
総合評価
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powered by ブクログおもしろかった! 分厚いし、テーマが談合と難しそうで読みきれるかと思ったけど、読み出すと止まらなかった。
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログゼネコンマンの話。ゼネコンとはどんなことやってるかわからなかったけど、これを読んでよくわかった!街中で公共工事を見かけると、平太のことを思う。おもしろかった!
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログもっと本気で仕事やらないといけないな、と思いました。 会社の利益のためにそこまでやるのか、ということに驚いた。 僕は会社のために、人に恨まれるようなことまではできない。 常務の計算高さよりもその精神力がすさまじい。 こういう人が世の中にいるのかと考えることができたのがよかった。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ池井戸潤の作品はどれもおもしろいが、今回の作品はゼネコンを中心としており談合の壁に向かいながら働く登場人物それぞれのキャラクターが秀逸。談合についてや建設業への知識が少ない方でも理解しやすいように細かく書かれており、描写もイメージしやすい。スピード感ある話のためテンポよく読みきれる。
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログ中堅ゼネコンの若手社員、富島平太を主人公に、建設業界の裏の世界、談合をテーマにした作品。 長編ではあるが飽きさせない展開で、大物フィクサー三島との出会いから平太がどう考えどう成長していくのか楽しめて読めた。 談合についてもう少し深堀されるかと期待したが、やや軽い感じが否めない。しかし、本書を通じて談合について少し見方が変わった。 世の中には必要悪という存在があるが、何故必要悪が存在するのかをもっと真剣に考えるべきだなぁと改めて実感。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログゼネコンの談合が舞台。 現場から業務課に異動となり、談合に関わることになった平太。 談合を通じて、上司、同業者、恋人との関係が微妙に変化していく。 なんのために談合するのか。なんのために自分は業務課に異動となったのか。 一人の若い社員である平太を通じて、談合の闇が描かれている。 2012.9.28
0投稿日: 2012.09.28
powered by ブクログ建設業界の談合のはなしです。分かりやすく書かれていたため、「談合とは必要悪なのか・・・」などと、いっちょ前に考えさせられたりもしました。ただ、『下町ロケット』などのような、勧善懲悪的なところがあまりなく、最後まで苦しかったです。
0投稿日: 2012.09.28
powered by ブクログ政治、経済、経営とか、色んな人に影響が広く及びそうなことも、それを動かしてるのは、やっぱり、人なんだと思った。 綺麗事や義侠心なんかの存在も肯定しつつ、でも人ってそれだけじゃなくて、人が生きるってもっと必死なことで、その必死さに、支えられてる側面もってことも忘れちゃあかん。と言われてる感じ。 それでも超えちゃいけないラインをもってみんな頑張っている。 背負うものが大きくなったときにもう一度読んでみたい本。
0投稿日: 2012.09.27
powered by ブクログ池井戸さんの作品を読むと「仕事頑張ろう」って気持ちになります。無理してストレスためながらではなく、お仕事に真摯に向き合っていればいい出会い、いい経験を経て強く賢くなれるんだ!って前向きになれるところがすき。
1投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログ架空だけど、他所の会社や仕事はどれも興味深いなあ、と。ゼネコンのこういうところで、こういう仕事をする人がいるのかと改めて感じた。私だったら仕事自体はいやだけど、こんな先輩がいるのはうらやましい。 ラストは普通だと感じた。でもウルトラCはなく、普通であるのもドラマチックでいいのかも。 三橋がもう少し活躍というか、いろいろ教えて欲しかった。 私の会社でも、こんなドラマが日々起こっているんだろうか。私も頑張ろう。
0投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログ談合にまつわる話。 関わる人々の感情を細かく描写している。理解が難しいことは無く分かりやすいが、より複雑な感情表現や専門的な題材があっても良かったか。
0投稿日: 2012.09.22
powered by ブクログ銀行員って、働いている会社で人を判断するのね、なんて思ってしまった。談合が悪かどうかはまだ私には難しい。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログ仕事に対する情熱と、会社員としての誇りを胸に仕事を全うできたら、どれだけ幸せなことなのだろうと思いました。読み終わりがすごくすっきりしている本でした。
0投稿日: 2012.09.13
powered by ブクログ相変わらずの池井戸節。 読み終わったあとの痛快さは相変わらず。 彼女との復縁のところが唐突だった気が。 どの作家も得手不得手あるものですね。 分厚いけど一気に読めます!
1投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログちょっと甘くて粗いなーという読後感。でも読んで元気になる。だって正義は強いから。経済小説ならハゲタカのようなハード型が好きなので、好みとは違うけど、読みやすい小説でした。
0投稿日: 2012.08.31
powered by ブクログおもしろくて、いっきに読みました。 いろいろ考えさせられもした。 ただ、最後がすっきりしなかった。
1投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログ長かった。池井戸潤の真骨頂「勧善懲悪」という話ではない。なので、スッキリはしないが、考えさせられてしまう内容でした。
0投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一気に読めた。面白かった。 が、あくまで談合を描ききることに重点を置いているのか、 主人公とその周辺の恋愛模様が割とおざなりにというか……、 うやむやに終わるのがなんだかなぁ、と思いました。 特に園田というキャラは、 何か事件に絡んでくるんだと思って期待していたのに(笑)。 あれじゃただのダメ男やないか。 解説にあるように、この恋愛模様は、 読者に談合に対する意識を植え付けるというか、 操作するような役割があるんだと思うんだけど、 その割には、どうも“気になる”んだよなぁ……。 恋愛模様はあまり気にしないで読むのが吉、ってところでしょうか。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ面白かった! 建設業界で談合に翻弄されてしまう平太、金融業界で年上エリート社員の大人の魅力に翻弄されてしまう萌、果たしてこの二人は…♪( ´▽`)
0投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログ建設業界の「談合」にまつわる話。 意図せずその渦中に放り込まれた若手社員の目を通じて業界事情やそれを取り巻く世の中の仕組みが鮮明に描かれています。 エンディングで、彼は再び工事現場の世界に戻っていきましたが、彼の棲む建設業界の現状は何も変わっていないわけで、少しすっきりしない余韻を残しつつ終わるのはそれが現実世界ということでしょうか。
1投稿日: 2012.08.12
powered by ブクログずっと昔、生物は海から陸地へとあがり、人間へと進化した。進化した人間は、海を恋しがり、資本主義社会という金にまみれた海を作った。人はその海で生きるしかなかった。海にまみれている金に綺麗とか汚いとか無く、それは金だった。ただし清濁はあった。何もわからない海に入ったばかりの人間は、屑のように海をさまようが、次第に海に順応していく。 その資本主義の海で生きるには、鉄のような固い意志と鉄を曲げるための意志をもたなくてはならない。それが血となり、骨となり社会人として、その海で生きるための資格なのだ。 金にまみれた海で生きている間に、もともと持っていた鈍く輝く鉄の意志は、それぞれ所属するところで形を変え、考え方を変えていく。人間は環境に左右される生き物だからだ。だからまわりの水が腐っていけば、鉄は腐り、生きるために錆びていく。錆びは淀みをつくり、深く深く溜まり澱となる。気づいたころには、自分自身がその澱を形作り、肉体や考えを失い、ただ骨となり澱を壊さないように保身に走る。澱が崩れれば、骨は簡単にばらばらになるからだ。 この物語は、金の海のことをしらないで社会人になり、ようやく慣れ始めた4年目の男の子が主人公。次第に澱にはまり、感じることも考えることもできない、考えても仕方が無い、感じても吐き出せない、鉱物へと変化していく。だって皆そうなのだから。 澱の王が考えたパズルのピースとなりながら、自分が錆びていくことを実感しながら、それでも抜け出すことが出来ない。自分で精一杯になる。青臭い海の上の生活への渇望と今呼吸しなくてはいけない現実に巻き込まれながら、青年は清廉(精錬)されていき、また鉄となる。 鉄は、酸素によって錆びる。しかし「焼き」を入れられることにより、より強固な鋼になる。資本主義の海に入り、澱につかまり、そこから這い出た時、彼は鋼の心をもっているのだろうか。それともキン肉マンの「肉のカーテン」ほどのものなのだろうか。 我々は、世の中を成り立たせるために存在する、建築の骨のようなものだ。無くてはならないが、強度が違う。錆びるか、鋼になるかはもとの自分の青臭さや熱い想いという芯に立ち戻るということかもしれない。
0投稿日: 2012.08.10
powered by ブクログ建設業界における官製談合の構造的なものが垣間見れて、大変面白かったので一気読みしてしまいました。 主人公の平太の真っすぐな性格に好感が持てました。一連の事件を通じて主人公が急激に成長していくストーリーもあるでしょうが、今回の事件の時間軸では、平太の成長度合いは適切な部類かと思います。 談合はやめるべきだと分かっていながらも、やめられない事情もある。それでもやめるべきか、サラリーマンとして従うべきか。どの登場人物にの感情に入り込むかは、読み手によって様々であろう。この小説は恋人も含めて様々な登場人物の視点で楽しめると思う。
0投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
談合がなぜ起こるのか?談合が必要悪と呼ばれるのはなぜか?なぜなくならないのか? 談合を取り巻く人間のドラマ. 働くサラリーマンはかっこいい.
0投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログ建築業界のことが知れて楽しかった~! サラリーマンの葛藤っ! 平太の移動先が良い人ばかりでなんか良かった。 西田さんとか最初のイメージとまったく違ったからイメージ像がブレブレでしたw 談合って言葉は知ってるけど、こんな感じでなされるのか~って感じだった。 なんか会社って国みたいだな~って思った。 中国みたいなご都合主義の会社があったり、アメリカみたいな無条件になんか偉そうな会社があったり。 彼女の萌さんの気持ちもわかるけど、あんな男のどこが良いんだ~! 最後には気がついてよかった。 平太とより戻したのかなぁ。 下世話だけど、園田さんとはどこまでいってるのかが気になる!w それを平太には黙ってるのかなぁ。 恋愛の行く末がだいぶぼかされてて気になった!
0投稿日: 2012.07.30
powered by ブクログ600ページ以上もあるけど、これまた一気に読みました。 主人公の平太とその彼女は社会人4年目と言うこともあり、感情移入できる部分も多々ありました。 談合については何も知らないから、どこまで真実に近いのか判断できないけど、こういうことなんだろうなというのはイメージ出来たし、やっぱり次から次へとページをめくりたくなる魅力があった。 恋愛の描写は、ちょっと歯がゆいというか、違和感を覚えるところも多々あったけど、あくまでメインは企業小説なわけだから、仕方ないと思い、割り切って読みました。 他の作品も早く読みたい!と思う一方、仕事と近過ぎて、仕事じゃない時間も仕事一色になるのはちょっとなぁ、と思い、違うジャンルの本挟んでからにしよう。 …と、思ってたのに、ついまた次買っちゃった笑。 ま、マイペースに読んでいこうと思います。
0投稿日: 2012.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゼネコンの談合のはなし。 萌の行動や、園田の変わりよう、平太の可愛がられ具合など 突っ込みどころは色々あるけど面白かった。 西田が一番かっこよかった。 (TVドラマではカンニング竹山らしい!見てみたい。) 最後の尾形の話のくだりで、何だかやりきれない気持ちになった。 正攻法では生き残るのは難しいってことか。。。
0投稿日: 2012.07.24
powered by ブクログ私もサラリーマンですが、きれい事ではない利権が渦巻く社会の裏側がリアルに描かれイッキに読んでしまいました。会社人として何が正しいのか正解なのか考えさせられます。
0投稿日: 2012.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
建設業界の談合問題にからませて会社の利益・業界の利益を前に個人の倫理やら価値観が問われて色んな人が苦悩します。 しがらみに囚われている自分を知っていてあのような行動に出た三橋の心境は、西南戦争を起こした西郷隆盛のそれと同じだったのではないかと考えると切なくてたまりません。 最後、常務の思惑にはやられたという思いです。ちょっと素直に読みすすめた自分が悔しい。
0投稿日: 2012.07.17
powered by ブクログ池井戸潤ワールドの談合をネタにしたドラマ。従来のドライな企業ドラマから主人公の感情が前面に出てきて人間ドラマらしくなったと思う。 人物の設定がドラマらしくきっちりと、やや誇張されて設定されていてわかりやすい。サラリーマンじゃなくとも楽しめるようになった。
0投稿日: 2012.07.13
powered by ブクログ談合というものの善悪が余すところなく描かれており、考えさせられる小説です。少々汚い解決のようにも思えますが、一松組の技術力がなければなしえなかった解決ですので、企業の地道な努力が実を結んだと言えないこともないかな。
0投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログテレビドラマを先に見てしまったので、比較して読んでしまい、筋を追うだけになってしまった。さすがの池井戸作品であっても、映像のイメージの方が強く、やはり、小説を先に読むべきだ。
0投稿日: 2012.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文庫で650ページに及ぶ長編。 読み応えありましたー。 談合に対して 西田 三橋 緒方などの業界の麻痺感覚。 園田 萌 などの一般的感覚。 そして主人公 平太 入社4年目の中堅サラリーマン。 サラリーマンってこうなのよね。 入社4年目くらいの男の子ってこうなのよね。 その子を見守る母ってこうなのよね。 西田さんみたいな人 魅力的だわ。 緒方常務みたいな人 いたいた。 長岡さんみたいな取引先のお偉いさんいたよーと取り上げればきりがない。 談合という社会問題を取り上げながら 人物を丁寧に描写することで 読者をグイグイ引き込む読み物としての完成度の高い作品だと思います。 第 31回 (2010) 吉川英治文学新人賞受賞作品 第142回(2009下半期) 直木賞候補作品
0投稿日: 2012.07.07
powered by ブクログゼネコン業界の談合について。 役所や銀行、検察などの組織や政治家が絡んできて小難しい感じがするんだけど、人間味がある登場人物や恋愛だったり、家族愛だったりがあってやーーっぱり引き込まれてしまいました。 談合のフィクサー三橋さんも人間味があるキャラクターだから、 なんか憎めないんですよねー。 きっとこの人がとんでもない嫌な奴だったら面白くなかったと思う。
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログ談合の仕組みを今まで知らなかったのですが、勉強になる本でした。ストーリーとしても人と仕事の境目の感情をうまく掴んでおり、非常に面白い内容でした。
0投稿日: 2012.07.04
powered by ブクログ話題の池井戸潤。直木賞を取る前から気になっていましたが、ようやく読む機会がありました。 実際には間に色々入れちゃったので、読了まで間が開いてしまいましたが、その期間を全く感じさせないストーリーテリングとキャラの立ち方はさすがでした。万人にお勧めできる一冊です。間違いないです。 ストーリーとしては、土建業界と談合に関わる世界と、そこに巻き込まれた若手社員の葛藤と活躍。ビジネス小説でもあり青春小説でもあります。サラリーマンで仕事を頑張っている人は必読です。俺も頑張ろうという気が湧いてきます。周りのキャラも実際にいそうでいなさそうで、惹かれます。 まぁ、それだけで終わらないところも、この本の面白いところですが・・・最後まで読まずにいられません。 一気に読めますし、絶対に損はしません。オススメです。池井戸潤、もっと読みたくなりました。
1投稿日: 2012.07.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
興味と好奇に牽引され長編537ページもあっと言う間であった。きれいごとだけでは済まされぬ建設業界。悪しき慣行に戸惑い迷いながらも真っ直ぐに向きあう平太。熱血を貫く平太は勧善懲悪の池井戸劇場にふさわしい主人公だ。言動が清々しい。平太の脇を固める人たちもまたいい。悪しき旧弊を理解しつつも自らに与えられた役割を天命と心得、粛々とフィクサーを演ずる三橋。談合は本来淘汰されるべき会社まで生かす温室。必要悪などという屁理屈をつけて健全な競争による淘汰を畏れ談合を繰り返す建設業界を容赦なく切り捨てる園田。仕事を辞め専業主婦としての生活を送るのでいいのか、あるいは自分らしい相応しい立ち位置との間でたゆたう萌。ストーリーは重層的に絡み合いながら進む。静かに忍び寄る検察の捜査のメスもなかなかスリリングであった。にっくき園田の最後のキラーパスが絶妙な場面で繰り出される。これが非常にイイ。圧巻は尾形。これには完全にやられてしまった。いやはや本当にまいりましたというほかない。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ新人が、畑違いの部署に異動になって、その異動先が「談合課」と呼ばれる部署だった。 「談合=必要悪」と自分を必死に説得させながら、違法行為に手を染めるサラリーマン。 なぜか西田さんが、イジリー岡田で脳内再生されていた。「仕事がわからないのは実力のせいじゃない、経験がないからだ」という言葉は響いた。 尾形常務は谷垣代表で脳内再生されていた。談合を利用する恐ろしさ。
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
談合のお話。大学生である自分にはとても難しいテーマだった。 読み終わった今も何が正しいのか分からない。 ただ談合は絶対に悪であり、検察頑張ってくれ!と願っていた。 最終的に検察が勝利してなんかほっとした。
0投稿日: 2012.06.03
powered by ブクログ面白い! 池井戸潤の作品は多くのビジネスマンに読んでもらいたい。 そこらへんの自己啓発本やビジネス本を読むより役立ち、 心に響く何かが得られる。 今回の作品で気になることが1点。 彼女(野村萌)の行動は残念でした。
0投稿日: 2012.06.02
powered by ブクログ果つる底なき、空飛ぶタイヤ、下町ロケットに続いて読んだ池井戸潤作品。ゼネコンの談合を取り巻く物語が見事にかみ合って、実に面白かった。池井戸潤は、かっこいいサラリーマンを描かせたら日本一だと思う(むかつく上司を描かせても日本一)。
0投稿日: 2012.05.30
powered by ブクログゼネコン談合小説。一昨年NHKドラマで見た話。この作家って『下町ロケット』の人なんだ。突然「談合課」に異動させられた平太が,「しがらみ」の中でもがく姿に読者はいつしか共感していく。 単純化されてるところも多々あるだろうけど,談合について知るのに役立つ小説。思えば子供の頃,汚職とか談合とか,何の意味があってそんなのが成り立って,世の中に存在しているのか不思議でしょうがなかった。 世の中の仕組みを知るってなかなか有意義だと思う。自身の読書歴を振り返ると,そういう小説を読むことが多いな。 本筋の合間に,平太と恋人萌との関係が顔を出すのは結構良い趣向と思った。経営の厳しい中堅ゼネコンに就職した平太と,その取引銀行社員の萌。平太の複雑な心境,わかるなぁ。恋敵とやりあったりしないのもコジツケ感がなくて良い。
0投稿日: 2012.05.27
powered by ブクログ「鉄の骨」 中堅ゼネコンである一松組の若手・富島平太。彼は現場一本の人間であった。しかし、突然業務課へ異動となる。通称談合課と揶揄される部署で平太が新たに担う仕事は建物を造ることとは違った泥臭さを伴う事業の受注、そして談合に参加し、一松組に利益をもたらすことだった。 この「鉄の骨」は企業小説のようと判断されそうな題材「談合」と取り扱っています。談合とはゼネコン業界に存在する歴史深い不可欠なものであり、その存在は悪かどうかは定かではない。しかし確実に言えるのは、談合が無くなると確実に大きな悪影響が全ゼネコン企業とその受注を受ける企業に襲い掛かるということ。 この確実に起こりえる影響を言い訳として談合を続行するのか、だからこそ談合を脱するべきなのかという判断は決して一人の人間でどうこう出来るものではない(談合を続行するべきという判断はより個人で決議出来るかもしれない)。談合はそれだけ企業にとっても一人の社員にとっても非常に重大なことです。 そんな重大なものに平太という社員が苦悩や必要性、軽蔑など様々な感情を抱き、変化させながら同時に社員としての責務を全うしようとして走る姿には、様々なことを考えさせられました。また、談合のキーマンとして登場する三橋の存在も大きいと思います。 私は当初この人物により、平太は談合を脱するべきという考えを強固にし、公平な手段で受注をとりにいくと考えていました。また、三橋自身が自分が本来したかった談合を社会から抹殺する役割を平太に託すとも思っていました。しかし、実際三橋の役割はそれ以上に感じました。 なぜなら三橋の最終的に行った決断は脱談合と一言で表わすことが出来ないものだったからです。そこには談合が必要悪である必要性やゼネコン業界の歴史や馴れ合い、脱談合を行った後の変化、そして三橋自身の出来ること、役割など様々な要素が混沌としていました。 そんな三橋の状況を考えると、彼自身はゼネコン業界と談合の関係を平太に身近で見せたかった、そして考える要素を与えたかったのではと思いました。 最終的に、一松組は当初の目標を達成することになります。この目標を達成する為に生じた様々な駆け引きにはとても引き込まれました。また、登場人物、特に西田の見かけによらないたくましさは良かったと思います。久しぶりに腹の出たのらりくらりだけど実は実力は高いという人物を小説で発見した気がしますw 総合的にとても面白かったです。企業小説にエンターテインメント性とミステリ性が加わっていて、平太の苦悩にも共感しやすい物語の展開(特に、三橋や他企業の役員との掛け合いと談合に向かう流れ)があったと思います。 しかし、気になるのは平太の恋人で登場する野村萌ですね。銀行で働く萌は談合を犯罪と見る役割ですが、思った以上に簡単に平太から離れていきました。一度談合のことや互いの仕事で喧嘩をしますが、それっきりで歩み寄り無しw。その上、その喧嘩以降、銀行の先輩である園田への憧れを愛情か良く分からないものに変換していく様も納得できませんでしたね。 結局、平太と別れもせずに黙って園田と一緒にいて、園田母に自分がどう生きたいのか考えを看破され、自分の気持ちを正直に平太に話す機会を貰うも、それを生かせず。 最後は何故か平太の前に登場しますが、その行動の前に成すべきこともあるだろうとw。簡潔に言うと、この人は完全に自分を甘やかしすぎです。 正直、この彼女の心変わり(銀行からの視点で平太を見てしまい、平太が子供に見えじれったく、いらいらする部分は必要だが、その後の完全に黙った恋に流れていく)は必要ないのではと感じました。
0投稿日: 2012.05.22
powered by ブクログとても面白かった。ページ数の多い小説でしたが、内容に引き込まれるので苦にならないです。 談合(「話し合い」という人もいるらしい)について考えるいいきっかけになりました。 業界のためになることなら、内緒でせずに公に数字や順番を公表してやっていくことはできないのかな。 しがらみにがんじがらめになっていくのを仕方ないと諦めるしかないのかな。 この作品には若い主人公の恋愛も描かれていたので、 読みやすさが倍増でした。 女の子の方がおませになるのが早く、 背伸びして年上の男性に惹かれ、 同年代の男の子に頼りなさを感じていく展開は、 よくわかってるなぁと池井戸さんに興味を覚えました。 他の作品も読んでみたいです。
4投稿日: 2012.05.19
powered by ブクログ堅そうなタイトルに談合という重いテーマ。さらには、約650頁というボリューム。。。 でも、気合い入れて読む必要無し! あっという間にクライマックスを迎えるはず。 談合への賛否。物語と現実の関連性。私見を挟みながら、大いに楽しめる一冊です。
0投稿日: 2012.05.18
powered by ブクログ「談合」。聞きなれているけど馴染みがないこの言葉について、実際の仕事の裏側を垣間見ることができた。 一言で言えば、談合とは業者の相互扶助の仕組みである。 入札に関わる企業が非公式に話し合って、あらかじめ決めた入札者が赤字にならない程度に落札する筋書きを決めてしまう。 落札しなかった企業は、次回以降の入札で優先的に落札できるよう調整する。 談合による弊害としては、発注者側では、公正な競争が妨げられて価格が高止まりすることが第一に挙げられる。 受注者サイドでは、競争をしないため弱者が生き残ることにつながり、 供給過剰な状態が長く続くこと、結果として企業努力を怠る企業が発生することになる。 日本に建設業者は12人に1人、約540万人の従事者がいるそうな。 物語としても非常に面白い。 不況で大変な建設土木業界を主人公の目線から、そして恋人と恋敵の目線で銀行という立場から眺めつつ、 恋人との仲に話が及んでいたり、事件の捜査で東京地検特捜部が談合の真相に迫っていたり・・・。 そして何よりも、ガチンコの仕事を通した主人公たちの熱いメッセージ。 社会人に成り立ての若手にもぜひ読んでもらいたい一冊。
0投稿日: 2012.05.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作家はやっぱり上手いです。談合する側の正義と、それを受け入れるかどうか苦悶する者たちの壮絶なせめぎ合いと、随所に漂う緊迫感はたまりません。登場人物にベタな人達が居るのは仕様がないのでしょうが、久々に濃い読書が出来ました。
0投稿日: 2012.05.15
powered by ブクログ大手ゼネコンによる談合の是非を問うた小説。 入社4年目の平太が同業他社との調整(談合)を目の当たりにし、サラリーマンとしてその波に飲まれて行く。 談合の非を問う銀行員の彼女やその上司、検察。さらに談合の象徴こと三橋や城山議員。様々な人が絡み合い、談合を排除すべきか葛藤する平太。 談合は排除すべきかを様々な視点から吟味させられる小説。
0投稿日: 2012.05.14
powered by ブクログ面白かった。池井戸潤はやはりいい。テーマは重厚でかなりの長編でありながら、エンターテイメント性がしっかりある。映像化したくなるよなと。
0投稿日: 2012.05.11
powered by ブクログ小説として非常に単純化したドラマとして描かれているため、社会派小説としての深みはないし、登場する多くの人物たちはステレオタイプ的な人物ばかりで、世の中、こんな単純な人たちでは成り立っていないだろうと思うが、話を引っ張って進めていくためには、この程度のデフォルメは必須であり、でなければ小説としては成り立ちえず、それでも、これだけの紙面が必要であったということが、テーマとして選んだ談合が社会事情として本当に複雑たる所以だろう。主人公の若者の成長譚としても話が成り立っているので、それだけでも十分に面白いが、その結末が尻つぼみ的な感があるのが、唯一、残念である。また、主人公とエリートの間で揺れ動く彼女の心のありようは反感を覚える読者もいるかもしれないが、彼女も成長したという成長譚として読めば良いだろう。初めて、作者の作品を読んだが、他の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2012.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかったー! 平太と一緒に仕事してる気分でした。ゼネコンの業務課、こんなにやりがいのある仕事だなんて。。 欲を言えば、平太には業務課を辞めて欲しくなかったかな。次の仕事ぶりが見たかった。
2投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログミステリーとしての面白さと、ビジネス小説としてのゼネコン業界の「入札」というシステムの緊迫感、両方を味わえる。 平太と萌の関係を通して、社会人としての価値観が変わっていく様子も、自分にとってはとても興味深く、共感するところも多かった。
0投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログ面白かった。 これも、wowowでドラマ化されるのだろうか? 萌はムカつく。 時が経つにつれ平太の成長が伝わって来るのが面白い。 西田とかキャラが立ってた。
0投稿日: 2012.05.03
powered by ブクログ解説で、彼女「萌」の存在・発言の効果について書かれていて、筆者の思惑通りに読み進めさせられたことがよくわかった。「談合」って言葉はよく聞くが、実態はわからないもの。勉強にもなるし、楽しめる。 女性があまり出てこないが、たまに出てくる女性がとてもいいキャラをしている。少しわざとらしいが、園田のお母さんが好例。 その他、なかなかいないちゃらんぽらんで有能な先輩西田や、悪役なのにいいこと言っている三橋など、キャラクターが立っている。 でも、どうしても『空飛ぶタイヤ』『下町ロケット』と比べてしまうと、疾走感は負けてしまう。
0投稿日: 2012.04.28
powered by ブクログ分厚いけど一気にスカッと読めました。池井戸節炸裂といったかんじ。ラスト、平太は現場に戻るのが何か肩透かし喰らった感もあるけど、彼には良かったのかな。園田はもっと悪い男かと思ったらただのバカボンだった(笑)
0投稿日: 2012.04.23
powered by ブクログ地下鉄建設受注を目指したゼネコンの官製談合を描いた話。「談合が必要悪か否か?」というテーマを軸に物語が進んでいき、読者に最後の最後まで考え抜かせるこの作品は、ある意味憎たらしい。ただ、面白い。 建設業で働く人たちが一番考えたくない部分が、若干の誇張はあると思うが、忠実に書かれている。そして、華麗に入札システムについて、問題提起している。 650頁という長尺の作品だったが、読み終えるのが勿体ない位面白かったし、勉強になった。ドラマも見たかったな。
0投稿日: 2012.04.20
powered by ブクログ途中までよかった。 最後は…。 萌は、これぞ女性!という感じで、世の中そういうもんだよねって納得。
0投稿日: 2012.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラスト尻すぼみ感が否めないなぁ~。 山崎豊子的な終わり方までは望まないけど・・・。 下町ロケットでも同じように感じたが、人物相関関係や(まぁまぁの)ハッピーエンドへの持っていき方が、少し安直過ぎるように感じた。
1投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゼネコン、談合、入札。耳にはするけど、いまいち自分の生活には関わりが浅いせいもあってなんだかよくわからなかった仕組みがよくよくわかる作品だった。 普段は心理的描写を中心に読むけど、たまにはこういう作風も読んでおいた方がいいなと実感。 この作者、池井戸潤さんの作品は空飛ぶタイヤを読んでも思ったけど、ビジネスとミステリー、ヒューマンのバランスがすごく良い。 私みたいな頭の良くない人間でも、飽きがこないようしっかり読ませる展開。この作品もわりと分厚かったけれど、先が気になる故に翌日仕事だろうが構わず体力ギリギリまで読んでしまった。 小説としても勿論楽しめるし、社会の側面を色んな角度からも見れる、一石二鳥な本。 はっきりとは書かれてないけど、主人公平太と萌ちゃんが、ハッピーエンドだったらいいな。 また別の作品も、読んでみようと思う。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログ一気に読めた一冊でした。 建設現場における談合を描いた作品。 談合をしなければいけないシステムから抜け出せるのか⁇ そういった疑問を考えながら読み進めていきました。この本で印象に残っている言葉は「必要悪」。 談合は必要悪であると主張する上司に対して納得してしまう平太。 私も少し納得してしまいました。 その必要悪が生まれてしまうシステムにやはり問題があるのかもしれません。 2012年4月6日読了
1投稿日: 2012.04.07
powered by ブクログ談合は必要なのか排除すべきものなのか。最近仕事で不毛な価格競争をしてる時など「調整」が必要だよなーと思う時も。赤字受注って嫌な言葉だ。 色々なしがらみに翻弄される末端社員の平太の真っ直ぐさが羨ましい。仕事に真摯な姿勢で取り組む西田が眩しい。等身大の自分に立ち返れた萌が好ましい。
0投稿日: 2012.04.06
powered by ブクログ基本的に池井戸さん作品は、勧善懲悪なストーリーなので、あぁ(現実じゃこうもいかないけれど、小説の中だけでも)報われてよかった。と思う。
0投稿日: 2012.04.06
powered by ブクログゼネコンの公共工事受注合戦、談合がテーマの企業小説。話のなかに工事案件が2つあって、前半の案件は"調整"で自社が受注することになっているのに、調整に応じない新規参入企業が出てくる。後半の案件は、ガチで勝負しても勝てる価格を出せるのに、他社が受注するよう"調整"を持ちかけられる。 この話のメインは後半の案件なんだけど、どちらかというと前半、思い通りにならなくて焦る感じが緊張感あって面白かった。後半は主人公がいきなり成長してシッカリしてしまい、結末もある程度予測できてしまった。もうちょっと驚きが欲しかったな。 サブストーリーで恋バナ要素、主人公の彼女が勤務先銀行のデキル先輩に心動かされて、、、というのがあって、これも面白かった!女心よくわかってますねって感じ! 企業が舞台の小説は、エンターテインメント小説であっても、自分の仕事と重ねて共感したり、刺激を受けたりできるところがイイですな~~
0投稿日: 2012.04.02
powered by ブクログ談合・政治献金と、池井戸作品ならではのネタがテンポ良く描かれていてよかった。 三橋は元上司がモデルなのでは…と思うくらいにそっくりな人物像だったので、元上司関係者を役に当てはめて読んでしまった。そんなんで、よりリアルさ増しで相当楽しめた。 個人的には、平太は談合課で西田との名師弟関係を継続して貰いたかったかな。
0投稿日: 2012.04.01
powered by ブクログストーリーがしっかりしていて、登場人物の性格もきっちり描かれている。恋いも絡んで、全然飽きない。読者の職場にも、こんないろんな人がいますか?きっといると思う。おすすめ。
1投稿日: 2012.03.31
powered by ブクログ池井戸潤は始めて読んだが、談合をテーマにしていて、興味深い。 ただ、主人公が浮いているような気がする。
0投稿日: 2012.03.31
powered by ブクログ面白いね~。談合とは無くならないのか?う~ん。指名では無くならないだろうが、一般でかつ全国どこからでも入札してよければ談合のしようがないから無くなるかもしれないが、物には適正価格。フェアトレードってあるからね。難しい問題に取りくんだ姿勢に(^^)// ハクシュ
0投稿日: 2012.03.29
powered by ブクログキャラクターデザイン、ストーリー展開はさすがといったところ。 だけど最後はもう少し丁寧に終わらせてほしかった。 色んな味のあるキャラクターが多いのだが、最終的に彼らはどうなったのか語られていないところについては、文章量が多いだけになんだかがっかりした。
0投稿日: 2012.03.29
powered by ブクログなぜか父親が貸してくれた。企業(ゼネコン)・検察・銀行の支店から談合のことが描かれていて、談合についてよくわかる。全く別の業界で働く私にとっては平太と同じように談合の仕組みについて学びながら読み進められる感じ。談合っていう筋に沿いつつ、出てくる人の人間味が巧く現れていて、登場人物に親近感を覚える。とってもスピード感に溢れているのに、あの分量だけあって読み応えたっぷり。
0投稿日: 2012.03.27
powered by ブクログゼネコンの談合をテーマにした小説です。これだけ聞くと重苦しそうな感じがしますが、全然そうではありません。 ・談合の裏にある業界の置かれた状況 ・銀行の論理 ・談合の裏に潜む巧妙なマネーロンダリング ・恋人の気持ちの揺れ動き 談合に関するやり取りも面白いのですが、人間味あるストーリーに、謎を解き明かすミステリー的な要素も加わり、600ページの分厚さをわすれて、どんどんページが進んでいきます。
0投稿日: 2012.03.27
powered by ブクログ「いまが一番いい。そう思うことが大事なんだ。過去を懐かしむのは構わない。だが過去を羨んではいけない。決してな。」三橋萬造
0投稿日: 2012.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
P166~P167 野村萌のことを話す母親の話し方が、「いい娘さんねえ」と言ったあとから男っぽくなります。 「うまくいっているのか?」 「身近なはずの人が、いつのまにか遠くに行っちまうことってのはあるんだ」 このあと、また女性っぽくなります 「ああ今夜は楽しかった」 「また、ちょくちょく東京へ来ようかしらね」
0投稿日: 2012.03.25
powered by ブクログ「正義感」とは一体何でしょうか? この小説の読者は、きっと壁にぶつかり悩むと思います。 大きな組織の中のひとりの社員として取らざるを得ない苦肉の立場から、 主人公の葛藤と心情の変化が360度の角度から見事に描かれています。 特に、新社会になる人に是非おすすめしたい一冊ですし、 私自身にとって常に原点にしていきたい至上最高の作品だと思っています。
3投稿日: 2012.03.25
powered by ブクログ読後感よし。主人公と業務課のまっすぐな人柄が好感が持てる。 談合に関わる人間模様の描写がわかりやすくしっかりとしたストーリーになっている。
0投稿日: 2012.03.19
powered by ブクログゼネコンの談合がテーマの小説。 タイトルは硬いですが、中堅ゼネコンの若手社員が談合に関係し、仕事、恋愛、家族の事など、奮闘していく物語です。 「空飛ぶタイヤ」の熱血的な感じではなく、恋愛の部分に割かれている割合も結構多いです。 最初から最後まで、だれることなくわくわくしながら読めました。 「空飛ぶタイヤ」と並びこちらも非常にオススメできる作品です。
0投稿日: 2012.03.15
powered by ブクログ『鉄の骨』は『空飛ぶタイヤ』と同じように実際にあった事件を題材としたフィクションです このお話のおもしろいところはいろいろな人間模様が描かれているところです ①政治家とゼネコンの癒着と談合そしてそれに対する特捜の捜査の物語 ②平太の人生物語とそのガールフレンド萌の人生物語 ③【天皇】三橋萬造とそして平太の母の物語 んーおもしろかったですよ~ http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-103.htmlより
0投稿日: 2012.03.12
powered by ブクログ2012/03/11 発注側として,少々心が痛むことも... ・同じ顔ぶれの駐車場整理員,掃除のおばさん. ・仕事のやり方や考え方が人の生活に及ぼす影響は大きい. ・視点の違いは,視野を変える. ・オーバル状(リング状) ・汝,運を掴むときには躊躇うことなかれ,モーゼ. ・人間っていうのはな,目上の前では性格を隠す ・三月の誕生石,アクアマリン ・今が一番いい.過去を羨んではならない. ・時間軸の問題 ・薄氷を踏むような
0投稿日: 2012.03.11
powered by ブクログ内容はすごく面白いし、読みやすいから途中まで5つ星かと思いきや、読み終わると「?」が…。 なぜ最初の入札で一松組自身が談合を推し進めたのか、なぜ平太のお母さんを病気にしたのか、恋愛は必要だったのか、などなど。 広げた風呂敷はきちんとたたんでほしいと思ってしまうので、そのあたりが残念だった。 でも、面白いし、読んで損したとはまったく思わない。 ただ、平太のお母さんの病気だけは納得いかない。
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログ池井戸作品読了三作目。これもまた、むちゃむちゃ面白かった!この人の本の登場人物は、数が多いのにキャラが立っていて生き生きしてる。かっこいい啖呵がぼんぼんでてくる。モヤモヤさせられたかと思うとパーッと吹き消してくれる。一気読みしちゃいました。
0投稿日: 2012.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一気に読み終わった。地下鉄工事受注を題材にした談合の話。富島平太が業務課に配置転換された理由は?清濁合わせ飲む部署で、受注のための人間模様が展開される。談合を無くすための談合(司法取引)は正義なのか?
0投稿日: 2012.03.03
powered by ブクログ先日、直木賞を受賞した池井戸潤氏の作品。 題名といい、テーマといい堅い社会派といわれるような内容かなと思いつつ、646Pの分厚さに魅かれて読み始めました。(大作に挑戦したかったというよりは、チョクチョク本買いにいくのが面倒臭かった…) 一人の若者を通して、談合がなぜなくならないのか、という謎を建設業界とそれを取り巻く政治やお金の流れ、関係する多くの人を通して、教えてくれました。 エンターテイメントです。日曜夜9時からのドラマになりそうな。 扱っているテーマは重いですが、青年の成長とラストの展開に、読後感は爽やかです。
0投稿日: 2012.02.28
powered by ブクログ企業、そして銀行の内部事情を描いた小説の面白さを教えてくれた、池井戸潤。 直木賞受賞の効果か、文庫化された作品が平積みされているのを、見かけます。 この作品の舞台は、「ゼネコン」。 主人公は入社4年目の若手エンジニア。 入社以来、建設の現場を渡り歩いてきた彼が異動を命じられた先は、本社の業務課。 社内では、「談合課」と呼ばれるこの部署で、主人公が苦悩する姿が描かれていきます。 作品を通じてのテーマは、「なぜ、談合はなくならないか」。 海外競合を含めた自由競争の業界で生きている僕にとっては正直、納得できない部分もありました。 でも、建設という業界の中でどのようなことが行われているのか、疑似体験させてもらいました。 主人公の恋愛や、商売敵の人物の描き方など、固さを感じる部分はありましたが、その分、ストレートに響いてくる物語でした。 この作家さんについては今後も、ウォッチしていきたいと思います。
0投稿日: 2012.02.27
powered by ブクログ池井戸潤さんの作品は、社会人の話で身近に感じるため、入り込みやすい! 今回の鉄の骨も良かった。 どんでん返しがいい!
0投稿日: 2012.02.26
powered by ブクログ企業小説。 ゼネコンの談合をテーマにした作品。一松組の平太を中心に、談合に関わる多くの人の視点を元にして、談合が繰り広げられていく様子が丁寧に描かれている。 建築業界に身をおく一人のサラリーマンとして、平太に感情移入しながら読み進めた。談合に関わる人間の様々な立場を理解することができ、社会の矛盾を感じた。 最後の展開はドラマティックで、平太と萌が成長していく様子が自分の気持ちを高揚させた。 とても興味深いテーマであった。
1投稿日: 2012.02.23
powered by ブクログ談合をめぐるゼネコンの話。 談合について議論する。 相手は「何が悪い?」という。 このやりとりが嫌いだけれど、 論破できない自分もいる。
0投稿日: 2012.02.14
powered by ブクログ分厚い本なので、読むのに時間がかかると思ったが、内容がすごく面白く、読みやすいので、あっという間に読むことができた。 談合をテーマにした話だが、本の中にも書かれているように、一概に談合が悪いとは言えない状況や事情があると言うのも分かった。 談合には2つあると思う。 1つめは共存のための談合。 銀行員園田の発言に「実力がないから談合する」というセリフがあったが、しれはその通りだが、実力だけの話ではないのではないか? 会社の関係や業界や自分たちを守るためにも必要な時もあるのではないか? 特に小さい会社であれば、実力で仕事を取りに行くことも難しい。 であれば、生き残るために談合をすることは悪なのか? 2つめは金もうけの談合。 これは物語にもあったように、政治家が己の利益のみを追求するためだったり、工事費用を引き上げることで税金の無駄遣いにつながるようなもの。 これはまさに悪だ。 前者について、もう少し深く掘り下げて欲しかったというのはあるが、十分に面白く、考えさせられる話だった。
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゼネコン、談合の話。 私には今まで、特に興味も関心もなかった業界の話。 なんとなーく本屋で手にして買っただけ。 けど、知らないことを勉強したいという気持ちがどこかにあって、手にしたような気もする。 建設業界初心者でも読みやすかったし、「なるほどな~」なところはあった。他のも読んでみようかと思った。 平太の頑張りや、段々かっこよく見えてくる西田もよかった。 何より、平太に同感で三橋がとても悪い人には思えなかった。 きっと、しがらみっていうのは相当なものがあるんだろうなぁ~。 今までの貸し借りに、義兄、こういうのはやはり男の世界なんだろうか。 尾形、三橋はなんかカッコ良かった。 尾形の計画は途中から分かってたけど、最終的に西田の言ってたあの感じとは想像してなかったなー。 けど、それも会社を守るっていう尾形の男気で責任なのかな。 社長が頼りなさすぎて腹たつけど。尾形が勿体ないわ・・・。 けど、どうやらやっぱり一番共感できる部分っていうのは、主人公の彼女の感情だったな。 談合とは関係ない部分だったけど、P282「無重力空間で、意思に関係なく傾き、漂い、球面の壁に触れては怯える。とらえどころのない、中途半端な気分だ。」この状態って、自分でダメだなー、ちゃんと考えなきゃなーって思ってるんだけど、自分がおっつかなかったり、本音の部分では逃げたいって思ってて考えたくないって思ってたりする。勝手に流されてなんとなく先が決まってしまってもいっかーなんて、投げやりだったりもする。けど、自分の中では納得のいってない状態なんやんなー…分かる! P457「どんな家庭で育って、今までどんな人生を送ってきたのか。そういうことも含めて萌なのに、園田は今の萌しか愛そうとはしない。それが、苦痛だった。」って、このどんぴしゃの事を自分が言った事があったなーって(笑)これ結構ね~、自分を否定されてる感あるからキツイ。 自分を好きでいてくれるなら、こんな自分が出来上がるまでの過程も受け入れてくれてイイんじゃない?って思う。自分のバックボーンを否定されたら、じゃぁ私のどこ見て認めてくれてんの?って疑問しか残らないから。 まぁ、談合部分に関係ないけどね。
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログ「企業小説」読みにくいのでは・・・と思いつつも、何のことやら・・・ とても読みやすく、夢中になり一気に読んでしまった。 読後感も大満足。
0投稿日: 2012.02.10
powered by ブクログ面白くてついつい先を読みたくなる。主題の談合よりも、平太と萌の関係が気になる。 結局、平太に感情移入したまま読み終わる。萌との関係がはっきりしないまま終わるので、不完全燃焼ぽい。 平太のようになりたかった自分、なれなかった自分を今さらながら自覚させられ、少し放心状態になった読後感だった。
0投稿日: 2012.02.09
powered by ブクログなんとなく手に取って、 この作家にハマりました! 最後がちょっと物足りなさはあったけど、 面白かったです。
0投稿日: 2012.02.09
powered by ブクログ最近ハマってる池井戸作品。文庫になるのを待ってた。職業柄、想像しやすい場面の連続で、建設業界の憂鬱、停滞、先行き不透明感、良く表現されている。「談合」を一つのメインテーマにして、主人公の若手建設会社社員が苦悩する事で、業界、入札の仕組み、建設工事のあり方の問題点を考えさせられる。最高に面白かった。
0投稿日: 2012.02.08
powered by ブクログ話的には大人のファンタジー系物語であり得ない展開なのだが、最後まできっちりと読め面白い。どんな仕事にも道徳的に正しいかどうかでなく生きていく為に”必要な悪”、そしてそのしがらみで生きていくしかない人の悲しさと強さというある意味永遠のテーマのような内容なのだが、重くならずかと言って軽くもない文体が読ませる。 ただ主人公の最後の選択は物語的にはどうなんでしょう?
0投稿日: 2012.02.05
powered by ブクログゼネコンマンとしての熱い思いを抱きつつも上司や大物フィクサーへの尊敬、信頼から談合の流れに呑み込まれながら一緒懸命に行動する主人公とその先輩達、更には恋人との冷めつつある関係と病気で倒れる母親、検察の内偵等主人公を取り巻く環境は次第に厳しくなって行く中最大の山場である入札日に考えられない展開に感動です。
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログわかってるようで意外とわかっていない、ゼネコンと談合にがテーマの作品。 企業小説というと堅く難しいイメージがあるけども、池井戸潤の作品はいつも読みやすく面白い。 この『鉄の骨』も、実に巧みなストーリー展開で一気に読むことが出来た。 僕らが考える常識と、企業の中で生き抜くための常識は大きく違う。 何が正しくて何が正しくないのか。企業の利益と社会の利益。 そのジレンマがもどかしく、そこで働く人々は、僕ら読み手が生きる世界とも大きく重なる。 気づけば主人公を応援するかのように読んでいて一喜一憂していた。 読後の爽快感は最高。全ての働く人たちに読んでもらいたい一冊。
0投稿日: 2012.02.02
powered by ブクログ下町ロケットで直木賞を受賞した池井戸潤氏の作品。 ちょっと前にNHKでもドラマ化されていたかな。 友人に勧められて読んでみたけど、本当に面白かった。 約600ページを三日で読み切りました笑 これだけで面白さが伝わると思います。 キーワードは、『価値観』かな。 主人公が巻き込まれていく仕事の世界も圧巻だけれども、 彼女とのすれちがっていく様子がなんとも・・・ 彼女の萌はずるい女だと思うけどな。女性的にはどうなんだろうか。 誰かに読ませようっと。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログゼネコン?談合?それって何? とゆう状態から読み始めたけど、とてもわかりやすかった。 談合がメインでもちろん面白かったのだけれど、私は下請け企業との関係も興味深かった。 企業同士の信頼は利益なしには成り立たなくてすごく脆い。 当然のことだけれど、たくさんの会社が"信頼"を掲げ、そこに純粋な魅力しか感じない私は、やはりまだ学生なんだなと実感する。 この本では西田のキャラクターがすごく魅力的だった。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ総額2千億円規模の地下鉄工事を受注をめぐって、企業の生き残りを賭けた熾烈な競争と「談合」の壁。 中堅ゼネコンで異動したばかりで何も知らない若手社員の視点で、業界の様々な実態を描いてみせてくれる。 談合の巨悪を摘発すべく検察の捜査も迫る。 ただ読み返してみて、第2章までの道路工事受注をめぐる、ミニ談合破りのエピソードは一体何だったのか? 今ひとつ消化不良。 また、恋愛のサイドストーリーは不要だったと思うのですが・・・年寄りの感想だからでしょうか。 (2012/1/27)
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ「空飛ぶタイヤ」「不祥事」に続けて読んだが池井戸さんの作品はどれも面白い。夢中になれる。 談合についていろいろと考えさせられた。
0投稿日: 2012.01.24
powered by ブクログ自分の代わりが務まる人間は、実は組織には大勢いる。じゃあ、なぜ彼らが出てこないのか。こたえは簡単。自分がそのポストにいるからだ。いったんそのぽすとが空いたら、すぐに代わりの、実はもっと優秀な人間が現れる。それは会社でも一般社会でも変わらない。 ― 315ページ イロイロな視点で物事を描いているのが面白かった。
0投稿日: 2012.01.23
powered by ブクログ視点を変えるとそれぞれの理論がある。必要悪。清濁併せ呑む。 共感できる、そして考えさせられるセリフがたくさんあった。
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログミステリー×経済小説。 主人公と同年代のせいか、一企業の一社員として働くということに対して良くも悪くも思うところがあり、このタイミングでこの本と出会えたことに感謝!!
0投稿日: 2012.01.22
