのは、「忘れるから」ではないと思います。 でも、昨日の「何か」ではなく「昨日」を忘れてしまっても、今日も何かを「決断する」場面はあり、そのための決断には、基づく根拠が必要です。 根拠の候補には、例えば誰かの助言や、自分の価値観などがありますが、ここで今日子さんにとって「誰かの助言」は、記憶に残らないため「ない」ものとみなされるはずですので、今日子さんのすべての決断は、自分の価値観に基づいていると考えられます。 「根拠」が足りなければ、決断に至らず迷います。でも、今日子さんは、昨日のできごとは忘れても、すでに培った価値観は、生きていくのに十分なほど揺るぎないものであるため、自分の価値観「だけ」で今日も生きていられるのだと思います。 今日子さんが格好いいのは、昨日を忘れても今日を生きられるからではなく、昨日を忘れても今日を生きられるほどの価値観の蓄積をすでに済ませていると思うからです。 なぜ昨日を忘れてしまうことになったのかとともに、いったいどんな経験を積んで価値観の蓄積に至ったのかも気になります。

    0
    投稿日: 2024.02.04
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    掟上今日子の備忘録/西尾維新 #読了 11/4 掟上今日子には今日しかない。事件を1日で解決し、明日がくれば全て忘却する。 読むのは3回目。西尾維新先生を知った作品です。色褪せないなぁ。

    0
    投稿日: 2023.11.12
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    掟上今日子さんはとてもかっこよく魅力的なので、シリーズ読み進めてまた会いたいなぁと思ったんだけど、ストーリーテラーの厄介くんが少しウジウジしていてわたし的にはイライラするので悩ましい… 私がもうオバサンだからかなぁ笑

    7
    投稿日: 2023.09.05
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    寝ると記憶がなくなってしまう忘却探偵の今日子さんが事件を解決していくお話しだが、登場人物の名前の読み方がそのまま読めなく、何て読むんだっけ?と前のページを何度か探ってしまった。私は今日子さんより記憶維持が難しいなと感じてしまった。 私には事件解決の話しより厄介との関係を楽しめるお話しでした。 ドラマ化されていると途中で知り、そちらを見てみたい気持ちになった。

    0
    投稿日: 2023.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに面白いものを見つけてしまった!ドラマでも見ていましたが、依頼をスピーディに、たんたんと解決していく所が良かった。「記憶はなくとも身体は覚えてる」記憶を1日しか保持できない彼女だからこそ説得力があるセリフだな。

    1
    投稿日: 2023.01.26
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    ドラマがあまりに良かったので、原作がやや見劣りしてしまうが、もちろん原作ありきのドラマなわけで、忘却探偵という設定が素晴らしく、その突飛な設定を出オチに終わらせない、いくつもの物語を紡いでいく正に西尾維新劇場。 ライトタッチな読みやすい短編中でありながら、各話ミステリーとしてちゃんと謎とオチがあって。 ドラマ後でも楽しめる!

    1
    投稿日: 2022.12.25
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    1日経つと全てを忘れてしまう探偵、という構想が面白い。それぞれの事件と探偵の忘れてしまう特性をどう搦めるか、その工夫が興味深い。 そもそも作者の名、西尾維新が人を食っている。何故ならアルファベットで書くとNISIOISINだから、どちらから読んでも「にしおいしん」になるものね。

    7
    投稿日: 2022.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館でたまたま大量にシリーズ化してるのを見つけて試しに読んでみた1冊。ドラマ化してるくらい有名なのね。 さっぱりサクサク読める感じ。重厚などんでん返しミステリーばっかり読んでるとちょっと胃もたれしてくるので、そういうときに気楽にハッピーに読める本。 設定も面白くて1日で記憶が消えてしまうこと、そのため犯人に睡眠薬を盛られたり、難解な事件を解くために徹夜で仕事し続けたり結構ハード。本人もなぜ自分が探偵をやっているのかわからないと言う。続きも読んでもっと彼女のことを知りたいと思った。

    1
    投稿日: 2022.12.02
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    西尾維新読むのは「刀語」以来なのではなかろうか。 事件と言っていいのかどうか不明な出来事が、あれよあれよと解決されてゆく。人が死なないミステリはたまに聞くが、その中でも手軽に読める部類に入るのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2022.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    西尾先生の作品は、以前読んだ「物語」シリーズが肌に合わずに避けていたのですが、食わず嫌いでした。 まず、設定が面白い!眠ると記憶がリセットされる性質上、短編でまとまるのが良い。 探偵に恋する語り手によって、少しずつ素性や人となりが知れていくのも面白いですね。 読み手と語り手側ではどんどん「掟上今日子」像がふくらんで魅力が増すのに、今日子さん本人のスタンスは常に同じ。 入っているエピソードも謎解きも面白くて、一気に読めました。 付記にて、一連の事件の顛末が語られるのが好きです。 続きも読みたい!

    0
    投稿日: 2022.08.07
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    今日子さんの言葉の言い回しが知的で言葉を選んでないように聞こえるセリフも仕事に対して真剣な姿勢だからこそのものだと感じた。ドラマの影響で数年前に1度読んだが、再び読んでも面白いと感じる本だった。

    0
    投稿日: 2022.02.16
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    忘却探偵シリーズの第一作目であり、眠ると記憶を失う忘却の名探偵が行く先々で事件を解決する。ユニークな登場人物、テンポの良い展開、軽快なやりとり、誰でも手に取りやすい推理小説です。

    0
    投稿日: 2022.02.15
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    有名なので、年末年始の読書用に借りました。それなりに面白かったので、他著者の新作も挟みつつ、のんびりこのシリーズを読んで行こうと思います。

    0
    投稿日: 2022.01.13
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    読みやすいラノベ。 寝たら記憶がリセットされる設定は、ラノベということで分かりやすい。 それぞれの話の結末がわかっている状態で、ストーリーを思い返してみると、そこまで凝った内容では無いなと思う。結末というかストーリーのオチを考えられる作者はすごいと思う。 話も読みやすく、登場人物のキャラも良いので普段読書しない人も読みやすいと思う。 ただ自分はもっとコッテリした内容の作品を読みたかったので、評価は低めの二つ星。

    0
    投稿日: 2021.10.16
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    忘却探偵。 抜群の推理力を持ちながら、 一度眠ればその日すべての記憶がなくなってしまう謎多き探偵。 特殊スキルをもった掟上探偵と、あらゆる厄を引き寄せる隠館氏の事件簿。 西尾維新らしい特殊設定で書き連ねられる短編連作。 1冊で一話完結の物語が全5話。 短い文書のなかで手がかりを見つけ事件を解決しなければならない故の軽快さは、 そのまま読みやすさへ繋がっている。 言葉遊びとキャラクター造作の名手である西尾維新氏。 その過去作に違わず、 年齢不詳、経歴不明な掟上今日子がどこか怪しくも独特な魅力に満ちている。 眠れば一日の記憶が無くなるということは、 何をしても進歩がなく、進めず、いつまでも停滞したままということ。 そして、忘却探偵として与えられる日数は常に一日のみ。 そんな不利で不幸な制約を背負った彼女は、その設定によらず相当に前向き。 そこが、彼女に感じる最大の魅力なのかもしれない。 彼女と隠館氏の行く末が気になり、次の物語へと進みたくなる。

    0
    投稿日: 2021.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で書籍版を借りる。読みやすい。空き時間でどんどん読んでしまう。 眠ると記憶がリセットする、パソコンみたいな探偵の話。 説明してくれる人、隠館厄介(かくしだてやくすけ)。なぜかわからないけど名前が非常に覚えにくい。 この初刊の備忘録で、探偵の長所短所すべて入れてきた感がある。続きがあるのが不思議なくらい。 2014年の本ではあるが、まだ古くない。 西尾維新は外さない。

    0
    投稿日: 2021.08.01
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    今日子さんの魅力にぞっこん! いつかの「今日の今日子さん」 忘却探偵だけに、設定がややこしくもありシンプルでもある。 「記憶」にまつわるセリフが、度々、心にささる! とにかく、今日子さんのファションセンス、テキパキさとお茶目さ、がめつさ!?が好き!

    0
    投稿日: 2021.05.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1話 更科研究所から機密情報が入ったSDカードがなくなった。 犯人は誰か? トラブル巻き込まれメーカーの隠館厄介が犯人と目されてしまうが、寝ると記憶を無くす掟上今日子という探偵に真相追求を依頼する。 2話 冷蔵庫に保存していた100万が盗まれた、その100万を取り返したい、1億払ってでも。それはなぜか? 3話 著名なミステリ作家が新作を書き上げたが、毎回謎解きをして原稿を渡す。そこに掟上今日子が乗り込む。 しかしその作家は前日に亡くなっていた。内緒にしていたのだが、バレてしまう。 4話 亡くなった作家の死因を探るべく、100冊ほどの著作を寝ずに読み続ける。4徹目にて、、、ついに倒れてしまう。 5話 作家の死因をついに解明。 厄介は今日子が倒れている間に、そこにいたという形跡をなくし、依頼自体をないものにしたかに思えたが、倒れて記憶がなくなったはずの今日子が出版社に現れた。 そして見事に死因を特定してしまう。 厄介の行いも許す。記憶はなくなっても雰囲気は受け継がれるのか。 毎日今日子の人格も少しずつ違うのか? 設定はありえないとは思いつつも楽しめた

    0
    投稿日: 2021.02.09
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    初めての西尾維新。 アニメの刀語は見ていたけど、それ以外はタイトルを聞いたくらい。 この作品も、ドラマ化でタイトルは知っていた程度。 文章のリズムが心地よく、軽妙といった風でとても読みやすかった。 一幕の長さや事件の規模もちょうどよい。 最近読んだシャーロック・ホームズの冒険に似てるなぁ、なんて、無意識かつ無闇矢鱈にカテゴライズしようとするのは私の悪い癖。 ただワトスンや厄介みたく、名探偵について親しい人間の視点から語られる形式って、なんだか好きだな。 名探偵本人の思考や感情が直接見えない分、その突飛なこと言動に対する驚きが、読み手と語り手でシンクロできるところが好き。

    0
    投稿日: 2021.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵が特殊な性質持ち。 寝てしまったら記憶がなくなってしまうという。 ただし、それの対処のために彼女は 並々ならぬ対策をとっているのです。 ひょんなことから厄介ごとに巻き込まれる一人の青年。 その名前の通りに厄介なことばかり。 だけれども、なんだかんだで 今日子さんとはいい感じなのです。 過去は明かされるのかしら。

    0
    投稿日: 2021.01.13
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    災難まみれの依頼主・厄介の忘却探偵掟上今日子への一途な想いと、寝たら記憶がリセットされてしまう掟上今日子の何気ない一言に胸を打たれる。記憶がなくなる恐怖を彼女は感じたことがないかのよう。その淡々とした姿に目が離せない。 ドラマを見て以来、いつか読もう読もうと思っていた掟上今日子の備忘録。やっと原作を読めた! キャラはすっかり岡田将生と新垣結衣で出来上がっちゃってるし、内容もドラマで見た内容だったけど面白い。やはり小説は原作の方が何倍も面白いと実感。読みやすさもあってあっという間に読み終わってしまった。 このシリーズ、どうやらあと11冊も出版されているみたいなので楽しみが増えて嬉しい。

    0
    投稿日: 2020.10.22
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    西尾維新さんはアニメ版物語シリーズからハマりました。西尾さんの作品はどれも言葉遣いや言い回しがとても面白く、読んでいて心地よくなってきます。 忘却探偵シリーズの第一弾。 一日しか記憶がもたない今日子さん。その忘却ぶりと、一日しかないからこその最速ぶりがテンポ良く、どんどん読み進められました。

    0
    投稿日: 2020.04.15
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    図書館で。 運のめっちゃ悪い彼と記憶が一日しか持たない探偵さんのお話。 好意からかもしれないけど彼の最後のアレコレはちょっと…うん、やりすぎな気がする。だってその後面倒見るわけでもないし…  ミステリー作家の意志かぁ… 全作読むとか正直大変そうだ。

    0
    投稿日: 2020.02.03
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    西尾作品で初のドラマ作品になった、去年放送してたやつですね 放送される前に読みたかったんですが、取り寄せてもらったので、読めたのは1週か2週観てしまってからだったと思います。 貧乏学生なので、学校の書店の1割引きは大事。 ドラマを観たので、そっちとの比較をしながら書いていきたいと思います まず、 ●キャスト。 今日子さん=ガッキー 厄介=岡田将生 の2人に絞りましょう 幕間ちゃん役の方も好きだけど ガッキーに関しては、ガッキーとしてのイメージが強過ぎて、途中までコスプレしたガッキーにしか見えなかったっす。我が家の共通意見。 で、「もし別の人がやるとしたら誰がいいか」を家族会議したら 5年後の能年玲奈 という結論が出ました。基本ドラマ見ないから、女優をそもそもそんなに知らないんだけどね 3次元で白髪を似合わせるのが、そもそも難しいと思う さて、ガッキーには色々言いましたが岡田くんね。 彼はほんとはまり役!厄介の情けない感じがすごく出てた! CMとかで見かけても、しばらく「厄介」にしか見えないぐらいに。 唯一何か言うとしたら、小説では厄介くんは「大男」と表現されるんだけど、岡田くんだと「長身」だよね。モデル体型だよね。 似た点を言うと 今日子さんは小説では「小柄」と書かれてるけど、ガッキーもすらっとしてるよね。 ふむ、忠実に再現するならやっぱアニメだな ●ドラマと小説の設定の違い ネタバレしない範囲で ドラマ観た立場→小説読んだ立場 で書いていきます。理由は後ほど ・サンドグラス(探偵斡旋事務所)が無い  →小説では、以前にも今日子さんに依頼したことがある前提。厄介が直接掟上探偵事務所に依頼する ・1クールに収めるため、今日子さん失踪のオリジナル展開の後終了 →続くよ! この巻は徹夜回までなんだけど、今日子さんからの大胆アプローチが…!「わぁーーっ?」ってなりました あとは上にも通じるけど ・ドラマ内で回収できる伏線しかはらない(天井除く) →過去の事件とか、今後の展開とか気になりますね! ●総括 ドラマは1クールで収めようというのが見えましたね。 あと、サンドグラスは小説のいいフォローになってたかも。朝目覚めてからの今日子さんの行動とか、ドラマの方が自然な感じしたかも。あと、厄介との関係性の変化とかが、よりわかりやすかったかも 今日子さんは、小説の方が不遜。素敵。

    1
    投稿日: 2019.10.13
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    忘却探偵シリーズの最初の作品です。 可愛い装画に惹かれて手に取りました。 そう言えば何年か前に、新垣結衣さんの主演でドラマ化もされてましたよね。 眠ると記憶がリセットされてしまうという、探偵の設定が斬新でユニークだと思います。 限られた時間で、どのように事件を解決するのかと最後まで興味が尽きないし、主要キャラクターも魅力的で、思っていた以上に楽しませていただきました。 このシリーズは既に10作以上発表されているそうで、これから探偵の秘密なども徐々に明かされていくのかと思うと、次作以降の展開がとても気になります。

    0
    投稿日: 2019.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと気になっていたシリーズが図書室にあったので読んでみた。 やっぱり安定的に面白いなー、西尾維新はーー。 言葉遊びもそうだけど、パズルのピースがぽつぽつとはまっていく感じがすごく面白い。推理しながら読み進めるから一気に読んじゃう。

    0
    投稿日: 2019.09.12
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    気になってはいたものの、西尾作品初読みです。「眠ると」ではないのですが、何時間とかで記憶がリセットされるという人物の話は読んだことがあったので特殊設定というより切ない話と思って読み始めました。すべてを一日で忘れてしまうので一日で解決という一話完結の探偵小説で、とても読みやすくするすると読んでしまいました。いつどうやってその技を生み出しその方法を残しているかわかりませんが、すべてを失わないように少し抜け道があります。そんなことも含めて彼女の過去、これからがとても気になります。続きも是非読もうと思います。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    1日ごとに記憶をリセットされる「忘却探偵」を名乗る少女と、厄災に巻き込まれる宿命を背負った就職浪人の男の物語。いつもの西尾維新作品と比較すると、西尾維新節とでも言うべき語り口調はややなりを潜めているせいか、かなりリーダビリティが高く、初心者でも取っつきやすい。探偵役である掟上今日子の記憶忘却設定そのものはさほど目新しくはなく、どちらかといえば探偵という属性との組み合わせのほうにその妙がある。リセットがそのまま探偵としての守秘義務に繋がっている点や、日を跨いで捜査を継続できないデメリットなどは面白い。ただ単にデメリットとしてその設定を扱うだけでなく、逆に記憶をリセットすることによる視座の変化や先入観の訂正という、いわば「同一人物の別人」とでもいうべき大仰な振り回しこそがこの設定の真骨頂であろう。それを支えるだけの、煽り方、もといアジテーションは西尾維新の得意とする所であり、対比的なキャラの立ち位置付けなども上手く、煙に巻かれた独特の読後感はこの作者ならではだろう。初シリーズにしては読みやすいのでかなりお勧め。

    0
    投稿日: 2019.05.27
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    西尾維新作品の物語シリーズは読んだことあり、それに続いてこのシリーズを読もうと決めた。 1つ1つの短編集としては面白いが、どうしてもオチや解決の解説がすっきりしないというか、派手ではない。 物語シリーズでは、登場人物の言葉遊びが非常に面白いのだが、このシリーズでは西尾維新らしい言葉遊びが少なく派手さや面白さが少ないと思えた。 元々、物語シリーズと比べること自体が間違っているのだろうという意見もあるのだが、一個人としての意見として受け取ってもらえると有難い。

    0
    投稿日: 2019.03.02
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    ドラマが好きだったので。 ちょっと厄介くんのモノローグがくどいけど、 それ以外はサクサクと面白い。 ガッキーと岡田将生を思い浮かべながら読み進めました。 最後の話はドラマでもすごく好きだったけど、原作も良いね。 一階のカフェないしミッチーだーりおも居ないのはちょっと寂しい…ってかあの人たちドラマオリジナルだったのか。

    0
    投稿日: 2019.02.07
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    ドラマから。面白いと原作読みたくなるよね。 厄介くんのお人柄がよくわかって良かった。 なんか文章くどい?と不思議に思いましたが、そういえばわたしは西尾さんの本を刀語しか読んだことがなかったと気づきました。多分こちらが本領なのかな。

    0
    投稿日: 2019.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマ化する前から読もう~と思っていて、ドラマが始まってしまい機を逃し、そのままだった・・・ので今回図書館にて見かけて借り。 ドラマの印象より小悪魔今日子さんでした。 事件は一話ごと完結してるんだけど、今日子さんに対する謎は深まるばかり。 設定がちょこちょこテレビドラマ版とは違うようなのでそこも楽しみです

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    投稿日: 2018.11.29
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    事件に巻き込まれる隠館厄介と、眠ると記憶がリセットされる為に最速の名探偵である掟上今日子の関わる各事件にうきうきして引き込まれた。SDカードの紛失、百万円と引き換えに一億円を要求される漫画家、小説家の原稿という宝探し、徹夜で百冊読破への挑戦、その後倒れた今日子の介抱、とどれも自然体且つ鮮やかだった。

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    投稿日: 2018.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    西尾維新さんの本、初読みです。書店で並んでいる西尾さん作の本は表紙からして若者向けの雰囲気がでていて、なかなか手にとりづらかったのですが(苦笑)。  本作の探偵は「最速の探偵」もしくは「忘却の探偵」といわれています。何故なら彼女、掟上今日子は寝て起きたら記憶がリセットされてしまうからです。そんな彼女を必要としているのは、何故かトラブルに巻き込まれ疑われてしまうという男、隠館厄介(かくしだてやくすけ)。彼は何度も彼女に仕事を依頼していますが、一晩寝ると忘れてしまう今日子にいつも「はじめまして」と挨拶され、仕方ないとはいえ、その度に落ち込んでいます。「最速」の探偵だけあって今日子は忽ち事件を解決し、隠館を窮地から救ってくれます。 テンポよく読めて面白かったです。ただ、今日子にはいろいろと“事情”があるように思えます。シリーズの中で少しずつ明らかになっていくのでしょうか。それも楽しみです。

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    投稿日: 2018.06.14
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    1日で記憶をなくしてしまう探偵…なんて斬新な設定! 何度も今日子さんに探偵依頼をしている主人公の隠館(かくしだて)くんだけど、毎回忘れられて初対面扱い…例によって今日子さんに恋心を抱いているのだけど、忘れられているのだから不毛すぎる。 シリーズものの楽しみの一つに、二人の関係性の進展があると思うが、進展…するのか? 今日子さんの記憶障害がいつから始まったのか、原因は何なのか、そして今日子さんに探偵をさせているのは誰なのか…シリーズが進むにつれて、その辺も明らかになっていくのだろうか。

    0
    投稿日: 2018.06.01
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    ドラマにもなっているし、読みやすい感じでしたが、なかなか読み進められず。ドラマの印象が強すぎたのかも。

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    投稿日: 2018.04.29
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    前から気になっていた本。 短編集になっていて、読みやすかった。厄介みたいにヒロっちゃう人っているのかなぁ?今日子さんの記憶は大変だなぁ。。。

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    投稿日: 2018.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだろうなぁ。本格によくある冗長の言い回しの割にライトな印象を与えるというのは、良くも悪くも作品を特徴付ける要素な気がする。好き嫌いがわかれそう。 昔1度読んで再度読み返してみたところだけども、じっくり読むというよりはテレビ見ながら読むくらいがちょうどいいのかもと思っちゃったなぁ。

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    投稿日: 2018.03.18
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    西尾維新は物語シリーズの奇をてらった文章が鼻について敬遠していたのだが、本書のなんと読みやすいことか。 わざとああいう書き方をしていたのだと思うと、尋常じゃない発刊ペースも相まってこの作家の技量が底知れなくなる。 さて本書は、寝るとその日の記憶をなくすという新色の探偵「おきてがみ きょうこ」と事件を吸い寄せるトラブルメーカーの「かくしだて やくすけ」コンビの正統派ミステリーである。 1日で全て解決するという掟上探偵の特性から話はテンポがよく、種明かしも痛快まではいかぬまでも、唸らせる程度にはおもしろい。 まるで古畑任三郎のようなできの良い1時間ドラマを見ているようで、やはり実際にも新垣結衣主演で1時間ドラマになっているのだ。

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    投稿日: 2018.02.13
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    読みたい読みたいと思い続けて何年たったのだろう。 いつだって、たくさんの予約がついていて この機会を待ち続けた。 ということで、読んでみました。 初めての西尾維新。 ドラマを見てたので、内容はわかってますが、 面白かったぁ。 なんてことない謎解きは、物語に変化を持たせるために 登場人物のキャラ設定が大切。 という、意味では寝たら全部忘れる今日子さんは とっても魅力的。 厄介くんも岡田将生君で脳内変換。 最初の「初めまして、今日子さん」がお気に入り。 ゆるりとシリーズ読みすすめましょう。 寝たら忘れるのはいや、寝なくてもこの頃は物忘れが激しい私。 ブログランキング・にほんブログ村へ

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    投稿日: 2018.02.06
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     新垣結衣さん主演ドラマの原作。ドラマでは白髪の新垣結衣さんが可愛かった印象です。  原作本もあっという間に読みました。  『私は掟上今日子。25歳。置手紙探偵事務所所長。白髪、眼鏡。記憶が一日ごとにリセットされる。』  左腕にマジックペンで書かれたメモ。掟上今日子は、難事件を一日て解決する名探偵。だがそれは毎日記憶をなくしてしまうからであった。  更級研究所、笑井研究室から、機密事項の入っているSDカードがなくなった。室長は怒って怒鳴り散らした。そして、疑われたのは、この研究室に入ってまだ2ヶ月目の助手、隠館厄介(かくしだて やくすけ)であった。  子どもの頃から無実なのに事件の犯人として疑われやすい厄介。無実の罪を晴らすべく、名探偵・掟上今日子に犯人探しを依頼した。  一日で記憶がなくなってしまう掟上今日子、更級研究所、笑井研究室の人々に聞き取り捜査を始めるが……。  5話にはなっているけれど、三つの事件の物語。探偵掟上今日子に時間がないからこその速い展開でした。  子どもの名前に厄介(やくすけ)なんてつけないだろと突っ込みたいところはありましたがそこは推理小説のキャラクターの記号的なものかなあ。まあ、面白かったです。

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    投稿日: 2018.01.17
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    (収録作品)初めまして、今日子さん/紹介します、今日子さん/お暇ですか、今日子さん/失礼します、今日子さん/さようなら、今日子さん

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    投稿日: 2017.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ライトミステリーという感じで読みやすかったけど、物足りなかった。 探偵の女の子を主人公の男が好きなところは、まるで「ビブリア」シリーズのようだった。 「ビブリア」シリーズがライトミステリーの先駆けということもあるが。 探偵の掟上今日子が探偵として生きる意味や出発点が興味深かった。 スマホやクラウドサービスが所々に出てきて、デジタル社会を意識しているなぁと思った。 主人公の隠館厄介はいつも犯人として疑われるが、彼にも友人がいて良かった。 厄介が知る他の探偵も気になる。

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    投稿日: 2017.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一日しか記憶が残らない。「博士の愛した数式」の80分を思わせる。翌日には忘れてしまうということから寝る前に、謎解きをしなければならない。なるほどと思わせる謎解きもあるし、無理筋もある。 アイデンティティーのわからない不安。自分は何かの確認から一日が始まる。 毎日がその日しかないという実存を問われる生き方。明日がないかもしれない。一日勝負の生き方。

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    投稿日: 2017.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルだけは知っており、先にドラマを見ています。 そのせいもあってか、小説を読んでみて ドラマのキャスティングはなかなかに良かったなと改めて思いました。 特に厄介君が紺藤さんと話しているときの芝居がかった口調など 岡田さんの声が聞こえてきてしまいました。 トラブルメーカーなのに憎めない隠館厄介君を素敵に演じてくださったなと思いますし、 忘却探偵で時には冷たく感じるような態度、でもキュートという掟上今日子さんに、新垣結衣さんもぴったりだったと思います。 探偵が出てきますが殺人事件は起こりませんし ミステリーでありつつも平和な気持ちで読むことができるのも良いところ。 一日で記憶を失くす忘却探偵というぶっ飛んだ設定でありつつも 一定以上の説得力があり、キャラクターが魅力的です。 文体も西尾さんらしく、かつ物語シリーズよりとっつきやすくて 初めて西尾さん作品に触れるという方でも読みやすいのではないでしょうか。 事件簿として読むにはそれぞれの事件は物足りないかもしれませんが 忘却探偵というファクターがうまく使われていますし、 大御所作家のシリーズ本の謎は もし実際にこうした本が出版されてそれに気がついたら、 ファンとしてはかなり感動するだろうなと想像しました。 続きも楽しみです。

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    投稿日: 2017.09.03
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    メメントのアイデアを転用し,寝ると記憶がリセットされる探偵という世界を展開する.アイデア自体はオリジナルではないので,その世界で新たな何かが提示されることを望む.

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    投稿日: 2017.07.31
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    更新されない記憶でどこまでやっていけるものなのだろう。 どこかで限界が出てきちゃうのではないかと思う。その意味でも、助手は必要不可欠なような気がします。 西尾維新さんの、分かったような口ぶり、思わせぶりな文体が気になると言えば気になるけど、西尾維新さんだから仕方ない。

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    投稿日: 2017.06.16
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    忘却探偵の一冊目。 設定が変わっているので楽しんで読めるところはある。 シリーズ物としての大きな謎に期待(^^)

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    投稿日: 2017.06.09
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    たしかドラマ化されたやつですよねーと 読みやすそうと思ってチョイス。 思った通りの手軽な読みやすさ。 隠館くんはちょっと微妙かもって思うけど 掟上今日子さんは好きなキャラクター。

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    投稿日: 2017.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろいですね! 記憶が無くなってしまうという設定が面白く、それを自然に取り扱っていると思います。最後の二話くらいの長さがちょうどよかったです。次巻も読まなくては。

    0
    投稿日: 2017.05.28
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    初めての西尾作品!今日しかない今日子さんというフレーズがナイス。長いプロローグか宣伝を読んだ感じ。だからテンポが終始モタモタしている。推理が深くないのは1日推理なので仕方ないとして難しい設定でこの先どう書くのかの方が興味津々です

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    投稿日: 2017.05.22
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    誰とも関係を築けずに寄る辺のない今日子さん。 憶えれなくとも昨日から託された世界に愛と敬意を持っている。 寄る辺になりたい厄介。 初めましてを積み重ねる。 日常の範囲を出ないのであくまでさらっと読めるけど 誰かの中にいつまでも存在したいというエゴめいた感情を意識させられる。 覚えているからどうか忘れないで。 忘却探偵、掟上今日子さんの探偵譚、一作目。

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    投稿日: 2017.04.30
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    ドラマが好きで、いつか読んでみようと思っていたシリーズ。どうしても、ドラマの配役の顔がちらつきますが、楽しめました。続きも読みたいです。

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    投稿日: 2017.04.28
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    ミステリ。連作短編集。 普通のミステリだな、というのが正直な感想。 探偵役のキャラクター設定の秀逸さで読ませる。

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    投稿日: 2017.02.19
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    ドラマを見てから読みました。ドラマがよくできていて本の本がさっぱりしてる感じがしました。最後の今日子さんが可愛い‼︎

    0
    投稿日: 2017.02.19
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    一日ごとに記憶がリセットされてしまう、忘却探偵掟上今日子と、何かと厄介ごとに巻き込まれてしまう隠館厄介による物語。「最速」の名探偵ということもあって、事件解決までが速い。トリックもちょっとした知識が入っていて勉強になりました。ラストでは、今日子さんと厄介の心の距離が近づいたように感じました。(翌日には元どおりなんでしょうけどね)今日子さんの過去が気になります。

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    投稿日: 2017.02.04
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    物語シリーズ(第2期)以来、少し離れていた西尾維新だったのですが、図書館で見かけて何気なく手に取りました。 以前コミカライズをちょっとだけ読んだことがあるのと、実写ドラマ化した情報から、設定はなんとなく知っていたのでなんとなく好きそうだなーと思ってはいたんですが。……やっぱり面白い。西尾維新はやっぱり推理モノが一番好きなので(クビキリサイクルは至高)、すごく満足しました。 いわゆる日常の謎もの…でいいのかな?作中でほとんど人が死なないし、短編集的な構成なのでさくさく読めます。個人的に、西尾維新はトリックがちょっと独特というか、いい意味で本格推理作家の系統とは違う、一般人の常識の中で意表を突いたり発想を逆転させたり机上の空論を描いてみたりする、と思っていて、今回もトリックで西尾節炸裂でした。シニカルさ控えめで、逆に情のあたたかさが強かったように思います。最終話の謎解きはすごくよかった。 一方で主人公の語り口、独特の地の文はやや控えめだったように思います。最後に読んだのが阿良々木くんだったせいかな…? とりあえず、久しぶりに続きが気になってページをめくった本でした。次巻もすでに発売されていたはずなので、早く読みたいなと思っています。

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    投稿日: 2017.01.07
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    おもしろかったです! 今日子さんがかわいいです。媚びてないかわいさです。 このシリーズもアニメ化されたら嬉しいなぁ。

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    投稿日: 2016.12.14
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    ドラマを見て気になったので、原作も読んでみた。全て内容はドラマで知ってるのに面白かったあ。けっこうシリーズでてるみたいなので、続き読もう。

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    投稿日: 2016.11.10
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    軽い感じ読みやすかった。 アレコレ推理せず肩の力を抜いて読んだ まぁまぁ面白かったなぁ。 特に最後の一文w

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    投稿日: 2016.11.09
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    ドラマ化されてるのは知ってるがみておらず、図書館にあったので興味本位でよんでみた。 まぁそこそこ楽しめてさらっと行けるので続きも読もうかなぁ、とおもってます 2016.10.15

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    投稿日: 2016.10.16
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    男子のがんばっている姿が好物な今日子さん…好感もっちゃいました。 厄介くんもいい奴だし今日子さんの探偵になるきっかけの真相も気になるから続きも読みます。

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    投稿日: 2016.09.27
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    記憶リセットもの、とジャンル分けするのは簡単だが、著者のキャラクター造形の巧さがありきたりにさせていない。少しずらした氏名漢字の使い方や、個性を強める登場人物を絞り込みむことで、すっとキャラ性と設定を飲み込めるようになっている。 ミステリーとしても、構造は分かりやすいながらにきちんと成立させていて、本格というよりはキャラ小説なのは確かだが、やはりこの探偵、掟上さんの魅力とあわせて魅せている感。続巻前提故か、解消されていない伏線が張られまくっているが、このキャラを追いたいと思えるのは確か。

    0
    投稿日: 2016.09.26
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    帯文: ”今日子さんには今日しかない。” ”「化物語」「めだかボックス」の西尾維新が送る新シリーズは探偵物語!”  ”スピーディーな展開と、忘却の儚さ。果たして今日子さんは、 事件の概要を忘れてしまう前に解決することができるのか?” 目次:第一話:初めまして、今日子さん 第二話:紹介します、今日子さん  第三話:お暇ですか、今日子さん 第四話:失礼します、今日子さん  第五話:さようなら、今日子さん

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    投稿日: 2016.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少し前にやっていたドラマを観た。 まず新垣結衣ちゃんが好きなのだが、 見た目からキャラクター重視、たいした内容ではない、と思っていたのに見事にはまってしまった。 いつか読みたいと思っていた、その第一弾。 まず、ガッキーは原作通り。 頭の中で今日子さんはガッキーになり動いている。 でも厄介くんはどうだろう? 背が高いのは原作と同じだけれど、 どちらかというと岡田くんのような色白草食系ではなく いわゆるワイルド?EXILEのようなガタイのいい男のようだ。 若干、重ならない。 でもガッキーとEXILEは合わないので ここは岡田くんに変えてくれて良かったと思う。 備忘録に関しては概ね原作と同じだ。 若干登場人物等に差はあるけれど、まぁだいたい同じ、 少し今日子さんがお茶目であることに驚いた程度。 私が好きなエピソードはこの中にはなかったので、 バーッと読んでしまった。 ドラマが終わった後、いわゆるロス状態になったが、 また今日子さんと厄介くんに会えて嬉しい。 備忘録の感想は、その一言に尽きる。

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    投稿日: 2016.09.24
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    「お暇ですか」に始まる一連の須永先生エピソードが、メインディッシュです。 連作短編として、良くできていると思います。 探偵とワトソン役との関係の変化も、探偵役の「記憶が一日しか保たない」という設定に矛盾せずに、それでも変わってくるところがあって好印象。 西尾作品にしては、あまり陰惨じゃないので、お薦めしやすい感じです。 ま、今後も陰惨なところがないとは限りませんがね。(^^;

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    投稿日: 2016.09.05
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    以前TVドラマで、新垣結衣・岡田将生が出演していました。新垣結衣扮する今日子さんのファッションが個性的でステキでした。そして白髪も新垣結衣となると可愛かったです。それで、本屋さんに並んでいたこの本を買ってしまいました。眠るとすべてを忘れてしまうという設定が切ないですね。

    0
    投稿日: 2016.08.27
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    眠ると記憶がリセットされてしまう名探偵と、いつも災難に巻き込まれて犯人として疑われてしまう不運な青年の短編集。 ドラマを先に見ていたので厄介の容貌や紺藤さんに対する口調に違和感を感じてしまったが、ストーリー的にはかなり原作に忠実に作ったドラマだったということがわかった。 記憶がリセットされてしまうので秘密厳守の点で安心だが、眠る前に事件を解決しなければならない名探偵という設定が面白い。この著者にしてはおとなしめな展開で、ミステリというよりは厄介と今日子さんの物語として楽しめた。続編も読みたい。

    0
    投稿日: 2016.08.25
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    久々に西尾維新を読んだけど普通に面白かったですね。安定感がある。 ラストの二作はなかなか久々に解決にゾクゾクとしちゃいましたね。

    0
    投稿日: 2016.07.25
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    掟上今日子―またの名を、忘却探偵。すべてを一日で忘れる彼女は、事件を(ほぼ)即日解決!あらゆる事件に巻き込まれ、常に犯人として疑われてしまう不遇の青年・隠館厄介は今日も叫ぶ。「探偵を呼ばせてください―!!」 スピーディーな展開と、忘却の儚さ。果たして今日子さんは、事件の概要を忘れる前に解決できるのか?

    0
    投稿日: 2016.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全話ではないけど、ドラマを先に見ちゃったから、ややそれに引きずられているかも。 一話ずつはそれほど長くないし、西尾維新の中では読みやすい。

    0
    投稿日: 2016.07.03
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     忘却探偵掟上今日子の短編5編。  先にドラマを見ていたので、ドラマの方が話がよくできている気がしてしまいました。  厄介さんは紺藤さんのが年上で偉い人なのになぜため口なのか気になりました。厄介さんのキャラとあってないような…。そして、文中の「厄介」を「やっかい、じゃなかったやくすけだ」と頭の中でやりとりしていて、自分が悪いのですが、読むのが止まるので疲れました。  年をとるにつれて世の中に知らない物や機器等が増えていき、1日で吸収するのは厳しそうだから、推理も生きていくのも大変そうだなぁと思ってしまいました。

    0
    投稿日: 2016.07.03
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    西尾維新による忘却探偵シリーズ第一弾。 寝てしまうと前に寝たときからの記憶を一切失ってしまうという異色の探偵が活躍するシリーズだが、この設定が程よく生きていて、短編だからこその魅力を醸し出している。とはいえ、本作は一冊で一つの長編を構成しているような作りにもなっており、一粒で2度美味しいイメージだ。 いきなり登場してから睡眠薬を盛られるというピンチに遭遇するなど、忘却探偵ならではの展開も用意されていて面白い。一方で、全てを忘れるのになぜ探偵として生業を営めるのかといった疑問にもある程度の回答が用意されており、それはそれで切ない。 西尾維新作品に触れるのは個人的には初めてだが、良くも悪くもライトノベルテイストで、とっつきにくさはない。他の作品を知らないのでこれぞ西尾維新という作品ではないかもしれないが、松岡圭祐同様、筆の速さの割に作品レベルが高い印象だ。購入したまま積ん読になっている続編にも期待したい。

    0
    投稿日: 2016.06.29
  • 西尾維新による忘却探偵シリーズ第一弾

    寝てしまうと前に寝たときからの記憶を一切失ってしまうという異色の探偵が活躍するシリーズだが、この設定が程よく生きていて、短編だからこその魅力を醸し出している。とはいえ、本作は一冊で一つの長編を構成しているような作りにもなっており、一粒で2度美味しいイメージだ。 いきなり登場してから睡眠薬を盛られるというピンチに遭遇するなど、忘却探偵ならではの展開も用意されていて面白い。一方で、全てを忘れるのになぜ探偵として生業を営めるのかといった疑問にもある程度の回答が用意されており、それはそれで切ない。 西尾維新作品に触れるのは個人的には初めてだが、良くも悪くもライトノベルテイストで、とっつきにくさはない。他の作品を知らないのでこれぞ西尾維新という作品ではないかもしれないが、松岡圭祐同様、筆の速さの割に作品レベルが高い印象だ。購入したまま積ん読になっている続編にも期待したい。

    2
    投稿日: 2016.06.28
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    確か、新垣結衣の主演でTVドラマ化されましたよね?それで興味を持ったので、読んでみました。とは言っても、そのTVドラマは見ていないんですが。 一作目と言うことではありますが、過去の事件にも言及されていて、伏線ばっか(笑)。実は、シリーズものとは知らなかったのですが、これはシリーズ化するき満々で書かれていますね。 そもそも、掟上今日子さんが、なぜ記憶を無くし、なぜ探偵を始めるようになったのか、その疑問を読者に投げ掛けて終わっていますので、これで続かなかったら詐欺(笑) 二作目が読みたいです。

    0
    投稿日: 2016.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2016/6/1 おもしろかった。 最後厄介の優しさ誠実さに泣いたわ。 厄介ホントいいやつ。 ドラマが抜群に面白かったので小説も読まねばと思ってたけどやっと読めた。 厄介は巨人なんだね。隠館厄介さん(巨人)ってw 今日子さんは小さいんだね。 ミッチーのアパルトマンはないのだね。 設定はいろいろ変われど、肝はしっかり残しててドラマも小説も終わったときの気持ちは同じでした。 暖かいいい気持ち。 続きが早く読みたい。

    1
    投稿日: 2016.06.01
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    ある期間から毎日記憶がリセットされてしまう探偵と、いつも事件に巻き込まれる主人公の事件帳。 過去の記憶もあるのにかかわらず名前を忘れていることはこれからの伏線なんだろうか?

    0
    投稿日: 2016.05.27
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    ドラマが面白かったので、原作も読んで見ることに。 ふむふむ。あそこはドラマオリジナルの設定だったのね。 甲乙つけがたい面白さだと思う。 軽い感じで読みやすいし。 なんと言っても、今日子さんのキャラのユニークさがいい。 のほほんとした雰囲気だけど、したたかさも持ちあわせているというのがかっこいい。 1点だけ、紺藤と対した時の厄介の言葉遣いだけが、どうしても違和感がぬぐえなかった。 地の文はそんなことないんだけどな。

    0
    投稿日: 2016.05.15
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    「漫画家はみんな天才だよ」 「何せ、子供の頃からの夢を叶えちまった人達だからな。妥協して、仕方なく漫画家になったって人は一人もいない…なりたいと思った自分に、本当になっている。」 『今日子さんには、今日しかない。 素敵な出会いも、運命的な縁も、あるいは奇跡めいた偶然も、総じて明日にはなかったことになる』 「本に埋もれて死ねるなら本望じゃないですか」 『五日じゃ無理でも、二か月もあればできる ー しかし、今日子さんにはできない。 今日子さんには、今日しかない。』 『「僕が今回、あなたにしてしまったこと。あなたに働いてしまった数々の裏切り、不実。この通りです、どうか許してもらえないでしょうか」 「やだなあ、気にしなくていいって申し上げたじゃないですか。許すも何も、明日になれば私は ー」 「僕は」 今日の今日子さんに、許して欲しいんです。』 『今日子さんには今日しかないと言うのなら、その今日のうちに、仲直りまでしておくべきだった。謝るのも、許してもらうのも、今日のうちだ。忘れられる前に、仲直りしたい。たとえ、明日にはなくなってしまう関係だとしても。』 「今日の今日子さんに許すと言ってもらえなければ、僕は明日の今日子さんに、助けを求められない。それが嫌なんです。あなたが忘れても、僕が覚えている。」

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    投稿日: 2016.05.14
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    忘却探偵シリーズ第1作。 登場人物も設定も展開もすごい。 一作目からクライマックスがあんなに盛り上がるとは。

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    投稿日: 2016.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1日しか記憶できない、掟上今日子の忘却探偵シリーズの1作目。 1話完結の人の死なないミステリーで設定とテンポが実に面白い。 次回作も読むこと決定!! 最後の少し小悪魔な今日子さんはもともとの性格なのか。。。 物忘れ大王の自分としては、朝ごはんの記憶すら怪しいです(笑)

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    投稿日: 2016.04.12