
総合評価
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powered by ブクログ談合について様々な立場から書かれた本 主人公は知らないうちに談合に加わることになり、憤りを感じながらもサラリーマンだからと業務をこなしていく。 展開は読みやすいが、面白く一気に読める。 彼女との関係に納得いかない。
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログまずは建設業界と縁遠いため、この業界のことを 知ることができるという意味で大変興味深い内容であった。 またそれぞれが抱える理想と現実の中での葛藤 そして現実の生活の中で、もがいている中でいつの間にか築かれていく非常識な常識。純粋に怖いと感じた。 自分自身の中でも、いつの間にか築かれていた価値観がないか もう一度振り返ってみたいと感じた。 そして二人の男性の間で揺れる心。非常に同意できた。 様々な価値観に触れるうちに、心地よいと思っていたものが 足りないと感じ、いつの間にか偽った自分を自分自身だと思い込んでしまう。その中で、何か「本当の自分」なのかを見つけること、何があってもぶれることのない自分の価値観を見つけ出すことが、重要だと感じた。 それが見つかったとき、周りの環境に流されず、業界の中の非常識な常識にも負けることない強い心を持つことができるのだと感じた。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログ下町ロケット以来、池井戸潤にハマリ中。 悩みながらも談合を肯定するゼネコンのヒラ社員が主人公。登場人物もキャラが立ってて、小説としてものすごく面白かった!ただ最後はもう一場面あってもよかったかなぁ。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログ下町ロケットに比べると割と意外な展開というのが少なく途中ややあきる面もあったが、ゼネコン業界の事情が分かりやすく、全体的には面白かったです。
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今作も面白かった。 談合を摘発する検察側の視点ではなく、談合というしがらみに悩む中堅ゼネコンの若手社員が主人公というのが面白い。 業務課の先輩西田のキャラクターもよかったし、主人公のまっすぐな性格も気持ちいい。 ただ彼女との関係にはもやもやさせられたし、萌の心移りにはイライラした。 最終的には尾形の独り勝ち。 もっと尾形に焦点あてても面白かったと思う。
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログ西田さん、ついて行きます。と思わず、勢い込んでしまいます! 建設会社現場勤務だった主人公平太が転属させられた業務課で、さまざまな事を学び、憤り、悩み、進んでいく、こちらも勇気づけられる話です。 そこで出会う先輩の西田さんはじめ、とっても魅力的な登場人物たちで話が進むたびに彩られていく様子に、期待感で読み進めています。 池井戸さんの書かれる人達は本当に魅力的で、特に男性陣はごくごく普通の男性でありながら、ヒーローでもあります。 上記に記した西田さんの主題となる談合にからむ、上司の判断に憤る時、発する言葉に電車の中でありながら、涙が浮かんでしまいました。 果たして地下鉄工事の談合はどうなっていくのか? 主人公平太と恋人萌の関係は? どういう形で終息に向かうのか、楽しみでなりません。後、もう少しでラストです! 読了しました。 ちょっと気になるところもありながら、心の奥底にゆったりとたたずんでます。 地味かもしれませんが、私的良本でした。読んで良かった!
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログ談合を判り易く描き、恋愛も絡めた企業小説。城山三郎先生に比べると遥かに読み易い、が、いつもハッピーエンド。主人公が若い分(若すぎないか?)「空飛ぶタイヤ」や「下町ロケット」に比べて緊張感が薄い。エンタメ感は十分!
0投稿日: 2012.01.11
powered by ブクログ下町ロケットを読んでから池井戸さんの本に結構はまっている。 これは吉川英治文学新人賞を受賞しているらしい。 で、話としてはゼネコンの談合問題をいつものごとく「まっすぐな」主人公が挑んでいく。 でも、この人の「まっすぐ」は世の中の不条理なこともわかったうえで、それでどうするか、だからいいんですよねー。 談合そのものの是非、というより、「問題に立ち向かう人間」の強さ弱さがわかるんですよね。
3投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤の作品で、ずっと読みたかったのだけど、やっと文庫本になったので購入。年末年始NY旅行の最中に読みました。面白かった、というか、建設業界の談合についてわかりやすかったな。相変わらず池井戸潤作品は勧善懲悪なので安心して読める。 建設業界や談合についてわかりやすかっただけではなく、サラリーマンの悲哀的なものも感じましたな。。。 「サラリーマンは部品だ」と言い切られると、サラリーマンとしては複雑。まぁ、確かにそうなんだけど。 「サラリーマンは『自分がいないと仕事がまわらない』と思いがちだけれども、そうではなくて代わりはいくらでもいる。ただ、その人がその位置にいるから他の人がやらないだけだ」的な台詞があって、確かにそうだな〜、と思った。 それは、自分の仕事がどうでもいい、ということではなくて、そのポジションにあった責任を果たさないといけないんだなーと思った。 ただ、経済小説の常として、相変わらず女性が活躍しないのがほんと残念。仕事のできる美人じゃない女性、というのが活躍する経済小説を読んでみたい。 ちなみに、主人公の平太は、NHKでは小池徹平が演じたらしいけど、ちょっとイメージ違うかなぁ…。
1投稿日: 2012.01.08
powered by ブクログ談合の話。ニュースで耳にする談合と言うものがどのように行われているか、業界の体質など興味深い。小説としても面白く楽しく読めた。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログ検察側じゃなくて談合する側目線というのは面白いけれど、検察や銀行も出て来て夫々の思惑が重なったことで、少し物足りなかった。
1投稿日: 2012.01.03
powered by ブクログ下町ロケットに負けず劣らずとても面白いです。 現実味という意味ではこちらのほうがあるかも。とにかくお勧めできる本です。
0投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログ[BOOKデータベースより] 中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く―技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ。
0投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログ企業と企業の交渉の場面や入札の場面などは、とても緊張感や迫力を感じられた。 また、「談合」について考えたこともなかったが、考えるきっかけを与えてくれた。
0投稿日: 2011.12.30
powered by ブクログ「談合」をテーマにした小説。ミステリーのようなテンポで進み、最後まで一気に読んでしまった。自分も働きだしたら少しずつ考え方が変わっていくのだろうか。
0投稿日: 2011.12.29
powered by ブクログ面白かった 働くうちに自分の価値観がかわっていくっていう段階には自分も、友人もまだいってはいないと思うんだけど今後はどーだろうか
0投稿日: 2011.12.24
powered by ブクログゼネコン、談合などなじみのない世界で、会社の中で生きるサラリーマンを平太を通してすごいドラマをみせてくれた。すごくページ数が多かったが、一気に読めた。
0投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログやっぱり池井戸潤は面白いなあ。ゼネコン談合の様子もリアルでのめりこんだ。個人的には西田の存在がよかった。
0投稿日: 2011.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゼネコンの談合がテーマ。 640頁の読み応えのあるボリュームだがサクサク読める。 下町ロケットの様なドラマ仕立ての痛快さこそ少ないけれど 企業人として働くこと、仕事と生き方とのバランスの取り方、 サラリーマンなら誰もが少なからず抱えている疑問や葛藤みたいなものがうまく散りばめられていて、とてもおもしろかった。 談合、政治家、地検、マネーロンダリング、銀行。 テーマは重たいけれど、そこはさすが池井戸潤って感じだった。 メインテーマは談合だけど、それだけじゃない。 主人公は中堅ゼネコンで働く入社3年目の若手社員。 その彼女は大学時代からの付き合いで、銀行勤務。 お互いの仕事に引っ張られるかのように、徐々に噛合わなく2人。 すごくリアルで、たぶんきっとあの手のすれ違いは、誰もが一度は経験していると思うから。 そういう視点でも、すごく入り込みやすい作品だった。 故郷の両親。母親が語った「りんごの樹」のエピソード。 とにかく読ませてくれる作品。
0投稿日: 2011.12.20
powered by ブクログストーリーの基軸にはゼネコン業界の談合が何故なくならいのかといった、ある意味では社会の縮図を描いたような内容なのに、相変わらず読みやすくて分かり易い作品として仕上がっている。要素的にも違法である談合を巡ってゼネコンや検察、銀行といったそれぞれの立場から掘り下げられた企業小説としての側面、主人公の平太が初めて直面する談合を自分なりにどう捉えて乗り越えていくかといった成長期としての側面、更には主人公とその彼女とのすれ違いなどもリアルに描かれ、とどめには社会派ミステリーとしての展開も押さえいてる。正にてんこ盛りなストーリーをエンターテイメント作品しとてまとめあげ、飽きさせずに読ませる作品力は見事!!ホントにハズさない作家だと再認識させられる。。。 読了後に改めて感じたが、主人公の設定の仕方がとにかくうまいんじゃないかと思う。「空飛ぶタイヤ」での赤松社長もそうだったけど、今回の平太も特に非凡な部分は見られず、至ってどこにでもいる若手サラリーマンとしての人物像になっている。その等身大の主人公と読者の視点とをリンクさせることで、少し小難しいと思われる裏事情に関しても誰が何の思惑でやっているのかといった構図がスムーズに受け入れられるような整理した展開がなされているし、普通のサラリーマンだからこそ生ずるプライベート的な問題も織り込むことで親近感を湧かせて感情移入がしやすくなっているからこそ、読者も惹きつけられるんじゃないだろうか。 とにかく、色々な要素が入りつつも単に事象を追いかけるのではなく、あくまでヒューマンドラマに焦点を当てた展開になっていることが好ましい。 個人的には、様々な余韻を残した終わり方も良かったしで… ゼネコン業界に関する正しい知識を持ち合わせていないから本作がどこまで現実に則したものかは分からないし、テーマとなっている談合の是非についても何とも言えないが、ビジネスマンとしてのしがらみで深みにはまってしまう恐ろしさや、その理不尽さは共感できた。そして、自分の信念を持ちつつ、しがらみから抜け出せないような生き方の哀しさも… ビジネスをしている以上は何かしらのしがらみが生ずるものの、如何に己を見失わずにやっていけるのかは改めて考えされられた。。。 …しかしながらコスト重視だけの入札って制度は見直してほしいもんだ。 それ故に泣かされる下請けの気持ちは業界違えど一緒だし。。。
1投稿日: 2011.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
建築業界における談合に葛藤する社員の話。 公共事業は大きなお金が動く分,利権が絡んで談合なんていうしきたりができてしまったんだろう。 談合って,だいぶ無くなってるんだと思うんだけど,まだ続いているところもあるんだろうな。 談合で助けあっていてもこの業界はよくならないだろうし,正々堂々勝負する世界であって欲しい。
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログ池井戸さん、いいですね。 600ページを超える大作でしたが、あっという間に読み終えました。 面白い! 私も入札(建設ではないが)に参加したことありますが、あの緊張感はたまらんです(もちろん「ガチンコ」です) 一つ注文つけるとしたら、主人公が若すぎるかなぁ。 入社4年目のいわばヒヨッコがあそこまで調整(談合)のドンや同業者のおっさんらと堂々と立ち振る舞えるもんかねぇ。 星5つ!!
1投稿日: 2011.12.17
powered by ブクログ建築業界で働いているので、 感情移入して読んでしまった...。 ドラマ化もしてたんですね。 配役だけ見ましたが、なかなかピッタリ(笑)
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログ企業小説っぽくなく、すーっと読める。面白い。 ゼネコンの談合がテーマであるため、土木・建築の話というよりは、しがらみ、理想と現実のギャップ、挫折、葛藤…等人間模様が中心に描かれている。 談合といえば一昔前の話なのかなと思う一方、現在でもゼネコンのみでなく他の様々な業態においても形・名称を変えて存在しているのではないか!!と思ってしまった。
0投稿日: 2011.12.13
powered by ブクログ同じ作者の「下町ロケット」に負けず、手に汗握る企業小説。 談合というテーマに対して、企業の生き残り策と個人のモラルとの狭間で揺れる登場人物たちの葛藤に引きこまれ、自分ならどうするか考えさせられる。テンポが良く予想を超えたストーリー展開はさずがです。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログ新しいジャンルの作品だ。 企業小説のようで、一種のミステリーでもある。 600頁にもわたる長編小説であるが、一気に読ませる筆力がある。 ストーリーが洗練されていて、無駄がない。 人物もめりはりがついていて、よく描かれている。 直木賞作家の実力を見せつけられた。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゼネコンの談合をテーマに扱った、池井戸潤さんの作品です。 非常に重いテーマなのですが、そこはさすがに池井戸さん、見事なまでのエンターテインメント小説に仕上がっています。 理想と現実の間で悩む主人公の平太に感情移入必至! 社会で働くということは、本当に大変な事ですよね。(笑) ちなみに、以前NHKでドラマ化されましたが、このドラマもすごく面白かったです。機会があればぜひ!
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログ中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は談合課と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった――― 面白かった!!! 600ページを超える分厚い文庫だというのに全く飽きることなく読んだ! 建設業界についてはよく知らなくて談合のしくみなんてよく分からなくても、若手の主人公や業界外の彼女の目線で語られるので、わかりやすく読みやすい。 どうしても私は銀行員である彼女の萌ちゃんに共感しちゃう。流石、元銀行員の池井戸さんだなぁ…銀行の織り込み方も上手い。 登場人物それぞれに感情があって、過去があって、人間味を感じる。特に主人公の平太はまっすぐでいい奴〜!かっこよくて出来る主人公より、年も近くてがんばってる主人公のが読みやすくていいなって思う。 お話はキレイにまとまってる。前に池井戸さんの作品を読んだときもキレイにまとまってるなって思ったんだけど、池井戸さんてミステリー出身なんですね。納得。 池井戸さんの他の作品も読みたいな。
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログ談合なんて知らないし、建設業界の話しなら読むのどうしようかなーと思ったのですが、読み始めたら止まりませんでした。平太も人間味あるし、西田も泥臭くいい。どんな業界でもクリーンであること、いることは難しい。 『汝、運を掴むときは躊躇うなかれ』 この本に出てきた言葉。モーゼの言葉らしいが、私は好きである。
1投稿日: 2011.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤の本はとても面白い。読みやすい文章で話がテンポよく進む。ストーリー構成もよく出来ていて、最後までいっきに読み進んだ。 元銀行員であるからか、銀行に対する描き方がいつも批判的、内部にいたからこそ描けるのかもしれない。 「鉄の骨」ゼネコンの談合の話、必要悪なのか?悩む平社員の生き方が初々しい。
0投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログ面白い! この作者の描くストーリーは テンポがいい 登場人物が痛快 そして 社会悪とはどんなものか じっくりと 考えさせられた
0投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この人うまいなぁ、、立て続けに読んでいます。 物語として非常に完成度が高い。 建設会社における官製談合の話。 主人公と公共事業受注 主人公と彼女 との双方のストーリーを主に話が進むが、彼女部分が加わることで、物語としての視点がものすごく広がっていて非常に面白かった。
0投稿日: 2011.12.05
powered by ブクログ吉川英治文学新人賞受賞作。ゼネコンを舞台にした談合の物語。「下町ロケット」につづく池井戸作品だったが、うちの業界にも通じる問題を、銀行やコンサルなどの様々な視点から問題提起してくれる。それをエンターテイメントに落とし込んでいる技量は流石。
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログ談合をテーマにした企業小説。二千億円規模の地下鉄工事受注を巡り、技術とノウハウのある中堅ゼネコンが大手ゼネコンと熾烈な入札へのバトルを繰り広げ、さらに水面下での東京地検特捜部の捜査が描かれる。サスペンスに満ちた人間ドラマ&主人公の成長物語でもあると思う。 物語は、マンション建設の現場主任の入社4年目の富島平太に本社業務課への人事異動が下される。そこは、“談合課”と囁かれている部署で、取引先メインバンクに勤める彼女にやろうとしていることは、犯罪じゃんとなじられたりもする。 単独で仕事を獲れとの常務の指示で、先輩と共にコストダウンの為、下請け業者との交渉に東奔西走する。そんな中、業界のフィクサーと一目置かれる三橋と出会い常務の腹心として談合の渦の中へ巻き込まれていく・・・・というのが大雑把なあらすじである。 658ページと長編だが、全くの門外漢だったので興味深く読んだ。平太と恋人の関係で他の男へと心が移ってしまう両者に心が揺れ動く彼女の微妙な心模様も読み手としては気になった。それから政治とカネの問題も描かれているが、とりわけ、清濁併せ呑むというか、三橋という男の存在感あったね!競馬場、茶席etc…と場が変わるごとに平太に人生というものを語っていく。鉄を鍛えて鋼となるかのように。これは読んで期待を裏切らない!
1投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログ本書にあるように、談合は死にかけている人たちを延命させる仕組みであり、競争と業界の成長を阻害する悪しき習慣といえる。 談合がはびこるのは、かつて公共事業に社会保障という意味合いがあったから。最近は、箱モノ行政も陰りを見せて、公共事業という間接補償から、社会保障という直接補償へかわりつつある。これは銀行を通さない直接株式と同じ構図をもっている。 効率化という点では利点はあるが、公共事業は、所得の再分配を労働の対価という形でおこなってきたため、同時に「働きがい」を作ってきた。 談合も、銀行融資もどちらも古き慣習だけれど、労働の対価としての金銭と、お目こぼしとしての金銭。どちらが望ましいのかは議論が残ると思う。 談合は国民の利益を阻害していたかもしれないが、「あ~、今日もよく働いた~」という一言をたくさん つくってきたという歴史は確かにあると思う。
0投稿日: 2011.12.02
powered by ブクログ『下町ロケット』で直木賞後、池井戸潤作品一発目の文庫本。さすが吉川英治新人文学賞をとった作品だ。 内容的にはゼネコンの談合に関するビジネスアドベンチャーであり『下町ロケット』よりも面白かった。 ビジネスアドベンチャー作品としては楡周平作品ばかり読んでたが、池井戸潤作品も読んでいこうと決めた。
1投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログゼネコン・公共工事という知りたい要素であったので、文庫新刊を購読。 銀行・コンサルティング業をしていた作者故に、ノンフィクション的要素とフィクションのバランスが最高。こりゃ、直木賞獲れるわ。 企業小説としても、サスペンスとしてもジャンルわけが可能な作品。 独断と偏見でいうと高杉良+東野圭吾のイメージ。 是非とも「下町ロケット」も読みたいし、ほとんどの作品を読んでみたい。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログゼネコンの談合をテーマにした長編。率直にめちゃ面白かった!池井戸潤小説は銀行テーマが多いが、企業主体で担当者の葛藤やキリキリしたやりとりが描かれており、文庫本にしては分厚いが一気に読んでしまった。 仕事がら入札を経験することが、多いたみ業界違えど、入札に臨むギリギリ感もかなり共感でした。オススメです!
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログ面白かった。ゼネコンと談合はつきものみたいだけど、知らない世界が垣間見えた。また、銀行のいやらしさも良く表現されている。
0投稿日: 2011.11.29
powered by ブクログ下町ロケットで直木賞を受賞した、池井戸潤の最新文庫。 下町ロケットや空飛ぶタイヤに比べると熱さが足りない感が残念だったけど、ゼネコンという自分にとって全く未知の世界がかいまみえたのは楽しかった! これぞ企業小説の醍醐味。 主人公が自分と同じ年代の若手社員だというのも、自分も頑張らねばと思え、共感。
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公は中堅ゼネコンの社員。本書のテーマの一つは談合なのだろうが、通常これに加担する側の人間を主人公にしていることで、話に奥行きが出ている気がする。 入札が行われる場面など、ゼネコンで仕事をしていない自分には知ることのできない世界を垣間見ることができて面白い。 恋愛の要素などもうまく交え、物語としても楽しい。
0投稿日: 2011.11.27
powered by ブクログ公共事業の談合がなぜ存在するのか、談合とはどのように行われるのかをわかりやすく読める小説。魅力ある登場人物がたくさん出てきて飽きずに読める。
0投稿日: 2011.11.27
powered by ブクログゼネコンの談合が主テーマ、期待通りの面白さだ、かなりの長編だが読み終わるのが惜しい思いだった。 作品的価値は当然高いのだろうが、何より談合の内幕が興味津々、とても面白かった。最後は清々しく終わってドロドロした談合を忘れさせる。この人の作品をまた読んでみたくなる。
0投稿日: 2011.11.27
powered by ブクログ中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く―技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ。 開口一番、面白い!!(^^) 談合についてニュースで知るほどの知識しかないものにとってはなかなかそこに渦巻く思惑を考えさせられて面白かったのです。これが業界の方が読むとまた違った印象なのかもしれないなあ。 書きたいことがいっぱいあってうまく書けないほど面白く、最後の入札シーンまで一気読みです。650ページの本をその長さを感じさせない作品でした。息詰まるような展開は、私の思った通りの結末だったけど、それがいい(笑)。その爽快感がこの作者のいいところなんだ。でも、談合の行方も恋の行方も結論があるわけではない。そんな余韻がまたいい感じです。 談合の天皇と呼ばれる人物が政治家から談合の調整を頼まれるシーンで、その人物は「確かに伝統と言うものはいいものです。しかし、いま利休が生きていたら、この世の中に受け入れられるように、もっと茶の湯を変えていこうとしたでしょう。伝統を大切にするということと、伝統に縛られるのはまた別の問題です。過去に拘って変化を拒絶していては旧弊ばかりが目につくようになる。それでは時代に取り残されてしまう。」と言っていた。 しかし、言うは易く行うは難しか?それとも時代に取り残されることを予感したものか。どうあればよかったのか、、、結局、若い力(感性)が重要だな。
0投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログまたまた池井戸さんの小説。 単行本が出たときから、 読みたくて読みたくて仕方なかった本です。 ゼネコンの「談合」をテーマにした小説で、 熱血漢のある新米社員が現場から業務課に異動になり、 談合に関わってくストーリー。 談合とは何か?や談合は何故なくならないのか?が 素人にも分かるように書かれています。 この本を読んで、結局は産業構造自体を変えないと、 談合はなくならないのかなと感じました。 建設業界は談合というわかりやすいフレーズがありますが、 もしかすると、ある程度停滞した業界なら、 どこにでも見て取れる現象なのかもしれません。 自分の会社や業界を振り返る良い機会になりました。
5投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログ下町ロケットで直木賞を受賞した池井戸さんの作品 ゼネコンの若手社員が、公共工事に関する談合に巻き込まれる話。 読む前は、固いテーマで600ページオーバーは耐えられるかな?と心配したけど、読み始めたら止まらなくなって、一気に読んでしまった。 ストーリー性重視で、専門的なところはかなりデフォルメしているようだけど、面白かった! 池井戸作品を読むのは、花のバブル組シリーズ以来三冊めだけど、全部面白かったなあ。
0投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログ「面白い」の一言に尽きます。長編で全P.646ありますが全く長さを感じずあっという間に読めた。今回は「大手ゼネコンの談合」について。 私的に身近にここまでの規模じゃないですがゼネコン関係者がいて、いつも話を聞いていたので人ごとでは終われなかった。 教科書通りの「談合」は確かに違法だし、無くすべきもの。 だけど、地方の談合は生き残る為の策。私腹を肥やす談合ばかりではないのも事実です。世の中は微妙なバランスで成り立っていると思います。 なんで池井戸さんの小説ってこんなに面白いんだろう~♪ 他の作品も楽しみです!
0投稿日: 2011.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
NHKでやってたドラマが面白かったので、原作も気になってました。 文庫本になったので、さっそく購入。一気読みでした。 ドラマとは大分違いますね。 人物描写も違ってましたが、原作もとても面白かったです。 原作はミステリー仕立てが目立ってましたが、ドラマを先に観ていた為、おどろきが薄れてしまったのが残念。 原作を読んでから、ドラマを見る方が楽しめる気がしました。 原作あってのドラマというで、原作おすすめです。
0投稿日: 2011.11.22
powered by ブクログ中堅ゼネコンを舞台に談合の実態を描いた池井戸氏の作品。 入社4年目の主人公が配属されたのは、談合課と揶揄される業務課であり、そこで、談合に巻き込まれることになる。 談合を取り仕切っているフィクサーとの絡み、談合の裏側、そして平太の恋愛模様などが同時進行で起こり、一気に読ませてくれる。 ただ、最近読んだ同じ著者の作品(下町ロケット、空飛ぶタイヤ)と比べるとやや躍動感に欠けるという感じであった。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログゼネコンの談合のお話、ページ数も厚く読み応えアリ。 一つの談合についてそれぞれの視点から書かれているので、わかり易くて面白い。 どの程度の内容がリアルなのか気になる・・・ 建設業界の抱える問題もわかり、読みごたえもある一冊。
0投稿日: 2011.11.20
powered by ブクログすっかり直木賞作家として、売れっ子になった池井戸作品。 江戸川乱歩賞受賞作は、それほど印象に残っていなかったけど、着実に実力つけてきたのですね。。。 本作品も、文庫本で650Pageと大作ながら、一挙に読めてしまいました。
0投稿日: 2011.11.20
powered by ブクログ「風車に向かっていくドンキホーテみたいなものかもしれない。だけど結局のところ,そうやって地道に進めていくしかないんだよ。お前が何で業務課に配属されたかしらないが,それが俺たちの仕事なんだ。俺たちは,雑草なんだ」 「だとするとあと四十年近く,この会社にいることになるよな。大学で何を勉強しようと,最初のたった三年何をやろうと,そんなのは関係ねえ。肝心なのはこれから何をするかじゃねえのか」 「だがな,あいつらのようにはなるなよ。ああいう人間にはなるな。あんなゼネコンマンにもなるな」 「自由競争といったって,現実にはダンピング合戦をしろといってるようなものだろう。どこがやったって技術力が同じなら,コスト削減の行き着く先は同じさ。あとはどれだけ儲けを削るかしかない。だがそれをしていたんでは,株主の収益期待に応えることはできない。矛盾した話さ」 「生きるための談合のはずが,利益のための談合になったとき,それは真の犯罪になる」 「いまが一番いい。そう思うことが大事なんだ。過去を懐かしむのは構わない。だが過去を羨んではいけない。決してな」 「部品といえるのは,仕事という目的にかぎっての話であって,同時に私たちは人間だ。サラリーマンである以前に人間なんだ。…人間であることを忘れたサラリーマンはつまらない部品になってしまう。…実は,この世の中で規格通りの部品であり続けることは意外に難しい」 「それによって大手ゼネコンが倒産し,傘下や下請企業とその従業員が失業し始めたとき,社会に与える影響は相当なものになるだろう。本当の制度改革が行われるとすれば,それからだ。日本という国は,一度痛い目に遭わないと分からないんだ」 「業務課は調整に参加できる部署かも知れないが,同時に,調整ではなく真の競争入札を目指すことのできる唯一のセクションなのかもしれない」 「金を集める政治家のところには票も集まってくる。票が集まれば人も集まる。人が集まれば注目も集まる。注目が集まればさらに,金も集まる。政治の世界はこの循環でできている。…あの男の考え方は逆だな。金に集まる者は金がなくなった途端いなくなる。だから,最初から金などない方が本当の政治ができるはずだと,そんな調子だ」 「確かに伝統というのはいいものです。ですが今利休が生きていたtら,この世の中に受け容れられるように,もっと茶の湯を変えていこうとしたでしょう」 「調整しないように,調整することもできるんじゃないですか」 「自分が面白いと思える仕事は大事にしたほうがいいわよ,萌さん。それもひとつの出会いだから。…好きなことしなさい。そして気が済むまでやること。そうじゃなきゃ後悔するわ。後からやろうなんて,結局は無理なの。人間,いましかできないことっていのがある」 「俺たちは課長の指示で,こうして仕事してきたんですよ。…しがらみかなんだか知りませんけどね,俺たちの苦労知ってる人間が,そんなに簡単に納得してどうするんですか。課長は自分の仕事にプライドないんですか?自分の仕事,大事じゃないんですか?だったら一言くらい尾長常務に噛みついて,喧嘩でも何でも,ふっかけるくらいの気概を見せてくださいよ。…組織の論理かなにか知らないですけどね,簡単に納得しないでくださいよ。もっと抵抗して欲しいんだ,俺は」 面白かった。この人は,銀行ミステリーみたいのより,空飛ぶタイヤとかこういうのの方が面白い。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログ最近ヘビーローテーション気味の、池井戸作品。今回の舞台はゼネコンで「談合」がテーマです。 談合というと「悪いこと」だというくらいの認識しかありませんでしたが(お恥ずかしい話)、この小説を読んで談合が生まれるメカニズムや、談合からなかなか抜け出せないゼネコンのしがらみがよくわかりました。ゼネコン、政治家、検察など、複数の視点から談合を描いており、その仕組みが立体的に浮かび上がってくる構成もよいですね。ミステリーのようなスリリングさもあって、結末も「なるほど、そうきたか」という感じです。 企業に関わる難しいと思われがちなテーマを、分かりやすく、面白く描き出す池井戸作品。今後も目が離せないです。
4投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログしばらく積ん読させてあったが、長い休みを利用して読了。 仕事がばりばりできるスーパーサラリーマン(本小説ではゼネコンマン)が出てくるなあ。特に、主人公の平太の業務課での先輩である西田は、よくできる奴だ。
0投稿日: 2011.11.18
powered by ブクログ真っ直ぐな性格の若きゼネコンマン平太君が、談合をするオジサマ達に立ち向かっていく話かと思ったら全然違った。 量的にもかなり分厚い本だけど、内容的にも談合だけでなく、恋愛、家族との関係、サラリーマンとしてのあり方、大物フィクサーとの関係と盛り沢山。 特に印象に残ったのは、恋人の萌との関係。学生の頃や新入社員の頃にはそんなに隔たりの無かった物の見方が、働く環境の違いによってどんどん隔たっていく。どんな業種のどんな会社で働くのかによって、人の考え方というのはかなり影響を受けるのだという事を改めて認識した。 どこで働こうと、誰と出会おうと「自分は自分」だと思うけれど、「自分」は廻の影響で作られる。 大物フィクサーの三橋さんが魅力的。私もお茶席に招かれたいです。もちろん他のゼネコン幹部が居ない席で。
0投稿日: 2011.10.12
