
総合評価
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powered by ブクログ会話ベースの文章なのでサクサク読めた 初めて読んだ作家さんだが、しっかりどんでん返しがありとても楽しめた(しかも複数! 読み終わってから見返すと色んな伏線が張ってあり、納得感があり読後感も良かった。 中盤まで胸糞が悪かったが、最後には本当の悪役が判明して、最終的にはそのキャラクターも鬼畜なのだけどもとても頭が回る、理知的な性格だったのであまり嫌いになれなかった。
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
イヤミスというジャンルでは到底収まりきれない猛毒が仕込んである。はっきりと言うと興奮して一気に最後は読んだ。中毒性があり魅力である。
0投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログ騙されるけれども、鬼畜の家と言うか、鬼畜な◯◯◯とタイトルを変えたほうがいい。 そもそも、帯からして騙す準備がありーの、先入観あって読み始めーので、4分の3くらいまでは騙されっぱなし。 狂っているし、簡単に殺しすぎ
0投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今まで読んだイヤミスのなかでも最高レベルで好きな作品だった。これがデビュー作と聞いてびっくり。結末を先に決めてから書いているんだろうけど盲点だった。 正直最後のドンデン返しがなくても面白い作品だと思ったしドンデン返しが評価分けてるのかなとも思った。 まああと正直右利き左利きのところはいるか?とも、、 インタビュー形式はやはり面白い。人間は結局自分視点でしか世の中を見ていないんだなということがわかった。また家族についてもこういう家族になるの可能性が少しでも想像できてしまい、親には大感謝でしかない。こういった作品を経て自分が人間として正しい方に進んでいけたらなと思う。 非常に最高すぎた作品でした。
1投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ新人賞なのに文章は熟達の域(?)深夜に一気読み。物語全体に漂う陰鬱としたこの読み味に近いものとしては連城三紀彦『白光』や東野圭吾『悪意』が思い浮かんだ(中身は別物)。個人的には得体の知れない探偵に何かあるのだとばかり疑い、そちらの違和感には気づけなかった。かなり難易度は高いと思う。"鬼畜"が忌み嫌う人物像に首尾一貫性があり、エリート志向ほど陥りがちな優生思想に説得力があった。
2投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログこの家、なんか変 「無数の謎の死、北川家には鬼畜が住んでいるんです。」悲劇の家の唯一の生き残り由紀名 「我が家の鬼畜は母でした」 残された彼女の援助を求められた元刑事榊原が関係者のインタビューを通じ【鬼畜の真相】に迫る長編ミステリー 構成はインタビュー形式八割 ラスパ小五郎タイム二割 読者の視線の集め方は見事だった 流し読みではあったが、伏線はしっかり張り巡らされていたし腑に落ちる展開ではある だが、語り手であるはずの榊原の敏腕さに違和感を拭えない 彼の閃きと想像力が特殊能力過ぎたので 彼のここに至るまでの壮絶な過去!ドンッ!!とか知りたかったなぁ。何がお前をそうしたんだ わかったのは破天荒で娘に弱い事くらい しかし感覚としては「俺昔やんちゃだったんだよね スン」と、想像にお任せされる他力本願に託された主人公。脇役感が拭えない可哀想な立ち位置である 描写はグロくはないが、これまた想像力に託される胸糞悪い展開が少なくない 特に動物が傷付けられるのが苦手な方は読まない事をオススメする 因みに私は寄せた額のシワが戻らなくなって困っている 本書を手に取り 最近やたらと耳にし、興味があったので並行して学んでいた「愛着障害」を身近に感じた 不思議なものだ、脳は新鮮な記憶をなにかと繋げたがるらしい ラブアンドピース 暗黒書物は反面教師 私はまた一つ、人に優しくする理由を見つける事が出来たのやもしれない 感謝感謝
127投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ2023/8/23 鬼畜の家読了。深木章子の作品は初だったが、外れだった気も。何か家族のあらゆる異常性が詰め込まれてるくせに、読んでて気持ちが重くならない事に驚くというか。何だろう、共感出来る部分がないし人間の本質的な怖さが全く感じられなかった。残念ながら次はないかな。
1投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ鬼畜の家というか、登場人物にまともな人皆無だった。インタビュー形式で読みやすくて、最後が気になってあっという間に読み切った。大謎はありきたりというか予想の範囲内といったところだったけど、そこは全然良かった。だけど動機とか真実の部分が思いのほかあっさり描かれていて、もう少し出し渋りとか一捻り欲しかったなぁと思った。 インタビュー形式のおかげで主観的に物事が描かれていて、なにが真実なのか見えずらくてとても面白かったから、主観なんて当てにならないのだ ということを最後まで活かして欲しかった。 内容的にもスッキリするような話ではないですが、もう一回読みたくなる作品でした。
6投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログ元弁護士だけあって、法律についてかなり詳しく書かれていた。そんなルールあるんだ、、と学んでしまいました。 郁子が鬼畜なのかと思ったけど、登場人物ほとんどまともな人いなくて笑ってしまった。 最後もまさかの恋愛模様があっての事件で、思いつかない角度の展開で良かった。
2投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ鬼畜の意味 まさかの結末でしたが、現代社会の問題点や色々なことを切り取った1冊。読みにくい…と思いながら、最後まで読んでしまった。
0投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私の深木章子さん読書デビュー作。 いやー面白かったーーー!! あっという間に読んでしまった。 ある事件を調査する探偵が、関係者にインタビューしていく形式のお話。 こういうタイプの小説は好き! そしてもちろん内容も帯にあるように「驚愕の真相!」です。 などと明るく書いてますが、お話は暗い暗い暗ーいドロドロした物語。 読んでる最中はちょっと気持ち的に沈みます そしてもちろん内容も帯にあるように「驚愕の真相!」でした… でもやはり小説としては面白かった! これは叙述トリックとは言わないないのかな? まあ、ちょっと映像化は難しいやつですね… 何はともあれ今更なのかもしれませんが、いい作家さん見つけました!!ありがとう〜! だから読書はやめられないんですよね〜
1投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログタイトルからして不穏な雰囲気が漂いまくっているイヤミス。探偵が事件の関係者を調査して、徐々に事件の全容が見えてくるといった展開で興味を途切れさせず一気に読ませてくれる。 真相はある程度想定範囲内だが、あの所業は想定外過ぎた! 鬼畜なのは誰なのか、どの様な所業なのか…読んでみてのお楽しみ!
12投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ鬼畜の家とはすごいタイトル…でも、タイトルに負けないくらいの恐ろしい所業でした。 まさに鬼畜の家。そうとしか表現できない。 私立探偵の榊原が、父、養父母、姉、母兄を順次亡くしたゆきなという女性のために調査をする。 調査対象から話を聞くように進んでいくので、読みやすいし、少しずつ違和感を持ったり、じわじわと真実に近づけている感じが楽しい。 母兄が車の転落事故にあい、遺体も上がらず、保険会社から保険金を払いしぶられているので、力になってあげてと紹介されたゆきなと榊原。 母と兄の死は自殺なのか?車を運転していたのはどちらなのか?謎をとくために、榊原は真実に辿り着く。 メイントリックは、ミステリ好き読者には予想通りだったと思う。 解説で島田荘司さんも、そんなことを書いてました。 作者も、たぶんそれは想定内で、でもその想定を超える所業なもんだから…犬の下りは、想像して固まってしまったわ。でも骨は残るよね。骨は一体どうしたんだろう。
6投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログ関係者それぞれの証言と末娘の口から語られる殺人教唆、資産収奪などの母親の鬼畜の所業の数々があまりにもおぞましく、どのような結末を迎えるのかドキドキしながら読み進めた。だけどそれすらも翻弄するような作中の仕掛けと思わぬ真相に驚かされた。著者の他の作品も読みたくなった。
7投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログ途中までは凄く面白かったけど、種明かしというか、探偵が推理を話す場面で少し興醒め。 だけど、全体を通すとよく出来たお話かな。 結末を先に決めて、そこに向けて話しを肉付けしたような感じ。 読み応えはあった。
2投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログが家の鬼畜は、母でした―保険金目当てで次々と家族に手をかけた母親。巧妙な殺人計画、殺人教唆、資産収奪…唯一生き残った末娘の口から、信じがたい「鬼畜の家」の実態が明らかにされる。(e-honより)
1投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いやー凄い、、、 久しぶりにやられたぁって思ったし 面白かったです!! それにしても賢い女って怖いわね。
0投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しと叙述トリックは分かりやすくないとスッキリ感が得られないと思うんですよ。 すごくストレスフルな読み口。 全体的に古臭く、人物描写も昭和感すご…と思ってたら、作者が結構なお年だと知って、さもありなんと思った。 でも「猫には推理がよく似合う」を読んだときにはそんなこと感じなかったから、年齢よりもこの作品がデビュー作だからなんだと思う。 そもそも著者の年齢が気になった理由は、解説で島田荘司氏が、老年期以降の活躍云々を読む気がしない文章で長々書いてたからなんですけど、これ解説逆効果では…?と心配になりました。
2投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ⭐️5.0 夜中に読み終えたけど興奮冷めやらずで 寝不足になった笑 作者のデビュー作とは思えないほど 練られたストーリーで終盤は何回も騙されて え?え?えー!?とビックリしまくり笑 元弁護士だから書けるお話。 鬼畜の家だけどグロさはほぼなく(動物が死ぬのは嫌だったけど)人間の怖さを思い知らされた。 面白かった、騙された本ベスト3には入る すごーくお気に入りの本になりました。 読み終えたばかりだけどまた読みたい笑
13投稿日: 2024.04.22
powered by ブクログ「おとうさんはおかあさんが殺しました。おねえさんもおかあさんが殺しました。おにいさんはおかあさんと死にました。わたしはおかあさんに殺されるところでした……」 末娘から語られる本当の真実とは・・・・・・・ インスタで紹介されており、どうしても読みたくて 本屋に行ったけど見つからなかったからメルカリで購入した タイトルを彷彿とさせるような (私の大好きな)陰気臭い嫌な気分になるストーリー(めっちゃ褒めてる) 最後のネタバレページは本当に面白くて面白くて… 多分最近読んだ本で一番好き 嫌な感じを前面にだしつつも、しっっっかりミステリーとしてちゃんとしている!! そこがめっちゃ好きになった理由 数人の証言者からの話を順番に紹介していくスタイルなので、昨日はこれがあって今日はこれで誰かがこうなったという時系列的なことは特に気にならないけど 証言者から語られる節々に実はとっても大事な情報があって、それぞれのピースをつなぎ合わせていくと 今まで見えてこなかった別のストーリーがあぶりだされていく!! いやあ、お初の作家さんだったけど 他作品気になりすぎる~~
1投稿日: 2024.03.29
powered by ブクログ面白かった。けど内容的に趣味に合わない感じで星3つ。 探偵が話を聞いて、相手が話す感じで物語が進むのは面白かった。 こういう作りは好き。
2投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログき‐ちく【鬼畜】 〘名〙 鬼と畜生。 転じて、残酷な行ないをする者。 恩義を知らない者(コトバンクより) 夏の陣。こうも暑いとホラーを欲する。 ページの向こうで繰り広げられるであろう、とんでもなく残虐で猟奇的な〝人間〟と、これまたとんでもない恐怖に晒された〝獲物〟との非現実の世界に身を投じようと、少しの躊躇いと少しの好奇心で読み始めたけれど、吐き気を催すような映像型ホラーではなく心理的なホラー。 とは言え、関係者の死がどれも見事に肥やしとして利用されているので、鬼畜であることは間違いない。 私立探偵が一人ひとりの証言を聞いて答えを導き出す。この手の手法を用いる場合、たいていは1つの事件がだんだんと様相を変えていき、真相があらわになると言う感じなのだけど、これは幾つもの事件について真相に辿り着くので読み応えはある。 家族が死ぬたびにお金持ちになってゆく母。疑われることなくいかにして母は死を肥やしとしてきたのか。 唯一の生き残りである末娘が語る真実と、探偵がたどり着こうとする真実が徐々に変化してゆく。 登場人物の印象が読み進めるうちに変わってゆくとこや、謎解きと動機、私立探偵が話しを聞いて歩くというところも上手いなと思う。 身の毛もよだつホラーではなく、あるところに鬼畜と呼ばれる女がおりましたサスペンス。 今年の16冊目
11投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ母親に支配された家族に巻き起こる数々の死。唯一の生き残りである末娘の証言を探偵目線で追うミステリー。 鬼畜とは、何が真実なのか、最後まで目が離せない。これが一作目…すごい
8投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ「あたしの家は鬼畜の家でした。」 夫を殺し、娘を殺し、金の為に数多の犯罪を繰り返した母親。しかし、その母親の最期は唯一溺愛していた息子との心中でした。 生き残りの末娘が語る壮絶な家庭環境。母は自分から死を選ぶような人間じゃないとの証言。「鬼畜」を死に至らしめた衝撃の正体が明らかになる・・・。 著者のデビュー作品ですね。東大卒の元弁護士なんて聞いたらどんな理屈っぽいミステリを出してくるんだと身構えちゃいそうですが、この作者はかなりミステリのエンターテイメント性を重視してくれる。消人屋敷なんてもうごりごりの館物だし。また一人お気に入りの作家が増えました。
1投稿日: 2023.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どストレートなタイトルと素敵な表紙に惹かれて購入。面白かったです! タイトルとあらすじから、冒頭から鬼畜な殺人事件とか起こる系かなー?と思っていたら、怒涛のインタビュー尽くし。一体何が起きたんだろう?何の事件?と謎に満ちたスタート。 第2章の時点で依頼人から郁江の恐ろしさが語られるが、物語の前半のため「いやいやこれが真相な訳はないよな…どうなっていくんだ…」とすっかり作者の術中にハマっていく良い読者の私。(怪しみつつも真相は全く予想できないタイプ) 第4章で真相が明らかになった時は、うわああ…と素直に驚きました。 インタビューの中にひとつだけ聞き手が異なるものが混じっていたのは、本当気付かなかった…でも読み返してみると、他は榊原の名前を呼んでいたり、「男」の表記がちゃんとあるんだよね。見事にやられた! 特にゾワッとしたのは、「犬を飼った理由」がわかった時。 いや、冒頭から悲惨な殺人事件とか起こってたわけじゃないので、完全に油断してました! そもそも、郁江も秀一郎もまさかとっくに死んでたなんて思いもしなかったから、犬が突然死んだのもきっと郁江が殺したんだろうなぁ理由はわからんけど…くらいの気持ちでしたわ。 「引っ越しの夜、なぜかしきりに吠えたという隣家の柴犬と、その二、三日後、突如北川家にやって来た大型のジャーマン・シェパード…。それに加えて、がっちりしたキッチン鋏。そして極めつきは、アメリカ人が使うような特大の冷凍庫だ。」 うわああそういうことか…と。 そういう猟奇的な出来事。大好物です。 にしても亜矢名の行動力、計画性、忍耐強さ、半端ない。目的のために全てを利用していく姿勢、サイコパスじみていてとても良い。 そして、その狂気の根底には歪んた家族の影響が強く、父親に似た男に惚れてしまうところなんかも、最高でした。 やはり真犯人にはその「人格」を形成する上で多大な影響を与えた「何か」があり、それがきちんと描かれるのが好きです。 読み終えてみるとそれまでのインタビュー内での細々した描写も全て伏線になっており、きれいに辻褄が合うのはとても気持ちが良かった。 その、ミステリーとしての気持ち良さと、事件の真相の気持ち悪さが相反しているところが、また良い。 読後感はスッキリしたので、後味悪いとは感じません。事件そのものは、おぞましいですがw
2投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログ深木章子氏、デビュー作でこの出来は凄い。徐々に真実に近付いていく構成も読み応えがあるし、作者の特徴でもある緻密なヒントはデビュー時点で健在。バラされた後も、そんなのあった!?と思いつつも、そう言われたらそうか、と納得せざるを得ない。そのあたりもさすが元弁護士と思える。しかしながら中身はイヤだらけの胸糞ミステリ、後味も良くない。
3投稿日: 2023.01.14
powered by ブクログインタビュー形式で進んでいくので、私もそこにいて、一緒に推理しているような感覚で楽しかったです。 最後は『そう来るか〜』てな感じでした。 もともとインタビュー方式は好きだし、展開も好き。 とても楽しめました。
1投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
探偵・榊原の調査を元に事件の全貌が明らかになっていく展開。この展開は個人的に大好物であり、一気に読み進められた。 あらすじからも本当の意味での『鬼畜』は誰なのか想像はつくが最後に明かされた真実は唸らされた。 確かに途中の調査で違和感の感じる人物が出てきたのだが、その違和感も最後でしっかり回収される。 初読みの作家であったが違う作品も読んでみたいと思わせる内容であった
0投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「北川家」と関わった人たちが、自分がみた「北川家」、噂、思い込み、誤解、嫉妬、憎悪など織り混ぜながら語っていく形で物語が進んで行く。 読み手は、語り手のすべてを信じるのか、疑うのか委ねられ、「北川家」とは、一体どんな家族だったのか、考えながら読み進める。 ヒントや嘘を追いながら、良いところまではいったのだけれど、騙された!! カバーデザインに惹かれた。 蜘蛛の巣なのに、蜘蛛がいない。 なんだろうっと、思って。
0投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
デビュー作ながら、文章、構成がとても洗練されており、人物描写も丁寧で良い。 構成としては、インタビューがポン、ポンと連続されている中に聞き手が榊原でないものを混ぜるというところや、一つ一つのインタビュー中にアレルギーや利き手などの伏線を仕込むあたりも巧い。 新しさはあまりないが、完成度が高い作品だった。
1投稿日: 2021.07.16
powered by ブクログ鬼畜の家の歪んだ家族。その周りで起こる事件をつなぎ合わせて浮き彫りになる真実。 ゴシックイヤミス。でも、そこまでイヤではない。
1投稿日: 2021.06.06
powered by ブクログ鬼畜な母親とその家族を描いたミステリー。 探偵が事件関係者にインタビューをする独白形式で、事件の全容をあぶり出していくストーリー展開が良かった。 最後のどんでん返しは見事に騙され、かつ私の好物とするイヤミスであったが、張り巡らされていたあらゆる伏線の回収がとても丁寧過ぎて、読後達成感が薄かったのが残念。 しかしながら初著者作品としては好印象。 もう一冊の積読も続けて読むとしよう。
30投稿日: 2021.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
好き勝手書きます。ネタバレ注意です! こいつはまたすごい本を見つけてしまった・・・・・・・。 人生観ねじ曲がりますよ、これ・・・・・・・(勿論いい意味で) 初読の感想は、「読む毒」って感じだった。そのくらい、目を背けたくなるような人間の闇がこれでもかと描かれている。 ちなみに、著者の深木章子さんは元・弁護士で六十歳になってから執筆活動を始めたそうで、弁護士という人生経験がフルに生かされていると思う。(作中によく使われる、法律の穴みたいなのを説明するところとか) 青二才の僕は、読んでいて圧巻としか言いようがなかった。(笑) 文章の構造としては、私立探偵の榊原が登場人物に取材をするパートと、児童公園での依頼主、由紀名とのやはり取材のパートで成り立っており、風景描写とかは少なめ。ほとんどが取材でボリューミー。それでもってこの質である。 余計な描写を省いて、ただただ事件の解決で攻めてくるあたりは素晴らしく、読んでいて決して飽きることがなかった。 内容については、先程も述べたように、複雑な人間関係と歪んだ家族、それらすべてに闇が降りかけられていて、もはや怖気を紙の本から感じ取ってしまうのではないのかと思ってしまうほどだった。胸糞を好む身ではあるのだが、この本は一味違った毒素があった。 特に衝撃を受けたのは、次女由紀名が伯父叔母の家を燃やすところ。最後の章で二度驚くことになるのだが、叔父何やってんだよって思いつつ、そこからの展開(パンツのやつ)に鳥肌が止まらなかった。 亜矢名と哲の純愛的な、でもドロドロしたやつも驚いたけど、個人的にはこっちの衝撃の方が忘れられないかなあ。小さい子に酷いことさせたって意味でね。 このお話を語るうえで鬼畜こと母、郁江の存在は欠かせない。(まあ、結果的には騙される形にはなるものの)よくそんな頭が働くなあって感心しながら読んでたけど、実際にされたらたまったもんじゃないよな、これ。しかもリアリティがあるから怖い。でも、郁江の悪女っぷりに魅了されてしまったのも事実なんだよな。 そして、何と言っても亜矢名であろう! これには騙された! 母親より一枚上手と作中で榊原は言ってるけど、正直上手とかそういう次元の話じゃない(笑)。 依頼しといて平気で嘘ついてるし、自分を死んだことにしてるのには開いた口が塞がらない。犬に家族の肉喰わせるとかやばすぎぃ・・・・・・・。でもやっぱり、そんな一面が現れた瞬間、亜矢名という人物に魅力がわいたのも事実なんだよなあ。 最後もなんだかすっきりしなくて、後味悪いのも亜矢名のせい(おかげ)だな! 総評すると、ここまで悪を詰めた本は久しぶりで、とてもよかった! 自分の感想としては、これで十分。ただ、ここまで悪徳がきれいだと、惚れ惚れしてしまうくらい! まさに毒とはこのことだと思う。中毒性があるっていうか、この本はやはりすごい本だったんだなあ、って(語彙力崩壊)。 最後に、いい意味で鬼畜の所業を見せてくれた「鬼畜の家」に感謝を!
2投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログ長い間積んでいた本。 図書館が休館中なので引っ張り出して来ました。 う~ん。そこまで鬼畜じゃなかったかな
0投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログ面白いけど、読後感が相当悪い。 気持ち悪いと感じる要素がとにかくみっしり詰め込まれた感じ。 イヤミスにあたるのかな? 湊かなえ作品に近いけど、後味の悪さはこっちの方が強い。 湊かなえ作品の方が、また別の作品も読もうと思えるけど、こちらを、同じ作者の別作品に手をつけたいかと言われると、暫くは無理… もちろん、作品として面白くはあるのですが…
0投稿日: 2020.12.03
powered by ブクログラストまでよどみなく突っ走って鮮やかなもんだなあ。鮮やかすぎて物足りないって思ってしまうくらいラストで鮮やかにトリックが暴かれて痛快は痛快。ただ読者置いてけぼり感もある。しかし幼児期から鬼畜を心に宿してたみたいなのはあんまり救いがないから受け入れがたいオチだった。
2投稿日: 2020.09.14
powered by ブクログ面白くて一気読みした!インタビュー形式の文章で徐々に明らかになる家族像からの真相にああああってなった…!笑 嫌な話だけど、人物への嫌悪感と気分が相殺されて読後感は意外に良い!ww長めの物語だったけど読みやすい文だったし、ネタばらしパートも分かりやすくて良かった!好き!
1投稿日: 2020.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
だろうな〜と思った結末そのままだったので驚きはなかったが、母親と兄を殺して証拠隠滅をするためにシェパードを飼ったことと、母親と妹が動物アレルギーなのは読めなかった。 動物虐待をする奴は許せない この一言に同意しかない しかもおぞましい餌を与えた結果不要になったから殺すなんて… 秋田犬もあやなが殺したんだろうなと思っていたので まさかの奥さんで驚いた… 嫉妬にかられて動物に刃物向けるなんて 信じられない 犬好きには辛かった。 妹の性的虐待の描写はなくてもよかったのではと思うがそうすると放火ができないのか。 小さい子供に対する虐待と動物虐待がある場合は裏表紙に書いておいて欲しいと思う昨今(この2つが異常に苦手) 他の作品も読んでみようと思います。
1投稿日: 2019.10.02最高におもしろい
単純におもしろかった。 買って読んで下さい。 伏線とどんでん返し、ぐいぐい読み手を引き付ける構成。 買って損はありません。
0投稿日: 2019.07.16
powered by ブクログ家族や周辺人物を次々と殺害し保険金や遺産、賠償金をせしめる鬼畜の母。事件の関係者を一人ひとりあたる探偵。唯一の生き残りである末娘により見えた真実とは…。途中で何となく先読み出来るも一気読み。シリーズ化されているのか。
1投稿日: 2019.07.02
powered by ブクログこれまで読んだ内容(自分の記憶)が合っているか、何度か途中で確かめてしまった。話が進むにつれて、その前にでた話の内容が二転三転するので、誰が言うことが事実なのか惑わされる。登場人物が結構な割合で心を病んでいる。目次の構成に騙された。思い込みの勘違い。
1投稿日: 2019.05.03
powered by ブクログ翌日、車で現地に向かう前、朝一番で弁護士事務所を訪ねる母の後ろ姿には、かつて父の死体を前に勝負を賭けた時と同じ、あの凜とした闘志が漲っていたのです。 イヤミスなんだろうけど、伏線回収が見事で読後感スッキリ! 小さなひとつひとつ、あれここ……って思うようなところがあってわたしは好き。 元弁護士ってのがいいね。 こんなことが実際にあるのかもって思うとドキドキする。
1投稿日: 2019.01.18
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 我が家の鬼畜は、母でした―保険金目当てで次々と家族に手をかけた母親。巧妙な殺人計画、殺人教唆、資産収奪…唯一生き残った末娘の口から、信じがたい「鬼畜の家」の実態が明らかにされる。人間の恐るべき欲望、驚愕の真相!第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞、衝撃のデビュー作。 崩壊家庭...読後感、最悪!という感想... まわりの登場人物の中にも壊れた人たちがいて 現実にあったらまさしく『鬼畜の家』 この人達には良心というものはないのでしょうか?と思ってしまったけど 内容も内容なのですが作者は元弁護士で60歳を機に執筆活動を開始というのにも驚かされました。 世の中まだまだ捨てたもんじゃないと思いたい方なので この作家さんの決意には老後は悪いことばかりじゃない、自分次第なんだなぁと少し希望が持てました。
2投稿日: 2018.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全て郁江という女の保険金殺人かと思いきや実は……という話。鬼畜の家、というか、一家の構成員漏れなくクズ、ということでよろしいか。 そんなもの食わされた犬が可哀相だなー、とか、長女と次女の死亡時の入れ替わり(虚偽の報告)はさすがにバレるんじゃないのかなぁ警察もバカじゃないんだから、とか、考えたりしました。 イヤミスとしてのパンチはそれほどでもないかなというのが個人的な感想です。
0投稿日: 2018.09.03
powered by ブクログ話が、展開が、2転3転する、これでもかこれでもかとひっくり返してくる、そんな作品。ひっくり返ったそれぞれの展開は全部おもしろいし、読んでる時はわりと夢中になって一気に読み終えた、あー面白かったって思ったけど、読み返しはしないかなー面白いけど私は1回でいいや
1投稿日: 2018.06.08自分が探偵になった気になりますが。。。
とってもいや~な、どうにもこうにも、いたたまれない気分になる小説です。でも、滅茶苦茶面白い小説でありました。 元刑事の探偵が地道に聞き取り調査を行っていくというスタイルです。そして、最初から最後まで、〇〇の話という章立てで、探偵が聞き取った内容が羅列されているだけで話は展開します。つまり、普通の小説の形態とは異なり、探偵さんが聞き取った調査結果を、我々自身も順番に読んでいくという形です。だから、登場人物が会話を交わすシーンとか、誰々はこう思った。なんて記述はありません。最後の第4章のみ、普通の形ではありますが、こんなスタイルのミステリーは初めてで、とても斬新な物でした。 しかし、話の内容は、唾棄したくなる、まさにイヤミス。次々と明かされていく事実に嫌気がさすことこの上もありません。まさに鬼畜の極致と言ってよいでしょう。そちらの方に気を取られ、真犯人についての重要なヒントが、先に述べた調査結果にすべて書かれていることに気がつかないという、まことに上手い構成でありまして、正直、やられた~!と思うこと請け合いでありますよ。 「ことく」さんがレビューで書かれているとおり、ミステリー好きなら読まなきゃ損!という一冊でありました。
0投稿日: 2017.12.27
powered by ブクログいや〜面白かった! 登場人物が多いので、メモを取りながら読み進めるも、見事に騙されました。 イヤミスと言われながらも、ちゃんとミステリーとしてのどんでん返しもあり、伏線もきっちり回収される。むしろ、読後感イイかも!
1投稿日: 2017.10.23
powered by ブクログイヤミスだったのね・・道理で・・ 保険金殺人なのか事故なのかある一家を調べていくと次々浮かび上がってくる異様な家族・・ 途中から一気読みで予想外のラスト。 ちょっと胸くそ悪い(笑)感じでした。 養父が・・娘を・・とか言うのはあまり読みたくない。
1投稿日: 2017.09.28
powered by ブクログ北川由紀名は「鬼畜の家」という形容がぴったりの歪んだ家庭環境の影響で、幼い頃から引きこもりとなった。姉の亜矢名が勉強を教えていたため、ある程度の学力は身につけていたものの、彼女は小学校すら卒業しておらず、外へ出ることは全くなくなっていた。 幼いときに医師である父を亡くし、やがて大好きな姉を事故で亡くし、母と兄が乗った車が崖から海に転落し、結局家族全員を亡くしたとき、由紀名は17才になっていた。 施設で暮らすようになった彼女は、保育士理恵子の援助で徐々に心を開くようになり、高卒認定の試験を受けて、大学に行くことを考えるまでになる。 彼女は自立のための資金に、母と兄が亡くなった際の保険金1億円を充てるつもりでいたのだが、潮に流されたのか、死体が発見されていないため、保険会社が支払いを躊躇する。保育士の理恵子は、由紀名のため、元警察官で現在は私立探偵をしている榊原に、保険会社との交渉を依頼する。この榊原が本書の探偵役である。 実は本書の主人公とも言える探偵榊原は、それほど多くのページに登場しない。いや、登場はしているのだが、あまり姿を見せない。本書は主に、「鬼畜の家」北川家の関係者の榊原への語りで構成されているからである。だから、榊原はそこにいるのだが、専ら関係者の証言を聞いている。例えば、本書はこんな風に始まる。 木島病院院長 木島敦司の話 「北川秀彦君の件か…..榊原さんと言ったね?探偵ねえ…..」 こうした関係者の語り、証言が続いた後、榊原が本格的に(と言っても穏やかにだが)語り出すのは本書のもう終盤、事件の真相を語るときである。 面白かった。私は幸い推理力などかけらもないので、結末には素直に驚くことができた。このようなミステリーを「イヤミス」(読後イヤな気持ちになるミステリー)というらしい。そんな呼び名にたいして意味はないと思うが、これから読む方は参考までに。 本書は島田荘司が選考する「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」受賞作である。好みもあるだろうが、私は大変楽しんで読んだ。探偵榊原が登場する本はあと2冊あるようなので、それも是非読みたいと思っている。
2投稿日: 2017.08.22
powered by ブクログ第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作、著者は60歳を機に執筆活動を開始、分野としてはイヤミスとなる。イヤミスとは「読んでイヤーな気持ちになるミステリー」のこと、題名からして間違いない(笑 さて、イヤミスといえば一番に真梨幸子が思い浮かぶ・・・真梨幸子越えなるかと期待したが上手にかけているレベルで評価は中の下。殺人に保険金がらみって今時のイヤミスでソレはない、まず情念が感じられないし、人物像をもっと深堀しないと怖さが伝わらない、全てにおいて平凡であった。
1投稿日: 2017.04.29
powered by ブクログ唯一生き残った末娘の口から明らかになっていく母の異常犯罪。鬼畜の家で起こった驚愕の真相とは。島田荘司氏が選考するばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。 なんとなく感じる違和感。誰かが嘘をついてる気はしていたが、まさかの真実に唖然とした。緻密に練られた構成と大胆なトリック、そして元弁護士ならではの人物描写。今後の作品にも期待したい。
1投稿日: 2017.03.30
powered by ブクログ精神的なホラー色の強いミステリーといった物語。 ある家族・・・母親を中心に三人の子どもたちとの生活が描かれている。 保険金支払いに絡む調査を依頼された探偵(元刑事)が、母と息子が死亡(遺体は未発見)した自動車転落事故の謎を追っていく。 調べていくと、この親子の周りでは多くの人間が不慮の死を遂げていることがわかる。 その死は偶然なのか、それとも仕掛けられた死なのか。 たったひとり生き残った末娘・由紀名は、彼女たちの家を「鬼畜の家」と呼んだ。 病死とされた父親。 末娘の養子先で起きた火災による事故死。 酔ったあげくに転落死した長女。 母と息子の自動車転落事故。 デビュー作だという。 所々、取材に基づいた記述ではないなと感じる箇所もあった。 でも、伏線の回収や鍵となるアイテムの登場のさせ方など面白さもあった。 序盤で母親・郁江に対するインタビューを重ね、読者に郁江の人間像を印象づける。 実の父親の葬式での対応や、娘を養子に出した先への高圧的な対応が、郁江という人間の浅ましさや強欲さ、異常さを際立たせていく。 それに比べて3人の子どもたちの影は薄い。 すべてにおいて支配され決定権は郁江が握っている描写が続く。 郁江の人間像を固定させたことが、ラストのどんでん返しにいきてくる。 刺激も強く、気持ちに負荷のかかる物語かもしれない。 後半部分に待ち受ける真実が解き明かされていく場面は、どうにも説明文のようになってしまっているのが残念に感じた。 なお著者名である深木は「みき」と読む。
1投稿日: 2017.03.14
powered by ブクログ聞く人の印象から余程ひどい母親と思わせて、結局一番まともな人が怖かったって話。 いかにして兄弟がおかしくなっていったか、また個々の心情なんかを掘り下げて欲しかったかな。
0投稿日: 2017.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
口語体の文章って苦手なんだけどそんな事を感じさせないくらい読みやすかった。章ごとに関係者の証言になっている形態も好み。胸糞悪い話しを求めているならぴったり。病院で読んでいたけど途中病院でこれを読むのはちょっとなとためらってしまった笑。ただ、普段あまり推理小説を読まないものなのでヲチはこれでいいのか?と少しためらってしまった。推理小説ではよくあるものなんだろうか…
0投稿日: 2017.01.07
powered by ブクログイヤミス度、そんなに高くないですよね。しっかりと結末が描かれるから、読後感もすっきりしたもの。というのも、読後感の悪い、イヤミスな作品を期待していたから。そういう意味ではちょっと肩透かしを食らった感じはあります。でも、最後のどんでん返しを筆頭に、関係者へのインタビューを重ねながら明らかにされていく真実とか、読ませ方は見事でした。こういう叙述形式は好きなんで、物語自体にはかなりの勢いで引き込まれちゃいました。なんやかや、とても楽しめた作品でした。
1投稿日: 2016.12.19
powered by ブクログほぼ全ての章が登場人物の独白で構成されていて、グングン引き込まれて、あっ、というまに読み終わりました。 話を聞くうちに矛盾が生まれたり、相手に焦りが出てきたり、真実を語るのは誰か、何を信じればいいのか…。曇天返しがあるけれど、ミステリー小説慣れしている人はすぐに謎が解けちゃうかも。 出てくる人が環境がまあ皆鬼畜です。
1投稿日: 2016.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・関係者へのインタビュー形式で話が進んでいくので 面白い構成だった ・ひどい家族の話かと思っていたが、予想外の結末だった ・インタビューのなかでの仕掛け、動物病院関連のインタビューは、 ネタばらしされるまで気づかなかった ・他の作品、シリーズも読んでみたい
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
-我が家の鬼畜は母でした- 背表紙に騙された。 郁江の犯した罪を暴いてゆく。。。そんな感じの内容なのかと思ったら、あらビックリ! 思わぬ展開に読む手が止まらなかった。 ただ所々、これはちょっと無理があるんじゃ~という所も。 1.小1の子供が養父から蹂躙されて、陶酔感や充足感、優越感などが浮かぶとはチョット考えにくい。 2.成人年齢になろうという秀一郎が、近親相姦や近親間の妊娠の、何が問題なのか分からない、というのは無理があるように感じる。 倫理に反すると分かっていても自分の気持ちが抑えられなかったというなら分かるのだが。。。 まぁ何にせよ、私には家族全員が鬼畜に見えた。
0投稿日: 2016.09.03
powered by ブクログ読み始めた時は、貴志祐介さんの『黒い家』のような感じかな…と思ったのですが、途中から、事件の裏の出来事が次々と判明していきます。 面白くて一気に読んでしまいます。
1投稿日: 2016.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでから半年も経ってしまいましたが、 評価訂正。 やはり読後感の悪さがあるかな。 妹と入れ替わりって、この内容でほんとにできるかなぁ?とかなり疑問。
0投稿日: 2016.05.11これは面白い。高評価に納得!
レビューが高評価だったので、「これは期待できるぞ~」と思って読み始めました。 レビューしてくださったみなさまありがとうございます!最近読んだミステリーの中で、突出して面白かったです。 深木章子さんのデビュー作となった本作品。 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作だそうですが、これ新人賞のレベルをはるかに超えていると思います。ホント驚きました。内容が内容なだけにメジャーな文学賞は取れなかったのでしょうか。 周到に仕組まれたトリックに、読了後堪らず再読してしまいました。 こういう読み終わった後にイヤな気分になるミステリーのことをイヤミスと呼ぶのですね。 だとすると、本作品はイヤミスの極みと言って良いのではないでしょうか。 元刑事で現在探偵の榊原が、ある家族の不審死について調査するため、関係者にインタビューする形式で話が進んでいくのですが…。 黒幕とその家族と関係者の中にも鬼畜がウヨウヨ。イヤ、これは通常の神経じゃもちません。榊原が真相に迫るほどに、心がザワザワします。 ミステリー好きなら読まなきゃ損!だと思います。
4投稿日: 2016.04.25
powered by ブクログ保険金目当てで家族に手をかけてゆく母親。その母親も夜の海に沈み、末娘だけが生き残ることになった。巧妙な殺人計画、娘への殺人教唆、資産の収奪。信じがたい「鬼畜の家」の実体が、娘の口から明らかにされてゆく…。 序盤から不穏な出だしでグイグイ引っ張る。中盤から!の連続で、最後は!!。細かいところで気になることはあったけど、ここまで勢いがあればそれも気にならない。巻末の解説を島田荘二が書いているのも頷けた。 (B)
0投稿日: 2016.03.11
powered by ブクログ関わった親族が次々と不審死し、そしてその親族にかけられた保険金や、資産を持っていく女。様々な証言を追い探偵は、事件の核心に迫っていく。 証言者の証言と、探偵と依頼人の会話シーンで構成されるミステリ小説。証言だけでなく、探偵の推理パートをきちんと挿入しているあたり、より本格ミステリらしいミステリなのだと思います。この辺は、島田荘司さんが主催したミステリ賞の受賞作ということもあるのかな、と思いました。 証言で構成されるミステリってはずれが少ないような気がします。証言だけで情報をすべて提示し、状況や伏線を読者に理解させ、そしてミステリとしてオチをつける。これを難なくやっているように見せるあたり、技術の高い作者さんの作品が多いのかな、と思います。 というわけで、この作品もまた秀作。証言から明らかになる不審な死と、それに関わる悪魔のような女の犯罪の数々。人間の欲望の恐ろしさを感じさせます。 そして、仕掛けもまた秀逸! この手のミステリってまだまだ、色々できるんだな、と再発見させられた作品でした。 第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
1投稿日: 2016.03.06主観語りの罠
保険金目当てで家族を利用していく母親。その母親も自動車と共に夜の海に沈み、末娘だけが残った。その末娘が語る「鬼畜の家」の所業。それから、関係者から話を聞いていく探偵はさらなる真実に迫っていく。 関係者からの一方的な話言葉で描かれているのは、もちろん仕掛け。関係者の誰もが気づいていない、衝撃の真実が隠されている。 フェアに描かれており、注意深く物語を見ていけば、第4章の前に「真実」にたどり着く手がかりが随所にちりばめられている。 どんでん返しがいくつもあるので、一気に読むことをおすすめ。 この「真実」に読了前にたどり着くことが出来るのであれば、かなり本質を読み取る力に長けているであろうと言い切れるくらい、巧妙に伏線が張り巡らされているので、挑戦するつもりで読むとより楽しめるかもしれない。
2投稿日: 2016.02.28
powered by ブクログある家族の秘密。 身近な者が次々と亡くなっていく。 病死、自殺、保険金、賠償金… 残された次女が語る家族の真実は… 真相に迫るとこからがちょっと長くて、最後は飽きてきてしまったかも… 2016.2.23
0投稿日: 2016.02.24
powered by ブクログ書店で平積みされており、ランキングを見たら上位だったのと、装丁がいかにもミステリっぽくてミーハー心で購入した一冊。 前日まで「葬送」を読んでいたので、今度はストーリーの進行が早目のものが無いかと探していた。 「木島病院院長 木島敦司の話」 から始まるこの本は、ほとんどが一人称「自分」の語りで綴られている。 この感じ、湊かなえさんの書き方にもあったなと思い、この「女」のイヤ~な空気を運んでくるところも似ているなぁと感じた。 読後、みなさんの感想を読むと、「イヤミス」だそうで、成程と納得。 犯人は自分には意外な人物だったが、そんなことはどうでも良く、気持ちの悪さを十分に味わい、楽しめた。 探偵の推理もある程度はあるが、真相は犯人によって語られ、事件の全貌が明らかにされるパターン。 女性はこういう本、好きだと思う(笑)
4投稿日: 2015.11.22
powered by ブクログ「いやミス」だという評判なので、それなりに気を引き締めて読み始める。 北川秀彦の死、北川亜也名の死、そして更なる死と、あまりいい気がしない展開が続くのだが、気がつくとストーリーに引き込まれており、「!?」という展開が待ち受けて、最終的にはまた驚かされるという、なかなか手の込んだプロットで、充分楽しめた。 北川亜矢名(姉)と由紀名(妹)の名前はしっかり覚えておかないと、姉妹関係があやふやになりそうな点に注意。
1投稿日: 2015.11.20
powered by ブクログイヤミス。怖いもの見たさで読んでしまう。気づいたら一日で読了。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou23301.html
0投稿日: 2015.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
保険金目当てで家族に手をかけてゆく母親。その母親も夜の海に沈み、末娘だけが生き残ることになった。巧妙な殺人計画、娘への殺人教唆、資産の収奪。信じがたい「鬼畜の家」の実体が、娘の口から明らかにされてゆく…。 探偵の調査により、医師の夫を殺した母。次女を預けた親戚の家を次女を放火させ、家と土地を相続。 長男はひきこもり。 長女はマンションから転落。次女を転落させる予定だった 母と兄が交通事故で海に転落。1年たっても死体が発見されないので失踪。 母と夫、その父とも肉体関係があった。それをバラすと脅して妻の座についた 全ての犯行は長女の仕業。妹と自分が入れかわる。 母と兄を毒殺。解体し犬に食わせた。 探偵が調査して判明。長女が探偵に依頼したの母と兄の保険金を受け取るため。長男と次女は肉体関係があり妊娠したので殺した。 不倫相手の獣医に毒を飲ませたのも自分。
0投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログどんでん返しって最後はトリックの説明になってしまうからあんまり好きじゃない。積み上げた物語を読みたいなー
0投稿日: 2015.10.09
powered by ブクログ我が家を地獄につきおとしたのは、母でした――娘の口から明らかになっていく、母の異常犯罪とは。悪意とはなにかを考えさせる問題作 感想を書いてしまうとネタバレになってしまいそうなのですが半分過ぎたくらいで自分の中での推理がいろいろ出来ると思います。正直犯罪自体は胸クソみたいな所もありますけど静かに興奮するというかページ捲る手が止まらなくなります。一貫して大きな起伏がある内容ではないのですが個人的には楽しめました。
0投稿日: 2015.10.03
powered by ブクログ文庫の装丁でジャケ買いしました。前半の鬼畜な家の話はホラー、後半は探偵が絡んできてミステリーと2つの要素が楽しめます。ホラー要素なところはよい(?)エグさが出ています。ミステリー部分は弱いかなと思うところもありますが、デビュー作とは思えない文章力でグイグイ引きこまれました。他の作品も読んでみたいです。
1投稿日: 2015.09.03
powered by ブクログ淡々とした証言の語り口調で進む。 全てに伏線があり ストーリーは後から付いてくる。 全てが主観。 説明文が一切ないので自分の想像力で読み進んでいる手応えをずっと感じた。 書き方でこんなにも面白いとは! 表紙も綺麗で、内容を連想させるものがなくて良かった。
1投稿日: 2015.08.21
powered by ブクログ読後感悪し。ドメスティックバイオレンス、レイプ、ネグレクトが散りばめられている。「由紀名」の驕慢さが耐え難い。東大法学部卒、元弁護士の60歳による好奇心を満たすだけのような作品。訴えてくるところは何もなし。ところでこの作品は全体的に湊かなえ風。
0投稿日: 2015.05.27
powered by ブクログ淡々とした語り口はまるで他人事のように、無表情なまま進んでいく。そして近づけば足下を救われそうなドロドロとした歪みが、読んでいて飽きさせなかった。初めて読んだ作家さんだったが別の作品も気になる。
0投稿日: 2015.04.22
powered by ブクログ湊かなえみたいな書き方。一章ごとに対象人物に探偵が話を聞いているよな書き方で最後に探偵の一人称になって事件の真相がわかる。 最後の真相はなるほどなという感じだったけどそこまで驚きもなく、話自体は面白かったからもっと上手く盛り上がれば良かったなぁーと言う感じ。終始淡々としてるかな。 それとあやなは頭がいい割にあっさりしすぎだし、悪女に仕立てるならとことん悪女として書いてくれたら良かったのにちょっと中途半端だった。
0投稿日: 2015.04.13
powered by ブクログ何の疑いも持たずに素直に読んでたら、最後でひっくり返されました。 ひとを「鬼」にするのに、何がきっかけになるかなんてわからんのだなぁと思いました。昼ドラみたいな愛憎渦巻くサスペンス、という感じ。 一部猟奇的な描写もあるので、苦手なひとはそこだけ注意。
0投稿日: 2015.03.06
powered by ブクログ会社の最寄駅内にある啓文堂でやたら推してるなーと前々から気になっており、啓文堂文庫大賞なるもの受賞とのことで手に取ってみたが、すごく面白かった。終盤に入る前までは、、 イヤミス、といえば湊かなえさんが代表かな。彼女の作品彷彿させる出だし、会話調から始まります。 以下ネタバレあり。 あらすじを読んで、我が家の鬼畜は母でしたーーとあるから母ではないのであろうという読みは容易く出来たけど、読み手の好奇心を掻き立てるのがとても上手で、ページをどんどん捲り推理なんかそっちのけで物語に引き込まれ、姉妹の入れ替わりには気付かず、また鬼畜な長女のくだり、探偵の「見事だ」というたった一言でゾクゾクっとし面白くなるぞー! と終盤にさしかかりわくわくしたにも関わらず、どんな嫌な後味残してくれるのかしらと思いきや、アレレな感じ。最後の自供的なのは不要だったし、探偵の別れた妻との子どものエピソード、あれめっちゃ邪魔、いらない。あれがなければ白けず長女の自白に聞き入れたかもな… まぁ何と言っても個人的にいちばん驚愕したのは人肉を食わせるためにシェパードを飼い始めたというところ、かな。結構えげつないし、犬食うんだ、食べて平気なんだと気になった。 これがデビュー作か、他のも読んでみたいと思いました。ちなみにこれっぽっちもイヤミスさはないです。
1投稿日: 2015.02.04
powered by ブクログ鬼畜かな?鬼畜じゃないのかな?でも鬼畜だよ!? 「すいません、焼き魚に鬼畜って合いますか?」と 思って読んだらなんと新人さんでビックソしました
0投稿日: 2014.12.27
powered by ブクログ深木章子のデビュー作『鬼畜の家』を読了。第3回ばらのまちミステリー文学新人賞受賞作。 深木章子の作品を読むのは初めて。あとがきによれば、何と60歳から執筆活動を始めたというから驚きである。島田荘司も感心していた。 本作はほぼ前編に渡り、私立探偵がある事件の複数の関係者達から取った証言で構成されている。このような作品は以前にも読んだことはあるが、なかなか作りが面白い。実に上手く張り巡らされた伏線が、どことなくかつ少しずつ違和感を覚えさせる。しかし簡単にはその正体を掴めさせない。 しかしミステリに慣れている人ならば、中盤辺りに差し掛かると隠された秘密に気づくかもしれない。ネタバレになる為上手く説明することが難しいが、そのままの内容で進んだ場合、何の驚きもなく終わってしまうことはミステリとしてまず考えられないし、そうなると残された選択肢は自ずと限られてくるからだ。 だがそれでも、巧妙な構成であることに変わりはない。作家として活動を初めて以来、一年一作のペースで発表し続けているこの新人作家には注目したいところだ。
0投稿日: 2014.12.20
powered by ブクログ読んでいてドキドキするミステリーを探して。 わたしの母は鬼畜でした。 天涯孤独の身となった少女が語ったのは、驚くべき真相だった。 事故で亡くなった少女の母親・兄弟の生命保険をおろさせる依頼を受けた私立探偵 榊原は、少女とその家族が関わってきた事件について、関係者に聞き取り調査を行う。 借金地獄から抜け出すためと思われる父親の自殺、養子に出された家で起きた火事、引越した先で発生した姉の転落死、そして母親と兄の不可解な事故。 閉ざされていた少女の口から、一連の事件の裏で暗躍した母親の姿が浮かび上がる。 全体の構成が、ギミックが、何よりも文章表現が素晴らしい作品でした。 ミステリーをよく読む人ならピンとくるかもしれませんが、それでも読者に最後までページをめくらせる説得力のある文章に思わず唸ります。 計算ずくの生理的嫌悪感を読者にぶん投げておいた上で、重要なのはそんなとこじゃないぜと言わんばかりの衝撃を心地よく叩き込んでくれました。 純粋におもしろかったです。 やっぱりミステリーは何かしらの隙と驚きがミソですね。
0投稿日: 2014.11.14
powered by ブクログFPの資格取得の時に勉強した保険や相続の話がたくさん出てた内容なので、保険金殺人のやり方や法律などを別の意味で納得しながら読めた作品。ミステリーとしては、普通かな。ネタ的には昔からある方法のような気がする。
0投稿日: 2014.09.27
powered by ブクログ島田荘司選の文学賞を受賞したとはいえ、デビュー作とあったのであまり期待はしていなかった。 ところがどんでん返しが思わぬ方向から思わぬ回数やってきて、なかなかの読み応えだった。 北川家を取り巻く死。果たしてどれが自殺もしくは普通死でどれか他殺なのか、本当の鬼畜は誰なのか、振り回された。 しかしすべてが分かったあとも残る後味の悪さがいかんともしがたい。
0投稿日: 2014.08.17
powered by ブクログある探偵がある家族の不可解さを浮き彫りにする話。 ぺろっと読める。つまらないわけでもない。 でもなんか薄っぺらいと言うか… もっとガツンと来て欲しかった。うん。
0投稿日: 2014.08.15
powered by ブクログミステリーとしては、わりと先が読める感じでいまいち。 でも、いろいろな人の証言が、RASHOMON effectな感じで面白い。
0投稿日: 2014.08.07
powered by ブクログ「島田荘司選 第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」受賞作の、家庭崩壊した家族の裏側を描いたダークな探偵ミステリ。 主人公の探偵・榊原に依頼された保険金支払を巡る調査。関係者それぞれの証言で構成されるストーリーから少しずつ実態が明らかになり、事件の全貌が見えてくる設計です。ちょっと貴志祐介先生の「黒い家」っぽい要素もありつつ、ゆがんだ家族のゆがんだ精神がエグいすわ。ただねー、ちょっと後半やたら説明的に過ぎて面白味半減。好みにもよるんだろうけど、もっとこう余韻みたいのが欲しかったかなぁ。
0投稿日: 2014.07.28
powered by ブクログ一生懸命どろどろ、オドロオドロさせようとしているのだけど、ちょっとやり過ぎてかえって話を薄っぺらくしてるような 最後のどんでん返しもありきたりだし でも、文章は読みやすいから
0投稿日: 2014.07.03そうきたか!!
ここまで人は鬼畜になれるか? 頭のいい人ですよね、犯人。 ちょっと出来すぎ感はありますけど、思いっきり作者さんに裏切られましたね。 「そうくる?そうきたか!!」他に言いようがありません。
1投稿日: 2014.07.02
powered by ブクログ探偵が事件関係者にインタビューしていく形式です。 最近では見慣れた形式ですね~。 この形式の常ですが、読み進むほどに「誰が本当の事を言っているのか?」と誰もが疑わしくなっていきます。 まずこの家の母が異常なのですが、その異常さの裏付けみたいなものが欲しかったです。ただ「そういう人だから」で片付けられるレベルの人じゃないじゃん!って思いました(笑) ちょっとタイトルで期待しすぎたかな? それとも私がイヤミス系を読みすぎて慣れっこなのか? 思ったほど鬼畜じゃなかったな。 いや、十分鬼畜の家ですけど(矛盾してますね)、もっとひどい何かを想定していたので。。。 最後怒涛のように真相が明らかになる部分が、ちょっと説明くさくてそれが鬼畜さを薄めたのかもしれません。 やってることはすっごい鬼畜だし、何人もおかしな人が出てきますし。 なんだかんだ言って、ものすごくのめり込んで読みました。
0投稿日: 2014.06.27
powered by ブクログまぁ、そいつがラスボス的鬼畜でしかあり得ないよね。な結末でした。 でも、みんなが歪んでるところが妙にリアルで生々しい。
0投稿日: 2014.06.19かなりサスペンスです
軽くグロくてかなりサスペンスです。イイ感じな裏切られ方です。 続きが読みたいです。
1投稿日: 2014.06.02
powered by ブクログ探偵による事件関係者へのインタビューという形で話は進む。よくあるパターンと思いきやトリッキーな展開もあるのがニクい。読みがいのあるいい作品だったが、もう少しタイトルから期待するようなゾクゾクする怖さが欲しかったかも。60歳を過ぎて執筆活動を始めた元弁護士という著者。これがデビュー作というのは凄い。
0投稿日: 2014.06.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元弁護士の著者は60歳を機に執筆活動を開始。こちらはデビュー作と言うから驚きです。 かなり完成度は高いと思いますが、家族を殺害するストーリーは今までいくつも読んできたので同じパターンかなと思って読み始めました。 しかし推理しながらも疑問や驚きは随所にちりばめられ、最後もうまくまとまっていました。 元弁護士の作品だけに法律に詳しく、色々と参考になりました。数々のミステリーを読んでいると、自然と知識や情報が得られますが、実際に試したらそうはいかないのかもしれません。 先が気になり、結構一気に読めた気がします。
0投稿日: 2014.05.08
powered by ブクログ201404/面白かった。読みなれてる人には展開もオチも早い段階で見えてしまうと思うけど、この手の物語の恐ろしい所は、犯人自身だけではなく、他人を語る市井の人々から漏れでる黒さや意識なき悪意だったりなわけで。一寸先は「鬼畜の家」みたいな怖さ。
0投稿日: 2014.04.26
powered by ブクログある一家が一人を除いて死亡。 特に事件性は見られないが、保険金のために探偵が調査している。 その証言ごとに話が見えてくる構造。 某一家監禁事件みたいなのを想像してたのですが、そこまででもなく普通のミステリでした。 どんどん読み進められます。 核の部分は慣れてる人は気づくとは思いますが。
0投稿日: 2014.04.25
powered by ブクログ2010年ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。 この作者のその後の活躍を考えても優れた書き手であることは 間違いないわけで、そういう意味であまりデビュー作ということは 意識せずに読んだけど、水準の高い作品だったように思う。 『螺旋の底』を読んだ後にこの作品を読むという順序だったけど この作者の真骨頂というか見どころは アッと驚くトリックの真相でも、ラストのどんでん返しでもなく 背筋がゾワッとするような異常性・危険性を感じさせるお話に 読者を入り込ませていく吸引力にあると改めて感じた。 弁護士としての長年の経験からか 人の隠された奥の顔というか日常生活の裏にある ドロドロしたカネと欲望を第三者の視点で 描くのに優れた作家だと思う。 積極的に読みたくなるような明るい話でも ほろっと泣けるようないい話でもないのに、 読み始めてしまうとなぜか読むのをやめられなくなる不思議。 物語の展開がそんなに目新しいものでなかったり ちょっとしたアラがあちらこちらにあるのは減点材料ではなく デビュー作であることを加味しても許容範囲。 ただ、他の新人賞に応募していたら、最終選考で 選者によっては最終候補止まりだった気もする作品で この作品・作者を選び抜いた島田荘司先生の慧眼には 今更ながら驚かさせるばかり。
0投稿日: 2014.04.25
powered by ブクログ読めば読むほど謎が深まって誰もが疑わしい。 理解不能な狂った動機じゃなかったことが意外だったが、犯行の冷静かつ残虐な内容とのアンバランスさは歪んでいて十分に鬼畜。兄妹たちそれぞれが愛に飢えていて、読後は怖さより哀れさが残る。 物語に絡んだ動物に言及せず終わってしまう作品が多い中、真相に迫る探偵の「動物虐待をする奴は許せないんだ」というセリフに作者の弱者に寄せる深い優しさを感じた。
0投稿日: 2014.04.21
powered by ブクログ凄い新人作家のデビュー作。第3回ばらのまち福山ミステリー文学賞新人賞受賞も頷ける快作。 探偵の榊原に依頼された保険金支払を巡る調査。関係者の証言から次第に『鬼畜の家』の実態が明らかになり、事件の全貌が見えて来る。探偵ミステリーの面白さと貴志祐介の『黒い家』のようなどす黒いホラーの要素もある作品。 残念なのは、後半の謎解きが、余りにも説明的に描かれている点。暗示的な、結末を匂わせるラストの方が作品全体が生きたように思う。 著者は、なんと退職されてからのデビューということで、以来、『衣更月家の一族』『螺旋の底』『殺意の構図 探偵の依頼』と年一作のペースでレベルの高い作品を創出しているというから驚く。
1投稿日: 2014.04.16
