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大統領を殺す国 韓国
大統領を殺す国 韓国
辺真一/KADOKAWA
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総合評価

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    韓国大統領についての解説。朴槿恵まで。 筆者は在日韓国人であり、どちらかといえば韓国人寄りな立場にたった本である。ので、後半の提言に関しては同意できない部分もあった。 韓国の大統領について知りたいとき、再読したい。

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    投稿日: 2020.06.15
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    過去の韓国の大統領の事がよくわかる。日本に対する対応がよく理解できる。今の文大統領も任期が終わるとまた罪に問われそうな気がする。続編を書いてもらいたい。

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    投稿日: 2018.04.06
  • コリアレポート: 韓国11人の大統領

    「宮廷女官チャングム」は初めて子役の子を見て、その魅力にはまってしまった。以後、隣国をあまりにも知らなすぎる自分に韓国の歴史、社会、文化の勉強(楽しみながら)を課している。日本と違って、韓国の大統領は国民が直接選挙で選ぶ。羨ましさを感じていたが、そう、自殺したり、投獄されたり、大統領を辞めた後、犯罪人にされてしまうようなことが多くて不思議に思っていた。朝鮮半島問題ではお馴染みの辺真一氏の解説により、納得できるものとなった。前大統領を否定することが、次大統領のレゾンデートルで、第11代のパククネ現大統領まで、この順番で選ばれてきたことにも必然があったという。もう一度読み直したい。

    1
    投稿日: 2015.04.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    酷いタイトルだが、著者は歴代大統領の功罪とその後を書いたことで、大統領制の効率を再認識できたと述べている。公平を期した書き方で読みやすく、独立後の韓国の歴史をざっくりおさらいできた。 1960年頃韓国は北朝鮮より弱く、貧しかった。金大中の民主化・開放政策まで南と北はそっくりの双子の国であった… など今では忘れられているようなことがらもあって、ためになった。 2017年追記 朴槿恵大統領は任期満了を待たず獄中のヒトとなり、報道も「朴容疑者」の呼称となった。ここに至るには民衆の激しいデモがあったのだけど、あまりにも整然とした集団行動で、組織的なものと見えた。そのあたり、報道には出てこないけど。得したのは誰なんでしょうね

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    投稿日: 2015.03.17
  • まるで韓国ドラマのような話!

    本書を読んで受けた韓国現代史に対する印象。 大韓民国大統領という座をめぐる権力闘争は熾烈かつ劇的だ。 世襲というシステムがあった朝鮮王朝よりもドラマチックとも言えるかもしれない。 当然、著者の主観の入った演出の魅力もあるが、9人の大統領の人生が何故「ドラマ」として興味深く読めてしまうのか? それは日本の首相や他国の大統領とは違うシステムがあり、韓国の置かれている特殊事情があるからである。 この本でも少し言及されているように、韓国には朴正煕、全斗煥らの時代を正面から(しかしエンターテイメントとして!)扱った『第五共和国』というドラマがある。わずか数十年前の軍事政権についてお茶の間エンターテイメントにできてしまえることがすごいのか、ドラマのようなことが起こっていることがすごいのか・・・。 近くて遠い国、韓国についてはいろいろな角度から見ていくことが必要であろう。 「韓流」でもなく「嫌韓」でもない切り口で韓国にアプローチする本書をとりあえず押さえておいて損はないだろう。

    5
    投稿日: 2014.08.06
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    この本を手に取ったのは著者が知合いのお父上ゆえのこと。韓国の大統領制に関する本を読んでみたいと思っていたこともあり購入する。読んでみると制度に関する言及はあまりなく、歴代大統領の治績に著者の見解を加えながら編年体で記したものだった。延世大語学堂で受けた政治史の講義内容を思い出しながら読む。授業が国内的に中立な立場にならざるを得ないのに比し、本書は著者の見解がよく出ている。タイトルはやや煽情的だが内容は至ってまとも、かつ読み易い。盧武鉉大統領以前の韓国政治史がイマイチよく分からないという在韓留学生にお勧め。

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    投稿日: 2014.06.10
  • 韓国の大統領を通じた韓国近代史

    韓国の国情に興味を持つ人で有れば、読んで損は無い。 韓国の大統領をシステムとしてとらえ、今迄の9人の大統領に対する評価を順番に行っている。 確かに題名に「殺す国」と有り、これは前大統領の暗部を暴く事により、新大統領が輝く事、と表現されていて理解しやすいが、それ以外の面においても興味深い。特に、軍事独裁、開発独裁が行われてきた背景、韓国と北朝鮮の相違、等は非常に示唆に富む。 在日で、北朝鮮や韓国から等距離な筆者だからこそ、日本人に分かりやすい表現で、この様な本が執筆出来るのだろう。

    1
    投稿日: 2014.06.01
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    お隣の国にもかかわらず、あまりにも知らなさ過ぎた。それも、遠い昔でなく、つい最近のことばかりである。勉強になった。

    0
    投稿日: 2014.04.26
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    韓国は強いリーダーシップが求められえるのは北朝鮮があるから。 ロンヤス時代にはチョンも加わった。日本が韓国に援助したからチョンは長続きした。 大統領の側近、家族、親せきの法が完了よりも権力を持ってしまう。 韓国人は裏切る。 韓国の大統領は常に前の大統領をスケープゴートにして自分の正当性を主張する。 朝鮮半島の歴史は常に抑圧の歴史。

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    投稿日: 2014.04.14