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総合評価

555件)
4.2
199
255
65
2
1
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    この方の本は時代劇のような様式美を感じる。 一見冴えないおっさんが生々しい巨悪に社会のルールの隙間をぬって一撃食らわせるのだ。 この作品を含めてその期待を裏切られたことは今のところない。 テーマはゼネコン業界の談合ということで、そこもまた興味深く読めました、池井戸リピートまたすると思います。

    0
    投稿日: 2013.12.06
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    談合のお話。 正直、未知の世界。 でも、一気にひきつけられるところが、池井戸マジック。 この人の小説は、女性の登場人物の使い方がうまいとおもう。 サラリーマン、カッコいいよ。

    0
    投稿日: 2013.12.05
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    なるほど、談合ってこういうことか・・・って言うとめちゃ無知なようですが、実際無知でした。 平太は何もわからないぺーぺーで右往左往してるようで、でも、芯の通ったブレのない男だな。

    0
    投稿日: 2013.11.29
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    建設業界のことが分かる小説。 20代半ばの男性が主人公で、恋愛の要素も多少含まれている。 ラストの展開に関してはまったく想像通りでミステリ的な要素は無い。 主人公の恋人、萌の心理描写がいまいちな気がした。 女はもっとずるい生き物なんだけどなぁと。 男性が書いている小説という感じがする。

    0
    投稿日: 2013.11.28
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    面白かった。 ゼネコンの談合の姿をとてもうまく書かれていて 次々と読みすすめられました。 三橋立ち回りがなかなかリアルな感じがしてよかった。 なんとなくあまり読まないジャンルでで初の池井戸作品でしたが、 読みやすくて別の作品も読もうと思います。

    0
    投稿日: 2013.11.10
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    文庫本で600頁超の作品だが一気に読める。ミステリー要素はそこまで強くない。談合は何故なくならないのか、その問題を読者に問いかける一冊。

    0
    投稿日: 2013.10.31
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    【談合】について、大学の先生がおすすめしたので、手にとってみた。 談合は罪である。 が、いつまでたってもなくならない現状である。 なぜならそれは各土建会社の、秩序を乱さない必要悪なものだからだという。 池井戸作品は、経験した者しかわからない、シビアな話を盛り込んでくるので、大変為になることばかりだ。

    0
    投稿日: 2013.10.30
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    三橋はいった。「いまが一番いい。そう思うことが大事なんだ。過去を懐かしむのは構わない。だが過去を羨んではいけない。決してな。」 。。。。そうだよなぁ。

    0
    投稿日: 2013.10.29
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     ゼネコン談合をテーマにしたミステリー風企業小説。最後の展開は面白かった。また、談合当事者は実際にもこんな感情を持っているのだろうな、と思えるくらいの筆致で、いつもながらの臨場感を楽しめた。  最後の展開→結末後は一切書かないあたりも含め、その長さ(650P)を感じさせないスピード感で一気に読める。 2回目、ついまた読む。

    0
    投稿日: 2013.10.27
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    ”汝運を掴む時は躊躇することなかれ”by モー ゼ。 組織をとるか正義をとるか?池井戸作品得意 の究極の選択を問う一級の企業小説。テーマ はゼネコンと談合。モーゼの指南のように決 断したら突き進む。見習いたいものです。そ れにしても読了後の爽快感はさすがです。

    0
    投稿日: 2013.10.26
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    半澤直樹で話題の池井戸作品を知人に借りてイッキ読み。『おれたち花のバブル組』『おれたちバブル入行組』『ロスジェネの逆襲』『下町ロケット』で本作。 本作はゼネコンに入社した若手社員が談合に巻き込まれていく話。疎い分野なのでどこまで鵜呑みにしていいのかはわかりませんが、公共工事の入札や談合の仕組みは興味深かった。 いずれの作品も下地に「敵は社内にいる」があるのでサラリーマンは共感できそう(下町ロケットは主人公が社長なのでちょっと違いますが)。復帰が少し怖くなってきた。

    1
    投稿日: 2013.10.25
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    序盤のS区役所案件では想像に容易い入札までのプロセスに退屈したが、主軸である地下鉄入札案件では様々な人間関係とそれぞれの立場が巧みに描かれており、引き込まれる。 終盤で、地検が動いているのを知った主人公、平田がナゼ三橋あたりに打ち明けないのかイライラ。しかし、結末を考えたら話すわけにはいかないんだよねー、この辺は御都合主義。 最後はとても駆け足で物足りない、萌とのこと関係や官製談合ゆえの役所側への追求等、もう少し丁寧に描いて欲しかった。 よく知らないんですが、二千億レベルの入札なら、技術審査なりいろいろプロセスもあるだろうに、金額一発勝負しか描かれておらずなんだかリアリティに欠けないかな。 いろいろ書いたけど楽しめたことは確か。

    0
    投稿日: 2013.10.21
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    これまた先輩に借りて読了。 談合がテーマになってる人間ドラマといったところ。 談合が蔓延っている建設業界。その中で真っ直ぐすぎる平太が凡走するストーリー。談合に協力するのかしないのか、最後まで目が離せない展開。 山あり谷ありだけど、基本的には話の筋道がわかってて、展開も早いから読みやすい一冊。 最後にちょっと所感。 談合って知ってるようでよく知らない社会問題。この作品で描かれているように本当に蔓延っていた(いる?)んだろうなと思う。世の中的には絶対的に悪、犯罪とされている。けど、それを善とするか悪とするか、どっちの面もあるんだろうなとこの本読んで思った。はっきり白黒なんてつけられないんだろう。

    0
    投稿日: 2013.10.20
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    土木建設業界に蔓延る談合を真っ向から取り上げつつ、平太という真っ直ぐなキャラによって爽やかに描いてみせる、池井戸さんらしい社会派人間ドラマ。やはり読者側としては平太に肩入れして読んでしまうために、いかにも銀行は冷たい組織であり、エラそうに振る舞う融資担当の園田には腹を立て、そんな二人の間をふらふらする萌にはイライラさせられっぱなしなのです。面白かったけど、だからこそ余計にこの結末には釈然としないものを感じる。やっぱりタイトルは「走れ平太」の方に1票。平太の母の息子を思う気遣いには胸を打たれる。

    0
    投稿日: 2013.10.19
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    空飛ぶタイヤが面白かったのでこちらも彼氏に貸してもらいました。 もし池井戸さんの面白さを知らない時期に手を取ったらこの分厚さに圧倒されてたでしょうが、今となってはこの厚さが嬉しいと思うように。 内容はやはり骨太。 最後は白黒つける決着だったけれど、談合に散々参加してきた会社と上司たちがいつの間にか談合するような敵企業なんか倒す!という感じになっていたのでそこは少し違和感。 談合から脱却する努力をするストーリーなのは分かりますが…。 あと萌が駄目でした。 本当に最初から最後まで全然好きになれませんでした。 それは池井戸さんの意図した通りなのか? とにかく萌のような女は嫌いです。 そしてあとがきにあったタイトルの件。 「走れ平太」は分かりやすくて面白いけど、やめさせた編集者の判断は正しいと思います(笑) 2013.10.16

    0
    投稿日: 2013.10.17
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    ゼネコンの談合問題と銀行を絡めて描いてる作品。 それぞれの立場で目線が違っているところが社会人3年目位の視点から画いているところがわかりやすい。 3年目位になると、業界の悪い習慣も受け入れざるをえないし見たくないものも見えてくるんだなぁと...

    0
    投稿日: 2013.10.17
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    あの倍返しの池井戸さんの作品。 この手の作品は、純粋に?下僕として日々会社人として生きている自分にとって、共感できるできないはともかく、さくさくさくって読めてしまう作品なのです。 ノンフィクションではないから、心の奥底まで染み渡る読後の気分は味わえないけど、自分と同じ業界を経験されているだけに、池井戸さんの作品にはぐいぐいと自分の感性を引っ張ってくれる強さを感じることができて、しかも最後は全うな人間が勝利する筋書きが何とも現実との違いから、嬉しいのです。 サラリーマン生活に疲れ、一泡吹かせたいけどどうにもならないことで日々悶々としている「おっさん」にお勧め、、です。

    1
    投稿日: 2013.10.14
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    2013/10読了 長編。 ゼネコンの談合について語られる物語。これが業界の実態かどうかわからないが、駆け引きを妙に描いており引き込まれた。 ただ、著書独特の終わり方にちょっともやもやで★4つ。

    0
    投稿日: 2013.10.14
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    半沢直樹のブレイク前にこれも確かNHKだったか、小池徹平くんでドラマ化された作品、公共工事の入札を舞台にゼネコン各社が関与する官製談合を描いた小説。若手社員の平太が、談合という違法行為に良心の呵責を感じつつも組織の論理に呑み込まれていく。主人公に共感できれば、イッキ読みまちがいなし。平太のプライベートも気になるところ。

    0
    投稿日: 2013.10.12
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    正義と談合の中で揺れ動く建設の世界で生きて行かなくてはいけない平太の葛藤。恋人との心の距離。そして、そのとき尾形は。。。

    0
    投稿日: 2013.10.12
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    半沢直樹いけいどじゅんの新人賞受賞作。 池井戸作品を読んでいると、建築業界は談合、裏金、闇献金、メーカーはリコール隠しに粉飾決算、銀行は不正融資と、綺麗ごとばかりの仕事などない。商売とはそういうものだ。 それに比べれば、知財の世界は、まだまし、なのか。

    0
    投稿日: 2013.10.10
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    ゼネコンの談合をネタにした小説。 最初は読むのに時間が掛かりましたが、 最後の方になるにつれおもしろくなって一気に読みました。

    0
    投稿日: 2013.10.10
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    池井戸さんの著作は下町ロケットしか読んだことなかったけどこっちの方が好きだな。幕切れはあっさりしてた。尾形がなんにもしゃべらないで終わっちゃうのがな。

    0
    投稿日: 2013.10.09
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    談合がテーマ。一気読みだったけど、途中の恋愛部分はいるのかなー?と思いながら読んでた。 あとラストが怒涛すぎて余韻に浸れない…。

    0
    投稿日: 2013.10.04
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    建設業界、ゼネコン、談合のことが垣間見れて面白かった。西田先輩、仕事ができる男っぷりがカッコいい。しかし、尾形常務、いろんなとこから恨まれそう。。と心配してしまいます。

    0
    投稿日: 2013.10.02
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    著者の本は下町ロケットに続き2冊目。 難しいキーワードも少なくスイスイ読めるのが著者の良いところ。 談合とはなんなのか、なぜなくならないのかについて、そもそも談合とはなんなのかが良く分かる本。 半沢シリーズでもそうだが、社会の仕組みを知れるので、読後に成長間を味わえるのがよりいっそういい。

    1
    投稿日: 2013.10.01
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    デベ時代を懐かしみながら一気読み。談合絡みも面白かったけど、ゼネコンのマンションへの想いにジンワリ泣けた。

    0
    投稿日: 2013.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しばし中断していた池井戸潤作品読み漁りを再び開始。 この「鉄の骨」は、吉川英治文学新人賞を受賞した作品で、 他に比べたらかなりの長編。にもかかわらず、あっというまに 読了しました、ええ。 メインテーマは、いわゆる「談合」。 公共工事入札に於ける大手ゼネコンの暗躍と、これにかかわる 発注側のかかわり、もう少し言葉を付け足すと「官製談合」に 巻き込まれる中堅ゼネコン若手社員の葛藤がスリリングに描か れている。 ともかく骨太で、緊張感は尋常で無い。 規模の大小はあるのだが、僕らもいわゆる出来レースに巻き込 まれて悔しい思いをすることが多々あった。そういう経験を重 ね合わせて読むと、感情移入度合いが半端で無い。 ドロドロしたヒューマンストーリーとして非常に魅力的である。 ただ、個人的に主人公の恋愛ストーリー部分はハッキリ言って 邪魔。というか、不愉快。まぁこれも、自分と重ね合わせてし まったところから来る僻みに他ならない事は解っているのだが(^^;)。 ともかく、内容の濃い社会派が好きな人は必読。完全にハマったな・・・。

    0
    投稿日: 2013.09.26
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    ゼネコンの談合の話。 ゼネコンとはなんぞやをまず知れて勉強になりました。 池井戸潤の本は面白いだけでなく、 社会を知る事が出来るのも大きなポイント。 仕事をする以上、 絶対にどこにでもある人との駆け引きが うまく表現されていて面白かったです。 本当は★5つくらい面白いんですが、 空飛ぶタイヤがピカイチ過ぎるため、★4つ。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    公共建設の談合について書かれた良書である。 主人公が三年目の若い社員であり、談合が犯罪であると認識しつつも、社会で自分と会社が生き残るための必要悪であると感じながら仕事に打ち込んでいる。その葛藤のなかで、学生時代からの彼女である銀行員が、談合の外の人間としての意見を投げ掛け、談合の内外の捉え方の違いを浮き彫りにしている。 談合をテーマに扱った社会派小説である、恋愛、推理等のテーマを盛り込んでおり、誰が読んでも、きっと楽しめると思う。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    ゴリゴリの社会派ドラマなのかと思って読み始めたけれど、 談合を縦糸にしにながら、 主人公と恋人の距離の移ろい、 母の病気と想い、 談合のフィクサーとの出会いなどを横糸にして 人間ドラマとしても成立していて読み応えがありました。 面白いです。 尾形常務怖すぎだが、カッコいい。 いや、カッコいいけど怖すぎです。

    0
    投稿日: 2013.09.14
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    池井戸ワールドに引き込まれました。談合の実体が窺えて面白く読めました。ただ最後の展開が不充分で、感激が薄かった。読了感は少し残念と言う感じです。

    5
    投稿日: 2013.09.13
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    談合は必要悪なのかー。社会のモラルと企業の一員としてのあり方に照らし合わせてジレンマに悩む平太の姿に、社会正義とはなんなのか、考えさせられました。検察の特捜がうまく進む裏にひそむ影の存在は最後まで気付かず、ミステリーとしても楽しめました(o^^o)

    0
    投稿日: 2013.08.28
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    中堅土建業の一松組に入社して4年目の富島平太は、現場中心の建設課から一転、社内で談合課と呼ばれている業務課への異動を命じられた。 経営不振の会社のために公共事業を落札しようと奔走する平太たちは、地下鉄工事の入札を巡って、ある大物政治家の息がかかった談合仕切り屋と関わっていくことになる。 談合や政治家の裏金といった、ともすると重苦しくて読むことの難しい内容を、まっすぐな性格の平太やそれをただす彼女の萌の目線から描くことで大変読みやすいものとなっている。

    3
    投稿日: 2013.08.25
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    地下鉄工事の談合をめぐり、 大小各社ゼネコンとゼネコンに融資している銀行、 更には談合を摘発しようとしている東京地検など、 様々な立場から建設業界や談合についての見方がされています。 建設業界も談合も全く知らない世界でしたが、 所々に分かりやすい説明があり、 加えて登場人物の思考や感情を通して伝わってくるものがあったので、 面白く読み進めることができました。 善と悪、表と裏。 立場が変われば同じものを見ていても、 こうも見え方が違ってくるものなのか、 その違いが人との距離に大なり小なりの影響をあたえるのかと、 読んでいて苦しくなる部分も多々あります。 また、脇を固める登場人物たちもリアリティがあり、 実在しそうなくらいに身近に感じられるのも、この小説の魅力の1つなのだと思います。

    1
    投稿日: 2013.08.23
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    建築業界の談合のお話。 いやーーーくっそ面白いっすわ。 600ページ以上あるのにあっという間に読破。 談合は必要悪なのかを問い掛ける一冊。 平太と萌の恋の行方も気になる。

    0
    投稿日: 2013.08.19
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    運命に翻弄される主人公、後半少しずつ語れるようにはなってきたが、行動にまで移す事はできなかったのは荒唐無稽になってしまうからか。 その呪縛を振りほどいたから半澤は人気なんだろうな。

    0
    投稿日: 2013.08.11
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    話の展開が気になって、一気に読んだ。建前って強いんだね。それでいいのかって気もする。じゃあどうだったらいいんだって言われてもわかんないけど。

    0
    投稿日: 2013.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

     巨額な工事の受注を巡ってゼネコン間の死闘が繰り広げられる物語。  大物代議士、城山の義弟であり談合のフィクサーである三橋の存在や、主人公である平太の彼女で、平太と融資課の先輩である園田の間で揺れる萌の気持ちや行動の描写など、空飛ぶタイヤ/七つの会議/下町ロケットとは違った趣向が凝らされ、著者が様々な方法で読者を楽しませることができる作家であることを証明している。  最終章でのどんでん返しの後に、三橋や、萌など主要な登場人物の台詞がなく、夫々がその後どのような人生を歩んだのかを空想する楽しみを読者に残してている。

    0
    投稿日: 2013.08.10
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    全く知らなかった、ゼネコンの話。 勉強になりました。 今まで現場一筋の平太が、人事異動で談合化に配属となったことで、会社のいろんな面を知り成長していきます。

    0
    投稿日: 2013.08.04
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    以前ドラマになったよなーと思い手に取りました。 単なる談合の話かとおもいきや、その裏側では凄いやりとりが繰り広げられていた。社会悪ではあるが、自分がそこの社員ならばどうするかと考えながら読みました。

    0
    投稿日: 2013.08.02
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    ゼネコンの談合の話。談合の小説を読むのは初めて。なんとなくわかっていたものの談合がなぜなくならないのか、わかりやすかった。入札はお芝居の場所みたい。途中から結末は見えていたけれど、面白かった。西田キャラ良かった。

    0
    投稿日: 2013.08.01
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    数年前の業界裏事情が、リアルでしかもドラマチックに家族問題や恋愛葛藤も絡めて、面白く描かれている大作。 以前のテレビドラマ配役で登場人物をイメージしてしまうので、尾形専務がカッコよすぎ。今思えば、テレビは簡略化し過ぎだったようだ。 しかし、現在の公共工事入札システムでは、ドラマチックな場面は無いな…

    0
    投稿日: 2013.07.28
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    これまた一気読みしました。ハラハラする展開の中で、お母さんと平太の場面が泣けて泣けて。。池井戸さん作品はハズレがないなと改めて感じました!

    0
    投稿日: 2013.07.26
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    いやー、面白かったです!時間を見つけては読む、のくり返しでしたが、集中して読めました~♪登場人物が、それぞれいい!そして、端役のはずの女性陣が、またいいっ!!ま~、会社で苗字じゃなく名前をみんなが呼び捨てにしたりはないけどw そんで、「走れ平太」とかいう題名も、ないと思うけどwww

    0
    投稿日: 2013.07.24
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    談合というものが、これだけ問題視されている中でもなぜなくならないのか、参加する企業がどんな思惑をもっているのかが、一つの推測ということではあろうが、非常に分かりやすく描かれていた。 物語については結末がほぼ予測できるものではあったが、談合が形成される仕組みが詳細に書き込まれていることも相まって、面白さを損なうことはなかった。

    0
    投稿日: 2013.07.24
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    建設業界ゼネコンの談合、調整を主に進む。政界道路族との癒着~錬金術~追いつめる検察、、追いつめられるのは主人公・平太と萌の関係もだが…。ストレスの無いジリジリ感は十二分に楽しめる。必要悪と自主努力、同じ穴の狢とコンプライアンス…そして、りんごの苗木と大仏様のどんでん返しに、しがらみの切れない糸と背伸びした憧れの糸は唐突に切れ一番の自然に帰る…結構、深く面白い♪

    0
    投稿日: 2013.07.20
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    たいそう面白かったです。 一松組が最後に「潜る」だろうというのは想像がつきました。 また、萌は平太のところに帰ってくるだろうとも。 でも、それが予想できたから面白くなくなるというもんでは、全くない。 ゴールへ至るまでの道程を、主人公と歩んでいる気分になれます。 ‥あんなに情熱持って仕事に取り組めてないなあ‥と、反省したり。

    0
    投稿日: 2013.07.16
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    社会派と娯楽の間のバランス感覚が抜群。 スピンオフが2本も3本も出来そうなくらい、きっちりした造形。

    0
    投稿日: 2013.07.15
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    各社の色んな思惑がぶつかって談合が出来上がる、ある意味すごいなと感じてしまうところですが、悪だと思っていても自分はサラリーマンだからと頑張ったのにハシゴを外す人がいる。それが一緒に戦っていると思っていた上司だなんて可哀想でした。でも、永山さんのような人もいるから頑張れるんですよね。

    0
    投稿日: 2013.06.24
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    面白かった。全く知識のない分野の話だけど引きこまれ、分厚い本だけど、するする読めた。それぞれの立場に置かれた人々の心情がよく描かれていると思う。分かりやすく嫌な奴が出てきているのも箸休め?的な感じでよかった。ちょっとしか出てこないが、母親たちが要所要所で印象的な台詞を残しているのも、女性として考えさせられるものがある。

    1
    投稿日: 2013.06.22
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    中堅ゼネコンの若手社員、富島平太。 現場の仕事に情熱をかたむけていたある日、全く畑違いの部署への異動を言い渡される。 そこは談合課と呼ばれる業務課だった。 談合に関与することに嫌悪感を持ちつつ、会社員として仕事に追われる中で、建設業界に対する疑問、葛藤をふくらませていく。 仕事への想い、恋人とのすれ違い、親との関わり、いろいろなことに翻弄されながらも必死に毎日にくらいつく平太の人間くささにひかれながら、ページを繰る手が止まらなくなる。 池井戸作品、ハマりそうです。

    0
    投稿日: 2013.06.15
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    主人公は悪いことだと頭では分かっていながらも、必要悪だと自分に言い聞かせて談合を受け入れて行く。 そんな平太にやきもきする事が何度もあったが、物語を通じて成長を見てとることができる。 池井戸潤は今一番好きな作家。

    0
    投稿日: 2013.06.14
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    談合、彼女、検察・・・ いろんな問題が入り混じる。 業界の勉強にもなって、話としてもおもしろかった。

    0
    投稿日: 2013.06.09
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    建設業界のゼネコンで働く冨島平太は談合課と呼ばれる業務課に異動となった。大規模トンネル工事を巡って大手ゼネコンがコストダウン競争を行うなか談合が行われる。 基本は主人公視点で話が進む。 建設業界の真実?が垣間見れる話。

    0
    投稿日: 2013.06.05
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    ゼネコンを舞台にした本作は、著者のフィールドである銀行を舞台にしたものと比べても、遜色ないどころか、それ以上に面白かった。読みだしたら止まらず、最初はけっこう分厚く感じたが、2日間で一気呵成に読み切った。最終章はかなり引き込まれた。建設業界についても勉強になった。

    0
    投稿日: 2013.06.02
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    久しぶりに再会した大学時代の友人に勧められて読んでみました。初めての池井戸作品です。実に面白っかった。物語の構成としてとてもよくできている。大手ゼネコン、まつわる談合の問題を、それを見事に企業小説とて、ミステリーの要素をおりまぜ、さらに主人公平太の青春ドラマとしてまとめている。

    0
    投稿日: 2013.06.01
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    建築業界の談合の話。 主人公の平太は現場からいきなり談合課へ。結構分厚い内容だがそこは池井戸潤、しっかり読者を離さず読ませる。 最後は想像できたが検察の手入れを上手く逃れてちょっとハッピーエンド。結構良かった。

    0
    投稿日: 2013.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ゼネコンに蔓延る談合の物語。 ゼネコンの実態をしらないけど、公共の入札ってこんなに機能していないものなのかな?大人の社会って恐ろしい。 平太みたいに仕事に誇りを持って仕事に熱中できたら、楽しいだろうな。 池井戸氏には珍しく恋愛テイストもなかなかいい味だしててよかった。

    0
    投稿日: 2013.05.08
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    ゼネコン業界における談合の実体を精緻に書き上げていて、主人公が意に反しながらも会社方針に従い一会社人として行動せざるを得ない点が共感を呼び、並行してプライベートにおける出来事として彼女を巡る銀行エリートマンとの3角関係や母の病気の話が展開し、思わず気持ちが入り込んで最終章は一気に読んでしまうほどのおもしろさでした。

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    投稿日: 2013.05.06
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    たまたま手にした一冊だが、読み出したらすぐにはまった。建設業界の談合の話。初めての池井戸潤作品だが、この鉄の骨がとても楽しめたので他も読んでみたいと思う。

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    投稿日: 2013.04.22
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    1日で一気に読んだ。わかりやすく、テンポのよい文体で読みやすい。物語の内容もリアリティが溢れていてはじめから最後まで緊張感を持って一気に読んだ。 物語は、建設業界でビル等を建築を担当するエンジニア 平太が主人公だ。現場で禁止されている煙草を吸っていた下請の若者にハッキリと注意し、無視されると殴るという青く正義感が強い主人公 平太が、ある日、建築現場から業務課に異動を命じられる。そこは「談合課」と言われている大口公共事業を担当する部署だ。 平太は談合課で会社、建設業界の古いしきたりを目の当たりにする。エンジニアで現場で働いていた時にはビジネスを受注することの大変さ、組織の論理の強さなど知らなかった。会社や建設業界の組織のカベにぶつかりながら、正義を貫くか組織に殉じるか大きく葛藤する。平太が自分自身を見つめ、新たな視点を獲得し、成長していく物語だ。恋人 理沙との展開も仕事と連動していてとても面白い。 きっと一生懸命に働いている人であれば心に刺さる物語だと思う。 僕の中で特に心に刺さった言葉を抜粋。 ・ 人間、50年も生きていると、普段考えていることや性格が顔つきに滲み出てくる。陰険な人間はやはり陰険な顔になってくるもんだというのは、母の八重子がいまでもよくいうことである。だからいつも笑っていなさい、というのが母の口癖だ。 ・ 視点が違う。視点の違いは、視野を変える。 ・ いまが一番いい。そう思うことが大事なんだ。過去を懐かしむのは構わない。だが過去を恨んではいけない。決して。 ・ 私なんか、この前まで学生だと思っていたのに、もうオバサン。あなたもそうなるかもしれない。だからね、好きなことをしなさい。そして、気が済むまでやること。そうじゃなきゃ後悔するわ。後からやろうなんて、結局は無理なの。人間、いましかできないことっていうのがある。それをやらなきゃね。

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    投稿日: 2013.04.21
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    本の厚さにちょっと身構えたけど、そんなの全然! 「談合?何??」っていうレベルで、初めて聞く言葉の全く知らない世界の話なのに面白くて、分かりやすい。 勉強にもなって、なんだか一石二鳥な気分です♪

    3
    投稿日: 2013.04.16
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    出出しがイマイチだったが、なかなかどうして。◆談合の様子がなんとなくわかった。◆「清濁併せのむ」これが日本なんだよねぇ…

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    投稿日: 2013.04.11
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    談合という、ちょっと題材的には古さを感じるものながらテンポもよく、面白かった。登場人物もなかなか味があり、読みやすい。ラストはやや腑に落ちない展開もあれど、それがまた現実的に思えて良い。

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    投稿日: 2013.04.10
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    ゼネコンの談合をメインに繰りひろげられるストーリーが新鮮で、長編だがすぐ読み終えてしまった。 主人公と彼女、その先輩との恋愛模様がリアルで面白い。

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    投稿日: 2013.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    建設会社の出先現場から本社の「談合課」に抜擢された若手社員のお話。 上司の口を通じて語られる仕事論がよい。 ・売上高は営業課が作り、利益は業務課が作る。  これは平太の知らない世界でもあった。いままでは現場で無心に働いてきた。  工期が短いとか、低予算で赤字になりそうだとか、たしかに、いろいろな制約や難しいことは山ほどあった。  だが、それはあくまで、与えられた仕事の枠内という限られた世界のことであって、そもそもその仕事が誰かの努力により獲得されたものである、という認識はさほどなかった。 (ペアを組む西田係長) ・大学で何を勉強しようと、最初のたった三年間なにをやろうと、そんなのは関係ねぇ。肝心なのはこれからの時間、なにをするかじゃねぇのか。 ・どんな理由だろうと関係ない。もう一度いう。理由は関係ない。お前はここにいて、その若さで業務課の仕事に就いた。いま仕事がまるでわからないのは実力のせいじゃない。経験がないからだ。なんでここにいるかなんて青臭い存在論を語る暇があるんなら、このチャンスを活かすことを考えな。このプロジェクトはお前にとってとてつもない勉強になるはずだ。現場にいたんじゃ10年経っても経験できないようなことがきっと起こるだろうよ。お前は運がいいんだよ。目の前に転がってきた運を掴む資格があるとかないとか、そんなこと考える奴は結局、なにやったてだめなんだ。 ・どんな仕事でも同じだけどさ、がむしゃらにコストダウン交渉をして、それでも目標に追いつかない。そのときに疑うべきことはふたつあるんだ。ひとつは自分の交渉力、そしてもうひとつは―計画自体だ。 (談合の調整役、三橋相談役) ・いまが一番いい。そう思うことが大事なんだ。過去を懐かしむのは構わない。だが過去を羨んではいけない。決してな。 ・サラリーマンはよく、自分がいなければ会社がまわらないと思っているからな。お前のは、それと同じ発想だよ。それは世間が狭い人間の錯覚にすぎない。自分の代わりが勤まる人間は、実は組織には大勢いる。じゃあ、なぜ彼らが出てこないのか。答えは簡単。自分がそのポストにいるからだ。いったんそのポストが空いたら、すぐに代わりの、実はもっと優秀な人間が現れる。

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    投稿日: 2013.03.30
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    談合に詳しくなれる本。正義を貫けばすべての善良な人を救うことができる、というのは、やはりおとぎ話の中だけなのです。

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    投稿日: 2013.03.27
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    池井戸潤はやっぱり面白い。 600ページを超える文庫本だったがあっという間に読み終えた。 本編とは関係なく、印象に残ったセリフ。 「いまが一番いい。そう思うことが大事なんだ。 過去を懐かしむのは構わない。だが過去を羨んではいけない。決してな」 過去を羨んでばかりの自分に、ぐさりと刺さった。 「いまが一番いい」と思おう、そう決意。

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    投稿日: 2013.03.23
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    面白かった。特に最後の数十ページ! 建設業界の談合を舞台にした物語り。 談合=必要悪で簡単に片付けるのではなく、その背景含めてさまざまな側面から述べています。談合について考えさせられます。そういった談合の中での主人公をとりまく仕事関係の人たちとの関わり、さらには主人公の恋人との恋の行方、主人公のお母さんの病気は?政治家の裏金、談合を摘発しようとしてる検察側の動き、といったさまざまなドラマが織り成す物語りとなっています。 主人公が談合に加担しつつも、自らの正義を貫こうと悩み、格闘する熱い物語りです。 建設業界の厳しい営業競争の中で、取引先や相手先へのコスト引下げ要求、そうして数字を作り上げていって商談を取る厳しさ、プロジェクトにかける仕事へのプライドなどなど、格好いい側面がありながらも、旧来体制からのしがらみや理不尽な要求、きれいごとだけでは片付けられない厳しさみたいな物が織り交ざって、より物語がリアルに感じられました。 特に、主人公のみならず、一緒に仕事をしている同じ課のメンバの仕事にかける思いは心を熱くします。 そんな中、主人公の恋人と良い仲になろうとする銀行員がむかつく感じが良くて、結局恋人とはどうなる?みたいなところも楽しめます。 そして、最後の数十ページは圧巻! 手に汗握る展開でしたが、最後の最後でそうくるか!と驚かされ、これは、ミステリーで分類しておこうと思いました。 読後感もスッキリ! 楽しめるエンターテイメント小説でした。 NHKでドラマになっていてDVDが出ているんですね。DVDも面白そうです。 お勧め。

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    投稿日: 2013.03.17
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    池井戸潤らしさが出ている一冊。ただいつものフィールととは違う畑での物語。 いわゆる銀行員にとっての融資先であるゼネコンを舞台に繰り広げられる「談合」について。 最終的なオチとしては勧善懲悪になるけれども、そもそもの前提が性悪説という点で、単なるヒーローものではないことが伺える。

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    投稿日: 2013.03.17
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    建設業界の談合について、現場から業務課に配属された主人公を通じて、あるべき姿を見極めていく話。 談合に参加するかしないか、いくらでこの地下鉄工事を請け負うか、というやり取りがテンポ良い。最後は若干予想はできたけど、やっぱりいい感じだった。 池井戸さんの作品を読んだのは「空飛ぶタイヤ」に次ぐ二作目だけど、社会の問題に切り込む小説という感じが好きだな。正義感の話だね。

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    投稿日: 2013.03.13
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    とにかくすごい。「ゼネコン」って「?」だった私が一気にこの作品世界に引き込まれて読み進めた。まだまだ青臭い熱血漢の平太の姿に共感しつつも、それだけじゃ仕事はできないという周りの大人の言葉にもうなずきながら読んだ。談合というものが果たして必要悪か、単なる悪なのか、自問自答しながら結末に向かっていった。そのほかにも、平太と先輩との間で揺れる彼女の姿も印象的だった。 様々な人の思いが渦巻くなかで、談合がどういう結末に至るのかが最後まで予想がつかないジェットコースターのような作品だった。

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    投稿日: 2013.02.25
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    中堅ゼネコン一松組を中心とした公共工事の談合話。 ゼネコン業界や談合についての様々な考えを知ることができ、勉強になりました。 次の展開に対する期待感を常に持てて読みやすい作品。 話が長すぎる点と萌の恋愛話が好みじゃなかったのがマイナス。

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    投稿日: 2013.02.23
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    どんでん返しが幾つも用意されててとても斬新。彼女との話はいらないかな。そういう意味ではプライベートの深みは池井戸は弱いか? こうやって正しい努力が報われる世の中だといいな。

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    投稿日: 2013.02.20
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    この人の作品も初めて読んだ。 いかにもエンタメ!!「エンタメで談合についてお勉強しましょう」て感じやった。特に園田のキャラとか安直すぎねーか?て思ったんだけど、でも実際にいそうだしな・・・ 最後のエピローグは、ちょっと「え~・・・」て思った。

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    投稿日: 2013.02.17
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    中堅ゼネコンに勤める平太を主人公にした企業小説。地下鉄工事の受注をめぐっての談合、駆け引き、値引き交渉等々。ストーリー展開のうまさに加えて、平太の母や銀行員の園田、理沙など脇役陣がポイント。テレビドラマ化もされたようだが、650ページにもわたる長編を感じさせないテンポのよさは、映像化にもあっているのだろう。

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    投稿日: 2013.02.09
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    公共工事の談合を題材として扱った長編小説です。 中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は “談合課”と揶揄される大口公共事業の受注部署だった。 今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾くー 技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。 組織に殉じるか、正義を信じるか。 吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ。 (「BOOK」データベースより) 大型の公共工事を談合で調整しようとする建設業界の話と、 主人公である建設会社若手社員の公私にわたる葛藤の話、 そして、官製談合事件を追う検察の話が巧みに絡み合った作品です。 池井戸潤さんご自身が銀行出身ということもあり、 今回の話でも融資に関するやり取りは本当の話のように感じられますし、 入札をめぐる建設業界の駆け引きにもスリル感を感じました。 また、物語の主軸となる談合に関連するフィクサー的人物の描き方や、 それを取り巻く人々の描写に関しても、 表面的なことだけではなく裏にある弱さや寂しさを描いているのが特徴です。 池井戸さんの作品はこの「人間描写」がとても巧みで、 「悪役」をただ単に悪役として描写しているのではなく、 そこに人間の弱さや哀しさがあることで読み手が感情移入しやすいのだと思います。 談合という悪しき習慣がどのような経緯で出来上がったのか、 そのために建設業界ではどのような動きをしているのかが詳細に描写されています。 また、入札にあたって建設業界ではどのような情報収集を行い、 入札額をどういった方法で決めているのかなども読み応えがあります。 私も仕事で入札を経験したことが何回かありますが、 業界や金額規模は違っても共通する部分が多いんだなと感じました。 そういった意味でも読み応えのある一冊です。 読後は推理小説を読み終わったような気分になりましたし、 ハラハラドキドキのアクション物を読んだような気分にもなりました。 また、「働くことはどういうことなんだろう」ということも、 真剣に考えさせられる一冊だとも言えると思います。 かなりの長編ですが一気に読み進められる一冊です。 何かをじっくりと読み込みたい方にもオススメの一冊です。

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    投稿日: 2013.01.31
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    談合は必要なのかそうでないのか。 正当な入札だけではなりたっていかないのかと疑問に思いつつ、この会社はどうしていくんだろうと引き込まれて読み進んだ。 いかにコストを下げるか、何か他に方法はないのか、受注するための努力も涙ぐましい。 会社愛がないとやってられない、そんな気持ちになった。

    3
    投稿日: 2013.01.28
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    初めての池井戸作品。あー、おもしろかった! 談合というよく耳にするものの、悪いことなんでしょ、という程度の認識でいた題材を、こんなにも面白く読めるなんて。 主人公の平太の真っ直ぐさにハッとさせられたり、萌の気持ちの揺れもよく理解できたし、やっぱり仕事は一所懸命に取り組むものだと考えさせられたり。 登場人物一人ひとりがしっかりと描かれててよかった。 他の作品も読んでみたいです。

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    投稿日: 2013.01.19
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    父から借りた本。 最初の方は業界を共有していて、なかなか進みませんでしたが、話が後半に入っていくにつれ、止まらなくなりました。 平太に感情移入するといろいろ痛かった。 私は案外園田母の言葉が好きです。

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    投稿日: 2013.01.18
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    建設業界の談合をテーマに、まっすぐな主人公の成長していく姿を描いている。 各社の談合担当者が折衝する描写は、リアルに感じ読んでて引き込まれる。 銀行員のエリート意識の高さや検察の完全主義者などもリアル感をあげている。 読み応えのある一冊でした。

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    投稿日: 2013.01.17
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    この作者の小説の中ではこれが一番好きかもしれません。他の作品では登場人物や物事の善悪がわりとはっきりしているのですが、この小説ではそれを割り切れない葛藤が描かれていると思うんですよ。 NHKのドラマも面白かったです。

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    投稿日: 2013.01.14
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    makiからの借り本。 めっちゃおもしろかったぁ。 池井戸作品3作目。。。。 こんな時代があったんだよね~って思いながら読んでるとこと、ありえないでしょって思いながら読んでるとこと・・・。 「談合」っていっても、どういうものか説明できないとこも確かにあって。 漠然といけないこと!って思うレベルだったりしてたけど、その「談合」の仕組みみたいなものも改めて勉強できたというか・・・そんな1冊。 平太の成長とか尾形の企業戦士っぽいとことか、兼松や西田の仕事に対する情熱や責任感とか・・・なんかどこに焦点を当てても、その部分が輝いてみえるような1冊。 ボリュームももちろんあるけど。 裏のかけひき・・というか、裏の世界というか・・・世の中こういうものだよね~って思わされたり。 読者をひきこんでいくpowerはすごいですね、池井戸さん。

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    投稿日: 2013.01.14
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    談合の是非を投げかける企業ミステリー 「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」のような作品を期待しすぎてました。主人公の平太自身、意見はあるんだけどほぼ操り人形と化してる。別に流れに抗うわけでなし、企業内での活躍とか旧体制を打ち壊すっていう夢のある話でもない。 しかしここまでの内容をエンターテイメントの中に落とし込んでるのはさすが。門外漢でも建設業界の事情を少し知ることができた気がする。池井戸さんの率直で硬派な描写も良い。逆転劇もおもしろい。西田は個人的に好きなキャラでかっこよかった。

    1
    投稿日: 2013.01.06
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    ゼネコンの談合担当部署に配属となった若手社員の奮闘。 談合を必要悪と認める業界人や疑問を感じつつも携わっていく若手担当者、世間一般的な建前を論ずる銀行員の恋人。談合に携わるさまざまな立場の登場人物が抱えるそれぞれの思いを描きながら小説としての爽やかな読後感を与えられるのはさすが池井戸潤。ミステリーではないけど、様々な複線が終焉に向かって一つに繋がっていく様はミステリーが得意な著者ならでは。 相変わらず安定したエンターテインメント経済小説でした。

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    投稿日: 2013.01.01
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    またまた池井戸ワールドに飲み込まれてしまった。 ゼネコン、談合と耳にはするが中身をよく知らなかった私にそれなりの知識を与えつつ、家族、仲間 彼女との人間関係をうまく表現されています。 本人視点だけでなく、彼女視点でも書かれているシーンなんかは、男性、女性で物事の捉えるポイントの違いを的確に捉えていて面白い。 結構分厚い文庫ですが途中で止められず。 年末休暇に入っててよかったなと。

    0
    投稿日: 2012.12.31
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    面白かったです。解説に書いてありましたが作者はこの作品を書くにあたり取材を重ねられたようで、作品を読んでいると現実の重さがずっしりと感じられました。 言いたいことがヒシヒシと伝わってきて、考えさせられることも沢山ありました。 作品自体も劇的な展開があって面白いので、色んな人にオススメです!

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    投稿日: 2012.12.27
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    談合がどのようなパワーバランス、利害関係の下で行われているかが主人公の視点から詳しく描かれている作品。主人公のビジネスマンとしての葛藤や恋人との関係、談合を暴こうとしている検察の世界もこの作品の大きなスパイスとなっている。新たな世界に触れながら小説としての面白さも含んでいる作品。 最後に一松組への融資がどうなったかが書かれてないのが少し気になるところだが大好きな作品だ。

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    投稿日: 2012.12.21
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    最高! 平太の視点を通じて談合をめぐる駆け引きから目が離せない。 瞬く間に読み終えた。 自分がなぜ会社にいるのか、なぜ働くのかのヒントにもなる一冊。 特に先輩の平太に対する言葉、どんな理由だろうと関係ない〜。(P228)に感銘。

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    投稿日: 2012.12.20
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    最後まで結末が分からない展開は、ドキドキさせられる。 一途な性格の主人公平太が、企業倫理上は良くない「談合」を受け入れざるを得ないサーラリーマン論理の間でどう折り合いを付けるかに悩む姿に共感。また、密かに想っている野村萌との関係もこの先どうなるのかとドキドキ感を持たせてくれる。 後半は、入札直前まで談合の条件で揉めるが、いざ入札。開札の結果、抜け駆けした一松組が一番札を撮った瞬間に検察官によるガサ入れ。 といった波瀾万丈のストーリーだがり、非常に読み応えがあって面白かった。

    0
    投稿日: 2012.12.20
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    必要に迫られて読んだが、なかなかおもしろかった。 建設工事に絡む談合の裏舞台、それを追う検察の動き。 「談合担当」に配属された若手社員(主人公)と談合を差配する「親分」との関係の中で、「親分」自身の葛藤も見えたりして。 主人公の所属する、通称「談合課」の先輩方がかっこいい。

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    投稿日: 2012.12.09
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    下町ロケットが面白かったので、他の作品をと思い本作に手を伸ばしてみた。本作は600ページを越える大作だが、一気に読めてとても面白かった。コンプライアンスが叫ばれている昨今、談合したり独禁法を破る会社は少なくなっていると思うが、最悪の場合でもコンプライアンスを徹底できるだろうか?

    2
    投稿日: 2012.11.30
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    ひさしぶりに一気に読んだ長編。初めての池井戸作品。 入札における談合や建設業界の構造・・・興味のある分野だったし楽しめた。主人公もいい! 最後の最後でちょっとだけ失速感。残念。

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    投稿日: 2012.11.20
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    分厚い本なのに一気読み!読み出すと止まらない。ゼネコンの談合って、そーいうものだったのかと。知らない世界を知った。談合がよいものなのか、悪いものなのか、正直なところどうなのか。

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    投稿日: 2012.11.15
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    挑戦した池井戸作品の3本目。内容は痛快だった。良者と悪者がハッキリわかれてて、良者は全員気持ちの良い性格の人達ばかり!尾形常務、カッケー!就職試験での平太と尾形常務とのやり取りがたまらんっ!三橋顧問のしがらみ、推して知るべし。

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    投稿日: 2012.10.31
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    公共工事を巡る談合の話。 中堅ゼネコンで突然公共工事の営業部門に配属になった若手社員。彼を中心に、「談合」はなぜ、どのように進められるのかについて切り込んでいく。 談合に関わる者たちはそれぞれ何を思うのかをうまく描いていて、読み出したら止まらない作品です。

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    投稿日: 2012.10.29
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    建設業界の談合の話なので、暗く病んでくような話かと思いきや!平太くんは素直でまっすぐなまま、たくましくなっていく爽快な話で驚き。現実はこんなうまく締まらないんだろうが…

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    投稿日: 2012.10.18
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    中堅ゼネコンの4年目社員が、突然現場担当から談合課と呼ばれる業務課に異動して起こる、談合を舞台にした話。世間から悪の根源的なイメージのある談合が、必要悪であるのかどうか、下っ端のサラリーマンという立場でありながらその当事者としての葛藤を描かれている。

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    投稿日: 2012.10.16
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201210/article_1.html

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    投稿日: 2012.10.15