
総合評価
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powered by ブクログ人間と神様の会話のはずなのになぜか緊迫感のないおもしろい会話。主人公の真っ直ぐな性格。大好きなシリーズです!
1投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ怪我で野球を挫折し、生きる意味を見失っていた主人公 偶然助けた老人から渡された1冊の冊子は・・・ 亡くなった祖父のあとをついで「神様の(臨時)御用人」となった主人公は、相棒(?)の狐(実は神様)と共に 神々の我儘のために奔走する。。 なかなかのファンタジーなれど、神様たちがそれぞれ魅力的 シリーズ全部読んでみよう
2投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログブックランドフレンズさん選書本の中の一冊。 たしかに神様との関わりや信仰は昔より浅くなってきてはいるのだろうな。人は欲深い生き物で、勝手に願いだけするものね。神様だって願いはあるだろうから聞いて欲しいよな。 神様も人もお互い幸せに過ごせる日々が良いなぁ。
11投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログじんわりあったかい話だった。優しさの大切さを十分すぎるほど伝えられた。神様がユニークで黄金との掛け合いも面白く、作者がプロだということを実感した。所々の言い回しや表現など見事で思いの外に引き込まれた。 今年の4月に買ってやっと9月になって読み終わり、ひと段落ついたと思っている。長い間の積読が降りて肩の荷も降りた。なかなか軽妙で人情味のある神様たちで、実際にいたらいいのにと思うほどの親近感を持った。
8投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログ御用人良彦とモフモフ狐神黄金との 絶妙なやりとりが、面白い。 色々な神様が出てきて、神様をとても 身近に感じられる。 新年を迎える年神様の存在は知っていたが、 物語では自治会のおっさん風に登場し、 門松や根引松がない家には、年神は寄れぬと、 向かいの家に門松を置くよう良彦に頼んでいく。 物語だけれど、もしかして、大晦日の 年神様は、こんな風にやって来るのかなと 想像すると楽しい。 大晦日までまだ先の話ではあるが、今年は ちゃんと飾って、我が家に寄って頂こう。
25投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログ神様、神社にまつわり話だったので手に取ってみました。日本人としての生活を見直す気持ちにもなり、地域の神様に会いに行きたくもなり。続きが楽しみ。
2投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ読了! やっぱり、現代日本って昔より神に感謝していない。願い事をして叶う叶わないにしろ感謝はしていないと思う。そのことをこの本を読んでわかったし、しかも、神様の名前やどう言う神様なのかがわかったような気がします。後何冊かあるので継ぎ足しながらちょこちょこ読むと思います
2投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ良彦は神のパシリに? されてまう宣之言書(のりとごとのしょ)パスポートとし/方位神狐の黄金(こがね)相棒に/神と人持ちつ持たれつやったけど/友人は権禰宜やけどリアリスト/びっくりは一言主のそのざまで/橋姫は踏みつけられてぷんすか中/大晦日近所の子ども願うこと/知らへんこと多くて興味深かったので神社ウンチク小説でもある/このお役目、負担大きいのでずっと続けるには良彦がプロの神社ライターにでもなるしかないかも?/良彦と黄金(こがね)のコンビが楽しい。 ■簡単なメモ 「現代において、八百萬のすべての神が万能だと思うな」(p.42) 事情はどうあれ、困った時だけ神に頼るのは、褒められたことではない。(p.54) 「祖父と同じことをすれば、わかることがあるかもしれぬ」(p.58) 放った言葉は戻ってこないけど、もう一度真摯な言葉を届けることはできるもの。(p.93-94) 「あんたはそこにいるだけで、充分優しいんだ」(p.145) 「神がいなくなるということは、その土地の太陽や水を隠されることと同じことよ」(p.155) 人の子からみれば、神とは理不尽な存在であるものだ。(p.173) 「誰かを好きになることって、幸せなことだと思うけど……」(p.197) 神は見目形よりも、それに込められた想いを汲むものだ》《お前が、それに込めた想いをな(p.268-269) ■簡単な単語集 【大年神/おおとしのかみ】四柱目の神様。歳徳神(としとくじん)とも言う。新年に福をもたらす年神。知らないうちに御用をかなえてしまっていた。 【大主神社】孝太郎が働いている神社。起源は平安時代。祀られる神は春日大社から勧請された。 【大御霊龍王】三柱目の神様。瀬田の唐橋の下に住まう龍神。「瀬田の橋姫」と呼ぶほうが人には馴染み深い。ある人物は「お華」と呼んだ。 【岡田友弘】良彦んちの斜向かいの家の子。小学生。なぜか良彦をつけてきた。 【お杏/おきょう】一言主の眷属。銀杏の御神木が本体の精霊。 【神様】人間とは持ちつ持たれつの関係だったが、現代では願い事を唱えるだけで信仰心も薄れ神祭りもなく、全体に力が弱まっている。黄金《ほとんどの神々が、人の子を「人間」という括りで見ており、個人として認識することが稀だからだ。わしとてお前が御用人でなければ、舞い散る木の葉の一枚としか見ておらんかっただろう。》p.173 【願掛け】人間は神様にお願いするが聞いてくれることはなさそうに思える。ある人の願いは他の誰かにとって呪いになることもあるだろうから全ての人の願いを聞くと矛盾が発生するし、神にとって人間個人は取るに足らない存在だろうから個としては認識していないだろうと思われるし、神と人間は存在としてのありようが違いすぎるので神の理は人間の理とは大きく異なるだろうから良し悪しの基準もまったく違うだろう。 【感謝の歌】なんでも食事するときには一杯一拍手して和歌を詠むものだったらしい。それは「たなつもの 百の木草も天照す 日の大神の めぐみえてこそ」というものだとか。 【孝太郎】藤波孝太郎。良彦の高校からの友人。実家は神社。今は近所の大主神社で修行中。権禰宜になったところ。超現実主義者。 【黄金/こがね】方位神。最初に出会った神様。大主神社末社にも祀られている。狐の姿をしており「黄金/こがね」と呼ばれていると名乗った。触りたくなるモフモフ。方角を司るので目的地やそこへの行程が手に取るようにわかる《いわば、高性能狐型ナビだ。》p.87。とても古い神様らしいが良彦は威厳を感じていない。その願いは《日本中の人間が再び神祭りに目覚め、神に畏怖と敬いを持つように取り計らう》p.154というもの。個人の力では無理そうなのに叶うまで離れないというので一生のつきあいになる? 強いて言えば良彦が神社ライターにでもなって影響力を持っていくしかなさそうだが? このままではお役目を果たすのも遠からず無理が出てくるやろうし。《方位神とは、理屈でできているようなものだ。》p.200 【神職】《神に仕える彼らを通して、人々は神を視るのだろう。》p.251 【敏益/とします】良彦の祖父。一年前に亡くなった。口数が少ない優しい人だった。神社に参るのが日課だった。 【宣之言書/のりとごとのしょ】別名「御用帳」。一年前亡くなった祖父、敏益のものだったという冊子で、謎の老人から渡された。神々の名が書かれている。これを手にした人間は浮き出る神名の社を訪ね、その神様の御用を聞かねばならない。敏益は信仰心の篤さを認められ、そういう家の人間ではないのに抜擢された。作ったのは「遥か高位の大神」なんだとか。神様の御用人としてのパスポートみたいなもんかな。 【萩原良彦/はぎわら・よしひこ】→良彦 【一言主】なんでも一言ですませてしまう神様。最近引きこもっているらしい。良彦が会ってみると予想外のタイプだった。 【藤波孝太郎】→孝太郎 【方位神】→黄金(こがね) 【良彦】主人公。二十四歳。神様の御用人にされてしまった。ずっと野球をしており高校のとき一度だけ一番サードで甲子園に出場し一回戦で敗退。野球の才能で会社に入ったがケガをしたのと経営不振で野球部が廃部になったのとで退職。今はアルバイトの日々。 【良彦の妹】黄金《鬼神のような妹だな》p.187
2投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログhttps://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00056980
0投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ神様の名前とか漢字が多いと読み方が難しかったり、覚えられない所はあるが話しは読みやすいし分かりやすい。 神様や神社のこととかについて知らないことが分かって面白いのと、黄金が可愛い(笑) 神社に行くのも御朱印貰うのも好きだったが、確かに祈ってばかりで感謝が足りなかったと思うし、お正月飾りも何故するのか分からなかったので、これからは気をつけたいし、来年から飾ろうと思った。 続きがあるので図書館に行けたら借りたいと思う。
10投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ以前から気になってた本。神様関係の本を最近よく見るなと思ってその中から手に取った本がこれでした。 神様の話だから世界観が違う不思議な気持ちになるのかと思いきや、なんだか身近なところがあって神様もどこか親しげな部分があって”神様”って呼ぶけどそんな思い描いていた絶対的な存在じゃないのかなとか いろんなことを思わせてくれる世界観が心地よくて素敵でした。すごくこの先も楽しみになって2巻以降も勢いで買ってしまいました笑 私もこんな狐と会ってみたら面白いなとか考えて、やっぱ本の世界は面白いなと思いました
4投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
道端に居た爺さんを助けたばかりに、半ば強引に御用人代理を押し付けられた良彦。 御用を頼む神様とのやり取りに笑けてしまった。 神様は御用人にしか見えないから、周りの人々から怪しまれないようにしてる姿を想像するだけで笑けてしまします。 んにしても相棒?の狐神は食いしん坊だな。 今後どんな食べ物が出てくるのか楽しみでしかないです。
5投稿日: 2024.12.03
powered by ブクログ大好きなシリーズ!学生の頃この「神様の御用人」シリーズに出会って、神様や神社に興味がわき、神社巡り&御朱印集めが趣味になりました!新刊が出るとすぐに買いに行き、次巻が出るまで1巻から何度も読み返すほど夢中に。今でも神様のながーい名前を覚えていて、神社に行くとご祭神をチェックしてしまいます。 目には見えないけど、きっとそこにいる、声を聞いていてくれる、見守っていてくれる、そんな神様の存在を教えてくれた本。お気に入りの本です。
3投稿日: 2024.10.26
powered by ブクログ神社や神様のことはよくわからないですが、なんだか心温まる話でした✨ とりあえず黄金絶対かわいい(神様なので実例に当たると思うけど)(苦笑)
2投稿日: 2024.07.20
powered by ブクログ神様っているのかもしれないし、いないのかもしれない。しかし人間は神を崇め奉ることによって、様々な問題を乗り越えてきた過去がある。それならば、今でも空から見守っていると思って生きてみてもいいのかもしれない。神に対する考え方をもう少し身近なものにしてもいいかもしれない。
2投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログほんわか暖かくてちょっと笑えて、ほっとできる本です。怖いお話やシリアスなものは今読みたくない、って方におすすめします。 神様って一体どんな御用を仰せ付けになるのか、神様の願い事って何なのか、好奇心で読み始めましたが、なかなかどうして、神社のことや様々なことをしっかり調べられてそのうえにストーリーを載せていらっしゃるので、安心して楽しめます。私も神社に行ってみよう、ちゃんと神様にお礼を言おう、やっぱりめんどくさくても行事は大切だなって思わせてくれるお話です。続きが楽しみ! で、結局10巻読了。最後が良いですよ。 続編…無いかなあ。
2投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログ最高まじみんな読め 笑いあり涙あり、こんなほっこり幸せになれる本は無い!!なんなら歴史(日本史とか古事記とか)の勉強にもなるし、国内旅行が数倍楽しくなる!! この本に影響されて古事記と御朱印帳買っちゃいました、、。 短編風になっているからスキマ時間にも読みやすいし、でもシリーズだから10巻読んだ後の満足感が凄かったです。本当にみんなに読んでもらいたい。作者さんがどれだけ情報集めるのに頑張っているかがよく分かる、努力の結晶のような本だと思います。
2投稿日: 2024.05.20
powered by ブクログ趣味が御朱印集めで、何人かが面白い!というので。 文章は簡単で、知っている神様もチラホラ。 御朱印をこういうふうに捻ったかぁという感じです。 ちょっと気になるのが、京都が舞台なのにみんな標準語(笑 人気があるシリーズなのでこれから面白くなるのかなぁ。
1投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログ以前、神頼みばかりして神社を巡っていたので、人間と神様がコミュニケーションをとるストーリーは、とても面白かったです。
5投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログ勧められて読んでみたものの、ファンタジー色が強すぎて読むのがしんどかった。毎話登場する神様の説明をいちいち読むのがだるい。この主人公のどこがいいか知らんけど、神様達が長年抱え続けた悩みをあっさりと解決していくのが、ご都合主義で萎える。 2巻の途中でリタイア。 無職の主人公はちゃんと就職して働く気はあるんだろうか。神様の依頼は時と場所選ばないから、フルタイムの仕事してたらストーリーが成立しなくなるな。
0投稿日: 2024.04.07
powered by ブクログ神社が好きでよく行くけど、御朱印か貰える大きな神社ばかり行ってました(´・ω・`;) これを読むと小さな神社が気になってしょうがないです(笑) 神社それぞれに逸話があり、そこも興味深く読みました♪ 優しいストーリーでまったり読書にいいかもです!
16投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編的章立てでテンポよく読める作品。もふもふの狐の可愛さと個性豊かな色々な神様が毎回出てくるため、それを楽しみに読んでいる。主人公のコンプレックスや悩みを一挙に解決はせず少しずつ解きほぐしていくような進み方も好みだ。 追記:最終巻まで読み、最初に引き継ぎされたばかりの御用書に書かれた神名が気になって調べてみた。それぞれ風の女神シナツヒコ、川海に関する女神アマノクヒザモチ、そして9巻でアラハバキに重傷を負わされた主人公の治療・療養を指揮してくれたオオクニヌシの娘アマテルだと分かった。意外な発見があり面白い。
2投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想 これを読んで、確かに我々はいつも神様にばかりお願い事を一方的にしているが、本来はしっかり祭り奉ることをすべきなのかもしれない。神様も人が信じてのものなのかもしれない。 モフモフ狐神と良彦のやり取りも面白い。 あらすじ 学生時代に打ち込んできた野球も怪我で辞め、フリーターとして行くあてもない日々を送っていた良彦は、ある日亡くなった祖父の友人という人から書を受け継ぐ。それは神様に使える御用人だけが持てるという書であった。 最初に会った狐姿の方位神と共に、神様の御用聞きに奔走する。方位神との出会い、一言主の悩み解決、龍神の恋の悩み解決、大年神の願いの四話。
6投稿日: 2023.10.06
powered by ブクログブクログでもよく見かけるし、シリーズも10作ほどあるので読んでみようかと取り敢えず3冊購入。 こんなにファンタジーだとは思わなかった。読むまでは、青山さんの「猫のお告げは樹の下で」のようなイメージだったが、この作品は次々と有名な神様が登場し、弱った神力を御用人に助けて貰って復活する話し。 野球だけで人生を過ごした若者(御用人)が怪我と廃部で失業する。やる気の無い若者が御用人になってしまったので、神様との会話も呆れるほど若者言葉。出てくる神様達も物凄いと言われる神様達なのに今風。困り事がスイーツを食べることになったり、引きこもりの神様がゲームにハマッたり、人間に恋をしたりなど。ラッキーなのか、頓知が効くのか、なんとなく御用を済ませて解決して行く。 難しい神様の名前や由来が一杯出てくるので、神道を勉強するには良いかも知れない。 後2冊か。何とか頑張ろう。
45投稿日: 2023.09.30
powered by ブクログとても読みやすかった。 元々神社仏閣巡りが好きで、気になって読み始めた本。 母が四国生まれで、作者の方と同じというのも何か縁を感じました。 積読が沢山あるのですが、続編が早く読みたいかも。
4投稿日: 2023.09.20
powered by ブクログ何故か作者の代表作を読んでいなかったので今更...。浅葉作品に通底する誠実さのようなものが本作にも確かに存在していて好きだ。
1投稿日: 2023.08.17
powered by ブクログ図書館の本 読了 “御用人”を命じられた青年の東奔西走の日々が始まる! 野球をあきらめ、おまけに就職先まで失った萩原良彦。彼がある日突然命じられたのは、神様の願いを聞く“御用人”の役目だった。人間味溢れる日本中の神様に振り回され東奔西走する、ハートウォーミング神様物語。
2投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ主人公が抱えている焦りや悩みには覚えがあるし、登場人物に嫌な人もいないし、祖父が出てくるたび涙が滲んでしまうし、会話のテンポも良いしで読みやすかったです。ただ、全体的に穏やかで優しいストーリーだったので「こ、この後どうなるの!?」というドキドキ感はなく早く続きが読みたい!もっと読みたい!という気持ちにはならなかったのでシリーズの続きを読むかは迷っています…。
1投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログ楽しく読めて神様や神社について学べるお話です。楽しいだけではなく、何だか神様に心の在り方を問われているような気分になりました。
1投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログ1〜8まで。 普段、何気なくやっている習慣や日常が昔から続いていて、今は薄れているけれどきちんと意味があって始まったって気づかされた。 自分の文化を大事にしていきたいと思った。
1投稿日: 2022.11.07
powered by ブクログ黄金のツンデレな所が好きである。神社とか神様とか好きな人は読んでほしい!浅葉なつ先生の作品は外れが無いから読んでほしいでございます!
2投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログ現代日本では、神様への感謝の心を持つ日本人は減り、神社に来ても勝手に願い事だけをして去っていくようになってしまった。人間の感謝の心から力を得ることのできる神の力はは弱まるばかり。 フリーターの良彦はある日、見知らぬおじいさんから一冊の書物を手渡され、力の弱まってしまった神の困りごとを解決する「御用人」となって、様々な神様の元を訪れることに… ※※※ 日本人として、日本神話や自国の神様についてちゃんと知っておきたいな〜という気持ちはあるんですが、古事記を読むのはなかなかにハードル高し。 そんな中で、こちらは気軽に読めて日本の神様について少し詳しくなれる一冊でした。 ちょっとふにゃふにゃしてるけど一本芯の通った主人公にはすごく好感が持てるし、何よりも相棒である方位神・黄金がもふもふで可愛い!もふもふしたい〜 印象としては夏目友人帳の神様版、というところでしょうか。 神様の悩みは抹茶パフェが食べたいとか引きこもりとか腰痛とか、人間的なところも面白くてなんだか可愛い。 でも油断して読んでたらほろりと泣かされそうになったりもして。 読後感もとてもよく、少し疲れているときとかでも安心して読むことのできる良き一冊でした〜。
16投稿日: 2022.09.17
powered by ブクログ'22年8月17日、a audibleで、聴き終えました。浅葉なつさん、初体験です。 飽きっぽくて、今読んで&聴いている作品に集中できないと、すぐに他を物色してしまいますが(未体験の作家さん、できればシリーズ物、そして当然、何か面白そう!等の基準)、そんな中見つけた作品でした。 で…当たりかも!と、思っています。なかなか、面白かったです!「困っている神々の問題を解決」とは… ちょっとコメディっぽい、キュートな作品達。中でも「龍神の恋」が、グッときました。腰を痛めた「ハシガミ(audibleで「聴いて」いるので、字がわかりません。おそらく「橋神」?)」って!その登場のシーンに、笑ってしまった!そして、その淡い恋心に…やられました。素敵な話、でした。 続きを、早速聴いてます。楽しみで、ワクワクしてます!感謝(つ≧▽≦)つ
6投稿日: 2022.08.17
powered by ブクログ随分前におススメ本に表示されて、読んだことのない作家さんの本を読んでみようと思い図書館で借りた本。 人間が神様の御用をきく、という逆転の設定がなかなか面白く、主人公と方位神もいいコンビで、ほのぼのとした感じで気軽に読めました。 神様にまつわるエピソードは知らないものばかり。アメリカの小学生はギリシャ神話や宗教のことを学ぶように、日本の小学生も日本古来の神話を学ぶのもいいのではないかと思いました。(日本の歴史は長くて学ぶことが多いので、神話まで手を出す時間がないとは思いますが。) シリーズ10巻まで出ているようで、いずれ読みたいと思います。
0投稿日: 2022.07.17
powered by ブクログ神様について深く考えさせられる話だと思いました。 昔は神様を崇め奉り敬っていたけれど現代は神頼み(自分の都合のいいことを言っている)をしていると感じ、神様は昔の力を少しづつ失っていく。失った力を戻すことは神様も人と同じように万全では無いのだと感じました。一人で生きていくのではなく誰かに支えられながら生きていくものなのと思えるシーンがいくつあかり胸がジーンとするところがありました。 最後のおじいちゃんと神様のやり取りはとても胸が熱くなりました。おじいちゃんの最初で最後の願い事を叶えてくれた黄金がこれからの良彦の未来をどう見守ってくれるのかが楽しみです。
1投稿日: 2022.07.10
powered by ブクログあるきっかけで神様の用事を解決する役目を負わされた男性が主人公 良彦。良彦が用事を片付けていくお話。 最初に依頼をした神様とのコンビ感もいい感じだし、何より日本神話の勉強になる。良彦も文句を言いながらもいい奴。 続きを読んでみたい。
0投稿日: 2022.06.23
powered by ブクログ最後のクライマックス夢中になって読みました。 神社やお寺に行くときの参拝の向き合い方が自然と変わります。
1投稿日: 2022.05.13
powered by ブクログ身も蓋もなく言えば似た感じの話は知っているけれど、古事記等に出てくる神様や関西住みとして知っている地名が出てくる頻度が高くて読んでいてとても楽しい。良彦は元々性根がいいのが伝わるし黄金様の食い意地もとても良い。 母は奈良生まれの人なので「一言主神社」を知っているかと聞いたら「一言さんでしょ?イチョウが有名な」と母ペディアが冴えわたっていた。なんなら「あんた車の中からそのイチョウ見ているはずよ」と言われて愕然とした。とても勿体ないことをした気持ちになった。
2投稿日: 2022.03.08
powered by ブクログ神様…について軽く勉強になった。 神様は人間との関わり合いで力を持てる…なんとなく納得出来る。信じる者は救われる…好転するという意味ではなくても、心の安定を得られる事も救いだし、救われたと感じる気持ちがより神様の存在意義を増す。 神様だって自らの存在意義を実感したいし優しくもしてもらいたいのかも。
11投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログすごく面白かった!するっ(?)と読めた気がする。 黄金がかわいい。推し!二巻読むの楽しみだなぁ・・・
23投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログフリーターの良彦が神様の御用を聞き受け奔走する物語。 登場する神は様々で、訴える御用は到底非力で平凡なフリーターの良彦に解決できるとは思えないが、必死になる彼の姿と、神様の言葉に心が温まる。 主題が神様ということもあり、多くの神社や、神様の謂れが描かれていて日本人としてとても興味深く読むことが出来る。 神社仏閣が好きな方はぜひ読んで欲しい。
5投稿日: 2021.12.24
powered by ブクログごく普通の青年がある日を境に神様の御用聞きとなり、あらゆる神様の悩みを解決していく物語。 爽やかでハートフルなストーリー展開でとてもおもしろいです。オススメ!
7投稿日: 2021.11.27
powered by ブクログ現代に疲れ切った神様のパシリ?として白羽の矢が立ったのは、イケメン神職ではなく人生挫折中フリーターの主人公「良彦」だった! 良彦と神様のポップで胸にきゅんとくる御用旅の始まりです すべてのものに神が宿り、日々の感謝とともに暮して来た日の本 わかっているような積りでいたけれど、もう一度新たな気持ちで目を向けてみる良縁になる作品です
2投稿日: 2021.11.23
powered by ブクログ良彦と黄金のやりとりがおもしろい。 出てくる神様も個性的で、人間味あふれる方々ばかり。(神様が人間味あふれるはおかしいか(笑)) シリーズ化されているようなので、ぜひ続きも読みたいと思う。
6投稿日: 2021.11.01
powered by ブクログすらすら読めてなかなか面白かったです。 女性向け、微笑ましい日常とあたたかさに出会いたい貴方へといったところでしょうか。 人から薦められたので私は★3ですが、この感想は相性がかなり影響しています。普段小説だと西加奈子さんや村田沙耶香さんを読むので…。 第三柱終わったところで読了としました。 本とは読んでみないとわからない出会いがあると思ってますので、読んでみてこういう世界があるんだなぁと味わえたのはいい体験でした。
0投稿日: 2021.10.27
powered by ブクログ実は、実家が神徒で、父のお葬式も神式で、なじみの神主さんが来て下さった。 父は自分でも祝詞を書いて、あげたりしていた。 父は日本の神話に詳しかった。 私には父が思い出されてなつかしい味わいがした。 主人公にとっての祖父もそうなのだろうか。 通勤路に神社があって、時々立ち寄っては、「今日も一日行ってきます。がんばれますように。見守ってください」とあいさつすることがある。かえって、初もうでとかは、行かないかな。
0投稿日: 2021.10.10
powered by ブクログ私も昔、雨の夜に近所の小さな神社に、泣いて愚痴?をこぼしたことを思い出しました。 今思うと、水神さまだったので、きっと、私に言われても~と困っていたことでしょう(笑) さて我が家は、初詣もお寺に行くような仏さま派でして、地元の神社にもあまり立ち寄ってはいないのですけど、毎日、誰かしら神社にご挨拶している姿を見かけるので、慕われているんだろうな、と思います。 時々は、神様にご挨拶したいと思いました。 2も楽しみにしています。
1投稿日: 2021.09.26
powered by ブクログほんわかしていて、読みやすいです。 神社や日本の文化歴史をもっと勉強しないと、経験しないと、と感じさせられました。 シリーズだそうですが、そんな認識も無く読み終えたので、この1巻だけを読んでも全然"切り"はイイです。
1投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログモフモフ狐神の、絶妙な威厳のなさっぷりが面白い。 神様への愛あるイジリが許される多神教って、懐が広くていいと思う。 ヒンドゥー教圏とかでも、こんな物語が出版されたりしているのだろうか。
2投稿日: 2021.09.11
powered by ブクログ神様がすごく身近に感じる。 宗教ってあまり身近なものだとは思っていなかったけど、ちょっとした道に祠があったり、お参りに行ったり、なんだかんだ生活の中に根付いているよね。昔の人のように意味を持って、心を込めて色々したりはしないけど、無くてはならないものだなってDNAレベルで感じているのかな?ストーリーはありがちだけどほっこりしててよし!黄金をモフモフしたいなー
3投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本を読んでから神様をもっと身近に感じることができるようになった。黄金が可愛くて本自体も気負わずに軽く読めるので内容が濃い本などを読んでいるときの息抜きにもなってくれそうな、心がじんわりと温かくなる作品だった。 p.56心の拠り所を探して、何かにすがりたくて。焦るばかりで持て余す気持ちを、どこかでそっと吐き出したくて。それを都合よく神に求めたのは、間違いだったかもしれない。永遠に生きる人など、ありはしないのに。 p.93「誰かが言った一言に救われたり、気付かされたりすることもあるものよ。放った言葉は戻ってこないけど、もう一度真摯な言葉を届けることはできるもの。だからね、そんな難しい顔をして黙ってちゃ損よ」
5投稿日: 2021.06.23
powered by ブクログ神様の御用聞きを代理で承ることになったフリーター青年の物語。 登場する様々な神様の姿形や振る舞いは人間臭いが、しかし、神を打ち出の小槌のごとく扱う我々の振る舞いの反映でもあり、考えさせられる。 また、人間である主人公は我々と同様のごく平凡な世俗と煩悩にまみれた存在ではあるが、僅かに持つ聖性が神々を救う姿にもまた、考えさせられる。 これは物語は神と人間は互いに支え合う存在なのだというテーマに貫かれていることの証左でもある。 続編があるらしいので非常に楽しみである。何せ日本には八百万の神々が住まうというのであるから。
1投稿日: 2021.05.28
powered by ブクログ4.5 面白かった。 神事にはさほど興味ありませんでしたが、伴侶が好きで、割と神社に訪れる機会はあると思います。 建物とか色々凄いなと思いつつも、この作品にあるような視点、神様そのものや、その種類(と言ったら失礼だけど)なんかは、よく分かってなく、調べることもしていなかったので、作品に出てくる言葉は新鮮なことばかりでした。その新鮮な事を知るのが楽しかったです、かなり実際のモデルを使って書かれているようですし、次に神社を訪れる際は違った見方が出来そうで楽しみです。 話そのものは読みやすく、あっという間に読了しました、シリーズ物なので主人公が少しずつ成長していく様も読めるのかな?と期待しています。
9投稿日: 2021.05.27
powered by ブクログ神社仏閣に訪れて祈ることが御朱印帳を作ってから増えました。それだから、表題に惹かれて読みました。面白く次巻も楽しみ。
3投稿日: 2021.05.12
powered by ブクログ神様からの御用人となった良彦と狐神・黄金との関係性がホノボノする。 信仰心が薄れた昨今、神様たちの御用はまだまだ続きそう。 巻末の祖父のエピソードはホロッとする。 諸事情あって緒が切れたという良彦の前任の御用人が気になるところ。
0投稿日: 2021.05.07
powered by ブクログ神様の御用人(メディアワークス文庫) 著作者:浅葉なつ 発行者:KADOKAWA タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 フリーターと神様たちのほのぼのした日常を描くヒット作。
1投稿日: 2021.04.29
powered by ブクログシリーズ最新巻が店頭で目立っていたので一巻を読むことに。あまり期待してなかったからかもしれないけど、思いの外よかった。 他人の趣味の世界を垣間見られるのは読書の面白さのひとつ。文体も中身も軽いけどそれで文字から想像する経験を広く提供できるなら、それもまた善し。瀬田の唐橋の話が入ってたが故の好印象だったかもだけどね。
0投稿日: 2021.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日常系と言うべきでしょうか。 もう少しストーリーに期待していましたが ライトノベルのような感じで、且つ夏〇友人帳を連想してしまったこともあり、あまりのめり込めませんでした、、 私はもう少し文学的な小説の方が合うのかもしれません泣 それとどうしても毎回黄金『こがね』を『おうごん』と読み流してしまう笑 和ませてくれる内容でしたので星3です。
0投稿日: 2021.04.10
powered by ブクログ最近御朱印集めを始め神社に詣ることがふえたけど、この本を読んだら、冷や汗が出る思い!?(^^; 神様の御用人(仮)に選ばれた良彦がモフモフ狐の方位神の黄金に言われた言葉に愕然!「神祭りという行為により、人から感謝の心を奉納されることで神の力は補われていたのだ。そして人は、その神から恩恵を受けていた。神と人は、お互いがお互いを生かしめる、そんな関係であったのだ。」 こんな私だけれど、良彦と一緒にお勉強していきたい。一柱(はしら)、二柱と数えるその次元から。 一言主大神、大神霊龍王、大年神。みんなステキだ。
0投稿日: 2021.04.10
powered by ブクログ久しぶりにライトノベルを読んでみた。が、ほんわかしたいい話ばかりで私にはちょっと物足りず、あまりに印象に残らなかった。こういう話がこの後の巻もずっと続くのだろうか…?
0投稿日: 2021.03.20
powered by ブクログ図書館で。 シリーズ物が刊行されているのを見かけたので、一巻を借りてみました。神社系の蘊蓄は結構面白かったです。後は…コロモじゃなくて…コガネ?お狐様可愛い。 可愛いけど、ちょっとにゃんこ先生みたい。 面白くない訳ではないけど、主人公にあまり共感も出来ないので続きを読むかは微妙かなぁ~ うん。
0投稿日: 2021.03.05
powered by ブクログ神(日本)の御用を受ける主人公の物語。 ライトノベル。自分には合わないなと思った。 キャラ重視のほのぼの系で、なんとなく軽薄に感じてしまう。
1投稿日: 2021.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
魅力的な風景が描かれているこの小説を読んでみたいと思った。様々な神様の願いを聞く御用人と人間の物に興味津津なツンデレな狐の神様が面白い。特にあの物語は… 感想は別のところに書いているので、暇つぶしを探している方や気になった方はご自由にお読みください。 この下の概要のリンクをクリック ↓↓↓ https://twitter.com/futonneko_/status/1358639436687421442?s=20
0投稿日: 2021.02.08
powered by ブクログ言うまでもなく神社がコンセプトの物語。表紙が良いよねほんとに。綺麗。 私も筆者と同じように神社に趣を感じる人間なので、読んでいて楽しかった。新年の早いうちに本書を読めたことに感謝。ナイスタイミング!!やはり神社はお正月のイメージが強いのでね…笑 ここからが本題の自己満感想!(笑) 個性豊かな神様たちと、野球以外は全て平凡な青年良彦の絡みがいい味を出している。面白い。 そしてひとつひとつの神様のエピソードが深くて、ジーンとくる。心が洗われた。史実に基づいているのかな?多分。だから歴史上の人物も少しだけ出てきて歴史好きには沸いた。 そして何より、神社の様子や風景の描写が的確で素敵だと思った。主人公と同じ世界に入り込める!! また、神社や神様にかんする知識が深まった。私が特に印象に残ったのは…「神はただ人間の願いをきいてくれる」という世間に染み付いた認識は実は誤りで、「神は我々人間の感謝の気持ちや神事によって力を得るからこそ、人々の願いをきいてくれるのだ」という真新しい考え。御恩と奉公的な(ちょっと違うか( ˊᵕˋ ;)とりあえずこれは知れて本当に良かったな、得だなと思った。 章ごとの終わりには、神様や神社にかんする豆知識が綴られているのでこれまたタメになる。 結論。とても気に行った。たしかこのシリーズは現時点で8巻ほど出版されているので、全巻制覇したい!!これから始まる神社の新たな旅に期待して、このシリーズを愛読していこうと思う。 …とりあえず巫女さんになりたいです(心の叫び)
8投稿日: 2021.01.23
powered by ブクログ良彦は、平凡なフリーター。 少年時代から野球に打ち込んできたのだが、所属していた社会人野球チームの解散、膝の故障で野球から離れ、会社も退職してしまったのだ。 ところがある日、優しかった祖父と度々参詣していた神社で、金色の狐に出会う。 良彦にしか見えないその狐は、実は方位神の“黄金”で、良彦が祖父の後継者として神々の手伝いをする『神様の御用人』に決まったのだという。 有無を言わさず渡された『宣言之書』に神々からの御用が浮かび上がるたび、良彦は黄金とともにあちこちの神を訪ね、悪戦苦闘することに… 『カカノムモノ』で初読した浅葉なつさんの人気シリーズだということで、どれどれ…と読んでみた。 こちらの方が、この作家さんの元々の持ち味かな、と思った。 のびのびと軽やかに、ごく普通の心優しい青年・良彦と黄金とのとぼけたやりとりを楽しそうに描いていて、良い意味でライトノベルらしい良さがあった。 日本には、八百万もの神がいらっしゃるのです。 いつも神様が見ているんですよ!という感覚を取り戻せたら、誰もがもう少し優しい心を取り戻せるかも…? 無限に続けられそうなストーリーなので、たまたま読みたい本が見つからないときに、一冊ずつ楽しく読んでもいいかな。
13投稿日: 2020.12.20
powered by ブクログほのぼのする感じで、ライトに読めました。でも、今すぐ続きが読みたくてどうしようもない!!といった感じでもなかったかな? まったり集めていこうと思います。
0投稿日: 2020.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
熱出すほど頑張ったけどあんまり良い結果にならなかった仕事の帰りの本屋徘徊でのチョイス。自分の力不足で挫折しそうな気持ちを救う、我ながら神選択でした。いや、これも神の縁のなせる技?(笑)軽く読めて日本の神様の温かさとせつなさがするする~っと入ってくるお話でした。とりあえずモフモフ神の肉球さわりたい。あと御朱印集めちょっとやりたくなりました。
0投稿日: 2020.10.04
powered by ブクログ表紙の可愛さと"神様好き心"で読んでみました。 人生にちょっとつまずいているけど、心根の優しい青年と、神職についているその友人。そしてとっても人間臭い(?!)神様たちが繰り広げる話。クスッと笑える箇所もありました。 神様と人間の関係は、お互いに『持ちつ持たれつ』だったのね。知らなかったなぁ (o^-^)φ_ あと、神社でやたらとお願いするのは辞めようかな
0投稿日: 2020.06.19
powered by ブクログ漫画の原作みたい。 都合良すぎ。 という気がするが、こういうお話で続いていくのでしょうね。 シリーズなんでしょうが、私は1冊でお腹いっぱいです。
0投稿日: 2020.03.17
powered by ブクログ青少年向けの本で、読み始めはやっぱり止めようかとも思ったのですが、結局最後まで読みました。 祖父が生前行っていた、神様の御用人という役目を代理という形で継いだ良彦。 最初に御用を聞いた方位神・黄金(モフモフの狐)と供に、御用聞きを始める... 作者の浅葉さんのあとがきが面白かった。
0投稿日: 2020.02.22
powered by ブクログ良い作品でした。神との関係が薄れ、それに伴い力を落とした神の御用聞きとして働くことになった青年の話。続編が出ているようなら読みたいです。
0投稿日: 2020.01.04
powered by ブクログ神様の話はだいすき。 神話も大好きだけどなんかとても軽くて話に入り込めなかった。 あと既視感がすごい。 夏目友人帳に似ている、、、。
0投稿日: 2019.12.20
powered by ブクログ日本の神様について凄く勉強になりました。また良彦と黄金のやり取りに笑わせられます。普通の人間である良彦が神様の悩みに一生懸命考え解決に走る姿がとても素敵で大好きです。
0投稿日: 2019.12.03
powered by ブクログ主人公二人(一人と一匹?)や、親友との言葉の掛け合いがテンポよくて読みやすい。 神様も、皆身近にいそうで、読んでいて楽しい。あっという間に読み終える。 続きも楽しみ。
0投稿日: 2019.10.18
powered by ブクログ2019.07.09読了 その名の通り、神様の御用人をする話。 私も良彦のように神社と寺の違いよくわかってなかっただけに、勉強になる。それに、神様に興味が湧くって言うと言い方変だけど、知りたいって思える作品。 テンポもよくて、笑顔で読んじゃう。でも、時々、ぐってくるものがあったりもして、あーこういう作品好きー!ってなる。 風景の描き方がものすごく素敵。風情があるっていうんだろうか。表現の仕方が丁寧かつ趣があって、あーこういう表現があるんだなぁと一つ一つの文章が、斜め読みできないくらい綺麗。 漫画化も映像化もしてほしくないくらい、本で世界が作り出されてる作品。 感情やストーリーもすごくいいけど、一文一文大事に描かれてる感じが私はすごく好きだなぁ。 なんかに似てるなぁと思ってたんだけど、『夏目友人帳』に似てる。まぁ、ニャンコ先生は全力で食べ物強請るけど。
0投稿日: 2019.07.09
powered by ブクログ怪我により野球の道を諦め仕事もやめてしまった良彦が、突然神様たちの御用を聞いて回る「御用人」を命ぜられます。いろいろな神様がいて、もちろん御用はそれぞれです。神様が引き籠りの中学生になっていたり最初は冒涜しているのじゃないかと不安になったりもしましたが、徐々に作者がきちんと調べて向かい合っていることもわかり、また最初はどうしようもない人間に見えてしまっていた良彦が、選ばれるべくして選ばれていることも感じとれて、優しい気持ちでじんわりほっこり読み進めることができました。シリーズの続きも是非読んでみます。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ神様のお願い=御用。怪我をきっかけとして仕事を辞めた青年はある日突然御用を聞いて回る役割=御用人に任命される。方位神の狐と共に御用聞きの生活が始まる。 神や人間の葛藤などが上手く描かれている。神様についての知識も記載されているのでそこも楽しい。
0投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
宣之言書(のりとごとのしょ)に浮きあがる神様を訪ねて、御用を聞いて回る御用人の役目を仰せつかったフリーターの良彦。信仰の薄れた現代において八百万の神様は万能ではない。神様の力が削がれてきたのは人間のせいとなると耳が痛い。古事記、民話に登場する神様が章ごとにでてくる。一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)は引きこもりでゲームオタク状態。大神霊龍王(おおみたまりゅうおう)橋姫の恋。自治会の人に化けた大年神(おおとしのかみ)。人間くさい神様、最初にでてきて良彦の部屋に居候することになったモフモフの狐の方位神のナビも楽しく追いかけていきたいシリーズになった。
3投稿日: 2019.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
舞台は京都。萩原良彦は寺社仏閣恵まれた歴史のある街に生まれ育ちながらも、寺や神社について深く考えた事はなかった。 親友の藤波孝太郎は大きな神社の跡取り息子で、大学を卒業後、良彦の家に近くの大主神社(おおぬしじんじゃ)で奉職している。物語はじめに権禰宜(ごんねぎ)になり、見習いから神社職員となった。 かたや良彦は、野球が好きで甲子園にも行ったものの1回戦で敗退。それでも野球部のある大学へ進学し、強豪の社会人野球チームを持つ企業に就職したものの、右膝を負傷。しかも会社は経営悪化により野球部は廃止に。野球選手として入社しているため、仕事にも馴染めず退社。現在は実家暮らしでアルバイトをしている。 孝太郎のいる大主神社にはよく行き、毎日のように会っている二人。 そんなある日、良彦は自宅近くで一人の老人を助けた。喉に豆餅を詰まらせて苦しんでいた、着流しを着こなしていた老人は、良彦に和綴じの冊子を渡して、「(祖父の)敏益から預かったものじゃ。・・・(中略)・・・孫のおまえさんに渡すことで総意となった」と言う。「あとのことは狐に聞いてくれ」と。 それは家族に聞いても覚えのあるものではなく、冊子に描いてあるのはどうやら神様の名前と朱印。(良彦には読めなかったけど) 薄く書かれたページの文字は方位神(ほういじん)、と読める。孝太郎に相談すると、大主神社の末社に方位神があると言う。 言われた通り、方位神の社に行くと、「お前が御用人か」と狐に問われた。黄金色の毛並みを持つその狐は、和綴じの冊子を宣之言書(のりとごとのしょ)と言う。そして、それを手にした人は、そこに浮かび上がった神名の神の御用聞きをしなくてはならないのだと言う。 そして、目の前の狐は、方位神なのだと。 昨今、神さまは人に願い事を言われるばかり。昔は人は神を敬い、感謝してきたから神は力を持っていた。しかし神に昔の力はない。神に感謝する人が少なくなってしまったからだ。神の御用聞きに選ばれた人は、神のために、神の願いを叶えなくてはならない。 そんな大変な役割を担うことになってしまった良彦。方位神である狐の黄金は、文句を言いつつも、良彦と一緒に行動する。このコンビで、神さまたちを助けに行く。 関西に住んでいるので、実際に行ってみたい、ちゃんとお参りしないといけないよな〜と思わせる物語。日本人だけど、主人公と同じく、そんなに神様のこと知らないと痛感。
0投稿日: 2019.02.11
powered by ブクログめっちゃ続刊出てる…… 会話のテンポが悪くて読むのが苦痛だった。 神様の願い事を聞いて回るというのはよかった。
0投稿日: 2019.01.29
powered by ブクログ神様の困りごとを解決する御用人に選ばれた主人公。神様の願いなんて考えたことなかったけど、神社、神道の世界にも軽く踏み入れられる。それぞれの神様のユルさがいい。
4投稿日: 2019.01.27
powered by ブクログひょんなことから神様たちの御用を聞いて回る人間“御用人”になってしまったフリーターの良彦。いろんな神様と出会って、人の思い、神様の思いを知って、御用を果たしていく。 なんとなくしか知らない神様と神事に関する話も面白い。 もふもふの黄金もなんだかかわいい^^ 次も読んでみたい!
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ現実のどこかの地域で、実際あるんだろうな…ファンタジー小説。 神様の名前は漢字が多くて読みにくいけど、内容は簡潔でスラスラ読める。 主人公と神職、主人公と方位神とのやり取りが、そう思わせる。 話の舞台が京都なのに、登場人物が標準語(関西弁ではない)のが不思議。神様が関西弁っていうのも変だけど笑
0投稿日: 2018.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こちらは以前から出ていて、確かもうシリーズ7が出てたと思います。 私はまだ読んでなかったので、神様の御用人シリーズの1です^^ 面白かったですw いつも人間の願いを聞いている神様たちですが、でも実は神様も困ってるんです悩んでるんですw そんな神様の御用を聞いて回ると言う神様の御用人の証とも言える『宣之言書』を持ったばかりに、面倒臭がりのフリーターの良彦が、人間以上に人間味あふれる八百万の神様たちとその願いに振り回されるお話です(^~^) ギリシャ神話もそうだけど、日本の神話も神様って嫉妬や妬みも持ち、なんかすごく人間味があって、身近に感じますよねw それもあって私は神社が好きなのかなぁ(笑) くすくす笑えたり、思わず涙がほろりと出たり、でも読み終えたときにほんわかと温かな気持ちになれる作品でした(^∇^) こちらはコミックスも出てると言う事なので、マンガで見ても面白そう~ こんどそっちも見てみようo(^▽^)o
0投稿日: 2018.08.16不思議な作品
ありえない設定なのに、不思議とスッと頭に入ってきて現実と混同しそうです。神様が身近に感じられるようになりそうです。主人公に与えられた課題の解決法がワンパターンで「ない」のが魅力的。どの話も、わくわくしながら読み進められます。おすすめのシリーズ。
0投稿日: 2018.08.10
powered by ブクログモフモフの黄金が可愛すぎます!食べ物や目新しい物を前にした時の反応に、キュンとしてにやけてしまいました。
0投稿日: 2018.07.30
powered by ブクログ神様だってスイーツを食べたい!?自信を失くしていじけてしまう!大事な思いを伝えられず後悔し続けている。こんな人間味ある神様たちを、時々悩めるフリーターの良彦は、素直な思いで助けていく。 表紙のイラストにも惹かれて、朱印帳を持って神社に出かけたくなる。
0投稿日: 2018.07.26
powered by ブクログ神様をこんな風に気楽に描いて良いものかと少しだけ思いましたが、遠い昔から数多の変化を寛大に受け入れて来た八百万の神なら問題ないか。 神社や神様がこれまで以上に身近に感じられるところが魅力です。
3投稿日: 2018.07.08
powered by ブクログ神社ネタは好きだけど、ラノベの枠から出ないただの物語。 こういう作品が売れている、オススメされている、ってことが疑問。 中高生向けの作品を担ぎ上げてるようじゃ未来が無いよ
0投稿日: 2018.05.04
powered by ブクログ神様系と表紙が好きだったから呼んでみた 土地神とかは知ってたけど ここに出てくる神様は初めて知ったし 神様の説明もわかりやすく書いてあって おもしろかったし 神様を想うことを大切にしたいって思った 神社に行きたい
1投稿日: 2018.04.12
powered by ブクログまさに神様クエスト。 舞台は京都。神社、日本神話好きの人は面白いかも。 作家さん、女性だったんですね。 よんでて気付かなかった。
0投稿日: 2018.04.01
powered by ブクログ旅行に行くと、その地の有名どころの寺社仏閣にはとりあえず行きます、御朱印帳も集めてます。でも最寄りの神社には行ったことありません、願い事もしちゃいます。神社の名前を知ってても神様の名前は知らないです。そうですよね〜、まず見守っていただいている感謝をしなきゃいけませんよね。神様だってお願いばっかりされたら疲れちゃいますよね。そんな反省をさせられた本です。今度自宅近くの神社に行ってお礼と近況報告してきます。黄金が狐神と言いつつ神様らしくない言葉使いで親しみを感じる。
0投稿日: 2018.02.21なにごとの おわしますかは 知らねども
冒頭いきなり御成敗式目の一節が示されます。「神は人の敬いによって威を増し、人は神の徳によって運を添う。」私は、御成敗式目の中にこんな文言があるとは、まったく知りませんでした。でも、その通りなのかもしれません。 私も主人公同様、葬式はお寺、クリスマスにはケーキ、正月には神社に初詣する人間です。でも日本人には宗教感がないとよく言われますが、それは誤りだと思います。 各地に残る豊穣を願うお祭りや、初詣に集う老若男女の群れ。キリスト像だってお地蔵様だって、泥だらけの足で平気で踏みつけることの出来る日本人は、なかなかいないでしょう。科学の粋を集めた原子力発電所の建設前でさえ、地鎮祭をやらないと気がすまないのが日本人です。 この小説は、とても平易で面白く、キツネは「ライラの冒険」のダイモンみたいで楽しくなります。しかし、狐神が甘党だったとはねぇ。 出てくる神々はとても人間くさく、ユーモアたっぷりの短篇集ですが、結構、下手な宗教入門書よりタメになると思いますよ。 あれが「本坪鈴」という名称だというのも初めて知りましたし、あれが「五体投地」という行為だというのも初めて知りました。 物語の中で神様に対し、「あんたはそこにいるだけで、充分優しいんだ」というフレーズがてできますが、それを読んだとき、西行の歌を思い出しました。 なにごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる このシリーズ。はまる人は、ハマってしまうでしょう。私?勿論、次も読みたいです。
1投稿日: 2018.02.03
powered by ブクログたくさんの神様が出てきます。そして神様が少し身近に感じられます。 神様の困りごとを解決するという御用人を主人公が引き受けて解決して行く話。色んな神様をもっと知りたくなるし、今まで参拝した神社はどんな神様が祀られたのかすごく気になった。 モフモフ黄金がかわいいです。
0投稿日: 2017.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 神様たちの御用を聞いて回る人間―“御用人”。ある日突然、狐神からその役目を命じられたフリーターの良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになり…!?特殊能力もない、不思議な力を放つ道具も持ってない、ごく普通の“人間”が、秘めたる願いを持った神様たちにできること。それは果たして、助っ人なのかパシリなのか。モフモフの狐神・黄金とともに、良彦の神様クエストが今幕を開ける!
0投稿日: 2017.12.08
powered by ブクログ高校生の息子に借りて読んでみた。正直、自分では借りたり買ったりしない本だっただろう。で、読んでびっくり。テンポよい巧い文章で、笑いあり、感動あり、最後に涙あり。とっても温かい気持ちになれた。読後に調べたら2017年8月現在で第7巻まで刊行されてるベストセラーとのこと。納得。
2投稿日: 2017.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良彦と黄金のコンビいいなぁ。 良彦の人柄の良さと、小言を言いながらも認めて、見守ってくれてる黄金。 ほっこり。 出会う神様も、みんな個性的で愛嬌がある。 ほろりとするシーンも。 神社のこと、神様のこと、にわかにしか知らなかったから、そうなんだ!ということも多くて勉強になる。 すいすい読んじゃう。 続きも楽しみ。
1投稿日: 2017.09.16
powered by ブクログ人に、神様に、まわりのものに、優しくしたくなる、優しくしなければ、と思わせてくれる。 どの神様ととても愛おしい。 神様の願いは、神様だからなのか、やっぱりとても深い深い想いが詰まってる。 これからは、今までよりも幸せな今に感謝するように挨拶をしたい、しよう、と思えた。 黄金さまかわいい…
0投稿日: 2017.09.16
powered by ブクログ良くも悪くも軽く読める文章。セリフ等はややラノベ風なので、小説として好まない人もいそう。 わたしは八百万の神だったり、和というか日本らしい題材が好きなので、それなりに楽しんで読めた。夏目友人帳みたい。
0投稿日: 2017.09.10
powered by ブクログ最初読み始めは、なんとなく時間つぶしくらいの感じで読み進めたが、最後の方は人の感情の表現等、共感できるところも多く、読みやすかった。特に最後の語り部の件は良かった。
0投稿日: 2017.09.04
