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いちご同盟
いちご同盟
三田誠広/集英社
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総合評価

306件)
3.7
64
90
89
19
6
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    なぜだか急に読みたくなって、奥の書棚から引っ張り出してきた。 どうしてだろう。読み終わってから胸が締め付けられてすごく痛くなった。昔読んだ時よりも遥かに悲しい気分になった。 私は15才の時主人公のように悩んでなかったし、死について考えたこともないくらい毎日何も考えずに過ごしてたからかな。 今、この歳になってやっと主人公や直美の気持ちが理解できた気がする。 だからこそ、「あたしと、心中しない?」は強烈だった。 そして、人の思い出とともに生きるのって悪くないね。昔は過去にすがりついているみたいで格好悪いって思ってたけど。 「お前は、百まで生きろ。おれも、百まで生きる」「百まで生きて、その間、直美のことを、ずうっと憶えていよう」

    0
    投稿日: 2011.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    将来について悩む繊細な少年が野球部のエースの徹也から試合の様子を撮ってくれといわれたことをきっかけに重症の腫瘍で入院している直美と出会いう中で生きることの意味についてつかんでいきます。その様子がとても心に響きました。

    2
    投稿日: 2011.07.03
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    青い葛藤。幼いがゆえの危うさ脆さ。それでも清廉で穢れなく、どこまでも純粋な日々。未成熟で未発達で大人になりかけている子供たちの『死』へのアプローチ。儚い約束を経て彼らは少し大人になった。それが良い事なのか悪い事なのかは分らない。それでも彼らだって生きていくしかない。

    0
    投稿日: 2011.05.18
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    タイトルの意味にまったく気づかなかった。なるほど。 中高生の時に読んだ方が、強く共感できそうだが、生死を扱うだけに成人してからも考えさせられる内容でした。

    0
    投稿日: 2011.05.08
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    これは、すさまじい。 どんだけ自殺使うねん、っていうくらいの自殺ぶり。 主人公の愛読書は自殺した人の遺書やら遺稿で、 自殺した小学生のフレーズが繰り返され、 極めつけは、「一緒に心中しない?」だもの。 ここまで暗澹としたものを書くなんて、 書けるなんて、 そうとう著者もゆがんでいたのだろうと思う。 こりゃ、すさまじい。 しかし、性描写なのかそうでないのか、謎なシーンがあり、 そこらへんはっきりしましょうよという感じでしたね。 別に性描写はっきりとあったからといったって、 この物語は崩れないでしょう。 解説のひとが、「感動の物語」だとか、 「感性の豊かな年代に読めたら幸せ」だとか、書いてるけど、 それは筋違いも甚だしい。 感性豊かな人がこれ読んだら、むしろ、狂いかけるでしょう。 一言で言うなら、これは、「毒」

    0
    投稿日: 2011.04.21
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    2010/03/25読了 十五同盟、十五歳にしては色々達観してるなあ。名作と呼ばれるだけあるのか、考えることが色々ありました。 漠然と、命について考えたことはある。だから分かる部分もあるし、そうでないところもある。 ぼんやりとしている。 妙な関係の三人組が、その漠然さを醸し出している気がする。

    0
    投稿日: 2011.03.29
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    友達に勧められて読んだ、三田誠広。 15歳の物語でいちご同盟。 あー中学生のときに読みたかったな。とっても。 一言では言い表せない想いが入ってる。 クラシックに詳しかったら音を想像して読めたんだけどな。残念。 なんか文章的にあんまりすんなりあたしの中に入ってこなかった。これまた残念。 でも嫌いな作品じゃないよ。

    0
    投稿日: 2011.02.26
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    中学にナツイチの広告の「私と、心中しない?」という言葉にひかれて読んだ覚えが笑 久々に再読! 中三の良一は同級生の野球部エース・徹也を通じて、重病で入院中の少女直美と出会う。 良一は、音楽学校を目指すが、自分の感情を込めた弾き方と、入試で求められる譜面通りと弾き方の間で揺れていて、親にも理解を得られず、勉強も中途半端だし、音楽もプロになりたいのか?と聞かれるとどうだろう…ってなっちゃう子。 徹也は、プロ野球に入る気満々で実力もあって、夢に向かって一直線!ってかんじ。 この作品の中核にあるのは生と死で、この良一の「自殺」に関する考えとか、関心って、みんななんとなく共感…っていうか自分も考えたことあるんじゃないかなあ… あたしだけ?笑 なんていうか…この良一の思う「自殺」ってリアルじゃないんだよね…例えば…なんだろ…死にたいほど辛いこととか、絶望したことがあって思う自殺じゃなくて、自分の今の状況を直視するのが嫌、っていうか先延ばしにしたくて、なんとなぁく死んだら楽かなぁ、とか考えちゃう。 自殺について興味がある…というか… 中学よりもう少し小さいと、自分の好きな事が楽しくて、将来の夢とか、なんの疑いもなく考えられるんだけど、 中3って、進路について考えなきゃいけない最初のときで、しかも自分の力量が見えるようになってるわりに、まだ可能性を信じられる年っていうか… そういうのんがグチャグチャして、自殺ってその思考からの逃げ道というか… 本当に実行するわけじゃないけど、これを考えてるときって、少なくとも自分は少し救われてるんじゃないかと思います。 何いってるかわかんなくなってきた笑 でもこの話の場合、目の前で本物の死に触れて変わるんだよね…頭の中の逃げとして、安易に使っちゃダメだって… なんか…つまり…厨二病の延長っていうか…身に覚えがある思考回路だということでした。笑

    0
    投稿日: 2011.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全く違うじゃないか、タイトルと!いちごってそういう意味か!「いちご同盟」なんてかわいらしいベタな(そして少しエロい)恋愛ものだと思ったら!全体的に音も匂いも感じない。無機質な印象。だけれど、時々生死を表すような、とてつもなく力強い物がわき上がって迫ってくることがある。こんなにも静かなのに、それを読むあたしの心はどうしてこんなにも忙しなくなるのだろうか。「理想が失われて死を選ぶのではなく、最初から理想がない」

    0
    投稿日: 2011.02.07
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    中学校の時、国語の教科書に載っていた作品 もちろん、全ての文面が載っていた訳ではなく、 大分割愛された文章だった でも、そこから色々と考えさせられた思い出がある 26歳になった今、久々にこの本に手を出した 元カノに貸す時にも、軽く目を通したはずだけど 今回は色々と心に染みた  むりをして生きていても  どうせみんな  死んでしまうんだ  ばかやろう 主人公が小学生の時、近くの小学生が自殺をした その時の遺書として残された言葉が、主人公の中で大きな影響を与えている 主人公の北沢と野球部員の徹也 親友として付き合うきっかけとなったのは、入院している直美 幼なじみの徹也も恋愛感情を抱き 主人公の北沢も恋愛感情を抱く  病気にならなければ、あなたとは会えなかったかもしれない  あたしも、あなたも、全然知らなかった世界で生きていく事になったはずよ  でも、どういうわけかあたしは病気になり、あなたと出会った(p.172) 出会いのきっかけは色々とある 別れのきっかけも色々とある その物事をどの様に捉えるか 生きる事に疑問を抱く主人公:北沢 病気の中でも、生きる事を切望する:直美 対比の仕方が、とてもきれい そして、色々と学ばされる作品

    0
    投稿日: 2011.01.31
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    なぜか突然お母さんが私に買ってきた本。 ミステリーとかじゃないけど、子供ながらにすごく心に響いた。

    0
    投稿日: 2011.01.26
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    相撲なんかやらない世代の僕はたったそれだけのことで、全然感情移入できなくなってしまった。だって、プロレスごっこすらやらないんだもの。

    0
    投稿日: 2011.01.16
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    おすすめだよと云われかったまま読んでいなかった本。なんでもっとはやくに読まなかったんだろう!命がテーマの青春小説はほとんど重松さん作品しかよんでなかったんだけど、時間も忘れて続きがよみたくなったのは久しぶり。文章自体よみやすくてあっという間に世界に引きこまれた。物語のなかに音楽と色鮮やかな世界、苦しくなるような空気がたくさんつまってる。そういう小説でした。

    0
    投稿日: 2011.01.15
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    読後に味わい深い余韻があるわけではなく、中学生の感傷的な心を描いた、少し野暮ったいお話です。でも、登場人物たちの気持ちは共感できるものばかりで、読みながら、胸がキリキリと痛むことも。冷たい雨の夜なんかに読むと、良かったのかも、と思います(笑)

    0
    投稿日: 2010.12.31
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    どこか遠くにいきたくなる小説。 中学の時に課題図書に上がっていた記憶がある。意味を解するのも億劫になるような重々しい題名の本に比べて、こんな可愛らしい題名の本が何故…?と前々から思っていたが、読み終わった今は、別の意味で驚いている。題名の真の意味にもだが、青春のただなかでぶつかる壁について扱うものが選ばれていることに、だ。 でも戦争などといった想像の及ぶ範囲外のものよりは、よっぽど死が近くに感じられるのかもしれない。 生と死について考える中三だからこそ、この本は良いものだと思う。 お気に入りのシーンは良一が田園を弾くところ。母が驚いているところがなんとも言えない。 そして個人的に徹也の性格がいい。

    0
    投稿日: 2010.12.20
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    さらーっと読めてしまう作品。 15歳にこの作品を読んでいれば 読後の感じ方も全然違っていただろうになぁ。

    0
    投稿日: 2010.11.16
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    表紙で適当に選んでしまったが、 どっぷりハマってしまった。 ハマったというか、 さらーっと読めてしまった。 著者の透明感のある、描写、好きです。 15歳のセンチメンタル。 大人って何? 生きるって何? そんな狭間で生きる15歳は 誰もが通ってきた道。 必ず共感できると思います。

    0
    投稿日: 2010.10.23
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    よくありがちな設定。 病気の子を想う少年2人。 ただちょっと暗い内容ながら、それでも生きていくって いう前向きな内容ではあったと思う。

    0
    投稿日: 2010.09.02
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    「一緒に心中しない?」 そんな言葉からはじまっていく 青春ストーリー! 感動させられました 最後の結末には驚きもありました。

    0
    投稿日: 2010.08.26
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    通勤電車で少し涙が出そうでした。 タイトル的になんか甘いのを想像していたら、 哀しい話。 五体満足なのに死ぬとか言えない。 ちゃんと生きて、その結果として死ぬことの大切さを感じさせる本でした。

    0
    投稿日: 2010.07.13
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    良一の考え方すごく共感できた。 中学3年生が抱える悩みとしてはすごく真っ当だし、 自殺や音楽に対する考え方とかも自分と重なる部分があった。 『音楽』と『野球』と『死』が 全部ごちゃごちゃに混ざってて面白味があった。

    0
    投稿日: 2010.07.13
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    自殺 生きる理由 一度はぶち当たる壁だと思う。 主人公・良一の思いめぐらすことは、まるで私を代弁しているんじゃないかと思ってしまうほどに私とマッチしていて、きっとそれは私のような十代の子供たち皆にもマッチしていると思う。 生きる理由を、自殺してはいけない理由を、いくら論理的に語ってくれたところできっと分からないだろう。 良平はそれを、直美という人生と関わり最期まで見届けたことで分かることが出来たんだと思います。 生きることとは、全力で生きている人を見てはじめて分かるものなのかもしれません。

    0
    投稿日: 2010.07.12
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    主人公の悩みに深く共感して、一時期はどこに行くにもこの本を鞄に入れていた。悲しい話なのだが、どこまでも透明。自殺を考えるのは、贅沢だと直美に教えられた。 また、きれいなピアノ曲がたくさん登場することも特徴。この本がきっかけで、「亡き王女のためのパヴァーヌ」が好きになった。

    0
    投稿日: 2010.07.11
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    タイトルからは想像できない純文学小説です。(笑) 「いちご同盟」って、ちゃんと意味のあるワードなんです。 10代の爽やかさ、ピュアさ、危うさが、すっきり読みやすい文体で書かれていて、すてきなお話でした。 もう一度10代に戻りたい~!って、ぜったい思いますよ★

    0
    投稿日: 2010.07.03
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    自分で買った初めての小説。 可愛らしいタイトルの小説だけど、 中はきれいで透き通って、 だけどどことなく濁ってて、 何回か読み返したけど まだ何もつかめていない感じもします。 また読み返したい(´ω`)

    0
    投稿日: 2010.06.24
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    思春期の当事者の人たちが読む本ていう雰囲気がしないでもなかった。野球してるとことか、ピアノ弾いてるとことか以外の文章は淡々としてる感じで好きだった。中学生の独白のくせに淡々としてて、冷めてる感じが演出されていた、とか言ってみる。僕は、死に対して、なんだかこういうあまったるい印象を持ったことがないんだよねえ。そんなのはひとそれぞれだけど。

    0
    投稿日: 2010.06.06
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    読み始めた時の違和感が読むにつれてだんだんとなくなっていくけれど、最後まで中学生らしからぬ言葉遣いには慣れなかった。 ただ、読後感はよかった。

    0
    投稿日: 2010.06.03
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     昨年も読んだ作品。歳をとったのか涙ぐんでしまった。あ、あとけっこう名前とはちがってシリアスな作品です。苺はでてこないぞー  中学三年生でピアノを弾く無口で自殺について考えている良一は、同学年の野球のうまい徹也に「野球の試合を取ってくれ、命がかかっているんだ」といわれ、野球の試合をビデオでとる。そしてそのビデオを徹也の友人、思い病にかかっている少女、直美と合い、、、、、、  という話です。ほかの説明文とかにかいてあった直美の言葉「わたしと心中しない?」とかって言葉をつかっていますけど、そんなに重要な言葉には自分はみえませんでした。まぁ、けっこうでかい言葉でしたけどね。  主人公がすごいよわっちいやつでした。すぐに折れそうな少年でしたね。  生と死についてかいてる話です。直美の病気のほうがすごく重いので、泣きたかったらこの作品でも読んでみてください。  個人的には終わりはもっと、なだらかに書いてほしかったなだなんておもいましたね。 話がちとそれますが、本を読んで涙がだてきた作品は今回で2回目です。「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」でも泣きました。こっちのほうもぜひどうぞ。こちらの作品は虐待についての話。

    0
    投稿日: 2010.05.21
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    ザ・青春。悩むことが中学生に与えられた使命なんだと中学生だったころを思い出した。人生の厳しさを感じさせる物語でもある。

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    投稿日: 2010.05.15
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    “ どうせみんな 死んでしまうんだ ” 自殺した小学生の子どもが残した言葉に自分を重ねる主人公・北沢。 15(いちご)歳、中学3年生がぶち当たる なかなか伸びない自分の成績、漠然とした将来への不安、劣等感、、、 そして「生きていくということ」への疑問。 そんなはっきりとは言い表せないそうした思いが 北沢を通してじわじわと感じられました。 自殺とかは考えたことないけど、でも何故かひどく共感できて。 そして読みながら無意識のうちに涙を流していた自分にビックリ!ww 静寂のなかにピアノの音が流れている・・・そんな雰囲気が文章から伝わってくる本でした。 それに弟・孝輔の言った言葉がすごく印象に残ってます。

    0
    投稿日: 2010.05.14
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    自分の感想を述べると、素晴らしいの一言。 良一の思春期の心情を的確に描写できていると思う。 中学3年生は受験のプレッシャーを感じたり、自分の進路に自信を持てなくなる時期である。 この本を読んで、当時の自分と重なりあう部分がかなりあった。 嫌なこと、辛いことがあり悩んでいる人にこの本を薦めたい。

    0
    投稿日: 2010.05.06
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    できれば、中学生や高校生の頃に読んでほしい作品です。 繊細な若者の心のリアリズム、命の輝きを書き切った見事な小説です。

    0
    投稿日: 2010.04.26
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    代表的な青春小説。 中学の頃に読んでいたら、もっと色んなことを感じたと思う。 年頃の時期に人の死を通じて学ぶ事は、色んな意味で深いだろうな。

    0
    投稿日: 2010.04.01
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    3/28 読了 就活中の今の気持ちにぐっときた。 ピアノを弾くのは好きだけど、今の技量じゃとてもピアニストにはなれない たとえピアニストになってもそれが仕事になるといい気分で弾けなくなるのではないか ものすごい苦労して有名なピアニストになったとしても死んでしまえばそれでおしまい ピアノを歌に変えたら今の考えにそのまま当てはまってしまうので、読みながら泣きそうになった。 もうこの時期じゃ主人公みたいにリストもいっぱいないからなぁ リストはあるけれども、選べる範囲は年々狭まっていくんだな。成長するってそういうことなんだなって思ってしまった。

    0
    投稿日: 2010.03.30
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    姉に進められました。 考え方が変わる1冊です。 生きるとはなんなのか?改めて考えさせられました。 中学生のいま、読めてよかった本です。

    0
    投稿日: 2010.02.05
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    15歳で読みたかったな。 今よりずっと心に響いたかも。 徹也が主人公に撮影を頼んだり、お見舞いを頼んだり、強引な性格、という言葉で片付けるにはかなり唐突過ぎる気がしました。 ☆3.5かな。

    0
    投稿日: 2009.12.20
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    もっと早く読んでたらよかったかも。 重いテーマだけど、っけこうさらっと読めた。 やっぱりいくら考えたってそれに直面してる人のはかなわないし、なにもできない。 やっぱり人が死ぬっていうのは悲しい

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    投稿日: 2009.12.07
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    父に薦められた1冊。 人の死で人間はまた変わっていくんや。なんか切ない。 クールな中学生やってすごい感じた。

    0
    投稿日: 2009.11.28
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    主人公は、野球少年とピアニストと病を持った少女。 高校受験や、病との闘い、自分への不安が細かく書かれています。 「そんな気分になる」と読んでいて一回は絶対に 共感する場面があると思います。 どうせみんな 死んでしまうんだ 私と一緒に自殺しない? 好きだよ・・・・。 俺たちは生きよう! 中学生は いつもいつも いろんなことにぶつかります・・・。

    0
    投稿日: 2009.11.25
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    野球部のエースと病気の女の子と僕の話。 他の登場人物も味があります。 いちご同盟のいちごって何?最後のほうに真相が。

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    投稿日: 2009.11.16
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    美丘を読んだばかりだったので、ヒロイン難病モノというところに目がついて読んでみた。が、なんとも捉えようのないストーリー。。。15歳の少年が自分の将来とか愛、友情そして命なんかを真剣に考え、悩みながらも生きていく、そんな儚く拙く危ういストーリーといったところでしょうか。自分にも確かに主人公と同じ年代の頃があり、いろいろ悩んだりしたと思う。そしてその頃にこの小説と出会っていれば、もっと違う受け止め方ができ、すごく感銘した部分もあったと思う。でも、今の自分には少し弱すぎる気がした。内容が内容なだけに弱く感じてしまうのは、自分には合っていないということなんだろう。

    0
    投稿日: 2009.10.28
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    この本と同じく中3で読みました。 良一の考え方が自分に似ていて、いろいろなことを 考えさせられました。読み終わってなんだか心地よい 作品だと思います。

    0
    投稿日: 2009.10.08
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    時間がものを言わない世界は嫌いだ。 良一が物語の主人公なのだから仕方がないのだけれど、それでもやはりずっと一緒にいた徹也と直美が両想いであって欲しかった。 東山と孝輔と直美の父が好きだ。 徹也はあまりに父親の血を恐れ嘆きすぎている。どちらかというと、それらを跳ね返すぐらいの性格かと思っていた。 良一はあまりにワタシと一緒で・・・・・

    0
    投稿日: 2009.09.25
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    国語の教科書にも採用されているんですよね? 読んだ当時中学生だったので、「うちも採用してほしかった!」と思った思い出がある。 主人公の考えの移り変わりが素直に共感出来ます。 結構哲学的な主人公なので、そういう意味で現実性が濃いかと聞かれたら「そうではないと思う」と答えるけど、 こういう子がいるのも事実だしね。(同級生にも哲学的な子がいた) どちらかと言うと、彼らと同じ十五歳前後に読んだほうが共感出来ると思うけど、 年齢で読み方がまた違ってくる本かもしれないと思いますね。

    0
    投稿日: 2009.09.23
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    私が買ったときと表紙変わっちゃった・・・orz こんなナウなのじゃなくて、いかにも昔の純愛小説っぽかったんですよ。そこが良かったのに! 恋愛メインの小説も「お涙頂戴」な死ネタも大嫌い(だからセカチューとか大嫌い)な私が、唯一素直に感動できた作品です。 女にモテるけど硬派なバリバリ野球少年と、地味でピアノくらいしか取り柄のない少年(主人公)と、病気で入院してる女の子の三角関係と、主人公の日常の話です。 ・・・私がこう書くとすごく中身の薄い話みたいになっちゃって、とても悔しいです。 でもこれは本当に名作です。国語便欄にも載ってたし、映画にもなってます。 直美の、「死ぬほど好き」ってセリフのとこで涙腺崩壊しました。 切なくて、でも甘酸っぱい小説です。読んだ後、心が洗われる感じがします。

    0
    投稿日: 2009.09.12
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    生きる、とはどういうことなのか。 人間、いつかは死んでしまう、 その中でなぜ人は生きていかなければいけないのか。 心があたたまる感じがした。

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    投稿日: 2009.09.05
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    ピアノを弾く僕と、 バリバリ野球部の男の子と、 その幼馴染のお嬢様学校に通っていたけど、病院でおそらく末期のがん闘病中の少女の、 三角関係のようなお話。 でも、主題は恋愛ではなくて、命のこと、病気に向かわされたときの人間の失望、 病気でなくても、自殺に興味を持つ将来に不安を抱える思春期の気持ち、 つまり、生きるということ が、描かれています。 読み終わるときには、泣いていました。

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    投稿日: 2009.08.22
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    うわあいちご同盟おもしろ!笑 中学の教科書に載ってたんだっけか 病気の女の子をめぐって男の子ふたりが相撲をとる っていうなんともいえない記憶しかなかったし、部分じゃなくてちゃんと読むのは初めてだったんだけど すごい面白かった。 ピアニストな男の子のそこはかとない自殺願望とか 野球少年のもて男なりの苦悩とか 病気の子の悲しい高慢さとかわがままとか おもしろかったなー 愛は時間じゃないんだなーとか思っちゃいました 進路とか将来とか命とか友情とか 中学生にいいなあ かつて中学生だったひとにもいいなあ いちご同盟いい話じゃん!こんないいと思わなかった

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    投稿日: 2009.08.17
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    読書好きにきっかけになった本。 やっぱりスキ(最近、開いていないけど) 視点が、主人公が直美ではなく。 直美の父親にも、今なら感情移入しちゃうんじゃないかな? 嗚呼、青々しき時代よ。

    0
    投稿日: 2009.08.02
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    泣けてしまうんだなこれが・・・。迷ったけど思い切って五つ星! 作者さんは大人なのになぜここまで十代をそのまんま書けるんだろう。 驚くほど共感できました。その時の年齢に読めて本当に良かった。 それを過ぎて読んでも懐かしく愛せるであろう作品。

    0
    投稿日: 2009.07.31
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    高校生の頃、読んだ本書。 先日、本屋で「ナツイチ(夏の一冊)」として文庫本で発見。 「おまえは、百まで生きろ。おれも百まで生きる」 「百まで生きて、その間、直美のことを、ずうっと憶えていよう」 15歳の少年少女が直面する、さまざまな困難。 その困難に打ちのめされ、受け止めていく・・・ その姿は美しい。。。

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    投稿日: 2009.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読始:2008,9,30 読了:2008,9,30 サブタイトル 純愛―中学編 とあることからもわかるように主人公はみな中学生 受験を控えた中3。15歳の少年少女 ただ純愛というのはちょっと違う感じで、それを通して死というものについて考えさせられる話 別に中学生のときに読むべきだった本というわけではない まず読んでいて「あっ自分がいる…」と思った 当然設定は中学生だし、状況や精神年齢も違う。話は15歳のピアノ少年の視点で描かれているが、そこから読み取られる本質は中学生とか関係なく今の自分にもあてはまるものだということ 一つのテーマに「自殺」というものがある 昔記事で読んで見ず知らずの小学五年生の自殺を通じ死・生きることについて考える良一(主人公) なんかさ良一の考えが最近の自分と重なって妙に感情移入するというか共感できるというかね ただ自分も理性的な分もあるからそれを的確に指摘する直美の視点も同時に持ち合わせジレンマに陥ってる感じ どうすべきかわからないっていうのか… もう後悔だらけでもはやどうしようもなくて、それを考えるのもいやで… 今の自分の状況がこの小説とは設定とかは別にしても、本質的にもちょっと違うことはわかってる 偶然追い込まれたのと、自らの過ちで自らを追い込んでいるのの差はでかい だが、違うことが分かってることと、そう考えてしまうのを止められないこととは話が別だよ…ほんと…… はぁ何を書いてるんだ…これじゃレビューにならんww 以下本文より抜粋 (特に心の残ったところ) ≫自殺というのが一種の病気だとすればこの病気は伝染する。ウイルスや細菌で伝染するのではない。言葉が、病気を伝えるんだ。 ≫模擬テストの成績に同封されている資料にはいろんな高校の名前がメニューみたいに並んでいる。自分の偏差値が低いと選べる学校の数も限られる。でも、メニューに載っていない生き方だってあるんじゃないか。僕はそう思うんだ。…(中略)…とりあえず僕が考えているのは音楽学校だけどね。美術高校もあるし、農業科とか園芸科もある。調理、理容、商業簿記、コンピュータプログラム、やることは色々ある。専門学校に行ってもいいし、就職してもいい。大学を受けるって手もある。そういういろんなリストの中に自殺という項目があっても悪くない。… ≫私に与えられたリストは病気、病気、病気、これだけ。自殺する権利もないのよ。だって自殺したって病気のせいだって思われるでしょ。自殺って元気な人がやらないと誰も驚かないものね ≫可能性のある人がうらやましい。自殺のことを考えるなんて贅沢だわ 特に自分が気に入ったのは最後まで好きになれなかった単調で面白みもなく見える田園を引いている最中のシーン あそこは何故かグッときた… だめだレビュー書く気分じゃなくなってきた ちゃんとしたのはまた別の機会に

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    投稿日: 2009.06.03
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    だーいぶ前に読んだ。中2くらいのとき?あんまり覚えてないけど特に面白かった記憶はない……けど評価が恐ろしく高くてびっくりしています…… えーなんか徹也くんと直美ちゃんが病室でセックスしてるのかもみたいな描写がなかった?どの程度の表現だったか覚えてないけどほんとにしてたんだったら星は一個にしちゃうわ! いやでもあんまり覚えてないので今度適当に読み返します

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    投稿日: 2009.05.02
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    一番うまいなぁ,と思ったのは,題名.この題名なんだったんだろ う,とか思いながら読み進めていって最後に,うまいなぁ,と思っ た.内容は,切ない青春を描いたお話です.ちょっとむずがゆい感 じですが,綺麗にまとまっているので読んでいる時は気にせず,世 界観に入って読めます. 2009.02.14(Sat)読了

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    投稿日: 2009.03.30
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    昔、相撲の場面を授業で扱った。けれど、奇妙に歪んでいた私は真面目に取りあわなかったな。……なんて勿体無いことを。斜に構えたなりに記憶に残っていた話の欠片。こんな話だったなんて。 いちご同盟、という名前とは裏腹に死が纏わりついた青春小説。静謐で、坦々と描かれる15歳の、三角関係の3人。こんなみずみずしい時間が私にあったのかな。……そう思うのは私がもう大人になってしまったからなんだろうか。良一が小5の時に死んだ同い年の少年の影から逃げられないように、15の時に出会い真剣にこの物語に取り組めばこの物語は逃げられない影のような作品になったんだろうか。硝子細工みたいな一瞬の、生の脆さだとかそんなものが閉じ込められているよう。 美しくて、繊細というよりは傷つきやすい魂の、優しい物語でした。ピアノのシーンと野球のシーンは必見。 「百まで生きて、その間、直美のことを、ずぅっと覚えていよう。」 ……この台詞を読んだ時に前後のやり取りも含め、泣いてしまった。

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    投稿日: 2009.03.08
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    どうしようもない権力に怒り どうしようもない非力さにイラつく思春期。 そのエネルギーはちょっとの角度の違いで とんでもない方向に走ってしまう。 はあ・・なるほどそれで「いちご同盟」なのか・・・ 「いちご白書」とは違うのね(^_^;) 中学生っぽくない会話がちょっと違和感あるかなあ。

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    投稿日: 2009.02.01
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    「自殺のことを考えるなんて、贅沢だわ」 この言葉が忘れられない。 世界観が変わる人間を描いたこの作品を、この歳に読めてよかったと思う。

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    投稿日: 2009.01.15
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    青春ものが好きになった原点。中学校のときに読んで以来のなつかしさでしたが、相変わらずいい感じに入り込める本でした。 「BADKIDS海を抱く」とかこれとかに共通するいいところは、大人になって見るとそんな大きな問題じゃなくても子供にとっては一大事(逆もまたしかりかもね)なことで、それですごい繊細ですぐ割れてしまいそうな心を持ってるのをうまーく書いているところだと思います。そこに恋愛を絡めると非常にぐっとくるいい作品になるんです。 最後の下馬のくだりはちょっと強引なところもあったかな。

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    投稿日: 2008.11.09
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    読み進めやすかった。 良一くんと直美の関係には「?」って思った。 中3にしてはずいぶん大人びていて斜めから現実を見てるような子が主人公ですね。私が中3のときは「受験、受験」ってあまり急かされていなかったからこんなにのんびり屋さんで、悲観的に思うこともなく過ごしてきていたから、違うのかなあ。 ばかやろう 中学生のうちにぜひどうぞ。 大人になってからでもどうぞ。

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    投稿日: 2008.11.05
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    教科書会社の人は凄いね。本当に面白い小説を選んでるんだね。 中3のころの教科書に一部切り取ってあっただけなのに、ここまで印象に残ってるとは。 だけど、あの頃の俺は斜に構えてて、「こんなのよまねーよwww」みたいな感じだった。マジ恥ずかしい。 最近になってなんて全部読んだけど、なんて良いお話なんだ。 これこそ青春を描いた作品だと思う。 いーなー、ピアノやっとけばよかったなー。

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    投稿日: 2008.10.17
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    迸る生の強さと儚さ、脆さはこんなにも人間臭くてすばらしいものなのかと思いました。 一五の約束を自分で自分自身に交わした自分を思い出せました。

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    投稿日: 2008.08.30
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    古本屋で偶然見つけた本 ありきたりの主人公(あるいはそれに近い人物)が病気にになっちゃうお涙系の小説じゃない もっと純粋で、もっと心にすとんと落ちてくる 中学生の友情や恋や受験、そして生と死 そのころの自分を思い出させてくれる透明感いっぱいの本

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    投稿日: 2008.08.25
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    人生につまずいても生きる力を与えてくれるような本でした。号泣です。 三田誠広は何冊か読んだけれど、どの作品にも共通したメッセージを感じるような気がして大好きな作家の一人です。 どの本もそうだけれど、読む時期も大事だと思いました。

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    投稿日: 2008.08.15
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    「どこへも行かないでくれ」 「あなたのそばにいるわ」 「ぼくは……」 それ以上、何を言えばいいのだろう。ぼくたちは知り合ったばかりなのに、もう別れを告げなければならない。 0804-0806 ///// 中学三年生の良一は、同級生の野球部のエース・徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の少女・直美を知る。徹也は対抗試合に全力を尽くして直美を力づけ、良一もよい話し相手になって彼女を慰める。ある日、直美が突然良一に言った。「あたしと、心中しない?」ガラス細工のように繊細な少年の日の恋愛と友情、生と死をリリカルに描いた長篇。 ///// てっきり良一と直美の淡い恋愛がメインで、そこに命の話が絡んで…といったものを想像してたんですが、 他にも良一と徹也の友情や人生の上での選択、大人になっていく事などテーマが盛り沢山。 散漫とした印象で★2つな感じですが、2人の切ない恋の部分には非常にやられたので★1つプラスです。 直美の告白、切なすぎ!

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    投稿日: 2008.08.04
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    集英社の夏の本で買ったんですが、正直期待はずれでした。ほんと、残念だなあ。「死」と絡ませたかったんだろうけど、うまくなじんでなかった。なんていえばいいのかな、海に住んでる蛙、みたいな感じ。数時間で読んでしまった。 直美が案外あっさり死んでしまったし、「あたしと、心中しない?」って印象的な台詞で紹介の文章にもあったのに、そのときに言っただけでその台詞が軸になって話が展開していくわけでもなく…。裏の紹介文のその台詞で惹かれて買ったのにな。直美のお父さんの内輪のシーン、なんであそこに持ってきたのかなあ? 良一は野球興味ないとかいいながらも、ピッチャーゴロとか用語知ってるのが不思議。普通は、野球興味ない人は知らないけどな。聞いても、すぐに忘れてしまうんだけど。

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    投稿日: 2008.07.10
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    中学生の教科書依頼。10年以上経った今、当たり前なんだけど、あの時のようには読めない。10代の感覚…あの頃はあの頃の私なりに、もっと白くて、冷たくて、鋭くて、でも脆くて。そんな感覚を持ちながら読んだ。教科書には相撲のシーンが掲載されていて、ちょっと感動すらしたのに。なんだろ、この今の無感動。オトナになってしまったのか、はたまた感性が鈍くなっただけなのか。

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    投稿日: 2008.07.01
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    人間ってすごいなと思う。なんかすごく「生」についてのメッセージを感じた。 このタイトルの意味を知ったとき、とても感動した。 私も素晴らしい人生を送りたい。

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    投稿日: 2008.06.18
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    「同盟を結ぼう。おれたちは十五歳だから、一五同盟だ。男と男の約束だぞ」 永遠に結ばれないようで、逆に言うと永久にあり続ける恋。 どこまでもプラトニックで、とてもとても哀しい。 そんな少年の恋と、進路への不安が描かれてる。

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    投稿日: 2008.05.31
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    青春。 うん。ぇ なんだか新鮮なタイプかな。 僕として。けど、そこまで考えさせられるような ものではなくて、かるーく読み流す感じ。//黙レ

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    投稿日: 2008.04.02
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    学校の国語の教科書って、基本的に抜粋で、最初と最後はないくて、いいとこだけじゃないですか。 教科書に載ってた中で、いくつか最初から読んでみたいなぁって思ったものがあって、これがそのひとつでした。 授業で読んだ時はふたりの男の子とひとりの女の子がいるってこと以外背景がわからなかったからよくわからなかったけど。笑

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    投稿日: 2008.03.21
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    う〜ん、タイトルからなぜか「夏の庭」のような話だと思っていたので、^^;それと実際読んでいてそんなに面白くなかった。野球のルールを全く知らないので試合の描写のところはすっごく適当に流し読みしたし。 ラストもそうだし、「死」なんだけど、どこか疾走感があるんだよなぁ。 15歳という設定だからか、青春がテーマだからかなぁ。。とにかく「夏の庭」読みたい

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    投稿日: 2008.02.21
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    可愛らしい題名とは かけ離れた すごく悲しい内容でした。 主人公たちは 中学三年生の一五歳。 将来の事 死について 友情、愛情について もがく事も出来ない運命に 生きる青春物語です。 青春物語と言っても 皆が想像するような 清々しくもなく 明るくもない。 だけれど青春物語でした。 きっと私が主人公と同じ年の 中三の頃に読んだら 人生の考え方が180度 変わったのかもしれない。 最初の頃の野球の解説は 野球の知識を知らない 私からすると退屈でしたが 中盤から目が離せなくなる程 おもしろくなりました。 むりをして生きていても どうせみんな 死んでしまうんだ ばかやろう それでも生きます。

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    投稿日: 2008.01.25
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    「中学三年生の良一は、同級生の野球部のエース・徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の少女・直美を知る。徹也は対抗試合に全力を尽くして直美を力づけ、良一もよい話し相手になって彼女を慰める。ある日、直美が突然良一に言った。「あたしと、心中しない?」ガラス細工のように繊細な少年の日の恋愛と友情、生と死をリリカルに描いた長篇」――青春小説を読みたいと思って、これを読みました。今だからこそ、読んでおかなきゃならないものって絶対あると思う。文章がかなり硬質。そのために、少し読みづらさを感じました。この小説は全体的に憂鬱・・。言葉では言い表せないほどの脆さがあって、これが青春小説なのか、と全然違う印象に驚きました。死ぬ間際に人を好きになってしまった直美はどんなきもちだったんだろう。考えただけでも耐えられない・・。胸を切断されてもなお、気丈に振舞う直美に尊敬の念を覚え、ラストの徹也の呼びかけに、生きる勇気をもらいました。すごく切ない。この年代の「死」ってこんなに綺麗なものなのかな。純・純文学のこの小説。大事な事を教えられた気がする――

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    投稿日: 2008.01.22
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    重たいテーマながらすらすらと読ませてくれます。切なくて感動もできて、自分にとって大切なものを考えさせてくれる名作。

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    投稿日: 2008.01.02
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    かなり終わりの方まで『なんでイチゴ?』って思ってました。15歳ということだったんですね。中学生というか、思春期にはみんな一度は主人公のように感じたことがある気がします。誰もが通る一つの通過点。通過しているときに読んでみると尚更染みます。

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    投稿日: 2007.12.28
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    ぐっとこみ上げるものはなく、淡々と読み終わった。この本を読む適齢期を過ぎてしまっていたためだろうか・・。

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    投稿日: 2007.12.26
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    中学生の頃に宿題の読書感想文用に読んだ本。友情や恋愛、将来への不安、葛藤、生と死などについて描かれています。登場人物たちがすごく瑞々しいです。同じ年頃に読んだので感情移入できました。

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    投稿日: 2007.07.17
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    くだらないものばかりでなく、こんな本も読んでるんだぞアピールではありませんよ。 高校生の時に読んだ本。ちょうど、主人公たちの年代も自分たちと近く、ストーリーにもすっと入り込めました。 思春期独特の悩み、生と死…そんなテーマが根本にはあるような気がしました。 一度、手にとってほしい本。最後の「死ぬなよ」がなんとも、胸に響きます。

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    投稿日: 2007.07.10
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    「14歳の本棚」収録作品から。 なぜ彼女は彼を、そして彼らをともにというところがワタシには伝わりにくかったが、 漠然とした将来への不安・現状への疑問?に、死を選択肢の一つと入れてしまう境界線の年頃に出会う生と死、 変えることのできない過去からの積み重ね、 どうにもできない未来に切なさを伴うやりきれなさは、 過去を美化しがちな年頃も、主人公の年頃も共感できる年頃も読める本。 と思いました。『世界の中心・・・ぶ』よりコッチの方が映画化して欲しいかな。(なっているのか?)

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    投稿日: 2007.07.09
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    中学時代に読書感想文を書くのに選んだ作品。私ってばなかなかのグッドチョイスだった!少年があるひとりの少女のために頑張るお話。

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    投稿日: 2007.05.24
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    15歳の少年と、同じ年の少年と少女の交流を描いたもの。 重病な少女を中心に、友情と恋愛の繊細に描かれている。 中学の時に課題図書で取り上げられた。

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    投稿日: 2007.05.19
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    教科書にも掲載!な言わずと知れた名作に挑戦ー。 きゅうが買ったのは表紙が写真の新しいバージョンで、表紙見るだけで切ない(;;) 面白さが凝縮されてますー・・でもやっぱり、いちご同盟を結ぶシーンは伝説だと思う。 テーマが大きいから、やっぱり色々と考えさせられた・・♪

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    投稿日: 2007.05.13
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    図書館にあったので借りてみた本。あの年齢のうちに読んで本当に良かったと思う作品です。シリーズ化されているようなので、他の作品も読んでみたい…早いうちに読んだ方がいいんだろうな…(笑)

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    投稿日: 2007.05.03
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    中学時代、この話が教科書に一部抜粋されてた。 病気で外にすら出られない女の子、彼女に想いを寄せる野球部エース。そして、いきなり野球の試合をビデオにとるように頼まれる男の子。それぞれの中学3年を過ごす。 それぞれ相手をうらやましがっている。 自分には無いものを好んでいく姿が何とも中学生らしい。 多少、キレイにまとまりすぎかなーって感じもあるかな。

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    投稿日: 2007.03.04
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    2007.01.16 国語の教科書に推薦図書としてよく載っていて、気になっていた。7年越しにようやく読めた。三年位前に高校生編を先に読んでしまったことを少し後悔。全く話は繋がっていないけれど。こちらはよりピュアな感じできれいで切ない。中学生が出来ることって、限られてしまうんだよなぁ。

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    投稿日: 2007.01.16
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    僕が今までで一番好きな本です。 とにかく読んで感じてください。 何度読んでも泣くし 何度読んでもまた読もうって思う。 疲れを知らない本だと思います。

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    投稿日: 2007.01.11
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    自殺に惹かれる少年の心と考え方の変化が、短い命をまっとうしようとする少女に触れることで変化していくさまに、読んでいて引き寄せられていく。 お互いが好きなのに、すぐに別れなくてはいけない出会となり、切ない。 どうして?どうして!と思わずにはいられなくなる。 少年のピアノの演奏に呆然とする母の前後のシーンが、少年の心の変化を表してるようで印象深い。 LaQuaに持って行って読んでいた。この夏の辛いこと悲しい出来事も本と一緒に記憶としてよみがえる。2006/夏

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    投稿日: 2006.10.30
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    先に永遠の放課後を読んだからか、同じ感じがしたかな。男の子二人と女の子一人って設定が。透明感はあるんだけど、ちょっと読みづらかったかな。

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    投稿日: 2006.10.06
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    「小説」というものを知った頃に読んだ作品。 結構当時の私にはインパクトがあった。 純粋で切なくて、もがいてる主人公が時に自分と重なったりして・・・。 今でも愛読してる一冊。

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    投稿日: 2006.09.19
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    高校生の時読んで感動しました。「死にたい」と思っていた主人公の良一が、直美に出会い変わっていく姿と直美とのやりとりに感動。死について考えさせられる一冊。純愛好きな方にもおすすめ。

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    投稿日: 2006.09.17
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    りこちゃんに勧められて読みました。 中学生(15歳)ぐらいの子は読むべき一冊だと思う。もちろんそれ以上の人にも残るものはあります。

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    投稿日: 2006.09.04
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    巷でバカ売れしたセカ○ウよりも全然こっちのほうが良かった。でも良い分もう少し人物像を掘り下げても良いと思った。

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    投稿日: 2006.08.30
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    優しい男の子2人と、病気で死んでしまう女の子1人の可愛らしく切ない寂しいお話です。こういったお話だったら、もう少しゆったり書いても良かったような気もします。

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    投稿日: 2006.08.17
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    中学生の夏にタイトルに惹かれて買いました。 あの頃に読むことができて、出会えて良かったと思う一冊です。 こんなにもまっすぐ心に響いてくるのは、この物語が、ごくふつうのどこにでもいるような主人公・良一の、飾らない目の高さで展開していくからだと思います。 子供でもない、かといって大人になりきることもできない。常にわけもなく焦燥感に襲われた気持ち。 生きることの意味に苦悩した経験。 確実にこの物語の中には、わたし自身がいました。

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    投稿日: 2006.08.04
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    中学の国語の教科書に載ってた小説の一篇に感動し、いつか全部読んでみようと当時思ったまま結局読まずじまいで7年後…ひょんなことから、このことを思い出し読んでみました。「俺たちは15だから、一五同盟だ。」という言葉がやけに懐かしく感じたのは、そのシーンが教科書に載ってたからなのか、すっげー確認したい。「死」を通じて「生」の重みを心のそこから確認できるこの作品は、やはり教科書に載せるに相応しい。

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    投稿日: 2006.06.01
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    珠玉の青春小説。 これを読むと「いつからこんなにすれてしまったのだろう?」と考えてしまう。 今でも耳に残っています。「あなたが好き。死ぬほど好き」というヒロインの台詞が印象的。虫の息絶え絶えに、振り絞る命の代わりに自分の愛を伝える15歳。 たまにはノスタルジーに浸るのも良いかもしれません。

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    投稿日: 2006.05.09
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    愛おしく、切なく、苦しい15歳の日々。「死」と「生」、「愛」と「友情」。たくさんの青春が、ぎゅっと詰まった本。

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    投稿日: 2006.04.28
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    純粋で不器用であの頃を生きてきた・・・若かりし頃を彷彿とさせられます。僕が本当にお勧めする本。 教科書とかにもなっててかなり読みやすい。

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    投稿日: 2006.04.15
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    手元にあったものを再読。新装される前のものです。この歳になって改めて読んでみると、また新たな発見があるものですね。

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    投稿日: 2006.03.07
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    確か、中学2年ぐらいに読んだ本。最初、主人公の性格に衝撃を受けた記憶があります。 当時の自分として、やっぱり「死」を扱った話というのはなかなか受け入れがたかったのですが、なぜかこれは今も手元に残っています。 近々読み直そうかなぁ。

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    投稿日: 2006.02.05