
総合評価
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powered by ブクログ面白い。 ドラマになるとわかりやすいところと書かれてないところが出てくるね。 そのギャップもまた楽しめます。
0投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログ⚫︎過不足なくまとまっていて読ませる。 ⚫︎さすが銀行員だけあって、リアル。またちょっと専門チックな話だからそれも読み応えがある。話のネタは結構あるもんなのかな。銀行員が読んだら、あるあるネタのオンパレードなんやろうか。 ⚫︎キャラもみんな立っているから感情移入しやすいし、やっぱりテンポがピカイチ。文章にほんとに無駄がない。
9投稿日: 2025.01.06
powered by ブクログ相馬と花咲舞コンビ最高です。 読んでてスッキリする内容。短編集になっているが終わり方がどこか最後まで描かない感じもすごく好きでした。
7投稿日: 2024.12.31
powered by ブクログ半沢直樹シリーズを読み返し終わって、舞台の東京中央銀行の旧Tである東京第一銀行が舞台の花咲舞 が活躍する「不祥事」を読み返す事に❕ 強烈な個性の花咲舞と優柔不断な相馬が織り成す物語は痛快だった❗️ 途中、金融庁監査で登場する監査役が半沢直樹の黒崎と重なる。おネエ言葉はなかったけど、黒崎の元だろうなって思った
3投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログ銀行を舞台に、正義感強めの主人公 花咲舞が不祥事や問題に次々に切り込み解決していく、痛快な経済小説です。2014年、2015年、そして2024年にドラマ化。間違っていることに「間違っている」とはっきり言う花咲舞の言葉、芯が強くかっこいい花咲舞の言葉には、なにか読み手の心に響くものがあるのではないか…?!(ユメ)
0投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログ2024年、今田美桜で主演に再ドラマ化された 「花咲舞が黙ってない」のシリーズの第1弾。 舞台は、あの「半沢直樹」で有名な東京第一銀行。 支店を回って業務改善を指導する部署で、花咲舞とその上司である相馬がタックを組み、探偵さながらに行内の事務のミスや不祥事等の真相に迫っていくという、お仕事小説×ミステリー小説、全8話。 各話は短編となっているものの、全編を通して真藤というエリート幹部との対立構造が描かれており、 勧善懲悪的なストーリーと、特に人間ドラマの色が濃い第7話「彼岸花」が特に魅力的で、銀行以外の話も読んでみたいと思いました。
8投稿日: 2024.10.12
powered by ブクログ没頭。 登場人物の名前と役職を覚えるのが大変だが、苦としなければ娯楽の1冊。 解明された途端次の章に移る潔さは花咲舞らしい。 銀行員の誇りの形は2つあり、保身で不祥事を起こすか、お客様のため社内に喝を入れる花咲舞か。 仕事は誰にでも公平に、泥臭くあれ。
1投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログ花咲と相馬のコンビは相変わらず良いですね。銀行が利益を生む組織である以上に、そこで働く人達が生き生きと働けることを願う花咲の姿勢は素晴らしいです。どこの職場も同じですね。
3投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログテレビドラマ原作本で「花咲舞」が初登場する。 メガバンクに勤務する超一流の美人テラーであり、 「狂咲」の異名をとる正義の人、花咲舞。 彼女は「黙ってない」だけでなく「手も出る、肘(?)も出る」人であった・・・。殴っちゃいかんだろうと思うものの、執筆当時の時代背景もあるし、殴られる側があまりにも醜悪なのでそこはスルー。 相方の相馬調査役に「見かけと中身が違う」と言わしめる舞の言動がとにかく痛快で、深く考えずに勧善懲悪の現代劇として楽しむ作品。続編も購入してしまった。
7投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログとにかくスカッと痛快な気分になりたかったので手にした本。折から福井放送では4/20の0:55AM(土ドラ9だけど枠の関係からかな)から「花咲舞が黙っていない」が放送されます、楽しみです!と言うことで、「花咲舞、初登場!」って副題がついてダブルカバーになった文庫本です。池井戸潤さんの本は久しぶりですが、もう読み始めたら止められなくなりますね。もやもやが最後はスッキリ。政治の世界にも半沢直樹や花咲舞がいたらいいのに笑 過去の花咲舞のTVドラマを見ていないので、今週土曜日からしばらくは楽しめそう。
1投稿日: 2024.04.15
powered by ブクログドラマ「 花咲舞が黙ってない!」の原作。銀行を舞台にした勧善懲悪の短編集。池井戸作品らしい、水戸黄門っポイ感じで安心して楽しく読めました。
16投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ベースが今から約20年前に発売されたものなので現代とは異なり様々なハラスメントが飛び交う中で舞のまっすぐな信念が様々な問題を解決に導く。 問題を起こす当事者が全て悪者ではなく、銀行といった大きな組織の中で様々な事に巻き込まれた故に犯してしまったトラブルもあり銀行員の悲哀も上手く表現されていると感じた。
2投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ上下の隔てなく、正しい事は遠慮無く上司に進言でき、部下に合った指導が出来る。そんな主人公にとっても惹かれる。その横でオロオロしている調査役が自分と被っているのに笑ってしまう。(^_^;)
4投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログなんだか大ヒットしてるようですね、「半沢直樹」 池井戸潤は面白いもんね。ま、私も見てますが。 で、この「不祥事」のヒロイン 花咲舞は、半沢直樹の女版だな。 半沢直樹が面白いと感じた方は、この「不祥事」も楽しめると思う。 さて、「半沢直樹」の原作は、「オレたちバブル入行組」である。 今の所、ドラマではこの原作を忠実に辿っているが、このスピードでは続編まで行っちゃいそうだな。 それ、読んでないんだよね。早く読まなきゃドラマに追い越されちゃうよ。 それにしても凄い題名だよね、たんなる小説の架空の人物名 固有名詞を題名にしちゃうなんて。 よっぽど原作の題名が嫌いだったんだろうな。(たんなる憶測ですが) 先日、ポッドキャストで竹中平蔵の話を聞いていたら、池井戸潤の小説が愛読書だって。 専門家からみても、池井戸潤の金融小説は信憑性があるらしい。 池井戸潤、どれもお勧めですよ。 と言っても私もまだまだ読んでないんだけどね。
3投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ銀行内の人間関係や不正を花咲舞と頼りない上司の相馬調査役が解決する小説。続編から先に読んだがこちらの方が痛快でした。銀行窓口業務をテラーと言うことや振込・送金を行う業務を為替業務と言うことを知りました。
3投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログ若いのに権力者に物怖じせず立ち向かう花咲舞がホントに痛快。でも手を出すのは今の時代は一発アウトだよね。。 しかし登場人物が銀行内の出世に執着してる様はなんか凄いな・・と。うちの会社じゃそんな感じじゃないし今の銀行もまだそんな感じなのかな?最近の若者は(自分も含め)出世欲がない時代となった中でこの小説を読むと、なんか大の大人が必死になって出世ゲームしてるのが滑稽にも思える一方、そんなに偉くなると美味しいのかな、とか、正しい手段かどうかは置いておいて、その熱量がすごいなぁと感心したりする。 1億円の詐欺を防いだ花咲舞は圧巻だった。自分だったら副支店長から命令されたら自分の判断なんてせずにすぐ従ってしまいそうだし、、今の自分の仕事のやり方を見直さないととも思った。銀行内の知り合いとかを使っていろいろと調査していく様を見て、社内のつながり大事だなぁとも思った。
2投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログ「花咲舞が黙ってない」というドラマの題名だけ知っていて、この名前が出てきた時に少し親近感がわいた。 手軽に楽しく読めた。他の池井戸潤作品も読みたい
1投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログ花咲舞シリーズ 人物は同じですが、毎回ストーリーが変わります 結末は自分で考えるスタイル 難易度 中 感動★☆☆☆☆ 涙線☆☆☆☆☆ 興奮★★☆☆☆ 感心★☆☆☆☆ 伏線★★★☆☆
0投稿日: 2022.10.25
powered by ブクログ毎話、倍返しがあります。 最高にスカッとします。 タイトルでカタイ物語かと構えてしまいますが、とても読みやすいです。
1投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログテレビドラマにもなった、相馬健と花咲舞 事務部臨店の話 花咲舞が支店のちょっとした問題やトラブルの真相を斬って解決する 花咲さんが、やや正義感が強くて社内でうまくやっていけるかなと思うこともあるけれど、小説なのでOK 銀行の内部もドロドロしてる印象 どこの会社も同じか さすがは銀行出身の池井戸さん作品 さくさく読めました
1投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログ一つ一つの章が短編集の様に完結しているようで、最後には繋がりを持って完結すると言う一つの物語だった。 構成される8章のそれぞれのお話は、ただ単に主人公の花咲舞が銀行内の歪んだ常識や人物を斬る、と言った様な痛快な面白さと言うだけでなく、各章がテーマを持ち違った視点、違った展開と結末を持った物語であると言うところが池井戸氏さすが、と唸ってしまうものだった。 『彼岸花』のお話の顛末が個人的には好きです。
1投稿日: 2022.03.29
powered by ブクログ花咲舞シリーズ1作目。 著者の銀行シリーズは傑作ばかりですね! キャラクター1人1人の良さが出ていて、 続編が楽しみです。
14投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ短編集でさくさく読めて面白かった。銀行の内情やミステリー要素もあり、自分もこういう考えになってないかと考えさせられた。なかなか舞のように動けないからこそ、物語の中で痛快な気分を味わえた。 その後が気になる話もあったが、結末が語られすぎないのもいいかなと思った。
0投稿日: 2022.01.19
powered by ブクログ何度か読んでいる。 池井戸潤さん(半澤とかの人)と同舞台で書かれている女性銀行員の話。 銀行の話が書かれているのは良いけど大企業体質的すぎるから銀行員になってなくて良かったと思ってしまう作品。自分は本作の主人公のように強くないので勧善懲悪を疑似体験するに当たっては非常に面白い作品だと思った。時間がかかったのと短編が重なる感じだったのでそれぞれの話の繋ぎ目を理解するのに時間がかかった
1投稿日: 2022.01.10
powered by ブクログ狂咲こと、花咲舞。 調店では、遺憾なく力を発揮! 清々しいほど、スッキリする! 優秀で、正論を通す!上でも下でもお構いなく! それにしても、銀行のエリートって、自己保身の固まりで、内部紛争に明け暮れてる。今はともかく、作者も銀行出身なんで、実際に似たようなもんなんかな? 何かお客さんの方を全然見てない… 何やねん!って感じ。 そこに、狂咲がスカッと正す! ええ感じやわ! でも、神戸支店での話は頂けませんな。 ストーリーは、ええけど、話し方が… 「バカ野郎。なに浮かれてんねん。」 あの……バカは、使わんと思う。 アホやと思います。 「…思ったねん。」 思っててん。とか、思ってんねん。とか と思ってたけど、南の辺では使うみた いです。 ストーリーはええから、支店と言葉を変えて〜!( *`ω´)
24投稿日: 2021.12.30
powered by ブクログ自分が実際に銀行で働いているので、同業の物語を読んでみたいと思い購入。 スピーディーに話が進んでいくので、一気に読みやすいし、銀行ってこういう仕事なんだっていうのが分かる本だった。 だけど物語的には最後の最後で「あれ、これで終わり?」となったので、もう少しスッキリ解決できないものかなぁと感じた。
1投稿日: 2021.12.07
powered by ブクログ★★★ 今月4冊目 久々池井戸。 花咲シリーズ。銀行のことわからんが面白い。 というか行員て、地獄だな
1投稿日: 2021.11.13
powered by ブクログドラマの半沢直樹は見ていたけど、池井戸潤の小説を読んだのは初めてでした。杏ちゃんのドラマもチラリと見たことがあったから、読んでいる途中ずっと杏ちゃんの顔が頭に浮かんでいました。 私は、同じ社内なのに他部のことをさん付けで呼ぶのは嫌いです。
2投稿日: 2021.09.06
powered by ブクログ2021(R3)8.24-8.26 テレビドラマにもなった花咲舞が、上司の相馬とともに問題のある銀行の支店に乗り込み、問題を解決していく短編集。 正義感が強く、筋が通らないことは、たとえ相手が上司であっても決して負けない。問題が大きくて何回でも決して諦めない。 面白すぎて一気に読んでしまった。そしてスカッとした。 それはなぜか? 勧善懲悪のストーリーであり(実際にはそんなにスッキリとは解決しないと思うのだが)、悪いヤツは痛い目に遭う展開であること。 組織の中で生きている自分にとって言いたくても言えないことを、花咲舞が代わりにズバッと言ってくれる。その辺りの痛快さ。 その辺りが理由なのかなと思った。 金融庁の主任検査官をやっつける話なんか、痛快さを通り越して爽快さすら感じる。 また一方で、花咲舞たちと敵対する勢力の中心部にいる登場人物の「苦悩」というか「心の揺れ」も描かれて味わい深い。 エンタメとしてとっても元気になれる作品を見てでした。痛快!爽快!
11投稿日: 2021.08.27
powered by ブクログ花咲舞という女性が主人公の短編小説集。 銀行内の様々な悪事や歪んだモラルを正していく、痛快なストーリーである。
1投稿日: 2021.07.05
powered by ブクログドラマ化されていたからキャストを思い浮かべながら読んだ。杏と上川隆也のコンビは原作にピッタリ。舞は裏ぎることなく必ず問題を解決してくれるから安心して読める。短編のようになっているから読みやすく連続ドラマになりやすいだろう。脚本もそのまま使えそう。著者の短編は全部読みたくなった。
4投稿日: 2021.05.27
powered by ブクログ花咲舞が黙っていないの原作。 社会のためではなく、自分の保身のために働くエリート銀行員をメッタ切る話が爽快。 基本短編ではあるが、繋がっていないようでどこか繋がっているので全体としても面白い。 以下、個人的に好きな言葉。 客によって差別はしません 花咲舞 ルールを崩せばお客さんの我慢は限界に来る。そのために大事なことは、お客さんと公平に接することじゃないかしら 花咲舞
3投稿日: 2021.05.19
powered by ブクログ東京第一銀行事務部調査役の相馬健とコンビを組む狂咲(くるいざき)こと花咲舞が、事務処理に問題を抱える支店を個別に指導し解決に導いていくお話です。 この「問題を抱える支店を個別に指導し解決に導いていく」仕事のことを臨店(りんてん)というのですが、この言葉自体本書で初めて知りました。 行った先々で様々な問題や事件が勃発しますが、それらを解決に導いていくとともに悪人どもを懲らしめていきます。言ってみれば水戸黄門のような話がしばらく続きます。印籠の代わりに花咲舞のビンタかひじ鉄が飛び出せば事件は解決です。 全八話の短編集になっていて、水戸黄門の様な話が何話か続いた後に最後の方で趣向を変えた話も入っていて非常に読みやすいです。
5投稿日: 2021.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤4冊目か~全然読んでいなかった。入社5年目の花咲舞、自分の好きなタイプかもしれない。メガバンクでの出世競争。そのため相手を蹴落とさなくてはならず、嫌がらせや足の引っ張り合い。送金途中ストップ詐欺、100万円が消えた、大手デパートの給与データが消えた。これが明るみになったら大変な事件。そこで登場するのが花咲舞。強気だけど受容性が高く、目上や男性に媚びない彼女が不祥事を解明していく。舞がいる東京第一銀行は安泰かな。一方、彼女の上司・相馬はあたふたして面白かった。池井戸潤、次はBT63で過去に飛ぼう!
26投稿日: 2021.04.07
powered by ブクログ花咲舞シリーズ第一作。 基本的には痛快なエンタメ小説。2作目の「黙ってない」は完全に思考停止で勧善懲悪ストーリーを楽しめたが、こちらはもう少しぎこちなく読みにくいというか、小説らしい味があるというか、やや味わいが異なる。 荒磯の子、が好き。
3投稿日: 2021.03.10
powered by ブクログ花咲舞が、支店臨店指導を行う過程で不祥事を暴いていく、短編。不正はちゃんと暴かれ、疑問や違和感が解決されるから、スッキリ。花咲舞のように、ぶれない姿勢を貫きたい。
3投稿日: 2021.03.08
powered by ブクログ2020/1/14 読了 短編集 印象として1話1話がもっとスカッとする話かと思っていた。少ぉしだけ見たドラマの印象ではもっとスカッとしていたような… 1話目を読んでオチにちょっとモヤッとしたが内容としては面白く読み進めていくうちに、花咲や相馬の人物がわかるようになってきてあっという間に読み終えた。
3投稿日: 2021.01.14
powered by ブクログ仕事とは何か。 銀行マンとしての生き様を描いている。 私はどちらかというと、花咲舞と逆の立場の人間。 だからこそ読み応えある。
1投稿日: 2020.12.28
powered by ブクログ銀行内部の人間模様があまりにも浅ましい…。これ、もちろんフィクションですよね?と言いたくなるくらい人間の出世欲が醜く塒を巻いていて、銀行ってこんなところなの…と不信感すら抱いてしまうレベル。いかん、これは小説なのに…。ただ、形は違えど、ミスを誰かのせいにしたくなったり、責任を逃れたくて言い訳したり、気持ちはよく分かるし、それは多分銀行に限ったことではないはず。教育界では、出世欲はさほど一般的ではないにせよ、自己顕示欲の高さは他業界を遥かに上回る気がする。SNSを見れば、したり顔で教育の真理を見たり!とばかりにご高説される方々が多く、その良し悪しは別にしても、それを題材に取り上げた小説なんて、書いてくれないかなあ、池井戸さん。無理か。謝ることって、すごく強さが伴うことなんだな。子どもは素直に謝れてすごいな。大人になると謝れなくなるのはなんでだろうな。
3投稿日: 2020.10.04
powered by ブクログ昔「花咲舞が黙ってない」だったかな?のドラマをちょっと見ていたことがあった。 当時の印象は、なんというか鼻っ柱の強い女の子が、出しゃばって煙たがられながら、事件の真相を暴く、というドタバタ喜劇のようなものであった。 正直半沢直樹のドラマをものすごく楽しみに見ていたのと重なっていて、この軽いドラマの印象はあまり良くなかった。 下町ロケットは大好きで、ドラマも面白かったから、池井戸潤さんの作品は好きだったのだが、花咲舞シリーズは、ドラマのせいか本には興味が湧かなかった。 が、ひょんなことからこの本を知人に貰い、先日たまった本がはけたので、やっと読み始めたところ、これが面白かった。 ドラマの軽いノリというか、イメージは無く、きちんとシリアスに描かれていた。短編集かと思いきや、ちゃんとストーリーとして繋げてくる展開も、読んでて刺激があった。 ドラマというのは、本の印象をこうまで変えるものなのか。どちらかといえば好きではなかった 花咲舞 というキャラクターは、今ではかなり好きになっている。 好みは人それぞれ、良い悪いはないだろう。 ただ、ドラマは、その作品の一面を切り取ったものに過ぎず、批判するなら(言葉にして批判はしてなかったけど)まず原作を読んでからだな、と痛感した。 やっぱり池井戸潤さんの本は面白いなー。
3投稿日: 2020.08.08
powered by ブクログ銀行の業務が知りたくて、初めて読んだ池井戸作品。所々分からない用語も出てくるけど、読みやすく、一気に読めてしまう。人の感情は見えにくいものだから、普段から人を軽く扱っていたら分からない。銀行の仕組みを利用するものと利用されるもの。複雑になっている分、本当のところは見えにくいのかもしれない。。
1投稿日: 2020.08.07
powered by ブクログ池井戸潤さんの作品を始めて読みました。 面白かったです。スカっとしました。 半沢直樹も読んで見ようかなぁ…
3投稿日: 2020.08.04
powered by ブクログもう間違いない。池井戸潤の本。 面白すぎる。久々に読んだ池井戸潤。面白すぎる。 痛快。 もうこの一言に尽きる。 なんでこうも痛快な気分にさせてくれるのか。ついつい読みながら拳握って突き上げたくなるこの衝動。 読んだ人ならわかるはず。笑笑 今回はやりての女性行員が、バッタバタと滅多打ち。なんとも気持ちのいい一冊です。 短編集だから、それぞれ解決に導いてくれたうえで、短編それぞれが長編としても繋がっていく、、、これは、、、続きにも期待したい!!!!!!! 花咲舞!乱舞!!!!!!!!!
3投稿日: 2020.07.18
powered by ブクログ舞台は同じで、内容が違う短編。 事件の解決の仕方が、小気味よくカッコ良いです。 テレビドラマの「半沢直樹」も同時進行で見ていたので、同じ雰囲気を感じました。 こんなカッコ良く生きられたら良いだろうな~なんて思いますが、そうではないところに魅力があるのでしょうか。 しかし、こんなに幾つも不正を見るのは、忍びない気がしました。
2投稿日: 2020.07.17
powered by ブクログ1話完結のドラマを読んでいる感覚。ドラマの方も見てみたいと思った。 小説とはいえ、銀行の世界は特殊だなぁ。と思いながらも、「たったひとりの人間の自尊心のために、家族や将来もある人間がだめになっていく」ってのはどんな社会にいてもあるんだなぁ。ってしみじみ思った。
3投稿日: 2020.05.26
powered by ブクログ銀行の不祥事にまつわる連作短編集。 銀行というところは、こんなにも不祥事があるのかと呆れてしまうほどの不祥事のオンパレード。 花咲舞が銀行をキリキリマイさせ、解決していく。 勧善懲悪。 スカッとさせてくれる。
3投稿日: 2020.04.29
powered by ブクログ日本のメガバンクって、どんだけブラックなんだよ! ってくらいの酷さ。 だけど、ちょっと大げさ、というか、無理矢理感があって、リアリティに欠ける嫌いはある。勧善懲悪はわかりやすいけれども。 花咲舞の活躍も、ちょっと物足りない。
1投稿日: 2020.04.25
powered by ブクログ「AID」と同時にお借りした本 これまたドラマ化「花咲舞がだまってない!」 の原作 ドラマの名前で続編も出ているらしい。 私は池井戸作品を初めて読むと思ってましたが、「BT'63」を読んでた…いまいち記憶がない。 コチラ 短編なのだが、銀行の支店を回って 悪事を暴いていく勧善懲悪型の短編集 時代劇でも見てるかのように各支店に悪人がいる。 半沢シリーズもそうだけど 銀行ってこんなに悪人多いの? キャラクターも分かりやすいし なんだかんだバディモノの様に スラスラスラーっとよめてしまうのは流石 でも、よくある感じでスカッとするが 短いのでなんだか物足りない。
23投稿日: 2020.01.11
powered by ブクログまた、ドラマ見たいもんだ。 毎度、池井戸先生の銀行マンって、古い時代の人間だよな。こんな腐った人間いまだにおるとは思えん。 小説の後書きってなんなん。くそ滑ってるよなどれ見ても。
0投稿日: 2019.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先に「花咲舞が黙ってない」を読んでしまったので、呼び方とかに違和感が……。少し前の時代の話になるので、女性の働き方を考える男性はずっと少なかった時代。コスト云々じゃないでしょうっていうのはごもっともなんだけれどねー……、今はどうなんでしょうね? どの話も外からすればくだらないしがらみばかりで、そんなこと言ってる場合じゃないでしょうなコトが多かった。そんな中の「腐魚」で、相馬さんが「腐っても鯛だから」って言うの皮肉すぎる。怒るタイミングが違うんだよなあーと冷静に思ったり。 「ククク、懲らしめてやらないとねえ」と言った方が舞にやられてるのはホントにおもしろい。舞はかなり優秀でお客からの評価も良いのに現場じゃなく臨店なのってやっぱ出る杭は打たれるってやつなんだろうなあー。でも、この後の展開を知る身にとっては舞がいなかったらどうなってたことか……(倍返しだ!の人もいるけれど)。
3投稿日: 2019.10.06
powered by ブクログ連作短編です。テラーとしてできる人であった花咲舞は、配置換えで臨店の仕事になっても当然できる人で、不正に立ち向かっていく様は読んでいて気持ちがいいです。それにしても、こんなに不祥事ばかり起こしていたら信用第一の銀行では潰れてしまいます。フィクションだとわかっているからこそ楽しく読めますが実際の銀行員があんな出世欲と保身だけでできていたら恐ろしいですね。短編形式なのでさくさくと勧善懲悪の物語を楽しめました。短編の並べ方も上手くて綺麗にまとまっていると思います。是非シリーズで出して欲しいです。
2投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログいやいや、胸をすく思い...痛快エンターテインメントだ。適度にミステリー要素も絡め、ワクワクドキドキ、時にくすっと笑ってしまう箇所もチラホラ。頁を捲る手が止まらず一気読みでした。組織構造の闇、人の悪意を一刀両断する武士のような狂咲に感情移入しまくりです。ラストの社長の言動・行動は、そうあって欲しい、という希望・願望でしかないのかもしれない...。
2投稿日: 2019.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
勧善懲悪、単純に楽しめるエンタメ小説。ドラマは観ていませんが、花咲舞は杏になって私の頭の中で吠えていました。
0投稿日: 2019.04.19
powered by ブクログ花咲舞のシリーズは痛快だ。会社組織に属していてもいなくても上に楯突くことはなかなか難しいことだが、それを小説の中でやってくれるので、すっきりした気持ちになれる。
0投稿日: 2019.04.14
powered by ブクログ池井戸さんらしい短編集。スッキリ、あっさり。小気味良さを感じて楽しめるのですが、銀行ってさ…そんなに問題だらけなん?それはそれで怖いで
0投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログ池井戸さんの描く「悪人」が実にお見事 小悪党はどこまでもずる賢く 大悪党はどこまでもしたたかに その「悪」が「悪」であるほど おしまいの勧善懲悪が なんとも実に痛快無比に なっていくのですね わかっていても やはり ついつい感情移入してしまいます わかっちゃいるけど やめられない 読み方になってしまいます
2投稿日: 2019.02.20
powered by ブクログスカッとしたくてまた池井戸潤の本を買ってしまった。池井戸潤の小説を読むのは13作品目だが、今回の「不祥事」はテレビドラマの「花咲舞が黙ってない」の原作の一部だと聞いていたので小説の方向性は知っていて読んだ。期待通りの痛快なストーリーでスカッとしながら、一気に読み終えた。 銀行の元テラーで今は各支店の臨店指導を業務とする本部事務管理グループの花咲舞28歳が主人公。銀行で起こる理不尽な問題や事件を社内の上下関係に臆することなく、言いたいことを言って正論で解決する。しかも応援でテラーに従事する時も誰にも負けない桁違いの実力を見せつける。それでいて優しい気遣いでどんどん味方が増える。まさにサラリーマンが考える理想を見せてくれるのである。 8編の短編集でありながら、全部繋がっている長編小説として楽しめる。 2004年に単行本として発表されたということだが、続編がないのが寂しい。主人公を変えた銀行不祥事小説はその後いっぱい出しているので、花咲舞シリーズも続編が欲しい。ただ池井戸潤の銀行小説を読んでると銀行ってこんなに酷いのかと偏って思いそうだが…
8投稿日: 2019.01.23
powered by ブクログドラマ『花咲舞がだまってない」の原作。ドラマは見たことはないが、これをドラマにしたら面白いだろうということはすごく想像できる。 筆者池井戸潤得意の銀行を舞台にしたミステリーエンターテイメント。 主人公の花咲舞を含め、ここにでてくる登場人物はリアリティーは全くないものの、それでもこういう人がいて欲しいということはどんな読者にもある。 主人公の花咲舞の小気味いい言動は読者をスカッとさせてくれることは間違いない。 この小説自体は短編集だが、全編を通して一つの大きな話としても読むこともできる。 毎日の仕事のストレスを解消したいすべてに人におすすめ。
2投稿日: 2019.01.11
powered by ブクログ池井戸潤氏らしい、銀行員を主人公にした小説。 400ページ程あるが、8編に分けられていて読み易い本だ。 ドラマは見てないので、先入観なしで読んだ感想は、痛快なミステリー?である。 主人公の信念や基軸がしっかりした価値観によって、正義が貫かれたときの達成感 や、爽快感を一緒になって感じられる。いつの間にか、主人公を応援しているこの 状態は池井戸潤氏ならでは!
2投稿日: 2019.01.02
powered by ブクログドラマ化されて「花咲舞が黙っていない」と分かり易いタイトルが付いたみたい。 銀行の臨店指導役として、どんなお偉いさんにも歯に衣着せずビシッと不正を見抜く。短編でテンポ良くサクッと読めた。ただ花咲の話し方がドラマチックすぎて、イマイチ物語に入り込めなかったかな。
1投稿日: 2018.12.03
powered by ブクログaudibleで体験。 朗読をしている声優が良い感じを出していました。 複数のショートストーリーで楽しめます。
0投稿日: 2018.11.27
powered by ブクログまたもや読んでしまいました。 もし現実の職場でこのような不祥事を目の当たりにしたらどうする? 多くは我関せずを決め込むだろう。触らぬ神に祟り無し。 何人かは「・・・ダメ・・・なんじゃない・・・かな?」と間誤付いて機を逃して 何となくフェードアウトする。 そして勇気を持つ一握りの者でも、いざ対峙してみたら頭に血が上ったり、相手の威嚇に萎縮したりでチグハグな結果に。 実際の世の中なんてそんなものかも知れないけど、何故かこの作風はウケてしまう。 痛快さを求めてSFやアメコミヒーローものの映画を観る人がいるけれど、スターウォーズは遠い銀河の話しだし、エックスメンの超能力はどれもまだ見たことがないし、いまいちアッチの世界の話。 それに比べて本作は舞台が銀行だし、主人公も同じ会社員(スキルは抜群に違うが)。親近感を持って、ギリギリ現実的な憧れを持って読めるファンタジーです。
0投稿日: 2018.11.11
powered by ブクログ短編なんだけれど、最終の編に向けて大きな流れでつながっていて面白く読めた。 狂咲さんは実力もある正義漢、熱血漢で素敵。 相馬さんもいい味出してるんだけど、もう少し活躍してほしかったかな。
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ池井戸さんにしては今ひとつだったなー。 短編集だからしょうがないのかな。 http://dailyevent.jugem.jp/?eid=30
0投稿日: 2018.09.04
powered by ブクログやはり面白い。 半沢直樹と同じようで結構違う。 組織の論理に曲がらないところは共通。 花咲舞は事件を解決してもとんとんと出世とかはしない。 痛快さだけでなくもやもやしたものも残ったりする。
0投稿日: 2018.08.22
powered by ブクログ池井戸潤のドラマ化になったシリーズの原作。 ドラマのイメージが強いからか、相馬と花咲の掛け合いが眼に浮かぶ。 池井戸潤シリーズの面白い所は東京第一銀行が舞台でライバルは白水銀行の構成だ。 同じくドラマ化になった半沢直樹も舞台は東京第一銀行だった。 その中で臨店になり、支店の教育係になった2人が色々な支店を舞台に不正を暴いたり、正義を貫く通す姿勢は見ていて爽快である。 曲がった事が許せない性格の花咲舞の天真爛漫ぶりは実際の会社でやったら、煙たがられそうだがそれでもその姿勢に胸が熱くなりワクワクする自分がそこにいる。 また、テラーとしても優秀で頭のキレる花咲舞は狂咲の異名を持っている。 組織の中で、忘れてはならない軸を心の奥に眠っていた自分の信念に火を付けてくれる作品だ。
0投稿日: 2018.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマが面白かったので読んでみたく、手にとってみました。 キャスティングはとても合っていたなと思います。 ドラマの相馬さんに比べると、小説の相馬さんは誠実さが思ったよりなかったですが、花咲のキャラクターはパンチがあってとても良いです。 解説のとおりで、花咲のキャラは強烈で、実際にこんなことをしてはやっていけないでしょうし こんなにうまくいくこともないでしょう。 でもそれ以外の部分が緻密でリアルに書かれていることで 全体の迫力があり、テンポも良くてとても読みやすく 正義が勝つというところが爽快です。
0投稿日: 2018.05.04
powered by ブクログ舞の真っすぐさが爽快であり気持ちよく、周りの人物も悪役ながら味があります。ストーリーも短いながらもそれぞれの短編でうまくまとまっていて読みやすく面白かったです。2004年の出版ながら古さもなかったです。
0投稿日: 2018.04.20
powered by ブクログドラマを観ていたので、花咲舞の一喝ぶりにパンチが足りない…気もする。とは言え面白かったです。 伊丹百貨店のボンは、原作・ドラマどちらも甘ちゃんでした。
0投稿日: 2018.02.28小説も痛快
ドラマもなかな痛快であったが、あのイメージを残して読んでいても痛快。 キャストのイメージは微妙に違う気がするものの、すかっとする結末はどの短編も気持ちいい。 こんなきっちり作られた話、ドラマ化なんて楽でしょうがなかっただろう。 ドラマとの違いはオチが付いたところで、ストンと終わる。無駄な後日談的説明はいっさいない。この辺もスピード感を維持して読み続けられる良さ。 読んでいて次から次へと面白い話が続く短編集。もの凄く濃い短編集だと感じる。その割りに読み進むのも早いという不思議。 ドラマなんて気にせず読んで、最高に楽しめる作品。
0投稿日: 2018.02.22
powered by ブクログ池井戸潤の初期の作品はあまり好みじゃないかもしれない。 主人公が少し臭いセリフで心情を言っちゃうところがなんか興ざめだった。 花咲舞が強烈なキャラでズバズバ物言いするのは気持ちいいけど逆に現実離れしすぎて感情が入り込まなかったなぁ…。
0投稿日: 2018.02.04
powered by ブクログ「花咲舞が黙ってない」と同様、銀行内部を舞台にした騒動や行内の問題を解決する。銀行内部の組織間での出世争いや女子行員は優秀であってもコストでしか見ていないという男尊女卑が残っていること、エリート意識など閉塞感漂う行内で舞が間違いをはっきり言い、保身のためにひた隠しにせずに真正面から問題解決に向き合い、銀行の今後のあり方などを提起していく姿は爽快である。不祥事の話では、有名百貨店社長の息子が問題を起こし、お坊ちゃん育ちが露呈され、過ちが大ごとになるのを見て、顧客目線で働いている意識をもつのが大事だと伝わる。
0投稿日: 2018.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集だが、どこかで一つにつながっていておもしろい。このシリーズ他にもあるのかな、読んでみたいと思った。
0投稿日: 2018.01.25
powered by ブクログ花咲舞シリーズを初めて読んだが、すんなり読めた。短編集で連ドラを読んでいるような感覚の本だった。他の池井戸作品に比べたら、やや見劣りするかも。
0投稿日: 2017.12.12
powered by ブクログ花咲舞シリーズの第1作。ドラマを観ていたので、登場人物が演じていた人のイメージに引きずられてしまった。 真っ当な銀行ミステリー短編という印象。杏が演じる花咲舞よりも原作の方が硬派だった。短編集なのに流れがあって、最後の「不祥事」でオールスターのごとく前の作品に出た人物が再登場してくる。しかも、敵?側である真藤部長の側近のエピソードも読ませて、勧善懲悪だけにしないのも心憎い演出だ。
3投稿日: 2017.12.04
powered by ブクログ爽快な結末までの過程が、自分の現実だったら 耐えられないプレッシャーかと。。物語に理想 を重ねて頑張ろうと思えるこの様な本にいつも 勇気つけらる事に感謝感謝。
0投稿日: 2017.11.07
powered by ブクログ初めての池井戸潤。 花咲舞、気持ちがよかった。 軽めの書き口でサクサク読めた。 若干食わず嫌い感があったけど これから積極的に読んでみよう。
0投稿日: 2017.11.02
powered by ブクログ帯文:”123万人が読んだ!” ”「花咲舞が黙ってない」大ヒットドラマ原作シリーズ” ”あの痛快ヒロイン、初登場作!” 目次:激戦区、三番窓口、腐魚、主任検査官、荒磯の子、過払い、彼岸花、不祥事
0投稿日: 2017.10.25
powered by ブクログ遅ればせながら読んでみました。最近発売された「花咲舞が黙ってない」を読みたく、まずはこちらからと思って。 想像以上に花咲さんの狂い咲きぶりは見事で痛快でした。 だけど、銀行ってこんなにも嫌な奴ばかりなのかとなんだかモヤモヤする気持ちもあり。 実は昔銀行でパートをした事あったけど、みんな優しいいい人達ばかりだったな~と懐かしむ。
2投稿日: 2017.10.10
powered by ブクログ池井戸さんの作品によくある、勧善懲悪ものの短編集。現実社会では正論ばかりがまかり通ることは間違いなく無いが、それでも一サラリーマンとして、主人公の花咲舞の振る舞いにスカッとさせられ、そして憧れる。
0投稿日: 2017.10.07
powered by ブクログ池井戸潤さんの話は始めて読んだ。 それぞれの支店で起こる問題に花咲舞が向かって行く姿がかっこいい。 上の人にも強く自分の意見が言えたらいいなぁと読みながら思った。 銀行の仕組みはよくわからないけど…
0投稿日: 2017.09.18
powered by ブクログドラマの花咲舞が黙ってないの原作。 ドラマを観てたので、あらすじが分かっていたので新鮮味は感じられなかったのは残念でしたが、安定して面白く読めたかな。 スカッとしたいならオススメの本です。
0投稿日: 2017.09.10
powered by ブクログわかりやすくて魅力的なキャラクター、勧善懲悪、短編集で連作の銀行ミステリー。ドラマの原作になるのもよくわかる。単純に面白かったけど、“女・半沢直樹”という感じではない。
0投稿日: 2017.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集 花咲舞・相馬健 東京第一銀行 ①激戦区 自由が丘支店3000万円誤払いコスト削減 ②三番窓口 神戸支店 振込直後取りやめ 紀本副支店長女処理 ③腐魚 新宿支店 伊丹百貨店息子 融資せず ④主任検査官 武蔵小杉支店南田 金融庁青田・融資部安城 安城より内部情報を金融庁へ流出 ⑤荒磯の子 鎌田支店須賀 武内当座開設屋 ⑥過払い 原宿支店100万円過払い 行内で負担 行内女性が盗む ⑦彼岸花 真藤企画部長 児玉調査役(腹心)が彼岸花 について調査。送り人の横に花咲舞 ⑧不祥事 本店営業第二部 坂本調査役 伊丹百貨店給与データ紛失、伊丹息子関与
0投稿日: 2017.05.21
powered by ブクログ東京第一銀行の臨店グループの相馬調査役と花咲舞の凸凹コンビ。 曲がった事が大嫌いな花咲は、相馬調査役の制止も聞かず、ひたすら真実解明に突き進む。 それは、真藤常務との対立でもあった。 TVドラマ化もされた話の原作本。 短編集ですが、それぞれが魅力的なストーリーで、楽しめる内容であり、最後のストーリーに向かって、それぞれが伏線となっているところは流石です。 表題にもなっている「不祥事」のラストには、読者の拍手喝采が目に浮かびます。
0投稿日: 2017.04.19
powered by ブクログ短編集。 本店事務部事務管理グループ調査役の相馬は、「狂咲」と呼ぶ花咲舞と臨店指導で組むことになる。 歯に衣着せぬ物言いで、上司だろうと食ってかかる花咲の態度は相馬の悩みの種だ。 しかし、花咲の言い分はいつも正しい。 出世のための点数稼ぎ、ライバルへの競争心からの裏切り行為、不祥事を隠すための隠蔽工作・・・。 臨店指導のはずが、いつの間にか銀行の膿を出す結果になっていく。 迷惑がっていた相馬が徐々に花咲に影響されていくようすも面白い。 それでも相馬には上司への遠慮がある。 花咲にはそれがまったくない。 悪いことをする人間に遠慮する必要などまったくないと花咲は思っているのだ。 旧態然とした体質がまかり通る銀行。 その中で行われている数々の不正やパワハラなど、花咲の活躍で次々と表沙汰になっていく。 ラスボス的な存在の真藤も、銀行にしてみれば有能な行員なのだろう。 けれど、有能な行員が良い行員とは限らない。 花咲は一生懸命頑張っている行員が割りを食うような体質が嫌いなだけなのだ。 悪いやつはのさばらせない。 花咲のはっきりとした行動は痛快だ。 読みやすいだけではない、しっかりとした内容のある物語だった。
2投稿日: 2017.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマにもなった原作ですが、ドラマとは違い最終話の「不祥事」以外は解決して終わり!という展開ではなかったことが驚きです。ドラマではすべての事件に決着がついて解決しますが、本書では謎は解けるが、そこで終わりという展開が主です。ドラマのような爽快さは微塵もない気がします。だからこそ、ドラマでは爽快さを求めたのかもしれません。 読みやすい作品なので、池井戸作品を初めて読む人には良いと思われます。
2投稿日: 2017.03.11
powered by ブクログ銀行の内部不祥事をバサバサ切り倒して行く、 ヒロインの姿は爽快で見ていてせいせいますね! ちょっと非現実、やりすぎ感はあるけど。 エンタメ色の強い作品だと思います。
0投稿日: 2016.10.13
powered by ブクログベテラン女子行員はコストだよーそう、うそぶく石頭の幹部をメッタ斬るのは、若手のホープの狂咲こと花咲舞。トラブルを抱えた支店を回って業務改善を指導する花咲は、事務と人間観察の名手。歯に衣を着せぬ言動で、歪んだモラルと因習に支配されたメガバンクを蹴り上げる。新ヒロインの活躍が痛快な名編集。(親本は2007年刊、2011年文庫化) ・激戦区 ・三番窓口 ・腐魚 ・主任検査官 ・荒磯の子 ・過払い ・彼岸花 ・不祥事 ドラマは未見であるが、新聞連載を読んで、気になったので、購入した。 連作短編集でどれも面白い。狂咲こと花咲舞が、組織に縛られず気儘に行動する様は痛快である。上役に弱い調査役の相馬がリアリティーを出している。敵役の真藤一派も良い味わいの糞野郎ぶりで、主人公を引き立てている。読んでいて戦隊もののような構図を感じた。
2投稿日: 2016.10.11
powered by ブクログ今月の1冊目。今年の13冊目。 ドラマ化もしたし、最近池井戸氏の本を読んでいなかったので、買ってみました。 安定してますね。面白かったし、こう真っ直ぐな感じがグッときます。
2投稿日: 2016.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
花咲舞が活躍する連作短編集。 ドラマ化されたものの原作。 半沢直樹の女版のような感じで活躍する。 半沢と違うのは自分に降りかかったものと戦う設定ではなく、調査部として色々な支店に出向き調査や指導をする立場で問題を解決していく。 各篇ごとに見事な着地点で爽快感がいい。 もう少し後日談も読みたいと思わせるような感じさえする。
0投稿日: 2016.06.14
powered by ブクログ「倍返し」はないが、痛快爽快・・・スッキリした。銀行のイメージは悪い、顧客主体ではなく、内部の論理を優先させてきた歴史がある。自分さえよければの権化集団だ。
2投稿日: 2016.06.13
powered by ブクログ<印象に残った言葉> ・たまに銀行という組織に、こういう無力感というか、殺伐したものを感じる時があるのよ。結局、ここには人を動かし、ときに狂わせるいくつかの物差しが同時に存在してる。銀行の利益という物差し、そして派閥や個人的な私利私欲という物差し、だけど私たち個人が幸せになれるか、本当にやりたい仕事ができるかという物差しはいつだって後回し。 ・たった一人の人間の自尊心のために、同じ銀行で働いている、家族も将来もある人間がだめになっていく。…出世のために人を蹴落としてなんとも思わない、そんな人が経営する銀行に、社会の役に立つことができるんでしょうか?…出世や銀行の利益のために、その人だけでなく家族の幸せまで奪う、そんな組織にして欲しくない。
0投稿日: 2016.03.20
powered by ブクログTVドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作。現在読売新聞続編が連載中。その新聞小説を読み、面白いと思い、花咲舞を主人公にした短編連作「不祥事」を読んでみた。 銀行を舞台にその内部でおこるトラブルを独自の視点で描いている。銀行が舞台となると硬い内容と思いがちだが、さすが池井戸潤、サスペンスと柔軟なストーリー展開で読者を 惹きつける。そして何より花咲舞という強烈で魅力あるキャラクターをヒロインにし、今まで男性主人公が多かった池井戸潤作品の幅が広がったと感じた。
0投稿日: 2016.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作。 ドラマを見ていなかったので先入観なく、楽しめた。 花咲舞が「ふざけんじゃないわよ!」「いい気になるんじゃないわよ!」と御曹司の甘えを、心が歪んだ役人を叩きのめす姿は実に痛快。 「激戦区」「三番窓口」「腐魚」「主任検査官」「荒磯の子」「過払い」「彼岸花」「不祥事」の八篇、どれも読みやすく、短篇ミステリーとしても十分に楽しめるが、最初の七篇で、銀行の内部事情、人間関係、伏線を読み取ることで、最終篇「不祥事」のクライマックス感を存分に楽しめる。
0投稿日: 2016.02.28
powered by ブクログ読みやすかった。 銀行の内部事情を全く知らない私でも読めた。 エリート意識が高く、自分の出世の為だけ考えている人達が多い中で、花咲舞が正論で真っ向から言うところが、読んでいて気持ちが良かった。 銀行という体質が良くわかった。
0投稿日: 2016.02.21
powered by ブクログ8話からなる内容で、1話一話が面白く、読み終えるごとにスッキリする作品。読んで損はしないです。ドラマ原作の話ですがドラマ見てないのでドラマは何とも言えませんが本は面白いです。
0投稿日: 2016.02.18
powered by ブクログ池井戸潤の銀行をテーマとした作品は、半沢直樹の活躍するシリーズが有名であるが、「不祥事」の花咲舞を主人公としたシリーズも双璧としてよいと思う。ストーリーの中の主人公の主要な動機が、半沢直樹の「俺たちバブル入行組」では、常務に対する私怨をベースに構築されたのに対し、本作の花咲舞は、職業人としての見事なまでのプロフェッショナリズムで終始一貫していて爽やかでさえある。また、ヒールとして君臨する真藤部長も現実感のあるバランスで描かれており、ショートショートの体をして一編の小説のようでもある。兎に角、痛快活劇として楽しめる一冊である。
0投稿日: 2016.02.16
powered by ブクログ2016年2月15日 花咲舞は・・・というドラマの原作。 花咲舞のキャラが正義感、人間味にあふれて良い!その舞とパートナーでもある相馬のバランスが絶妙。 銀行中心の話だか銀行に関する知識が少なくても理解しやすい作りになっている。
0投稿日: 2016.02.15
powered by ブクログ舞ちゃん、大活躍! 百貨店の絡むお話がおもしろかった。 ちゃんとした信念を持ってるのは強いし素敵。 今、新聞に連載されているのも早く書籍化してほしいなぁ。
0投稿日: 2016.02.06
