
総合評価
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夢のある農業と地域再生のお話
とてもテンポよく進んで、すべてがうまくいく。読んでいて痛快で次へ次へとページが進みます。 農業の描写は、全然知らない私にとっては興味深いものでした。でも経営の話になるとあまりにうまく行き過ぎて、「実際にはこうはいかないよな」と思ってしまうことも。現実的な問題は忘れてとにかくエンターテインメントとして楽しみたい、というときにおすすめです。
0投稿日: 2013.12.12
powered by ブクログ都会で働いてきた元エリートが,故郷である限界集落を経営手法を駆使しつつ,その土地の人達と協力して再生・復興を目指す話. 起承転結が明確で,最後の展開が読める内容.話の展開はとんとん拍子で進んで行くところも多く,現実はこんな簡単なものではないという批判もあるかもしれない.この話が映像化されるならもう少し泥臭い方が面白いかも知れないが,小説としてはテンポ良く読めるこの位がちょうど良いのかもしれない. 話は淡白でも,田舎特有の難しい人間関係を表現しようとする姿勢は文章から読めるし,実際にもこういう人はいるよなっていうテンプレートは押さえられていると思う. 限界集落について予備知識が無くても読めるが,事前に限界集落の現状を理解した上で読むと,さまざまな角度から感想を持つことができるのではないだろうか.
0投稿日: 2013.12.08
powered by ブクログIT企業を辞め休息のために訪れた故郷は、過疎・高齢化の山間の土地。 老人たち、訳ありの父娘、フリーター、ホステス崩れ、負け組が立ち上がる地域活性エンタテインメント。 ちょっと非現実的で、最近の楡周平の経済小説ほどアイデアはないが、暖かさが残る作品。ばぁちゃんがとてもいい。
0投稿日: 2013.12.07元気になるお話。でも、実際には……
テンポよく進むし、読後感さわやかな、良作。 巻末に参考文献一覧が挙げられているし、個別にインタビューも実施したようで、かなりリアルな描写がなされている。 だが、あくまでこれは「小説」(フィクション)でしかないことは、肝に銘じておこう。 実際にはこんな風にはいかない。例えば、限界集落に小学生がいるなんてことは、極めて、マレなのである。 そうは言うものの、実際に限界集落の状況を知っている人でも楽しめるように、丁寧に作られている。
0投稿日: 2013.12.04
powered by ブクログあっという間に読んでしまいました。 こんな上手くことが進むものかと思いましたが、ここは物語の娯楽性ということにしておきましょう。
0投稿日: 2013.12.03
powered by ブクログ過疎地発展モノを農業視点から、をテンポよく読ませる。 これまで、この手の本は「県庁おもてなし課(有川浩)」「島はぼくらと(辻村深月)」と読んできたのだけれど……さすが男性作家さんだけあって、出てくる女性が典型的だった(笑) でも、男性作家さんだからか、中年男性のかわいらしさは異常である。女性作家には鉄平のかわいらしさは出せまい。 全員くっつかなくても良さそうな気もするけれど、限界集落は産み育てないと難しいよね。
0投稿日: 2013.12.02元気が出る!夢がある!
夢を追うことが何となく難しくなってきた現代。都会で成功しながらも、骨休みのために祖父の居た山間の集落に戻ってきたビジネスエリートの優。限界集落と呼ばれる農村の人々と接しながら、斬新な農業ビジネスのアイデアで過疎化した農村を再生していく物語。爽快感が素晴らしいんです。 ■限界集落をビジネスアイデアで再生していく物語 ご紹介するのは黒野伸一さんが書かれた「限界集落株式会社」という一冊。過疎化が進み限界集落となった農村を、ビジネス手法で再生していくという爽快な物語です。 物語の舞台は東京から車で3~4時間離れた、山あいの小さな農村。「限界集落」と呼ばれる過疎化した村は、優の祖父が農業を営んでいた土地でもありました。 仕事で成功した優は、そのために家庭を顧みることが無く離婚したばかり。そんな疲れを癒すために祖父の残してくれた家で骨休みをするためしばらく滞在しますが、滞在中に村人達の温かさに触れてビジネスでの農村再生に取り組みます。 物語は東京からBMWに乗って農村にやってきた優の様子から始まり、農村に住む人々のノンビリとしながらも不便な生活を描いています。物語の冒頭としては農村の雰囲気と同じくノンビリと進んでいく感じを受けました。 ところが、過疎化を何とかしたいと優が動き出したところから物語は一転してスピード感を増してきます。農業営利団体の設立や農作物直売の道を模索し始めるなど、冒頭のノンビリとした雰囲気からいろいろな出来事がめまぐるしく展開へと移行していきます。 新たな取り組みに次ぐ取り組みで、今まで何の希望も無かった農村の人々が徐々に活気を得てくるにつれて、読者もワクワクしながら先へ先へとページをめくっていくことになります。 多少の問題や苦難は登場するものの、それさえもグイグイと乗り越えていく優や農村の人々の姿は、読みながらも、読み終わってからも、心の中に清々しい爽快感を残してくれました素敵な一冊です。 限界集落とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になってしまった集落のこと。日本の農業問題も含めて様々な問題がこの物語の中で語られていますが、それを乗り越えていく主人公達の姿には元気と勇気をもらいました。 登場人物のキャラクターや人間関係も丁寧に書かれていて、登場人物に対する感情移入も素直に行える一冊でした。 元気が出ない現代だからこそ読みたい一冊ですし、日本が置かれている現状や問題が分かりやすく書かれている一冊ですので、大人だけではなく次代を担う中高生にもぜひ読んで欲しい一冊です。
1投稿日: 2013.11.30過疎問題?いえいえ、経営学です。
内容は、想像の範囲を大きく越えることはありません。 しかし、この小説を面白いと感じるポイントは、よくある過疎問題解決ではなく、農家の現状を正確に描き、経営学を学べることです。よみおわったあとは、経営学関係の本を読んで見たくなりますよ!
0投稿日: 2013.11.28
powered by ブクログ人と富が都市部に偏るるべきではない。 高速道路網や鉄道網が整備されるにしたがい、若者と活力は都会へと流れて行った。これからは都会から地方へ流れ出してほしい。 限界集落に元気になってほしい。 きっと作者のそんな願いをユーモラスに描いた小説。 どこにでもある限界集落が協業経営、株式会社化で元気になってゆく。 それにしても順風満帆すぎる。 障害が多いほどストーリーは盛り上がるだろうに、多少の非同調者、役場やJAの嫌がらせ、鳥獣害、終盤に来て社員のスキャンダル発覚と、大した障害とも思えない。 「北の国から」くらい苦しんで躓いて、その上に成功を積み上げてほしかった。
0投稿日: 2013.11.25
powered by ブクログ序盤はなかなか話についていけなかった。 なぜ優がそこまで村興しに力を入れるのか動機が伝わってこないし、人物像が弱く、話の展開が強引な気がした。 けど、村が安定してきた中盤以降は、それぞれの性格や立場も明確になってきてのめりこめた。 が、最後の最後で失速感。 2013.11.24
0投稿日: 2013.11.24
powered by ブクログ最後は読めたが、それを差し引いても楽しく読める小説でした。出来すぎの部分もあるが、それはそれで、エンターテイメントですからいいのではないかと、、、テンポもよく最後まで一気に読める小説です。
0投稿日: 2013.11.24『田舎再生』小説の中でもピカ一です
『あまちゃん』ブームの前から、都会の人間が田舎にUターン、Iターンして、地元のしがらみに揉まれながら、再生をするというスキームの小説は色々ありましたが、それらの小説に比べても、この小説は一味違います。巻末に膨大な参考文献が掲載されていますが、作者の綿密な取材に基づいたリアリティと、絶妙に残された田舎のノスタルジーがいい塩梅で混ざり合ってるからだと思う。黒野さんの小説は初めて読みましたが、テンポよく読めました。
1投稿日: 2013.11.23
powered by ブクログ尻切れとんぼ。持ち直すところがあっさりし過ぎ。ハッピーエンドはいいけど、ここまでの内容ならで、違う終わり方があったような気がする。7分目ぐらいは、出来過ぎぢゃね?と思いつつも面白くどんどん読み進められただけに、残念な感じが物凄く残った
0投稿日: 2013.11.22イッキ読み!
通勤電車でイッキ読みでした。続きが気になって早く帰りの電車に乗りたい!ってほど。農業がどんな状況に置かれているかなどリアルに描かれていますが、なんと言っても未来思考の夢のある物語で、読後さわやか。
2投稿日: 2013.11.22
powered by ブクログ希望に溢れた、ハッピーな話で、気分良く読めた。 アメリカで経営を学んだ高給取りのエリートが、離婚・退職後に気まぐれで亡き祖父の家に立ち寄ると、祖父が亡くなるまで暮らした農村は、今や存続も危うい限界集落になっていた。 ふとしたことから農村の復興を目指すことになる主人公が、村民と奮闘する姿が描かれる。 きっと、この本で描かれるよりもっと、こういった集落の現状は厳しいのだろうと思う。でも何でも、まず始めてみることが大切なんだと思う。 これ迄の考えから一歩踏み出す勇気。変化を恐れすぎず、挑戦すること。 そして私達もこういう問題について「対岸の火事」、「他人事」ではなく、真剣に考える必要があるのだと思った。
0投稿日: 2013.11.21過疎化した農村を現代に復活
過疎化して,もう農村としてもやって行けそうにない限界集落。そこにやってきた元エリートビジネスマン。 農村をどのように復活させるか。復活といっても,21世紀の現代,昔と同じような生活様式では,経済的に成り立たない。農村の人々と,元エリートビジネスマンの力を合わせたプロジェクトが進んでいく。 ちょっと,ご都合主義な所もあるけど,爽快なストーリーが楽しめます。
1投稿日: 2013.11.21
powered by ブクログ少子高齢化、農業の跡継ぎ問題、社会的な課題に一丸となって立ち向かう村の人たちと一人の都会からやってきた男。 いい本読んだなー。とても温まった。
0投稿日: 2013.11.20エンターテイメントとして読んでも面白い
です。情景が目にうかぶような筆致はさすがです。テンポもあり、とにかくドラマでも観ているかのようで爽快です。
0投稿日: 2013.11.18
powered by ブクログ少子高齢、人口激減、空き家や耕作放棄地•••だけど田舎の温かさがまだのこる、そんな限界集落の農村に東京で大成功をおさめたバンカーがやって来て、村の農業を復興させるという物語。 農薬への葛藤、農協、行政との関わりなど、あまり語られない農業の現実をよく捉えているんじゃないかなって思います。理想だけじゃなくてね。 古い価値観と新しい価値観の対立っていうのが、ちょっと曖昧だったのが残念。きっと本当にこういった事を取り組む場合問題になるのは、一番はそこだろうから••• まぁ、読みやすいし、色々勉強になります。
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログ初めての黒野伸一。 タイトルがおもしろそうだったので。 けっこう、こういう「みんなで一丸となって。。。」みたいな話って 好きなんだよなあ。 現実は仕事は1人でやる仕事のほうが好きだけど。。。 なかなかおもしろかった。
0投稿日: 2013.11.13やっぱり日本の農業には頑張って欲しい!
少子高齢化で過疎化が進む集落を再生していくお話です。 登場人物のキャラ設定がはっきりしているので、ドラマを見ているかのように、彼らのやり取りに違和感なく入り込めます。 過疎化の進む村での問題点も知ることができたので良かったです。 話はテンポよく進み、最後はハッピーエンドなので、読み終えた後が気持ち良かったです。 確かに、「現実はこんなにうまくいくかなぁ」と思う部分もあるのですが、 そうであって欲しいと願わずにはいれません。 最近、政府は、日本の農業を強くすると声高に言いますが、 産業として農業を発展させようとし過ぎて、この本で描かれているような、純粋な人々の優しさや暖かさ、繋がりを絶対に損なわないで欲しいと心から思いました。 日本の農業頑張れ。
23投稿日: 2013.11.11
powered by ブクログ過疎化が進み限界集落となった農村を、ビジネス手法で再生していくという爽快な物語です。 起業のためにIT企業を辞職した多岐川優が、人生の休息で訪れた故郷は、限界集落と言われる過疎・高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難な土地だった。優は、村の人たちと交流するうちに、集落の農業経営を担うことになった。現代の農業や地方集落が抱える様々な課題、抵抗勢力と格闘し、限界集落を再生しようとするのだが…。集落の消滅を憂う老人達、零細農家の父親と娘、田舎に逃げてきた若者。かつての負け組が立ち上がる!過疎・高齢化・雇用問題・食糧自給率、日本に山積する社会不安を一掃する逆転満塁ホームランの地域活性エンタテインメント。(「Booksデータベース」より) 物語の舞台は東京から車で3~4時間離れた、山あいの小さな農村。「限界集落」と呼ばれる過疎化した村は、優の祖父が農業を営んでいた土地でもありました。 仕事で成功した優は、そのために家庭を顧みることが無く離婚したばかり。そんな疲れを癒すために祖父の残してくれた家で骨休みをするためしばらく滞在しますが、滞在中に村人達の温かさに触れてビジネスでの農村再生に取り組みます。 物語は東京からBMWに乗って農村にやってきた優の様子から始まり、農村に住む人々のノンビリとしながらも不便な生活を描いています。物語の冒頭としては農村の雰囲気と同じくノンビリと進んでいく感じを受けました。 ところが、過疎化を何とかしたいと優が動き出したところから物語は一転してスピード感を増してきます。農業営利団体の設立や農作物直売の道を模索し始めるなど、冒頭のノンビリとした雰囲気からいろいろな出来事がめまぐるしく展開へと移行していきます。 新たな取り組みに次ぐ取り組みで、今まで何の希望も無かった農村の人々が徐々に活気を得てくるにつれて、読者もワクワクしながら先へ先へとページをめくっていくことになります。 多少の問題や苦難は登場するものの、それさえもグイグイと乗り越えていく優や農村の人々の姿は、読みながらも、読み終わってからも、心の中に清々しい爽快感を残してくれました素敵な一冊です。 限界集落とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になってしまった集落のこと。日本の農業問題も含めて様々な問題がこの物語の中で語られていますが、それを乗り越えていく主人公達の姿には元気と勇気をもらいました。 登場人物のキャラクターや人間関係も丁寧に書かれていて、登場人物に対する感情移入も素直に行える一冊でした。 元気が出ない現代だからこそ読みたい一冊ですし、日本が置かれている現状や問題が分かりやすく書かれている一冊ですので、大人だけではなく次代を担う中高生にもぜひ読んで欲しい一冊です。
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ気楽に読めて、過疎化の進む農村の実態を垣間見ることができる。でも、営農組織の立ち上げがスムーズに行き過ぎ。現実はもっともっと厳しく色んな問題があると思うんだよなぁ。人間ドラマの方は推測通りのオチでやっぱりねって感じです。
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ帯に書かれた、“地域活性エンタテインメント”という言葉に興味を抱き、読んでみることにした。 “限界集落”と呼ばれる村に、経営ノウハウを知った都会の一流サラリーマンがやって来て、村を変えていく。物語の大筋はこういった流れ。 読んでるうちに、田舎育ちの自分と重ね合わせていたりして、面白かった。 物語とは関係ないが、巻末の解説が興味深いものだった。 盛岡市の普通の書店の方が書かれているのだが、解説を書くに至ったエピソードなど、心温まる話だった。
1投稿日: 2013.11.08素直に楽しめました
「限界集落」をどう再考して行くか? 都会から色々な事情と異能?を持った就農研修者と元金融/財務のプロの主人公が限界集落の人々と共に取り組んで行くプロジェクトの物語で素直に楽しめました。 農業の事は素人ですが反対側の金融/財務の側面はしっかりリアリティーがあると感じました。 本当に些末なコメントですが、主人公の愛車はイグニッションは回しません。ボタンを押すだけです(苦笑)。 続編が出ると良いなという読了感でした♪
24投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログこの著者の本ははじめて、読みました。癖がなく読みやすい印象です。 エリートサラリーマンが農業を発展させていくストーリーに興味を持ち読みましたが、ビジネスの基本的なことを、古い仕組みで運営されている農業に当てはめているだけでした。 突拍子もない事はしない代わりに、日本の一部の農家が取り組んでいる仕組みを淡々と書いており、これから就農してみようとか考えている人には良い本ではないかと思います。
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログ現代の日本の問題点をコミカルに描いていて、最後まであっさり読める。 が、主人公の設定も結末も難あり?妄想感が強いように感じる。
0投稿日: 2013.11.02
powered by ブクログ震災から復興するためにどのような街づくりをしていったら良いかをテーマにした会議に参加してきたタイミング。出張中に見つけて読んでみる。 震災が起こる前から東北などは過疎化が問題になっていたけど、その問題点がストーリーの中にうまく盛り込まれているのではないでしょうか。現時点では限界集落が本当に限界に達して消滅した事例はないそうな。なぜなら、そこに住む人が自給自足で生活できているから。困らないんだね。いつか寿命がくるのだろうけれど。 でも、本書のテーマは村の農業による復活をテーマにしている。そう、農家ではなく農業。事業としてなのです。個人業の限界は自分たちが食べていける分だけでいいや、と思って手を抜きがちになること。そんな状態では、血眼になっている企業の食い物にされておしまい。復興どころか復旧すらできない。ストーリーでは柔らかく表現されてますが、その辺りの当事者と外の人との冷徹な目線の違いが思い知らされます。 事業化しようとすると立ちはだかる様々な問題。そもそも、干渉されたくない農家(漁師も同じ)を取りまとめる難しさ、経営や法律に関する専門家いない現実等がユーモラスに描かれていて出張中に一気読みでした。 本当に故郷が好きだったら、守ってもらってばかりいないで、自分たちにできることは何か、真剣に考える時がきているのだと思います。
0投稿日: 2013.10.30これからの農業の生きる道
会社を辞めて骨休めとして父方の田舎・止村にやって来た主人公が、出会った地元の老婆や子供の「村を寂れさせたくない」という声をうけて農業法人を立ち上げる顛末がお話のメイン。 過疎地の農業で生き残りをはかる為に主人公がすすめる改革案は、今の地方の現状を考えると「これは確かに有効かも」というほどリアリティがあり、お話だからと言って夢物語と流せないものがあります。 また、登場人物達の個々の事情や成長が丁寧に描かれていて、それぞれに肩入れして応援したくなります。
31投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログとある限界集落に集まる若者(といっても30~40代も含む)たちの、 集落の存続をかけて株式会社を設立していく中での群像劇。 舞台となる村が所属している町との折り合いのつけ方や、 居住者たちの育てる作物の転換に関する合意の取り方など、 村ぐるみでアクションを起こす上でありえそうな問題が 話中でどんどん発生する。 さらに、後半には予測もできそうにないトラブルも発生して、 事態に対する主人公、優の収集のつけ方はまさに会社という感じ。 外からやってくるのは農作業に 向いていないような人間ばかり。 それでも、彼らの行動は株式会社としての 収益を上げていくことに着実に貢献していく。 あくまでもJAとかの販売ルートを すっとばすこともできる法人という前提だけれど、 地方での営農は必ずしもその土地に順応することが 全てではなくて、これまで外部で培ってきた経験や所見が 販売戦略や外部への営業に役立てうるんだ、と感じさせる話。
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ日本に一万箇所もあるという限界集落。コンビニも郵便局も路線バスも無く、行政にも民間企業にも見捨てられた地域。こうした限界集落を舞台に展開する一発逆転の非常に元気が出る物語。 主人公の多岐川優とその仲間達が農業を基軸に様々なアイディアで故郷を復活させようと奮闘する姿に励まされる。単なるサクセスストーリーではなく、山あり谷ありでハラハラドキドキの展開も用意されており、まさに地域活性エンタテインメントといった作品に仕上がっている。今の日本の現実と大きな課題の解決策として、読むのも良いかも知れない。 解説は盛岡のさわや書店フェザン店の松本大介さん。東日本大震災の被災地にも触れ、さらには著者の黒野伸一さんての交流も紹介しており、解説を読んだ時に涙がこぼれた。くしくも、読了したのが、東日本大震災から二年七ヶ月が経過した月命日…
2投稿日: 2013.10.11
