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インビジブルレイン
インビジブルレイン
誉田哲也/光文社
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総合評価

385件)
3.8
65
170
112
8
5
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長さの割にちょいグダグダ 話がややこしすぎるのかな ミステリーとしての意外さもあまり無い ヤクザ組織の上下関係とか人物とかややこしい 姫川のエロシーンがあるのが意外 9年前の姉殺人事件、その弟が新たな殺人事件の核心人物となる 九年前の事件を掘り返すと、当時の捜査幹部の 失態暴露に繋がる恐れがあり キャリア組は隠蔽を指示するが、 姫川は単独行動を黙認され突っ走る

    0
    投稿日: 2025.10.09
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    さすがの面白さ!相変わらず魅力的なキャラばかりで、なんならヤクザですら良いキャラしてます。 姫川の恋心というかなんというかあれですが、あんまそういうのはいいかなぁとは思っちゃいましたが、、、菊田でいいだろ!的な。笑 まぁでも犯人も予想外でしたし最後まで楽しませてもらいました!

    0
    投稿日: 2025.07.25
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    今ストロベリーナイトシリーズを1冊目から順番に読んでいますが、映画化されただけあって、今のところこの作品が一番好きです。 今回は姫川班のメンバーはあまり登場しませんが、玲子とバディを組んだ下井。口は多少悪いけれども、玲子の事を理解し、何かとフォローしてくれる貴重で魅力的な存在でした。 そして何より姫川玲子が惚れてしまうヤクザの牧田。ヤクザでありながら、理性的な牧田もやっぱり魅力的で、玲子が牧田を好きになってしまうのも納得。でもそんな冷静そうな牧田も、玲子に惚れて少年のようにウジウジと悩んでいる姿もギャップがあって、微笑ましかった。 でも刑事とヤクザの許されざる恋愛。最後はやっぱりそうなってしまうよね… 事件の真相も追いつつ、玲子と牧田の切ない恋愛もあり、この作品はストロベリーナイトの特に女性読者が楽しめる作品だと思います。 読んでいる間はずっと竹内さんと大沢さんで脳内再生していましたが、やっぱりまた久々に映画が見たくなりました。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    姫川玲子の恋の行方が気になる、、といういつもとはちょっと違った読み方でした。 最後の和田課長格好よかった!

    2
    投稿日: 2025.06.22
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    姫川玲子シリーズ。玲子が恋に落ちるなんて牧田はものすごく魅力的な人なんだろうなぁ。映画も見てみたくなりました。

    1
    投稿日: 2025.05.21
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    大好きなストロベリーナイトの映画化された本作。 竹内結子さんと大沢たかおさん、その他個性的なキャストは魅力的。 読みながら頭の中で再生しながら楽しめました! 姫川玲子はやっぱりカッコイイ!

    0
    投稿日: 2025.04.19
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    姫川玲子シリーズ4作目。 今回は牧田というヤクザと姫川が思わぬ展開になっていく事もあり、最終巻のような盛り上がりをみせる。 下井という新しく登場する刑事も魅力的だし、今泉や和田といった上司の熱い思いを感じた。 益々このシリーズが好きになった。

    23
    投稿日: 2025.03.30
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    姫川玲子シリーズ4作目。 今回は、いつもの軽快な感じではなく、シリアスな内容でしたが、とても良かったです。 姫川が、とても人間臭く描かれていました。

    0
    投稿日: 2025.03.11
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    やはり姫川玲子と牧田勲がいい。牧田かっこいいなー。(大沢たかおさん) チンピラが殺されたが、上層部の指示で柳井健斗に関しては捜査をするな、と。そこを玲子ちゃんが捜査をしてどんどん核心に迫っていく。そこで牧田と出会ってドキドキしちゃうお話。 姫川シリーズ、面白い。周りのキャラクターも丁寧に描かれているので、お話しに入り込めるのかな、と思う。

    20
    投稿日: 2025.02.23
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    このシリーズ4作目だけど、今回はいろんな意味で予想外。 犯人云々よりも他の事柄が気になって仕方がなかった。 それに、マキタという男が魅力的すぎて、玲子とのシーンを読む度に心拍数が上がりそうになった。 …警察小説でときめく日が来ようとは。 巻末の対談で『マキタ=大沢たかお』と知った瞬間、最高のキャスティングじゃないか!と密かに歓喜しましたね。 あと、最終的には上手く決着するんだろうなと油断していたので、まさかの展開には驚いた。 でもこういう結末を用意できる人の作品だからこそ、読み続けられるんだよなあ。

    5
    投稿日: 2025.02.15
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    映画も何度も見ておりますが、原作を読み返すのは久しぶりでした。 それぞれに良さがあって凄く、良い。とにかく良い。 映画は姫川と菊田と牧田の人間関係が生々しく見えるし(菊田の哀愁漂う表情が忘れられません)、原作は警察の組織力というか、そういうものにグッとくる。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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     再読だが思い出すのはドラマの雨のシーンのみで、内容については初読時のようにまっさらの状態に戻っていた。こんなに情緒的でグロくない姫川シリーズだったか。菊田が不甲斐ないのは頷けるが、牧田にすぐ惚れるのも唐突でらしくない。運命の相手と言われればそれまでだが、数えるほどしか会っていないのにここまで惚れ込んでしまうのは、それなりにモテてきた姫川のような30代女性の恋愛とは遠い気がする。和田課長が警察官としての矜持を守る部下を庇う姿がとてもカッコ良かった。牧田も不憫だが、柳井健斗はもっと可哀想。

    2
    投稿日: 2025.01.11
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    シリーズ4作目。映画化されたものが大好きで何回も見て内容はわかっているのに、改めて原作を読むと文字を追うことでその背景やキャラクターの言動を想像する楽しさを味わえる。そんなシリーズなんだなと思う。今作は暴力団の構成員が何者かにめった刺しに殺害された事件を追う。被害者が暴力団員ということで組対が出張ってきて何ともやりにくい玲子たち。何故か上からの捜査への謎の規制もかかり納得のいかない玲子は単独捜査に…。禁断のロマンスも芽生えドキドキ。イチオシ鬱陶しキャラの井岡やガンテツもチョイ役で登場。面白かった〜。

    3
    投稿日: 2024.12.29
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    姫川玲子が恋をした!過去の経験や姫川玲子の性格だから惹かれてることをなかなか認めたくなかったみたいだけど。。お互いの立場を考えて足踏みしてしまっていたけれど。。惹かれ合う。。見たい!竹内結子と大沢たかおの禁断の恋!!ハッピーエンドにならないことが切ないけれど。。なんだか姫川玲子っぽいというか。。最初から結末の見えている恋というか。。作者さん、幸せにしてあげて欲しい。 事件の犯人は予想外で最後まで楽しかった!

    19
    投稿日: 2024.12.19
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    前作のシンメトリーが全く響かなかったので今作はどうだろうかと不安ではあったが、読んでみるとストロベリーナイト級に面白かった。 やっぱり読ませる力が凄くあるなと。 全く飽きる事なく最後まで読ませてもらった。 今作では姫川班のメンバーはほぼほぼ登場していない代わりに、極道の牧田が魅力を放ちながら突っ走っている。この牧田が人間臭くてそこに魅力を感じてしまった。 そうそう、柳井健斗が調べているものが何かということは最初の方で想像がついてしまったし、事件の黒幕の存在も容易に分かってしまっていた。というか分かるもなにもそれしかないだろうってかんじで。そこが残念だとまでは思わないが、読み終わった後にもう少し読者を悩ませてもよかったのかな、とは思った。

    1
    投稿日: 2024.12.07
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    姫川が本音を出した感じだが、想像していたキャラから少しだけ外れて、んーん、悲しいやら、楽しいやら。ストーリーは面白い。

    1
    投稿日: 2024.12.03
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    映画化された作品とのことで期待していたのですが、ちょっと拍子抜け… ラスト3割くらいはおもしろかったけど、それまでが長かったです。

    0
    投稿日: 2024.10.18
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    映画化されただけあって、すばらしい作品。 ストーリーの展開と視点を変えながら物語が立体感を持つ、素敵な1冊。

    1
    投稿日: 2024.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を観ていたけど全く一緒みたいな感じではなかったのでより楽しめた。 なんと言っても牧田。やっぱり脳内では大沢たかおさんで再生されるんだけど魅力が大爆発。これは好きになってしまう。 牧田の視点、姫川の視点の両方から語られるシーンが良い。ラブストーリー作品とは違ってキュンキュンよりもギュンギュンで苦しすぎた。 映画では割と最後までいってたけど小説だと途中で電話がなってお預けみたいな感じなのね。菊田も別に目撃したりもないし。 柳井も牧田も過去が過去なだけに私も少し理解できてしまう。姫川も17歳の時に起こった自身の事件で共感する部分があったんだろうなと。 姫川と牧田で幸せになって欲しいけど生きてたとしても叶わないのでどう転んでも切ない。 ⚪登場人物 ・内田貴代 漫画喫茶で働く。 ・ミズグチ 刑事。 ・下井正文 暴力団担当。刑事組織犯罪対策課暴力犯捜査係担当係長。 ・和田徹 捜査一課長。まもなく定年。 ・小林充 29歳。六龍会のチンピラ。 ・志村恵美。 25歳。小林の遺体の第一発見者。 ・奥山広重 二代目奥山組会長。日本裏社会の首領。 ・藤代 検視官。 ・川上義則 43歳。牧田の舎弟。 ・牧田勲 48歳。初代極清会会長。父は殺され、母は自殺、妹は行方不明。 ・謙太、島本秀彦 川上より下のものたち。 ・夏木隆夫 ・伊藤留美(伊藤滋) 川上のパートナー。仁勇会の渡辺が横恋慕。 ・船山 ドゥービーズエージェンシー社長。 ・栗山優菜 ドゥービーズエージェンシー所属。フェイスプロモーションが引き抜こうとしている。 ・坂西 松浪組若頭補佐。 ・武藤 松浪組若頭。 ・飯干武郎 松浪組組長。 ・梶尾隆昌 フェイスプロモーション社長。 ・梶尾恒晴 隆昌の息子でフェイスプロモーション専務。 ・柳井健斗 9年前に起こった事件の被害者遺族。11歳の時に母智子が亡くなる。千恵は2歳上の姉。若松茂之名義の口座を持つ。 ・柳井千恵 柳井健斗の姉。19歳で亡くなる。当時小林充と交際していた。 ・柳井篤司 柳井健斗・千恵の父。千恵の殺しの被疑者。拳銃で自殺。 ・池田晴敏 柳井篤司に拳銃を奪われ後に自殺。 ・平松清忠、藤原幸一、三枝亮 柳井の事件関係者。 ・竹嶋和馬 六龍会を創設。 ・塚田芳文 六龍会の幹部構成員。 ・石堂神矢 石堂組四代目組長。 ・藤元英也 石堂組若頭。三代目仁勇会会長。殺される。 ・山崎恒、安藤信孝、永峰亮一、川田敬次、磯部達郎 相談役。舎弟頭。若頭補佐ら。 ・渡辺勇太 仁勇会。 ・野際 仁勇会若頭。 ・金田幸生 仁勇会舎弟頭。 ・三原鉄男 若頭補佐。大政会二代目会長。 ・佐伯真一 大東建設。 ・井川良和 大西土木の社長。 ・徳永晃 徳永一家総長。妻が井川の姉。

    1
    投稿日: 2024.09.30
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    今作も相変わらず面白かった。 姫川玲子の女の部分が見れる作品でした。 警察組織の闇と、反社組織のいざこざと、恋愛模様と 謎解きミステリーよりも人間模様が中心に描かれていていました。 心に重くのしかかる感じが何とも切なかった…。 今後の展開も気になる…!!

    9
    投稿日: 2024.08.08
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    ここまで読んできた姫川玲子シリーズで一番好きだった。実行犯を除いては、被疑者側の人間、柳井や牧田がとんでもなく悪い人間じゃないからかもしれない。そしてやっぱり玲子は魅力的。

    2
    投稿日: 2024.07.22
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    姫川シリーズ4作続けて読みましたが、ミステリー要素は控えめで、どちらかというと人間模様にスポットがあたる感じですかね。 謎解きを期待する者としては少し物足りなさを感じますが、その人間味に引き込まれていきますね。

    15
    投稿日: 2024.07.16
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    シリーズ5冊目を読んで初めて姫川玲子の女性の部分を垣間見た。極道と解っていながら身を委ねてしまう心情の描写は秀逸です。そしてラストは思わず涙してしまいました。当分姫川玲子シリーズから拔けられそうにありません。

    1
    投稿日: 2024.06.22
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    姫川シリーズ、ハズレがなくてどの作品もとても面白いです。 今回は人間関係中心で、『ストロベリーナイト』のような事件解決時のスッキリ感は少し少ないですが、玲子の感情が多く描かれており面白かったです。 自分も牧田がいい男に見えました。菊田がんばれ。!

    0
    投稿日: 2024.06.21
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    『シンメトリー』に続き、誉田作品七作目。姫川シリーズ、第四弾。今まで見たこともなかった玲子の姿がとても印象的だ。また和田一課長他、彼らが下した結論には警察官としての矜持が詰まっていた——そう、こうであって欲しいと。熱く切ないラストにシリーズ通して読んできて本当に良かったなぁと思いました(^^)

    4
    投稿日: 2024.06.01
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    主人公の姫川玲子をはじめ、それぞれの登場人物目線で進む刑事もののストーリー。 とても読みやすく、私には、心情や情景などの描写もちょうど良く感じました。 前作シンメトリーのような短編より、一つのストーリーになっている方が好きなので、こちらの作品の方が好みでした。 Audiobookで聴きましたが、声優さんが凄い上手いなと思います。

    10
    投稿日: 2024.05.22
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    「マリスアングル」を読み終えて、またイチから姫川シリーズを読んでみようと、これで4作目。 映画も観てみたいな~。 姫川班が捜査に加わったチンピラ惨殺事件。暴力団同士の抗争も視野に入れて捜査が進む中、「犯人は柳井健斗」というタレ込みが入る。ところが、上層部から奇妙な指示が下った。シリーズ第4弾。

    26
    投稿日: 2024.05.10
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    ソウルケイジ読み終わって、すぐに読み始めました。 主人公以外の登場人物も、皆キャラが立っていて、それぞれの人物でスピンオフがいくらでも作れそう。…ガンテツ主人公の話描いてくれませんか?誉田先生。

    0
    投稿日: 2024.04.22
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    班で捜査して、会議でお互いに調べたことを報告し合うのが好きなので、今回は単独捜査だったので少し物足りなかったなぁ。途中、暴力団の組の話が結構長くて、読みにくかったけど、牧田と姫川が会った辺りからは引き込まれた。柳井の話は切なかった

    0
    投稿日: 2024.03.17
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    ★★★ 今月3冊目 姫川シリーズ。 なんか気がついたが最初のストロベリーナイトは面白かったけど、このシリーズで面白いか? やばいまだまだ持ってるよ

    0
    投稿日: 2024.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川シリーズの最新刊。相変わらず最後まで飽きさせないデス。次から新天地になりそうですが、どうなるのかな~?

    0
    投稿日: 2024.01.18
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    著者らしい展開で、思わず唸る。ストーリー等々はいいのだけど、主人公は別の人にしてほしかった。今までの姫川玲子のイメージがあまりに予想外に崩れてしまって、とても残念でならない。菊田くんがかわいそー。

    0
    投稿日: 2023.12.24
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    惹かれるよね、安全よりも危険に。 恋というには成熟すぎる男女の恋初めが、花だなあ。 ここまでのストーリーがこの恋を描くための序章とするのは言い過ぎか。 最後の幕引きは作家のロマンか。

    0
    投稿日: 2023.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川シリーズ第四弾 牧田、いい男だった。大沢たかおを思い描いて読んでいたので尚更魅力的に感じた。 でも、結末はそうなるしかないよなぁ。 今後のシリーズの分岐点。

    0
    投稿日: 2023.11.07
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    姫川玲子シリーズ 面白かった。ヤクザの牧田との恋もあり、姫川の人間性がよく現れていて、引き込まれていった。主人公3人の視点が入れ替わり、飽きずに読めた。

    0
    投稿日: 2023.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白いけど結末が… そうなるよな〜と思うが、ならないで欲しかった いい組織へ変わり始めた姿が見れたから より残念な気持ちになった 事件は9年前 姉を殺され、姉を殺したと思われた父の自殺 家族を失った少年の復讐だった 9年前少年だった彼は 姉を殺した男を殺すことを依頼する 依頼した先が暴力団 暴力団の内輪の事情が間に入って 誰がどの利益を求めたか分かりづらい 姫川は暴力団員の1人に女性として心を開くが その関係も事件解決と共に終わる 9年前、事件を正しく解決できなかったことが 今回の事件に起因しており 捜査一課は解散 姫川を守り育てた全ての人間がバラバラに 当然と言えば当然だが、姫川班のキャラクターが良く非常に残念だった

    2
    投稿日: 2023.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【2023年94冊目】 映画ではなぜか「ストロベリーナイト」のタイトルがつけられている本作。映画も観たことあるので、牧田をしっかり大沢たかおさんに置き換えて読んでましたが、うう、かっこいいですね。悪い人なんですけど。 今までは姫川班の菊田とどうなるのか?みたいなぬるま湯な関係性が描かれていたからこそ、雷にうたれたように恋に落ちてしまう描写の数々がとても良くて。警察官とヤクザという、どうしても相容れない2人なのに、惹かれあってしまうという背徳感も、読者にとってはたまらなかったのではと、一読者なりに思ったりしました。 結末は何度読んでもしょんぼりしてしまって、姫川は吹っ切れようとしてるのに、こっちがまだついていけてない感じですね。

    4
    投稿日: 2023.08.09
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    映画を観てから読みました!めちゃくちゃ面白かったです!玲子を演じる竹内結子さんがずっと頭の中きら離れませんでした!そして、改めていい女優さんが亡くなってしまったんだなぁと思いました…

    4
    投稿日: 2023.05.27
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    読んでよかったです♪ 映画ストロベリーナイトの印象があってーー姫川玲子(竹内結子さん)が、ヤクザ者(大沢たかお)と車の中で。それを菊田(西島秀俊)は遠くから見てしまう・・・だから大沢たかおを好きになれない。ーー ずっとこのお話が読めませんでした。いや読みたくなかった。で、第一作から再読していき、やっとこのインビジブルレインを読了しました。 今なら、大沢たかおさん、よかったです。さらに菊田まだまだ頑張って!姫川玲子、いい。と思います。 おすすめ。続きを読みたくなりました。

    5
    投稿日: 2023.02.04
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    読み終わったあと、なんか切なかったな。 和田さん、めっちゃいい上司だ! 新境地でも姫川玲子の活躍を楽しみにしている。

    0
    投稿日: 2023.02.02
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    姫川シリーズ第4弾。今作は姫川班にとって大きな転機になりましたね。相変わらず玲子も新登場のマキタも魅力的なキャラクターでしたが、今作の主役は和田なのではないかと思います。彼の姿勢からは、上司とはこうあるべきだということを教えてもらいました。今後の展開も楽しみです。

    0
    投稿日: 2023.01.09
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    このタンタンとしたタッチが臨場感あって良いんですよねー 恋と、世代交代と、現状打破からのワクワク。 →感染遊戯へ

    26
    投稿日: 2023.01.07
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    チンピラ・小林充殺害事件が発生。 捜査に取り掛かる、警視庁捜査一課10係姫川班。 そんな中、『犯人は柳井健斗だ』とのタレ込みが入る。 上層部から、『柳井健斗については捜査するな』との命令がくだる… 『なぜ?』… 単独捜査で、柳井健斗の行方を追う、姫川。 柳井健斗は、9年前、姉・柳井千恵を殺害され、父・柳井篤司は容疑者として、自殺していた。そして、小林充は柳井千恵の恋人だった… 柳井篤司は冤罪だったのでは… 真犯人は小林充だったのでは… その恨みから… 一方、暴力団・石堂組内でも入院中の四代目組長・石堂神矢の跡目争いに不穏な動きが出始めていた。 そんな中、石堂組若頭・仁勇会三代目・藤元が射殺される… バラバラと思われた殺人事件が徐々に繋がっていく… 極清会・会長・牧田が、正体を偽り、姫川の前に。牧田が気になり始める姫川。 2人はどうなるのか… 柳井健斗の行方は… 自分の保身のため、捜査を止めるように命令する警視庁刑事部長。 和田捜査一課長を守るために動く、今泉、勝又、かつての部下たち… 上層部に反して、捜査を進める姫川… 復讐への想いが… 恩人への想いが… 交錯する。

    2
    投稿日: 2022.10.22
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    ずっと待っていた姫川シリーズ最新作の文庫。 復讐心が3つ。 全く関係のない、バラバラだった3つが複雑に絡み合った上に警察内部の悪役によって、さらに絡み合い 姫川をはじめとする刑事を翻弄します。 事件の組み立て方は悪くないですがその他の要素が多く、しかもその詰め込んだものを収集できないまま、散らかったまま、終わってしまった感じが残念。 これまでと違い、姫川班のメンバーやその他の刑事の登場は少なく、事件に深く関与している柳井の心理描写、事件関係者の牧田という男性が主軸で、そこに姫川が絡んでいる、という印象です。 今回の作品で姫川の人物像がブレ始めたようにも思います。 人間ですから、ブレた方が現実に即しているのかもしれませんがブレない人間を求めるからこそのフィクションであり、読書でもあるので… 次回作で、今後がどうなっていくのかうまくやってくださいよ、散らかしたアレコレ、キレイにしてくださいよ、誉田さん。と思っています。

    1
    投稿日: 2022.10.12
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    【姫川玲子シリーズ第4弾】 姫川(ひめかわ)班が捜査に加わったチンピラ殺人事件。警察組織の壁に玲子(れいこ)はどう立ち向かうのか? シリーズ中もっとも切なく熱い結末(ラスト)! シリーズ4作目は姫川玲子の人間らしさや大人の1人の女性としての描いた作品だ。 事件を追う中で出会うヤクザの牧田との危険な恋。 牧田が魅力的で実写化では大沢たかおが演じているのだがぴったり。 事件の結末は映画と多少違うので映画を観た方でも十分原作を楽しめる。 姫川玲子の一面を知ることができる1冊だ。 こんな人におすすめ.ᐟ.ᐟ ・ヤクザものが好きなひと ・刑事ものが好きなひと ・サスペンスが好きなひと ・ミステリーが好きなひと ・大人の恋愛が描かれているものが好きなひと

    1
    投稿日: 2022.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非常に切ない。 ラストにあっけなく姫川班がバラバラになってしまうのもなんだかリアルで悲しい。 牧田との禁断の恋愛だったり、上司のかっこよさに痺れる。

    0
    投稿日: 2022.08.09
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    1.ラブストーリー要素が垣間見えていて良かった 2.隠蔽体質な警察役人との対立が上手く描けていた 3.最後もう少し犯人の背景を描いて欲しかった

    0
    投稿日: 2022.08.08
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    中学生のときに読んだ本です。 家にあったはずなのにない…いそいで本屋さんに向かいました。 実写映画化というワードが嫌いな私ですが、この映画は何回もみました。 ストーリーは変わっているし恋愛要素も盛りだくさんになっていましたが、牧田さんと姫川さんが想像にばしっ!とハマったのでみていました。 あのかっこいい牧田さんにまた会いたくて今回読みました。かっこよかったです。ヒーローではないけど。影盛りだくさんのカッコいい人です。

    18
    投稿日: 2022.07.09
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    姫川シリーズを後ろから読んで左遷理由が不明だったが、この作品でやっとわかった。犯人を捕まえて実績を挙げたのに、警察上部の保身の為に命令無視となったという随分と不条理な理由。毅然と対処した直属の上司達が素晴らしい。今作では珍しく姫川の恋愛も出てくるが、こんなに姫川がメロメロになる印象が今までの作品から無い。巻末で作者とTVや映画で姫川を演じた竹内結子の対談が載っていたが、後に悲劇となったのが悲しい。この対談の中で作者の姫川のイメージは松嶋菜々子と明かされているが、確かにそちらが近いかも知れない。

    34
    投稿日: 2022.05.08
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    以前に読んだ小説。映画も観ました!! 牧田さんかっこいいけどなぁ、、やっぱ菊田かなぁ、、 姫川班また結成してほしいよーーー!!

    5
    投稿日: 2022.04.23
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    シリーズ第4弾! 姫川さ〜ん!いくらなんでも、ヤクザに惚れたらあかんと思うで! 今回は、色んなそんな禁断の恋がいっぱいある…姫川さん以上のも… 姫川さんの一人舞台で、姫川班は、ほぼ脇役というか、あんまり出て来ない… チンピラが殺され、タレ込みが… そこには、警察が触れたくないものが… 組織の論理で動く人と動かない人。 動かない人の一員の姫川さん近辺、組織の論理もなんのその、犯人を追求する。 犯人自体も組織の論理で動いてないな。(こっちは、暴力団の方の組織やけど) 良く考えると善悪の両組織とも、上位下達、トップダウン、上がクロと言えばクロって感じ。 そんな論理で動かん人が犯罪を犯し、そんな論理で動かん人が、捕まえる。 想定外になるな… 中には、本来の目的の為に動く人もいて、最後は、何か悲しいラスト(T . T) scrap and buildやな。どんな組織も同じ状態が続くとあかんようになる。常に新しい風を吹かして、良い方向に持っていかんとね〜 姫川さん〜!頑張って〜!

    42
    投稿日: 2022.04.16
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    黒い刑事物のこのシリーズでまさかときめきの感情が生まれるとは思わなかった。牧田と姫川の恋愛模様は切なくてなかなかよかった。

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    投稿日: 2022.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今度は姫川のラブ・サスペンス。 くだらねえ。ガキじゃあるまいし。この台詞。自分はさっきから一体何回呟いただろう。 「殺意」という社会的に受け入れられないもので共感できる槇田も姫川も本能でお互いを欲した。 内田貴代と柳井健斗は「孤独感」という共感で惹かれていったのだろう。 ************ 歌舞伎町の、薄汚れたアスファルトに横たわる、二つの体。 「……いこう」  槇田はシャツの胸元を掻き合わせ、玲子の手をとって横断歩道を渡り始めた。  歩行者信号の青は、もう点滅を始めている。 「ちょっと、槇田さん」 「いいから」  そのまま駅まで走らされた。

    2
    投稿日: 2022.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人が恋に落ちるきっかけって、些細なことだったりするんですよねー。 例えば目と目が合った瞬間だったり、偶然手と手が触れ合う瞬間だったりと、何かお互いに感じるものがあったとき、人は一瞬にして恋をしてしまう。 まさに、姫川と牧田がそんな感じ。 刑事とヤクザ。対極の関係にある二人の恋。 禁断の恋だからこそ燃え上がり、心に残り、そして後悔もしてしまう。 あー、なんか切ないなー。 あと、菊田がかわいそー。 彼の恋心は、いつか報われる日が来るのでしょうかねぇ。

    2
    投稿日: 2022.02.16
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    やはり姫川シリーズは面白い。 それまでとは違う姫川の人間味が垣間見える作品だが、牧田との恋愛模様は思い描く姫川から外れてしまってなんともいえない感情。 それが恋愛なんだけどね… 和田と今泉がかっこよすぎる。

    0
    投稿日: 2022.02.13
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    単純かと思えた糸に、いろいろな仕掛けを加えて複雑な編み物に仕立て上げたところはお見事。しかし、この作品の姫川主任、これでいいのかな。男社会のセクハラのやりとりは、舞台設定上やむをえないにしても、ちょっと女性であることを弄びすぎと思ってしまいました。

    0
    投稿日: 2021.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2021/9/28 読了 過去3作と比べると人間味が溢れていた。 異動になってしまった姫川は今後どのような事件を扱っていくのか気になるところ。 次作も是非読んでみたい。

    2
    投稿日: 2021.09.28
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    引き込まれるように一気読みした。 玲子や牧田が心を動かす描写がとても良い。 二人とも過去の傷を抱えていてどこかが狂っていて、その傷も含めて惹かれ合う存在だったのだと思う。 玲子が誤解したままではなくて本当に良かった。 また組織とは何か、考えさせられた。 和田の組織についての発言が刺さった。 全ての会社に言えることではないだろうか。 違法も合法も関係ない支配と暴力が充満するヤクザの世界 表向きは法を守りつつ違法な捜査も行う警察の世界 どちらも上下関係がある組織 どちらもいつ裏切られるか、いつ自分の立ち位置が奪われるか分からない世界 人から奪えば、人から奪われ、 人から奪わなくても、人から奪われる 警察やヤクザを通して組織の残酷さが描かれていたと思う。

    0
    投稿日: 2021.09.20
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    姫川玲子シリーズ④ 姫川玲子が高身長ヤクザに惚れてしまう…(*´∀`*)ポッ 映画化もされてる、インビジブルレイン。 映画もいいけど、小説もおもしろかったー!!!! 姫川玲子がヤクザの牧田に恋?しちゃう感じに、 可愛らしさを感じます。 が、しっかり事件とも向き合う感じが、姫川玲子って感じ!! かっこよかったなぁー!! 正直、姫川班のメンバーはあんまり出てこないので、 菊田とかが好きだと、物足りないかもだけど、 私は楽しめました!! そして、姫川班は、どうなっちゃうの? この後も気になるから、読むんだろうなー。

    0
    投稿日: 2021.07.31
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    姫川玲子シリーズ4作目。 謎はそんなに複雑じゃなかったけど、一番おもしろかった。 菊田さんが女々しくて好きになれない。

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    投稿日: 2021.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全体的に恋愛の話だった。 玲子いい女だな〜と思える1冊。 菊田が空気すぎて可哀想になった。井岡があんまりしゃしゃらないから今回は可愛く見えて面白かった。 一応川上達あたりで叙述トリックはあったもののやはり今回は人間模様や恋愛に焦点が当てられてるので感想もキャラ萌えになってしまうな…… 警察側だと和田さんとか上司が本当にかっこよかった。

    0
    投稿日: 2021.05.19
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    『ストロベリーナイト(映画)』 『ストロベリーナイト・サーガ』第7話、第8話 の原作。 映像版は映画、ドラマ共に観賞済み。 読みながらフラッシュバックしたのは映画の方。 大沢たかおの牧田というのはドンピシャなキャスティングだったのだなぁと感心した。 小説で印象に残ったのは柳井健斗の彼女の内田貴代。 映画では添え物のエピソードくらいで特に気にしてなかったのだけれど〜まぁ、小説でもサブの更にサブストーリーという位置付け程度ではあるのだけれど〜、所々に数ページ、しかも、クリスマス前後のエピソードとして描かれるシーンがサッカーのシャドーの様に効いて来る。 不安を抱えながらも無垢に気丈に振る舞う内田貴代の心に降る冷たい雨の方が、というか、こっちがインビジブルレインだと思ったよ。おれは。

    0
    投稿日: 2021.03.27
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    最高だよ、、誉田先生、、、 500ページ弱の超大作 姫川玲子シリーズのターニングポイントとも呼べる作品だったんじゃないかなと思う 登場人物それぞれの視点から描かれていて多角的に読むことができる、なおかつどれもんー!いい! 相変わらず情景描写が秀逸でほんとにドラマ見てる感覚 一気読みできるすぐよもつぎも

    0
    投稿日: 2021.03.12
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    映画版の『ストロベリーナイト』の原作。原作のタイトルは、この通りの『インビジブルレイン』なのですが、映画としてはTVシリーズとの一貫性を持たせたものになったんですね。 姫川班解体ですか・・・。警察上層部と、現場の捜査員の確執は、この作品に限らず、多くの小説、ドラマ、映画で描かれていますが、姫川玲子シリーズも、その流れには逆らえなかったと言う事ですね。こういう高級警察官僚が居るとしたら、ちょっと許せないですが。いないことを祈ります。 それと、菊田との関係が進展せずの姫川でしたが、この作品では、なんと!ヤクザ者にときめく姫川が描かれています。そっちもそっちで、中々興味深いです。 最後に、姫川玲子を演じた竹内結子さんと原作者の誉田哲也さんとの対談が収録されていました。ちょうど、映画公開の頃の出版だったんですね。竹内結子さんのご逝去に、謹んで哀悼の意を表したいと思います。

    1
    投稿日: 2020.10.16
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     姫川玲子シリーズ第4弾。  今回はタレコミにより早々に事件の容疑者が浮上。しかし、その人物は警察の過去の汚点でもあり、組織の体面を守るためには追ってはいけない人物でもある。  事件の真実を突き詰めていくことが刑事の使命だが、それによってかえって組織の不都合をあぶりだす結果につながってしまい、信用は地に落ちる。本作はそのような組織が抱えるジレンマに立ち向かう姫川の姿を描く。  そして迎えるまさかのラストに衝撃。

    1
    投稿日: 2020.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川玲子第4弾。激動のストーリー展開で一気読み。ハードボイルドでニヒルな牧田。玲子の牧田に抱く恋心、ちょっと意外でした。牧田の生きてきた境遇や生き方に何らかの共感を抱いたためだったのか。玲子には一気に相手を捲くし立てる口上、悪い相手の息を止めるようなハイキック、ボディーブロー、以前のような猛烈な強さを期待しているが、全見られなかったかなぁ。。。玲子には上司を圧倒する熱い心、ナイフのような厳しい眼差し、部下には可愛らしい態度を望んでます。初期に内田貴代の黒幕説を立てましたが・・・完敗。第5弾も期待。

    5
    投稿日: 2020.09.26
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    ドラマと映画の 「ストロベリーナイト」 の原作本だったんですね。 ドラマは、暗い雰囲気があって最後まで見なかったように思う。 で、この小説もあまり面白くなかった。 というか、私は推理小説は好きじゃないからなぁ。 だから、読み終えるのに2か月近くもかかってしまった。 刑事とヤクザの話。 そういう世界も現実にあったりするんだろうけど、私にはほぼ縁がないしね。 まあ、平和のために存在は必要だとは思うけど、理想を言えば事件が起こってから真相究明するんじゃなく、その真相から今後、未来に向けて事件が起こらないようにする方がよっぽど大事だと思う。 けど、そういう行動があまりにもおかしすぎる。 法律作って、あれダメ、これダメって言ってるだけのような気がする。 まあ、さすがに誉田哲也さんの小説だけあって、細部までしっかり無理のないストーリーでした。 青春小説の方がお勧めだけどね。

    4
    投稿日: 2020.08.20
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    姫川玲子シリーズ。姫川玲子が牧田と恋に落ちるシーンは、映像でみるより、小説のほうがしっくりくる。ただ、どうしても姫川玲子と竹内結子が重なってきますね。 和田課長の「やれるもんなら、おやりなさい。私が、いなくても、警視庁は潰れやしませんよ。」との心意気に泣けてくる。

    0
    投稿日: 2020.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の上司が昔起こした捜査ミスが発端で起きた事件を暴いていくストーリー 玲子が何故急に牧田に惹かれたのかは、よく分からなかったが恋愛色が強くならなかったので良いとする。 色々な組の傘下の話が出てくるので人間関係を整理しながら読むのに苦労した

    2
    投稿日: 2020.07.16
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    やっぱりこの姫川シリーズはいいなあ。読むべき作品の時系列がさっぱり分からないことが本当に悔やまれる。それでも面白いのは、スターウォーズを時系列順に見ても、公開順に見ても面白いのと同じで、作品そのものに魅力が詰まっているから。スターウォーズ観たことないけどね。

    4
    投稿日: 2020.07.05
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    安定の面白さ。極道についても詳しく調べたことが伝わってきた。ただ姫川が極道に惹かれるというのは少し違和感。

    0
    投稿日: 2020.05.05
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    タイトルからしてなんとなく流れは想定できた。かなり込み入った設定。和田課長の男っぷりが泣かせる。○○と玲子の情事は必要か...。姫川班の面々の活躍がスポイルされているが、次作への布石ってことで。

    2
    投稿日: 2020.04.07
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    舞台を新しく作り直す、そんな切欠にされたようなお話だった。 また、登場人物の挙動に、これまでの積み上げてきた人物像からすると、首を捻りたくなるような描写も中にはあった。 ある種、作者の持っていきたい方向性に、お話の流れを無理やり持って行った、そんな感じもするお話だった。

    1
    投稿日: 2019.11.13
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    初めての誉田哲也作品。TVや映画も含めて全く観たことがなかったので、たぶんシリーズで登場している人物をうまく覚えられなかったが、それを差し引いても、のめり込みは少なかった。 文体が軽快なのでほぼ一気読みに近かったが、ラストに至るまでこれといった山場はなく、また読んでいてアッと驚くような展開もなかった。 何より、主人公の女性刑事とヤクザのロマンスの描写が、なんだかなーと思う事が多く、エンディングのオチも含めて今ひとつに感じた。 面白く読めはしたのだが。。

    1
    投稿日: 2019.08.31
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    こちらテレビのドラマで一度見た内容でしたが、かなり読み応えがあり、どんどんと世界に引きずり込まれていきます。 この後のストーリーもとても気になるので、また復活した姫川班見たいです。

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    投稿日: 2019.07.29
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    四作目とのことですが、姫川シリーズ初めて読みました。 「泣ける…」とお勧めされていたので、気になって。 このシリーズ初挑戦だったので、登場人物の多さにちょっと混乱してしまいましたが、スラスラ読めました。 柳井家があまりにも切なくて辛い…。 他のシリーズも読んでみたくなりました。

    1
    投稿日: 2019.06.30
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    映画もドラマも観てるけど、 ほんとのところはどうなのよ、と思ってた。 やっぱり原作のほうが機微があっていいかな。 いやぁ、みんなが牧田がいい、牧田がいいって言うのが よくわからんのよぉ。 なんかさ、狡くて正直さがなくて、 不器用に見せかけてる感じがちょっとなぁと思うのだ。 姫川に事件だけじゃなくて男もちゃんと見ろ! と言ってやりたかった。 ついでに言えば 映画もドラマも役者の顔が好みじゃないから 余計なのかも。 それにしても、悲しい話だった。 ただただ、やるせない。

    1
    投稿日: 2019.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川シリーズとの出会い作。 少し切なくなりましたが、他のシリーズも読んでみたいと思える作品でした。 内容(「BOOK」データベースより) 姫川班が捜査に加わったチンピラ惨殺事件。暴力団同士の抗争も視野に入れて捜査が進む中、「犯人は柳井健斗」というタレ込みが入る。ところが、上層部から奇妙な指示が下った。捜査線上に柳井の名が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだ。隠蔽されようとする真実―。警察組織の壁に玲子はどう立ち向かうのか?シリーズ中もっとも切なく熱い結末。

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    投稿日: 2019.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川の恋愛小説ってそういうことね。それでもやっぱり面白い。伊藤滋を誰が演じてるのかと思ったら、映画は少し違うのね。。さて、感染遊戯に進みます。

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    投稿日: 2019.05.28
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    何年か前に映画で見ていたけど内容は全然覚えてなかったから丁度よかった。今作は今までと違い、刑事としての姫川でなく女性としての姫川が見られる。個人的には終わり方が意外だったため今後が気になる。

    2
    投稿日: 2019.05.12
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     再ドラマ化に合わせて姫川玲子シリーズ再読…と思ったら、これ、読んでいなかった! 恐らく映画を見て読んだ気になっていたのだと思う。映画で印象に残っていたのが玲子、菊田、牧田の三角関係だったんだけど、小説では菊田、ほぼ出てこないじゃん! で驚いた。映画の玲子の方が肉食系で、小説の方が牧田との関係をすごく逡巡しているのが私の好きな玲子でよかった。  それにしてもエンタメ度の高い作品、シリーズだなーと思う。キャラの際立たせ方、文章の読みやすさ、かと言って薄っぺらいわけじゃなくて事件の仕立ても手が込んでいて。映像化も納得。

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    投稿日: 2019.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2012/07/31読了の、再読。巻末の竹内結子さんと誉田さんの対談も必読。事件と対になって、姫川玲子と牧田の距離感、心の動きが、ひしひしと伝わってきて、ヒリヒリと読了。姫川班解体。【ストロベリーナイト】から始まった物語り。大好きなシリーズ。

    2
    投稿日: 2019.03.29
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    姫川玲子シリーズ四作目。 ついに、姫川、極道に恋に落ちたか。 四作目は構成が、前作より視点切り替えが頻繁になったな。 疾走感はかなり増したのは間違いないが、ラスト近くの感動的な場面で、明かされた事実がホモの横恋慕、ってのは...いや、同性愛を悪く言うつもりはないんだけどさ。 とは言え、本文中の「…組織はしがみつくものでも、よじ登るものでもない。それぞれが地に足をつけて、踏ん張って、支えるもんなんだよ…」、と。 上役として、素晴らしいケツの拭き方を見せてくれる。嗚呼、素敵な上司だなー、と。目頭が熱くなる。 ノマドライフとは対極だな。 前作は短編集らしいが未読なので読まんとな。

    2
    投稿日: 2019.03.24
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    姫川シリーズ4作目。 菊田のことを応援してきたのに、まさか姫川が違う人に惚れるとは。 今回の殺人犯の名前にあがる、柳井健斗。それは9年前の事件につながってしまう、とその事件を隠したい上層部。ただ、姫川は事件を解き明かしていくのだが、父親と姉の近親相姦もあり、やっぱり誉田さんの書く事件は見ていて嫌な描写がある。でも、事件とはそういうものなのだろう。 あまり関係ないが、私はドラマを見ようとして、映像では怖くなり本を読むことにしたので、キャストをしらずに4作目まできた。ガンテツが武田鉄矢と知ってちょっと残念。イメージがちがう。

    1
    投稿日: 2019.03.04
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    流石は玲子。今回キレキレ。和田、牧田 の男が、シブすぎる。 組織は、しがみつくもんでも、よじ登るもんでもない。メンバー全員が地に足つけて支えるもんだ。p475 壊して、削ぎ落として、新しいものを取り入れる。

    1
    投稿日: 2019.01.14
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    以前より殺害のシーンの描写が簡潔になった気がする。そして遂に姫川の色恋が動きましたね。やっぱり言うか、女性刑事は極道の男に恋愛感情を抱きやすい傾向にある。玲子も然り。事件の背景に潜む損得勘定、体裁など、善悪を無きにした行動に、現代を重ね合わせてしまいそうになります。姫川班含め、ぞれぞれに散ってしまった勇者達の再会を期待したい。

    1
    投稿日: 2019.01.08
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    ストロベリーナイトとかと比べるとだいぶグロい感じがなくて、気持ち悪さを感じずにスラスラ読めたけれど、なぜ姫川が牧田に惹かれて行ったのかがいまいちよく分からなかった。全体的に「え?!何も殺さなくても」と感じるところが多かったかな。

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    投稿日: 2019.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/10/16 わ、全部リセットした! 救いがないなぁ。 今まで描いてきた人間関係も全部チャラやん。 シリーズ続くの? 牧田さんかっこよかったのに死んじゃって、その牧田に「好きだったのに」とか言うの菊田他みんなに聞かせちゃって、えーなんかどっちつかずでかっこ悪いなぁ。 なんで姫川玲子がこんなに慕われるんだろう。 こっから盛り返すの?

    0
    投稿日: 2018.10.16
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    捜査線上に全く浮かんでいない人物について、警察上層部から「絶対に触るなよ」と言われ、逆にその人物を調べる事から事件が解決する。何、このダチョウ倶楽部的な展開。姫川斑を潰す為の作品。

    0
    投稿日: 2018.10.16
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    今春、放映された原作です。1日で読み切っちゃいました(^^)今までは、姫川玲子の恋愛シーンは菊田とのちょっとした駆け引き程度でしたが、今回は姫川玲子の恋に不器用な感じがイジラシくもあり、微笑ましくもあり恋愛小説かっと思いきや、いつもの残虐な殺しは変わらずで、読みながら想像しちゃいました(^^;)映画見てないんですが、大沢たかおさん演じる牧田というヤクザは本書のイメージにピッタリ(^^)/

    0
    投稿日: 2018.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

     私のイメージしていた姫川とは全然違うイメージの人になってしまっていた長編。  今までは刑事の中に姫川がいる感じだったのですが、今回は姫川の女の部分が思い切りあらわになった話でした。  個人的には、姫川はただの女になってしまっているし、事件で守らなければならなかった人を守れてないし、本当に、いつもの姫川らしくなかった。  まあ、「らしい」というのも私の勝手な思い込みなので、失礼な話かもしれませんが……。  でもこれは、作者さんが男の人だからこういう話になったような気もしています。たまには女らしい姫川を……ということだったのかもしれないですけど、いや、本当、個人的にはあんまり嬉しくなかったです。  というわけで、登場人物の様変わりが個人的に好きになれない話でしたが、物語としてはすごく読み応えがありました。  ここまで姫川を好きになっていなければ、「ふーん」ですませたところ……。

    1
    投稿日: 2018.10.14
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    「インビジブルレイン」 姫川班の転換点。 映画ストロベリーナイトの原作である「インビジブルレイン」(「インビジブルレイン」なのにタイトルがストロベリーナイトだったのか不明で且つ映画と内容は全然違うとのこと)。 これまで姫川玲子は、警視庁や姫川班という後ろ盾があった中で活躍していたのに対し、本作では警視庁上層部の圧力に晒され、誰にも頼れない状況下での姫川の単独捜査(というか単独捜査はいつも通りな気がするが)、そして彼女自身(というか謎の)のラブロマンスが描かれる。本作をもって姫川班、ひいてはシリーズの転換点とも言える結末を迎えることになります。まさに色々ある姫川玲子シリーズ第4弾である。 暴力団末端が殺されるチンピラ事件に「犯人は柳井健斗」というタレコミ入る。しかし、上層部から柳井健斗に関しては捜査しないよう指令が入る。警察は柳井健斗の姉が殺された事件で父親を容疑者と断定し、取り調べを敢行。結果、父を自殺に追い込む形となった因縁の事件があった。過去の事件が明るみに出ることを恐れ、上層部はかん口令を敷いたのだ。上層部の指令を当然理解できない姫川は、姫川班に柳井健斗を追求しないことを伝え、自身で単独捜査(と言うものの肝心の柳井健斗情報は、姫川班の石倉から聞き出す)を始める訳ですが、この捜査がラブロマンスに繋がっていく。 このラブロマンスの相手は牧田勲。極清会会長。石堂組若頭補佐。幼少時代に父親を暴力団関係者に殺され、母・娘共に失った辛い過去がある。その復讐を達成し、服役。出所後、石堂に気に入られ世話にもなり、自身も石堂を慕い極道の世界に入ることになった経緯がある。身長は192cm、アラフォーの男である。 確かに牧田はカッコいい。が、極道は極道だ。だから極道とばれる前に牧田と恋に落ちるのは、可能性としてはアリだとしても、牧田が極道と分かった以降は少しくらいは葛藤があってもよさそうなもの。でも、そんなに葛藤が無いんですよね。あんなに惚れちゃうものかね?と。仮にこのまま牧田が生き残ったとしたらどうするつもりだったのだろうか。どちらも一目ぼれのような形で惹かれ合っていくのだが、それが腹落ちしない。 今回は、姫川よりも和田課長の方が印象が強い。柳井健斗が追求されることで自身の首が飛ぶ可能性がありながらも姫川の単独行動を許可し、最後の会見では親しい記者を利用して柳井健斗の父を自殺に追い込んでしまった事件に関する捜査不手際を告白する。そして、自身の保守しか考えない長岡との差し違えを実現し、警察庁を去っていく。最後には、姫川に金言を残していく。 今回は、この渋い活躍に軍配。

    1
    投稿日: 2018.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018.9.5読了。 面白かったけど、悲しい結末だった…せめて玲子の恋がもう少し発展して欲しかったなぁ。

    2
    投稿日: 2018.09.06
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    姫川班が捜査に加わったチンピラ惨殺事件。暴力団同士の抗争も視野に入れて捜査が進む中、「犯人は柳井健斗」というタレ込みが入る。ところが、上層部から奇妙な指示が下った。捜査線上に柳井の名が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだ。隠蔽されようとする真実ー。警察組織の壁に玲子はどう立ち向かうのか?

    1
    投稿日: 2018.06.17
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    またまた姫川シリーズ読みました。今回もグイグイ引き込まれる感じであっという間に読みきった感じ。その場の情景が目に浮かぶとはこの事かなと。姫川の女性っぽい心情も色々現れて、揺れ動く気持ちが彼女の立場ともぶつかりあって。とにかく面白かったって感じ、また、別のシリーズ読みたいな。

    1
    投稿日: 2018.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姫川玲子シリーズ ドラマシリーズの後映画化した話。 映画版は尺の都合か、ストーリーの背景が分かりづらかったかな。 柳井健人を調べてはいけない理由・背景 柳井健人の過去や家族、職場の人間関係 柳井健人と牧田の知りあったきっかけ 牧田の組の人間関係 柳井健人と牧田の組の人間との関係 牧田が組に入った経緯 捜査一課長は姫川を守ると述べていたのだが、この後の話を読むと守れず、姫川班は解散し、所轄へ異動になるのだな。

    1
    投稿日: 2018.02.08
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    姫川と牧田のラブストーリーが入っているようだが、 何か共感できなかった。 ちなみに映画化では、牧田は大沢たかおが演じたようだが、 小説では190センチ超とあるので、阿部寛が良かった気がする。

    1
    投稿日: 2017.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話としては面白かったが、玲子の行動がイマイチ一貫性がない気がして納得できなかった。単独捜査がどのような結果を招くかは察していたはずなのに、後からの後悔のしかたがよく分からない。あと牧田との関係も分かるような分からないような…どうもスッキリしない感じ。

    0
    投稿日: 2017.10.16
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    柳井健斗の家庭の複雑さ。 父親と姉の近親相姦。 姉が殺され、父親が犯人とされることで、 父親は 警官の拳銃を奪って、自殺。 柳井健斗は、姉を殺した犯人を追いかけ殺そうとする。 警察の無線を傍受して、情報屋になることで、 牧田と知り合いになる。 柳井健斗を追いかける姫川。 警察の上層部から、柳井健斗を捜査するな というお達しがあるが、姫川は単独で捜査する。 姫川は、その中で、牧田とであう。 長身で、さりげない服装で、不動産屋と自己紹介する たがいに一目惚れする。 ヤクザとわかっても  その感情をとどめることはできなかった。 結末は、あっけない。 雨が降っている中での、姫川の心の動き。 姫川のアイデンティティが大きく変わったような気がする。 警察官である意味を常に問う姫川が、喪失した。 姫川に理解のある上司、和田、今泉 そして 下井。 警察の不祥事として、処理される。 ちょっと、姫川班の影が 薄かったね。

    2
    投稿日: 2017.09.04
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    姫川玲子シリーズ。 今回は警察内部のいざこざと玲子の恋愛に関するちょこまかあり。 事件は暴力団関係者が殺害されたところから始まる。 しかし、その死が示すのは複雑な恨みだった。 最後が切ない。 2017.8.14

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    投稿日: 2017.08.14