
総合評価
(307件)| 64 | ||
| 91 | ||
| 89 | ||
| 19 | ||
| 6 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
8巻ですよ8巻! そのまんま、 「あなたってほんとに変な人 病院にお見舞いにきたのに ずうっと黙り込んでいるんですもの」 「あたしと心中しない?」 って、 そのまんまんですもの! 羽根木徹也は野球部でモテモテ。 なにしろ取り巻きの女の子がわーきゃーいるんですもん。 ちょっと根暗チックな北沢良一はピアノ弾き。 自殺した少年が自殺した場所に行く聖地巡りするくらい。 女王様というかじゃじゃ馬さんな上原直美がヒロイン。 片足を失ってて入院なう。 雰囲気は昭和が香ります。 文章も内容も昭和の匂いがする分ちょっととっつきにくいかもですね。 羽根木徹也の活躍してるシーンをビデオで撮ることになったのが、 根暗ピアニストの北沢良一。 そのビデオを見せるために上原直美と会うことになる。 自殺した少年を思いつつ、 死の気配だけを身近に憧れながら感じながら過ごす北沢良一が、 最初はわからなかったけど、 だんだん、 わかっていく上原直美は死神に取り憑かれていることに。 さらに気づいていくのは、 上原直美に恋してることにも気づいてしまう。。。 死を恐れる心と、 生きていく息苦しさと、 恋心を抱えながら、 仕方なしに生きている北沢良一。 恋のライバルとしては、 羽根木徹也が居て、 でも、 友達で、 いちご同盟なんです。 いちご同盟ってのは、 お互い100歳まで生きて「上原直美」を忘れないでいるって関係のこと。 羽根木徹也の中に流るる血は、 いちご同盟なくして抑えることができない闇の血。 死にたがっていたかもしれない、 漠然とした死を思う気持ちに翻弄されていた北沢良一は、 いちご同盟があるから生かされているような今がある。 なんで「いちご」なの? それは作品を読んだ人だけがわかればいい。 1つ目の秘密。 生きていれば大切な人が死んでいく、別れていく。 大人になって、 中年になっていくと1つ1つ夢を失っていく。 と、 父上の言葉は今ならわかる! これ、 高校生の時に読んでいたら絶対にわからなかった言葉だな。 ちなみに、 このいちご同盟は僕が中学生の頃にでた本ですな。 で、 いちご同盟があれば、 別れも夢も失うことに耐えられるのかな?かな? 無理だと、 今の僕は言える。 四月は君の嘘では黒猫さんが死んじゃったけど、 こちら、 いちご同盟では下馬ていう人間がちゃんと死んでしまうのね。 彼女の死を感じながら、 ピアノを弾けば、 上手く弾けるってのは有馬公生と同じか。 宮園かをりからは手紙だったけど、 こちら、 いちご同盟の上原直美は口パク。 「あ・な・た・が・す・き」は、 良いとして、 「」と、 言った2言目はないわ! と、 これが2つ目の秘密。 ちなみに、 上原直美は安楽死か!? 最後に、 北沢良一と羽根木徹也の交わしたいちご同盟は、 ずっと、 僕の胸にも残るかもしれないなぁ。。。
1投稿日: 2016.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
命と自我と可能性の話。自殺に思いを馳せるピアノ少年・北沢良一と野球部のエース・羽根木徹也は、腫瘍に蝕まれ徐々に体を削られていく少女・上原直美のために2人だけの同盟を結ぶ。漫画から知ったんだけど、教科書にも載ってるんだね。相撲のシーン付きで。「野球には興味がない」なんていいながら試合をつぶさに描写する北沢。音楽の知識こそ皆無ながら北沢に少年期の自分を投影しつつ読んでいたが、流石に学生運動の話が当たり前のように出てくると時代を感じるな。直美は病室でひとり『亡き王女のためのパヴァーヌ』を聴きながら何をおもっていたのか。
0投稿日: 2016.01.23
powered by ブクログ美しくて切ない物語。生と死について考える良一の姿が、忘れられません。私も生と死について考えさせられました。静かに進められてゆく、時間に辛さを感じました。1度は読むべき1作だと思います。
0投稿日: 2016.01.08
powered by ブクログ誰もが共感できる、思春期の中学生が等身大で描かれていた。 将来に悩んだり、寂しくなったり、何かで自分を表現したかったり、自分がまさにその時間を生きているなあと思った。 ピリッと切ない青春小説。
0投稿日: 2016.01.07
powered by ブクログ中学生なんてもう10年近く前の話だけど、当時の気持ちとかすごくわかった。 特別な描写があるわけじゃないけど、いい物語だった。
0投稿日: 2015.12.30
powered by ブクログピアノをよく弾くも家庭的事情から退廃的な死生観を持つ中学生、北沢が私立高校やクラスメイトから引く手あまたの野球少年、徹也とその幼馴染みで病に冒された少女、直美との関わりの中で成長してゆく様子が自分の身の周りで現実に起こっていることのように、感じられた。 個人的には北沢の視点だけでなく、性格的な葛藤を抱えた徹也と寂しさや悔しさから気が触れる手前で耐えていたであろう直美の視点から描いたパートも読んでみたかった。
0投稿日: 2015.11.30
powered by ブクログ人はいつか死ぬのにそれでも生きていかなければならないのはどうしてだろう。 直美や良一たちの交流を通して「生きていかなければ」ではなく「生きていく」という強い気持ちで日々を過ごしたいと思えた。
1投稿日: 2015.11.22
powered by ブクログ三田誠広が1990年に発表した長編小説です。アニメ"四月は君の嘘"にも出てくる作品です。アニメ版だと17話でかをりが言ったセリフ「あたしと心中しない?」の元ネタです。将来に悩み、自殺などの暗い願望に惹きつけられる主人公 北沢良一が、野球部のエース 羽根木徹也や徹夜の幼なじみで入院中の上原直美に出会い、新たな一歩を踏み出すまでが描かれます。良一の成長した姿をベートーヴェンの田園やマーラーの交響曲を使って表現するの良いですね。ラストの余韻を残す終わり方が好きです。この後、彼らはどうなったのか気になります。
1投稿日: 2015.11.09
powered by ブクログ青春もの。 どこかで読んだことあるような物語。 と思ったら「四月は君の嘘」だったかー! 読みやすいけど 主人公の感情にちょっと疑問なところも。 野球のシーンやピアノのところはさっぱりだった。 最後の数ページは読んでてとても眠かった。 本の空気とか、雰囲気は好きなんだけどなぁ なんだか感情移入できなかった、、 でもみんなの評価高いから 君嘘の漫画よんで、 もっかいこの本を読もう! また違うのかも!
1投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログ正と死が絡み合った作品だった。 むりをして生きていても どうせみんな 死んでしまうんだ ばかやろう 自殺した少年が残したがとても印象に残った。自分の試合を撮ってくれと頼まれ、そこで病気で入院している彼女と知り合う。次第に2人は惹かれ合う。しかし彼女には死が待っていた。生きることの危うさが鮮明に描かれていた。
0投稿日: 2015.09.19
powered by ブクログ前から読みたいと思っていた本作。ナツイチのラインナップにあったので購入しました。 物語の結末は知っていましたけど楽しく読めました。いちご同盟って字面は可愛らしいけれど、十五歳の少年二人がある女の子に関してした固い約束だって思うと切ないですね。 全然話は違いますけど夏の庭みたいな印象も受けました。
0投稿日: 2015.08.22
powered by ブクログ生と死を見つめる、15歳に祝福を。 いつか読もう、と思い続けてようやく読めた。どちらかと言えば、あっさりしている。でも、読書感想文の定番になることもわかるテーマ設定。大感動、にはならないけど、自分を重ねやすいのではないか。小説を読み、自分と重ね、考える。もちろん、深く難しく考えることもできるし、読書に慣れていない場合も、きっと何かを掴めるはず。 自殺への憧憬。母や父への不信。コンプレックスを抱かせる同級生。不治の病を抱える少女との出会いと恋。自分の才能と進学の悩み。大げさではない、簡潔な文章でつづられる、15歳の気持ち。 ぜひ、15歳に読んでもらいたい。
0投稿日: 2015.08.09
powered by ブクログ読んでみて、どうして中学校の国語の教科書に載っているのか、どうして中学生のうちに読むと良い本なのかがわかった気がしました。この本のテーマは『自分とは何者なんだろう?』という問いです。そして、特別になりたいという願いを抜け出し大人になる過程を描いています。俗な言い方をすると厨二病からの脱却の物語ですね(笑) 主人公の心境の変化がピアノの演奏を比喩にして描いていること、自殺で命を失う人と病気で命を失う人の対比、両親と子どもの関係・・など様々なテーマが詰まっています。 個人的には物語の後半で出てくる、直美の父の言葉がとっても良くて、子どもができるってすごいことなんだなって思わされる名言だと感じました。その言葉が読めるだけでもこの本を読む価値があります。
0投稿日: 2015.07.16
powered by ブクログ病弱な女の子、スポーツマンな男の子、繊細なピアニスト。自殺について少しだけ考える本。15歳のときに読んでいたら、もっと深く考えて読んだかも。
0投稿日: 2015.07.15
powered by ブクログ世間が決めた型に嵌まれず生きる目的を見出せない中学生は、その型に嵌る機会も失われた進行性の腫瘍を持つ同級生の女の子と出会い、恋愛をする中で自分と向き合い、その苦悩から離れる事が出来ました。 この本には自殺をした様々な学生の手記と合わせて自殺という言葉が沢山出てくるのですが、生きる目的がないことに苦しんで自殺に囚われる人もいるかもしれないと納得しました。 生きる目的に迷った学生の心のケアをしながら生きる目的を見つけられるように、社会に参加できるように育てる親、先生の愛情とパワーは凄いなと思いました。 最近読んだ本に 「アメーバとお前を繋ぐ何億年の線、その間には無数の生き物と人間がいる。 その何億年の線はすべて今のお前のためだけにあった、と考えていい」 (中村 文則: 何もかも憂鬱な夜に より) と書いてあり、この線を繋げることには意味と責任があると思うので頑張って生きようと思います。 私の仕事は目的とデータと理論に基づいて客観的に判断し、それを時間を掛けて積み上げていけば出来る仕事です。 安全が保証された場所で目的に対して労働する為に会社に行くだけで給料は貰えるわけで、生きる目的とは関連なく、世の中に少し役に立つ仕事をしながら生きることは出来るようです。 普段は客観的に考えながら仕事をするので、読書をしたり映像を見て主観を養うことはすごく楽しく貴重な経験です。今回もいい本を読ませていただきました。 (みっちー) 【推薦人より】 かつて教科書で知ったこの作品。10代の頃読んで、とても好きな作品の一つです。 かなりあっさりと読みやすい書き口にもかかわらず、メインの登場人物3人がとても魅力的に描かれていて素晴らしい作品です。 そんな「いちご同盟」を10数年ぶりに読みました。きっかけは、「四月は君の嘘」。 「四月は君の嘘」の原作は漫画で、昨年アニメ化もされたものです。 「四月は君の嘘」は、「いちご同盟」の影響を大きく受けていると作品全体から感じられるものですが、実際作中に「いちご同盟」の本が登場し、一部のフレーズが引用されています。 「いちご同盟」を読んだら是非、「四月は君の嘘」も手に取っていただきたいと思います。 主人公の「僕はラヴェルなんて絶対弾かない」というセリフの意味は、「いちご同盟」の読者ならきっとわかるはず。 (Chro)
0投稿日: 2015.07.02
powered by ブクログ素晴らしい作品だった。全体が綺麗に構成されていて、明確な主題が登場人物の間に精緻に配置されている。それが筆者の繊細な筆で情緒的に描き出されている。この作品の中で描き出される苦悩は多分多くの人が感じているものを深く抉っているなと思った。自分もその一人だった。一人の少年が自殺を通して自我と対面し、生きようとすることを通して変わっていく姿はとても美しかった。
0投稿日: 2015.07.02
powered by ブクログ2015年だし、2015年らしい作品を…ということで、一五にかけて読んでみた一冊。この作品を読まなければわかるようにならなかっただろう、両親のことがひとつありました。そんなこともあるんだなと。夫婦の間に子どもができると、確かに見えていた景色が変わりそうだと思えた一冊です。興味のある方は2015年中にぜひw
2投稿日: 2015.05.23「生きろ」!
傑作。どこにも自分の居場所を見つける事が出来ないという思いから「死」という向こう岸への思いを募らせる主人公が、あるビデオ撮影を頼まれる事で2人の人間と係る事になる所から始まる「死」そのものの物語と、「死」を見届ける事になる主人公が最後に「生」へと向かう事になる「再生」の物語に心が震えました。自分の年代という視点から読むと、物語に出てくる様々な「親」の立場にも色々と考えさせられる点がある物語でもあります。主人公の感情の揺れ動きが細やかに描写され、主人公に絡む2人それぞれとの関係も繊細且つ深いものがあり、素晴らしい余韻が残る物語でした。
6投稿日: 2015.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
君嘘がこの作品の影響を受けてる、って聞いて読んでみました!この本を読むことでラヴェルの下りの意味もわかったし、またアニメ見たくなりました!!やるせなさとかもあって割と暗いけど若干の希望があって良かったなあ 誰かが忘れなければそのひとは記憶として残る、だから覚えていよう。っていうのがとても良かった
0投稿日: 2015.05.02
powered by ブクログこの感じ、『舞姫通信』の時と何となく似てる。 いや、違う本だったかな? 甘酸っぱくて切ない感じとか、足元に流れる暗く沈んだ抗えないものとか、十年早く読んでたらもっと違うく感じたんでしょうね。 でも、いまの私にも共感できる部分があって、そこがまた複雑……
0投稿日: 2015.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友達から借りた。 この前まで放送されていた「四月は君の嘘」にも登場していた一冊。 すごくさらりと読めてしまうくらいに淡々と書かれている。 彼女を失った彼らはどうこれから生きていくのだろう。 最後の良一と徹也の掛け合いから、大丈夫なんだろうとなんとなく安心できた。
0投稿日: 2015.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルだけを見て『いちご白書』の類の内容かと思い手に取ったが、結論から言えば違った。同盟締結部では一人、勝手に一本取られた気分になって痛快であったが、それは本筋とは関係ない。 この小説は、受験を間近に控える中学三年生・北沢良一くんの一夏をめぐる処女喪失の話である。 北沢くんは初め自分の在りたい姿と周囲の望む姿との間に存在する深い隔たりに懊悩し、時に将来の選択肢の一つとして自殺を数えいれていた。 しかし野球部エースの徹也や、徹也の幼馴染である直美との出会いを通じ、彼は喪失を経験することによって、これからの人生を生きる決意を固めた大人へと変貌したのである。 それは、世間一般で言う童貞喪失のように、時に茶化され時に祝福されるような類の喪失ではない。極めて前時代的なイメージであるが、少なくとも惜しまれる価値のあるものであった処女を失うという言葉に当てはめた方がよほど適切であると思わせる程に、深刻な喪失だ。 この物語に登場し、大人に部類される多くの人物は、皆喜ばしからぬ喪失を体験し大人へと変貌を遂げている。家族を失った徹也、輝かしい未来を失った直美、夢を失った良一の両親等、彼らは喪失を経験し、そのあとの人生をも生きる覚悟を決めたことにより大人たらしめられている。 一方、夢と共に死を選ぶいわば永遠の少年のような存在もこの物語には登場する。象徴的なものとしては、小学五年生で自殺を決意した少年等があげられる。自分の中にあった理想と、周囲の環境が描く相応しい像との間にある深い溝に懊悩し、時にそれに抗うような形で命を落とす。他との融和を許さない彼らの姿はいかにも純粋で、大人への過渡期にある若者、例えば良一くんだけでなく、喪失後も生に縛られている大人たちをも惹きつける。酔いのまわった良一の父親の姿は、その代表といっても良い存在だ。 物語が進むに従って、彼の心にぽっかりと開いた喪失の穴が、これまで彼が憎んで止まなかったベートーヴェンやマーラー、他様々な人々のあらゆるものに対する態度への融和を促していく。直美を、そして直美に対し一図であった徹也を失った穴を抱えたまま、物語が終わった先も良一くんは生きていくのであろう。 少なくとも現行の日本社会においては、人は誰しもこれからも生きるという覚悟を決めるうえで、その人にとって大切なものであった何かを犠牲にせざるを得ないということがはっきりしている。喪失による穴が致命傷とならず無事に生き残った私たちは、これから喪失を迎える彼らの為に、かつて自分が喪失したものは何であったかということを覚えておく必要があるのだと思う。 そういう意味で、現在良一くんのような理想と現実の隔たりによる懊悩を体感している世代だけでなく、喪失後の冷めた、何処か諦めて投げやりな物の見方が当たり前になっている世代にも、是非勧めたい一作だと思った。
0投稿日: 2015.04.24
powered by ブクログ著者が書いた小説の書き方を勉強した時に題材として出会いました。 普遍的な価値を感じさせる本です。 もっと早く出会いたかった本のひとつです。
0投稿日: 2015.03.22
powered by ブクログ四月は君の嘘を見た後に読んでいるので、場面場面でシンクロした。 あまり感情移入しながら読むっていうよりは、昔過ごしていた場所の空気感とか雰囲気が思い出されながら読むという感じで。というより今の自分には社会人の価値観の方が普通だと思えてしまうので、そこまで感情移入はできないのかもしれないなあ。 だとするともったいないことをした気分。
0投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログ理想と現実の乖離から、理想を持てないから、自殺をするには様々な要因がある。生きたって何もないかもしれないけれど、そう願う意思こそが人を生かしている。
0投稿日: 2015.03.17
powered by ブクログ2年目も受験がうまくいかなかった。 今までやってきた参考書などが目に入ると、胸が苦しくって仕方ない。 何をやっても上手くいかない。私は何のために、誰のために、生かされてるの?私なんか誰にも必要とされてないよ。こんなに苦しい日々を送らなきゃならないなら、いっそ、死んでしまいたい。 そんなことを考えている時に手にした本。 四月は君の嘘の公正やかをりちゃん、渡、椿らが思い起こされて、小説の世界に入りやすかった。 「無理をして生きても どうせみんな 死んでしまうんだ ばかやろう」 本当にその通りだと思ってしまった。どんな人生を生きたって、みんな結末はおんなじなんだ。疲れたし、まだ無理しなきゃいけないなら、もう、何もかも、やめちゃおうかな。っていう気持ちに改めてなった。 でもやめる勇気がなくて、ヒロインぶって苦悩する。 私はこの本を読んで「よし。頑張って生きよう。」などという気持ちになることはなかったかな…。読み方が雑なのかな? 私は物語全体を通して徹也の優しさに胸打たれた。弱気になっている直美を愛をもって叱ってやるところ、彼女の命が危ういとき、堪え切れずに震えながら涙を流すところ。ちょっとした行動にも直美を思う気持ちが感じとれた。 徹也にとっての直美のように大切な人がいること、直美にとっての徹也のように大切に思ってくれる人がいることに憧れた。こうやって、大切に想える人、想ってくれる人を得たいなって。 恋愛に焦点を当てるなら、もう少し、直美と徹也の仲が深まって欲しかったな(笑)
0投稿日: 2015.03.03
powered by ブクログ教科書に載せれるほど、素直な文章で読みやすかった。 せひ夏休みに読む指定図書にして欲しい。 すでになってそうだけど。 生と死について悩む十代のアンバランスさ。 子供から大人へと様々な人を会して成長して行くことを 少年ならではのもどかしさと共に描いている。
2投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ四月は君の嘘をみて気になったので買って読んでみた 最後のシーンはなかなか良かった、自殺や将来選択、対人関係について深く考えさせられた。 15歳で悩みの多いときだからこそ読んで変わるものがあるかもしれない。また、15歳でなくても昔の自分と重ねて振り返ってみるのも良いと思う。とても良い作品
0投稿日: 2015.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
四月は君の嘘を見て気になって読んだ。 四月は君の嘘と重なるところがあって、いくつか納得させられた。 15歳の主人公の男の子が進路のことに葛藤するなかである女の子と出会い生について考えが改められる話。”自殺”は一つのキーワードだと思う。 内容は主人公たちと同年代の中学生向けだと思うが、どの年代の人でも読める。すらすら読めた。
0投稿日: 2015.02.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても懐かしい気分で読んだ。 その昔国語か道徳の授業で読んだ記憶があり、教科書には十五同盟が結ばれたところまでしか掲載されていなかったように思う。 それから時は流れ、高校時代に友人が「昔教科書であったいちご同盟を何気なく読んだらとても良かった」と言ってきた。 友人にとって特に思い入れのあった作品でも無く、ほぼ内容も忘れていたらしい。 私も同様に懐かしいタイトルだとは思いつつ「ふ~ん」で会話は終了。 そしてさらに時は流れ、先日ぶらぶらしながら本を物色していたらこのタイトルが目に飛び込んできた。 同時に過去の友人の台詞が急速に甦り、読むに至った。 当時は年齢の近い主人公たちの死に対する思いを追って読んでいたが、今では最後の直美の父親の言葉が一番印象に残る。 誰かが死んでも生きていかなければならない。 距離のあった自分と妻を結びつけたのが直美であること。 そして直美がいなくなったこの先も、自分達を結びつけていってくれるのは直美との思い出だと語る。 そしてまた徹也と良一を結びつけたのも直美である。 例え同盟がなかったとしても、直美との思い出がある限り二人も繋がっていけるという希望がこの父親の言葉でぐんと強いものになった。 懐かしさも相まってか、重さや悲壮感はあるものの読後感は悪くなく、むしろさらっと読めて良い。 良一が野球に詳しくないと言う割りには野球の描写がものすごく細かかったのと、友人が笑ったというカツ丼の流れで私も笑った。
0投稿日: 2015.02.06
powered by ブクログ20150205 四月は君の嘘で、渡くんが入院中のかをりちゃんに暇つぶしにと持っていった本の中に「いちご同盟」を見つけました。光がさす教室に女子生徒がぽつり、外を眺めている表紙が印象的で、アニメを見た時すぐにいちご同盟だと気がつきました。いちご同盟には四月は君の嘘を思い起こさせる場面がいくつかあり、その度に何故だか喉まで涙が込み上げてきました。一番最後のページは文字が霞んで見えませんでした。 私も、生きていたってしょうがない、今なら死ねると思ったことがあります。この先の将来がどうなるのか不安で、だったらもういっそ誰か殺してくれたらいいのに、そうすれば不安な気持ちを抱えている現状から解放されるのにと思ったこともあります。 ほんの二週間前、同じ学部で同じ学年の女の子が亡くなりました。名前すら知らない、話したこともないその女の子の死を知った時、私は怖いと思いました。まだ死にたくないと思いました。 私は、不安ながらも将来に希望を持っている自分に、その時気がつきました。死にたいだとか、殺してほしいだとか、冗談で思っていたつもりは全くありませんでした。しかし、わたしはまだ死にたくなかった。だから名前も知らない彼女の死を怖いと思った。自分で自分の将来に期待していたのです。私はまだ生きていける。私は期待を持って生きていけます。 「可能性がある人がうらやましい。自殺のことを考えるなんて、贅沢だわ」
1投稿日: 2015.02.06
powered by ブクログ「苺」同盟かと思って読み始めたら、全く、これっぽっちも、そんな類の話ではなかった。 先入観が差し引かれていれば、もう少し面白く感じた気がする。 150205
0投稿日: 2015.02.05
powered by ブクログわたしにとっては、たいして深まらない、 ヤングアダルト作品ならこんなもんかなあ 描写が鬱陶しいです。 こういうテーマの小説なら「白鳥の歌なんか聞こえない」とかのほうが断然いい
0投稿日: 2015.02.03
powered by ブクログ3人の15歳。 生と死がテーマであるが、「自殺」を正当化しようとする影が潜んでおり暗く読んでいて辛かった。 大人という未来が確定しない15歳くらいの同世代の読者ならまた違った読後感だと思うが、もし自分の子供がこのくらいの世代だとしてもあまり読ませたくない。 とはいえ「死」が「生」を生み「命」を繋いでいく瞬間を読者は目撃させられる。 それを考えるとこの作品は「生」に対して非常に真摯で、読者に「生」を強烈にぶつけているともいえる。 これを理解できるのはすでに何らかの「死」に出会っているのが条件かもしれないが・・・
1投稿日: 2015.01.18
powered by ブクログ2014/12/28読了。 子供のころ図書館で見つけて読もうとしたものの、活字慣れしてなくて断念した作品。ふと思い出して購入。
0投稿日: 2014.12.28
powered by ブクログ1人の少女の生、そして死に、 2人の少年は 戸惑い、迷い、決断をする。 急流のような展開の速さが、 不安定な15歳の心境を 表現しているようだった。 多分、自分も同じ歳に読めば、 もっと共感できたかもしれない。 余談、かつ場違いなことだけど、 死にゆく人は知らぬ間に これからも生きていく人の心へ 入っていこうとする。 今を生きる人は、その人の事を 記憶として生き永らえさせる。 生と死の関係とは そういうものではないかな…と ふと、思った。
0投稿日: 2014.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全てが突然という印象 野球部のエースと友達になるのも突然 病院に連れて行かれるのも突然 そこで病気の女の子と知り合うが、好きになるのも好かれるのも突然 女の子が亡くなってしまうのも突然 全体的に現実の世界とは異なるように感じたのだが、考えてみると中学生の頃とはそんなモノだったかもしれない 誰かと友達になるなんて突然だったのかもしれないし、誰かとの好き好かれも突然だった 意外にも、これはいちご同盟の歳頃、、、15歳の等身大の物語なのかもしれない 主人公はピアノ音楽を志す15歳の少年 主人公はビデオの使い方を知っている事から、野球部のエースに「試合をビデオで写してくれ」と言われ、ビデオ撮影した後には病院に連れて行かれる 病院に行くと病気の女の子がいて、試合のビデオを見せ、その子は一喜一憂しながら試合を見る エースの彼女なんだと思いつつ、主人公もこの女の子に惹かれていく 女の子の病気は良い方向には向かわず、病院に行くたびに不安定な様子を見せながらも、3人の関係は妙な三角関係に発展していく その中でエースとの友情は育まれ、全ての15歳の子が悩む「進路」という難問にも決断する 女の子は亡くなってしまうが、それが主人公の向かう方向性を決断させる 15歳の決断というのは、日本ではある意味「人生で最初の大きな決断」になる 実際には、一流や超一流といった領域を目指すのでもない限りはその決断で失敗しても取り返しはつく事もあるだろうが、やはりその決断は重要になる その難しい年代を描いている作品 どのように決断するのか、決断するにあたって何を優先すべきなのか、当然ながら決断の先は見えないが勇気を持って決断できるのか、、、 その年代の頃に読むべきというコメントを口コミか何かで見たが、私の場合はその時期に読んでも同じ事だったかもしれないな
0投稿日: 2014.12.13
powered by ブクログ直美のお父さんが素敵。あとは陳腐な感じが。そんなに名作かなぁ。特殊な中学生がちょっと年よりも早い経験をする、そんな小説にしか読めませんでした。
0投稿日: 2014.12.12
powered by ブクログ少年期の心の機微が非常に繊細なタッチで描かれている作品。良一や徹也の直美への感情についての描写は多かったが、直美から良一、徹也に対する感情の描写がほとんどなく、つかみ所がないのも興味深い。意外に直美はどちらに対しても恋愛感情を抱いておらず、もうすぐ命が尽きてしまう事への恐怖から、無意識のうちに心の拠り所を探していただけなのかもなんて思ってしまったり。 飛び降り自殺した男の子、死ぬなんて思ってないうちにバイク事故でいきなり死んでしまった同級生、まだ生きたいと思い続けて死んで行った直美。三つの死、すべて同じ死だが、全然違う。
0投稿日: 2014.12.07
powered by ブクログ暗い!タイトルを考えれば。 でも二人の男達には、もの凄い経験になっていき風化していく正しいし、そうなった方がいいのだが時として辛い時もあるだろうな。 少女の事を思えば、男としてはかなり切ない。もっと生きたいと強く願う姿に胸が痛い。 「入院という選択肢も入れといて」この言葉は小説を読めば誰もが響くのではなかろうか。また死を目の前にする人に自殺をすることは贅沢って…凄く考えさせられる本でしたよ。 辛い恋愛小説でした。
0投稿日: 2014.12.01
powered by ブクログ「四月は君の嘘」が好きで、そこから興味を持って読んだ本。 読み終わってから亡き王女のためのパヴァーヌを聞くと白く明るい直美の病室が浮かぶ。 いちご同盟がそんな意味だったとは。 前から題名だけはよく聞いてたけれど、中々手が伸びずにいた。何で今まで読まなかったのかと後悔。 それでも今読んだからこそ響くものがあったと感じている。
0投稿日: 2014.11.24「君嘘」好きなら、ちゃんと読んでおいてください
基本的に、直球でお涙頂戴 的な作品はあまり読まない(偏屈)けれど、 これに関しては、すんなりと。 「いちご同盟」の意味は沁みました。 「四月は君の嘘」で引用されていたので、読んでおけばもっと楽しめる、と思う。
2投稿日: 2014.10.03
powered by ブクログ期待してたけれど、そこまで合う話じゃなかった。野球とか、クラシックの曲名とか、理解できない部分が多かったのが残念。これといってインパクトはなかったけれど、直美のお父さんの言葉が素敵だった。直美の想い出が、わたしたちを結びつけてくれるはずです。って。生きる意味を問う作品だったけれど、彼女は確かにそこにいて、誰かと誰かを結びつけて、誰かの心に深く残ったんだな、と。
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログ自分が生まれた年に書かれた小説。時代を感じさせない筆致と登場人物のリアルさに一気に引き込まれた。少女の一見捨て鉢で諦めたような、しかし本当はもっと生きたいと強く願う姿に胸がいっぱいになった。 人生はなにがあるか分からない。3年後、10年後、どんな選択肢を選ぶのか。 「入院という選択肢も入れといて。」 この言葉にぐさりときた。
0投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログ苺同盟ではなかった。(ヒドイ) なんていうんですか。ジュブナイルというんですか。主人公が『クラスで自ら孤立していたり、家族ともあんまりうまくいってなかったり、無愛想で、冷めていて、どこかひねくれている、そんな自分だけど、自分的にはこんな自分で良いと思っています』という中2オーラ全開です。繊細すぎて触れたくない時期ですね。よくビデオ撮ってくれなんて頼んだよねてっちゃん。 そんな良一くんですが、これまた繊細すぎる少女と出会い、徐々に中2感が取れて普通の繊細な少年になってゆきます。 私は15歳のとき、生死をあまり身近に感じていなかったし、とても幸せなことに、何なら今もあまり身近なものではないのだけれど、15歳という自己が形成される時期に、それに深く影響するようなことが起きると、本当にそれが自分の根本的な部分になるんだろうね。いちご同盟は、やくそくであり、彼らそのものなんだと。 こういうテーマって教訓的になりがちだけど、これはすっと入ってきました。 本当に、中学生の毎日というような日常が淡々と綴られていて、自然な文体に好感が持てました。
0投稿日: 2014.09.26
powered by ブクログどこまでも透明な水のような小説だった。 人はいつか死んでしまうのに、生きる意味はあるのか。誰もが考える問いに15歳ではなくても多く共感できる。 死を目の前にする人に自殺をする権利はない。 自殺をすることは贅沢なことだ。考え方が一気に変わった。なぜ。
1投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログ「四月は君の嘘」の漫画の流れで読んだ本。 命を扱ったベタな話ではあるけれど、その中でも名作の一つだと思う。 二十歳すぎてから読んだので、客観的に、冷静に受け止められるけど、同年代のころ読んでたらすごく苦しかっただろうと思う。 すごく力のある作品。
0投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログ生きるのは何か、死とは何か。15同盟。 自分のいる意味を考え、立ち止まる若者へ向けて。 久しぶりに読んだー(≧∇≦)いやー!!いい!!
0投稿日: 2014.08.08
powered by ブクログ三田誠広を遠くの作家だと思い込んでいたが、この作品を読んでからはその距離がぐっと縮まった。 いちご同盟の素晴らしいところは「子供の小説ではない」ってところだ。子供と自殺を結ぶと、どうしても思春期特有の勘違いではないかという疑問が現れる。 しかし直子を差し挟むことにより、作品に真実味が増し、普遍性を獲得した。直子の書き方が、とにかく上手い。
0投稿日: 2014.07.31
powered by ブクログ終わり方が少し辛いなー でも主人公が生きることについて前向きに捉えられるようになって終えられていてよかった。
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログ中盤、世の中全ての人が生きるということに対してなんの感慨も楽しみも見出していないのでは…という錯覚に陥る。そこからの良一達の這い上がりのエネルギーに圧倒される。
0投稿日: 2014.07.01
powered by ブクログ14の時に出会った一冊。 当時はどんよりとした青春の話にたくさんのことを考えてモヤモヤしました、 そして15を迎え、もうすぐ20になります。 生きること、死ぬこと。 生きていかなければならないこと。 なんだかんだ私も生きてる。 きっとそういうことなんだろう。 キラキラしたハッピーエンドの楽しいお話ではないけれど、でも何故か一番記憶に残っている、私の中の名作。
0投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログいつ読んだんだろ、見たことあるような文章でした。 自殺を考える少年。 病気の少女。 なおみが必要な野球少年。 それぞれの心の葛藤と行動等が 面白くえがかれていた。 15歳だから いちご同盟。
0投稿日: 2014.06.02
powered by ブクログ本棚を通るたびに気になっていて、でもなかなか手を伸ばさなかった一冊。 おもしろかったから躊躇ってた自分が惜しいということじゃなく、もっと早く読んでおけばよかったと思いました。いちごは苺だと、単純な三角関係の話かと予想してたのに…。
0投稿日: 2014.04.26
powered by ブクログこれも、中高生くらいのときに読んだものだけれども、再読。 これも表紙が変わってしまっています。 さて。 意外に面白かった。 少し、内容の思い違いをしていた(作者名すら覚え違いをしていた 笑)ので、読み直してよかった。 中学生に限らず、日々の人生で悩むことが書かれている気もする。 何歳になったって、何のために生きているのか、自分が何をしたいのか、夢ってなんなのか、生と死ってなんなのか、仕事ってなんなのか、勉強ってなんなのか、常に考える問題ですよね。それに純粋に向き合う本。 本題とは少しずれるけれども、具体的な意味では、自分の人生、それなりにやりたいと思っていたことを実現させながら生きてこられた気がする。 ただ、だから何なのだろう、と思うということは、まだ、何かが違うのかもしれない。何を「したい」のか、もっと、大きな意味でイメージを持つべきなのかもしれないし、もっと違う側面でやるべきこともある。いろいろ、素直に、頑張ろうかな、と思わせてくれるような作品。
0投稿日: 2014.01.26
powered by ブクログ途中からがえぐい。痛いとこを遠慮容赦無くつつかれる。解説で、最後の読み終わった時の感動が〜って言ってたけど、その気持ちはまだわかんないや。
0投稿日: 2013.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「北沢、お前は、自殺したがっていただろう」 「死ぬなよ」 「お前は、百まで生きろ。おれも、百まで生きる」 「百まで生きて、その間、直美のことを、ずうっと憶えていよう」 「わかったな」 「同盟を結ぼう。おれたちは十五歳だから、一五同盟だ。 男と男の約束だぞ」 「わかった」 繊細な少年の恋愛と友情と、 彼に大きな影響を与える大人達の必死な姿。 十五歳の少年少女を描いた小説で、中学の教科書に載った話だが、どの世代にも贈ることのできる一冊。
0投稿日: 2013.12.03
powered by ブクログ10年ぶりの再読。この本に初めて出会ったのは主人公たちと同じ15歳の時だった。15歳の私が受けた衝撃とはきっと比べられないけど25歳になった今もこの本に胸を締め付けられている。野球部のエース・徹也と病気で片足を失くした直美とピアニストの主人公・良一。15歳という子どもから大人へと変わっていく境目にある少年少女の描写が素晴らしい。直美の死を経験し、大人になった良一。死に面している直美の吐く言葉ひとつひとつが重く、「百まで生きろよ」という徹也の言葉に胸が痛くなる。掛け値なしの名作。2012/104
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログ重いテーマを読みやすい文章で書いている。物語は淡々と語られているが、胸の奥底にさざ波を立てられるような感じ。 登場人物と同じ15歳ぐらいで読めば、違った印象になったと思う。
0投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログ昔読んだのを忘れていて、図書館で借り、再読。 15歳の男の子二人と女の子のお話。 十代の主人公と、自分の年齢がかなり離れていることもあり、 病気の娘を持つ父親が、娘の友達の主人公の少年に、 娘と妻を想う気持ちをありのまま語る所が心に残りました。 野球部のエースの徹也の行動、カッコいいです。
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログ憂鬱な青春 「生きたいのに生きることができない人」 「死にたいのに死ぬことができない人」 生きるってなんだろう、死ぬってなんだろう。
0投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログ帰省中に読む本が無くなってしまったので、実家の本棚をあさってなんとなく読んでみた。 中3の男の子と女の子の、生きることと死ぬこと、夢と現実、恋愛と青春、希望と絶望、喪失と再生、そういうものを描いています。 甲子園を目指すヒーローと、不治の病の幼馴染の少女と、音楽高校を目指す主人公と 三角関係であり、友情であり、初恋であり、成長の物語でもある。 15歳だからいちごってことで、甘酸っぱいストロベリーは特に関係ない。 どっちかていうと、ラヴェルやベートーベンのピアノソナタのイメージ。 10代の時に読んでいるんだけど あのころより何倍も伝わってきて理解できた、という気がしました。 その真っただ中だと、青春が青春だとまるでわかってない。 全然違うが、阪神大震災で亡くなった友人を思い出す。 あの唐突に本当に突然に、強制終了みたいな終わり方。 私はもうあのころの倍以上の年になってしまった。 1月17日だけでなく折に触れて彼女のことを考えるのはとても大事なことだと思う。 100歳まで生きて100歳まで彼女のことをこうして思い出せるかな。
10投稿日: 2013.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本を読んで、『死』ということについて考えました。私は直美の気持ちになると、涙がとまらなくなります。直美は、死ぬことにどういう思いを持っていたのか。良一から、自殺を考えていることを聞いたとき、どう思ったのか。自分は自殺しなくても、半年で死んでしまう。私がそういう状況におちいったら、どうしていたのか… すごく感動する作品です。
0投稿日: 2013.08.08
powered by ブクログ中学の時の国語の教科書に載っていた作品。当時は、「同盟」という言葉や教科書に恋愛ものが載っていることに関心をいだいていただけだった。 しかし、この年になって読んでみると、この作品が全く違う作品として読むことができ、非常に新鮮だった。もちろん、中学生当時の教科書には作品の一部しか載ってなかったこともあるが。 この作品では、男女の三角関係を扱っている。しかし、それはあくまで表面上の設定である。作者が本当に伝えたいのは、中学生から高校生になる際の精神的な成長についてであると思う。 社会人として働いている今は全く考えなくなったが、中学生だった当時、死について考えることは多かったと思う。ただ、それには明確な理由があったわけではなく、なんとなくだった。生活が苦しいからとか、家庭の問題が苦しいからとか、クラスメイトとうまくいってないからとか。 小学生だった頃と違い、中学生になると段々と社会の断片が見えてくる。それとともに、社会というものにたいして、ナゼ?がたくさん生まれてくる。そもそも高校に行くのに試験というものがあるが、なぜ受験勉強をしなければいけないのか。よい高校にいったからといって、よい生活が保証されているわけではない。勉強をしてなんの役に立つのか。自分は将来何をしたいんだろう。 そんな疑問、すなわちカベを、様々な経験をとおして乗り越えていく主人公を書いたのが、この小説だと思う。
0投稿日: 2013.08.02
powered by ブクログ野球が関わるという理由だけで手に取ってみた本だったが、読んでみると、文章は読みやすくしっくりと来る。結末はどうしても見えてしまうが、それまでの経緯、流れ、セリフ回しが良い。哲学とか考えことしちゃう主人公を始め、クラスメイトが将来どうするか、イジメを受けていた同級生の死、淡々と過ぎ行く日々は何が起きても時間は流れるし、何者にもなれない現状を打開する術も見つけられずに死を意識してしまう点なんか、過剰とも思えるけど、とても共感できる。 ピアノは詳しくないが、どうしても本作に出てくる曲は聞いてみたくなる。
0投稿日: 2013.07.10
powered by ブクログ中二病まっさかりの人は読んではいけません。中二を卒業してから、「イタいなあ」と思いつつ読んだほうが良いです。
0投稿日: 2013.07.02
powered by ブクログちょうど音大受験をするか悩んでいた頃に、 この本に出会ったので、とても共感する部分が多かった。 音楽の勉強だったり、曲目、演奏法・・ そのへんの描写から、主人公の気持ちを感じ取ることも多かったので、 ピアノを少し本格的にやったことのある人なら、 2倍ストーリーを楽しめると思う。 ありきたりなストーリーではあるが、 3人それぞれの思春期の痛々しさも残る感性が みずみずしく、でも淡々と描かれていて、 良い気持ちで読めました。
0投稿日: 2013.06.27
powered by ブクログ中学のときに読んだんやけど、仕事の関係で強制再読。 こーいうのって大人になってから読むと、学生の頃にちゃんと読んでおきたかったとか思うんやろうけど、学生の頃読んでも感情が成熟してなくてぜんぜん響いてなかったんよなあ… もったいないのかそんなもんなのかはよくわからん。 ところで、主人公勢の話よりも船橋のラストがいちばんぐっときたぞ。
0投稿日: 2013.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この閉塞感……パネェ! 久しぶりに読み返してみたけど、なんかゾワゾワする。 あ・な・た・が・す・き(ry あのセリフいいよなぁ……。
0投稿日: 2013.06.27
powered by ブクログ小学生か中学生の時の国語の教科書に載っていたので大人になって読んでみました。 主人公の生と死へ対する葛藤は少なからず影響を受けました。 この作品を読んでから、生きるという事と死ぬという事、それ以外の事にも深く考えるようになりました。
0投稿日: 2013.06.24
powered by ブクログ文章は読みやすいです。 野球のくだりとピアノの描写がこの小説で占める割合が多いのに、双方とも全く共感を得られるものではなかったので、自分の共感性のなさが残念でならない。 中高生の時に読んでいたら感動したかもしれないです。
0投稿日: 2013.06.13
powered by ブクログ『いちご同盟』 忘れてはいけない記憶や思い出がある。 ボクたちは生きていこう。 ボクらが死んでしまったら、アノ子のことが思い出せなくなってしまう、語ることができなくなる。 きっと読んだ人も『いちご同盟』の一員なんだ。 (きっと誰かは誰かのことを思い出すために、生きているんだ END)
0投稿日: 2013.05.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
劇場で映画を観て以来ずっと気になっていた本。 15年越しくらいにようやく読んだ。もっとかな? 物語自体には悪い部分は何もないのだけれども、 文章表現で気になってしまう点がふたつ。 どちらもスポーツに関する部分。 主人公の良一が徹也の野球の試合をビデオで撮影するシーン。 野球というものに興味をもったことがない、 解説を聞いてもどこが面白いのかわからない、 そう言っているにも関わらず、 コーナーをついた鋭い球だの、 三塁線を遅う強烈なライナーなど、 興味をもっていない人間がそんな表現できないだろうと。 そんなことが気になってしまった。 主人公が試合の様子を解説しなければ物語として成立しないのは わかるのだけど、どうにも違和感が拭えない。 終盤の病院での相撲をとるシーンでも同じく。 では、他の表現どうするの? と言われても出てくることはないけれど…。 そういう点が気になってしまって、う〜ん…と思わざるを得ない。
0投稿日: 2013.04.28
powered by ブクログ死をテーマにしてるのに、読後感は、良かった。でも、読み始めは少し重たく感じた。 芥川賞の「僕って何」以来の三田誠広を読みました。
0投稿日: 2013.03.13
powered by ブクログ同い年とは思えないような 大人びた印象のお話でした もう少し、大人になってから 読んだら良かったのかも と思いましたが 今読んだから良かったのかも しれないなぁ、と思いました 歳をとってから もう一度 読んでみようと思います。
0投稿日: 2013.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生徒に貸してもらったので読了。 死にたくなった時、この本を読んでおけば「心の保険」になってくれるかもしれない。 子供たちが読んだらどう感じるだろう。 ●子供は生きた時間が短いから、どうしても死への考えが浅薄である。だからこそ「死を悟った直美の気持ち」をわかることができるはず。同じ子供なんだし。 もし大人が死を宣告されたらどう考えるか。大人は力を持っている。少なくとも20年以上は生きているのだから、それなりの経験や人脈を持っている。だから、自分の何かを残そうとするだろう。あとに生きる人へ何か恩返しをしようとするだろう。 しかし、子供は死ぬにしてもまだ非力である。死ぬに際しても「何ができるか」よくわからないんじゃないだろうか。できても大層な物は難しい。 子供たちは死について重く考えるように仕込まれる。けれど、その実よくわからないまま、なんとなく死は悪ものであるという認識のままにしてしまう。この本を読んでも、とにかく直美を可哀想だと思うだろう。 よくわからないけど率直に出た感情。それこそが直美と共感できる死のイメージなんじゃないかな。 直美も自分が死ぬんだけど、きっとよくわからないままだったんじゃないかな。 ただ、シンプルに物足りなかったんじゃないかな。 もし深読みしたとしたら、それはその人が大人である証かなと。 ●直美の裸体に興奮するかも せめて女である自分を残しておきたい。異性に自分が女であることを認めてほしい。そういう感情はわかるかな? これを機に、自分の性についても考えてほしい。 健常な男と女であること。それだけのことの、それだけの価値を。 ●大人への反発 子供は価値観という武器をまだ手にしていない、弱者である。 にもかかわらず、価値観を確立してそれを振り回す大人と相対さなくてはいけない。時には立ち向かわなくてはいけない。 良一はまわりの価値観がどうしても受け入れられない。 かといって自分は、それに言い返せるだけの価値観を持っているわけではない。 だから悔しい。自分が間違っているという錯覚。自己否定・自己嫌悪。 もっと昔はよかったのかもしれない。個人の価値観<伝統だったから、価値観を持っていないやつも慣習を笠にごまかすことができた。 けれど、現代社会は違う。価値観のないやつは劣等者である。 子供は自分の価値観を振り回す大人を軽蔑するだろう。 子供はまだ価値観を造っている途中である。なのにそれをバカにするような大人を軽蔑するだろう。 楽譜通りに価値を置く母親。勝ち組コースに価値を置く孝輔。おっさんにはもぉ夢は無いと若さに価値を置く父親。 価値観に凝り固まった大人(大人ぶったやつ)を軽蔑するだろう。 その調子で他人の価値を疑え。自分の価値観は自分で見つけるんだ。 ●自殺しなくてもいいのかも 自殺をするのは、今の自分に絶望するからである。今が絶望的すぎて、将来もどうせ同じく絶望だとしか考えられないから、動きたくなくなるのである。終わらせたくなるのである。 良一も、春までは現在に失望していた。 成績があがらず、ピアノも行き止まった。自分には何もないと思った。 けれど、時が経ったらいつの間にか良一は成長していた。そうしたら解放された。動き始めたから、わざわざ止まる(死ぬ)必要が無くなった。 良一は最後は笑った。先生に言われるまで気づかなかったが、笑っていた。 時が人をいつの間にか動かす。人は変わってしまう。だから将来に絶望するのは無意味だと、感じることができるかな。 楽観的に感じ、考えてほしい。 おそらく「いちご同盟」はそれほど美しいものにはならないだろう。 良一も徹也も自分の道を歩きながら、自然と直美の記憶を薄めていくだろう。でもそれは悪いことではない。 この同盟を重い縛りにしなかったことに、作者への好感が持てた。 以上。
0投稿日: 2012.12.07
powered by ブクログ最初は『僕って何』の頃の印象が強かったからこんなにライトな文体になるなんて!って思ったけど、文の合間合間から左翼的なモチーフが見え隠れしたり、たまに物凄く鋭い表現が出てきたり。 何者にもなれないことを悟った青年期の少年の鬱屈を描くのが非常に上手いね。 不思議なことに90年代の小説を読むと今とほとんど文体が変わらなくて違和感なく読める。 それも最近書かれたものか20年前に書かれたものか全く判別できないくらいに。 ただ、70年代の作品になると決定的に違ってくる。この時代の作品が一番好きだけどね。 何処で断絶があったんやろ、不思議。
0投稿日: 2012.10.29
powered by ブクログ題名にひかれて、図書館で借りた 『僕って何』と同じ作者の作品とは思えなかった 15才の3人のいき詰まり感がリアルなのだけれど、妙な清清しさがあった 中学生におすすめ
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログ淡々とした文体。ありきたりのテーマ。掘り下げられない個々の出来事。ラストシーンのために付属した本編、というような構成である。
0投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログ(借り本) 生きることに疑問を持っている少年の話とゆうのは良いと思う。 だけど、いろんなことに問題があって苦悩してる姿と言動がミスマッチな気がした。 中学生とは思えない発言だなと思った。逆に大人たちは少し子供っぽい印象を受けた。 最後の方のベート-ヴェンの「田園」を弾いてるシーンがこの小説に一番あってる気がして印象深い。
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログ私にとって、この小説に描かれる、 中学生のかわいい恋愛なんか言ってみればどうだってよかった。 そんなんじゃなくって、 響いてきたのは一つ一つのフレーズやコトバ。 どうせみんな 死んでしまうんだ 小学生にこんな思いを抱かせる失望が悲しかった。 だけど、生きてればいいことあるって!とも言えない。 生きたくても生きられない人がいるのも分かっている。 理想すら持てない失望の中で、 もう生きててもしょうがないと思うことはやっぱり許されないことなのか? 未来があるから悩む。 生きること、守ることに切迫していないから悩む。 それはそれで幸せだと思う。 大人になるにつれて、 夢が、 一つ一つ、 消えていく。 現実を生きるために。 諦めがつく。 納得させる。 それって幸せなの? 自分で守りたい人ができるまで、分からないかもしれない。
0投稿日: 2012.08.06
powered by ブクログ古本屋でまとめ買いして積ん読になってた一冊。 なんで買ったのかも忘れちゃってます(笑) 可愛らしいタイトルからは想像つかない内容でした。 高校受験を控えた中学三年生の、親との軋轢や大人の社会の反発、未来への不安、死、病気、恋、友情が、主人公と同級生の友達、その幼馴染の女の子との関係を軸に描かれています。 情景描写をおそらく意図的に省いてる風なとこがあって、急に時間が過去にいったり戻ったりというようなことがあるので少し読み辛かったです。 青春時代に同じような葛藤をした人には、共感できる部分が多いのではないかなと思います。 自分自身は、この時期に大した反抗期も無く、そういう点でいま一つ面白く読めませんでした。
0投稿日: 2012.08.03
powered by ブクログふわっとしていて、つかめそうでつかめない、と言う感じ。その空間を埋めるのが読者の想像力なんでしょうかね。 昔、テスト問題にもなっていたけど、この本がぴたっとはまるのは何歳くらいなんだろう。 北沢と徹也と直美。友情でもなく恋愛とも言い切れない。そんなものよりもっと脆くて、でも強く結びついた3人。 幼馴染の2人に北沢が出会うのが最初。友達?ううん、進むにつれて、友達よりも複雑で深い関係になるんだな。 北沢の、それまで感情をこめた演奏が変化するところがハイライトかな。 なんやかんやいってよくわからないっちゃわからない。国語の問題になりそうだなーと思った。でも、なんか心に溜まる感じがあるから、やっぱりいい作品なのではないですかね。
0投稿日: 2012.07.28
powered by ブクログ小説中の会話は普通すぎてあまりおもしろくなかった。 しかし、それを補っているのが音楽と心の交じりあいの描写である。 様々な登場人物の友情、恋愛の想いが音楽を通じて伝わってくる。 私も音楽が大好きなので、心に響いた。
0投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログ読了は,高校1年生の時に読んで以来。命に直面した主人公の中で,命というもののとらえ方が変化していくさまは,涙なしでは語れない。
0投稿日: 2012.07.16
powered by ブクログ高校の夏休みの課題図書で読まされました。数ある本の中からこの本を選んだ先生。こういうのが好きなんだ、ふーん、先生ピュアだな、って感じで読んでました。 なんだかんだで号泣させられた小説の一つです。高校生の当時の自分だからこそ感じられたものも多かったように思います。病室でヒロインが胸部を露わにするシーンは幾つかの意味で刺激が強かったですね…。 あの時期にお勧めされたのは良かったのかな。やっぱり。あぁ青春よ。
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
会話が何となく不自然。全体的にぼんやりしてて私はあまり好きではない。本当なら★のところ。 だが、直美の最期の声にならない言葉で泣けた。
0投稿日: 2012.06.29
powered by ブクログモラトリアムを抜ける時のことを覚えている。なんでもかんでもすべて手に入れたかったし、やろうと思えばできると思っていた。でもあるとき、そんな情熱が山場を越えた。いま手の中にあるもので十分になった。それを大事にしようと思うようになった。気が楽になり、心に余裕が生まれた。人に優しくできるようになり、中途半端を許すようになった。戻りたくはないけれど、かけがえのない憧憬がこの本の中にある。確かに自分の中にあった時間。それを少しだけ思い出させてくれる。かすかな痛み。
0投稿日: 2012.06.27
powered by ブクログ漠然と死を見つめては、ただ生かされてるようにしか思えなくて。 生きることの意味や人生の意義を必死で探してた。 何としてでも見つけなきゃ、生きられない気がしてた。 淡々と物語が進んでいく感じが、純粋で危うい脆さをより際立たせていた。最期もあっさりだったけど、彼の死生観を確実に揺るがすものになったのだろうか。 思春期の少年が、良くも悪くも純粋に生と死に向き合っていくお話。 ただ、全体的にキレイすぎるというか。
0投稿日: 2012.06.15
powered by ブクログ野球部のエースの徹也、病気入院中の直美と知り合いになった良一。自殺した小学生の遺した言葉、「どうせみんな死んでしまうんだ」がいつも頭に響いている。だけど徹也といちご同盟を結ぶ。百まで生きよう。その間 直美のことをずうっと覚えていようと。
0投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログ「自分が中学生の時はこんな深いこと考えてたっけなあ」と思いながらも、良一の悩みには共感するところがあります。おもしろかったですが、ラストはちょっとごちゃごちゃしてしまった感が。
0投稿日: 2012.03.09
powered by ブクログやむいもに薦められて読んだ一冊。 非常に良い小説。感動した。 ◆青春小説 直美と良一、徹也の関係がむず痒いような、少し痛いような、でもほんのり甘い部分のある青春小説である。良一、徹也の二人ともが直美に強い想いを寄せており、直美も二人に対して想いを寄せている。良一、徹也の関係は恋敵のようでもあり、同じ気持ちを共有する親友のようでもある。一言で形容しがたいこの関係を徹也は「おれたちは十五歳だから、一五(いちご)同盟だ。」と定義した。 ◆死生観 この小説の根底にあるテーマは、「何のために生きているのだろうか」ということがある。このテーマは、答えのない問いかけの一つである。直美の生命が失われていく中、直美・良一・徹也(直美の父母・その他の人々もそうだろう)は痛切にこの問いかけにさらされる。直美の生は何だったのだろうか、自分の生はなんなのだろうか、と。 ◆秀逸な描写 とても描写が秀逸で物語の世界にすっと溶け込んでいける。徹也の野球の描写、良一のピアノ演奏の描写が特に秀逸。緊張感や葛藤が非常によく伝わってくる。
2投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ高校のときの模試で 出題されたことあったから 気になって読んでみた 模試で使われてた一部分しか 盛り上がるところがなかった気がする
0投稿日: 2011.12.29
powered by ブクログ生きるということ 死ぬということ 何をして生きるか 何をしたいのか 残酷な運命が 掛け替えのない出会いを 連れてくることもあるということ ヒリヒリとした緊張感の中 話が進んでいく キラキラ光るものが詰まっていた
0投稿日: 2011.12.25
powered by ブクログ中学生の良一は、ある日突然、馴染みのない野球部のエース徹也に「人の命が関わる大変な試合のビデオを撮ってくれ」と頼まれる。その後、徹也と共にビデオを持って訪れた病院には、徹也の幼なじみの直美が入院していた。実は直美は病気で足を切断していた。時々、死というものに引かれることのあった良一にとって、直美との出会いは心を揺さぶられるものだった。 その後も直美を見舞い、徹也とも交流を深める良一。自分の進路の悩み、直美への淡い思い、徹也との友情。十五歳の彼らの揺れ動く気持ちが瑞々しい。 同じ世代の頃に読みたかった。
0投稿日: 2011.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学生のときに読んでいればよかったな、と思った。 まさに青春の悩み満載! …でも昔、そういうの読むのむず痒くて嫌いだったな笑 音楽の悩みは共感できた。その他の色々な悩みも、昔の自分や今の自分にあるものだった。 直美が死ぬところの描写が、今の自分には辛かった。近いうちに自分も経験するんだろうな…ついつい想像してしまう。 最近忘れかけていた。死と隣合わせの生活しているんだった。 後悔しないようにしないと。
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログ中学生のときに、推薦図書で初めて読みました。 そして今でもわすれられない一冊です。 多感な時期の少年少女の心を描いた、清々しくも切ない。。。おすすめです。
0投稿日: 2011.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「同盟を結ぼう。おれたちは十五歳だから、一五同盟だ。男と男の約束だぞ」 永遠に結ばれないようで、逆に言うと永久にあり続ける恋。 どこまでもプラトニックで、とてもとても哀しい。 そんな少年の恋と、進路への不安が描かれてる。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ「思春期は最も死に近しい時期だ」といったのが誰だったかは忘れてしまったが、それはあながち的外れな言葉とは言えない。「未成熟な人間の特徴は、理想のために高貴な死を選ぼうとする点にある。これに反して成熟した人間の特徴は、理想のために卑小な生を選ぼうとする点にある」はサリンジャーだったか、この作品で綴られる物語はその二行ほどの文章でまとめられる。 だが、その二行の文章から、小説はこれほどまでにはかなく美しい物語を作り上げることが出来る。直美の手術前、病室で良一と二人きりになったときの彼女のもろく気高い姿を、自らの本能的とも言える熱情と幼なじみへの愛で苦しむ徹也の姿を、死に憧憬を抱き、袋小路に見える進路への悩みから自殺した若者の文章に惹かれてしまう良一の姿を、こんなにも繊細に描くことが出来る。 読んでいる途中、こんなものを読んだら繊細な少年なら死んでしまうと思った。でも、読み終えて、これを読んだら男の子は誰も死ねないと思った。決して多くはない紙数の中にいくつも印象的なシーンがあった。読み継がれていく作品とはこういうものなのだろうと思う。名作であった。
0投稿日: 2011.09.25
powered by ブクログこれ読んだのは確か中学の頃だったかな。 自分が小説にハマるきっかけ。 といったらちょっと大げさだけど、 小説は別に嫌いじゃなくて宗田理とかも読んでたけど、 初めて小説で感動したのはこれが初めてだった。 当時はまだチェリーボーイで、好きな子に告白する勇気も無かった。 妄想ばかりで、ピュアでアソコに毛が生えたばかりだった頃の俺が読んだ純愛小説。 タイトルのいちご同盟はストロベリーではなく15(いちご)と言う事で、15歳の少年少女の恋と友情の物語。 そして、それに絡んでくる死と生。 余命いくばくもないヒロインと主人公。惹かれ合う二人、そしてヒロインを好きな幼馴染。 三角関係もヒロインの未来がなければ成立もしない。 後で知るんだけど、この作者の三田誠広さんは死生観についての本もかかれていて(死のアポリアって本)純愛小説の裏にただよう、死や家族といったテーマが非常に綺麗だった。 ただね 純愛小説と言うジャンル(青春小説かも)はやはり人生の一時期にしか読まないジャンルじゃないかな、と思うよ。 食事の嗜好が変わるように、歳を取れば考え方も、恋愛感も変わった。 セックス抜きで恋愛を考えきれない大人になった今、この本を読んでもきっとそんなに心に響かなかっただろうな。 やはり、あの当時に読んだからこそ心に残る作品になったのだと思う。 そう言う意味では珠玉の一作。 まだ15歳前で恋愛に焦がれる感受性のある少年少女は是非読んで欲しい。 おっさんやおばさんも青春時代にもどる気持ちで読んで見るのもいいかもね。 俺はこの本は二度と読むつもりはない。 当時読んだ事を最期にしておきたいから。 年齢重ねて懐かしくなって昔みたアニメとか本とか見直すことあるけど、 大人になってみたら実は案外微妙だったりするもんで そゆのって興ざめ。 この本は15歳の時に心がぽっかり空いたまま、本を閉じた時のまま 15歳の時より15年以上たって、細かい本の内容は忘れた。 でもあの感動は覚えている。そんな本てあるよね。
2投稿日: 2011.09.12
