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インビジブルレイン
インビジブルレイン
誉田哲也/光文社
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総合評価

385件)
3.8
65
170
112
8
5
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    素晴らしき姫川班のメンバーが大変なことに(;゜0゜)裏社会にどっぷりな一冊だった(笑)あの姫川玲子が恋に落ちるわけだね(^O^)読み終わってみたら、これは先に続かないんじゃないだろうかと思ってしまった。菊田かわいそうに(^^;映画では牧田役を大沢たかおがやるんだね('ε'*)うんうん、かっこいーね。

    1
    投稿日: 2013.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

     姫川玲子シリーズ4作目。  ある暴力団関係者が殺されたことがきっかけに始まった連続殺人。 姫川玲子は操作をしていくのですが、上層部から捜査中にとある人物の名前が出ても絶対に触るなと命令され、単独操作に動き…。 そんな感じで話は始まって、最初の散文の一ぐらいはいまいちかなぁと思ってたんです。 でも、もうね、そこから止まらなくて。 またも寝る時間削りましたよ。 残りページ数を見ながら、これをどうやってまとめるのかと思ってハラハラしてました。 でも、ちゃんとうまく着地してましたね。 操作一家を追われた姫川が、これからどんな風に活躍して、そして操作一家に戻っていくか。 続きが楽しみです。 次は長編を抜かしてその先の短編が音訳されてたので、そっちを読みます。 次の本でとりあえず今出ている(音訳されてる)姫川玲子シリーズは終わりになりますね。 推理物好きな人はぜひ読んでみてください。

    0
    投稿日: 2013.05.28
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    姫川玲子シリーズ第4弾。 姫川班の団結力や複雑怪奇な警察組織の現実は、これまでの作品と変わらないが、本作では玲子が見せたことない愛の感情がメインである。 警察官と暴力団員という、けっして結ばれないからこそ燃え上がる心情がとてもせつない。 シリーズのおそらく分岐点になる作品。タイトルも意味深で美しい。

    0
    投稿日: 2013.05.28
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    ドラマも映画も観たあと、人から借りて読了。さらっと読めるけど深みはないのね。玲子のイメージは原作と映像はかなり違うかな。原作の方がかわいいかも。あと、原作に菊田の存在感がゼロで驚いた。

    1
    投稿日: 2013.05.27
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    映画は観てません。 姫川シリーズは割と気に入って読んでいたので購入。 これの前に読んでいたのがちょっと読みにくいタイプの小説だったので、その反動もあってか一気に読了。 多少、物足りなさというか、都合良くいきすぎかなと思える点がありますが、全体的な印象としては悪くないと感じました。 前半のじれったさと、後半のバタバタ感は、もうちょっとバランスを振り分けても良かったのかなとは思います。 ただ、読みにくいものを読んだ後に、緻密ではないけれど読みやすい文章を読むと、どうしても反動がきます。 その反動で☆1つ追加。 傑作ではないけれど、安定の一冊。

    0
    投稿日: 2013.05.24
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    先に読んだ「ストロベリーナイト」に比べると、事件は意外性も低めで粛々と流れる印象。張り込みや地回りなどが丁寧に描かれていて面白い。 それでも、事件と叶わぬ恋との巧みな掛け合わせがうまくて、あっという間に読了。姫川ワールドに引き込まれました。

    0
    投稿日: 2013.05.18
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    映画を先に見ての感想です。違う点が色々あったのは良かったです。 ですが、牧田と恋に落ちたのが急激すぎる。菊田の事を少しでも頭に過らなかったのかと問い詰めたい。最後まで未練がましい。 一番気に入らなかったのは柳井と小林の関連性をなかったとにしようとする姿勢でした。姫川ならばそこは恩人たちを犠牲にしても突き進むべきだと思いますが。

    1
    投稿日: 2013.05.17
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    とりあえず牧田の男っぷりがかっこいい。 でも菊田が… 映画もみましたが、映画にはやはり全ての要素は詰め込めなかったようですね。

    0
    投稿日: 2013.05.12
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    前半が長かった。後半はぐんぐん話が展開して一気に読めました。が、しかし、(笑)これまでのようなワクワク感がなかった。期待値高かっただけに残念!

    0
    投稿日: 2013.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川玲子シリーズ第4弾。 シリーズの中でこれが一番好きかも。最後は読みながら泣いてしまいました。 今までのシリーズは、玲子に「女」の部分を出して欲しくなく、かっこいいままでいてほしかったのが、本シリーズは玲子の「女」の部分が肝。共感できる部分もあり、読んでて辛かったです。 玲子の過去の事件によるトラウマが払拭されるのでは?と牧田に期待もあったけど、まさかの死。そして姫川班の解散。私にとっては最悪の結末。シリーズは続くようだけど、どうなってるのだろう?菊田は? 映画を見てみたい気がした。

    1
    投稿日: 2013.04.26
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    映画を見ました。どことなく納得できず、至る所に説得力の薄さが・・・、と感じて原作を読んでみようと思います。 読了。 小説の方が説得力アリかと思えば、そうでも無かったり?でも和田課長絡みでは、小説の方が良いかも。

    0
    投稿日: 2013.04.19
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    シンメトリー以来久しぶりの姫川。 今回はヤクザと恋に落ちてしまう。 姫川が人の手に落ちちゃった感じでショックを受けた。 しかも菊川なら許せるけど牧田とはね。 物語とはいえ簡単に落ちすぎかなと思ったり。 あとは、今回の警察組織は誇張しすぎだと思った。 あまりにも度がすぎる。 ガンテツの登場もむりくりだったような。 でも面白かった。続編をどんどん見たい。 ☆は3(今となってはどこかの回で4をつけておくべきだった思う)

    0
    投稿日: 2013.04.16
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    一気に読めた!面白かった! 手を回したのが川上というのが意外でビックリしたが、納得感もあり。 でも読んでる時は想像もつかなくて。 ストロベリーナイトといい、この作者は犯人にいつも驚かせてくれるので面白い。でも想定外なのに無理ないところがすごい。 このシリーズで姫川が幸せになるのは違う気はするのだけど、でもハッピーエンドじゃなくてちょっと淋しい。

    0
    投稿日: 2013.04.10
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    姫川玲子シリーズの4作目。 今回は少し姫川自身の恋愛も絡んでいたが、過去に辛い思いをした女性が簡単に惹かれるのか疑問だった。今まで気にになっていた部下はどこへ行ってしまったのだろう。 事件もまったく捻りがなく面白くない。暴力団を絡めすぎたのが問題だったのだろうか。 映画にもなった本作だがなおさらいつもの凄惨で複雑な事件にして欲しかった。

    0
    投稿日: 2013.04.05
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    姫川シリーズ4作目。 始めはちょっと読みづらかったけど、後半は姫川の恋がほぼメイン?で、一気に読んでしまった。 姫川シリーズで一番好きかな。

    0
    投稿日: 2013.03.28
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    映画を見てから読んだ本作。多少の変更点はあれど、2時間できちんと描けていたことが分かりました。相も変わらず死体の描写はエグく、首に違和感を感じてしまったくらいですが・・・(読んだ方ならどこの描写かはお判りでしょう)。 姫川班ファンにとっては書いてほしくない話ですが、だからこそ書いた誉田さんはなかなかすごい方だと思います。海外のある国では視聴者の意見を反映してドラマの結末が変わることがあるそうです。読者の"期待通り"を裏切ってこそのナマモノ感を書く。うまくいくことばかりではないし、姫川も完璧ではない。 でも、姫川の「正義感」にはやはりスカッとさせられました。これからの姫川玲子シリーズに期待。

    0
    投稿日: 2013.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キリっとした姫川さんが大好きなんですけど、 その姫川さんの恋の落ち方が、ちょっと雑っぽくて、残念でした。 事件内容も、以前からみると、軽くなったような・・・

    0
    投稿日: 2013.03.27
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    マキタは大沢たかおのイメージじゃないなぁ。 ミステリー的にはイマイチだけど、恋愛物としてはよかったかも。 ドキドキしますた。

    1
    投稿日: 2013.03.27
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    姫川シリーズ。映画を観る前に読んでみた。いつもとちがう感じで姫川なんだけどなんか違う!?みたいな本でした。映画とは多少違いもあるけどやっぱり本が好き。

    0
    投稿日: 2013.03.26
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    大好きな姫川玲子シリーズ★ が、しかし! まさかの姫川班解散の危機! かつ、姫川玲子の恋愛模様が描かれることに。。 相手が菊田じゃないのが、、苦笑 今までトラウマで恋愛なんてまともにできなさそうだったのに こんなさらっと一目惚れに落ちてしまうなんて、、と思いつつ。 でもやっぱり玲子主任かっこいいよ! 人間臭くてもいいよ!

    0
    投稿日: 2013.03.25
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    姫川玲子シリーズの第4弾です。 先月映画を観に行きました。 私は映画を観てから原作読もうと思って映画を観に行ったんですが、ちょっと後悔。 内容がややこしくて1回映画を観ただけじゃ理解できないところがありました。 それでも、すごく切なくて思わず中盤とラストで泣いてしまったんですが。 小説の方もやっぱりややこしかったです。 特にヤクザのことなんか全然わからないので、組とか会の名前が覚えられません。 組同士とか構成員の関係性がよく分からなかったです。 どっちが偉いんだっけ??とか思いながら読みました。 内容はやっぱり切なかったです。 姫川と牧田の関係性がもう何とも言えません。 映画のシーンを思い出しながら読みました。 ただ映画では姫川と牧田と菊田という三角関係を描いていたけど、小説は菊田がほとんど関係してこないのが残念です。 菊田だけじゃなくて姫川班もほとんど出てこないですし。 なので小説ももちろん良かったんですが、私的には映画の方が好きです。

    0
    投稿日: 2013.03.24
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    玲子が恋愛モードに突入するのがあまりにも唐突すぎる。そして全てが終わったときの玲子の感情がさっぱりしすぎる。かなり違和感。

    0
    投稿日: 2013.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川玲子シリーズの4冊目。 映画化のキャンペーンで、表紙と同じサイズの帯がかかっていた。 竹内裕子がかっこよかったり、帯裏にちょこっとだけ著者と映画監督の対談が載っていたりして、お得感にほくほくしながら購入。 で、内容について。 (毎度のことながら、原作と映像化の比較になっちゃうけど) この原作のほうが牧田がかっこよくてテンション上がった。 これなら玲子が惚れちゃうのも分かるわー。 2人の心の揺れ動きにニヤニヤが止まらなかったです。ごちそうさまです。 山場の展開も、この原作の方が劇的で良かった。 シゲルについてはストロベリーナイトの2番煎じな感があったけど、 それでも、こういう文章で表現するからこそできるトリックって好きだなあ。 そして恒例の菊田について。 途中でフェードアウトして、土俵にも上がっていないとは…! さすが原作菊田だぜ…! でもおかげで、映画での「アレな現場に居合わせる」という最悪の展開は免れたわけで。 うむむ、良かったんだか悪かったんだか。

    0
    投稿日: 2013.03.10
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    とりあえず、牧田がかっこ良い‼これに尽きる‼ 後半は事件の真相よりも、玲子と牧田の絡みだけでお腹いっぱい!ごちそうさまです。 大沢たかおがこの渋いかっこ良さをどこまで演じきれているかは分からないけれども、映画も観たくなった。 てか、原作版菊田の空気っぷり(笑) これは相当頑張らないと、玲子を射止められない気がしてきた。 内容もちゃんと読み応えあったし、描写もグロくなかったから、姫川玲子シリーズでは一番好きかも。

    0
    投稿日: 2013.03.08
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    読み終わってしまうのが残念に思った本は久しぶりかも。 槇田が格好良すぎて。。。姫川同様、恋しました! 格好よかったな~

    0
    投稿日: 2013.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相変わらずの警察組織。上司の命令に背く連中。玲子は単独で操作を始めるが実は・・・。今回は姫川班と別れて捜査のせいであまり班の連中が出てこないのは残念。ラストでまた次が読みたくなる。どうなる姫川班。とにかく、面白かった。

    0
    投稿日: 2013.03.06
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    昨日読み終わり。正義ってなんだろうと考えさせられますね。正義を貫きたくて頑張った結果、好きな人を疑って、大切な仕事仲間を巻き込んだ。手にしたのは真実のみ。ストロベリーナイト、ソウルケイジに比べるとちょっと鼻白む展開かなと。。最後、姫川が前向きになってる描写があってよかった。インビジブルレインのタイトルもうまいこと絡めてあり良い。

    0
    投稿日: 2013.03.01
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    映画を先に読んで、本を観た。 映画でモヤッとしたのを解決できるかな、と思って。 やはりこの人の本はとっつきやすくて面白い。 それぞれの心理描写も素晴らしい。 映画とは大分違う点があるんだね。 ふむ、川上は両刀。 川上は両刀、ふむ。 結局何が言いたいのか、というと、 たけうちゆうこのお尻が最高なのだ。

    0
    投稿日: 2013.03.01
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    誉田哲也さんの姫川シリーズらしいが、先行作より先にこの映画原作を読みました。ほんと、誉田さんは女性キャラの心理描写がうまい。独白中心で突っ走るそれぞれの内面がきっちり描かれている。それだけに映像化は難しそう。 姫川班としての動きがあまり無いので、そこは前作読みましょうということか。 ラスト、鳥取県警に飛ばすのが最果て流れみたいな書き方は鳥取出身には扱いキツいな。

    0
    投稿日: 2013.02.27
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    姫川シリーズ、相変わらずの面白さ〜♪ 一気読みしたー! さて、原作読んだし、めちゃかっこいいと噂の大沢たかおと西島秀俊を拝みに映画館へ行くかな♡

    0
    投稿日: 2013.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初誉田さん作品。知り合いから、読み終わったからあげると言われて、読み始めたのがきっかけでした。 当然、シリーズものの女刑事のサスペンスものだと言う事も知りませんでした。 姫川玲子は、美人だけどオヤジの様な性格。でも、部下や同僚からの信頼は厚い。話が進むにつれて気になるのはやはり、ヤクザの牧田との関係。任侠を重んじ、曲がったことは大嫌いという玲子と似たような性格ながら、刑事とヤクザと言う関係がどうなっていくのかは気になりました。 事件のキーパーソンとなる柳井健斗と言う少年に対して内田貴代は淋しい似た者同士だから、好きになったと言う。柳井は最後亡くなるのだけど、最後の最後で本当に大切な人の存在に気づく。 確かに、切ない部分もありますが、地に足を付けて、正直に生きる女性はカッコいいなと思う作品でもありました。

    0
    投稿日: 2013.02.22
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    終章で「えー…」って思ったのは私だけじゃないはず、、笑 でも面白くて引き込まれたし、映画もますます見たくなった。 最後の竹内結子と作者の対談もよかった。

    0
    投稿日: 2013.02.21
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    はじめて『姫川班』を読んだ。ドラマも見てなかったし、女優さんは知ってたけど。 ほぉ、こういう話なんだ、と思いながら読み進めて。 ラストにはちょっとビックリ。

    0
    投稿日: 2013.02.19
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    姫川玲子シリーズ。シリーズにするほど魅力的な主人公とは思えない。話は普通に楽しめた。が、前作とのつながりも薄く。どこから読んでも変わりない感じ。

    0
    投稿日: 2013.02.15
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    映画を見てから原作を読んだので 大まかな流れは頭に入っていたけれど 原作の方が面白かった。 上から追ってはならないと言われた柳井健斗。 姫川は単独で捜査を続ける。 彼を追う途中で出会った極清会の牧田。 この牧田と姫川の恋愛が、なんだろう・・・ちょっと、切ない。

    0
    投稿日: 2013.02.15
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    映画の方がすっきりしてる感 小説は少し姫川の描写が以前から「男目線で描いた女」感があったけど今回も同じく。あんまり口語が雰囲気にあってないのかな。 人間模様に重点を置いたのは柳井の描写する為にはよかったけど、この類の小説にしては種明かしの簡潔さがさらに目立って物足りない感じ。

    1
    投稿日: 2013.02.13
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    おちてゆく、光の欠片が。 雨音とともに、おちてゆく。 そんな感じの余韻が残った、姫川玲子シリーズ・長編第3弾。 映画を観に行く前に、と何とか一気読みしてみました。 イロイロと織り交ざった雨糸がどこか、せつなくて。 誰にとっても雨なのか、そして、その雨は温かいのか冷たいのか。 そんな感傷に引きずられたのか、ラストの哀切さもまた一段と。 次作『ブルーマーダー』、俄然気になってきました。。 で、映画もようやく鑑賞、細かい設定は異なりますが、大枠は同じで。 テーマ曲の入り方が秀逸だったなぁ、、あとは「レイン」の表現も。 なんとなく菊田(西島さん)がカッコよすぎだ!と思ったくらいで、 大沢さんを含め、いい男がそろい踏みでした、、豪華ですね~ 個人的には、ガンテツ(武田さん)がいいなぁ、なんて。

    3
    投稿日: 2013.02.12
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    姫川班の他のメンバーの出番が少なくてちょっと寂しい反面、姫川の初めて見せる女の部分にドキドキさせられました。牧田のキャラクターも素敵で、映画が見たくなります!

    0
    投稿日: 2013.02.11
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    結末はやっぱりさらっと流れるんですが、今回玲子にとっては色んな転換期で、今後どうなっていくのか気になりました。犯人は途中から怪しいな、と思っていたのでやっぱり。という感じでしたが、その関係には驚きました。誉田さん、詰め込み過ぎですよぉ。

    0
    投稿日: 2013.02.11
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    姫川シリーズ4冊目。 現在公開されている映画の原作です。 だいぶ、リメイクされてたんですね。 ラストの和田さんの組織に対する考え方の件が印象に残りました。 牧田には生きていて欲しいな。

    0
    投稿日: 2013.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を先に観ていたので、少し話の運びが違うなとか、 姫川班の出番が少なすぎて寂しいなとか、 映画の方がエグイ!(菊田への仕打ちが容赦なさすぎ!)とか 色々と思ったのですが、原作には原作の良さがあり、甲乙つけがたい! 巻末の、作者の誉田さんと姫宮役の竹内さんによる対談も必見です。 姫川と牧田の駆け引きが双方の視点で描かれている部分は、 手に汗握る展開で面白かった! 柳井の内面も原作ではより詳しく書かれていますね。 ただ、最後バタバタッと終わってしまうので、 各キャラへのフォローが思ったよりなかったりして、 あれ、これで終わり?!という感じですが・・・。 和田一課長の言葉にはグッときました。 今作が最終作かと思いきや、新作が発表されているのですね! 一区切りを経て、今後姫川シリーズがどのような展開になるのか楽しみ。 (2012年7月26日購入、2012年1月20日読み始め、2013年2月6日読了)

    0
    投稿日: 2013.02.07
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    2月-2。4.0点。 自分には珍しく、2度読み。ブルーマーダーを読み始めたら、 忘れている部分が多く、購入。 やっぱり、このシリーズ面白い。 あっという間に読めた。再読して、再確認。

    0
    投稿日: 2013.02.05
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    姫川玲子シリーズ。 ドラマから入り、とても気になって読んだ本。 警察官とやくざのかけひき・淡い恋など、 心理描写がとても気にいった作品。 姫川班があまり登場しない事が唯一、残念。 映画でどう描かれているか、期待したい。

    0
    投稿日: 2013.02.02
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    姫川シリーズ4作目。本筋はヤクザがらみの話なんだけど、今回は玲子が恋をしてしまう、というおまけ付き。 玲子の単独捜査がメインのため、姫川班はほとんど出番なし。捜査班でペアを組んだ下井や和田課長のセリフは良かった。國奥先生もね。

    0
    投稿日: 2013.02.01
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    んー、ちょっと期待しすぎてたかな。 映画を先に見て、原作を読んで 映画では描かれきれてないとこを 補完したいと思ってたけど… 私は映画の方がしっくりきた。

    0
    投稿日: 2013.01.31
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    実は昨日映画を観たのですが、何か物足りないと感じました。原作できっちり描かれた柳井の内面が映画では割愛されてしまったせいですね。映画は姫川と牧田と菊田の三角関係メインになっちゃってたなぁ。そして菊田がひたすら悲惨。時間的に制約があるから仕方ないとはいえ、映画はもう少し他の登場人物についても描いて欲しかった。原作は柳井の決意、和田の決意で泣いたけど、映画はちょっと、ふ〜ん、で終わったし。ただ原作は姫川班の出番が少ないのが残念。

    1
    投稿日: 2013.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぐああああ。 切ない、せつなぎる。 牧田かっこいい。いい男だ。 玲子も本当にいい女だ。 互いの闇に気づいても、それを受け入れて惹かれ合い、出会うべくして出会ったのに。 あああ、救われないよ。 二人には幸せになって欲しかったよ。

    0
    投稿日: 2013.01.31
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    姫川シリーズ第四弾! ちょっと登場人物が多くて暴力団系の組織の人間関係とかがごちゃごちゃしましたが、その分一気に読んでよかったです。 これは映画のが分かりやすくていいかも。 恋愛要素は珍しくて新鮮でした。 そして姫川班がまさかの…! 次の展開が気になります。

    0
    投稿日: 2013.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマからハマって原作シリーズを読み始めて第4弾。 ドラマと原作を見ながら なんとなく感じてたのですが このシリーズは映像化した方がおもしろい・・・のかな? 小説だけで考えると 登場人物が多すぎて誰が誰だか混乱するし 警察内部の仕組みとか役職、 それにプラスして暴力団の仕組みとかもあって なんだかとにかくちょっと疲れる感じがします…。 この作品はなんか… 読み終わった瞬間はちょっと期待はずれだったかなと思いました。 姫川班が大好きなので全然姫川班出てこないし!って思ったし なんかあれだけいろいろ引っ張っておきながら 最後の事件解決が雑な感じというか…。 姫川の単独捜査がたんたんと進むから イマイチ盛り上がらないというか。 牧田は死んじゃうし…という感じでした。 ただ、映画は大沢たかおが素敵なので ぜひ見たいと思います。 でもこのキャスティングじゃなければ見なかったかも。 このシリーズはもう見なくていいかな?と思いつつも ばらばらになった姫川班をどう描くのかが気になって ブルーマーダーも読んでしまいそうです。

    0
    投稿日: 2013.01.28
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    映画公開に先駆けて読んでみた。なんかこんな風に一度壊してしまうのもありなんだなぁ、とびっくりしつつ感心。今後の姫川シリーズがさらに気になってきました!

    0
    投稿日: 2013.01.27
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    この姫川玲子警部補シリーズは好きな物語です。人と相容れないものを内に持ち理解されないだろうという諦念を感じさせる女性には非常に惹かれる自分がいます。今回唐突な恋愛模様もあり違和感も感じましたが、それもありかなというところです。映画原作となるようですがスクリーンでも見てみるかな。

    0
    投稿日: 2013.01.27
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    今回姫川班としてはほとんど登場しませんでした。 ほぼ玲子の単独捜査です。 私はそれがちょっと不満(笑) 姫川班が好きなので。 まぁとりあえずそこは置いておいて、ストーリーは面白かったです。気になって一気読み系ですね。 ただ、途中まではかなりのめりこんで読みましたが、私は「玲子の恋愛必要か?」って思ってしまって・・・ 単に私が菊田派であるってだけの話かもしれませんが。 そして最後の事件解明がバタバタっと突然なされた感が強かったです。 最後の最後には驚きましたが! 続きはどうなるんだろう~。 今回ちょっとしっとりしすぎた感がありましたので、また最初の「ストロベリーナイト」みたいに色んな意味でエグいのが読みたいです。

    0
    投稿日: 2013.01.25
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    後半ぐっと引き込まれて、とても面白かった。 ただ、姫川班がバラバラになってしまったのは、非常に残念だった。

    0
    投稿日: 2013.01.22
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    いつもの姫川玲子のするどい勘による事件解決とかではなく、登場人物そのものにスポットを当てている印象が強かった。 いつもの姫川班や勝俣、日下の出番は少ないものの、いつも出番少なめの今泉などにスポットが当たるのも新鮮だった。 この本は、ストロベリーナイトの映画原作ということだけど、原作に出てくる人物の見た目と印象が違う西島さんの菊田のように、原作の描写とは少し違う牧田を大沢さんがどんな風に演じるのかが楽しみです。

    0
    投稿日: 2013.01.21
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    姫川、牧田 達の心の内が場面場面で時系列でなく語られているため読みずらかった。 恋の話しは良かった。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このシリーズにしては珍しい恋愛要素がちょっと入ってて、意外な感じでした。 読みやすくて続きも気になったけれども、結末はもうちょっと救いようはなかったのだろうか、、、 と残念でしたが、こういう終わりもありなのかな。 姫川と牧田さんとの関係が案外あっさり終わってしまって、もうちょっとちゃんとした落とし所を見たかったかなぁ。 なんというか「警察」の上の方の人たちというのは、どうして隠蔽しか考えないんだろうなぁ、とか思ってしまいがちなのですが、和田さんの決断は素晴らしかったな、と。 姫川班の解散や異動に驚きましたが、これから先またどういった展開になっていくのか、楽しみです。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    ちょっと、ミステリー性に欠けたのが残念だが、姫川の恋愛、姫川班の解散という結末は想像しない展開であり、この後、どうなっていくの、と期待を持たせるものだった。 和田課長、今泉係長他の人間性が、映画の中で、どう表現されるのかも楽しみ。

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    投稿日: 2013.01.19
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    誉田哲也にハズレ無し。 ここ半年ぐらいで一番の、“読むのを止められない感”だった(^-^)v。 もう少し救いのある結末は無かったものか…(事件の処理)との思いも無くはないが、十分に納得のいく落としドコロに着地されたのが◎。 和田さんの決断に、泣かされた!!! 文句無しで★5つ、10ポイント。 2013.01.16.了。 姫川の“オンナ”な姿は、見たくなかったかも…。 しかも相手は暴力団員…との点で、最初はかなりの嫌悪感を抱くも、途中からはなかなかに感情移入もできちゃったりした(笑)。 連ドラから入った本シリーズのファンならばきっと、“なぜに菊田じゃないんよ?”とヤキモキするのだろうな……とかも思ってみたりして…。

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    投稿日: 2013.01.16
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    誉田哲也のインビジブルレインを読みました。 ストロベリーナイトシリーズの4冊目で、女性警部補の姫川玲子が主人公の警察小説でした。 今回は9年前に起きたえん罪事件の家族が本当の犯人に復讐するという重いテーマの物語でした。 その事件が明るみに出れば、警視庁の幹部も責任を取らなければならなくなるため、上層部からもみ消しの指令が出ます。 その指令と犯人捜査の板挟みになり、姫川たちは苦しい捜査を余儀なくされてしまいます。 事件捜査の中で、姫川は牧田という暴力団幹部と知り合い、彼に惹かれている自分の感情に戸惑うのでした。 そして、最後に明かされる真相が衝撃的で、さすが誉田哲也だなあ、と感心しました。

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    投稿日: 2013.01.09
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    2013/1/8読了。 姫川玲子、ちょっと見損なった!なんて、牧田との恋愛模様では少し思わずにはいられなかったけれど(だって、男嫌いじゃ?)、話のスピードも早いし、複数の登場人物の視点から、ストーリーが進んで行くところが面白くて、ぐいぐい引っ張っていかれた。 警察内部の事情やら、考えさせられるところも多かったし、これから姫川班はどうなって行くんだろう?と心配させられたり、他の作品とはまた違った色合いもあるかな。 それにしても健斗くんの人生って。彼の想いは、結局、貴代さんには届かないの?何とかして、「電波にのって」、届くのかな?と思っていたのに。せめて…。 余談ですが…大沢たかおと西島秀俊の対決だったら、私は今のところ、西島派=菊田派です、姫川さん!(笑) もう少し、出番が欲しかったな。

    2
    投稿日: 2013.01.08
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    予想以上に面白かった。 菊田好きにとっては、菊田の出番が少なすぎて寂しいけど、姫川の気持ちの揺れが出てて良かった。 映画も楽しみ

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    投稿日: 2013.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嫌な予感を抱きながら読み終えたところ、想像とは異なるほうの嫌なラストが待っていて、困惑…汗 個人的には、"もっとも切ない結末"は、ソウルケイジのように思えるのだけれど、このオトシカタには、切なさよりもちょっと驚かされますた。 こうなると、どんな展開もアリになってくるなぁ… 姫川班ファンにとっては、「どーなるこれから!?」って感じです。

    0
    投稿日: 2012.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川玲子の回りの刑事が多く出てきて、途中で誰が誰だか分からなくなった。 しかし、ごく普通の大人だった川上がこうも変わってしまうのもフシギなもの。 牧田の最期はある程度予想とおり。 どんでん返しのようなストーリーではない。

    0
    投稿日: 2012.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    続けざま購入。気分がのっているときにガンガン進めるのが自分に向いていると思います。 警部補姫川玲子シリーズ長編第3弾。 今回はヤクザの下っ端のめった斬り殺人事件。 捜査を進めるうちに本部に入ったタレこみから、事件は大きくその様相を変える。 隠蔽されようとする事件背景に疑問を持ちつつも独自捜査を進める姫川だったが…。 今作の焦点は組織上層部と現場の軋轢です。 ヤクザと警察、どちらも縦のつながりが強いだけに、思うように動けないもどかしさのようなものが描かれます。 また、姫川チームの捜査員よりも、姫川の上司辺りにスポットが当たります。 話自体は素直に楽しめたのですが、部下の扱いが非常に少なかったことと、主人公の暗い過去があっけなく破られていることが残念でした。 ---以下若干ネタバレ-------------- レイプ経験が主人公を蝕む描写がシリーズ通して事あるごとに描かれているのに、ちょっと気に入った男性がいたらその辺ふっとんじゃうのかよ…という気持ちが往々にしてありました。 しかも今までいい感じだった菊田ほったらかしなのが余計にもやもやします。 折角ドラマの台本よろしく恋愛展開もつけてくるならその辺りの人間描写を深くしてほしかった感想を強く持ちました。

    0
    投稿日: 2012.12.19
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    まさか恋に落ちるとは…完全に西島秀俊が脳内イメージに変換されてる私にとって西島を蹴って暴にいく姫川の心理がわからん!! でも映画キャストの大沢たかおをみて…うーん、あるかもと思った。 姫川さん幸せにしてやってよ…

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    投稿日: 2012.12.16
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    どきどきしたー。玲子と牧田との恋愛ゴッコ。玲子はかなりいけてるイメージがあるから、想像力が膨らんでしまった。 男の目から見て姫川玲子のキャラはみんなが好きで、こんなのまわりにいねーかな、なんて思っているのでしょうね。

    0
    投稿日: 2012.12.12
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    映画版ストロベリーナイトの原作。 『姫川玲子が恋をした…』っつー帯につられて購入。 うん、満足。 姫川玲子が可愛くて、恋の行方が切なくて。 大好きなシリーズは、まだまだ大好きなままで☆ 姫川玲子=竹内結子なもんで、小説読みながら、頭ん中では勝手に映像化。 一月公開の本作が楽しみ◡-)☆

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    投稿日: 2012.12.11
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    姫川シリーズ第4弾。事件の謎解きよりも、姫川と、彼女が惹かれてしまう男性との関係性が重視されていた印象で、事件の幕引きはなんだか唐突な印象でした。私がそちらにばかり気を取られていただけかもしれないですが。

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    投稿日: 2012.12.08
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    姫川が可愛くて、有り得ないんだろうけどうまくいけばいいなぁと… 牧田!男前過ぎるキタ─(∞UwU艸)─! 最新作買いに行こ♪

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    投稿日: 2012.12.06
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    姉を殺され、また誤認で自殺に追い込まれた父。健斗はアルバイトをしながら、その真実の犯人をおい続ける。また情報提供で金を稼ぐこともやっている。そこで石堂組の牧田と知り合う。暴力団の小林が殺害されその事件を玲子(警視庁)らが追い続ける。 警察幹部の自己保身、組織保身が描かれ面白い構成ではあるが玲子と牧田の恋愛場面等々やや関係ないところでしつこさを感じた。

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    投稿日: 2012.12.02
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    ここにきてシリーズの大きな転換期か?? なんか続編が連載中らしいが、この後の展開はレギュラー陣を含めてどーなってるんだろうか? そもそも、このシリーズの着地点はどこを目指してるんだろ?? 作者の意図が全く読めない、、、と言ったのが読了後の素直な感想かと。。。。。 ある意味では前作「シンメトリー」に引き続いて玲子の人間性、しかも「女性」といった部分を掘り下げたような展開になっている。事件中心の展開よりも人物中心になっている辺りは、シリーズ初期作品とは異なる最近の傾向なのかもしれない。。 そのせいか、初期作品に比べると緊張感やスリリングさは欠けている。その一方では物語自体のスピード感やテンポは損なっていないし、従来通りに警察内における軋轢や個性豊かなレギュラー陣の活躍も健在でシリーズ作品としては十分に楽しめる仕上がりだ! まぁ、日下や勝俣がちょっと控え目な感じはしてしまうけど… それと、ちょっと気になった点としては警察上層部の圧力があるとはいえ、玲子の単独行動が目立つ部分だろうか。 作者がシリーズをどのように持っていくのかは分からないが、やはり「姫川班」というチームの有り方であったり、そこでの玲子のポジショニングも本シリーズの面白味だったはずだけど、本作ではその部分が省かれてしまっている。 本作では玲子の「女性」の部分にフォーカスするとしても、チームリーダーとしての魅力を省いてまで"個人"に拘らなくても良かった気がする。 等々あるが、とにかく柳井健斗の背負ってきた人生も玲子の恋物語も悲劇的な結末で終わるという、まぁ救いのない物語だった。。 …そんな彼らに負けず劣らず救われないのはシリーズ一貫して菊田なのは否めないが。。。

    0
    投稿日: 2012.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川さんのぐっと彼に惹かれるところとか、 本筋と違うところでかなりおもしろくなってたのですが、 最後はなんていうか悲惨な終わり方・・・。 報われない主人公。 作者はなかなかヒドイ人ねー。 次の話が楽しみや。

    0
    投稿日: 2012.11.26
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    雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨。雨 まるで、姫川と牧田のココロの内を表したような作品に漂う雨。 二人の間に晴れ間が訪れないかのよにまとわりつく雨。姫川の過去の感情と共感してしまう牧田の過去。

    0
    投稿日: 2012.11.24
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    なんだよー、警察熱いな! 玲子の上司たちが身を挺して若い世代に託す辺りからめっちゃ燃えるよ で、あのラストでしょ なんか、ベタなのかもしれないけどジンとくるものがあったね ここからが姫川玲子の始まりって感じがする ごちそうさまでした。

    0
    投稿日: 2012.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川シリーズは毎回面白く読みつつも、その姫川自体にモヤモヤすることがあったのだけれど、今回はそれがなかった。加えて牧田や和田課長など脇役がどれも光っていて話の面白さをさらに引き立てている。本当に映像化に向いている作品だと思った。同じシリーズの「ストロベリーナイト」と「ソウルケイジ」をまた読みたくなった。

    0
    投稿日: 2012.11.20
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    まさか姫川が、まさか十係が、という話。個人的にはストーリーにちょっと不満が残るけど、次回からどうなるのか。。

    0
    投稿日: 2012.11.19
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    今後の玲子がどうなっていくかが、楽しみです。 再び、姫川班を再集結させるために、今まで以上に突き進んでいくんだろうなぁ。 ひそかに、次回井岡がどんな形で登場してくれるのかも楽しみです。

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    投稿日: 2012.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん。わかるんだけど。 映像化意識しすぎ? スピードもあってあっという間に読み終わって、面白かった。 でも、引っかかる。 事件より、登場人物が中心すぎるというか。 事件がおざなりになってるわけでもなく、犯人だって途中でわかっちゃうけど、なるほどって展開だし。 うーん。 でも読みたいのはこれじゃなかった感が。 玲子の恋愛話はそんなに読みたくなかったのかも。 妙に乙女な玲子に、読んでるこちらがモジモジしてしまう。 裏社会の抗争も好きじゃないっていうのもある。 あ。そうか。枚田sideが邪魔だったのかな。 玲子側から目線で、ワルなの?どうなの?っていうドキドキがあったら、もっと盛り上がった気もする。 これでシリーズ終わりじゃあないよね?いろいろと複雑な今回。 最後はやもえないとは思うけど、あのメンバーが好きだったのになあ。

    0
    投稿日: 2012.11.13
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    女性刑事がヒロインの姫川玲子シリーズ第四弾 著者のダーティ?ブラック?な部分が… グロイ表現?描写?がキツいか。。 展開は悪くないのでサラッと読めてしまう!

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    投稿日: 2012.11.11
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    姫川の人間性、今回は特に女としての姫川を見れた。最後はどれも切ない感じになるが、今回は姫川の立場で切なかった。菊田とは何もなかったかぁワラ

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    投稿日: 2012.11.08
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    今までの姫川玲子と違う感じ。 もっとトゲのある感じだったのに、今回の玲子はしっとり?感♡ 生々しい感じとかが苦手な人にも読みやすそう‼

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    投稿日: 2012.11.04
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    これまでの姫川玲子シリーズとは違って、しっとりとした肌触りの一冊。ミステリであり警察小説なのだが、物語の主軸は「切なさ」と言ったところ。最後に心憎い展開もあり、面白く読めました。

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    投稿日: 2012.10.31
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    姫川の恋。 そして切なくも熱いラスト。 何でもっと早く読まなかったんだろう? 積読にしておいて損した1冊。

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    投稿日: 2012.10.28
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    あまり活字が得意ではありませんが、ドラマなどの原作は入りやすいです。読んでると勝手に頭の中で登場人物が動いてくれます。この作品は映像化予定ですが、マキタさんが良く動いてくれました♪特にマキタさんとレイコの場面は好きですvv 次を想像しながら、とても楽しかったのですが、最後の結末が!!くッ!マキタ!! 映画楽しみです。どうなるのか~?

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    投稿日: 2012.10.28
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    ストロベリーナイトの原作と知らずに読んだ。途中でデジャブもしくは類似した本を読んだのかと不思議体験も味わえた。ページをガンガン捲りたくなるストーリー。

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    投稿日: 2012.10.25
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    このシリーズ、最初の「ストロベリーナイト」は少し描写がエグいかと思ったが、すっかり万人向けの作風に。主人公の抱える闇も少しずつ薄まってる気がするし。。。まあ、いつまでも暗い作風で行くにはもったいないキャラクターだし、映像化もあるし・・・。 今回で捜査1課から外れちゃったので、次回作は所轄で暴れる感じでしょうか!?部下のメンバーも変わるみたいだし、いよいよ大幅リニューアルで売れ線狙いですかねぇ。。。

    0
    投稿日: 2012.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読了。相変わらずエグイ内容だが、引き込まれる。結局一睡もしないで一晩で読んでしまった。以前に会社の女の子に紹介してもらって読み始めたシリーズだけど結構はまってる。。

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    姫川シリーズ好きだけど。 ドラマ化してからどうも・・・って思ってたらこの本は映画化なのね・・・ でもマキタ役が大沢たかおってのは気に入った!w いつもの血生臭い感じではなく「女子向け」って感じの内容でした。ちょっとがっかり。

    0
    投稿日: 2012.10.19
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    「姫川シリーズ」4作目。映画化原作です。 シリーズの中でも「警察小説の警察小説たる・・・」的な感じが一番強い作品だと思います。それがストーリーに重要な軸でもありますが・・・ 姫川の“女性面”を描いているのも興味深いですが、何より展開の妙が・・・ とにかく、今回も一気読みでした!

    0
    投稿日: 2012.10.18
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    前作までとはちょっと違った今作。でも面白くて一気読みしてしまった。 映画化されるそうですが、マキタ役が大沢たかお氏とは!楽しみです。

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    投稿日: 2012.10.18
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    久しぶりに姫川玲子の世界に浸りました^_^ ストロベリーナイトの衝撃以来、ずっと読んでいます。竹内さんが演じると知ったときは正直かなり違和感がありましたが(^^;; ここまでくると思い浮かぶようになりましたσ(^_^;)

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    投稿日: 2012.10.17
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    姫川玲子が新しく捜査本部に加わることになったのは、ひとりのチンピラの惨殺事件。被害者が指定暴力団の下部組織構成員だったことから、組同士の抗争が疑われたが、決定的な証拠が出ず、捜査は膠着状態に。そんななか、玲子たちは、上層部から奇妙な指示を受ける。捜査線上に「柳井健斗」という名前が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだが…。幾重にも隠蔽され、複雑に絡まった事件。姫川玲子は、この結末に耐えられるのか。

    0
    投稿日: 2012.10.16
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201210/article_4.html

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    投稿日: 2012.10.15
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    読了!★☆☆☆☆ 誉田哲也「姫川玲子シリーズ」 あーカッコ悪い。ダサイぞ姫川。いいとこまるで無し。 これで姫川シリーズも終わりだな。 近親相姦は勘弁して欲しい。 実行犯が実は“アレ”だったってのもちょっと… 誉田作品は好きでも姫川シリーズはちょっと…という人も多いのではないか。自分もその一人だが。 “女”の刑事はいらない。

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    投稿日: 2012.10.13
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    どうしようもなく切なくなった。 最後に姫川が希望を持って前に進もうとしている描写はあるものの、それでは満たされないくらいすべてが切ない。 とくに、気持ちはわかるんだけど・・・衝動的・本能的な恋は急展開過ぎて全く感情移入できなかった(´・ω・`) 菊田の存在が軽視されててほんとにかわいそう。 ここまで覆すなら今までのじれったい感じは一体・・・? 組織論的なところは「踊る~」シリーズと通じるものを感じた。 事件展開は相変わらず素晴らしい(・∀・)

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    投稿日: 2012.10.12
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    シリーズ中、一番無難な事件かもしれない。猟奇的でもなく、不気味でもない。 何となくそういう特色が姫川シリーズな感じなので。 評価を4にしたのは、個人的趣味にはまったからです。 ゛シリーズ中、もっとも切なく熱い結末゛とあったけど、まさか玲子の恋愛が絡むとは。 でも、納得の相手だったりする。頭が切れる人ほど、冷静になれない時の本能には逆らいがたい。あ、これは男の方に共感した話。 もともと冷静沈着というよりは、感情的で直感的な玲子なので、この流れはありかと。 そういう意味で、男の視点があることによって、深みがあったのだと思う。

    0
    投稿日: 2012.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読み。前作を読んだときはドラマを観ていなかったので字だけを追った感じだが、今回はドラマの顔ぶれが浮かんできてさらに面白かった。 今回は10係のメンバーとのシーンはほとんどなく姫川の単独捜査。捜査の過程で知り合った牧田に心が揺れる。柳井の暗い過去は悲し過ぎるしラストも悲し過ぎる。必死に捜査に打ち込む姫川だけが救いだ。警察の過去の汚点を隠ぺいしようとする上層部と熱い思いをもった刑事の闘い。映画化される原作とのこと。中途半端な映像にならないことを願う。

    0
    投稿日: 2012.10.11
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    いつも通りのスピード感で、あっという間に読み終えました。玲子のどうするとこもできない恋にはまっていく描写にも、どっぷり引き込まれてしまいました。

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    投稿日: 2012.10.10
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    「あたしは、この人に、会いたいと思っている・・・・・」 姫川しゅに~ん!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ グロさはあまりありません らしさは息を潜めてしまった感があるような・・・・ ある人物の一人と玲子の禁断のラブロマンス・・・・・ 玲子に・菊田の出番はあまりないですね~ 玲子の大ファンだと自他ともに認める・井岡も遠ーくの方に追いやられてしまって 邪魔者なし 「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!!」 上層部とのこのような出来事も混ぜながら 陰湿さと派手さはあまりなく その代わりに悲しい、さみしい結末へと…そんな感じがしました http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-196.htmlより

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    投稿日: 2012.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画化の前の心構え、として読了。 姫川シリーズは、姫川班の仲良しぶり、菊田・姫川のやきもきする恋愛、姫川が犯人に寄り添った(危うい)思考で解決する事件、を楽しみに読んでいるので、今作は個人的には辛いことばかりでした。 (もともと原作では菊田と姫川の進展を望んではいけない気もしますが…) まず姫川班としての行動は殆ど無く、ほぼ姫川単独行動なので菊田と姫川の絡みもあまりありません。そこにきて牧田に急速に惹かれてしまう姫川…。 菊田の報われなさが突き抜けていて、読み終わってまず思ったのは「映画版はこうじゃないと良いな…」でした。 もちろん事件のあらましや警察上層部の汚さ、現場の切なさと言った部分は忠実であって欲しいとは思いますが、こと恋愛方面に関しては本当に…。

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    投稿日: 2012.10.07