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ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>
ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>
今野敏/講談社
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総合評価

81件)
3.6
9
35
25
2
3
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    特捜班のメンバーがみんな個性的でこれからどんな活躍見せてくれるのか楽しみ。 捜査一課の刑事とは信頼関係を築いていけるのか?今回で菊田さんの心は掴んだか?笑 それぞれの特殊能力は凄いが、ただ山吹さんの本物の僧侶っていう肩書きだけ異質な気がしてどのように捜査に生かされるのか楽しみ。

    1
    投稿日: 2025.10.30
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    シリーズもので色々な作品が出ているが、安定して面白く読めた。警察ものだが、シリアスになりすぎないエンタメ小説として良い作品。次のシリーズも楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.10.24
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    Amazonオーディブルで聴いた。 面白くない。 STのメンバーに魅力がない。 シリーズたくさん出てるし、この後面白くなる…のか?

    4
    投稿日: 2025.09.20
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    ドラマ版を懐かしみながら読んだ。でも思ったよりエピソード1は主役だった赤城さんの役割が少なく感じた。まぁ他のメンバーが濃いせいもあるけど 笑 そして青山さんは原作男性だったのか!ドラマはメンバーの比率的なことで女性にしたのかしら? ともかく読んでいてまたドラマ版を見たくなった。

    2
    投稿日: 2025.08.14
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    面白かった!スラスラ一気に読んでしまった〜! 唯一気になるといえば、青山早くプロファイリングしろもったいぶんなそのやりとり多すぎる。でしょうか(笑) ドラマ版STを見ていたので懐かしくてシリーズを読むことに。 警視庁に新設された科学捜査班、通称ST。そんなSTに所属するメンバーは全員何かに特化して、何かに弱い。とにかくキャラが濃ゆくてキャラ読みもできるし、物語としてもすごく魅力的。 ちなみに、ドラマ化した時はメンバーでお送りしております。(STのメンバーって色なのよ) 百合根:岡田将生 赤城:藤原竜也 青山:志田未来 結城翠:芦名星 黒崎:窪田正孝 山吹:三宅弘城 菊川:田中哲治 三枝:渡部篤郎 外国人の女性が連続して殺される事件が起きる。立ち上げられた捜査班では、連続殺人にしては全ての殺人手法がバラバラで、殺された女性が各国のマフィアの愛人だったことから、マフィアの抗争では?と判断された。それに意を唱えたのが、科学捜査班STでプロファイリングのプロとされている青山(美少年) 秩序恐怖症の青山は、殺人手法の無秩序さの中に整然とした秩序を感じたことから、犯人像をプロファイリングしていって違和感から犯人を見つけ出していく。 赤城だけ活躍が薄いのでは‥?とも思ったけど、プロファイリングで犯人を導き出した青山。自慢の耳で証拠を逃さなかった翠。寺と神社への考え方から違和感を感じ取った山吹。そして警察でも捕まえられなかった犯人を捕まえた黒崎。そんなメンバーに振り回されながら頼もしさを感じるキャップ百合根。 嫌々言いながらも一緒に頑張ってくれた刑事菊川。頭の中では映像化されながら読めた!  あと、物語の中で、日本人の国民性の話が結構出てきて、それがとても面白かった。ミステリとか単なる推理小説以前に、人間とか社会的背景も描かれていてハッとさせられた。 日本人は政治に無関心で、全て政治家の思うままだ〜とか、日本人は無宗教な割に祟りを恐れる心とあの世を信じる心は今でも日本人の心を強く支配してるとか。 確かに無意識だったけど私は神様を信じてるし祟りは怖いと思ってる。でも別に特定の宗教は信じてないしなぁと。そんなこと考えたこともなかった。 シリーズものなので続き全部読むのが楽しみ。 --- 多様化する現代犯罪に対応するため新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇殺人、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、STの青山は1人これに異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。痛快無比エンタテインメントの真骨頂

    13
    投稿日: 2025.08.03
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    今野先生の本はたいていおもしろい。今回のこいつもなかなか楽しかった。欲を言えば、最後の詰めのところ、もう少し盛り上げて欲しいかな。というのは、まさに蛇足か?

    0
    投稿日: 2025.02.21
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    ドラマが好きだったので相違点の興味も含めて原作にも触れてみようと思いシリーズ第一弾を手に取りました。 私あるあると言いますか、やっぱりミステリものは後半で読むペースにスピードが出るのですが、この作品はまさにその典型でした。笑 ドラマのスピード感に慣れていたせいか青山のプロファイリングの全容がなかなか聞けず百合根に似た気持ちを覚えていましたが、典型然り、ラストスパートは一気に読み進められました。

    0
    投稿日: 2025.02.19
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    捜査陣が典型的な淫乱殺人と断定した事件に対し 新設された警視庁科学特捜班 (ST) は、異を唱える。 それぞれの特性を生かして集められた5人の班員。 プロファイリング担当の青山が現場に感じた「違和感」 それが何なのかわからないままに 第二、第三の事件が起きた。 刑事たちに煙たがられつつ捜査に同行する中で STのメンバーが少しずつ真実に近づいていく…。 作者が戦隊もののイメージで考えただけあって 5人ともキャラがいいですなぁ。 特に今回のスポットライトさん(古い)青山君は 潔癖性が高じて乱雑なところが落ち着くというヘンな美形。 決め台詞は「ねぇ、もう帰っていい?」( ^∀^) そして、もうひとり、ソナー手並みの聴力の持ち主 ナイスバディの翠さん(←名前が戦隊ものらしく色つき) こんなメンバーをまとめる班長は、だいたい苦労人。 若いキャリア組にしては、気のやさしい警部。 まだまだ部下の能力を掌握しきれてない感じですが 彼らからは好感を持たれているらしきところ。

    4
    投稿日: 2024.12.13
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    STシリーズ一作目。特殊な能力を持つ科学特捜班のメンバーが活躍する場面はとても楽しめたが、かなり序盤の方で犯人とトリックが読めてしまった。また、ストーリーの展開も遅く、重複が多いこともあり退屈で仕方がなかった。続編は機会があれば。

    1
    投稿日: 2024.03.19
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    警視庁科学捜査研究所に新設された警視庁科学特捜班に所属するスペシャリスト達の活躍を描く。シリーズ第一作。 メンバー5人は、一般職員で強制執行や逮捕の権限はないが、常識を超えたスキルで、現場の刑事達と軋轢を起こしながらも、事件を解決に導く。 さっくりと読める。

    0
    投稿日: 2023.08.02
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    オーディオブックで聴くエンターテイメントとしてこういうのを待ってた!と思った。 超人的なキャラクター達の活躍はもちろん面白いけど、一般的な感性を持つ百合根の考えが随所に挟まれることで物語が遠くに行ってしまわないのもいい。 シリーズ全部オーディオブック化して欲しい。

    1
    投稿日: 2023.05.04
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    STシリーズの第一弾 先にドラマを見ちゃったのでキャストが俳優さん達で再現されてしまう 中国人ホステスが殺され、数日後にまた中国人ホステスが殺された。二人は敵対する組織のボスの愛人であり報復殺人かと思われたが。 まぁそうじゃないんですけど。今回赤城さんはあまり出ませんでしたが 百合根警部殿が赤城さんを形容するとき必ず「なんともいえない男の色気を感じ」てて笑う。タイプなだけなのでは。黒崎さんがしぶくてよかったですね。翠さんも大活躍。 しかしなんといっても菊川さん。彼がメンツとかでなく「犯人を間違えることなく逮捕する」ことを第一とした正しい警官でよかった。彼がいたからこそ百合根=STは活動の場を与えられたわけです。ミステリーとかではなくエンターテインメント作品ですね。ストーリーそのものは容易に想像できたので。ドラマに向いた作品かと。 これはシリーズで追います。

    4
    投稿日: 2023.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマも映画も視聴済みなので読みながら、脳内で俳優さんたちが動いてました。とっても読みやすくて面白かったです。青山の設定が美少年だった…というのは驚きましたが笑 初めてオーディオブックで聴きながら読んでいたのですが、読むスピードになかなかついてこなくて結局3倍速の少し遅いくらいで落ち着きました。 出てくるキャラ全員、個性が強いのですが違和感なく調和して、過不足なく全員が活躍していて凄いなっと素直に思いました。 現実ではありえない設定( もしかしたらいるのかな? )だと思いつつ、絶対いたら楽しいじゃん…!!!!と思わせてくれるほどエンタメに振り切っているのが素敵でした。 プロファイリングが好きなので楽しかったです!

    0
    投稿日: 2023.02.10
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    TVドラマ、映画で実写化されているため、気軽に読めそうだと思って手にとった。 エンタメとして申し分なく、力を抜いて、スペシャリストが活躍する系の定番ものとして、爽快に読めました。

    1
    投稿日: 2023.01.30
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    STはScientific Taskforceの略らしい。直訳すると科学特捜班だが、ウルトラマンを思い浮かべていたら、本文に同様のやり取りが出てきて、微笑んだ。 科学特捜班は刑事とは異なり、科学的操作により刑事と力を合わせて犯人を見つけ出す。 メンバーはキャリア警視庁警部の百合根友久が頼りなくも強者のメンバーをまとめていく。 対人恐怖症で法医の赤城左門、プロファイラーであり文書鑑定担当の青山翔、先端恐怖症でありながら武道に長け臭覚が極めて高い黒崎勇治、宗教全般に強く僧侶の山吹才蔵、絶対音感と超人的な聴覚を持ちセクシーな結城翠の5人の活躍が面白い。それぞれの氏名に色が入っているので、ゴレンジャーを思い浮かべてしまう。 特別な能力を持つ代わりに弱点もあるのもストーリーに幅をもたらしている。 もう1人、捜査一課とSTを結ぶ役割を果たしていく菊川吾郎も重要な登場人物である。 シリーズの1回目は、2件の女性の変死体の犯人を追いかける。STのメンバーは各自の能力を活かし、真犯人に迫る。特に結城翠の聴覚は、サイボーグ003を想起させられた。 最終的には青山のプロファイルにより3件目の事件も起こり、そのプロファイリングの過程で他の4名の能力や知力が大きな役割を果たしている。 そして真犯人は・・・。 構成もストーリー性も登場人物のキャラクターもわかりやすく、読みやすかった。 少しもどかしさを感じる作品である。

    8
    投稿日: 2023.01.28
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    今野敏、隠蔽捜査シリーズではない作品2冊目。 最初は5人の捜査員の描写が突飛すぎて馴染めなかったが、彼らのユニークさと、彼らの上司である若い官僚が、振り回される様が次第におもしろくなってきて、所々苦笑しながら読み終えた。 面白かった!

    1
    投稿日: 2023.01.13
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    オーディオブックにて。 個性豊かなメンバーによる、よくある刑事物ですが、面白く聞かせて頂きました。

    0
    投稿日: 2022.11.14
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    オーディブルで。登場人物のキャラが立っていて楽しい。 結構、一気に読めた。シリーズ化されているので続編が楽しみだ。

    2
    投稿日: 2022.05.03
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    2022.03.16 完読 ま、完読というより、audibleで聴いたので、完聴? 特別科学捜査班STが、発足されて初めての事件。 こてこて刑事の菊川と変わり者ばかりのSTメンバー、そんな橋渡しをする羽目になったSTのキャップが、連続殺人?な事件に立ち向かう話 今野敏さんの好きな点は、登場人物のイメージを頭の中で描きやすいところだと思う。 美男の青山が、最初は凄く嫌な奴で、いけ好かないなって思ってたけど、段々愛着が湧く不思議な魅力。 これは、でも多分最初に嫌煙されがちなタイプだよなぁ。だからこそ、菊川やキャップのように青山の意見を聴く人間がいて、成り立つ愛着。そういう、人間配置もうまいんだよなぁ。 まだ、他のメンツは要素が少ないから、今後楽しみだなぁ。 以下ネタバレ。 グレコよ!いやなんか、よくわかんないけど、悪事除いたら、めっちゃ愉快そうな人だよね。 話してて楽しくなりそうなんだけど、そういうとこがサイコパスっぽいよね。

    0
    投稿日: 2022.03.19
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    ドラマが面白かったので小説も読んでみようと思って。 ドラマを先に見ていたので、内容が全部ドラマの方の容姿と声で脳内で再生された。

    1
    投稿日: 2022.03.13
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    癖だらけの天才メンバーが事件を解決する感じ、よくあるけどやっぱりおもしろいし引き込まれる。 キャラが濃すぎて感情移入はしづらい。

    2
    投稿日: 2022.02.09
  • すごく退屈

    今野敏作品は「同期」が初で、ドラマ化されてた記憶のある今作を次に選びましたが、ものすごく退屈。 (ドラマ自体は未見です) おそらくドラマの原作として、またシリーズ第一作として書かれた関係もあるんでしょうが、「登場人物の説明会」と言う感じでしかない。5人いるとしても2,3人ずつスポット当ててやればもっとスピード感も出たんだろうけど。。。 各メンバーの個性を書きたかったんだろうけど同内容の繰り返しだし冗長。字数稼ぎ?と邪推したくなるほど。登場人物の紹介は一回やれば十分。必要なら読者側で戻るから。作者側で必要だと思うならストーリーを動かす中でやってほしい。 こういう肥大した文章は嫌いなのでその分も含めて低評価です。 とにかく前半を乗り切れるかどうか、細切れだとさっぱりわからなくなるだろうし、舞台回しの語りが下手な分、菊川との関連の変化も追いづらい。

    0
    投稿日: 2021.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今野敏「ST警視庁科学特捜班シリーズ」第1作目(1998年3月単行本、2001年6月文庫本、2014年5月新装版)。 「隠蔽捜査シリーズ」や「樋口顕シリーズ」のようなリアル感は無く、漫画かテレビドラマにありがちな登場人物設定のストーリー構成で、これは違うかなと思いながら読み始めたのだが、これはこれでなかなか面白いと引き込まれて一気に読み終えた。 警視庁科学捜査研究所(科捜研)に新設された警視庁科学特捜班(ST)、そのSTに所属する5人のスペシャリストの活躍の物語である。リーダー格の法医学担当で女性恐怖症の医師(赤城左門)、第一化学担当で毒物など化学物質などを嗅ぎ分ける臭覚が発達し、古式武道柔術の達人でもある(黒崎勇治)、文書鑑定担当でプロファイリングの専門家であり秩序恐怖症のイケメン(青山翔)、物理担当で離れた場所の小声も聴き取れる特殊聴力の持ち主でいつも露出狂を思わせるような派手な服装の美人(結城翠)、そして第二化学担当で薬物のエキスパートで実家がお寺で自分も僧侶の(山吹才蔵)の5人だ。5人共警察官ではない、科捜研の一般職員の身分だ。それでも特捜班として捜査本部の捜査会議に参加する。 捜査の刑事達との橋渡しをする役目でSTの実務面の運用を任せられたのがキャップの百合根友久、30歳のキャリア警部だ。そして捜査本部の警視庁捜査一課係長の菊川吾郎警部補45歳が当初STに懐疑的だったのが徐々にその能力を認めて信頼していくようになっていく。 3人の女性が連続で殺害され、いづれも対立する外国人マフィアと深い繋がりがあったことがわかる。香港マフィア、台湾マフィア、そしてコロンビアマフィア三つ巴の新宿権益争いが発端の、愛人報復殺人事件と思われた。3件の殺人事件は手口も全く違い、猟奇的だが3件共被害女性の体内に遺された体液の血液型は全部違っていた。明らかに同一犯ではない別の事件だった。しかし捜査本部の方針に異を唱えたのがSTの青山だ。推理したプロファイリングを話す時、全く違う事件の真相を暴くことになる。 この物語ではSTの各人の特技が発揮される場面で実に痛快に楽しめる。特に黒崎勇治、結城翠、青山翔の3人の特技が凄い。 黒崎の柔術の腕前は超一級だ。香港マフィア7人を相手に一人素手で30秒で5人を倒し、2名は逃げ出す。そして刑事二人を倒したプロのテロリストエージェントを一瞬に倒す。これは痛快だ。 結城の並外れた聴力も凄い。部屋の中の話し声をドアの外から聴いて有益な情報を取ったり、ホテルのフロントでの被疑者の会話をロビーの離れた場所から聞き取ったりしたりする。もっと凄いのが絶対音感を持っていて声紋鑑定と同じように人物を判別、被疑者を特定してしまうところだ。 そして青山のプロファイリング、殺人事件現場に臨場しても当初なかなかプロファイリングをしなかった。それが終盤に理由がわかるのだが、犯人がプロファイリングを想定した偽装をしていたからだった。3件の殺人事件の手口とその理由を青山が語り始めるとまず 菊川警部補が言葉を失い、犯人一人説を相手にしていなかった捜査本部幹部も海外逃亡を企てているという推察に全捜査を投入するのだ。 アメリカで表社会ではイタリアンレストラン経営を中核としたコングロマリットを経営し、裏社会でも麻薬市場を牛耳っているジュリアーノ・グレコ56歳、日本でもグレコ・ジャパンを設立して飲食店の経営等でグレコ帝国を確固たるものにしている。そして日本文化や伝統が大好きで将来引退したら日本に住みたいと思っている。更に中国に経済的にも裏社会でも日本が支配されることを憂慮していて、そうなるぐらいなら自分が支配したいという野望も持っている。 グレコ・ジャパンは日本の化粧品会社を買収し新しい化粧品事業を展開しようとしていた。そのマーケティング調査にジュリアーノは中国系アメリカ人のリリィ・タン29歳を派遣してきた。細身だが強靭な体つきの美人だ。 リリィ・タンの任務にはもう一つあった。日本の外国人マフィアに争いを起こし、組織を弱体化させることだと推察される。ジュリアーノは日本の文化・伝統を破壊する外国人マフィアを一掃させたいと思っているように伺えるのだ。リリィ・タンが任務を敢行し3人のマフィア関係者の女性を殺害し、任務を成功させたがSTに見破られ、逃亡寸前に成田空港で逮捕される。しかし殺害は自供してもその動機や共犯者あるいは教唆については喋らなかった。リリィ・タンは紛れもなくプロのテロリストだった。 読み始めた時は、このシリーズの2作目はもういいかなと思っていたのだが、読み終えると2作目も是非読んでみたいという風に変わった。きっと回を重ねる毎にSTへの捜査員の信頼が積み重なっていき、STも活躍の場も増え、進化し、またSTの新しい魅力が見られるだろうと思う。どういう展開が待っているのか楽しみだ。

    4
    投稿日: 2021.08.20
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    さてさてST班のメンバーが事件の解決をしていくシリーズの今のところの最後の作品 3人の女性が殺された さてこれをどう解決していくかがみものです。

    2
    投稿日: 2020.10.28
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    前にドラマやってたなぁ。。っていう感じですが実際は見ていなかったので、先入観なく読めました。 なかなかキャラが立ってて面白いですね。 CSIみたいな話かなと思ってたら、全然科学捜査はやらないっていう意外な展開でしたw科捜研ものじゃないの?っていう・・。 入浴用リーダーで読んでたので時間がかかってしまったんですがw作品自体は短いですね。わき役というか敵役のパーティも後を引きそうな残り方なので、この後のシリーズを読んでみたくなりました。もう一冊後のシリーズを積んでいるんですが、初期作品も読んだ方がいいかなぁ。。と思ってます。

    1
    投稿日: 2020.04.03
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    STシリーズは『為朝伝説殺人ファイル』から入った。STが捜査現場で初めて活躍する本書は、各キャラクターの特徴を読者に印象付けようという思いが伝わってくる。アメリカの巨大企業のボスが日本進出(支配)を狙って、日本国内の中国マフィア間の抗争をさせようとするが……青山のプロファイリングが最終的には解きほぐすが、もう少し早い段階で可能性の一つとして捜査本部で情報共有できるのでは? と思わないでもないが、司法警察官と警察行政職員との確執を考慮してのことなのだろう。

    2
    投稿日: 2019.10.13
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    (;>_<;) いろんな特技(?)があるstのメンバーが難解な事件を解決していく 別な事件だと思っていたのが連続殺人だった… プロファイリングの青山君がすごい!

    0
    投稿日: 2019.07.13
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    ドラマを見てハマり、原作を読んでみました。たいていは、ドラマの人物像ってさらっとしてるんですが、今作は意外としっかり作り込まれてて、ドラマの配役ぴったりだと思いました。中身も面白かった。 ただ、ドラマの赤城ファンなので、原作の中の赤城のセリフがほとんどないことにちょっと残念無念。 続編も出てるので読みたいですね〜

    0
    投稿日: 2019.06.18
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    なんとなく見たドラマがキャラの個性がものすごく強くコメディのようだったので逆に原作に興味が出てきて手に取ってみました。原作も個性の強いキャラでどちらかというと原作の方が好きですがドラマも悪くないです。でも先に原作でイメージができていたらドラマは受け入れられなかったかもしれず、どちらも別の形で楽しめそうで今手に取って良かったのかもしれません。シリーズの一作目だからか人物紹介がメインのようですが、細かいことを気にせずサクサクっとテンポよく楽しんで読むことができました。シリーズの続きも是非読んでいきたいです。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    おもしろいけど、漫画読んでるみたいな軽さ。 パワーバランスに偏りがある戦隊ヒーローものって感じ。 気楽に読める感じは好きです。 中国人の、料亭経営してるドンみたいな人(名前忘れた)が語った日本人観にギクッとしましたが、刊行の年は1998年。いつの時代も日本人は日本人なんだなあ、笑

    0
    投稿日: 2019.06.07
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    ドラマの第1話が面白かったため、読んでみた。ちょっと印象が違う。特殊能力を持った5人の活躍が薄い。掴みとしては弱いかな。今後に期待ですね

    0
    投稿日: 2019.03.30
  • 登場人物が多いので…

    内容は面白いものの、登場人物が若干多いのでスムーズには読みずらいと感じた。 巻頭に主な登場人物の紹介ページがあれば、星5つの評価にしたと思った。

    0
    投稿日: 2019.03.26
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    有能であるがゆえに変わり者集団の「ST」。 書き込みは足りないけどエンターテイメントとしてテンポよく読めた。

    0
    投稿日: 2018.12.22
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    警視庁科学捜査班STシリーズの第一作だ。このSTシリーズの中でも、この第一作目は、内容が濃い。おそらく一番面白い。犯人像の分析で、青山が活躍するが、彼だけではなく、超聴力の翠や武術の達人の黒崎の活躍が凄すぎる。

    0
    投稿日: 2018.09.08
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    多様化する現代犯罪に対応するため新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇事件、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、STの青山は一人これに異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。痛快無比エンタテインメントの真骨頂。

    0
    投稿日: 2018.06.12
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    警視庁の科捜研において新しく発足した科学特捜班、通称STの活躍を描くシリーズの第1話。STのメンバーは、個性的な面々の天才科学者5名と天才ではないが若いながらも警部のキャリアである百合根キャップ。STは警察官ではないが、捜査本部に加わり、専門家として捜査に協力する。捜査本部の菊川警部補とは当初反発し合いながらも、徐々にお互いを認め合うようになっていく。ストーリーも申し分なく、とても面白かった。

    0
    投稿日: 2018.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価は3. 内容(BOOKデーターベース) 多様化する現代犯罪に対応するため、新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇事件、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、ST青山は一人、異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。最強チーム警察小説シリーズ第1作、

    0
    投稿日: 2017.12.08
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    隠蔽捜査シリーズが好きすぎて、他の今野さん作品も読んでみようと自分で買った本。 ラストの勢いはさすがという感じで一気に読めて面白かった。 基本的に現実味が無さすぎるとついていけなくなるというか、ワクワク感が半減するというか、メンバーがスーパーマン過ぎて、最初は少し違うかも?と思ってしまいました。 でもさすがの今野さん。結局は引き込まれました。 一番長いシリーズだそうですが、楽しみに読み進めてみようと思います。

    0
    投稿日: 2017.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    百合根 友久(ゆりね ともひさ) STを任されたキャリアの警部。 赤城 左門(あかぎ さもん) STの法医学担当。 京和大学の医学部を卒業しているが、対人恐怖症、法医学の道に進む。 青山 翔(あおやま しょう) STの文書鑑定担当。専門は筆跡鑑定、ポリグラフ、プロファイリングなど。人間離れした美貌を持つ青年。 黒崎 勇治(くろさき ゆうじ) STの第一化学担当。人間ガスクロ(ガスクロマトグラフィー)と呼ばれるほどに発達した嗅覚、毒物などの臭いをすぐさま嗅ぎ取れる。趣味は武道の修練(さまざまな武道・武術に精通) 山吹 才蔵(やまぶき さいぞう) STの第二化学担当。警視庁に勤務してはいるが、僧籍を持った本物の僧侶でもある。 結城 翠(ゆうき みどり) STの物理学担当。絶対音感と超人的に発達した聴覚、露出度の高い服を着ている 菊川 吾郎(きくかわ ごろう) STと捜査一課との連絡係を担当する刑事。45歳。正確にはSTではなく警視庁捜査一課の警部 リリイタンが中国、台湾、イランのヤクザの愛人を男の変質者の犯行にみせて殺害、青山のプロファイルにより犯人が外国人、女性を特定 。成田空港で変装したリリイを翠の超聴覚で発見 動機が不明 日本市場をコントロールするイタリアマヒィア、グレコの仕掛けは失敗

    0
    投稿日: 2017.09.29
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    能力抜群の5人のスペシャリストの見事な捜査、ここに始まる!ST初登場編新装版。 史上最強の科学捜査部隊、第1の事件! 多様化する現代犯罪に対応するため、新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇事件、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、ST青山は一人、異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。最強チーム警察小説シリーズ第1作、新カバー版。 2013年スペシャルドラマ化 2014年「ST 赤と白の捜査ファイル」として連続ドラマ化 2015年上記タイトルで映画化

    1
    投稿日: 2016.12.11
  • 軽くて面白い警察小説見つけた!

    警視庁に新設された(現実にはないのかな?)、科学特捜班が活躍するストーリー。 この5人のメンバーがみんな天才で個性的。 さらにその上司も警察のエリートにもかかわらず、どこか頼りなげでいい(引き立て)キャラ。 冒頭殺人事件から、該当メンバーの紹介などがあり、 突然イタリアビジネスマンの話になります。 ん???と本編との関連性は徐々に明らかになっていくのですが、 その文章構成は私好みで、とても楽しめました。 シリーズ化されているようなので、続きも読みたいと思います。 日本でドラマ化されてるんですね~。

    11
    投稿日: 2016.08.01
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    はじめはキャラクターがマンガチック過ぎるのが嫌だったが、話がシンプルでスッキリ読めたので気にならなくなった。 あっさり読めるので続きも読んでみる。

    0
    投稿日: 2016.07.28
  • デビュー戦

    STデビュー戦です。 女性の殺害事件が発生するなか、次々とおこる殺人事件。連続殺人なのかはたまた模倣犯なのか。 殺害の目的は… 科学捜査を受け持つことになるSTが現場で導きだした結論は刑事たちの意見と異なるものであった。 チーフと初めて担当する菊池の会話のあわなさがが懐かしい

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    投稿日: 2016.04.01
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    警視庁科学捜査班、略称STの警察シリーズ第一弾。 ユニークで強烈なキャラ揃いのチームなので 頭で想像しながら読み進めた。 シリーズは全部読破しようかな。

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    投稿日: 2016.03.11
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    ドラマを見て購入。 個性的なSTのメンバー。それぞれの知恵が重なって答えが導かれていくようで好きです。

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    投稿日: 2016.02.16
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    「ST警視庁科学特捜班」 面白い!映画になったみたいだから有名みたい!このシリーズ! 様々な特異体質を持った科学特捜班のメンバーがその体質と知能を駆使して事件を解決! まだまだシリーズ続くので楽しみ!

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    投稿日: 2016.01.26
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    STシリーズ第一弾。 読みやすく面白かった。 際立った能力を持つ5人の科学捜査官とまとめ役であるキャリアの警部を中心とした警察もの。 警察組織に馴染まない5人の科学捜査官であるが、主張しすぎず、組織に従うところがいい。 彼らをわがままに孤立させないような組み立て、バランスがいいと思う。 (図書館)

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    投稿日: 2015.11.07
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    チート的能力とそれに対する代償ともいうべき弱点を持ったSTのメンバー。会話文が多く読みやすい文章。ストレスなくサクサクと読むことができた。 もともとはみ出し者の集まりであるSTと、現場を知る刑事たち。お約束ではあるが、その対立と歩み寄り、和解の過程も面白い。 刑事たちが経験で知り実践していることを、STが科学的に解釈しているのが楽しかった。 STの中でも青山がよく喋り、翠と黒崎もそれぞれ活躍したものの、赤城と山吹はおとなしかった。彼らの能力や活躍は? そして、終始オロオロしていた百合根が今後どのような成長を遂げるのか? ドラマから入ったので、青山君を志田未来ちゃんで脳内再生してしまうのはご愛嬌。

    1
    投稿日: 2015.10.23
  • 良質ミステリー!

    正直、TV放送の影響で読んでみましたが、TVでは主役の赤城の出番は少なく、印象が薄いのですが、ほかのメンバーの長所の使い方が上手く、ミステリーとして とても面白いです! ストーリーがよく練られていて、読みやすさも抜群でテンポよく読んでいけます。 ST以外の警察小説では、この犯人の特定は難しいのではないかと思えるほどです。 一つだけ例に挙げるなら・・・ お寺は葬儀を行うところ、神社は婚姻を行うところ、教会はその両方を行うところ。だから・・・ などと書き連ねれば当たり前の事だけれど、言われてみて、あぁ!なるほど! なんて改めて感心したりして。(そんな細かな事が事件を解く一つのピースになっていたりして) 特殊な能力を持ったメンバー なんて書かれていると色物風に受け取りがちですが、読んでみてください、面白いですよ。

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    投稿日: 2015.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終了日 2014・12・15 なんかとても腐女子ウケしてるドラマがあって、それは小説原作で、というんだったら読むしかないでしょ原作を。(ドラマの再放送探すより原作の方が手っ取り早い) ところがどっこい、腐女子ウケもわかるけど、原作はそれはさておきすごく普通(?)の刑事物ミステリーでした。こういう作品は大好きなのでいい意味で超絶勝手な予想を裏切られて楽しく読んだ。 面白い着眼点だったのが、グレコ氏の云々。日本のこういう作品で、外国人が見てる(かもしれない)日本やそのメンタリティをここまで書いているっていうのが興味深かった。自分の友人にもいそうな考え方… その他にも身につまされるような解釈も色々あって、ミステリー以前に、日本人と社会とはっていうとこだけでも中々food for thoughtだと思う。 あと印象的だったのが「男性社会」というものがものすごく顕著に(意図的に)書かれてたなあってこと。台詞とか。登場人物のほとんどが男性(故にモノローグとか心情描写とかも大半が男性目線)だったっていうのもあるけど、とても「男」を強調してた。 かといって別に女性軽視って感じも(特には)しなかったけど、ただその「男性的」な視点が強くてなんだか時々落ち着かなかった。そもそもそれが現実だって言われちゃそこまでなんだけどね。 そんな中で翠さんはかっこよかったなあ!なんというか、あの佇まいが。 結論:いろんな意味で想定外だったけどとにかくクライマックスの黒崎さんむっちゃかっこよかったですねでどっとはらい

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    投稿日: 2015.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    赤城、黒崎、山吹、青山、結城 翠という個性豊かな天才がそれぞれの特殊技能を活用し、事件を解決に導いていくシリーズものの第一弾。事件自体は、主人公サイドとは別の視点があるため、それが犯人であり、手口自体は大体読めたが、特殊な技能を用い、解決していくのには爽快感があった。

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    投稿日: 2015.08.09
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    楽しかった。いつも通りの登場人物の解説文すら気持ち良く、来た来たと前半を読んだ。 疑わしい人物も出揃ったところで、犯人を考察させるヒントがチラチラと出てくる。あとは最後まで一気にページをめくらさせて終わり。 色シリーズより楽しめた。

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    投稿日: 2015.07.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマから入った小説。 ドラマ版とはまたすこし違った雰囲気。 キャラがたってるから、ドラマむけの作品だよな〜というかんじ。 百合根警部がすてき。演じていた岡田将生が好きだったのもある。笑 ミステリとしては、うーん、明らかに本筋とは違うってわかるマフィアのくだりがしつこくて、読み飛ばしまくり。けっこうはじめからトリックは読めたかな。 続編に期待。

    0
    投稿日: 2015.06.25
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    「ST警視庁科学特捜班エピソード1」藤原竜也&岡田将生主演の人気ドラマ原作 http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-01-23

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    投稿日: 2015.04.16
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    珍しくドラマ→原作という順で入った本。藤原竜也さんの「赤城左門」と岡田将生さんの「百合根警部」も素敵でした!是非、シリーズ全巻読みたい。

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    投稿日: 2015.03.28
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    ドラマ→映画とみてようやく、原作を読んでみる。 噂どおりの、ドラマとは異なる点があり、そうなんだと驚きつつ、読み進める。やはり、ドラマを見てから読んでよかったかなと思いました。

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    投稿日: 2015.01.21
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    これもドラマ見て買った本。ドラマとの相違が多々あって面白かったし、逆にドラマはドラマで改めて面白い内容だと感じた。科学捜査はやはり理系の心をくすぐる。事件の背景の描き方がちょっと雑かなと感じたけど、登場人物は個々に大変魅力的で飽きさせなかった。

    0
    投稿日: 2015.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマ化もされたSTシリーズの一作目。特殊な能力をもつスペシャリスト5人を集めた科学特捜班、通称STが、一見バラバラに見える連続殺人事件を解決していく。 人物設定も所々違い、ドラマのほうがかなりコミカルに仕上がっているけれど、5人のキャラが立っていて面白い。今作では青山くんが大活躍。ドラマほどのドタバタ感がなくて、個人的には原作のほうが好み。 犯人は早い段階で分かってしまうけれど、こういったキャラもののシリーズでは別の楽しみ方もできるので良しとしよう。

    0
    投稿日: 2015.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2014/11/24 ドラマSTにダダはまりしたので、むかーし読んだ原作をもう一度読んでみた。 全然覚えてないけどドラマのスペシャルがこの話なんだね。 1998年の作品だから留守電がマイクロテープだったり携帯が普及してなかったりします。 我が家の留守電は今もマイクロテープですけどね。 そんなだからドラマでは結構大胆に現代風にアレンジしてラインみたいなので連絡取ったりしてたね。 青山翔が女の子になってたり。 小説では赤城左門がさほど出てなくて驚いた。 ドラマでは犯人の動機の部分が全く違うものになっていたので少々無理があったりしたけど、軽妙さではドラマに軍配。 この本ではとにかく赤城さん出てこないから。 シリーズ重ねるとそうでもないのかな? この事件に関しては、ドラマでアメリカのマフィアとか大胆に消したのはよかったと思う。 他の話も気になるしまた読もう。全然覚えてないし。

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    投稿日: 2014.11.24
  • 面白かったです。

    TVを見て興味を持ち、このシリーズで初めてこの本から読みました。 登場人物の設定等々TV版との違いありますが(笑)それはそれで面白いと思いました。 内容も読みやすく、シリーズの続きを読みたいと思いました。 お勧めです!

    2
    投稿日: 2014.11.21
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    初・今野敏。ドラマから入ったけどやはり原作は完成度が格段に違うと感じた。そんなんわかるかい!というミステリーとは違い、読んでいるうちに自分でもなんとなく筋が描けてくるように書かれているのが入り込みやすくさせてくれる部分かと。STシリーズのみならず、面白いと評判の隠蔽操作などにも手を伸ばしてみたい。

    0
    投稿日: 2014.11.01
  • エピソード1<新装版>

    以前購入したものと同じ内容でした。注意してください。 確かに<新装版>とありますが、注意書きの一つもつけていただければ、こんなことはありませんでした。ショック。 他の電子書籍SHOPでは、注意書きがありましたよ。

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    投稿日: 2014.10.30
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    最初、登場人物が判りずらかったが、特別技能者の五人の凄さに引き込まれた。しかし、急にプロファイルされて展開されるのも?かな

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    投稿日: 2014.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警視庁科学特捜班シリーズ第1弾。 1998年の作品だが、TV放映(見てない)をきっかけに新装版になったのと、 前日譚の「化合」を少し前に読んだので、興味を持ちました。 能力が突出し過ぎて組織からはみ出した科学捜査官の集団の話です。 キャップとメンバー5人が色もしくは色が特定できるものが入っている名前を持っていることから、戦隊ものを意識していると思います。 ただ、各メンバーにくせがありすぎて子供向けの戦隊もののような明るさ、爽やかさがないです。 もちろん、それぞれの能力を総合して事件解決につながるのですが、メンバーの能力がすごすぎて達成感が少なかったです。 あと、第二化学担当の山吹がどんな科学的能力を持っているかが良くわからないのが残念です。

    0
    投稿日: 2014.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説のがドラマより面白いよと言われて読んでみましたん! ドラマにはドラマの 小説には小説のよさがあるかも!! 小説では、赤城さんの独断というより、 全員がちゃんと、活躍してる 感じがして、おもしろいなーと。 話の内容うんぬんより、 キャラが魅力的で読める感じかな。

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    投稿日: 2014.09.26
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    ドラマ『ST』の原作小説。 安定の今野敏、ちょっと登場人物が多くて判りづらいところもありましたが、面白かったです。でも今野敏はもっと面白いの書くから星三つ。 いやでもほんと、手に汗握る展開で、実家に戻る新幹線の中、あっという間に読んでしまいました。嘘。ほんとは新幹線で読み終えられなくて、実家近くのスタバで最後まで読みました。 ともあれ次の本も買わねば。楽しみ。

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    投稿日: 2014.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマ見てたので読んでみました。初今野作品。結構読みやすいし面白い。 ドラマのほうがキャラクターが際立っているけど、原作は少しおとなしめ。それでも個々の特殊能力が生かされて、犯人逮捕につながるくだりは面白い。ただ、ちょっと長いかなー。個人的に中国とか裏の世界の話は苦手なので興味薄。

    0
    投稿日: 2014.09.01
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    ドラマを見てから、本を読んだので赤城さんがえらい静かだなぁと思った。 青山さんも男だし❗と、驚きながら読みました。

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    投稿日: 2014.08.31
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    面白かったけど、やや消化不良かなー。 ただ、ドラマ化はこれは正解だったか、と。 キャスティングの妙ですねー。 赤城さんがまだ大人しくて、翠さんが活躍してました。

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    投稿日: 2014.08.28
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    ドラマは時間が合う時に一度だけ観たけど、原作とは違うんだなぁ。とこれを読んで思った。そもそも、赤城と百合根がドラマみたいにわちゃわちゃしてない。個人的には、原作の立ち位置が好きかも。STのメンバーは個性的で魅力のある人間ばかりで、それぞれの専門知識に関してはピカイチ。その個々のチカラが一つになった時、真相が明るみになり事件が解決する。スッキリした結末。話の内容も面白く、ぐいぐいと引き込まれてしまった。シリーズも結構出てるみたいだから、今後も読み続けたい作品の一つ。

    1
    投稿日: 2014.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知人がモスクワが舞台となると送ってくれた本。モスクワが舞台となるのは3巻目。どうやらシリーズものということで、1巻目の序盤は登場人物紹介的な展開。例によって(何の例?)、ドラマ化ありきの作品という感がプンプンすると思ったら、ホントにまさに今(2014年夏)、ドラマ化されている真っ最中とはっ! でも、1998年のころの作品なんだなぁ。当時から、もうこの手の作品(ドラマの脚本的な)は、あったのかとちょっと驚き。バブルが弾けて疲弊し始める当時、すでに今の日本の様子を予見していたかのような記述が目を引いた(「それとても、政治家の愚かさの現れなのだが、国民は何も行動を起こさない。」「あの国は、選挙も飾り物なら、政治家も飾り物だ」等など)。ま、当時からそうだったのか。 とにかく、内容はキャラクター頼りの娯楽作品。オチも早々に気が付いてしまう。気楽に読めるという点では及第点。舞台が地元だった新宿、中野界隈で判りやすかったし(2巻目も、これまた地元の代々木公園から話が始まる)、3巻目までは頑張って読もう(笑) ところで、解説の西〇心太氏とやら、最初、「苦役列車」を書いた西村賢太かと思い、なんともヘタクソな解説で、中学生でも書けるようなベタな内容なので、これで芥川賞作家か?!と思ったら別人で良かった。

    0
    投稿日: 2014.08.22
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    知人から、安楽椅子探偵もの好きの君にぴったりだよと紹介され読んでみた。 面白かった。特殊能力をもった5人の活躍。安楽椅子探偵的なのは青山。だが以外にも黒崎の格闘シーンに萌えた。

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    投稿日: 2014.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマにはまった勢いで読み始めました!警察モノを初めて読みます。 赤城、青山、翠、黒崎、山吹という個性的なメンバーと彼らをまとめるキャップ百合根。それぞれの得意分野とか、特殊能力とかが発揮される場面が楽しいです。ゴレンジャー的要素いいなぁ…! みんな自由で飄々としていてキャップがかなり苦労人です。 今はまだ頼りないけど、百合根が活躍する巻とかもあったらよいのに… 青山がプロファイリングを始め出してから一気に読めました。 他のシリーズも早く読みたいです!

    2
    投稿日: 2014.08.18
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    後半やっと話が進みだして面白くなる。 それまではスムーズに流れない登場人物紹介が続く。 2冊目以降に期待。

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    投稿日: 2014.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマを見てたら原作が気になってきて購入。 私みたいにドラマから入る人も今後いると思うので、まずドラマとの違いをあげてみます。 ・赤城は無精髭があって大人の色気がある。 今回読んだ限りでは対人恐怖症ではなく女性恐怖症。 引きこもりでもない。 ・青山は誰もが見惚れる美青年。 ・黒崎は無口だが普通に喋る。ロン毛。 ・ガッキー君、それに類するものは登場しない。 ・ドラマでは赤城と百合根が行動を共にすることがかなり多いが、原作はそんなことない。 大きな点としてはこういった感じです。 あとは出番的には、 菊川>百合根>青山>結城>黒崎>赤城>山吹 という感じでした。 流れ的には面白かったですが、まだシリーズ一作目だからか、キャラの掘り下げがあまりないというか個々の印象は薄かったように感じました。 あとは、個人的に地の文が平板なような感じというか…なんだか味気ないように感じました。 軽く読めるけど楽しいので、さらっと読みたいときなんかには最適かと。

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    投稿日: 2014.08.10
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    刑事ものを立て続けに読んでいるが、今野敏の作品は、キャラが立っている。ドラマ化したくなるのがよくわかる。

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    投稿日: 2014.08.05
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    ドラマにはまり、まんまと手に取りました。 ドラマでは百合根と赤城のコンビネーションが特に強調されていますが(原作でも回を追うごとにそうなってくるのかしら?)、本作では癖のあるメンバーのチームプレーがより愉しめて、次作も読んでみたくなったのでした。

    0
    投稿日: 2014.08.05
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    テレビでの連ドラ化をきっかけに、放映時に観逃してたスペシャルドラマをネットで観て面白かったので手にとったのが正直なきっかけ。 先に映像化を観て原作を読むっていうのは、なかなか稀なパターンなのですが、とても楽しめました。 警察組織の枠に収まり切らない5人の科学捜査のスペシャリストと、それを束ねる若手凡人キャリア。 ありがちな設定のように見えて、はみ出したままでは終わらない、周りの人間を少しずつ惹きつけ、引き入れて行くっていうのが新鮮でした。

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    投稿日: 2014.07.14
  • 特殊能力を持った変わり者たちの一風変わった戦隊ヒーローもの!?

    STという架空の組織の活躍を描いた警察小説。 STは、「scientific taskforce」 の略で、科学捜査をする特殊部隊ということになります。 読んでいて、感じたのは、最近、TBSで放送されたドラマ『ホワイト・ラボ〜警視庁特別科学捜査班〜』 に近いですね。 ST は、特殊能力をもちながら、いや、それゆえに、かなり変わったメンバーで、構成されています。 メンバーを簡単に、ご紹介すると、 ・赤城 左門(あかぎ さもん) STの法医学担当。対人恐怖症 ・青山 翔(あおやま しょう) STの文書鑑定担当。専門は筆跡鑑定、ポリグラフ、プロファイリングなど。秩序恐怖症 ・ 黒崎 勇治(くろさき ゆうじ) STの第一化学担当。発達した嗅覚を持つ。先端恐怖症 ・ 山吹 才蔵(やまぶき さいぞう) STの第二化学担当。僧籍を持った本物の僧侶でもある。 ・ 結城 翠(ゆうき みどり) STの物理学担当。絶対音感と驚異的に発達した聴覚を持つ。閉所恐怖症。 この赤・青・黒・黄色(山吹)・緑(翠)が揃っていることで、戦隊ヒーローものを彷彿してしまうのです。 ゴレンジャー世代の人には、堪らないかもしれません。 それにしても、この人たち癖がありすぎ! このエピソード1では、さまざまな意味で日本市場を狙う外国人の起こす犯罪が描かれています。 話は、スピード感があるし、登場人物にはそれぞれ魅力があって、面白かったです。

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    投稿日: 2014.07.11
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    7月スタートの藤原竜也と岡田将生主演ドラマの原作。個性的な5人の科学捜査員たちを主人公とした警察小説です。キャラが立ってて、気軽に読めます。 何より印象に残ったのは、裏社会でも暗躍する二人の外国人が日本と日本人を評した場面。もうね、けちょんけちょんです。 たとえば・・・ 「それは、支配者が誰であっても素直に従うという意味だろうか?」 「基本的にはそうだろうね。政治家がどんな連中だってかまわないんだ。」 (金融など様々な場面の自由化政策について) 「それとても、政治家の愚かさの現れなのだが、国民は何も行動を起こさない。(中略)戯言に、国民はあっさりだまされている。まあ、早晩日本は駄目になるにしても、金融その他の自由化はそれに拍車をかけるね。」 「あの国は、選挙も飾り物なら、政治家も飾り物だ」 この作品が最初に発表されたのは、1998年。 今の現実とのシンクロ具合にびっくりする。

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    投稿日: 2014.06.25
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    軽く読める事件もの、シリーズ1作目。 特殊能力を持つ捜査官が、活躍します。 警視庁科学特捜班、通称STが創設される。 束ねるのは、真面目な百合根知久警部。 専門家のリーダーは、赤座左門。法医学担当。 彫りの深い顔立ちで無精ひげに男の色気があり、女嫌いだが、周りに人が集まってくる。 毒物などの担当は、黒崎勇治。武道の達人でもある。 文書鑑定担当は青山翔。恐ろしいほど端正な美貌の青年。 物理担当の若い女性は結城翠。セクシーな服装で、異常に聴覚が発達している。 そして、僧侶でもある山吹才蔵。 僧服で現場に駆けつけ、まずお経を上げるという。 それぞれの分野でトップクラスだったのだが、優秀さと引き換えのように個性的過ぎて、組織からは浮いているメンバー。 たたき上げの警官・菊川警部補からは反発され、百合根警部は気をつかいつつ、何とか彼らの才能を生かそうとする。 ゴレンジャーのごとき色の付いた名前で、劇画乗りの展開とでもいいましょうか。 連続殺人事件は鮮明に描かれていますが、現実味があまりないので怖くはないです。 「隠蔽捜査」シリーズが面白かった今野さんですが、ものすごく多作な作家さんなんですよね。 手っ取り早く読めそうで、傾向の違うものを探して読んでみました。98年にノベルスで出ています。 ドラマ化もされたんですね~。 百合根が岡田将生とは意外な~原作どおりなら美貌の青山を演じるところかな。 最初は5人の特徴がばらばらすぎて、一人ずつの役割の印象はそんなに残らない。 悩める凡人・百合根警部のほうが心情的にわかりやすい、ってところはあるかも。 パーッと読めて、気晴らしになります☆

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    投稿日: 2014.05.31